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【立上げ・保守時の注意事項】 三菱 汎用 シーケンサ用リニューアルツール 3.製品仕様 警 告 ● 通電中は端子に触れないでください。感電または誤動作の原因になります。 ● 清掃や端子ネジの増し締めは,必ずシステムで使用している外部供給電源を全相遮 断してから行ってください。全相遮断しないと,感電,MELSEC-Qシリーズユニットの故 障や誤動作の恐れがあります。ネジの締付けがゆるいと,落下,短絡,誤動作の原因 になります。ネジを締め過ぎると,ネジ,変換アダプタ,取付板およびMELSEC-Qシリ ーズユニットの破損による落下,短絡,誤動作の原因になります。 変換アダプタ 形名 ERNT-ASQT62TCRT ERNT-ASQT62TCRTBW 仕様比較表に掲載されていない詳細仕様に関しては,ご使用になるMELSEC-Qシリーズユニットのユーザーズマニュアルを参照してください。なお,MELSEC-AnSシリーズとMELSEC-Qシリーズ で仕様が異なる部分は,置き換える上で仕様的な制限を受けるところです。接続機器の仕様をご確認ください。 また三菱電機(株)発行の「MELSEC-AnS/QnS(小形)からQシリーズへの置換えの手引き(インテリジェント機能ユニット編):L(名)08208」を参照されることをお勧めいたします。 Q64TCRTBWNユニットはMELSEC-Qラージベースユニット(AnSサイズ版)に装着できないため,変換アダプタERNT-ASQT62TCRTBWにより置換える場合は,Q64TCRTBWNユニットをQ□□B形 ベースユニットに装着して使用してください。 注 意 ユーザーズマニュアル 【廃棄時の注意事項】 ERNT-ASQT62TCRTBW (*2) 警告 取扱いを誤った場合に,危険な状況が起こりえて,死亡または重傷 を受ける可能性が想定される場合。 注意 取扱いを誤った場合に,危険な状況が起こりえて,中程度の傷害や 軽傷を受ける可能性が想定される場合および物的損害だけの発生 が想定される場合。 なお, 注意に記載した事項でも,状況によっては重大な結果に結びつく可能性があります。 いずれも重要な内容を記載していますので必ず守ってください。 本マニュアルは必要なときに読めるよう大切に保管すると共に,必ず最終ユーザまでお届 けいただくようお願いいたします。 【ご使用前の注意事項】 【取付け上の注意事項】 注 意 ● 変換アダプタは,一般仕様の環境で使用してください。一般仕様の範囲以外の環境で 使用すると,感電,火災,誤動作,製品の損傷あるいは劣化の原因になります。 ● 変換アダプタの導電部分には直接触らないでください。システムの誤動作,故障の原 因になります。 ● 変換アダプタおよび取付板は,取付けネジにて確実に固定し,取付けネジは規定のト ルク範囲内で確実に締め付けてください。ネジの締付けがゆるいと,落下による変換 アダプタおよび取付板の破損の原因になります。ネジを締め過ぎると,ネジ,変換アダ プタ,取付板およびMELSEC-Qシリーズユニットの破損による落下,短絡,誤動作の 原因になります。 ● MELSEC-Qシリーズと変換アダプタの組合せが正しいことを必ず確認してください。異 なる組合せで使用した場合、ユニットの破損の恐れがあります。 ● 変換アダプタを取付けるときは,取付板に手などを引っかけないよう注意してくださ い。ケガの原因になります。 ● 変換アダプタを装着した MELSEC-Q シリーズユニットの着脱は,必ず製品を両手で持 ち行ってください。落下による破損の原因になります。 A1S62TCRT-S2 A1S62TCRTBW-S2 端子台 EMC 指令・低電圧指令への対応 TB1 TB2 TB3 TB4 TB5 TB6 TB7 TB8 TB9 TB10 TB11 TB12 TB13 TB14 TB15 TB16 TB17 TB18 TB19 TB20 欧州域内で発売される製品に対しては,1996年から欧州指令の1つであるEMC指令への適 合証明が法的に義務づけられています。また,1997年から欧州指令の1つである低電圧指 令への適合も法的に義務づけられています。 EMC指令および低電圧指令に適合していると製造者が認めるものは,製造者自ら適合宣 言を行い,“CEマーク”を表示する必要があります。 (注)1 (注)1 EU域内販売責任者 EU域内販売責任者は下記のとおりです。 会社名:Mitsubishi Electric Europe BV 住 所:Gothaer Strasse 8, 40880 Ratingen, Germany 警 告 端子番号 信号名 TB1 L1H TB2 L1C TB3 L2H TB4 L2C TB5 COMTB6 CH1A TB7 アキ TB8 CH1B TB9 アキ TB10 CH1b TB11 アキ TB12 アキ TB13 アキ TB14 アキ TB15 アキ TB16 CH2A TB17 アキ TB18 CH2B TB19 アキ TB20 CH2b ● 取付け,配線作業などは,必ずシステムで使用している外部供給電源を全相遮断し てから行ってください。全相遮断しないと,感電あるいは製品の損傷の恐れがあります。 ● 取付け,配線作業完了後,通電,運転を行う場合は,必ず端子台の端子台カバーを 閉めてください。端子台カバーを閉めないと,感電の恐れがあります。 注 意 ● 変換アダプタの配線は,使用するユニットの仕様および端子配列を確認した上で正し く行ってください。定格と異なった電圧の入力や,電源を接続,誤配線すると,火災,故 障の原因になります。 ● MELSEC-AnSシリーズ端子台取付けネジ,端子ネジは,規定トルク範囲内で確実に 締め付けてください。ネジの締付けがゆるいと,短絡,火災,誤動作の原因になりま す。ネジを締め過ぎると,ネジや変換アダプタの破損による落下,短絡,誤動作の原 因になります。 ● 変換アダプタおよびMELSEC-Qシリーズユニット内に,切粉や配線クズなどの異物が 入らないように注意してください。火災,故障,誤動作の原因になります。 個 数 ERNT-ASQT62 ERNT-ASQT62 TCRT TCRTBW (*1) 品 名 変換アダプタ本体(ERNT-ASQT62TCRT) 取付板 取付板取付けネジ(M3.5×6) 端子台カバー 断線検知コネクタ変換ケーブル 断線検知コネクタ変換ケーブル取付けネジ(M3×8) 本マニュアル 1 1 2 1 − − 1 1 1 2 1 1 2 1 *1:ERNT-ASQT62TCRTBWは,変換アダプタERNT-ASQT62TCRTと断線検知コネクタ変 換ケーブルのセット品の形名(製品)です。 2.一般仕様 耐衝撃 使用雰囲気 使用標高 *1 設置場所 オーバボルテージ カテゴリ *2 汚染度 *3 70 2 チャンネル Q64TCRTBWN (加熱冷却制御) 不可 (*3) 160 仕 ERNT-ASQT62TCRT内部配線図 端子番号 TB1 TB2 TB3 TB4 TB5 TB6 TB7 TB8 TB9 TB10 TB11 TB12 TB13 TB14 TB15 TB16 TB17 TB18 信号名 Q64TCRTN L1H 端子台 L1C L2H Q64TCRTBWN L2C (注)2 COM- (右スロット側) アキ 端子台 CH1 A TB1 CH2 A TB2 TB3 CH1 B TB4 TB5 CH2 B TB6 TB7 CH1 b TB8 TB9 CH2 b TB10 TB11 MT3 A TB12 TB13 MT4 A TB14 TB15 MT3 B TB16 TB17 MT4 B TB18 MT3 b MT4 b 端子番号 信号名 TB1 L1H TB2 L1C A1S64TCTRT(加熱冷却制御) TB3 L2H A1S64TCTRTBW(加熱冷却制御) TB4 L2C 端子台 TB5 COMTB6 CH1A TB1 TB2 TB7 MT1A TB3 TB4 TB8 CH1B TB5 TB6 TB9 MT1B TB7 TB8 TB10 CH1b TB9 TB10 TB11 MT1b TB11 TB12 TB12 アキ TB13 TB14 TB13 アキ TB15 TB16 TB14 アキ TB17 TB18 TB15 MT2A TB19 TB20 TB16 CH2A TB17 MT2B TB18 CH2B TB19 MT2b TB20 CH2b 1 2 3 4 5 6 7 8 様 端子番号 信号名 TB1 アキ TB2 CT1 TB3 CT1 TB4 CT2 TB5 CT2 TB6 CT3 TB7 CT3 TB8 CT4 TB9 CT4 TB10 CT5 TB11 CT5 TB12 CT6 TB13 CT6 TB14 CT7 TB15 CT7 TB16 CT8 TB17 CT8 TB18 アキ 端子番号 信号名 1 BW1 2 BW1 3 BW2 4 BW2 5 NC 6 NC 7 NC 8 NC 形 仕 様 指示精度 周囲温度 23℃±5℃ 周囲温度 25℃±5℃ 周囲温度 0℃∼55℃ サンプリング周期 加熱制御出力周期 冷却制御出力周期 センサ電流 許容入力導線抵抗の影響 入力インピーダンス 入力フィルタ センサ補正値設定 センサ入力断線時の動作 センサ入力短絡時の動作 温度制御方式 トランジスタ出力 2 Q64TCRTBWN (注)2 (右スロット側) 端子台 TB1 TB2 TB3 TB4 TB5 TB6 TB7 TB8 TB9 TB10 TB11 TB12 TB13 TB14 TB15 TB16 TB17 TB18 TB1 TB2 TB3 TB4 TB5 TB6 TB7 TB8 TB9 TB10 TB11 TB12 TB13 TB14 TB15 TB16 TB17 TB18 (注)2 ERNT-ASQT62TCRTBWN の場合,必ず左側 に断線検知コネクタ変換ケーブル,右側に変 換アダプタを取付けてください。 逆に取付けて使用すると MELSEC-Q シリーズ ユニットの故障の原因になります。 Q64TCRTBWN (左側) 断線検知コネクタ 変換ケーブル (右側) 変換アダプタ 名 MELSEC-AnS シリーズ A1S64TCTRT (加熱冷却制御時) A1S64TCTRTBW (加熱冷却制御時) トランジスタ出力 2 チャンネル 裏面の表を参照 フルスケール×(±0.3%)±1digit − − フルスケール×(±0.3%)±1digit フルスケール×(±0.7%)±1digit 500ms/2 チャンネル(使用チャンネル数に関係なく一定) A1S62TCRTBW-S2 約 0.3mA 10Ω以下 − − 1MΩ 0∼100s(0:入力フィルタ OFF) -50.00∼50.00% アップスケール処理 ダウンスケール処理 − PID 定数設定 比例帯(P) 加熱比例帯(Ph) 冷却比例帯(Pc) 積分時間(I) 微分時間(D) 出力信号 定格負荷電圧 最大負荷電流 最大突入電流 OFF 時漏洩電流 ON 時最大電圧降下 応答時間 − PID ON/OFF パルスまたは 2 位置制御 PID ON/OFF パルス オートチューニングによる設定が可能 0.1∼1000.0% − 0.1∼1000.0% 0.0∼1000.0%(0:2 位置制御) − 1∼3600s 0∼3600s(0:P 制御,PD 制御) 0∼3600s(0:PI 制御) 0∼3600s(0:P 制御,PI 制御) 使用する温度センサで設定した温度範囲内 空冷/水冷 空冷/水冷/リニア ON/OFF パルス DC10.2∼30V DC10∼30V 0.1A/1 点 0.4A/コモン 0.4A 10ms 0.1mA 以下 DC1.0V(TYP) 0.1A DC2.5V(MAX) 0.1A OFF→ON:2ms 以下 ON→OFF:2ms 以下 入力−アース間:トランス絶縁 入力端子−シーケンサ電源間:トランス絶縁 入力−チャンネル間:トランス絶縁 入力チャンネル間:トランス絶縁 電流センサ − (株)ユー・アール・ディー社製 CTL-12-S36-8 (0.0∼100.0A) CTL-6-P(-H) (0.00∼20.00A) − (株)ユー・アール・ディー社製 CTL-12-S36-8 (0.0∼100.0A) CTL-6-P(-H) (0.00∼20.00A) 入力方法 入力精度 警報遅延回数 − − − マルチプレクサ方式 A/D 変換 − 3∼255 − − − マルチプレクサ方式 A/D 変換 フルスケール×(±1.0%) 3∼255 入出力占有点数 内部消費電流(DC5V) − フルスケール×(±0.3%) フルスケール×(±0.7%) − ヒータ断線検知仕様 接続方式 MELSEC-Q シリーズ Q64TCRTN Q64TCRTBWN (加熱冷却制御時) (加熱冷却制御時) 1∼100s 絶縁方式 Ⅱ以下 *1:標高0mの大気圧以上に加圧した環境で使用または保存しないでください。 *2:その機器が公衆配電網から構内の機械装置にいたるまでの,どこの配電部に接続されていることを想定しているかを示します。 カテゴリⅡは,固定設備から給電される機器などに適用します。 *3:その機器が使用される環境における導電性物質の発生度合を示す指標です。 汚染度2は,非導電性の汚染しか発生しません。ただし,偶発的な凝結によって一時的な導電が起こりうる環境です。 Q64TCRTN 端子台 (注)1 MELSEC-AnS シリーズユニットの端子 TB7,TB9,TB11,TB15TB17,TB19 は,必ずアキ端子 (未接続状態)としてください。(変換アダプタ内部で MELSEC-Q シリーズユニットと接続され ているため) 約 0.25mA 20Ω以下 目標値設定範囲 冷却方式設定 片振幅 掃引回数 3.5mm X,Y,Z 各方向10回 − 1.75mm − − 3方向各3回) Q64TCRTBWN (注)2 (左スロット側) 端子台 A1S62TCRT-S2 制御出力 温度入力点数 使用可能な白金測温抵抗体 0∼55℃ -25∼75℃ 周波数 定加速度 5∼8.4Hz − JIS B 3502, 断続的な振動が ある場合 IEC 61131-2 8.4∼150Hz 9.8m/s2 に適合 5∼8.4Hz − 連続的な振動が ある場合 8.4∼150Hz 4.9m/s2 JIS B 3502,IEC 61131-2 に適合(147m/s2,XYZ 腐食性ガスがないこと 0∼2000m 制御盤内 信号名 L1H L1C L2H L2C COMアキ CH1 A CH2 A CH1 B CH2 B CH1 b CH2 b MT3 A MT4 A MT3 B MT4 B MT3 b MT4 b <仕様比較> PID 定数範囲 5∼95%RH,結露なきこと 端子番号 TB1 TB2 TB3 TB4 TB5 TB6 TB7 TB8 TB9 TB10 TB11 TB12 TB13 TB14 TB15 TB16 TB17 TB18 配線上の注意 開封後,下記製品が入っていることを確認してください。 耐振動 可能 (2) A1S64TCTRT, A1S64TCTRTBW の場合 A1S62TCRTBW-S2 A1S64TCTRTBW(加熱冷却制御) 断線検知コネクタ 本マニュアルは,三菱汎用シーケンサ用リニューアルツールの変換アダプタERNT-ASQT62 TCRT,ERNT-ASQT62TCRTBWの仕様,取扱いについて説明したものです。変換アダプタは, MELSEC-AnSシリーズとMELSEC-Qシリーズのピンアサインの相違を変換する製品です。 実際にMELSEC-AnSシリーズからMELSEC-Qシリーズへの置換えを行う際は,性能・機能 などの差異を確認するため,必ずMELSEC-Qシリーズの各ユニットのマニュアルを参照し,使 用いただきますようお願いいたします。 【配線上の注意事項】 Q64TCRTN (加熱冷却制御) 《断線検知コネクタ変換ケーブル》 1.概要 使用周囲温度 保存周囲温度 使用周囲湿度 保存周囲湿度 2 チャンネル ERNT-ASQT62TCRT内部配線図 ● 製品を廃棄するときは,産業廃棄物として扱ってください。 項目 質量(g) A1S64TCTRTBW(加熱冷却制御) 注 意 ● MELSEC-AnSシリーズからMELSEC-Qシリーズへの置換えを行う際は,性能・機能・ CPUに対する入出力信号・バッファメモリアドレスなどの差異を確認するため,必ず MELSEC-Qシリーズの各ユニットのマニュアルを参照し,使用いただきますようお願い いたします。 MELSEC-Q ラージベースユニット (AnS サイズ版)使用可否 *2:付属の断線検知コネクタ変換ケーブルは,別売の「ベースアダプタ(盤面取付け時)」または「変換アダプタ DIN レール取付金具(DIN レール取付け時)」により固定する必要があります。「5.3 ERNT-ASQT62TCRTBW の取付 け手順」を参照ください。 *3:MELSEC-Q ラージベースユニット(AnS サイズ版)に MELSEC-Q シリーズユニットが装着できないため。 (ご使用前に必ずお読みください) 本製品のご使用に際しては,本マニュアルをよくお読みいただくと共に,安全に対して充分 に注意を払って,正しい取扱いをしていただくようお願いいたします。 本マニュアルで示す注意事項は,本製品に関するもののみについて記載したものです。シ ーケンサシステムとしての安全上のご注意に関しては,使用するMELSEC-QシリーズCPUユ ニットのユーザーズマニュアルを参照してください。 この「安全上のご注意」では,安全注意事項のランクを「警告」,「注意」として区別してあります。 置換え後 MELSEC-Q シリーズ形名 《変換アダプタ》 (1) A1S62TCRT-S2,A1S62TCRTBW-S2 の場合 注 意 ● 安全上のご注意 ● チャンネル数 A1S62TCRT-S2 A1S64TCTRT(加熱冷却制御) A1S62TCRTBW-S2 ERNT-ASQT62TCRT ● 変換アダプタの分解,改造はしないでください。故障,誤動作,ケガ,火災の原因にな ります。 ● 変換アダプタおよび取付板を落下させたり,強い衝撃を与えないでください。破損の原 因になります。 50CM-D180154-B(1404) 置換え前 MELSEC-AnS シリーズ形名 製品形名 32 点 20 点端子台 0.19A 20 点端子台 +8 ピンコネクタ 0.28A 20 点端子台 0.33A 20 点端子台 +8 ピンコネクタ 0.39A − (株)ユー・アール・ディー社製 CTL-12-S36-8 (0.0∼100.0A) CTL-12-S36-10 (0.0∼100.0A) CTL-12-S56-10 (0.0∼100.0A) CTL-6-P(-H) (0.00∼20.00A) − − − 16 点 − フルスケール×(±1.0%) 3∼255 32 点 18 点端子台 18 点端子台×2 0.29A 0.33A プログラム上の注意 (1) AnS シリーズユニットと Q シリーズユニットでは、入出力信号(X,Y)およびバッファメモリアドレスの割付けが異なりますので,シーケンスプログラムの変更が必要です。 ポイント (1) 測定温度に誤差がある場合,Q64TCRTN/Q64TCRTBWN のセンサ補正機能により補正することができます。 ℃ 測定温度範囲 ゜F データ分解能 -200.0∼600.0 -200.0∼200.0 -200.0∼500.0 -200.0∼200.0 Pt100 JPt100 【ベースアダプタ取付け時】 0.1 0.1 測定温度範囲 データ分解能 -300∼1100 -300.0∼300.0 -300∼900 -300.0∼300.0 1 0.1 1 0.1 4.実装と設置 5.各部の名称と取付け方法 4.1 取扱い上の注意事項 5.1 取付板の取付け方法 (1) 取付け,配線作業などは,必ずシステムで使用している外部供給電源を全相遮断して から行ってください。全相遮断しないと,感電あるいは製品の損傷の恐れがあります。 (2) 通電中は端子に触れないでください。感電または誤動作の原因になります。 (3) 変換アダプタの分解,改造はしないでください。故障,誤動作,ケガ,火災の原因になり ます。 (4) 変換アダプタの導電部分には直接触らないでください。システムの誤動作,故障の原 因になります。 (5) 変換アダプタおよび取付板は,取付けネジにて確実に固定し,取付けネジは規定のト ルク範囲内で確実に締め付けてください。ネジの締付けがゆるいと,落下による変換ア ダプタの破損の原因になります。ネジを締め過ぎると,ネジ,変換アダプタ,取付板およ びMELSEC-Qシリーズユニットの破損による落下,短絡,誤動作の原因になります。 (6) 変換アダプタおよびMELSEC-Qシリーズユニット内に,切粉や配線クズなどの異物が 入らないように注意してください。火災,故障,誤動作の原因になります。 (7) 変換アダプタおよび取付板を落下させたり,強い衝撃を与えないようにしてくいださい。 破損の原因になります。 使用上の注意事項 取付板固定ネジ M3.5×6 取付板 <MELSEC-AnSシリーズ> ③ 1) 取付板を左に傾けて,取付板のフックをMELSEC-Qシリーズ ユニット前面(下部)のシリアルNo.表示部分に引っかける。 2) フックを引っかけた状態で,取付板をMELSEC-Qシリーズ ユニット前面に傾ける。 3) 取付板をMELSEC-Qシリーズユニットに 密着させる。 4) ネジ穴の位置を合わせ,取付板固定ネジ で固定する。(締付けトルクは4.5項参照) 取付け完了状態 (右側) 変換アダプタ (左側) 断線検知コネクタ 変換ケーブル 4 1 取付板 断線検知コネクタ変換ケーブル 取付けネジ M3×8 MELSEC-Qシリーズ ベースユニット 27.4 ネジにより固定 取付板固定ネジ M3.5×6 注意 変換アダプタ取付けネジ M3×25 ④ 157.5mm ⑤ 取付板 MELSEC-AnSシリーズ 端子台取付けネジ(M4) 【DINレール取付け時】 DINレール MELSEC-Qシリーズ ベースユニット Q64TCRTBWN A1S62TCRTBW-S2 A1S64TCTRTBW ↓ Q64TCRTBWN 変換アダプタ 断線検知コネクタ 変換ケーブル ベースアダプタ 157.5mm DIN レール取付け時 奥行き寸法、高さ寸法が大きくなりますので取付け上の確認が必要です。 106mm 4mmUP MELSEC-AnSシリーズ 端子台カバー 同じベースユニット上に以下の変換アダプタを使用され る場合,別売の変換アダプタDINレール取付金具 (ERNT-ASQDIN□□□)が必要になります。取付け方 法は,変換アダプタDINレール取付金具のマニュアルを 参照ください。 <変換アダプタ> ・ERNT-ASQT68AD-G ・ERNT-ASQTD62D ・ERNT-ASQT68TD-H01 ・ERNT-ASQT64TCTTBW ・ERNT-ASQT68TD-H02 ・ERNT-ASQT64TCRTBW ・ERNT-ASQTD61 ・ERNT-ASQT62TCTTBW ・ERNT-ASQTD62 ・ERNT-ASQT62TCRTBW ベースアダプタ取付け時 MELSEC-Qシリーズベースユ ニットをベースアダプタに取付 けてください。 なお盤面への取付け方法は, ベースアダプタのマニュアル を参照ください。 5.2 5.3 ERNT- ERNTASQT62 ASQT62 TCRT TCRTBW の 取付 け の取付け 手順 手順 ① 106mm ② ② 変換アダプタ DINレール取付金具 150.5mm 44.5mmUP 端子台 カバー MELSEC-AnS シリーズの端子台カバーは,MELSEC-Q シリーズのユニッ ト幅よりも大きいため,変換アダプタに付属する端子台カバーに付け替え る必要があります。 <MELSEC-AnSシリーズ> ③ 変換アダプタに付属 する端子台カバーに 付け替えてください。 − − 34.5mm ③ <MELSEC-Qシリーズ> MELSEC-AnSシリーズの 端子台カバー MELSEC-Qシリーズ端子台取付けネジ (上下2ヶ所) ④ ⑤ 27.4mm 4.3 設置環境 設置環境は使用するMELSEC-QシリーズCPUユニットと同じです。MELSEC-QシリーズCPU ユニットのユーザーズマニュアルを参照してください。 無償保証期間と無償保証範囲 無償保証期間中に製品に当社側の責任による故障や 瑕疵(以下併せて「故障」と呼びます)が発生した 場合、当社はお買い上げいただいた販売店を通して ご返却いただき、無償で製品を修理させていただき ます。 ■無償保証期間 製品の無償保証期間は、お客様にてご購入後または ご指定場所に納入後1年間とさせていただきます。 ただし、当社製品出荷後の流通期間を最長6ヶ月と して、製造から18ヶ月を無償保証期間の上限とさせ ていただきます。 また修理品の無償保証期間は、修理前の保証期間を 超えて長くなることはありません。 ■無償保証範囲 使用状態、使用方法および使用環境などが、取扱説 明書、ユーザーズマニュアル、製品本体注意ラベル などに記載された条件、注意事項などに従った正常 な状態で使用されている場合に限定させていただき ます。 保 証 内 容 生産中止後の有償修理期間 (1)当社が有償にて製品修理を受け付けることができ る期間は、その製品の生産中止後7年間です。 生産中止に関しましては、販売店経由にて連絡い たします。 (2)生産中止後の製品供給(補用品も含む)はできま せん。 機会損失、二次損失などへの保証責務の除外 無償保証期間の内外を問わず、当社の責任に帰する ことができない事由から生じた損害、当社の製品の 故障に起因するお客様での機会損失、逸失利益、当 社の予見の有無に問わず特別の事情から生じた損害、 二次損害、事故補償、当社製品以外への損傷および その他の業務に対する保証については、当社は責任 を負いかねます。 製品仕様の変更 カタログ、マニュアルもしくは技術資料に記載され ている仕様は、お断りなしに変更される場合があり ますので、あらかじめご承知おきください。 取付板をMELSEC-Qシリーズ対象ユニット(Q64TCRTBWNの場合は右スロ ット側)に取付板固定ネジ(M3.5×6)で固定してください。(上下2ヶ所) 「5.1 取付板の取付け方法」を参照してください。 変換アダプタ 断線検知コネクタ 変換ケーブル 70.9mm 65mm Q64TCRTBWN 5.9mmUP 容 150.5mm A1S62TCRTBW-S2 A1S64TCTRTBW 4mm 内 MELSEC-Qシリーズ対象ユニット ① 製 品 ご使用に際しましては、以下の製品保証内容をご確 認いただきますようよろしくお願いいたします。 MELSEC-Qシリーズ対象ユニットに付いている端子台を,端子台取付けネ ジ(上下2ヶ所)を緩めて外してください。 (Q64TCRTBWNの場合、左右スロット共に端子台を外してください) MELSEC-Qシリーズ端子台は使用しません。 44.5mmUP A1S62TCRTBW-S2 A1S64TCTRTBW ↓ Q64TCRTBWN DINレール取付け時 MELSEC-Qシリーズベースユニットに変換アダプタDINレ ール取付金具および三菱電機(株)製DINレール取付用ア ダプタを取付けてください。 なおDINレールへの取付け方法は,変換アダプタDINレー ル取付金具およびQCPUユーザーズマニュアルのマニュ アルを参照ください。 変換アダプタ 69mm 65mm Q64TCRTN ② 取付け部A(拡大) DINレール取付け時ERNT-ASQT62TCRTBWを使用される場合,別売の変換アダプタDIN レール取付金具 (ERNT-ASQDIN□□□)が必要になります。取付け方法は,変換アダプタ DINレール取付金具のマニュアルを参照ください。 5.4 取付け方法 ③ MELSEC-Qシリーズ 対象ユニット 変換アダプタDINレール取付金具(下) MELSEC-AnS シリーズ端子台 変換アダプタ 4mm MELSEC-AnSシリーズ断線検知コネクタ ② 変換アダプタ A1S62TCRT-S2 A1S64TCTRT 7 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 取付け部A ベースアダプタ A1S62TCRT-S2 A1S64TCTRT ↓ Q64TCRTN 5 断線検知コネクタ変換ケーブル ベースアダプタ Q64TCRTN 1.9mmUP 47.5mmUP 3 【ベースアダプタ取付け時】 盤面へ A1S62TCRT-S2 A1S64TCTRT ↓ Q64TCRTN 110mm 断線検知コネクタ変換ケーブル (ERNT-ASQT62TCRTBWのみ) 取付板固定ネジ M3.5×6 ベースアダプタ取付け時 奥行き寸法、高さ寸法が大きくなりますので取付け上の確認が必要です。 47.5mmUP 端子台カバー 取付板 DINレール フック ① A1S62TCRTBW-S2 A1S64TCTRTBW 単位:mm 変換アダプタ 1 【DINレール取付け時】 シリアルNo. 表示 6.外形寸法図 MELSEC-Qシリーズ 端子台取付けネジ(M3.5) 4 2 締付けトルク範囲 0.68∼0.92N・m 0.43∼0.57N・m 0.78∼1.18N・m 0.59∼0.88N・m 0.66∼0.89N・m 0.61∼0.82N・m MELSEC-AnSシリーズ 端子台カバー 3 27.4mm 110mm 変換アダプタ MELSEC-AnSシリーズ 端子台取付けネジ(M4) コネクタ 金具 ⑤ ② A1S62TCRT-S2 A1S64TCTRT ⑧ (端子台) ⑥ MELSEC-Q シリーズユニット ネジの箇所 取付板固定ネジ(M3.5×6) 変換アダプタ取付けネジ(M3×25) MELSEC-AnSシリーズ端子台取付けネジ(M4ネジ) MELSEC-AnSシリーズ端子台端子ネジ(M3.5ネジ) MELSEC-Qシリーズ端子台取付けネジ(M3.5ネジ) 断線検知コネクタ変換ケーブル取付けネジ(M3×8) ⑦ 取付け部A MELSEC-Qシリーズ ベースユニット 奥行き・高さ 寸法 ① ④ 取付板のフックを,MELSEC-Q シリーズユニット前面(下部)へ引っかける必要があります。 また取付板の取付けは,MELSEC-Q シリーズユニットをベースユニットへ装着する前に行っ てください。 <MELSEC-Qシリーズ> 34.5mm 変換アダプタ取付けネジ M3×25 MELSEC-AnS シリーズ端子台 注意 ② 5.2 ERNT-ASQT62TCRTの取付け手順 ユニット幅寸法が小さくなり(34.5mm→27.4mm)配線領域が小さくなります ので,取付け上の確認が必要です。 取付けネジは,下記の規定トルクで締め付けるようにしてください。締付トルクが適正でな い場合は,落下,短絡,故障,誤動作の原因になります。 MELSEC-Qシリーズ対象ユニット MELSEC-Qシリーズ ベースユニット 4.2 使用上の注意事項 項 目 ベースアダプタ 盤面へ 31.5 白金測温抵抗体種類 ユニット幅 寸法 5.5 締付トルク 5.3 ERNT-ASQT62TCRTBWの取付け手順 使用可能な白金測温抵抗体 102 <仕様比較(つづき)> − ⑥ ④ ⑦ ⑤ ⑧ MELSEC-QシリーズベースユニットにMELSEC-Qシリーズ対象ユニットを装 着してください。 取付板の上に変換アダプタを装着し,変換アダプタ取付けネジ(M3×25)で 固定してください。(2ヶ所) 注 意 ネジを締付ける前に,変換アダプタがMELSEC-Qシリーズ対象ユニッ トへ確実に装着されていることを確認してください。浮いた状態や傾い た状態でネジを締付けると,変換アダプタ取付けネジおよび MELSEC-Qシリーズユニットの破損の原因になります。 断線検知コネクタ変換ケーブルの端子台を,MELSEC-Qシリーズ対象ユニ ット(左スロット側)にMELSEC-Qシリーズ端子台取付けネジ(M3.5)で固定 してください。(上下2ヶ所) 断線検知コネクタ変換ケーブルのコネクタ金具を,ベースアダプタまたは 変換アダプタDINレール取付金具(下)に,断線検知コネクタ変換ケーブル 取付けネジ(M3×8)で固定してください。(2ヶ所) 断線検知コネクタ変換ケーブルにMELSEC-AnSシリーズ断線検知コネクタ を接続してください。 変換アダプタにMELSEC-AnSシリーズ端子台を端子台取付けネジ(M4)に て固定してください。(上下2ヶ所) MELSEC-AnSシリーズ端子台から端子台カバーを取外し,付属の端子台 カバーを装着してください。 営業統括部 〒102-0073 東京都千代田区九段北1-13-5(ヒューリック九段ビル) TEL(03)3288-1103 FAX(03)3288-1575 東日本営業支社 〒102-0073 東京都千代田区九段北1-13-5(ヒューリック九段ビル) TEL(03)3288-1743 FAX(03)3288-1575 東北駐在 〒980-0011 仙台市青葉区上杉1-17-7(仙台上杉ビル)〔三菱電機㈱東北支社内〕 TEL(022)216-4616 FAX(022)216-4716 中日本営業支社 (関東甲信越以北担当) 〒451-0045 名古屋市西区名駅2-27-8(名古屋プライムセントラルタワー) TEL(052)565-3435 FAX(052)541-2558 北陸駐在 〒920-0031 金沢市広岡3-1-1(金沢パークビル)〔三菱電機㈱北陸支社内〕 TEL(076)233-6011 FAX(076)233-5510 静岡駐在 〒422-8067 静岡市駿河区南町14-25(エスパティオ) 〔三菱電機㈱静岡支店内〕 TEL(054)202-5637 FAX(054)202-5635 西日本営業支社 〒530-0003 大阪市北区堂島2-2-2(近鉄堂島ビル) TEL(06)6347-2926 FAX(06)6347-2983 〒730-8657 広島市中区中町7-32(ニッセイ広島ビル) TEL(082)248-5390 FAX(082)248-5391 〒810-0001 福岡市中央区天神1-12-14(紙与渡辺ビル) TEL(092)721-2202 FAX(092)721-2109 (東海・北陸地区担当) (近畿地区担当) 中四国支店 (中国・四国地区担当) 九州営業支社 (九州地区担当) 技術お問い合わせ 名古屋事業所 技術サポートセンター TEL.0568-36-2068 受付/9:00∼17:00 FAX.0568-36-2045 月曜∼金曜(土曜・日曜・祝祭日、春期・夏期・年末年始の休日を除く通常業務日) この印刷物は2014年4月の発行です。なお、お断りなしに仕様を変更することがありますのでご了承ください。 2014年4月作成 50CM-D180154-B
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* Your assessment is very important for improving the workof artificial intelligence, which forms the content of this project
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