Bosch コードレススコープ (10.8Vバッテリー対応) ユーザーマニュアル

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Bosch コードレススコープ (10.8Vバッテリー対応) ユーザーマニュアル | Manualzz
00-1 GIC120C 表紙.ai 1 2015/04/08 16:51:19
電動工具事業部
ホームページ : http://www.bosch.co.jp
〒150-8360 東京都渋谷区渋谷 3-6-7
コールセンターフリーダイヤル
バッテリースコープ
GIC 120 C 型
( 土 ・ 日 ・ 祝日を除く、 午前 9 : 00~午後 6 : 00)
* 携帯電話からお掛けのお客様は、 TEL. 03-5485-6161
をご利用ください。 コールセンターフリーダイヤルのご利
用はできませんのでご了承ください。
1 609 92A 18B
1 609 92A 18B (15.04)
取扱説明書
● 本取扱説明書に記載されている、 日本仕様の能力 ・ 型番などは、 外国語の印刷物とは異なる場合があります。
● 本製品は改良のため、 予告なく仕様等を変更する場合があります。
● 製品のカタログ請求、 その他ご不明な点がありましたら、 お買い求めになった販売店または弊社までお問い合わせください。
このたびは、 弊社バッテリースコープをお買い求めいただき、 誠にありがと
うございます。
● ご使用になる前に、 この 『取扱説明書』 をよくお読みになり、 正しくお
使いください。
● お読みになった後は、 この 『取扱説明書』 を大切に保管してください。
わからないことが起きたときは、 必ず読み返してください。
● 充電については、 『充電器の取扱説明書』 を併せてお読みください。
00-2 GIC120C 目次 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 51 分
安全上のご注意
警告表示の区分 ···································· 2
バッテリー工具全般についての注意事項 ·············· 2
バッテリースコープについての注意事項 ·············· 9
リサイクルのために
使用済みバッテリーのリサイクルにご協力ください ···· 12
本製品について
用 途 ············································ 13
各部の名称 ········································ 13
仕 様 ············································ 16
標準付属品 ········································ 17
使い方
バッテリーを準備する ······························
作業前の準備をする ································
作業する ··········································
アクセサリーを使う ································
18
22
24
31
困ったときは
故障かな?と思ったら ······························ 32
修理を依頼するときは ······························ 33
お手入れと保管
クリーニング ······································ 34
保 管 ············································ 34
1
01 GIC120C 安全編 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 52 分
◆ 火災、感電、けがなどの事故を未然に防ぐため、次に述べる『安全上の
ご注意』を必ず守ってください。
◆ ご使用前に、この『安全上のご注意』すべてをよくお読みのうえ、指示
に従って正しく使用してください。
◆ お読みになった後は、ご使用になる方がいつでも見られる所に必ず保管
してください。
◆ 他の人に貸し出す場合は、一緒に取扱説明書もお渡しください。
警告表示の区分
ご使用上の注意事項は
ぞれ次の意味を表わします。
、
、
に区分していますが、それ
◆ 誤った取り扱いをしたときに、使用者が死亡または重傷を負
う可能性が大きい内容のご注意。
◆ 誤った取り扱いをしたときに、使用者が死亡または重傷を負
う可能性が想定される内容のご注意。
◆ 誤った取り扱いをしたときに、使用者が傷害を負う可能性が
想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容
のご注意。
なお、
に記載した事項でも、状況によっては重大な結果に結び付く可能
性があります。いずれも安全に関する重要な内容を記載していますので、必ず
守ってください。
バッテリー工具全般についての注意事項
ここでは、バッテリー工具全般の『安全上のご注意』についてご説明します。
今回お買い求めいただいたバッテリースコープには、当てはまらない項目も含
まれています。
2
01 GIC120C 安全編 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 52 分
危
険
1. 専用のバッテリー以外を使用しないでください。
◆ この取扱説明書に記載されているバッテリー以外は充電しないでくださ
い。
◆ 改造したバッテリー(分解して、セルなどの内蔵部品を交換したバッテリ
ーを含む)を使用しないでください。
工具本体の性能や安全性を損なう恐れがあり、けがや故障、発煙、発火など
の原因になります。
2. バッテリーを火中に投入したり、加熱したりしな
いでください。
3. バッテリーにくぎを刺したり、衝撃を与えたりしないでくださ
い。
4. バッテリーを分解したり、改造したりしないでください。
5. バッテリーの端子間を短絡させないでください。
◆ バッテリーを金属と一緒に工具箱やくぎ袋などに保管
しないでください。
6. バッテリーを火のそばや炎天下などの高温の場所で充電・使
用・保管しないでください。
発熱・発火・破裂の恐れがあります。
7. 専用の充電器以外では、充電しないでください。
◆ 他の充電器でバッテリーを充電しないでください。
バッテリーの液漏れや発熱、破裂の恐れがあります。
3
01 GIC120C 安全編 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 52 分
警
告
1. 正しく充電してください。
◆ この充電器は、定格表示してある電源で使用してください。直流電源やエ
ンジン発電機では、使用しないでください。
◆ 温度が 0℃未満、または温度が 45℃以上ではバッテリーを充電しないでく
ださい。
◆ バッテリーは、換気の良い場所で充電してください。充電中、バッテリー
や充電器を布などで覆わないでください。
◆ 充電器を使用しない場合は、電源プラグを電源コンセントから抜いてくだ
さい。
2. 感電に注意してください。
◆ ぬれた手で電源プラグに触れないでください。
3. 作業場の周囲状況も考慮してください。
◆ バッテリー工具、充電器、バッテリーは、雨
中で使用したり、湿った、またはぬれた場所
で使用しないでください。
◆ 作業場は十分に明るくしてください。
◆ 可燃性の液体やガスのある所で使用したり、
充電しないでください。
4. 保護めがねを使用してください。
◆ 作業時は、保護めがねを使用してください。また、粉じんの多い作業では、
防じんマスクを併用してください。
5. 防音保護具を着用してください。
◆ 騒音の大きい作業では、耳栓、耳覆い(イヤマフ)などの防音保護具を着
用してください。
6. 加工するものをしっかりと固定してください。
◆ 加工するものを固定するために、クランプや万力などを利
用してください。手で保持するより安全で、両手でバッテ
リー工具を使用できます。
4
01 GIC120C 安全編 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 52 分
7. 次の場合は、バッテリー工具のスイッチを切り、バッテリーを
本体から抜いてください。
◆ 使用しない、または修理する場合。
◆ 刃物、ビットなどの付属品を交換する場合。
◆ その他危険が予想される場合。
8. 不意な始動は避けてください。
◆ スイッチに指を掛けて運ばないでください。
◆ バッテリーを差し込む前にスイッチが切れていることを確認してくださ
い。
9. 指定の付属品やアタッチメントを使用してください。
◆ この取扱説明書、およびボッシュ電動工具カタログに記載されている付属
品やアタッチメント以外のものは使用しないでください。
10. バッテリーの液が目に入ったら直ちにきれいな水で十分洗い、
医師の治療を受けてください。
11. 使用時間が極端に短くなったバッテリーは使用しないでくだ
さい。
12. ご使用済みのバッテリーは、一般家庭ゴミとして棄てないでく
ださい。
棄てられたバッテリーが、ゴミ収集車内などで破壊されてショ
ートし、発火・発煙の原因になる恐れがあります。
5
01 GIC120C 安全編 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 52 分
注
意
1. 作業場は、いつもきれいに保ってください。
ちらかった場所や作業台は、事故の原因となります。
2. 子供を近づけないでください。
◆ 作業者以外、バッテリー工具や充電器のコードに触れさせないでくださ
い。
◆ 作業者以外、作業場へ近づけないでください。
3. 使用しない場合は、きちんと保管してください。
◆ 乾燥した場所で、子供の手の届かない安全な所、または鍵のかかる所に保
管してください。
◆ バッテリー工具やバッテリーを、温度が 50℃以上に上がる可能性のある
場所(金属の箱や夏の車内など)に保管しないでください。
4. 無理して使用しないでください。
◆ 安全に能率よく作業するために、バッテリー工具の能力に合った速さで作
業してください。
◆ モーターがロックするような無理な使い方はしないでください。
5. 作業に合ったバッテリー工具を使用してください。
◆ 小形のバッテリー工具やアタッチメントは、大形のバッテリー工具で行う
作業には使用しないでください。
◆ 指定された用途以外に使用しないでください。
6. きちんとした服装で作業してください。
◆ だぶだぶの衣服やネックレスなどの装身具は、回転部
に巻き込まれる恐れがあるので、着用しないでくださ
い。
◆ 屋外での作業の場合には、ゴム手袋と滑り止めのつい
た履物の使用をお勧めします。
◆ 長い髪は、帽子やヘアカバーなどで覆ってください。
6
01 GIC120C 安全編 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 52 分
7. バッテリー工具は、注意深く手入れをしてください。
◆ 安全に能率よく作業していただくために、刃物類は常に手入れをし、よく
切れる状態を保ってください。
◆ 付属品の交換は、取扱説明書に従ってください。
◆ 充電器のコードは定期的に点検し、損傷している場合は、お買い求めの販
売店、またはボッシュ電動工具サービスセンターに修理を依頼してくださ
い。
◆ 延長コードを使用する場合は、定期的に点検し、損傷している場合には交
換してください。
◆ 握り部は、常に乾かしてきれいな状態に保ち、油やグリースなどが付かな
いようにしてください。
8. 充電器のコードを乱暴に扱わないでください。
◆ コードを持って充電器を運んだり、コードを引っ張っ
て電源コンセントから抜かないでください。
◆ コードを熱、油、角のとがった所に近づけないでくだ
さい。
◆ コードが踏まれたり、引っかけられたり、無理な力を受けて損傷すること
がないように充電する場所に注意してください。
9. 無理な姿勢で作業をしないでください。
◆ 常に足元をしっかりさせ、バランスを保つようにして
ください。
10. 調節キーやレンチなどは、必ず取り外してください。
◆ スイッチを入れる前に、調節に用いたキーやレンチなどの工具類が取り外
されていることを確認してください。
11. 屋外使用に合った延長コードを使用してください。
◆ 屋外で充電する場合、キャブタイヤコード、またはキャブタイヤケーブル
の延長コードを使用してください。
7
01 GIC120C 安全編 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 52 分
12. 油断しないで十分注意して作業を行ってください。
◆ バッテリー工具を使用する場合は、取り扱い方法、作
業の仕方、周りの状況など十分注意して慎重に作業し
てください。
◆ 常識を働かせてください。
◆ 疲れている場合は、使用しないでください。
13. 損傷した部品がないか点検してください。
◆ 使用前に、保護カバーやその他の部品に損傷がないか
十分点検し、正常に作動するか、また所定機能を発揮
するか確認してください。
◆ 可動部分の位置調整、および締め付け状態、部品の破
損、取り付け状態、その他運転に影響を及ぼすすべて
の個所に異常がないか確認してください。
◆ 電源プラグやコードが損傷した充電器や、落としたり、何らかの損傷を受
けた充電器は使用しないでください。
◆ 損傷した保護カバー、その他の部品交換や修理は、取扱説明書の指示に従
ってください。
取扱説明書に指示されていない場合は、お買い求めの販売店、またはボッ
シュ電動工具サービスセンターに修理を依頼してください。
◆ スイッチで始動、および停止操作のできないバッテリー工具は、使用しな
いでください。
14. バッテリー工具の修理は、専門店に依頼してください。
◆ サービスマン以外の人はバッテリー工具、充電器、バッテリーを分解した
り、修理・改造は行わないでください。
◆ バッテリー工具が熱くなったり、異常に気付いたときは、点検・修理に出
してください。
◆ この製品は、該当する安全規格に適合しているので改造しないでくださ
い。
◆ 修理は、必ずお買い求めの販売店、またはボッシュ電動工具サービスセン
ターにお申し付けください。修理の知識や技術のない方が修理すると、十
分な性能を発揮しないだけでなく、事故やけがの原因となります。
この取扱説明書は、大切に保管してください。
8
01 GIC120C 安全編 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 52 分
バッテリースコープについての注意事項
バッテリー工具全般の『安全上のご注意』について、前項ではご説明しました。
ここでは、バッテリースコープをお使いになるうえで、さらに守っていただき
たい注意事項についてご説明します。
警
告
1. 使用するバッテリーは、取扱説明書に指定してあるものを装着
してください。
◆ 指定外のバッテリーを装着すると、本体に支障をきたすばかりでなく、発
煙・発火の原因になります。
2. バッテリースコープの使用前に作業範囲内を確認してくださ
い。バッテリースコープの各部が電線・何かが作動している個
所・化学物質などに決して触れないようにしてください。作業
範囲内にある電線の回路は遮断してください。
◆ これによって、爆発、感電、家・家具などの損害の危険を低減できます。
3. 作業範囲内に人体に有害な物質がある場合は、保護めがねやゴ
ーグル、保護手袋、防護マスクなどを使用してください。
◆ 下水溝などには、固体、液体、気体を問わず、毒性、病原性、苛性など健
康を害する物質が含まれている恐れがあります。
4. 人体に有害な物質がある場所での作業では、清潔さを保つよう
特に注意してください。健康を害する物質に触れないよう注意
し、作業中は、食事をしないでください。作業後は両手やその
他有害な物質に触れた恐れのある部分を石けんと温水でよく
洗浄してください。
5. バッテリースコープ使用中は、水の中に立たないでください。
◆ 作業中に水中に立っていると、感電の危険があります。
6. 引火性のある液体、発火性のある気体のある場所で本機を使用
しないでください。
◆ 引火する危険があります。
9
01 GIC120C 安全編 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 52 分
7. バッテリースコープ本体に対して、なんらかの作業をする前
(例えば、手入れ、付属品交換など)あるいは、持ち運びや保
管の前には、必ずバッテリーを取り外してください。
◆ 誤って「電源ボタン」が“入”になると、事故の原因になります。
8. レンジ、冷蔵庫、パイプなどの接地面に体が接触しないように
してください。
◆ 感電の危険があります。
9. 「電源ボタン」によるON/OFFができないときには、本機を使用
しないでください。
10. 使用中に異常が疑われるときは、直ちに使用を中止し、お買い
求めの販売店またはボッシュ電動工具サービスセンターに点
検、修理を依頼してください。
◆ そのまま使用していると、事故の原因になります。
11. 誤って落としたり、ぶつけたりしたときは、本体などに破損や
亀裂、変形がないことをよく点検してください。
◆ 破損や亀裂、変形があると、事故の原因になります。
12. バッテリーを日光に長時間当てるなどの熱や、火、水、湿気に
さらさないでください。
◆ 破裂する危険があります。
13. 不適切な使用や保管などによってバッテリーから漏れ出た液
体には、触れないでください。もし触れてしまった場合は、十
分に水で流してください。液体が目に入った場合は、十分に水
で洗ったうえで医師にご相談ください。
◆ バッテリーから漏れ出た液体による炎症・やけどの恐れがあります。
14. バッテリーのキズや不適切な使用によって、バッテリーから煙
がでる場合があります。作業場所の換気をして、もし異常があ
れば医師に相談してください。
◆ 煙で呼吸器官が炎症するおそれがあります。
10
01 GIC120C 安全編 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 52 分
15. 付属品の磁石を、心臓ペースメーカーに近づけないでください。
◆ 磁気が心臓ペースメーカーの機能に悪影響を及ぼす恐れがあります。
16. ライトを直接のぞいたり、人や動物に向けたりしないでくださ
い。
◆ 光が目に入ると視力に影響を及ぼす場合があります。
注
意
1. 付属品は取扱説明書に従って確実に取り付けてください。
◆ 確実でないと外れたりし、けがの原因になります。
2. バッテリースコープが自動停止した後は、「電源ボタン」を押
し続けないでください。
◆ バッテリーが損傷する恐れがあります。
3. ライトを人や動物に向けないでください。たとえ離れていても
ライトを見つめないでください。
4. 付属品の磁石を、磁気データメディアや磁気感受性のある装置
などに近づけないでください。
◆ 磁気の影響でデータが完全に失われる可能性があります。
5. 配管の詰まりの解消やケーブルを通すためには、使用しないで
ください。
11
02 GIC120C リサイクル 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 52 分
使用済みバッテリーのリサイクルにご協力ください
ボッシュは一般社団法人JBRCに加盟
し、使用済みバッテリー工具用バッテリ
ーのリサイクルを推進しております。
恐れ入りますが使用済みのバッテリー
は、ボッシュ電動工具取扱店、ボッシュ
電動工具サービスセンター、またはJB
RCリサイクル協力店へお持ちください
ますようお願いいたします。
この電動工具は、リチウムイオンバッテリーを使用しています。リチウムイオ
ンバッテリーは、リサイクル可能な貴重な資源です。使用済みバッテリーのリ
サイクル活動にご協力くださいますよう、お願いいたします。
ご使用済みのリチウムイオンバッテリーは、電動工具本体から取り外し、ショ
ート防止のためバッテリー端子部に絶縁テープを貼ってお出しください。
12
03 GIC120C 本製品について 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 52 分
用
途
◆ 目や手の届きにくい場所や暗い個所の検査など
※ 付属品をカメラヘッドに装着すると、小さく軽いもの(例えば、小さ
なネジなど)を動かしたりすることができます。
※ このバッテリースコープは、医療用ではありません。
※ このバッテリースコープのライトは、作業を行う個所を直接照らすも
ので、家庭用の部屋の照明には適しません。
各部の名称
◆ イラストの形状・詳細は、実物と異なる場合があります。
13
03 GIC120C 本製品について 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 52 分
操作盤
14
03 GIC120C 本製品について 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 52 分
ディスプレイ
15
03 GIC120C 本製品について 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 52 分
仕
様
本
体
型
番
GIC 120 C
定格電圧
バッテリー
電 池
DC 10.8 V
DC 6.0 V
使用温度範囲
-10 ~ +50 ℃
保管温度範囲
-20 ~ +60 ℃
相対湿度
5 ~95 %
カメラケーブル最小曲げ半径
25 mm
カメラヘッド直径
8.5 mm
ディスプレイサイズ
3.5 インチ
ディスプレイ解像度
320 × 240
ビデオ出力フォーマット
NTSC
電
単3アルカリ乾電池4本もしくは
ボッシュ純正 10.8V リチウムイオン
バッテリー
源
約 6 時間
約 2 時間
質
量
0.6 kg
寸
法(高さ×幅×厚さ)
217×90×49
中国
*1 本体のみ(バッテリーを取り外した場合)
*2 結露がないこと
*3 カメラヘッドライト照度 100%のとき
16
*2
連続作業時間
バッテリー使用時
電池使用時
原産国
*1
*3
03 GIC120C 本製品について 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 52 分
標準付属品
カメラケーブル
(1.2m φ8.5mm)
フック
磁石
鏡
電池パック
アルカリ乾電池
(単 3 4 本)
マイクロ USB ケーブル
マイクロ SD カード(4GB)
キャリングバック
◆イラストの形状・詳細は、実物と異なる場合があります。
17
04 GIC120C 使い方 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 53 分
バッテリーを準備する
電池パックを使用する
◆ 単 3 アルカリ乾電池を使用してください。
◆ 電池パックは、ボッシュバッテリースコープ専用です。他の電
動工具などには使用しないでください。
1. カバーのフックを引き上げて保持
し、カバーを取り外します。
2. ホルダーの表示に従い、電池の向き
に注意して電池をセットします。
電池を交換するときは、常に新
しい電池を 4 本セットで交換し
てください。この際、メーカー
および容量の異なる電池を混在
して使用しないでください。
3. ホルダーにカバーを取り付けます。
カバーが確実に取り付けられ、
外れないことを確認してくださ
い。
リチウムイオンバッテリーを使用する
バッテリーを点検する
● バッテリーは弊社指定のものか?
● バッテリーから液漏れが発生していないか?
● バッテリー端子が傷んでいたり、汚れていた
りしていないか?
● バッテリーは十分に充電されていて、消耗し
ていないか?
18
04 GIC120C 使い方 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 53 分
バッテリーを充電する
◆ 破損防止のため、弊社指定の充電器を使って、バッテリーを
充電してください。
◆ バッテリーが熱くなっているときは、冷えてから充電してく
ださい。
◆ エンジン発電機・変圧器で充電器を使用しないでください。
1. 充電器の電源プラグを電源コンセントに差し込
みます。
2. 充電器にバッテリーを差し込みます。
充電が始まります。
(『充電器の取扱説明書』参照)
3. 充電が終わったら、バッテリーを充電器から抜
きます。
4. 充電器の電源プラグを電源コンセントから抜き
ます。
長期間使用していなかったバッテリーは、バッテリー本来の能力を発揮させる
ために、1 時間程充電してから使用してください。
正しく充電しても使用能力が著しく低下するようになった場合は、バッテリー
の寿命が尽きたと考えられます。
新しいバッテリーと交換してください。
バッテリーは多少充電されていますが、初めて使用される場合は、充電器でバ
ッテリーをフル充電し、完全に充電されたことを確認してください。
リチウムイオンバッテリーはその寿命を縮めることなく、いつでも充電が可能
です。充電を途中でやめてもバッテリーを傷めることはありません。
バッテリーには NTC サーミスタが装備され、0℃~+45℃の範囲でのみ充電で
きます。これによって、バッテリーを長くご使用いただけます。
19
04 GIC120C 使い方 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 53 分
電池パックまたはリチウムイオンバッテリーを取り付ける・取
り外す
取り付け
バッテリー⑪(電池パックまたはリチウムイオンバッテリー)を、バッテリ
ースコープ本体のバッテリー差し込み口に“カチッ”と音がするまで差し込
みます。
◆ 不意の脱落を防ぐため、確実に固定されているか確認してく
ださい。
取り外し
◆ バッテリー⑪(電池パックまたはリチウムイオンバッテリ
ー)を引き出す際、けがをしないよう注意してください。
「バッテリー取り外しボタン⑩」を押しながらバッテリー⑪(電池パックま
たはリチウムイオンバッテリー)をバッテリースコープ本体から引き抜きま
す。
長期間使用しない場合は、本体から電池パックまたはリチウムイオンバッテリ
ーを取り外してください。長期間、電池やバッテリーを入れたまま使用しない
と、電池が腐食、放電することがあります。
20
04 GIC120C 使い方 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 53 分
電池パックまたはリチウムイオンバッテリーの残量を確認す
る
「電源ボタン⑲」を押して電源を“入”にすると、バッテリー残量表示eが
ディスプレイ②に表示され、バッテリー⑪(電池パックまたはリチウムイオ
ンバッテリー)の残量が確認できます。バッテリー残量表示eが空の表示に
なったら、電池を入れ替えるまたはバッテリーを充電する必要があります。
バッテリー残量表示eが空の状態では作業を継続できません。
21
04 GIC120C 使い方 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 53 分
作業前の準備をする
基本項目を設定する
「モード切り替えボタン⑰」を長押しすると設定モードに切り替わります。
設定モードでは、下記が設定、確認できます。
 カラー(赤点)と白黒(緑点)の切り替え(h)
 ディスプレイの照度設定(ⅰ)
 自動オフ機能:バッテリースコープを一定時間操作しないとき、自動で電
源オフになるまでの時間(j)
 マイクロ SD カードの容量確認と初期化(k)
 ディスプレイ②の連続点灯時間(l)
 日時設定(m)
カメラケーブル⑥を取り付ける・取り外す
取り付け
1. カメラケーブル⑥が破損していないか確認します。
2. バッテリースコープ本体のカメラケーブル差し込み口に、カメラケー
ブル⑥のコネクタを差し込みます。
正しい向きで、しっかり差し込んでください。
22
04 GIC120C 使い方 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 53 分
取り外し
カメラケーブル⑥のコネクタを両側から同時に押し、保持したままカメラケ
ーブル⑥を本体から引き抜きます。
23
04 GIC120C 使い方 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 53 分
作業する
◆ 本体とバッテリー⑪を直射日光に当てたり、ぬれた場所で使用
したりしないでください。
カメラケーブル⑥、カメラヘッド⑦は、耐水性がありますが、
本体とバッテリー⑪には耐水性がありません。水気がかかった
りすると、感電や本体損傷の恐れがあります。
◆ 検査場所が本機の使用に適しているか確認してください。
(カメラケーブルの経路など)
◆ 検査場所に供給されている電気の有無を確認してください。感
電を防ぐために電源を切り、検査中に再び電源が入ることを防
ぐために電源を遮断してください。
◆ 排水管内の検査においては、化学薬品使用の有無を確認してく
ださい。化学薬品が使用されている場合は、安全対策をし、薬
品メーカーに本機の故障や劣化に対する関係を確認してくださ
い。
◆ 引火性のある液体、発火性のある気体の有無を確認してくださ
い。物質の確認をし、使用できる状況になるまで作業を行わな
いでください。
◆ ライトの光線を見つめないでください。また、人や動物に向け
たりしないでください。
◆ バッテリースコープを長時間自動車の中に置くなど、高温や温
度変化の激しい場所に置かないでください。
温度変化が激しかった場合は、バッテリースコープを周囲の温
度になじませてから作業してください。
◆ カメラヘッド⑦のレンズが曇っているときは、レンズの湿気が
消えるまで、電源を入れないでください。
電源を入れると、バッテリースコープが損傷する恐れがありま
す。
◆ 電源の入ったライト⑧が熱を持つことがあります。ライト⑧に
触れないでください。
24
04 GIC120C 使い方 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 53 分
設定モードとギャラリーモード
「モード切り替えボタン⑰」を押すと、“設定モード”と“ギャラリーモード”
が切り替わり、操作盤のボタンの機能が変わります。
マイクロ SD カードを挿入する
1. 上部カバー③を開きます。
2. マイクロ SD カード用スロット④にマイクロ SD カード⑬を奥に突き当
たるまで押し込みます。
3. 上部カバー③を閉じます。
本体にバッテリー⑪を取り付ける
バッテリー⑪(電池パックまたはリチウムイオンバッテリー)を、本体のバ
ッテリー差し込み口に「カチッ」と音がするまで押し込みます。
◆ 不意の脱落を防ぐため、確実に固定されているか確認してく
ださい。
◆ 専用のバッテリー以外を使用しないでください。
25
04 GIC120C 使い方 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 53 分
電源を入れる
スイッチの ON/OFF
スイッチ ON :「電源ボタン⑲」を押す。
電源を入れると、ディスプレイ②に数秒間スタート画面
が表示されます。
スイッチ OFF :「電源ボタン⑲」を押す。
基本項目設定の“自動オフ機能”で設定した時間操作しな
いと、自動的に電源が OFF になります。
作業する
◆ 作業する範囲に、危険個所や危険物がないか確認してくださ
い。
◆ このバッテリースコープは、医療用ではありません。
◆ パイプの詰まりを取り除いたり、ケーブルを通したりする目
的で使用しないでください。
1. カメラヘッド⑦がスムーズに検査個所に入るよう、カメラケーブル⑥
を曲げます。
2.電線などに注意しながらカメラケーブル⑥を検査個所に差し込みます。
3. 映像がはっきり見えるようにライト⑧の明るさを調節します。
「照明調節ボタン⑮」を押して、明るさを調節します。
明るさは 4 段階(0%、25%、50%、100%)で調節できます。
任意の明るさになるまで、「照明調節ボタン⑮」を繰り返し押してく
ださい。
消灯 → 点灯(25%)→ 50% → 100% → 消灯・・・
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04 GIC120C 使い方 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 53 分
反射性の高いものがある場合、ライトは暗めのほうが映像がはっきりし
ます。
4. ディスプレイ②の映像を調節する(ズーム)
「拡大調節ボタン⑱」を短く押すと、ディスプレイ②の映像が、1.5
倍または 2 倍に拡大します。
必要に応じて調節してください。
5. ディスプレイ②の映像を回転する(UP is UPTM)
「Up isUpTM ボタン⑯」を押すと、実際の垂直方向の上が画像内でも“上”
として表示されます。
付属品の鏡を装着している場合や、カメラケーブル⑥が本体から垂直方
向上下に伸ばされている場合はこの機能が制限されます。
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04 GIC120C 使い方 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 53 分
6. ディスプレイ②の映像を見ながら作業します。
検査対象物がぼやける場合は、カメラヘッド⑦と対象物の距離を調節し
てください。
ディスプレイ②に映像の上下が正しく映るよう、必要に応じてカメラケ
ーブル⑥を曲げてください。
作業を終了する
「電源ボタン⑲」を押してください。
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04 GIC120C 使い方 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 53 分
写真・ビデオを撮る
「写真/ビデオ切り替えボタン⑭」を押して、“写真モード”と“ビデオモー
ド”を切り替えます。
選択中のモードは、ディスプレイ②の現在のモードaに表示されます。
写真モード
「写真・ビデオのキャプチャ/ビデオ再生ボタン⑳」を押すと、撮影され
ます。
ビデオモード
「写真・ビデオのキャプチャ/ビデオ再生ボタン⑳」を押すと撮影が開始
されます。
再度「写真・ビデオのキャプチャ/ビデオ再生ボタン⑳」を押すと、撮影
が終了します。
写真・ビデオを再生する
「モード切り替えボタン⑰」を短く押し、
“ギャラリーモード”に切り替えま
す。
“ギャラリーモード”に切り替えるとフルスクリーンで映像を見ることがで
きます。
「ビデオ再生ボタン⑳」を押すと、ビデオが再生できます。
画像やビデオを他のディスプレイで見る
画像やビデオを他のディスプレイで見るには、マイクロ SD カード⑬が挿入さ
れている必要があります。
マイクロ USB ケーブル⑫を経由してコンピューターと接続し、画像やビデオ
を転送することもできます。
ディスプレイ②にはバッテリースコープがコンピューターと接続されている
ことを示す印が表示されます。
コンピューター側には、バッテリースコープが外部ドライブとして表示され
ています。
マイクロ USB ケーブル用コネクタ⑤経由でバッテリースコープのバッテリー
を充電することはできません。
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04 GIC120C 使い方 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 53 分
マイクロ USB ケーブル⑫を取り付ける・取り外す
取り付け
上部カバー③を開き、マイクロ USB ケーブル⑫をマイクロ USB ケーブル用コ
ネクタ⑤に正しい向きで差し込みます。
取り外し
データの転送が終了したら、マイクロ USB ケーブル⑫を取り外し、上部カバ
ー③を閉じます。
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04 GIC120C 使い方 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 53 分
アクセサリーを使う
鏡・磁石・フック
鏡、磁石、フックを取り付けることで、小さ
な軽いものを動かしたり、取り除いたりする
ことができます。
◆ 磁石を心臓ペースメーカーに近づけないでください。心臓ペー
スメーカーの作動に悪影響を与える可能性があります。
◆ 磁石を磁気データメディアや磁力に弱い機器に近づけないでく
ださい。データに損傷を与える可能性があります。
◆ 磁石とフックは、動きやすく小さな軽いものを移動したり、取
り除いたりするための部品です。
大きな力を加えると、バッテリースコープ本体や補助部品を損
傷する恐れがあります。
◆ パイプの詰まりを取り除いたり、ケーブルを通したりする目的
で使用しないでください。
下図のように、それぞれアクセサリーをカメラヘッド⑦のアクセサリー取り
付け部にはめ込みます。
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05 GIC120C 困ったときは 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 53 分
故障かな?と思ったら
① 『取扱説明書』を読み直し、使い方に誤りがないか確かめます。
② 充電については、『充電器の取扱説明書』を読み直します。
③ 次の代表的な症状が当てはまるかどうか確かめます。
症
状
原
因
対
処
「電源ボタン⑲」を押し バッテリー⑪が消耗して バッテリー⑪を充電する
ても電源が入らない
いる
か、交換する
バッテリー⑪の温度が最 バッテリー⑪が最適温度
適温度範囲外になってい 範 囲 内 に な る ま で 待 つ
る
か、交換する
充電しても、フル充電し バッテリー⑪の寿命が尽 バッテリー⑪を交換する
ない。または、フル充電 きた
しても、使用時間が短い
ディスプレイ上の
エラーサイン
原
因
対
処
カメラケーブル⑥が接続 カメラケーブル⑥を接続
されていない
する。
マイクロ SD カード⑬が マイクロ SD カード⑬を
挿入されていないか、正 正しく奥まで差し込む
しく挿入されていない
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05 GIC120C 困ったときは 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 53 分
修理を依頼するときは
◆ 『故障かな?と思ったら』を読んでもご不明な点があるときは、お買い
求めの販売店または弊社コールセンターフリーダイヤルまでお尋ねくだ
さい。
◆ 修理を依頼されるときは、お買い求めの販売店またはボッシュ電動工具
サービスセンターにご相談ください。
◆ この製品は厳重な品質管理体制の下に製造されています。万一、本取扱
説明書に書かれたとおり正しくお使いいただいたにもかかわらず、不具
合(消耗部品を除きます)が発生した場合は、お買い求めの販売店また
は、ボッシュ電動工具サービスセンターまでご連絡ください。
弊社で現品を点検・調査のうえ、対処させていただきます。お客様のご
使用状況によって、修理費用を申し受ける場合があります。あらかじめ
ご了承ください。
0120-345-762
コールセンターフリーダイヤル
土・日・祝日を除く、午前 9:00~午後 6:00
※携帯電話からお掛けのお客様は、TEL.03-5485-6161 をご利用ください。
コールセンターフリーダイヤルのご利用はできませんのでご了承くだ
さい。
ボッシュ株式会社ホームページ
http://www.bosch.co.jp
ボッシュ電動工具サービスセンター
〒360-0107 埼玉県熊谷市千代 39
TEL 048-536-7171 FAX 048-536-7176
ボッシュ電動工具サービスセンター西日本
〒811-0104 福岡県糟屋郡新宮町的野 741-1
TEL 092-963-3486 FAX 092-963-3407
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06 GIC120C お手入れと保管 2015 年 4 月 8 日(水) 午後 4 時 53 分
◆ 不意の作動によるけがの発生を防ぐため、バッテリー⑪を本体
から取り外し、お手入れしてください。
クリーニング
バッテリー取り外しボタン⑩やバッテリー装着部分に付いた
ゴミ、ホコリを吹き飛ばす
乾いた、柔らかい布で本体やカメラレンズ、カメラケーブルの
汚れをふき取る
変色の原因になるベンジンなど、溶剤を使
わないでください。
カメラレンズは、特に定期的にふいてくだ
さい。
カメラレンズに繊維くずなどが残らない
よう注意してください。
保
管
バッテリースコープを使った後は、バッテリーを取り外し、き
ちんと保管する
● 子供の手が届くところ、または錠が掛から
ないところに置かない。
● 風雨にさらされたり、湿度の高いところに
置かない。
● 直射日光が当たったり、車中など高温にな
るところに置かない。特に、バッテリーは
50℃以上になるところに置かない。
● ガソリンなど、引火性が高いものの近くに
置かない。
● ショートを防ぐため、バッテリー端子に絶
縁テープを貼ってください。
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