ライフライザー05コーチ

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ライフライザー05コーチ | Manualzz

(5) 日常身体活動分析レポート詳細

本レポートは、東京都老人総合研究所 青柳幸利先生の「中之条研究」と、その研究をまとめた冊子

「身体活動計を用いた、新しい健康づくり」をもとに作成されています。

中之条研究とは、青柳先生が群馬県の中之条町で

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年以上にわたり、高齢者の日常身体活動と生化

学・医学・体力学などの広範囲な研究調査を行ったものです。このプログラムでは中之条町での研

を利用してレポート作成しています。

年齢や目標運動量, 目標歩数などの利用者情報は、ライフコーダに登録された最新のデータを使用し

ます。

「日常身体活動の量・質と心身の健康との関係」を利用して、ライフコーダで測定された歩数と中

等度強度以上の合計時間により、生活習慣に関連する疾患と体力低下とが予防・抑制できる可能性

のある活動があるかの評価と簡単なアドバイスのコメントが出力されます。

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ライフコーダからデータ受信した日以前の 14 日間または 30 日間のデータを使用します。

分析日数は [環境設定] – [タッチパネル]の [日常身体活動分析レポート] - [解析期間] で設定します。

この日数にはライフコーダのデータがない日も含みますが、データのない日はレポートで使用する平

均値の計算には含めません。また、平均値の計算には統計除外された日のデータも使用されません。

環境設定と統計除外については[2.画面及び操作 -(2)指導者メニュー画面 - ⑥環境設定]を参

照してください。

(a) サマリー情報(ヘッダ):氏名, 体重などの利用者情報と、記録期間の運動量の平均値, 最大値など

のサマリー情報を表示します。

(b) 歩数と活動時間の関係グラフ:日常身体活動の量・質と心身の健康との関係を表すグラフです。

経過として最大6つのプロット(

●)とその日付を表示します。

[プロット値]

各データ受信日以前の 14 日間または 30 日間の平均値をプロットします。

●の位置は実際の値の位置ではなく、枠の中央に表示します(例:6000~6999 歩, 20~24.9

分の場合、6500 歩, 22.5 分に相当する位置です)

●が存在する場合は、日

付が最新のものだけを表示しますが、グラフ下側の分析日には全ての日付を表示します。

12000 歩以上, 40 分以上の場合は、それぞれ 19999 歩, 39.9 分とみなして表示します。解析期

間中に有効なデータが存在しない場合は 0 歩, 0 分とみなします。

[プロット日]

プロット値計算の起点となる分析日の日付です。同じタイミングで受信したデータの中の最

終日の日付となります。

◇データ受信回数が 6 回以下の場合のプロット日とプロット色

1 つ目:初回分析日(青色)

2 つ目:最新の分析日から 4 回前の分析日(初回を除く)

3 つ目:最新の分析日から 3 回前の分析日(初回を除く)

4 つ目:最新の分析日から 2 回前の分析日(初回を除く)

5 つ目:最新の分析日から 1 回前の分析日(初回を除く)

6 つ目:最新の分析日(赤色)

※データ受信が1回しかない場合は 6 つ目として、受信が 2 回の場合は1つ目と6つ目と

してプロットします。

◇データ受信回数が 6 回以上の場合のプロット日とプロット色

1 つ目:初回分析日(青色)

2 つ目:最新の分析日から 1 年前に一番近い分析日(橙色)

3 つ目:最新の分析日から 6 ヶ月前に一番近い分析日(橙色)

4 つ目:最新の分析日から 3 ヶ月前に一番近い分析日(橙色)

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5 つ目:最新の分析日から 1 ヶ月前に一番近い分析日(橙色)

6 つ目:最新の分析日(赤色)

※それぞれ一番近い分析日が複数存在する場合は、最新に近い分析日を対象とします。

[グラフ背景]

縦軸の目盛りは 10 分以下を 2.5 分単位、10 分以上を 5 分単位で表示します。

左側に表示される活動の効果は、75 歳以上と 75 歳未満とで異なります。

[分析日]

プロットに対応するデータ受信日の年月日を表示します。プロット数が 6 つ未満の場合も 1

から順に番号をふります。

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「気象要素と身体活動との関係」を利用して、活動しやすい時期や活動が不足しやすい時期を考慮

し、年間を通して平均 8000 歩となる月ごとの歩数目標や、季節による運動注意を出力します。こ

の歩数の目標は各都道府県の月ごとの平均気温変化より算出し、基準となる 8000 歩から 5%以上の

差がある時期に出力されます。

ただし、地域によっては月ごとの歩数目標値に変化がない場合もあります。また、平均気温は都道

府県庁所在地の値を使用していますので、お住まいの地域と都道府県庁所在地との気温変化差が大

きい場合には、より気温変化の近い都道府県を設定して下さい。

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ライフコーダから最後に受信した日以前の 14 日間または 30 日間のデータを使用します。

分析日数は [環境設定] – [タッチパネル]の [日常身体活動分析レポート] - [解析期間] で設定しま

す。日数にはライフコーダのデータがない日も含みます。

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(a) 利用者情報(ヘッダ):利用者の氏名, グループ名, 施設名, 印刷日を表示します。

(b) 歩数と活動時間の関係(日付別)グラフ:期間中の1日毎の活動時間(棒グラフ)と歩数(折れ

線グラフ)を表示します。ライフコーダのデータが無い日は、0 分, 0 歩として表示します。

(c) 季節コメント:健康づくり・維持のための活動の目安と、お住まいの都道府県の季節に応じた運

動アドバイスを表示します。運動アドバイスは設定された都道府県の都道府県庁所在地の年間気

温変化をもとに作成されています。

都道府県は[個人情報登録] または [個人情報修正] で設定します。都道府県を設定していない場

合は、個人情報登録時に [環境設定] - [利用者設定] - [都道府県名] で設定されている都道府県名

(初期値として設定されている都道府県名:東京都)にて運動アドバイスが表示されます。

ページ 3 以降

ライフコーダの日内変動データと手入力された運動データを表示します。

詳細は [ライフコーダレポート印刷] - [ライフコーダレポート詳細] の日内変動グラフの項およ

び [グラフ詳細] - [身体活動レベルの日内変動」の項を参照してください。

本レポートは、東京都老人総合研究所 青柳幸利 先生の中之条研究による統計的な結果をもとに作成

されています。内容に関してはあくまでもご参考にとどめ、実際のご利用者の健康状態や健康づくり

に関しては医師や指導者の方とご相談ください。

本レポートの詳細な内容に関しては、東京都老人総合研究所 青柳幸利 編著 「身体活動計を用いた、

新しい健康づくり」(株式会社日本医療企画)をご覧ください。

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