Symantec NetBackup™ アップ グレードガイド リリース 7.6 マニュアルバージョン 2

Symantec NetBackup™ アップ
グレードガイド
リリース 7.6
マニュアルバージョン 2
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マニュアルバージョン: 7.6
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び準備をお願いします。
Symantec Corporation
350 Ellis Street
Mountain View, CA 94043
http://www.symantec.com
目次
第1章
概要
......................................................................................... 7
『NetBackup 7.6 アップグレードガイド』について ...................................... 7
NetBackup 7.6 での変更について ....................................................... 8
アップグレードによるファイルの自動変更について .................................... 9
install_path/openv/db/data ディレクトリがリンクのとき AIX、Linux、Solaris
でアップグレードできない ........................................................... 12
既知の True Image Restore の問題によるアップグレードパフォーマンス
の低下 .................................................................................. 15
Bare Metal Restore 情報がエラー自動イメージレプリケーションを使って
複製されるときのエラー ............................................................. 15
カタログバックアップの既知の制限事項 ................................................ 16
NetBackup プリインストールチェッカーについて ..................................... 16
第2章
アップグレード計画 .............................................................. 18
NetBackup 7.6 のアップグレード計画について ......................................
NetBackup 7.6 へのアップグレードの計画方法 .....................................
MSDP を使う Solaris SPARC のアップグレードに必要なその他の手
順 ........................................................................................
移行フェーズについて ....................................................................
イメージメタデータの移行中の動作制限について ....................................
イメージのメタデータの移行の計画を決定する方法 .................................
server.conf ファイルを変更してイメージのメタデータの移行および
NetBackup のパフォーマンスを向上する .......................................
データベース再構築をともなう NetBackup 7.6 アップグレード ....................
MSDP の変換処理にかかる時間の予測 ..............................................
先行販売使用のお客様向け General Availability リリースへのアップグレー
ド ........................................................................................
第3章
18
19
21
22
22
23
26
28
30
31
マスターサーバーのアップグレード .................................. 32
マスターサーバーのアップグレードについて .......................................... 32
NetBackup 7.6 へのアップグレードとシンプルな方式を使ったイメージメタ
データの移行 ......................................................................... 33
NetBackup 7.6 へのアップグレードとガイド付き方式を使ったイメージメタ
データの移行 ......................................................................... 42
目次
第4章
Windows システムでローカルサーバー、リモートサーバー、クラスタサー
バーのアップグレードを実行する ..................................................
Windows システムでのサイレントアップグレードの実行 .............................
NetBackup 7.6 への UNIX/Linux サーバーソフトウェアのアップグレー
ド ........................................................................................
NetBackup ソフトウェアメディアのマウントについて .................................
UNIX または Linux システムでの NetBackup ソフトウェアメディアの
マウント ...........................................................................
NetBackup の起動と停止のスクリプトについて .......................................
アップグレード後のシステムの更新 .....................................................
63
66
メディアサーバーのアップグレード ...................................
70
52
60
66
67
69
NetBackup 7.6 への NetBackup メディアサーバーのアップグレード ............ 70
第5章
NetBackup 7.6 の MSDP のアップグレード ..................... 74
NetBackup 7.6 への MSDP アップグレードについて ..............................
MSDP 7.6 アップグレード時の空き領域警告 ...................................
MSDP のアップグレード前提条件 ......................................................
NetBackup 7.6 へのアップグレードに必要な MSDP ストレージ領域の解
放 ........................................................................................
MSDP トランザクションキューの手動処理 .......................................
MSDP ストレージサーバーでの手動ガーベジコレクション ...................
NetBackup 7.6 にアップグレードする前の MSDP 空き領域の再利
用 ..................................................................................
NetBackup 7.6 にアップグレードする際の MSDP メタデータ変換 ...............
第6章
74
77
77
78
79
79
80
81
NetBackup 7.6 の操作上の動作の変更点 ..................... 84
ロックファイルについて .................................................................... 84
外部メディアサーバーについて .......................................................... 85
付録 A
参照先
................................................................................... 86
NetBackup ソフトウェアの入手について ...............................................
NetBackup メディアキットについて .....................................................
NetBackup の電子ソフトウェア配布 (ESD) イメージについて .....................
NetBackup のインストール前の環境チェッカーについて ...........................
インストール前の環境チェッカーの実行 ................................................
レプリケーションディレクタと NetApp プラグイン間の互換性 .......................
フェーズ 2 の移行処理の監視について ...............................................
バージョンが異なる NetBackup のサポートについて ................................
UNIX/Linux システムの NetBackup サーバーのインストール要件につい
て ........................................................................................
86
87
88
89
89
92
93
94
95
5
目次
Windows 版 NetBackup サーバーのインストール要件 ............................ 98
Windows クラスタのインストールとアップグレードの要件 .......................... 101
索引 .................................................................................................................... 103
6
1
概要
この章では以下の項目について説明しています。
■
『NetBackup 7.6 アップグレードガイド』について
■
NetBackup 7.6 での変更について
■
アップグレードによるファイルの自動変更について
■
install_path/openv/db/data ディレクトリがリンクのとき AIX、Linux、Solaris でアップ
グレードできない
■
既知の True Image Restore の問題によるアップグレードパフォーマンスの低下
■
Bare Metal Restore 情報がエラー自動イメージレプリケーションを使って複製される
ときのエラー
■
カタログバックアップの既知の制限事項
■
NetBackup プリインストールチェッカーについて
『NetBackup 7.6 アップグレードガイド』について
『NetBackup 7.6 アップグレードガイド』は、NetBackup 7.6 へのアップグレードの計画と
実行を支援します。このガイドは最新情報を提供するために定期的に更新されます。 こ
のガイドの最新版は、次のリンクの NetBackup 7.6 アップグレードポータルから入手でき
ます。
http://www.symantec.com/docs/TECH74584
SORT (Symantec Operations Readiness Tools) は、アップグレード準備に役立つリ
ソースでもあります。 SORT に関する詳しい情報を参照できます。
第 1 章 概要
NetBackup 7.6 での変更について
NetBackup 7.6 での変更について
次に、NetBackup バージョン 7.6 でのいくつかの重要な変更について説明します。詳し
くは、バージョン 7.6 の『NetBackup リリースノート』を参照してください。
メモ: 現在 NetBackup 6.x またはバージョン 7.5 よりも前のバージョン 7.x を使用してい
る場合は、NetBackup バージョン 7.0、7.1、7.5 が多くの変更と拡張を含んでいたことに
注意してください。以前のバージョンから NetBackup 7.6 にアップグレードする前に、詳
細について、バージョン 7.0、7.1、7.5 の『NetBackup リリースノート』を参照してください。
■
メディアサーバー重複排除プール (MSDP) メタデータ変換
NetBackup 7.6 アップグレードの一部として、MSDP 参照管理は変換され、
PostgreSQL を使わなくなりました。変更はパフォーマンスおよび信頼性を改善する
ことです。 このトピックに関する詳細情報を参照できます。
p.74 の 「NetBackup 7.6 への MSDP アップグレードについて」 を参照してくださ
い。
■
ストレージライフサイクルポリシーパラメータ変更
NetBackup 7.6 ではストレージライフサイクルポリシー (SLP) パラメータへの変更が
導入されています。NetBackup の前のバージョンでは、SLP パラメータは
LIFECYCLE_PARAMETERS 構成ファイルで構成されました。NetBackup 7.6 では、
[SLP パラメータ (SLP Parameters)]の下の[ホストプロパティ (Host Properties)]ダ
イアログボックスで構成されます。また、DUPLICATION_SESSION_INTERVAL_MINUTES、
IMPORT_SESSION_TIMER、IMPORT_EXTENDED_RETRY_SESSION_TIMER キーワード
は非推奨です。これらの変更について詳しくは、『Symantec NetBackup 管理者ガ
イド Vol. 1』の「SLP パラメータのプロパティ」セクションおよび「SLP の非推奨パラメー
タ」セクションを参照してください。
■
VMware vCenter の NetBackup プラグイン
NetBackup 7.6 では VMware vCenter の NetBackup プラグインが導入されていま
す。VMware vSphere クライアントインターフェースでは、仮想マシンのバックアップ
の状態を監視して仮想マシンをリストアするためにプラグインを使うことができます。
7.6 先行販売 (FA) バージョンからプラグインをアップグレードするには、『Symantec
NetBackup Plug-in for VMware vCenter ガイド』を参照してください。
■
アマゾン S3 クラウドの制限事項
NetBackup 7.6 では、[US 標準 (US Standard)]地域にあるストレージバケットだけ
を作成するか、または使うことができます。 [US 標準 (US Standard)]以外の地域で
アマゾン S3 クラウドストレージバケットを使用する場合、NetBackup 7.6 にアップグ
レードした後に障害が検出されることがあります。
NetBackup は、バージョン 7.5.0.6 から[US 標準 (US Standard)]以外の地域のア
マゾン S3 クラウドストレージバケットの作成をサポートしています。ただし、NetBackup
7.6 では、非 US 標準バケットを認識したり、それらをバックアップ、リストア、その他の
8
第 1 章 概要
アップグレードによるファイルの自動変更について
アクティビティに使うことはできません。シマンテック社は、[US 標準 (US Standard)]
地域以外でアマゾン S3 クラウドストレージバケットを使い続ける場合には、NetBackup
7.6 へのアップグレードをサポートしません。 それはアマゾン S3 Web ポータルの場
合のように、NetBackup の外で作成されたバケットを含んでいます。
■
Windows 2012 のマスター、メディアおよびクライアントのサポート
NetBackup 7.6 はマスターサーバー、メディアサーバーおよびクライアントとして
Windows 2012 オペレーティングシステムをサポートします。 制限事項について詳し
くは、『Symantec NetBackup リリースノート』を参照してください。
■
NetBackup リレーショナルデータベースの新しいルックアップテーブル
新しいルックアップテーブルは NetBackup のバックアップ識別子と、Oracle、SQL
Server および DB2 データベースのバックアップ識別子の間のマップを提供します。
アプリケーションは、クロスチェックまたはリストアを実行するバックアップを検索すると
きに、アプリケーションのバックアップ識別子を使います。アプリケーションの識別子
は、クロスチェックおよびリストアを高速化させるルックアップテーブルによって、
NetBackup のバックアップ識別子に効率的にマッピングされるようになりました。
■
Windows の 32 ビットマスターおよびメディアサーバーのサポートの終了
32 ビットの Windows は NetBackup 7.6 のマスターおよびメディアサーバーのサポー
トプラットフォームではありません。しかし 32 ビットの Windows はまだ NetBackup
7.6 クライアントとしてサポートされます。
■
メンテナンスパックまたは言語パックが存在する場合は、OpsCenter アップグレード
は失敗します。
64 ビットの Windows システムでは、OpsCenter の言語パックまたはメンテナンスリ
リース (三重ドット) がバージョン 7.1 またはバージョン 7.5 に対してインストールされ
ていると、OpsCenter 7.6 へのアップグレードが失敗する場合があります。たとえば、
OpsCenter 7.5 を 7.5.0.6 にアップグレードすると、OpsCenter 7.6 へのアップグレー
ドが失敗することがあります。この問題に関する詳細情報が利用可能です。
http://www.symantec.com/docs/TECH211070
アップグレードによるファイルの自動変更について
以前のバージョンの NetBackup からアップグレードする場合、特定のカスタマイズ可能
なスクリプトが上書きされます。 Solaris 以外のすべてのコンピュータでは、NetBackup
がこれらのスクリプトを上書きする前にスクリプトの複製を保存してすべての変更を保持し
ます。 Solaris の場合は、NetBackup をアップグレードする前に複製を保存する必要が
あります。
警告: Solaris コンピュータでは自動処理は行われません。 すべての修正ファイルを保存
する必要があります。 変更したファイルを保護しないと、アップグレード時にすべての変
更が失われます。
9
第 1 章 概要
アップグレードによるファイルの自動変更について
Solaris UNIX と Linux 以外
表 1-1
パス
保護ファイルと保護ディレク 処理
トリ
/usr/openv/netbackup/ backup_notify
bin
backup_exit_notify
bpend_notify (省略可能)
bpend_notify_busy (省
略可能)
現在の NetBackup バージョン
の番号がファイル名に追記され
ます。
例:
backup_notify.7.5.0.3
bpstart_notify (省略可
能)
dbbackup_notify
diskfull_notify
initbpdbm
initbprd
restore_notify
session_notify
session_start_notify
userreq_notify
/usr/openv/msg/C
ディレクトリ全体
/usr/openv/netbackup/
bin/goodies
ディレクトリ全体がディレクトリ名
と現在のバージョン番号に移行
されます。
例:
/usr/openv/netbackup/
/usr/openv/netbackup/
bin/help
bin/goodies.7.1.0.4
/usr/openv/volmgr/help
/usr/openv/volmgr/bin drive_mount_notify (省 現在の NetBackup バージョン
の番号がファイル名に追記され
略可能)
ます。
drive_unmount_notify
例:
(省略可能)
shared_drive_notify
shared_drive_notify.7.5
次の例で、Solaris UNIX と Linux 以外でこの処理を行う方法について説明します。
10
第 1 章 概要
アップグレードによるファイルの自動変更について
表 1-2
NetBackup のバージョン
修正するファイル
実行する処理
7.5.x
/usr/openv/netbackup/goodies NetBackup 7.6 にアップグレー
ドすると、
ディレクトリのファイル
goodies.old_NetBackup_version
が自動的に作成されます。 ディ
レクトリには以前のバージョンの
次の修正済みファイルがありま
す。/usr/openv/netbackup/
goodies.7.5
アップグレード前にこれらのスク
リプトを変更した場合は、その変
更を新しい 7.6 のスクリプトに適
用します。
7.5.x
/usr/openv/netbackup/bin NetBackup 7.6 にアップグレー
ドすると、修正済みファイルの名
ディレクトリのファイル
前が
filename.old_NetBackup_
version:
/usr/openv/netbackup
/bin/backup_notify.7.5
に変更されます。
アップグレード前にこれらのスク
リプトを変更した場合は、その変
更を新しい 7.6 のスクリプトに適
用します。
11
第 1 章 概要
install_path/openv/db/data ディレクトリがリンクのとき AIX、Linux、Solaris でアップグレードできない
Windows の場合
表 1-3
パス
保護ファイルと保護ディレク 処理
トリ
install_path¥Veritas
nblog.conf
¥NetBackup¥bin
backup_exit_notify.cmd
backup_notify.cmd
dbbackup_notify.cmd
diskfull_notify.cmd
restore_notify.cmd
session_notify.cmd
session_start_notify.cmd
ファイルは
install_path¥Veritas¥
NetBackup¥bin.release
ディレクトリにコピーされます。
リリース値は NetBackup の現
在のバージョンです。
例
install_path¥Veritas¥
NetBackup¥bin.7.0
userreq_notify.cmd
install_path¥Veritas
netbackup.adm
¥NetBackup¥bin¥goodies help_script.cmd
available_media.cmd
check_coverage.cmd
cleanstats.cmd
duplicate_images.cmd
verify_images.cmd
bpstart_notify
bpend_notify
ファイルは
install_path¥Veritas¥
NetBackup¥bin¥
goodies.
release ディレクトリにコピー
されます。 リリース値は
NetBackup の現在のバージョ
ンです。
例
install_path¥Veritas
¥NetBackup¥bin.7.5
install_path/openv/db/data ディレクトリがリンクのとき
AIX、Linux、Solaris でアップグレードできない
install_path/openv/db/data ディレクトリがリンクの場合、AIX、Linux、Solaris オペ
レーティングシステムではインストールが失敗します。
Solaris では、この問題は NetBackup バージョン 7.5.0.4 までのすべてのアップグレー
ドに影響します。AIX および Linux では、NetBackup 7.5 から 7.5.0.4 までのアップグ
レードにのみ影響します。HP システムにはインストールの問題は影響しません。 さらに、
12
第 1 章 概要
install_path/openv/db/data ディレクトリがリンクのとき AIX、Linux、Solaris でアップグレードできない
13
install_path/openv/db ディレクトリがリンクである場合には、この問題は発生しませ
ん。
この問題は、ネーティブのパッケージインストーラが install_path/openv/db/data か
ら代替場所へのシンボリックリンクをどのように認識するかに起因します。
警告: 示されている変更を行わずにアップグレードを試みると、アップグレードは失敗し
NetBackup が機能しない状態のままになります。 その場合、シマンテック社のテクニカ
ルサポートにお問い合わいただき問題を解決する必要があります。
Linux と AIX のエラーは次のように表示されます。
ERROR:
Unable to create/upgrade the NB database.
Refer to the log
Solaris のエラーは次のように表示されます。
pkgrm: ERROR: unable to remove existing directory at </opt/openv/db/data>
この問題を回避する 2 つの方法
■
インストールを始める前に、データベースファイルを install_path/openv/db/data
ディレクトリに移行して戻す。
■
install_path/openv/db ディレクトリ全体を代替の場所に移行し、代替場所への
install_path/openv/db のシンボリックリンクを作成する。
アップグレードの前にすべてのファイルを install_path/openv/db/data ディレクトリに移
行して戻すには
1
NetBackup の全プロセスを停止します。
2
install_path/openv/db/data リンクを削除します。
rm install_path/openv/db/data
3
install_path/openv/db/data ディレクトリを作成します。
mkdir install_path/openv/db/data
4
data ディレクトリの内容を、install_path/openv/db/data にコピーします。 ディ
レクトリにドットファイル (.filename) が含まれることに注意してください。 表示の例
では、data ディレクトリは space というディレクトリにあります。
cp /space/data/* install_path/openv/db/data/
5
NetBackup をインストールします。
第 1 章 概要
install_path/openv/db/data ディレクトリがリンクのとき AIX、Linux、Solaris でアップグレードできない
6
アップグレードが終了したら、必要に応じてデータを /space/data に移行して戻
し、リンクを再び作成します。 ディレクトリにドットファイル (.filename) が含まれるこ
とに注意してください。
cp install_path/openv/db/data/* /space/data
mv install_path/openv/db/data install_path/openv/db/data_MMDDYY
ln -s /space/data install_path/openv/db/data
7
NetBackup プロセスを起動します。
8
手順 6 を実行した場合、リンクとデータベース情報に問題がないことを確認したら、
数日後に install_path/openv/db/data_MMDDYY ディレクトリを削除できます。
install_path/openv/db ディレクトリ全体を代替場所に移行し新しい場所へのシンボリッ
クリンクを作成するには
1
NetBackup の全プロセスを停止します。
2
install_path/openv/db/data リンクを削除します。
rm install_path/openv/db/data
3
db ディレクトリ用の十分な領域がある場所に path_name/db ディレクトリを作成しま
す。 この例では、そのディレクトリは /space です。
mkdir /space/db
4
install_path/openv/db ディレクトリの内容を、/space/db にコピーします。 ディ
レクトリにドットファイル (.filename) が含まれることに注意してください。
cp -r install_path/openv/db/* /space/db
5
install_path/openv/db ディレクトリの名前を別の名前に変更します。
mv install_path/openv/db install_path/openv/db.MMDDYY
6
/space/data ディレクトリを /space/db に移動します。
mv /space/data /space/db/
7
/space/db パスを元の場所にリンクします。
ln -s /space/db install_path/openv/db
8
NetBackup をインストールします。
14
第 1 章 概要
既知の True Image Restore の問題によるアップグレードパフォーマンスの低下
9
NetBackup プロセスを起動します。
10 リンクとデータベース情報に問題がないことを確認したら、数日後に
install_path/openv/db.MMDDYY ディレクトリを削除できます。
既知の True Image Restore の問題によるアップグレー
ドパフォーマンスの低下
TIR (True Image Restore) データの削除が NetBackup 7.5.0.6 で失敗します。この処
理は通常サイレントに失敗しますが、一部のマスターサーバーではエラーによって
NetBackup のエラーレポートにエラーメッセージが生成されます。この問題は NetBackup
7.5.0.6 にのみ存在します。ご使用の環境が NetBackup 7.5.0.6 で TIR を使う場合、
アップグレードする前に利用可能な EEB (Emergency Engineering Binary) を適用す
ることを推奨します。さらに、EEB の適用後、NetBackup 7.6 にアップグレードする前に
手動でカタログのクリーンアップを実行することを推奨します。
この問題と EEB に関する詳細情報を参照できます。
http://www.symantec.com/docs/TECH209826
手動でイメージのクリーンアップを実行する方法
1
TechNote の TECH209826 の指示どおりに EEB をダウンロードし、適用します。
http://www.symantec.com/docs/TECH209826
2
以下に示すコマンドを使います。
UNIX または Linux の場合: /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpimage
-cleanup -allclients
Windows の場合: install_path¥Veritas¥netbackup¥bin¥admincmd¥bpimage
-cleanup -allclients
bpimage コマンドについて詳しくは、次を参照してください。
『Symantec NetBackup コマンドリファレンスガイド』
Bare Metal Restore 情報がエラー自動イメージレプリ
ケーションを使って複製されるときのエラー
BMR (Bare Metal Restore) 情報の正常な AIR (Auto Image Replication の略で自動
イメージレプリケーションの意味) には 2 つのことが必要です。1 つは、ターゲットドメイン
のマスターサーバーで BMR が有効になっている必要があります。2 つ目に、ターゲット
ドメインのマスターサーバーは BMR 情報を送信するあらゆるクライアントと同等以上の
NetBackup のバージョンである必要があります。たとえば、ターゲットドメインのマスター
15
第 1 章 概要
カタログバックアップの既知の制限事項
サーバーが NetBackup 7.6.0.1 で元のドメインのクライアントが 7.5.0.x である場合、AIR
は正しく機能します。
元のドメインのクライアントが NetBackup 7.6.0.1 でターゲットドメインのマスターが 7.5.0.x
である場合、BMR 情報は複製できません。他の情報はすべて正常に送信され、BMR
情報だけが複製されません。クライアントの内容はリストアできますが、BMR を使うことは
できません。
このトピックに関する詳細情報を参照できます。
http://www.symantec.com/docs/TECH211267
カタログバックアップの既知の制限事項
シマンテック社は、NetBackup のバージョンが混在するバックアップ環境をサポートしま
す。 ただし、NetBackup カタログのバックアップを作成する場合は制限事項があります。
NetBackup 7.5 以降では、マスターサーバーが別のメディアサーバーにカタログのバッ
クアップを作成する場合に、メディアサーバーでマスターサーバーと同じバージョンの
NetBackup を使う必要があります。 メディアサーバーの NetBackup と同じバージョンを
使わないと、カタログデータが適切に保護されません。
NetBackup カタログがマスターサーバー上に存在するため、マスターサーバーはカタロ
グバックアップのクライアントであると見なされます。 NetBackup 構成にメディアサーバー
が含まれている場合は、マスターサーバーと同じ NetBackup バージョンを使ってカタロ
グバックアップを実行する必要があります。
バージョン混在のサポートに関する詳しい情報を参照できます。
p.94 の 「バージョンが異なる NetBackup のサポートについて」 を参照してください。
NetBackup プリインストールチェッカーについて
NetBackup 7.6 以降では、UNIX/Linux プラットフォーム用と Windows プラットフォーム
用のサーバーインストーラの両方に新しいプリインストールチェッカーが含まれています。
この機能を使用すると、サーバーの正常なインストールまたはアップグレード準備ができ
ているか判断しやすくなります。
メモ: この機能は、NetBackup 7.1 の Windows バージョンでリリースされた NetBackup
のインストール前の環境チェッカーとは異なります。
この検査は、マスターまたはメディアサーバーでインストールまたはアップグレードを開始
するとき、自動的に実行されます。検査の結果は次のポイントで示されます。
■
UNIX/Linux のアップグレードスクリプト
NetBackup Product Improvement Program に参加するかどうかの質問に答えた後
16
第 1 章 概要
NetBackup プリインストールチェッカーについて
■
Windows のインストールウィザード
[Installation Summary]が表示される[Ready to Install the Program]画面
実行されるテストの 1 つでは、NetBackup 7.6 に含まれている修正と Emergency
Engineering Binary (EEB) の更新を比較します。プリインストールテストのうちいずれか
が失敗すると、必要な操作の種類を示すメッセージが表示されます。
一部のテスト失敗は軽微なものと見なされ、アップグレードの続行が許可されます。重要
なテスト失敗があると、インストールまたはアップグレードの実行が妨げられます。この出
力は、インストールまたはアップグレードを安全に続行する前に他の処置を講じる必要が
あることが通知されます。
プリインストール検査の結果は次の場所に格納されます。
■
UNIX
次のパスにあるインストールトレースファイル
/usr/openv/tmp
■
Windows
bpimage コマンドは次のディレクトリにファイルを作成します。
%ALLUSERSPROFILE%¥Symantec¥NetBackup¥InstallSummary¥
17
2
アップグレード計画
この章では以下の項目について説明しています。
■
NetBackup 7.6 のアップグレード計画について
■
NetBackup 7.6 へのアップグレードの計画方法
■
MSDP を使う Solaris SPARC のアップグレードに必要なその他の手順
■
移行フェーズについて
■
イメージメタデータの移行中の動作制限について
■
イメージのメタデータの移行の計画を決定する方法
■
server.conf ファイルを変更してイメージのメタデータの移行および NetBackup のパ
フォーマンスを向上する
■
データベース再構築をともなう NetBackup 7.6 アップグレード
■
MSDP の変換処理にかかる時間の予測
■
先行販売使用のお客様向け General Availability リリースへのアップグレード
NetBackup 7.6 のアップグレード計画について
現在インストールされているバージョンの NetBackup は、NetBackup 7.6 のアップグレー
ド処理に影響します。 NetBackup 7.5 より前の環境では、必要に応じて完全なカタログ
移行や MSDP の変換を計画する必要があります。 NetBackup 7.5 環境では、Oracle、
SQL Server、DB2 のカタログデータのカタログ移行を計画する必要があります。
NetBackup 7.5 環境で MSDP を使っている場合は、MSDP の変換も計画する必要が
あります。
アップグレードを始める前に、メディアキットか、製品の電子的なイメージファイルに含ま
れている『Symantec NetBackup リリースノート UNIX、Windows および Linux』を見直
第 2 章 アップグレード計画
NetBackup 7.6 へのアップグレードの計画方法
すことを推奨します。 このマニュアルはアップグレードする前によく理解する必要がある、
NetBackup 7.6 での重要な変更を記述したものです。
注意: NetBackup 7.6 のアップグレードを正常に実行するには、次の NetBackup 7.6
アップグレードポータルを参照し、アップグレードの詳細を確認してください。
http://www.symantec.com/docs/TECH74584
p.19 の 「NetBackup 7.6 へのアップグレードの計画方法」 を参照してください。
NetBackup 7.6 へのアップグレードの計画方法
NetBackup 7.6 へのアップグレードの準備段階で複数の要素を検討する必要がありま
す。
カタログサイズ
まず始めに検討する要素は NetBackup カタログのサイズです。 カタログの移行は
NetBackup 7.6 アップグレードの一環なので、カタログサイズが検討の必要な要素にな
ります。
カタログのサイズによっては、カタログの移行に長時間かかることがあります。 NetBackup
7.5.x.x からアップグレードする場合は、 Oracle、SQL Server、DB2 のバックアップ数の
みに基づいてカタログのサイズを計算します。 小さいカタログの場合は、シンプルな移行
計画を選択します。 カタログが大きい場合は移行に必要な時間が増えるので、ガイド付
き移行計画を推奨します。 カタログの移行に必要な時間の計算に関する詳しい情報を
参照できます。
p.23 の 「イメージのメタデータの移行の計画を決定する方法」 を参照してください。
データベースの再構築
NetBackup 7.6 では Sybase SQL Anywhere データベースの最新版を使います。 アッ
プグレードプロセスには、データベースの再構築がともないます。 データベースが大規
模な場合、再構築の所要時間は長くなります。 アップグレード計画ではデータベース再
構築の所要時間を考慮してください。
メモ: アップグレードの所要時間は、NetBackup 7.5.xx からアップグレードするユーザー
のみの検討事項です。 NetBackup 7.5 より前からアップグレードするユーザーは、デー
タベースが小さいので再構築の時間は短いはずです。
このトピックに関する詳細情報を参照できます。
p.28 の 「データベース再構築をともなう NetBackup 7.6 アップグレード」 を参照してく
ださい。
19
第 2 章 アップグレード計画
NetBackup 7.6 へのアップグレードの計画方法
メディアサーバー重複排除プールの変換
もう 1 つの要素は、使用環境のメディアサーバー重複排除プール (MSDP) の実装です。
MSDP データの変換は NetBackup 7.6 のアップグレードの一環として行います。 MSDP
変換に関する詳しい情報を参照できます。
p.74 の 「NetBackup 7.6 への MSDP アップグレードについて」 を参照してください。
p.77 の 「MSDP のアップグレード前提条件」 を参照してください。
MSDP の変換時間は、MSDP に保存したバックアップイメージの数に基づいて計算され
ます。 MSDP を使わない場合は変換するデータがないので、MSDP の変換時間を計算
する必要はありません。 MSDP の変換に必要な時間の計算について詳しい情報を参照
できます。
p.30 の 「MSDP の変換処理にかかる時間の予測」 を参照してください。
マスターサーバーとすべてのメディアサーバーを 7.6 にアップグレードすると、アップグ
レードしたサーバーの MSDP が変換されます。 各 MSDP インスタンスは独立している
ので、それぞれの変換の時間を個別に計算して適切なサーバーアップグレードの推定
時間に追加する必要があります。
表 2-1 はアップグレード手順の概要を示しています。
表 2-1
アップグレード処理の概要
手順
詳細
詳細情報
1
オペレーティングシステムの必要
条件を見直し、コンピュータがす
べての必要条件を満たしているこ
とを確認する
p.95 の 「UNIX/Linux システムの
NetBackup サーバーのインストー
ル要件について」 を参照してくだ
さい。
p.98 の 「Windows 版
NetBackup サーバーのインストー
ル要件」 を参照してください。
p.101 の 「Windows クラスタのイン
ストールとアップグレードの要件」
を参照してください。
2
カタログの移行に必要な時間を確 p.23 の 「イメージのメタデータの
認し、アップグレード計画にこの移 移行の計画を決定する方法」 を
行を組み込む
参照してください。
3
アップグレード計画に
p.26 の 「server.conf ファイルを
server.conf ファイルの変更を 変更してイメージのメタデータの
移行および NetBackup のパ
組み込む (必要な場合)
フォーマンスを向上する」 を参照
してください。
20
第 2 章 アップグレード計画
MSDP を使う Solaris SPARC のアップグレードに必要なその他の手順
手順
詳細
詳細情報
4
カタログ移行時の動作制限を確認 p.22 の 「イメージメタデータの移
し、アップグレード計画に含める 行中の動作制限について」 を参
照してください。
5
データベースの再構築情報を確 p.28 の 「データベース再構築を
認し、アップグレード計画にデー ともなう NetBackup 7.6 アップグ
タベースの再構築を組み込む
レード」 を参照してください。
6
MSDP 変換の前提条件と変換計 p.77 の 「MSDP のアップグレー
画を確認する
ド前提条件」 を参照してください。
7
MSDP の変換に必要な時間を計 p.30 の 「MSDP の変換処理にか
算し、アップグレード計画にその かる時間の予測」 を参照してくだ
情報を組み込む
さい。
8
アップグレード処理を開始する
p.32 の 「マスターサーバーのアッ
プグレードについて」 を参照して
ください。
移行と変換の処理の所要時間を確認したら、シンプルなアップグレード計画またはガイド
付きアップグレード計画のどちらかを選択します。 イメージメタデータの移行の進行中に
通常の NetBackup 操作を中断できる場合は、シンプルな方式を使ってイメージメタデー
タの移行を実行します。 イメージメタデータの移行を実行するときにシンプルな方式では
時間がかかりすぎる場合は、ガイド付き方式を使います。
p.33 の 「NetBackup 7.6 へのアップグレードとシンプルな方式を使ったイメージメタデー
タの移行」 を参照してください。
p.42 の 「NetBackup 7.6 へのアップグレードとガイド付き方式を使ったイメージメタデー
タの移行」 を参照してください。
MSDP を使う Solaris SPARC のアップグレードに必要な
その他の手順
MSDP を使う Solaris SPARC コンピュータで NetBackup 7.0.x をアップグレードする
場合に、アップグレード処理で MSDP が検出されないことがあります。 この問題を解決
するには、次の文書に示されている pduninstall.sh スクリプトを適用します。
http://www.symantec.com/docs/TECH146243
それでも NetBackup インストーラが MSDP の設定を検出しない場合は、変換を手動で
起動する必要があります。
このトピックに関する詳細情報を参照できます。
21
第 2 章 アップグレード計画
移行フェーズについて
p.81 の 「NetBackup 7.6 にアップグレードする際の MSDP メタデータ変換」 を参照し
てください。
移行フェーズについて
イメージのメタデータの移行は、NetBackup 7.6 の起動後に始まります。 イメージの移行
は、次のように 2 フェーズで行われます:
フェーズ 1 の移行
このフェーズは、アップグレードのステップが完了して、nbstserv
プロセスの最初のインスタンスが起動するときに、自動的に開始
されます。
メモ: フェーズ 1 の移行は、NetBackup 7.5 より前の環境から
アップグレードする場合にのみ実行します。
次のイメージは、このフェーズの間に移行されます。
フェーズ 2 の移行
■
すべての SLP によって制御されるイメージ
■
すべてステージング DSSU イメージ
このフェーズは、nbpem でスケジュールしたイメージのクリーン
アップジョブに基づいて自動的に開始されます。手動で開始す
ると迅速に移行処理を行うことができます。
NetBackup 7.5 より前の環境では、フェーズ 1 で移行されなかっ
たイメージをこのフェーズですべて移行します。
NetBackup 7.5.x の環境では、このフェーズで DB2、Oracle、
SQL Server のイメージを再び移行して 7.6 リリースに固有の詳
しい情報を収集します。
メモ: 移行のフェーズは、どんな順序でも動作可能であり、重複する場合もあります。
イメージメタデータの移行中の動作制限について
イメージメタデータの移行中には、NetBackup および OpsCenter の特定の動作が正常
なイメージメタデータの移行を妨げる場合があります。イメージメタデータの移行中に影
響を受けてエラーを報告する可能性がある NetBackup の動作もあります。
次に、アップグレード前およびイメージメタデータの移行中に従う必要があるガイドライン
について説明します。また、イメージメタデータの移行中に期待される NetBackup の動
作についても説明します。
22
第 2 章 アップグレード計画
イメージのメタデータの移行の計画を決定する方法
アップグレード前および ■
イメージメタデータの移行
中に従うべきガイドライン
■
■
イメージメタデータの移行 ■
中の NetBackup の動作
■
■
OpsCenter のデータ収集機能を無効にします。
OpsCenter を使用する場合は、アップグレードを開始する前にマス
ターサーバー用のデータ収集機能を無効にします。 イメージメタ
データの移行のフェーズ 1 とフェーズ 2 が完了するまで、サーバー
のデータ収集機能を有効にしないでください。
OpsCenter のデータ収集機能を無効にする方法については、次を
参照してください。
『NetBackup OpsCenter 管理者ガイド』
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
イメージメタデータの移行のフェーズ 1 とフェーズ 2 が完了するま
で、カタログバックアップ操作またはカタログリカバリ操作を実行しな
いでください。
イメージメタデータの移行のフェーズ 2 が完了するまで、NetBackup
カタログを検索する NetBackup のコマンドをなるべく使用しないで
ください。このようなコマンドには bpimage、bpimagelist などが
あります。この種のコマンドは移行中にリソースを消費するので、コ
マンドの実行の効率が低下し、移行プロセスの速度も低下します。
イメージメタデータの移行のフェーズ 1 の実行中に、容量管理およ
び DSSU のステージングジョブは実行できません。
イメージメタデータの移行のフェーズ 2 が完了するまでの間に、一
部のユーザーインターフェースおよびレポート機能がエラーを報告
することがあります。
たとえば、NetBackup 管理コンソールで AdvancedDisk メディアに
カタログ検索を実行すると、次のようなエラーメッセージが表示され
ます。
[INF - db_IMAGEreceive からの想定しない戻り値: 要求 228 を処
理できません (INF - unexpected return value from
db_IMAGEreceive: unable to process request 228)]
イメージメタデータの移行のフェーズ 2 の実行中に、-deassign
オプションまたは -media オプションを使って bpexpdate コマン
ドを実行すると失敗します。
イメージのメタデータの移行の計画を決定する方法
次のガイドラインは、バックアップ環境でのイメージのメタデータの移行を実行する方法を
決定するのに役立つことを意図しています。 次のようにして、NetBackup および両方の
移行のフェーズへのアップグレードを完了する推定合計時間を計算します。
■
NetBackup の現在のバージョンが 7.5 以降の場合は、メタデータの移行が必要なシ
ステムのイメージ数を確認します。 次のコマンドを実行します。
■
UNIX システムでは、次に示すコマンドを実行して結果を合計します。
23
第 2 章 アップグレード計画
イメージのメタデータの移行の計画を決定する方法
/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpimagelist -idonly
-d "01/01/1970 00:00:00" -pt DB2 | wc -l
/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpimagelist -idonly
-d "01/01/1970 00:00:00" -pt Oracle | wc -l
/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpimagelist -idonly
-d "01/01/1970 00:00:00" -pt MS-SQL-Server | wc -l
■
Windows システムでは、次に示すコマンドを実行して結果を合計します。
install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥bpimagelist -idonly
-d "01/01/1970 00:00:00" -pt DB2 |
%SystemDrive%¥Windows¥System32¥find.exe /C " ID: "
install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥bpimagelist -idonly
-d "01/01/1970 00:00:00" -pt Oracle |
%SystemDrive%¥Windows¥System32¥find.exe /C " ID: "
install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥bpimagelist -idonly
-d "01/01/1970 00:00:00" -pt MS-SQL-Server |
%SystemDrive%¥Windows¥System32¥find.exe /C " ID: "
■
NetBackup の現在のバージョンが 7.x.x 以前の場合は、メタデータの移行が必要な
システムのイメージ数を確認します。 次のコマンドを使用します。
■
UNIX システムの場合:
/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpimagelist -idonly -d
"01/01/1970 00:00:00" | wc -l
■
Windows システムの場合:
install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥bpimagelist -idonly -d
"01/01/1970 00:00:00" | %SystemDrive%¥Windows¥System32¥find.exe
/C " ID: "
■
図 2-1 を使用し、x 軸に沿って、システムのイメージ数を見つけます。 それから、マス
ターサーバーのパフォーマンスを最も正確に表す、イメージの件数を決定します。
表 2-2 で、それぞれの線の説明を参照してください。
24
第 2 章 アップグレード計画
イメージのメタデータの移行の計画を決定する方法
図 2-1
イメージメタデータの推定移行時間
24
22
20
移行時間 (時間単位)
18
16
14
12
10
8
6
4
2
0
100,000
1,000,000
イメージ数
リソース不足
表 2-2
線
シンプルな方式
10,000,000
ガイド付き方式
イメージメタデータの推定移行時間の図における線の定義
説明
リソース不足の線 (シ この線は、毎秒 30 イメージの移行率を想定しています。
ンプルな方式を使
システムディスクが遅い、および/または十分なキャッシュメモリで NetBackup
用)
リレーショナルデータベース (NBDB) を調整できない場合、このパフォーマ
ンスレベルが予想されます。
詳しくは、次のトピックを参照してください。
p.26 の 「server.conf ファイルを変更してイメージのメタデータの移行およ
び NetBackup のパフォーマンスを向上する」 を参照してください。
25
第 2 章 アップグレード計画
server.conf ファイルを変更してイメージのメタデータの移行および NetBackup のパフォーマンスを向上する
線
説明
シンプルな方式の線 この線は、毎秒 75 イメージの移行率を想定しています。
(シンプルな方式を
システムが低遅延のディスクで動作し、十分なキャッシュメモリで NBDB を
使用した適切なシス
調整できる場合は、このパフォーマンスレベルを達成することができます。
テムリソース)
詳しくは、次のトピックを参照してください。
p.26 の 「server.conf ファイルを変更してイメージのメタデータの移行およ
び NetBackup のパフォーマンスを向上する」 を参照してください。
ガイド付き方式の線 この線は、毎秒 600 イメージの移行率を想定しています。
(ガイド付き方式を使
このパフォーマンスレベルを達成することができるのは、ガイド付き方式、高
用する堅ろうなシス
パフォーマンスの RAID ディスク、NBDB に十分なキャッシュメモリを使用で
テムリソース)
きる場合だけです。
詳しくは、次のトピックを参照してください。
p.26 の 「server.conf ファイルを変更してイメージのメタデータの移行およ
び NetBackup のパフォーマンスを向上する」 を参照してください。
■
現在のイメージ合計数を x 軸に描き、マスターサーバーがシンプルな方式、ガイド付
き方式のどちらに適しているか、システムリソースが不足しているかどうかを判定しま
す。
■
適切な線を参照して、y 軸の移行時間を判定します。
■
バックアップを実行しなくてもアップグレードおよび移行を実行するのに十分な時間
をスケジュールできる場合は、シンプルな方式を使用します。
そうでない場合は、ガイド付き方式を使用します。
server.conf ファイルを変更してイメージのメタデータの
移行および NetBackup のパフォーマンスを向上する
移行する必要がある合計イメージ数が 100 万を超える場合、NetBackup をアップグレー
ドする前に server.conf ファイルの特定のパラメータを変更する必要があります。
これらの変更により、次のことが改善されます。
■
イメージメタデータの移行パフォーマンス。
■
すべてのイメージメタデータを NetBackup リレーショナルデータベース (NBDB) に
移行した後の NetBackup プロセスのパフォーマンス。
データベースに 100 万以上のイメージがある場合、このファイルを少し変更することをお
勧めします。
26
第 2 章 アップグレード計画
server.conf ファイルを変更してイメージのメタデータの移行および NetBackup のパフォーマンスを向上する
次の手順では、イメージメタデータの移行パフォーマンスを向上するために、server.conf
ファイルを変更する方法について説明します。
NetBackup をアップグレードする前に server.conf ファイルを変更する方法
1
アップグレードするサーバーで、現在の server.conf ファイルのコピーをリモート
で安全な場所に保存します。
ファイルは次の場所にあります。
■
UNIX システムの場合:
/usr/openv/var/global/server.conf
■
Windows システムの場合:
install_path¥Program Files¥Veritas¥NetBackupDB¥CONF¥Server.conf
2
アップグレードするサーバーで、テキストエディタを使って server.conf ファイルを
開きます。
3
各自のバックアップ環境に応じて、次のパラメータを適切に変更します。
-ch (最大キャッシュ このパラメータは NBDB を管理する SQLAnywhere サービスである
dbsrv11 が使用できる最大キャッシュサイズを示します。 NetBackup
サイズ)
バージョン 7.5 以前のデフォルトサイズは 512M です。 NetBackup
7.5 以降のデフォルト値は 1024M に増えました。
ガイドラインとして、このパラメータは移行する 100 万のイメージごとに
キャッシュを最低 1GB に設定する必要があります。
たとえば、
■
-ch 1G (100 万のイメージまでのシステムに対して)
■
-ch 4G (300 万のイメージまでのシステムに対して)
■
-ch 6G (500 万のイメージまでのシステムに対して)
■
-ch 12G (1000 万のイメージまでのシステムに対して)
メモ: キャッシュサイズを低く設定すると、移行速度および NetBackup
の動作応答速度の低下の原因になる場合があります。キャッシュサイ
ズを余りに高く設定すると、利用可能なシステムメモリ (RAM) を過大
に消費することになります。 どのような調整パラメータも同じですが、目
的の値および結果を達成するために、何度か調整、開始、移行、およ
び停止を試す必要があります。
メモ: マスターサーバーに十分な利用可能メモリがある場合は、一部
の操作のパフォーマンスが向上することがあります。 そのようなシステ
ムでは、-ch をこのガイドラインの 2 倍または 3 倍に増やすこともでき
ます。
27
第 2 章 アップグレード計画
データベース再構築をともなう NetBackup 7.6 アップグレード
-m
トランザクションログの増大を自動的に制限する方法を提供します。
server.conf ファイルに新しい行を作成してこのエントリを追加しま
す。
ファイルへの変更を保存して閉じます。
4
データベース再構築をともなう NetBackup 7.6 アップグ
レード
NetBackup 7.6 では Sybase SQL Anywhere データベースバージョン 12.0.1 を使用
します。 アップグレードプロセスには、データベースの再構築がともないます。 データベー
スが大規模な場合、再構築の所要時間は長くなります。 アップグレード計画ではデータ
ベース再構築の所要時間を考慮してください。
メモ: コンピュータには、すべての .db ファイルを新たにコピーするために十分なディスク
領域が data ディレクトリに必要です。 デフォルトでは、data ディレクトリは
install_path¥Veritas¥NetBackupDB¥ (Windows の場合) または /usr/openv/db/
(UNIX または Linux の場合) にあります。
メモ:
BMR_DATA.db ファイルがある場合そのサイズを確認します (該当する場合のみ)。 デフォ
ルトでは、BMR_DATA.db ファイルは install_path¥Veritas¥NetBackupDB¥data
(Windows の場合) または /usr/openv/db/data/ (UNIX または Linux の場合) にあり
ます。 この場所は、お客様のインストールおよびクラスタインストールによって異なる場合
があります。 BMR_DATA.db ファイルの大きさが 1 GB を超え、ご使用の NetBackup の
バージョンが 7.5.x.x 以降の場合、TechNote TECH211811 の手順に従ってください。
TECH211811 の手順は、不必要な情報を BMR_DATA.db ファイルからパージして再構
築の合計所要時間を短縮します。 TechNote TECH211811 の手順を完了したら、
BMR_DATA.db ファイルの再構築時間を TechNote の説明に従って計算します。
http://www.symantec.com/docs/TECH211811
.db ファイルのデフォルトの場所は、コンピュータのオペレーティングシステムに応じます。
■
UNIX または Linux の場合:
/usr/openv/db/data
■
Windows の場合:
install_path¥Veritas¥NetBackupDB¥data
28
第 2 章 アップグレード計画
データベース再構築をともなう NetBackup 7.6 アップグレード
29
これらのファイルの実際の場所を変更したときは、サイト固有の場所に置かれます。
マスターサーバーがクラスタ化されている場合、これらのファイルはクラスタ化された共用
パーティションに置かれます。
データベース再構築に必要な時間は、コンピュータのディスク I/O 速度とデータベース
ファイルのサイズに応じて変わります。 シマンテック社では、秒速 65 MB の最高 I/O 速
度を持つシステムでアップグレードをテストしています。
データベース再構築に必要な合計時間は、2 つの異なる値の合計に基づきます。 1 つ
は BMR_DATA.db ファイル (ある場合) の再構築時間、もう 1 つはその他のデータベース
ファイルの再構築時間です。
データベース再構築の時間を計算するには
1
BMR_DATA.db ファイルのサイズ (ギガバイト単位) に 12 を掛けます。 この値は、
BMR_DATA.db の再構築を完了するまでの想定時間です。
2
データディレクトリにある他のすべての .db ファイルの合計サイズ (ギガバイト単位)
に 7.5 を掛けます。この値は、残りのデータベースの再構築を完了するまでの想定
時間です。
3
BMR_DATA.db 再構築の時間値を、残りのデータベースの再構築の時間値に加えま
す。 この値は、全データベースの再構築に想定される合計時間です。
例:
次に、data ディレクトリのディレクトリリストを示します。
-r--------r--r--r--r--------r--------r--------r--------r--------r--------r--------r--------r--------r--------rw-------r--------r--r--r--r--------r--------r--------
root/root 19131969536 2013-10-03 09:34 ./BMR_DATA.db
root/root
7454720 2013-10-03 09:34 ./BMRDB.db
root/root
4096 2013-10-03 09:34 ./BMRDB.log
root/root
26218496 2013-10-03 09:34 ./BMR_INDEX.db
root/root
26218496 2013-10-03 09:34 ./DARS_DATA.db
root/root
26218496 2013-10-03 09:34 ./DARS_INDEX.db
root/root
683601920 2013-10-03 09:34 ./DBM_DATA.db
root/root
75505664 2013-10-03 09:34 ./DBM_INDEX.db
root/root 1373560832 2013-10-03 09:34 ./EMM_DATA.db
root/root
26218496 2013-10-03 09:34 ./EMM_INDEX.db
root/root
26218496 2013-10-03 09:34 ./JOBD_DATA.db
root/root
2838528 2013-10-03 09:34 ./NBAZDB.db
root/root
2433024 2013-10-03 09:34 ./NBAZDB.db.template
root/root
4096 2013-10-03 09:34 ./NBAZDB.log
root/root
10121216 2013-10-03 09:34 ./NBDB.db
root/root
4096 2013-10-03 09:34 ./NBDB.log
root/root
26218496 2013-10-03 09:34 ./SEARCH_DATA.db
root/root
26218496 2013-10-03 09:34 ./SEARCH_INDEX.db
第 2 章 アップグレード計画
MSDP の変換処理にかかる時間の予測
-rw------- root/root
-rw------- root/root
610 2013-10-03 09:34 ./vxdbms.conf
0 2013-10-03 09:34 ./vxdbms_conf.lock
データベース (.db) 以外のファイルはすべて無視します。 再構築時間の計算では、.db
ファイルに注目するだけでかまいません。
BMR_DATA.db ファイルのサイズは約 19 GB です。 このサイズは 1 GB のしきい値を超
えるので、上記で述べたように TechNote 211811
(http://www.symantec.com/docs/TECH211811) を参照してください。 手順による式を
使用して次のように計算します。
19 * 12 = 228 分
残りのデータベースファイルは合計で約 2.4 GB の領域を消費します。 手順による式を
使用して次のように計算します。
2.4 * 7.5 = 135 分
再構築の合計時間は、228 と 135 を足し合わせた合計 369 分、約 6.2 時間になります。
MSDP の変換処理にかかる時間の予測
pddeobjectcount ツールで変換処理の実行にかかる時間を推定できます。 このツー
ルは、NetBackup が MSDP ストレージサーバーにバックアップを作成したデータ量を計
算します。 ツールの場所はプラットフォームによって異なります。 ツールは、MSDP サ
ポートを提供するプラットフォームにのみ存在します。
■
UNIX または Linux の場合:
/NetBackup_package/platform/catalog/anb/pddeobjectcount -e
■
Windows の場合:
DVDROM¥Addons¥x64¥Dedupe¥pddeobjectcount.exe -e
変換にかかる時間を見積もるには、-e または --estimate コマンドラインパラメータを使
います。
次に出力例を示します。
# /NetBackup_7.6_AIX64/rs6000/catalog/anb/pddeobjectcount -e
Counting PDDE objects...
Counting the number of SOs and DOs...
Counting the number of POs...
Finding the number of containers...
PO Count: 648
DO Count: 336
SO Count: 5073152
Containers: 5821
30
第 2 章 アップグレード計画
先行販売使用のお客様向け General Availability リリースへのアップグレード
Conversion of
Regular
Fast
Very fast
this storage pool should take approximately:
disk: 3 minutes, 41 seconds
disk: 2 minutes, 34 seconds
disk: 1 minutes, 50 seconds
先行販売使用のお客様向け General Availability リリー
スへのアップグレード
先行販売 (FA) プログラムの一部として提供されるソフトウェアは実働環境で完全にサ
ポートされます。 ただし、シマンテック社はできるだけ早く GA (General Availability) リ
リース (NetBackup 7.6.0.1) にアップグレードすることを推奨します。
FA 使用のお客様のアップグレードでは、FlexNet を使って利用可能なイメージすべてを
ダウンロードします。 その後、このマニュアルで概要を説明しているアップグレード手順
に従います。
シマンテック社は、GA リリースでは FA リリースの OpsCenter に変更を加えませんでし
た。 シマンテック社のテクニカルサポートが OpsCenter をアップグレードするように指示
しないかぎり、FA 使用のお客様は OpsCenter をアップグレードする必要はありません。
OpsCenter 7.6 サーバーは、NetBackup 7.6.0.1 サーバーを管理できます。シマンテッ
ク社は、監視する OpsCenter サーバーと NetBackup マスターサーバーのバージョン必
要条件に一時的な例外を設定しました。OpsCenter のこのバージョン必要条件は、今後
の Maintenance Release で適用されます。 今後すべての OpsCenter 7.6 パッチは、
7.6 または 7.6.0.1 からのアップグレードをサポートします。
VMware vCenter 仮想イメージ用 NetBackup プラグインをバージョン 7.6 FA から 7.6.0.1
GA にアップグレードしたい FA 使用のお客様は、さらに他の手順を実行する必要があり
ます。 アップグレード方法について詳しくは、『Symantec NetBackup Plug-in for VMware
vCenter ガイド』の「vCenter 用 NetBackup プラグインのアップグレード」セクションを参
照してください。
31
3
マスターサーバーのアップ
グレード
この章では以下の項目について説明しています。
■
マスターサーバーのアップグレードについて
■
NetBackup 7.6 へのアップグレードとシンプルな方式を使ったイメージメタデータの
移行
■
NetBackup 7.6 へのアップグレードとガイド付き方式を使ったイメージメタデータの移
行
■
Windows システムでローカルサーバー、リモートサーバー、クラスタサーバーのアッ
プグレードを実行する
■
Windows システムでのサイレントアップグレードの実行
■
NetBackup 7.6 への UNIX/Linux サーバーソフトウェアのアップグレード
■
NetBackup ソフトウェアメディアのマウントについて
■
NetBackup の起動と停止のスクリプトについて
■
アップグレード後のシステムの更新
マスターサーバーのアップグレードについて
使用環境の他のコンピュータをアップグレードする前にマスターサーバーをアップグレー
ドします。 マスターサーバーのアップグレードが終了したらメディアサーバーをアップグ
レードし、次にクライアントをアップグレードします。 NetBackup は、バージョンが混在す
る環境をサポートします。 このトピックに関する詳細情報を参照できます。
p.94 の 「バージョンが異なる NetBackup のサポートについて」 を参照してください。
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードとシンプルな方式を使ったイメージメタデータの移行
環境に適切なアップグレード方式を続行します。
p.33 の 「NetBackup 7.6 へのアップグレードとシンプルな方式を使ったイメージメタデー
タの移行」 を参照してください。
p.42 の 「NetBackup 7.6 へのアップグレードとガイド付き方式を使ったイメージメタデー
タの移行」 を参照してください。
NetBackup 7.6 へのアップグレードとシンプルな方式を
使ったイメージメタデータの移行
イメージメタデータの移行の進行中に通常の NetBackup 操作を中断できる場合は、こ
の方式を使ってイメージメタデータの移行を実行します。
メモ: NetBackup マスターサーバーをバージョン 7.6 に更新する前に NetBackup
OpsCenter をバージョン 7.6 に更新してください。また、OpsCenter データ収集機能を
無効にしてください。 詳しくは、『NetBackup OpsCenter 管理者ガイド』を参照してくだ
さい。
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
64 ビットの Windows プラットフォームで OpsCenter をアップグレードする場合には既
知の問題があることに注意してください。 言語パックまたは Maintenance Pack をインス
トールしている場合は、アップグレードに失敗する可能性があります。 この問題に関する
詳しい情報を参照できます。
http://www.symantec.com/docs/TECH211070
メモ: Global Cluster Option (GCO) を使ってグローバルにクラスタ化されたマスターサー
バーを含む NetBackup のインストールでは、このマニュアルのアップグレード計画のガ
イドラインに従ってください。 これらのサーバーをアップグレードするための個々の手順
については、次の文書を参照してください。
http://www.symantec.com/docs/HOWTO73064
メモ: MSDP を使う Solaris SPARC コンピュータで NetBackup 7.0.x をアップグレード
する場合に、アップグレード処理で MSDP が検出されないことがあります。 この問題を
解決するには、次の文書に示されている pduninstall.sh スクリプトを適用します。
http://www.symantec.com/docs/TECH146243
このトピックに関する詳細情報を参照できます。
p.21 の 「MSDP を使う Solaris SPARC のアップグレードに必要なその他の手順」 を参
照してください。
33
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードとシンプルな方式を使ったイメージメタデータの移行
表 3-1 に、NetBackup をアップグレードし、イメージメタデータの移行を完了するための
手順について説明します。 進捗状況を追跡できるようにするために、次の表に各タスク
を完了したときにマークを付けるための[完了 (Completed)]列を含めます。
表 3-1
シンプルな方式を使って NetBackup 7.6 にアップグレードし、イメー
ジメタデータの移行を完了する手順
手順
作業
1
MSDP の変換前の検査やタスクを実行します。 たとえば、
■
■
2
環境検査とカタログのアップグレード時間の推定を実行します。
■
■
3
各メディアサーバーの MSDP の変換時間を推定します。
p.30 の 「MSDP の変換処理にかかる時間の予測」 を参照してください。
MSDP を使う各メディアサーバーで最小 12% の空き領域が利用可能であることを確
認します。
利用可能な空き領域を調べるには、NetBackup 管理コンソールを開くと[メディアおよ
びデバイスの管理 (Media and Device Management)] > [デバイス (Devices)] >
[ディスクプール (Disk Pools)]ウィンドウにディスクプールの使用領域の割合が表示さ
れます。 空き領域が 12% 未満の場合、空き領域が 12% 以上になるように領域を十
分解放します。
Windows で NetBackup 環境チェッカーを実行します。
p.89 の 「インストール前の環境チェッカーの実行」 を参照してください。
利用可能なディスク容量を確認し、カタログの再構築に必要な時間を推定します。
p.28 の 「データベース再構築をともなう NetBackup 7.6 アップグレード」 を参照して
ください。
NetBackup の各自の環境に応じて通常実行するアップグレード前のタスクを実行します。
たとえば、
■
すべてのカスタマイズされたスクリプトやサードパーティのスクリプトを停止します。
■
クラスタ固有のタスクを実行します。
■
ホットカタログバックアップを実行します。
■
このマスターサーバーの OpsCenter データ収集機能を無効にします。
■
すべてのストレージライフサイクルポリシー (SLP) を無効にします。
■
NetBackup のすべてのポリシーを無効にします。
■
NetBackup 7.5.x より前のすべての環境ですべてのディスクステージングストレージユ
ニットを無効にします。
クラスタシステムの場合のみ、次の NetBackup リソースをオフラインにします。
■ MSCS クラスタ: ディスク、仮想名、仮想 IP アドレスを除くすべての NetBackup グ
ループのリソースをオフラインにします。 クラスタアドミニストレータインターフェース
を使用して NetBackup グループのリソースをオフラインにする方法については、
Microsoft のクラスタアドミニストレータに関するマニュアルを参照してください。
■ VCS クラスタ: NetBackup リソースをオフラインにします。
■
完了
34
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードとシンプルな方式を使ったイメージメタデータの移行
手順
作業
4
(該当する場合) SLP を使っている場合に LIFECYCLE_PARAMETERS 設定ファイルの内
容を修正した場合は、SLP パラメータに変更が加えられることに注意してください。 これら
の変更について詳しくは、『Symantec NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』の「SLP パラメー
タのプロパティ」セクションおよび「SLP の非推奨パラメータ」セクションを参照してください。
5
(該当する場合) 使用環境が NetBackup 7.5.0.6 で TIR を使っている場合は、利用可能
な EEB を適用してカタログのクリーンアップを実行します。 詳細情報が利用可能です。
p.15 の 「既知の True Image Restore の問題によるアップグレードパフォーマンスの低
下」 を参照してください。
6
(該当する場合) NetBackup 環境で NetBackup Search を使っている場合は、NetBackup
Search の処理を中断します。 このトピックに関する詳細情報を参照できます。
『Symantec NetBackup 7.6 Search 管理者ガイド』を参照してください。
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
7
8
NetBackup のすべてのサービスを停止します。
■
UNIX システムの場合: /usr/openv/netbackup/bin/bp.kill_all
■
Windows システムの場合: install_path¥NetBackup¥bin¥bpdown -f
推奨されているように server.conf ファイルを変更します。
メモ: イメージ数が 100 万未満の場合、server.conf ファイルを変更する必要はありま
せん。
p.26 の 「server.conf ファイルを変更してイメージのメタデータの移行および NetBackup
のパフォーマンスを向上する」 を参照してください。
完了
35
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードとシンプルな方式を使ったイメージメタデータの移行
手順
作業
9
NetBackup バイナリをアップグレードします。 このトピックに関する詳しい情報を参照でき
ます。
■
■
■
p.52 の 「Windows システムでローカルサーバー、リモートサーバー、クラスタサーバー
のアップグレードを実行する」 を参照してください。
p.60 の 「Windows システムでのサイレントアップグレードの実行」 を参照してくださ
い。
p.63 の 「NetBackup 7.6 への UNIX/Linux サーバーソフトウェアのアップグレード」
を参照してください。
インストールの一環として、NetBackup は MSDP を設定しているかどうかを調べます。 設
定している場合は、インストールの最後に変換を開始するオプションを選択できます。 [い
いえ (No)]を選択した場合やインストーラが MSDP のインストールを検出しない場合は、
変換を手動で開始する必要があります。 この手順で、変換を後で開始するかどうかを確認
するメッセージが表示されます。 このトピックに関する詳細情報を参照できます。
p.81 の 「NetBackup 7.6 にアップグレードする際の MSDP メタデータ変換」 を参照して
ください。
メモ: MSDP を使う Windows サーバーで NetBackup 7.6 FA リリースにアップグレード
する場合は、変換を自動的に実行するために[はい (Yes)]を選択してください。 7.6 FA
リリースへのアップグレード時に変換を実行済みなので変換は実行されませんが、必要な
MSDP 処理が開始されます。
メモ: MSDP を使う Solaris SPARC サーバーで NetBackup 7.0.x をアップグレードする
場合は、pduninstall.sh スクリプトを適用していないと、インストーラが MSDP のイン
ストールを検出しないことがあります。 このトピックに関する詳細情報を参照できます。
p.21 の 「MSDP を使う Solaris SPARC のアップグレードに必要なその他の手順」 を参
照してください。
p.81 の 「NetBackup 7.6 にアップグレードする際の MSDP メタデータ変換」 を参照して
ください。
[はい (Yes)]を選択した場合:
■
UNIX/Linux: 変換はバックグラウンド処理として実行されます。
■
Windows: 変換の進捗状況を示すウィンドウが新しく開きます。
メモ: このステップの実行中にデータベースが再構築されます。 このトピックに関する詳細
情報を参照できます。
p.28 の 「データベース再構築をともなう NetBackup 7.6 アップグレード」 を参照してくだ
さい。
10
7.5 より前のバージョンの NetBackup からアップグレードする場合は、アップグレードが完
了するとイメージメタデータの移行のフェーズ 1 が開始されます。 NetBackup 7.5.x から
アップグレードする場合はフェーズ 1 は不要です。
11
NetBackup 管理コンソールを起動し、アクティビティモニターを開きます。
完了
36
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードとシンプルな方式を使ったイメージメタデータの移行
手順
作業
12
イメージのメタデータ移行のフェーズ 2 を開始するには、以下のクリーンアップコマンドを
実行し、イメージのクリーンアップジョブが完了するのを待ってください。
■
UNIX/Linux システムの場合:
/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpimage -cleanup
-allclients
■
Windows システムの場合:
install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥bpimage -cleanup
-allclients
カタログのポリシーが無効なので、0 以外の状態でクリーンアップジョブが終了すると予想
されます。 アクティビティモニターに、クリーンアップジョブの進捗状況が表示されま
す。p.93 の 「フェーズ 2 の移行処理の監視について」 を参照してください。
クリーンアップジョブが終了したら、次の操作をします。
■
■
UNIX/Linux システムの場合:
/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/nbemmcmd -listsettings
-brief -machinename masterservername
Windows システムの場合:
install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥nbemmcmd -listsettings
-brief -machinename masterservername
結果に LIST_FS_IMAGE_HEADERS = "0" が表示される場合、フェーズ 2 は完了し
ています。 次の手順に進むことができます。
結果に LIST_FS_IMAGE_HEADERS = "1" が表示される場合、または結果が表示さ
れない場合、フェーズ 2 は完了していません。
bpimage -cleanup -allclients を再実行して完了するまで待つ必要があります。
カタログのポリシーが無効なので、状態 1 でクリーンアップジョブが終了すると予想されま
す。 この 2 番目のクリーンアップジョブが 0 以外の状態で失敗した場合は、アップグレー
ドを中止し、シマンテック社のテクニカルサポートに問い合わせてください。
イメージのクリーンアップが完了したら、nbemmcmd -listsettings -brief
-machinename masterservername を再実行します。
それでも結果に LIST_FS_IMAGE_HEADERS = "1" が表示される場合、または結果
が表示されない場合はシマンテック社のテクニカルサポートに連絡してください。
完了
37
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードとシンプルな方式を使ったイメージメタデータの移行
手順
作業
13
NetBackup 7.5 より前のバージョンからアップグレードがする場合は、フェーズ 1 とフェー
ズ 2 の両方の移行が完了するまで待機します。
NetBackup 7.5.x.x からアップグレードする場合は、フェーズ 2 が完了するまで待機しま
す。
メモ: イメージメタデータの移行の合計移行時間が予測をはるかに超えた場合は、シマン
テック社のテクニカルサポートに連絡してください。
移行が完了したかどうかを確認するには、次を実行します。
■
UNIX/Linux システムの場合:
/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/nbemmcmd -listsettings
-brief -machinename masterservername
■
Windows システムの場合:
install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥nbemmcmd -listsettings
-brief -machinename masterservername
結果に SLP_DSSU_MIGRATION_STATE="1" が表示される場合、フェーズ 1 は完了し
ています。
(NetBackup 7.5 より前の場合のみ) 結果に SLP_DSSU_MIGRATION_STATE="0" と
表示される場合は、フェーズ 1 が完了していません。
結果に LIST_FS_IMAGE_HEADERS = "0" が表示される場合、フェーズ 2 は完了し
ています。
結果に LIST_FS_IMAGE_HEADERS = "1" が表示される場合、または結果が表示さ
れない場合、フェーズ 2 は完了していません。
14
次のディレクトリに破損したイメージがあるかどうかを確認します。
■
■
UNIX/Linux システムの場合:
/usr/openv/netbackup/db.corrupt
Windows システムの場合:
install_path¥NetBackup¥db.corrupt
ディレクトリのすべてのファイルを確認し、必要に応じてシマンテック社のテクニカルサポー
ト担当者に連絡してください。
完了
38
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードとシンプルな方式を使ったイメージメタデータの移行
手順
作業
15
(該当する場合) NetBackup インストーラが MSDP 設定を検出しない場合や、変換を自
動的に開始しないように選択した場合は、MSDP の変換を手動で開始する必要がありま
す。 インストーラが MSDP 設定を検出しない既知の原因の 1 つは、NetBackup 7.0.x
Solaris SPARC コンピュータのアップグレードに pduninstall.sh スクリプトが適用さ
れていないからです。 次のコマンドを実行して MSDP の変換を手動で開始します。
/usr/openv/pdde/pdconfigure/scripts/installers/PDDE_convert.sh
--storagepath PathToMSDPStorage
続行するには、PDDE_convert コマンドが完了するまで待機します。
このコマンドは MSDP の変換を実行することに注意してください。 ディスク領域と所要時
間にも注意します。
p.74 の 「NetBackup 7.6 への MSDP アップグレードについて」 を参照してください。
p.30 の 「MSDP の変換処理にかかる時間の予測」 を参照してください。
p.21 の 「MSDP を使う Solaris SPARC のアップグレードに必要なその他の手順」 を参
照してください。
16
(該当する場合) マスターサーバーが MSDP を使うメディアサーバーで、MSDP の変換に
時間がかかると予想される場合は MSDP 以外のポリシーとディスクストレージユニットをア
クティブ化します。 このステップはクラスタ以外のアップグレードにのみ適用されます。
完了
39
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードとシンプルな方式を使ったイメージメタデータの移行
手順
作業
17
(該当する場合) マスターサーバーに MSDP ディスクプールが備わっている場合は、MSDP
変換の進行状況を監視します。 変換が完了するまで続行しないでください。
次のコマンドを実行すると、変換がまだアクティブかどうかが示されます。
■
UNIX または Linux の場合:
/usr/openv/pdde/pdcr/bin/stconv --status
■
Windows の場合:
install_path¥pdde¥stconv.exe --status
stconv.exe --status の出力には、次のメッセージのいずれかが表示されます。
■
変換が開始されていない:
Your Media Server Deduplication Pool requires conversion
■
変換が進行中:
Conversion of Media Server Deduplication Pool is running
Please Check logs under <MSDP_log_path>/convert to see
details
■
変換が完了:
Your Media Server Deduplication Pool is up to date!
■
変換に失敗:
Conversion of Media Server Deduplication Pool has failed.
Please Check logs under <MSDP_log_path>/convert to see
details
MSDPStorage¥log¥convert でログファイルを確認して、変換の状態を調べることもで
きます。
18
(該当する場合) このステップはクラスタのインストールにのみ適用されます。 このコンピュー
タがクラスタマスターサーバーのアップグレードでない場合は、次のステップに進みます。
このマスターサーバーですべてのイメージメタデータの移行プロセスが完了したら、クラス
タ内の他のマスターサーバーに対して、残りのノードを通常のクラスタアップグレードプロセ
スを使って NetBackup 7.6 に更新できます。 詳しくは、『NetBackup 7.6 インストールガ
イド』を参照してください。
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
完了
40
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードとシンプルな方式を使ったイメージメタデータの移行
手順
作業
19
NetBackup 7.6 にアップグレードする必要があるメディアサーバーがある場合は、この時
点でアップグレードします。 メディアサーバーのアップグレードを開始したら、メディアサー
バーのアップグレードが完了するまでこの手順を続行しないでください。
メモ: MSDP を使っているメディアサーバーではアップグレードに長時間かかる場合があ
ります。 アップグレードに長時間かかると算出されたら、この手順の最後までメディアサー
バーのアップグレードを待機します。
このトピックに関する詳細情報を参照できます。
p.70 の 「NetBackup 7.6 への NetBackup メディアサーバーのアップグレード」 を参照し
てください。
20
21
カタログの移行と MSDP の変換が終了したら、次に示す順序で再度アクティブにします。
■
すべてのディスクステージングストレージユニット。
■
すべての NetBackup ポリシー。
■
すべてのストレージライフサイクルポリシー (SLP)。
■
このマスターサーバーの OpsCenter データ収集機能。
(該当する場合) NetBackup 環境で NetBackup Search を使っている場合は、NetBackup
Search の処理を再開します。 このトピックに関する詳細情報を参照できます。
『Symantec NetBackup Search 管理者ガイド』を参照してください。
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
22
バックアップ環境を監視し、通常の NetBackup 操作が再開されていることを確認します。
23
所要時間とバックアップ時間帯の許容範囲内で、まだアップグレードしていないメディア
サーバーとクライアントをアップグレードします。
p.70 の 「NetBackup 7.6 への NetBackup メディアサーバーのアップグレード」 を参照し
てください。
クライアントのアップグレードはクライアントのインストールと同じです。 インストールのヘル
プについては、『NetBackup インストールガイド - UNIX および Windows』を参照してくだ
さい。
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
24
その他のアップグレード手順を実行します。 このトピックに関する詳細情報を参照できま
す。
p.69 の 「アップグレード後のシステムの更新」 を参照してください。
完了
41
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードとガイド付き方式を使ったイメージメタデータの移行
NetBackup 7.6 へのアップグレードとガイド付き方式を
使ったイメージメタデータの移行
イメージメタデータの移行を実行する際に Simple 方式では時間がかかりすぎる場合は、
この方式を使います。
メモ: シマンテック社は、この方式の手順の実行を支援するツールを開発しました。 詳し
くは、Business Critical Services (BCS) の担当者に連絡してください。
メモ: NetBackup マスターサーバーをバージョン 7.6 に更新する前に NetBackup
OpsCenter をバージョン 7.6 に更新してください。また、OpsCenter データ収集機能を
無効にしてください。 詳しくは、『NetBackup OpsCenter 管理者ガイド』を参照してくだ
さい。
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
64 ビットの Windows プラットフォームで OpsCenter をアップグレードする場合には既
知の問題があることに注意してください。 言語パックまたは Maintenance Pack をインス
トールしている場合は、アップグレードに失敗する可能性があります。 この問題に関する
詳しい情報を参照できます。
http://www.symantec.com/docs/TECH211070
メモ: Global Cluster Option (GCO) を使ってグローバルにクラスタ化されたマスターサー
バーを含む NetBackup のインストールでは、このマニュアルのアップグレード計画のガ
イドラインに従ってください。 これらのサーバーをアップグレードするための個々の手順
については、次の文書を参照してください。
http://www.symantec.com/docs/HOWTO73064
メモ: MSDP を使う Solaris SPARC コンピュータで NetBackup 7.0.x をアップグレード
する場合に、アップグレード処理で MSDP が検出されないことがあります。 この問題を
解決するには、次の文書に示されている pduninstall.sh スクリプトを適用します。
http://www.symantec.com/docs/TECH146243
このトピックに関する詳細情報を参照できます。
p.21 の 「MSDP を使う Solaris SPARC のアップグレードに必要なその他の手順」 を参
照してください。
表 3-2 に、NetBackup をアップグレードし、イメージメタデータの移行を完了するための
手順について説明します。 進捗状況を追跡できるようにするために、次の表に各タスク
を完了したときにマークを付けるための[完了 (Completed)]列を含めます。
42
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードとガイド付き方式を使ったイメージメタデータの移行
表 3-2
ガイド付き方式を使って NetBackup 7.6 にアップグレードし、イメージ
メタデータの移行を完了する手順
手順
作業
1
MSDP の変換前の検査やタスクを実行します。 たとえば、
■
■
2
環境検査とカタログのアップグレード時間の推定を実行します。
■
■
3
4
各メディアサーバーの MSDP の変換時間を推定します。
p.30 の 「MSDP の変換処理にかかる時間の予測」 を参照してください。
MSDP を使う各メディアサーバーで最小 12% の空き領域が利用可能であることを確
認します。
利用可能な空き領域を調べるには、NetBackup 管理コンソールを開くと[メディアおよ
びデバイスの管理 (Media and Device Management)] > [デバイス (Devices)] >
[ディスクプール (Disk Pools)]ウィンドウにディスクプールの使用領域の割合が表示さ
れます。 空き領域が 12% 未満の場合、空き領域が 12% 以上になるように領域を十
分解放します。
Windows で NetBackup 環境チェッカーを実行します。
p.89 の 「インストール前の環境チェッカーの実行」 を参照してください。
利用可能なディスク容量を確認し、カタログの再構築に必要な時間を推定します。
p.28 の 「データベース再構築をともなう NetBackup 7.6 アップグレード」 を参照して
ください。
NetBackup の各自の環境に応じて通常実行するアップグレード前のタスクを実行します。
たとえば、
■
すべてのカスタマイズされたスクリプトやサードパーティのスクリプトを停止します。
■
クラスタ固有のタスクを実行します。
■
ホットカタログバックアップを実行します。
■
このマスターサーバーの OpsCenter データ収集機能を無効にします。
■
すべてのストレージライフサイクルポリシー (SLP) を無効にします。
■
NetBackup のすべてのポリシーを無効にします。
■
すべてのディスクステージングストレージユニットを無効にします。
■
クラスタシステムの場合のみ、次の NetBackup リソースをオフラインにします。
■ MSCS クラスタ: ディスク、仮想名、仮想 IP アドレスを除くすべての NetBackup グ
ループのリソースをオフラインにします。 クラスタアドミニストレータインターフェース
を使用して NetBackup グループのリソースをオフラインにする方法については、
Microsoft のクラスタアドミニストレータに関するマニュアルを参照してください。
■ VCS クラスタ: NetBackup リソースをオフラインにします。
(該当する場合) SLP を使っている場合に LIFECYCLE_PARAMETERS 設定ファイルの内
容を修正した場合は、SLP パラメータに変更が加えられることに注意してください。 これら
の変更について詳しくは、『Symantec NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』の「SLP パラメー
タのプロパティ」セクションおよび「SLP の非推奨パラメータ」セクションを参照してください。
完了
43
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードとガイド付き方式を使ったイメージメタデータの移行
手順
作業
5
(該当する場合) 使用環境が NetBackup 7.5.0.6 で TIR を使っている場合は、利用可能
な EEB を適用してカタログのクリーンアップを実行します。 詳細情報が利用可能です。
p.15 の 「既知の True Image Restore の問題によるアップグレードパフォーマンスの低
下」 を参照してください。
6
(該当する場合) NetBackup 環境で NetBackup Search を使っている場合は、NetBackup
Search の処理を中断します。 このトピックに関する詳細情報を参照できます。
『Symantec NetBackup Search 管理者ガイド』を参照してください。
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
7
8
NetBackup のすべてのサービスを停止します。
■
UNIX/Linux システムの場合: /usr/openv/netbackup/bin/bp.kill_all
■
Windows システムの場合: install_path¥NetBackup¥bin¥bpdown -f
推奨されているように server.conf ファイルを変更します。
メモ: イメージ数が 100 万未満の場合、server.conf ファイルを変更する必要はありま
せん。
p.26 の 「server.conf ファイルを変更してイメージのメタデータの移行および NetBackup
のパフォーマンスを向上する」 を参照してください。
完了
44
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードとガイド付き方式を使ったイメージメタデータの移行
手順
作業
9
NetBackup バイナリをアップグレードします。 このトピックに関する詳しい情報を参照でき
ます。
■
■
■
p.52 の 「Windows システムでローカルサーバー、リモートサーバー、クラスタサーバー
のアップグレードを実行する」 を参照してください。
p.60 の 「Windows システムでのサイレントアップグレードの実行」 を参照してくださ
い。
p.63 の 「NetBackup 7.6 への UNIX/Linux サーバーソフトウェアのアップグレード」
を参照してください。
インストールの一環として、NetBackup は MSDP を設定しているかどうかを調べます。 設
定している場合は、インストールの最後に変換を開始するオプションを選択できます。 [い
いえ (No)]を選択した場合やインストーラが MSDP のインストールを検出しない場合は、
変換を手動で開始する必要があります。 この手順で、変換を後で開始するかどうかを確認
するメッセージが表示されます。 このトピックに関する詳細情報を参照できます。
p.81 の 「NetBackup 7.6 にアップグレードする際の MSDP メタデータ変換」 を参照して
ください。
メモ: MSDP を使う Windows サーバーで NetBackup 7.6 FA リリースにアップグレード
する場合は、変換を自動的に実行するために[はい (Yes)]を選択してください。 7.6 FA
リリースへのアップグレード時に変換を実行済みなので変換は実行されませんが、必要な
MSDP 処理が開始されます。
メモ: MSDP を使う Solaris SPARC サーバーで NetBackup 7.0.x をアップグレードする
場合は、pduninstall.sh スクリプトを適用していないと、インストーラが MSDP のイン
ストールを検出しないことがあります。 このトピックに関する詳細情報を参照できます。
p.21 の 「MSDP を使う Solaris SPARC のアップグレードに必要なその他の手順」 を参
照してください。
p.81 の 「NetBackup 7.6 にアップグレードする際の MSDP メタデータ変換」 を参照して
ください。
[はい (Yes)]を選択した場合:
■
UNIX/Linux: 変換はバックグラウンド処理として実行されます。
■
Windows: 変換の進捗状況を示すウィンドウが新しく開きます。
メモ: このステップの実行中にデータベースが再構築されます。 このトピックに関する詳細
情報を参照できます。
p.28 の 「データベース再構築をともなう NetBackup 7.6 アップグレード」 を参照してくだ
さい。
10
7.5 より前のバージョンの NetBackup からアップグレードする場合は、アップグレードが完
了するとイメージメタデータの移行のフェーズ 1 が開始されます。 NetBackup 7.5.x から
アップグレードする場合はフェーズ 1 は不要です。
完了
45
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードとガイド付き方式を使ったイメージメタデータの移行
手順
作業
11
マスターサーバーで複数のクライアントに対して次のコマンドを同時に実行する必要があ
ります。 フェーズ 2 の移行を実行するには、各クライアントに対してこのコマンドが実行さ
れていることを確認します。
12
■
UNIX/Linux システムの場合:
/usr/openv/netbackup/bin/cat_import -client name
-delete_source -base /usr/openv/netbackup/db
■
Windows システムの場合:
install_path¥NetBackup¥bin¥cat_import -client name
-delete_source -base install_path¥NetBackup¥db
NetBackup 管理コンソールを起動し、アクティビティモニターを開きます。
完了
46
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードとガイド付き方式を使ったイメージメタデータの移行
手順
作業
13
イメージメタデータの移行のフェーズ 2 を完了するために、次のクリーンアップコマンドを
実行し、イメージクリーンアップジョブが完了するまで待ちます。
■
UNIX/Linux システムの場合:
/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpimage -cleanup
-allclients
■
Windows システムの場合:
install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥bpimage -cleanup
-allclients
カタログのポリシーが無効なので、0 以外の状態でクリーンアップジョブが終了すると予想
されます。 アクティビティモニターに、クリーンアップジョブの進捗状況が表示されま
す。p.93 の 「フェーズ 2 の移行処理の監視について」 を参照してください。
クリーンアップジョブが終了したら、次の操作をします。
■
■
UNIX/Linux システムの場合:
/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/nbemmcmd -listsettings
-brief -machinename masterservername
Windows システムの場合:
install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥nbemmcmd -listsettings
-brief -machinename masterservername
結果に LIST_FS_IMAGE_HEADERS = "0" が表示される場合、フェーズ 2 は完了し
ています。 次の手順に進むことができます。
結果に LIST_FS_IMAGE_HEADERS = "1" が表示される場合、または結果が表示さ
れない場合、フェーズ 2 は完了していません。
bpimage -cleanup -allclients を再実行して完了するまで待つ必要があります。
カタログのポリシーが無効なので、状態 1 でクリーンアップジョブが終了すると予想されま
す。 この 2 番目のクリーンアップジョブが 0 以外の状態で失敗した場合は、アップグレー
ドを中止し、シマンテック社のテクニカルサポートに問い合わせてください。
イメージのクリーンアップが完了したら、nbemmcmd -listsettings -brief
-machinename masterservername を再実行します。
それでも結果に LIST_FS_IMAGE_HEADERS = "1" が表示される場合、または結果
が表示されない場合はシマンテック社のテクニカルサポートに連絡してください。
完了
47
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードとガイド付き方式を使ったイメージメタデータの移行
手順
作業
14
NetBackup 7.5 より前のバージョンからアップグレードがする場合は、フェーズ 1 とフェー
ズ 2 の両方の移行が完了するまで待機します。
NetBackup 7.5.x.x からアップグレードする場合は、フェーズ 2 が完了するまで待機しま
す。
メモ: イメージメタデータの移行の合計移行時間が予測をはるかに超えた場合は、シマン
テック社のテクニカルサポートに連絡してください。
移行が完了したかどうかを確認するには、次を実行します。
■
UNIX/Linux システムの場合:
/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/nbemmcmd -listsettings
-brief -machinename masterservername
■
Windows システムの場合:
install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥nbemmcmd -listsettings
-brief -machinename masterservername
結果に SLP_DSSU_MIGRATION_STATE="1" が表示される場合、フェーズ 1 は完了し
ています。
(NetBackup 7.5 より前の場合のみ) 結果に SLP_DSSU_MIGRATION_STATE="0" と
表示される場合は、フェーズ 1 が完了していません。
結果に LIST_FS_IMAGE_HEADERS = "0" が表示される場合、フェーズ 2 は完了し
ています。
結果に LIST_FS_IMAGE_HEADERS = "1" が表示される場合、または結果が表示さ
れない場合、フェーズ 2 は完了していません。
15
次のディレクトリに破損したイメージがあるかどうかを確認します。
■
■
UNIX/Linux システムの場合:
/usr/openv/netbackup/db.corrupt
Windows システムの場合:
install_path¥NetBackup¥db.corrupt
ディレクトリのすべてのファイルを確認し、必要に応じてシマンテック社のテクニカルサポー
ト担当者に連絡してください。
完了
48
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードとガイド付き方式を使ったイメージメタデータの移行
手順
作業
16
(該当する場合) NetBackup インストーラが MSDP 設定を検出しない場合や、変換を自
動的に開始しないように選択した場合は、MSDP の変換を手動で開始する必要がありま
す。 インストーラが MSDP 設定を検出しない既知の原因の 1 つは、NetBackup 7.0.x
Solaris SPARC コンピュータのアップグレードに pduninstall.sh スクリプトが適用さ
れていないからです。 次のコマンドを実行して MSDP の変換を手動で開始します。
/usr/openv/pdde/pdconfigure/scripts/installers/PDDE_convert.sh
--storagepath PathToMSDPStorage
続行するには、PDDE_convert コマンドが完了するまで待機します。
このコマンドは MSDP の変換を実行することに注意してください。 ディスク領域と所要時
間にも注意します。
p.74 の 「NetBackup 7.6 への MSDP アップグレードについて」 を参照してください。
p.30 の 「MSDP の変換処理にかかる時間の予測」 を参照してください。
p.21 の 「MSDP を使う Solaris SPARC のアップグレードに必要なその他の手順」 を参
照してください。
17
(該当する場合) マスターサーバーが MSDP を使うメディアサーバーで、MSDP の変換に
時間がかかる場合は MSDP 以外のポリシーとディスクストレージユニットをアクティブ化し
ます。 このステップはクラスタ以外のアップグレードにのみ適用されます。
完了
49
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードとガイド付き方式を使ったイメージメタデータの移行
手順
作業
18
(該当する場合) マスターサーバーに MSDP ディスクプールが備わっている場合は、MSDP
変換の進行状況を監視します。 変換が完了するまで続行しないでください。
次のコマンドを実行すると、変換がまだアクティブかどうかが示されます。
■
UNIX または Linux の場合:
/usr/openv/pdde/pdcr/bin/stconv --status
■
Windows の場合:
install_path¥pdde¥stconv.exe --status
stconv.exe --status の出力には、次のメッセージのいずれかが表示されます。
■
変換が開始されていない:
Your Media Server Deduplication Pool requires conversion
■
変換が進行中:
Conversion of Media Server Deduplication Pool is running
Please Check logs under <MSDP_log_path>/convert to see
details
■
変換が完了:
Your Media Server Deduplication Pool is up to date!
■
変換に失敗:
Conversion of Media Server Deduplication Pool has failed.
Please Check logs under <MSDP_log_path>/convert to see
details
MSDPStorage¥log¥convert でログファイルを確認して、変換の状態を調べることもで
きます。
19
(該当する場合) このステップはクラスタのインストールにのみ適用されます。 このコンピュー
タがクラスタマスターサーバーのアップグレードでない場合は、次のステップに進みます。
このマスターサーバーですべてのイメージメタデータの移行プロセスが完了したら、クラス
タ内の他のマスターサーバーに対して、残りのノードを通常のクラスタアップグレードプロセ
スを使って NetBackup 7.6 に更新できます。 詳しくは、『NetBackup 7.6 インストールガ
イド』を参照してください。
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
完了
50
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードとガイド付き方式を使ったイメージメタデータの移行
手順
作業
20
NetBackup 7.6 にアップグレードする必要があるメディアサーバーがある場合は、この時
点でアップグレードします。 メディアサーバーのアップグレードを開始したら、メディアサー
バーのアップグレードが完了するまでこの手順を続行しないでください。
メモ: MSDP を使っているメディアサーバーではアップグレードに長時間かかる場合があ
ります。 アップグレードに長時間かかると算出されたら、この手順の最後までメディアサー
バーのアップグレードを待機します。
このトピックに関する詳細情報を参照できます。
p.70 の 「NetBackup 7.6 への NetBackup メディアサーバーのアップグレード」 を参照し
てください。
21
22
カタログの移行と MSDP の変換が終了したら、次に示す順序で再度アクティブにします。
■
すべてのディスクステージングストレージユニット。
■
すべての NetBackup ポリシー。
■
すべてのストレージライフサイクルポリシー (SLP)。
■
このマスターサーバーの OpsCenter データ収集機能。
(該当する場合) NetBackup 環境で NetBackup Search を使っている場合は、NetBackup
Search の処理を再開します。 このトピックに関する詳細情報を参照できます。
『Symantec NetBackup Search 管理者ガイド』を参照してください。
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
23
バックアップ環境を監視し、通常の NetBackup 操作が再開されていることを確認します。
24
所要時間とバックアップ時間帯の許容範囲内で、まだアップグレードしていないメディア
サーバーとクライアントをアップグレードします。
p.70 の 「NetBackup 7.6 への NetBackup メディアサーバーのアップグレード」 を参照し
てください。
クライアントのアップグレードはクライアントのインストールと同じです。 インストールのヘル
プについては、『NetBackup インストールガイド - UNIX および Windows』を参照してくだ
さい。
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
25
その他のアップグレード手順を実行します。 このトピックに関する詳細情報を参照できま
す。
p.69 の 「アップグレード後のシステムの更新」 を参照してください。
完了
51
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
Windows システムでローカルサーバー、リモートサーバー、クラスタサーバーのアップグレードを実行する
Windows システムでローカルサーバー、リモートサー
バー、クラスタサーバーのアップグレードを実行する
ローカルコンピュータ、リモートコンピュータ、クラスタコンピュータで NetBackup 7.6 に
アップグレードするには次の手順を実行します。
Windows でローカルサーバー、リモートサーバー、クラスタサーバーの NetBackup バ
イナリをアップグレードする方法
1
2
NetBackup のアップグレードを開始するシステムにログオンします。 管理者権限で
ログオンしてください。
■
ローカルの Windows システムをアップグレードする場合は、コンソールでコン
ピュータに直接ログオンします。
■
リモートの Windows システムをアップグレードする場合は、NetBackup をイン
ストールするホストすべてにネットワークアクセスが可能なシステムにログオンしま
す。
■
クラスタの Windows システムをアップグレードする場合は、アクティブノード (共
有ディスクが存在するノード) にログオンします。
次の方法のいずれかを使用して、NetBackup インストールウィザードを起動します。
■
DVD メディア
ドライブに Windows 版 NetBackup の DVD を挿入します。 自動再生機能が
無効になっている場合は、DVD ドライブに移動して Browser.exe を実行しま
す。
■
ESD イメージ (ダウンロード済みファイル)
イメージが存在するディレクトリに移動して、Browser.exe を実行します。
3
ブラウザの初期画面 ([Home])で、[Installation]をクリックします。
4
[Installation]画面で、[Server Software Installation]をクリックします。
5
[Welcome]画面で内容を確認し、[Next]をクリックします。
6
[License Agreement]画面で、次の操作を行います。
■
[I agree to and accept the terms of the license agreement]にチェックマー
クを付けます。
ソフトウェアをアップグレードするにはこの項目を選択する必要があります。
■
[Participate in the NetBackup Product Improvement Program]。
デフォルトでは、このオプションは有効になっています。 このオプションを無効に
するには、チェックボックスをクリックしてチェックマークを外します。
■
[Next]をクリックします。
52
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
Windows システムでローカルサーバー、リモートサーバー、クラスタサーバーのアップグレードを実行する
7
[Symantec NetBackup Installation Type]画面で、次の情報を入力します。
Where to install
ローカルアップグレードの場合は、[Install to this computer
only]を選択します。
リモートアップグレードの場合は、[Install to multiple
computers on your network]を選択します。
クラスタアップグレードの場合は、[Install a clustered
master server]が唯一のオプションです。
Typical
デフォルト設定の NetBackup をアップグレードするには、
このオプションを選択します。
Custom
NetBackup のデフォルト設定を強制変更するには、このオ
プションを選択します。
[Next]をクリックします。
8
License Key
[NetBackup License Key and Server Type]画面で、次の情報を入力します。
製品購入時に提供された基本製品のライセンスキーを入力します。
アップグレードの場合、すでにインストールされている製品のライセンスによって、選択可能
なコンポーネントが決定されます。
メモ: リモートアップグレードの場合は、ここに入力したライセンスキーが他のノードにプッシュ
型で転送されます。 ライセンスキーによってアドオン製品を使用できるようになります。 アドオ
ン製品がすでにインストールされているノードに NetBackup をプッシュインストールした場
合、キーはアドオン製品に対して機能します。
リモートアップグレードまたはクラスタアップグレードの場合は、アップグレード処理中にアッ
プグレードを実行する適切なクレデンシャルを所有していることを検証するために次の処理
が実行されます。
■
■
NetBackup Master Server
アップグレード先のクラスタシステムを選択すると、NetBackup はクラスタのすべてのノー
ドに対する適切な管理クレデンシャルを所有しているかどうかを確認します。 適切なクレ
デンシャルを所有していない場合は、そのシステムはリストに追加されません。
適切なクレデンシャルを所有している場合は、ライセンスキーが必要かどうかが再度確認
されます。 必要なキーが入力されなかった場合は、そのシステムはリストに追加できませ
ん。 そのノードでアップグレードするには有効なライセンスキーを入力する必要がありま
す。 無効なライセンスキーを入力すると、この画面は有効なキーを入力するまで表示さ
れたままになります。
マスターサーバーソフトウェアをアップグレードするには、このアイコンをクリックします。
メモ: メディアサーバー重複排除プール (MSDP) を使うマスターサーバーの場合は、表示さ
れる NetBackup 重複排除の注意を一読します。
53
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
Windows システムでローカルサーバー、リモートサーバー、クラスタサーバーのアップグレードを実行する
メディアサーバーソフトウェアをアップグレードするには、このアイコンをクリックします。
NetBackup Media Server
メモ: メディアサーバー重複排除プール (MSDP) を使うシステムの場合は、表示される
NetBackup 重複排除の注意を一読します。
9
[NetBackup Deduplication]画面に、インストーラが MSDP の変換を処理する方
法が示されます。 デフォルトでは、変換はアップグレード後に自動的に実行されま
す。 シマンテック社はデフォルトを適用することを推奨します。 [OK]をクリックして
続行します。
10 この手順はカスタムアップグレードにのみ適用されます。 [Typical]インストールの
場合は、次の手順へスキップします。
この手順では、[NetBackup Features]、[NetBackup Port Numbers]、および
[NetBackup Services]を選択し構成する方法について記述します。
Use the built-in system
account
■
NetBackup Port Numbers
構成に必要な場合は、この画面からポート番号を変更できます。
NetBackup と他社製品が同じポートを共有しようとして競合が発生した場合、
ポート番号の変更が必要になることがあります。 また、ファイアウォールでセキュ
リティの問題を引き起こすポートの競合が発生している場合にも変更できます。
ポート番号を変更するには、置き換えるポート番号を選択し、新しい番号を入力
します。
[Next]をクリックします。
■
NetBackup Services
この画面で、次の NetBackup サービスの起動アカウントおよび起動の種類を指
定します。
デフォルトでは、このボックスにチェックマークが付けられており、NetBackup は組み込みシ
ステムアカウントを使います。 このボックスにチェックマークが付いている場合、その下のフィー
ルドは無効になります。
異なるシステムアカウントを指定する方法
■ このボックスをクリックしてチェックマークを外します。
■
Startup
次のフィールドにアカウント情報を入力します。
ユーザー名 (Username)
パスワード (Password)
ドメイン (Domain)
このオプションは、NetBackup ホストを再起動する必要がある場合、NetBackup サービスが
自動的に開始するかどうかを判断します。 デフォルトは[Automatic]です。
再起動後、NetBackup サービスを手動で開始するには、[Manual]を選択します。
54
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
Windows システムでローカルサーバー、リモートサーバー、クラスタサーバーのアップグレードを実行する
Start job-related NetBackup デフォルトでは、アップグレードが完了したらジョブに関連するサービスを自動的に開始する
services following installation 設定になっています。
ジョブに関連するサービスが自動的に開始しないようにするには、ボックスをクリックしてチェッ
クマークを外します。
Terminate NetBackup
processes
リモートインストールの実行中に再起動するのを回避するには、このチェックボックスをチェッ
クします。 このチェックボックスをチェックすると、NetBackup 実行可能ファイルおよび DLL
実行可能ファイルを使用しているプロセスが停止します。
警告: Oracle ユーザーがこのオプションを選択した場合は、アップグレードを続行する前に
データベースとリスナーの処理を停止する必要があります。
Oracle データベースを停止できない場合、手順は Oracle データベースがアクティブのまま
で NetBackup をインストールできる手順を利用できます。 このトピックに関する詳細情報を
参照できます。
http://www.symantec.com/docs/TECH158276
Abort install if a reboot is
required
このオプションは、アップグレードの一環として再起動が必要な場合にアップグレードを続行
する方法を決めます。
このオプションを選択すると、アップグレード処理で再起動が必要であると判断された場合に
アップグレードは停止します。 システムは元の状態にロールバックされます。
このオプションを選択しないと、アップグレード処理で再起動が必要であると判断されてもアッ
プグレードは続行されます。
[Next]をクリックします。
11 [NetBackup System Names]画面で、次の情報を入力します。
Master Server Name
マスターサーバーのインストールの場合は、ローカルコンピュータの名前を入力します。
メディアサーバーのインストールの場合は、この名前を、そのメディアサーバーが構成される
マスターサーバー名に変更する必要があります。
メモ: クラスタサーバーの場合は、このフィールドは[NetBackup Virtual Host Name]です。
シマンテック社はこの値を変更しないことを推奨します。
メモ: メディアサーバー重複排除プール (MSDP) を使うシステムの場合は、表示される
NetBackup 重複排除の注意を一読します。
Additional Servers
このサーバーと通信する追加の NetBackup マスターサーバーおよびメディアサーバーの名
前を入力します。 後で NetBackup をインストールするコンピュータの名前を含めます。
複数の名前を入力するには、それぞれの名前をカンマで区切るか、またはそれぞれの名前
の後で Enter キーを押します。
55
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
Windows システムでローカルサーバー、リモートサーバー、クラスタサーバーのアップグレードを実行する
Media Server Name
このフィールドは NetBackup Enterprise メディアサーバーのインストールの場合にのみ表
示されます。
メディアサーバーソフトウェアをインストールする場合、このフィールドはデフォルトでローカル
サーバー名になります。
メモ: メディアサーバー重複排除プール (MSDP) を使うシステムの場合は、表示される
NetBackup 重複排除の注意を一読します。
EMM Server Name
EMM (Enterprise Media Manager) サーバーには、NetBackup ボリューム構成およびデバ
イス構成についてのすべての情報が含まれます。
NetBackup 7.6 を開始する場合、マスターサーバーに EMM を構成する必要があります。
すべてのマスターサーバーには、それぞれの EMM 構成が必要です。
デフォルトでは、NetBackup はマスターサーバーに EMM サーバーをインストールします。
メモ: NetBackup 環境でリモート EMM または共有 EMM の設定を使う場合は、NetBackup
7.6 にアップグレードしないでください。この設定を修正するには、まずシマンテック社のテク
ニカルサポートに問い合わせてください。 EMM サーバーをマスターサーバーにインストー
ルしないと NetBackup 7.6 にアップグレードできません。リモート EMM や共有 EMM で
NetBackup 7.6 にアップグレードすることは可能ですがサポートはされません。
EMM サーバーに関して次を考慮します。
■
CIFS マウントへの EMM サーバーのインストールはサポートされていません。
■
Shared Storage Option (SSO) を使用してドライブを共有する場合、すべての NetBackup
サーバーでデバイス情報の格納に同じホストを使用する必要があります。
EMM サーバーおよび EMM データベースについて詳しくは、『Symantec NetBackup 管
理者ガイド Vol. 1』を参照してください。
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
OpsCenter Server Name (省 OpsCenter は、NetBackup 用の Web ベースの管理ツールです。
略可能)
OpsCenter サーバーを使用しているか、またはインストールする場合は、そのサーバーの
サーバー名か IP アドレスをここに入力します。
クラスタサーバーには、仮想名を使わないでください。 その代わり、クラスタノードの実際のホ
スト名を使います。
[Next]をクリックします。
12 リモートアップグレードの場合のみ、[Symantec NetBackup Remote Hosts]画面
で NetBackup をインストールするホストを指定します。
■
Windows Destination Systems
[Windows Destination Computers]を右クリックし、ドロップダウンメニューから
選択するか、または次の方式を使ってください。
56
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
Windows システムでローカルサーバー、リモートサーバー、クラスタサーバーのアップグレードを実行する
Browse
NetBackup をアップグレードするホストのネットワークを検索するには、ここをクリックします。
■ [Available Systems]ダイアログボックスで追加するコンピュータを選択し、[Next]をク
リックします。
■ [Remote Computer Login Credentials]ダイアログボックスで、リモートコンピュータで使
う NetBackup のアカウントのユーザー名、パスワード、ドメインを入力します。
■ 複数のリモートコンピュータをアップグレードする場合は、[Remember User Name and
Password]の隣にあるチェックボックスにチェックマークを付けます。 このオプションを選
択すると、各リモートコンピュータにこの情報を入力する必要がなくなります。
クレデンシャルを指定したらホストノードを選択し、[Windows Destination Systems]リス
トに追加します。 NetBackup のリモートアップグレードは、これらのノードで実行されま
す。 インストール先のシステムを選択する場合、ローカルホストも忘れずに選択してくださ
い。
NetBackup では、システムを選択するたびに、システムおよびライセンスの確認が実行
されます。 たとえば、次のようにサーバーアップグレード先のシステムが選択した種類と
一致するかどうかが確認されます。
■ NetBackup がインストールされていない場合: リモートは検証済みと見なされます。
NetBackup がすでにインストールされている場合: そのシステムのアップグレードの
種類と要求しているアップグレードの種類を比較します。
■ 無効な組み合わせの場合: 問題があることが通知され、そのシステムは選択できませ
ん。 無効な組み合わせの例として、すでにマスターサーバーになっているリモートシ
ステムにリモート管理コンソールをインストールしようとしている場合があります。
■ リモートシステムがサポート外のプラットフォームやレベルの場合: 問題が通知され、
そのシステムは選択できません。
アップグレード手順で、リモートシステムに対する適切な管理クレデンシャルを所有してい
るかどうかも検証されます。 管理クレデンシャルを所有していない場合は、[Enter Network
Password]画面が表示され、管理者のユーザー名およびパスワードの入力を求められ
ます。
[OK]をクリックし、インストール先のシステムの選択を続けます。
選択するノードごとに、この処理を繰り返します。 ユーザー名およびパスワードは保持す
ることができます。 その場合、ユーザー名またはパスワードが無効な場合にのみ、その
ユーザー名またはパスワードが求められるようになります。
■
次に、クラスタ化された環境でのプッシュインストールに関連する注意事項を示します。
■ NetBackup は、複数のノードでアップグレードできます。 ただし、クラスタのノード数
に対する制限は、NetBackup ではなくクラスタサービスによって設定されます。
■ 言語パッケージとその他の NetBackup のアドオン製品は、プッシュ方式ではアップ
グレードできません。 アドオン製品は、クラスタグループのノードごとにアップグレード
する必要があります。 これらの製品のアップグレード方法については、各製品の
NetBackup マニュアルを参照してください。
Browse (続き)
(続き)
■ NetBackup は、アップグレードの開始時に入力したライセンスキーのみを他のノードに
プッシュ型で転送します。 ライセンスキーによってアドオン製品を使用できるようになりま
す。 アドオン製品がすでにインストールされているノードに NetBackup をプッシュインス
トールした場合、キーはその製品に対して機能します。
■ [OK]をクリックします。
57
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
Windows システムでローカルサーバー、リモートサーバー、クラスタサーバーのアップグレードを実行する
Import
ホスト名のリストを含んでいるテキストファイルをインポートするためにここをクリックします。 テ
キストファイルを作成する場合、ホスト名は次の形式で定義する必要があります。
Domain¥ComputerName
Add
ホストを手動で追加するためにここをクリックします。
■ [Manual Remote Computer Selection]ダイアログボックスが表示されたら、[Domain]
と[Computer Name]を入力し、[OK]をクリックします。
■ [Remote Computer Login Credentials]ダイアログボックスで、リモートコンピュータで
アップグレードを実行するために使うアカウントの[User Name]と[Password]を入力し
ます。
複数のリモートコンピュータに追加、アップグレードする場合は、[Remember User Name
and Password]の隣にあるチェックボックスにチェックマークを付けます。 このオプション
を選択すると、各リモートコンピュータにこの情報を入力する必要がなくなります。
■ [OK]をクリックします。
Remove
[Destination Systems]リストからホストを削除するには、ホストを選択し、ここをクリックしま
す。
Change
選択したリモートホストの NetBackup ファイルのインストールの宛先を変更するためにここを
クリックします。
■
[Next]をクリックします。
13 クラスタアップグレードの場合のみ、[Cluster Settings]画面に表示される情報を確
認します。 単なる情報として[Public Network]以外のすべての情報が表示されま
す。変更することはできません。 パブリックネットワークを変更する必要がある場合
は、ドロップダウンリストから正しいパブリックネットワークを選択します。
警告: このクラスタに割り当てられているプライベートネットワークは選択しないでくだ
さい。
[Cluster Configuration]をクリックします。 クラスタ構成が正常に行われたことを示
すメッセージが表示されたら、[Next]をクリックします。
14 [Ready to Install the Program]画面で、前述の手順での選択を示す[Installation
Summary]を確認します。
次のオプションから 1 つ選択します。
■
インストールを開始するには、[Install]をクリックします。
■
前の画面を表示して変更するには[Back]をクリックし、その後、この画面に戻っ
て[Install]をクリックします。
■
アップグレードを中止するには、[Cancel]をクリックします。
58
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
Windows システムでローカルサーバー、リモートサーバー、クラスタサーバーのアップグレードを実行する
[Install]をクリックするとアップグレード処理が開始され、アップグレードの進捗状況
を示す画面が表示されます。 この処理には数分かかる場合があります。
リモートアップグレードまたはクラスタアップグレードの場合のみ、ダイアログボックス
でシステムを右クリックしてアップグレードの状態を確認します。 アップグレードは 5
つまで並行して行われます。 1 つのアップグレードが完了すると別のアップグレード
が開始し、最大 5 つのアップグレードが進行中になります。
15 リモートアップグレードの場合のみ、すべてのリモートアップグレードが完了したら
[Finish]をクリックします。
16 [Installation Complete]画面で、次のオプションから選択します。
Add Keys
インストールする他の NetBackup 製品の追加のライセンスキーをここに入力してください。
■
追加のライセンスキーを入力するには、[Add Keys]をクリックします。
■
[Current License Keys]のリストが表示されたら、[Add Key]をクリックして新規のライセ
ンスキーを入力し、次に[Add]をクリックします。
すべてのライセンスキーを入力したら、[Current License Keys]ウィンドウを閉じます。
■
View installation log file
アップグレードログファイルには、詳しいインストール情報とエラーが起きたかどうかが表示さ
れます。
次の場所にあるアップグレードログを確認します。
%ALLUSERSPROFILE%¥Symantec¥NetBackup¥InstallLogs¥
メモ: 複数のコンピュータにリモートアップグレードを実行する場合は、このオプションを選択
するとローカルコンピュータのログのみが表示されます。 アップグレードするように選択した
各コンピュータにそれぞれのアップグレードログファイルが作成されます。 リモートコンピュー
タのログファイルを表示するためには、Windows エクスプローラのウィンドウを開き、
¥¥<COMPUTERNAME> と入力します。
アップグレードログを検索し、次のエラーが表示されているかどうかを確認します。
Finish
■
Return Value 3 を含む文字列。
■
次のように色分けされている重大なログメッセージ:
黄色 = 警告。
赤 = エラー。
アップグレードを完了するには次のいずれかの操作をします。
■
■
すべてのサーバーのソフトウェアをアップグレードした場合は、[Launch NetBackup
Administration Console now]の隣にあるチェックボックスにチェックマークを付けて
[Finish]をクリックします。
NetBackup 管理コンソールを使用して構成ウィザードを起動すると、NetBackup 環境を
構成できます。
アップグレードするサーバーソフトウェアが他にも存在する場合は、[Finish]をクリックし
ます。
次のコンピュータに移動して、必要なサーバーソフトウェアをアップグレードできます。
59
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
Windows システムでのサイレントアップグレードの実行
17 NetBackup クラスタ設定を手動で修正した場合や外部スクリプトで修正した場合は、
NetBackup クラスタレジストリに変更が正しく反映されていることを確認してください。
質問がある場合は、シマンテック社のテクニカルサポートにお問い合わせください。
18 アップグレード処理を再開します。 アップグレード処理に適用するオプションを次か
ら選択してください。
■
イメージメタデータのシンプルな移行でアップグレード
p.33 の 「NetBackup 7.6 へのアップグレードとシンプルな方式を使ったイメー
ジメタデータの移行」 を参照してください。
■
イメージメタデータのガイド付き移行でアップグレード
p.42 の 「NetBackup 7.6 へのアップグレードとガイド付き方式を使ったイメージ
メタデータの移行」 を参照してください。
Windows システムでのサイレントアップグレードの実行
サイレントアップグレードを実行すると、リモートアップグレードを実行する場合と同様に、
対話形式での入力が不要になります。 NetBackup のサイレントインストールは、NetBackup
サービスをローカルシステム以外のユーザーで実行する場合はサポートされません。
サイレントアップグレードを実行するには、最初に該当する NetBackup スクリプトを修正
する必要があります。 スクリプトの修正後に、そのスクリプトを実行してサイレントアップグ
レードを開始できます。
このスクリプトはアップグレードを開始できるようにすべての NetBackup サービスを終了
します。 他のシステムプロセスで NetBackup ファイルに対するハンドルが保持されてい
ることをスクリプトが検出すると、アップグレードは失敗します。 実行中の NetBackup プ
ロセスを特定するには、次の場所にある NetBackup Install ログファイルを確認しま
す。
%ALLUSERSPROFILE%¥Symantec¥NetBackup¥InstallLogs
特定した各プロセスを手動で停止したら、再びアップグレードスクリプトを実行できます。
メモ: Windows 2008/2012 Server Core システムの場合は、この手順で NetBackup
のみをアップグレードできます。
NetBackup サーバーソフトウェアをサイレントアップグレードする方法
1
NetBackup をアップグレードするシステムに管理者としてログオンします。
2
NetBackup インストール DVD を挿入するか、または ESD イメージ (ダウンロード済
みのファイル) が存在する場所にナビゲートします。
60
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
Windows システムでのサイレントアップグレードの実行
3
Windows エクスプローラを開き、X86 または X64 ディレクトリの内容を、ハードドラ
イブの一時ディレクトリにコピーします。 インストールしたいプラットフォームの形式と
関連付けられたディレクトリを選択します。
4
ソースファイルが読み取り専用であるので、コピーされたファイルの権限を変更して、
インストールまたは更新できるようにします。
5
コピーされたファイルが存在する一時ディレクトリで、変更する適切なスクリプトを選
択します。
6
■
マスターサーバーのアップグレード時: silentmaster.cmd
■
メディアサーバーのアップグレード時: silentmedia.cmd
■
NetBackup リモート管理コンソールのアップグレード時: silentadmin.cmd
次の行をインストールの必要に応じて編集します。
■
SET ADDITIONALSERVERS=media1,media2,media3
このホストと通信する追加の NetBackup マスターサーバーおよびメディアサー
バーの名前を入力します。 後で NetBackup をインストールするサーバーの名
前を含めます。
他のサーバーがこのホストと通信しない場合は、スクリプトからこの行を削除しま
す。
■
SET ABORT_REBOOT_INSTALL=0
この行では、再起動が必要になった場合のアップグレードの続行方法を指定で
きます。 次の設定から選択します。
61
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
Windows システムでのサイレントアップグレードの実行
0 (デフォルト)
デフォルトでは、再起動が必要であると判断された場合
でもサイレントアップグレードは中止されません。 この
設定を 0 のままにした場合、次のタスクの 1 つを選択
します。
■ アップグレードの完了後にインストールログを調べ
て再起動が必要かどうかを確認します。
文字列 in use がログ内に表示されれば、システム
を手動で再起動する必要があります。
■ アップグレードの完了後に自動再起動を強制しま
す。
自動再起動を強制するには、スクリプトを実行する
前に、サイレントインストールのコマンドスクリプト
(silent*.cmd) から次のオプションを削除します。
REBOOT="ReallySuppress"
警告: 強制再起動はユーザーに警告なしで起きます。
アップグレードは取り消されず、システムが元の状態に
ロールバックされることもありません。
1
再起動が必要であると判断された場合にアップグレー
ドを中止するにはこの設定を選択します。
この設定を選択すると、再起動が必要な場合はアップ
グレードが取り消されてシステムが元の状態にロール
バックされます。
7
スクリプトを保存して実行します。
8
次の場所にあるインストールログを確認します。
%ALLUSERSPROFILE%¥Symantec¥NetBackup¥InstallLogs¥
インストールログを検索し、次のエラーが表示されているかどうかを確認します。
9
■
Return Value 3 を含む文字列。
■
重要なログメッセージは次のように色分けされます。
黄色 = 警告。
赤 = エラー。
アップグレード処理を再開します。 アップグレード処理に適用するオプションを次か
ら選択してください。
■
イメージメタデータのシンプルな移行でアップグレード
p.33 の 「NetBackup 7.6 へのアップグレードとシンプルな方式を使ったイメー
ジメタデータの移行」 を参照してください。
■
イメージメタデータのガイド付き移行でアップグレード
62
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 への UNIX/Linux サーバーソフトウェアのアップグレード
p.42 の 「NetBackup 7.6 へのアップグレードとガイド付き方式を使ったイメージ
メタデータの移行」 を参照してください。
NetBackup 7.6 への UNIX/Linux サーバーソフトウェア
のアップグレード
バックアップが実行されない時間にアップグレードおよび再構成をスケジュールすること
をお勧めします。 ただし、アップグレードの手順では、バックアップがアップグレードの妨
げにならないようにするため、すべてのポリシーを無効にするように指示されます。
NetBackup のアップグレードおよび再構成中にバックアップが実行されないようにポリ
シーを一時的に変更することもできます。
UNIX/Linux サーバーソフトウェアを 7.6 にアップグレードする方法
1
root ユーザーとしてサーバーにログインします。
2
NetBackup 管理コンソールが開いている場合は、ここで閉じる必要があります。
3
(該当する場合) クラスタ環境では次のタスクを実行します。
■
必要に応じて、bp.conf と vm.conf ファイルを次のように編集します。
REQUIRED_INTERFACE エントリがある場合は、CLUSTER_NAME エントリに置換し
ます。 それ以外の場合は、新しい CLUSTER_NAME エントリを追加します。 この
エントリは仮想サーバー名として定義する必要があります。
マスターサーバーの場合は、最初の SERVER エントリが bp.conf ファイルの
CLUSTER_NAME エントリに一致することを確認してください。
■
非アクティブノードのアップグレード中にマイグレーションが行われないようにす
るために、NetBackup グループをフリーズします。
■
VCS クラスタが構成されている場合、Cluster Manager インターフェースまたは
コマンドラインを使用して NetBackup グループをフリーズできます。
■
クラスタのアップグレードに進む前に、他のクラスタアップグレード要件について
『NetBackup マスターサーバーのクラスタ化管理者ガイド』を参照してください。
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
63
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 への UNIX/Linux サーバーソフトウェアのアップグレード
4
(該当する場合) NetBackup 7.5 より前の Solaris サーバーの場合のみ、6.x または
7.x バージョンのすべてのアドオン製品とデータベースエージェントを削除します。
メモ: インストールスクリプトによって、現在インストールされているアドオン製品とエー
ジェントのリストが表示されます。 また、スクリプトによって、これらの以前のバージョ
ンを削除することを提案されますが、シマンテック社はこの方式を推奨します。
警告: アップグレードが行われる前にこれらの項目を手動で削除するオプションも有
します。 これらの項目はバージョン 7.x. にアップグレードする前に削除する必要が
あります。バージョン 7.x にアップグレードした後にこれらの項目を削除すると、
NetBackup インストールの一部が破棄されて製品は機能しません。 これらの製品
を手動で削除することにした場合は、アップグレードをここで停止してください。 各ア
ドオン製品またはエージェントを削除する方法に関しては NetBackup 6.x または
7.x の該当するマニュアルを参照してください。
5
Solaris システムの場合はアップグレードスクリプトを実行すると、変更した可能性が
あるすべての NetBackup スクリプトが削除されます。
Solaris システム以外では、アップグレードスクリプトを実行すると第 1 章で説明して
いない修正済み NetBackup スクリプトが削除されます。 このトピックに関する詳細
情報を参照できます。
p.9 の 「アップグレードによるファイルの自動変更について」 を参照してください。
変更したファイルで、保持する必要があるファイルを保存します。
6
(該当する場合) AIX システムの場合は、このステップでロボット制御のパスが削除さ
れます。 AIX クラスタ環境では、この手順をクラスタ内のすべてのノードで実行する
必要があります。
ロボット制御のパスについて詳しくは、『Symantec NetBackup デバイス構成ガイド
UNIX、Windows および Linux』を参照してください。
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
■
次のように ovpass ドライバを削除します。
/usr/openv/volmgr/bin/driver/remove_ovpass
7
アップグレードスクリプトを開始するには、次のいずれかの方法を使用します。
64
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 への UNIX/Linux サーバーソフトウェアのアップグレード
DVD
■
■
■
ドライブに適切なプラットフォームの NetBackup サー
バー DVD を挿入します。
内容を識別するには、DVD のラベルを確認します。
p.87 の 「NetBackup メディアキットについて」 を参照し
てください。
必要に応じて、DVD をマウントします。
p.66 の 「NetBackup ソフトウェアメディアのマウントに
ついて」 を参照してください。
次のコマンドを入力します。
dvd_directory/install
dvd_directory は、DVD にアクセス可能なディレクトリの
パスです。
ESD イメージ (ダウンロード済
みファイル)
■
インストールイメージが存在する場所に移動します。
■
次のコマンドを入力します。
./install
8
9
インストールスクリプトのプロンプトに従って、NetBackup サーバーバイナリをインス
トールします。 プロンプトに応答する方法のガイダンスについては、アップグレード
処理に適用するオプションを参照してください。
■
イメージメタデータのシンプルな移行でアップグレード
p.33 の 「NetBackup 7.6 へのアップグレードとシンプルな方式を使ったイメー
ジメタデータの移行」 を参照してください。
■
イメージメタデータのガイド付き移行でアップグレード
p.42 の 「NetBackup 7.6 へのアップグレードとガイド付き方式を使ったイメージ
メタデータの移行」 を参照してください。
スクリプトが終了したら、アップグレード処理を再開します。 アップグレード処理に適
用するオプションを次から選択してください。
■
イメージメタデータのシンプルな移行でアップグレード
p.33 の 「NetBackup 7.6 へのアップグレードとシンプルな方式を使ったイメー
ジメタデータの移行」 を参照してください。
■
イメージメタデータのガイド付き移行でアップグレード
p.42 の 「NetBackup 7.6 へのアップグレードとガイド付き方式を使ったイメージ
メタデータの移行」 を参照してください。
65
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup ソフトウェアメディアのマウントについて
NetBackup ソフトウェアメディアのマウントについて
NetBackup DVD をマウントするときは、ガイドラインとして次の表の例を使ってください。
他のフラグまたはオプションが必要かどうかは、ハードウェアのご購入先に確認してくださ
い。
表 3-3
NetBackup DVD をマウントするためのフラグとオプション
フラグかオプション
定義
-v、-t、-F
マウントするファイルシステムの種類を指定します。
-o
必要に応じてファイル名を正しく変換します。
-r
DVD を読み込み用にマウントしたいことを指定します。
device_path
DVD ドライブの名前を指定します。
mount_point
DVD をマウントしたいディレクトリを指定します。
p.66 の 「UNIX または Linux システムでの NetBackup ソフトウェアメディアのマウント」
を参照してください。
UNIX または Linux システムでの NetBackup ソフトウェアメディアのマ
ウント
次の手順は UNIX または Linux システムで NetBackup DVD をマウントする方法を示し
ています。
UNIX または Linux システムで NetBackup DVD をマウントする方法
1
root ユーザーとしてログインします。
2
マウントポイントを作成します (Solaris を除くすべて)。
mkdir /dvd
66
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup の起動と停止のスクリプトについて
3
(該当する場合) 11.23 以前の HP-UX システムで、PFS デーモンを起動します。
nohup pfs_mountd &
nohup pfsd &
4
オペレーティングシステムで適切なマウントコマンドを発行します。
AIX
mount -v cdrfs -r device_path
mount_point
AIX
smitty cdrfs
または
smitty mountfs
FreeBSD
mount -r -t cd9660 device_path
mount_point
11.23 以前の HP-UX
pfs_mount -o xlat=unix device_path
mount_point
デバイスパスを検出するには、ioscan -fn を
実行します。
11.23 以後の HP-UX
mount -F cdfs device_path
mount_point
Linux
mount device_path mount_point
Solaris
Volume Manager (vold) が実行されている場
合、DVD は自動的にマウントされます。
vold が実行されていない場合は、次のように
起動します。
/usr/sbin/vold &
NetBackup の起動と停止のスクリプトについて
NetBackup をインストールするとき、インストールスクリプトは起動と停止のスクリプトの構
成も実行します。 起動スクリプトを使用して、システムがブートする際に NetBackup デー
モンを自動的に起動することができます。停止スクリプトを使用して、システムを停止する
際に起動スクリプトを自動的に終了することができます。
インストール処理はオペレーティングシステムの適切な場所に NetBackup の起動と停止
のスクリプトをコピーします。
67
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
NetBackup の起動と停止のスクリプトについて
非クラスタ環境でのアップグレードの場合、既存の NetBackup 関連の起動および停止
スクリプトは保存され、新しいバージョンのスクリプトがインストールされます。
表 3-4 は、NetBackup のインストール中にインストールされる各種のプラットフォームの
起動スクリプトと停止スクリプトのリンクをリストします。
表 3-4
プラットフォーム別の NetBackup の起動と停止のスクリプトのリンク
プラットフォーム
リンク
AIX
/etc/rc.netbackup.aix
■
レベル 2 でのブート中にこのスクリプトが呼び出されるように、
NetBackup のインストールスクリプトによって /etc/inittab ファ
イルが編集され、次に示すエントリが追加されました。
netbackup:2:wait:/etc/rc.netbackup.aix
■
停止するには、次に示す行を /etc/rc.shutdown ファイルに追
加します。
/etc/rc.netbackup.aix stop
FreeBSD
/usr/local/etc/rc.d/S77netbackup.sh
->/usr/local/etc/netbackup
HP-UX
/sbin/rc1.d/K001netbackup ->/sbin/init.d/netbackup
/sbin/rc2.d/S777netbackup ->/sbin/init.d/netbackup
Linux Debian
/etc/rc0.d/K01netbackup ->/etc/init.d/netbackup
/etc/rc1.d/K01netbackup ->/etc/init.d/netbackup
/etc/rc2.d/S95netbackup ->/etc/init.d/netbackup
Red Hat Linux
/etc/rc.d/rc0.d/K01netbackup
->/etc/rc.d/init.d/netbackup
/etc/rc.d/rc1.d/K01netbackup
->/etc/rc.d/init.d/netbackup
/etc/rc.d/rc2.d/S77netbackup
->/etc/rc.d/init.d/netbackup
/etc/rc.d/rc3.d/S77netbackup
->/etc/rc.d/init.d/netbackup
/etc/rc.d/rc5.d/S77netbackup
->/etc/rc.d/init.d/netbackup
/etc/rc.d/rc6.d/K01netbackup
->/etc/rc.d/init.d/netbackup
68
第 3 章 マスターサーバーのアップグレード
アップグレード後のシステムの更新
プラットフォーム
リンク
SuSE Linux
/etc/init.d/rc0.d/K01netbackup
->/etc/init.d/netbackup
/etc/init.d/rc2.d/S77netbackup
->/etc/init.d/netbackup
/etc/init.d/rc3.d/S77netbackup
->/etc/init.d/netbackup
/etc/init.d/rc5.d/S77netbackup
->/etc/init.d/netbackup
/etc/init.d/rc6.d/K01netbackup
->/etc/init.d/netbackup
Macintosh OSX
/Library/StartupItems/netbackup/Resources/netbackup
/Library/StartupItems/netbackup/StartupParameters.plist
/Library/StartupItems/netbackup/netbackup
Solaris
/etc/rc0.d/K01netbackup ->/etc/init.d/netbackup
/etc/rc1.d/K01netbackup ->/etc/init.d/netbackup
/etc/rc2.d/S77netbackup ->/etc/init.d/netbackup
アップグレード後のシステムの更新
サーバーおよびクライアントのアップグレード後に、NetBackup 環境の更新を完了する
には、追加作業が必要となる場合があります。
ご使用の NetBackup 環境で、次のいずれかの手順を実行します。
マスターサーバーの権限
root 以外のユーザーが NetBackup を管理することを許可され
ているマスターサーバーをアップグレードした場合は、権限とグ
ループを再構成する必要があります。 新しくインストールされた
ファイルのデフォルトの権限およびグループでは、root ユーザー
だけが NetBackup の管理を実行できます。
アドオン製品
アップグレードされたすべてのクライアント上のアドオン製品
(NetBackup 言語パッケージなど) をアップグレードします。 すべ
てのアドオン製品は NetBackup クライアントと同じバージョンで
ある必要があります。
NetBackup スクリプト
アップグレード前に NetBackup スクリプトを変更した場合は、そ
れらの変更を新しくアップグレードしたスクリプトに適用します。
69
4
メディアサーバーのアップグ
レード
この章では以下の項目について説明しています。
■
NetBackup 7.6 への NetBackup メディアサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 への NetBackup メディアサーバーのアッ
プグレード
NetBackup バイナリへのアップグレードを除いて、NetBackup メディアサーバーのアッ
プグレードに追加する手順は MSDP の変換のみです。 NetBackup 環境で MSDP を
使っている場合は、NetBackup 7.6 へのアップグレードの一環として MSDP の変換を計
画する必要があります。
表 4-1
メディアサーバーの移行手順
手順
作業
1
MSDP の変換前の検査やタスクを実行します。 たとえば、
■
■
各メディアサーバーの MSDP の変換時間を推定します。
p.30 の 「MSDP の変換処理にかかる時間の予測」 を参照してください。
MSDP を使う各メディアサーバーで最小 12% の空き領域が利用可能であることを確
認します。
利用可能な空き領域を調べるには、NetBackup 管理コンソールを開くと[メディアおよ
びデバイスの管理 (Media and Device Management)] > [デバイス (Devices)] >
[ディスクプール (Disk Pools)]ウィンドウにディスクプールの使用領域の割合が表示さ
れます。 空き領域が 12% 未満の場合、空き領域が 12% 以上になるように領域を十
分解放します。
完了
第 4 章 メディアサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 への NetBackup メディアサーバーのアップグレード
手順
作業
2
メディアサーバーのアップグレードがマスターサーバーのアップグレードに含まれる場合
は、次のステップに進みます。
含まれない場合は、メディアサーバーを無効にします。
3
4
NetBackup のすべてのサービスを停止します。
■
UNIX システムの場合: /usr/openv/netbackup/bin/bp.kill_all
■
Windows システムの場合: install_path¥NetBackup¥bin¥bpdown -f
NetBackup バイナリをアップグレードします。 このトピックに関する詳しい情報を参照でき
ます。
■
■
■
p.52 の 「Windows システムでローカルサーバー、リモートサーバー、クラスタサーバー
のアップグレードを実行する」 を参照してください。
p.60 の 「Windows システムでのサイレントアップグレードの実行」 を参照してくださ
い。
p.63 の 「NetBackup 7.6 への UNIX/Linux サーバーソフトウェアのアップグレード」
を参照してください。
インストールの一環として、NetBackup は MSDP を設定しているかどうかを調べます。 設
定している場合は、インストールの最後に変換を開始するオプションを選択できます。 [い
いえ (No)]を選択した場合やインストーラが MSDP のインストールを検出しない場合は、
変換を手動で開始する必要があります。 このトピックに関する詳細情報を参照できます。
p.81 の 「NetBackup 7.6 にアップグレードする際の MSDP メタデータ変換」 を参照して
ください。
メモ: MSDP を使う Windows サーバーで NetBackup 7.6 FA リリースにアップグレード
する場合は、変換を自動的に実行するために[はい (Yes)]を選択してください。 7.6 FA
リリースへのアップグレード時に変換を実行済みなので変換は実行されませんが、必要な
MSDP 処理が開始されます。
メモ: MSDP を使う Solaris SPARC サーバーで現在の NetBackup 7.0.x をアップグレー
ドする場合に、インストーラは MSDP のインストールを検出しません。 このトピックに関す
る詳細情報を参照できます。
p.21 の 「MSDP を使う Solaris SPARC のアップグレードに必要なその他の手順」 を参
照してください。
p.81 の 「NetBackup 7.6 にアップグレードする際の MSDP メタデータ変換」 を参照して
ください。
[はい (Yes)]を選択した場合:
■
UNIX/Linux: 変換はバックグラウンド処理として実行されます。
■
Windows: 変換の進捗状況を示すウィンドウが新しく開きます。
完了
71
第 4 章 メディアサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 への NetBackup メディアサーバーのアップグレード
手順
作業
5
(該当する場合) NetBackup インストーラが MSDP 設定を検出しない場合や、変換を自
動的に開始しないように選択した場合は、MSDP の変換を手動で開始する必要がありま
す。 インストーラが MSDP 設定を検出しない既知の原因の 1 つは、NetBackup 7.0.x
Solaris SPARC コンピュータのアップグレードに pduninstall.sh スクリプトが適用さ
れていないからです。 次のコマンドを実行して MSDP の変換を手動で開始します。
/usr/openv/pdde/pdconfigure/scripts/installers/PDDE_convert.sh
--storagepath PathToMSDPStorage
続行するには、PDDE_convert コマンドが完了するまで待機します。
このコマンドは MSDP の変換を実行することに注意してください。 ディスク領域と所要時
間にも注意します。
p.74 の 「NetBackup 7.6 への MSDP アップグレードについて」 を参照してください。
p.30 の 「MSDP の変換処理にかかる時間の予測」 を参照してください。
p.21 の 「MSDP を使う Solaris SPARC のアップグレードに必要なその他の手順」 を参
照してください。
完了
72
第 4 章 メディアサーバーのアップグレード
NetBackup 7.6 への NetBackup メディアサーバーのアップグレード
手順
作業
完了
6
(該当する場合) マスターサーバーに MSDP ディスクプールが備わっている場合は、MSDP
変換の進行状況を監視します。 変換が完了するまで続行しないでください。
次のコマンドを実行すると、変換がまだアクティブかどうかが示されます。
■
UNIX または Linux の場合:
/usr/openv/pdde/pdcr/bin/stconv --status
■
Windows の場合:
install_path¥pdde¥stconv.exe --status
stconv.exe --status の出力には、次のメッセージのいずれかが表示されます。
■
変換が開始されていない:
Your Media Server Deduplication Pool requires conversion
■
変換が進行中:
Conversion of Media Server Deduplication Pool is running
Please Check logs under <MSDP_log_path>/convert to see
details
■
変換が完了:
Your Media Server Deduplication Pool is up to date!
■
変換に失敗:
Conversion of Media Server Deduplication Pool has failed.
Please Check logs under <MSDP_log_path>/convert to see
details
MSDPStorage¥log¥convert でログファイルを確認して、変換の状態を調べることもで
きます。
7
(該当する場合) メディアサーバーのアップグレードがマスターサーバーのアップグレード
に含まれる場合は、このステップはスキップします。
メディアサーバーを再度アクティブにします。
8
(該当する場合) メディアサーバーのアップグレードがマスターサーバーのアップグレード
に含まれる場合は、マスターサーバーのアップグレード手順を再開します。
変換が正常に完了し新しいストレージ形式に問題がなければ、変換プロセスから生成さ
れたストレージを次のようにクリーンアップします。
■
UNIX の場合: /usr/openv/pdde/pdcr/bin/stconv --cleanup
■
Windows の場合: install path¥Veritas¥pdde¥stconv.exe --cleanup
73
5
NetBackup 7.6 の MSDP の
アップグレード
この章では以下の項目について説明しています。
■
NetBackup 7.6 への MSDP アップグレードについて
■
MSDP のアップグレード前提条件
■
NetBackup 7.6 へのアップグレードに必要な MSDP ストレージ領域の解放
■
NetBackup 7.6 にアップグレードする際の MSDP メタデータ変換
NetBackup 7.6 への MSDP アップグレードについて
NetBackup 7.6 はメディアサーバー重複排除プール (MSDP) にさまざまな機能強化を
もたらします。 NetBackup 7.6 での MSDP メタデータと参照管理の変更により、アップ
グレードのインストール中に既存のデータベースレコードを新しい形式に変換する必要
があります。 MSDP ストレージディレクトリが新しい形式に変換されるまで、その MSDP
ストレージユニットを使用して操作を実行することはできません。
データベースとストレージの変換にはユーティリティを使用します。 NetBackup が実行し
ていなくても、データベースとストレージを変換できます。
アップグレードユーティリティは、次のような機能を実行します。
■
ユーティリティは変換中にチェックポイントを作成します。 ユーティリティが失敗した場
合は、ユーティリティを再開すると最後のチェックポイントから続行します。
ユーティリティは、すべての可能なデータシナリオを処理するように設計されていま
す。 ただし、外部要因によって処理に失敗する場合があります。 外部要因には、ホ
ストコンピュータがクラッシュした場合、ストレージがネットワークデバイス上にあって
ネットワークが停止した場合などがあります。
■
ユーティリティは活動を次のディレクトリのログに記録します。
第 5 章 NetBackup 7.6 の MSDP のアップグレード
NetBackup 7.6 への MSDP アップグレードについて
Windows の場合: storage_path¥log¥convert
UNIX の場合: storage_path/log/convert
NetBackup 7.6 のインストール中、インストーラは既存の MSDP 構成がメディアサーバー
にあるかどうかを検出します。 またインストーラは、十分な空き領域があるかどうかを次の
ように判断します。
各メディアサーバー重複排除プールに必要な空き領域:
12%
次の表は、アップグレード結果として可能な状態を示しています。
表 5-1
MSDP アップグレードの結果
空き領域
結果
12% 以上
NetBackup は 7.6 にアップグレードされます。
アップグレードが正常に完了したら、ユーティリティを実行し既存の MSDP
データベースを新しいデータベース形式に変換する必要があります。
p.81 の 「NetBackup 7.6 にアップグレードする際の MSDP メタデータ変
換」 を参照してください。
12% 未満
不十分な空き領域の警告が表示され、インストールは失敗します。 ストレー
ジ領域を解放することがインストーラによって推奨されます。
表示される不十分な空き領域の警告はオペレーティングシステムによって異
なります。
p.77 の 「MSDP 7.6 アップグレード時の空き領域警告」 を参照してくださ
い。
アップグレードを始める前に、ストレージ領域を解放するよう試みることができます。 この
トピックに関する詳細情報を参照できます。
p.78 の 「NetBackup 7.6 へのアップグレードに必要な MSDP ストレージ領域の解放」
を参照してください。
メモ: NetBackup メディアサーバー重複排除のストレージ領域は、NetBackup を Solaris
の代替ルートにインストールしようとした場合、正確に求めることができません。 したがっ
て、ストレージサーバーをアップグレードするには、最初に代替ルートパスを実行ルートと
して再起動する必要があります。
インストーラから変換プロセス開始を示すメッセージが表示されます。 変換プロセスを自
動的に開始するオプションを選択する場合は、インストール完了後に変換が開始されま
す。
75
第 5 章 NetBackup 7.6 の MSDP のアップグレード
NetBackup 7.6 への MSDP アップグレードについて
■
Windows プラットフォームでは、新しいコマンドラインインターフェースウィンドウが開
き変換の進行状況が示されます。
■
UNIX プラットフォームでは、インストーラからログファイルへのパスが出力され、その
ファイルで変換プロセスを監視できます。
変換プロセスを手動で開始する方法が、本書の別セクションに説明されています。
p.81 の 「NetBackup 7.6 にアップグレードする際の MSDP メタデータ変換」 を参照し
てください。
変換プロセスの所要時間は、MSDP ストレージディレクトリにあるイメージの数とストレー
ジメディアのシーク時間によります。 変換プロセスでは、storage_path/log/convert
にログファイルを書き込みます。
変換プロセスが完了すると MSDP サービスが自動的に開始され、MSDP ストレージユ
ニットを使用して操作を続行できます。
MSDP サービス (spad、spoold、mtstrmd) が自動的に再開しない場合は、それらを再
開します。 UNIX または Linux では、bp.start_all スクリプトを使用してサービスを開
始します。 Windows では、bpup.exe コマンドを使用してサービスを開始します。 引き
続きサービスが開始しない場合は、変換ログでエラーを確認してください。 MSDP 変換
ログファイルは、MSDPStorage¥log¥convert ディレクトリにあります。
活動がない MSDP でのストレージアップグレードについて
NetBackup インストーラは、活動がないメディアサーバー重複排除プールでのストレー
ジ使用状況を検出できません。 メディアサーバーの重複排除を無効にするかまたは
NetBackup をメディアサーバーからアンインストールすると、MSDP は活動しなくなりま
す。 ストレージ領域があっても、重複排除サービスがアクティブでないか存在しないため
に、インストーラはストレージ使用状況を読み取ることができません。
7.6 へのアップグレード後に活動していない MSDP ストレージ領域を再利用する場合
は、アップグレード変換用に十分な空き領域を確保する必要があります。 [NetBackup
管理コンソール (NetBackup Administration Console)]で、[メディアおよびデバイスの
管理 (Media and Device Management)] > [デバイス (Devices)] > [ディスクプール
(Disk Pools)]ウィンドウに、ディスクプールの使用済み領域の割合が示されます。 空き
領域が 12% 未満の場合、空き領域が 12% 以上になるように領域を十分解放します。
p.78 の 「NetBackup 7.6 へのアップグレードに必要な MSDP ストレージ領域の解放」
を参照してください。
これにより既存の MSDP ストレージを変換できます。
p.30 の 「MSDP の変換処理にかかる時間の予測」 を参照してください。
p.81 の 「NetBackup 7.6 にアップグレードする際の MSDP メタデータ変換」 を参照し
てください。
76
第 5 章 NetBackup 7.6 の MSDP のアップグレード
MSDP のアップグレード前提条件
77
MSDP 7.6 アップグレード時の空き領域警告
Windows では次の図のような空き領域の警告が表示されます。
図 5-1
Windows の空き領域警告
Windows 以外のプラットフォームでは次のような空き領域の警告が表示されます。
Checking for SYMCpddea package...
Package SYMCpddea found.
NetBackup Deduplication software is installed.
NetBackup Deduplication is configured.
ATTENTION! There is not enough free disk space.
NetBackup Deduplication upgrade needs 12% free disk space.
Please expire some images, run queue processing and then run
/net/server_name/cdimg/dev/NB/7.6/NB_7.6_20120808/
NetBackup_7.6_LinuxS_x86_64/linuxS_x86/catalog/anb/PDDE_gc to release
free space.
Read NetBackup Installation Guide for more details.
MSDP のアップグレード前提条件
アップグレードを始める前に、次のリストの前提条件を満たしていることを確認します。
■
■
Windows の場合
■
ウイルススキャナをインストールしている場合は、MSDP ストレージの場所がウイ
ルススキャナの除外リストに含まれていることを確認する
■
MSDP ストレージボリュームで Microsoft 社のファイルインデックス付けが無効で
あることを確認する
■
MSDP ストレージボリューム内でファイルやディレクトリを開いている処理 (Windows
エクスプローラや Windows コマンドプロンプトなど) がないことを確認する
UNIX または Linux の場合:
■
MSDP ストレージボリューム内でファイルやディレクトリを開いている処理 (ターミ
ナルセッションなど) がないことを確認する
第 5 章 NetBackup 7.6 の MSDP のアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードに必要な MSDP ストレージ領域の解放
NetBackup 7.6 へのアップグレードに必要な MSDP スト
レージ領域の解放
アップグレードプロセスでは、アップグレードに十分な空き領域がストレージにあるかどう
かが検証されます。 空き領域が十分ない場合はプロセスが終了し、ストレージ領域の解
放を推奨するメッセージが表示されます。 推奨事項には次が含まれます。
■
不要なバックアップイメージを期限切れにする。
■
重複排除キュー処理を実行する。
■
PDDE_gc プログラムを実行して空き領域を解放する。 このプログラムは NetBackup
7.6 リリースのメディアに収録されています。
表 5-2 の手順 1 から手順 3 は、NetBackup インストーラ推奨のストレージ領域を解放す
る手順です。 手順 4 と手順 5 は、ストレージ領域の解放についての追加情報です。
表 5-2
ストレージ再利用プロセスの概要
手順
作業
手順
手順 1
不要なバックアップイメージを期限切 この事項についての詳細情報が利用可能です。
れにする。
NetBackup 管理者ガイド Vol. 1
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
手順 2
重複排除キュー処理を実行する。
NetBackup 7.5 システムでは、トランザクションキューを 2 回処理しま
す。
NetBackup 7.0.x と 7.1.x システムでは、次を実行します。
■
■
■
トランザクションキューを 2 回処理します。
p.79 の 「MSDP トランザクションキューの手動処理」 を参照してく
ださい。
ガーベジコレクションを実行します。
p.79 の 「MSDP ストレージサーバーでの手動ガーベジコレクショ
ン」 を参照してください。
トランザクションキューを 2 回処理します。
手順 3
MSDP の空き領域を再利用する。
p.80 の 「NetBackup 7.6 にアップグレードする前の MSDP 空き領域
の再利用」 を参照してください。
手順 4
さらに完全なストレージ再利用手順を 以上の手順で十分な領域が解放されない場合、MSDP ディスク領域を
使用する。
解放する完全な手順の詳細がシマンテック社の TechNote から提供さ
れています。
http://www.symantec.com/docs/TECH124914
78
第 5 章 NetBackup 7.6 の MSDP のアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードに必要な MSDP ストレージ領域の解放
手順
作業
手順
手順 5
シマンテック社に連絡する。
TechNote の説明に従っても十分な空き領域を得られない場合、シマ
ンテック社のサポート担当者に連絡してください。 詳しくは、「テクニカ
ルサポートに連絡してください。」を参照してください。
MSDP トランザクションキューの手動処理
通常、重複排除データベーストランザクションキュー処理を手動で実行する必要はない
はずです。ただし、そうすることもできます。
MSDP トランザクションキューを手動で処理する方法
1
MSDP ストレージサーバーで、次のコマンドを実行します。
UNIX の場合: /usr/openv/pdde/pdcr/bin/crcontrol --processqueue
Windows の場合: install_path¥Veritas¥pdde¥Crcontrol.exe
--processqueue
2
キューの処理がまだアクティブであるかどうかを判断するには、次のコマンドを実行
します。
UNIX の場合: /usr/openv/pdde/pdcr/bin/crcontrol --processqueueinfo
Windows の場合: install_path¥Veritas¥pdde¥Crcontrol.exe
--processqueueinfo
出力に Busy : yes と表示されている場合、キューはまだアクティブです。
3
結果を検査するには、次のコマンドを実行します (小文字の l ではなく数字の 1)。
UNIX の場合: /usr/openv/pdde/pdcr/bin/crcontrol --dsstat 1
Windows の場合: install_path¥Veritas¥pdde¥Crcontrol.exe --dsstat
1
コマンドは長い間動作することがあります。1 を省略すると、結果はもっとすばやく返
されますが、正確性は低下します。
MSDP ストレージサーバーでの手動ガーベジコレクション
手動ガーベジコレクションのこの手順は NetBackup バージョン 7.0 と 7.1 向けです。
NetBackup 7.5 以降のバージョンではガーベジコレクションは自動的に実行されます。
テクニカルサポートがアクティビティを推奨する場合やガベージコレクションがアップグレー
ドの一環である場合以外は、NetBackup 7.5 以降では手動ガーベジコレクションは不要
です。
79
第 5 章 NetBackup 7.6 の MSDP のアップグレード
NetBackup 7.6 へのアップグレードに必要な MSDP ストレージ領域の解放
ガーベジを手動で収集する方法
◆
MSDP ストレージサーバーで、次のコマンドを実行します。
UNIX の場合: /usr/openv/pdde/pdcr/bin/crcollect -v -m +1,+2
--noreport
Windows の場合: install_path¥Veritas¥pdde¥Crcontrol.exe -v -m +1,+2
--noreport
NetBackup 7.6 にアップグレードする前の MSDP 空き領域の再利用
MSDP を NetBackup 7.6 にアップグレードするために、リリースパッケージには MSDP
ストレージ領域の解放に便利なユーティリティが含まれています。 アップグレードには
12% の空き領域が必要です。
ストレージ領域の再利用を行う前に、必ず重複排除キュー処理を実行し不必要なバック
アップイメージを期限切れにしてください。
p.79 の 「MSDP トランザクションキューの手動処理」 を参照してください。
バックアップイメージを期限切れにする方法について詳しくは、次を参照してください。
NetBackup 管理者ガイド Vol. 1
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
空き領域を再利用するには
1
空き領域を再利用するツールを実行します。 このツールはインストールメディアの次
のパス名に収録されています。
■
UNIX の場合: /NetBackup_package/platform/catalog/anb/PDDE_gc
■
Windows の場合: DVDROM¥Addons¥x64¥Dedupe¥PDDE_gc.exe
次のプロンプトがコマンドウィンドウに表示されます。
This tool will attempt to reclaim disk space from expired images.
Please note that 12% free disk space is required for the Media
Server Deduplication Pool upgrade process. (このツールでは期限切れの
イメージからディスク領域の再利用を試みます。なお、メディアサーバー重複排除プールのアッ
プグレードプロセスには 12% のディスク空き領域が必要です。)
2
「y」と入力し、次に Enter キーを押します。
イメージを期限切れにしてトランザクションキューを処理した時点で利用可能になっ
た空き領域が再利用されます。
80
第 5 章 NetBackup 7.6 の MSDP のアップグレード
NetBackup 7.6 にアップグレードする際の MSDP メタデータ変換
NetBackup 7.6 にアップグレードする際の MSDP メタデー
タ変換
NetBackup 7.6 アップグレードをインストールした後、バックアップの重複排除を行うには
まずデータベースを新しい形式に変換する必要があります。
メモ: NetBackup 7.0.x を実行する Solaris SPARC コンピュータでアップグレードを行う
場合は、storagepath パラメータを指定する必要があります。
MSDP メタデータを手動で変換するには
1
変換ユーティリティを実行します。 このツールはインストールメディアの次のパス名
に収録されています。
■
UNIX または Linux の場合:
/usr/openv/pdde/pdconfigure/scripts/installers/PDDE_convert.sh
■
NetBackup 7.0.x を実行する Solaris SPARC の場合:
/usr/openv/pdde/pdconfigure/scripts/installers/PDDE_convert.sh
--storagepath PathToMSDPStorage
■
Windows の場合: mount_path¥pdde¥PDDE_convert.bat
MSDP ストレージパスの場所を決める必要がある場合は、以下のコマンドのいずれ
かを使用します。
メモ: 複数の MSDP ストレージディレクトリが見つかる場合もあります。
PathToMSDPStorage/log/spad ディレクトリに最新の入力項目があるものを使用
してください。
■
メディアサーバーが NetBackup 7.0.x のままである場合、次のコマンドを実行し
ます (出力はわかりやすいように省略されています)。
ls -l /etc/pdregistry.cfg
/etc/pdregistry.cfg -> /Storage/etc/pdregistry.cfg
表示の例では、MSDP ストレージの正しいパスは /Storage です。
■
メディアサーバーを NetBackup 7.6 にアップグレード済みの場合、検索コマン
ドを使用して pdde-config.log ファイルを探します。
find / -type f -name pdde-config.log
ストレージパスはファイルの先頭近くに表示されています。
例 (目立つように太字を使用しています):
81
第 5 章 NetBackup 7.6 の MSDP のアップグレード
NetBackup 7.6 にアップグレードする際の MSDP メタデータ変換
82
/usr/openv/pdde/pdconfigure/etc $ head /Storage/log/
pdde-config.log
Mon Aug 5 15:53:31 CDT 2013 **** Starting PDDE_initConfig.sh
***
Mon Aug 5 15:53:31 CDT 2013 SPA Log Path is /Storage/log
Mon Aug 5 15:53:31 CDT 2013 SPA ID = 1234
Mon Aug 5 15:53:31 CDT 2013 SPA Login = root
Mon Aug 5 15:53:31 CDT 2013 Storage Path = /Storage
Mon Aug 5 15:53:31 CDT 2013 Database Path = /Storage
Mon Aug 5 15:53:31 CDT 2013 Install Path = /usr/openv/pdde
Mon Aug 5 15:53:31 CDT 2013 SPA Logfile Path = /Storage/log
Mon Aug 5 15:53:31 CDT 2013 SPA Log Retention = 7
PDDE_convert スクリプトから表示のような失敗が生成された場合、コマンドを再実
行して storagepath パラメータを使用します。
UNIX の場合:
root@server:~ $ /usr/openv/pdde/pdconfigure/scripts/installers/
PDDE_convert.sh
/usr/openv/pdde/pdconfigure/scripts/installers/PDDE_convert.sh: This
tool convert the current Media Server Deduplication Pool storage to
the new format
Do you want to start the conversion? [y,n] (n) y
Mon Aug 26 2013 16:20:47.329130 ERROR (1): Section Symantec/PureDisk/
ContentRouter not found in configfile.
Failed to locate contentrouter.cfg from /etc/pdregistry.cfg
Please specify your storage location with option --storagepath
Windows の場合:
C:¥>H:¥dedupe¥dedupe¥libs¥clibs¥scripts¥PDDE_convert.bat
H:¥dedupe¥dedupe¥libs¥clibs¥scripts¥PDDE_convert.bat: This tool
convert the current Media Server Deduplication Pool storage to
the new format
Do you want to start the conversion? [y,n] (n) y
ERROR: The system was unable to find the specified registry key or
value.
Failed to locate pdregistry.cfg
Please specify your storage location by option --storagepath
2
変換が正常に完了し新しいストレージ形式に問題がなければ、変換プロセスから生
成されたストレージを次のようにクリーンアップします。
■
UNIX の場合: /usr/openv/pdde/pdcr/bin/stconv --cleanup
第 5 章 NetBackup 7.6 の MSDP のアップグレード
NetBackup 7.6 にアップグレードする際の MSDP メタデータ変換
■
Windows の場合: install path¥Veritas¥pdde¥stconv.exe --cleanup
83
6
NetBackup 7.6 の操作上の
動作の変更点
この章では以下の項目について説明しています。
■
ロックファイルについて
■
外部メディアサーバーについて
ロックファイルについて
NetBackup リレーショナルデータベース (NBDB) にアクセス制御を提供するために、
NetBackup バージョン 7.5 以降では、各バックアップイメージに対して .lck ロックファイ
ルが自動的に作成されます。
.lck ファイルは次の場所にあります。
■
UNIX システムの場合:
/usr/openv/netbackup/db/images/client_directory/time_directory/image_name.lck
■
Windows システムの場合:
install_path¥NetBackup¥db¥images¥client_directory¥time_directory¥image_name.lck
time_directory ディレクトリのすべてのイメージが期限切れの場合、time_directory
ディレクトリが削除される際に残っているすべての .lck ファイルが削除されます。
警告: .lck ファイルの削除、名前の変更、移動、およびその他の変更はしないでくださ
い。
第 6 章 NetBackup 7.6 の操作上の動作の変更点
外部メディアサーバーについて
外部メディアサーバーについて
イメージには現在のドメインにないメディアサーバーの名前が含まれる場合があります。
これらのメディアサーバーは外部メディアサーバーと呼ばれます。
外部メディアサーバーがバックアップイメージに表示される場合は、次のとおりです。
■
バックアップイメージがドメイン間で移行される場合。
■
メディアサーバーが廃止された場合。
NetBackup 7.5 より、次のコマンドの出力に外部メディアサーバーも表示されるようにな
りました。
nbemmcmd -listhosts
出力には次のように外部メディアサーバーが表示されます。
foreign_media server
85
A
参照先
この付録では以下の項目について説明しています。
■
NetBackup ソフトウェアの入手について
■
NetBackup メディアキットについて
■
NetBackup の電子ソフトウェア配布 (ESD) イメージについて
■
NetBackup のインストール前の環境チェッカーについて
■
インストール前の環境チェッカーの実行
■
レプリケーションディレクタと NetApp プラグイン間の互換性
■
フェーズ 2 の移行処理の監視について
■
バージョンが異なる NetBackup のサポートについて
■
UNIX/Linux システムの NetBackup サーバーのインストール要件について
■
Windows 版 NetBackup サーバーのインストール要件
■
Windows クラスタのインストールとアップグレードの要件
NetBackup ソフトウェアの入手について
NetBackup 7.6 は次の形式で入手可能です。
■
DVD メディアキット
すべての必要なソフトウェアとマニュアルファイルは複数の DVD で提供されます。
p.87 の 「NetBackup メディアキットについて」 を参照してください。
■
電子ソフトウェア配布 (ESD) イメージ
FileConnect Web サイトにある DVD イメージファイルをダウンロードできます。
付録 A 参照先
NetBackup メディアキットについて
p.88 の 「NetBackup の電子ソフトウェア配布 (ESD) イメージについて」 を参照して
ください。
NetBackup メディアキットについて
メディアキットは各々のサポート対象の UNIX プラットフォームまたはオペレーティングシ
ステム用の DVD と Windows 用の 1 枚の DVD を含んでいます。各 DVD のラベルに
は、内容についての簡潔な説明が記載されています。キットの印刷資料はスタートガイド
を含んでいます。
NetBackup 7.6 からは、NetBackup のマニュアルは DVD に含まれなくなりました。次の
Web サイトから NetBackup のマニュアルにアクセスしてダウンロードすることができます。
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
PDF ファイルのマニュアルを表示するには、Adobe Acrobat Reader が必要です。次の
URL の Adobe Web サイトからこの製品をダウンロードできます。
http://www.adobe.com
シマンテック社は、Adobe Acrobat Reader のインストールおよび使用についての責任
を負いません。
次の表は各 DVD の内容を記述したものです。
表 A-1
NetBackup 7.6 の DVD の内容
プラットフォーム OS
内容
AIX 64 ビット
サーバーとサポート対象のオプション
HP-UX IA64
サーバーとサポート対象のオプション
HP-UX PA-RISC 64 ビット
メディアサーバーとサポート対象のオプション
Linux RedHat x86_64
サーバーとサポート対象のオプション
Linux SUSE x86_64
サーバーとサポート対象のオプション
Solaris SPARC64
サーバーとサポート対象のオプション
Solaris x86-64
サーバーとサポート対象のオプション
Windows x64
■
サーバーとサポート対象のオプション
■
すべての x64 クライアント
Linux zSeries RedHat x64
メディアサーバーとサポート対象のオプション
Linux zSeries SUSE x64
メディアサーバーとサポート対象のオプション
87
付録 A 参照先
NetBackup の電子ソフトウェア配布 (ESD) イメージについて
プラットフォーム OS
内容
UNIX クライアント 1
■
AIX
■
FreeBSD
■
HP PA-RISC および IA64
■
Mac
■
Solaris SPARC および X86
UNIX クライアント 2
すべての Linux プラットフォーム
LiveUpdate 形式 1 のクライアント
■
AIX
■
HP IA64
■
すべての Linux プラットフォーム
■
Solaris SPARC および X86
■
HP PA-RISC
■
FreeBSD
■
Mac
■
すべての Windows プラットフォーム
LiveUpdate 形式 2 のクライアント
Windows の OpsCenter
すべての Windows プラットフォーム
UNIX または Linux の OpsCenter
すべての UNIX または Linux プラットフォーム
OpenVMS (CD 形式)
OpenVMS の NetBackup クライアント
p.88 の 「NetBackup の電子ソフトウェア配布 (ESD) イメージについて」 を参照してくだ
さい。
NetBackup の電子ソフトウェア配布 (ESD) イメージにつ
いて
NetBackup 7.6 の ESD イメージは FileConnect Web ページからダウンロード可能で
す。イメージは 1.8G のサイズ制限に従っています。
NetBackup 7.6 以降、NetBackup のマニュアルは ESD イメージに含まれなくなりまし
た。次の Web サイトから NetBackup のマニュアルにアクセスしてダウンロードすることが
できます。
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
PDF ファイルのマニュアルを表示するには、Adobe Acrobat Reader が必要です。次の
URL の Adobe Web サイトからこの製品をダウンロードできます。
http://www.adobe.com
88
付録 A 参照先
NetBackup のインストール前の環境チェッカーについて
シマンテック社は、Adobe Acrobat Reader のインストールおよび使用についての責任
を負いません。
ESD のダウンロードを正しく行うために、一部の製品イメージがより小さく管理しやすい
ファイルに分割されています。ファイルを解凍する前に、1 of 2、2 of 2 として識別で
きる分割されたイメージファイルを最初に結合する必要があります。FileConnect の
Download Readme.txt ファイルはファイルを結合する方法を記述します。
p.86 の 「NetBackup ソフトウェアの入手について」 を参照してください。
p.87 の 「NetBackup メディアキットについて」 を参照してください。
NetBackup のインストール前の環境チェッカーについて
NetBackup 7.1 以降、NetBackup サーバーの正常なインストールかアップグレードを妨
げる可能性がある問題の識別に役立つように環境チェッカーが含まれています。環境
チェッカーは現在、Windows でのみ利用可能です。
環境チェッカーは DVD ブラウザのリンクとして利用できます。チェッカーは、インストール
またはアップグレード前に実行するスタンドアロン機能です。
環境チェッカーでは次のことができます。
■
新しい NetBackup のインストールまたはアップグレードの準備ができているかどうか
を判断するためのシステムの評価。
■
ローカルとリモートの Windows システムの評価の実行。
■
手動またはネットワークの参照による、チェックするリモートコンピュータのリストの作
成。
■
NetBackup をマスターサーバーかメディアサーバーとしてサポートするすべてのサ
ポート対象の Windows プラットフォーム (x86 と x64) での環境チェッカーの実行。
■
即時表示用の HTML レポートの生成。
p.89 の 「インストール前の環境チェッカーの実行」 を参照してください。
インストール前の環境チェッカーの実行
環境チェッカーを実行し、コンピュータで NetBackup のインストールの準備ができている
かどうかを評価するには、次の手順を使います。
環境チェッカーを実行する方法
1
次の方法のいずれかを使用して、NetBackup インストールウィザードを起動します。
■
DVD メディア
ドライブに Windows 版 NetBackup の DVD を挿入します。自動再生機能が無
効になっている場合は、DVD ドライブに移動して Browser.exe を実行します。
89
付録 A 参照先
インストール前の環境チェッカーの実行
■
ESD イメージ (ダウンロード済みファイル)
イメージが存在するディレクトリに移動して、Browser.exe を実行します。
2
[Home]画面で、[Preinstallation]をクリックします。
3
[Preinstallation]画面で、[Run the preinstallation Environment Checker]をクリッ
クします。
4
[Welcome]画面で内容を確認し、[Next]をクリックします。
5
[Choose]画面で、チェックするシステムを次のとおり選択します。
Local Environment Check (デ ローカルコンピュータのみをチェックするためには、このオ
プションのチェックマークを付けたままにして[Next]をクリッ
フォルト)
クします。
コンピュータのチェックが完了した後、結果を示す概略ペー
ジが表示されます。
90
付録 A 参照先
インストール前の環境チェッカーの実行
Remote Environment Check ■
1 つ以上のリモートコンピュータをチェックするために
は、このオプションを選択し、[Next]をクリックします。
メモ: ローカルコンピュータを含めるために[Local
Environment Check]オプションを保持できます。また、
除外するためにこのオプションを選択解除することもで
きます。
■
[Remote]画面で、チェックするコンピュータを次のとお
り追加するか、または削除します。
■ Add Server From List
ネットワークで利用可能なシステムのリストからコン
ピュータを選択するためにこのオプションをクリックし
ます。次に[Next]をクリックします。
選択したコンピュータの適切なユーザー名とパスワー
ドを入力し、そして[OK]をクリックします。
■ Add Server Manually
コンピュータ名を手動で追加するためにこのオプショ
ンをクリックします。
[Manual Remote Computer Selection]ダイアログ
ボックスで、適切なドメイン名とサーバー名を入力し、
そして[OK]をクリックします。
[Remote Computer Login Credentials]ダイアロ
グボックスで、適切なユーザー名とパスワードを入力
し、そして[OK]をクリックします。
■ Remove
[Remote Computers]リストからコンピュータを削除
するために、リストからコンピュータを選択し、
[Remove]をクリックします。
■
チェックするすべてのコンピュータが[Remote
Computers]リストに追加された後、[Next]をクリックし
ます。
環境チェッカーは各リモートコンピュータの検証プロセ
スを実行します。すべてが完了した後、リストにあるすべ
てのコンピュータに対してチェックを開始するために
[Next]をクリックします。
91
付録 A 参照先
レプリケーションディレクタと NetApp プラグイン間の互換性
6
すべてのコンピュータがチェックされたら、チェックされたシステムのリストが各コン
ピュータ名の下に簡潔な結果が示された状態で[Results]画面に表示されます。そ
のコンピュータの完全な結果を参照するにはコンピュータ名をクリックします。次は概
略に表示される記号の説明です。
緑色のチェックマーク
項目が NetBackup のインストールまたはアップグレードの
要件を満たしていることを示します。
黄色い感嘆符
NetBackup のインストールまたはアップグレードで問題を
起こす可能性がある潜在的な問題が検出されたことを示し
ます。
赤い X
項目が NetBackup のインストール要件を満たしていないこ
とを示します。NetBackup のインストールかアップグレード
を試みる前に赤い X が付いているすべての概略レポートの
項目を訂正する必要があります。
メモ: シマンテック社は黄色い感嘆符と赤い X でマーク付けされているすべての項
目に対応することを推奨します。それから環境チェッカーを再び実行してください。
7
結果ファイルを保存するために、次のいずれかを実行します。
■
結果をデフォルトの場所に保存するためには、[Save Results To]チェックボッ
クスのチェックマークをそのまま残しておきます。
■
結果を異なる場所に保存するためには、[Change Path]をクリックし、適切な場
所を入力してから[Save]をクリックします。
結果ファイルを保存しない場合には、チェックマークを外すために[Save Results
To]チェックボックスをクリックします。
8
環境チェッカーを終了するために、[Finish]をクリックします。
p.89 の 「NetBackup のインストール前の環境チェッカーについて」 を参照してください。
レプリケーションディレクタと NetApp プラグイン間の互
換性
NetBackup 7.6 のレプリケーションディレクタは、NetApp Plug-in for Symantec
NetBackup のあらゆるバージョンと連携します。プラグイン間の互換性のエクステントを
判断するには 表 A-2 を参照してください。
92
付録 A 参照先
フェーズ 2 の移行処理の監視について
バージョンの互換性
表 A-2
NetBackup OSTPlugin バー
ジョン
NetApp NBUPlugin バージョン 互換性
7.6
1.1
NetBackup 7.6 レプリケーションディレクタ機能すべ
ての完全な互換性。
7.6
1.0.1
互換性あり。NetBackup 7.5 レプリケーションディレ
クタの機能のみ。
7.5
1.0.1
互換性あり。NetBackup 7.5 レプリケーションディレ
クタの機能のみ。
7.5
1.1
互換性なし。NetBackup 7.5 または 7.6 のレプリケー
ションディレクタを利用できません。
メモ: NBUPlugin を 1.1 にアップグレードする前に NetBackup 環境全体を 7.6 にアッ
プグレードする必要があります。すべてのマスターサーバー、メディアサーバー、クライア
ント、NBUPlugin と通信するホストをアップグレードします。
フェーズ 2 の移行処理の監視について
クリーンアップジョブが動作している間、フェーズ 2 の移行の進捗を監視できます。
[アクティビティモニター (Activity Monitor)]で、クリーンアップジョブをダブルクリックしま
す。[ジョブの詳細 (Job Details)]ダイアログボックスが表示されたら、[状態の詳細
(Detailed Status)]タブをクリックします。
次に、フェーズ 2 の移行の進捗がどのように表示されるか例を記述します。
■
フェーズ 2 の移行の開始は、次のとおり記録されます。
2/8/2012 4:05:50 PM - Info bpdbm(pid=5948) image catalog cleanup
2/8/2012 4:05:50 PM - Info bpdbm(pid=5948) Importing flat file
image headers into the database.
■
各クライアントのフェーズ 2 の移行は、次のとおり記録されます。
2/8/2012 4:09:16 PM - Info bpdbm(pid=5948) [000:03:26] Initiating
import for client: section8
2/8/2012 4:09:18 PM - Info bpdbm(pid=5948) [000:03:28] Finished
importing images for client: section8 with 36 imported, 0 skipped,
0 corrupt.
2/8/2012 4:09:18 PM - Info bpdbm(pid=5948) [000:03:28] Overall
progress: 5525 images imported, 0 skipped, 0 corrupt. Import rate
= 26 images/sec
93
付録 A 参照先
バージョンが異なる NetBackup のサポートについて
■
フェーズ 2 の移行の終わりは、次のとおり記録されます。
2/8/2012 4:09:44 PM - Info bpdbm(pid=5948) Finished importing all
images into the database. (Count = 6371)
次はログで、重要なパラメータを記述します。
表 A-3
フェーズ 2 の移行の進捗のためのキーログパラメータ
パラメータ
説明
[hhh:mm:ss]
フェーズ 2 が動作している累積時間。
n skipped
何らかの理由でスキップされたイメージの数は、調べ
る必要があります。
n corrupt
破損していると判断され、db.corrupt ディレクトリに
移動されたイメージの数。
Import rate = n images/sec
推定される移行時間の検証で使うことができる累積イ
ンポート率。
バージョンが異なる NetBackup のサポートについて
マスターサーバー、メディアサーバー、およびクライアントの間で、バージョンが異なる
NetBackup を実行できます。この旧バージョンのサポートによって、NetBackup サーバー
を 1 つずつアップグレードして、全体的なシステムパフォーマンスに与える影響を最小限
に抑えることができます。サーバーとクライアントの特定の組み合わせのみがサポートされ
ています。
表 A-4 は、NetBackup 7.6 のサポート対象のバージョンが混在する構成をリストします。
表 A-4
サポート対象の NetBackup のバージョンが混在する構成
構成
マスターサーバー メディアサーバーの
のバージョン
バージョン
クライアントのバージョ
ン
1
7.6
7.6
7.6
(カタログバックアップにつ
いては、この表の直後の注
意を参照してください。)
2
7.6
7.6
6.x か 7.x
(カタログバックアップにつ
いては、この表の直後の注
意を参照してください。)
94
付録 A 参照先
UNIX/Linux システムの NetBackup サーバーのインストール要件について
構成
マスターサーバー メディアサーバーの
のバージョン
バージョン
3
7.6
クライアントのバージョ
ン
6.x か 7.x
6.x か 7.x
この構成の 7.5.0.x メ
ディアサーバーでは、
7.5.0.x または 7.6 マス
ターサーバーのバージョ
ンを使うことができます。
この構成の 6.x、7.0.x、ま
たは 7.1.x クライアントで
は、メディアサーバーの
バージョン以前のバージョ
ンを使う必要があります。
この構成の 7.5.0.x クライア
ントでは、メディアサーバー
も 7.5.0.x または 7.6 の
バージョンであれば、どの
バージョンでも使うことがで
きます。
(カタログバックアップにつ
いては、この表の直後の注
意を参照してください。)
メモ: NetBackup カタログは NetBackup マスターサーバー上に存在します。したがって、
マスターサーバーはカタログバックアップのクライアントであると見なされます。NetBackup
構成にメディアサーバーが含まれている場合は、マスターサーバーと同じ NetBackup
バージョンを使ってカタログバックアップを実行する必要があります。
NetBackup バージョン 7.0 以降は Windows 2000 システムをサポートしません。
バージョンが混在する場合のサポートの詳細は、バージョン 7.6 の『Symantec NetBackup
リリースノート UNIX、Windows および Linux』を参照してください。
UNIX/Linux システムの NetBackup サーバーのインス
トール要件について
NetBackup をインストールする前に、バックアップ環境が次の要件を満たすことを確認し
ます。
95
付録 A 参照先
UNIX/Linux システムの NetBackup サーバーのインストール要件について
一般要件
次のハードウェアとソフトウェアがすでに設定されていることを確
認します。
■
■
■
■
■
■
すべてのサーバーに対する、すべての NetBackup インストー
ル DVD または ESD イメージ、有効なライセンスキー、およ
び root ユーザーのパスワード。
gzip および gunzip コマンドがローカルシステムにインス
トールされている必要があります。これらのコマンドがインス
トールされているディレクトリは、root ユーザーの PATH 環境
変数設定に含まれている必要があります。
サポートされているハードウェアでサポートされているバージョ
ンのオペレーティングシステム (パッチを適用済みであること)
を稼働しているサーバー、十分なディスク領域、およびサポー
トされている周辺装置。これらの要件について詳しくは、
『Symantec NetBackup リリースノート UNIX、Windows お
よび Linux』を参照してください。
すべての NetBackup サーバーがクライアントシステムを認識
し、またクライアントシステムから認識されている必要がありま
す。一部の環境では、それぞれの /etc/hosts ファイルに
対して、もう一方の定義を行う必要があります。また、他の環
境の場合は、ネットワーク情報サービス (NIS) またはドメイン
ネームサービス (DNS) を使用することになります。
NetBackup-Java インターフェースの適正なパフォーマンス
のため、512 MB の RAM が必要です。その領域のうち、256
MB はインターフェースプログラム (jnbSA または jbpSA)
で利用可能である必要があります。
画面解像度には 1024 x 768、256 色以上が必要です。
他のバックアップソフトウェア
この製品をインストールする前に、現在システムに構成されてい
る他のベンダーのバックアップソフトウェアをすべて削除すること
をお勧めします。他のベンダーのバックアップソフトウェアによっ
て、NetBackup のインストールおよび機能に悪影響が及ぼされ
る場合があります。
メディアサーバー
メディアサーバーをインストールしない場合は、メディアサーバー
に関する説明は無視してください。この説明は必要ありません。
96
付録 A 参照先
UNIX/Linux システムの NetBackup サーバーのインストール要件について
メモリの注意事項
NetBackup サーバーソフトウェアおよび NetBackup カタログを
処理するためには、次の要件を満たすことをお勧めします。
■
■
■
複数のデータベースエージェントが有効になっている本番環
境のマスターサーバーごとに、最低 8 GB のメモリを搭載す
る必要があります。
複数のデータベースエージェントが有効になっている本番環
境のメディアサーバーごとに、最低 4 GB のメモリを搭載する
必要があります。
この種類の環境では、いずれのクライアントにも最低 512 MB
のメモリを搭載する必要があります。
メモリの要件についての追加情報に関しては、『NetBackup
Backup Planning and Performance Tuning Guide』を参照し
てください。
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
ディスク領域の注意事項
NetBackup サーバーでは、ディレクトリにソフトウェアおよび
NetBackup カタログがインストールされます。これらはどちらもサ
イズが非常に大きくなる可能性があります。
空き容量など、領域に問題がある場合は、NetBackup を代替の
ファイルシステムにインストールすることができます。インストール
の際に、代替のインストール場所を選択して、/usr/openv か
らの適切なリンクを作成することができます。
ディスク領域の要件についての追加情報に関しては、
『NetBackup スタートガイド』を参照してください。
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
NFS の互換性
NFS マウントされたディレクトリへの NetBackup のインストール
はサポートされていません。NFS マウントしたファイルシステムの
ファイルロックは確実でない場合があります。
カーネルの再構成
一部の周辺機器およびプラットフォームでは、カーネルの再構成
が必要です。
詳しくは、『Symantec NetBackup デバイス構成ガイド UNIX、
Windows および Linux』を参照してください。
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
Red Hat Linux
Red Hat Linux の場合、サーバー用のネットワーク構成にする必
要があります。
97
付録 A 参照先
Windows 版 NetBackup サーバーのインストール要件
Windows 版 NetBackup サーバーのインストール要件
NetBackup をインストールする前に、バックアップ環境が次の要件を満たすことを確認し
ます。
他のバックアップソフトウェア
現在システムに構成されている他のベンダーのバックアップソフ
トウェアをすべて削除します。 他のベンダーのバックアップソフト
ウェアによって、NetBackup のインストールおよび機能に悪影響
が及ぼされる場合があります。
OS の更新
NetBackup 製品をインストールする前に、オペレーティングシス
テムの最新のパッチおよび更新版が適用されていることを確認し
ます。 オペレーティングシステムが最新のものかどうか不明な場
合は、ご購入先にお問い合わせのうえ、最新のパッチおよび更
新版を入手してください。
ストレージデバイス
ロボットおよびスタンドアロンテープドライブなどのデバイスが製
造元の指示どおりに取り付けられ、Windows ソフトウェアから認
識されている必要があります。
バックアップ環境の通信
ネットワークがすべてのサーバーおよびクライアントから認識され、
相互に通信できるように構成されていることを確認します。
通常は、ping コマンドを実行してサーバーからクライアントにアク
セスできるように設定されていれば、NetBackup でも正しく動作
します。
サーバーの構成
サーバーのシステム構成は次のとおり従う必要があります。
■
■
■
オペレーティングシステム
Windows 2003 Server/XP、Windows 2008 Server/Vista、
Windows 2008 R2 Server/Windows 7、Windows
2012/Windows 8
メモリ
複数のデータベースエージェントが有効になっている本番環
境のマスターサーバーごとに、最低 8 GB のメモリを搭載す
る必要があります。
複数のデータベースエージェントが有効になっている本番環
境のメディアサーバーごとに、最低 4 GB のメモリを搭載する
必要があります。
メモリの要件についての追加情報に関しては、『NetBackup
Backup Planning and Performance Tuning Guide』を参照
してください。
http://www.symantec.com/docs/DOC5332
画面解像度
1024 x 768、256 色以上に構成されるべきです。
98
付録 A 参照先
Windows 版 NetBackup サーバーのインストール要件
ディスク領域の要件
■
NTFS パーティション。
■
サーバーソフトウェア (512 MB) および NetBackup カタログ
(512 MB 以上) に適用する 1 GB 以上のストレージ領域。
NetBackup カタログには、バックアップについての情報が含
まれているため、製品の使用にともなってサイズが大きくなり
ます。 カタログのディスク領域の要件は、主にバックアップの
構成内容によって異なります。 たとえば、バックアップ対象の
ファイル数、バックアップの間隔およびバックアップデータの
保持期間などによって異なります。
アップグレードの場合は、Windows がインストールされてい
るドライブに、さらに 500 MB のディスク領域が必要になりま
す。 アップグレードの完了後は、この領域は不要です。
■
一般要件
以下の項目すべてがあることを確認します。
■
NetBackup インストール DVD か ESD イメージ
■
適切なライセンスキー
■
すべてのサーバーの管理者アカウントとパスワード
メモ: Windows 2008/Vista 以降の UAC が有効な環境に
NetBackup をインストールするには、正規の管理者としてログオ
ンする必要があります。 管理者グループに割り当て済みであり、
正規の管理者ではないユーザーは、UAC が有効な環境で
NetBackup をインストールできません。 管理者グループのユー
ザーが NetBackup をインストールできるようにするには、UAC
を無効化します。
サーバー名
サーバー名の入力を求められたら、適切なホスト名を常に入力し
てください。 IP アドレスを入力しないでください。
バージョンの混在
使用を計画しているクライアントの最新バージョンと同じかそれ以
上のリリースレベルの NetBackup サーバーをインストールしてく
ださい。 サーバーソフトウェアのバージョンが古い場合、新しい
バージョンのクライアントソフトウェアとともに使用すると、問題が
発生する可能性があります。
CIFS マウントされたファイルシ CIFS マウントされたディレクトリへの NetBackup のインストール
ステム
はサポートされていません。 CIFS マウントしたファイルシステム
のファイルロックは確実でない場合があります。
Windows Server 2012 Server NetBackup はこれらのシステムでサイレントインストール方式の
Core でのインストール
使用によってのみインストールすることができます。
p.60 の 「Windows システムでのサイレントアップグレードの実
行」 を参照してください。
99
付録 A 参照先
Windows 版 NetBackup サーバーのインストール要件
NetBackup 通信
NetBackup サービスおよびポート番号は、ネットワーク全体で同
じである必要があります。
NetBackup サービスおよびインターネットサービスのポートには、
デフォルトのポート設定を使用することをお勧めします。 ポート番
号を変更する場合は、すべてのマスターサーバー、メディアサー
バーおよびクライアントに対して同じ値を設定する必要がありま
す。 ポートエントリは、次のファイルに格納されています。
%SYSTEMROOT%¥system32¥drivers¥etc¥services
デフォルト設定を変更するには、NetBackup のカスタムインストー
ルを行うか、services ファイルを手動で編集する必要がありま
す。
リモート管理コンソールのインス マスターサーバーのインストール中に、リモート管理コンソールホ
トール
ストの名前を入力する必要があります。
100
付録 A 参照先
Windows クラスタのインストールとアップグレードの要件
リモートインストールおよびクラ
スタインストール
リモートインストールおよびクラスタインストールには、前述のすべ
てのインストール要件に加えて、次のガイドラインが適用されま
す。
■
■
■
■
■
インストール元のシステム (プライマリノード) では、Windows
Server 2003、Windows Server 2008、Windows Server
2008 R2、Windows 2012 のいずれかを実行している必要
があります。
インストール先のコンピュータ (クラスタノード) に Windows
Server 2003、Windows Server 2008、Windows Server
2008 R2、Windows 2012 のいずれかがインストールされて
いる必要があります。
Remote Registry サービスはリモートシステムで開始する必
要があります。
NetBackup 7.5.0.6 以降で、NetBackup のインストーラはリ
モートシステムの Remote Registry サービスを有効にし、開
始できます。 Remote Registry サービスが開始されない場
合、インストールは次のエラーメッセージを受信します。
Attempting to connect to server server_name
failed with the following error: Unable to
connect to the remote system. One possible
cause for this is the absence of the Remote
Registry service. Please ensure this
service is started on the remote host and
try again.
インストールのアカウントには、すべてのリモートシステムまた
はクラスタ内のすべてのノードの管理者権限が必要です。
クラスタ内のすべてのノードで、同じオペレーティングシステ
ム、同じバージョンの Service Pack および同じバージョンの
NetBackup を実行している必要があります。 サーバーのオ
ペレーティングシステムに異なるバージョンを混在させること
はできません。
Windows クラスタのインストールとアップグレードの要件
通常のサーバー要件に加えて、NetBackup のクラスタインストールは特別な配慮を必要
とします。
次に、Windows システムで NetBackup のクラスタインストールおよびアップグレードを
行う場合のガイドラインを記述します。
サーバーのオペレーティングシ インストール元およびインストール先のシステムでは、Windows
ステム
Server 2003、Windows Server 2008、または Windows Server
2008 R2 を実行している必要があります。
101
付録 A 参照先
Windows クラスタのインストールとアップグレードの要件
権限
クラスタインストールを実行するには、クラスタ内のすべてのリモー
トノードの管理者権限を持っている必要があります。クラスタ内の
すべてのノードと各ノードの既存のソフトウェアを記録しておくこと
をお勧めします。
NetBackup の仮想名と IP アド NetBackup で利用可能な仮想名および IP アドレスを用意しま
レス
す。インストール中に、この情報を入力する必要があります。
ノードのオペレーティングシステ すべてのクラスタノードで、同じバージョンのオペレーティングシ
ム
ステム、同じ Service Pack レベル、および同じバージョンの
NetBackup を使用する必要があります。クラスタ環境では、異な
るバージョンのサーバーは実行できません。
メディアサーバーのクラスタのサ 新しい NetBackup 7.1 メディアサーバーはクラスタ化できませ
ポートの変更
ん。
ただし、クラスタ化された既存の 6.x メディアサーバーは 7.1 に
アップグレードして、クラスタ化されたままにできます。
MSCS クラスタ
■
■
■
VCS クラスタ
■
■
NetBackup グループによって使用される共有ディスクがクラ
スタ内で構成され、アクティブノードでオンラインになっている
必要があります。
NetBackup を共有ディスクが存在するノード (アクティブノー
ド) からインストールします。
コンピュータ名またはホスト名は 15 文字より長い名前には設
定できません。
SFW-HA 4.1 と SFW-HA 4.2 の場合:
バージョン 7.x をインストールするか、またはバージョン 6.x
からアップグレードする前に、次の Web サイトからパッチをイ
ンストールしてください。
http://entsupport.symantec.com/docs/278307
NetBackup をインストールする前に、すべての NetBackup
ディスクリソースを、Veritas Enterprise Administrator (VEA)
で構成しておく必要があります。
クラスタノードのデバイス構成と クラスタをアップグレードする場合、ltid およびロボットデーモ
アップグレード
ンは、特定のクラスタノードのデバイス構成を EMM データベー
スから取得します。EMM データベースでのデバイス構成の格納
または取得は、クラスタノード名 (gethostname を使用して表
示) によって行われます。クラスタノード名は、デバイス構成の更
新時 (ltid によるドライブ状態の更新時など) に使われます。ク
ラスタノード名は、デバイスの接続先を示す場合にのみ使用され
ます。NetBackup の仮想名は、ロボット制御ホストなど、他の目
的にも使用されます。
102
索引
D
DVD のマウント
NetBackup のインストール 66
E
ESD イメージ
NetBackup 88
G
gunzip コマンド
インストール要件 96
gzip コマンド
インストール要件 96
NetBackup メディア
マウントについて 66
NetBackup メディアキット
概要 87
NTFS パーティション 99
O
ovpass ドライバ
AIX 64
P
ping コマンド 98
S
H
hosts ファイル 96
L
Linux システム
サーバーのインストール要件 95
N
NetBackup
ESD イメージ 88
ポート番号 100
メディアキットの内容 87
NetBackup 7.6
変更 8
NetBackup 7.x
バージョンの混在のサポート 94
NetBackup DVD 86
NetBackup カタログ 99
NetBackup スクリプト
UNIX 67
起動と停止 67
NetBackup 電子ソフトウェア配布 (ESD) イメージ 86
NetBackup のインストール
DVD のマウント 66
server.conf ファイル
変更 26
Shared Storage Option (SSO)
デバイス情報の格納 56
T
True Image Restore
アップグレード 15
U
UNIX
NetBackup スクリプト 67
UNIX サーバーのインストール
一般要件 96
UNIX システム
サーバーのインストール要件 95
W
Windows 2003/2008
サーバー構成 98
Windows システム
サーバーのインストール要件 98
Windows でのサイレントアップグレード
サーバー 60
索引
あ
さ
アップグレード
True Image Restore 15
システムの更新の完了 69
自動ファイル変更 9
必須の変更 69
アップグレード方式
ガイド付き方式の使用 42
シンプルな方式の使用 33
移行フェーズ
概要 22
一般要件
UNIX サーバーのインストール 96
イメージのメタデータの移行
計画の決定 23
イメージメタデータの移行
動作制限 22
インストール前
環境チェッカーについて 89
環境チェッカーの実行 89
サーバー
Windows でのサイレントアップグレード 60
サーバー構成
Windows 2003/2008 98
サーバーソフトウェアのアップグレード
サーバーソフトウェア 63
サーバーのインストール
Red Hat Linux の要件 97
サーバーのインストール要件
Linux システム 95
Red Hat Linux 97
UNIX システム 95
Windows システム 98
システムの更新の完了
アップグレード後 69
自動ファイル変更
アップグレード後 9
か
ガイド付き
アップグレード方式 42
外部メディアサーバー
概要 85
概要
NetBackup メディアのマウント 66
移行フェーズ 22
インストール前の環境チェッカー 89
外部メディアサーバー 85
起動スクリプトと停止スクリプト 67
プリインストールチェッカー 16
環境チェッカー
インストール前の実行 89
概要 89
起動スクリプトと停止スクリプト
概要 67
起動と停止
NetBackup スクリプト 67
キューの処理
手動呼び出し 79
クラスタ
プライベートネットワーク 58
クラスタのインストールおよびアップグレード
要件 101
計画の決定
イメージのメタデータの移行 23
た
単純
アップグレード方式 33
デバイス情報の格納
Shared Storage Option (SSO) 56
動作制限
イメージメタデータの移行中 22
ドメインネームサービス (DNS) 96
な
ネットワーク情報サービス (NIS) 96
は
バージョン、NetApp NBUPlugin の判断 92
バージョンの混在のサポート
NetBackup 7.x 94
必須の変更
アップグレード後 69
プライベートネットワーク
クラスタ 58
プラグイン
NetApp 92
プリインストールチェッカー
概要 16
変更
NetBackup 7.6 8
server.conf ファイル 26
104
索引
ま
メディアキット
内容の説明 87
メディアサーバー
外部 85
や
要件
クラスタのインストールおよびアップグレード 101
ら
ロック (.lck) ファイル 84
105
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