Roland JUPITER-X Synthesizer 取扱説明書
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取扱説明書 Ver.3.0 以降 取扱説明書(本書) 最初に読んでください。この取扱説明書は、JUPITER-X Ver.3.0以降の基本操作を説明しています。 ※ 現在のバージョンは、[MENU]0[INFORMATION]で確認できます。 PDF マニュアル(Web からダウンロード) 55リファレンス・マニュアル 本機のすべての機能について解説しています。 55パラメーター・ガイド 本機のパラメーターについて解説しています。 55サウンド・リスト 本機に収録されている音色のリストです。 55MIDI インプリメンテーション MIDIメッセージの詳細資料です。 PDF マニュアルの入手方法 1. パソコンなどで下記の URL を入力し ます。 http://www.roland.co.jp/manuals/ I 2. 製品名「JUPITER-X」を選んでください。 安全上のご注意 警告 異物や液体を入れない、液体の入った容 器を置かない 本機に、異物(燃えやすいもの、硬 貨、針金など)や液体(水、ジュース など)を絶対に入れないでください。 また、この機器の上に液体の入った容 器(花びんなど)を置かないでくださ い。ショートや誤動作など、故障の原 因となることがあります。 異常や故障が生じたときは電源を切る 次のような場合は、直ちに電源を切っ て電源コードをコンセントから抜き、お 買い上げ店またはローランドお客様相 談センターに修理を依頼してください。 • 電源コードが破損したとき • 煙が出たり、異臭がしたりしたとき • 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりした とき • 機器が(雨などで)濡れたとき • 機器に異常や故障が生じたとき 警告 完全に電源を切るときは、コンセントか らプラグを抜く 電源スイッチを切っても、本機は主電 源から完全に遮断されてはいません。 完全に電源を切る必要があるときは、 本機の電源スイッチを切ったあと、コ ンセントからプラグを抜いてください。そのため、 電源コードのプラグを差し込むコンセントは、本 機にできるだけ近い、すぐ手の届くところのもの を使用してください。 Auto Off 機能について 本機は、演奏や操作をやめてから一定 時間経過すると自動的に電源が切れま す(Auto Off 機能) 。自動的に電源が 切れないようにするには、Auto Off 機 能を解除してください(P.12) 。 分解や改造をしない 取扱説明書に書かれていないことはし ないでください。 故障の原因になり ます。 個人で修理や部品交換はしない 必ずお買い上げ店またはローランド お客様相談センターに相談してくだ さい。 次のような場所で使用や保管はしない • 温度が極端に高い場所(直射日光 の当たる場所、暖房機器の近く、発 熱する機器の上など) • 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れ た床など)や湿度の高い場所 警告 指定のスタンドを使用する 本機の設置には、ローランドが推奨す るスタンド( 型 番:KS-10Z、KS-12) を使用してください(P.5) 。 • 雨に濡れる場所 • ほこりや砂ぼこりの多い場所 • 振動や揺れの多い場所 • 風通しの悪い場所 2 落としたり、強い衝撃を与えたりしない 破損や故障の原因になります。 不安定な場所に設置しない 本 機 の 設 置 に ス タ ンド( 型 番:KS10Z、KS-12)を使用する場合、ぐら つくような場所や傾いた場所に設置せ ず、安定した水平な場所に設置してく ださい。機器を単独で設置する場合も、同様に 安定した水平な場所に設置してください。 スタンドへ設置するときの注意 タコ足配線はしない 発熱、発火する恐れがあります。 海外でそのまま使用しない 取扱説明書の指示どおりに設置してく ださい(P.5) 。 正しく設置しないと、不安定な状態と なって落下や転倒を引き起こし、けが をする恐れがあります。 海外で使用する場合は、お買い上げ店 またはローランドお客様相談センター に相談してください。 電源プラグは AC100V の電源コンセン トに差し込む 本機の上に火の付いているもの(ロー ソクなど)を置かないでください。 電源プラグは、必ず交流(AC)100V の 電 源コンセントに差し込 ん でくだ さい。 付属の電源コードを使用する 電源コードは、必ず付属のものを使 用してください。 また、付属の電源 コードを他の製品に使用しないでくだ さい。 電源コードを傷つけない 火災や感電の原因になります。 • 湯気や油煙が当たる場所 • 塩害の恐れがある場所 お子様がけがをしないように注意する お子様のいる場所で使用する場合やお 子様が使用する場合、必ず大人のかた が、監視/指導してあげてください。 大音量で長時間使用しない 大音量で長時間使用すると、難聴にな る恐れがあります。万一、聴力低下や 耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめ て専門の医師に相談してください。 火の付いているものを置かない JUPITER-X 取扱説明書 注意 指定のスタンドのみ使用する 本 機は当 社 製 のスタンド(KS-10Z、 KS-12)とのみ、組み合わせて使用で きるよう設計されています。他のスタ ンドと組み合わせて使うと、不安定な 状態となって落下や転倒を引き起こし、けがをす る恐れがあります。 スタンドを使う前に安全を確認する 取扱説明書に記載の注意事項が守ら れていても、取り扱いによってはスタ ンドから本機が落下したりスタンドが転 倒したりする可能性があります。使用 にあたっては事前に安全を確認した上でお使いく ださい。 電源コードはプラグを持って抜く 断線を防ぐため、必ずプラグを持って 電源コードを抜いてください。 電源プラグを定期的に掃除する 電源プラグとコンセントの間にゴミや ほこりがたまると、火災や感電の原因 になります。 定期的に電源プラグを抜き、乾いた布 でゴミやほこりを拭き取ってください。 注意 長時間使用しないときは電源プラグを 抜く Ver.3.0 以降 注意 お手入れするときは電源プラグをコンセ ントから抜く 万一故障したとき、火災の原因になり ます。 コンセントから抜いておかないと感電 の原因になります。 電源コードやケーブルは煩雑にならない ように配線する 落雷の恐れがあるときは電源プラグをコ ンセントから抜く 足に引っかけると、本機の落下や転倒 などにより、けがの原因になることが あります。 コンセントから抜いておかないと故障 や感電の原因になります。 上に乗ったり、重いものを置いたりしない 接地端子の取り扱いに注意する 転倒や落下によって、けがをする恐れ があります。 濡れた手で電源プラグを抜き差ししない 接地端子ネジは、お子様が誤って飲み 込んだりすることのないよう取りはずし た状態で放置しないでください。再度 ネジを取り付ける際は、ゆるんではず れないように確実に取り付けてください。 感電の原因になります。 移動するときはすべての接続をはずす 本機を移動するときは、電源プラグを コンセントから抜き、外部機器との接 続をはずしてください。 使用上のご注意 電源について • 本機を、インバーター制御の製品やモーター を使った電気製品(冷蔵庫、洗濯機、電子レ ンジ、エアコンなど)と同じコンセントに接続 しないでください。電気製品の使用状況によっ ては、電源ノイズで本機が誤動作したり、雑 音が発生したりすることがあります。電源コン セントを分けることが難しい場合は、電源ノイ ズ・フィルターを取り付けてください。 設置について • 本機の近くにパワー・アンプなどの大型トラン スを持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導 することがあります。この場合は、本機との間 隔や方向を変えてください。 • 本機をテレビやラジオの近くで動作させると、 テレビ画面に色ムラが出たりラジオから雑音が 出たりすることがあります。この場合は、本機 を遠ざけて使用してください。 • 本機の近くで携帯電話などの無線機器を使用 すると、着信時や発信時、通話時に本機から 雑音が出ることがあります。この場合は、無 線機器を本機から遠ざけるか、電源を切ってく ださい。 • 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部 に水滴が付く(結露する)ことがあります。そ のまま使用すると故障の原因になります。 数 時間放置して、結露がなくなってから使用して ください。 • 鍵盤の上にものを置いたままにしないでくださ い。 発音しなくなるなど、故障の原因になり ます。 • 設置条件(設置面の材質、温度など)によっ ては、本機のゴム足が設置した台などの表面 を変色または変質させることがあります。 • 本機の上に液体の入った容器などを置かない でください。 また、表面に付着した液体は、 速やかに乾いた柔らかい布で拭き取ってくだ さい。 お手入れについて • 変色や変形の原因となる、ベンジン、シンナー、 アルコール類は使用しないでください。 修理について • お客様が本機または付属品を分解(取扱説明 書に指示がある場合を除く) 、改造された場合、 以後の性能について保証できなくなります。 また、修理をお断りする場合もあります。 • 修理を依頼されるときは、事前に記憶内容を バックアップするか、メモしておいてください。 修理するときには記憶内容の保存に細心の注 意を払っておりますが、メモリー部の故障など で記憶内容が復元できない場合もあります。 失われた記憶内容の修復に関しましては、補 償も含めご容赦願います。 • 当社では、本機の補修用性能部品(製品の機 能を維持するために必要な部品)を、製造打 切後 6 年間保有しています。この部品保有期 間を修理可能の期間とさせていただきます。 なお、保有期間を過ぎたあとでも、故障箇所 によっては修理可能の場合がありますので、 お買い上げ店、またはローランドお客様相談 センターにご相談ください。 3 JUPITER-X 取扱説明書 Ver.3.0 以降 その他の注意について • 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作な どによって失われることがあります。失っても 困らないように、大切な記憶内容はバックアッ プしておいてください。 • 失われた記憶内容の修復に関しましては、補 償を含めご容赦願います。 • 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、 入出力端子などに過度の力を加えないでくだ さい。 • ディスプレイを強く押したり、叩いたりしない でください。 • ケーブルを抜くときは、ショートや断線を防 ぐため、プラグ部分を持って引き抜いてくだ さい。 • 本機は多少発熱することがありますが、故障 ではありません。 • 周囲に迷惑がかからないように、音量に十分 注意してください。 • 本機が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する ときは、各地域のゴミの分別基準に従ってくだ さい。 • エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のも のをお使いください。他社製品を接続すると、 本体の故障の原因になる場合があります。 • 抵抗入りの接続ケーブルは使用しないでくだ さい。 外部メモリーの取り扱い • 外部メモリーを使うときは次の点に注意してく ださい。また、外部メモリーに付属の注意事 項を守ってお使いください。 • 読み込み中や書き込み中には取りはずさ ない。 電波に関する注意 著作権について • 以下の事項を行うと法律で罰せられることがあ ります。 • 本製品を分解/改造する • 本製品の裏面に貼ってある証明ラベルをは がす • 本製品を購入した国以外で使用する • 本機の使用周波数帯では、電子レンジ等の産 業・科学・医療用機器のほか、工場の製造ラ イン等で使用されている移動体識別用の構内 無線局(免許を要する無線局)や特定小電力 無線局(免許を要しない無線局) 、アマチュア 無線局(免許を要する無線局)が運用されて います。 • 本機を使用する前に、近くで移動体識別用 の構内無線局や特定小電力無線局、アマ チュア無線局が運用されていないことを確 認してください。 • 移動体識別用の構内無線局や特定小電力 無線局、アマチュア無線局に対して、万一、 本機が原因と思われる有害な電波干渉の事 例が発生した場合には、電波の発射を停止 した上で、混信回避のための処置等(たと えば、パーティションの設置など)について ローランドお客様相談センターにご相談く ださい。 • その他、発生した問題についてお困りの場 合も、ローランドお客様相談センターにご 相談ください。 ※ ローランドお客様相談センターへの連絡につき ましては、取扱説明書などに記載の「お問い合 わせの窓口」をご覧ください。 • 認証取得済みの特定無線設備を搭載してい ます。 • 静電気による破損を防ぐため、取り扱う前に 身体に帯電している静電気を放電しておく。 • 第三者の著作物(音楽作品、映像作品、放送、 実演、その他)の一部または全部を、権利者 に無断で録音、録画、複製あるいは改変し、 配布、販売、貸与、上演、放送などを行うこと は法律で禁じられています。 • 第三者の著作権を侵害する恐れのある用途に、 本製品を使用しないでください。お客様が本 製品を用いて他者の著作権を侵害しても、当 社は一切責任を負いません。 • 製品に内蔵、付属されたコンテンツ(音色波形 データ、スタイル・データ、伴奏パターン、フ レーズ・データ、オーディオ・ループ、画像デー タなど)の著作権は当社が保有しています。 • 製品に内蔵、付属されたコンテンツ(ただしデ モ曲などの楽曲データは除く)を素材として、 お客様が新たな作品を制作、演奏、録音、配 布をすることに関しては、当社の許諾を必要と しません。 • 製品に内蔵、付属されたコンテンツを、そのま ま、もしくは酷似した形態で取り出し、別の記 録媒体に固定して配布したり、コンピューター・ ネットワークを通じて公開したりすることはでき ません。 • 本製品には、イーソル株式会社のソフトウェア プラットフォーム「eParts™」が搭載されてい ます。 • Bluetooth® のワードマークおよびロゴは、 Bluetooth SIG、Inc. が所有する登録商標で あり、ローランドはこれらのマークをライセン スに基づいて使用しています。 • 本製品は、T-Engine フォーラム(www.tron. org)の T-License 2.0 に基 づきμ T-Kernel ソースコードを利用しています。 • Roland、JUPITER は、日本国およびその他 の国におけるローランド株式会社の登録商標ま たは商標です。 • 文中記載の会社名および製品名などは、各社 の登録商標または商標です。 • 本書では DSP 技術によってエミュレートされた サウンドを適切に表現するために、各社の会社 名および製品名などを使用しています。 主な仕様 ローランド JUPITER-X:シンセサイザー 鍵盤 61 鍵(セミウェイテッド鍵盤、アフタータッチ対応) 電源 AC100V(50 / 60Hz) 消費電力 20W 外形寸法 1,090(W)× 447(D)× 119(H)mm 質量 16.9kg 取扱説明書 付属品 電源コード キーボード・スタンド:KS-10Z、KS-12 ペダル・スイッチ:DP シリーズ 別売品 エクスプレッション・ペダル:EV-5 USB メモリー(※) ※ 市販の USB メモリーをお使いください。ただし、市販されている USB メモリーすべての動作を保証するものではありません。 ※ 本書は、発行時点での製品仕様を説明しています。 最新情報についてはロー ランド・ホームページをご覧ください。 保証書 ローランド ユーザー登録カード 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」 (P.2)と「使用上のご注意」 (P.3)をよくお読みください。 お読みになった あとは、すぐに見られるところに保管しておいてください。 © 2020 Roland Corporation 4 はじめに スタンドに設置する JUPITER-X をスタンドに設置するときは、当社製のスタンド KS-10Z、KS-12 をご使用ください。以下のように JUPITER-X を設置します。 取扱説明書の指示どおりに設置してください。正しく設置しないと、不安定な状態となって落下や転倒を引き起こし、けがをする恐れがあり ます。 ※ スタンドに設置するときは、指などを挟まないよう、十分にご注意ください。 KS-10Z 図のように、スタンドの横幅を調 節する。 高さが 1m を超えないよう に調節する。 680mm JUPITER-X の前面をスタンド の前面と合わせる 上面図 KS-12 キーボード底面にある鍵盤側 のゴム足が、ゴム足受けに入 るようにスタンドの横幅を調節 する。 上面図 5 目次 安全上のご注意 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 演奏機能を使う . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20 使用上のご注意 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 ::2 つの音を重ねて鳴らす(デュアル) . . . . . . . . . . . . . 主な仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . はじめに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 5 ::スタンドに設置する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 JUPITER-X の概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 各部の名称とはたらき . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8 ::トップ・パネル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ::リア・パネル(機器の接続) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ::電源を入れる . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 電源を切る . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8 11 12 12 一定時間がたつと自動で電源が切れるようにする(Auto Off) . 12 ::全体の音量を調節する(マスター・ボリューム) . . . . . . . ::本体スピーカーを鳴らす . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 12 シーン機能を使う(SCENE) . . . . . . . . . . . . . . . . . 13 ::シーンを呼び出す . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13 ::シーンを保存する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13 ::シーン・エディット . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13 音色を選んで演奏する(MODEL BANK) . . . . . . . 14 ::音色を選ぶ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . MODEL BANK の音色を演奏する(SINGLE SETUP) . . . . . . モデル・バンクから音色を選ぶ . . . . . . . . . . . . . . . . . . TOP 画面からモデルや音色を変更する . . . . . . . . . . . . . 14 14 14 14 音色をエディットする(TONE EDIT) . . . . . . . . . . 15 ::エディットの基本操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ::OSC(オシレーター) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ::FILTER(フィルター) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ::AMP(アンプ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15 15 15 15 ::LFO(ロー・フリケンシー・オシレーター) . . . . . . . . . . . . . 15 ::EFFECTS(エフェクト) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15 ::ENVELOPE(エンベロープ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ::作った音を保存する(WRITE) . . . . . . . . . . . . . . . . . 15 15 I- アルペジオ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16 基本的な操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16 :: アルペジオ演奏をステップごとに編集する(STEP EDIT) . 18 その他の操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16 STEP EDIT で作成したデータをアルペジオ演奏で使用する . 19 6 ::鍵域を 2 つに分けて違う音で演奏する(スプリット) . . . 20 ::鍵域をオクターブ単位で移調する(オクターブ) . . . . . . 20 ::単音で演奏する(モノフォニック) . . . . . . . . . . . . . . . . 20 ::鍵域を半音単位で移動する(トランスポーズ) . . . . . . . . ::同じトーンを重ねて鳴らして音を厚くする(ユニゾン) . . ::演奏に強弱を付けないようにする(ベロシティー・オフ) . ::音をなめらかに変化させる(ポルタメント) . . . . . . . . . . 20 20 20 20 20 Bluetooth® 機能を使う . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21 ::モバイル機器で再生した音楽を JUPITER-X のスピー カーで聞く . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21 モバイル機器を登録する(ペアリング) . . . . . . . . . . . . . . . 21 モバイル機器の音楽を再生する . . . . . . . . . . . . . . . . . 21 音楽アプリで MIDI キーボードとして使う . . . . . . . . . . . . 21 ペアリング済みのモバイル機器を接続する . . . . . . . . . . . ::JUPITER-X でモバイル機器を操作する . . . . . . . . . . ::複数の JUPITER-X を使い分ける(Bluetooth ID) . . . . ::Bluetooth 機能を無効にする . . . . . . . . . . . . . . . . 21 21 22 22 外部機器を接続する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23 :: ペダルを接続して演奏する . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23 演奏に抑揚をつける(エクスプレッション) . . . . . . . . . . . . . . 23 マイクの設定を調整する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23 専用ドライバーのインストール . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23 音を持続させる(ホールド) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ::マイクを接続して演奏する(Vocoder) . . . . . . . . . . . ::パソコンと接続する(USB COMPUTER 端子) . . . . . . . . VENDORドライバー使用時のポート名について . . . . . . . ::USB メモリーを接続する(USB MEMORY 端子) . . . . . . 23 23 23 24 24 USB メモリーをフォーマットする(FORMAT USB MEMORY) . . 24 インポート/エクスポート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25 バックアップ/リストア . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24 機器の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27 ::工場出荷時の設定に戻す(Factory Reset) . . . . . . . . . 27 システム設定を保存する(システム・ライト) . . . . . . . . . . . . 27 ::システム設定をする(System) . . . . . . . . . . . . . . . . . ::SYSTEM パラメーター . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27 27 JUPITER-X の概要 PART 1 のみ選べる MODEL があります。 I-ARPEGGIO5 (I- アルペジオ) シーン システム PART 1 トーン MFX PAN / EQ PART 2 トーン MFX PAN / EQ PART 3 トーン MFX PAN / EQ PART 4 トーン MFX PAN / EQ PART R トーン(ドラム・キット) シーン・エフェクト DRIVE CHORUS システム・エフェクト REVERB MASTER EQ/COMP DELAY MIC NS/COMP スピーカー コントローラー インターフェース ボタン/つまみ/5 スライダー ピッチ・ベンド/5 モジュレーション USB コンピューター (オーディオ/ MIDI) USB メモリー (ファイル) トーン PHONES PAN / EQ PART R のみドラム ・ キットが選べます。 キーボード OUTPUT Filter type = VCF HPF Bluetooth (オーディオ/ MIDI) ペダル操作 (CTRL / HOLD) マイク入力 AUX 入力 MIDI 入力/出力 ※ Bluetooth オーディオは、入力のみに対応しています。 Bluetooth スピーカーやヘッドホンには、出力できま せん。 VCF Filter type = TVF OSC TVF Pitch Env LFO 1/2 3Band EQ TVA PAN L#R シーン すべてのパートの設定、 I-ARPEGGIO 設定、シーン・エフェクト設定をまとめてシーンとして保存します。 シーンは、パートごとの設定(トーン番号、パン、音量など) 、パート共通の設定(リバーブ、ディレイ、コーラスなど) 、パートごとのシーケンス・データなどの、 お気に入りの演奏状態をそのまままとめて記憶したものです。 演奏するときは、あらかじめシーンの設定を保存しておき、切り替えて演奏すると便利です。 16 シーン × 16 バンクで、計 256 個のシーンを保存できます。 モデル ある特定のビンテージ機種を再現した音源や、 特徴的な機能に特化して作成された音源をモデルと呼びます。 モデルごとに異なる特徴的なパラメーターやエフェクトなどが搭載されており、つまみなどを操作した効果も異なります。1 台の JUPITER-X だけで、さまざまな機 種を所有したように使用することができます。 ビンテージ・シンセサイザー JUPITER-8 や JUNO-106 を再現したモデルがあります。 モデルごとにトーンを作成することができます。 パート 5 つのパートに音色(トーン)を割り当ててパンや EQ などを設定します。 1 つのトーンを 1 つのパートに割り当てて鳴らします。 パートは 5 つあり、パート 1 ~ 4 はシンセサイザー音色、パート R はリズム音色を鳴らすことができます。 パート 1 にしか設定できない音源(モデル)があります。 I-ARPEGGIO(I- アルペジオ) 鍵盤の演奏を AI が解析し、 最適なアルペジオ・パターンをマルチ・パートで演奏します。 タイプやリズムを選ぶだけで、さまざまな設定のアルペジオを演奏することができます。 たとえば作曲の手段として、 「I-ARPEGGIO を演奏」0「良いフレーズを見つけたら STEP EDIT で修正」0「MIDI データとしてパソコンの DAW などに取り込む」 というような使いかたができます。 トーン パートに割り当てる音色をトーンと呼びます。 トーンでは、オシレーター、フィルター、エフェクト(MFX)などの設定をします。その構成や効果は音源(モデル)ごとに異なります。 7 各部の名称とはたらき トップ・パネル 1 2 3 13 4 10 5 6 7 11 8 9 12 A ※ モードによっては、操作できない操作子があります。詳しくは、『リファレンス・マニュアル』 (PDF)をご覧ください。 1 共通セクション ディスプレイ 1 操作に応じて、いろいろな情報が表示されます。 [1][2]つまみ カーソルの移動や値の変更に使います。 PAGE[<][>][ ][ ]ボタン カーソル位置を上下左右に移動します。 または、ページを切り替えます。 [EXIT]ボタン 元の画面に戻ります。 画面によっては、実行中の機能を中断します。 ※[EXIT]ボタンを押しながらつまみなどを操作すると、現在の値が確認できま す。音色を変化させずに値を確認することができます。 [ENTER]ボタン 値の確定や操作を実行します。 [MENU]ボタン MENU 画面に切り替えます。 [SHIFT]ボタン このボタンを押しながら、つまみ/スライダー/ボタンを操作す ると、対応したエディット画面がディスプレイ 1 に表示されます。 ※[SHIFT]ボタンを押しながらつまみなどを操作すると、そのパラメーター設 定画面にジャンプします。 [WRITE]ボタン 音色やシステムなどの設定を保存します。 8 2 I-ARPEGGIO [TYPE]つまみ アルペジオのタイプを選びます。 [RHYTHM]つまみ リズムのタイプを選びます。 [TEMPO]つまみ アルペジオのテンポを設定します。 [DURATION]つまみ 音の長さ(入力したノートの長さに対して何パーセント発音する か)を設定します。 [SHUFFLE]つまみ シャッフル(跳ね)具合を調節します。 [KEYS]ボタン オンのときは、押鍵によってアルペジオの音程が変化します。 [BEAT]ボタン オンのときは、鍵盤演奏のタイミングによってアルペジオのパ ターンが変化します。 [HOLD]ボタン ホールド機能のオン/オフを切り替えます。 ホールドがオンのときは、最後に弾いた鍵盤の音程を保持します。 [ON/OFF]ボタン アルペジオのオン/オフを切り替えます。 JUPITER-X 取扱説明書 3 LFO [TYPE]つまみ LFO の波形を選びます。 [RATE]スライダー LFO のうねりの速さを設定します。 [FADE TIME]スライダー 音を鳴らしてから LFO の振幅が最大になるまでの時間を設定し ます。 [DEPTH]つまみ LFO のかかり具合を設定します。 [PITCH]ボタン このボタンがオン(点灯)のとき、 [DEPTH]つまみで PITCH へのかかり具合が調節できます。 [FILTER]ボタン Ver.3.0 以降 6 FILTER [HPF]つまみ ハイ・パス・フィルターのカットオフを設定します。 [KEY FOLLOW]つまみ 弾く鍵盤によってフィルターのカットオフ周波数を変化させます。 つまみを右に回すと、高音になるほどカットオフが上がります。 左に回すと、高音になるほどカットオフが下がります。 [CUTOFF]つまみ フィルターのカットオフ周波数を設定します。 [TYPE]つまみ フィルターのタイプを選びます。 [RESONANCE]つまみ フィルターのカットオフ周波数付近を強調します。 LPF HPF BPF PKG レゾナンス このボタンがオン(点灯)のとき、 [DEPTH]つまみで FILTER へのかかり具合が調節できます。 [AMP]ボタン このボタンがオン(点灯)のとき、 [DEPTH]つまみで AMP へ のかかり具合が調節できます。 [LFO 2]ボタン LFO は 2 系統あり、このボタンを押すとボタンが点灯し、LFO セクションで LFO2 を設定できるようになります。 ボタンが消灯しているときは、LFO1 を設定します。 4 OSC [TYPE]つまみ オシレーターの波形を選びます。 [MOD]つまみ モジュレーションのかかり具合を調節します。 [PITCH]つまみ オシレーターのピッチを調節します。 [DETUNE]つまみ オシレーターのピッチを細かく調節します。 OSC SELECT[1][2][3][4]ボタン エディット対象のオシレーターを選びます。 複数のオシレーターを選ぶこともできます。 5 MIXER [OSC 1][OSC 2][OSC 3][OSC 4]スライダー 各オシレーターの音量を調節します。 [RING]ボタン OSC1 と OSC2 を掛け合わせることにより、金属的な音質に変 化させます。[MOD]つまみで変化量を調節します。 [SYNC]ボタン OSC2 の周期に合わせて、OSC1 を強制的に周期の始めに戻す ことにより複雑な波形を作ります。 [XMOD]ボタン OSC2 の波形で OSC1 の周波数を変化させる量を設定します。 [MOD]つまみで変化量を調節します。 カットオフ周波数 カットされる音 VINTAGE FILTER[R][M][S]ボタン ビンテージ・タイプのモデルを選んだとき、フィルターのタイプ を変更します。 [R]は Roland、 [M] [S]は他社のビンテージ・シンセサイザー をモデリングしています。 7 AMP [LEVEL]スライダー 音量を設定します。 8 ENV 1/ENV 2 [A][D][S][R]スライダー A:アタック・タイム D:ディケイ・タイム S:サステイン・レベル R:リリース・タイム [DEPTH]つまみ [PITCH]ボタン、 [FILTER]ボタンと組み合わせたとき、それ ぞれのエンベロープのかかり具合を設定します。つまみが中央 のときは効果がかかりません。 [PITCH]ボタン このボタンがオン(点灯)のとき、 [DEPTH]つまみと[A] [D] [S] [R]スライダーを操作すると、PITCH エンベロープの設定が できます。 [FILTER]ボタン このボタンがオン(点灯)のとき、 [DEPTH]つまみと[A] [D] [S] [R]スライダーを操作すると、FILTER エンベロープの設定が できます。 [AMP]ボタン(ENV 2 のみ) このボタンがオン(点灯)のとき、 [A] [D] [S] [R]スライダー を操作すると、AMP エンベロープの設定ができます。 9 JUPITER-X 取扱説明書 Ver.3.0 以降 9 EFFECTS [MFX]つまみ MFX のかかり具合を調節します(パートごと) 。 [PART]ボタン パート選択モードに切り替えます。 [1]~[16]ボタン モードによってさまざまな機能が割り当てられています。 各モードの説明でご確認ください。 [DRIVE]つまみ 歪み具合を調節します(全パート一括) 。 ※ Part:Output が「DRIVE」のパートのみ有効 [REVERB]つまみ リバーブのかかり具合を調節します(パートごと) 。 [REVERB TIME]つまみ リバーブの長さを設定します(全パート一括) 。 [CHORUS]つまみ コーラスのかかり具合を調節します(パートごと) 。 [DELAY]つまみ ディレイのかかり具合を調節します(パートごと) 。 [DELAY TIME]つまみ ディレイ・タイムを調節します(全パート一括) 。 [DELAY FEEDBACK]つまみ ディレイのフィードバック量を調節します(全パート一括) 。 10 [MONO]ボタン モノフォニックで演奏するかポリフォニックで演奏するかを選びま す(P.20) 。 [UNISON]ボタン ユニゾンで演奏するかしないかを選びます(P.20) 。 [VELOCITY OFF]ボタン 鍵盤からのベロシティー変化を付けないで演奏するか付けて演奏 するかを選びます(P.20) 。 [PORTAMENTO]ボタン ポ ル タメント効 果 を 使って 演 奏 するかしな い かを 選 び ます (P.20) 。 [SPLIT]ボタン 鍵域を 2 つに分けて演奏するかしないかを選びます(P.20) 。 [DUAL]ボタン 2 つの音を重ねて演奏するかしないかを選びます(P.20) 。 11 ディスプレイ 2 音色番号などを表示します。 12 [SCENE]ボタン シーン選択モードに切り替えます。 [MODEL BANK]ボタン 音色選択モードに切り替えます。 [STEP EDIT]ボタン ステップ・エディット・モードになります(P.18) 。 10 13 [VOLUME]つまみ 全体の音量を調節します。 [WHEEL 1][WHEEL 2]ホイール ホイールに割り当てられたパラメーターをコントロールします。 [SL1][SL2]スライダー スライダーに割り当てられたパラメーターをコントロールします。 [TRANSPOSE]ボタン このボタンを押しながら OCTAVE[-] [+]ボタンを押すと、 鍵盤のキーを半音単位で移調します。 OCTAVE[-][+]ボタン 鍵盤のキーをオクターブ単位で移調します。 [S1][S2][S3]ボタン ボタンに割り当てられたパラメーターをコントロールします。 ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバー ピッチ(音の高さ)を変化させたり、 ビブラートをかけたりします。 A PHONES 端子 ステレオ・ミニ・タイプのヘッドホンを接続します。 JUPITER-X 取扱説明書 Ver.3.0 以降 リア・パネル(機器の接続) ※ 他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、すべての機器の電源を切ってください。 E CTRL 端子 G AUX IN 端子 J OUTPUT(BALANCED)端子 K PHONES 端子 ミキサー ヘッドホン オーディオ機器を接続します。 F HOLD 端子 エクスプレッション・ペダル(EV-5) または ペダル ・ スイッチ(DP シリーズ) C B M D MIDI 端子 MIDI 機器を接続します。 H MIC ダイナミック・マイク L I OUTPUT 端子 モニター・スピーカー (アンプ内蔵) エレクトレット・マイク(モ ノ) B AC-IN 端子 付属の電源コードを接続します。 C [L]スイッチ 電源をオン/オフします(P.12) 。 D MIDI(OUT/IN)端子 外部 MIDI 機器と接続して、MIDI メッセージを送受信します。 E CTRL 端子 エクスプレッション・ペダル(EV-5:別売)を接続します。 RING: COLD SLEEVE: GND MIC GAIN つまみ 2: HOT 1: GND 3: COLD K PHONES 端子 ヘッドホンを接続します。 パソコン 1: GND 2: HOT 3: COLD L USB 端子 USB MEMORY 端子 USB メモリーを接続します。 本体の電源を切った状態で USB メモリーの抜き挿しをしてくだ さい。 ※「Executing…」などと表示されて処理が継続しているときは、絶対に電源を 切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。 G AUX IN 端子 外部オーディオ機器を接続します。 ステレオ・ミニ・プラグで接続します。 H MIC USB メモリー J OUTPUT(BALANCED)L、 R 端子 端子のピン配置 オー ディオ信 号※の 出 力 端 子 OUTPUT(BALANCED)L/R 入力端子の場合 ※ 出力端子の場合 です。 TIP: HOT ※ エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のものをお使いください。他社製品 を接続すると、本体の故障の原因になる場合があります。 F HOLD 端子 ペダル・スイッチ(DP シリーズ:別売)を接続します。 USB 端子 USB COMPUTER 端子 USB ケーブルを使用して、パソコンの USB 端子へ接続します。 USB MIDI 機器として動作します。 M 機能接地端子 ※ 外部アースまたは大地に接地します。必要に応じて接続してください。 マイク入力の音量を調節します。 MIC IN 端子 ダイナミック・マイクやエレク MIC IN 端子のピン配置 ※ 入力端子の場合 トレット・コンデンサー・マイ TIP: HOT 1: GND RING: COLD 2: HOT ク(プラグイン・パワー方式) SLEEVE: GND を接続します。 3: COLD ※ 出力端子の場合 1: GND 2: HOT 3: COLD ※ コンデンサー・マイク(ファンタム 電源)は使用できません。 I OUTPUT L/MONO、 R 端子 オーディオ信号の出力端子です。 11 JUPITER-X 取扱説明書 Ver.3.0 以降 電源を入れる 全体の音量を調節する(マスター・ボリューム) 1. JUPITER-X 0 接続した機器の順番で、 電源を入れます。 ※ JUPITER-X は回路保護のため、 電源をオンにしてからしばらくは動作しま せん。 2. 接続している機器の電源を入れて、 音量を適当な位置まで 上げます。 ※ 本機は、演奏や操作をやめてから一定時間経過すると自動的に電 源が切れます(Auto Off 機能) 。 自動的に電源が切れないようにするには、Auto Off 機能を解除し てください。 &「一定時間がたつと自動で電源が切れるようにする(Auto Off) 」 (P.12) 全体の音量を調節します。 1.[VOLUME]つまみで調節します。 本体スピーカーを鳴らす 本体にステレオスピーカーが内蔵されています。内蔵スピーカーを オンにすると本体から音を鳴らすことができます。 55電源が切れると保存していないデータは失われます。残しておきたいデータ はあらかじめ保存しておいてください。 スピーカーの位置 55電源を再びオンにするときは、JUPITER-X の電源を入れ直してください。 電源を切る 1. 接続した機器 0JUPITER-X の順番で、 電源を切ります。 ※ 完全に電源を切る必要があるときは、本機の電源スイッチを切ったあと、コン セントからプラグを抜いてください。 詳しくは「完全に電源を切るときは、コンセントからプラグを抜く」 (P.2) をお読みください。 [1]つまみの代わりに PAGE[ ] [ できます。 ]ボタンで、選ぶことも > (Auto Off) 2.[1]つまみで「SYSTEM」を選び、[ENTER]ボタンを押 します。 < 一定時間がたつと自動で電源が切れるようにする 1.[MENU]ボタンを押します。 1.[MENU]ボタンを押します。 3.[1]つまみで「GENERAL」を選び、[ENTER]ボタンを 押します。 2.[1]つまみで「SYSTEM」を選び、[ENTER]ボタンを押 します。 4.[1]つまみで「Speaker Sw」を選び、 [2]つまみで「ON」 か「AUTO」に設定します。 ]ボタンで、選ぶことも > < [1]つまみの代わりに PAGE[ ] [ できます。 3.[1]つまみで「GENERAL」を選び、[ENTER]ボタンを 押します。 4.[1]つまみで「Auto Off」を選び、 [2]つまみで値を変更 します。 自動で電源を切る必要がないときは、 「OFF」に設定します。 パラメーター [1]つまみ Auto Off 設定値 [2]つまみ OFF、30[min] 、240[min] 5. 変更を保存するときは、[WRITE]ボタンを押します。 保存ページが表示されます。 中止するときは、 [EXIT]ボタンを押します。 6. 実行するときは、[ENTER]ボタンを押します。 12 パラメーター [1]つまみ Speaker Sw 設定値 [2]つまみ 説明 OFF スピーカーから出力しません。 ON スピーカーから出力します。 AUTO ヘッドホンが挿入されていると「OFF」に、 挿入されていないと「ON」になります。 シーン機能を使う(SCENE) 電源を投入すると最初に表示される SCENE TOP 画面です。 シーンを切り替えて演奏することができます。 シーン・バンク – シーン番号 シーン名 現在の内部温度 シーンを保存する エディットしたパートやトーンや録音データは一時的なものです。電 源を切ったり、他のシーンやトーンを選んだりすると消えてしまいま す。エディットした内容や録音したデータを残したい場合は、シーン に保存してください。 ※ トーンを個別に保存したいときは、トーン・ライトをします(P.15) 。 1.[SCENE]ボタンを押してから、 [WRITE]ボタンを押します。 Bluetooth Sw ■:Key Sw が ON +: アルペジオ・パート ■:PARTIAL Sw が ON □:Key Sw が OFF ー: カレント・パート □:PARTIAL Sw が OFF _:Part Sw が OFF ー:エディット対象 5: 同時エディット対象 シーンを呼び出す 1.[SCENE]ボタンを押して、 SCENE TOP 画面にします。 ※ SCENE TOP 画面は、電源を投入すると最初に表示される画面です。 ※[PART]ボタンが 点 灯しているときは、[PART]ボタンを押して SCENE TOP 画面に戻ります。 WRITE MENU 画面が表示されます。 2.[1]つまみまたは[2]つまみで「SCENE」を選び、 [ENTER] ボタンを押します。 3.[1]つまみで保存先を選び、[ENTER]ボタンを押します。 保存シーン名を変更したい場合は、 PAGE[<] [>]ボタンで、 カー ソルを移動して[2]つまみで文字を設定します。 4.[ENTER]ボタンを押します。 確認画面が表示されます。 中止するときは[EXIT]ボタンを押します。 5. 実行するときは、[ENTER]ボタンを押します。 2.[1]~[16]ボタンで、シーンを選びます。 ※[ENTER]ボタンを押すと、シーン一覧が表示されます。シーンを選ぶことが できます。 ※ SYSTEM パラメーターの SCENE LOCK を「ON」に設定すると、シーンを 切り替えるときに確認画面が表示されます。 シーン・バンクを切り替えてシーンを呼び出す 1.[SHIFT]ボタンを押しながら[1]~[16]ボタンを押して、 シーン・バンクを選びます。 2.[1]~[16]ボタンで、シーンを選びます。 ※ 現在のシーン・バンクと異なるシーンを選ぶ場合は、シーン・バンクを選んだ あとに[1]~[16]ボタンを押します。 ※[1] [2]つまみでシーンを切り替えることもできます。 つまみの操作と同時 にシーンが切り替わります。 シーン・エディット シーン・パラメーターの変更ができます。 1.[SCENE]ボタンを押して、 TOP 画面を表示させます。 2. PAGE[>] ボタンを 押して、 SCENE COMMON EDIT 画面に移動します。 3.[1]つまみでパラメーターを選びます。 4.[2]つまみで値を変更します。 5. 設定が終わったら、[EXIT]ボタンを押してシーン画面に戻 ります。 変更後は、シーンを保存してください。 &「シーンを保存する」 (P.13) 13 音色を選んで演奏する(MODEL BANK) 音色を選ぶ MODEL BANK モードでは、モデルや音色を変更したり、モデル・ バンク( [1]~[16]ボタン)に登録したモデルからトーンを選ぶ ことができます。 ※ 音色カテゴリーから選ぶこともできます。 MODEL BANK の音色を演奏する(SINGLE SETUP) SINGLE SETUP を実行すると、パート 1 のみが有効になり、1 つ のモデルの音色(トーン)だけで演奏することができます。 1.[SHIFT]ボタンを押しながら、[MODEL BANK]ボタン を押します。 SINGLE SETUP を実行する確認画面が表示されます。 2.[ENTER]ボタンを押して SINGLE SETUP を実行します。 ※ SINGLE SETUP は、MENU 画面で実行することもできます( [MENU]~ [EDIT]~[SINGLE SETUP] ) 。 3.[MODEL BANK]ボタンを押します。 4.[1]~[16]ボタンでモデル/カテゴリーを選び、[2]つ まみでトーンを選びます。 MODEL BANK 画面で音色を選ぶときに便利な機能 5[ENTER]ボタンを押すと、トーン・リス 5 ト画面でトーンを選ぶことができ ます。 5[ENTER]ボタンを押すと確定します。 5 ト画面に入る前に選んでいたトーンに 5[EXIT]ボタンを押すと、トーン・リス 5 戻ります。 55 PAGE[ä]ボタンを押すとカーソルが上に移ります。 5[2]つまみでモデルやカテゴリーを選ぶことができます。 5 55PAGE[å]ボタンを押すと、トーン選択に戻ります。 ※ SINGLE SETUP を実行すると、それまで編集していたシーン・データは失わ れます。残しておきたい場合は、SINGLE SETUP を実行する前にシーンを保 存してください。 &「シーンを保存する」 (P.13) ※ モデルごとに本体操作子で動作するパラメーターが異なります。「リファレン ス・マニュアル」の「モデルごとの本体操作子とパラメーターの対応」でご 確認ください。 ※ シーンを切り替えると、SINGLE SETUP の状態はキャンセルされます。 ※ SINGLE SETUP は、MENU 画面で実行することもできます( [MENU]~ [SINGLE SETUP] ) 。 モデル・バンクから音色を選ぶ 1.[MODEL BANK]ボタンを押します。 音色選択モードに切り替わります。 2.[1]~[16]ボタンを押して、 モデル・バンクを選びます。 モデル・バンクに登録されているモデルの音色が選択できるよう になります。 3.[2]つまみで音色を選びます。 [1]つまみを使うと、速く移動することができます。 メモ モデル・バンクに登録されているモデルは、自由に割り当てること ができます。 1.[MODEL BANK]ボタンを押しながら、 割り当てたいボタ ン([1]~[16])を押します。 2. PAGE ボタンで「Attr」にカーソルを合わせます。 14 3. MODEL、 CATEGORY、 USER のどれを割り当てるかを 選びます。 4.「Mdl**」にカーソルを合わせて、モデル名(カテゴリー名) を選び割り当てます。 ※ 1 つのボタンに 8 つまで、モデルやカテゴリーを割り当てることができます。 ※ 1 つのボタンにモデルとカテゴリーを同時に割り当てることはできません。 5. 設定を保存するときは、システム・ライトの操作をします。 &「システム設定を保存する(システム・ライト) 」 (P.27) TOP 画面からモデルや音色を変更する 1.[PART]ボタンを押してパート選択モードに切り替えてから、 [1]~[5]ボタンを押して変更するパートを選びます。 2.[MODEL BANK]ボタンを押します。 MODEL BANK TOP 画面が表示されます。 3. PAGE[∧]ボタンを押して、カーソルをモデル/カテゴリー 名に合わせます。 4.[2]つまみでモデル/カテゴリーを選びます。 5. PAGE[∨]ボタンを押して、カーソルをトーン番号に合わ せます。 6.[2]つまみで音色を選びます。 [1]つまみを使うと、速く移動することができます。 音色をエディットする(TONE EDIT) エディットの基本操作 エディット対象の OSC を選ぶ OSC SELECT[1]~[4]ボタンを押します。 ※ モデルにより選べる OSC が異なります。 発音させる OSC を選ぶ [SHIFT]ボタンを押しながら、 OSC SELECT[1]~[4] ボタンを押します。 モデルにより選べる OSC が異なります。 ページ切り替え PAGE[<][>]ボタンを押します。 パラメーター選択 [1]つまみを回します。 値の変更 [2]つまみを回します。 作った音を保存する(WRITE) 作った音は、つまみを動かしたり、別のトーンを選んだりすると変わっ てしまいます。また、JUPITER-X の電源を切ると消えてしまいます。 気に入った音ができあがったら、ユーザー・トーンとして保存します。 1.[SCENE]ボタンを押してから、 [WRITE]画面を押します。 WRITE MENU 画面が表示されます。 2.[1]つまみで「PART* TONE」(* は保存したい TONE が アサインされた PART)を選んで、[ENTER]ボタンを押 します。 3.[1]つまみで保存先を選び、[ENTER]ボタンを押します。 4. 保存トーン名を変更したい場合は、PAGE[<] [>]ボタンで、 カーソルを移動して[2]つまみで文字を設定します。 5.[ENTER]ボタンを押します。 確認画面が表示されます。 中止するときは、 [EXIT]ボタンを押します。 6. 実行するときは、[ENTER]ボタンを押します。 OSC(オシレーター) 音の高さ(ピッチ)は、波が繰り返す速さで決まります。1 秒間に 1 回振動する波を周波数 1Hz(ヘルツ)の音と呼びます。周波数 が高くなるほど音が高くなり、逆に周波数が低くなると音は低くなり ます。 FILTER(フィルター) 音の明るさは、特定の周波数を強調したり、取り除いたりすること で決まります。高い周波数を強調すると明るい音に、低い周波数を 強調すると暗い音になります。 AMP(アンプ) アンプは、音量をコントロールするパラメーターです。 LFO(ロー・フリケンシー・オシレーター) OSC、FILTER、AMP は、LFO(P.9)が決める周期に従って、ピッ チを揺らすビブラートをかけたり、音量を揺らすトレモロをかけたり することができます。 ENVELOPE(エンベロープ) 鍵盤を弾くたびに、OSC / FILTER / AMP のそれぞれに作用し、 1 音 1 音に音色や音量の時間的な変化をつけます。 これら時間的な変化のしかたを「エンベロープ」といいます。 EFFECTS(エフェクト) 音に残響を加えて奥行きを表現したり、音を遅らせて特殊な効果を 得たりするなど、音を加工・演出する効果のことを「エフェクト」と いいます。 15 I- アルペジオ 基本的な操作 I- アルペジオは、鍵盤の演奏を解析して、最適なアルペジオ・パターンで演奏することができる機能です。I-ARP を選んで即興的に演奏をし たり、ステップ・エディット機能を使うことでユーザー・パターンを作成したりすることもできます。 1. アルペジオ演奏したいパートを、[PART]ボタンを押してから[1]~[5]ボタンで選びます。 2. I-ARPEGGIO[ON/OFF]ボタンを押して、アルペジオ演奏を有効にします。 3.[SCENE]ボタンを押してから、[<]ボタンを 2 回押します。 ARP PART EDIT 画面が表示されます。 4. Switch が OFF であれば[2]つまみを回して ON にします。 5.[1]つまみで「Arp Mode」を選び、[2]つまみで「I-ARP」にします。 ※ アルペジオのモードは、パートごとに設定することができます。 MODE アルペジオの動き I-ARP 鍵盤の演奏を解析して、最適なアルペジオ・パターンで演奏します。 ARP シンプルなアルペジオ・パターンで演奏します。 STEP STEP EDIT 機能(P.18)で作成したパターン・データを鳴らします。オリジナルのフレーズを鳴らしたいときに使います。 6. 鍵盤を弾いて、アルペジオ演奏をします。 現在選ばれているパートの I- アルペジオ演奏が鳴ります。 メモ 「HOLD」ボタンを押して有効にすると、鍵盤から手を離してもアルペジオ演奏が続きます。 7. 現在鳴っているアルペジオのスタイル(パターンのバリエーション)を変更するときは、[1]つまみで「Arp Mode」の次項 目を選び、[2]つまみで変更します。 ※ MODE が「I-ARP」のときは、鍵盤を再度押すと STYLE の変更が反映されます。 選んだスタイルによって、鍵盤を弾いたときのアルペジオ演奏が変化します。 詳しくは、『パラメーター・ガイド』 (PDF)をご覧ください。 メモ 現在選ばれているパート以外のパートについても、MODE や STYLE を設定することで複数パートを同時にアルペジオ演奏することがで きます。対象のパートは、 [PART]ボタンを押して[1]~[5]ボタンで選びます。 8. アルペジオ演奏を停止するときは、 I-ARPEGGIO[ON/OFF]ボタンを再度押してオフにします。 その他の操作 アルペジオのテンポを設定する(TEMPO) アルペジオを自動的に変化させる(PLAY DETECTOR) アルペジオのテンポを設定します。音色によっては LFO や DELAY のテンポなども同期します。 PLAY DETECTOR は、鍵盤の演奏を検出することによって、リア ルタイムにアルペジオを変化させる機能です。 音の跳ねかたを変える(ARP COMMON > G-Shuffle) ※ PLAY DETECTOR KEYS と BEAT をどちらも「OFF」にすると、現在のルー プ演奏を繰り返します。同じ伴奏でしばらく演奏を続けたい場合に便利です。 演奏するハーモニーに合わせて変化させる 発音のタイミングを変化させて、シャッフルのリズムを作ることがで きます。 (ARP COMMON > Keys Sw) 中央のときは等間隔で音が鳴り、値が大きくなるにつれて、付点音 符のような弾んだ感じになります。 「ON」にすると、鍵盤演奏のコードに従ってアルペジオのコードを 変化させます。 ※ すべての PART のシャッフルが同時に変化します。 音の長さを変更する(ARP COMMON > G-Duration) アルペジオの各ノートの鳴る長さを設定します。音を短く切ってス タッカート気味に鳴らすか、十分に伸ばしてテヌート気味に鳴らすか を設定します。 ※ すべての PART のデュレーションが同時に変化します。 16 ※ コードを変えずに鍵盤演奏の音を重ねたい場合は Keys Sw をオフにします。 演奏するタイミングに合わせて変化させる (ARP COMMON > Beat Sw) 「ON」にすると、押鍵の間隔から推定したリズムによってパターン を切り替えます。 ※ ビート感を保ちながらコードを進行させたい場合は、BEAT Sw をオフにし ます。 JUPITER-X 取扱説明書 アルペジオのタイプを選ぶ(ARP COMMON > Type) パート 1 ~ 4 のアルペジオ設定を同時に変更します。タイプによっ て 1 つのパートだけが鳴るものや、複数のパートがアンサンブルで 鳴るものがあります。 演奏したいイメージに近いタイプを選び、そこから音色やパラメー ターを変更して自分の演奏したい内容に近づけます。 ※ 工場出荷時は TYPE を変更すると、Keyboard Sw が 「OFF」 になっているパー トに対して、音色(TONE)と音量(PART LEVEL)が同時に設定されます。 現在の音色設定を保ったままフレーズのみ変更したい場合は、システム・パラ メーターの Arpeggio Set Tone を OFF にします。 リズムのタイプを選ぶ(ARP COMMON > Rhythm) Ver.3.0 以降 プロバビリティのスタイルを変更する(*1) (ARP PART > Probability > Style) アルペジオ演奏の各ノートに対して、鳴らすか鳴らさないかの判定 (プロバビリティ)をし、演奏に変化を与えます。 スタイルを変えることで、プロバビリティの効果がかかるノートの位 置を変えることができます。 通常のアルペジオ演奏では同じフレーズが繰り返し演奏されますが、 プロバビリティを設定することで、時間ごとに演奏が変化し、偶発 的なフレーズを生み出します。 プロバビリティのかかり具合を変更する(*2) (ARP PART > Probability > Amount) パート R のリズム・パートで鳴るフレーズを変更します。 プロバビリティの変化量を設定します。 演奏したいイメージに近いリズムを選び、そこからテンポやドラム・ キット、各種パラメーターを変更して自分の演奏したい内容に近づ けます。 100% でオリジナルのアルペジオ・フレーズが演奏され、0% に近 づくほど、鳴らないノートが増えます。 ※ 工場出荷時はリズムを変更するとそれに合ったテンポ (TEMPO) 、音色 (DRUM KIT)と音量(PART LEVEL)が設定されます。現在のテンポや音色設定を保っ たままフレーズのみ変更したい場合は、SYSTEM パラメーターの Arpeggio Set Tempo、Arpeggio Set Drumkit をそれぞれ OFF にします。 アルペジオのフレーズ プロバビリティのスタイル(*1) ( 「○」の位置のステップのノートは必ず発音する。「ー」のノートは Amount の値の確率によって発音するかしないか判定する。) プロバビリティが反映されたアルペジオ・フレーズの例(*2) (Amount 50% にしたときの例。「ー」の位置のノートが 50% の確率で発音する。) 必ずすべてのノートが発音される 確率により発音するノートが減っている ※ Probability の Amount により、再生されるフレーズが毎回変化します。 17 JUPITER-X 取扱説明書 Ver.3.0 以降 アルペジオ演奏をステップごとに編集する (STEP EDIT) アルペジオ演奏は常に JUPITER-X に録音されており、気に入った演 奏を STEP EDIT 機能で復元して編集することができます。 編集したパターンは、アルペジオのユーザー・パターンとして演奏 で使用することや、MIDI データとしてパソコンで使用することがで きます。 また、録音データを使用せずに空白のデータからユーザー・パター ンを作成することもできます。 1.[STEP EDIT]ボタンを押します。 アルペジオ演奏が停止して、STEP EDIT 画面が表示されます。 コマンド 説明 4 times before 4 周前の録音データを取り込みます。 ※「1 周」は、 「Grid Length」で設定したアルペジオ・パターンの長さを表します。 COPY from SCENE SCENE から気に入った演奏データをコピーして、STEP EDIT 画 面で編集をします。 ERASE 演奏データを消去します。 4. 設定を完了したら、[EXIT]ボタンを押して STEP EDIT 画 面に戻ります。 STEP EDIT 画面では、MENU 画面での実行内容が反映されて います。 5. STEP EDIT 画面で編集をします。 STEP EDIT 画面での操作方法は、以下のとおりです。 STEP EDIT の操作方法 ※[STEP EDIT] ボタンを押した直後は、空白の STEP EDIT 画面が表示されます。 2. 編集をするパートを設定します。 [PART]ボタンを押してから[1]~[5]ボタンを押して、編 集するパート(カレント・パート)を設定します。 3.[MENU]ボタンを押します。 アルペジオ演奏の MENU 画面が表示されます。作成するパター ンの基本設定や既存のパターンをコピーすることができます。 SETTING パターンを基本設定します。 パラメーター 説明 Grid Note アルペジオの「1 グリッド」をどの音符とみなすかを設 定します。 Grid Length アルペジオ・パターンのグリッド長を設定します。 Duration アルペジオ・パターンの各ノート長に対してどれだけの 長さが鳴るかの割合を設定します。 Shuffle Rate 発音の裏拍のタイミングを変化させて、シャッフルのリ ズムで鳴るようになります。 Shuffle Reso シャッフルの基準になる音符を設定します。 Offset Velo ベロシティー値をシフトします。 K-Range Lo アルペジオで発音する下限音程を指定します。 K-Range Oct K-Range Lo から見て、何オクターブ上までアルペジオ で発音させるかを設定します。 操作方法 PAGE[ç] [æ]ボタン ステップを上下に移動する ページを移動する ノートを指定する PAGE[ä] [å]ボタン [SHIFT]ボタンを押しながら、PAGE[ç] [æ]ボタンを押します。 鍵盤を押します。 ステップを指定してノートをオンする [1]~[16]ボタンベロシティーは直 前にバリューで設定した値で入力され ます。 ベロシティー値を変更する [2]つまみ 選択中のノートをオン/オフする [ENTER]ボタン タイの入力 カーソルを始点に合わせてから、 [SHIFT]ボタンを押しながら終点のス テップの[1]~[16]ボタンを押します。 パートの移動 [PART]ボタン 0 カレント・パートを選 ぶ Grid Length の変更 [SHIFT]ボタンを押しながら、 [2]つ まみ ステップ録音をする [S2]ボタンが点灯した状態で鍵盤を押 すと、ステップごとにノートが入力され ます。 リアルタイム録音 プレビュー再生中に[S2]ボタンが点灯 した状態で鍵盤を押すと、リアルタイム 録音されます。 選んだノートにあるすべてのデータを 消去する 鍵盤を押しながら +[S1]ボタン 選んだステップのすべてのデータを消 [1]~[16]ボタン +[S1]ボタン 去する COPY from I-ARP I-ARPEGGIO から演奏データをコピーして、STEP EDIT 画面で 編集をします。 ※[S3]ボタンで、データをプレビューすることができます。 18 項目 ステップを左右に移動する コマンド 説明 Initialize 全パートのステップ・データをクリアします。 Current 現在のステップ・データを取り込みます。 Latest 直近録音したデータを取り込みます。 1 time before 1 周前の録音データを取り込みます。 2 times before 2 周前の録音データを取り込みます。 3 times before 3 周前の録音データを取り込みます。 選んだパート内のすべてのデータを消 [S1]ボタン 去する ステップ・エディットを終了して、トッ [EXIT]ボタン プ画面に戻る 6.[S3]ボタンで、 再生/停止し、 演奏を確認します。 ※ ステップ数やグリッド、シャッフルの設定などは、アルペジオで設定した値が 反映されます。 7. 変更したい場合は、 STEP 画面を抜けて ARP PART EDIT 画面で編集します。 ※[TEMPO]つまみでテンポを変更できます。 JUPITER-X 取扱説明書 Ver.3.0 以降 8. 編集が完成したら、 SCENE として保存します。 &「シーンを保存する」 (P.13) また、MIDI データとしてパソコンで使用する場合は、エクスポー ト機能を使用します。 &「インポート/エクスポート」 (P.25) STEP EDIT で作成したデータをアルペジオ演奏で 使用する STEP EDIT で作成したデータを鳴らすか、アルペジオ演奏を鳴らす かをパートごとに設定できます。 1. STEP EDIT で の 編 集 後、[SCENE] ボ タ ン を 押 し て SCENE TOP 画面に戻ります。 2. PAGE[<]ボタンを 2 回押して、 ARP PART EDIT 画面 を表示します。 3.[1]つまみで、「Step Mode」を選びます。 4. PART ボタンが点灯していることを確認し、 STEP データを 使用したいパートを[1]~[5]ボタンで選びます。 5.[2]つまみで、 Step Mode を「ON」にします。 6. 手順 4 ~ 5 を繰り返し、必要なパートの Step Mode を 「ON」 にします。 7.[1]つまみで Switch を選び、 [2]つまみで「ON」にします。 アルペジオ演奏で、STEP EDIT で作成したデータが再生され ます。 ※ STEP EDIT で編集したパートは、STEP EDIT モードを終了するときに、ARP PART EDIT の Switch と Step Mode が自動的に「ON」になります。 ※ Step Mode が「ON」のパートは、以下の ARP PART EDIT パラメーター が無効になります。 55Oct Range 55Transpose 55Grid Sync 55Timing 55Velocity 55Grid Offset 55Reset Oct 55Receive SW 55Motif 55Duration 55Note Off 55Poly Remain 19 演奏機能を使う 鍵域を 2 つに分けて違う音で演奏する (スプリット) 1.[SPLIT]ボタンを押して、 点灯させます。 スプリットがオンになります。 鍵盤右側でパート 1 のトーン、鍵盤左側でパート 2 のトーンが鳴 ります。 もう一度[SPLIT]ボタンを押すと、元に戻ります。 ※ スプリット・ポイントを変更するときは、[SPLIT]ボタンを押しながら設定し たい鍵盤を弾くか、SCENE ZONE EDIT で KEY RANGE を設定します。詳 しくは、『リファレンス・マニュアル』 (PDF)をご覧ください。 2 つの音を重ねて鳴らす(デュアル) 1.[DUAL]ボタンを押して、 点灯させます。 デュアルがオンになります。 パート 1 のトーンとパート 2 のトーンを重ねて鳴らすことができ ます。 もう一度[DUAL]ボタンを押すと、元に戻ります。 ※[SHIFT]ボタンを押しながら[DUAL]ボタンを押して、デュアルをオンにす ると、パート 1 の音を L、パート 2 の音を R から出力するように自動で設定さ れます。 鍵域をオクターブ単位で移調する (オクターブ) 1. OCTAVE[-][+]ボタンを押します。 元に戻すときは、 OCTAVE[-]ボタンと[+]ボタンを押します。 鍵域を半音単位で移動する(トランスポーズ) 1.[TRANSPOSE]ボタンを押しながら、OCTAVE[-][+] ボタンを押します。 元 に 戻 す と き は、 [TRANSPOSE] ボ タ ン を 押 し な が ら、 OCTAVE[-]ボタンと[+]ボタンを押します。 単音で演奏する(モノフォニック) 1.[MONO]ボタンを押して、 点灯させます。 もう一度[MONO]ボタンを押すと、元に戻ります。 同じトーンを重ねて鳴らして音を厚くする (ユニゾン) 1.[UNISON]ボタンを押して、 点灯させます。 もう一度[UNISON]ボタンを押すと、元に戻ります。 演奏に強弱を付けないようにする (ベロシティー・オフ) 1.[VELOCITY OFF]ボタンを押して、 点灯させます。 演奏の強弱で変化しなくなります。 もう一度[VELOCITY OFF]ボタンを押すと、元に戻ります。 20 音をなめらかに変化させる(ポルタメント) 1.[PORTAMENTO]ボタンを押して、 点灯させます。 もう一度[PORTAMENTO]ボタンを押すと、元に戻ります。 ※[SHIFT]ボタンを押しながら[PORTAMENTO]ボタンを押すと、ポルタメ ント・タイムの設定画面に移動することができます。 Bluetooth® 機能を使う モバイル機器で再生した音楽を JUPITER-X のスピーカーで聞く モバイル機器を登録する(ペアリング) 「ペアリング」とは、使いたいモバイル機器を本機に登録する(お 互いに認証する)ための手続きです。 モバイル機器に保存している音楽データを、ワイヤレスで本機から 鳴らす設定をします。 メモ 55 本機とのペアリングが済んだモバイル機器は、再度ペアリングする必要 はありません。ペアリングが済んだモバイル機器と本機を接続するときは、 「ペアリング済みのモバイル機器を接続する」 (P.21)をご覧ください。 55 ファクトリー・リセット(P.27)をしたときは、再度ペアリングが必要です。 55 以下の操作説明は一例です。詳しくは、モバイル機器の取扱説明書をご 覧ください。 1. 接続したいモバイル機器を、 本機周辺に置きます。 2.[MENU]ボタンを押します。 モバイル機器の音楽を再生する 1. モバイル機器と Bluetooth 接続します。 2. モバイル機器の音楽アプリで曲を再生します。 JUPITER-X から音が鳴ります。 ※ 再生音量を調節するときは、モバイル機器側の音量を調節するか、SYSTEM の「AuxIn/BT InLev」で調節します。 JUPITER-X でモバイル機器を操作する 本機とモバイル機器の間で MIDI データの送受信をする設定をし ます。 音楽アプリで MIDI キーボードとして使う Bluetooth MIDI 対応の音楽アプリを使って、鍵盤で弾くことがで きます。 MIDI データのやりとりをする MENU 画面が表示されます。 3.[1]つまみで、「SYSTEM」を選びます。 > < [1]つまみの代わりに PAGE[ ] [ ]ボタンで選ぶこともでき ます。 4.[1]つまみで「GENERAL」を選び、[ENTER]ボタンを 押します。 5.[ENTER]ボタンを押します。 SYSTEM 画面が表示されます。 6.[1]つまみで「Bluetooth Sw」を選び、 [2]つまみで「ON」 にします。 7.[1]つまみで「Pairing」を選び、 [ENTER]ボタンを押します。 「PAIRING...」と表示され、本機はモバイル機器からの応答を待 ちます。 8. モバイル機器の Bluetooth 機能をオンにします。 メモ 操作説明は iPhone を使ったときの一例です。詳しくは、モバイ ル機器の取扱説明書をご覧ください。 本機とモバイル機器の間で MIDI データの送受信をする設定をし ます。 1. 接続したいモバイル機器を、 本機周辺に置きます。 メモ 本機を複数台お持ちのとき、ペアリングする機器のみ電源を入 れてください(他の機器の電源は切ってください) 。 2. モバイル機器の Bluetooth 機能を、オンにします。 メモ 操作説明は iPhone を使ったときの一例です。詳しくは、モバイ ル機器の取扱説明書をご覧ください。 3. モバイル機器のアプリ(GarageBand 等)の設定で、 本機 と接続します。 注意 モバイル機器の Bluetooth 設定に表示されている「JUPITER-X MIDI」をタップしないでください。 9. モバイル機器の Bluetooth デバイス画面に表示されている 「JUPITER-X Audio」をタップします。 本機とモバイル機器がペアリングされます。 ペアリングが成 功すると、モバイル機器の「ペアリングされた機器」リストに 「JUPITER-X Audio」が追加されます。 10. 設定を保存するときは、システム・ライトを操作します。 &「システム設定を保存する(システム・ライト) 」 (P.27) 11.[MENU]ボタンを押して、セッティングを終了します。 ペアリング済みのモバイル機器を接続する 1. モバイル機器の Bluetooth 機能をオンにします。 2. 本機の Bluetooth 機能をオン(SYSTEM パラメーターの Bluetooth Sw を「ON」)にします。 メモ 55 上記の操作で接続ができなかったときは、モバイル機器の Bluetooth デ バイス画面に表示されている「JUPITER-X Audio」をタップしてください。 55 切断するときは、本機の Bluetooth 機能を 「OFF」 (SYSTEM パラメーター の Bluetooth Sw を「OFF」 )にするか、モバイル機器の Bluetooth 機 能をオフにします。 21 JUPITER-X 取扱説明書 Ver.3.0 以降 複数の JUPITER-X を使い分ける (Bluetooth ID) Bluetooth 接続したアプリケーションに表示される、本機のデバイ ス名の末尾の数字を設定します。 同じ楽器を複数お持ちの場合に、識別することができるため便利 です。 この JUPITER-X とペアリング Bluetooth 機能を無効にする JUPITER-X とモバイル機器を Bluetooth 接続したくないときは、 Bluetooth 機能を無効にします。 1.[MENU]ボタンを押します。 設定画面が表示されます。 2.[1]つまみで「SYSTEM」を選び、[ENTER]ボタンを押 します。 1 ]ボタンで、選ぶことも > < [1]つまみの代わりに PAGE[ ] [ できます。 3.[1]つまみで「GENERAL」を選び、[ENTER]ボタンを 押します。 4.[1]つまみで、「Bluetooth Sw」を選びます。 2 5.[2]つまみで、「OFF」に設定します。 6. 設定を保存するときは、システム・ライトを操作します。 3 &「システム設定を保存する(システム・ライト) 」 (P.27) 7.[MENU]ボタンを押して、セッティングを終了します。 1.[MENU]ボタンを押します。 MENU 画面が表示されます。 2.[1]つまみで「SYSTEM」を選び、[ENTER]ボタンを押 します。 ]ボタンで、選ぶことも > < [1]つまみの代わりに PAGE[ ] [ できます。 3.[1]つまみで「GENERAL」を選び、[ENTER]ボタンを 押します。 4.[1]つまみで、「Bluetooth ID」を選びます。 5.[2]つまみで、 設定値を変えます。 パラメーター [1]つまみ Bluetooth ID 設定値 [2]つまみ OFF、 1~9 説明 Bluetooth 接続したアプリに表示される、 本機のデバイス名の末尾の数字を設定し ます。 「OFF」に設定: 「JUPITER-X Audio」 、 「JUPITER-X MIDI」(初期値) 「1」に設定: 「JUPITER-X Audio 1」 、 「JUPITER-X MIDI 1」 6. 設定を保存するときは、システム・ライトを操作します。 &「システム設定を保存する(システム・ライト) 」 (P.27) 7.[MENU]ボタンを押して、セッティングを終了します。 22 外部機器を接続する ペダルを接続して演奏する 音を持続させる(ホールド) HOLD 端子にペダル・スイッチ(別売:DP シリーズ)を接続すると、 ペダルを踏んでいる間は鍵盤から手を離しても音が鳴り続けます。 演奏に抑揚をつける(エクスプレッション) CTRL 端子にエクスプレッション・ペダル(別売:EV-5)を接続する と、ペダルを使って音量を変化させ、演奏に抑揚をつけることがで きます。 また、お好みの機能を割り当てることで、ペダルを使ってシーンを 切り替えるなどの操作をすることもできます。 &「操作子に割り当てられる機能一覧」 (P.31) マイクを接続して演奏する(Vocoder) ハウリング対策について マイクと本体スピーカー(または外部スピーカー)の位置によっては、 ハウリング音(キーンという音)が出ることがあります。そのときは、 以下のように対処してください。 55 マイクの向きを変える 55 マイクをスピーカーから遠ざける 55 音量を下げる パソコンと接続する(USB COMPUTER 端子) 本機の USB COMPUTER 端子を経由して、パソコンと MIDI 情報 をやりとりします。 メモ 55 動作条件や対応 OS については、ローランドのホームページをご覧くだ さい。 「ボコーダー」は、人の声にかけるエフェクトのことです。人の声を ボコーダーに通すと、抑揚のないロボットのような音声に変化させ ることができます。ピッチは鍵盤を弾いてコントロールします。 USB ケーブル 1. リア・パネルの MIC IN 端子にマイクを接続します。 注意 JUPITER-X はダイナミック・マイクとエレクトレット・コンデンサー・ マイク(プラグイン・パワー方式)に対応しています。コンデン サー・マイクには対応していません。 2. リア・パネルの[MIC GAIN]つまみで音量を調整します。 MIC IN の音量は、音色を選んだあとに細かく調整します。 まずは、中央付近につまみを合わせてください。 3.[MODEL BANK]ボタンを押します。 音色選択モードに切り替わります。 4.[15]ボタンを押します。 ※ 工場出荷時は、[15]ボタンのモデル・バンクに、「VOCODER」がアサイ ンされています。アサインするモデル・バンクは、変更することができます。 詳しくは、『リファレンス・マニュアル』 (PDF)をご覧ください。 専用ドライバーのインストール JUPITER-X をお使いになるためには、パソコンで以下の URL からド ライバーをダウンロードしてインストールする必要があります。 インストールについて詳しくは、ローランド・サポート・ページをご 覧ください。 & https://www.roland.com/jp/support/ USBドライバーを設定する 5.[2]つまみで音色を選びます。 USB COMPUTER 端子を使ってパソコンと接続するときに、使用す る USBドライバーを設定します。 6. 鍵盤を弾きながら、マイクに向かって声を出します。 1.[MENU]ボタンを押します。 [MIC GAIN]つまみで音量を微調整します。 設定画面が表示されます。 2.[1]つまみで「SYSTEM」を選び、[ENTER]ボタンを押 します。 マイクの設定を調整する 2.[1]つまみで「SYSTEM」を選び、[ENTER]ボタンを押 します。 3.[1]つまみで「MIDI」を選び、 [ENTER]ボタンを押します。 [1]つまみで、「USB Driver」を選びます。 4.[2]つまみで、「VENDOR」に設定します。 パラメーター [1]つまみ > < [1]つまみの代わりに PAGE[ ] [ ]ボタンで選ぶこともでき ます。 3.[1]つまみで「MIC IN」を選び、 [ENTER]ボタンを押します。 4.[1]つまみでパラメーターを選び、[2]つまみで値を変更 します。 マイク設定について、詳しくは「MIC IN」 (P.29)をご覧くだ さい。 5. 設定を保存するときは、システム・ライトの操作をします。 &「システム設定を保存する(システム・ライト) 」 (P.27) > 1.[MENU]ボタンを押します。 [1]つまみの代わりに PAGE[ ] [ ]ボタンで選ぶこともでき ます。 < 演奏環境によっては周囲のノイズをマイクが拾って、ボコーダーが 意図どおりに使えないことがあります。 そのときはマイクの感度やノイズ・サプレッサー(NS)を調整して、 ノイズを拾いにくくします。 設定値 [2]つまみ VENDOR USB Driver GENERIC 説明 ローランドのホームページからダウンロードした USBドライバーをお使いのときに選びます。 パソコンに標準添付の USBドライバーをお使い のときに選びます。 ※ MIDI のみ使えます。 5. 設定を保存します。 &「システム設定を保存する(システム・ライト) 」 (P.27) 6. JUPITER-X の電源を入れ直します。 23 JUPITER-X 取扱説明書 Ver.3.0 以降 VENDORドライバー使用時のポート名について オーディオ入力デバイス デバイス名 USB メモリーを接続する(USB MEMORY 端子) USB メモリーを接続します。 ポート名 IN MIX(JUPITER-X のミックス出力) IN 1(JUPITER-X のパート 1 の出力) USB メモリー IN 2(JUPITER-X のパート 2 の出力) JUPITER-X IN 3(JUPITER-X のパート 3 の出力) IN 4(JUPITER-X のパート 4 の出力) IN 5(JUPITER-X のパート R の出力) IN MIC(JUPITER-X の MIC IN 端子へ入力された信号の出力) USB メモリーをフォーマットする (FORMAT USB MEMORY) 注意 オーディオ出力デバイス デバイス名 JUPITER-X ポート名 OUT(JUPITER-X への USB オーディオ入力) OUT MIC(JUPITER-X へのマイク入力扱い) MIDI 出力 JUPITER-X JUPITER-X DAW CTRL JUPITER-X JUPITER-X DAW CTRL ※ DAW CTRL は通常の MIDI 通信では使用しません。 2.[1]つまみで「UTILITY」を選び、[ENTER]ボタンを押 します。 [1]つまみの代わりに PAGE[ ] [ ]ボタンで選ぶこともでき ます。 > MIDI 入力 1.[MENU]ボタンを押します。 < MIDI 入出力デバイス 55 大切なデータが USB メモリーに保存されているとき、この操作をすると データがすべて失われてしまいますのでご注意ください。 3.[1]つまみで「FORMAT USB MEMORY」を選び、 [ENTER] ボタンを押します。 確認画面が表示されます。 中止するときは、 [EXIT]ボタンを押します。 4. 実行するときは[2]つまみで「OK」を選び、[ENTER] ボタンを押します。 フォーマットが完了すると、 「Completed!」と表示されます。 ※「Executing…」などと表示されて処理が継続しているときは、絶対に電源を 切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。 バックアップ/リストア データを USB メモリーにバックアップする(BACKUP) ユーザー・データを USB メモリーにバックアップします。 バックアップされるデータ 55 シーンの全データ(ボコーダーやアルペジオの設定を含む) 55 ユーザー・トーン・データ 55 システム設定(システム・エフェクトを含む) 1.[MENU]ボタンを押します。 2.[1]つまみで「UTILITY」を選び、[ENTER]ボタンを押 します。 > < [1]つまみの代わりに PAGE[ ] [ ]ボタンで選ぶこともでき ます。 3.[1]つまみで「BACKUP」を選び、[ENTER]ボタンを押 します。 BACKUP NAME 画面が表示されます。 4. PAGE[<] [>]ボタンでカーソルを移動し、 [2]つまみでファ イル名を変更します。 5. ファイル名が決まったら、[ENTER]ボタンを押します。 確認画面が表示されます。 中止するときは、 [EXIT]ボタンを押します。 24 JUPITER-X 取扱説明書 Ver.3.0 以降 6. 実行するときは[2]つまみで「OK」を選び、[ENTER] ボタンを押します。 6.[1]つまみでインポートしたいトーンが入っているファイル を選び、 PAGE[>]ボタンを押します。 バックアップが完了すると、 「Completed!」と表示されます。 同じ名前のファイルがあるときは、上書きするか(Overwrite?) 確認画面が表示されます。 7.[1]つまみでインポートしたいトーンを選び、[2]つまみ でチェック・マークを付けます。 ※「Executing…」などと表示されて処理が継続しているときは、絶対に電源を 切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。 バックアップしたデータを復元する(RESTORE) USB メモリーにバックアップしたユーザー・データを本体に戻します。 これを「リストア」と呼びます。 注意 55 リストアを実行すると、すべてのユーザー・データは書き替えられます。 本体に大切なデータが保存されているときは、リストアをする前に、別 の名前を付けて USB メモリーにバックアップしてください。 1.[MENU]ボタンを押します。 2.[1]つまみで「UTILITY」を選び、[ENTER]ボタンを押 します。 > < [1]つまみの代わりに PAGE[ ] [ ]ボタンで選ぶこともでき ます。 3.[1]つまみで「RESTORE」を選び、[ENTER]ボタンを 押します。 4.[1]つまみで、リストアするファイルを選びます。 5.[ENTER]ボタンを押します。 確認画面が表示されます。 中止するときは、 [EXIT]ボタンを押します。 6. 実行するときは[2]つまみで「OK」を選び、[ENTER] ボタンを押します。 ※「Executing…」などと表示されて処理が継続しているときは、絶対に電源を 切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。 インポート/エクスポート ※ インポート先に選んだトーンは、上書き保存されます。ご注意ください。 ※「INIT TONE」という名前のトーンがある場合は、インポート先のトーンとし て自動的に選ばれます(自動的にチェック・マークが付きます) 。トーンを残し ておきたいときは、チェック・マークをはずしてください。 10. PAGE[>]ボタンを押します。 11. 実行するときは[2]つまみで「OK」を選び、[ENTER] ボタンを押します。 インポートが完了すると、 「Import Tone Completed!」と表示 されます。 ※「Executing…」などと表示されていて処理が継続しているときは、絶対に電 源を切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。 シーンをインポートする JUPITER-X/Xm でエクスポートしたシーンを、追加シーンとして JUPITER-X にインポートすることができます。 ※ バックアップファイルからもシーンをインポートすることができます。 1. インポートしたいシーンの SVD ファイルを USB メモリーの ROLAND/SOUND フォルダーに保存して、JUPITER-X に 接続します。 2.[MENU]ボタンを押します。 3.[1]つまみで「UTILITY」を選び、[ENTER]ボタンを押 します。 [1]つまみの代わりに PAGE[ ] [ ]ボタンで、選ぶことも できます。 > 7. JUPITER-X の電源を入れ直します。 9.[1]つまみでインポート先のトーンを選び、[ENTER]ボタ ンを押してチェック・マークを付けます。 < リストアが完了すると、 「Completed. Turn off power.」と表 示されます。 8. PAGE[>]ボタンを押します。 4.[1] つ ま み で「IMPORT/EXPORT」 を 選 び、[ENTER] ボタンを押します。 5.[1]つまみで「IMPORT SCENE」を選び、[ENTER]ボ タンを押します。 トーンをインポートする ダウンロードしたトーンや他機種でエクスポートしたトーンを、追加 音色として JUPITER-X にインポートすることができます。 ここでは、他機種のエクスポート機能などを使って用意した SVZ ファ イルのインポート方法について説明します。 ※ モデルの音色もインポートすることができます。モデルでない音色をインポー トすると、「NO ASSIGN」というモデル名で保存されます。 1. インポートしたいトーンの SVZ ファイルを USB メモリーの ROLAND/SOUND フォルダーに保存して、JUPITER-X に 接続します。 2.[MENU]ボタンを押します。 3.[1]つまみで「UTILITY」を選び、[ENTER]ボタンを押 します。 6.[1]つまみでインポートしたいシーンが入っているファイル を選び、 PAGE[>]ボタンを押します。 7.[1]つまみでインポートしたいシーンを選び、[2]つまみ でチェック・マークを付けます。 8. PAGE[>]ボタンを押します。 9.[1]つまみでインポート先のシーンを選び、[ENTER]ボ タンを押してチェック・マークを付けます。 ※ インポート先に選んだシーンは、上書き保存されます。ご注意ください。 ※「INIT SCENE」という名前のシーンがある場合は、インポート先のシーンとし て自動的に選ばれます(自動的にチェック・マークが付きます) 。シーンを残 しておきたいときは、チェック・マークをはずしてください。 10. PAGE[>]ボタンを押します。 > < [1]つまみの代わりに PAGE[ ] [ ]ボタンで、選ぶことも できます。 4.[1] つ ま み で「IMPORT/EXPORT」 を 選 び、[ENTER] ボタンを押します。 5.[1]つまみで「IMPORT TONE」を選び、[ENTER]ボタ ンを押します。 25 JUPITER-X 取扱説明書 Ver.3.0 以降 11. 実行するときは[2]つまみで「OK」を選び、[ENTER] ボタンを押します。 インポートする場合、 「INIT SCENE」という名前のシーンに保存 されます。 インポートが完了すると、 「Import Scene Completed!」と表 示されます。 ※ インポート元のシーンにユーザー・トーンが使用されている場合、そのユー ザー・トーンもインポートするかを選ぶことができます。 ※「Executing…」などと表示されていて処理が継続しているときは、絶対に電 源を切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。 8. ファイル名が決まったら、[ENTER]ボタンを押します。 確認画面が表示されます。 中止するときは、 [EXIT]ボタンを押します。 9. 実行するときは[2]つまみで「OK」を選び、[ENTER] ボタンを押します。 USB メモリーの ROLAND/SOUND フォルダーにエクスポート します。 ※「Executing…」などと表示されて処理が継続しているときは、絶対に電源を 切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。 トーンをエクスポートする ユーザー・トーン・データを、SVZ ファイルにエクスポートすること ができます。 ※ モデルの音色もエクスポートすることができます。 1.[MENU]ボタンを押します。 2.[1]つまみで「UTILITY」を選び、[ENTER]ボタンを押 します。 > < 4.[1]つまみで「EXPORT TONE」を選び、[ENTER]ボタ ンを押します。 5.[1]つまみでエクスポート元のトーンを選び、[ENTER]ボ タンを押してチェック・マークを付けます。 6. PAGE[>]ボタンを押します。 7. PAGE[<][>]ボタンで、 カーソルを移動し、[2]つま みで文字を変更します。 8. ファイル名が決まったら、[ENTER]ボタンを押します。 確認画面が表示されます。 中止するときは、 [EXIT]ボタンを押します。 9. 実行するときは[2]つまみで「OK」を選び、[ENTER] ボタンを押します。 USB メモリーの ROLAND/SOUND フォルダーにエクスポート します。 ※「Executing…」などと表示されて処理が継続しているときは、絶対に電源を 切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。 シーンをエクスポートする シーン・データを、SVD ファイルにエクスポートすることができます。 1.[MENU]ボタンを押します。 2.[1]つまみで「UTILITY」を選び、[ENTER]ボタンを押 します。 > < [1]つまみの代わりに PAGE[ ] [ ]ボタンで、選ぶことも できます。 3.[1] つ ま み で「IMPORT/EXPORT」 を 選 び、[ENTER] ボタンを押します。 4.[1]つまみで「EXPORT SCENE」を選び、[ENTER]ボ タンを押します。 5.[1]つまみでエクスポート元のシーンを選び、[ENTER] ボタンを押してチェック・マークを付けます。 6. PAGE[>]ボタンを押します。 シーンにあるステップ・エディット・パターンを MIDI データ(SMF) として USB メモリーにエクスポートします。 1.[MENU]ボタンを押します。 2.[1]つまみで「UTILITY」を選び、[ENTER]ボタンを押 します。 [1]つまみの代わりに PAGE[ ] [ ]ボタンで、選ぶことも できます。 > 3.[1] つ ま み で「IMPORT/EXPORT」 を 選 び、[ENTER] ボタンを押します。 ステップ・エディット・パターンをエクスポートする < [1]つまみの代わりに PAGE[ ] [ ]ボタンで、選ぶことも できます。 26 7. PAGE[<][>]ボタンで、 カーソルを移動し、[2]つま みで文字を変更します。 3.[1] つ ま み で「IMPORT/EXPORT」 を 選 び、[ENTER] ボタンを押します。 4.[1] つ ま み で「EXPORT USER PATTERN」 を 選 び、 [ENTER]ボタンを押します。 5. PAGE[<][>]ボタンで、 カーソルを移動し、[2]つま みでファイル名を変更します。 6. ファイル名が決まったら、[ENTER]ボタンを押します。 確認画面が表示されます。 中止するときは、 [EXIT]ボタンを押します。 7. 実行するときは[2]つまみで「OK」を選び、[ENTER] ボタンを押します。 USB メモリーの EXPORT フォルダーにエクスポートします。 ※「Executing…」などと表示されて処理が継続しているときは、絶対に電源を 切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。 機器の設定 工場出荷時の設定に戻す(Factory Reset) JUPITER-X で変更し保存した設定、工場出荷時の設定に戻すことが できます。 ※ この操作を実行すると、音色パラメーターを含め、保存した設定内容はすべて 失われます。 ※ 現在の設定があとで必要なときは、工場出荷時の状態に戻す前に、必ずバック アップ機能(P.24)を使用して現在の設定を保存しておいてください。 1.[MENU]ボタンを押します。 2.[1]つまみで「UTILITY」を選び、[ENTER]ボタンを押 します。 ]ボタンで、選ぶことも > < [1]つまみの代わりに PAGE[ ] [ できます。 7. JUPITER-X の電源を入れ直します。 ※「Executing…」などと表示されて処理が継続しているときは、絶対に電源を 切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。 システム設定をする(System) 1.[MENU]ボタンを押します。 2.[1]つまみで「SYSTEM」を選び、[ENTER]ボタンを押 します。 [1]つまみの代わりに PAGE[ ] [ ]ボタンでも選べます。 > FACTORY RESET 画面が表示されます。 ディスプレイに「Completed. Turn off power.」と表示され ます。 < 3.[1] つ ま み で「FACTORY RESET」 を 選 び、[ENTER] ボタンを押します。 6. 実行するときは[2]つまみで「OK」を選び、[ENTER] ボタンを押します。 3.[1]つまみでパラメーターを選び、[2]つまみで値を変更 します。 SOUND PACK や WAVE EXAPNSION を5 インポート/インストールしている場合 システム設定を保存する(システム・ライト) 1. システム設定画面で、[WRITE]ボタンを押します。 確認画面が表示されます。 中止するときは、 [EXIT]ボタンを押します。 2. 実行するときは、[ENTER]ボタンを押します。 SOUND PACK や WAVE EXAPNSION を5 インポート/インストールしていない場合 システム・パラメーター一覧 SYSTEM パラメーター パラメーター [1]つまみ 設定値 [2]つまみ 説明 SYSTEM - GENERAL 4. PAGE[∧] [∨]ボタンで実行したい項目を選び、 [ENTER] ボタンを押してチェック・ボックスにチェックを入れます。 AGING 製品の内部温度の変化で音質(音程のバラつ き)が変わるかどうかを設定します。 もう一度[ENTER]ボタンを押すとチェックが外れます。 アナログ・シンセサイザーのモデルのみ効果が かかります。 項目 説明 Reset User Data SCENE、ユーザー TONE が初期化されます(※ 1) 。 内部温度の値は、シーンのトップ画面右上に表 示されます。 Reset System Data SYSTEM の設定が初期化されます(※ 1) 。 OFF:音質は温度で変化しません。SCENE 画 面での温度表示もされません。 Remove License (※ 2) ユーザー・ライセンスと WAVE EXPANSION を初期化し ます。ユーザー・ライセンスを初期化すると、現在と異なる ユーザー・ライセンスでダウンロードした SOUND PACK や WAVE EXPANSION をインポート/インストールする ことができます。この操作を実行すると、インストールした WAVE EXPANSION は削除されます。 Warm-up FIXED:内部温度が Aging Init Temp で設定 した値に固定され、そのとき点の音質が保持 されます。 ※ 2 SOUND PACK や WAVE EXAPNSION をインポート/インストールして いる場合に表示されます。 ユーザー・ライセンスについて詳しくは、『SOUND PACK / WAVE EXPANSION インストールマニュアル』 (PDF)をご覧ください。 確認画面が表示されます。 中止するときは、 [EXIT]ボタンを押します。 ON:内部温度が Aging Init Temp で設定し た値からスタートし、実際の温度(REAL)ま で変化します。温度差によりますが約 10 分で REAL 温度に到達します。REAL 温度に到達し たあとは、実際の温度変化に従います。 FAST:内部温度が Aging Init Temp で設定 した値からスタートし、鍵盤を弾くと実際の温度 (REAL)まで急速に(約 10 秒)変化します。 REAL 温度に到達したあとは、実際の温度変化 に従います。 ※ 1 これら操作を実行すると、お買い上げいただいたあとに、変更した該当デー タはすべて消去されます。 現在の設定を保存したいときは、工場出荷時の設定に戻す前に必ずバック アップ機能(P.24)を使用して現在の設定を保存しておいてください。 5. カーソル[>]ボタンを押します。 OFF、ON、 FAST、FIXED Warm-up の初期内部温度を設定します。 Init Temp REAL:実際に測定した内部温度を初期温度と REAL、0 ~ 60℃ します。 / 32 ~ 140 ℉ 0 ~ 60℃/ 32 ~ 140 ℉:仮想的に初期内部 温度(摂氏/華氏)を設定します。 27 JUPITER-X 取扱説明書 パラメーター [1]つまみ Ver.3.0 以降 設定値 [2]つまみ 説明 アナログ・シンセサイザーの内部の部品の経 年劣化をシミュレートします。 Age OFF、1 ~ 100years 値が大きくなると、その年数分劣化したような 音色に変化します。 アナログ・シンセサイザーの MODEL 音色で のみ有効です。 GENERAL MasterTune 415.3 ~ 466.2 [Hz] 全体のチューニングをします。 -24 ~ 24 全体の音域を半音単位で移動します。 ScaleTuneSw OFF、ON シーンの SCALE TUNE の設定を有効(ON) /無効(OFF)にします。 USB In Lev 0 ~ 127 USB COMPUTER 端子のオーディオ入力レベ ルを調節します。 USB Out Lev 0 ~ 127 USB COMPUTER 端子へのオーディオ出力レ ベルを調節します。 USB Audio Thru AUXIN USB Thru LineOut Gain OFF、ON OFF、ON -12 ~ 0 ~ +12 [dB] ARPEGGIO Set Tone OFF、ON 現在の音色設定を保ったままフレーズのみ変更 するか(OFF) 、フレーズと音色の両方を変更 するか(ON)を設定します。 Set DrumKit OFF、ON 現在の音色設定を保ったままリズムのみ変更す るか(OFF) 、リズムと音色の両方を変更するか (ON)を設定します。 Set Tempo OFF、ON 現在のテンポ設定を保ったままリズムのみ変更 するか(OFF) 、リズムとテンポの両方を変更 するか(ON)を設定します。 外部機器と接続して同期演奏をするときの、ア ルペジオ演奏を同期設定します。 Arp Sync AUX IN 端子と Bluetooth インプットの入力レ ベルを調節します。 USB COMPUTER 端子のオーディオ入力を USB COMPUTER 端子のオーディオ出力に MIX するかどうかを設定します。 オーディオ出力しない場合は、 「OFF」に設定 します。 AUX IN 端子の入力を USB COMPUTER 端 子のオーディオ出力に MIX するかどうかを設定 します。 オーディオ出力しない場合は、 「OFF」に設定 します。 OUTPUT/PHONES の出力ゲインを調節し ます。 OFF、ON、 AUTO OFF:スピーカーから出力しません。 SPOut Gain -12 ~ 0[dB] スピーカーの出力ゲインを調節します。 Auto Off 一定時間がたつと自動で電源が切れるようにし OFF、30[min] 、 ます。 240[min] 自動で電源を切る必要がない場合は、 「OFF」 に設定します。 LED On Bright 0 ~ 31 LED 点灯時の明るさを調節します。 LED OffBright 0 ~ 30 LED の消灯時でも LED を消灯せずに明るさを 変えて点灯しておくことができます。 LCD Contrast 1 ~ 10 ディスプレイの文字表示の濃さを調節します。 0 に設定すると消灯します。 シーンを変更するときに確認画面を表示するか どうかを設定します。 Scene Lock OFF、ON OFF:シーンを切り替えるときに確認画面は表 示されず、すぐにシーンが切り替わります。 ON:シーンを切り替えるときに確認画面が表 示されます。 切り替える場合は、PAGE[<] [>]ボタンを 押して「Yes」を選び、 [ENTER]ボタンを押 します。 Startup Scene 01-01 ~ 16-16 Bluetooth Sw Tempo 20.00 ~ 300.00 システムのテンポを設定します。 Tempo Src SCENE、SYS シーンを切り替えたとき、システムのテンポに 従うか(SYS) 、シーンに記憶されているテンポ に従うか(SCENE)を設定します。 Sync Mode AUTO、INT、 MIDI、USB COM、USB MEM どの同期信号に従って動作するかを設定し ます。 Sync Out OFF、MIDI、 USB COM、 MIDI クロック信号をどの端子に出力するかを MIDI/USBCM、 設定します。 USB MEM、ALL Bluetooth の通信を有効(ON)/無効(OFF) にします。 Pairing - Bluetooth オーディオのペアリングを実行し ます。 Bluetooth ID OFF、1 ~ 9 Bluetooth 接続したアプリに表示される、本機 のデバイス名の末尾の数字を設定します。 28 SYSTEM - CONTROLLER CONTROLLER Velocity REAL、1 ~ 127 鍵盤を弾いたときに送信されるベロシティーの 値を設定します。 Velo Crv LIGHT、 MEDIUM、 HEAVY 鍵盤タッチの「強弱」 、を設定します。 Velo Offset -10 ~ +9 キーボード・ベロシティー・カーブを調節します。 操作子が操作されたとき、操作子に対応 するパラメーター値をすぐに反映させるか (DIRECT) 、操作子が現在のパラメーター 値と同じ位置になってから反映させ始めるか (CATCH)を設定します。 Knob Mode DIRECT、 CATCH Aft Sens 0 ~ 100 アフタータッチの感度を設定します。 SCENE、SYS 各ボタンに割り当てられている機能が、現在選 ばれているシーンの設定に従うか(SCENE) 、 システムの設定に従うか(SYS)を設定します。 BUTTON Func Source S1 Func S1 Mode OFF、ON BEAT:拍に同期します。MIDI を受け取った 次の拍からアルペジオ演奏を開始します。 TEMPO/SYNC 起動時に選ぶシーンを設定します。 Bluetooth OFF、BEAT、 MEASURE OFF:小節や拍に同期しません。MIDI 情報を 受け取ったタイミングでアルペジオ演奏を開始 します。 MEASURE:小節に同期します。MIDI を受け 取った次の小節の 1 拍目からアルペジオ演奏 を開始します。 ON:スピーカーから出力します。 AUTO:ヘッドホンが挿入されていると「OFF」 に、挿入されていないと「ON」になります。 説明 SYSTEM - ARP/TEMPO スピーカーから出力するか設定します。 Speaker Sw 設定値 [2]つまみ 表示の値は A4 キー(中央のラ)の周波数です。 MasKeyShift AuxIn/BT InLev 0 ~ 127 パラメーター [1]つまみ S2 Func S2 Mode 「操作子に割り当 てられる機能一 [S1]ボタンに割り当てる機能を設定します。 覧」をご覧くだ さい。 LATCH、 MOMENTARY ボタンの動作を設定します。 「操作子に割り当 てられる機能一 [S2]ボタンに割り当てる機能を設定します。 覧」をご覧くだ さい。 LATCH、 MOMENTARY ボタンの動作を設定します。 JUPITER-X 取扱説明書 パラメーター [1]つまみ S3 Func S3 Mode 設定値 [2]つまみ 説明 「操作子に割り当 てられる機能一 [S3]ボタンに割り当てる機能を設定します。 覧」をご覧くだ さい。 LATCH、 MOMENTARY SL1 SL2 Source SL2 SCENE、SYS スライダー SL1 に割り当てられている機能 が、現在選ばれているシーンの設定に従うか (SCENE) 、システムの設定に従うか(SYS) を設定します。 「操作子に割り当 てられる機能一 [SL1]スライダーに割り当てる機能を設定し 覧」をご覧くだ ます。 さい。 SCENE、SYS スライダー SL2 に割り当てられている機能 が、現在選ばれているシーンの設定に従うか (SCENE) 、システムの設定に従うか(SYS) を設定します。 「操作子に割り当 てられる機能一 [SL2]スライダーに割り当てる機能を設定し 覧」をご覧くだ ます。 さい。 PEDAL Func Hold Source Hold Hold Pole Ctrl Source Ctrl SCENE、SYS HOLD 端子に接続したペダルに割り当てられ ている機能が、現在選ばれているシーンの設 定に従うか(SCENE) 、 システムの設定に従うか (SYS)を設定します。 「操作子に割り当 てられる機能一 覧」をご覧くだ さい。 HOLD 端子に接続したペダルに割り当てる機 能を設定します。 STANDARD、 REVERSE HOLD 端子に接続したペダルの極性を設定し ます。 SCENE、SYS 「操作子に割り当 てられる機能一 覧」をご覧くだ さい。 CTRL 端子に接続したペダルに割り当てられて いる機能が、現在選ばれているシーンの設定 に従うか(SCENE) 、システムの設定に従うか (SYS)を設定します。 CTRL 端子に接続したペダルに割り当てる機能 を設定します。 PART Btn Asgn [1]~[5] ( [6]~[10] )ボタンや[SHIFT] ボタンを押しながら各ボタンを押したときの機 能を割り当てます。 No Assign:割り当てません。 PartSel:パネルや画面内で操作するカレント・ パートを設定します。鍵盤で演奏するパートは 変わりません。 1-5 1-5+(S) 6-10 6-10+(S) 11-15 11-15+(S) No Assign、 PartSel、 Part+KeySw、 KeySw、 PartSw、 ArpSw、EfxSw 設定値 [2]つまみ 説明 Wheel Func Wheel1 Source ボタンの動作を設定します。 SLIDER Func SL1 Source パラメーター [1]つまみ Ver.3.0 以降 Wheel1 Wheel2 Source Wheel2 SCENE、SYS [Wheel1]ホイールに割り当てられている機 能が、現在選ばれているシーンの設定に従う か(SCENE) 、システムの設定に従うか(SYS) を設定します。 「操作子に割り当 てられる機能一 [Wheel1]ホイールに割り当てる機能を設定 覧」をご覧くだ します。 さい。 SCENE、SYS [Wheel2]ホイールに割り当てられている機 能が、現在選ばれているシーンの設定に従う か(SCENE) 、システムの設定に従うか(SYS) を設定します。 「操作子に割り当 てられる機能一 [Wheel2]ホイールに割り当てる機能を設定 覧」をご覧くだ します。 さい。 SYSTEM - MIC IN MIC IN Mic In Gain -24.0 ~ +24.0 [dB] MIC IN 端子の入力レベルを調節します。 「ON」 にするとMIC IN 端子へ PLUG-IN パワー (5V)を供給します。 Mic Power OFF、ON Rev Send Lev 0 ~ 127 マイク入力にかけるリバーブのかかり具合を設 定します。 Cho Send Lev 0 ~ 127 マイク入力にかけるコーラスのかかり具合を設 定します。 Dly Send Lev 0 ~ 127 マイク入力にかけるディレイのかかり具合を設 定します。 Mic Thru OFF、ON VOCODER OFF のときに MIC を切りたい場 合に「OFF」に設定します。 NS ノイズ・サプレッサーのオン、オフを設定します。 NS Switch OFF、ON NS Threshold -96 ~ 0[dB] ノイズを抑え始める音量を調節します。 NS Release 0 ~ 127 ノイズを抑え始めてから、音量が 0 になるまで の時間を調節します。 CompSwitch OFF、ON マイク COMP(マイク入力にかけるコンプレッ サー)を使う(ON)か使わない(OFF)かを 設定します。 CompAttack マイク COMP に対し Comp Thred を超える 0.1、1、2、...、 入力があったときに、音量を圧縮するまでの時 100[ms] 間を設定します。 CompRelease マイク COMP で圧縮がかかっている状態から、 10、20、…1000 入力が Comp Thred より小さくなって圧縮を [ms] やめるまでの時間を設定します。 ノイズ・サプレッサーは無音時のノイズを抑え る機能です。 COMP Part+KeySw:カレント・パートと Keyboard SW を同時に操作し、選んだパートを鍵盤で 演奏できます。複数パートを同時に押すと、 Keyboard SW を複数 ON にできます。 CompThreshold -60 ~ 0[dB] KeySw:キーボード・スイッチを設定し、鍵盤 で演奏できるパートを切り替えます。 CompRatio 1:1、2:1、…4: 1、8:1、16:1、 マイク COMP の圧縮比を設定します。 32:1、INF:1 CompKnee 0 ~ 30[dB] PartSw:パートが発音するかどうかをオン/オ フします。DJ のように各パートの抜き差しでパ フォーマンスする際に有効です。 ArpSw:各パートがアルペジオで発音するかし ないかを切り替えます。 EfxSw:左のボタンから順に MFX、DRIVE、 REV、DLY、CHO を、全パート同時にオン/ オフします。 マイク COMP が圧縮を始めるレベルを設定し ます。 マイク COMP がかかり始めるまでの推移をな めらかにします。 値を大きくするほどなめらかになります。 -24.0、-23.5、 CompOutGain … 0、… 、+24.0 マイク COMP の出力音量を設定します。 [dB] 29 JUPITER-X 取扱説明書 パラメーター [1]つまみ 設定値 [2]つまみ Ver.3.0 以降 説明 MIDI 1 ~ 16、OFF 外部 MIDI 機器から MIDI メッセージ(プログ ラム・チェンジ/バンク・セレクト)を送信して、 プログラムを切り替えるときの MIDI 受信チャ ンネルを設定します。 接続している MIDI 機器からプログラムを切り 替えないときは「OFF」に設定します。 Ctrl Src Sel SysCtrlSrc1 SysCtrlSrc2 SysCtrlSrc3 SysCtrlSrc4 Soft Thru USB-MIDIThru USB Driver Remote Kbd SYS、SCENE SYS:トーン・コントロールに SysCtrlSrc1 ~ 4 を使います。 SCENE:トーン・コントロールにシーンの CtrlSrc1 ~ 4 を使います。 OFF、CC01- システム・コントロールとして使うMIDIメッセー CC31、CC33CC95、BEND、 ジを設定します。 AFT OFF、ON ON にすると、MIDI IN 端子から入力された MIDI メッセージを MIDI OUT 端子へそのま ま出力します。 OFF、ON USB COMPUTER 端子/ MIDI IN 端子から 入ってきた MIDI 信号をそのまま MIDIOUT 端子/ USB COMPUTER 端子から送信するか (ON) 、送信しないか(OFF)を設定します。 GENERIC、 VENDOR USBドライバーを設定します。 外部 MIDI キーボードを JUPITER-X の鍵盤の 代用として使う場合にどの端子から入力するか OFF、MIDI を設定します。この場合、外部 MIDI キーボー IN、USB COM、 ドの MIDI 送信チャンネルは何チャンネルでも USB MEM かまいません。 通常は「OFF」にしておきます。 Local Sw Device ID OFF、ON コントローラー部(鍵盤、PITCH、MODE、 パネル上のボタンやスライダー、ペダルなど) と内部音源の接続をオン/オフします。 17 ~ 32 システム・エクスクルーシブ・メッセージを送 受信するときは、相互の機器のデバイス ID ナ ンバーを合わせます。 Color Set Func L Off Func R Off Sc1 ~ 4 Off Sc5-8 Off Sc9-12 Off Sc13-16 Off Model Off Categ Off User Off Part Off Part+KeySw Off KeySw Off PartSw Off ArpSw Off EfxSw Off 各機能が ON / OFF 時の、機能がアサイン されているボタンの点灯色を設定します。 No Assign Off:消灯 St1 ~ 4 Off O:オレンジ、 St5-8 Off St9-12 Off St13-16 Off Arp L On Arp R On Func L On Func R On Sc1 ~ 4 On Sc5-8 On Sc9-12 On Sc13-16 On Model On Categ On User On Tx PC OFF、ON プログラム・チェンジ・メッセージを送信するか (ON) 、送信しないか(OFF)を設定します。 PartSw On Tx Bank OFF、ON バンク・セレクト・メッセージを送信するか (ON) 、送信しないか(OFF)を設定します。 EfxSw On MIDI Tx OFF、ON MIDI Rx Rx PC OFF、ON プログラム・チェンジ・メッセージを受信するか (ON) 、受信しないか(OFF)を設定します。 Rx Bank OFF、ON バンク・セレクト・メッセージを受信するか (ON) 、受信しないか(OFF)を設定します。 Rx Exclusive OFF、ON システム・エクスクルーシブ・メッセージを受 信するか(ON) 、受信しないか(OFF)を設 定します。 30 Part On Part+KeySw On KeySw On プログラムの設定変更を、システム・エクスク ルーシブ・メッセージとして送信するか(ON) 、 送信しないか(OFF)を設定します。 色の設定を Set 番号ごとに保存しておき、切り 替えます。 1 ~ 10 Arp R Off OFF、ON Tx Edit 説明 Arp L Off Tone パラメーターのコントロール・チェンジ (CC)の送受信をするか(ON) 、行わないか (OFF)を設定します。 Tone CC Map 設定値 [2]つまみ SYSTEM COLOR SET(※) SYSTEM - MIDI Ctrl Ch パラメーター [1]つまみ ArpSw On St1 ~ 4 On St5-8 On St9-12 On St13-16 On Off、O、Y、Y(b) 、 W、W(b) 、G、 G(b) 、B、B(b) 、 R、R(b) 、V、V (b) 、W2、R2 Y:黄色、 W:白色、 G:緑色、 B:青色、 R:赤色、 V:紫色、 W2:輝度の高い白色、 R2:輝度の高い赤色 (b)は点滅(ブリンク)を表します。 JUPITER-X 取扱説明書 Ver.3.0 以降 操作子に割り当てられる機能一覧 S1 Func 機能 S2 Func S3 Func SL1 HOLD SL2 Ctrl Wheel1 Wheel2 機能 S1 Func S2 Func S3 Func SL1 HOLD SL2 ( START/STOP ( ( DRV SW ( ( VOC/MIC ( ( Wheel2 ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( AFTERTOUCH ( ( ( ( ( ( MONO/POLY ( ( BEND SCENE DOWN ( ( BEND DOWN ( ( ( SCENE UP ( ( BEND UP ( ( ( TONE DOWN ( ( CHO LEVEL ( ( ( TONE UP ( ( REV LEVEL ( ( ( PANEL DEC ( ( DLY LEVEL ( ( ( PANEL INC ( ( ARP SHUFFLE ( ( ( CHO SW ( ( ARP DURATION ( ( ( REV SW ( ( PART FADE1 ( ( ( DLY SW ( ( PART FADE2 ( ( ( ARP SW ( ( LEVEL P1 ( ( ( ARP HOLD ( ( LEVEL P2 ( ( ( DETECT KEYS ( ( LEVEL P3 ( ( ( DETECT BEAT ( ( LEVEL P4 ( ( ( UNISON SW ( ( LEVEL P5 ( ( ( BEND MODE ( ( AGE ( ( ( AUTO TUNING ( ( CC01 〜 31、32 (OFF) 、33 〜 95 ( Wheel1 ( OFF TAP TEMPO Ctrl ( お問い合わせの窓口 ホームページをご覧ください Roland製品 電子楽器製品(電子ピアノ、電子ドラム、シンセサイザーなど) https://roland.cm/roland_support プロAV製品(ビデオ・ミキサー、業務用映像音響機器など) https://roland.cm/proav_support BOSS製品 https://roland.cm/boss_support '22. 02. 01 現在 ローランド株式会社 〒 431-1304 静岡県浜松市北区細江町中川 2036-1 31 ">

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