戸田市給水装置工事施行基準・解説書 [PDFファイル/3.81MB]

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第8章 メーターの設置及び取扱い

(メーターの基本事項)

第39条 管理者が貸与するメーター(以下「メーター」という。)は、使用者又

は所有者等がこれを管理しなければならない。

2 口径φ13mm からφ150mm までのメーターは直読メーターとする。

3 メーターは、給水装置に直結して設置しなければならない。

〔解 説〕

1 メーターとは

管理者より貸与されたメーターは、給水装置に取付け、水道使用者等が使用する

水量を積算計量するための計量器である。

メーターの保管に関しては、条例第17条により水道使用者等が保管し、その管

理義務を怠ったために水道メーターを亡失又はき損した場合は、同条第3項により、

管理者にその損害額を弁償しなければならない。

2 管理者のメーター検針

管理者が貸与したメーターについてのみ検針をし、水道使用者等に使用料金を請

求するものである。

3 メーター購入の仕様書(参考)

管理者が購入するメーターは、以下の仕様書(案)によるものである。

量水器購入仕様書(案)(一部抜粋)

1 適用範囲

合に適用する。

2 適用法令及び適用規格

納入者が製造し納入するメーターは、以下の法令、その他関連する関係法規及び適用規格等に

よる。

成 5 年 10 月 26 日通商産業省令第 70 号(改正平成 17 年 3 月 30 日))

② 水道法施行令(昭和 32 年 12 月 12 日政令第 336 号(改正平成 16 年 3 月 19 日))に定める厚

生労働省令(平成 9 年第 14 号(改正平成 16 年 4 月 1 日))「給水装置の構造及び材質の基準

に関する省令」

③ 日本工業規格及びその引用規格(最新版を適用する。)

・JIS B 8570-1(水道メーター及び温水メーター第1部:一般仕様)

・JIS B 8570-2(水道メーター及び温水メーター第2部:特定計器仕様)

④その他関連する法令等

3 用語の定義

この仕様書で用いる用語の定義は、以下に示す日本工業規格及びその引用規格による。

・JIS B 8570-1(水道メーター及び温水メーター第1部:一般仕様)

・JIS B 8570-2(水道メーター及び温水メーター第2部:特定計器仕様)

・JIS Z 8103(計測用語)

99

4 メーターの口径、種類及び名称

戸田市が発注する新品及びバーターメーターの製造規格等は、以下のとおりである。

(1) 口径等

① 新 品 購 入:口径 13mm から口径 150mm までとする。

② バーター購入:口径 13mm から口径 150mm までとする。

(2) 規格等

① 接線流羽根車式

口径(㎜) 規格 種類 指針表示形態

13 JIS B 8570-2 単箱型

20. 25. 40 JIS B 8570-2 複箱型

乾式 直読式(アナログ・デジタル併用)

② 竪型軸流羽根車式

口径(㎜)

50~150

規格

ウオルトマン型

(ダクタイル鋳鉄)

種類

乾式

指針表示形態

直読式(アナログ・デジタル併用)

5 メーターの仕様

(1) 構造

JIS B 8570-2 に適合するものとする。

(2) 材質

厚生労働省令第 43 号、水質基準に関する省令の鉛が検出される基準値 0.01mg/L 以下を使用

期間内保持する材質であること。

(3) 表示

ケース、目盛板、銘板、又は蓋に次に掲げる項目を明瞭に、かつ消滅しないように表示する。

① JIS B 8570-2 で規定されているもの

② 有効期限

③ 新品の下ケース

・口径

・流れの方向

・製造業者の名称又は登録商標

・鋳造年

・材質記号

(4) 内外面塗装

無塗装とし、酸化防止の処理を施すこと。

100

(5) 計量特性

水道部が発注するメーターの計量特性は、以下のとおりとする。

口径

(㎜)

計量範囲

3

/Q

1

1

計量特性

流量(m

3

/h)

2

3

13 100 0.025 0.040 2.5

20

25

40A

50

100

100

100

100

0.040

0.063

0.100

0.400

0.064

0.101

0.160

0.640

4.0

6.3

10.0

40.0

4

3.13

5.00

7.88

12.5

50.0

75

100

100

100

0,630

1.000

1.008

1.600

63.0

100.0

78.75

125.0

150 100 以上 ― ― ― ―

(6) 器差特性

納入するメーターの器差特性は、可能な限り平坦なものとする。

(7) ねじの型式

上水ネジ(JIS ネジ)とする。

(8) 付属品

① 口径 13mm から 40mm の新品・バーター購入は、黒パッキン 3 個付きとする。

② 口径 50mm 以上の新品購入は、流入管、ステンレス製ボルト・ナット、黒パッキン 2 枚付き、

合フランジ 2 枚付きとする。

③ 口径 50mm 以上のバーター購入は、伸縮流入管、ステンレス製ボルト・ナット、黒パッキン

2 枚付きとする。

101

(メーターの取扱基準)

第40条 メーターは、配水管の分岐部からの一系統の給水装置を一単位とし、

原則として、これに1個を設置するものとする。

2 口変及び諸事由により撤去したメーターは、速やかに市に返納しなければ

ならない。

3 貸与メーターは、市の費用負担にて検定有効期間8年以内(本市において

は7年)毎に取替えるものとする。

〔解 説〕

1 メーター設置に関する原則

給水装置は、配水管から分岐した給水管及びこれに直結する給水用具までを一系

統の給水装置の一単位とし、メーターは、これに1個を設置することを原則とする。

給水装置は、メーターを除き直接給水装置の所有者がその費用を負担し設置した

ものであり、給水装置はメーターと一体となって成り立つものである。

したがって、メーターを含む給水装置全体の維持管理においては、メーターの使

用権を有する所有者、すなわち、水道使用者等が実施するものである。

また、特定住宅の各戸に設置するメーターは、以下の特定住宅の水道メーター設

置基準によるものとする。

特定住宅の水道メーター設置基準

(目的)

第1条 この基準は、特定住宅における水道の給水に関する特別措置規定第6条第2項の規定に基

な事項を定めることを目的とする。

(工事の施工)

第2条 工事施工にあたっては、特定住宅認定申請書の添付書類どおりに実施しなければならない。

(メーターの設置)

第3条 メーター設置の詳細は、次の各号によるものとする。

(1) メーターは市長が貸与する。

(2) メーターの設置箇所は、維持管理及び検針に支障のない構造とし、漏水により階下に被害を

及ぼさないよう、防水又は水はけに必要な措置を施すこと。

(3) メーターは、給水栓より低位かつ水平に設置すること。

(4) メーターを取り付ける前には、洗管を十分に行うこと。

(5) メーターは止水栓に近接して設置すること。

(6) メーターが他の配管もしくは、他の計量器等に近接する場合は検針及びメーターの取り替え

等に支障のないように間隔をとること。

(メーター周りの配管)

第4条 メーター周りの配管は、メーターの性能、検針、取り替え等支障のないように行い、かつ次

の各号により施工するものとする。

(1) メーター周りの配管に関する施工方法及び配管材料は、市長が別に定める。

(2) 止水栓は、メーターより上流側に設置する。

(準用)

102

第5条 この要領に定めるもののほか、専用給水装置の構造及び材質は、水道法施行令(昭和 32 年

政令第 336 号)第4条に定める基 準に適合するものとする。

付 則

1.この基準は、昭和62年4月1日から実施する。

2 メーターの返納について

メーターは、管理者が貸与しているものである。したがって、不要となったメー

ターは、水道使用者等又は指定給水装置工事事業者が保管することなく、直ちに管

理者に返納しなければならない。

3 特定住宅の各戸メーター

特定住宅の各戸メーターの貸与においては、所有者等からの「特定住宅認定申請

書」及び「特定住宅の水道に関する契約書」の管理者への提出によるものとする。

4 メーターの使用有効期間について

メーターは計量法で国家検定を受ける義務が規定されており、製造・修理したも

のは検定を受け、これに合格したものでなければ取引の対象として使用することは

できない。

検定の有効期間は、検定認印を附した月の翌月1日から起算し8年が、政令で定

める期間である。

検満ラベル

メーターの蓋の裏面に貼り付けることが標準である。

検満時期

31

123456

103

(メーターの設置基準)

第41条 管理者が貸与するメーターは、次に掲げる区分により設置するものと

する。

(1)敷地内の地面に設置する場合

① メーターは、原則として、官民境界から 1.0m以内の敷地内で将来

の維持管理、検針等に支障のない位置として、常に乾燥し、汚染及び

損傷のおそれのない場所に設置すること。

② メーターは、水平に取付けるものとし、取付けに当たっては、流水

方向を確認し、逆付けとならないようにしなければならない。

③ メーターは、ボックス内に設置し保護すること。

④ メーターは、取替等の維持管理が容易に行えるようメーターボック

ス底部とメーターとの間に適当な間隔を設けなければならない。

(2)特定住宅のメーターを収納ボックス(パイプシャフト)内に設置する場合

① 扉を開けてメーターが確認できるよう、メーターの手前及び上部に支

障となる物を設置しないこと。

② メーターは、水平にし、パイロットマークが見えるよう設置すること。

③ 1つのパイプシャフト内等に2個の各戸メーターを設置する場合

は、全階の各戸メーターの並び順を統一し、止水栓に各戸ごとの識別

札を付けること。

④ メーター一次側には、市指定の伸縮丙止水栓を設置すること。

⑤ メーター二次側には、市指定の逆止弁を設置すること。

⑥ 凍結による破損を防ぐため、必要に応じメーター用凍結防止カバー

を設置すること。

⑦ メーター収納ボックスは共用通路に面したところで、乾燥し、汚水

が入り難く、常にメーターの検針、点検、取替等維持管理がし易い場

所とすること。

〔解 説〕

1 メーターの地面に設置する位置等

(1) メーターの設置に関しては、条例第16条により管理者が定める。

(2) メーターの設置位置には、条例施行規則第12条により工作物を設けたり、又

は物を置いてはならない。管理者は、これに違反している場合には、水道使用者

等に対してメーターの設置位置を検針業務等が可能なように回復させ、又は必要

に応じメーターの設置場所を変更させることができる。

(3) メーターの管理は、条例第17条第1項により水道使用者等が適正に管理保管

するものである。

104

(4) メーターの位置付け

法第16条(給水装置の構造及び材質)は、供給水の汚染、漏洩を防止する観点

から規定されている趣旨に照して、メーターは給水装置に該当するものである。

(5) メーターの設置位置

道路と敷地の境界に隣接し、分岐部から直角線の延長上であり、原則として、

官民境界より私有地(敷地)内 1.0m以内とする。

なお、将来の維持管理上支障が生じるおそれがあると思われるときは、市担当

者と協議し決定する。

(6) メーターの設置場所

メーターの設置場所は、計画家屋、増改築、塀、土盛り等を考慮し、将来にわ

たって常に検針及び取替えができるよう申込者と十分な打合わせをすること。特

に車庫になる所は、車の下やシャッターの中にならないようにすること。

なお、メーター設置場所を変更する場合、管理者に給水装置工事申込書により

申込みをし、申込者の費用負担で変更すること。

メーターの設置場所における注意事項は、概ね下記のとおりである。

① 塀、門扉等付近に設置する場合は、門扉の外側とし、門扉の開閉をせずにメ

ーターの検針・取替えができる位置とすること。

② 駐車場に設置する場合は、できる限り道路に近い位置とし、壁(フェンス)

に近い側に設置すること。駐車場間口の中央附近は、車の停車位置により検針

できないことがあるため避けること。なお、シャッター、扉等を設置する場合

は、それらの道路側にメーターを設置すること。

≪メーターの設置場所≫

①:塀、門扉等付近に設置

②:駐車場に設置

車庫

門扉

公道

シャッター

メーターの設置場所

105

(7) メーターの設置方法

メーターは水平となる場所に、給水管に直列に設置すること。

(8) メーターの設置施工方法

メーターはボックス下部と概ね 20 ㎜~30 ㎜程度の間隔を保つよう施工するこ

と。

(9) メーターの設置に不適な場所

窪地や、水はけの悪い場所におけるメーターの設置は避けること。

2 特定住宅のメーター収納ボックス(パイプシャフト)内寸法等

(1) 各戸のメーターは、外部から容易に検針及び維持管理ができる構造のボックス

内に設置すること。

(2) 収納ボックス等の開口寸法は、以下の表のとおりとすること。

各戸収納ボックス内

最小寸法 (㎜)

寸法

個数

開口寸法 奥行寸法 高さ寸法

1個 600 300 500

2個上下

2個左右

600

1000

400

300

700

500

(3) 収納ボックス等は、水はけを考慮し必要な措置を講じること。

(4) 収納ボックス等には、特別な鍵は設置しない。

(5) 一つの収納ボックス内に設置できるメーターの個数は、特段の事由のない限り

2個までとする。

3 メーター設置上の注意事項

(1) 取付け時に給水管内に異物(土砂等)が混入されていると、ストレーナー孔が

目詰まりし通水を妨げたり、それらが羽根車や歯車にからんで回転を妨げて不回

転や遅転の原因となるので、給水管内を十分に洗浄することが必要である。

(2) メーターを水平に保つ理由としては、メーターが傾斜していると羽根車と 1 号

羽根車の噛み合わせがうまくいかない等、円滑な回転が出来ず、また羽根車の荷

重を受けるピポットが片寄って磨耗するため、遅転現象の原因となることを防ぐ

ためである。

(3) 取付けの際、パッキンをメーター内にくい込ませたり、位置がずれると器差に

影響を及ぼすので注意する。

(4) メーターは投げたり大きな振動を与えると、取付けネジが破損したり内部機構

が破損する等、計量に支障をきたすので乱暴に扱わない。

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