Roland Fantom-X8 Synthesizer Owner's manual

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344 Pages

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Roland Fantom-X8 Synthesizer Owner's manual | Manualzz
背の厚さに合わせて、表 1 全体とセンター・トンボを左右へ移動
取扱説明書
取扱説明書
このたびは、ローランド Fantom-X6 / X7 / X8 をお買い上げいただき、まことにありが
とうございます。
この機器を 正しくお使いいただくために、ご 使用前に「安全上のご注意」
(P.2 〜 3)
と「使用上の ご注意」
(P.4)をよくお読みく ださい。また、この機器の優れ た機能を
十分ご理解いただくためにも、ハンドブッ クと取扱説明書をよくお読 みください。ハ
ンドブック と取扱説明書は必要なときに すぐに見ることができるよう、手 元に置いて
ください。
この取扱説明書は Fantom-X6、Fantom-X7、Fantom-X8 の共通の取扱説明書です。説
明書内の表記は、「Fantom-X」と表記されています。それぞれ、お使いの 機種に置き
替えてお読みください。
デモ・ソングを聞いてみよう
[PLAY]を押すと、デモ・ソングが再生されます。
演奏を中止するときは、[STOP]を押します。
巻き戻し
停止
再生
※この操作では、デモ・ソングが1曲再生されます。
Fantom-Xには、この他にもデモ・ソングが用意されており、
Fantom-Xの素晴らしい音色を楽しめるようになっています。
その他のデモ・ソングを聞くには、P.23をご覧ください。
*
0
03569878
3
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9
8
7
8
-
1
0
*
08-08-AN
215a
※ MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
202
© 2004 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
背の厚さに合わせて、表 1 全体とセンター・トンボを左右へ移動
安全上のご注意
安全上のご注意
マークについて
この機器に表示されているマークには、次のような意味があります。
注意
このマークは、機器の内部に絶縁されていない「危
険な電圧」が存在し、感電の危険があることを警
告しています。
感電の恐れがあります。
キャビネットをあけないでください。
注意: 感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。
この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品
はありません。
修理は、お買い上げ店またはローランド・サービスに
依頼してください。
このマークは、注意喚起シンボルです。取扱説明書
などに、一般的な注意、警告、危険の説明が記載さ
れていることを表わしています。
火災・感電・傷害を防止するには
警告と
図記号の例
注意の意味について
警告
注意
は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま
す。
具体的な注意内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を
表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が
死亡または重傷を負う可能性が想
定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が
傷害を負う危険が想定される場合
および物的損害のみの発生が想定
される内容を表わしています。
は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい
ます。
具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大
損害を表わしています。
● は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、● の中に描かれています。
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜
くこと」を表わしています。
以下の指示を必ず守ってください
警告
警告
001
005
● この機器を使用する前に、以下の 指示と取扱説明書を
よく読んでください。
● この機器の設置には、ロ ーランドが推奨するスタンド
KS-12(Fantom-X6、Fantom-X7)
、KS-17(FantomX8)を使用してください(P.21)
。
..............................................................................................................
002b
● この機器を分解したり(取扱説明 書に記載されている
指示(P.240, P.242)を除く)、改造したりしないで
ください。
..............................................................................................................
003
● 修理/部品の交換などで、取扱説 明書に書かれていな
いことは、絶対にしないでくだ さい。必ずお買い上げ
店またはローランド・サービスに相談してください。
..............................................................................................................
004
● 次のような場所での使用や保存はしないでください。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖
房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気 の近く(風呂場、洗 面台、濡れた床 など)や
湿度の高い場所
○ 雨に濡れる場所
○ ホコリの多い場所
○ 振動の多い場所
..............................................................................................................
..............................................................................................................
006
● この機器の 設置にスタンド(KS-12、KS-17)を使用
する場合、ぐらつくよう な所や傾いた所にスタンドを
設置しないでください 。安定した水平な所に設置して
ください。機器を単独 で設置する場合も、同様に安定
した水平な所に設置してください。
..............................................................................................................
008a
● 電源プラグは、必ず AC100V の電源コンセントに差し
込んでください。
..............................................................................................................
008e
● 電源 コードは、必 ず付属の ものを使 用してくだ さい。
また、付属の電源コード を他の製品に使用しないでく
ださい。
..............................................................................................................
009
● 電源コードを無理に曲 げたり、電源コードの上に重い
ものを載せたりしない でください。電源コードに傷が
つき、ショートや断線 の結果、火災や感電の恐れがあ
ります。
..............................................................................................................
2
Fantom-X678_r_j.book 3 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
安全上のご注意
注意
警告
010
101a
● この機器を単独 で、あるいはヘッドホン、アンプ、ス
ピーカーと組み合わ せて使用した場合、設定によって
は永久的な難聴にな る程度の音量になります。大音量
で、長時間使用しな いでください。万一、聴力低下や
耳鳴りを感じたら、直 ちに使用をやめて専門の医師に
相談してください。
● この機器は 、風通しのよい、正常な通気が保たれてい
る場所に設置して、使用してください。
..............................................................................................................
011
● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針金など)
や液体(水、ジュース など)を絶対に入れないでくだ
さい。
..............................................................................................................
101c
● 本製品は当社製のスタンド KS-12(Fantom-X6、Fantom-X7)
、または KS-17(Fantom-X8)とのみ、組み
合わせて使 用できるよう設計されています。他のスタ
ンドやカー トと組み合わせて使うと、不安定な状態と
なって落下 や転倒を引き起こし、けがをするおそれが
あります。
..............................................................................................................
102b
..............................................................................................................
012a
● 次のような場合は、直 ちに電源を切って電源コードを
コンセントから外し、お買い上げ店またはローランド・
サービスに修理を依頼してください。
○ 電源コードやプラグが破損したとき
○ 煙が出たり、異臭がしたとき
○ 異 物が内部に入った り、液体がこぼれた りしたと
き
○ 機器が(雨などで)濡れたとき
○ 機器に異常や故障が生じたとき
..............................................................................................................
013
● お子様のいるご家庭 で使用する場合、お子様の取り扱
いやいたずらに注意してください。必ず大人のかたが、
監視/指導してあげてください。
..............................................................................................................
● 電源コード を機器本体やコンセントに抜き差しすると
きは、必ずプラグを持ってください。
..............................................................................................................
103a
● 定期的に電 源プラグを抜き、乾いた布でゴミやほこり
を拭き取っ てください。また、長時間使用しないとき
は、電源プラ グをコンセントから外してください。電
源 プラ グとコ ンセ ントの 間に ゴミや ほこり がた まる
と、絶縁不良を起こして火災の原因になります。
..............................................................................................................
104
● 接続したコ ードやケーブル類は、繁雑にならないよう
に 配慮して ください。特 に、コード やケーブ ル類は、
お子様の手が届かないように配慮してください。
..............................................................................................................
106
● この機器の 上に乗ったり、機器の上に重いものを置か
ないでください。
014
● この機器を落とした り、この機器に強い衝撃を与えな
いでください。
..............................................................................................................
..............................................................................................................
107b
● 濡れた手で 電源コードのプラグを持って、機器本体や
コンセントに抜き差ししないでください。
015
● 電源は、タコ足配線な どの無理な配線をしないでくだ
さい。特に、電源タップを使用している場合、電源タッ
プの容量(ワット/アンペア)を超えると発熱し、コー
ドの被覆が溶けることがあります。
..............................................................................................................
016
● 外国で使用する場合 は、お買い上げ店またはローラン
ド・サービスに相談してください。
..............................................................................................................
022a
● 基板(SRX シリーズ、DIMM)を取り付ける前に、機
器本体の電源を切っ て電源プラグをコンセントから外
してください。
..............................................................................................................
023
● CD-ROM を、一般のオーディオ CD プレーヤーで再生
しないで下さい。大音量によって耳を痛めたり、スピー
カーを破損する恐れがあります。
..............................................................................................................
024
● 電源コードのアース を確実に取り付けてください。感
電の恐れがあります。
..............................................................................................................
026
● 本機の上に水の入った容器(花びんなど)
、殺虫剤、香
水、アルコール類、マ ニキュア、スプレー缶などを置
かないでくださ い。また、表面に付着した液体は、す
みやかに乾いた柔らかい布で拭き取ってください。
..............................................................................................................
108a
● この機器を 移動するときは、電源プラグをコンセント
から外し、外部機器との接続を外してください。
..............................................................................................................
109a
● お手入れを するときには、電源を切って電源プラグを
コンセントから外してください(P.22)
。
..............................................................................................................
110a
● 落雷の恐れ があるときは、早めに電源プラグをコンセ
ントから外してください。
..............................................................................................................
115a
● 指定の基板(SRX シリーズ、DIMM)だけを取り付け、
指 定 さ れ た ネ ジ だ け を 外 し て く だ さ い(P. 2 4 0 、
P.242、P.244)
。
..............................................................................................................
118
● 底面(Fantom-X8 では前面)のカバーのネジ、または
PC カード・プロテクターのネ ジを外した場合は、小
さなお子様 が誤って飲み込んだりすることのないよう
お 子 様 の 手の 届 か な いと こ ろ へ 保管 し て くだ さ い
(P.240、P.242、P.244)
。
..............................................................................................................
..............................................................................................................
3
Fantom-X678_r_j.book 4 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
使用上のご注意
291a
2 〜 3 ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。
電源について
301
● 本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどのインバー
ター制御の製品やモーターを使った電気製品が接続されている
コンセントと同じコンセントに接続しないでください。電気製
品の使用状況によっては、電源ノイズにより本機が誤動作した
り、雑音が発生する恐れがあります。電源コンセントを分ける
ことが難しい場合は、電源ノイズ・フィルターを取り付けてく
ださい。
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、
必ずすべての機器の電源を切ってください。
308
● 電源スイッチを切った後、本機上の LCD や LED などは消えま
すが、これは主電源から完全に遮断されているわけではありま
せん。完全に電源を切る必要があるときは、この機器の電源ス
イッチを切った後、コンセントからプラグを抜いてください。
そのため、電源コ−ドのプラグを差し込むコンセントは、この
機器にできるだけ近い、すぐ手の届くところのものを使用して
ください。
設置について
351
● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを持つ機
器があると、ハム(うなり)を誘導することがあります。この
場合は、この機器との間隔や方向を変えてください。
352a
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ画面
に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあります。こ
の場合は、この機器を遠ざけて使用してください。
352b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着信時や
発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあります。この場
合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、もしくは電源を
切ってください。
354a
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め切った車
内などに放置しないでください。変形、変色することがありま
す。
355b
● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつく(結
露)ことがあります。そのまま使用すると故障の原因になりま
すので、数時間放置し、結露がなくなってから使用してくださ
い。
358
● 鍵盤の上に物を置いたままにしないでください。発音しなくな
るなどの故障の原因になります。
お手入れについて
401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞った布
で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいときは、中性洗剤
を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布で乾拭きして
ください。
402
● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアルコール
類は、使用しないでください。
修理について
451b
● お客様がこの機器を分解(取扱説明書に記載されている指示
(P.240、P.242)を除く)
、改造された場合、以後の性能につい
て保証できなくなります。また、修理をお断りする場合もあり
ます。
4
452
● 修理に出される場合、記憶した内容が失われることがあります。
大切な記憶内容は、メモリー・カードに保存するか、 記憶内容
をメモしておいてください。修理するときには記憶内容の保存
に細心の注意を払っておりますが、 メモリー部の故障などで記
憶内容が復元できない場合もあります。 失われた記録内容の修
復に関しましては、補償も含めご容赦願います。
453a
● 当社では、この製品の補修用性能部品( 製品の機能を維持する
ために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有しています。こ
の部品保有期間を修理可能の期間とさせていただきます。 なお、
保有期間が経過した後も、故障箇所によっては修理可能の場合
がありますので、お買い上げ店、または最寄りのローランド・
サービスにご相談ください。
その他の注意について
551
● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、 失われ
ることがあります。失っても困らないように、 大切な記憶内容
はバックアップとしてメモリー・カードに保存しておいてくだ
さい。
552(*** は、複数になる場合もあります)
● 本体メモリーおよびメモリー・カードなどの失われた記憶内容
の修復に関しましては、補償を含めご容赦願います。
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、 つまみ、入出力端子など
に過度の力を加えないでください。
554
● ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでください。
555
● ディスプレイから多少音がすることがありますが、 故障ではあ
りません。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、 プラグを
持ってください。
557
● この機器は多少発熱することがありますが、故障ではありません。
558a
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからないように、
特に夜間は、音量に十分注意してください。 ヘッドホンを使用
すれば、気がねなくお楽しみいただけます。
559a
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダンボー
ル箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
561
● エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のもの( 別売:EV5)をお使いください。他社製品を接続すると、 本体の故障の原
因になる場合があります。
562
● 接続には、当社ケーブル(PCS シリーズなど)をご使用くださ
い。他社製の接続ケーブルをご使用になる場合は、 次の点にご
注意ください。
○ 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本機との
接続には、抵抗入りのケーブルを使用しないでください。
音が極端に小さくなったり、全く聞こえなくなる場合があ
ります。ケーブルの仕様につきましては、ケーブルのメー
カーにお問い合わせください。
566b
● D ビーム・コントローラーは、周辺の明るさによって感度が変
化します。期待どおりの動作をしないときは、 感度を調節しな
おしてください(D ビーム・センシティビティー:P.226)
。D
ビーム・センシティビティーの値を大きくするほど感度が高く
なります。
Fantom-X678_r_j.book 5 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
使用上のご注意
カードをお使いになる前に
メモリー・カードの取り扱い
704
● メモリー・カードは、確実に奥まで差し込んでください。
705
● メモリー・カードの端子の部分に触れたり、汚したりしないで
ください。
707
● 本機の PC カード・スロットはコンパクトフラッシュ、スマー
トメディア(3.3V 対応品)に対応しています。
708
● コンパクトフラッシュ、スマートメディア(3.3V 対応品)は精
密な電子部品で作られていますので、 取り扱いについては次の
点に注意してください。
○ 静電気による破損を防ぐため、 取り扱う前に身体に帯電し
ている静電気を放電しておく。
○ 端子部に手や金属で触れない。
○ 曲げたり、落としたり、 強い衝撃を与えたりしない。
○ 直射日光の当たる場所や、 閉め切った自動車の中などに放
置しない。(保存温度:-25 度〜 85 度)
○ 水に濡らさない。
○ 分解や改造をしない。
CD-ROM の取り扱い
801
● ディスクの裏面(信号面)に触れたり、傷をつけたりしないで
ください。データの読み出しがうまくいかないことがあります。
ディスクの汚れは、市販の CD 専用クリーナーでクリーニング
してください。
著作権について
851
● 第三者の著作物(音楽作品、映像作品、放送、公演、その他)
の一部または全部を、権利者に無断で録音し、配布、販売、貸
与、公演、放送などを行うことは法律で禁じられています。
852a
● 本機では、外部機器とデジタル接続でオーディオ信号をやりと
りする際、SCMS(Serial Copy Management System)による
制約を受けず録音を行うことができます。これは本機が専ら音
楽制作を目的としており、他者の著作権を侵害しない作品(自
作曲など)の録音まで、制約を受けることがないよう設計され
ているためです。(SCMS とは、デジタル接続を介しての、第
二世代以降のコピー録音を制限する機能です。著作権保護の目
的で、MD レコーダーなどの民生用デジタル・オーディオ機器
に搭載されています。)
853
● 第三者の著作権を侵害する恐れのある用途に、本機を使用しな
いでください。あなたが本機を用いて他者の著作権を侵害して
も、弊社は一切責任を負いません。
854
● 個人で楽しむこと(私的使用)を目的としていても、SCMS 等
の技術的保護手段を回避して第三者の著作物を無断で複製する
ことは、第三者の著作権を侵害する行為となり、法律で禁じら
れています。
855
● 技術的保護手段が施されていないもの、及び SCMS に対応して
の複製に関しては、従来どおり私的使用の範囲で行えます。
204
※ Microsoft、Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国
及びその他の国における登録商標です。
206j
※ Windows ® の正式名称は、Microsoft ® Windows® operating
system です。
207
※ Apple、Macintosh は、米国 Apple Computer, Inc. の米国及び
その他の国における登録商標です。
209
※ MacOS は、米国 Apple Computer, Inc. の登録商標です。
213
※ Pentium は、米国 Intel Corporation の登録商標です。
231
※ OMS は、米国 Opcode Systems, Inc. の登録商標です。
215b
※ GM(
)、GM2(
)は、社団法人 音楽電子事業
協会(AMEI)の登録商標です。
220
※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標で
す。
230
※ スマートメディアは(株)東芝の商標です。
234
※ CompactFlash(コンパクトフラッシュ)および
は米国
SanDisk 社の商標であり、CFA(CompactFlash Association)
にライセンスされています。
235
※ ローランド株式会社は、CompactFlash ™ および CF ロゴ
(
)のライセンシーとして認定されています。
5
Fantom-X678_r_j.book 6 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
目次
主な特長 ..........................................................................................................15
各部の名称と働き ............................................................................................16
フロント・パネル .........................................................................................................................................16
リア・パネル..................................................................................................................................................18
演奏する前に ...................................................................................................19
電源コードを接続する .................................................................................................................................19
アンプやスピーカーを接続する ................................................................................................................20
スタンドへの設置のしかた(Fantom-X8 をお使いの方へ)...............................................................21
電源を入れる..................................................................................................................................................21
ディスプレイ表示の濃さを調節する(LCD コントラスト)...............................................................22
電源を切るときは .........................................................................................................................................22
デモ・ソングを聴く ........................................................................................23
Fantom-X 起動時に読み込まれているデモ曲を聴く ............................................................................23
その他のデモ曲を聴く .................................................................................................................................23
さまざまな演奏機能 ........................................................................................24
ベロシティー/アフタータッチ.....................................................................................................24
ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバー ............................................................................24
オクターブ・シフト(Oct)............................................................................................................24
ホールド・ペダル..............................................................................................................................24
コントロール・ペダル .....................................................................................................................25
トランスポーズ(Trans)................................................................................................................25
Fantom-X の概要.............................................................................................26
Fantom-X の構成..........................................................................................................................................26
基本構成 ..............................................................................................................................................26
いろいろな音の単位 .........................................................................................................................26
発音数について ..................................................................................................................................28
メモリーについて .........................................................................................................................................28
一時的なメモリー..............................................................................................................................29
書き替えができるメモリー .............................................................................................................29
書き替えができないメモリー .........................................................................................................29
内蔵エフェクトについて .............................................................................................................................29
エフェクトの種類..............................................................................................................................29
各モードでのエフェクトの扱い.....................................................................................................30
シーケンサーについて .................................................................................................................................30
ソングとは ..........................................................................................................................................30
トラックとは ......................................................................................................................................30
ソングと音源の状態 .........................................................................................................................31
ソングを記録する場所 .....................................................................................................................31
サンプリング部について .............................................................................................................................32
サンプルを記憶する場所 .................................................................................................................32
Fantom-X の基本操作 ..................................................................................................................................33
音源のモードを切り替える .............................................................................................................33
ファンクション・ボタンの働き.....................................................................................................34
カーソルを移動する .........................................................................................................................34
値を変更する ......................................................................................................................................35
名前を付ける ......................................................................................................................................36
よく使う画面をパッドに登録し、素早く呼び出す(ブックマーク機能)........................................37
画面を登録する ..................................................................................................................................37
画面を呼び出す ..................................................................................................................................37
各ボタンの機能の説明などを表示する(ヘルプ機能).........................................................................37
音源の発音数を表示する(ボイス・モニター機能).............................................................................37
6
Fantom-X678_r_j.book 7 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
目次
パッチ・モードで演奏する .............................................................................38
Patch Play 画面について............................................................................................................................38
Patch Play 画面を表示する ............................................................................................................38
パッチを選ぶ..................................................................................................................................................39
カテゴリー別にパッチを選ぶ(パッチ・ファインダー).........................................................40
リストからパッチを選ぶ .................................................................................................................41
パッチを試聴する(フレーズ・プレビュー)..............................................................................42
よく使うパッチとパフォーマンスをリストアップしておく(ライブ・セッティング機能).......42
音色を呼び出す ..................................................................................................................................42
音色を登録する ..................................................................................................................................43
音色の登録を削除する .....................................................................................................................43
バンク内の音色の登録をすべて削除する ....................................................................................43
音色を登録したステップを変更する ............................................................................................43
お気に入りのパッチを選ぶ(フェイバリット・パッチ).....................................................................44
お気に入りのパッチを登録する.....................................................................................................44
お気に入りのリズム・セットを登録する ....................................................................................45
鍵域を 1 オクターブ単位で移動する(オクターブ・シフト)............................................................45
鍵域を半音単位で移動する(トランスポーズ).....................................................................................46
鳴らすトーンを選ぶ(トーンのオン/オフ)..........................................................................................46
単音で演奏する(モノフォニック)..........................................................................................................46
音程をなめらかに変化させる(ポルタメント).....................................................................................47
リアルタイム・コントローラーや D ビーム・コントローラーでコントロールする
パラメーターを選ぶ(Control Setting).................................................................................................47
コントローラーを効かせるパートを設定する ............................................................................47
コントローラーにパラメーターを割り当てる ............................................................................48
打楽器の演奏をする .....................................................................................................................................52
リズム・セットを選ぶ .....................................................................................................................52
リズム・セットを鳴らす .................................................................................................................53
ピアノ・モードで演奏する .............................................................................54
ピアノ・モードにする .................................................................................................................................54
パッチを選ぶ..................................................................................................................................................54
カテゴリー別にパッチを選ぶ .........................................................................................................54
リストからパッチを選ぶ .................................................................................................................54
アコースティック・ピアノを演奏する ....................................................................................................54
鍵盤のタッチを設定する(Key Touch).....................................................................................54
ピアノの音色を調節する(Open/Close)...................................................................................55
共鳴音のかかり具合を調節する(Resonance)........................................................................55
エレクトリック・ピアノを演奏する ........................................................................................................55
エレクトリック・ピアノのエフェクトを選ぶ ............................................................................55
音色(パッチ)を保存する.........................................................................................................................55
パッチを作る ...................................................................................................56
パッチの設定のしかた .................................................................................................................................56
グラフィカルに表示してエディットする(Zoom Edit)..........................................................57
パッチの設定を初期化する(Init).................................................................................................57
パッチ(トーン)の設定をコピーする(Copy)
........................................................................58
波形の設定をするときの注意 .........................................................................................................58
作ったパッチを保存する(Write)
.............................................................................................................59
保存先のパッチの音を聴く(Compare).....................................................................................60
パッチ・パラメーターの働き.....................................................................................................................60
パッチ全体に共通の設定をする(General)................................................................................60
波形を変化させる(Wave)............................................................................................................62
トーンの鳴らしかたを変える(TMT).........................................................................................63
音の高さを変える(Pitch/Pitch Env).........................................................................................67
フィルターで音の明るさを変える(TVF/TVF Env)...............................................................69
音量を設定する(TVA/TVA Env)...............................................................................................71
出力に関する設定(Output)..........................................................................................................73
7
Fantom-X678_r_j.book 8 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
目次
音にゆらぎを付ける(LFO1/2/Step LFO)...............................................................................74
ポルタメントやレガートの設定(Solo/Porta).........................................................................77
その他のさまざまな設定(Misc)..................................................................................................78
マトリックス・コントロールに関する設定をする(Ctrl 1 〜 4)..........................................80
パッチにかけるエフェクトを設定する
(Effects/MFX/MFX Control/Chorus/Reverb)......................................................................82
リズム・セットを作る.....................................................................................83
リズム・セットの設定のしかた ................................................................................................................83
グラフィカルに表示してエディットする(Zoom Edit)..........................................................84
リズム・セットの設定を初期化する(Init)................................................................................84
リズム・トーンの設定をコピーする(Copy)............................................................................84
波形の設定をするときの注意 .........................................................................................................85
作ったリズム・セットを保存する(Write)............................................................................................86
保存先のリズム・セットの音を聴く(Compare).....................................................................86
リズム・セット・パラメーターの働き ....................................................................................................87
共通の設定をする(General)........................................................................................................87
波形を変化させる(Wave)............................................................................................................88
リズム・トーンの鳴らしかたを変える(WMT).......................................................................89
音の高さを変える(Pitch/Pitch Env).........................................................................................90
フィルターで音の明るさを変える(TVF/TVF Env)...............................................................92
音量を設定する(TVA/TVA Env)...............................................................................................94
出力に関する設定(Output)
..........................................................................................................95
リズム・セットにかけるエフェクトを設定する
(Effects/MFX/MFX Control/Chorus/Reverb)......................................................................96
パフォーマンス・モードで演奏する ...............................................................97
Performance Layer 画面を表示する .......................................................................................................97
Performance Mixer 画面を表示する ........................................................................................................97
PERFORMANCE Layer、Mixer 画面各部の働き ................................................................................98
パフォーマンスを選ぶ .................................................................................................................................99
リストからパフォーマンスを選ぶ ................................................................................................99
よく使うパッチとパフォーマンスをリストアップしておく(ライブ・セッティング機能).......99
お気に入りのパフォーマンスを選ぶ(フェイバリット・パフォーマンス)................................. 100
お気に入りのパフォーマンスを登録する ................................................................................. 100
Layer 画面で使う....................................................................................................................................... 101
パートを選ぶ ................................................................................................................................... 101
音を鳴らすパートを選ぶ(キーボード・スイッチ).............................................................. 101
パートの音色を選ぶ ...................................................................................................................... 101
音色を重ね合わせて演奏する(レイヤー)............................................................................... 102
鍵域を分割して異なる音色で演奏する(スプリット).......................................................... 102
Mixer 画面で使う ....................................................................................................................................... 103
レイヤーやスプリットで使うパートを選ぶ ............................................................................. 103
パートの音色を選ぶ ...................................................................................................................... 103
パートの設定をする ...................................................................................................................... 104
単独で演奏するパートを選ぶ(ソロ)....................................................................................... 105
特定のパートの演奏を消す(ミュート)...................................................................................105
パッドを使ってパート・ミュートをする ................................................................................. 105
パートの設定を一覧で表示する(Performance Part View).......................................................... 106
アルペジオ/リズム機能を使って演奏する......................................................................................... 106
リアルタイム・コントローラーや D ビーム・コントローラーを使って演奏する ..................... 106
各パートの MIDI 情報を確認する(パート・インフォメーション)
............................................... 106
音源の発音数を表示する(ボイス・モニター機能).......................................................................... 106
マスター・レベルを調整する.................................................................................................................. 106
8
Fantom-X678_r_j.book 9 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
目次
パフォーマンスを作る...................................................................................107
パートの設定を一覧で表示する(Performance Part View).......................................................... 107
各パートの設定をする .................................................................................................................. 107
リアルタイム・コントローラーや D ビーム・コントローラーでコントロールする
パラメーターを選ぶ(Control Setting).............................................................................................. 114
リアルタイム・コントローラー/ D ビーム・コントローラーに関する設定をする
(Ctrl Setting)
.................................................................................................................................. 114
コントロール・スイッチに関する設定(Ctrl Switch).......................................................... 118
パートに割り当てているパッチの設定を変える ................................................................................ 119
パフォーマンスの設定を初期化する(Init)......................................................................................... 119
作ったパフォーマンスを保存する(Write)......................................................................................... 120
リアルタイムに音色を変化させる.................................................................121
D ビームに手をかざして音色を変化させる(D ビーム・コントローラー)................................. 121
D ビーム・コントローラーの設定をする ................................................................................. 122
つまみやボタンを使って音色を変化させる(リアルタイム・コントローラー)........................ 124
リアルタイム・コントローラーの設定を変える..................................................................... 125
ペダルを使って音色を変化させる(コントロール・ペダル).......................................................... 126
コントロール・ペダルの設定をする ......................................................................................... 126
アルペジオ演奏をする...................................................................................128
アルペジオ機能について ..........................................................................................................................128
アルペジオ演奏をする .............................................................................................................................. 128
アルペジオをオン/オフする ...................................................................................................... 128
アルペジオ演奏のテンポを決める ............................................................................................. 128
アルペジオ演奏を持続(ホールド)する ................................................................................. 128
アルペジオをシーケンサーとあわせて演奏する ................................................................................ 129
アルペジオ機能に関する設定をする(Arpeggio)............................................................................. 129
アルペジオ演奏のスタイルを選ぶ(Arpeggio Style)
........................................................... 129
拍子と跳ねかたを変える(Arp/Rhythm Grid)
....................................................................... 129
発音をスタッカート/テヌート気味にする(Arp/Rhythm Duration)............................. 130
上昇/下降のバリエーション(発音のしかた)を選ぶ(Arp Motif)
................................ 130
アルペジオのベロシティーを変える(Arp Velocity)........................................................... 130
パフォーマンス・モードでアルペジオ演奏するパートを選ぶ(Arp Part)..................... 130
アクセントの強さを変える(Arp Accent)............................................................................. 130
アルペジオの音域を変える(Oct Range)............................................................................... 131
リアルタイム・コントロールつまみを使ってアルペジオの設定を変える ....................... 131
アルペジオ・スタイルを作る(Arpeggio Style Edit)...................................................................... 131
ステップ・レコーディングで入力する ..................................................................................... 131
ダイヤルや[INC][DEC]で値を入力する............................................................................ 132
作ったアルペジオ・スタイルを保存する(Write)
............................................................................. 132
コード・メモリー機能を使う ........................................................................133
コード・メモリー機能について ............................................................................................................. 133
コード・メモリー機能を使って演奏する............................................................................................. 133
コード・メモリー機能をオン/オフする ................................................................................. 133
コード・フォームを選ぶ ..............................................................................................................133
コードの構成音を順番に演奏する(ロールド・コード機能).............................................. 134
オリジナルのコード・フォームを作る ................................................................................................. 134
作ったコード・フォームを保存する(Write)..................................................................................... 134
9
Fantom-X678_r_j.book 10 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
目次
リズムを演奏する ..........................................................................................135
リズム・パターンについて...................................................................................................................... 135
リズム・グループについて...................................................................................................................... 135
リズム演奏をする ...................................................................................................................................... 135
リズム機能をオン/オフする ...................................................................................................... 135
リズム・パターン演奏のテンポを決める ................................................................................. 135
リズム・グループを選ぶ ..............................................................................................................136
リズム・パターンに関する設定をする ................................................................................................. 136
リズム・パターンを選ぶ(Rhythm Pattern)......................................................................... 136
拍子と跳ねかたを変える(Grid)................................................................................................ 137
発音をスタッカート/テヌート気味にする(Duration)...................................................... 137
リズム・パターンのベロシティーを変える(Rhythm Pattern Velocity)....................... 137
アクセントの強さを変える(Rhythm Accent)..................................................................... 137
リアルタイム・コントロールつまみを使ってリズム・パターン演奏をする ................... 137
リズム・パターンを作る( Rhythm Pattern Edit)........................................................................... 138
ステップ・レコーディングで入力する ..................................................................................... 138
ダイヤルや[INC][DEC]で値を入力する............................................................................ 138
作ったリズム・パターンを保存する(Write)..................................................................................... 139
リズム・グループを作る(Rhythm Group Edit).............................................................................. 139
作ったリズム・グループを保存する(Write)..................................................................................... 140
サンプリング .................................................................................................141
外部入力をオン/オフする...................................................................................................................... 141
入力ソースの設定(Input Setting)
....................................................................................................... 141
インプット・エフェクトの設定をする(Input Effect Setup)....................................................... 142
サンプリングの手順 .................................................................................................................................. 142
サンプリング中にサンプルを分割する ..................................................................................... 144
過去にさかのぼってサンプリングする(Skip Back Sampling).................................................... 145
サンプルを加工する ......................................................................................146
サンプルを選択する(Sample List)
...................................................................................................... 146
サンプルを選ぶ ...............................................................................................................................146
サンプルを読み込む(サンプルのロード)............................................................................... 146
すべてのサンプルを読み込む ...................................................................................................... 147
サンプルを消去する(サンプルのアンロード)....................................................................... 147
サンプルを削除する(サンプルのデリート)........................................................................... 147
WAV/AIFF ファイルをインポートする.................................................................................... 148
サンプル・エディット画面を表示する ................................................................................................. 148
波形の拡大/縮小表示(Zoom In/Out)...................................................................................148
サンプルの開始/終了ポイントの設定 ................................................................................................. 149
つまみでポイントを移動する ...................................................................................................... 149
サンプルの設定をする(Sample Parameter)..................................................................................... 150
パッドにサンプルを割り当てる(アサイン・トゥ・パッド).......................................................... 151
パッチ・モードからの操作 .......................................................................................................... 151
パフォーマンス・モードからの操作 ......................................................................................... 151
サンプルをパッチとしてパートに割り当てる(アサイン・トゥ・キーボード)........................ 152
パッチ・モードからの操作 .......................................................................................................... 152
パフォーマンス・モードからの操作 ......................................................................................... 152
リズム・セットの作成(クリエイト・リズム).................................................................................. 152
マルチサンプルをつくる(クリエイト・マルチサンプル).............................................................. 153
サンプルをアンロードする(Unload).................................................................................................. 155
サンプルの不要な部分をカットする(Truncate)............................................................................. 155
サンプルの高域を強調/抑制する(Emphasis)
................................................................................. 155
サンプルの音量を最大化する(Normalize)......................................................................................... 156
アンプ(Amp)............................................................................................................................................ 156
サンプルを伸縮させる(Time Stretch)............................................................................................... 156
サンプルを楽音ごとに分割する(Chop)
............................................................................................. 157
複数のサンプルをつなげる(Combine)............................................................................................... 158
サンプルを保存する(Write).................................................................................................................. 159
10
Fantom-X678_r_j.book 11 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
目次
パッドを使う .................................................................................................160
ホールド機能を使って音を鳴らし続ける............................................................................................. 160
ロール機能を使って鳴らす...................................................................................................................... 160
パッドの設定をする(Pad Setting)..................................................................................................... 161
現在使用している音源の設定 ...................................................................................................... 161
パッドごとに設定するパラメーター ......................................................................................... 161
パッドに全般に関する設定 .......................................................................................................... 161
パッド・セッティングを書き込む ............................................................................................. 162
パッドで鳴る音を入れ替える(パッド・エクスチェンジ).................................................. 162
パターンをパッドに割り当てて演奏する(RPS 機能)
..................................................................... 163
パッドでリズム演奏をする...................................................................................................................... 163
ソングを再生する ..........................................................................................164
ソングをすぐに再生する(クイック・プレイ).................................................................................. 164
ソングを連続再生する(チェーン・プレイ)....................................................................................... 165
いろいろな再生のしかた ..........................................................................................................................165
再生中に早送り、巻き戻しをする ............................................................................................. 165
ソングの途中から正しく再生する(MIDI アップデート)
..................................................... 165
特定の楽器の演奏を消して再生する ......................................................................................... 165
テンポを変えてソングを再生する ............................................................................................. 166
一定のテンポでソングを再生する(テンポ・トラックのミュート)................................. 166
S-MRC フォーマットのソングを再生する .............................................................................. 166
ソングを繰り返し再生する(ループ・プレイ)....................................................................... 166
D ビーム・コントローラーでソング再生をスタート/ストップする ............................... 167
ソングを録音する ..........................................................................................168
2 つの録音方法 ...............................................................................................................................168
新しくソングを録音する前に.................................................................................................................. 168
録音に使う音色を選ぶ .................................................................................................................. 168
テンポラリー・エリアにあるソング / パターンを消す(ソング・クリア)..................... 168
拍子を設定する ...............................................................................................................................169
テンポを設定する........................................................................................................................... 169
演奏をそのまま録音する(リアルタイム・レコーディング).......................................................... 170
リアルタイム・レコーディングの基本操作 ............................................................................. 170
ソングのテンポ変化を記録する(テンポ・レコーディング).............................................. 171
ループ・レコーディングとパンチ・イン・レコーディング ................................................ 171
音のタイミングを補正しながら録音する(レコーディング・クォンタイズ)................. 172
録音する演奏データを選ぶ(レコーディング・セレクト).................................................. 173
録音中に不要なデータを消す(リアルタイム・イレース).................................................. 173
シーケンサーの小節頭にあわせてアルペジオを録音する .................................................... 173
録音中に音色やフレーズを確認する(リハーサル機能)...................................................... 174
データを打ち込む(ステップ・レコーディング).............................................................................. 174
音符や休符を入力する .................................................................................................................. 174
パターンをフレーズ・トラックに割り当てる ......................................................................... 176
ソングを編集する ..........................................................................................177
編集するソングを読み込む...................................................................................................................... 177
トラック内のデータを表示する.................................................................................................. 178
トラックごとに鳴らす音源を使い分ける ................................................................................. 178
ソング・データをトラック/パターン単位で読み込む ........................................................ 178
トラックの演奏を消す(ミュート)........................................................................................... 178
ソングに印(ロケート・ポジション)を付ける..................................................................... 179
ソングの繰り返し区間(ループ・ポイント)を設定する .................................................... 179
指定した範囲の演奏データを編集する(トラック・エディット)................................................. 180
トラック・エディットの基本操作 ............................................................................................. 180
ソングのタイミングを揃える(Quantize).............................................................................. 181
不要な演奏データを消去する(Erase)..................................................................................... 183
不要な小節を削除する(Delete)................................................................................................ 184
11
Fantom-X678_r_j.book 12 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
目次
フレーズをコピーする(Copy)
.................................................................................................. 184
空白小節を挿入する(Insert)..................................................................................................... 185
移調する(Transpose)................................................................................................................ 185
ベロシティー(音量)を変える(Change Velocity)........................................................... 186
MIDI チャンネルを変える(Change Channel)...................................................................... 186
音符の長さを変える(Change Duration)............................................................................... 187
2 つのフレーズ・トラックやパターンを 1 つにまとめる(Merge)................................. 188
特定の演奏データを抜き出して移動する(Extract).............................................................188
演奏データを前後に移動する(Shift Clock).......................................................................... 189
演奏データの間引きをする(Data Thin)................................................................................. 190
2 つのフレーズ・トラックやパターンを入れ替える(Exchange)................................... 191
ソングの再生時間を調節する(Time Fit)................................................................................ 191
空白小節を削除する(Truncate).............................................................................................. 191
演奏データを 1 つずつ編集する(マイクロ・エディット).............................................................192
演奏データを変更する(Microscope ウィンドウの基本操作)
........................................... 192
フレーズ・トラック/パターンで扱う演奏データ ................................................................ 193
演奏データを整理して表示する(View).................................................................................. 194
演奏データを挿入する(Create)............................................................................................... 194
演奏データを消去する(Erase)................................................................................................. 195
演奏データを移動する(Move)................................................................................................. 195
演奏データをコピーする(Copy)............................................................................................. 195
ソングの途中からテンポを変える ............................................................................................. 196
ソングの途中から拍子を変える.................................................................................................. 196
ソングに名前を付ける(ソング・ネーム)........................................................................................... 197
ソングを保存する/読み込む(Save/Load).................................................198
ソングを保存する(Save)...................................................................................................................... 198
基本操作 ........................................................................................................................................... 198
ソングと一緒に保存される内容.................................................................................................. 198
ソングとサンプルを保存する(Save Song+Samples)....................................................... 199
ソングを保存する(Save Song)............................................................................................... 199
サンプルを保存する(Save All Samples)............................................................................... 200
SMF ファイルとして保存する(Save as SMF)............................................................................... 200
ソングを読み込む(Load)...................................................................................................................... 201
基本操作 ........................................................................................................................................... 201
ソングとサンプルを読み込む(Load Song+ Samples)
...................................................... 201
ソングを読み込む(Load Song)............................................................................................... 202
サンプルを読み込む(Load All Samples)
............................................................................... 202
オーディオ・ファイルをインポートする(Import Audio).............................................................. 202
指 1 本でフレーズを鳴らす(RPS 機能).......................................................203
RPS 機能を使う前に ................................................................................................................................. 203
パターンを録音する ...................................................................................................................... 203
RPS 機能の設定をする................................................................................................................. 203
RPS 機能を使って演奏する .................................................................................................................... 204
RPS 機能を使った演奏を録音する ............................................................................................ 205
エフェクトをかける ......................................................................................206
エフェクトをオン/オフする.................................................................................................................. 206
エフェクトの設定のしかた...................................................................................................................... 206
パッチ・モードでエフェクトをかける ................................................................................................. 207
出力のしかたを設定する(Routing)
......................................................................................... 207
信号の流れ図とパラメーター ...................................................................................................... 207
パフォーマンス・モードでエフェクトをかける ................................................................................ 210
出力のしかたを設定する(Routing)
......................................................................................... 210
信号の流れ図とパラメーター ...................................................................................................... 210
マルチエフェクトの設定をする(MFX1 〜 3)...................................................................................213
マルチエフェクトの設定をする(MFX Control).............................................................................. 213
12
Fantom-X678_r_j.book 13 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
目次
マルチエフェクトのストラクチャーの設定をする(MFX Structure)......................................... 215
コーラスの設定をする(Chorus).........................................................................................................215
リバーブの設定をする(Reverb).......................................................................................................... 216
マスタリング・エフェクト(Mastering Effect)............................................................................... 217
USB を使ってコンピューターと接続する(USB モード)............................218
USB 機能について .................................................................................................................................... 218
ストレージ・モードと MIDI モードを切り替える .............................................................................. 218
コンピューターとファイルのやりとりをする(ストレージ・モード)......................................... 219
接続のしかた ................................................................................................................................... 219
接続先を決める ...............................................................................................................................219
フォルダおよびファイルについての注意点 ............................................................................. 220
ストレージ・モードを終了する.................................................................................................. 220
USB 通信の解除 ............................................................................................................................. 220
ストレージ・モードの応用例 ...................................................................................................... 220
コンピューターと MIDI 情報のやりとりをする(MIDI モード)..................................................... 222
ファイルに関する機能(File Utility).............................................................223
基本操作....................................................................................................................................................... 223
ファイルをコピーする(Copy)............................................................................................................. 224
ファイルを削除する(Delete)................................................................................................................ 224
ファイルを移動する(Move)................................................................................................................. 224
メモリー・カードを初期化する(Card Format)............................................................................... 224
各モードに共通の設定をする(システム機能).............................................225
システム機能の設定のしかた.................................................................................................................. 225
システム機能の設定を保存する(System Write)............................................................................. 225
システム・パラメーターの働き ............................................................................................................. 226
Pedal/D Beam................................................................................................................................ 226
Keyboard......................................................................................................................................... 226
Sync/Tempo .................................................................................................................................. 227
Metronome...................................................................................................................................... 228
Sound............................................................................................................................................... 229
MIDI................................................................................................................................................... 230
USB................................................................................................................................................... 231
Scale Tune...................................................................................................................................... 232
Preview............................................................................................................................................. 232
System Ctrl ..................................................................................................................................... 233
Background.................................................................................................................................... 233
Screen Saver ................................................................................................................................. 233
Sampling .......................................................................................................................................... 233
Startup ............................................................................................................................................. 234
システム情報の表示 .................................................................................................................................. 234
各種データに関する機能
工場出荷時の設定に戻す(Factory Reset)..................................................235
ユーティリティーの基本操作.................................................................................................................. 235
ユーザー・データをバックアップする(ユーザー・バックアップ)............................................. 235
バックアップしたユーザー・データを復元する(ユーザー・リストア)..................................... 235
工場出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)...................................................................... 235
Fantom-X エディターを使う ........................................................................236
Fantom-X エディターをコンピューターにインストールする ........................................................ 236
接続のしかた............................................................................................................................................... 236
Fantom-X ライブラリアンを使う .......................................................................................................... 236
Fantom-X エディター動作条件 ..............................................................................................................237
動作条件(Windows)................................................................................................................... 237
動作条件(Mac OS)..................................................................................................................... 237
13
Fantom-X678_r_j.book 14 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
目次
V-LINK について............................................................................................238
V-LINK とは?............................................................................................................................................ 238
接続例........................................................................................................................................................... 238
V-LINK をオン/オフする ....................................................................................................................... 238
V-LINK の設定............................................................................................................................................ 238
パラメーターの働き ...................................................................................................................... 239
映像のリセット ...............................................................................................................................239
ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付ける....................................240
ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付けるときの注意 ................................................... 240
ウェーブ・エクスパンション・ボードの取り付けかた .................................................................... 240
取り付けたウェーブ・エクスパンション・ボードを確認する ....................................................... 241
メモリーを増設する ......................................................................................242
メモリーを増設するときの注意 ............................................................................................................. 242
メモリーを増設する .................................................................................................................................. 242
メモリーを取り外す ...................................................................................................................... 243
メモリーが正しく認識されるか確認する............................................................................................. 243
メモリー・カードの使いかた ........................................................................244
メモリー・カードの取り扱いかた .........................................................................................................244
カードにデータを書き込む...................................................................................................................... 244
PC カード・プロテクターの使いかた .................................................................................................. 244
故障かな?と思ったら...................................................................................245
全体に共通の内容........................................................................................................................... 245
音に関する内容 ...............................................................................................................................245
エフェクトに関する内容 ..............................................................................................................247
データの保存に関する内容 .......................................................................................................... 247
シーケンサーに関する内容 .......................................................................................................... 248
MIDI や外部機器に関する内容 .................................................................................................... 249
サンプリングに関する内容 .......................................................................................................... 250
メモリーカードに関する内容 ...................................................................................................... 250
パラメーター一覧 ..........................................................................................251
パッチ・パラメーター .............................................................................................................................. 251
リズム・セット・パラメーター ............................................................................................................. 255
パフォーマンス・パラメーター ............................................................................................................. 258
リズム・グループ・パラメーター .........................................................................................................261
サンプル・パラメーター ..........................................................................................................................261
システム・パラメーター ..........................................................................................................................262
エフェクト一覧 .............................................................................................266
マルチエフェクト・パラメーター .........................................................................................................266
コーラス・パラメーター ..........................................................................................................................289
リバーブ・パラメーター ..........................................................................................................................290
インプット・エフェクト・パラメーター............................................................................................. 290
エラー・メッセージ一覧 ...............................................................................292
MIDI について................................................................................................293
MIDI コネクターについて............................................................................................................. 293
MIDI チャンネルとマルチティンバー音源について ............................................................... 293
MIDI インプリメンテーション ......................................................................294
主な仕様 ........................................................................................................329
索引 ...............................................................................................................331
14
Fantom-X678_r_j.book 15 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
主な特長
オーディオと MIDI が統合された
最新のサウンド・エンジン
Fantom-S 譲りのサウンド・エンジンにより、シンセサイザーとサンプ
ラーが1つの音源に統合。サンプリングした波形や、PC など外部から
取り込んだ波形も、シンセサイザー波形として使用できます。
また、内蔵音色、サンプリング波形に加えて、ウェーブ・エクスパ
ンション・ボード(SRX シリーズ)も最大 4 枚まで装着でき、豊富
な音色の中から、好みのサウンドを自由に選択することができます。
業界最高水準の最大同時発音数 128 ボイス
余裕の最大同時発音数 128 ボイスで、音楽制作にも演奏にもストレス
を与えません。
充実のインターフェイス群
PC との接続に、USB 端子を装備。
USB-MIDI 対応により、従来の、PC とのデータのやり取りに加え、PC
ツールとの接続も簡単になりました。
オーディオ機器との接続には、アナログ/デジタルの入出力を標準装
備。サンプリングの際も、好みやセッティングに応じてアナログ/デ
ジタルが選択可能です。
さらに、データのバックアップ用として PC カード・スロットを用意。
SmartMedia、Compact Flash 等、メディアの選択肢も拡がり、容量も
最大 1GB まで対応できる(Compact Flash 使用時)ため、より柔軟に
データのやりとりが行えるようになりました。
16 トラック・シーケンサーを内蔵
至上最高クォリティの 88 鍵マルチサンプル・
ピアノ波形を搭載
88 鍵マルチサンプル・ピアノ音色が、プロのサウンド・エンジニアに
よる録音によってついに実現。4 段ベロシティ・スイッチ、ステレオ
にもそれぞれ個別にサンプルをアサインした結果、1 音色あたりのサ
ンプル数は 704 個にものぼります。音質だけでなく、高い臨場感と、
これまでにない「本物」の音を実現しました。
内蔵波形容量は 128MB と、Fantom-S シリーズに比べ倍増しており、
ピアノの他にも、ストリングス、ナイロン・ギター、ドラム、ベース
等、「質」を重視した音色を追加しています。
※ 88 鍵マルチサンプルは、ピアノ波形のみで採用されています。
シンセサイザー史上初の大型カラー LCD を搭載
高分解能 16 トラック・シーケンサーを内蔵しています。 各パート
をノンストップで録音できるループ・レコーディングなど、曲づく
りのイマジネーションを中断させない設計です。データ入力後のト
ラック・エディットも大型カラー LCD でグラフィカルに編集がで
きます。
ダイナミック・パッド・バンクを装備
Fantom-X はベロシティ、アフタータッチ対応のダイナミック・パッ
ド・バンクを装備しています。ヒット音やベース音など、お気に入
りのサウンドをタイミングよく叩きだすトリガー・パッドとしては
もちろん、RPS のシーケンス・フレーズを呼び出したり、あるいは
スキップ・バック・サンプリングしたフレーズのアサインも可能で
す。ループ・フレーズからチョップしたリズム音をアサインして、
シーケンサーにリアルタイム入力、といった使いかたにも最適です。
視認性、操作感を格段に向上させる大型カラー LCD を採用。
見た目の斬新感も含め、ユーザー・インターフェースも新時代に突入
です。
本格的サンプラー
サンプリング/リサンプリング機能はもちろん、波形エディット機能
も含め、専用機に匹敵するサンプラーを搭載。サンプリングしたオー
ディオ・フレーズを、現在のテンポに合わせて小節の長さに自動的に
揃える AUTO SYNC 機能も搭載しています。
サンプリング用メモリは、標準で 32MB を内蔵。拡張用 DIMM を増設
することにより、さらに最大 544MB まで拡張可能です。
マスタリング機能を搭載
78 種類のマルチエフェクト、コーラス、リバーブを独立して搭載。
音楽制作の最終段階に欠かせないマスタリング・エフェクトも搭載
しているため、市販の CD に匹敵するサウンド・クオリティを実現
できます。
V-LINK 機能を搭載
音楽と映像を同期させた、まったく新しい演奏表現を可能にする VLINK を搭載しています。D ビームをはじめ、Fantom-X のリアルタ
イム・コントローラーやダイナミック・パッド・バンクなど、音楽を
演奏するそのままの操作で映像をコントロールすることができます。
スキップ・バック・サンプリング機能搭載
FANTOM-S シリーズで好評のスキップ・ バック・サンプリング機能
を、本シリーズでも搭載。
本体の演奏を常に記録しておくことにより、即興的な演奏もボタン一
つで過去に遡って録音することができます。これまでのように、気に
入ったプレイを逃すことはありません。
Fantom-X エディター/ライブラリアンを同梱
付属の専用エディターやライブラリアン・ソフトウェアを使えば、
パソコンから Fantom-X の音色の、エディットや管理が可能です。
GM/GM2 に対応
ピアノ・モードとライブ・セッティング機能
を搭載
Fantom-X は、 GM/GM2 に対応しています。GM/GM2 に準拠した
ミュージックデータ(GM スコア)であれば、そのデータを
Fantom-X で演奏できます。
ボタン一つでピアノ専用機として機能するピアノモード、ライブの
セッティングを呼び出すライブ・ セッティング機能を搭載。ライブ・
セッティング機能を使うと、ライブの進行をスムーズに促すことがで
きます。
15
Fantom-X678_r_j.book 16 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
各部の名称と働き
フロント・パネル
fig.01-001
1
2
4
9
14
12
10
7
5
15
3
6
8
11
13
1 D BEAM
D BEAM(D ビーム)
D ビーム機能のオン/オフを切り替えます。手をかざすことで、音
にいろいろな効果をかけることができます。→(P.121)
[ASSIGNABLE]
さまざまなパラメーターや機能を割り当てて、音色をリアルタイム
に変化させます。→(P.122)
[PAD TRIGGER]
パッドを叩く代わりに、D ビーム・コントローラーでパッドの発音
をコントロールすることができます。→(P.122)
[SOLO SYNTH]
モノフォニックのシンセサイザーとして機能します。→(P.123)
※[SHIFT]を押しながらそれぞれのボタンを押すと、D ビームの
設定画面になります。
2 EXT SOURCE
[MIX IN]
外部入力のオン/オフを切り替えます。→(P.141)
※[SHIFT]を押しながらこのボタンを押すと、外部入力の設定画
面になります。
[LEVEL]
(レベル)つまみ
外部入力の音量を調整します。
PEAK(ピーク)インジケーター
外部入力の音量が大きすぎると点灯します。
3 VOLUME/V-LINK
VOLUME(ボリューム)つまみ
リア・パネルの OUTPUT A(MIX)ジャックと PHONES ジャック
から出力される全体の音量を調節します。→(P.21)
[V-LINK]
(V- リンク)
V-LINK のオン/オフを切り替えます。→(P.238)
※[SHIFT]を押しながらこのボタンを押すと、V-LINK の設定画
面になります。
4 REALTIME CONTROL
[
]REALTIME CONTROL(REALTIME CONTROL つまみ)
割り当てられたパラメーターや機能に応じて、音色をリアルタイム
に変化させます。→(P.47)
16
[
][
]ASSIGNABLE SW(ASSIGNABLE スイッチ)
さまざまなパラメーターや機能をこれらのボタンに割り当てること
ができます。割り当てられたパラメーターや機能のオン/オフをリ
アルタイムに切り替えて、音色を変化させます。→(P.122)
[RPS]
RPS のオン/オフを切り替えます。→(P.203)
※[SHIFT]を押しながら上記のボタン(つまみ)を押す(回す)
と、それぞれの設定画面になります。
[-OCT]
、[+OCT]
鍵域をオクターブ単位で上げ下げします。
5 ARPEGGIO/RHYTHM
[CHORD MEMORY]
コード・メモリーのオン/オフを切り替えます。→(P.133)
[RHYTHM]
リズムのオン/オフを切り替えます。→(P.135)
[ARPEGGIO]
アルペジオのオン/オフを切り替えます。→(P.128)
※[SHIFT]を押しながらそれぞれのボタンを押すと、コード・メ
モリーやリズム、アルペジオの設定画面になります。
[ARP HOLD]
アルペジオのホールド・オン/オフを切り替えます。
BEAT(ビート・インジケーター)
テンポと拍子に合わせて点滅します。(P.228)
6 SEQUENCER
シーケンサーの再生や録音に関する操作を行います。
[RESET]
ソング・ポジションを先頭へ移動します。再生中に押すと曲の先頭
に戻って停止します。→(P.165)
[BWD]
[FWD]
ソング・ポジションを 1 小節前/後の小節の 1 拍目に移動します。
→(P.165)
[PLAY]
演奏をスタートします。→(P.165)
※ ストップ中に[SHIFT]を押しながら[PLAY]を押すと MIDI
アップデートを行います。)
Fantom-X678_r_j.book 17 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
各部の名称と働き
[STOP]
演奏をストップします。
[CURSOR](カーソル)ボタン
カーソル位置を上下左右に移動します。
[SHIFT]
(JUMP)
[REC]
レコーディング・スタンバイ画面になります。→(P.170)
録音中に押すと、リハーサル機能になります。→(P.174)
7 DISPLAY
ディスプレイ
操作に応じていろいろな情報を表示します。
8
[MENU]
このボタンは他のボタンと組み合わせて、いろいろな機能を実行し
ます。
[ENTER]
値の確定や操作の実行に使います。
[EXIT]
もとの画面に戻ったり、開いているウィンドウを閉じます。画面に
よっては、実行中の機能を中断します。
12 DYNAMIC PAD BANK/SAMPLING
MENU(メニュー)を開きます。現在のモードに応じてメニューの
内容が変わります。
[SAMPLE EDIT]
ファンクション・ボタン([F1]〜[F8]
)
[SAMPLE LIST]
エディット時には、さまざまな機能を実行するボタンとなり、画面
によってその働きが異なります。
[TEMPO]
テンポの設定をします。→(P.128、P.135、P.166)
9
LCD CONTRAST(コントラスト)つまみ
ディスプレイ表示の濃さを調節します。→(P.22)
[WRITE]
変更した内容を本体メモリーまたはメモリー・カードに保存します。
→(P.59, P.86, P.120, P.132, P.134, P.159, P.198, P.225)
[PATCH EDIT]
パッチのエディットをします。
[SONG EDIT]
ソング・データに関する設定とソングのエディットをします。→
(P.164)
[EFFECTS]
エフェクトに関する設定をします。マスタリングに関する設定もこ
こで行います。→(P.206)
サンプルの編集をします。→(P.148)
サンプルのリストを表示します。→(P.146)
[SAMPLING]
サンプリング・メニュー画面を表示します。→(P.142)
[SKIP BACK SAMPLING]
押された時間から一定時間過去の演奏をサンプリングします。→
(P.145)
[PAD SETTING]
パッドに関する設定をします。→(P.160)
[CLIP BOARD]
よく使う画面を登録しておいて、パッドで呼び出すことができます
(ブックマーク機能)。→(P.37)
[SAVE/LOAD]
テンポラリー・エリア(P.29)やサンプル・メモリー(P.32)にあ
るデータを、本体メモリーまたはメモリー・カードに保存/読み込
みます。
[PAD 1 〜 16]
鍵盤と同じように音を鳴らしたりします。
[ROLL]
ロール奏法をオン/オフします。→(P.160)
10
[MIXER]
パフォーマンス・モードのミキサー画面を表示します。→(P.103)
[LAYER/SPLIT]
パフォーマンス・モードのレイヤー/スプリット画面を表示しま
す。→(P.101)
[PATCH/RHYTHM]
[HOLD]
ホールド(パッドを離しても音を鳴らし続ける)をオン/オフしま
す。→(P.160)
13
ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバー
ピッチ(音の高さ)を変化させたり、ビブラートをかけたりします。
パッチ/リズム・モードを表示します。→(P.38)
14
11
VALUE ダイヤル
ウェーブ・エクスパンション・ボード(SRX シリーズ)を取り付け
たり、別売のメモリー(DIMM)を増設したりします。FantomX6/X7 では、底面にあります。→(P.240、P.242)
値を変更します。[SHIFT]を押しながら VALUE ダイヤルを回す
と、値が大きく変わります。
15
[DEC]
、
[INC]
値を変更します。片方のボタンを押しながら、もう一方のボタンを
押すと値が速く変わります。また、[SHIFT]を押しながらこのボ
タンを押すと、値の変化が大きくなります。
[PIANO MODE]
ピアノの音色を鳴らすのに最適なモードに切り替わります。→
(P.54)[SHIFT]を押しながらこのボタンを押すと、Live Setting
Play 画面が開きます。→(P.42、P.99)
17
Fantom-X678_r_j.book 18 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
各部の名称と働き
リア・パネル
fig.01-002
POWER ON(パワー・オン)スイッチ
AUDIO INPUT (オーディオ・インプット)ジャック(L、R)
電源をオン/オフするときに押します。→(P.21)
外部からの音声信号をステレオ(L/R)で入力します。モノで使用
するときは、L 側に接続してください。マイクを接続する時は、L
側に接続してください(P.141)
。
AC インレット
付属の電源コードの差し込み口です。→(P.19)
fig.01-003
OUTPUT A (MIX)(アウトプット A ( ミックス ))ジャック
(L (MONO)、R)
アンプやミキサーに音声信号をステレオで出力します。モノで出力
するときには L 側に接続してください。→(P.20)
CONTROL(コントロール・ペダル)ジャック
エクスプレッション・ペダル(別売:EV-5)を接続するジャックで
す。特定の機能を割り当てることで音色を切り替えたり、音色を変
化させるなどのさまざまなコントロールができます。また、ペダ
ル・スイッチ(別売:DP シリーズなど)を接続して、 音をホール
ドさせることもできます。→(P.25)
fig.01-004
925
※ エクスプレッション・ペダルは、 必ず指定のもの(別売:EV-5)
をお使いください。他社製品を接続すると、 本体の故障の原因に
なる場合があります。
OUTPUT B(アウトプット B)ジャック(L、R)
アンプやミキサーに音声信号をステレオで出力します。
INDIVIDUAL 1 〜 4(インディビジュアル 1 〜 4)ジャック
アンプやミキサーに音声信号をモノで出力します。
※ OUTPUT ジャックとしてステレオで使うか、INDIVIDUAL
ジャックとしてモノで使うかは、Output Assign(アウトプッ
ト・アサイン)の設定で決まります(P.207)
。
PHONES(フォーンズ)ジャック
ヘッドホン(別売)を接続するジャックです。→(P.20)
fig.01-007、008
HOLD (ホールド・ペダル)ジャック
ペダル・スイッチ(別売:DP シリーズなど) を接続して、ホール
ド・ペダルとして使います。→(P.24)
また、ハーフ・ペダル対応に設定することもできますので、エクス
プレッション・ペダル(別売:DP-8 など)を接続すれば、ピアノ
音色を使った演奏での微妙なペダル・ワークによるコントロールが
できます。
PC CARD(PC カード)スロット
メモリー・ カードを差し込むスロットです。→(P.244)
fig.01-003
MIDI コネクター(IN、OUT、THRU)
他の MIDI 機器と MIDI メッセージの送受信をするときに接続する端
子です。
fig.01-005
931
※ 方向や表裏に注意し、確実に奥まで差し込んでください。また無
理な挿入はしないでください。
USB コネクター
DIGITAL IN / OUT(デジタル・イン/アウト)コネクター
(S/P DIF COAXIAL)
コアキシャル・タイプのデジタル・イン/アウト・コネクターで
す。S/P DIF に準拠しています。
デジタル・オーディオ信号(ステレオ)を入出力します。出力され
る信号は、OUTPUT A (MIX) ジャックから出力される信号と同じに
なります。
fig.01-006
※ S/P DIF は、デジタル・インターフェースのフォーマットの 1
つで、民生用のデジタル・ オーディオ機器に使われています。
18
Fantom-X とコンピューターを USB ケーブルで接続する端子です
(P.218)
。
Fantom-X678_r_j.book 19 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
演奏する前に
電源コードを接続する
付属の電源コードを本体につなぎ、電源コンセントに差し込みます。
025
fig.(E)
感電 を防ぐために付属 の電源コードを使用 し、アースを確実に取 り付けてくだ
さい。付 属の電源コードに は、感電と機器の損 傷を防ぐためにア ース用電極端
子を加えた 3 端子のプラグがついています。
• コンセントが接地コンセント(端子穴が 3 個)の場合
そのままコンセントにプラグを挿し込んでください。
• コンセントがアースターミナル付コンセント(端子穴が 2 個)の場合
プラグに 2P-3P 変換器をつけ、アース接続後コンセントに挿し込みます。
※ アース接続は必ず、電源プラグをコンセントに挿し込む前に行なってくだ
さい。
アー ス接続を外す場合 は、必ず電源プラグを コンセントから抜い てから行なっ
てください。
コン セントにアース端 子がない場合は、電気 工事店に接地工事を 依頼してくだ
さい。
なお、接続方法がわからないときは、ローランド・サービスにご相談ください。
fig.connection
Fantom-X6/X7/X8リア・パネル
または
電源コード
(付属)
2P-3P変換器
(付属)
2P-3P変換器
19
Fantom-X678_r_j.book 20 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
演奏する前に
アンプやスピーカーを接続する
Fantom-X は、アンプやスピーカーを内蔵していません。音を出すにはモニター・スピー
カーやステレオ・セットなどのオーディオ機器、またはヘッドホンなどをご用意ください。
1.
2.
接続をする前に、すべての機器の電源がオフになっていることを確認します。
Fantom-X とアンプやスピーカーを図のように接続します。
fig.02-002.j
921
他の機器と接続するときは、
誤動作やスピーカーなどの破
損を防ぐため、必ずすべての
機器の音量を絞った状態で電
源を切ってください。
Fantom-X の性能を最大限に生
かすためにもステレオでの使
用をおすすめしますが、モノ
で使用されるときは、
OUTPUT A (MIX) ジャックの
L (MONO) に接続してくださ
い。
ステレオ・ヘッドホン
ミキサーなど
モニター・スピーカー
(アンプ内蔵)
パワー・アンプ
アンプやスピーカーなどのオーディオ機器を接続するにはオーディオ・ケーブルを使いま
す。ヘッドホンを使う場合は、PHONES ジャックにプラグを差し込みます。
20
ウェーブ・エクスパンション・
ボード(別売)の取り付けか
たについては、「ウェーブ・エ
クスパンション・ボードを取
り付ける」(P.240)をご覧く
ださい。
オーディオ・ケーブルは付属
していません。別途ご用意く
ださい。
OUTPUT A[MIX]端子は、
バランス出力に対応していま
す。Fantom-X のリアパネルに
書かれている HOT, COLD,
GND が、入力するミキサー等
に対応するように、ケーブル
を準備して使用してください。
Fantom-X678_r_j.book 21 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
演奏する前に
スタンドへの設置のしかた(Fantom-X8 をお使いの方へ)
Fantom-X8 をスタンドに設置する際には、当社製のスタンド:KS-17 をご使用ください。
ご使用の際は以下のように設置してください。
fig.02-001.j
スタンドの中心が「a」と「n」の間になるように設置する
一直線上になるように配置
Fantom-X8のゴム足
スタンドのネジ
中央
電源を入れる
941
正しく接続したら(前ページ)、必ず次の手順で電源を投入してください。手順を間違える
と、誤動作をしたりスピーカーなどが破損する恐れがあります。
fig.bender.j
1.
電源を入れる前に、次のことを確認します。
• 周辺機器と正しく接続されていますか?
• Fantom-X および接続しているオーディオ機器の音量が最小になっていますか?
2.
Fantom-X のリア・パネルにある POWER ON スイッチをオンにします。
ピッチ・ベンド・レバー操作
時の誤動作を防ぐため、電源
投入時にはピッチ・ベンド・
レバーに触れないようにして
ください。
fig.02-003
942
※ この機器は回路保護のため、電源をオンしてからしばらくは動作しません。
3.
接続しているオーディオ機器の電源をオンにします。
4.
Fantom-X の鍵盤を弾いて音を出してみましょう。Fantom-X と接続しているオーディオ機器
のボリュームを少しずつ上げて適当な音量に調節します。
音量を上げすぎないように注
意してください。大きな音量
は周囲の迷惑となるばかりで
なく、アンプやスピーカーの
破損や聴力障害の原因になる
ことがあります。
fig.02-004
21
Fantom-X678_r_j.book 22 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
演奏する前に
ディスプレイ表示の濃さを調節する(LCD コントラスト)
電源を入れた直後や長時間使用した後、または設置条件などによって、ディスプレイの文字
が見づらくなることがあります。このようなときは、フロント・パネルにある CONTRAST
つまみを回して表示の濃さを調節してください。
fig.02-005
電源を切るときは
1.
電源を切る前に次のことを確認します。
• Fantom-X および接続しているオーディオ機器の音量が最小になっていますか?
• 作った音色データ等は保存しましたか?
22
2.
接続しているオーディオ機器の電源をオフにします。
3.
Fantom-X の POWER ON スイッチをオフにします。
Fantom-X678_r_j.book 23 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
デモ・ソングを聴く
Fantom-X にはデモ・ソングが内蔵されています。このデモ・ソングを再生することをデ
モ・プレイと呼びます。まずは、デモ・プレイで Fantom-X の優れた音色やエフェクトをお
楽しみください。
Fantom-X 起動時に読み込まれているデモ曲を聴く
工場出荷時の状態では、Fantom-X の電源を入れた後[PLAY]ボタンを押すと、デモ・ソ
ングを 1 曲再生することができます。
曲名:Still Solace
Copyright© Roland Corporation
この曲は、アコースティック・ピアノとアコースティック・ギターを使った演奏です。どち
らの音色も、ソロ演奏としてはもちろん、伴奏用としても最適です。
この曲は、Song Edit 画面で
演奏内容を確認することがで
きます。
981a
fig.02-005a
これらのデモ・ソングやその
フレーズの一部または全部を
個人で楽しむ以外に権利者の
許諾なく使用することは、法
律で禁じられています。
その他のデモ曲を聴く
その他の曲を聞く場合は、以下の手順で再生してください。
これらの曲の曲名と著作権情報については、Fantom-X のディスプレイをご確認ください。
1. [MENU]を押します。
プルダウン・メニューが表示されます。
fig.02-006
2.
を押して「Demo Play」を選び、続けて[ENTER]を押します。
fig.02-007
3, 4
2, 5
3. [F1(SONG1)
]〜[F7( SONG7)
]を押してデモ・プレイを始めます。
デモ・ソングが最後まで再生されると自動的に止まります。
[F8(All Songs)]を押すと、1 曲目から順に演奏されます。
4. [F8(Exit)]を押すと、Demo Menu 画面に戻ります。
5. [EXIT]を押して、もとの画面に戻します。
※ 手順 1 〜 5 で演奏する場合は、演奏データは MIDI OUT コネクターからは出力されません。
デモ・プレイを行うと、編集
中のパッチ(P.27)やパ
フォーマンス(P.27)は失わ
982
れます。
23
Fantom-X678_r_j.book 24 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
さまざまな演奏機能
ベロシティー/アフタータッチ
鍵盤を弾く強さ(ベロシティー)によって音量や音の鳴りかたが変化します。また鍵盤を弾
いた後、さらに鍵盤を強く押す(アフタータッチ)と音の鳴りかたが変化します。
詳細な設定については、
P.226 をご覧ください。
fig.02-008
アフタータッチには、キー毎
にアフタータッチをかけるポ
リフォニック・アフタータッ
チと、MIDI チャンネル毎にか
けるチャンネル・アフター
タッチの 2 種類があります
(P.193)
。
Fantom-X では、パッドを
使ってポリフォニック・アフ
タータッチを、鍵盤を使って
チャンネル・アフタータッチ
を、MIDI 情報として出力する
ことができます。
ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバー
鍵盤を弾きながらレバーを左に倒すとピッチが下がり、右に倒すとピッチが上がります。こ
れをピッチ・ベンド効果といいます。また、レバーを向こう側に倒すとビブラートがかかり
ます。これをモジュレーション効果といいます。
レバーを左または右に倒しながら向こう側に倒したときは、両方の効果が同時に得られま
す。
ピッチ・ベンドの変化幅は、
パッチ毎に設定できます
(P.67)。
fig.02-009.j
ピッチ・ベンド効果
モジュレーション効果
オクターブ・シフト(Oct)
鍵盤の音域を 1 オクターブ単位(最大± 3 オクターブ)で移動することができます(オク
ターブ・シフト)。
ディスプレイ左側の KEY EFFECT[-OCT]または[+OCT]を押して操作します。
もとに戻すには、両方のボタンを同時に押します。
ホールド・ペダル
ペダル・スイッチ(別売:DP シリーズ)をリア・パネルの PEDAL HOLD ジャックに接続
すると、ペダルを踏んでいる間は鍵盤から手を離しても音を持続させること(ホールド)が
できます。
fig.02-010
24
詳細な設定については、
P.226 をご覧ください。
Fantom-X678_r_j.book 25 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
さまざまな演奏機能
コントロール・ペダル
エクスプレッション・ペダルやペダルスイッチ(別売:EV-5、DP-2)をリア・ パネルの
PEDAL CONTROL ジャックに接続すると、ペダルを使って音量や音色を変化させたり、さ
まざまな機能のコントロールをすることができます。
fig.02-011
設定によって音色の変化のし
かたが異なります。ペダルを
使って変化させるパラメー
ターを設定する場合には、「ペ
ダルを使って音色を変化させ
る」(P.126)をご覧くださ
い。
d
Rolan
エクスプレッション・ペダル
やペダル・スイッチは、必ず
指定のもの(別売:EV-5、
DP-2)をお使いください。他
社製品を接続すると、本体の
故障の原因になる場合があり
ます。
トランスポーズ(Trans)
鍵盤の音域を半音単位で移動することができます(トランスポーズ)。
[CURSOR]を押して画面の「Trans」のところにカーソルを移動し、 VALUE ダイヤルを回
すか、[INC]または[DEC]を押して設定します。
詳しくは、「鍵域を半音単位で
移動する (トランスポーズ)」
(P.46)をご覧ください。
fig.02-012
25
Fantom-X678_r_j.book 26 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
Fantom-X の概要
Fantom-X の構成
いろいろな音の単位
Fantom-X を使う場合、 いくつかの音の単位があります。ここでは、
それぞれの音の単位について簡単に説明します。
基本構成
Fantom-X は大きく分けて、コントローラー部、音源部、シーケン
サー部、サンプラー部で構成されています。
トーン
fig.04-001.j
トーンは音の最小単位です。ただし、トーンのみで演奏することは
できません。演奏できる音の単位はパッチですが、トーンはその
パッチを形成する音の素材といえるものです。
オーディオ・インプット
サンプリング
fig.04-002.j
トーン
サンプラー部
LFO 1
再生
シーケンサー部
LFO 2
音源部
リサンプリング
録音
演奏
WG
TVF
TVA
Pitch
Envelope
TVF
Envelope
TVA
Envelope
コントローラー部
(鍵盤やパッド、ピッチ・ベンド・レバーなどのコントローラー)
コントローラー部
鍵盤、パッド、ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバー、パネ
ル上のつまみやボタン、D ビーム・コントローラー、およびリア・
パネルに接続したペダルなどが含まれます。キーやパッドを押す/
離す、ホールド・ペダルを踏むなどの演奏情報を MIDI メッセージ
に変換して、音源部やシーケンサー部、または外部 MIDI 機器に送
信します。
音源部
音を発生させる部分です。コントローラー部やシーケンサー部、ま
たは外部 MIDI 機器からの MIDI メッセージを受信し、受信した
MIDI メッセージを楽音信号に変換して、アウトプット・ジャックや
ヘッドホン・ジャックから出力します。
音の信号
コントロール信号
トーンは以下の 5 つの要素で構成されています。
WG(ウェーブ・ジェネレーター)
音の元になる PCM 波形(ウェーブ)を選び、音の高さ(ピッチ)
の変化を設定します。
Fantom-X には、 1,480 種類の波形が内蔵されています。Fantom-X
に内蔵されているすべてのパッチは、これらの波形を元にトーンを
作り、それらを組み合わせることでできています。
リズム・トーン(打楽器音)にはウェーブ・ジェネレーターが
4 つあります。
シーケンサー部
TVF(タイム・バリアント・フィルター)
鍵盤コントローラー部の操作を MIDI メッセージとして記録したり、
記録した MIDI メッセージを音源部に送信したりする部分です。ま
た、シーケンサーに記録した MIDI メッセージを MIDI OUT 端子か
ら送信することで、外部 MIDI 機器のコントロールもできます。
音の周波数成分の変化を設定します。
サンプラー部
サンプラーは、オーディオ・インプットやデジタル・インプットに
接続した CD プレーヤーやマイクからの音、ウェーブ・ファイルを
サンプルとして取り込む装置です。
サンプリングしたサンプルは音源部の波形(ウェーブフォーム)と
同様に扱うことができます。また、内部音源の音をサンプリングす
ることもできます(P.141)
。
Fantom-X では、USB 通信で、WAV/AIFF 形式のウェーブ・ファ
イルをサンプルとして取り込むことができます。取り込んだサンプ
ルはパッチやリズム・セットで使うことができます。
26
TVA(タイム・バリアント・アンプリファイアー)
音量の変化とパンを設定します。
Envelope(エンベロープ)
エンベロープは時間の経過に伴う変化を設定します。Pitch( ピッ
チ)、TVF(フィルター)
、TVA(音量) のそれぞれに専用のエンベ
ロープが設定できます。例えば、音の立ち上がりや減衰する時間を
変えたいときは、TVA Envelope で音量変化を設定します。
Fantom-X678_r_j.book 27 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
Fantom-X の概要
LFO(ロー・フリケンシー・オシレーター)
LFO は周期的な変化(ゆらぎ)を設定します。LFO は 2 つあり、
WG(ピッチ)、TVF(フィルター)
、TVA(音量)のうち一つにそ
れぞれに効果が付けられます。WG のピッチに LFO の変化を加え
るとビブラートの効果、TVF のカットオフ周波数だとワウ効果、
TVA の音量だとトレモロの効果が付けられます。
リズム・トーン(打楽器音)には LFO はありません。
打楽器音は以下の 4 つの要素で構成されています。
(解説は「トー
ン」の項目をお読みください。)
WG(ウェーブ・ジェネレーター): 1 〜 4
TVF(タイム・バリアント・フィルター)
TVA(タイム・バリアント・アンプリファイアー)
Envelope(エンベロープ)
パッチ
パッチは、演奏時に扱う音の単位です。1 つのパッチは 4 つまでの
トーンを組み合わせて音作りができます。4 つのトーンをどのよう
に組み合わせるかは、Structure 1&2, 3&4 パラメーターで設定し
ます(P.63)
。
fig.04-003.j
パフォーマンス
パフォーマンスは 16 のパートにパッチやリズム・セットのいずれ
かを割り当てたもので、16 個の音色を同時に扱えます。
Fantom-X では、 レイヤー画面とミキサー画面の 2 つの画面があり
ます(P.101, P.103)
。
パッチ
レイヤー画面は、複数のパッチを重ねて鳴らしたり(レイヤー)、
鍵域を分割して別々のパッチで鳴らす(スプリット)場合に適した
画面です。
トーン 4
トーン 3
トーン 2
トーン 1
LFO 1
LFO 2
ミキサー画面は、16 個のパートのレベルやパンの設定などのミキ
シング作業をする場合に適した画面です。
このように、1 台で複数の音色を別々にコントロールできる音源の
ことをマルチティンバー音源といいます。
fig.04-005.j
パフォーマンス
WG
TVF
TVA
Pitch
Envelope
TVF
Envelope
TVA
Envelope
リズム・セット
・レイヤー/スプリット
・ミキサー
パート16
パート1
リズム・セットは、複数の打楽器音を集めたグループのことです。
打楽器音の場合、一般にメロディーを演奏することはないので、鍵
盤を使って音階が演奏できなくてもかまいません。また、できるだ
け多くの打楽器音を一度に使えることが大切です。これらのことか
ら、リズム・セットでは押さえる鍵盤(ノート・ナンバー)によっ
て異なった打楽器音が鳴るようになっています。
パッチ/
リズム・セット
パート
fig.04-004.j
リズム・セット
ノート・ナンバー 98 (D7)
ノート・ナンバー 97 (C#7)
ノート・ナンバー 36 (C2)
パートとは、Fantom-X を使うときの、パッチやリズム・セットを
割り当てるところです。パッチ・モードではパッド・パートとキー
ボード・パートの 2 つのパートがあり、それぞれにパッチやリズ
ム・セットを割り当てられます。パフォーマンス・モードでは、1
つのパフォーマンスは 16 個のパートを持っており、それぞれに
パッチやリズム・セットを割り当てられます。
ノート・ナンバー 35 (B1)
リズム・トーン(打楽器音)
WG (1-4)
TVF
TVA
Pitch
Envelope
TVF
Envelope
TVA
Envelope
27
Fantom-X678_r_j.book 28 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
Fantom-X の概要
発音数について
Fantom-X の最大同時発音数は 128 音です。ここでは、発音数の数
えかたと、128 音を越えたときの動作や設定について説明します。
発音数の数えかた
Fantom-X は、最大で 128 音まで同時に発音できます。発音できる
音数は実際に鳴らしている音数だけでなく、パッチに使われている
トーンの数と、トーンに使われているウェーブの数によって変わり
ます。1 つのパッチを鳴らしているときの音数は以下のように数え
ます。
(鳴っているパッチの数)×(音が鳴っているパッチに使われてい
るトーン数)×(トーンに使われているウェーブの数)
例えば、それぞれ 2 つのウェーブを使っている 4 つのトーンを組み
合わせたパッチでは、合計 8 音が一度に使われている計算になりま
す。また、パフォーマンス・モードで演奏するときは、パートごと
に音数を数え、各パートの音数を合計します。
※ リアルタイム・タイムストレッチを使用した場合は、倍の発音
数を使用します。
メモリーについて
パッチやパフォーマンスなどの設定を記憶する場所をメモリーと呼
びます。メモリーを機能別に整理すると、「一時的なメモリー」、
「書き替えができるメモリー」、「書き替えができないメモリー」の 3
つに分けられます。
fig.04-006.j
Fantom-X
プリセット E (PR-H)
プリセット E (PR-G)
プリセット D (PR-D)
パッチ・プライオリティーでは、「LAST」または「LOUDEST」の
選択ができます。「LAST」を選んでいるときに 128 音を越えた場
合、現在鳴っている音の中で先に鳴らした音から順に消していきま
す。「LOUDEST」では、 現在鳴っている音の中で音量が小さい音か
ら順に消していきます。通常は「LAST」を選びます。
ユーザー (USER)
プリセット C (PR-C)
プリセット B (PR-B)
パッチ
256
プリセット A (PR-A)
パッチ
128
GM (GM2)
リズム・セット
32 ※1
パッチ
256
パフォーマンス
64 ※1
リズム・セット
9
選
択
パッチの発音
Fantom-X で 128 音以上の音を鳴らそうとした場合、現在鳴ってい
る音の中で優先度の低い音から順に消していきます。この優先のし
かたはパッチ・プライオリティーで設定します(P.61)
。
パフォーマンス・モードでは複数のパッチを使ってアンサンブル演
奏をすることが多いので、どのパートの音を優先させるかが重要に
なります。優先のしかたは、ボイス・リザーブで決まります
(P.111)
。なお、パッチの音が消えるときはパッチ・プライオリ
ティーの設定(P.61)にしたがいます。
ボイス・リザーブ
Fantom-X には、パートごとに最低限必要な音数を確保できるよう
にボイス・リザーブの設定があります。例えば、パート 16 のボイ
ス・リザーブを「10」に設定した場合、128 音を越えたときでも
パート 16 の音数は 10 音まで確保されます。このように、実際に
鳴らしたい音数と使用するパッチのトーン数を考慮の上、各パート
のボイス・リザーブを設定してください(P.111)
。
ボイス・リザーブは、各パートの設定値の合計が 64 音になる
まで設定できます。
28
リズム・セット
32
パフォーマンス
64
選 ※2
択
選
択
保
存
テンポラリー・エリア
選
択
選
択
保
存
EXP Dスロット
EXP Cスロット
EXP Bスロット
EXP Aスロット
パッチ
パフォーマンス・モードでの発音
システム
プリセット D (PR-F)
プリセット E (PR-E)
リズム・セット
ウェーブ・
エクスパンション・ボード
パッチ
256
リズム・セット
32
パフォーマンス
64
メモリー・カード
※1 PR-A(PRST)のみ
※2 選択したパッチ/リズム・セットは変更できない
Fantom-X678_r_j.book 29 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
Fantom-X の概要
一時的なメモリー
内蔵エフェクトについて
テンポラリー・エリア
エフェクトの種類
ここには、パネル上のボタンなどで選んだパッチまたはパフォーマ
ンスのデータが記憶されます。
鍵盤やパッドで演奏したり、シーケンサーで演奏データを再生した
りするときは、テンポラリー・エリアの設定にしたがって音が鳴り
ます。また、パッチまたはパフォーマンスを変更するときも、その
メモリーのデータを直接変更することはなく、いったんテンポラ
リー・エリアに呼び出してから変更することになります。
テンポラリー・エリアの設定は一時的なもので、電源を切ったり、
他の設定を呼び出したりすると失われます。テンポラリー・エリア
の設定を残しておきたいときは、設定の書き替えができるメモリー
に保存します。
書き替えができるメモリー
Fantom-X には以下のエフェクトが内蔵されており、 それぞれ独立
した設定ができます。
マルチエフェクト
音そのものを変化させて、全く違う種類の音に変える汎用マルチエ
フェクトです。78 種類のタイプを持ち、その中から目的に合った
ものを選んで使います。ディストーション、フランジャーなどの単
一のエフェクトで構成されたもの以外に、さまざまなタイプが用意
されています。また、マルチエフェクトのタイプの中にもコーラ
ス、リバーブがありますが、以下のコーラスやリバーブとは別系統
で扱います。マルチエフェクトは、パフォーマンス・モードでは、
同時に 3 種類使うことができ、それぞれ MFX1、MFX2、MFX3 と
呼びます。パッチ・モードでは、キーボード・パートで MFX1、
パッド・パートで MFX2 を使うことができます。
システム・メモリー
システム・メモリーには、Fantom-X の動作環境を決めるシステ
ム・パラメーターの設定を記憶しています。
コーラス
コーラスは音に厚みや広がりを与えるエフェクトです。コーラスと
して使うか、ディレイとして使うかを選べます。
ユーザー・メモリー
ユーザー・メモリーは本体内部に、パッチ、パフォーマンス、サンプ
ル、演奏データ等のデータを記憶させるメモリーです。
メモリー・カード
メモリー・カードにもユーザー・メモリーと同様にパッチ、パ
フォーマンス、サンプル、演奏データ等を記憶することができま
す。
書き替えができないメモリー
リバーブ
リバーブはホールで音を鳴らしているような響きを与えるエフェク
トです。5 種類のタイプを持ち、その中から目的のものを選んで使
います。
マスタリング・エフェクト
Fantom-X の最終出力にかけるステレオ・ コンプレッサー(リミッ
ター)です。高域/中域/低域ごとに独立して、指定した音量レベ
ルよりも大きな音を圧縮し、音量のばらつきを抑えます。
プリセット・メモリー
プリセット・メモリーのデータは書き替えができません。ただし、
テンポラリー・エリアに呼び出した設定は変更できますので(GM2
のデータを除く)、書き替えができるメモリーにその設定を記憶し
ておくことができます。
ウェーブ・エクスパンション・ボード
(別売:SRX シリーズ)
Fantom-X には 4 枚までのウェーブ・ エクスパンション・ボード
(別売:SRX シリーズ)が取り付けられます。ウェーブ・エクスパ
ンション・ボードにはウェーブ・データが記憶されています。ま
た、ウェーブ・エクスパンション・ボードのウェーブ・データを
使ったパッチとリズム・セットも記憶されており、直接テンポラ
リー・エリアに呼び出して使うことができます。
29
Fantom-X678_r_j.book 30 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
Fantom-X の概要
各モードでのエフェクトの扱い
パッチ・モードの場合
マルチエフェクトはパッチ/リズム・セットごとに、コーラス、リ
バーブはパッチ/リズム・セット共通で 1 台使用でき、各トーンに
同じ効果がかけられます。それぞれのエフェクトに送る信号のレベ
ルを変えることで、トーンごとのエフェクトのかかり具合を変える
ことができます。
fig.04-007
Keyboard part
シーケンサーについて
シーケンサーは、鍵盤での演奏や各種コントローラーの操作を MIDI
メッセージとして記録するものです。また、シーケンサーを再生す
るということは、記録されている MIDI メッセージを音源に送って
音を鳴らすということです。つまり、演奏者に代わってシーケン
サーが楽器を演奏してくれるというわけです。
演奏を記録するという意味ではテープレコーダーと同じです。しか
し、テープレコーダーのように音そのものを記録しないので、「音
質の劣化がない」、「テンポを変えても音の高さ(ピッチ)が変わら
ない」、「細かな修正が自由にできる」といった特長を持っていま
す。
Patch
TONE
Multi-Effects
ソングとは
1 曲分の演奏データをソングと呼びます。フレーズ・トラック 1 〜
16、テンポ・トラック、ビート・トラック、パターンに記録された
演奏データをひとまとめにしたものです。
fig.04-009.j
Pad part
Rhythm Set
ソング
A0
C8
RHYTHM
TONE
Multi-Effects
+
Chorus
+
フレーズ・トラック 16
Reverb
フレーズ・トラック 2
パターン
パターン
1
フレーズ・トラック 1
※ 2 つのパートとも、パッチ、リズム・セットのいずれかを割り
当てられます。
テンポ・トラック
パターン
100
パフォーマンス・モードの場合
パフォーマンスごとにマルチエフェクト、コーラス、リバーブを設
定することができます。また各パートのエフェクトのかかり具合を
変えることができます。
パフォーマンス・モードでエフェクトをかける場合、パートに割り当
てているパッチ/リズム・セットのエフェクト設定は無効になり、パ
フォーマンスのエフェクト設定が有効になります。そのため、同じ
パッチ/リズム・セットでも、パッチ・モードで演奏するときとパ
フォーマンス・モードで演奏するときでは効果が変わります。ただし、
設定によっては、あるパートに割り当てているパッチ/リズム・セッ
トのエフェクト設定をパフォーマンス全体で使うことができます。
トラックとは
演奏データを記録する部分をトラックといいます。
フレーズ・トラック 1 〜 16
fig.04-008.j
Performance
Part 1
Patch
Part16
TONE
Multi-Effects
Chorus
Reverb
30
ビート・トラック
フレーズ・トラックは演奏を記録するトラックで、16 個あります。
各フレーズ・トラックには 16 の MIDI チャンネルの演奏データが記
録できます。つまり、最大で 16 トラック× 16MIDI チャンネルの
演奏データを記録することができます。あらかじめ、フレーズ・ト
ラック 1 にメロディー、フレーズ・トラック 2 にベース、 フレー
ズ・トラック 10 にドラム、残りのフレーズ・トラックには伴奏な
どを記録するように決めておくと便利です。
Fantom-X678_r_j.book 31 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
Fantom-X の概要
テンポ・トラック
ソングを記録する場所
テンポ・トラックには、ソングのテンポの時間的な変化を記録しま
す。ソングの途中でテンポを変化させたいときに使います。ソング
の最初から最後まで一定のテンポの場合、テンポ・トラックの存在
を特に気にする必要はありません。
テンポラリー・エリア
Fantom-X でソングを録音する場合、録音時に設定したテンポがそ
のままテンポ・トラックの先頭に記録されます。したがって、ソン
グを再生するときは常に録音時のテンポで再生できます。
シーケンサーには、一時的にソングを記録しておくためのテンポラ
リー・エリアと呼ばれる場所があります。ここには 1 曲分のソング
が記録できます。これをテンポラリー・ソングと呼びます。
このように、ソングはテンポ・トラックの設定にしたがって再生さ
れますが、再生時にテンポを変えたときは、その割合に応じてソン
グ全体のテンポが変わります。
テンポラリー・エリアに記録されているソング(テンポラリー・ソ
ング)は、電源を切ると失われます。テンポラリー・ソングを残し
ておきたいときは、Fantom-X のユーザー・メモリーまたはメモ
リー・カードに保存します。
ビート・トラック
ビート・トラックにはソングの各小節の拍子が記録されます。新し
くソングを録音するときや、ソングの途中で拍子を変えるときに設
定します。
パターン
パターンは、フレーズ・トラックとは別に演奏が記録できるところ
です。100 個までのパターンを作ることができ、それぞれのパター
ンはフレーズ・トラックと同様に 16 個の MIDI チャンネルの演奏を
記録できます。
パターンはフレーズ・トラックに割り当てることができるので、ド
ラムやベースのように同じようなフレーズが繰り返される場合は、
フレーズごとに演奏をパターンに録音し、後から Step Recording
ウィンドウでパターンを割り当てていくと便利です(P.176)
。この
場合、フレーズ・トラックにはどのパターンを再生させるかを指示
するためのパターン・コール・ナンバーが記録されるだけなので、
メモリーの節約にもなります。
また、パターンは鍵盤を押すだけですぐに再生できる RPS 機能
(P.203)に対応していますので、ライブで活用したいときは、あら
かじめパターンに必要な演奏データを記録しておきます。
その他、思いついたフレーズをメモ代わりに記録しておくのもよい
でしょう。
ソングと音源の状態
Fantom-X のシーケンサーは、音源部のモード( パッチ/パフォー
マンス)に関係なく、いつでも使うことができます。
メモリー・カード/ユーザー・メモリー
テンポラリー・エリアに記録されている録音や編集したソングを残
しておきたいときは、ソング・ファイルとしてメモリー・カードま
たはユーザー・メモリーに保存します。どちらにも、最大で 256 個
までのソングを保存することができます。
また、メモリー・カード、ユーザー・メモリーには以下のような 2
種類のファイルを保存することができます。( )内に書かれている
記号はファイルの種類を区別するためのもので拡張子と呼びます。
ソング・ファイル(.SVQ)
Fantom-X で作ったソングのファイルで、MRC Pro ソングと呼びま
す。
スタンダード MIDI ファイル(.MID)
スタンダード MIDI ファイルは、いろいろな音楽アプリケーション
の間で演奏データのやり取りができるように考えられた標準のファ
イル形式のことです。Fantom-X で作ったソングはスタンダード
MIDI ファイルとして保存することもできます。また、市販されてい
る GM/GM2 システムに対応したミュージックデータ(GM スコア)
も再生できます。
fig.04-010.j
一時的なメモリー
ユーザー・メモリー
ソング・ファイル
テンポラリー・エリア
スタンダードMIDIファイル
パフォーマンス・モードでは、16 個までの音色を使ってパートご
とに別々の演奏ができます。したがって、ドラムやベース、ピアノ
など複数の楽器を使ったアンサンブル演奏のソングを録音したり再
生したりするのに適しています。
Fantom-X
パッチ・モードでは、キーボード・パートとパッド・パートに割り
当てた音色を使って演奏ができます。
メモリー・カード
ソング・ファイル
スタンダードMIDIファイル
31
Fantom-X678_r_j.book 32 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
Fantom-X の概要
サンプリング部について
サンプリング部では、オーディオ機器やマイクなど、外部からの入
力音をデジタル信号としてサンプリング(レコーディング)しま
す。サンプリングした音はパッチやリズム・セットとして鳴らすこ
とができます。また、WAV/AIFF 形式のファイルも、インポートし
て同じように扱うことができます。
サンプルを記憶する場所
サンプリングしたサンプルやインポートしたサンプルは、本体のサ
ンプル・メモリーに記録されます。このサンプル・メモリーは一時
的なもので電源を切るとデータが失われてしまいます。サンプルを
残しておきたい時は、ユーザー・メモリーまたはメモリー・カード
に保存しておきます。
※ プリセット・メモリーへ保存することはできません。
fig.04-013.j
サンプル
サンプルとは、Fantom-X でサンプリングして得られる波形
(ウェーブ)を指します。サンプルは実際の波形データとスタート・
ポイント、ループ・スタート、ループ・エンドなどのパラメーター
で構成されています。Fantom-X では、 最大 9000 個(ユーザー:
2000 個、カード:7000 個)のサンプルを持つことができます。
fig.04-011.j
サンプル・メモリー
サンプラー部
ライト
サンプル
サンプル・リスト
サンプリング
自動追加
ド
ー
ロ
ライト
プリセット・バンク
ユーザー・バンク
カード・バンク
プリセット・メモリー
ラ
イ
ト
ロード
ライト
ユーザー・メモリー
ト
イ
ラ
0001 User Sample
0002
ドラム音
ウェーブ
(サンプル)
2000
ロード/ライト
Fantom-X
マルチサンプル
複数のサンプルを鍵盤で発音させるように割り振ったものをマルチ
サンプルと呼びます。マルチサンプルは最大 128 にスプリット(分
割)されています。1 つのスプリットにはサンプルそのものがある
わけではなく、サンプル・リストにあるサンプルのナンバーが記さ
れています。
fig.04-012.j
マルチサンプル
マルチサンプル
マルチサンプル
No.128
No.001
サンプル サンプル サンプル
No.001 No.002 No.003
サンプル・リストのナンバー
32
* マルチサンプルは最大
128に分割されている
サンプル サンプル
No.127 No.128
メモリー・カード
サンプリング
Fantom-X678_r_j.book 33 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
Fantom-X の概要
< Layer 画面の選び方>
Fantom-X の基本操作
1. [LAYER/SPLIT]を押します。
fig.04-015̲50
音源のモードを切り替える
Fantom-X にはパッチ・モード、パフォーマンス・ モードの 2 つの
音源モードがあり、演奏のしかたに応じて音源のモード(状態)を
切り替えます。
パッチ・モード
鍵盤やパッドでそれぞれ単一の音色(パッチ/リズム・セット)を
使って演奏するためのモードです。
鍵盤とパッドは、それぞれ音源、パートが用意されていて、単一の
MIDI チャンネルで接続されています。
<パッチ・モードの選び方>
< Mixer 画面の選び方>
1. [MIXER]を押します。
fig.04-016̲50
1. [PATCH/RHYTHM]を押します。
fig.04-014̲50
パフォーマンス・モード
複数の音色(パッチ/リズム・セット)を使って演奏や録音するた
めのモードです。
Layer/Split 画面
複数の音色(パッチ/リズム・セット)を組み合わせて演奏するの
に適した画面です。パッチを重ねて鳴らしたり(レイヤー)、鍵盤
を 2 つの音域に分けて別々のパッチを鳴らす(スプリット)といっ
た演奏ができます。
Mixer 画面
16 のパートのレベルやパンなどミキシングの作業をする場合に適
した画面です。
Layer 画面と Mixer 画面は、同じパフォーマンスを別の見方で
使えるよう備えられています。例えば、Split の設定をするには
Layer/Split 画面が便利で、各パートのパッチの音量バランス
やエフェクトを設定するには、MIxer 画面が便利です。
33
Fantom-X678_r_j.book 34 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
Fantom-X の概要
ファンクション・ボタンの働き
カーソルを移動する
ディスプレイの下に並んだ[F1]〜[F8]の 8 つのボタン(ファ
ンクション・ボタン)は、さまざまな機能を実行するためのボタン
となり、画面によってその働きが異なります。画面の下部には機能
が表示されます。
fig.04-017
1 つの画面やウィンドウには複数の設定項目(パラメーター)や選
択項目が表示されています。パラメーターの設定を変更する場合
は、その対象となるパラメーターの値にカーソルを移動します。項
目を選択する場合は、その対象となる項目にカーソルを移動しま
す。カーソルで選択されたパラメーターの値や選択項目は反転表示
します。
fig.04-019.j
カーソル
カーソルを移動するには
、
、 、 (カーソル・ボタン)を
押します。
fig.04-020
ウィンドウ
通常の画面の上に、一時的に表示されるやや小さな画面をウィ
ンドウと呼びます。ウィンドウには、一覧を表示するもの、い
ろいろな設定をするもの、操作の確認をするものなどがあり、
場面に応じてさまざまなウィンドウが表示されます。
fig.04-018.j
:カーソルを上に移動します。
:カーソルを下に移動します。
:カーソルを左に移動します。
:カーソルを右に移動します。
あるカーソル・ボタンを押しながら反対方向のカーソル・ボタ
ンを押すと、先に押したカーソル・ボタンの向きのカーソル移
動が速くなります。
ウィンドウ
ウィンドウを閉じるには[EXIT]を押します。また、操作を行
うと自動的に閉じるものもあります。
34
カーソル表示されているとき[ENTER]を押すと、選べるパ
ラメーターがリストで表示されるところがあります。設定値を
一覧するのに便利です。また、リスト表示されているとき、
パッドでも入力することができます。(P.35)
Fantom-X678_r_j.book 35 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
Fantom-X の概要
パッドによる入力
値を変更する
値を変更するには、VALUE ダイヤル、
[INC]、[DEC]のいずれか
を使います。
fig.04-021
カーソルが入力位置にあるとき、[ENTER]を押すとパラメーター
値をリスト表示できるところがあります。このリスト表示の中で、
ディスプレイに以下のようなアイコンが表示されているときは、
パッドで入力/指定できます。
数字を入力するところ
fig.04-099a.j
Fantom-X の各画面では、反転表示されている部分にはカーソ
ルを移動して設定値を変更することができます。
VALUE ダイヤル
PAD 1-9: 数字の 1-9 を入力します。
VALUE ダイヤルを右に回すと値が大きくなり、左に回すと小さく
なります。[SHIFT]を押しながら VALUE ダイヤルを回すと値が大
きく変化します。
PAD 10: 数字の 0 を入力します。
パラメーターの値にカーソルがあるときに[ENTER]を押す
と、値を設定するウィンドウが表示されます。 または
を押して値を選び[ENTER]を押すと簡単に値を選ぶこと
ができます。
BS: 入力した数字を取り消します。
DEL: 入力した数字の下一桁を取り消します。「15」と入力して DEL
を押すと「1」になります。
直接入力するところ
fig.04-099b
[INC]
、[DEC]
値を大きくするときは[INC]を押し、小さくするときは[DEC]
を押します。連続して大きく(または小さく)するときはボタンを
押し続けます。値を速く大きくしたいときは、[INC]を押しながら
[DEC]を押します。逆に、[DEC]を押しながら[INC]を押すと
値が速く小さくなります。
また、[SHIFT]を押しながら[INC]または[DEC]を押すと、値
の変化が大きくなります。
パッドを押すことで、直接入力できます。リストの上から順に、
パッドの 1 〜 16 が対応します。
35
Fantom-X678_r_j.book 36 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
Fantom-X の概要
パッドで文字を指定する
名前を付ける
Fantom-X では、パッチ、リズム・セット、 パフォーマンス、ソン
グ、パターン、サンプルなどに名前を付けることができます。どの
名前を付けるときも操作は同じです。
1. [CURSOR]を押して文字を入力したい位置にカーソルを移動
します。
fig.04-022a
各パッドに書かれているアルファベットと数字と記号は、パッドを
押すごとに順番に切り替わります。例えば、パッド 1 を押したとき
は、1 → A → B → C → 1 → A... と切り替わります。
• CAPS LOCK を押すたびに、入力されるアルファベットが大文
字か小文字かが切り替わります。
• SPACE を押すと、カーソル位置の文字が空白に置き替わりま
す。
• INS を押すと、カーソル位置に空白が挿入されます。
• DEL を押すと、カーソル位置の文字が削除されます。
• BS を押すと、カーソル位置の左の文字が削除されます。
fig.04-022
2.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して入
力する文字を指定します。
• [F1(Change Type)]:文字の種類を選びます。押す度に、大
文字(A)、小文字(a)、数字、記号
(0)の先頭文字が選ばれます。
]:
• [F2(Delete)
カーソルの文字を削除して、後ろの文字
]:
• [F3(Insert)
カーソル位置にスペース(空白)を挿入
を 1 桁ずつ前にずらします。
します。
•[
][
•
、
]:
:
カーソルを移動します。
アルファベットの大文字、小文字を切り
替えます。
※ 入力を途中で止めたい場合は[F7(Cancel)]を押します。
使用できる文字は以下のとおりです。
空白、A 〜 Z、a 〜 z、0 〜 9、! " # $ % &
= > ? @ [ \ ] ^ ̲ ̀ {| }
() *+ ,- . /: ;<
名前をつける画面から[MENU]を押して「Undo」を選ぶと
変更した名前をもとに戻すことができます。[MENU]から
「To Upper」を選ぶか
を押すと、カーソル位置の文字が大
文字になります。[MENU]から「To Lower」を選ぶか
を
押すと、カーソル位置の文字が小文字になります。[MENU]
から「Delete All」を選ぶと、入力中の文字がすべてクリアさ
れます。
ソング・ファイルの名前には、空白、小文字、および一部の記
号(" * + , . / : ; < = > ? [ \ ] |)は使えません。
36
Fantom-X678_r_j.book 37 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
Fantom-X の概要
よく使う画面をパッドに登録し、
素早く呼び出す
(ブックマーク機能)
よく使う画面を登録しておき、それをパッドで呼び出す機能です。
例えば、パッチ・エディットとエフェクトの画面を頻繁に行き来す
るとき、この機能を使うと画面を切り替える手間を省くことができ
ます。
画面を登録する
1.
各ボタンの機能の説明などを表
示する(ヘルプ機能)
各ボタンの機能の簡単な説明や、[SHIFT]ボタンを使った組み合
わせの操作などを、Fantom-X の画面に表示させることができます。
1. [MENU]を押します。
2.
VALUE ダイヤルまたは[INC]
[DEC]ボタンで、
「Help」を選
びます。
3. [ENTER]を押します。
「Help」画面が表示されます。
記憶させたい画面を表示させます。
2. [CLIP BOARD]を押しながら、記憶させるパッドを押します。
例えば 3 番のパッドに記憶させると、
「Bookmarked to #3」と
表示されます。
3. [EXIT]を押します。
設定が本体に記憶されます。
※[EXIT]を押さないと、電源を切ったとき、設定が失われてし
まいます。
音源の発音数を表示する
(ボイス・モニター機能)
音源部の発音数をグラフィックで表示することができる機能です。
1.
パッチ・モードかパフォーマンス・モードの画面で、[SHIFT]
を押しながら[F4(Voice Monitor)
]を押します。
[EXIT]または[F8(Exit)
]を押すと、もとの画面に戻りま
す。
画面を呼び出す
1. [CLIP BOARD]を押します。
Bookmark 画面が表示されます。
画面が登録されている番号のパッドが点滅します。
fig.04-023
2.
点滅しているパッドを押さえると、そのパッドに登録された画
面が呼び出されます。
※ 登録した画面を削除する場合は、手順 1 の画面で、
[CLIP
BOARD]を押しながら、削除する画面を登録しているパッド
を押さえます。
37
Fantom-X678_r_j.book 38 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチ・モードで演奏する
パッチ・モードは、鍵盤、パッドのそれぞれで、単一の音色(パッ
チ/リズム・セット)を演奏するためのモードです。
鍵盤コントローラー部とパッド・コントローラー部にはそれぞれ専
用の音源パートが用意されており、それぞれ単一の MIDI チャンネ
ルで接続されています。したがって鍵盤とパッドで、異なった音色
を演奏することが可能です。
4. [F6]を押すと、Patch Play 画面が切り替わります。
この画面は、キーボード・パートとパッド・パートの設定を同
時に表示する画面です。
fig.05-003̲50
Patch Play 画面について
Patch Play 画面を表示する
Patch Play 画面を表示するには、次のように操作します。
1. [PATCH/RHYTHM]を押します。
パッチ・モードになり、Patch Play 画面が表示されます。
Fantom-X には、キーボード・パートとパッド・ パートの 2 つ
のパートがあります。
2. [F7(Part Kbd)
]を押すと、キーボード・パートが選ばれま
す。
fig.05-001.j
パッチ・タイプ
パッチ・カテゴリー
パッチ・グループ
パッチ・ナンバー/パッチ・ネーム
]を押すと、 パッド・パートが選ばれます。
3. [F8(Part Pad)
fig.05-002.j
パッチ・タイプ
パッチ・グループ
38
パッチ・カテゴリー
パッチ・ナンバー/パッチ・ネーム
[F3(Part Level)]を押すと、キーボード・パートとパッド・
パートの音量を設定するウィンドウが開きます。
[F6](キーボード・パート)または[F7](パッド・パート)
を押してパートを選び、VALUE ダイヤルを回すか、[INC]ま
たは[DEC]を押して値を変更します。
[F8(Close)
]を押し
て、もとの画面に戻します。
fig.05-004̲50
Fantom-X678_r_j.book 39 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチ・モードで演奏する
Patch Play 画面各部の働き
パッチを選ぶ
fig.05-005.j
Fantom-X のパッチには、 ユーザーと、プリセット A 〜 H、CARD、
GM の 8 つのグループがあり、各グループに 128 個(ユーザー、
GM は 256 個)が記録されています。また、ウェーブ・エクスパン
ション・ボード(SRX シリーズ:別売)を 4 枚まで取り付けるこ
とができるので、膨大な数のパッチの中から選ぶことができます。
8
7
9
USER(ユーザー)
1
3
4
5
2
Fantom-X 本体内の、 書き替えることができるグループです。自分
で作ったパッチは、このグループに保存します。あらかじめ 256 個
のパッチが記憶されています。
8
PR-A 〜 H(プリセット A 〜 H)
6
10
11
7
8
9
12
13
11
14
Fantom-X 本体内の、 書き替えることができないグループです。た
だし、現在選んでいるパッチの設定は変更できるので、ユーザーに
その設定を記憶しておくことができます。あらかじめ A 〜 H の各
グループに 128 個、計 1024 個のパッチが記憶されています。
15
GM(GM2)
16
17
18
19
20
21
22
1
現在の音源モードを表示します。
2
キーボード・パートとパッド・パートの音量を表示します。
3
マルチエフェクト(MFX1、2)、コーラス(CHO)、
リバーブ(REV)、マスタリング(MASTER)のオン/
オフを表示します。
4
現在選ばれているソングの名前、小節位置を表示します。
5
ソングの拍子、テンポを表示します。
ループ・プレイのオン/オフを表示します(LOOP)。
6
トランスポーズ(Trans)を設定します。
また、オクターブ・シフト(Oct)の設定値を表示します。
7
パッチを選ぶかリズム・セットを選ぶかを切り替えます。
8
パッチ/リズム・セットのカテゴリーを表示/選択します。
またカテゴリーをロックする/しないを切り替えます。
9
選んでいるパッチ/リズム・セットのグループ、ナンバー、
ネームを表示/選択します。
10
トーンのオン/オフ状態を表示します。
11
コントローラーの設定が、キーボード、パッドの
どちらかに効くのかを表示しています。
12
パッド・セッティングの設定状態を表示します。
13
リズム・トーンを表示します。
14
リアルタイム・コントローラーの各つまみ、
アサイナブル・スイッチボタンに割り当てられている機能を
表示します。
15
Dビーム・コントローラーに割り当てられている機能と
Dビーム・コントローラーの反応状態を表示します。
16
Patch List画面を表示します。
17
Favorite画面を表示します。
18
キーボード・パートとパッド・パートの音量を設定します。
19
Control Setting画面を表示します。
20
トーン・スイッチとトーン・セレクトの画面を表示します。
21
Patch Play画面を切り替えます。
22
キーボード・パートまたはパッド・パートを切り替えます。
MIDI 機能の仕様を、メーカーや機種を越えて標準化することを目的
とした GM2 に対応したパッチが内蔵されたグループで、書き替え
ることができません。また、現在選んでいるパッチの設定を変更す
ることもできません。あらかじめ 256 個のパッチが記憶されていま
す。
CARD(Memory Card)
背面のカード・スロットに装着したメモリー・カードに入っている
パッチを使うときのグループで、書き替えることができるグループ
です。自分で作ったパッチはこのグループにも保存できます。
XP-A 〜 D(EXP A 〜 D スロットに装着した
ウェーブ・エクスパンション・ボード)
EXP A 〜 D スロットに装着したウェーブ・エクスパンション・ボー
ドに入っているパッチを使うときのグループで、書き替えることが
できません。ただし、現在選んでいるパッチの設定は変更できるの
で、ユーザーにその設定を記憶しておくことができます。内蔵され
ているパッチの数は、ウェーブ・エクスパンション・ボードによっ
て異なります。
XP-A 〜 D のパッチは、所定のスロットにウェーブ・エクスパ
ンション・ボード SRX シリーズ(別売)が装着されていない
と選べません。
39
Fantom-X678_r_j.book 40 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチ・モードで演奏する
1. [PATCH/RHYTHM]を押して Patch Play 画面を表示します。
fig.05-001.j
パッチ・カテゴリー
パッチ・タイプ
カテゴリー別にパッチを選ぶ
(パッチ・ファインダー)
Fantom-X には、 パッチの種類(カテゴリー)を指定することで、
使いたいパッチをすばやく選び出せるパッチ検索機能(パッチ・
ファインダー)があります。カテゴリーは全部で 38 個あります。
1. [PATCH/RHYTHM]を押して Patch Play 画面を表示します。
fig.05-001.j
パッチ・タイプ
パッチ・グループ
パッチ・カテゴリー
パッチ・ナンバー/パッチ・ネーム
]または[F8(Part Pad)
]押して、 キーボー
2. [F7(Part Kbd)
ド・パートまたはパッド・パートを選びます。
fig.05-006.jjj
パッチ・タイプ
パッチ・グループ
パッチ・番号
パッチ・グループ
パッチ・ナンバー/パッチ・ネーム
パッチを選ぶ場合は、パッチ・タイプが「Patch」になってい
ることを確認します。
「Rhythm」になっているときは、
[CURSOR]を押してパッ
チ・タイプにカーソルを移動させ、VALUE ダイヤルを回すか、
[DEC]を押して「Patch」にしてください。
3.
を押してパッチ・グループを選びます。VALUE ダイヤルを
回すか、[INC]または[DEC]を押してパッチ・グループを選
びます。
USER:
ユーザー
PR-A 〜 H:
プリセット A 〜 H
CARD:
メモリー・カード
GM:
GM(GM2)
XP-A 〜 D:
EXP A 〜 D スロットに装着したウェーブ・エク
スパンション・ボード
※ パッチ・タイプが「Patch」になっていることを確認します。
「Rhythm」になっているときは、
「Rhythm」にカーソルがある
状態で VALUE ダイヤルを回すか、
[DEC]を押して「Patch」
にしてください。
4. [CURSOR]を押してパッチ・ナンバーのところにカーソルを
移動します。
5.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して
パッチ・ナンバーを選びます。
6.
パッド・パートでパッチを選んだ場合はパッドを、キーボー
ド・パートでパッチを選んだ場合はキーボードを弾いて、音を
鳴らしてみましょう。
40
2. 「パッチ・カテゴリー」のところにカーソルを移動して、
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押してカ
テゴリーを選びます。
3.
を押して「Lock」のところにカーソルを移動し、VALUE ダ
イヤルを回すか[INC]を押して、チェック・マーク(✔)を
つけます。
4. [CURSOR]を押してグループまたはナンバーのところにカー
ソルを移動し、VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または
[DEC]を押してパッチを選びます。
カーソルがグループのところにあるときはグループを指定でき
ます。また、カーソルがナンバーのところにあるときはナン
バーを指定できます。
Fantom-X678_r_j.book 41 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチ・モードで演奏する
カテゴリーは次のものが選べます。
リストからパッチを選ぶ
カテゴリー
- -No Assign
PNO
AC.Piano
EP
EL.Piano
KEY
Keyboards
BEL
MLT
ORG
Bell
Mallet
Organ
ACD
HRM
AGT
EGT
DGT
BS
Accordion
Harmonica
AC.Guitar
EL.Guitar
DIST.Guitar
Bass
SBS
STR
ORC
HIT
WND
Synth Bass
Strings
Orchestra
Hit&Stab
Wind
FLT
BRS
SBR
SAX
HLD
SLD
TEK
PLS
FX
SYN
BPD
SPD
VOX
PLK
ETH
FRT
Flute
AC.Brass
Synth Brass
Sax
Hard Lead
Soft Lead
Techno Synth
Pulsating
Synth FX
Other Synth
Bright Pad
Soft Pad
Vox
Plucked
Ethnic
Fretted
PRC
SFX
BTS
DRM
CMB
Percussion
Sound FX
Beat&Groove
Drums
Combination
内容
カテゴリーに分類していないもの
アコースティック・ピアノ
エレクトリック・ピアノ
その他のキーボード
(クラビ、ハープシコードなど)
ベル、ベル・パッド
マレット
エレクトリック・オルガン、チャー
チ・オルガン
アコーディオン
ハーモニカ、ブルース・ハープ
アコースティック・ギター
エレクトリック・ギター
ディストーション・ギター
アコースティック・ベース、
エレクトリック・ベース
シンセ・ベース
ストリングス
オーケストラ・アンサンブル
オーケストラ・ヒット、ヒット
木管楽器
(オーボエ、クラリネットなど)
フルート、ピッコロ
アコースティック・ブラス
シンセ・ブラス
サックス
シンセ・リード(ハードなもの)
シンセ・リード(ソフトなもの)
テクノ・シンセ
鼓動音
シンセ FX(ノイズなど)
ポリ・シンセ
パッド・シンセ(明るいもの)
パッド・シンセ(ソフトなもの)
ボックス、クワイア
撥弦楽器(ハープ、民族楽器など)
その他の民族楽器
フレットのある撥弦楽器
(マンドリンなど)
パーカッション類
サウンド・エフェクト
ビート、グルーブ
ドラム・セット
スプリットやレイヤーを使った
その他のパッチ
パッチの一覧を表示させて、その中からパッチを選ぶことができま
す。
1. [PATCH/RHYTHM]を押して Patch Play 画面を表示します。
2. [F1(Patch List)
]を押します。
Patch List 画面が表示されます。
fig.05-007̲50
[F4(Patch Categ)
]を押すと、カテゴリーで分類されたリス
ト表示に、[F5(Patch)][F6(Rhythm)]を押すと、パッ
チ・グループのリスト表示になります。
3. [F1]/[F2]でカテゴリーやグループを選択します。
4.
VALUE ダイヤルを回すか、[DEC][INC]、
または
を押
してパッチを選びます。
fig.05-008̲50
[F7(Preview)
]を押すと、パッチの種類(カテゴリー) ごと
に用意された最適なフレーズで、パッチの音を確認することが
できます(フレーズ・プレビュー)。
5. [F8(Select)]を押してパッチ選択を確定します。
41
Fantom-X678_r_j.book 42 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチ・モードで演奏する
パッチを試聴する
(フレーズ・プレビュー)
パッチの種類(カテゴリー)ごとに用意された最適なフレーズで、
パッチの音を確認することができます。
1. [PATCH/RHYTHM]を押して Patch Play 画面を表示します。
2. [F1(Patch List)
]を押して、Patch List 画面を表示させます。
fig.05-008̲50
よく使うパッチとパフォーマン
スをリストアップしておく
(ライブ・セッティング機能)
ライブ演奏で頻繁に使う音をリストアップしておき、それを即座に
呼び出すことができます。パッチ、リズム・セット、パフォーマン
スをどれでも登録できるので、演奏に必要な音色をモードに関係な
く即座に呼び出すことができます。
1 つのリスト(バンク)にはパッチ、リズム・セット、パフォーマ
ンスを計 16 個登録することができます。さらにこのバンクを 20
個作成することができます。
例えば、バンク 1 にはライブの 1 曲目に使う音色を、曲の流れに
従って最大 16 音色まで登録しておく、といった使いかたができま
す。
音色を呼び出す
1. [MENU]を押します。
3. [F7(Preview)]を押し続けます。
2.
Patch List 内で選ばれているパッチが発音します。
4. [F7(Preview)]から指を離すと、フレーズの演奏は止まりま
VALUE ダイヤルを回すか、
または
を押して「Live
Setting Play」を選び、続けて[ENTER]を押します。
Live Setting Play 画面が表示されます。
fig.05-001b̲50
す。
カーソル位置のステップに
登録した音色
今選ばれている音色
フレーズ・プレビューでのフレーズの鳴りかたを変更したいと
きは、Preview Mode パラメーターで設定します( P.232)
。
テキストを表示するところ
Live Setting Play 画面は、[SHIFT]を押しながら[PIANO
MODE]を押して表示することもできます。
3.
または
を押して、呼び出したい Bank を選びます。
]を押して、呼び出したいステップ番号
4. [F1(1)]〜[F8(8)
を選択します。
9 〜 16 を選ぶ場合は、[SHIFT]を押しながら[F1(9)
]〜
[F8(16)
]を押します。
選択した音色が呼び出されます。
手順 4. のかわりに[INC]/[DEC]を押すと、次のステップ
番号の音色を続けて呼び出すことができます。
手順 4. のかわりに
または
を押してステップ番号を選択す
ることもできます。この場合、音色は[ENTER]を押すまで
切り替わりません。
42
Fantom-X678_r_j.book 43 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチ・モードで演奏する
音色を登録する
1.
音色を登録したステップを変更する
登録したいパッチ、リズム・セット、パフォーマンスの画面を
表示させます。
登録した音色のステップを移動します。
1.
2. [MENU]を押します。
3.
VALUE ダイヤルを回すか、 または
を押して「Live
Setting Edit」を選び、続けて[ENTER]を押します。
Live Setting Edit 画面で または
を押して、移動させたい
音色が登録されたステップにカーソルを移動します。
2. [SHIFT]を押しながら
す。
または
を押して、音色を移動しま
Live Setting Edit 画面が表示されます。
fig.05-001c̲50
テキスト・ファイルをインポートする
(Import Text)
パソコンで作成したテキスト・ファイルをインポートして、
Fantom-X の Live Setting 画面で表示することができます。
※ Fantom-X で扱うことのできるファイル名は、半角英数字のみ
です。
※ 表示できるテキストは、半角英数字のみです。
1.
Live Setting Edit 画面は、[SHIFT]を押しながら[ENTER]
を押して表示することもできます。
Live Setting Edit 画面を表示させ、 または
(
[F1(↑)]
または[F2(↓)
])を押して、 テキストを表示する Bank を選
びます。
]を押します。
2. [F6(Import Text)
fig.05-001d
4.
5.
または
([F1(↑)]または[F2(↓)
])を押して、
音色を登録する Bank を選びます。
または
で登録したい番号( ステップ)を選びます。
16 のステップの中から、好きなところに登録できます。曲や、
ライブの進行などによって、並び順を考慮しながら登録すると
良いでしょう。
6. [F8(Regist)]を押して登録します。
例えば、Bank1 の 02 番 に登録した場合、
「Regist to 1-02」と
表示されます。
3. [F1(User)]または[F2(Card)]を押して、インポート元の
エリア(ユーザー・メモリーまたはカード)を選択します。
音色の登録を削除する
4.
1.
Live Setting Edit 画面で
または
テップにカーソルを移動します。
または
を押して、インポートしたいファイルを選びます。
を押して、削除したいス
2. [F7(Remove)]を押します。
例えば、Bank1 の 02 番のステップを削除した場合、
「Remove 1-02」と表示され、そのステップが空になります。
5. [F8(Import Text)
]を押します。
インポートしたいファイルが表示されます。
※ 中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
6. [F8(Exec)]を押します。
ファイルがインポートされます。
バンク内の音色の登録をすべて削除する
1.
Live Setting Edit 画面で[F1( ↑)
]または[F2(↓)
]を押し
て、登録を削除したいバンクにカーソルを移動させます。
※ 中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
VALUE ダイヤルを回して、画面をスクロールすることができ
ます。
2. [SHIFT]を押しながら[F7(Bank Remove)]を押します。
Bank1 の中身を全て削除した場合、「Remove Bank 1」と表示
され、そのバンクが空になります。
43
Fantom-X678_r_j.book 44 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチ・モードで演奏する
2. [F2(Favorite)]を押します。
お気に入りのパッチを選ぶ
(フェイバリット・パッチ)
fig.05-006̲50
パッチ・モードで、よく使用するお気に入りのパッチをフェイバ
リット・パッチとして登録しておくことができます。この機能を使
うと、本体やウェーブ・エクスパンション・ボードに記憶されてい
るお気に入りのパッチをすばやく選ぶことができます。
1. [PATCH/RHYTHM]を押して Patch Play 画面を表示します。
2. [F2(Favorite)]を押します。
Favorite Patch ウィンドウが表示されます。
3.
fig.05-006̲50
VALUE ダイヤルを回すか[INC]または[DEC]を押して登録
先のバンクを選びます。
4. [SHIFT]を押しながら[F1]〜[F8]を押します。
押したボタンの場所に登録されます。
5.
登録が終わったら[EXIT]を押します。
Favorite List で登録する
1. [PATCH/RHYTHM]を押して Patch Play 画面を表示し、登録
したいパッチを選びます(P.39)
。
2. [F1(Patch List)
]を押します。
3.
バンクを切り替えるときは VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]
または[DEC]を押します。
4.
バンクを切り替えたら[F1]〜[F8]を押してパッチを選びま
3. [F3(Favorite)]を押します。
Favorite List 画面が表示されます。
fig.05-009̲50
す。
5. [EXIT]を押して Favorite Patch ウィンドウを閉じます。
お気に入りのパッチを登録する
よく使用するお気に入りのパッチをフェイバリット・パッチとして登録
しておくことができます。この機能を使うと、本体やウェーブ・エクス
パンション・ボードに記憶されているお気に入りのパッチをすばやく選
ぶことができます。フェイバリット・パッチには、8 音色× 8 バンクの
合計 64 個までのお気に入りの音色を登録することができます。
フェイバリット・パッチの選びかたについては、「お気に入り
のパッチを選ぶ (フェイバリット・パッチ)
」(P.44)をご覧
ください。
[F1]〜[F8]で登録する
1. [PATCH/RHYTHM]を押して Patch Play 画面を表示し、登録
したいパッチを選びます(P.39)
。
4. [F1(↑)]または[F2(↓)]を押して登録先のバンクを選びま
す。
5.
または
を押してナンバーを選びます。
6. [F6(Regist)]を押すと、登録が実行されます。
7.
登録が終わったら、
[EXIT]を押して Favorite List 画面を閉じま
す。
[F7(Preview)
]を押すと、登録されているパッチの音を確認
することができます(フレーズ・プレビュー)。
登録したパッチの解除
[F5(Remove)
]を押すと、Favorite List 画面で選ばれている
パッチの登録を解除します。
44
Fantom-X678_r_j.book 45 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチ・モードで演奏する
7.
お気に入りのリズム・セットを登録する
よく使用するお気に入りのリズム・セットをフェイバリット・パッ
チとして登録しておくことができます。この機能を使うと、本体や
ウェーブ・エクスパンション・ボードに記憶されているお気に入り
のリズム・セットをすばやく選ぶことができます。フェイバリッ
ト・パッチには、8 音色× 8 バンクの合計 64 個までのお気に入り
の音色を登録することができます。
フェイバリット・パッチの選びかたについては、「お気に入り
のパッチを選ぶ (フェイバリット・パッチ)
」(P.44)をご覧
ください。
登録が終わったら、
[EXIT]を押して Favorite List 画面を閉じま
す。
登録したリズム・セットの解除
[F4(Remove)
]を押すと、Favorite List 画面で選ばれている
リズム・セットの登録を解除します。
鍵域を 1 オクターブ単位で移動する
(オクターブ・シフト)
オクターブ・シフトは、鍵盤の音域を 1 オクターブ単位(最大± 3
オクターブ)で移動する機能です。
例えば、ベースなどの低い音を右手で演奏するときは、これで鍵域
を 1 または 2 オクターブ下げておくと弾きやすくなります。
[F1]〜[F8]で登録する
1. [PATCH/RHYTHM]を押して Patch Play 画面を表示し、登録し
たいリズム・セットを選びます(P.52)
。
2. [F2(Favorite)]を押します
3.
VALUE ダイヤルを回して登録先のバンクを選びます。
4. [SHIFT]を押しながら[F1]〜[F8]を押して、登録先のボ
タンを選びます。
押したボタンの場所に登録されます。
5.
※ オクターブ・シフトはキーボード・パートのみに有効です。
1. [PATCH/RHYTHM]を押して、Patch Play 画面を表示します。
2.
KEYSHIFT の[-OCT]または[+OCT]を押して、移動量(-3
〜 +3)を設定します。
設定するとボタンが点灯します。
※[+OCT]を押すたびに移動量が +1、+2、+3 と変化します。
[OCT]を押すたびに -1、-2、-3 と変化します。両方のボタン
を同時に押すと、移動量が 0 になります。
fig.05-011
登録が終わったら[EXIT]を押します。
Favorite List で登録する
1. [PATCH/RHYTHM]を押して Patch Play 画面を表示し、登録し
たいリズム・セットを選びます(P.52)
。
]を押します。
2. [F1(Patch List)
3. [F3(Favorite)]を押します。
Favorite List 画面が表示されます。
オクターブ・シフトは、本体に 1 つの設定(セットアップ・パ
ラメーター)です。変更した設定は、パッチやパフォーマンス
を切り替えても記憶しています。
fig.05-010̲50
4. [F1(↑)][F2( ↓)]を押して登録先のバンクを選びます。
5.
または
を押してナンバーを選びます。
6. [F6(Regist)]を押すと登録が実行されます。
[F7(Preview)
]を押すと、登録されているリズム・セットの
音を確認することができます(フレーズ・プレビュー)。
45
Fantom-X678_r_j.book 46 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチ・モードで演奏する
3. [F5(Tone Sw/Sel)]を押します。
鍵域を半音単位で移動する
(トランスポーズ)
fig.05-013̲50
トランスポーズは、鍵盤の音域を半音単位で移動する機能です。
トランペットやクラリネットなどの移調楽器を楽譜に表記されてい
る音の高さで演奏するときなどに設定します。
※ トランスポーズはキーボード・パートのみに有効です。
1. [PATCH/RHYTHM]を押して、Patch Play 画面を表示します。
2. [F7(Part Kbd)
]を押して、キーボード・パートにカーソルを
移動します。
3. [F6]を押して、Patch Play 画面を切り替えます。
4. [CURSOR]を押して「Trans」のところにカーソルを移動し
ます。
]を押して各トーンのオ
4. [F1(Tone Sw)]〜[F4(Tone Sw)
ン/オフを切り替えます。ボタンを押すたびにオン/オフが切
り替わります。
5. [EXIT]を押してウィンドウを閉じます。
fig.05-012
不要なトーンがあるときは、そのトーンをオフにしてパッチに
記憶します。こうすることにより、余分に発音数が使われるこ
とがありません。
単音で演奏する
(モノフォニック)
サックスやフルートなどの単音楽器のパッチを使用するときは、モ
ノで演奏すると効果的です。
5.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して移
動量(G 〜 F#:-5 〜 +6 半音)を設定します。
トランスポーズは、本体に 1 つの設定(セットアップ・パラ
メーター)です。変更した設定は、パッチやパフォーマンスを
切り替えても記憶しています。
1. [PATCH/RHYTHM]を押して、Patch Play 画面を表示します。
2. [F7(Part Kbd)
]を押して、キーボード・パートにカーソルを
移動します。
3. [PATCH EDIT]を押して、Patch Edit 画面を表示します。
4. [F1(↑)]または[F2( ↓)
]を押して「Solo/Porta」タブを
選びます。
次のような画面が表示されます。
fig.05-014̲50
アサイナブル・スイッチ([
]、[
])でコントロールす
る機能として「Transpose Up」
「Transpose Down」を割り
当てると、ボタン操作で簡単にトランスポーズが行えます
(P.125)。
鳴らすトーンを選ぶ
(トーンのオン/オフ)
パッチは 4 つまでのトーンを組み合わせて作られています。特定の
トーンの音を確認したいときや、トーンを使わないときはそのトー
ンをオフにします。
1. [PATCH/RHYTHM]を押して、Patch Play 画面を表示します。
2. [F7(Part Kbd)
]または[F8(Part Pad)
]押して、 パッド・
パートまたはキーボード・パートにカーソルを移動します。
5.
または
を押して「Mono(Solo)/Poly」のところに
カーソルを移動します。
6.
VALUE ダイヤルを回すか[DEC]を押して「MONO」に設定
します。
モノで演奏できる状態になります。
アサイナブル・スイッチ([
]、[
])でコントロールす
る機能として「Mono/Poly」を割り当てると、ボタン操作で簡
単にモノ/ポリが切り替えできます(P.125)
。
46
Fantom-X678_r_j.book 47 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチ・モードで演奏する
音程をなめらかに変化させる
(ポルタメント)
ポルタメントとは、はじめに弾いたキーと次に弾いたキーとの間の
音程をなめらかに変化させる効果です。また、モノに設定(前項参
照)しているときにポルタメントをかけると、バイオリンのスライ
ド奏法のような効果も得られます。
1. [PATCH/RHYTHM]を押して、Patch Play 画面を表示します。
2. [F7(Part Kbd)
]を押して、キーボード・パートにカーソルを
移動します。
3. [PATCH EDIT]を押して、Patch Edit 画面を表示します。
4. [F1(↑)]または[F2( ↓)
]を押して「Solo/Porta」タブを
選びます。
次のような画面が表示されます。
fig.05-014̲50
リアルタイム・コントローラー
や D ビーム・コントローラーで
コントロールするパラメーター
を選ぶ(Control Setting)
Fantom-X は、 リアルタイム・コントロールつまみやアサイナブ
ル・スイッチ、D ビーム、ピッチ・ベンド、モジュレーション・レ
バーを動かした時に変化させるパラメーターを割り当てて、これら
のコントローラーを操作することによって音にいろいろな変化をつ
けることができます。
コントローラーを効かせるパートを設定する
コントローラーを操作した時に、キーボード・パート、パッド・
パートのどちらに効果をつけるかを設定します。
1. [PATCH/RHYTHM]を押して、Patch Play 画面を表示します。
2. [F4(Ctrl Setting)
]を押します。
Control Setting 画面が表示されます。
3. [F7(Ctrl Part)
]を押します。
fig.05-015̲50
5.
または
を押して「Portamento Switch」のところに
カーソルを移動します。
6.
VALUE ダイヤルを回すか[INC]を押して「ON」に設定しま
す。
ポルタメントの演奏ができる状態になります。
4.
7.
ポルタメントの状態を変更したいときは、手順 6 の画面で以下
のパラメーターを設定します。
Portamento Mode、Portamento Type、Portamento Start、
Portamento Time
各パラメーターの働きについては、(P.77)をご覧ください。
8. [EXIT]を押して Patch Play 画面に戻してから演奏をします。
アサイナブル・スイッチ([
]、[
])でコントロールす
る機能として「Portamento」を割り当てると、ボタン操作で
簡単にポルタメントをオン/オフできます(P.125)
。
5.
または
でパラメーターを選びます。
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して値
を設定します。
6.
設定を保存しておきたいときは、[F8( System Write)]を押し
ます。
7.
設定が終わったら[EXIT]を押して Patch Play 画面に戻しま
す。
パッチ・モードを選んでいる場合、コントローラーの設定は、
パッチごとにパッチの設定として保存することはできません。
システムの設定として保存されます。
Bender and Modulation Part Select(ベンダー&モ
ジュレーション・パート・セレクト)
ピッチ・ベンド・メッセージまたはモジュレーション・メッセージ
で変化させるパートを設定します。
設定値:KBD, PAD
47
Fantom-X678_r_j.book 48 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチ・モードで演奏する
Beam Part Select(ビーム・パート・セレクト)
D Beam(Trig):パッドに関する設定
D Beam で変化させるパートを設定します。
パッドを叩く代わりに、D ビーム・コントローラーでパッドの発音
をコントロールすることができます。
設定値:KBD, PAD
fig.05-017̲50
Knob Part Select(ノブ・パート・セレクト)
リアルタイム・コントロールつまみで変化させるパートを設定しま
す。
設定値:KBD, PAD
コントローラーにパラメーターを割り当てる
コントローラーに、変化させるパラメーターを設定します。
1. [PATCH/RHYTHM]を押して、Patch Play 画面を表示します。
2. [F4(Ctrl Setting)
]を押します。
fig.05-016̲50
設定のしかたについては、「コントローラーにパラメーターを
割り当てる」(P.48)をご覧ください。
Pad Number(パッド・ナンバー)
D ビーム・コントローラーで発音させるパッド・ナンバーを設定し
ます。
設定値:1 〜 16
Pad Velocity(パッド・ベロシティー)
D ビーム・コントローラーで発音させるパッドの音の強さを設定し
ます。
]を押してパラメーターを選びま
3. [F1(↑)]または[F2( ↓)
す。
設定値:1 〜 127
4. [CURSOR]を押してパラメーターにカーソルを移動します。
Pad Control Mode(パッド・コントロール・モード)
5.
VALUE ダイヤルを回すか[INC]または[DEC]を押して値を
設定します。
6.
設定を保存しておきたいときは、[F8(System Write)]を押し
ます。
D ビームに手をかざしたときの動作のしかたを設定します。
MOMENTALY にすると、D ビームに手をかざしている間だけオン
になり、D ビームをに手をかざすのをやめるとオフになります。
LATCH にすると D ビームに手をかざすごとにオン/オフが切り替
わります。
設定値:MOMENTALY、LATCH
パッチ・モードを選んでいる場合、コントローラーの設定は、
パッチごとにパッチの設定として保存することはできません。
システムの設定として保存されます。
7.
設定が終わったら[EXIT]を押して Patch Play 画面に戻しま
す。
[JUMP] を押しながら以下のボタンやノブを操作すると、各設
定画面にジャンプします。
• リアルタイム・コントロールつまみ右横のボタン
• アサイナブル・スイッチ
• D BEAM ASSIGNABLE ボタン
48
Fantom-X678_r_j.book 49 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチ・モードで演奏する
D Beam (Syn)
:
ソロ・シンセに関する設定
D ビーム・コントローラーでモノ・シンセのような演奏をすること
ができます。
fig.05-018̲50
OSC Sync Switch(OSC シンク・スイッチ)
このスイッチをオンにすると、倍音を多く含んだ複雑な音色になり
ます。OSC2 のピッチよりも OSC1 のピッチが高いときに効果的で
す。
設定値:
On、Off
Filter Type(フィルター・タイプ)
フィルターの種類を選びます。フィルターとは、特定の周波数帯域
をカットして音の明るさや音の太さなどを変化させる機能です。
設定値
OFF:
フィルターを使いません。
LPF(ロー・パス・フィルター): カットオフ周波数(Cutoff
Freq)より上の成分をカットし
ます。
[F6(Panel View)]を押すと、下記の各パラメーターがアナ
ログ・シンセサイザー風にグラフィカルに配置された、Panel
View 画面が開きます。Panel View 画面から[F2(Image
View)]を押すと D Beam の出力値をグラフィカルに確認でき
る Image View 画面が開きます。
[EXIT]を押すと、Control
Setting 画面に戻ります。
設定のしかたについては「コントローラーにパラメーターを割
り当てる」(P.48)をご覧ください。
OSC1/2 Waveform(OSC1/2 ウェーブフォーム)
波形を設定します。
BPF(バンド・パス・フィルター): カットオフ周波数(Cutoff
Freq)付近の成分だけ残して他
をカットします。
HPF(ハイ・パス・フィルター): カットオフ周波数(Cutoff
Freq)より下の成分をカットし
ます。
PKG(ピーキング・フィルター)
: カットオフ周波数(Cutoff
Freq)付近の成分を強調しま
す。
Cutoff(カットオフ)
波形の周波数成分に対して、フィルターが効き始める周波数を設定
します。
設定値:
設定値:SAW(のこぎり波)、SQR(矩形波)
OSC1/2 Pulse Width(OSC1/2 パルス・ウィズ)
波形のパルス幅を設定します。周期的に変えることで微妙な音色変
化をつくりだすことができます。
※ Pulse Width は Waveform で「SQR」が選ばれているときに有
効です。
設定値:0 〜 127
OSC1/2 Coarse Tune(OSC1/2 コース・チューン)
音の高さを半音単位(± 4 オクターブ)で設定します。
設定値:-48 〜 +48
OSC1/2 Fine Tune(OSC1/2 ファイン・チューン)
音の高さを 1 セント単位(± 50 セント)で設定します。
設定値:-50 〜 +50
OSC2 Level(OSC2 レベル)
OSC2 の音量を設定します。
設定値:0 〜 127
0 〜 127
Resonance(レゾナンス)
カットオフ周波数付近の音の成分を強調し、音にどのくらいクセを
付けるのかを設定します。
設定値:
0 〜 127
Level(レベル)
音量を設定します。
設定値:
0 〜 127
Chorus Send Level(コーラス・センド・レベル)
コーラスへ送る信号のレベルを設定します。
設定値:
0 〜 127
Reverb Send Level(リバーブ・センド・レベル)
リバーブへ送る信号のレベルを設定します。
設定値:
0 〜 127
LFO Rate(LFO レイト)
LFO の周期の速さを設定します。
設定値:
0 〜 127
49
Fantom-X678_r_j.book 50 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチ・モードで演奏する
LFO Osc 1 Pitch Depth(LFO OSC1 ピッチ・デプス)
D Beam(Asgn)
:アサイナブル
LFO で OSC1 のピッチ(音の高さ)を変調する深さを設定します。
D ビーム・コントローラーにさまざまな機能を割り当てると、リア
ルタイムで音にいろいろな効果をかけることができます。
設定値:
-63 〜 +63
fig.05-019̲50
LFO Osc 2 Pitch Depth(LFO OSC2 ピッチ・デプス)
LFO で OSC2 のピッチ(音の高さ)を変調する深さを設定します。
設定値:
-63 〜 +63
LFO Osc 1 Pulth Width Depth(LFO OSC1 パルス・
ウィズ・デプス)
LFO で OSC1 の波形のパルス幅を変調する深さを設定します。
※ Pulse Width は Waveform で「SQR」が選ばれているときに有
効です。
設定値:
-63 〜 +63
LFO Osc 2 Pulth Width Depth(LFO OSC2 パルス・
ウィズ・デプス)
LFO で OSC2 の波形のパルス幅を変調する深さを設定します。
※ Pulse Width は Waveform で「SQR」が選ばれているときに有
効です。
設定値:
Type(アサイナブル・タイプ)
D ビーム・コントローラーでコントロールする機能を設定します。
CC01 〜 31, 33 〜 95: コントローラー・ナンバー 1 〜 31、33 〜
95
-63 〜 +63
Range(ソロ・シンセ・レンジ)
ソロ・シンセのピッチの変化範囲を設定します。
設定値:
設定のしかたについては「コントローラーにパラメーターを割
り当てる」(P.48)をご覧ください。
コントロール・チェンジ・メッセージについて詳しくは、
「MIDI インプリメンテーション」(P.294)をご覧ください。
Bend Up:
ピッチが半音単位(最大 4 オクターブ)で
上がります。
Bend Down:
ピッチが半音単位(最大 4 オクターブ)で
下がります。
Start/Stop:
シーケンサーのスタート、ストップ
Tap Tempo:
タップ・テンポ(手をかざす間隔でテンポ
値を設定する)
Arp Grid:
アルペジオ演奏の拍子と跳ねかた
Arp Duration:
各ノートの鳴る長さを調節します。
Arp Motif:
アルペジオ演奏の上昇/下降のバリエー
ション
Arp Octave Up:
アルペジオ演奏のオクターブ・アップ
Arp Octave Down:
アルペジオ演奏のオクターブ・ダウン
2 OCTAVE、4 OCTAVE、8 OCTAVE
Range Min
D ビーム・コントローラーの可変範囲の下限値を設定します。
設定値:
0 〜 127
Range Max
D ビーム・コントローラーの可変範囲の上限値を設定します。
Range Max を Range Min より小さくすることによって、可変範囲
の上下を反転させることができます。
設定値:
50
0 〜 127
Fantom-X678_r_j.book 51 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチ・モードで演奏する
Knob(ノブ)
Switch(スイッチ)
fig.05-020̲50
fig.05-021̲50
設定のしかたについては、「コントローラーにパラメーターを
割り当てる」(P.48)をご覧ください。
アサイナブル・スイッチはキーボード・パートに対して有効で
す。
Knob パラメーターは、REALTIME CONTROL のボタンが
「ASSIGNABLE」のときに有効になります。
Knob 1 〜 4 Assign(リアルタイム・コントロールつ
まみ・アサイン 1 〜 4)
つまみ[
]でコントロールする機能を設定します。
設定のしかたについては、「コントローラーにパラメーターを
割り当てる」(P.48)をご覧ください。
Switch1/2 Assign (アサイナブル・スイッチ 1/2)
[
]、[
]の各ボタンでコントロールする機能を設定します。
設定値
設定値
Transpose Down:
CC01 〜 31, 33 〜 95: コントローラー・ナンバー 1 〜 31、33 〜
95
鍵域が半音単位(最大 5 半音)で下がりま
す。
Transpose Up:
鍵域が半音単位(最大 6 半音)で上がりま
す。
コントロール・チェンジ・メッセージについて詳しくは、
「MIDI インプリメンテーション 」
(P.294)をご覧ください。
※ 通常、Transpose Down/Up をスイッチ 1/2 に組み合わせて
アサインして使用します。
Pitch Bend:
ピッチ・ベンド
Aftertouch:
アフタータッチ
Arp Style:
アルペジオ演奏のスタイル
Arp Grid:
アルペジオ演奏の拍子と跳ねかた
Arp Duration:
各ノートの鳴る長さを調節します。
Arp Motif:
アルペジオ演奏の上昇/下降のバリエー
ション
Chord Form:
コード・フォーム
Portamento:
ポルタメントのオン.オフ
Master Level:
Fantom-X 全体の音量
Hold :
ホールドのオン、オフ
MFX1 〜 3 Sw:
マルチエフェクト 1 〜 3 のスイッチ
Chorus Sw:
コーラス・スイッチ
Reverb Sw:
リバーブ・スイッチ
Mastering Sw:
マスタリング・スイッチ
Loop:
ループ演奏のオン、オフ
※ MASTER LEVEL は OUTPUT A 端子、DIGITAL OUT 端子両
方の音量を調整できます。パネル上の VOLUME つまみは
OUTPUT A 端子の音量だけを調整できます。
Arp Step :
アルペジオのパターンの再生位置をコント
ロールします。
Digital In:
DIGITAL IN からの入力レベル
Tap Tempo:
タップ・テンポ(ボタンを押す間隔でテン
ポ値を設定する)
Mono/Poly:
パッチの鳴らしかたをポリフォニック
(POLY)にするか、モノフォニック
(MONO)にするかを切り替えます。 インジ
ケーターが点灯している時がモノフォニッ
ク、消灯しているときがポリフォニックで
す。
Rhythm Start/Stop: リズム・パターンのスタート / ストップ
51
Fantom-X678_r_j.book 52 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチ・モードで演奏する
1. [PATCH/RHYTHM]を押して Patch Play 画面を表示します。
打楽器の演奏をする
パッチ・モードでは、リズム・セットを選ぶことによって鍵盤や
パッドで打楽器の演奏ができます。リズム・セットごとに鍵盤や
パッドに割り当てられている打楽器は異なるので、さまざまな打楽
器の演奏ができます。
2. [F7(Part Kbd)
]または[F8(Part Pad)]押して、パッド・
パートまたはキーボード・パートを選びます。
fig.05-022.j
リズム・セット・グループ
パッチ・タイプ
リズム・セット・ナンバー
リズム・セットを選ぶ
Fantom-X のリズム・セットには、ユーザーとプリセット、 カード、
GM の 4 つのグループがあり、 ユーザーに 32 個、プリセットに 40
個、GM に 9 個が記録されています。 この他に、リズム・セットは
メモリー・カードに保存することができます。これ以外に、別売の
ウェーブ・エクスパンション・ボードを 4 枚(SRX シリーズ:別
売)まで取り付けることができるので、多くの打楽器音を鳴らすこ
とができます。
USER(ユーザー)
Fantom-X 本体内の、書き替えることができるグループです。 自分
で作ったリズム・セットは、このグループに保存します。あらかじ
め 32 個のリズム・セットが記憶されています。
PRST(プリセット)
※ パッチ・タイプが「Rhythm」になっていることを確認します。
「Patch」になっているときは、
「Patch」 にカーソルがある状
態で VALUE ダイヤルを回すか、[INC]を押して「Rhythm」
にしてください。
3. [CURSOR]を押してリズム・セット・グループのところに
カーソルを移動します。
4.
ズム・セット・グループを選びます。
Fantom-X 本体内の、書き替えることができないグループです。 た
だし、現在選んでいるリズム・セットの設定は変更できるので、
ユーザーにその設定を記憶しておくことができます。あらかじめ
40 個のリズム・セットが記憶されています。
CARD(Memory Card)
背面のカード・スロットに装着したメモリー・カードに入っている
リズム・セットを使うときのグループで、書き替えることができる
グループです。自分で作ったリズム・セットはこのグループにも保
存できます。
XP-A 〜 D(EXP A 〜 D スロットに装着した
ウェーブ・エクスパンション・ボード)
EXP A 〜 D スロットに装着したウェーブ・エクスパンション・ボー
ドに入っているリズム・セットを使うときのグループで、書き替え
ることができません。ただし、現在選んでいるリズム・セットの設
定は変更できるので、ユーザーまたはメモリー・カードにその設定
を記憶しておくことができます。内蔵されているリズム・セットの
数は、ウェーブ・エクスパンション・ボードによって異なります。
XP-A 〜 D のリズム・セットは、 所定のスロットにウェーブ・
エクスパンション・ボード(SRX シリーズ:別売)が装着さ
れていないと選べません。
52
USER:
ユーザー
PRST:
プリセット
CARD:
メモリー・カード
GM:
GM(GM2)
XP-A 〜 D:
EXP A 〜 D スロットに装着したウェーブ・エク
スパンション・ボード
5. [CURSOR]を押してリズム・セット・ナンバーのところに
カーソルを移動します。
6.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押してリ
ズム・セット・ナンバーを選びます。
7.
パッド・パートでリズム・セットを選んだ場合はパッドを、
キーボード・パートでリズム・セットを選んだ場合はキーボー
ド弾いて、音を鳴らしてみましょう。
GM(GM2)
MIDI 機能の仕様を、メーカーや機種を越えて標準化することを目的
とした GM2 に対応したリズム・ セットが内蔵されたグループで、
書き替えることができません。また、現在選んでいるリズム・セッ
トの設定を変更することもできません。あらかじめ 9 個のリズム・
セットが記憶されています。
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押してリ
リズム・セットもパッチと同じように、お気に入りのリズム・
セットを選ぶことができます。操作方法について詳しくは、
「お気に入りのリズム・セットを登録する」(P.45)をご覧くだ
さい。
Fantom-X678_r_j.book 53 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチ・モードで演奏する
リズム・セットを鳴らす
1. [PATCH/RHYTHM]を押して Patch Play 画面を表示し、続け
て[F6]を押します。
Patch Play 画面が切り替わります。
2.
キーボード・パートかパッド・パートに鳴らしたいリズム・
セットを選びます。
3.
鍵盤のキーまたはパッドを押して打楽器音を鳴らします。
リズム・セット・ネームの下には、押したキーの名前(ノー
ト・ネーム)と、そのキーに割り当てられている打楽器音の名
前(リズム・トーン・ネーム)が表示されます。
fig.05-023.j
ノート・ネーム
リズム・トーン・ネーム
53
Fantom-X678_r_j.book 54 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ピアノ・モードで演奏する
Fantom-X は、ピアノ専用機として機能するピアノ・ モードを装備
しています。ここでは、ピアノ・モードでの操作とそのパラメー
ターの働きを説明します。
ピアノ・モードでの留意点
• パッチをエディットをするときは、パッチ・モードに切り
リストからパッチを選ぶ
ピアノのパッチを一覧から表示させて、その中からパッチを選ぶこ
とができます。
1.
Piano Mode 画面から、[F1(List)
]を押します。
fig.27-002̲50
替えてください。
• ホールド・ペダルをお使いになるときは、当社製の DP-8 を
お使いになることをお勧めします。DP-8 をご使用になる
と、ペダルを踏む量によって音の響き具合が変わります。
ピアノ・モードにする
1. [PIANO MODE]を押します。
fig.27-001̲50
2.
または
を押して、パッチを選びます。
]を押してカテゴリーを選びます。
3. [F1(↑)]または[F2( ↓)
4.
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して
パッチを選び、続けて[F8(Select)]を押します。
[F7(Preview)
]を押すと、カテゴリーごとに用意された最適
なフレーズで、パッチの音を確認することができます。
[F6(System Write)
]を押すと、現在選んでいるパッチを、
次に[PIANO MODE]を押してピアノ・モードにしたときに、
最初に選ばれるパッチとして記憶することができます。
Piano Mode 画面が表示されます。
パッチを選ぶ
ピアノ・モードでは、ピアノ系の音色を選ぶことができます。
1.
または
を押して、カーソルをパッチ・ ネームに移動しま
アコースティック・ピアノを選ぶと、マルチエフェクトの設定が
「78: SYMPATHETIC RESONANCE」になります。
す。
2.
アコースティック・ピアノを演
奏する
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して
パッチを選びます。
※ ピアノ・モードでは GM グループのパッチを選ぶことはできま
せん。
鍵盤のタッチを設定する
(Key Touch)
鍵盤のタッチ感を細かく設定することができます。
カテゴリー別にパッチを選ぶ
パッチの種類(カテゴリー)を指定することで、使いたいパッチを
素早く選びだすことができます。
1.
または
します。
2.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押してカ
テゴリーを選びます。
を押して、カーソルをパッチ・ カテゴリーに移動
カテゴリーは「PNO」
(アコースティック・ ピアノ)
、「EP」
(エレ
クトリック・ピアノ)の 2 種類から選べます。
54
1.
Piano Mode 画面から、[F2(Key Touch)
]を押します。
fig.27-004̲50
Fantom-X678_r_j.book 55 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ピアノ・モードで演奏する
2.
VALUE ダイヤルか[DEC]または[INC]ボタンで、タッチを
設定します。
• Light:
鍵盤のタッチ感を軽めの設定にします。標準より弱
いタッチでフォルティッシモ(ff)が出せるので、
鍵盤が軽くなったように感じられます。力が弱い方
でも演奏しやすい設定です。
• Medium: 鍵盤のタッチ感を標準設定にします。もっとも自然
なタッチで弾けます。アコースティック・ピアノに
一番近いタッチです。
• Heavy:
エレクトリック・ピアノを演奏
する
エレクトリック・ピアノのエフェクトを
選ぶ
fig.27-006̲50
鍵盤のタッチ感を重めの設定にします。標準より強
いタッチで弾かないとフォルティッシモが出せなく
なるので、鍵盤が重くなったように感じられます。
ダイナミックに弾くとき、さらに感情が込められま
す。
ピアノの音色を調節する
(Open/Close)
1.
Piano Mode 画面から、
[F3(Open/Close)]を押します。
fig.27-003̲50
[F4]から[F8]のボタンを押して、エレクトリック・ピアノによ
く使われるマルチエフェクトを呼び出すことができます。
画面に表示されているつまみ 1 〜 4 は、REALTIME CONTROL つ
まみ 1 〜 4 に対応しています。
[F4(Tremolo)
]:
トレモロを呼び出します。
[F5(Chorus)]:
コーラスを呼び出します。
[F6(Phaser)]:
フェーザーを呼び出します。
[F7(EQ)]:
イコライザーを呼び出します。
[F8(Speaker SIM)]: スピーカー・シミュレーターを呼び出し
ます。
2.
VALUE ダイヤルか[DEC]または[INC]ボタンでグランド・
ピアノの大屋根の開き具合による音の変化を設定できます。
設定値:
1〜6
共鳴音のかかり具合を調節する
(Resonance)
音色(パッチ)を保存する
設定をした音色は一時的なもので、電源を切ったり他の音色を選ぶ
と失われてしまいます。設定を変更した音色を残しておきたいとき
は、[WRITE]を押して、本体のユーザー・メモリーまたはメモ
リー・カードに保存します。詳しくは、「作ったパッチを保存する
(Write)」(P.59)をご覧ください。
アコースティック・ピアノでは、ダンパー・ペダルを踏んだとき
に、弾いた鍵盤の音が他の弦に共鳴して、豊かな響きと広がりが加
わります。この共鳴音のかかり具合を調節します。
1.
Piano Mode 画面から、[F4(Resonance)
]を押します。
fig.27-005̲50
2.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して、
共鳴音のかかり具合(設定値:0 〜 127)を設定します。
55
Fantom-X678_r_j.book 56 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
Fantom-X にはさまざまな設定があり、 それぞれの設定項目をパラ
メーターといいます。そして、パラメーターの値を変更する操作を
エディットといいます。ここでは、パッチを作るときの操作とパッ
チ・パラメーターの働きを説明します。
2. [PATCH EDIT]を押します。
Patch Edit 画面が表示されます。
fig.05-014̲50
パッチの設定のしかた
すでに用意されているパッチをもとに新しいパッチを作ります。
パッチは 4 つまでのトーンを組み合わせて音が作られています。そ
こで、1 つずつのトーンの音を聴いて、各トーンが全体に対してど
の部分の音を受け持っているかを確かめてからエディットをしてい
きます。
3.
パッチを作るときの 4 つのポイント
●イメージに近いパッチを選ぶ(P.39)
新しい音を作る場合、適当なパッチを選んでやみくもに変
更しても思った音はなかなか作ることができません。まず、
自分がイメージする音に近いパッチを選ぶことが重要です。
パラメーターのグループ分けについては「パッチ・パラメー
ター」(P.251)をご覧ください。
●どのトーンを鳴らすかを決める(P.46)
パッチを作成する上で、どのトーンを使うかを決めること
は重要です。Patch Edit 画面で Tone Switch 1 〜 4 を設
定して、鳴らす(オン)か、鳴らさない(オフ)かを決め
ます。無駄なトーンはオフにして発音数をむやみに増やさ
ないことも大切です。
●ストラクチャーの設定を確認する(P.63)
Structure パラメーターは、4 つのトーンの組み合わせを
決める重要なパラメーターです。実際にトーンを変更する
前に、各トーンの関係を理解しておいてください。
パラメーターはいくつかのエディット・グループに分けて整理
されています。[F1(↑)]または[ F2(↓)
]を押して、設定
したいパラメーターがあるエディット・グループのタブを選び
ます。
• エディットしたいパートを切り替えるとき[F7(Part
Select)
]を押します。
4.
または
を押して、エディットするパラメーターにカー
ソルを移動します。
5. [F8(Tone Sw/Sel)]を押して、エディットするトーンを選び
ます。
Tone Sw/Select ウィンドウが表示されます。
fig.06-001̲50
●エフェクトをオフにする(P.206)
Fantom-X には高度な音作りができるように多彩なエフェク
トが内蔵されています。エフェクトの効果は非常に大きく、
エフェクトをオフにするだけで全く違った音になることも
あります。エフェクトをオフにすればそのパッチ本来の音
が見えてくるので、設定を変更したときの変化も確認しや
すくなります。また、場合によってはエフェクトの設定を
変えるだけでイメージする音が作れることもあります。
1. [PATCH/RHYTHM]を押して Patch Play 画面を表示し、設定
を変えたいパート(キーボード・パートまたはパッド・パー
ト)とパッチを選びます(P.39)
。
[F5(Tone Select)]〜[F8(Tone Select)
]のいずれかを押
して、エディットするトーンを選びます。
• 複数のトーンの同じパラメーターを一度にエディットするとき
[F5(Tone Select)
]〜[F8(Tone Select)
]の中から同時
にエディットしたいトーンのボタンを同時に押して、赤く点灯
させます。
GM グループのパッチをエディットすることはできません。
• トーンのオン/オフを切り替えるとき[F1(Tone Sw)
]〜
すでに用意されているパッチを使わないで、すべて最初から自
分で作る場合は、イニシャライズの操作をします(P.57)
。
[F4(Tone Sw)
]を押してトーンのオン/オフを切り替えま
す。
※
または
を押してトーンを選ぶこともできます。また
[SHIFT]を押しながら[F1]〜[F8]を押すことによって、
エディットするトーンを選んだり、トーンのオン / オフを切り
替えることができます。
6.
56
選び終わったら[EXIT]を押します。
Fantom-X678_r_j.book 57 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
7.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して値
を変更します。
エディットするトーンを複数選んでいるときは、それぞれの値
の差を保ったまま変わります。
8.
手順 5 〜 7 を繰り返してパッチを完成させます。
9.
変更した設定を保存する場合は、[WRITE]を押して保存操作
をします(P.59)
。保存しない場合は、[EXIT]を押して Patch
Play 画面に戻します。
保存せずに Patch Play 画面に戻した場合は、パッチ・ナン
バーの左横に「*」が表示され、パッチの設定が変更されてい
ることを示します。
3.
• エディットしたいパラメーターを切り替えるとき[F6]を押し
ます。
• エディットしたいパートを切り替えるとき[F7(Part
Select)
]を押します。
• エディットするトーン、トーンのオン/オフを切り替えるとき
[F8(Tone Sw/Sel)
] を押します。
4. [CURSOR]を押して、エディットするパラメーターにカーソ
ルを移動します。
5.
「*」が表示された状態で電源を切ったり他の音色を選ぶと、設
定を変更したパッチは失われてしまいます。
Patch Edit 画面で、[F1]/[F2]の代わりに[SHIFT]を押
しながら
または
を押してエディット・ グループを選ぶ
こともできます。Tone SW/Select ウィンドウが表示されてい
るときに使用すると便利です。
グラフィカルに表示してエディットする
(Zoom Edit)
音づくりを進めるうえで、よく使われる重要なパラメーターをグラ
フィカルに表示させてエディットすることができます。Zoom Edit
では、以下のパラメーターのエディットができます。
パラメーター名
Pitch Envelope
TVF
TVF Envelope
TVA Envelope
ページ
P.68
P.69
P.71
P.72
パラメーター名
Structure Type
LFO1/2
Step LFO
ページ
P.63
P.74
P.74
1. [PATCH/RHYTHM]を押して Patch Play 画面を表示し、設定
を変えたいパート(キーボード・パートまたはパッド・パー
ト)とパッチを選びます(P.39)
。
パラメーターはいくつかのエディット・グループに分けて整理
されています。[F1]〜[F4] を押して、設定したいパラメー
ターのタブを選びます。
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して値
を変更します。
REALTIME コントロールつまみで値を設定することもできま
す。
6.
設定が終わったら[EXIT]を押します。
パッチの設定を初期化する(Init)
イニシャライズ(初期化)とは、現在選んでいる音色の設定を標準
値に戻すことです。
イニシャライズの操作では、現在選んでいる音色のみを対象に
しています。すべての設定を工場出荷時の値に戻したいとき
は、ファクトリー・リセットを実行します(P.235)
。
1. [PATCH/RHYTHM]を押して Patch Play 画面を表示し、設定
を変えたいパート(キーボード・パートまたはパッド・パー
ト)と初期化したいパッチを選びます(P.39)
。
]を押します。
2. [SHIFT]を押しながら[F1(Init)
確認のメッセージが表示されます。
3. [F8(Exec)]を押します。
初期化が実行されて、もとの画面に戻ります。
中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
2. [PATCH EDIT]を押し、続けて[F3(Zoom Edit)]を押しま
す。
Zoom Edit 画面が表示されます。
fig.06-002̲50
57
Fantom-X678_r_j.book 58 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
パッチ(トーン)の設定をコピーする
(Copy)
パッチのトーンの設定を、現在選んでいるパッチの指定したトーン
にコピーします。この機能をうまく利用することによって、能率よ
くエディット操作が行えます。
1. [PATCH/RHYTHM]を押して Patch Play 画面を表示し、設定
を変えたいパート(キーボード・パートまたはパッド・パー
ト)とコピー先のパッチを選びます(P.39)
。
2. [PATCH EDIT]を押します。
3. [F5(Tone Copy)]を押します。
Patch Tone Copy ウィンドウが表示されます。
fig.06-003̲50
波形の設定をするときの注意
波形を設定するとき、Fantom-X は複雑な PCM 波形を基準に音作
りをするため、元波形と全く異なる設定をしようとすると思ったよ
うな結果が得られないことがあります。
Fantom-X の内蔵波形は、 次の 2 つに分けることができます。
ワン・ショット:減衰時間の短い音。ワンショット波形では、音の
立ち上がりから最後までをそのままの形で記憶しています。この中
には打楽器音のようにこれ 1 つで完成された波形のものもあります
が、ピアノのハンマー音や、ギターのフレット・ノイズのような楽
器のアタック部の構成音なども数多く含まれています。
ループ:減衰時間の長いものや持続音など。ループ波形は、音色変
化の落ち着いた段階で波形の一部分を何度も繰り返し再生(ルー
プ)する波形です。この中にはピアノの弦の響く音や管の胴鳴りの
ような構成音も数多く含まれています。
次の図はワン・ショットとループを組み合わせた音作りの例(エレ
クトリック・オルガン)です。
fig.06-005.j
オルガンのループ波形の
TVAエンベロープ
キー・クリックのワン・ショット
波形のTVAエンベロープ
TVAエンベロープの変化結果
レベル
4. [CURSOR]を押してカーソルを移動して「Source(コピー
元)」のグループとナンバー、パッチ・トーンを選びます。
5.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して設
定します。
6. [CURSOR]を押してカーソルを移動して「Destination(コ
ピー先)」のパッチ・トーン・ナンバーを選びます。
7.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して設
定します。
8. [F8(Exec)]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
9. [F8(Exec)]を押してコピーを実行します。
Patch Edit 画面に戻ります。
中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
コンペア機能
fig.06-004̲50
パッチ・トーン・コピーでは、
コンペア機能が使用できます。
コンペア機能は、コピー元の
パッチを鳴らして確認するた
めの機能です。コピー元の
パッチを鳴らしたいときは、
[F6(Compare)
]を押して赤
く点灯させます。
すると、キーボード・パートを選んでいるときはキーボード
で、パッド・パートを選んでいるときはパッドで、コピー元の
パッチを鳴らすことができます。
コンペア機能によるパッチの発音は、通常の演奏時とは多
少鳴りかたが異なることがあります。
58
+
鍵を離す
時間
=
鍵を離す
Fantom-X678_r_j.book 59 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
ワン・ショット波形を設定するときの注意
ワン・ショット波形をエンベロープで変化させて元波形よりも長い
減衰に変化させたり、持続音にすることはできません。仮にそう
いったエンベロープを設定して、元波形に含まれない成分を引き出
そうとしても無効です。
ループ波形を設定するときの注意
ピアノやサックスなど、アコースティック楽器の多くは、音の立ち
上がり部分で音色が急激に変化しており、この急激な変化がそれぞ
れの楽器らしさを形成しています。これらの波形は、立ち上がり部
分では波形の複雑な音色変化をそのまま使い、減衰部分のみをエン
ベロープで補ってやればよいでしょう。立ち上がり部分もエンベ
ロープで変化させてしまうと、元波形の影響を受けて思ったように
設定できないことがあります。
fig.06-006.j
レベル
作ったパッチを保存する(Write)
設定を変更した音色は一時的なもので、電源を切ったり他の音色を
選ぶと、失われてしまいます。設定を変更した音色を残しておきた
いときは、本体の USER グループ(ユーザー・メモリー)またはメ
モリー・カードに保存します。
パッチの設定を変更すると、Patch Play 画面のパッチ・ナンバーの
左横に「*」が表示されます。本体(ユーザー・メモリー)に保存
すると「*」の表示は消えます。
保存操作をすると、保存先に記憶されていたデータは上書きさ
れて失われてしまいます。
1.
保存したいパッチが選ばれていることを確認します。
2. [WRITE]を押します。
ループ部分
ウェーブに記憶された
音色変化
Write Menu ウィンドウが表示されます。
fig.06-007̲50
時間
TVFフィルターの
エンベロープ
音色変化の
結果
3. [F2(Patch/Rhythm)]を押します。
※
または
を押して「Patch/Rhythm」を選び、続けて
[ENTER]を押しても操作できます。
Patch Name ウィンドウが表示されます。
fig.06-008̲50
4.
パッチに名前をつけます。
名前の付けかたについて詳しくは、「名前を付ける」(P.36)を
ご覧ください。
5.
名前を入力し終えたら[F8(Write)]を押します。
書き込み先のパッチを選ぶ画面が表示されます。
59
Fantom-X678_r_j.book 60 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
6.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]
、[F2(↑)]
または[F3(↓)
]を押して、書き込み先とパッチ番号を選び
ます。
書き込み先は、Fantom-X 本体内のユーザー・ エリア「User」
とメモリー・カード「Card」の 2 つがあります。
[F6(Compare)
]を押すと、保存先のパッチを確認すること
ができます(コンペア機能)。
7. [F8(Write)]を押します。
書き込み確認のメッセージが表示されます。
書き込み中は、絶対に電源を切らないでください。
8.
書き込んでよければ[F8(Exec)]を押します。
中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
保存先のパッチの音を聴く(Compare)
パッチを保存する前に、保存先のパッチを鳴らし、書き替えてもよ
いパッチかどうかを確認することができます。これにより、大切な
パッチを誤って上書きしてしまうことを未然に防ぐことができま
す。
」の手順 6 までの操作をして
1. 「作ったパッチを保存する( Write)
保存先を選びます。
パッチ・パラメーターの働き
ここでは、パッチ・パラメーターの働きを、パラメーターの構成に
合わせて説明しています。
「★」マークの付いているパラメーターは、特定の MIDI メッ
セージを使って値を変化させることができます(マトリック
ス・コントロール)。どのようにコントロールするかは、
Matrix Ctrl 画面で設定します(P.80)
。
パラメータ名に番号が表示( 1 、 2 、 3 、 4 )されている
場合、その番号のリアルタイム・コントロールつまみ(つまみ左端
が 1 番〜右端が 4 番)で値を設定することができます。 Patch Edit
画面に入ると、Realtime Control つまみの右側のインジケーターが
消灯し、Realtime Control つまみは、パッチやリズム・ セットのパ
ラメーターの設定に使われることになります。Realtime Control つ
まみの右にあるボタンを押して再度インジケーターを点灯させる
と、本来の用途に使うことができます。また、Patch Edit 画面から
抜けると、自動的にもとの点灯状態に戻ります。
fig.06-010
1
2
3
4
]を押して赤く点灯させます。
2. [F6(Compare)
fig.06-009.j
Zoom Edit 画面(P.57)でも、同じつまみを使って値を設定す
ることができます。
保存先のパッチ
パッチ全体に共通の設定をする
(General)
fig.05-014̲50
3.
鍵盤を弾くか(キーボード・パートを選んでいるとき)パッド
を叩いて(パッド・パートを選んでいるとき)保存先のパッチ
を鳴らし、書き替えてもよいパッチかどうかを確認します。
コンペア機能によるパッチの発音は、通常の演奏時とは多少鳴
りかたが異なることがあります。
4.
保存先を変更したいときは、
パッチを指定し直します。
または
を押して保存先の
5. [F8(Write)]を押します。
書き込み確認のメッセージが表示されます。
6. [F8(Exec)]を押して保存を実行します。
60
設定のしかたについては、「パッチの設定のしかた」(P.56)を
ご覧ください。
Fantom-X678_r_j.book 61 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
General(ジェネラル)
Patch Category(パッチ・カテゴリー)
パッチの種類(カテゴリー)を設定します。
フレーズ・プレビュー機能は、ここの設定によって鳴るフレーズが
決まります。
カテゴリー名について詳しくは、(P.40)をご覧ください。
Stretch Tune Depth(ストレッチ・チューン・デプス)
高音域はより高く、低音域はより低くというピアノの独特の調律手
法(ストレッチ・チューニング)でピッチを設定します。「OFF」
にすると平均律になり、「3」にすると高音域と低音域のピッチ変化
がもっとも大きくなります。
設定値:OFF, 1 〜 3
図は横軸に音域、縦軸に平均律に対するピッチ変化としたもので、
設定によって和音の響きが微妙に変わります。
fig.06-011.j
平均律とのピッチ差
設定値
3
Patch Level(パッチ・レベル) 1
2
パッチの音量を設定します。
1
設定値:0 〜 127
Patch Pan(パッチ・パン) 2
パッチのパンを設定します。「L64」で最も左、「0」で中央、
「63R」で最も右に定位します。
設定値:L64 〜 0 〜 63R
OFF
OFF
1
2
3
Patch Priority(パッチ・プライオリティー)
最大同時発音数(128 ボイス)を超えたときにどのように発音する
かを設定します。
設定値
LAST:
後から鳴るボイスを優先し、現在鳴っているボイス
のうち先に鳴ったものから順に消していきます。
LOUDEST:
音量の大きいボイスを優先し、現在鳴っているボイ
スのうち音量の小さいものから順に消していきま
す。
低音部
高音部
Analog Feel(アナログ・フィール・デプス) 4
パッチにゆらぎ(小川のせせらぎやそよ風など、人間に心地よさを
与えるゆらぎ。1/f ゆらぎ)を与える度合いを設定します。
この「1/f ゆらぎ」を与えると、アナログ・シンセサイザーのよう
な不安定さを付加できます。
設定値:0 〜 127
Cutoff Offset(カットオフ・オフセット)
Octave Shift(オクターブ・シフト)
パッチの音の高さをオクターブ単位(± 3 オクターブ)で設定しま
す。
Cutoff Frequency パラメーター(P.69)で設定された各トーンの
カットオフ周波数の値の差を保ったまま、パッチ全体でカットオフ
周波数を補正します。
設定値:-3 〜 +3
設定値:-63 〜 +63
Patch Coarse Tune(パッチ・コース・チューン)★
パッチの音の高さを半音単位(± 4 オクターブ)で設定します。
設定値:-48 〜 +48
各トーンのカットオフ周波数の値にここでの設定値を足して出
力されるので、各トーンのカットオフ周波数の値が「127」
(最大)に設定されているときは、ここで「+」の値に設定して
も変わりません。
Patch Fine Tune(パッチ・ファイン・チューン) 3
Resonance Offset(レゾナンス・オフセット)
パッチの音の高さを 1 セント単位(± 50 セント)で設定します。
Resonance パラメーター(P.69)で設定された各トーンのレゾナ
ンスの値の差を保ったまま、パッチ全体でレゾナンスを補正しま
す。
設定値:-50 〜 +50
1 セント=半音の 100 分の 1
設定値:-63 〜 +63
※ レゾナンス:カットオフ周波数付近の音の成分を強調し、音に
クセを付ける
各トーンのレゾナンスの値にここでの設定値を足して出力され
るので、各トーンのレゾナンスの値が「127」
( 最大)に設定
されているときは、ここで「+」の値に設定しても変わりませ
ん。
61
Fantom-X678_r_j.book 62 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
Attack Time Offset(アタック・タイム・オフセット)
A-Env Time 1 パラメーター(P.73)
、F-Env Time 1 パラメーター
(P.71)で設定された各トーンのアタック・タイムの値の差を保っ
たまま、パッチ全体でアタック・タイムを補正します。
波形を変化させる(Wave)
fig.06-012̲50
設定値:-63 〜 +63
※ アタック・タイム:キーを押して音が出始めてから最大音量に
達するまでの時間
各トーンのアタック・タイムの値にここでの設定値を足して出
力されるので、各トーンのアタック・タイムの値が 127(最
大)に設定されているときは、ここで「+」の値に設定しても
変わりません。
Release Time Offset(リリース・タイム・オフセット)
A-Env Time 4 パラメーター(P.73)
、F-Env Time 4 パラメーター
(P.71)で設定された各トーンのリリース・タイムの値の差を保っ
たまま、パッチ全体でリリース・タイムを補正します。
設定値:-63 〜 +63
※ リリース・タイム:キーを離してから音が減衰しつつ消えるま
での時間
各トーンのリース・タイムの値にここでの設定値を足して出力
されるので、各トーンのリース・タイムの値が「127」
(最大)
に設定されているときは、ここで「+」の値に設定しても変わ
りません。
Velocity Sens Offset
(ベロシティー・センス・オフセット)
以下のパラメーターで設定された各トーンのベロシティー・センス
の値の差を保ったまま、パッチ全体でベロシティー・センスを補正
します。
Cutoff V-Sens パラメーター(P.70)
Level V-Sens パラメーター(P.71)
設定値:-63 〜 +63
※ ベロシティー:キーを押さえる強さ
各トーンのベロシティー・センスの値にここでの設定値を足し
て出力されるので、各トーンのベロシティー・センスの値が
「+63」(最大)に設定されているときは、ここで「+」の値に
設定しても変わりません。
設定のしかたについては「パッチの設定のしかた」(P.56)を
ご覧ください。
Wave Group(ウェーブ・グループ)
トーンの基本となる波形のグループを選びます。
設定値
INT:
本体に記憶されている波形
EXP:
EXP スロットに装着されているウェーブ・エクスパ
ンション・ボード(SRX シリーズ)の波形
SAMP:
サンプルの波形
MSAM:
マルチサンプルの波形
装着されていないウェーブ・エクスパンション・ボードのグ
ループは選べません。
Wave Bank(ウェーブ・バンク)
どの波形のバンクを選ぶか設定します。
設定値
ウェーブ・グループが EXP のとき:
A〜D
ウェーブ・グループが SAMP のとき: PRST, USER, CARD
ウェーブ・グループが MSAM のとき: USER, CARD
Wave No. L(Mono)(ウェーブ・ナンバー (L))
Wave No. R(ウェーブ・ナンバー (R))
トーンの基本となる波形を選びます。ウェーブ・ナンバーと同時に
画面の下側にウェーブ・ネームも表示されます。
モノで使用する場合は、左側(L)だけを指定します。ステレオで
使用する場合は、右側(R)も指定します。
設定値:----, 1 〜 1228(上限はウェーブ・グループによって異な
ります。)
左右組み合わせの Wave を選択するとき、左側(L)の Wave
ナンバーを選択したあとに[F6(Stereo Pair)
]を押すと、右
側(R)の Wave が呼び出されます。
※ マルチサンプルをステレオで使用する場合、L、R に同じ番号
を指定してください。
62
Fantom-X678_r_j.book 63 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
Wave Gain(ウェーブ・ゲイン) 1
波形のゲイン(振幅)を設定します。値は 6dB(デシベル)ずつ変
わります。6dB 上がると、ゲインは 2 倍になります。ブースターを
使って音を歪ませるときは、最大にしておくと効果があります
(P.65)。
設定値:-6, 0, +6, +12
FXM Color(FXM カラー) 3
FXM による周波数変調のしかたを設定します。値が大きくなるほど
ざらつきのある音に、値が小さくなるほど金属的な音になります。
設定値:1 〜 4
FXM Depth(FXM デプス)★ 4
FXM による周波数変調の深さを設定します。
Wave Tempo Sync(ウェーブ・テンポ・シンク)
フレーズ・ループをクロック(テンポ)にあわせるときは「ON」
に設定します。これは別売のウェーブ・エクスパンション・ボード
などを装着し、テンポ(BPM)が表示されている波形を使ったトー
ンやトーンにサンプルを選んだときのみ有効です。
設定値:OFF, ON
トーンにウェーブ・エクスパンション・ボードの波形を選んで
いる場合、Wave Tempo Sync パラメーターを「ON」に設定
すると、ピッチに関する設定(P.67)
、および FXM に関する
設定(P.63)は無効になります。
設定値:0 〜 16
トーンの鳴らしかたを変える(TMT)
各トーンの鳴り方を鍵盤を弾く強さや MIDI メッセージでコント
ロールできます。これをトーン・ミックス・テーブル(TMT)と呼
びます。
fig.06-013̲50
• トーンにサンプルを選んでいる場合、サンプルのパラメーター
の BPM(テンポ)をあらかじめ設定しておく必要があります。
• トーンにサンプルを選んでいる場合、ウェーブ・テンポ・シン
クは通常の 2 倍の発音数を必要とします。
• Wave Tempo Sync パラメーターを「ON」に設定したときは、
Delay Time パラメーター(P.79)を「0」にしてください。 こ
れ以外の値ではディレイ効果がかかり、思ったとおりの演奏が
できません。
フレーズ・ループ
サンプラーなどにより曲の一部のフレーズを切り出したものを
繰り返し再生することをフレーズ・ループといいます。ダン
ス・ミュージックなどで従来の楽曲などからフレーズを切り出
して、それをもとに新たな楽曲を作成する手法があります。ブ
レーク・ビーツともいいます。
設定のしかたについては、「パッチの設定のしかた」(P.56)を
ご覧ください。
Structure 1 & 2, 3 & 4
(ストラクチャー・タイプ 1 & 2、3 & 4)
トーン 1 と 2、またはトーン 3 と 4 をどのように組み合わせるかを
設定します。
設定値:1 〜 10
組み合わせかたは、次の 10 通りのタイプがあります。
fig.06-014
TYPE 1
リアルタイム・タイム・ストレッチ
ウェーブ・グループが「SAMP」または「MSAM」で Wave
Tempo Sync パラメーターを「ON」にしたときは、ピッチを変
えることなく、波形再生速度を変化させることができます。
FXM Switch(FXM スイッチ) 2
FXM を使うか(ON)、使わないか(OFF)を設定します。
設定値:OFF, ON
FXM
FXM(Frequency Cross Modulation)は、選んだ波形を特定
の波形を使って周波数変調し、複雑な倍音を作り出します。激
しい音や効果音を作るのに適しています。
TONE 1 (3)
WG
TVF
TVA
TONE 2 (4)
WG
TVF
TVA
トーン 1 と 2(3 と 4)が独立しているタイプです。 PCM の音色を
生かしたいときや、トーンごとに音色を作って重ねたい場合に使い
ます。
fig.06-015
TYPE 2
TONE 1 (3)
WG
TONE 2 (4)
WG
TVA
TVF
TVF
TVA
2 つのフィルターを重ねて、フィルターの特性を強化したタイプで
す。トーン 1(3)の TVA で 2 つのトーンの音量バランスをコント
ロールします。
63
Fantom-X678_r_j.book 64 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
fig.06-016
fig.06-021
TYPE 3
TONE 1 (3)
TYPE 8
WG
TVA
TONE 1 (3)
TVF
WG
TVF
TVA
B
TONE 2 (4)
WG
R
TVF
TONE 2 (4)
TVA
トーン 1(3)とトーン 2(4)をミックスした音にフィルターをか
け、ブースターに通して波形を歪ませるタイプです。
fig.06-017
TYPE 4
WG
TVF
TVA
トーン 1(3)にフィルターをかけた音とトーン 2( 4)の音をリン
グ・モジュレーターに通し、さらにトーン 2(4)とミックスして
フィルターをかけるタイプです。
fig.06-022
TYPE 9
TONE 1 (3)
WG
TONE 2 (4)
WG
TVA
TVF
B
TVF
TONE 1 (3)
WG
TVF
TONE 2 (4)
WG
TVF
TVA
R
TVA
ブースターを通して波形を歪ませ、2 つのフィルターを重ねたタイ
プです。トーン 1(3)の TVA で 2 つのトーンの音量バランスをコ
ントロールしてブースターの効き具合を調節します。
fig.06-018
TYPE 5
TVA
各トーンのフィルターを通った音に、リング・モジュレーターを通
して倍音を増やすタイプです。トーン 1(3)の TVA で 2 つのトー
ンの音量バランスをコントロールしてリング・モジュレーターの深
さを調節します。
fig.06-023
TONE 1 (3)
WG
TVA
TVF
TYPE 10
R
TONE 2 (4)
WG
TVF
TVA
TONE 1 (3)
WG
TVF
TONE 2 (4)
WG
TVF
TVA
R
リング・モジュレーターを通して倍音を増やし、2 つのフィルター
を重ねたタイプです。トーン 1(3)の TVA で 2 つのトーンの音量
バランスをコントロールしてリング・モジュレーターの深さを調節
します。
fig.06-019
TYPE 6
TONE 1 (3)
WG
TVA
TVA
各トーンのフィルターを通った音に、リング・モジュレーターを通
して倍音を増やし、さらにトーン 2(4)の音をミックスしたタイ
プです。リング・モジュレーターで得た音とトーン 2(4) を混ぜ
ることができるので、トーン 1(3)の TVA でリング音の量を調節
できます。
TVF
R
TONE 2 (4)
WG
TVF
TVA
リング・モジュレーターを通して倍音を増やし、さらにトーン 2
(4)の音をミックスして 2 つのフィルターを重ねたタイプです。リ
ング・モジュレーターで得た音とトーン 2(4)を混ぜることがで
きるので、トーン 1(3)の TVA でリング音の量を調節できます。
fig.06-020
TYPE 7
TONE 1 (3)
WG
TONE 2 (4)
WG
TVF
TVA
R
TVF
TVA
トーン 1(3)にフィルターをかけた音とトーン 2(4)の音をリン
グ・モジュレーターに通して倍音を増やすタイプです。
64
• TYPE 2 〜 1 0 を選んだ状態でペアとなる一方のトーンをオフに
設定すると、もう一方のトーンは表示に関係なく TYPE 1 で発
音されます。
• 各トーンに発音域を設定したり(キーボード・レンジ P.65)
、
キーを押す強さによってトーンの鳴る範囲を設定して(ベロシ
ティー・レンジ P.66)
、発音されない音域を作った場合、その
音域はトーンをオフにしたときと同じになります。したがっ
て、TYPE 2 〜 10 を選んだ状態でペアとなる一方のトーンに
発音されない音域を作った場合、その音域ではもう一方のトー
ンは表示に関係なく TYPE 1 で発音されます。
Fantom-X678_r_j.book 65 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
Booster 1 & 2, 3 & 4(ブースター・ゲイン 1 & 2、3 &
4)
ストラクチャー・タイプが TYPE 3 または TYPE 4 のとき、ブース
ターの効き具合を設定します。ブースターは入力信号を大きくして
音を歪ませます。ギターのエフェクトでよく使われるディストー
ション効果が付けられます。値を大きくするほど音の歪みが大きく
なります。
リング・モジュレーター
リング・モジュレーターは、2 つのトーンの波形を掛け合わせ
ることにより、どちらの波形にも含まれない多くの倍音(非整
数倍音)を得ることができます(片方の波形を正弦波にしない
かぎり、たいてい等間隔の周波数成分は発生しません)。
各波形の音の高さの差で倍音構成が変化するため、音程感のな
い金属的な響きになります。鐘の音など、金属的な音色を作る
のに適しています。
設定値:0, +6, +12, +18
fig.06-026
ブースター
ブースターは、入力された信号を歪ませる機能です。
fig.06-024.j
ブースター・レベル
ディストーションとして使用するほかに、片方のトーンの波形
(WG1)を LFO としてもう片方の波形(WG2)を上下にシフ
トさせることで、PWM(パルス・ウィズ・モジュレーション)
のような変調もできます。Gain パラメーターと組み合わせる
とより効果的になります(P.63)
。
fig.06-025.j
WG1をLFOとして使う
WG1
WG1の出力を調節
Key Fade Lower
(キーボード・フェード・ウィズ・ロワー)
トーンの発音域の設定範囲の下限から外れたキーを弾いたときの音
量変化を設定します。値を大きくするほどなめらかに音量が下がり
ます。設定した発音域以外のキーを弾いたときに音を鳴らしたくな
い場合は「0」に設定します。
設定値:0 〜 127
TVA
Booster
WG2
Key Range Lower(キーボード・レンジ・ロワー)
1
トーンごとに、発音域の下限のキーを設定します。
設定値:C-1 〜 UPPER
WG2
WG1と加算
波形の歪む
箇所が変わる
Key Range Upper(キーボード・レンジ・アッパー)
2
トーンごとに、発音域の上限のキーを設定します。
設定値:LOWER 〜 G9
WG1による波形のシフト
発音域の下限を上限より上げようとしたり、上限を下限より下
げようとすると、もう一方の設定が同じ値で変化します。
65
Fantom-X678_r_j.book 66 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
Key Fade Upper
(キーボード・フェード・ウィズ・アッパー)
Velo Range Upper
(ベロシティー・レンジ・アッパー) 4
トーンの発音域の設定範囲の上限から外れたキーを弾いたときの音
量変化を設定します。値を大きくするほどなめらかに音量が下がり
ます。設定した発音域以外のキーを弾いたときに音を鳴らしたくな
い場合は「0」に設定します。
キーを弾く強さによってトーンの鳴る範囲の上限を設定します。
キーを弾く強さでトーンを鳴らし分けたいときに設定します。
設定値:LOWER 〜 127
設定値:0 〜 127
キーを弾く強さの下限を上限より上げようとしたり、上限を下
限より下げようとすると、もう一方の設定が同じ値で変化しま
す。
fig.06-027.j
レベル
ピッチ
Fade Lower
Range Lower
Fade Upper
Range Upper
TMT Velocity Control
(TMT ベロシティー・コントロール・スイッチ)
鍵盤を弾く強さでトーンを鳴らし分けるか(ON)、鳴らし分けない
か(OFF)を設定します。
「RANDOM」に設定すると、ベロシティー情報に関係なく構成する
トーンがランダムに発音します。
「CYCLE」に設定すると、ベロシティー情報に関係なく構成する
トーンが順番に発音します。
マトリックス・コントロールでトーンを鳴らし分けるときは、
使用する MIDI メッセージの値の下限(Lower)と上限
(Upper)を設定します。
Velo Fade Upper
(ベロシティー・フェード・ウィズ・アッパー)
キーを弾く強さの設定範囲の上限から外れる強さでキーを弾いたと
きの音量変化を設定します。値を大きくするほどなめらかに音量が
下がります。設定範囲外の強さでキーを弾いたときに音を鳴らした
くない場合は「0」に設定します。
設定値:0 〜 127
fig.06-028.j
レベル
設定値:OFF, ON, RANDOM, CYCLE
ベロシティーの代わりにマトリックス・コントロールでトーン
を鳴らし分けることもできます(P.66)
。ただし、鍵盤を弾く
強さとマトリックス・コントロールで同時にトーンを鳴らし分
けることはできません。マトリックス・コントロールでトーン
を鳴らし分けるときは、Velocity Control パラメーターを
「OFF」にしてください。
Velo Fade Lower
(ベロシティー・フェード・ウィズ・ロワー)
キーを弾く強さの設定範囲の下限から外れる強さでキーを弾いたと
きの音量変化を設定します。値を大きくするほどなめらかに音量が
下がります。設定範囲外の強さでキーを弾いたときに音を鳴らした
くない場合は「0」に設定します。
設定値:0 〜 127
Velo Range Lower(ベロシティー・レンジ・ロワー)
3
キーを弾く強さによってトーンの鳴る範囲の下限を設定します。
キーを弾く強さでトーンを鳴らし分けたいときに設定します。
設定値:1 〜 UPPER
66
ベロシティー
Fade Lower
Range Lower
Fade Upper
Range Upper
TMT Control Switch(TMT コントロール・スイッチ)
マトリックス・コントロールを使って、トーンを鳴らし分けるか
(ON)、鳴らし分けないか(OFF)を設定します。
設定値:OFF, ON
鍵盤を弾く強さ(ベロシティー)でトーンを鳴らし分けること
もできます(P.66)
。ただし、マトリックス・コントロールと
鍵盤を弾く強さで同時にトーンを鳴らし分けることはできませ
ん。マトリックス・コントロールでトーンを鳴らし分けるとき
は、Velocity Control パラメーター(P.66)を「OFF」にして
ください。
Fantom-X678_r_j.book 67 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
Pitch Key Follow(ピッチ・キーフォロー) 4
音の高さを変える(Pitch/Pitch Env)
fig.06-029̲50
キーを 1 オクターブ(12 キー)上に移動したときのピッチの変化
幅を設定します。
通常のキーボードようにピッチを 1 オクターブ変化させたいときは
「+100」にします。ピッチを 2 オクターブ変化させたいときは
「+200」に、逆にピッチを下げたいときはマイナスの値にします。
どのキーを押しても同じピッチにするには「0」にします。
設定値:
-200, -190, -180, -170, -160, -150, -140, -130, 120, -110, -100, -90, -80, -70, -60, -50, -40, -30,
-20, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +60, +70,
+80, +90, +100, +110, +120, +130, +140, +150,
+160, +170, +180, +190, +200
fig.06-030.j
ピッチ
+200
設定のしかたについては、「パッチの設定のしかた」(P.56)を
ご覧ください。
+100
+50
0
Pitch(ピッチ)
-50
Tone Coarse Tune
(トーン・コース・チューン)★ 1
C1
C2
C3
C4
C5
-200
C6
-100
C7
鍵盤の高さ
トーンの音の高さを半音単位(± 4 オクターブ)で設定します。
設定値:-48 〜 +48
Tone Fine Tune(トーン・ファイン・チューン)★
2
トーンの音の高さを 1 セント単位(± 50 セント)で設定します。
設定値:-50 〜 +50
Pitch Bend Range Up
(ピッチ・ベンド・レンジ・アップ)
ピッチ・ベンド・レバーを最も右に傾けたときの変化量を半音単位
で設定します。例えば、「12」に設定してピッチ・ベンド・ レバー
を右側いっぱいに傾けると、ピッチが 1 オクターブ上がります。
設定値:0 〜 +48
1 セント=半音の 100 分の 1
Random Pitch Depth(ランダム・ピッチ・デプス)
3
キーを押すごとにピッチを不規則に変化させる変化幅を設定しま
す。不規則に変化させないときは「0」にします。値の単位はセン
ト(半音の 100 分の 1)です。
設定値:
0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 20, 30, 40, 50, 60,
70, 80, 90, 100, 200, 300, 400, 500, 600, 700,
800, 900, 1000, 1100, 1200
Pitch Bend Range Down
(ピッチ・ベンド・レンジ・ダウン)
ピッチ・ベンド・レバーを最も左に傾けたときの変化量を半音単位
で設定します。例えば、「-48」に設定してピッチ・ベンド・レバー
を左側いっぱいに傾けると、ピッチが 4 オクターブ下がります。
設定値:-48 〜 0
P-Env V-Sens
(ピッチ・エンベロープ・ベロシティー・センス)
キーを押す強さでピッチ・エンベロープの効き具合を変化させると
きに設定します。キーを強く押すほど、ピッチ・エンベロープの効
き具合を大きくするには「+」の値に、小さくするには「-」の値に
します。
設定値:-63 〜 +63
P-Env T1 V-Sens
(ピッチ・エンベロープ・タイム 1・ベロシティー・センス)
キーを押す強さでピッチ・エンベロープの Time 1(時間)を変化さ
せるときに設定します。キーを強く押すほど、Time 1 の時間を速く
するには「+」の値に、遅くするには「-」の値にします。
設定値:-63 〜 +63
67
Fantom-X678_r_j.book 68 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
P-Env T4 V-Sens
(ピッチ・エンベロープ・タイム 4・ベロシティー・センス)
キーを離す速さでピッチ・エンベロープの Time 4(時間)を変化さ
せるときに設定します。キーを速く離すほど、Time 4 の時間を速く
するには「+」の値に、遅くするには「-」の値にします。
設定値:-63 〜 +63
Pitch Env(ピッチ・エンベロープ)
P-Env Depth(ピッチ・エンベロープ・デプス)
ピッチ・エンベロープの効き具合を設定します。値を大きくするほ
どピッチ・エンベロープによる変化が大きくなります。「-」の値に
するとエンベロープの形が反転します。
設定値:-12 〜 +12
P-Env Time KF
(ピッチ・エンベロープ・タイム・キーフォロー)
押さえる鍵盤の位置によってピッチ・エンベロープの時間(Time 2
〜 Time 4)を変化させるときに設定します。C4 キー(中央のド)
のピッチ・エンベロープの時間を基準に、「+」の値にすると C4 よ
り高音域のキーを押すほど時間が短くなり、「-」の値にすると時間
が長くなります。値を大きくするほど変化が大きくなります。
設定値:
-100, -90, -80, -70, -60, -50, -40, -30, -20, -10, 0,
+10, +20, +30, +40, +50, +60, +70, +80, +90,
+100
P-Env Time1 〜 4
(ピッチ・エンベロープ・タイム 1 〜 4)★ 1 , 2 , 4
ピッチ・エンベロープの時間(Time 1 〜 Time 4)を設定します。
値を大きくするほど、次のピッチに達するまでの時間(例えば、
Time 2 は Level 1 から Level 2 に達する時間)が長くなります。
設定値:0 〜 127
fig.06-032.j
T1
T2
T3
T4
fig.06-031.j
タイム
-100
ピッチ L0
-50
L1
キーを押す
T:Time
+50
C2
C3
C4
C5
C6
+100
C7
キーを離す
L2
0
C1
時間
L3
鍵盤の高さ
L4
L:Level
P-Env Level0 〜 4
(ピッチ・エンベロープ・レベル 0 〜 4) 3
ピッチ・エンベロープのレベル(Level 0 〜 Level 4)を設定しま
す。各ポイントでのピッチを基準のピッチ(Pitch 画面で設定した
コース・チューンおよびファイン・チューンの値)からどれくらい
変化させるかを決めます。「+」の値にすると基準ピッチより高くな
り、「-」の値にすると低くなります。
設定値:-63 〜 +63
68
Fantom-X678_r_j.book 69 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
フィルターで音の明るさを変える
(TVF/TVF Env)
fig.06-033̲50
「LPF2」、「LPF3」に設定した場合、Resonance パラメーター
(P.69)の設定は無効になります。
Cutoff Frequency( カットオフ・フリケンシー)★ 1
波形の周波数成分に対して、フィルターが効き始める周波数(カッ
トオフ周波数)を設定します。
設定値:0 〜 127
Filter Type パラメーターが「LPF/LPF2/LPF3」のときは、カット
オフ周波数を小さくすると高次倍音が少なくなるので、音色は丸く
なります。大きくすると音色は明るくなります。
Filter Type パラメーターが「BPF」のときは、カットオフ周波数の
値によって発音される倍音成分が変わります。クセのある音などを
作るのに適しています。
設定のしかたについては、「パッチの設定のしかた」(P.56)を
ご覧ください。
Filter Type パラメーターが「PKG」のときは、カットオフ周波数の
値によって強調して発音される倍音成分が変わります。
TVF
Filter Type(フィルター・タイプ) 3
フィルターの種類を選びます。フィルターとは、特定の周波数帯域
をカットして音の明るさや音の太さなどを変化させる機能です。
設定値
OFF:
LPF:
Filter Type パラメーターが「HPF」のときは、カットオフ周波数を
高くすると低次倍音が少なくなるので、音の明るい部分だけが強調
されます。
各トーンのカットオフ周波数の値の差を保ったまま、パッチ全
体で補正するときは、Cutoff Offset パラメーターを設定しま
す(P.61)
。
Resonance(レゾナンス)★ 2
フィルターを使いません。
ロー・パス・フィルター。カットオフ周波数
(Cutoff Freq)より上の成分をカットします。 高域
の周波数をカットするので音が丸くなります。最も
一般的に使われます。
BPF:
バンド・パス・フィルター。カットオフ周波数
(Cutoff Freq)付近の成分だけ残して他をカットし
ます。クセのある音などを作るのに適しています。
HPF:
ハイ・パス・フィルター。カットオフ周波数
(Cutoff Freq)より下の成分をカットします。 高域
に特徴のある打楽器系の音などを作るのに適してい
ます。
PKG:
ピーキング・フィルター。カットオフ周波数
(Cutoff Freq)付近の成分を強調します。 LFO で
カットオフ周波数を周期的に変えるとワウ効果を得
ることもできます。
LPF2:
ロー・パス・フィルター 2。カットオフ周波数
(Cutoff Freq)より上の成分をカットしますが、
フィルターの感度が LPF の半分になっています。
したがって、LPF に比べて緩やかなロー・パス・
フィルターになります。アコースティック・ピアノ
などの楽器音のシミュレーションに適しています。
LPF3:
ロー・パス・フィルター 3。カットオフ周波数
(Cutoff Freq)より上の成分をカットしますが、
フィルターの感度がカットオフ周波数に応じて変化
します。アコースティック系の楽器音のシミュレー
ションに適していますが、同じ TVF エンベロープ
の設定でも LPF2 とは異なったニュアンスになりま
す。
カットオフ周波数付近の音の成分を強調し、音色にクセを付けま
す。設定値を上げすぎると発振して音が歪むことがあります。
設定値:0 〜 127
各トーンのレゾナンスの値の差を保ったまま、パッチ全体で補
正するときは、Resonance Offset パラメーターを設定します
(P.61)
。
fig.06-034.j
LPF
BPF
HPF
PKG
69
Fantom-X678_r_j.book 70 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
Cutoff Key Follow
Resonance V-Sens
(レゾナンス・ベロシティー・センス)
(カットオフ・フリケンシー・キーフォロー) 4
押さえる鍵盤の位置によってカットオフ周波数を変化させたいとき
に設定します。C4 キー(中央のド)のカットオフ周波数を基準に、
「+」の値にすると C4 より高音域のキーを押すほどカットオフ周波
数が高くなり、「-」の値にするとカットオフ周波数が低くなります。
値を大きくするほど変化が大きくなります。
設定値:
-200, -190, -180, -170, -160, -150, -140, -130, 120, -110, -100, -90, -80, -70, -60, -50, -40, -30,
-20, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +60, +70,
+80, +90, +100, +110, +120, +130, +140, +150,
+160, +170, +180, +190, +200
fig.06-035.j
カットオフ周波数
(オクターブ)
キーを押す強さでレゾナンスのかかり具合を変化させるときに設定
します。キーを強く押すほどレゾナンスの効果を大きくするには
「+」の値に、小さくするには「-」の値にします。
設定値:-63 〜 +63
F-Env V-Curve
(TVF エンベロープ・ベロシティー・カーブ)
キーを押す強さで TVF エンベロープの効き具合を変化させるとき
の変化カーブを次の 7 種類の中から選びます。キーを押す強さに
よって TVF エンベロープの効き具合を変化させないときは
「FIXED」に設定します。
設定値:FIXED, 1 〜 7
+200
fig.06-036
+100
+2
+50
1
+1
0
o
-2
C3
C4
C5
-200
C6
4
5
6
7
キーを押す強さで TVF エンベロープの効き具合を変化させるとき
に設定します。キーを強く押すほど、TVF エンベロープの効き具合
を大きくするには「+」の値に、小さくするには「-」の値にしま
す。
-50
C2
3
F-Env V-Sens(TVF エンベロープ・ベロシティー・センス)
-1
C1
2
-100
C7
鍵盤の高さ
設定値:-63 〜 +63
Cutoff V-Curve
(カットオフ・フリケンシー・ベロシティー・カーブ)
キーを押す強さでカットオフ周波数を変化させるときの変化カーブ
を次の 7 種類の中から選びます。キーを押す強さによってカットオ
フ周波数を変化させないときは「FIXED」に設定します。
設定値:FIXED, 1 〜 7
F-Env T1 V-Sens
(TVF エンベロープ・タイム 1・ベロシティー・センス)
キーを押す強さで TVF エンベロープの Time 1(時間)を変化させ
るときに設定します。キーを強く押すほど、Time 1 の時間を速くす
るには「+」の値に、遅くするには「-」の値にします。
設定値:-63 〜 +63
fig.06-036
F-Env T4 V-Sens
(TVF エンベロープ・タイム 4・ベロシティー・センス)
1
2
3
4
5
6
7
Cutoff V-Sens
(カットオフ・フリケンシー・ベロシティー・センス)
キーを押す強さでカットオフ周波数を変化させるときに設定しま
す。キーを強く押すほど、カットオフ周波数を高くするには「+」
の値に、低くするには「-」の値にします。
設定値:-63 〜 +63
各トーンのカットオフ・フリケンシー・ベロシティー・センス
の値の差を保ったまま、パッチ全体で補正するときは、
Velocity Sens Offset パラメーターを設定します(P.62)
。た
だし、これは Level V-Sens パラメーター(P.71)と共通の設
定です。
70
キーを離す速さで TVF エンベロープの Time 4(時間)を変化させ
るときに設定します。キーを速く離すほど、Time 4 の時間を速くす
るには「+」の値に、遅くするには「-」の値にします。
設定値:-63 〜 +63
Fantom-X678_r_j.book 71 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
TVF Env(TVF エンベロープ)
音量を設定する(TVA/TVA Env)
F-Env Depth(TVF エンベロープ・デプス)
TVF エンベロープの効き具合を設定します。値を大きくするほど
TVF エンベロープによる変化が大きくなります。「-」の値にすると
エンベロープの形が反転します。
fig.06-038̲50
設定値:-63 〜 +63
F-Env Time KF
(TVF エンベロープ・タイム・キーフォロー)
押さえる鍵盤の位置によって TVF エンベロープの時間(Time 2 〜
Time 4)を変化させるときに設定します。C4 キー(中央のド)の
TVF エンベロープの時間を基準に、「+」の値にすると C4 より高音
域のキーを押すほど時間が短くなり、「-」の値にすると時間が長く
なります。値を大きくするほど変化が大きくなります。
設定値:
-100, -90, -80, -70, -60, -50, -40, -30, -20, -10, 0,
+10, +20, +30, +40, +50, +60, +70, +80, +90,
+100
設定のしかたについては、「パッチの設定のしかた」(P.56)を
ご覧ください。
fig.06-031.j
タイム
TVA
-100
-50
Tone Level(トーン・レベル)★ 1
0
トーンの音量を設定します。主に各トーンの音量バランスをとると
きに使います。
設定値:0 〜 127
+50
C1
C2
C3
C4
C5
C6
+100
C7
Level V-Curve(TVA レベル・ベロシティー・カーブ)
鍵盤の高さ
F-Env Time1 〜 4
(TVF エンベロープ・タイム 1 〜 4)★ 1 , 2 , 4
TVF エンベロープの時間(Time 1 〜 Time 4)を設定します。値を
大きくするほど、次のカットオフ周波数に達するまでの時間(例え
ば、Time 2 は Level 1 から Level 2 に達する時間)が長くなりま
す。
キーを押す強さでトーンの音量を変化させるときの変化カーブを次
の 7 種類の中から選びます。キーを押す強さによってトーンの音量
を変化させないときは「FIXED」に設定します。
設定値:FIXED, 1 〜 7
fig.06-036
1
2
3
4
5
6
7
Level V-Sens(TVA レベル・ベロシティー・センス)
設定値:0 〜 127
fig.06-037.j
T1
T2
T3
キーを押す強さでトーンの音量を変化させるときに設定します。
キーを強く押すほど、トーンの音量を大きくするには「+」の値に、
小さくするには「-」の値にします。
T4
設定値:-63 〜 +63
カットオフ
周波数
L0
L1
L2
L3
時間
キーを離す
キーを押す
T:Time
L4
L:Level
各トーンの TVA レベル・ベロシティー・センスの値の差を
保ったまま、パッチ全体で補正するときは、Velocity Sens
Offset パラメーターを設定します(P.62)
。ただし、これは
Cutoff V-Sens パラメーター(P.70)と共通の設定です。
F-Env Level 0 〜 4
(TVF エンベロープ・レベル 0 〜 4) 3
TVF エンベロープのレベル(Level 0 〜 Level 4)を設定します。
各ポイントでのカットオフ周波数を基準のカットオフ周波数(TVF
画面で設定したカットオフ周波数の値)からどれくらい変化させる
かを決めます。
設定値:0 〜 127
71
Fantom-X678_r_j.book 72 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
Bias(バイアス)
Pan Key Follow(パン・キーフォロー) 3
バイアスは、押さえる鍵盤の位置によって音量を変化させるときに
設定します。アコースティック楽器などで、鍵盤の位置(音の高
さ)によって音量を変えるときなどに使います。
押さえる鍵盤の位置によってパンを変化させます。C4 キー(中央
のド)のパンを基準に、「+」の値にすると C4 より高音域のキーを
押すほど右に定位し、「-」の値にすると左に定位します。値を大き
くするほど変化が大きくなります。
fig.06-039.j
LOWER
UPPER
+
+
0
0
–
–
C-1
G9
C-1
設定値:-100 〜 +100
fig.06-040.j
パン
G9
+100
R
+50
ALL
LO&UP
+
–
0
0
0
–
–
+
+
C-1
G9
0
o
+
0
-50
–
C-1
G9
L
C1
C2
C3
C4
C5
C6
-100
C7
鍵盤の高さ
Bias Level(バイアス・レベル)
バイアス・ディレクションの方向に対して音量変化の角度を設定し
ます。値を大きくするほど変化が大きくなります。「-」の値にする
と変化が逆になります。
設定値:
-100, -90, -80, -70, -60, -50, -40, -30, -20, -10, 0,
+10, +20, +30, +40, +50, +60, +70, +80, +90,
+100
Random Pan Depth(ランダム・パン・デプス) 4
キーを押すたびに、不規則にパンを変化させるときに設定します。
値を大きくするほど変化幅が大きくなります。
設定値:0 〜 63
Alternate Pan Depth(オルタネイト・パン・デプス)
Bias Position(バイアス・ポジション)
音量を変化させる基準のキーを設定します。
設定値:C-1 〜 G9
Bias Direction(バイアス・ディレクション)
キーを押すたびに、左右交互にパンを移動させるときに設定しま
す。値を大きくするほど変化幅が大きくなります。値には「L」と
「R」があり、左右に定位する順番が逆になります。例えば、2 つの
トーンをそれぞれ「L」、「R」に設定すると、2 つのトーンのパンが
交互に入れ替って発音します。
設定値:L63 〜 0 〜 63R
バイアス・ポジションに対して変化を与える方向を設定します。
設定値
LOWER:
バイアス・ポイントより低音域の音量を変えます。
UPPER:
バイアス・ポイントより高音域の音量を変えます。
LO & UP:
バイアス・ポイントより左右対称に音量を変えま
す。
ALL:
バイアス・ポイントを中心にして直線的に音量を変
えます。
Tone Pan(トーン・パン)★ 2
トーンのパンを設定します。「L64」で最も左、「0」で中央、
「63R」で最も右に定位します。
設定値:L64 〜 0 〜 63R
Pan KF、Rnd Pan Depth、Alter Pan Depth の各パラメー
ターの設定において、Structure パラメーターの設定を「2」〜
「10」のいずれかにしているとき、トーン 1 と 2 の出力はトー
ン 2 に、トーン 3 と 4 の出力はトーン 4 にまとめられます。
そのため、トーン 1 はトーン 2 の設定、トーン 3 はトーン 4
の設定にしたがいます(P.63)
。
TVA Env(TVA エンベロープ)
A-Env T1 V-Sens
(TVA エンベロープ・タイム 1・ベロシティー・センス)
キーを押す強さで TVA エンベロープの Time 1(時間)を変化させ
るときに設定します。キーを強く押すほど、Time 1 の時間を速くす
るには「+」の値に、遅くするには「-」の値にします。
設定値:-63 〜 +63
72
Fantom-X678_r_j.book 73 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
A-Env T4 V-Sens
(TVA エンベロープ・タイム 4・ベロシティー・センス)
キーを離す速さで TVA エンベロープの Time 4(時間)を変化させ
るときに設定します。キーを速く離すほど、Time 4 の時間を速くす
るには「+」の値に、遅くするには「-」の値にします。
出力に関する設定(Output)
Patch Out Assign(パッチ・アウトプット・アサイン)
パッチごとに原音の出力のしかたを設定します。
設定値:-63 〜 +63
設定値
A-Env Time KF
(TVA エンベロープ・タイム・キーフォロー)
押さえる鍵盤の位置によって TVA エンベロープの時間(Time 2 〜
Time 4)を変化させるときに設定します。C4 キー(中央のド)の
TVA エンベロープの時間を基準に、「+」の値にすると C4 より高音
域のキーを押すほど時間が短くなり、「-」の値にすると時間が長く
なります。値を大きくするほど変化が大きくなります。
-100, -90, -80, -70, -60, -50, -40, -30, -20, -10, 0,
+10, +20, +30, +40, +50, +60, +70, +80, +90, +100
設定値:
fig.06-031.j
MFX:
マルチエフェクトを通して、ステレオで出力しま
す。また、マルチエフェクトを通した音にコーラス
やリバーブをかけることもできます。
A, B:
マルチエフェクトを通さずに、ステレオで
OUTPUT A (MIX) ジャック、または OUTPUT B
ジャックに出力します。
1 〜 4:
マルチエフェクトを通さずに、モノで INDIVIDUAL
1 〜 4 ジャックに出力します。
TONE:
トーンごとの設定にしたがって出力します。
※ INDIVIDUAL 1 ジャックと INDIVIDUAL 2 ジャックに振り分け
て出力するような設定にしたとき、INDIVIDUAL 2 ジャックに
プラグがささっていないと、INDIVIDUAL 1 と 2 の音が混ざっ
て INDIVIDUAL 1 ジャックから出力されてしまいます。これ
は、INDIVIDUAL 1 と 2 のジャックの構造によるものです。
タイム
-100
-50
※ Mix/Parallel パラメーター(P.230)が「MIX」に設定されてい
ると、すべての音が OUTPUT A (MIX) ジャックからステレオ
で出力されます。
0
+50
C1
C2
C3
C4
C5
C6
+100
C7
Tone Out Assign(トーン・アウトプット・アサイン)
鍵盤の高さ
トーンごとに、原音の出力のしかたを設定します。
設定値
A-Env Time 1 〜 4
(TVA エンベロープ・タイム 1 〜 4)★ 1 , 2 , 4
TVA エンベロープの時間(Time 1 〜 Time 4)を設定します。値を
大きくするほど、次の音量に達するまでの時間(例えば、Time 2 は
Level 1 から Level 2 に達する時間)が長くなります。
設定値:0 〜 127
(TVA エンベロープ・レベル 1 〜 3) 3
TVA エンベロープのレベル(Level 1 〜 Level 3)を設定します。
各ポイントでの音量を基準の音量(TVA 画面で設定したトーン・レ
ベルの値)からどれくらい変化させるかを決めます。
設定値:0 〜 127
A, B:
マルチエフェクトを通さずに、ステレオで
OUTPUT A (MIX) ジャック、または OUTPUT B
ジャックに出力します。
1 〜 4:
マルチエフェクトを通さずに、モノで INDIVIDUAL
1 〜 4 ジャックに出力します。
T3
T4
音量
時間
L1 L2
キーを押す
L3
キーを離す
L:Level
※ Structure Type パラメーターの設定を「2」〜「10」のいずれ
かにしているとき、トーン 1 と 2 の出力はトーン 2 に、トー
ン 3 と 4 の出力はトーン 4 にまとめられます。 そのため、
トーン 1 はトーン 2 の設定、トーン 3 はトーン 4 の設定にし
たがいます(P.63)
。
※ INDIVIDUAL 1 ジャックと INDIVIDUAL 2 ジャックに振り分け
て出力するような設定にしたとき、INDIVIDUAL 2 ジャックに
プラグがささっていないと、INDIVIDUAL 1 と 2 の音が混ざっ
て INDIVIDUAL 1 ジャックから出力されてしまいます。これ
は、INDIVIDUAL 1 と 2 のジャックの構造によるものです。
fig.06-041.j
T:Time
マルチエフェクトを通して、ステレオで出力しま
す。また、マルチエフェクトを通した音にコーラス
やリバーブをかけることもできます。
※ Patch Output Assign が「TONE」以外に設定されている場
合、ここでの設定は無効になります。
A-Env Level1 〜 3
T1 T2
MFX:
※ Mix/Parallel パラメーターが「MIX」に設定されていると、す
べての音が OUTPUT A (MIX) ジャックからステレオで出力さ
れます(P.230)
。
※「MFX」に設定した場合は、MFX Output Assign(P.208)
で、マルチエフェクトを通した後の出力先を設定します。
73
Fantom-X678_r_j.book 74 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
※ コーラスとリバーブへは常にモノで出力されます。
※ コーラスを通した後の出力先は、Chorus Output Select
(P.209)および Chorus Output Assign(P.209)で設定しま
す。
設定のしかたについては、「パッチの設定のしかた」(P.56)を
ご覧ください。
※ リバーブを通した後の出力先は、Reverb Output Assign
(P.209)で設定します。
LFO(Low Frequency Oscillator)は周期的な変化を与えるも
のです。LFO は各トーンに 2 つあり(LFO1/LFO2)、ピッチ
やカットオフ周波数、音量を周期的に変化させ、ビブラート、
ワウ、トレモロなどのモジュレーション効果を与えます。どち
らの LFO も同じパラメーターを持っているので、まとめて説
明します。
Tone Out Level(トーン・アウトプット・レベル)
トーンごとに、アウトプット・アサイン(P.208)で設定した出力
先へ送る信号のレベルを設定します。
設定値:0 〜 127
LFO1/2
Tone Chorus Send(Send Level(Output=MFX)
)(
トーン・コーラス・センド・レベル ) 1
Wave Form(LFO1/LFO2 ウェーブフォーム)
トーンが MFX を通る場合の、トーンごとにコーラスへ送る信号の
レベルを設定します。
設定値
設定値:0 〜 127
Tone Reverb Send(Send Level(Output=MFX))(
トーン・リバーブ・センド・レベル ) 2
トーンが MFX を通る場合の、トーンごとにリバーブへ送る信号の
レベルを設定します。
LFO の波形を設定します。
SIN:
正弦波
TRI:
三角波
SAW-U:
鋸歯状波
SAW-D:
鋸歯状波(負極性)
SQR:
矩形波
RND:
ランダム波
BND-U:
LFO が出力する波形の立ち上がりが基準に達した
後、そのまま持続する波
BND-D:
LFO が出力する波形の立ち下がりが基準に達した
後、そのまま持続する波
設定値:0 〜 127
Tone Chorus Send(Send Level(Output=non
MFX)
)(トーン・コーラス・センド・レベル) 3
TRP:
台形波
トーンが MFX を通らない場合のトーンごとに、コーラスへ送る信
号のレベルを設定します。
S&H:
サンプル&ホールド波(1 周期に 1 回 LFO 値を変換)
CHAOS:
カオス波
設定値:0 〜 127
VSIN:
変形した正弦波。正弦波の振幅を 1 周期に 1 回ラン
ダムに変化させます。
Tone Reverb Send(Send Level(Output=non
MFX)
)(トーン・リバーブ・センド・レベル) 4
STEP:
LFO Step 1 〜 16 で設定されたデータから生成され
る波形。ステップ・モジュレーターのような一定パ
ターンのステップ変化が得られます。
トーンが MFX を通らない場合のトーンごとに、リバーブへ送る信
号のレベルを設定します。
設定値:0 〜 127
音にゆらぎを付ける
(LFO1/2/Step LFO)
fig.06-042̲50
「BND-U」または「BND-D」に設定するときは、Key Trigger
パラメーターを「ON」に設定してください。
「OFF」にすると
効果がかかりません。
Rate(LFO1/LFO2 レイト)★ 1
LFO の周期の速さを設定します。
設定値:0 〜 127, 音符
LFO の周期をシーケンサーのテンポに同期させるときは、同期のテ
ンポに対する音符の長さで設定します。
(例)
テンポ= 120(1 分間(60 秒)に 4 分音符を 120 個打つ速さ)の
とき
設定値
(2 分音符)
(4 分音符)
(8 分音符)
74
LFO 周期
1 秒(60 ÷ 60=1[秒])
0.5 秒(60 ÷ 120=0.5[秒]
)
0.25 秒(60 ÷ 240=0.25[秒]
)
Fantom-X678_r_j.book 75 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
fig.06-031.j
タイム
Waveform パラメーターを「CHAOS」に設定したとき、この
設定は無効になります。
-100
-50
Rate Detune(LFO1/LFO2 レイト・デチューン)
キーを押すたびに、LFO の周期の速さ(Rate パラメーター)を微
妙に変えます。設定値が大きくなるほど、変化幅が広くなります。
Rate が「音符」に設定されているときは、このパラメーターは無
効です。
0
+50
設定値:0 〜 127
C1
C2
C3
C4
C5
C6
+100
C7
鍵盤の高さ
Offset(LFO1/LFO2 オフセット)
LFO の波形を、中心となる値(ピッチやカットオフ周波数)から上
下にずらします。「+」の値にすると中心となる値から上で揺れるよ
うに波形が移動し、「-」の値にすると中心となる値から下で揺れる
ように波形が移動します。
設定値:-100, -50, 0, +50, +100
Delay Time(LFO1/LFO2 ディレイ・タイム) 2
キーを押した(離した)後、LFO の効果がかかる(効果が持続す
る)までの時間を設定します。
設定値:0 〜 127
Fade Mode(LFO1/LFO2 フェード・モード)
LFO のかかりかたを設定します。
設定値:ON <, ON >, OFF <, OFF >
「LFO のかけかた」(P.76)を参考に、目的に合わせて設定し
てください。
Fade Time(LFO1/LFO2 フェード・タイム) 3
LFO の振幅が最大(最小)になるまでの時間を設定します。
「LFO のかけかた 」
(P.76)を参考に、目的に合わせて設定し
てください。
バイオリンや管楽器などの音を使って演奏する場合、音を出し
てすぐにビブラートを付けるのではなく、音の伸びきったとこ
ろでビブラートをかけると効果的です。Pitch Depth パラメー
ターや Rate パラメーターなどと一緒に Delay Time パラメー
ターを設定すると、キーを押した後、一定の時間後にビブラー
トが自動的にかかります。この効果をディレイ・ビブラートと
呼びます。
Delay Time KF
(LFO1/LFO2 ディレイ・タイム・キーフォロー)
C4 キー(中央のド)を基準に押さえるキーの位置によって、Delay
Time パラメーターの値を変えます。高音域のキーを押すほど LFO
の効果がかかる(効果が持続する)までの時間を短くするには「+」
の値に、長くするには「-」の値にします。値を大きくするほど変化
が大きくなります。押さえるキーの位置によって LFO の効果がか
かる(効果が持続する)までの時間を変えないときは「0」にしま
す。
設定値:
-100, -90, -80, -70, -60, -50, -40, -30, -20, -10, 0,
+10, +20, +30, +40, +50, +60, +70, +80, +90,
+100
設定値:0 〜 127
「LFO のかけかた」(P.76)を参考に、目的に合わせて設定し
てください。
Key Trigger(LFO1/LFO2 キー・トリガー)
キーを弾いたタイミングと、LFO の周期が始まるタイミングを合わ
せるか(ON)、合わせないか(OFF)設定します。
設定値:OFF, ON
Pitch Depth(LFO1/LFO2 ピッチ・デプス)★ 4
LFO をピッチ(音の高さ)にかけるとき、そのかかり具合を設定し
ます。
設定値:-63 〜 +63
TVF Depth(LFO1/LFO2 TVF デプス)★
LFO をカットオフ周波数にかけるとき、そのかかり具合を設定しま
す。
設定値:-63 〜 +63
TVA Depth(LFO1/LFO2 TVA デプス)★
LFO を音量にかけるとき、そのかかり具合を設定します。
設定値:-63 〜 +63
75
Fantom-X678_r_j.book 76 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
Pan Depth(LFO1/LFO2 Pan デプス)★
● キーを押してすぐに LFO をかけ、徐々にその効果
を弱める
LFO をパンにかけるとき、そのかかり具合を設定します。
fig.06-044.j
設定値:-63 〜 +63
高(大)
それぞれのデプスが「+」の値のときと「-」の値のときでは、
ピッチや音量の変化のしかたが逆になります。例えば、1 つの
トーンでデプスを「+」の値に設定し、もう 1 つのトーンで
「-」側に同じだけデプスをかけると、うねりの位相が逆になり
ます。これによって、異なるトーンを入れ替わりで鳴らした
り、パンと組み合わせて周期的に音像を動かしたりできます。
デプス
キーを
押す
Fade Mode: ON >
Delay Time: キーを押してから LFO の効果が持続する時間
Delay Time の後、LFO の振幅が最小になるまでの
時間
● キーを離した後、徐々に LFO をかける
fig.06-045.j
ディレイ・
タイム
高(大)
ピッチ
カットオフ周波数
音量
パン
Step LFO
LFO Step 1 〜 16 で設定されたデータから LFO を波形を生成する
ときに、各ステップを階段状にするか、直線で結ぶかを設定しま
す。
デプス
キーを キーを
押す
離す
Fade Mode: OFF <
Delay Time: キーを離してから LFO がかかり始めるまでの時間
Fade Time:
設定値:TYPE 1(階段状にする)
、TYPE 2(直線で結ぶ)
Step 1 〜 16(LFO ステップ 1 〜 16)
Step LFO のデータを設定します。LFO Pitch Depth が +63 の場
合、Step Data +1 が Pitch +50 cent に対応します。
Delay Time の後、LFO の振幅が最大になるまでの
時間
● キーを押してから離すまで LFO をかけ、キーを離
した後、徐々にその効果を弱める
fig.06-046.j
ディレイ・
タイム
高(大)
設定値:-36 - +36
ピッチ
カットオフ周波数
音量
定位
LFO のかけかた
低(小)
● キーを押した後、徐々に LFO をかける
フェード・
タイム
デプス
キーを
押す
キーを
離す
Fade Mode: OFF >
fig.06-043.j
高(大)
ピッチ
カットオフ周波数
音量
パン
ディレイ・
タイム
フェード・
タイム
Delay Time: キーを離してから LFO の効果が持続する時間
Fade Time:
デプス
キーを押す
低(小)
Fade Mode: ON <
Delay Time: キーを押してから LFO がかかり始めるまでの時間
76
フェード・
タイム
低(小)
Step Type(LFO ステップ・タイプ)
Fade Time:
フェード・タイム
低(小)
Fade Time:
Pan Depth パラメーターの設定において、 Structure パラメー
ターの設定を「2」〜「10」のいずれかにしているとき、トー
ン 1 と 2 の出力はトーン 2 に、トーン 3 と 4 の出力はトーン
4 にまとめられます。そのため、トーン 1 はトーン 2 の設定、
トーン 3 はトーン 4 の設定にしたがいます(P.63)
。
ディレイ・タイム
ピッチ
カットオフ周波数
音量
パン
Delay Time の後、LFO の振幅が最大になるまでの
時間
Delay Time の後、LFO の振幅が最小になるまでの
時間
Fantom-X678_r_j.book 77 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
ポルタメントやレガートの設定
(Solo/Porta)
fig.06-047̲50
レガート・スイッチが「ON」
、レガート・リトリガーが「OFF」
で低い鍵を押さえたまま高い鍵を押さえてレガートを発音させ
るとき、ウェーブのピッチの上限を超えていると意図したピッ
チまで上がりきらず、ピッチの上昇が一定のピッチで止まる場
合があります。また複数のトーンを使っているパッチで使用し
ているウェーブのピッチの上限がバラバラの場合は、モノに聴
こえなくなることがあります。大きくピッチを変化させたい場
合は、レガート・リトリガーを「ON」にしてください。
Portamento Switch(ポルタメント・スイッチ)
ポルタメント効果をかけるか(ON)、かけないか(OFF)を設定し
ます。
設定値:OFF, ON
Solo/Portamento
Mono/Poly(モノ/ポリ)
パッチの鳴らしかたをポリフォニック(POLY)にするか、モノ
フォニック(MONO)にするかを設定します。単音楽器(サックス
やフルートなど)のパッチを使うときは「MONO」にすると効果的
です。
ポルタメント
ポルタメントとは、はじめに弾いたキーと次に弾いたキーとの
間の音程をなめらかに変化させる効果です。Mono/Poly パラ
メーターが「MONO」のときにポルタメントをかけると、バイ
オリンなどのスライド奏法のような効果が得られます。
設定値
MONO:
1 音ずつ最後に押したキーの音だけを鳴らせます。
POLY:
複数の音を同時に鳴らせます。
Portamento Mode(ポルタメント・モード)
ポルタメント効果をかける演奏方法を設定します。
Legato Switch(レガート・スイッチ)
レガート・スイッチは、Mono/Poly パラメーターを「MONO」 に
設定しているときに有効になります。レガート・スイッチを使うか
(ON)、使わないか(OFF)を設定します。Legato Switch パラメー
ターを「ON」にした場合、あるキーを押している状態で他のキー
を押すと、音の鳴りかたはそのままで、後から押したキーのピッチ
に変わります。ギターのハンマリング・オンやプリング・オフのよ
うな効果が得られます。
設定値:OFF, ON
Legato Retrigger(レガート・リトリガー・スイッチ)
設定値
NORMAL:
常にポルタメントがかかります。
LEGATO:
レガート奏法(あるキーを押しながら他のキーを押
す)のときにだけポルタメントがかかります。
Portamento Type(ポルタメント・タイプ)
ポルタメント効果の種類を設定します。
設定値
RATE:
音程に比例してピッチの変化時間が変わります。
TIME:
音程に関係なく、一定の時間でピッチが変わりま
す。
レガート・リトリガーは、Mono/Poly パラメーターを「MONO」、
Legato Switch パラメーターを「ON」に設定しているときに有効に
なります。レガート演奏をするとき、再発音するか(ON)、再発音
しないか(OFF)を設定します。通常は「ON」にしておきます。
「OFF」にすると、1 つのキーを押している間に別のキーを押すと
ピッチだけが変化して、後で弾いたキーのアタック音は鳴りませ
ん。管楽器や弦楽器のフレーズを演奏をするときや、モノ・シン
セ・キーボードをシミュレートするときは「OFF」にするとよいで
しょう。
設定値:OFF, ON
77
Fantom-X678_r_j.book 78 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
Portamento Start(ポルタメント・スタート)
ポルタメントはピッチの変化中に他のキーを押すと、新たにピッチ
変化が始まります。これは、変化を始めるピッチを設定します。
fig.06-050̲50
設定値
PITCH:
その他のさまざまな設定(Misc)
次のピッチに変化していく途中で他のキーが押され
たとき、押された時点のピッチから新たなポルタメ
ントが始まります。
fig.06-048.j
ピッチ
C5
D4
C4
Tone Delay Mode(トーン・ディレイ・モード)
時間
D4キーを押す
トーン・ディレイの種類を選びます。
設定値
C5キーを押す
NORM:
キーを押してから、Delay Time パラメーターで指定
した時間の後にトーンが鳴り始めます。
C4キーを押す
NOTE:
ピッチ変化の終了する音程から新たなポルタメント
が始まります。
fig.06-051.j
fig.06-049.j
トーン・ディレイを
かけない場合
ピッチ
C5
ディレイ・
タイム
D4
C4
キーを押す
時間
D4キーを押す
HOLD:
キーを離す
キーを押してから、Delay Time パラメーターで指定
した時間の後にトーンが鳴りますが、Delay Time パ
ラメーターで指定した時間より早くキーを離したと
きはトーンが鳴りません。
C5キーを押す
C4キーを押す
fig.06-052.j
Portamento Time(ポルタメント・タイム)
ポルタメント演奏で、音の高さが変化する時間を設定します。値が
大きくなるほど、次の音の高さに移動する時間が長くなります。
設定値:0 〜 127
発音しません
ディレイ・
タイム
キーを押す
78
キーを離す
Fantom-X678_r_j.book 79 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
OFF-N:
キーを押している間はトーンが鳴らず、キーを離し
たときから、Delay Time パラメーターで設定した時
間の後にトーンが鳴り始めます。ギターなどのノイ
ズ音をシミュレートするときなどに効果的です。
fig.06-053.j
Tone Delay Time(トーン・ディレイ・タイム)
キーを押してから(Delay Mode パラメーターを「OFF-N」または
「OFF-D」に設定したときはキーを離してから)トーンが発音する
までの時間を設定します。
設定値:0 〜 127, 音符
トーンが発音するまでの時間をシーケンサーのテンポに同期させる
ときは、同期のテンポに対する音符の長さで指定します。
ディレイ・
タイム
キーを押す
OFF-D:
テンポ= 120(1 分間(60 秒)に 4 分音符を 120 個打つ速さ)の
とき
キーを離す
キーを押している間はトーンが鳴らず、キーを離し
たときから、Delay Time パラメーターで設定した時
間の後にトーンが鳴ります。ただし、キーを押した
ときに TVA エンベロープの変化が始まるので、多
くの場合は減衰部分の音だけが鳴ることになりま
す。
fig.06-054.j
ディレイ・タイム
キーを押す
(例)
キーを離す
減衰系(キーを離さなくても自然に音が消えていく)の波形を
選んでいるときに、「OFF-N」または「OFF-D」を設定した場
合は、音が鳴らないことがあります。
設定値
(2 分音符)
(4 分音符)
(8 分音符)
トーン・ディレイの時間
1 秒(60 ÷ 60=1[秒])
0.5 秒(60 ÷ 120=0.5[秒]
)
0.25 秒(60 ÷ 240=0.25[秒]
)
Tone Env Mode(トーン・エンベロープ・モード)
ループ波形(P.59)を選んでいる場合、通常はキーを押している
間、音が鳴り続けます。キーを押していても自然に音を減衰させた
いときは、設定を「NO SUS」にします。
設定値:NO SUS, SUST
ワン・ショット波形(P.59)を選んでいるときは、
「SUST」
を選んでも音は持続しません。
Tone Rx Bender
(トーン・レシーブ・ピッチ・ベンド・スイッチ)
トーン・ディレイ
トーン・ディレイはキーを押してから(または離してから)、
トーンが鳴り始めるまでの時間を遅らせるものです。設定に
よっては、トーンごとに発音するタイミングをずらすこともで
きます。内蔵エフェクトのディレイとは異なり、遅れて発音す
るトーンの音質を変えたり、トーンごとにピッチを変えれば 1
つのキーを押すだけでアルペジオのような演奏をすることもで
きます。
また、トーン・ディレイの時間をシーケンサーのテンポに同期
させることもできます。
トーン・ディレイを使わないときは、Delay Mode パラ
メーターを「NORM」に、Delay Time パラメーターを
「0」に設定します。
• Structure パラメーターの設定を「2」〜「10」のいずれ
かにしているとき、トーン 1 と 2 の出力はトーン 2 に、
トーン 3 と 4 の出力はトーン 4 にまとめられます。その
ため、トーン 1 はトーン 2 の設定、トーン 3 はトーン 4
の設定にしたがいます(P.63)
。
トーンごとに、ピッチ・ベンド・メッセージを受信するか(ON)、
受信しないか(OFF)を設定します。
設定値:OFF, ON
Tone Rx Expression
(トーン・レシーブ・エクスプレッション・スイッチ)
トーンごとに、エクスプレッション・メッセージを受信するか
(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。
設定値:OFF, ON
Tone Rx Hold-1
(トーン・レシーブ・ホールド・スイッチ)
トーンごとに、ホールド 1・メッセージを受信するか(ON)、受信
しないか(OFF)を設定します。
設定値:OFF, ON
Env Mode パラメーターで「NO SUS」を選んでいるときは無
効です。
79
Fantom-X678_r_j.book 80 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
Tone Rx Pan Mode
(トーン・レシーブ・パン・モード)
トーンごとに、パン・メッセージの受信のしかたを選びます。
マトリックス・コントロールに関する設
定をする(Ctrl 1 〜 4)
設定値
CONT:
パン・メッセージを受信するごとにパンを変えま
す。
K-ON:
音を鳴らしたときにパンを変えます。発音中にパ
ン・メッセージを受信しても、次にキーを押すまで
パンは変わりません。
fig.06-055̲50
パン・メッセージを受信しない状態にすることはできません。
Tone Redamper Sw
(トーン・リダンパー・スイッチ)
キーを離したときから音が消えるまでの間にホールド 1・メッセー
ジを受信した場合、そのときに鳴っている音を持続させるかどうか
をトーンごとに切り替えます。持続させるときは「ON」にします。
この機能を使うときは Rx Hold-1 パラメーターも「ON」にしてく
ださい。ピアノなどの音色では「ON」にすると効果的です。
設定値:OFF, ON
設定のしかたについては、「パッチの設定のしかた」(P.56)を
ご覧ください。
マトリックス・コントロール
外部 MIDI 機器からトーンのパラメーターを変えたいとき、通
常はシステム・エクスクルーシブ・メッセージと呼ばれる
Fantom-X 特有の MIDI メッセージを送信しなければなりませ
ん。しかし、システム・エクスクルーシブ・メッセージは設定
が煩雑であるだけでなく、転送するデータ量が多くなってしま
います。
そこで、Fantom-X ではトーンのパラメーターのうち代表的な
ものを、コントロール・チェンジ・メッセージなどの MIDI
メッセージで変更できるようになっています。例えば、ピッ
チ・ベンド・レバーを使って LFO の周期の速さを変えたり、
鍵盤タッチによってフィルターを開けたり閉めたりなど、パッ
チの鳴らしかたをいろいろ変えることができます。
このように、MIDI メッセージを使ってトーンのパラメーター
をリアルタイムに変化させる機能をマトリックス・コントロー
ルと呼びます。マトリックス・コントロールは、1 つのパッチ
で 4 つまで使うことができます。
マトリックス・コントロールを使うときは、どの MIDI メッ
セージ(Source パラメーター)で、どのパラメーター
(Destination パラメーター)を、どれくらいコントロール
(Sns パラメーター)して、どのトーン(Tone パラメーター)
に効果をかけるのかを設定します。
80
Fantom-X678_r_j.book 81 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
CTRL 1 〜 4
(マトリックス・コントロール 1 〜 4)
Control 1 〜 4 Source
(マトリックス・コントロール・ソース 1 〜 4)
マトリックス・コントロールを使うとき、どの MIDI メッセージで
トーンのパラメーターを変えるかを設定します。
設定値
OFF:
マトリックス・コントロールを使いません。
CC01 〜 31, 33 〜 95:
コントローラー・ナンバー 1 〜 31、33
〜 95
コントロール・チェンジ・メッセージについて詳しくは、
「MIDI インプリメンテーション 」
(P.294)をご覧ください。
PITCH BEND:
ピッチ・ベンド
AFTERTOUCH:
アフタータッチ
に使う MIDI メッセージが受信できる状態であることを確認し
てください。MIDI メッセージが受信できない状態のときは、
マトリックス・コントロールは動作しません。
CTRL Destination 1 〜 4(マトリックス・コントロー
ル・デスティネーション 1 〜 4)
マトリックス・コントロールを使って、トーンのどのパラメーター
をコントロールするかを設定します。コントロールできるパラメー
ターは以下のとおりです。マトリックス・コントロールでパラメー
ターをコントロールしないときは「OFF」にします。1 つのマト
リックス・コントロールに 4 つまでのパラメーターを指定でき、 同
時にコントロールできます。
この取扱説明書では、マトリックス・コントロールを使ってコ
ントロールできるパラメーターには「★」マークを付けていま
す。
SYS CTRL1 〜 SYS CTRL4: 共通のマトリックス・コントロールとし
て使うときの MIDI メッセージ
● フィルターを開閉する
CUTOFF:
カットオフ周波数を変えます。
VELOCITY:
ベロシティー(鍵盤を弾く強さ)
RESONANCE:
KEY FOLLOW:
キーフォロー(C4 を 0 とするキーの位置)
カットオフ周波数付近の音の成分を強調して、
音にクセを付けます。
TEMPO:
シーケンサー・テンポまたは外部 MIDI
シーケンサーのテンポ
● 音量、パン、ピッチを変える
LFO1:
LFO 1
LEVEL:
音量を変えます。
LFO2:
LFO 2
PAN:
パンを変えます。
PITCH ENV:
ピッチ・エンベロープ
PITCH:
ピッチを変えます。
TVF ENV:
TVF エンベロープ
TVA ENV:
TVA エンベロープ
● エフェクトのかかり具合を変える
OUTPUT LEVEL: 原音の音量を変えます。
ベロシティー、キーフォローは、ノート・メッセージに対応し
ます。
CHORUS SEND: コーラスのかかり具合を変えます。
LFO 1 〜 TVA エンベロープは MIDI メッセージではありませ
んが、マトリックス・コントロールとして使うことができま
す。この場合、パッチを鳴らすことによってトーンの設定をリ
アルタイムに変化させることができます。
● LFO をかけて音にゆらぎを付ける
• Fantom-X 全体で共通のコントローラーを使いたいときは、
「SYS CTRL1」〜「SYS CTRL4」を選びます。システム・コ
ントロール 1 〜 4 として使う MIDI メッセージは、System Ctrl
1 〜 4 Source パラメーターで設定します(P.233)
。
REVERB SEND:
LFO1/LFO2 PCH DEPTH:ビブラート効果のかかり具合を変えま
す。
LFO1/LFO2 TVF DEPTH: ワウ効果のかかり具合を変えます。
LFO1/LFO2 TVA DEPTH: トレモロ効果のかかり具合を変えます。
LFO1/LFO2 PAN DEPTH:パンに LFO をかけるときのかかり具合
を変えます。
LFO1/LFO2 RATE:
トーンごとにピッチ・ベンド、コントローラー・ナンバー 11
(エクスプレッション)、コントローラー・ナンバー 64(ホー
ルド 1)を受信するかどうかを決めるパラメーターがあります
(P.79)。これらの設定が「ON」になっていると、その MIDI
メッセージを受信したときに、目的のパラメーターの設定を変
えると同時にピッチ・ベンド/エクスプレッション/ホールド
1 の設定も変わってしまいます。目的のパラメーターの設定だ
けを変えたいときは「OFF」に設定してください。
• パフォーマンスでは、MIDI チャンネルごとに特定の MIDI メッ
セージを受信するかどうかを決めるパラメーターがあります
(P.112)。マトリックス・コントロールの設定をしたパッチを
パートに割り当てているときは、マトリックス・コントロール
リバーブのかかり具合を変えます。
LFO の周期の速さを変えます。LFO
Rate が「音符」に設定されていると、
速さは変わりません。
● ピッチ・エンベロープを変える
PIT ENV A-TIME: ピッチ・エンベロープの Env Time 1 パラメー
ターを変えます。
PIT ENV D-TIME: ピッチ・エンベロープの Env Time 2、Env
Time 3 パラメーターを変えます。
PIT ENV R-TIME: ピッチ・エンベロープの Env Time 4 パラメー
ターを変えます。
81
Fantom-X678_r_j.book 82 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッチを作る
● TVF エンベロープを変える
● マトリックス・コントロールを使わない
TVF ENV A-TIME: TVF エンベロープの Env Time 1 パラメーター
を変えます。
OFF :
TVF ENV D-TIME: TVF エンベロープの Env Time 2、Env Time 3
パラメーターを変えます。
TVF ENV R-TIME: TVF エンベロープの Env Time 4 パラメーター
を変えます。
● TVA エンベロープを変える
TVA ENV A-TIME: TVA エンベロープの Env Time 1 パラメーター
を変えます。
TVA ENV D-TIME: TVA エンベロープの Env Time 2、Env Time 3
パラメーターを変えます。
TVA ENV R-TIME: TVA エンベロープの Env Time 4 パラメーター
を変えます。
マトリックス・コントロールを使いません。
CTRL Sens 1 〜 4
(マトリックス・コントロール・センス 1 〜 4)
マトリックス・コントロールの効果のかかり具合を設定します。現
在の値からプラス方向(大きい値、右方向、速いなど)に変化させ
るときは「+」の値に、マイナス方向(小さい値、左方向、遅いな
ど)に変化させるときは「-」の値に設定します。
「+」、「-」共に数
値が大きいほど変化は大きくなります。効果をかけないときは「0」
にします。
設定値:-63 〜 +63
CTRL Switch 1 〜 4
(トーン・コントロール・スイッチ 1 〜 4)
● トーンを鳴らし分ける
マトリックス・コントロールを使って効果をかけるトーンを選びま
す。
TMT
設定値
マトリックス・コントロールでトーンを鳴らし分けるときは、
Velocity Control パラメーターを「OFF」、TMT Control
Switch パラメーターを「ON」にします(P.66, P.66)
。
• マトリックス・コントロールでトーンを鳴らし分けるとき、
Sns パラメーターは「+63」に設定することをおすすめしま
す。これより小さい値に設定すると、トーンがうまく切り替わ
らないことがあります。また、効果を逆転させたいときは「63」に設定します。
• マトリックス・コントロールでトーンをなめらかに切り替えた
いときは、Velo Fade Lower、Velo Fade Upper パラメーター
を設定してください(P.66)
。大きな値にするほどなめらかに
切り替わります。
● FXM による周波数変調の深さを変える
FXM DEPTH
● REALTIME TIME STRETCH による伸縮時間をコン
トロールする
TIME
Realtime Time Stretch(P.63)が設定されていないと効果は
得られません。マトリックス・コントロール・センスが + に設
定されていると伸縮時間が短く、- に設定されていると長くな
ります。
● マルチエフェクトの特定のパラメーターを変える
MFX CTRL1 〜 4 : MFX Control 1 〜 4 Assign パラメーターで指
定したパラメーターを変えます。
マルチエフェクトがかからないような設定のときは、マトリッ
クス・コントロールを操作しても効果は得られません。
82
OFF:
効果をかけません。
ON:
効果をかけます。
REVS:
効果を逆にかけます。
パッチにかけるエフェクトを設定する
(Effects/MFX/MFX Control/
Chorus/Reverb)
エフェクトに関する設定については、以下のページをご覧くだ
さい。
• 「エフェクトの設定のしかた」(P.206)
• 「マルチエフェクトの設定をする(MFX1 〜 3)
」(P.213)
• 「コーラスの設定をする(Chorus)」(P.215)
• 「リバーブの設定をする(Reverb)」(P.216)
Fantom-X678_r_j.book 83 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リズム・セットを作る
Fantom-X にはさまざまな設定があり、 それぞれの設定項目をパラ
メーターといいます。そして、パラメーターの値を変更する操作を
エディットといいます。ここでは、リズム・セットを作るときの操
作とリズム・セット・パラメーターの働きを説明します。
5. [F8(Wave Sw/Sel)]を押して、エディットするウェーブを選
びます。
Wave Sw/Select ウィンドウが表示されます。
fig.07-001a̲50
リズム・セットの設定のしかた
すでに用意されているリズム・セットをもとに新しいリズム・セッ
トを作ります。リズム・セットは複数のリズム・トーン(打楽器
音)を集めて作られています。リズム・セット・エディットでは、
各キーに割り当てられているリズム・トーンの設定を変更します。
各キーに割り当てられているリズム・トーンは、4 つまでのウェー
ブを組み合わせて作られています。リズム・トーンとウェーブの関
係は、パッチとトーンの関係と同じです。
1. [PATCH/RHYTHM]を押して Patch Play 画面を表示し、設定
を変えたいパート(キーボード・パートまたはパッド・パー
ト)とリズム・セットを選びます(P.52)
。
[F5(Wave Select1)
]〜[F8(Wave Select4)
]のいずれか
を押して、エディットするウェーブを選びます。
• 複数のウェーブの同じパラメーターを一度にエディットすると
き
[F5(Wave Select1)
]〜[F8(Wave Select4)
]の中から同
時にエディットしたいウェーブのボタンを同時に押します。オ
ンにするとボタンが赤く点灯します。
GM グループのリズム・セットをエディットすることはできま
せん。
• ウェーブのオン/オフを切り替えるとき
すでに用意されているリズム・セットを使わないで、すべて最
初から自分で作る場合は、イニシャライズの操作をします
(P.84)。
2. [PATCH EDIT]を押します。
Rhythm Edit 画面が表示されます。
fig.07-001̲50
画面左下の[F1(Wave Sw1)]〜[F4(Wave Sw4)]を押
してウェーブのオン/オフを切り替えます。
※
または
を押してウェーブを選ぶこともできます。また
[SHIFT]を押しながら[F1]〜[F8]を押すことによって、
エディットするウェーブを選んだり、ウェーブのオン / オフを
切り替えることができます。
6.
選び終わったら[EXIT]を押します。
• エディットしたいパートを切り替えるとき
[F7(Part Select)]を押します。
3.
パラメーターはいくつかのエディット・グループに分けて整理
されています。[F1(↑)]または[F2( ↓)
]を押して、設定
したいパラメーターがあるエディット・グループのタブを選び
ます。
パラメーターのグループ分けについては、「リズム・セット・
パラメーター」(P.255)をご覧ください。
4.
7.
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して値
を変更します。
8.
手順 5 〜 7 を繰り返してリズム・セットを完成させます。
9.
変更した設定を保存する場合は、[WRITE] を押して保存操作
をします(P.86)
。保存しない場合は、[EXIT]を押して Patch
Play 画面に戻します。
保存せずに Patch Play 画面に戻した場合はリズム・セット・
ナンバーの左横に「*」が表示され、リズム・セットの設定が
変更されていることを示します。
「*」が表示された状態で電源を切ったり他の音色を選ぶと、設
定を変更したリズム・セットは失われてしまいます。
または
を押して、エディットするパラメーターにカー
ソルを移動します。
83
Fantom-X678_r_j.book 84 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リズム・セットを作る
グラフィカルに表示してエディットする
(Zoom Edit)
音づくりを進めるうえで、よく使われる重要なパラメーターをグラ
フィカルに表示させてエディットすることができます。
リズム・セットの設定を初期化する
(Init)
イニシャライズ(初期化)とは、現在選んでいるリズム・セットの
設定を標準値に戻すことです。
Zoom Edit では、以下のパラメーターのエディットができます。
パラメーター名
Pitch Envelope
TVF
TVF Envelope
TVA Envelope
記載ページ
P.91
P.92
P.93
P.94
1. [PATCH/RHYTHM]を押して Patch Play 画面を表示し、設定
を変えたいパート(キーボード・パートまたはパッド・パー
ト)とリズム・セットを選びます
2. [PATCH EDIT]を押し、続けて[F3(Zoom Edit)]を押しま
す。
Zoom Edit 画面が表示されます。
fig.07-002̲50
イニシャライズの操作では、現在選んでいるリズム・セットの
みを対象にしています。すべての設定を工場出荷時の値に戻し
たいときは、ファクトリー・リセットを実行します(P.235)
。
1. [PATCH/RHYTHM]を押して Patch Play 画面を表示し、設定
を変えたいパート(キーボード・パートまたはパッド・パー
ト)と初期化したいリズム・セットを選びます(P.52)
。
2. [SHIFT]を押しながら[F1(Init)
]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
3. [F8(Exec)]を押します。
初期化が実行されて、もとの画面に戻ります。
中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
特定のキーのみ初期化する
リズム・セットのうち、特定のキーのみを初期化することができま
す。
1. [PATCH/RHYTHM]を押して Patch Play 画面を表示し、設定
を変えたいパート(キーボード・パートまたはパッド・パー
ト)と初期化したいリズム・セットを選びます(P.52)
。
2. [PATCH EDIT]を押します。
3.
パラメーターはいくつかのエディット・グループに分けて整理
されています。[F1]〜[F4] を押して、設定したいパラメー
ターのタブを選びます。
• エディットするウェーブ、ウェーブのオン/オフを切り替える
とき
[F8(Wave Sw/Sel)]を押します。
鍵盤を押して、どのキーを初期化するか(A0 〜 C8)設定しま
す。
3. [F4(Init)]を押します。
イニシャライズのタイプを選びます。
• ALL:
• エディットしたいパートを切り替えるとき
[F7(Part Select)
]を押します。
4. [CURSOR]を押して、エディットするパラメーターにカーソ
ルを移動します。
リズム・セットのすべてのキーを初期化します。
(前述のリズム・セットのイニシャライズと同じで
す。)
• KEY:
ひとつのキーを初期化します。
4. [F8(Select )]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
5.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して値
を変更します。
REALTIME CONTROL つまみで値を変更することもできます。
6.
設定が終わったら[EXIT]を押します。
5. [F8(Exec)]を押します。
初期化が実行されて、もとの画面に戻ります。
中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
リズム・トーンの設定をコピーする
(Copy)
任意のリズム・セットの設定を、現在選んでいるリズム・セットに
コピーします。この機能をうまく利用することによって、能率よく
エディット操作が行えます。
84
Fantom-X678_r_j.book 85 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リズム・セットを作る
リズム・トーン・コピーの基本操作
1. [PATCH/RHYTHM]を押して Patch Play 画面を表示し、設定
を変えたいパート(キーボード・パートまたはパッド・パー
ト)とコピー先のリズム・セットを選びます(P.52)
。
2. [PATCH EDIT]を押します。
3. [F5(Tone Copy)]を押します。
Rhythm Copy ウィンドウが表示されます。
fig.07-003̲50
波形の設定をするときの注意
波形を設定するとき、Fantom-X は複雑な PCM 波形を基準に音作
りをするため、元波形と全く異なる設定をしようとすると思ったよ
うな結果が得られないことがあります。
Fantom-X の内蔵波形は、 次の 2 つに分けることができます。
ワン・ショット: 減衰時間の短い音。ワンショット波形では、音
の立ち上がりから最後までをそのままの形で記
憶しています。この中には打楽器音のようにこ
れ 1 つで完成された波形のものもありますが、
ピアノのハンマー音や、ギターのフレット・ノ
イズのような楽器のアタック部の構成音なども
数多く含まれています。
ループ:
4. [CURSOR]を押してカーソルを移動して「Source(コピー
元)」のバンクとナンバー、リズム・トーンを選びます。
5.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して設
定します。
6. [CURSOR]を押してカーソルを移動して「Destination(コ
ピー先)」のリズム・トーン・ナンバーを選びます。
7.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して設
定します。
減衰時間の長いものや持続音など。ループ波形
は、音色変化の落ち着いた段階で波形の一部分
を何度も繰り返し再生(ループ)する波形です。
この中にはピアノの弦の響く音や管の胴鳴りの
ような構成音も数多く含まれています。
ワン・ショット波形を設定するときの注意
ワン・ショット波形をエンベロープで変化させて元波形よりも長い
減衰に変化させたり、持続音にすることはできません。仮にそう
いったエンベロープを設定して、元波形に含まれない成分を引き出
そうとしても無効です。
8. [F8(Exec)]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
9. [F8(Exec)]を押してコピーを実行します。
Rhythm Edit 画面に戻ります。
中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
コンペア機能
リズム・トーン・コピーでは、コンペア機能が使用できます。
コンペア機能は、コピー元のリズム・セットを鳴らして確認す
るための機能です。コピー元のリズム・セットを鳴らしたいと
きは、[F6(Compare)
]を押して赤く点灯させます。すると、
キーボード・パートを選んでいるときはキーボードで、パッ
ド・パートを選んでいるときはパッドで、コピー元のリズム・
セットを鳴らすことができます。
ループ波形を設定するときの注意
ピアノやサックスなど、アコースティック楽器の多くは、音の立ち
上がり部分で音色が急激に変化しており、この急激な変化がそれぞ
れの楽器らしさを形成しています。これらの波形は、立ち上がり部
分では波形の複雑な音色変化をそのまま使い、減衰部分のみをエン
ベロープで補ってやればよいでしょう。立ち上がり部分もエンベ
ロープで変化させてしまうと、元波形の影響を受けて思ったように
設定できないことがあります。
fig.06-006.j
レベル
ループ部分
ウェーブに記憶された
音色変化
時間
fig.07-004̲50
TVFフィルターの
エンベロープ
音色変化の
結果
コンペア機能によるリズム・セットの発音は、通常の演奏
時とは多少鳴りかたが異なることがあります。
85
Fantom-X678_r_j.book 86 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リズム・セットを作る
6.
作ったリズム・セットを保存する
(Write)
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]
、[F2( ↑)]
または[F3(↓)
]を押して、 書き込み先とリズム・セット番
号を選びます。
fig.07-007̲50
設定を変更した音色は一時的なもので、電源を切ったり他の音色を
選ぶと、失われてしまいます。設定を変更した音色を残しておきた
いときは、本体のユーザー・メモリーまたはメモリー・カードに保
存します。
リズム・セットの設定を変更すると、Patch Play 画面のリズム・
セット・ナンバーの左横に「*」が表示されます。本体(ユーザー・
メモリー)に保存すると「*」の表示は消えます。
書き込み先は、Fantom-X 本体内のユーザー・エリア「User」
とメモリー・カード「Card」の 2 つがあります。
保存操作をすると、保存先に記憶されていたデータは上書きさ
れて失われてしまいます。
1.
[F6(Compare)
] を押すと、保存先のリズム・セットを確認
することができます(コンペア機能)。
保存したいリズム・セットが選ばれていることを確認します。
2. [WRITE]を押します。
7. [F8(Write)]を押します。
書き込み確認のメッセージが表示されます。
WRITE Menu ウィンドウが表示されます。
fig.07-005̲50
書き込み中は、絶対に電源を切らないでください。
8.
書き込んでよければ[F8(Exec)]を押します。
中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
保存先のリズム・セットの音を聴く
(Compare)
3. [F2(Patch/Rhythm)]を押します。
※
または
を押して「Patch/Rhythm」を選び、 続けて
[ENTER]を押しても操作できます。
リズム・セットを保存する前に、保存先のリズム・セットを鳴ら
し、書き替えてもよいリズム・セットかどうかを確認することがで
きます。これにより、大切なリズム・セットを誤って上書きしてし
まうことを未然に防ぐことができます。
1. 「作ったリズム・セットを保存する(Write)」の手順 5 までの操
Rhythm Set Name ウィンドウが表示されます。
作をして保存先を選びます。
fig.07-006̲50
2. [F6(Compare)]を押して赤く点灯させます。
Rhythm Compare ウィンドウに切り替わり、保存先のリズム・
セットが発音できるようになります。
fig.07-008.j
保存先のリズム・セット
4.
リズム・セットに名前をつけます。
3.
名前の付けかたについて詳しくは、「名前を付ける」(P.36)を
ご覧ください。
5.
名前を入力し終えたら[F8(Write)]を押します。
書き込み先のリズム・セットを選ぶ画面が表示されます。
86
鍵盤を弾くか(キーボードパートを選んでいるとき)パッドを
叩いて(パッド・パートを選んでいるとき)保存先のリズム・
セットを鳴らし、書き替えてもよいリズム・セットかどうかを
確認します。
コンペア機能によるリズム・セットの発音は、通常の演奏時と
は多少鳴りかたが異なることがあります。
Fantom-X678_r_j.book 87 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リズム・セットを作る
4.
保存先を変更したいときは、
または
リズム・セットを指定し直します。
を押して保存先の
Rhythm Level(リズム・セット・レベル) 1
リズム・セット全体の音量を設定します。
5. [F8(Write)]を押します。
設定値:0 〜 127
書き込み確認のメッセージが表示されます。
6. [F8(Exec)]を押して保存を実行します。
リズム・セット・パラメーター
の働き
ここでは、リズム・セット・パラメーターの働きを、パラメーター
の構成に合わせて説明しています。
パラメータ名に番号が表示( 1 、 2 、 3 、 4 )されている
場合、その番号のリアルタイム・コントロールつまみ(つまみ左端
が 1 番〜右端が 4 番)で値を設定することができます。
Rhythm Edit 画面に入ると、Realtime Control つまみの右側のイン
ジケーターが消灯し、Realtime Control つまみは、パッチやリズ
ム・セットのパラメーターの設定に使われることになります。
Realtime Control つまみの右にあるボタンを押して再度インジケー
ターを点灯させると、本来の用途に使うことができます。また、
Rhythm Edit 画面から抜けると、自動的にもとの点灯状態に戻りま
す。
fig.06-010
1
2
3
4
共通の設定をする(General)
fig.07-001̲50
リズム・セットを構成する各トーンの音量は、Tone Level パ
ラメーター(P.94)で設定します。リズム・トーンを構成する
波形の音量は、Wave Level パラメーターで設定します
(P.90)
。
Tone Name(リズム・トーン・ネーム)
リズム・トーンの名前を付けます(12 文字以内)
。
設定値:空白、A 〜 Z、a 〜 z、0 〜 9、! " # $ % &
; <= >? @ [\ ]^ ̲ ̀{|}
() * +, -. /:
名前のつけかたについて詳しくは、「名前を付ける」(P.36)を
ご覧ください。
Assign Type(アサイン・タイプ)
同じキーを複数回押したときの発音のしかたを設定します。
設定値
MULTI:
同じキーの音を重ねて鳴らします。クラッシュ・シ
ンバルのように持続音が長い音を続けて鳴らしたと
きでも、前の音を消さずに重ねて鳴らします。
SINGLE:
同じキーの音は 1 音ずつしか鳴らしません。持続音
の長い音を続けて鳴らしたとき、前の音を消して次
の音を鳴らします。
Mute Group(ミュート・グループ)
アコースティックのドラム・セットを考えた場合、オープン・ハイ
ハットとクローズド・ハイハットは同時に鳴らせません。このよう
な状況を再現するために、ミュート・グループを設定します。
ミュート・グループは、同じ設定値のリズム・トーンを同時に鳴ら
さないようにする機能です。31 種類のグループを設定できます。
どのグループにも属さないリズム・トーンは「OFF」に設定しま
す。
設定値:OFF, 1 〜 31
Tone Env Mode
(リズム・トーン・エンベロープ・モード)
設定のしかたについては、「リズム・セットの設定のしかた」
(P.83)をご覧ください。
Rhythm Level はリズム・セット全体の設定、それ以外は各リ
ズム・トーンごとの設定です。
ループ波形(P.85)を選んでいる場合、通常はキーを押している
間、音が鳴り続けます。キーを押していても自然に音を減衰させた
いときは、設定を「NO SUS」にします。
設定値:NO-SUS, SUSTAIN
ワン・ショット波形(P.85)を選んでいるときは、
「SUST」
を選んでも音は持続しません。
87
Fantom-X678_r_j.book 88 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リズム・セットを作る
Tone Pitch Bend Range
(リズム・トーン・ピッチ・ベンド・レンジ)
ピッチ・ベンド・レバーを動かしたときのピッチの変化量を半音単
位(4 オクターブ)で設定します。レバーを傾けたときの変化量が、
左右同じ値になります。
波形を変化させる(Wave)
fig.07-009̲50
設定値:0 〜 48
Tone Receive Expression(リズム・トーン・
レシーブ・エクスプレッション・スイッチ)
リズム・トーンごとに、エクスプレッション・メッセージを受信す
るか(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。
設定値:OFF, ON
Tone Receive Hold-1
(リズム・トーン・レシーブ・ホールド 1・スイッチ)
リズム・トーンごとに、ホールド 1・メッセージを受信するか
(ON)、受信しないか(OFF)を設定します。
設定値:OFF, ON
Tone Env Mode パラメーター(P.87)で「NO SUS」を選ん
でいるときは無効です。
Tone Receive Pan Mode
(リズム・トーン・レシーブ・パン・モード)
設定のしかたについては、「リズム・セットの設定のしかた」
(P.83)をご覧ください。
リズム・トーンは最大で 4 つ(ステレオで使用する場合は 8
つ)までの波形を組み合わせて音を作ります。
リズム・トーンを作るときのポイント
バス・ドラム、スネア・ドラム、ハイハット、タムなどの打楽器
音の波形を、リズム・トーンに 1 つずつ割り当てます。音に立体
感を付けるときは、リズム・トーンごとにパンを設定します。
リズム・トーンごとに、パン・メッセージの受信のしかたを選びま
す。
設定値
CONTINUOUS:パン・メッセージを受信するごとにパンを変えま
す。
KEY-ON:
音を鳴らしたときにパンを変えます。発音中にパ
ン・メッセージを受信しても、次にキーを押すまで
パンは変わりません。
パン・メッセージを受信しない状態にすることはできません。
Wave Group(ウェーブ・グループ)
リズム・トーンを構成する波形のグループを選びます。
設定値
INT:
本体に記憶されている波形
EXP:
EXP スロットに装着されているウェーブ・エクスパ
ンション・ボード(SRX シリーズ)の波形
SAMP:
サンプルの波形
MSAM:
マルチサンプルの波形
One Shot Mode(ワン・ショット・モード)
ON に設定するとキーを押し続けなくても、波形の終わりかエンベ
ロープの終わりの早い方まで再生します。エンベロープは Tone
Env Mode パラメーター(P.87)を NO-SUS に設定しているときと
同様の動作になります。Wave Group(P.88)を Sample に設定し
ている場合は、サンプルのループ設定は強制的に ONE SHOT にな
ります。
設定値:OFF, ON
装着されていないウェーブ・エクスパンション・ボードのグ
ループは選べません。
Wave Bank(ウェーブ・バンク)
どの波形のバンクを選ぶかを設定します。
設定値:
ウェーブ・グループが EXP のとき:
Aftertouch Time Ctrl Sens
(アフタータッチ・タイム・コントロール・センス)
Wave Group を SAMPLE に設定して、
Tempo Sync が ON の場合、
Time Stretch で伸縮する時間をアフタータッチでコントロールしま
す。Time Stretch がかかっていない場合は何も起きません。+ に設
定されていると伸縮時間が短く、- に設定されていると長くなりま
す。
設定値:-63 〜 +63
88
A〜D
ウェーブ・グループが SAMP のとき: PRST, USER, CARD
ウェーブ・グループが MSAM のとき: USER, CARD
Fantom-X678_r_j.book 89 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リズム・セットを作る
Wave No. L(Mono)
(ウェーブ・ナンバー (L))
Wave No. R(ウェーブ・ナンバー (R))
FXM Switch(FXM スイッチ) 2
リズム・トーンを構成する波形を選びます。ウェーブ・ナンバーと
同時に画面の下側にウェーブ・ネームも表示されます。
設定値:OFF, ON
モノで使用する場合は、左側(L)だけを指定します。ステレオで
使用する場合は、右側(R)も指定します。
設定値:----, 1 〜 1228(上限はウェーブ・グループによって異な
ります。)
左右組み合わせの Wave を選択するとき、左側(L)の Wave
ナンバーを選択したあとに[F6(Stereo Pair)
]を押すと、右
側(R)の Wave が呼び出されます。
※ マルチサンプルをステレオで使用する場合、L、R に同じ番号
を指定してください。
Wave Tempo Sync(ウェーブ・テンポ・シンク)
フレーズ・ループをクロック(テンポ)に合わせるときは「ON」
に設定します。これは、別売のウェーブ・エクスパンション・ボー
ドなどを装着し、テンポ(BPM)が表示されている波形を使ったリ
ズム・トーンを選んだときやウェーブにサンプルやマルチサンプル
を選んだときのみ有効です。
FXM を使うか(ON)、使わないか(OFF)を設定します。
FXM
FXM(Frequency Cross Modulation)は、選んだ波形を特定
の波形を使って周波数変調し、複雑な倍音を作り出します。激
しい音や効果音を作るのに適しています。
FXM Color(FXM カラー) 3
FXM による周波数変調のしかたを設定します。値が大きくなるほど
ざらつきのある音に、値が小さくなるほど金属的な音になります。
設定値:1 〜 4
FXM Depth(FXM デプス) 4
FXM による周波数変調の深さを設定します。
設定値:0 〜 16
設定値:OFF, ON
トーンにウェーブ・エクスパンション・ボードの波形を選んで
いる場合、Wave Tempo Sync パラメーターを「ON」に設定
すると、ピッチに関する設定(P.91)
、および FXM に関する
設定(P.89)は無効になります。
• トーンにサンプルを選んでいる場合、サンプルのパラメーター
の BPM(テンポ)をあらかじめ設定しておく必要があります。
• トーンにサンプルを選んでいる場合、ウェーブ・テンポ・シン
クは通常の 2 倍の発音数を必要とします。
Tempo Sync パラメーターを「ON」に設定すると、ピッチに
関する設定(P.91)
、および FXM に関する設定( P.89)は無
効になります。
リズム・トーンの鳴らしかたを変える
(WMT)
リズム・トーンにわりあてた 4 つの波形を、鍵盤を弾く強さでコン
トロールすることを WMT(Wave Mix Table)と呼びます。
fig.07-009a̲50
フレーズ・ループ
サンプラーなどにより曲の一部のフレーズを切り出したものを
繰り返し再生することをフレーズ・ループといいます。ダン
ス・ミュージックなどで従来の楽曲などからフレーズを切り出
して、それをもとに新たな楽曲を作成する手法があります。ブ
レーク・ビーツともいいます。
リアルタイム・タイム・ストレッチ
ウェーブ・グループが「SAMP」または「MSAM」で Wave
Tempo Sync パラメーターを「ON」にしたときは、ピッチを変
えることなく、波形再生速度を変化させることができます。
設定のしかたについては、「リズム・セットの設定のしかた」
(P.83)をご覧ください。
Wave Coarse Tune(ウェーブ・コース・チューン)
1
波形の音の高さを半音単位(± 4 オクターブ)で設定します。
Wave Gain(ウェーブ・ゲイン) 1
波形のゲイン(振幅)を設定します。値は 6dB(デシベル)ずつ変
わります。6dB 上がると、ゲインは 2 倍になります。
設定値:-6, 0, +6, +12
設定値:-48 〜 +48
リズム・トーン全体のコース・チューンは、Tone Coarse
Tune パラメーターで設定します(P.91)
。
89
Fantom-X678_r_j.book 90 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リズム・セットを作る
Wave Fine Tune(ウェーブ・ファイン・チューン) 2
波形の音の高さを 1 セント単位(± 50 セント)で設定します。
設定値:-50 〜 +50
1 セント=半音の 100 分の 1
Velo Fade Lower
(ベロシティー・フェード・ウィズ・ロワー)
キーを弾く強さの設定範囲の下限から外れる強さでキーを弾いたと
きの音量変化を設定します。値を大きくするほどなめらかに音量が
下がります。設定範囲外の強さでキーを弾いたときに音を鳴らした
くない場合は「0」に設定します。
設定値:0 〜 127
リズム・トーン全体のファイン・チューンは、Tone Fine
Tune パラメーターで設定します(P.91)
。
Wave Level(ウェーブ・レベル)3
Velo Range Lower(ベロシティー・レンジ・ロワー)
キーを弾く強さによって波形の鳴る範囲の下限を設定します。キー
を弾く強さで波形を鳴らし分けたいときに設定します。
設定値:1 〜 UPPER
波形の音量を設定します。
設定値:0 〜 127
各リズム・トーンの音量は、Tone Level パラメーターで設定
し、リズム・セット全体の音量は、Rhythm Level パラメー
ターで設定します(P.87)
。
Wave Pan(ウェーブ・パン) 4
波形のパンを設定します。「L64」で最も左、「0」で中央、
「63R」
で最も右に定位します。
設定値:L64 〜 0 〜 63R
Wave Rnd Pan Sw
(ウェーブ・ランダム・パン・スイッチ)
キーを押すたびに、波形のパンを不規則に変えるか(ON)、変えな
いか(OFF)を設定します。
設定値:OFF, ON
Velo Range Upper
(ベロシティー・レンジ・アッパー)
キーを弾く強さによって波形の鳴る範囲の上限を設定します。キー
を弾く強さで波形を鳴らし分けたいときに設定します。
設定値:LOWER 〜 127
キーを弾く強さの下限を上限より上げようとしたり、上限を下限
より下げようとすると、もう一方の設定が同じ値で変化します。
Velo Fade Upper
(ベロシティー・フェード・ウィズ・アッパー)
キーを弾く強さの設定範囲の上限から外れる強さでキーを弾いたと
きの音量変化を設定します。値を大きくするほどなめらかに音量が
下がります。設定範囲外の強さでキーを弾いたときに音を鳴らした
くない場合は「0」に設定します。
設定値:0 〜 127
fig.06-028.j
レベル
※ パンで移動する範囲は、Rnd Pan Depth パラメーター(P.94)
で設定します。
Wave Alter Pan Sw
(ウェーブ・オルタネイト・パン・スイッチ)
キーを押すたびに、波形のパンを左右交互に移動するかどうかを決
めます。Alternate Pan Depth パラメーター(P.94)の設定にした
がって波形を定位させるときは「ON」、反転させて定位させるとき
は「REV」にします。キーを押すたびにパンを変えないときは
「OFF」にします。
ベロシティー
Fade Lower
Range Lower
Fade Upper
Range Upper
音の高さを変える
(Pitch/Pitch Env)
fig.07-010̲50
設定値:OFF, ON, REVS
WMT Velocity Control
(ベロシティー・コントロール・スイッチ)
鍵盤を弾く強さでリズム・トーンを鳴らし分けるか(ON)、鳴らし
分けないか(OFF)を設定します。
「RND」に設定すると、ベロシティー情報に関係なく構成するリズ
ム・トーンがランダムに発音します。
設定値:OFF, ON, RANDOM
設定のしかたについては、「リズム・セットの設定のしかた」
(P.83)をご覧ください。
90
Fantom-X678_r_j.book 91 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リズム・セットを作る
Pitch(ピッチ)
Tone Coarse Tune
(リズム・トーン・コース・チューン) 1
リズム・トーンを鳴らす音の高さを選びます。
P-Env T1 V-Sens
(ピッチ・エンベロープ・タイム 1・ベロシティー・センス)
キーを押す強さでピッチ・エンベロープの Time 1(時間)を変化さ
せるときに設定します。キーを強く押すほど、Time 1 の時間を速く
するには「+」の値に、遅くするには「-」の値にします。
設定値:-63 〜 +63
設定値:C-1 〜 G9
リズム・トーンを構成する波形のコース・チューンは、Wave
Coarse Tune パラメーターで設定します(P.89)
。
Tone Fine Tune
(リズム・トーン・ファイン・チューン) 2
リズム・トーンの音の高さを 1 セント単位(± 50 セント)で設定
します。
設定値:-50 〜 +50
1 セント=半音の 100 分の 1
リズム・トーンを構成する波形のファイン・チューンは、
Wave Fine Tune パラメーターで設定します(P.90)
。
Tone Random Pitch Depth
(ランダム・ピッチ・デプス) 3
キーを押すごとにピッチを不規則に変化させる変化幅を設定しま
す。不規則に変化させないときは「0」にします。値の単位はセン
ト(半音の 100 分の 1)です。
設定値:
0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 20, 30, 40, 50, 60,
70, 80, 90, 100, 200, 300, 400, 500, 600, 700,
800, 900, 1000, 1100, 1200
P-Env T4 V-Sens
(ピッチ・エンベロープ・タイム 4・ベロシティー・センス)
キーを離す速さでピッチ・エンベロープの Time 4(時間)を変化さ
せるときに設定します。キーを速く離すほど、Time 4 の時間を速く
するには「+」の値に、遅くするには「-」の値にします。
設定値:-63 〜 +63
P-Env Time1 〜 4
(ピッチ・エンベロープ・タイム 1 〜 4) 1 , 2 , 4
ピッチ・エンベロープの時間(Time 1 〜 Time 4)を設定します。
値を大きくするほど、次のピッチに達するまでの時間(例えば、
Time 2 は Level 1 から Level 2 に達する時間)が長くなります。
設定値:0 〜 127
P-Env Level 0 〜 4
(ピッチ・エンベロープ・レベル 0 〜 4) 3
ピッチ・エンベロープのレベル(Level 0 〜 Level 4)を設定しま
す。各ポイントでのピッチを基準のピッチ(Pitch 画面で設定した
コース・チューンおよびファイン・チューンの値)からどれくらい
変化させるかを決めます。「+」の値にすると基準ピッチより高くな
り、「-」の値にすると低くなります。
設定値:-63 〜 +63
fig.06-032.j
T1
T2
T3
T4
Pitch Env
P-Env Depth(ピッチ・エンベロープ・デプス)
ピッチ・エンベロープの効き具合を設定します。値を大きくするほ
どピッチ・エンベロープによる変化が大きくなります。「-」の値に
するとエンベロープの形が反転します。
設定値:-12 〜 +12
ピッチ L0
L1
キーを押す
キーを離す
L2
T:Time
時間
L3
L4
L:Level
P-Env V-Sens
(ピッチ・エンベロープ・ベロシティー・センス)
キーを押す強さでピッチ・エンベロープの効き具合を変化させると
きに設定します。キーを強く押すほど、ピッチ・エンベロープの効
き具合を大きくするには「+」の値に、小さくするには「-」の値に
します。
設定値:-63 〜 +63
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Fantom-X678_r_j.book 92 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リズム・セットを作る
フィルターで音の明るさを変える
(TVF/TVF Env)
fig.07-011̲50
LPF2、LPF3 に設定した場合、Resonance パラメーター(レ
ゾナンス)の設定は無効になります。
Cutoff Frequency(カットオフ・フリケンシー) 1
波形の周波数成分に対して、フィルターが効き始める周波数(カッ
トオフ周波数)を設定します。
設定値:0 〜 127
Filter Type パラメーターが「LPF/LPF2/LPF3」のときは、カット
オフ周波数を小さくすると高次倍音が少なくなるので、音色は丸く
なります。大きくすると音色は明るくなります。
Filter Type パラメーターが「BPF」のときは、カットオフ周波数の
値によって発音される倍音成分が変わります。クセのある音などを
作るのに適しています。
設定のしかたについては、「リズム・セットの設定のしかた」
(P.83)をご覧ください。
Filter Type パラメーターが「PKG」のときは、カットオフ周波数の
値によって強調して発音される倍音成分が変わります。
TVF
Filter Type(フィルター・タイプ) 3
フィルターの種類を選びます。フィルターとは、特定の周波数帯域
をカットして音の明るさや音の太さなどを変化させる機能です。
設定値
OFF:
フィルターを使いません。
LPF:
ロー・パス・フィルター。カットオフ周波数
(Cutoff Frequency) より上の成分をカットします。
高域の周波数をカットするので音が丸くなります。
最も一般的に使われます。
BPF:
バンド・パス・フィルター。カットオフ周波数
(Cutoff Frequency) 付近の成分だけ残して他を
カットします。クセのある音などを作るのに適して
います。
HPF:
ハイ・パス・フィルター。カットオフ周波数
(Cutoff Frequency) より下の成分をカットします。
高域に特徴のある打楽器系の音などを作るのに適し
ています。
PKG:
ピーキング・フィルター。カットオフ周波数
(Cutoff Frequency) 付近の成分を強調します。ド
ラムの「鳴り」を表現します。
LPF2:
LPF3:
92
Filter Type パラメーターが「HPF」のときは、カットオフ周波数を
高くすると低次倍音が少なくなるので、音の明るい部分だけが強調
されます。
ロー・パス・フィルター 2。カットオフ周波数
(Cutoff Frequency) より上の成分をカットします
が、フィルターの感度が LPF の半分になっていま
す。したがって、LPF に比べて緩やかなロー・パ
ス・フィルターになります。アコースティック・ピ
アノなどの楽器音のシミュレーションに適していま
す。
ロー・パス・フィルター 3。カットオフ周波数
(Cutoff Frequency) より上の成分をカットします
が、フィルターの感度がカットオフ周波数に応じて
変化します。アコースティック系の楽器音のシミュ
レーションに適していますが、同じ TVF エンベ
ロープの設定でも、LPF2 とは異なったニュアンス
になります。
Resonance(レゾナンス) 2
カットオフ周波数付近の音の成分を強調し、音色にクセを付けま
す。設定値を上げすぎると発振して音が歪むことがあります。
設定値:0 〜 127
fig.06-034.j
LPF
BPF
HPF
PKG
Cutoff V-Curve
(カットオフ・フリケンシー・ベロシティー・カーブ)
キーを押す強さでカットオフ周波数を変化させるときの変化カーブ
を次の 7 種類の中から選びます。キーを押す強さによってカットオ
フ周波数を変化させないときは「FIXED」に設定します。
設定値:FIXED, 1 〜 7
fig.06-036
1
2
3
4
5
6
7
Fantom-X678_r_j.book 93 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リズム・セットを作る
Cutoff V-Sens
(カットオフ・フリケンシー・ベロシティー・センス)
F-Env T4 V-Sens
(TVF エンベロープ・タイム 4・ベロシティー・センス)
キーを押す強さでカットオフ周波数を変化させるときに設定しま
す。キーを強く押すほど、カットオフ周波数を高くするには「+」
の値に、低くするには「-」の値にします。
キーを離す速さで TVF エンベロープの Time 4(時間)を変化させ
るときに設定します。キーを速く離すほど、Time 4 の時間を速くす
るには「+」の値に、遅くするには「-」の値にします。
設定値:-63 〜 +63
設定値:-63 〜 +63
Resonance V-Sens
(レゾナンス・ベロシティー・センス)
F-Env Time1 〜 4(TVF エンベロープ・タイム 1 〜 4)
1 , 2 , 4
キーを押す強さでレゾナンスのかかり具合を変化させるときに設定
します。キーを強く押すほどレゾナンスの効果を大きくするには
「+」の値に、小さくするには「-」の値にします。
TVF エンベロープの時間(Time 1 〜 Time 4)を設定します。値を
大きくするほど、次のカットオフ周波数に達するまでの時間(例え
ば、Time 2 は Level 1 から Level 2 に達する時間)が長くなりま
す。
設定値:-63 〜 +63
設定値:0 〜 127
TVF Env
F-Env Level 0 〜 4
(TVF エンベロープ・レベル 0 〜 4) 3
F-Env Depth(TVF エンベロープ・デプス)
TVF エンベロープの効き具合を設定します。値を大きくするほど
TVF エンベロープによる変化が大きくなります。「-」の値にすると
エンベロープの形が反転します。
設定値:-63 〜 +63
TVF エンベロープのレベル(Level 0 〜 Level 4)を設定します。
各ポイントでのカットオフ周波数を基準のカットオフ周波数(TVF
画面で設定したカットオフ周波数の値)からどれくらい変化させる
かを決めます。
設定値:0 〜 127
fig.06-037.j
F-Env V-Curve
(TVF エンベロープ・ベロシティー・カーブ・タイプ)
キーを押す強さで TVF エンベロープの効き具合を変化させるとき
の変化カーブを次の 7 種類の中から選びます。キーを押す強さに
よって TVF エンベロープの効き具合を変化させないときは
「FIXED」に設定します。
設定値:FIX, 1 〜 7
T1
カットオフ
周波数
T2
T3
T4
L0
L1
L2
L3
L4
時間
キーを離す
キーを押す
fig.06-036
T:Time
1
2
3
4
5
6
L:Level
7
F-Env V-Sens
(TVF エンベロープ・ベロシティー・センス)
キーを押す強さで TVF エンベロープの効き具合を変化させるとき
に設定します。キーを強く押すほど、TVF エンベロープの効き具合
を大きくするには「+」の値に、小さくするには「-」の値にしま
す。
設定値:-63 〜 +63
F-Env T1 V-Sens
(TVF エンベロープ・タイム 1・ベロシティー・センス)
キーを押す強さで TVF エンベロープの Time 1(時間)を変化させ
るときに設定します。キーを強く押すほど、Time 1 の時間を速くす
るには「+」の値に、遅くするには「-」の値にします。
設定値:-63 〜 +63
93
Fantom-X678_r_j.book 94 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リズム・セットを作る
Random Pan Depth(ランダム・パン・デプス) 3
音量を設定する(TVA/TVA Env)
fig.07-012̲50
キーを押すたびに、不規則にパンを変化させるときに設定します。
値を大きくするほど変化幅が大きくなります。
設定値:0 〜 63
Wave Rnd Pan Sw パラメーター(P.90)が ON のウェーブに
しか効きません。
Alternate Pan Depth(オルタネイト・パン・デプス)
4
設定のしかたについては、「リズム・セットの設定のしかた」
(P.83)をご覧ください。
キーを押すたびに、左右交互にパンを移動させるときに設定しま
す。値を大きくするほど変化幅が大きくなります。値には「L」と
「R」があり、左右に定位する順番が逆になります。例えば、2 つの
リズム・トーンをそれぞれ「L」、「R」に設定すると、2 つのリズ
ム・トーンのパンが交互に入れ替って発音します。
設定値:L63 〜 0 〜 63R
TVA
Wave Alter Pan Sw パラメーター(P.90)が ON または REV
のウェーブにしか効きません。
Tone Level(リズム・トーン・レベル) 1
リズム・トーンの音量を設定します。主に各リズム・トーンの音量
バランスをとるときに使います。
設定値:0 〜 127
A-Env T1 V-Sens
(TVA エンベロープ・タイム 1・ベロシティー・センス)
リズム・トーンを構成する波形の音量は、Wave Level パラ
メーターで設定します(P.90)
。
Level V-Curve(レベル・ベロシティー・カーブ)
キーを押す強さでリズム・トーンの音量を変化させるときの変化
カーブを次の 7 種類の中から選びます。キーを押す強さによってリ
ズム・トーンの音量を変化させないときは「FIXED」に設定します。
設定値:FIXED, 1 〜 7
2
キーを押す強さで TVA エンベロープの Time 1(時間)を変化させ
るときに設定します。キーを強く押すほど、Time 1 の時間を速くす
るには「+」の値に、遅くするには「-」の値にします。
設定値:-63 〜 +63
A-Env T4 V-Sens
(TVA エンベロープ・タイム 4・ベロシティー・センス)
キーを離す速さで TVA エンベロープの Time 4(時間)を変化させ
るときに設定します。キーを速く離すほど、Time 4 の時間を速くす
るには「+」の値に、遅くするには「-」の値にします。
fig.06-036
1
TVA Env
3
4
5
6
7
Level V-Sens(レベル・ベロシティー・センス)
キーを押す強さでリズム・トーンの音量を変化させるときに設定し
ます。キーを強く押すほど、リズム・トーンの音量を大きくするに
は「+」の値に、小さくするには「-」の値にします。
設定値:-63 〜 +63
設定値:-63 〜 +63
A-Env Time1 〜 4
(TVA エンベロープ・タイム 1 〜 4) 1 , 2 , 4
TVA エンベロープの時間(Time 1 〜 Time 4)を設定します。値を
大きくするほど、次の音量に達するまでの時間(例えば、Time 2 は
Level 1 から Level 2 に達する時間)が長くなります。
設定値:0 〜 127
Tone Pan(リズム・トーン・パン) 2
リズム・トーンのパンを設定します。「L64」で最も左、「0」で中
央、「63R」で最も右に定位します。
設定値:L64 〜 0 〜 63R
リズム・トーンを構成する波形のパンは、Wave Pan パラメー
ターで設定します(P.90)
。
94
Fantom-X678_r_j.book 95 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リズム・セットを作る
A-Env Level1 〜 3
Tone Out Assign(トーン・アウトプット・アサイン)
(TVA エンベロープ・レベル 1 〜 3) 3
トーンごとに、原音の出力のしかたを設定します。
TVA エンベロープのレベル(Level 1 〜 Level 3)を設定します。
各ポイントでの音量を基準の音量(TVA 画面で設定したリズム・
トーン・レベルの値)からどれくらい変化させるかを決めます。
設定値
MFX:
マルチエフェクトを通して、ステレオで出力しま
す。また、マルチエフェクトを通した音にコーラス
やリバーブをかけることもできます。
A, B:
マルチエフェクトを通さずに、ステレオで
OUTPUT A (MIX) ジャック、または OUTPUT B
ジャックに出力します。
1 〜 4:
マルチエフェクトを通さずに、モノで INDIVIDUAL
1 〜 4 ジャックに出力します。
設定値:0 〜 127
fig.06-041.j
T1 T2
T3
T4
音量
時間
L1 L2
キーを押す
T:Time
L3
キーを離す
Rhythm Output Assign が「TONE」以外に設定されている場
合、ここでの設定は無効になります。
L:Level
出力に関する設定(Output)
fig.07-013̲50
INDIVIDUAL 1 ジャックと INDIVIDUAL 2 ジャックに振り分け
て出力するような設定にしたとき、INDIVIDUAL 2 ジャックに
プラグがささっていないと、INDIVIDUAL 1 と 2 の音が混ざっ
て INDIVIDUAL 1 ジャックから出力されてしまいます。これ
は、INDIVIDUAL 1 と 2 のジャックの構造によるものです。
※ Mix/Parallel パラメーターが「MIX」に設定されていると、す
べての音が OUTPUT A (MIX) ジャックからステレオで出力さ
れます(P.230)
。
※「MFX」に設定した場合は、MFX Output Assign(P.208)
で、マルチエフェクトを通した後の出力先を設定します。
※ コーラスとリバーブへは常にモノで出力されます。
※ コーラスを通した後の出力先は、Chorus Output Select
(P.209)および Chorus Output Assign(P.209)で設定しま
す。
Rhythm Out Assign(リズム・アウトプット・アサイ
ン)
※ リバーブを通した後の出力先は、Reverb Output Assign
(P.212)で設定します。
リズム・セットごとに原音の出力のしかたを設定します。
Tone Out Level(トーン・アウトプット・レベル)
設定値
MFX:
マルチエフェクトを通して、ステレオで出力しま
す。また、マルチエフェクトを通した音にコーラス
やリバーブをかけることもできます。
A, B:
マルチエフェクトを通さずに、ステレオで
OUTPUT A (MIX) ジャック、または OUTPUT B
ジャックに出力します。
1 〜 4:
TONE:
マルチエフェクトを通さずに、モノで INDIVIDUAL
1 〜 4 ジャックに出力します。
トーンごとの設定にしたがって出力します。
トーンごとに、アウトプット・アサイン(P.208)で設定した出力
先へ送る信号のレベルを設定します。
設定値:0 〜 127
Tone Chorus Send(Send Level(Output=MFX)
)
1
(トーン・コーラス・センド・レベル)
トーンが MFX を通る場合の、トーンごとにコーラスへ送る信号の
レベルを設定します。
設定値:0 〜 127
INDIVIDUAL 1 ジャックと INDIVIDUAL 2 ジャックに振り分け
て出力するような設定にしたとき、INDIVIDUAL 2 ジャックに
プラグがささっていないと、INDIVIDUAL 1 と 2 の音が混ざっ
て INDIVIDUAL 1 ジャックから出力されてしまいます。これ
は、INDIVIDUAL 1 と 2 のジャックの構造によるものです。
Tone Reverb Send(Send Level(Output=MFX))
(トーン・リバーブ・センド・レベル) 2
トーンが MFX を通る場合の、トーンごとにリバーブへ送る信号の
レベルを設定します。
設定値:0 〜 127
Mix/Parallel パラメーター(P.230)が「MIX」に設定されてい
ると、すべての音が OUTPUT A (MIX) ジャックからステレオ
で出力されます。
95
Fantom-X678_r_j.book 96 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リズム・セットを作る
Tone Chorus Send(Send Level(Output=non MFX))
(トーン・コーラス・センド・レベル) 3
トーンが MFX を通らない場合のトーンごとに、コーラスへ送る信
号のレベルを設定します。
リズム・セットにかけるエフェクトを設
定する(Effects/MFX/MFX
Control/Chorus/Reverb)
設定値:0 〜 127
Tone Reverb Send(Send Level(Output=non MFX))
(トーン・リバーブ・センド・レベル) 4
トーンが MFX を通らない場合のトーンごとに、リバーブへ送る信
号のレベルを設定します。
設定値:0 〜 127
エフェクトに関する設定については、以下のページをご覧くだ
さい。
• 「エフェクトの設定のしかた」(P.206)
• 「マルチエフェクトの設定をする(MFX Control)
」(P.213)
• 「コーラスの設定をする(Chorus)」(P.215)
• 「リバーブの設定をする(Reverb)」(P.216)
96
Fantom-X678_r_j.book 97 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンス・モードで演奏する
パフォーマンスは、各パートへのパッチ(リズム・セット)の割り
当てや、音量、パン等パートに固有の設定をまとめたものです。パ
フォーマンス・モードでは、大きく分けて Layer 画面、Mixer 画面
の 2 つの画面があります。
複数の音色(パッチ/リズム・セット)を組み合わせて複雑な音作
りをしたい場合は、Layer 画面で使用します。パッチを重ねて鳴ら
したり(レイヤー)、鍵盤を 2 つの音域に分けて別々のパッチを鳴
らす(スプリット)といった演奏ができます。
Mixer 画面は、シーケンサーと組み合わせて曲作りをしたり、16 の
パートのレベルやパンなどのミキシング作業をするのに適した画面
です。
Performance Mixer 画面を
表示する
Performance Mixer 画面を表示するには、 次のように操作します。
1.
PERFORMANCE[MIXER]を押します。
パフォーマンス・モードになり、Performance Mixer 画面が表
示されます。
fig.04-016̲50
鍵盤を弾くと、キーボード・スイッチがオンのパートと、カレン
ト・パートが鳴ります。
またパフォーマンスでは、各パートの設定以外にも以下の設定もパ
フォーマンスごとに記憶することができます。
• D ビーム、リアルタイム・コントロールつまみ、アサイナブ
ル・スイッチ、パッドなどのコントローラーの設定
• アルペジオやコード・メモリーの設定
• リズム・グループの番号
Performance Layer 画面を
表示する
2. [F6]を押すとページが切り替わります。
fig.08-001̲50
Performance Layer 画面を表示するには、次のように操作します。
1.
PERFORMANCE[LAYER/SPLIT]を押します。
パフォーマンス・モードになり、Performance Layer 画面が表
示されます。
fig.04-015̲50
97
Fantom-X678_r_j.book 98 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンス・モードで演奏する
PERFORMANCE Layer、Mixer 画面各部の働き
fig.08-002.j
<MIXER1画面>
1
<LAYER画面>
4
2
1
3
2
5
3
5
8
4
7
6
7
8
9
17
15
10
11
12
13
16
11
14
<MIXER2画面>
18
12
9
10
キーボード・スイッチのオン/オフを表示します。
1
現在の音源モードを表示します。
11
表示されているパラメーターの設定画面にジャンプします。
2
現在選ばれているソングの名前、小節位置、および
シーケンサーの状態を表示します。
12
MIXER画面1と2を切り替えます。
3
オクターブ・シフト(Oct)、トランスポーズ
(Trans)を表示します。
13
つまみで操作する4パートを選択します。現在選ばれて
いるパートは黄緑色の囲みで表示します。何をコントロール
するかは、[CURSOR](
または
)で選びます。
14
パート1〜16までの設定をスクロールします。
15
リアルタイム・コントローラーの各つまみやアサイナブル・
スイッチに割り当てられている機能を表示します。
16
Dビーム・コントローラーに割り当てられている機能と
Dビーム・コントローラーの反応状態を表示します。
17
鍵盤演奏ができる鍵域またはリズム・セットを演奏できる
鍵域を表示します。
18
各パートのPart Course Tune(Key)、Output Assign
およびKeyboard Switch、Arpeggio Part、Pad Partを設定します。
ファンクション・ボタン[F6]でMIXER 1画面に
切り替わります。
4
98
13
各パートの音量(LEVEL)、パン(PAN)、
リバーブ(REV)、コーラス(CHO)、MUTE(M)、
およびSOLO(S)を設定します。
ファンクション・ボタン[F6]でMIXER 2画面に
切り替わります。
使用しているエフェクトの種類を表示します。
マルチエフェクト(MFX)、コーラス(CHO)、
リバーブ(REV)マスタリング(MASTER)の
オン/オフを表示します。
5
ソング、アルペジオ、またはリズム・パターンを演奏する
テンポを表示します。
ループ・プレイのオン/オフを表示します(LOOP)。
6
LAYER画面:パフォーマンスのグループ、ナンバーを
選びます。
7
MIXER画面:パートに割り当てているパッチを設定します。
LAYER画面:パートに割り当てているパッチを表示します。
カレント・パートを切り替えると、パート・ナンバーも
切り替わります。
8
カレント・パートを表示します。
Fantom-X678_r_j.book 99 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンス・モードで演奏する
パフォーマンスを選ぶ
リストからパフォーマンスを選ぶ
Fantom-X のパフォーマンスには、ユーザー、 プリセットとカード
の 3 つのグループがあります。ユーザー、プリセットには各 64 個
で計 128 個のパフォーマンスが記録されています。
パフォーマンスの一覧を表示させて、その中からパフォーマンスを
選ぶことができます。
USER(ユーザー)
2. [F5(Perf List)
]を押します。
Fantom-X 本体内の、書き替えることができるグループです。 自分
で作ったパフォーマンスは、このグループに保存します。あらかじ
め 64 個のパフォーマンスが記憶されています。
1. [LAYER/SPLIT]または[MIXER]を押します。
Performance List 画面が表示されます。
fig.08-004̲50
PRST(プリセット)
Fantom-X 本体内の、書き替えることができないグループです。 た
だし、現在選んでいるパフォーマンスの設定は変更できるので、
ユーザーにその設定を記憶しておくことができます。あらかじめ
64 個のパフォーマンスが記憶されています。
CARD(メモリー・カード)
書き替えることができるグループです。自分で作ったパフォーマン
スは、別売のメモリー・カードに保存することもできます。メモ
リー・カードには 64 個のパフォーマンスを記憶することができま
す。
]を押してパフォーマンス・グ
3. [F1(↑)]または[F2( ↓)
ループを切り替え、
または
を押してパフォーマンスを
選びます。
4. [F8(Select)]を押して Performance List 画面を閉じます。
1. [LAYER/SPLIT]を押します。
2. [CURSOR]を押してパフォーマンス・グループのところに
カーソルを移動します。
fig.08-003.j
パフォーマンス・グループ
パフォーマンス・ナンバー
よく使うパッチとパフォーマン
スをリストアップしておく
(ライブ・セッティング機能)
ライブ演奏で頻繁に使う音をリストアップしておき、それを即座に
呼び出すことができます。パッチ、リズム・セット、パフォーマン
スをどれでも登録できるので、演奏に必要な音色をモードに関係な
く即座に呼び出すことができます。
3.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押してパ
フォーマンス・グループを選びます。
詳しくは、P.42 をご覧ください。
USER:ユーザー
PRST:プリセット
CARD:メモリー・カード
4. [CURSOR]を押してパフォーマンス・ナンバーのところに
カーソルを移動します。
5.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押してパ
フォーマンス・ナンバーを選びます。
99
Fantom-X678_r_j.book 100 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンス・モードで演奏する
お気に入りのパフォーマンスを選ぶ
(フェイバリット・パフォーマンス)
よく使用するお気に入りのパフォーマンスを登録しておくことがで
きます。この機能を使うと、本体に記憶されているお気に入りのパ
フォーマンスをすばやく選ぶことができます。
お気に入りのパフォーマンスを登録する
よく使用するお気に入りのパフォーマンスを登録しておくことがで
きます。この機能を使うと、本体に記憶されているお気に入りのパ
フォーマンスをすばやく選ぶことができます。フェイバリット・パ
フォーマンスには、8 音色× 8 バンクの合計 64 個までのお気に入
りのパフォーマンスを登録することができます。
フェイバリット・パフォーマンスの登録のしかたについては、
「お気に入りのパフォーマンスを登録する」(P.100)をご覧く
ださい。
1.
Performance Layer または Mixer 画面を表示します。
2. [F5(Perf List)
]を押し、続けて[F3(Favorite)
]を押しま
す。
Favorite List 画面が表示されます。
フェイバリット・パフォーマンスの選びかたについては、「お
気に入りのパフォーマンスを選ぶ(フェイバリット・パフォー
マンス)」(P.100)をご覧ください。
1.
登録したいパフォーマンスを選びます(P.99)
。
2. [F5(Perf List)
]を押します。
3. [F3(Favorite)]を押します。
fig.08-005̲50
Favorite List 画面が表示されます。
fig.08-006̲50
3.
または
を押してパフォーマンス・ ナンバーを選びま
す。
4. [F1(↑)][F2( ↓)]を押して登録先のバンクを選びます。
Bank を切り替えるときは、
[F1(↑)]または[F2(↓)
]を
押します。
5.
4. [F8(Select)
]を押してパフォーマンスを選びます。
または
を押して登録先のナンバーを選びます。
6. [F6(Regist)]を押すと、登録が実行されます。
※ 中止するときは[EXIT]を押します。
[F5(Remove)
]を押すと、Favorite List で選ばれているパ
フォーマンスの登録を解除します。
100
Fantom-X678_r_j.book 101 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンス・モードで演奏する
Layer 画面で使う
パートの音色を選ぶ
各パートに割り当てられているパッチを、好みに合わせて切り替え
ることができます。
パートを選ぶ
現在選んでいるパートをカレント・パートと呼びます。
一覧表示から選ぶ
1.
1.
LAYER 画面から
または
んでいるパートには「
を押してパートを選びます。選
」が表示されます。
音色を選びたいパートを選びます。
2. [F1(Patch List)
]を押します。
fig.08-007̲50
Patch List 画面が表示されます。
fig.05-007̲50
音を鳴らすパートを選ぶ(キーボード・
スイッチ)
パッチやリズム・セットを鳴らしたいパートを選びます。パートご
とに鍵盤で鳴らすかどうかを決めるスイッチがあり、これをキー
ボード・スイッチといいます。
1.
LAYER 画面から [CURSOR] を押して「KBD」にカーソルを移動
し、鳴らしたいパートに「✔」マークをつけます。
※ 中止するときは[EXIT]を押します。
3.
または
を押してパッチを選びます。
[F4(Patch Categ)
]を押すと、カテゴリーで分類されたリス
ト表示になります。
[F5(Patch)]や[F6(Rhythm)
]を押すと、パッチ・グ
ループのリスト表示になります。
fig.05-008̲50
鍵盤を弾くと、チェック・マークをつけたパートとカレント・
パートの音が鳴ります。
fig.08-008̲50
グループを切り替えるときは、[F1(↑)][F2(↓)]を押し
ます。
[F7(Preview)
]を押すと、パッチの種類(カテゴリー) ごと
に用意された最適なフレーズで、パッチの音を確認することが
できます(フレーズ・プレビュー)。
キーボード・スイッチについて
4. [F8(Select)]を押してパッチを選びます。
複数の音色を重ねて鳴らしたいとき(レイヤー)や複数の音色
に鍵域を設定して演奏 する(スプリット)ときには、キーボー
ド・スイッチを使用します。それに対してデータを作成すると
きなどは、キーボード・スイッチはすべてオフにしておくと良
い でしょう。
101
Fantom-X678_r_j.book 102 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンス・モードで演奏する
音色を重ね合わせて演奏する
(レイヤー)
鍵域を分割して異なる音色で演奏する
(スプリット)
パフォーマンス・モードでは、キーボード・スイッチがオンに設定
されたすべてのパートについて音を鳴らすことができます。各パー
トを組み合わせることで厚みのある音色での演奏(レイヤー)が楽
しめます。レイヤーは Layer 画面で設定します。
fig.08-009.j
パート1
(Rx ch.1)
パート2
(Rx ch.2)
パート15
(Rx ch.15)
パート16
(Rx ch.16)
パフォーマンス・モードでは、鍵盤を最大 16 分割して異なるパッ
チで弾くこと(スプリット)ができます。
例えば、下図のように低音域側でストリングスの音を鳴らし、高音
域側でピアノの音を鳴らし、中音域では両方の音が鳴るような設定
ができます。
fig.08-010.j
パート 1: ストリングス
パート 1 + パート 2:
(ストリングス + ピアノ)
パート 2: ピアノ
キーボード・
スイッチ:オン
スプリットは、複数のパートを重ねて鳴らすレイヤー・パ
フォーマンスの応用です。レイヤーされている各パートを鳴ら
す鍵域を変えることで、スプリットになります。
1(Tx ch.1)
2(Tx ch.2)
15(Tx ch.15)
16(Tx ch.16)
Rx ch.:受信チャンネル
Tx ch.:送信チャンネル
1. [LAYER/SPLIT]を押して Layer 画面を表示します。
2.
または
を押して鳴らしたいパートに移動します。
3. [INC]を押して発音したいパートにチェック・マークを入れま
す。
1. [LAYER/SPLIT]を押して Layer 画面を表示します。
2. [F3(Key Range)]を押します。
3. [F3(KBD)]を押して、キーボード・スイッチにカーソルを移
動させ、[INC]を押して音を鳴らしたいパートのキーボード・
スイッチをオンに設定します。
4. [F4(Lower)]を押して「Key Range Lower」にカーソルを移
動すると発音域の下限を、[F5( Upper)
]を押して「Key
Range Upper」にカーソルを移動すると発音域の上限を設定で
きます。
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して発
音域を設定します。発音域は鍵盤の上にバーで表示されます。
[DEC]を押すと、チェック・マークが外れます。鍵盤の上に
表示されているバーが発音する鍵域を表しています。
鍵盤を弾くと、キーボード・スイッチがオンのパートと、カレ
ント・パートが鳴ります。
4.
手順 2、3 を繰り返し、鳴らしたいパートについて設定します。
発音域の下限を上限より上げようとしたり、上限を下限より下
げようとすると、もう一方の設定が同じ値で変化します。
fig.08-011̲50
設定値:
Key Range Lower:C-1 〜 UPPER
Key Range Upper:LOWER 〜 G9
各パートの発音域を重ねると、特定の鍵域のみ複数のパートを
重ねて鳴らすといったこともできます。
5.
102
設定が終わったら、[F8(Close)
]を押して Layer 画面に戻し、
演奏をします。
Fantom-X678_r_j.book 103 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンス・モードで演奏する
Mixer 画面で使う
レイヤーやスプリットで使うパートを選ぶ
パートの音色を選ぶ
各パートに割り当てられているパッチは、簡単に切り替えることが
できます。
現在選んでいるパートをカレント・パートと呼びます。
一覧表示から選ぶ
1.
1.
Mixer2 画面で
または
を押してパートを選びます。
音色を選びたいパートを選びます。
fig.08-012.j
カレント・パート
2. [F1(Patch List)
]を押します。
Patch List 画面が表示されます。
fig.05-007̲50
※「Part」にカーソルを移動させ、VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押してパートを選ぶこともできます。
Mixer 画面でも複数のパートを選ぶことができます。
2.
Mixer2 画面で
せます。
を押して、画面の一番下にカーソルを移動さ
3. [INC]を押して赤く点灯させ、鳴らしたいパートを選びます。
鍵盤を弾くと、チェック・マーク(KBD)をつけたパートとカ
レント・パートの音が鳴ります。
※ 中止するときは[EXIT]を押します。
3.
または
を押してパッチを選びます。
[F4(Patch Categ)
]を押すと、カテゴリーで分類されたリス
ト表示になります。
[F5(Patch)]や[F6(Rhythm)
]を押すと、パッチ・グ
ループのリスト表示になります。
fig.05-008̲50
fig.08-013̲50
グループを切り替えるときは、[F1(↑)][F2(↓)]を押し
ます。
キーボード・スイッチについて
複数の音色を重ねて鳴らしたいとき(レイヤー)や複数の音色
に鍵域を設定して演奏 する(スプリット)ときには、キーボー
ド・スイッチを使用します。それに対してデータを作成すると
きなどは、キーボード・スイッチはすべてオフにしておくと良
い でしょう。
[F7(Preview)
]を押すと、パッチの種類(カテゴリー) ごと
に用意された最適なフレーズで、パッチの音を確認することが
できます(フレーズ・プレビュー)。
4. [F8(Select)]を押してパッチを選びます。
103
Fantom-X678_r_j.book 104 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンス・モードで演奏する
Mixer 画面で選ぶ
1. [MIXER]を押して Mixer 画面を表示させます。
2.
または
3.
を押して、パートを選びます。
パートの設定をする
ミキサー画面では、各パートの以下のパラメーターの設定をするこ
とができます。
でパッチ・ナンバーにカーソルを移動させます。
fig.08-014
Performance Mixer1 画面
パラメーター
Part Level (P.108)
Part Pan (P.108)
Part Reverb Send (P.108)
Part Chorus Send (P.108)
Solo Switch(P.105)
Mute Switch(P.105)
Mixer 画面での表示
Level
Pan
Rev
Cho
S
M
Performance Mixer2 画面
4.
VALUE ダイヤルを回すか[INC]または[DEC]を押して選び
ます。
リズム・セットを選ぶ
1. [MIXER]を押して Mixer 画面を表示させます。
2.
または
3.
を押して、パートを選びます。
で以下の部分にカーソルを移動させます。
fig.08-015
パラメーター
Keyboard Switch (P.110)
Arpeggio Part(P.130)
Pad Part (P.161)
Part Coarse Tune (P.109)
Output Assign (P.108)
Mixer 画面での表示
K
A
P
Key
Output Assign
1. [MIXER]を押します。
Performance Mixer1 画面が表示されます。
※ Performance Mixer2 画面のパラメーターを設定するときは、
[F6]を押して切り替えてください。
fig.04-016̲50
4.
VALUE ダイヤルを回すか[INC]または[DEC]を押して「R」
を選びます。リズム・セットが選ばれます。
2.
または
を押して、設定したいパラメーターのところに
カーソルを移動します。
3.
または
を押して、設定したいパートをのところにカーソ
ルを移動します。
4.
VALUE ダイヤルを回すか[INC]または[DEC]を押して、値
を設定します。
4 パート分をくくった緑色の枠は、REALTIME CONTROL つ
まみの 4 つのつまみに対応しています。
104
Fantom-X678_r_j.book 105 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンス・モードで演奏する
単独で演奏するパートを選ぶ(ソロ)
ソングを再生するときなどに、特定のパートの演奏だけを再生する
ことができます。
1. [MIXER]を押して Mixer 画面を表示します。
2.
3.
特定のパートの演奏を消す(ミュート)
ソングに合わせて演奏するときなどに、特定のパートの演奏を消す
ことができます。これにより、メロディーを演奏しているパートの
演奏を消してカラオケとして使ったり、練習に使ったりできます。
1. [MIXER]を押して Mixer 画面を表示します。
または
せます。
を押して、ソロ・ スイッチにカーソルを移動さ
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して、
ソロ・スイッチのオン/オフを切り替えます。
fig.08-016̲50
2.
または
動させます。
3.
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して、
ミュート・スイッチのオン/オフを切り替えます。
を押して、ミュート・スイッチにカーソルを移
fig.08-016a̲50
ここでの設定は、Part View 画面のソロ「SO」と連動していま
す。ソロの設定はパフォーマンスの設定として保存できます。
ここでの設定は、Part View 画面のミュート「MU」と連動し
ています。ミュートの設定はパフォーマンスの設定として保存
できます。
パートのミュートはパートの MIDI 受信スイッチをオフにする
のではなく、音量を最小にして音を消しています。したがっ
て、MIDI メッセージは受信しています。
パッドを使ってパート・ミュートをする
パッドを使って、パート・ミュートのオン/オフができます。パッ
ド番号 1 〜 16 が、パート番号 1 〜 1 6 に対応します。
1. [MIXER]を押して Mixer 画面を表示します。
2. [F3(Mute)]を押します。
Muting Parts with Dynamic Pads 画面が表示されます。
このときパッドはミュートオン/オフを切り替えるボタンとし
て機能し、パッドを押すごとに、ミュート/ミュート解除とな
ります。
• パッド点灯: ミュート
• パッド消灯: ミュート解除
[F6(All Mute)
]を押すと、すべてのパートがミュートされま
す。[F7(All Play)
]を押すと、すべてのパートがミュート解
除されます。
105
Fantom-X678_r_j.book 106 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンス・モードで演奏する
パートの設定を一覧で表示する
(Performance Part View)
各パートの MIDI 情報を確認する
(パート・インフォメーション)
パフォーマンス・モードでは、パートの設定を一覧で表示すること
ができます。この画面をパート・ビュー画面といいます。この画面
では、パートに割り当てたパッチやボリューム、パンなどの設定
を、すべてのパートを一覧で確認でき、またこれらの設定は変更す
ることもできます。Layer 画面や Mixer 画面ではできない細やかな
設定ができます。
パフォーマンス・モードでは、いろいろなコントロールをする MIDI
メッセージの受信状態などをパートごとに確認できます。鍵盤また
は外部 MIDI コントローラーからの操作に対して音源が正しく反応
しているかなどを確認するときに便利です。
1. [LAYER/SPLIT]または[MIXER]を押します。
2. [SHIFT]を押しながら[F2(Part Info)
]を押します。
1.
Performance Layer または Mixer 画面を表示します(P.97)
。
Part Information ウィンドウが表示されます。
2. [F2(Part View)
]を押します。
fig.08-018̲50
Part View 画面が表示されます。設定のしかたについて詳しく
は P.107 をご覧ください。
fig.08-017̲50
3.
VALUE ダイヤルを回すか[INC]または[DEC]を押して、確
認したい情報を選びます。
Modulation: モジュレーション・インフォメーション
3. [EXIT]を押して Layer または Mixer 画面に戻します。
カーソルがパッチ・グループまたはパッチ・ナンバーのところ
にあるときに[ENTER]を押すと Patch List ウィンドウが表
示され、リストからパッチを選ぶことができます(P.41)
。
アルペジオ/リズム機能を使っ
て演奏する
「アルペジオ演奏をする」(P.128)、「リズムを演奏する」(P.135)
をご覧ください。
リアルタイム・コントローラー
や D ビーム・コントローラーを
使って演奏する
「リアルタイム・コントローラー/ D ビーム・コントローラーに関
する設定をする(Ctrl Setting)
」(P.114)をご覧ください。
Breath:
ブレス・インフォメーション
Foot Type:
フット・タイプ・インフォメーション
Volume:
ボリューム・インフォメーション
Panpot:
パンポット・インフォメーション
Expression: エクスプレッション・インフォメーション
Hold 1:
ホールド 1・インフォメーション
Pitch Bend: ピッチ・ベンド・インフォメーション
Aftertouch: アフタータッチ・インフォメーション
Voices:
ボイス・インフォメーション(発音数)
]を押してウィンドウを閉じます。
4. [F8(Close)
音源の発音数を表示する
(ボイス・モニター機能)
「音源の発音数を表示する (ボイス・モニター機能)
」(P.37)をご
覧ください。
マスター・レベルを調整する
「音量を調整するには?」(P.229)をご覧ください。
106
Fantom-X678_r_j.book 107 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンスを作る
Fantom-X にはさまざまな設定があり、 それぞれの設定項目をパラ
メーターといいます。そして、パラメーターの値を変更する操作を
エディットといいます。ここでは、パフォーマンスを作るときの操
作とパフォーマンス・パラメーターの働きを説明します。
パートの設定を一覧で表示する
(Performance Part View)
パフォーマンス・モードでは、パートの設定を一覧で表示すること
ができます。この画面をパート・ビュー画面といいます。この画面
では、パートに割り当てたパッチやボリューム、パンなどの設定
を、すべてのパートを一覧で確認でき、またこれらの設定は変更す
ることもできます。Layer 画面や Mixer 画面ではできない細やかな
設定ができます。
1. [LAYER/SPLIT]または[MIXER]を押します。
2. [F2(Part View)
]を押します。
Part View 画面が表示されます。
fig.08-017̲50
4.
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して設
定します。
※ パート・ビュー画面の一番下の行にはカーソル位置のパラメー
ター名が表示されます。
[F1(Level/Pan)
]
Patch Type(パッチ・タイプ)
各パートにパッチを割り当てるか(Patch)
、リズム・セットを割り
当てるか(Rhythm)を設定します。
Patch Bank(パッチ・バンク)
各パートに割り当てるパッチ/リズム・セットのグループを選びま
す。
設定値
USER:
ユーザー
PR-A 〜 H:
プリセット A 〜 H
GM:
GM(GM2)
CARD:
カード
XP-A 〜 D :
EXP A 〜 D スロットに装着したウェーブ・エクス
パンション・ボード
Patch Number(パッチ・ナンバー)
各パートに割り当てるパッチ/リズム・セットのナンバーを選びま
す。
設定値:001 〜
3.
Layer または Mixer 画面に戻すときは[EXIT]を押します。
カーソルがパッチ・グループまたはパッチ・ナンバーのところ
にあるときに[ENTER]を押すと Patch List ウィンドウが表
示され、リストからパッチを選ぶことができます(P.41)
。
各パートの設定をする
1.
PART VIEW 画面を表示します。
2. [F1(Level Pan)
]〜[ F8(MIDI Filter)]を押して、設定を変
えたいパラメーター群を選びます。
fig.09-001̲50
Keyboard Switch(キーボード・スイッチ)
カレント・パートに関わらず、コントローラー部を、内部音源と
MIDI OUT に接続するかどうかを設定します。通常はオフにしてお
きますが、音を重ねて使いたいときはオンに設定します。
設定値:OFF, ON(✔)
Solo Switch(ソロ・スイッチ)
音を鳴らす 1 つのパートを選びます。ソロで鳴らしたいパートに
チェック・マーク( ✔)をつけます。ここで選んだパート以外の
パートの音は鳴りません。
設定値:OFF, ON(✔)
Mute Switch(ミュート・スイッチ)
各パートの演奏を一時的に消すか( ✔)、消さないか(OFF)を設定
します。
例えば、メロディーを演奏しているパートを消してカラオケとして
使ったり、別の音源を使って鳴らしたい演奏があるときなどに設定
します。
設定値:OFF, ON(✔)
3. [CURSOR]を押して、設定を変えたいパラメーターのところ
にカーソルを移動します。
Mute Switch パラメーターはパートをオフにするのではなく、
音量を最小にして音を消しています。したがって、MIDI メッ
セージの受信はしています。
107
Fantom-X678_r_j.book 108 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンスを作る
Part Level(パート・レベル)
各パートの音量を設定します。主にパート間の音量バランスをとる
ために使います。
設定値:0 〜 127
Part Pan(パート・パン)
各パートのパンを設定します。「L64」で最も左、「0」で中央、
「63R」で最も右に定位します。
設定値:L64 〜 0 〜 63R
[F2(Output Effect)
]
fig.09-002̲50
エフェクトを通した後の出力先を設定します。
• コーラスとリバーブへは常にモノで出力されます。
• コーラスを通した後の出力先は、Chorus Output Select
(P.209)および Chorus Output Assign(P.209)で設定しま
す。
• リバーブを通した後の出力先は、Reverb Output Assign
(P.209)で設定します。
Part Output MFX Select
(パート・アウトプット・MFX セレクト)
同時に使用できる 3 種類のマルチエフェクトの中から、どのマルチ
エフェクトを使うかを設定します。
設定値:1 〜 3(MFX-1 〜 MFX-3)
Part Output Level(パート・アウトプット・レベル)
Part Output Assign で設定した出力先へ送る信号のレベルを設定し
ます。
設定値:0 〜 127
Part Chorus Send Level
(パート・コーラス・センド・レベル)
パートごとに、コーラスへ送る信号のレベルを設定します。
設定のしかたについては、「各パートの設定をする」(P.107)
をご覧ください。
Part Output Assign(パート・アウトプット・アサイ
ン)
パートごとに、原音の出力のしかたを設定します。
設定値:0 〜 127
Part Reverb Send Level
(パート・リバーブ・センド・レベル)
パートごとに、リバーブへ送る信号のレベルを設定します。
設定値:0 〜 127
設定値
MFX:
マルチエフェクトを通して、ステレオで出力しま
す。また、マルチエフェクトを通した音にコーラス
やリバーブをかけることもできます。
MFX1 〜 3 Source(MFX1 〜 3 ソース)
Chorus Source(コーラス・ソース)
Reverb Source(リバーブ・ソース)
A, B:
マルチエフェクトを通さずに、ステレオで
OUTPUT A (MIX) ジャック、または OUTPUT B
ジャックに出力します。
1 〜 4:
マルチエフェクトを通さずに、モノで INDIVIDUAL
1 〜 4 ジャックに出力します。
MFX1(1)〜 MFX3(3)
、コーラス(C)、リバーブ(R)の設定
として、どのパートに割り当てているパッチの設定を使うかを選び
ます。どのパートも選ばれていないときは、パフォーマンスの設定
を使います。
PAT:
パートに割り当てているパッチ/リズム・セットの
設定にしたがって出力します。
INDIVIDUAL 1 ジャックと INDIVIDUAL 2 ジャックに振り分け
て出力するような設定にしたとき、INDIVIDUAL 2 ジャックに
プラグがささっていないと、INDIVIDUAL 1 と 2 の音が混ざっ
て INDIVIDUAL 1 ジャックから出力されてしまいます。これ
は、INDIVIDUAL 1 と 2 のジャックの構造によるものです。
Mix/Parallel パラメーターが「MIX」に設定されていると、す
べての音が OUTPUT A (MIX) ジャックからステレオで出力さ
れます(P.230)
。
「MFX」に設定した場合は、MFX Output Assign で、マルチ
108
Fantom-X678_r_j.book 109 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンスを作る
[F3(Pitch)
]
fig.09-003̲50
Part Mono/Poly(パート・モノ/ポリ)
パートに割り当てているパッチをモノフォニックで演奏するときは
「MONO」
、ポリフォニックで演奏するときは「 POLY」に設定しま
す。パートに割り当てているパッチの設定(P.77)にしたがうとき
は「PAT」にします。
設定値:MONO, POLY, PAT
リズム・セットを割り当てているパートでは、この設定は無効
です。
Part Legato Switch(パート・レガート・スイッチ)
設定のしかたについては、「各パートの設定をする」(P.107)
をご覧ください。
Part Octave Shift(パート・オクターブ・シフト)
各パートの音の高さをオクターブ単位(± 3 オクターブ)で設定し
ます。
モノフォニックで演奏するときは、レガートをかけることができま
す。レガートとは、音と音の間をなめらかに切れ目を感じさせない
で演奏する方法です。ギターのハンマリング・オンやプリング・オ
フのような効果が得られます。
レガートをかけるときは「ON」、かけないときは「OFF」に設定し
ます。パートに割り当てているパッチの設定(P.77)にしたがうと
きは「PAT」にします。
設定値:OFF, ON, PAT
設定値:-3 〜 +3
パートにリズム・セットを割り当てている場合、Octave Shift
は設定できません。
リズム・セットを割り当てているパートでは、この設定は無効
です。
Part Pitch Bend Range(パート・ピッチ・ベンド・レンジ)
Part Coarse Tune(パート・コース・チューン)
各パートの音の高さを半音単位(± 4 オクターブ)で設定します。
設定値:-48 〜 +48
ピッチ・ベンド・レバーを動かしたときのピッチの変化量を半音単
位(2 オクターブ)で設定します。レバーを傾けたときの変化量が、
左右同じ値になります。パートに割り当てているパッチの設定
(P.67)にしたがうときは、
「PAT」にします。
設定値:0 〜 24, PAT
コース・チューンとオクターブ・シフト
Coarse Tune、Fine Tune パラメーター、そして Octave Shift
パラメーターは、ともに音の高さを変えるという意味では同じ
ような働きをしているように見えます。例えば、Coarse Tune
パラメーターを「+12」に設定した場合、C4(中央のド)の鍵
を押すと、C5(C4 より 1 オクターブ上)の音が鳴ります。ま
た、Octave Shift パラメーターを「 +1」に設定した場合も、
C4(中央のド)のキーを押すと、C5(C4 より 1 オクターブ
上)の音が鳴ります。
しかし、これらの内部的な動作は大きく異なります。Coarse
Tune パラメーターを「+12」に設定したときは、ピッチ自体
を 1 オクターブ上に変えています。一方、Octave Shift パラ
メーターを「+1」に設定したときは、1 オクターブ上のキーを
弾いているのと同じ状態になります。つまり、Coarse Tune
パラメーターはピッチを変えるときに使い、Octave Shift パラ
メーターは鍵盤の数が足りなくなったときなどに、鍵盤の位置
をずらすような場合に使います。
Part Fine Tune(パート・ファイン・チューン)
各パートの音の高さを 1 セント単位(± 50 セント)で設定します。
Part Portamento Switch
(パート・ポルタメント・スイッチ)
ポルタメントをかけるかどうかを決めます。ポルタメントをかける
ときは「ON」、かけないときは「OFF」にします。パートに割り当
てているパッチの設定(P.77)にしたがうときは「PAT」にしま
す。
設定値:OFF, ON, PAT
Part Portamento Time(パート・ポルタメント・タイ
ム)
ポルタメント演奏時のピッチが変化する時間を設定します。値が大
きくなるほど、次の音の高さに移動する時間が長くなります。パー
トに割り当てているパッチの設定(P.78)にしたがうときは
「PAT」にします。
設定値:0 〜 127, PAT
リズム・セットを割り当てているパートでは、この設定は無効
です。
設定値:-50 〜 +50
1 セント=半音の 100 分の 1
109
Fantom-X678_r_j.book 110 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンスを作る
[F4(Offset)
]
fig.09-004̲50
Part Release Time Offset
(パート・リリース・タイム・オフセット)
パートに割り当てているパッチ/リズム・セットに対して、TVA エ
ンベロープと TVF エンベロープのリリース・ タイムを補正します。
設定値:-64 〜 +63
設定のしかたについては、「各パートの設定をする」(P.107)
をご覧ください。
Part Cutoff Offset(パート・カットオフ・オフセット)
パートに割り当てているパッチ/リズム・セットに対するカットオ
フ周波数を補正します。
設定値:-64 〜 +63
リリース・タイム・オフセットの設定はパッチにもあります
(P.62)
。最終的な TVA エンベロープのリリース・タイムの値
は、トーンの TVA エンベロープの Time 4 パラメーターと、
パッチとパートのリリース・タイム・オフセットの和になりま
す。したがって、トーンの Time 4 パラメーターが「127」
(最
大)に設定されているときは、リリース・タイム・オフセット
を「+」の値に設定しても変わりません。TVF エンベロープに
ついても同様です。
Part Decay Time Offset
(パート・ディケイ・タイム・オフセット)
パートに割り当てているパッチ/リズム・セットに対して、TVA エ
ンベロープと TVF エンベロープのディケイ・ タイムを補正します。
設定値:-64 〜 +63
カットオフ・オフセットの設定はパッチにもあります(P.61)
。
最終的なカットオフ周波数の値は、トーンのカットオフ周波数
と、パッチとパートのカットオフ・オフセットの和になりま
す。したがって、トーンのカットオフ周波数が「127」
(最大)
に設定されているときは、カットオフ・オフセットを「+」の
値に設定しても変わりません。
[F5(Key Range)
]
fig.09-005̲50
Part Resonance Offset
(パート・レゾナンス・オフセット)
パートに割り当てているパッチ/リズム・セットに対するレゾナン
スを補正します。
設定値:-64 〜 +63
レゾナンス・オフセットの設定はパッチにもあります(P.61)
。
最終的なレゾナンスの値は、トーンのレゾナンスと、パッチと
パートのレゾナンス・オフセットの和になります。したがっ
て、トーンのレゾナンスが「127」
(最大)に設定されている
ときは、レゾナンス・オフセットを「+」の値に設定しても変
わりません。
Part Attack Time Offset
(パート・アタック・タイム・オフセット)
パートに割り当てているパッチ/リズム・セットに対して、TVA エ
ンベロープと TVF エンベロープのアタック・タイムを補正します。
設定のしかたについては、「各パートの設定をする」(P.107)
をご覧ください。
Keyboard Switch(キーボード・スイッチ)
カレント・パートに関わらず、鍵盤部を、内部音源と MIDI OUT に
接続するかどうかを設定します。通常はオフにしておきますが、音
を重ねて使いたいときはオンに設定します。
設定値:OFF, ON(✔)
設定値:-64 〜 +63
アタック・タイム・オフセットの設定はパッチにもあります
(P.62)。最終的な TVA エンベロープのアタック・タイムの値
は、トーンの TVA エンベロープの Time 1 パラメーターと、
パッチとパートのアタック・タイム・オフセットの和になりま
す。したがって、トーンの Time 1 パラメーターが「127」(最
大)に設定されているときは、アタック・タイム・オフセット
を「+」の値に設定しても変わりません。TVF エンベロープに
ついても同様です。
110
Keyboard Range Lower
(パート・キーボード・レンジ・ロワー)
パートごとに、発音域の下限のキーを設定します。
設定値:C-1 〜 UPPER
Fantom-X678_r_j.book 111 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンスを作る
Keyboard Range Upper
(パート・キーボード・レンジ・アッパー)
Voice Reserve(ボイス・リザーブ)
パートごとに、発音域の上限のキーを設定します。
128 ボイスを越える発音数で演奏された場合に、 各パートが確保す
るボイス数を設定します。
設定値:LOWER 〜 G 9
設定値:0 〜 63, FUL
パッチの各トーンの発音域(P.65)が設定されているときは、
パッチの各トーンとパートの発音域で重複している範囲が発音
します。
各パートの設定値の合計が 64 を越えることはできません。
(rest= )には設定できる残りのボイス数が表示されています。
表示を確認しながら設定してください。
fig.09-006.j
パフォーマンスで設定したキー・レンジ
発音数の数えかた
パッチで設定したキー・レンジ
発音する音域
発音域の下限を上限より上げようとしたり、上限を下限より下
げようとすると、もう一方の設定が同じ値で変化します。
Fantom-X は、最大で 128 音まで同時に発音できます。発音で
きる音数は実際に鳴らしている音数だけでなく、パッチに使わ
れているトーンの数と、トーンに使われているウェーブの数に
よって変わります。1 つのパッチを鳴らしているときの音数は
以下のように数えます。
(鳴っている音数)×(音が鳴っているパッチに使われている
トーン数)×(トーンに使われているウェーブの数)またリア
ルタイム・ストレッチは通常の 2 倍の発音数を必要とします。
Part Velocity Sens Offset
(パート・ベロシティー・センス・オフセット)
パートごとに、キーを押す強さで音量/カットオフ周波数を変えま
す。キーを強く押すほど音量/カットオフ周波数を大きくするには
「+」の値、小さくするには「-」の値にします。キーを押す強さに
関わらず、常に一定の音量/カットオフ周波数で鳴らしたいときは
「0」にします。
[F6(Scale Tune)
]
fig.09-007̲50
設定値:-63 〜 +63
ベロシティー・センス・オフセットの設定はパッチにもありま
す(P.62)
。最終的なベロシティー・センス・オフセットの値
は、パッチとパートのベロシティー・センス・オフセットの和
になります。したがって、パッチのベロシティー・センス・オ
フセットが「127」
(最大)に設定されているときは、パート
のベロシティー・センス・オフセットを「+」の値に設定して
も変わりません。
Part Vibrato Rate(パート・ビブラート・レイト)
パートごとに、ビブラートの周期(音の高さの揺れる速さ)を調節
します。値を大きくするほど音の高さの揺れが速くなり、小さくす
るほど遅くなります。
設定値:-64 〜 +63
Part Vibrato Depth(パート・ビブラート・デプス)
パートごとに、ビブラート効果の深さ(音の高さを揺らす深さ)を
調節します。値を大きくするほど音の高さの揺れ幅が大きくなり、
小さくするほど揺れ幅も小さくなります。
設定のしかたについては、「各パートの設定をする」(P.107)
をご覧ください。
C 〜 B(パート・スケール・チューン C 〜 B)
パートごとに、スケール・チューンを設定します。
設定値:-64 〜 +63
スケール・チューン・スイッチのオン/オフは、Scale Tune
Switch パラメーターで設定します( P.232)
。
設定値:-64 〜 +63
Part Vibrato Delay(パート・ビブラート・ディレイ)
パートごとに、ビブラート(音の高さの揺れ)効果がかかり始める
までの時間を調節します。値を大きくするほどかかり始めるまでの
時間が長くなり、小さくするほど短くなります。
設定値:-64 〜 +63
111
Fantom-X678_r_j.book 112 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンスを作る
Receive Switch(レシーブ・スイッチ)
平均律
パートごとに、MIDI メッセージを受信するか(ON)、受信しないか
(OFF)を設定します。
1 オクターブを 12 等分した音律で、現在、西洋音楽を中心に
最も広く使われています。Fantom-X では、スケール・チュー
ン・スイッチ(P.232)を「OFF」にすると平均律になります。
「OFF」にした場合、そのパートは鳴らすことができません。通常
は「ON」にしておきますが、ソングの再生などで特定のパートの
音を鳴らしたくないときに「OFF」にします。
設定値:OFF, ON
純正律(主音が C)
平均律と比べると、主要 3 和音がとても美しく響きます。しか
し 1 つの調でしかその効果は得られず、転調すると和音が濁っ
てしまいます。
アラビア風音階
平均律と比べて、E、B は 1/2 半音低く、C #、F #、G #は
1/2 半音高い音階です。G 〜 B、C 〜 E、F 〜 G #、Bb 〜 C
#、Eb 〜 F #の音程に中立三度(長三度と短三度の間の音程)
を持っています。Fantom-X では、G、C、F の 3 つの調でアラ
ビア風の音階を楽しめます。
<例>
Receive Channel(レシーブ・チャンネル)
各パートの MIDI 受信チャンネルを設定します。
設定値:1 〜 16
External Bank Select MSB
(エクスターナル・バンク・セレクト MSB)
パフォーマンスを切り替えたときにバンク・セレクト・ナンバーの
MSB(コントローラー・ナンバー 0)も一緒に送信するときは、送
信したい値(0 〜 127)をパートごとに設定します。 送信しないと
きは「OFF」にします。
設定値:0 〜 127, OFF
音名
平均律
C
C#
D
Eb
E
F
F#
G
G#
A
Bb
B
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
純正律(主
音 C)
0
-8
+4
+16
-14
-2
-10
+2
+14
-16
+14
-12
アラビア風
音階
-6
+45
-2
-12
-51
-8
+43
-4
+47
0
-10
-49
[F7(External)
]
fig.09-008̲50
キーボード・スイッチがオフに設定されているパートでは送信
されません。
External Bank Select LSB
(エクスターナル・バンク・セレクト LSB)
パフォーマンスを切り替えたときにバンク・セレクト・ナンバーの
LSB(コントローラー・ナンバー 32) も一緒に送信するときは、
送信したい値(0 〜 127)をパートごとに設定します。
設定値:0 〜 127
キーボード・スイッチがオフに設定されているパートでは送信
されません。
External Program Number
(エクスターナル・プログラム・チェンジ・ナンバー)
パフォーマンスを切り替えたときにプログラム・チェンジ・ナン
バーも一緒に送信するときは、送信したい値(1 〜 128) をパート
ごとに設定します。送信しないときは「OFF」にします。
設定値:1 〜 128, OFF
キーボード・スイッチがオフに設定されているパートでは送信
されません。
External Level(エクスターナル・レベル)
設定のしかたについては、「各パートの設定をする」(P.107)
をご覧ください。
パフォーマンスを切り替えたときにボリューム・メッセージも一緒
に送信するときは、送信したい値(0 〜 127) をパートごとに設定
します。送信しないときは「OFF」にします。
設定値:0 〜 127, OFF
キーボード・スイッチがオフに設定されているパートでは送信
されません。
112
Fantom-X678_r_j.book 113 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンスを作る
Ext Pan(エクスターナル・パン)
パフォーマンスを切り替えたときにパン・メッセージも一緒に送信
するときは、送信したい値(L64 〜 0 〜 63R)をパートごとに設
定します。送信しないときは「OFF」にします。
設定値:L64 〜 0 〜 63R, OFF
Receive Polyphonic Key Pressure(レシーブ・
ポリフォニック・キー・プレッシャー・スイッチ)
MIDI チャンネルごとに、MIDI のポリフォニック・キー・プレッ
シャー・メッセージを受信するか(オン)、受信しないか(オフ)
を設定します。チェック・マーク( ✔)を付けるとオン、外すとオ
フになります。
キーボード・スイッチがオフに設定されているパートでは送信
されません。
[F8(MIDI Filter)]
fig.09-009̲50
Receive Modulation
(レシーブ・モジュレーション・スイッチ)
MIDI チャンネルごとに、MIDI のモジュレーション・メッセージを
受信するか(オン)、受信しないか(オフ)を設定します。チェッ
ク・マーク(✔)を付けるとオン、外すとオフになります。
Receive Volume(レシーブ・ボリューム・スイッチ)
MIDI チャンネルごとに、MIDI のボリューム・メッセージを受信す
るか(オン)、受信しないか(オフ)を設定します。チェック・
マーク(✔)を付けるとオン、外すとオフになります。
Receive Pan(レシーブ・パン・スイッチ)
MIDI チャンネルごとに、MIDI のパン・メッセージを受信するか
(オン)、受信しないか(オフ)を設定します。チェック・マーク
(✔)を付けるとオン、外すとオフになります。
設定のしかたについては、「各パートの設定をする」(P.107)
をご覧ください。
Receive Program Change
(レシーブ・プログラム・チェンジ・スイッチ)
MIDI チャンネルごとに、MIDI のプログラム・チェンジ・メッセー
ジを受信するか(オン)、受信しないか(オフ)を設定します。
チェック・マーク(✔)を付けるとオン、外すとオフになります。
Receive Bank Select
(レシーブ・バンク・セレクト・スイッチ)
MIDI チャンネルごとに、MIDI のバンク・セレクト・メッセージを
受信するか(オン)、受信しないか(オフ)を設定します。チェッ
ク・マーク(✔)を付けるとオン、外すとオフになります。
Receive Bender(レシーブ・ピッチ・ベンド・スイッチ)
MIDI チャンネルごとに、MIDI のピッチ・ベンド・メッセージを受
信するか(オン)、受信しないか(オフ)を設定します。チェック・
マーク(✔)を付けるとオン、外すとオフになります。
Receive Channel Pressure
(レシーブ・チャンネル・プレッシャー・スイッチ)
MIDI チャンネルごとに、MIDI のチャンネル・プレッシャー・メッ
セージを受信するか(オン)、受信しないか(オフ)を設定します。
チェック・マーク(✔)を付けるとオン、外すとオフになります。
Receive Expression
(レシーブ・エクスプレッション・スイッチ)
MIDI チャンネルごとに、MIDI のエクスプレッション・メッセージ
を受信するか(オン)、受信しないか(オフ)を設定します。
チェック・マーク( ✔)を付けるとオン、外すとオフになります。
Receive Hold-1(レシーブ・ホールド 1・スイッチ)
MIDI チャンネルごとに、MIDI のホールド 1・メッセージを受信す
るか(オン)、受信しないか(オフ)を設定します。チェック・
マーク(✔)を付けるとオン、外すとオフになります。
Phase Lock(フェイズ・ロック・スイッチ)
同じ MIDI チャンネルで鳴らすパートの発音タイミングのばらつき
を押さえたいときは「 ✔」(オン)に設定します。
Phase Lock パラメーターをオンにすると、同じ MIDI チャン
ネルのパートがそろって発音できる状態になってから同時に発
音します。したがって、ノート・メッセージを受信してから発
音までに時間がかかる場合があります。必要に応じてオンにし
てください。
Velocity Curve(ベロシティー・カーブ)
MIDI チャンネルごとに、MIDI キーボードの鍵盤タッチに最適なベ
ロシティー・カーブを次の 4 種類の中から選びます。キーボードの
ベロシティー・カーブで発音するときは、「OFF」に設定します。
設定値:OFF, 1 〜 4
fig.09-010
1
2
3
4
113
Fantom-X678_r_j.book 114 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンスを作る
リアルタイム・コントローラー
や D ビーム・コントローラーで
コントロールするパラメーター
を選ぶ(Control Setting)
Fantom-X は、リアルタイム・コントロールつまみや アサイナブ
ル・スイッチ、D ビーム、ピッチ・ベンド、モジュレーション・レ
バーを動かした時に変化させるパラメーターを割り当てて、これら
のコントローラーを操作することによって音にいろいろな変化をつ
けることができます。
1.
「*」が表示された状態で電源を切ったり他の音色を選ぶと、設
定を変更したパフォーマンスは失われてしまいます。
リアルタイム・コントローラー/ D
ビーム・コントローラーに関する設定を
する(Ctrl Setting)
fig.09-013̲50
Performance Layer または Mixer 画面を表示し、設定を変えた
いパフォーマンスを選びます(P.99)
。
すでに用意されているパフォーマンスを使わないで、すべて最
初から自分で作る場合は、イニシャライズの操作をします
(P.119)。
2. [F4(Ctrl Setting)
]を押します。
Control Setting(Performance)画面が表示されます。
fig.09-011̲50
設定のしかたについては、「リアルタイム・コントローラーや
D ビーム・コントローラーでコントロールするパラメーターを
選ぶ(Control Setting)
」(P.114)をご覧ください。
D Beam(Trig):パッドに関する設定
パッドを叩く代わりに、D ビーム・コントローラーでパッドの発音
をコントロールすることができます。
Pad Number(パッド・ナンバー)
3.
パラメーターはいくつかのエディット・グループに分けて整理
されています。[F1(↑)]または[F2( ↓)
]を押して、設定
したいパラメーターがあるエディット・グループのタブを選び
ます。
4. [CURSOR]を押して、エディットするパラメーターにカーソ
ルを移動します。
5.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して値
を変更します。
6.
手順 3 〜 5 を繰り返して設定します。
7.
ソロ・シンセの設定は、システムの設定として保存されます。
変更した設定を保存するときは、[F8(System Write)]を押し
ます。保存しない場合は、[EXIT]を押して Performance
Layer または Mixer 画面に戻します。
8.
その他のリアルタイム・コントローラーの設定は、パフォーマ
ンスの設定として、パフォーマンスごとに保存できます。変更
した設定を保存する場合は、[WRITE]を押して保存操作をし
ます(P.120)
。保存しない場合は、[EXIT]を押して
Performance Layer または Mixer 画面に戻します。
D ビーム・コントローラーで発音させるパッド・ナンバーを設定し
ます。
設定値:1 〜 16
Pad Velocity(パッド・ベロシティー)
D ビーム・コントローラーで発音させるパッドの音の強さを設定し
ます。
設定値:1 〜 127
Pad Control Mode(パッド・コントロール・モード)
保存せずに PerformanceLayer または Mixer 画面に戻した場合
は「*」が表示され、パフォーマンスの設定が変更されている
ことを示します。
114
D ビームをさえぎったときの動作のしかたを設定します。
MOMENTALY にすると、D ビームをに手をかざしている間だけオ
ンになり、D ビームをに手をかざすのをやめるとオフになります。
LATCH にすると D ビームをに手をかざすごとにオン/オフが切り
替わります。
設定値:MOMENTALY、LATCH
Fantom-X678_r_j.book 115 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンスを作る
D Beam(SYN):ソロ・シンセに関する設定
OSC Sync Switch(OSC シンク・スイッチ)
D ビーム・コントローラーでモノ・シンセのような演奏をすること
ができます。
このスイッチをオンにすると、倍音を多く含んだ複雑な音色になり
ます。OSC2 のピッチよりも OSC1 のピッチが高いときに効果的で
す。
fig.09-014̲50
設定値:On、Off
Filter Type(フィルター・タイプ)
フィルターの種類を選びます。フィルターとは、特定の周波数帯域
をカットして音の明るさや音の太さなどを変化させる機能です。
設定値
[F7(Panel View)]を押すと、下記の各パラメーターがアナ
ログ・シンセサイザー風にグラフィカルに配置された、Panel
View 画面が開きます。Panel View 画面から[F2(Image
View)]を押すと D Beam の出力値をグラフィカルに確認でき
る Image View 画面が開きます。これらの画面からは、[ EXIT]
で抜けます。
設定のしかたについては、「リアルタイム・コントローラーや
D ビーム・コントローラーでコントロールするパラメーターを
選ぶ(Control Setting)
」(P.114)をご覧ください。
OFF:
フィルターを使いません。
LPF(ロー・パス・フィルター):
カットオフ周波数(Cutoff Freq)
より上の成分をカットします。
BPF(バンド・パス・フィルター): カットオフ周波数(Cutoff Freq)
付近の成分だけ残して他をカット
します。
HPF(ハイ・パス・フィルター):
カットオフ周波数(Cutoff Freq)
より下の成分をカットします。
PKG(ピーキング・フィルター): カットオフ周波数(Cutoff Freq)
付近の成分を強調します。
Cutoff(カットオフ)
波形の周波数成分に対して、フィルターが効き始める周波数を設定
します。
設定値:0 〜 127
ソロ・シンセの設定は、システムの設定として保存されます。
設定を保存しておきたいときは[F8(System Write)
]を押し
ます。
OSC1/2 Waveform(OSC1/2 ウェーブフォーム)
Resonance(レゾナンス)
カットオフ周波数付近の音の成分を強調し、音にどのくらいクセを
付けるのかを設定します。
設定値:0 〜 127
波形を設定します。
設定値:SAW(のこぎり波)、SQR(矩形波)
Level(レベル)
音量を設定します。
OSC1/2 Pulse Width(OSC1/2 パルス・ウィズ)
波形のパルス幅を設定します。周期的に変えることで微妙な音色変
化をつくりだすことができます。
※ Pulse Width は Waveform で「SQR」が選ばれているときに有
効です。
設定値:0 〜 127
OSC1/2 Coarse Tune(OSC1/2 コース・チューン)
音の高さを半音単位(± 4 オクターブ)で設定します。
設定値:-48 〜 +48
設定値:0 〜 127
Chorus Send Level(コーラス・センド・レベル)
コーラスへ送る信号のレベルを設定します。
設定値:0 〜 127
Reverb Send Level(リバーブ・センド・レベル)
リバーブへ送る信号のレベルを設定します。
設定値:0 〜 127
OSC1/2 Fine Tune(OSC1/2 ファイン・チューン)
LFO Rate(LFO レイト)
音の高さを 1 セント単位(± 50 セント)で設定します。
LFO の周期の速さを設定します。
設定値:-50 〜 +50
設定値:0 〜 127
OSC2 Level(OSC2 レベル)
LFO Osc 1 Pitch Depth(LFO OSC1 ピッチ・デプス)
OSC2 の音量を設定します。
LFO で OSC1 のピッチ(音の高さ) を変調する深さを設定します。
設定値:0 〜 127
設定値:-63 〜 +63
115
Fantom-X678_r_j.book 116 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンスを作る
LFO Osc 2 Pitch Depth(LFO OSC2 ピッチ・デプス)
Type(アサイナブル・タイプ)
LFO で OSC2 のピッチ(音の高さ)を変調する深さを設定します。
D ビーム・コントローラーでコントロールする機能を設定します。
設定値:-63 〜 +63
CC01 〜 31, 33 〜 95:コントローラー・ナンバー 1 〜 31、33 〜
95
LFO Osc 1 Pulse Width Depth
(LFO OSC1 パルス・ウィズ・デプス)
LFO で OSC1 の波形のパルス幅を変調する深さを設定します。
※ Pulse Width は Waveform で「SQR」が選ばれているときに有
効です。
設定値:-63 〜 +63
LFO Osc 2 Pulse Width Depth
(LFO OSC2 パルス・ウィズ・デプス)
LFO で OSC2 の波形のパルス幅を変調する深さを設定します。
※ Pulse Width は Waveform で「SQR」が選ばれているときに有
効です。
設定値:-63 〜 +63
コントロール・チェンジ・メッセージについて詳しくは、
「MIDI インプリメンテーション」(P.294)をご覧ください。
Bend Up:
「Pitch Bend Range Up (ピッチ・ベンド・レン
ジ・アップ)」(P.67)の設定と同じ音程変化を
コントロールできます。
Bend Down:
「Pitch Bend Range Down (ピッチ・ベンド・
レンジ・ダウン)」(P.67)の設定と同じ音程変
化をコントロールできます。
Start/Stop:
シーケンサーのスタート、ストップ
Tap Tempo:
タップ・テンポ(手をかざす間隔でテンポ値を
設定する)
Arp Grid:
アルペジオ演奏の拍子と跳ねかた
Arp Duration:
各ノートの鳴る長さを調節します。
Arp Motif:
アルペジオ演奏の上昇/下降のバリエーション
Range(ソロ・シンセ・レンジ)
Arp Octave Up:
アルペジオ演奏のオクターブ・アップ
ソロ・シンセのピッチの変化範囲を設定します。
Arp Octave Down:アルペジオ演奏のオクターブ・ダウン
設定値:2 OCTAVE、4 OCTAVE、8 OCTAVE
Range Min
D Beam(ASSIGN):アサイナブル
D ビーム・コントローラーにさまざまな機能を割り当てると、リア
ルタイムで音にいろいろな効果をかけることができます。
fig.09-015̲50
D ビーム・コントローラーの可変範囲の下限値を設定します。
設定値:0 〜 127
Range Max
D ビーム・コントローラーの可変範囲の上限値を設定します。
Range Max を Range Min より小さくすることによって、可変範囲
の上下を反転させることができます。
設定値:0 〜 127
設定のしかたについては、「リアルタイム・コントローラーや
D ビーム・コントローラーでコントロールするパラメーターを
選ぶ(Control Setting)
」(P.114)をご覧ください。
パフォーマンス・モードを選んでいる場合、アサイナブルの設
定は、パフォーマンスの設定としてパフォーマンスごとに保存
されます。
116
Fantom-X678_r_j.book 117 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンスを作る
Knob(ノブ)
Switch(スイッチ)
fig.09-016̲50
fig.09-017̲50
設定のしかたについては、「リアルタイム・コントローラーや
D ビーム・コントローラーでコントロールするパラメーターを
選ぶ(Control Setting)
」(P.114)をご覧ください。
Knob パラメーターは、REALTIME CONTROL のボタンが
「ASSIGNABLE」のときに有効になります。
Knob 1 〜 4 Assign(リアルタイム・コントロールつ
まみ・アサイン 1 〜 4)
つまみ[
]でコントロールする機能を設定します。
設定のしかたについては、「リアルタイム・コントローラーや
D ビーム・コントローラーでコントロールするパラメーターを
選ぶ(Control Setting)
」(P.114)をご覧ください。
Switch 1/2 Assign (アサイナブル・スイッチ 1/2)
[
]、[
]の各ボタンでコントロールする機能を設定します。
設定値
Transpose Down:
鍵域が半音単位(最大 5 半音)で下がりま
す。
Transpose Up:
鍵域が半音単位(最大 6 半音)で上がりま
す。
Tap Tempo:
タップ・テンポ(ボタンを押す間隔でテン
ポ値を設定する)
設定値
CC01 〜 31, 33 〜 95:コントローラー・ナンバー 1 〜 31、33 〜
95
Mono/Poly:
コントロール・チェンジ・メッセージについて詳しくは、
「MIDI インプリメンテーション 」
(P.294)をご覧ください。
Pitch Bend:
ピッチ・ベンド
Aftertouch:
アフタータッチ
Arp Style:
アルペジオ演奏のスタイル
Arp Grid:
アルペジオ演奏の拍子と跳ねかた
Arp Duration:
各ノートの鳴る長さを調節します。
Arp Motif:
アルペジオ演奏の上昇/下降のバリエーション
Chord Form:
コード・メモリー機能のコード・フォーム
Master Level:
Fantom-X 全体の音量
パッチの鳴らしかたをポリフォニック
(POLY)にするか、モノフォニック
(MONO)にするかを切り替えます。
Portamento:
ポルタメントのオン.オフ
Hold :
ホールドのオン、オフ
MFX1 〜 3 Sw:
マルチエフェクト 1 〜 3 のスイッチ
Chorus Sw:
コーラス・スイッチ
Reverb Sw:
リバーブ・スイッチ
Mastering Sw:
マスタリング・スイッチ
Loop:
ループ演奏のオン、オフ
Rhythm Start/Stop: リズム・パターンのスタート / ストップ
※ MASTER LEVEL は OUTPUT A 端子、DIGITAL OUT 端子両
方の音量を調整できます。パネル上の VOLUME つまみは
OUTPUT A 端子の音量だけを調整できます。
Arp Step :
アルペジオのパターンの再生位置をコントロー
ルします。
Digital In:
DIGITAL IN からの入力レベル
117
Fantom-X678_r_j.book 118 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンスを作る
Tempo
fig.09-018̲50
コントロール・スイッチに関する設定
(Ctrl Switch)
パフォーマンスのパッチごとに、コントローラーのスイッチのオン
/オフを切り替えることができます。
1.
Control Setting(Performance)画面で[F7(Ctrl Switch)
]
を押します。
fig.09-012̲50
設定のしかたについては、「リアルタイム・コントローラーや
D ビーム・コントローラーでコントロールするパラメーターを
選ぶ(Control Setting)
」(P.114)をご覧ください。
Recommended Tempo(リコメンデッド・テンポ)
パフォーマンスを切り替えたときにシーケンサーのテンポを変更す
る場合、その変更後のテンポを設定します。この設定を有効にする
には、Tempo Override パラメーター(P.227)をオンに設定して
ください。
設定値:20 〜 250
※ この設定値は、1 つ 1 つのパフォーマンスごとに設定されま
す。よって、パフォーマンスを切り替えると、Fantom-X のテ
ンポ値が変わります。
※ シーケンサーのテンポは、パフォーマンス切り替えで変更され
たテンポで上書きされます。
MFX Ctrl Ch
fig.09-019̲50
2. [CURSOR]を押して、エディットするパラメーターにカーソ
ルを移動します。
3.
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して値
を変更します。
4.
手順 2 〜 3 を繰り返して設定します。
5. [F8(EXIT )]を押して元の画面に戻ります。
Control Bender
(コントロール・ピッチ・ベンド・スイッチ)
パートごとに、MIDI のピッチ・ベンド・メッセージを送信するか
(ON)、送信しないか(OFF)を設定します。
設定値:OFF, ON
Control Aftertouch
(コントロール・アフタータッチ・スイッチ)
パートごとに、MIDI のアフタータッチ・メッセージを送信するか
(ON)、送信しないか(OFF)を設定します。
設定値:OFF, ON
設定のしかたについては、「リアルタイム・コントローラーや
D ビーム・コントローラーでコントロールするパラメーターを
選ぶ(Control Setting)
」(P.114)をご覧ください。
MFX1 〜 3 Control Channel
(MFX1 〜 3 コントロール・チャンネル)
マルチエフェクトを使って効果をかけるチャンネルを選びます。
設定値:1 〜 16, OFF
MFX1 〜 3Source パラメーターが「Prf」に設定されている場合
に、マルチエフェクト・コントロールを使ってマルチエフェクトの
パラメーターをリアルタイムに変化させるときの受信チャンネルを
設定します。マルチエフェクト・コントロールを使わないときは
「OFF」にします。
118
Control Modulation
(コントロール・モジュレーション・スイッチ)
パートごとに、MIDI のモジュレーション・メッセージを送信するか
(ON)、送信しないか(OFF)を設定します。
設定値:OFF, ON
Control Hold Pedal
(コントロール・ホールド・ペダル・スイッチ)
パートごとに、HOLD PEDAL ジャックに接続したペダルによるコ
ントロール・メッセージを送信するか(ON)、送信しないか
(OFF)を設定します。
設定値:OFF, ON
Fantom-X678_r_j.book 119 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンスを作る
Control Pedal (コントロール・ペダル・スイッチ)
パートごとに、CONTROL PEDAL ジャックに接続したペダルによ
るコントロール・メッセージを送信するか(ON)、送信しないか
(OFF)を設定します。
設定値:OFF, ON
パフォーマンスの設定を初期化する
(Init)
イニシャライズ(初期化)とは、現在選んでいる音色の設定を標準
値に戻すことです。
Control D Beam(D ビーム・スイッチ)
パートごとに D ビームでコントロールするかしないかを設定しま
す。
イニシャライズの操作では、現在選んでいる音色のみを対象に
していますので、ユーザー・メモリーに記憶してある音色が書
き替わることはありません。すべての設定を工場出荷時の値に
戻したいときは、ファクトリー・リセットを実行します
(P.235)
。
設定値:OFF, ON
Control Knob 1 〜 4(ノブ・スイッチ)
パートごとにリアルタイム・コントロールつまみでコントロールす
る/しないを切り替えます。
設定値:OFF, ON
パートに割り当てているパッチ
の設定を変える
パフォーマンス・モードでパッチを使う場合、エフェクトなどの一
部の設定はパフォーマンスの設定に影響されることがあります。パ
フォーマンスの設定を考慮してパッチを作りたいときは、以下の操
作でエディットします。
※ ここでは、パートに割り当てているパッチの設定を変える場合
の説明をします。リズム・セットの設定を変える場合も操作は
同じです。文中の「パッチ」を「リズム・セット」と読み替え
てください。
1.
Performance Mode が選ばれていることを確認します。
2. [PATCH EDIT]を押します。
Patch Edit 画面が表示されます。
fig.09-020̲50
3.
1.
初期化したいパフォーマンスを選びます(P.99)
。
2. [SHIFT]を押しながら[F1(Init)
]を押します。
Performance Initialize ウィンドウが表示されます。
3.
VALUE ダイヤルを回すか、
ライズ・タイプを選びます。
• DEFAULT:
または
を押して、イニシャ
現在選んでいるパフォーマンスの設定を標
準的な値にします。1から音づくりをした
いときなどに使います。
• SOUND CONTROL: 次のパート・パラメーターの値を初期化し
ます。Cutoff Offset, Resonance Offset,
Attack Time Offset, Release Time Offset,
Decay Time Offset, Vibrato Rate, Vibrato
Depth, Vibrato Delay
4. [F8(Select )]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
5. [F8(Exec)]を押します。
初期化が実行されて、もとの画面に戻ります。
中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
以降の操作は、パッチ・モードで変更するときと同じです
(P.56)
。
119
Fantom-X678_r_j.book 120 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パフォーマンスを作る
5.
作ったパフォーマンスを保存する
(Write)
名前を入力し終えたら[F8(Write)]を押します。
書き込み先のパフォーマンスを選ぶ画面が表示されます。
fig.09-023̲50
設定を変更した音色は一時的なもので、電源を切ったり他の音色を
選ぶと、失われてしまいます。設定を変更した音色を残しておきた
いときは、本体のユーザー・メモリーまたはメモリー・カードに保
存します。
パフォーマンスの設定を変更すると、Performance Layer 画面に
「*」が表示されます。本体(ユーザー・メモリー)に保存すると
「*」の表示は消えます。
保存操作をすると、保存先に記憶されていたデータは上書きさ
れて失われてしまいます。
1.
]を押して、書き込み先を選びま
6. [F2(↑)]または[F3( ↓)
す。VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押し
てパフォーマンス番号を選びます。
書き込み先は、Fantom-X 本体内のユーザー・エリア「User」
とメモリー・カード「Card」の 2 つがあります。
保存したいパフォーマンスが選ばれていることを確認します。
7. [F8(Write)]を押します。
2. [WRITE]を押します。
書き込み確認のメッセージが表示されます。
Write Menu ウィンドウが表示されます。
fig.09-021̲50
書き込み中は、絶対に電源を切らないでください。
8.
書き込んでよければ[F8(Exec)]を押します。
中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
パフォーマンスのパートに割り当てられ
ているパッチ/リズム・セットの設定を
変更している場合
3. [F1(Perf)
]を押します。
※
または
を押して「Performance」を選び、続けて
[ENTER]を押しても操作できます。
パフォーマンスのパートに割り当てられているパッチ/リズム・
セットの設定を変更し、そのパッチ/リズム・セットを保存してい
ない状態で、パフォーマンスの保存をしようとすると、次のような
メッセージが表示されます。
fig.09-024̲50
Performance Name ウィンドウが表示されます。
fig.09-022̲50
このような場合は、一旦パッチやリズム・セットを保存してから、
あらためて、パフォーマンスを保存してください。
4.
パフォーマンスに名前をつけます。
名前の付けかたについて詳しくは、「名前を付ける」(P.36)を
ご覧ください。
120
Fantom-X678_r_j.book 121 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リアルタイムに音色を変化させる
D ビーム・コントローラーやリアルタイム・コントロールつまみ、
アサイナブル・スイッチまたはペダルを使って、演奏中にリアルタ
イムに音色を変化させることができます。
ここでは、パッチ・モードでこれらの機能を使う場合の操作と
設定のしかたについて説明します。パフォーマンス・モードで
使う場合も操作は同じです。
D ビームに手をかざして音色を
変化させる
(D ビーム・コントローラー)
4.
D ビーム・コントローラーをオフにするときは、もう一度 2. で
押したボタンを押して、インジケーターを消灯させます。
パフォーマンス・モードを選んでいる場合、D ビーム・コント
ローラーのオン/オフの設定は、パフォーマンスの設定として
パフォーマンスごとに保存されます。
D ビーム・コントローラーの有効範囲
D ビーム・ コントローラーの有効範囲は次の図のようになって
います。有効範囲から外れた所に手をかざしても効果は得られ
ません。
fig.10-003
D ビーム・コントローラーは、手をかざすだけで簡単に使えるコン
トローラーです。割り当てる機能を変えることによって音にいろい
ろな効果をかけることができます。瞬時に音色を変えるような効果
など、つまみやベンダーの操作ではできない音色変化をさせること
もできます。Fantom-X では、D ビーム・コントローラーで、キー
ボード・パートやパッド・パートに割り当てた音を変化させるだけ
でなく、ピッチをコントロールして演奏するモノフォニック(単
音)・シンセサイザーとして使うことができます。
1.
Patch Play 画面を表示します(P.38)
。
画面の以下の部分が、D ビーム・コントローラーの表示部分で
す。
D ビーム・ コントローラーの反応状態は、ディスプレイで確認
できます。バーでグラフィックに表示され、手を近づけるほど
バーが長くなり、遠ざけるほど短くなります。
fig.10-002
fig.10-001
D ビーム・ コントローラーの有効範囲は、強い直射日光の
下では極端に小さくなってしまいます。屋外で D ビーム・
コントローラーを使用するときはご注意ください。
566b
2.
D BEAM の[PAD TRIGGER]
、[SOLO SYNTH]
、
[ASSIGNABLE]のいずれかのボタンを押して、 D ビーム・コ
ントローラーをオンにします。
fig.10-002
• ASSIGNABLE ボタン:
D ビーム・コントローラーは、周辺の明るさによって感度が変
化します。期待どおりの動作をしないときは、感度を調節しな
おしてください(D ビーム・センシティビティー:P.226)
。D
ビーム・センシティビティーの値を大きくするほど感度が高く
なります。
D ビーム・コントローラーにアサイ
ンした機能を働かせます。
• PAD TRIGGER ボタン: パッドを叩くかわりに、 D ビーム・
コントローラーで発音のコントロー
ルをします。
• SOLO SYNTH ボタン:
モノフォニック・ シンセサイザーと
して使用します。
3.
鍵盤を弾いたり、パッドを押して音を出しながら、D ビーム・
コントローラーに手をかざし、ゆっくりと上下させます。
D ビーム・コントローラーに割り当てられている機能にした
がって、音に効果がかかります。
121
Fantom-X678_r_j.book 122 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リアルタイムに音色を変化させる
Range Min
D ビーム・コントローラーの設定をする
D ビーム・コントローラーの可変範囲の下限値を設定します。
設定値:0 〜 127
ASSIGNABLE(アサイナブル)
D ビーム・コントローラーにさまざまな機能を割り当てると、リア
ルタイムで音にいろいろな効果をかけることができます。
1. [SHIFT]を押しながら D BEAM の[ASSIGNABLE]を押しま
す。
Range Max
D ビーム・コントローラーの可変範囲の上限値を設定します。
Range Max を Range Min より小さくすることによって、可変範囲
の上下を反転させることができます。
設定値:0 〜 127
Assignable 画面が表示されます。
fig.10-004̲50
パフォーマンス・モードを選んでいる場合、アサイナブルの設
定は、パフォーマンスの設定としてパフォーマンスごとに保存
されます。これにより、効果的な設定をしたパフォーマンスを
作ることができます。
パッチ・モードを選んでいる場合、システムの設定として保存
されます。設定を保存しておきたいときは[F8(System
Write)
]を押します。
Pad Trigger(パッドに関する設定)
2.
設定するパラメーターにカーソルを移動し、VALUE ダイヤルを
回すか、[INC]または[DEC]を押して設定します。
3. [EXIT]を押すとウィンドウが閉じます。
パッドを叩く代わりに、D ビーム・コントローラーでパッドの発音
をコントロールすることができます。
1. [SHIFT]を押しながら D BEAM の[PAD TRIGGER]を押しま
す。
Type(アサイナブル・タイプ)
D ビーム・コントローラーでコントロールする機能を設定します。
CC01 〜 31, 33 〜 95:
Pad Trigger 画面が表示されます。
fig.10-005̲50
コントローラー・ナンバー 1 〜 31、33
〜 95
コントロール・チェンジ・メッセージについて詳しくは、
「MIDI インプリメンテーション 」
(P.294)をご覧ください。
Bend Up:
「Pitch Bend Range Up (ピッチ・ベン
ド・レンジ・アップ)」(P.67)の設定
と同じ音程変化をコントロールできま
す。
Bend Down:
「Pitch Bend Range Down (ピッチ・ベ
ンド・レンジ・ダウン)」(P.67)の設
定と同じ音程変化をコントロールできま
す。
2.
設定するパラメーターにカーソルを移動し、VALUE ダイヤルを
回すか、[INC]または[DEC]を押して設定します。
3. [EXIT]を押すとウィンドウが閉じます。
Start/Stop:
シーケンサーのスタート、ストップ
Tap Tempo:
タップ・テンポ(手をかざす間隔でテン
ポ値を設定する)
Arp Grid:
アルペジオ演奏の拍子と跳ねかた
Arp Duration:
各ノートの鳴る長さを調節します。
Arp Motif:
アルペジオ演奏の上昇/下降のバリエー
ション
設定値:1 〜 16
Arp Octave Up:
アルペジオ演奏のオクターブ・アップ
Pad Velocity(パッド・ベロシティー)
Arp Octave Down:
アルペジオ演奏のオクターブ・ダウン
Arp Step :
アルペジオのパターンの再生位置をコン
トロールします。
Aftertouch :
アフタータッチ
122
Pad Number(パッド・ナンバー)
D ビーム・コントローラーで発音させるパッド・ナンバーを設定し
ます。このパラメーターのところにカーソルがあるときは、パッド
を叩いて設定することもできます。。
D ビーム・コントローラーで発音させるパッドの音の強さを設定し
ます。
設定値:1 〜 127
Fantom-X678_r_j.book 123 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リアルタイムに音色を変化させる
Pad Control Mode(パッド・コントロール・モード)
OSC1/2 Waveform(OSC1/2 ウェーブ・フォーム)
D ビームをさえぎったときの動作のしかたを設定します。
MOMENTALY にすると、D ビームに手をかざしている間だけオン
になり、D ビームに手をかざすのをやめるとオフになります。
LATCH にすると D ビームに手をかざすごとにオン/オフが切り替
わります。
波形を設定します。
設定値:MOMENTALY、LATCH
波形のパルス幅を設定します。周期的に変えることで微妙な音色変
化をつくりだすことができます。
パフォーマンス・モードを選んでいる場合、PAD トリガーの
設定は、パフォーマンスの設定としてパフォーマンスごとに保
存されます。これにより、効果的な設定をしたパフォーマンス
を作ることができます。
設定値:SAW(のこぎり波)、SQR(矩形波)
OSC1/2 Pulse Width(OSC1/2 パルス・ウィズ)
※ Pulse Width は Waveform で「SQR」が選ばれているときに有
効です。
設定値:0 〜 127
OSC1/2 Coarse Tune(OSC1/2 コース・チューン)
パッチ・モードを選んでいる場合、システムの設定として保存
されます。設定を保存しておきたいときは[F8(System
Write)
]を押します。
音の高さを半音単位(± 4 オクターブ)で設定します。
設定値:-48 〜 +48
OSC1/2 Fine Tune(OSC1/2 ファイン・チューン)
Solo Synth(ソロ・シンセに関する設定)
D ビームでピッチをコントロールして演奏する、モノフォニック・
シンセサイザーとして使用することができます。
音の高さを 1 セント単位(± 50 セント)で設定します。
設定値:-50 〜 +50
OSC2 Level(OSC2 レベル)
1. [SHIFT]を押しながら D BEAM の[SOLO SYNTH]を押しま
す。
Solo Synth 画面が表示されます。
OSC2 の音量を設定します。
設定値:0 〜 127
fig.10-006̲50
OSC Sync Switch(OSC シンク・スイッチ)
このスイッチをオンにすると、倍音を多く含んだ複雑な音色になり
ます。OSC2 のピッチよりも OSC1 のピッチが高いときに効果的で
す。
設定値:On、Off
Filter Type(フィルター・タイプ)
フィルターの種類を選びます。フィルターとは、特定の周波数帯域
をカットして音の明るさや音の太さなどを変化させる機能です。
設定値
[F6(Panel View)]を押すと、下記の各パラメーターがアナ
ログ・シンセサイザー風にグラフィカルに配置された、Panel
View 画面が開きます。Panel View 画面から[F2(Image
View)]を押すと D Beam の出力値をグラフィカルに確認でき
る Image View 画面が開きます。
[EXIT]を押すと、Control
Setting 画面に戻ります。
2.
3.
設定するパラメーターにカーソルを移動し、VALUE ダイヤルを
回すか、[INC]または[DEC]を押して設定します。
設定を保存しておきたい時は、[F8(System Write)]を押しま
す。[EXIT]を押すと Solo Synth ウィンドウが閉じます。
ソロ・シンセの設定はシステムの設定として保存されます。
OFF:フィルターを使いません。
LPF(ロー・パス・フィルター):カットオフ周波数(Cutoff Freq)
より上の成分をカットします。
BPF(バンド・パス・フィルター):カットオフ周波数(Cutoff
Freq)付近の成分だけ残して他をカットします。
HPF(ハイ・パス・フィルター):カットオフ周波数(Cutoff Freq)
より下の成分をカットします。
PKG(ピーキング・フィルター)
:カットオフ周波数(Cutoff
Freq)付近の成分を強調します。
Cutoff(カットオフ)
波形の周波数成分に対して、フィルターが効き始める周波数を設定
します。
設定値:0 〜 127
123
Fantom-X678_r_j.book 124 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リアルタイムに音色を変化させる
Resonance(レゾナンス)
カットオフ周波数付近の音の成分を強調し、音にどのくらいクセを
付けるのかを設定します。
設定値:0 〜 127
Chorus Send Level(コーラス・センド・レベル)
コーラスへ送る信号のレベルを設定します。
設定値:0 〜 127
つまみやボタンを使って音色を
変化させる
(リアルタイム・コントローラー)
REALTIME CONTROL の各つまみや ASSIGNABLE SW のボタン
を操作して、リアルタイムに音色を変化させることなどができま
す。
1.
Reverb Send Level(リバーブ・センド・レベル)
ディスプレイの以下の部分に、リアルタイム・コントローラー
の各つまみやアサイナブル・スイッチに割り当てられている機
リバーブへ送る信号のレベルを設定します。
能が表示されます。[
]は 4 つのつまみを表し、[
[
]は 2 つのボタンを表します。
設定値:0 〜 127
LFO Rate(LFO レイト)
Patch Play 画面を表示します(P.38)
。
]
fig.10-007.j
コントローラーの設定状況
表示が見えているほうのパートに、コントローラーが効く
LFO の周期の速さを設定します。
設定値:0 〜 127
LFO Osc 1 Pitch Depth(LFO OSC1 ピッチ・デプス)
LFO で OSC1 のピッチ(音の高さ)を変調する深さを設定します。
設定値:-63 〜 +63
LFO Osc 2 Pitch Depth(LFO OSC2 ピッチ・デプス)
LFO で OSC2 のピッチ(音の高さ)を変調する深さを設定します。
設定値:-63 〜 +63
リアルタイム・コントロールつまみを回した
ときに変化させるパラメーター
LFO Osc 1 Pulth Width Depth
(LFO OSC1 パルス・ウィズ・デプス)
LFO で OSC1 の波形のパルス幅を変調する深さを設定します。
※ Pulse Width は Waveform で「SQR」が選ばれているときに有
効です。
アサイナブル・スイッチを押したときに変化させるパラメーター
2.
• FILTER/ENV インジケーター点灯時
設定値:-63 〜 +63
LFO Osc 2 Pulth Width Depth
(LFO OSC2 パルス・ウィズ・デプス)
つまみを回すと、Cutoff、Resonance、Attack、Release をコ
ントロールします。
• ARP/RHY インジケーター点灯時
つまみを回すと、アルペジオ機能 の Range、Accent Rate、
リズム機能の Accent Rate と Tempo をコントロールします。
LFO で OSC2 の波形のパルス幅を変調する深さを設定します。
※ Pulse Width は Waveform で「SQR」が選ばれているときに有
効です。
• ASSIGNABLE インジケーター点灯時
割り当てられているパラメーターをコントロールします。パラ
メーターは自由に設定することができます。
設定値:-63 〜 +63
Range(ソロ・シンセ・レンジ)
ソロ・シンセのピッチの変化範囲を設定します。
設定値:2 OCTAVE、4 OCTAVE、8 OCTAVE
リアルタイム・コントロールつまみの右にあるボタンを押す
と、つまみの機能を選択することができます。画面の下のパラ
メーターの表示も切り替わります。
※ インジケーター消灯時は、つまみを回してもパラメーターをコ
ントロールすることはできません。
3.
鍵盤を弾いたり、パッドを押して音を出しながら、REALTIME
CONTROL の各つまみや ASSIGNABLE SW のボタンを操作し
ます。
つまみやボタンに割り当てられている機能にしたがって、音色
が変化します。
124
Fantom-X678_r_j.book 125 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リアルタイムに音色を変化させる
アサイナブル・スイッチの設定
リアルタイム・コントローラーの設定を
変える
リアルタイム・コントロールつまみの設定
1. [SHIFT]を押しながら ASSIGNABLE SW の各ボタンを押しま
す。
Switch 画面が表示されます。
fig.10-009̲50
1. [SHIFT]を押しながら、REALTIME CONTROL の各つまみを
回します。
Knob 画面が表示されます。
fig.10-008̲50
この画面では、アサイナブル・スイッチに関するパラメーター
を設定することができます。
この画面では、リアルタイム・コントロールつまみに関するパ
ラメーターを設定することができます。
2.
設定するパラメーターにカーソルを移動し、VALUE ダイヤルを
回すか、[INC]または[DEC]を押して設定します。
3.
設定を保存しておきたいときは[F8(System Write)]を押し
ます。[EXIT]を押すと元の画面に戻ります。
リアルタイム・コントローラーの設定は、パフォーマンスの設
定としてパフォーマンスごとに保存できます。これにより、効
果的な設定をしたパフォーマンスを作ることができます。
Knob 1 〜 4 Assign
(リアルタイム・コントロールつまみ・アサイン 1 〜 4)
つまみ[
]でコントロールする機能を設定します。
2.
設定するパラメーターにカーソルを移動し、VALUE ダイヤルを
回すか、[INC]または[DEC]を押して設定します。
3.
設定を保存しておきたいときは[F8( System Write)]を押し
ます。[EXIT]を押すと Switch ウィンドウが閉じます。
リアルタイム・コントローラーの設定は、パフォーマンスの設
定としてパフォーマンスごとに保存できます。これにより、効
果的な設定をしたパフォーマンスを作ることができます。
Switch1/2 Assign (アサイナブル・スイッチ 1/2)
[
]、[
]の各ボタンでコントロールする機能を設定します。
設定値」
TRANSPOSE DOWN: 鍵域が半音単位(最大 5 半音)で下がりま
す。
TRANSPOSE UP:
鍵域が半音単位(最大 6 半音)で上がりま
す。
TAP TEMPO:
タップ・テンポ(ボタンを押す間隔でテン
ポ値を設定する)
設定値
CC01 〜 31, 33 〜 95:
コントローラー・ナンバー 1 〜 31、33 〜 95
コントロール・チェンジ・メッセージについて詳しくは、
「MIDI インプリメンテーション 」
(P.294)をご覧ください。
PITCH BEND:
ピッチ・ベンド
AFTERTOUCH:
アフタータッチ
ARP STYLE:
アルペジオ演奏のスタイル
ARP GRID:
アルペジオ演奏の拍子と跳ねかた
ARP DURATION: 各ノートの鳴る長さを調節します。
ARP MOTIF:
アルペジオ演奏の上昇/下降のバリエーション
CHORD FORM:
コード・メモリー機能のコード・フォーム
MASTER LEVEL: Fantom-X 全体の音量
※ MASTER LEVEL は OUTPUT A 端子、DIGITAL OUT 端子両
方の音量を調整できます。パネル上の VOLUME つまみは
OUTPUT A 端子の音量だけを調整できます。
ARP STEP:
アルペジオのパターンの再生位置をコントロー
ルします。
DIGITAL IN:
DIGITAL IN からの入力レベル
MONO/POLY:
パッチの鳴らしかたをポリフォニック
(POLY)にするか、モノフォニック
(MONO)にするかを切り替えます。
PORTAMENTO:
ポルタメントのオン.オフ
HOLD :
ホールドのオン、オフ
MFX1 〜 3 SW:
マルチエフェクト 1 〜 3 のスイッチ
CHORUS SW:
コーラス・スイッチ
REVERB SW:
リバーブ・スイッチ
MASTERING SW:
マスタリング・スイッチ
LOOP:
ループ演奏のオン、オフ
RHY START/STOP:
リズム・パターンのスタート / ストップ
パッチ・モードでは、アサイブル・スイッチはキーボード・
パートに有効です。
125
Fantom-X678_r_j.book 126 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リアルタイムに音色を変化させる
ペダルを使って音色を変化させる
(コントロール・ペダル)
リア・パネルの PEDAL CONTROL ジャックに接続したペダルを踏
んで、音色を変化させることができます。
Fantom-X には、エクスプレッション・ ペダル(別売:DP-8 )
、ペ
ダル・スイッチ(別売:DP シリーズ )
、フット・スイッチ(別売:
BOSS FS-5U )などのペダルが接続できます。
1.
Patch Play 画面を表示します(P.38)
。
2.
鍵盤を弾いて音を出しながら、ペダルを操作します。
コントロール・ペダルに割り当てられている機能にしたがっ
て、音色が変化します。
コントロール・ペダルの設定をする
1. [MENU]を押します。
2.
Bend Up:
「Pitch Bend Range Up (ピッチ・ベンド・
レンジ・アップ)」(P.67)の設定と同じ音
程変化をコントロールできます。
Bend Down:
「Pitch Bend Range Down (ピッチ・ベン
ド・レンジ・ダウン)」(P.67)の設定と同
じ音程変化をコントロールできます。
AFTERTOUCH:
アフタータッチ
OCT UP:
鍵域がオクターブ単位(最大 3 オクターブ)
で上がります。
OCT DOWN:
鍵域がオクターブ単位(最大 3 オクターブ)
で下がります。
START/STOP:
シーケンサーをスタート/ストップします。
PUNCH IN/OUT:
マニュアル・パンチ・イン・レコーディン
グをスタート/ストップします。
TAP TEMPO:
PROG UP:
次の音色ナンバーに切り替えます。
PROG DOWN:
直前の音色ナンバーに切り替えます。
FAVORITE UP:
次のナンバーまたはバンクのフェイバリッ
ト・パッチ(パフォーマンス)に切り替え
ます。
FAVORITE DOWN:
直前のナンバーまたはバンクのフェイバ
リット・パッチ(パフォーマンス)に切り
替えます。
ARP SW:
アルペジオ/リズム機能のオン/オフを切
り替えます。
RHY START/STOP:
リズム・パターンのスタート/ストップ
CHORD SW:
コード機能のオン/オフ
LIVE SET UP:
ライブ・セッティング内の次のステップに
切り替えます。
LIVE SET DOWN:
ライブ・セッティング内の前のステップに
切り替えます。
LOOP:
ループ演奏のオン/オフ
または
を押して「System」を選び、続けて[ENTER]
を押します。
System Setup 画面が表示されます。
3. [F1(↑)]または[F2( ↓)
]を押して「Pedal/D Beam」を
選びます。
次のような画面が表示されます。
ペダルを踏む間隔でテンポ値を設定します
(タップ・テンポ)。
fig.10-010̲50
Control Pedal Polarity
(コントロール・ペダル・ポラリティー)
4.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して設
定します。
5.
設定を保存しておきたい時は[F8(System Write)]を押しま
す。[EXIT]を押すと Patch Play 画面に戻ります。
Control Pedal Assign
(コントロール・ペダル・アサイン)
PEDAL CONTROL ジャックに接続したペダルでコントロールする
機能を設定します。
設定値
CC01 〜 31, 33 〜 95: コントローラー・ナンバー 1 〜 31、33 〜
95
コントロール・チェンジ・メッセージについて詳しくは、
「MIDI インプリメンテーション 」
(P.294)をご覧ください。
126
ペダルの極性を切り替えます。ペダルによっては、ペダルを踏んだ
ときと離しているときの動作が逆になるものがあります。動作が逆
になるペダルを使うときは「REVERSE」にしてください。ローラ
ンドのペダル(ポラリティー・スイッチが付いていない)を使うと
きは「STANDARD」にします。
設定値:STANDARD, REVERSE
Hold Pedal Polarity(ホールド・ペダル・ポラリ
ティー)
ホールド・ペダルの極性を切り替えます。ペダルによっては、ペダ
ルを踏んだときと離しているときの動作が逆になるものがありま
す。動作が逆になるペダルを使うときは「REVERSE」にしてくだ
さい。ローランドのペダル(ポラリティー・スイッチが付いていな
い)を使うときは「STANDARD」にします。
設定値:STANDARD, REVERSE
Fantom-X678_r_j.book 127 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リアルタイムに音色を変化させる
Continuous Hold Pedal
(コンティニュアス・ホールド・ペダル・スイッチ)
HOLD PEDAL ジャックをハーフ・ペダル対応にするか(ON)、し
ないか(OFF)を設定します。ハーフ・ペダル対応にすると、エク
スプレッション・ペダル(別売:DP-8 など)を接続して、ピアノ
音色を使った演奏での微妙なペダル・ワークによるコントロールが
できます。
設定値:OFF, ON
127
Fantom-X678_r_j.book 128 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
アルペジオ演奏をする
アルペジオ機能について
Fantom-X は自動的にアルペジオを演奏できる「 アルペジオ機能」
を搭載しています。この機能を使うと、押さえたキーに従い自動的
にアルペジオ演奏をします。
アルペジオの鳴らしかたを決めるアルペジオ・スタイルについて
は、工場出荷時に用意されているものを使うだけではなく、自由に
書き替えることもできますので、オリジナルのアルペジオ演奏がお
楽しみいただけます。
アルペジオ・スタイルは、パッチやパフォーマンスの一部ではな
く、独自のデータとして 128 個保存されています。そのため、1 つ
のアルペジオ・スタイルを異なるパッチやパフォーマンスで共用す
ることができます。アルペジオの設定は、パフォーマンスごとに保
存することができます。パッチには保存することはできません。
アルペジオとリズム・パターン(P.135)によるアンサンブル演奏
もお楽しみいただけます。
※ アルペジオはパッドで演奏することはできません。
アルペジオ演奏のテンポを決める
アルペジオ/リズム機能のテンポを設定します。
1. [TEMPO]を押します。
ディスプレイに現在のテンポ値が表示されます。
fig.11-002̲50
2.
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押してテ
ンポ値(5 〜 300)を設定するか、
[F6(Tap)
]を繰り返し押
す間隔でテンポ値を設定します(タップ・テンポ)。
※[F7(Click)]を押して赤く点灯させると、クリック音が鳴り
ます。
3.
アルペジオ演奏をする
設定が終わったら[F8(Close)]を押します。
コントローラーを使って演奏テンポを変える
Fantom-X のリアルタイム・コントロールつまみにはテンポ・
コントロールが割り当てられているため、アルペジオを再生す
るときのテンポを簡単に替えることができます。
アルペジオをオン/オフする
fig.11-003
1. [ARPEGGIO]を押してアルペジオをオンにします。
ボタンが点灯します。
fig.11-001
Tempo
2.
鍵盤で和音を弾きます。
押さえた和音の構成音にしたがって、アルペジオ演奏が始まり
ます。
3.
アルペジオ演奏を終えるときは、もう一度[ARPEGGIO]を押
してインジケーターを消灯させます。
アルペジオ演奏の設定では、アルペジオ・スタイル(P.129)
の設定が特に重要になります。アルペジオの演奏パターンは、
この設定によってほとんど決まるからです。
各パラメーターについて詳しくは、「アルペジオ機能に関する
設定をする(Arpeggio)」(P.129)をご覧ください。
コード・メモリー機能と組み合わせる
アルペジオの演奏時には、コード・メモリー機能(P.133)を
組み合わせて使うことができます。あらかじめ複雑なコード・
フォーム(コードの構成音)を記憶させておき、アルペジオが
オンのときにそれを呼び出せば、1 つのキーを押すだけで、複
雑なアルペジオ・サウンドが簡単に演奏できます。
1.
REALTIME CONTROL のボタンを押して ARP/RHY のイン
ジケーターを点灯させます。
2.
アルペジオを演奏させて、リアルタイム・コントロールつ
まみを回します。
アルペジオ演奏を持続(ホールド)する
次のように操作すると、鍵盤を押し続けなくてもアルペジオ演奏が
できます。
1.
ARPEGGIO/RHYTHM の[ARP HOLD]を押します。
インジケーターが点灯します。
2.
鍵盤で和音を弾きます。
3.
ホールド中に別のコードやキーを弾き直すと、それに応じてア
ルペジオも変わります。
4.
もう一度[ARP HOLD]を押すと、ホールドが解除されます。
ホールド・ペダルを使う場合
ホールド・ペダルを踏みながら和音を弾くと、鍵盤を押し続けなく
てもアルペジオ演奏ができます。
128
Fantom-X678_r_j.book 129 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
アルペジオ演奏をする
1.
ペダル・スイッチ(別売:DP シリーズなど)を HOLD PEDAL
ジャックに接続します。
2. [ARPEGGIO]を押してアルペジオをオンにします。
3.
ホールド・ペダルを踏みながら和音を弾きます。
4.
ホールド中に別のコードやキーを弾き直すと、それに応じてア
ルペジオも変わります。
アルペジオ・スタイルについて
アルペジオ・スタイルは、アルペジオの基本的な鳴らしかたや
和音のスタイルを、最大 32 ステップ× 16 音階のグリッド
(Grid:格子)型に並んだデータで記憶したものです。
fig.11-005
Note 16
HIGH
アルペジオをシーケンサーとあわせ
て演奏する
Note 06
Note 05
Note 04
Note 03
Note 02
Note 01
シーケンサーでの演奏中にアルペジオを使うとき、またはシーケン
サーでアルペジオをリアルタイム・レコーディングするときに、
シーケンサーのスタート/ストップとアルペジオを同期させること
ができます。
STEP
1
2 3 4 5
6
7 8
9 10 11 .... 32
各グリッド上には次のいずれかのデータが入っています。
詳しくは「Arp/Rhythm Sync Switch (アルペジオ/リズム・シン
ク・スイッチ)」(P.227)を参照してください。
• On:ノート・オン(ベロシティー・データ付き)
• Tie:タイ(前の音を保持する)
• Rest:休符(鳴らさない)
アルペジオ機能に関する設定をする
(Arpeggio)
1. [SHIFT]を押しながら[ARPEGGIO]を押します。
次のような画面が表示されます。
パフォーマンス・モードを選んでいるときは、「Arpeggiator」
の右横に(Performance)と表示されます。
「入力時の最低ピッチのキー」を基点として、相対的な押鍵位
置と押鍵順が記録されます。
アルペジオ・スタイルは、パッチやパフォーマンスの一部では
なく、独自のデータとして 128 個保存されています。した
がって、1 つのアルペジオ・スタイルを異なるパッチやパ
フォーマンスで共用することができます。
fig.11-004̲50
拍子と跳ねかたを変える
(Arp/Rhythm Grid)
アルペジオ・スタイルの「グリッド 1 つ」を何分音符と解釈してア
ルペジオを作るのか、およびシャッフル加減(無/弱/強)を設定
します。
※ Grid の設定はリズム・ パターンでの設定と共通です。
設定値
2. [CURSOR]を押してそれぞれのパラメーターのところにカー
ソルを移動し、VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または
[DEC]を押して設定します。
3.
1/4:
4 分音符(グリッド 1 個 =1 拍)
1/8:
8 分音符(グリッド 2 個 =1 拍)
1/8L:
弱いシャッフルの 8 分音符(グリッド 2 個 =1 拍、
弱く跳ねさせる)
1/8H:
強いシャッフルの 8 分音符(グリッド 2 個 =1 拍、
強く跳ねさせる)
1/12:
8 分 3 連符(グリッド 3 個 =1 拍)
1/16:
16 分音符(グリッド 4 個 =1 拍)
1/16L:
弱いシャッフルの 16 分音符(グリッド 4 個 =1 拍、
弱く跳ねさせる)
1/16H:
強いシャッフルの 16 分音符(グリッド 4 個 =1 拍、
強く跳ねさせる)
1/24:
16 分 3 連符(グリッド 6 個 =1 拍)
設定が終わったら[EXIT]を押します。
アルペジオ演奏のスタイルを選ぶ
(Arpeggio Style)
アルペジオの基本的な演奏スタイルを選びます。アルペジオ・スタ
イルは、プリセット・メモリーとユーザー・メモリーに保存されて
います。
設定値:U001 〜 128(ユーザー)、P001 〜 128(プリセット)
129
Fantom-X678_r_j.book 130 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
アルペジオ演奏をする
<例>
発音をスタッカート/テヌート気味にする
(Arp/Rhythm Duration)
音を短く切ってスタッカート気味に鳴らすか、十分に伸ばしてテ
ヌート気味に鳴らすかを設定します(デュレーション)。
※ Duration の設定はリズム・パターンでの設定と共通です。
設定値:30, 40, 50, 60, 70, 80, 90, 100, 120, Full
30 〜 120:
Full:
例えば「30」に設定すると、グリッド(タイでつな
がれたグリッド列の場合は、最後のグリッド)の音
の長さが、グリッド・タイプで設定されている音符
いっぱいに伸ばしたときの 30% になります。
連続したグリッドがタイでつなげられていなくて
も、同じノートで次の発音指示があるまで発音しま
す。
上昇/下降のバリエーション(発音のし
かた)を選ぶ(Arp Motif)
アルペジオ・スタイルに設定されたノートの数よりも多く押鍵され
たときの発音のしかたを選択します(モチーフ)。
スタイル上のノート数よりも少なく押鍵されたときは、押した
キーの最高音で発音されます。
設定値
UP (L):
最低押鍵の音のみは毎回鳴らしながら、押したキー
の低い方から順番に鳴ります。
UP (L&H):
最低・最高の両方の押鍵の音は毎回鳴らしながら、
押したキーの低い方から順番に鳴ります。
UP (̲):
押したキーの低い方から順番に鳴ります。毎回鳴ら
される音はありません。
DOWN (L):
最低押鍵の音のみは毎回鳴らしながら、押したキー
の高い方から順番に鳴ります。
DOWN (L&H): 最低・最高の両方の押鍵の音は毎回鳴らしながら、
押したキーの高い方から順番に鳴ります。
DOWN (̲):
押したキーの高い方から順番に鳴ります。毎回鳴ら
される音はありません。
UP&DOWN (L):最低押鍵の音のみは毎回鳴らしながら押したキーの
低い方から高い方へ、さらに折り返して低い方へ順
番に鳴ります。
UP&DOWN (L&H):最低・最高の両方の押鍵の音は毎回鳴らしながら、
押したキーの低い方から高い方へ、さらに折り返し
て低い方へ順番に鳴ります。
UP&DOWN (̲):押したキーの低い方から高い方へ、さらに折り返し
て低い方へ順番に鳴ります。毎回鳴らされる音はあ
りません。
RANDOM (L): 最低押鍵の音のみは毎回鳴らしながら押したキーの
音がランダム(無作為)に鳴ります。
RANDOM (̲): 押したキーの音がランダム(無作為)に鳴ります。
毎回鳴らされる音はありません。
PHRASE:
130
1 つのキーを押すだけで、そのキーのピッチを基準
にフレーズが鳴ります。複数のキーを押した場合
は、一番最後に押されたキーが有効になります。
低音側から「1・2・3・2」となっているスタイルで、「ド・レ・
ミ・ファ・ソ」と押鍵した場合の動作
「UP(L)」に設定すると、
ド・レ・ミ・レ → ド・ミ・ファ・ミ
(→繰り返し)
→ ド・ファ・ソ・ファ
「UP(̲) 」に設定すると、
ド・レ・ミ・レ →
(→繰り返し)
レ・ミ・ファ・ミ
→
ミ・ファ・ソ・ファ
「UP&DOWN(L&H)」に設定すると、
ド・レ・ソ・レ → ド・ミ・ソ・ミ
→ ド・ミ・ソ・ミ (→繰り返し)
→ ド・ファ・ソ・ファ
アルペジオのベロシティーを変える
(Arp Velocity)
押さえたキーの発音の強さを設定します。
キーを押す強さに応じてベロシティーを変化させたい場合は、設定
を「REAL」にします。キーを押す強さと関係なく、常に一定のベ
ロシティー値にしたいときは、その値(1 〜 127) を設定します。
設定値:REAL, 1 〜 127
パフォーマンス・モードでアルペジオ演
奏するパートを選ぶ(Arp Part)
パフォーマンス・モードで、アルペジオ/リズム機能を使って鳴ら
すパートを指定します。アルペジオ演奏できるパートは 1 つだけ指
定できます。
パフォーマンス・モードでパートにリズム・セットが割り当てられ
ているときは、リズム・セットに対して、アルペジオ演奏ができま
す。ここで選んだパートはアルペジオとコード・メモリーの両方に
動作する共通のパートです。
設定値:Part1 〜 16
アクセントの強さを変える
(Arp Accent)
アルペジオ演奏では、アルペジオ・スタイルに設定されたノートの
ベロシティーに沿って、音に強弱がつきます。この音の強弱の量を
調整します。100%にすると、アルペジオ・スタイルに設定された
ノートのベロシティーに沿って、音に強弱がつきます。0%になる
にしたがって、一定の強さで音が鳴るようになります。
設定値:0 〜 100%
REALTIME CONTROL つまみを使ってコントロールすること
もできます(→「リアルタイム・コントロールつまみを使って
アルペジオの設定を変える」(P.131))。
Fantom-X678_r_j.book 131 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
アルペジオ演奏をする
アルペジオの音域を変える
(Oct Range)
アルぺジオ演奏が 1 周ごとにオクターブ単位でシフトしていく効果
を加えます(オクターブ・レンジ)。上昇方向、下降方向それぞれ
にシフト幅(最大± 3 オクターブ)を設定できます。
ステップ・レコーディングで入力する
鍵盤やパッドを使って、ステップ・レコーディングをする方法で
す。1 音入力するたびに次のステップに進みます。特に、何もデー
タがないスタイルを使って、一から入力するのに便利です。
設定値:-3 〜 0 〜 3
REALTIME CONTROL つまみを使ってコントロールすること
もできます(→「リアルタイム・コントロールつまみを使って
アルペジオの設定を変える」(P.131))。
データが何もない状態から作成したいときは、スタイルを初期
化してください。Arpeggio Style Edit 画面で[SHIFT]を押し
ながら[F1(Init)
]を押すと、初期化するかどうかメッセージ
が表示されるので、[F8(Exec)]を押して実行します。
1. [SHIFT]を押しながら[ARPEGGIO]を押します。
リアルタイム・コントロールつまみを
使ってアルペジオの設定を変える
リアルタイム・コントロールつまみを使って、リアルタイムにパラ
メーターを変化させてアルペジオの設定を変えることができます。
2. [F7(Edit)]を押します。
Arpeggio Style Edit 画面が表示されます。
3. [F1(Arp Setup)
]を押します。
Arpeggio Setup 画面が表示されます。
1.
アルペジオ演奏をします。
2.
REALTIME CONTROL のボタンを押して「ARP/RHY」を選び
ます。
「ARP/RHY」のインジケーターが点灯します。
fig.11-006
4. 「End Step」にカーソルを移動し、作成するアルペジオ・スタ
イルのステップ数を設定します。
5. 「Input Velocity」 にカーソルを移動し、入力するときのベロシ
ティーについて設定します。
• 「Real」にすると、鍵盤を弾いたりパッドを叩く強さで入力さ
れます。
• 「1 〜 127」の数値にすると、鍵盤を弾いたりパッドを叩く強さ
に関係なく設定した数値で入力されます。
Octave Range
Accent Rate
3.
Tempo
設定したら[F8(Close)
]を押して、Arpeggio Setup 画面を
閉じます。
REALTIME CONTROL つまみを回します。
アルペジオ演奏時には、以下のパラメーターをつまみでコント
ロールすることができます。
• アルペジオの音域(Octave Range)→ P.131
]を押して赤く点灯させます。
6. [F8(Step Rec)
これでステップ・レコーディングができる状態になるので、鍵
盤やパッドで演奏を入力します。
• アクセントの強さの設定(Accent Rate)→ P.130
※ TIE を入力するには[ F2(TIE)
]を押します。
アルペジオ・スタイルを作る
(Arpeggio Style Edit)
アルペジオ・スタイルは、内蔵されているスタイルを使うだけでは
なく、自由に作ることができます。作ったアルペジオ・スタイル
は、本体のユーザー・メモリーに保存することができます。
※ 休符を入力するには[F3(Rest (Clear))]を押します。
※[F4(Zoom In)]、[F5(Zoom Out)]で表示の拡大縮小がで
きます。
※[F6(Preview)
]を押すと、入力したスタイルを試聴できま
す。
アルペジオ・スタイルを作る方法は大きくわけて 2 つあります。
131
Fantom-X678_r_j.book 132 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
アルペジオ演奏をする
ダイヤルや[INC][DEC]で値を入力
する
カーソルで入力するステップや音高を決め、ダイヤルや[INC]
[DEC]で値を入力していく方法です。
特に、すでに入力されているデータの修正や変更に便利です。
1. [SHIFT]を押しながら[ARPEGGIO]を押します。
作ったアルペジオ・スタイルを
保存する(Write)
作成したスタイルは一時的なもので、電源を切ったり他のスタイル
を選ぶと、失われてしまいます。作成したスタイルを残しておきた
いときは本体のユーザー・メモリーに保存します。ユーザー・メモ
リーには 128 種類のアルペジオ・スタイルを保存できます。
2. [F7(Edit)]を押します。
アルペジオ・スタイルの設定は、パッチごとのデータとしてで
はなく、独自のデータとして保存されます。パッチ・モードで
は、パッチ・パラメーターとしてアルペジオ/リズム機能のパ
ラメーター(アルペジオ・スタイル、グリッド・タイプ、モ
チーフ、デュレーション、オクターブ・レンジなど)の設定を
保存することはできません。パフォーマンス・モードでは、パ
フォーマンスごとにこれらの設定を保存することができます。
保存する時は、[WRITE]を押して、パフォーマンスの保存操
作をします。
Arpeggio Style Edit 画面が表示されます。
3. [F1(Arp Setup)
]を押します。
Arpeggio Setup 画面が表示されます。
4. 「End Step」にカーソルを移動し、作成するアルペジオ・スタ
イルのステップ数を設定します。
設定したら[F8(Close)
]を押して、Arpeggio Setup 画面を
閉じます。
5. [CURSOR]で入力するステップや音高を決めます。
※ この手順で入力するとき、鍵盤は音高の指定に使用できます。
(ステップ・レコーディングのように値が入力されることはあ
りません。)
6.
VALUE ダイヤルを使うか、
[INC][DEC]を押してベロシ
ティーの値を入力します。
1.
保存したいスタイルが選ばれていることを確認します。
2. [F8(Write)]を押します。
名前をつける画面が表示されます(P.36)
。
3.
VALUE で右に回し切ると(または[INC]で値を上げきると)
「TIE」を入力できます。
アルペジオ・スタイルに名前を付けたら[F8( Write)
]を押し
ます。
書き込み先を選ぶ画面が表示されます。
fig.11-008̲50
※ TIE は[F2(TIE)]を押しても入力できます。
※ 休符を入力するには[F3(Rest (Clear))]を押します。
※[F4(Zoom In)]、[F5(Zoom Out)]で表示の拡大縮小がで
きます。
※[F6(Preview)
]を押すと、入力したスタイルを試聴できま
す。
※ この手順で入力するとき、パッドはベロシティー指定と入力確
定に使用できます。入力するステップと音高が決まったら、
パッドを叩いて入力します。
(例えばパッド 1 を叩くとベロシティー値は 8、パッド 16 を叩
くとベロシティー値は 127 と、パッド番号が大きいほどベロ
シティー値は大きくなります。)
4.
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して、
書き込み先を選びます。
5. [F8(Write)]を押します。
1 つのスタイルの中では、使うことのできるノート・ナンバー
(音の高さの指定)は、最大 16 種類までです。
確認のメッセージが表示されます。
6.
書き込んでよければ[F8(Exec)]を押します。
書き込み中は、絶対に電源を切らないでください。中止すると
きは[F7(Cancel)]を押します。
132
Fantom-X678_r_j.book 133 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
コード・メモリー機能を使う
コード・メモリー機能について
コード・メモリーは、鍵盤のキーを 1 つ弾くだけで、あらかじめ登
録されているコード・フォームにしたがって和音を鳴らすことがで
きる機能です。Fantom-X では、プリセットで 64 個、ユーザーで
64 個のコード・フォームを記憶できます。また、工場出荷時に用
意されている 64 個のユーザーのコード・フォームは、自由に書き
替えることができます。
パフォーマンス・モードではコード・メモリー機能は、アルペジオ
のパートに対して動作します。そのパートにリズム・セットが選ば
れていると、リズムにも使うことができます。
コード・メモリー機能を使って
演奏する
コード・メモリー機能をオン/オフする
1. [CHORD MEMORY] を押してコード・メモリー機能をオンに
します。
ボタンが点灯します。
fig.12-000
※ コード・メモリー機能はパッドで使うことはできません。
Mono/Poly パラメーター(P.77)が Mono になっている音色
でコード・メモリー機能を使うと、和音の中の 1 つの音しか発
音されません。コード・メモリー機能を使うときは Mono/
Poly パラメーターを Poly にしてください。
2.
そのとき選ばれているコード・フォームにしたがって和音が鳴
ります。
C4 キー(中央のド)を押したときに、コード・フォームに記
憶させてある和音構成で鳴ります。この C4 キーを基準にし
て、他のキーではその並行和音が鳴ります。
アルペジオ機能と組み合わせる
アルペジオ機能(P.128)を組み合わせて使うことができま
す。あらかじめ複雑なコード・フォーム(コードの構成音)を
記憶させておき、アルペジオがオンのときにそれを呼び出せ
ば、1 つのキーを押すだけで、複雑なアルペジオ・サウンドが
簡単に得られます。
鍵盤を弾きます。
3.
オフにするときは、もう一度[CHORD MEMORY]を押して
消灯させます。
コード・フォームを選ぶ
コード・フォームを変えると、コードの構成音が変わります。
1. [SHIFT]を押しながら[CHORD MEMORY]を押します。
以下の画面が表示されます。
パフォーマンス・モードを選んでいるときは、「Chord Form」
の右横に(Performance)と表示されます。
fig.12-001̲50
2.
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して
コード・フォームを選択します。
コードの構成音が表示されます。
3.
コード・フォームの選択が終わったら[EXIT] を押します。
133
Fantom-X678_r_j.book 134 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
コード・メモリー機能を使う
4.
コードの構成音を順番に演奏する
(ロールド・コード機能)
この機能を使うと、コードの構成音を同時に鳴らさずに、順番に聞
こえるように演奏することができます。鍵盤を押す強さによって演
奏の速さが変わるため、鍵盤を押すだけでギターを弾いているよう
なリアルな演奏を行うことができます。
鍵盤を使って、鳴らしたい和音を入力します。
鍵盤を押すとウィンドウに音名が追加されていきます。
入力を間違えた時は、[F5(Del Note)]を押します。
同じキーを押すことによっても、入力されたノートを消すこと
ができます。[F6(Preview)
]を押すと、入力している和音を
聴くことができます。
5.
1. [SHIFT]を押しながら[CHORD MEMORY]を押します。
作ったコード・フォームを保存しておきたいときは「作った
コード・フォームを保存する(Write)
」(P.134)の手順 3 にす
すみます。保存しないときは[F7( Exit)
]を押します。
Chord Memory 画面が表示されます。
2. [F1(Rolled Chord)]を押して、赤く点灯させます。
これで鍵盤を押さえれば、コードの構成音が順番に鳴ります。
音を鳴らす順番を変える
コードの構成音が鳴る順番を変更することができます。
作ったコード・フォームを保存する
(Write)
作成したコード・フォームは一時的なもので、電源を切ったり他の
スタイルを選ぶと、失われてしまいます。作成したコード・フォー
ムを残しておきたいときは本体のユーザー・エリアに保存します。
1. [SHIFT]を押しながら[CHORD MEMORY]を押します。
Chord Memory 画面が表示されます。
2.
3.
または
コード・フォームは、パッチやパフォーマンスの一部ではな
く、独自のデータとして保存されています。そのため、1 つの
コード・フォームを異なるパッチやパフォーマンスで共用する
ことができます。パフォーマンス・モードでは、パフォーマン
スごとにこれらの設定を保存することができます。パッチには
保存することはできません。
を押して「Rolled Chord Type」を選びます。
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して値
を変更します。
設定値:
UP:
低音から高音へと順番に鳴らします。
DOWN:
高音から低音へと順番に鳴らします。
保存する時は、[WRITE]を押して、パフォーマンスの保存操
作をします。
ALTERNATE:鍵盤を押さえるたびに、構成音を鳴らす順番の
向きが変わります。
1. [SHIFT]を押しながら[CHORD MEMORY]を押します。
オリジナルのコード・フォーム
を作る
保存したいコード・フォームが選ばれていることを確認しま
す。
2. [F8(Write)]を押します。
コード・メモリー機能を使って鳴らすコードの構成音を決めるコー
ド・フォームは、工場出荷時に用意されているものを使うだけでは
なく、オリジナルのコード・フォームを自由に作って書き替えるこ
とができます。
名前をつける画面が表示されます(P.36)
。
3.
名前をつけたら[F8(Write)]を押します。
書き込み先を選ぶ画面が表示されます。
fig.12-003̲50
1. [SHIFT]を押しながら[CHORD MEMORY]を押します。
2.
VALUE ダイヤルを回してコード・フォームを選びます。
3. [F7(EDIT)]を押します。
Chord Form Edit 画面が表示されます。
fig.12-002̲50
4.
または
を押して、書き込み先を選びます。
5. [F8(Write)]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
6.
書き込んでよければ[F8(Exec)]を押します。
書き込み中は絶対に電源を切らないでください。
※ 中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
134
Fantom-X678_r_j.book 135 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リズムを演奏する
リズム・パターンについて
Fantom-X にはプリセットで 256 種類のリズム・パターンが内蔵さ
れています。パッドを押すだけで、さまざまなリズム・パターンを
鳴らすことができます。リズム・パターンは、内蔵されているもの
を使うだけでなく、自由に作ることもできます。
リズム演奏をする
リズム機能をオン/オフする
1. [RHYTHM]を押してリズム機能をオンにします。
ボタンが点灯します。
リズム・パターンは、パフォーマンスの一部ではなく、独自のデー
タとして 256 個保存されていますので、1 つのリズム・パターンを
異なるリズム・セットやパフォーマンスで共用することができま
す。パフォーマンス・モードを選んでいるときはパフォーマンスの
パラメーターとしては、このリズム・パターンを呼び出すためのナ
ンバーを保存することができます。パッチ・モードを選んでいると
きは、ナンバーを保存することはできません
リズム・グループについて
fig.13-001a
2.
パッド(9 〜 16)を押します。
押したパッドにしたがって、割り当てられているリズム・パ
ターン演奏が始まります。
パッドを押す強さによって、リズム・パターンの音量も変化し
ます。
fig.13-001.j
どのパッドでどのパターンを鳴らすかという設定をし、16 個の
パッドの設定をとりまとめたものがグループとなります。またその
グループで使用するリズム・セットもあわせて記憶しています。
リズム・パターン・ナンバー
fig.13-001.j
リズム・トーン
リズム・パターン・ナンバー
ランプが消灯しているパッド(9 〜 16)を押すとランプが点
滅し、パターン演奏が始まります。点灯しているパッドを押す
とリズム音が鳴ります。どのパッドでどのパターンや、リズム
音を鳴らすかは、Rhythm Group Edit(P.139)でおこないま
す。
リズム・トーン
※ リズム・パターン・ナンバーやリズム音の割り振り方は自由に
変更することができます。
リズム・グループは、リズム・セットやパフォーマンスの一部では
なく、独自のデータとして 32 個保存されています。1 つのリズム・
グループは異なるパッチやパフォーマンスで共用することができま
す。また、リズム・グループは、内蔵されているものを使うだけで
なく、自由に作ることもできます。
リズム・グループの設定は、パフォーマンスごとに設定することが
できます。パッチには保存することはできません。
※ 点滅しているパッドを押すことによって、演奏を止めることも
できます。
※ リズム・パターン演奏を終えるときは、もう一度[RHYTHM]
を押してインジケーターを消灯させます。
リズム・パターン演奏のテンポを決める
リズム・パターンのテンポを設定します。
1.
リズム・パターンを演奏させます(P.135)
。
2.
ディスプレイ下の[TEMPO]を押します。
Tempo ウィンドウが表示され、現在のテンポ値が表示されま
す。
fig.11-002̲50
3.
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押してテ
ンポ値(5 〜 300)を設定するか、
[F6(Tap)
]を繰り返し押
す間隔でテンポ値を設定します(タップ・テンポ)。
※[F7(Click)]を押して赤く点灯させると、クリック音が鳴り
ます。
135
Fantom-X678_r_j.book 136 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リズムを演奏する
4.
設定が終わったら[F8(Close)
]を押します。
コントローラーを使って演奏テンポを変える
Fantom-X のリアルタイム・コントロールつまみにはテンポ・
コントロールが割り当てられているため、リズム・パターンを
再生するときのテンポを簡単に替えることができます。
リズム・パターンに関する設定
をする
1. [SHIFT]を押しながら[RHYTHM]を押します。
2. [F2(Rhythm)]を押します。
fig.11-003
次のような画面が表示されます。
パフォーマンス・モードを選んでいるときは、「Rhythm
Pattern」の右横に(Performance)と表示されます。
fig.13-003̲50
Tempo
1.
REALTIME CONTROL のボタンを押して ARP/RHY のイン
ジケーターを点灯させます。
2.
リズム・パターンを演奏させて、リアルタイム・コント
ロールつまみを回します。
リズム・グループを選ぶ
1. [SHIFT]を押しながら[RHYTHM]を押します。
3.
]を押します。
2. [F1(Rhythm Group)
パフォーマンス・モードを選んでいるときは、「Rhythm
Group」の右に(Performance)と表示されます。
または
を押してそれぞれのパラメーターのところに
カーソルを移動し、VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または
[DEC]を押して設定します。
[F6(Preview)
]を押すと赤く点灯し、リズム・パターンを試
聴できます。
試聴を終えたら , 再度[F6(Preview)
]を押して停止させま
す。
fig.13-002̲50
4.
設定が終わったら[EXIT]を押します。
リズム・パターンを選ぶ
(Rhythm Pattern)
リズムの基本的な演奏スタイルを選びます。
設定値:P001 〜 256(プリセット)
、U001 〜 256(ユーザー)
3.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して設
定します。
リズム・グループの基本的な演奏スタイルを選びます。
設定値:P01 〜 32(プリセット)
、U01 〜 32(ユーザー)
※ リズム・グループを選ぶと最適なリズム・セットがパッド・
パートに設定されます(画面内の「Recommended Rhy」に表
示されています)。
4.
設定が終わったら[EXIT]を押します。
136
Fantom-X678_r_j.book 137 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リズムを演奏する
拍子と跳ねかたを変える(Grid)
リズム・パターンの「グリッド 1 つ」を何分音符と解釈してパター
ンを作るのか、およびシャッフル加減(無/弱/強)を設定しま
す。
※ Grid の設定はアルペジオでの設定と共通です。
設定値:
1/4:
4 分音符(グリッド 1 個 =1 拍)
1/8:
8 分音符(グリッド 2 個 =1 拍)
1/8L:
弱いシャッフルの 8 分音符(グリッド 2 個 =1 拍、
弱く跳ねさせる)
1/8H:
強いシャッフルの 8 分音符(グリッド 2 個 =1 拍、
強く跳ねさせる)
1/12:
8 分 3 連符(グリッド 3 個 =1 拍)
1/16:
16 分音符(グリッド 4 個 =1 拍)
1/16L:
弱いシャッフルの 16 分音符(グリッド 4 個 =1 拍、
弱く跳ねさせる)
1/16H:
強いシャッフルの 16 分音符(グリッド 4 個 =1 拍、
強く跳ねさせる)
1/24:
16 分 3 連符(グリッド 6 個 =1 拍)
発音をスタッカート/テヌート気味にする
(Duration)
アクセントの強さを変える
(Rhythm Accent)
リズム・パターン演奏では、リズム・パターンに設定されている
ノートのベロシティーに沿って、音に強弱がつきます。この音の強
弱の量を調整します。100%でリズム・パターンに設定されたノー
トのベロシティーに沿って、音に強弱がつきます。0%になるにし
たがって、一定の強さで音が鳴るようになります。
設定値:0 〜 100%
Realtime Control つまみを使って値を変えることができます
(次項目参照)。
リアルタイム・コントロールつまみを
使ってリズム・パターン演奏をする
リアルタイム・コントロールつまみを使って、リアルタイムにパラ
メーターを変化させてリズム・パターンを演奏することができま
す。
1.
パッドを押してリズム・パターン演奏をします。
2.
REALTIME CONTROL のボタンを押して「ARP/RHY」を選び
ます。
「ARP/RHY」のインジケーターが点灯します。
fig.13-004
音を短く切ってスタッカート気味に鳴らすか、十分に伸ばしてテ
ヌート気味に鳴らすかを設定します(デュレーション)。
※ Duration の設定はアルペジオでの設定と共通です。
設定値:30, 40, 50, 60, 70, 80, 90, 100, 120, Full
30 〜 120:
Full:
例えば「30」に設定すると、グリッド(タイでつな
がれたグリッド列の場合は、最後のグリッド)の音
の長さが、グリッド・タイプで設定されている音符
いっぱいに伸ばしたときの 30% になります。
連続したグリッドがタイでつなげられていなくても、
同じノートで次の発音指示があるまで発音します。
Tempo
Rhythm Accent
3.
REALTIME CONTROL つまみを回します。
リズム・パターン演奏時には、以下のパラメーターをつまみで
コントロールすることができます。
• アクセントの設定(Accent Rate)→ P.137
• テンポ(TEMPO)→ P.135
Tone Env Mode パラメーター(P.87)を「No Sus」に設定
していると効果はありません。
リズム・パターンのベロシティーを変える
(Rhythm Pattern Velocity)
リズム・パターンの発音の強さを設定します。パッドを押す強さに
応じてベロシティーを変化させたくないときは、「REAL」に設定し
ます。パッドを押す強さと関係なく、常に一定のベロシティー値に
したいときは、その値(1 〜 127)を設定します。
設定値:REAL、1 〜 127
137
Fantom-X678_r_j.book 138 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リズムを演奏する
※ TIE を入力するには[ F2(TIE)
]を押します。
リズム・パターンを作る
( Rhythm Pattern Edit)
リズム・パターンは、内蔵されているスタイルを使うだけではな
く、自由に作ることができます。作ったリズム・パターンは、本体
のユーザー・メモリーに保存することができます。
リズム・パターンを作る方法は大きくわけて 2 つあります。
※ 休符を入力するには[F3(Rest (Clear))]を押します。
※[F4(Zoom In)]、[F5(Zoom Out)]で表示の拡大縮小がで
きます。
※[F6(Preview)
]を押すと、入力したスタイルを試聴できま
す。
ダイヤルや[INC][DEC]で値を入力
する
カーソルで入力するステップや音高を決め、ダイヤルや[INC]
[DEC]で値を入力していく方法です。
特に、すでに入力されているデータの修正や変更に便利です。
1. [SHIFT]を押しながら[RHYTHM]を押します。
2. [F2(Rhythm)
]を押します。
3. [F7(Edit)]を押します。
Rhythm Pattern Edit 画面が表示されます。
ステップ・レコーディングで入力する
4. [F1(Rhythm Setup)
]を押します。
Rhythm Setup 画面が表示されます。
鍵盤やパッドを使って、ステップ・レコーディングをする方法で
す。1 音入力するたびに次のステップに進みます。特に、何もデー
タがないパターンを使って、一から入力するのに便利です。
5. 「End Step」にカーソルを移動し、作成するリズム・パターン
のステップ数を設定します。
設定したら[F8(Close)
]を押して、Rhythm Setup 画面を閉
じます。
データが何もない状態から作成したいときは、パターンを初期
化してください。Rhythm Pattern Edit 画面で[SHIFT]を押
しながら[F1(Init)
]を押すと、初期化するかどうかメッセー
ジが表示されるので、[F8(Exec)
]を押して実行します。
1. [SHIFT]を押しながら[RHYTHM]を押します。
2. [F2(Rhythm)
]を押します。
3. [F7(Edit)]を押します。
Rhythm Pattern Edit 画面が表示されます。
4. [F1(Rhythm Setup)]を押します。
Rhythm Setup 画面が表示されます。
5. 「End Step」にカーソルを移動し、作成するアルペジオ・スタ
イルのステップ数を設定します。
6. 「Input Velocity」にカーソルを移動し、 入力するときのベロシ
ティーについて設定します。
• 「Real」にすると、鍵盤を弾いたりパッドを叩く強さで入力さ
れます。
• 「1 〜 127」の数値にすると、鍵盤を弾いたりパッドを叩く強さ
に関係なく設定した数値で入力されます。
設定したら[F8(Close)
]を押して、Rhythm Setup 画面を閉
じます。
7. [F8(Step Rec)
]を押して赤く点灯させます。
これでステップ・レコーディングができる状態になるので、鍵
盤やパッドで演奏を入力します。
138
6. [CURSOR]で入力するステップやリズム音色を決めます。
※ この手順で入力するとき、鍵盤はリズム音色の指定に使用でき
ます。(ステップ・レコーディングのように値が入力されるこ
とはありません。)
7.
VALUE ダイヤルを使うか、[INC][DEC]を押してベロシ
ティーの値を入力します。
VALUE で右に回し切ると(または[INC]で値を上げきると)
「TIE」を入力できます。
※ TIE は[ F2(TIE)
]を押しても入力できます。
※ 休符を入力するには[F3(Rest (Clear))]を押します。
※[F4(Zoom In)]、[F5(Zoom Out)]で表示の拡大縮小がで
きます。
※[F6(Preview)
]を押すと、入力したスタイルを試聴できま
す。
※ この手順で入力するとき、パッドはベロシティー指定と入力確
定に使用できます。入力するステップとリズム音色が決まった
ら、パッドを叩いて入力します。
(例えばパッド 1 を叩くとベロシティー値は 8、パッド 16 を叩
くとベロシティー値は 127 と、パッド番号が大きいほどベロ
シティー値は大きくなります。)
1 つのスタイルの中では、使うことのできるノート・ナンバー
(音の高さの指定)は、最大 16 種類までです。
Fantom-X678_r_j.book 139 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リズムを演奏する
1. [SHIFT]を押しながら[RHYTHM]を押します。
作ったリズム・パターンを保存する
(Write)
作成したリズム・パターンは一時的なもので、電源を切ったり他の
リズム・パターンを選ぶと、失われてしまいます。作成したリズ
ム・パターンを残しておきたいときは本体のユーザー・メモリーに
保存します。ユーザー・メモリーには 256 種類のリズム・パターン
を保存できます。
2. [F1(Rhythm Group)
]を押します。
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して、
エディットしたいリズム・グループを選びます。
3. [F7(Edit)]を押します。
リズム・グループ・エディット画面が表示されます。
fig.13-007̲50
リズム・パターンの設定は、パッチごとのデータとしてではな
く、独自のデータとして保存されます。パッチ・モードでは、
パッチ・パラメーターとしてリズム・パターンのパラメーター
(パターン、グリッド・タイプなど)の設定を保存することは
できません。
パフォーマンス・モードでは、パフォーマンスごとに、これら
の設定を保存することができます。保存するときは[WRITE]
を押してパフォーマンスの保存操作をします。
1.
保存したいパターンが選ばれていることを確認します。
2.
Rhythm Pattern 画面から[F2(Rhythm)]を押します。
3. [F8(Write)]を押します。
4.
4. [CURSOR]でパラメーターを選び、VALUE ダイヤルを回す
か、[INC]または[DEC]を押して値を設定します。
• PAD(パッド)
設定したいパッドを選択します。
※ パッドを押して設定したいパッドを選択することもできます。
名前を付ける画面が表示されます(P.36)
。
• Recommended Rhy(リコメンディッド・リズム・セット)
リズム・パターンに名前を付けたら[F8(Write)]を押しま
す。
• Pad Mode(パッド・モード)
どのリズム・セットを使用するかを設定します。
パッドにリズム・トーンを割り当てるかリズム・パターン・ナ
ンバーを割り当てるかを設定します。
書き込み先を選ぶ画面が表示されます
fig.13-006̲50
設定値:Pattern、Note、Off
• Rhythm Pattern(リズム・パターン・ナンバー)
パッド・モードを Pattern にしたときに、パッドを押した際に
鳴らすパターン・ナ ンバーを設定します。
• Rhythm Pattern Velocity(リズム・ パターン・ベロシティー)
パッド・モードを Pattern にしたときの、リズム・パターンの
ベロシティーを設定します。
設定値:REAL、1 〜 127
• Pad Note(パッド・ノート)
5.
パッド・モードを Note にしたときに、パッドを押した際に鳴
らすノート・ナンバ ーを設定します。
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して、
書き込み先を選びます。
6. [F8(Write)]を押します。
設定値:C-1 〜 G9
• Pad Velocity(パッド・ベロシティー)
確認のメッセージが表示されます。
7.
パッドを叩いたときの音の強さを設定します。REAL に設定す
ると、パッドで叩く 強さで音に強弱を付けられます。
書き込んでよければ[F8(Exec)]を押します。
書き込み中は、絶対に電源を切らないでください。中止すると
きは[F7(Cancel)]を押します。
リズム・グループを作る
(Rhythm Group Edit)
設定値:REAL、1 〜 127
5.
作ったリズム・グループを保存しておきたいときは、「作った
リズム・グループを保存する (Write)
」(P.140)の手順 4 に
進みます。保存しないときは、[F7( Exit)
]を押します。
リズム・グループは、内蔵されているものを使うだけではなく、自
由に作ることができます。これにより、オリジナルのリズム・グ
ループを作ることができます。
139
Fantom-X678_r_j.book 140 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
リズムを演奏する
作ったリズム・グループを保存する
(Write)
作成したリズム・グループは一時的なもので、電源を切ったり他の
グループを選ぶと、失われてしまいます。作成したリズム・グルー
プを残しておきたいときは本体のユーザー・メモリーに保存しま
す。ユーザー・メモリーには 32 種類のリズム・グループを保存で
きます。
リズム・グループの設定は、独自のデータとして保存されま
す。パフォーマンス・モードでは、パフォーマンスごとにリズ
ム・グループの番号を保存することができます。保存するとき
は[WRITE]を押してパフォーマンスの保存操作をします。
パッチ・モードでは、パッチ・パラメータとしてリズム・グ
ループの設定を保存することはできません。
1.
保存したいリズム・グループが選ばれていることを確認しま
す。
2. [SHIFT]を押しながら[RHYTHM]を押します。
3. [F1(Rhythm Group)]を押します。
4. [F8(Write)]を押します。
名前を付ける画面が表示されます(P.36)
。
5.
リズム・グループに名前を付けたら[F8(Write)]を押しま
す。
書き込み先を選ぶ画面が表示されます。
fig.13-008̲50
6.
または
を押して、書き込み先を選びます。
7. [F8(Write)]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
8.
書き込んでよければ[F8(Exec)]を押します。
書き込み中は、絶対に電源を切らないでください。中止すると
きは[F7(Cancel)]を押します。
140
Fantom-X678_r_j.book 141 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
サンプリング
Fantom-X では、オーディオ機器やマイク、 CD など、外部からの
入力音をサンプリングすることができます。
• Input Select( インプット・セレクト)
入力ソースを選びます。
ここでは、サンプリングする時の操作やパラメーターの働きを説明
します。
設定値
外部入力をオン/オフする
DIGITAL IN:
DIGITAL IN コネクター
LINE IN L/R:
INPUT ジャック L/R(ステレオ)
LINE IN L:
INPUT ジャック L(モノ)
MICROPHONE: INPUT ジャック(モノ、マイク・レベル)
1. [MIX IN]を押して、外部入力をオンにします。
• Digital Input Level(デジタル・インプット・レベル)
ボタンが点灯します。
Input Select で DIGITAL IN を選んだ場合、DIGITAL IN コネク
ターからの入力レベルを調整します。
fig.14-000
設定値 :
0 〜 127
Digital Input Level をアサイナブルつまみでコントロールする
こともできます(P.125)
。
• Input Effect Type(インプット・エフェクト・タイプ)
外部入力音に対するエフェクターの種類を選びます。
2.
オフにするときは、もう一度[MIX IN]を押して、消灯させま
す。
設定値:
[F8(In FX Setup)
]を押すと、現在選んでいるインプット・
エフェクトのパラメーターの設定画面が表示されます。→「イ
ンプット・エフェクトの設定をする(Input Effect Setup)」
(P.142)
入力ソースの設定
(Input Setting)
1.
CD プレーヤーやマイクなどを、
Fantom-Xの背面にある AUDIO
INPUT ジャック、または DIGITAL IN コネクターに接続しま
す。
EQ、ENHANCER、COMPRESSOR、LIMITER、
NOISE SUP、C CANCELER
• Mix In Output Asgn(ミックス・イン・アウトプット・アサイン)
ミックス・インされた外部入力音の出力先を設定します。
設定値
DRY:エフェクトを通さずに OUTPUT(A)ジャックに出力
MFX:マルチエフェクトを通して出力
マイクロホンを使用する場合のご注意
マイクロホンとスピーカーの位置によっては、ハウリング音
(キーンという音)が出ることがあります。その場合は、以下
のように対処してください。
1.
2.
マイクロホンの向きを変える
マイクロホンをスピーカーから遠ざける
3.
音量を下げる
MFX を選んだときは、3 系統(1 〜 3)のマルチエフェクトの
中から、どのマルチエフェクトを使うかを設定します。
• Mix In Output Level(ミックス・イン・アウトプット・レベル)
外部入力音の音量を設定します。
設定値:0 〜 127
• Mix In Chorus Send Level
(ミックス・イン・コーラス・センド・レベル)
外部入力音に対するコーラスのかかり具合を設定します。コー
ラスをかけないときは「0」にします。
2. [SHIFT]を押しながら[MIX IN]を押します。
設定値:0 〜 127
fig.14-001̲50
• Mix In Reverb Send Level
(ミックス・イン・リバーブ・センド・レベル)
外部入力音に対するリバーブのかかり具合を設定します。リ
バーブをかけないときは「0」にします。
設定値:0 〜 127
• Input Effect Switch(インプット・エフェクト・スイッチ)
外部入力音を入力専用エフェクト(Input Effect)に通すか通
さないかを設定します。
[F7(In FX Sw)
]を押して赤く点灯させるとオンになります。
オフにするには再度押します。
3.
または
を押してパラメーターにカーソルを移動しま
設定値:ON、OFF
す。
4.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して値
を変更します。
5.
外部入力を再生します。
141
Fantom-X678_r_j.book 142 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
サンプリング
6.
AUDIO INPUT から入力する場合、EXT SOURCE の LEVEL つま
みを回して、外部からの入力レベルを調節します。
この設定画面では、インプット・エフェクトで選んだタイプに
対応するパラメーターの設定を変更します。
※ DIGITAL IN を使っている場合は、この調整は必要はありません。
fig.14-002
※ 外部入力音の音量が大きすぎるとき、PEAK インジケーターが
点灯します。この場合は、LEVEL つまみを絞り、PEAK イン
ジケーターが点灯しないように調節してください。
7. [EXIT]を押すと、もとの画面に戻ります。
Input Effect Setup 画面に入ると、Realtime Control つまみの
右側のインジケーターが消灯し、Realtime Control つまみは、
Input Effect のパラメーターの設定に使われることになります。
Realtime Control つまみの右にあるボタンを押して再度インジ
ケーターを点灯させると、本来の用途に使うことができます。
また、Input Effect Setup 画面から抜けると、自動的にもとの
点灯状態に戻ります。
設定できるパラメーターについて、詳しくは、「インプット・
エフェクト・パラメーター」(P.290)をご覧ください。
5. [EXIT]を押すと、もとの画面に戻ります。
インプット・エフェクトの設定を
する(Input Effect Setup)
1. [SHIFT]を押しながら[MIX IN]を押します。
2. [F8(In FX Setup)]を押します。
サンプリングの手順
1. [SAMPLING]を押して、Sampling Menu 画面にします。
fig.14-004
Input Effect Setup 画面が表示されます。
fig.14-003̲50
fig.14-005̲50
3.
4.
または
を押して、パラメーターにカーソルを移動します。
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して値
を設定します。
• Type(インプット・エフェクト・タイプ)
インプット・エフェクトの種類を選びます。
パラメーター
1:Equalizer
(イコライザー)
2:Enhancer
(エンハンサー)
3:Compressor
(コンプレッサー)
4:Limiter
(リミッター)
5:Noise Suppressor
(ノイズ・サプレッサー)
6:Center Canceler
(センター・キャンセラー)
142
説明
低域、高域の音質を調節し
ます。
高域の倍音成分をコント
ロールし、音にメリハリを
つけます。
大きなレベルの音を抑え、
小さなレベルの音を持ち上
げることで、 全体の音量の
バラツキを抑えます。
指定の音量より大きな音を
圧縮し、音の歪みを抑えま
す。
無音時のノイズを抑えます。
ステレオ入力の中央に定位
している音を消します。
ボーカル音を消すのに有効
です。
画面上部に、メモリーの空き容量が表示されます。空き容量が
0%になると、それ以上サンプリングはできません。
2. [F1(Sampling)]〜[F5(Solo)]を押してサンプリング・
モードを選び、Sampling Standby 画面にします。
[F8(Exit)
]を押すと、前の画面に戻ります。
※ Output B ジャックから出力される音をサンプリングすること
はできません。サンプリングする音は、Output A(MIX)
ジャックに出力するように設定してください。
サンプリング・モード
• サンプリング:[F1(Sampling)]
外部入力からの音をサンプリングします。
※ 鍵盤、パッドや D ビーム、シーケンサーなどを操作しても、内
部音源は発音しません。
Fantom-X678_r_j.book 143 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
サンプリング
• リサンプリング:[F2(Re-Sampl)]
• Pre Sample Time(プリ・サンプル・タイム)
サンプリング・スタート操作や音の入力タイミングよりさかの
ぼってサンプリングを開始する時間を設定します。サンプル音
の立ち上がり部分が欠落するのを防ぐことができます。
内部音源の音をサンプリングします。外部入力の音は発音しま
せん。
※ リサンプリングしたフレーズの音量は、元のフレーズの音量よ
りも小さくなることがあります。必要に応じて、ノーマライズ
(P.156)を行って音量を上げてください。
設定値:0 〜 1000 ms
• Stop Trigger(ストップ・トリガー)
• ミックス・サンプリング:[F3(Mix)]
サンプリングの終了方法を設定します。
設定値
内部音源と外部入力からの音をミックスしてサンプリングしま
す。
MANUAL:
• オート・ディバイド・サンプリング:[F4(Auto Divide)
]
長時間のソースを、無音部分で複数のサンプルに自動分割して
サンプリングします。無音部分があると、その部分を境目とし
てサンプルを分割し、それ以降を次のサンプル・ナンバーに割
り当てます。
現在のテンポ(BPM)で指定した拍数でサンプ
リングを停止します。
TIME:
指定した時間でサンプリングします。
Stop Trigger が「BEAT」または「TIME」の時に設定すること
ができます。
設定値
• ソロ・サンプリング:[F5(Solo)]
Stop Trigger が BEAT のとき:1 〜 20000:サンプリングを続
ける拍数
内部音源を通常どおり鳴らしながら、外部入力からの音のみを
サンプリングします。
Stop Trigger が TIME のとき:00'00"010 〜 50'00"000:サン
プリングを続ける時間。
※ 外部入力の音にエフェクトをかけることはできません。
サンプリングする音の入力元やトリガーについての設定などを
行います。
BEAT:
• Sampling Length(サンプリング・レングス)
※ 鍵盤、パッドや D ビーム、シーケンサーなどを操作しても、内
部音源は発音しません。
3.
[STOP]を押すまでサンプリングします。
• Auto Trigger Level(オート・トリガー・レベル)
[F2(Auto Trig)]を押して Auto Trig を ON に した時の、サ
ンプリングを開始する音量を設定します。
fig.14-006̲50
設定値:0 〜 7(0 で最小となります。)
• Gap Time(ギャップ・タイム)
サンプリング・モードをオート・デバイド(Auto Divide)に
してサンプリングする時のサンプルが分割される対象となる無
音部分の長さを設定します。オート・デバイド・サンプリング
では、設定した時間以上の無音部があると、その部分を境目と
してサンプルを分割し、それ以降を次のサンプル・ナンバーに
割り当てます。
設定値:
• Input Select(インプット・セレクト)
サンプリングする音の入力元を設定します。
設定値
DIGITAL IN:
DIGITAL IN コネクター
LINE IN L/R:
INPUT ジャック L/R(ステレオ)
LINE IN L:
INPUT ジャック L(モノ)
※ オート・デバイド・サンプリング時にのみ有効なパラメーター
です。
• Input Setting:[F1(Input setting)
]
外部入力に関する設定をします(P.141)
。
• Auto Trig:
[F2(Auto Trig)
]
オート・トリガーをオンにすると、音の入力を検知して自動的
にサンプリングを開始します。
MICROPHONE: INPUT ジャック L(モノ、マイク・レベル)
※ リサンプリング時は設定できません。
Auto Trig をオンにする前に、手順 4、5 の入力レベルの設定
を行ってください。
• Stereo Switch(ステレオ・スイッチ)
サンプリングする時にステレオでサンプリングするかモノラル
でサンプリングするかを設定します。モノ・サンプリングで
は、メモリーの消費量を半分に抑えることができます。
[F3( Trim Sw)]
• Trim Sw:
トリム・スイッチをオンにすると、サンプリングした音の先頭
や末尾に無音部分があった場合、サンプリング後に、スター
ト・ポイントとエンド・ポイント(P.149)が、信号のある区
間に自動設定されます。
設定値
MONO:
1 つの波形としてサンプリングします。ステレ
オの音は左右がミックスされます。
STEREO:
L と R の 2 つの波形としてサンプリングしま
す。
500, 1000, 1500, 2000 ms
4.
外部入力を再生します。
143
Fantom-X678_r_j.book 144 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
サンプリング
5.
AUDIO INPUT から入力する場合、EXT SOURCE の LEVEL つま
みを回して、外部からの入力レベルを調節します。
サンプリングしたサンプルは電源を切ると失われてしまいま
す。サンプルを残しておきたい時は[WRITE]を押して保存し
ておきましょう(P.159)
。サンプル・リストに「NEW」と表
示されているサンプルが、まだ保存されていないサンプルで
す。
※ DIGITAL IN を使っている場合は、この調整は必要はありませ
ん。
fig.14-002
8. [EXIT]を押すと、もとの画面に戻ります。
サンプリング中にサンプルを分割する
※ 外部入力音の音量が大きすぎるとき、PEAK インジケーターが
点灯します。この場合は、LEVEL つまみを絞り、PEAK イン
ジケーターが点灯しないように調節してください。
※ サンプリングする音のレベルが大き過ぎると、画面内のレベ
ル・メーターに「CLIP」と表示されます。
926a
※ 抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、接続した機器の音量が
小さくなることがあります。このときは、抵抗の入っていない
接続ケーブル(ローランド:PCS シリーズなど)をご使用く
ださい。
6. [F8(Start)]を押して、サンプリングを開始します。
※ Auto Trig の設定をオンにしているときは、音が入力されると
同時にサンプリングを開始します。
7.
Stop Trigger を MANUAL に設定しているときは、
[F7(Stop)
]
を押して、サンプリングを停止します。
サンプル・エディット画面(P.148)になります。
※ サンプルをエディットしたい場合は、P.146 をご覧ください。
fig.14-007̲50
サンプリングが終わったらサンプルとして自動的にサンプル・
リストに追加されます。[SAMPLE LIST]を押すとサンプル・
リストが表示されます。
fig.14-008̲50
144
1.
サンプリング中に[F8(Divide)]を押します。
押した時点でサンプルが分割され、それ以降は次の番号のサン
プルとしてサンプリングされます。
※ モノ・サンプリング時は 256 サンプルまで、ステレオ・ サン
プリング時は 128 サンプル(L/R 合計 256 サンプル)まで分
割することができます。
サンプリング時間について
Fantom-X では、32MB のメモリーを内蔵していますので、モ
ノで約 6 分間、ステレオで約 3 分間サンプリングすることがで
きます。それ以上の時間サンプリングしたい時は、市販のメモ
リー(DIMM)を増設してください( P.242)
。
Fantom-X678_r_j.book 145 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
サンプリング
4. [F8(Exec)]を押すと、パッドで演奏できるようになります。
過去にさかのぼってサンプリング
する(Skip Back Sampling)
例えば、少し前に弾いたフレーズが気に入ったので残しておきた
い、と思った時などにスキップ・バック・サンプリング機能を使う
と、過去にさかのぼってサンプリングすることができます。
スキップ・バック・サンプリングを実行すると、過去にさかのぼっ
てフレーズをサンプルとして切り出します。切り出したサンプルを
パッドに貼り付けるとパッドで演奏することができます。
fig.14-009
サンプリングした音を編集したり、鍵盤で鳴らしたい場合は
[SAMPLE EDIT]を押して Sample Edit 画面を表示します。
• サンプルのエディットは[F3(Sample Modify)]を押します。
(P.155 〜)
]を押します。
• 鍵盤で鳴らすときは、[F6(Assign KB/Pad)
(P.152)
スキップ・バック・サンプリングの際に、どのくらいさかの
ぼってサンプリングするかの設定をすることができます(5 秒
〜 40 秒)。工場出荷時は 10 秒に設定されています。
スキップ・バック・サンプリングしたサンプルは、電源を切る
と失われてしまいます。サンプルを残しておきたい時は、
[WRITE]を押して、保存操作をしておきましょう(P.159)
。
ボタンが点灯: スキップ・バック・サンプリングが可能な状態です。
ボタンが消灯: スキップ・バック・サンプリングできません。空き
メモリーが不足しているときには、スキップバッ
ク・サンプリングすることはできません。
ボタンが点滅: スキップ・バック・サンプリングを実行しています。
1.
Fantom-X の鍵盤/パッドで演奏するか、AUDIO IN 端子や
DIGITAL IN に楽器などを接続して、音やフレーズを入力しま
す。
2. [SKIP BACK SAMPLING]を押します。
以下の画面が表示され、スキップ・バック・サンプリングが実
行されます。
fig.14-010̲50
スキップ・バック・サンプリングが終了すると、Assign to
Pad 画面が表示されますので、続けて、この音を鳴らすパッド
を決めます。
3.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して
パッド番号を選ぶか、使いたいパッドを叩きます。
テンポに合わせてタイム・ストレッチをしたい場合は、[F1
(Tempo Sync)
]を押します。
145
Fantom-X678_r_j.book 146 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
サンプルを加工する
サンプリング/インポートしたサンプルを加工(エディット)しま
す。
サンプル・リストには、現在のサンプルの状態が
表示されています
エディットは、サンプル・メモリーと呼ばれるサンプル専用のメモ
リーで行なわれます(P.32)
。
fig.15-001
サンプルを選択する
(Sample List)
サンプルを一覧表示から選びます。
サンプルを選ぶ
1. [SAMPLE LIST]を押します。
Sample List 画面が表示されます。
NEW:
fig.14-008̲50
サンプリングされたサンプル。保存されていないの
で、電源を切ると失われます。WAV/AIFF イン
ポートされたサンプルも同様です。
UNLOAD:保存されているサンプルですが、サンプル・メモ
リーに読み込まれていません。
EDIT:
2.
Fantom-X では、電源投入時にユーザー・メモリーやメモ
リー・カードにあるサンプルと、プリセットにあるサンプル
を、Fantom-X のサンプル・メモリーに自動的に読み込むかど
うかを設定するパラメーター(Load User Samples at
Startup 、P.234)があります。Load User Samples at
Startup の設定をオフに設定していると、電源を投入してもサ
ンプルがメモリーに読み込まれません。この場合、サンプルを
メモリーに読み込む(ロードする)操作が必要です。サンプ
ル・メモリーから UnLoad したサンプルを選びなおす時もロー
ドの操作が必要です。
サンプルの入っているグループを選びます。
• [F1(Preset)]:プリセットのサンプルから選びます。
]:ユーザー・ メモリーのサンプルから選びます。
• [F2(User)
• [F3(Card)]:メモリー・カードのサンプルから選びます。
※ プリセット(Preset)のサンプルをエディットすることはでき
ません。
3.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]
、
を押して、サンプルを選びます。
または
[SHIFT]を押しながら操作すると、サンプル・ナンバーが 10
ずつ変化します。
[F8(Preview)
]を押すと、サンプルを試聴することができま
す。
4. [ENTER]を押します。
ロードまたはサンプリングしたサンプルをエディッ
トしています。エディットした内容は電源を切ると
失われます。必要に応じて保存してください。
サンプルを読み込む(サンプルのロード)
ユーザー・メモリー、メモリー・カード、プリセットにあるサンプ
ルをサンプル・メモリーに読み込みます。
1. [SAMPLE LIST]を押します。
Sample List 画面が表示されます。
選んだサンプルのエディット画面が表示されます。
]の中から、 サンプルの入って
2. [F1(Preset)]〜[F3( Card)
いるグループを選びます。
3.
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]
、
を押して、サンプルを選びます。
または
複数のサンプルを選びたいときは、[F5(Mark Set)]を押し
て、選びたいサンプルにチェック・マーク( ✔)を付けます。
[F4(Mark Clear)]を押すと、チェック・マークがはずれま
す。
[SHIFT]を押しながら[F5(Mark Set All)]を押すと、選ん
でいるバンクのサンプルすべてにチェック・マークがつきま
す。[SHIFT]を押しながら[F4(Mark Clr All)]を押すと、
選んでいるサンプルすべてのチェック・マークがはずれます。
146
Fantom-X678_r_j.book 147 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
サンプルを加工する
4. [F7(Load Utility)
]を押し、続けて[F7( Load)
]を押しま
す。
んでいるサンプルすべてのチェック・マークがはずれます。
[F8(Preview)
]を押すと、サンプルを試聴することができま
す。
確認の画面が表示されます。
5. [F8(Exec)]を押して、ロードを実行します。
3. [F7(Load Utility)
]を押し、続けて[F6 (Unload)
]を押しま
す。
操作を中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
※ この操作は、Sample List 画面または Sample Edit 画面
(P.148)から[MENU]を押して Load Sample を選んで操作
することもできます。
すべてのサンプルを読み込む
ユーザー・メモリーとメモリー・カードにある、すべてのサンプル
をロードします。
※ この操作は、Sample List 画面または Sample Edit 画面
(P.148)から[MENU]を押して Unload Sample を選んで操
作することもできます。
サンプルを削除する(サンプルのデリート)
ユーザー・メモリーとメモリー・カードのデータの合計サイズ
がサンプル・メモリーよりも大きかった場合、ユーザー・メモ
リーのサンプルを優先的にロードします。このとき、メモ
リー・カードのサンプルは、番号の若い方から可能な限りロー
ドされます。
1.
2.
または
を押して、「Load All Samples」を選び、続け
て[ENTER]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
※ 手順 1 〜 2 のかわりに、[SAVE/LOAD]を押してから、
[F7
(Load All Smpl)
]を押しても、同じように確認のメッセージ
が表示されます。
実行する時は[F8(Exec)]を押します。
中止する時は、[F7(Cancel)]を押します。
2.
Sample List 画面を表示した状態で、[F2(User)
]〜[F3
(Card)]の中から、削除したいサンプルの入っているグループ
を選びます。
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]
、
を押して、サンプルを選びます。
または
複数のサンプルを削除したいときは、[F5(Mark Set)]を押
してサンプルにチェック・マーク( ✔)をつけます。
[F4(Mark Clear)]を押すと、チェック・マークがはずれま
す。
[SHIFT]を押しながら[F5(Mark Set All)]を押すと、選ん
でいるバンクのサンプルすべてにチェック・マークがつきま
す。[SHIFT]を押しながら[F4(Mark Clr All)]を押すと、
選んでいるサンプルすべてのチェック・マークがはずれます。
[F8(Preview)
]を押すと、サンプルを試聴することができま
す。
確認の画面が表示されます。
4. [F8(Exec)]を押すと、デリートを実行します。
サンプル・メモリー上にあるサンプルを消去(アンロード)しま
す。保存してあるサンプル・ファイル自体は削除されません。
Sample List 画面を表示した状態で、[F1(Preset)]〜[F3
(Card)]の中から、消去したいサンプルの入っているグループ
を選びます。
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]
、
を押して、サンプルを選びます。
※ プリセットのサンプルを削除することはできません。
]を押し、続けて[F5( Delete Sample)]
3. [F7(Load Utility)
を押します。
サンプルを消去する
(サンプルのアンロード)
2.
操作を中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
サンプルをファイルごと完全に削除します。
Sample List 画面または Sample Edit 画面(P.148)で[MENU]
を押します。
1.
4. [F8(Exec)]を押すと、アンロードを実行します。
この操作を実行すると、保存していないすべてのサンプルは消
去されます。
1.
3.
確認の画面が表示されます。
操作を中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
※ この操作は、Sample List 画面または Sample Edit 画面
(P.148)から[MENU]を押して Delete Sample を選んで操
作することもできます。
または
複数のサンプルを選びたいときは、[F5(Mark Set)]を押し
て選びたいサンプルにチェック・マーク( ✔)を付けます。
[F4(Mark Clear)]を押すと、チェック・マークがはずれま
す。
[SHIFT]を押しながら[F5(Mark Set All)
]を押すと、 選ん
でいるバンクのサンプルすべてにチェック・マークがつきま
す。[SHIFT]を押しながら[F4(Mark Clr All)]を押すと選
147
Fantom-X678_r_j.book 148 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
サンプルを加工する
WAV/AIFF ファイルをインポートする
オーディオ・ファイル(WAV/AIFF)をサンプルとしてメモリーに
読み込みます。
サンプル・エディット画面を表
示する
1. [SAMPLE EDIT]を押します。
サンプル・エディット画面になります。
オーディオ・ファイルは、ユーザー・メモリーまたはメモ
リー・カードの下の「TMP/AUDIO̲IMPORT」フォルダに置
いてください。コンピューターを使ってユーザー・メモリーや
メモリー・カードへのファイルをコピーする方法については、
P.218 をご覧ください。
1.
fig.14-007̲50
Sample List 画面または Sample Edit 画面(P.148)から
[MENU]を押し「Import Audio」を選び、
[ENTER]を押しま
す。
※ 手順 1 のかわりに、[SAVE/LOAD]を押してから、
[F8
(Import Audio)
]を押しても、同じ動作になります。
2. [F1(User)
]または[ F2(Card)]を押してインポート元を選
びます。
エディットしたサンプルの設定は、電源を切ると失われてしま
います。残しておきたいときは、保存操作をします(P.159)
。
User:ユーザー・メモリーからファイルを選びます。
Card:メモリー・カードからファイルを選びます。
3. [CURSOR]を押して、
「TMP/AUDIO̲IMPORT」フォルダに移
動します。
4.
または
を押して、インポートしたいファイルを選びま
す。
複数のファイルを選びたいときは、[F5(Mark Set)]を押し
て選びたいファイルにチェック・マーク( ✔)を付けます。
波形の拡大/縮小表示
(Zoom In/Out)
サンプルの表示倍率を変更します。
1.
Sample Edit 画面から、[F7(Zoom In/Out)]を押します。
表示倍率のサブ・ウィンドウが表示されます。
fig.15-002̲50
マークを消すときは、[F4(Mark Clear)]を押します。
[SHIFT]を押しながら[F5(Mark Set All)
]を押すと、 選ん
でいるフォルダの中のファイルすべてにチェック・マークがつ
きます。[SHIFT]を押しながら[F4(Mark Clr All)]を押す
と選んでいるファイルすべてのチェック・マークがはずれま
す。
]を押します。
5. [F8(Import Audio)
確認のメッセージが表示されます。
※ 中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
2. [CURSOR]を押して、表示倍率を変更します。
6. [F8(Exec)]を押します。
ファイルがインポートされ、サンプル・リスト画面になりま
す。
※ 中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
インポートされたファイルはサンプルとしてサンプル・リスト
に追加されます。このサンプルは一時的なもので、電源を切る
と失われてしまいます。残しておきたい時は、[WRITE]を押
して保存操作をしておきましょう(P.159)
。
• 横軸(波形の時間軸方向):1/1 〜 1/65536
を押すと、縮小表示されます。
を押すと、拡大表示されます。
※ VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して変
更することもできます。
• 縦軸(波形の振幅方向):x1 〜 x128
を押すと、拡大表示されます。
を押すと、縮小表示されます。
]を押して、 サブ・ウィンドウを閉じます。
3. [F8(Close)
表示倍率のサブ・ウィンドウを表示させなくても、サンプル・
エディット画面から または
が、[SHIFT]を押しながら
拡大/縮小ができます。
148
を押すと横軸の拡大/縮小
または
を押すと、縦軸の
Fantom-X678_r_j.book 149 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
サンプルを加工する
ンケート(P.155)を実行すると、サンプル前後の不要な部分
を削除できます。
サンプルの開始/終了ポイント
の設定
拍について
サンプルのどこからどこまでの区間を鳴らすかを設定します。ま
た、ループ(繰り返し)再生の範囲指定も可能です。
サンプルは拍情報を持っています。拍情報は、1 つのサンプル
に最大 100 ケ所設定されます。100 拍を超えるサンプルの場
合、サンプルの先頭および終端からそれぞれ 50 ケ所設定され
ます。
1. [SAMPLE LIST]を押してエディットするサンプルを選びます
(P.146)
。
※ プリセットのサンプルは拍情報を持っていません。
※ サンプルの選び方についての詳細は、「サンプルを選ぶ」
(P.146)を参照してください。
2. [SAMPLE EDIT]を押します。
fig.15-003̲50
拍情報をつけなおしたいとき(リセット・グリッ
ド機能[F7(Reset Grid)
])
Sample Edit 画面から、サンプルのスタート・ポイントを指定
し、[F2(Sample Param)
]を押して表示される Sample Prm
画面で BPM を設定して[F7(Reset Grid)
]を押すと、指定
したスタート・ポイントと BPM に沿って、サンプルのグリッ
ドをつけなおすことができます。実行するときは、[F8
(Exec)
]を押します。
3.
または
を押して設定するポイントを選びます。
サンプル・モディファイ(チョップ、ノーマライズなど)は、
サンプル全体に効果がかかります。スタート・ポイントやエン
ド・ポイントを指定していても無視されます。スタート・ポイ
ント〜エンド・ポイント間のみに効果をかけたい場合は、トラ
ンケートでサンプルの不要部分を削除してから、サンプル・モ
ディファイを行ってください。
:再生開始位置です。 サン
• Start Point(スタート・ポイント)
プルの先頭の不要な波形を飛ばしてタイミング良く鳴らすため
に設定します。
• Loop Start(ループ・スタート・ポイント):繰り返し音(2 回
目以降)の再生開始位置です。スタート・ポイントと異なる位
置からループさせるときに設定します。
• End Point(エンド・ポイント)
:再生終了位置です。サンプル
の末尾に入ってしまった不要な波形を鳴らさないために設定し
ます。
[F8(Preview)
]を押すと、スタート・ポイントからエンド・
ポイントの範囲を試聴できます。
つまみでポイントを移動する
各ポイントの設定につまみを使うことができます。大きく値を変更
するにはつまみを使うと便利です。
1.
REALTIME CONTROL つまみの右側にあるボタンが消灯してい
ることを確認します。
点灯している場合、ボタンを押して消灯させます。
[F8(Preview)
]を押したまま、スタート/ループ/エンドの
各ポイントの値を変更すると、そのポイント前後をループ再生
します。設定している付近の音を繰り返し鳴らせるので、設定
の確認に便利です。
(画面の拡大、縮小でループする範囲が変わります。)
4.
2.
REALTIME CONTROL つまみを使って、下記の各編集ポイント
を設定します。
つまみは左から順に以下のような機能になります。
fig.15-003a
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して値
を設定します。
小さく動かすときはズーム・イン、大きく動かすときはズー
ム・アウトを使うと便利です(P.148)
。
[F4(←)]または[F5(→)
]を押すと、拍単位で移動するこ
とができます。
プリセットのサンプルは拍移動することはできません。
1
2
3
4
1
:Start Point(スタート・ポイント)
2
:Loop Start(ループ・ スタート・ポイント)
3
:End Point(エンド・ポイント)
4
:水平方向の表示拡大/縮小
スタート・ポイントとエンド・ポイントを設定した後で、トラ
149
Fantom-X678_r_j.book 150 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
サンプルを加工する
fig.15-007
サンプルの設定をする
(Sample Parameter)
Loop
Start P.
Start P.
End P.
サンプルの各種設定を行います。
※ この操作は、Sample List 画面または Sample Edit 画面
(P.148)から[MENU]を押して操作することもできます。
1. [SAMPLE LIST]を押してエディットするサンプルを選びます
(P.146)
。
REV-ONE:
サンプルをエンド・ポイントからスタート・ポ
イントまで、通常と逆方向に 1 回だけ再生しま
す。
fig.15-008
Start P.
Loop
Start P.
End P.
2. [SAMPLE EDIT]を押して Sample Edit 画面を表示し、
[F2
(Sample Param)
]を押します。
fig.15-004̲50
• Loop Tune(ループ・チューン)
ループ区間のピッチを設定します。
設定値:-50 〜 +50
※ 1 セント(1/100 半音)単位で微調整します。
• Original Key(オリジナル・キー)
サンプルを、サンプリングされたときのピッチで鳴らすノー
ト・ナンバーを設定します。
設定値:0(C-1)〜 127(G9)
3.
4.
または
を押して、パラメーターを選びます。
• BPM(テンポ)
サンプルのオリジナル・テンポを設定します。
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して設
BPM(テンポ)の値を設定するときは、[SHIFT]を押しなが
ら VALUE ダイヤルを回すか[INC]または[DEC]を押すと、
小数点以下の値を設定することができます。
定します。
• Loop Mode(ループ・ モード)
サンプルの鳴り方を設定します。
設定値:5.00 〜 300.00
設定値
FWD:
サンプルをスタート・ポイントからエンド・ポ
イントまで再生した後、ループ・スタート・ポ
イントからエンド・ポイントまでを順方向に再
生をくり返します。
※ テンポ同期させるには、Wave Tempo Sync(P.63)をオンに
設定しておく必要があります。
• Time Stretch Type(タイム・ストレッチ・タイプ)
テンポ同期のしかたを設定します。値を小さくするほど速いフ
レーズに、大きくするほどゆったりしたフレーズに適したサウ
ンドになります。
fig.15-005
Start P.
Loop
Start P.
End P.
設定値:TYPE01 〜 TYPE10
• Start Fine(スタート・ファイン)
スタート・ポイントを微調整します。
ONE-SHOT: サンプルをスタート・ポイントからエンド・ポ
イントまで 1 回だけ再生します。
設定値:0 〜 255
• Loop Start Fine(ループ・スタート・ファイン)
ループ・スタート・ポイントを微調整します。
fig.15-006
Start P.
Loop
Start P.
設定値:0 〜 255
End P.
• Loop End Fine(ループ・エンド・ファイン)
エンド・ポイントを微調整します。
設定値:0 〜 255
REV:
150
サンプルをエンド・ポイントからスタート・ポ
イントまで再生した後、ループ・スタート・ポ
イントからスタートポイントまでを通常とは逆
方向に再生をくり返します。
※[F7(Reset Grid)
]を押すと、指定したスタート・ポイントと
BPM に沿って、サンプルのグリッドをつけなおすことができ
ます。実行するときは、[F8(Exec)]を押します。
5.
設定が終わったら[EXIT]を押します。
Fantom-X678_r_j.book 151 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
サンプルを加工する
パッドにサンプルを割り当てる
(アサイン・トゥ・パッド)
サンプルをリズム・セットのリズム・トーンとしてパッドにアサイ
ンします。例えば、プリセットのリズム・セットのあるトーンに差
し替えると、オリジナルのリズム・セットを作成することができま
す。
※ Sample List 画面から[F7(Load Utility)
]→[F2(Assign
to Pad)]と押してもアサイン・トゥ・パッドを実行すること
ができます。
パフォーマンス・モードからの操作
パフォーマンス・モードのときは、下記の操作の前にサンプルをア
サインしたいパッチやリズム・セットを選択しておいてください。
1. [SAMPLE LIST]を押してサンプルを選択し、続けて
[SAMPLE EDIT]を押して Sample Edit 画面を表示します。
2. [F6(Assign KB/Pad)
]を押します。
Assign to Kbd/Pad ウィンドウが表示されます。
3. [F7(Assign to Pad)]を押します。
※ 複数のサンプルを選んで実行することはできません。
Assign to Pad 画面が表示されます。
選択したパートにリズム・セットが割り当てられていないとき
は、
「Change into Rhythm and Initialize, Are you sure?」と表
示され、選択したパートにイニシャライズされたリズム・セッ
トを割り当ててもよいか確認のウィンドウが表示されます。
パッチ・モードからの操作
1. [SAMPLE LIST]を押してサンプルを選択し、続けて
[SAMPLE EDIT]を押して Sample Edit 画面を表示します。
fig.15-010̲50
2. [F6(Assign KB/Pad)]を押します。
Assign to Kbd/Pad ウィンドウが表示されます。
fig.15-009̲50
3. [F7(Assign to Pad)]を押します。
Assign to Pad 画面が表示されます。
fig.15-010̲50
4.
割り当てたいパッドを直接押します。
[F1(Tempo Sync)
]を押して赤く点灯させると、割り当てら
れたリズム・トーンの Wave Tempo Sync パラメーター
(P.63)が On に設定されます。
5. [F8(Exec)]を押します。
確認の画面が表示されます。
6. [F8(Exec)]を押します。
設定したパッドにリズム・トーンとして割り当てられます。
中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
7. [EXIT]を押して、もとの画面に戻します。
4.
割り当てたいパッドを直接押します。
[F1(Tempo Sync)]を押して赤く点灯させると、割り当てら
れたリズム・トーンの Wave Tempo Sync パラメーター
(P.89)が On に設定されます。
他の音色を選ぶと、割り当てたリズム・セットは失われてしま
います。保存しておきたいときは、[WRITE]を押して保存操
作をしておきましょう。
5. [F8(Exec)]を押します。
確認の画面が表示されます。
6. [F8(Exec)]を押します。
設定したパッドにリズム・トーンとして割り当てられます。
中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
7. [EXIT]を押して、もとの画面に戻します。
151
Fantom-X678_r_j.book 152 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
サンプルを加工する
3. [F6(Assign to Kbd)
]を押します。
サンプルをパッチとしてパート
に割り当てる(アサイン・トゥ・
キーボード)
Assign to Keyboard ウィンドウが表示されます。
fig.15-012̲50
現在選んでいるサンプルを使ってパッチを作成し、キーボード・
パートに割り当てます。
※ Sample List 画面から[F7(Load Utility)
]→[F1(Assign
to Kbd)]と押して操作しても、アサイン・トゥ・キーボード
を実行することができます。
4.
※ 複数のサンプルを選んで実行することはできません。
Assign to Keyboard ウィンドウが表示され、 パートに割り当
てる確認のウィンドウになります。
パッチ・モードからの操作
[F2(Tempo Sync)
]を押して赤く点灯させると、割り当てら
れたパッチの Wave Tempo Sync パラメーター(P.63)が On
に設定されます。
1. [SAMPLE LIST]を押してサンプルを選択し、続けて
[SAMPLE EDIT]を押して Sample Edit 画面を表示します。
2. [F6(Assign KB/Pad)]を押します。
5. [F8(Exec)]を押します。
確認の画面が表示されます。
Assign to Kbd/Pad ウィンドウが表示されます。
fig.15-009̲50
または
を押して、パートを選び、続けて[F8
(Select)
]押します。
6. [F8(Exec)]を押します。
パートにパッチとして割り当てられます。
中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
7. [EXIT]を押して、もとの画面に戻します。
3. [F6(Assign to Kbd)
]を押します。
他の音色を選ぶと、割り当てたパッチは失われてしまいます。
保存しておきたいときは、[WRITE]を押して保存操作をして
おきましょう。
Assign to Keyboard ウィンドウが表示され、キーボード・
パートに割り当てる確認のウィンドウになります。
[F2(Tempo Sync)]を押して赤く点灯させると、割り当てら
れたパッチの Wave Tempo Sync パラメーター(P.63)が On
に設定されます。
4. [F8(Exec)]を押します。
確認の画面が表示されます。
5. [F8(Exec)]を押します。
キーボード・パートにパッチとして割り当てられます。
中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
パフォーマンス・モードからの操作
1. [SAMPLE LIST]を押してサンプルを選択し、続けて
[SAMPLE EDIT]を押して Sample Edit 画面を表示します。
2. [F6(Assign KB/Pad)]を押します。
Assign to Kbd/Pad ウィンドウが表示されます。
fig.15-009̲50
リズム・セットの作成
(クリエイト・リズム)
サンプルを使ってリズム・セットを作成します。これをクリエイ
ト・リズムと呼びます。
クリエイト・リズムを実行するとサンプルはリズム・セットとして
扱え、パートに割り当てることができます。
例えば、サンプリングしたサンプルを、チョップ機能を使って分割
したときに、それらをリズム・セットとしてパートに割り当てて使
用することができます。また、サンプル・リストから複数のサンプ
ルにマークをつけ、クリエイト・リズムを実行すると、それらをリ
ズム・セットとしてパートに割り当てることもできます。
サンプルは C2 キーから順に割り当てられます。
1. [SAMPLE LIST]を押して Sample List 画面を表示します。
2.
サンプルを選びます。
サンプル・リストから複数を選びたいときは、さらに[F5
(Mark Set)]を押してサンプルにチェック・マーク(✔)を付
けます。
[F4(Mark Clear)]を押すとチェックがはずれます。
[F8(Preview)
]を押すと、サンプルを試聴することができま
す。
152
Fantom-X678_r_j.book 153 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
サンプルを加工する
3. [F7(Load Utility)
]を押し、続けて[F4( Create Rhythm)]
を押します。
Create Rhythm ウィンドウが表示されます。
パッチ・モードの場合
fig.15-013̲50
マルチサンプルをつくる
(クリエイト・マルチサンプル)
鍵盤ごとに異なるサンプルを割り当てたものを、マルチサンプルと
呼びます。1 つのマルチサンプルで、最大 128 のサンプルを、鍵盤
ごとにスプリット(分割)して割り当てることができます。また、
メモリー・カードには、128 個のマルチサンプルを保存することが
できます。
マルチサンプルはパートにパッチとして割り当てなければ聴く
ことができません。マルチサンプルを作る場合、始めに、複数
のサンプルを選んでマルチサンプルを作成したあと、パッチと
してキーボード・パートに割り当てて使います。
パフォーマンス・モードの場合
fig.15-014̲50
fig.04-012.j
マルチサンプル
マルチサンプル
マルチサンプル
No.128
* マルチサンプルは最大
128に分割されている
No.001
サンプル サンプル
No.127 No.128
サンプル サンプル サンプル
No.001 No.002 No.003
サンプル・リストのナンバー
4.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して、ど
のパートにリズム・セットとして割り当てるかを設定します。
]を押します。
5. [F8(Select)
Create Rhythm ウィンドウが表示されます。
[F1(Tempo Sync)]を押して赤く点灯させると、割り当てら
れたリズム・トーンの Wave Tempo Sync パラメーター
(P.89)が On に設定されます。
ピアノなど音域の広い音を、例えば 1 つの音程だけをサンプリ
ングしたサンプルを全部の音域に割り当てると、再生した時に
不自然な音ができてしまいます。例えば、C4(ド)の音をサ
ンプリングして全音域に割り振った時、下の方の鍵域や上の方
の鍵域に割り振ったところを発音させると、不自然な音になっ
てしまいます。そこで、いくつかの音程をサンプリングして各
音域に割り振ると、この不自然さは解消されます。
fig.15-015.j
マルチサンプル
fig.15-014a̲50
128個
(128鍵)
サンプルNo.001
オリジナル・キー
C3
サンプル
No.002
オリジナル・
キー: C4
サンプルNo.003
オリジナル・キー
C5
スプリット・ポイント
6. [F8(Exec)]を押します。
設定したパートにリズム・セットとして割り当てられます。
中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
:オリジナル・キー
マルチサンプルを作るときは、サンプルのそれぞれのオリジナ
ル・キーに応じて自動的にスプリット・ポイントを決定しマル
チサンプルが作成されます。あらかじめ、マルチサンプルを構
成するサンプルのオリジナル・キーを、割り当てたい鍵域に設
定しておく必要があります。(→「マルチサンプルを任意の鍵
盤に割り当てる」(P.154)
)サンプルは、オリジナル・キーの
1 オクターブ以上、上では、鳴りません。
7. [EXIT]を押して、もとの画面に戻します。
他のリズム・セットを選ぶと、割り当てたリズム・セットは失
われてしまいます。保存しておきたいときは、[WRITE]を押
して保存操作をしておきましょう。
153
Fantom-X678_r_j.book 154 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
サンプルを加工する
1. [SAMPLE LIST]を押して Sample List 画面を表示させ、マル
チサンプルを構成したいサンプルを選びます。
複数のサンプルを選びたいときは、[F5(Mark Set)]を押し
てサンプルにチェック・マーク(✔)を付けます。
8.
書き込みが終了すると、Assign to Keyboard 画面が表示されま
す。
fig.15-015b̲50
[F4(Mark Clear)]を押すとチェックが外れます。
[F8(Preview)
]を押すと、サンプルを試聴することができま
す。
マークの総数が 128 を超えるときは、サンプル番号の小さい
ものから順に 128 個のサンプルで、マルチサンプルを作りま
す。
他のグループにまたがったサンプルのマルチサンプルを作るこ
とはできません。
2. [F7(Load Utility)
]を押し、続けて[F3( Create MultiSample)]を押します。
※ パフォーマンス・モードの時は、どのパートにアサインするか
選択する画面が表示されます。
または
で選択してから
[F8(Select)
]を押します。
Create Multisample 画面が表示されます。
fig.15-015a̲50
9.
マルチサンプルをパッチとして使う場合は、[F8( Exec)
]を
押します。
中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
書き込み中は、絶対に電源を切らないでください。
※ マルチサンプルは、パートにパッチとして割り当てなければ聴
くことができません。ここで[F7(Cancel)]を押した場合、
マルチサンプルの保存は行われますが、実際に演奏をするに
は、別途、保存したマルチサンプルをキーボードに割り当てる
必要があります(P.152)
。
3.
4.
名前を付けます。
マルチサンプルを任意の鍵盤に割り当てる
名前の付けかたについて詳しくは、「名前を付ける」(P.36)を
ご覧ください。
マルチサンプルを任意の鍵盤に割り当てるためには、 それぞれのサン
プルの Original Key を、割り当てる鍵盤に設定する必要があります。
その後、クリエイト・マルチサンプルを行うと、Fantom-X は、サン
プルを鍵盤に割り当て、スプリット・ポイントを自動で設定します。
名前を入力し終えたら[F8(Write)]を押します。
書き込み先を選ぶ画面が表示されます。
5.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して、
書き込み先を選びます。
ユーザーのサンプルで構成したマルチサンプルはユーザー
(User)に、カードのサンプルで構成したマルチサンプルは
カード(Card)に書き込まれます。
6. [F8(Write)]を押します。
書き込み確認のメッセージが表示されます。
7.
1. [SAMPLE LIST]を押して Sample List 画面を表示させ、マル
チサンプルを構成したいサンプルを選びます。
2. [SAMPLE EDIT]ボタンを押して、Sample Edit 画面を表示さ
せます。
3. [F2(Sample Param)]を押して、Sample Param 画面を表示
させます。
4.
Original Key の設定を、割り当てたい鍵盤のノート・ナンバー
に設定します。
書き込んでよければ[F8(Exec)]を押します。
中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
書き込み中は、絶対に電源を切らないでください。
鍵盤を押して、ノート・ナンバーを設定することもできます。
5. [SAMPLE EDIT]ボタンを押して Sample Edit 画面に戻り、そ
の他のサンプルについても、同様に Original Key を設定してい
きます。
マルチサンプルを作る場合、複数のサンプルの Original Key を
変更しなければなりません。1 つ目のサンプルの設定が終わっ
たあと、[SAMPLE LIST]を押して Sample List 画面を表示さ
せ、他のサンプルを選んで[ENTER]を押すと、Sample
Param 画面を直接表示させることができ、 便利です。
※ ここで設定したオリジナル・キーは、サンプルごとに保存して
154
Fantom-X678_r_j.book 155 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
サンプルを加工する
ください。
6.
すべてのサンプルの Original Key の設定が完了したら、
「マルチ
サンプルをつくる (クリエイト・マルチサンプル)」(P.153)
を参考にしてマルチサンプルを作ります。
サンプルをアンロードする
(Unload)
Sample Edit 画面で、[F1(Unload)
]を押すと、現在選んでいるサ
ンプルをアンロードして、もとの画面に戻ります。→「サンプルを
消去する (サンプルのアンロード)」(P.147)
サンプルの不要な部分をカットする
(Truncate)
サンプルの高域を強調/抑制する
(Emphasis)
インポートしたサンプルの高域を強調すると、より音質がよくなる
場合があります。また、他社のサンプラーで使用するときに、サン
プルの高域が強調されることがあります。この場合、高域を抑制す
ることで、音質変化を最小限にとどめることができます。
※ 複数のサンプルを選んで実行することはできません。
1. [SAMPLE EDIT]を押して Sample Edit 画面を表示します。
2. [F3(Sample Modify)]を押して Sample Modify Menu ウィン
ドウを表示します。
3. [F2(Emphasis)]を押します。
fig.15-018̲50
サンプルの、スタート・ポイントよりも前の部分と、エンド・ポイ
ントよりも後ろの部分をカットします。
※ 複数のサンプルを選んで実行することはできません。
1. [SAMPLE EDIT]を押して Sample Edit 画面を表示します。
2.
または
を押して、パラメーターを選びます。
• Start Point:サンプルのスタート・ポイントを指定します。
• End Point:サンプルのエンド・ポイントを指定します。
3.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して値
を設定します。
4. [F3(Sample Modify)]を押して Sample Modify Menu ウィン
ドウを表示します。
5. [F1(Truncate)]を押します。
4.
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押してエ
ンファシス・タイプを選びます。
• PreEmphasis(プリエンファシス)
:高域を強調します。
• DeEmphasis(ディエンファシス)
:高域を抑制します。
5.
fig.15-017̲50
現在選んでいるサンプルを、エディットしたサンプルで置き換
えたい場合は[F6(Over Write)]を押して赤く点灯させます。
6. [F8(Exec)]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
7.
実行するときは[F8(Exec)]を押します。
※ 中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
6.
現在選んでいるサンプルを、エディットしたサンプルで置き換
えたい場合は[F6(Over Write)
] を押して赤く点灯させます。
7. [F8(Exec)]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
8.
実行するときは[F8(Exec)]を押します。
※ 中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
155
Fantom-X678_r_j.book 156 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
サンプルを加工する
3. [F4(Amp)]を押します。
サンプルの音量を最大化する
(Normalize)
fig.15-020̲50
最大レベルを超えない範囲でサンプル全体のレベルを引き上げま
す。例えば、リサンプリング(P.143)したフレーズの音量は、元
のフレーズの音量よりも小さくなることがあります。この場合、
ノーマライズを行って音量を上げるとよいでしょう。
※ 複数のサンプルを選んで実行することはできません。
1. [SAMPLE EDIT]を押して Sample Edit 画面を表示します。
2. [F3(Sample Modify)]を押して Sample Modify Menu ウィン
ドウを表示します。
3. [F3(Normalize)
]を押します。
4.
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して値
を設定します。
• Rate:
増幅率を設定します。
現在の音量に対してどれだけ増幅するかを設定します。選んだ
サンプル全体に対して増幅します。
fig.15-019̲50
設定値:
5.
0 〜 400 %
ポイントを設定するときは、[F5( Point)
]を押して赤く点灯
させます。
または
を押してパラメーターを選び、
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して値
を設定します。
• Current Point:現在選んでいるポイントを設定します。スター
ト・ポイントに近い順に 1、2、3、4 となります。
設定値:
4.
現在選んでいるサンプルを、エディットしたサンプルで置き換
えたい場合は[F6(Over Write)
] を押して赤く点灯させます。
• Rate 1 〜 4: カレント・ポイントの増幅率を設定します。
各ポイントでの音量を、現在の音量に対してどれだけ増幅する
かを設定します。
5. [F8(Exec)]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
6.
実行するときは[F8(Exec)]を押します。
1〜4
• Point 1 〜 4: カレント・ポイントの位置を設定します。
設定値:
6.
※ 中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
0 〜 400 %
現在選んでいるサンプルを、エディットしたサンプルで置き換
えたい場合は[F6(Over Write)]を押して赤く点灯させます。
7. [F8(Exec)]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
8.
実行するときは[F8(Exec)]を押します。
※ 中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
アンプ(Amp)
サンプルの音量にエンベロープ(時間経過にともなう変化)を付け
ます。またサンプル全体の音量の調節も行います。
※ 複数のサンプルを選んで実行することはできません。
サンプルを伸縮させる
(Time Stretch)
1. [SAMPLE EDIT]を押して Sample Edit 画面を表示します。
2. [F3(Sample Modify)]を押して Sample Modify Menu ウィン
ドウを表示します。
サンプルを伸縮させて、長さやテンポを変更します。元の長さの 1/
2 倍から 2 倍まで伸縮できます。
※ 複数のサンプルを選んで実行することはできません。
1. [SAMPLE EDIT]を押して Sample Edit 画面を表示します。
2. [F3(Sample Modify)]を押して Sample Modify Menu ウィン
ドウを表示します。
156
Fantom-X678_r_j.book 157 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
サンプルを加工する
3. [F5(Time Strtch)
]を押します。
3. [F6(Chop)]を押します。
fig.15-021̲50
fig.15-022̲50
4.
または
を押して、パラメーターを選びます。
• Edit Time Stretch(エディット・タイム・ストレッチ)
設定値
分割ポイントの手動設定
サンプルを分割するポイントを自由に設定できます。
BPM:
サンプルの BPM を、指定した BPM に変更します。
Time:
サンプルの長さを時間で指定します。
Rate:
サンプルの現在の長さに対する比で指定します。
設定値:
50.0 〜 200.0 %
4.
5.
設定値
:TYPE01 〜 TYPE10
• Quality Adjust(クオリティー・アジャスト)
タイム・ストレッチの音質を微調整します。
設定値:
5.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押してポ
6.
分割したい位置で[F4(Add Point)
]を押します。
現在の位置が分割ポイントになります。
7.
手順 5、6 を繰り返し、分割ポイントを設定していきます。
分割ポイントは 15 箇所まで設定することができます。
( 最大
16 分割)
1 〜 10
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押してテ
ンポ/長さを設定します。
BPM(テンポ)の値を設定するときは、[SHIFT]を押しなが
ら VALUE ダイヤルを回すか[INC]または[DEC]を押すと、
小数点以下の値を設定することができます。
6. [F8(Exec)]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
7.
を押して、「Current Address」にカーソルを合
イントを移動します。
• Type(タイプ)
値を小さくするほど速いフレーズに、大きくするほどゆったり
したフレーズに適したサウンドになります。
または
わせます。
実行するときは[F8(Exec)]を押します。
設定にしたがって、サンプルの長さが変更されます。
※ 中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
8. 「分割ポイントごとのサンプルの試聴」(P.158)の項目を参考
にサンプルを試聴します。
再度設定をしなおしたいときは、[F7(Cancel)]を押して、
ポイントを移動・消去します(P.158)
。
9. [F8(Exec)]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
10. 分割を実行するときは[F8(Exec)]を押します。
※ 中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
チョップを実行すると、クリエイト・リズムを実行するかどう
かを確認するメッセージが表示されます。
※ 分割されたサンプルは、サンプル・リストに追加されます。
11. クリエイト・リズムを実行するときは[F8( Exec)
]を押しま
す。
サンプルを楽音ごとに分割する
(Chop)
サンプル波形を分割する機能をチョップと呼びます。
その後の操作については、「リズム・セットの作成 (クリエイ
ト・リズム)」(P.152)をご覧ください。
12. クリエイト・リズムを実行しないときは[F7( Cancel)
]を押
します。
※ チョップしたサンプルは、クリエイト・リズム機能(P.152)
を実行すると、簡単にリズム・セットを作ることができます。
※ 複数のサンプルを選んで実行することはできません。
1. [SAMPLE EDIT]を押して Sample Edit 画面を表示します。
2. [F3(Sample Modify)]を押して Sample Modify Menu ウィン
ドウを表示します。
157
Fantom-X678_r_j.book 158 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
サンプルを加工する
分割ポイントの自動設定(Auto Chop)
サンプルを分割するポイントを自動で設定して分割します。
1.
P.157 の手順 3 から、
[ F6(Auto Chop)]を押します。
分割ポイントごとのサンプルの試聴
サンプルに分割ポイントを設定した後でパッドを押すと、分割され
たサンプルを聴くことができます。スタート・ポイント側から順に
[1]
[2]...[16]となっています。
オート・チョップのサブ・ウィンドウが開きます。
2.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して分
割方法を選びます。
• Chop Type(チョップ・タイプ)
分割ポイントの移動
1.
サンプルの分割方法を設定します。
設定値
2.
Level:
音量を基準に分割します。
Beat:
サンプルの BPM(P.150)を基準にした拍単位で
分割します。
Divide x: 指定した数に等間隔で分割します。
3.
4.
を押します。
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して値
を設定します。
• Level(レベル)(Chop Type が Level のとき)
サンプルを分割するレベルを設定します。値を小さくするほ
ど、細かく分割されます。
設定値:
1 〜 10
• Beat(ビート)(Chop Type が Beat のとき)
サンプルを分割する拍数を設定します。
設定値:
または
を押して、「Point No.」にカーソルを合わせま
す。
VALUE ダイヤルを回して、移動したいポイントを選びます。
ポイントは、スタート・ポイント側から順に 1、2、...、15 と
なっています。
3.
4.
を押します。
VALUE ダイヤルを回して、分割ポイントを移動します。
分割ポイントの消去
1.
または
を押して、「Point No.」にカーソルを合わせま
す。
2.
VALUE ダイヤルを回して、消去したいポイントを選びます。
3. [F5(Clear Point)
]を押します。
分割ポイントが消去されます。
1/32、1/16T、1/16、1/8T、1/8、1/4T、1/4、
1/2、1/1、2/1
• Times(タイム)(Chop Type が Divide x のとき)
サンプルを分割する個数を設定します。
設定値:2 〜 16
5. [F8(Exec)]を押します。
設定にしたがって、自動的に分割ポイントが設定されます。最
大で 15 個の分割ポイントが設定されます(16 分割)
。
中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
6. 「分割ポイントごとのサンプルの試聴」(P.158)の項目を参考
にサンプルを試聴します。
再度設定をしなおしたいときは、ポイントを移動・消去します
(「分割ポイントの移動」(P.158)。
7.
分割を実行するときは[F8(Exec)]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
8.
実行するときは[F8(Exec)]を押します。
※ 中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
チョップを実行すると、クリエイト・リズムを実行するかどう
かを確認するメッセージが表示されます。
9.
クリエイト・リズムを実行するときは[F8(Exec)]を押しま
す。
その後の操作については、「リズム・セットの作成 (クリエイ
ト・リズム)」(P.152)をご覧ください。
10. クリエイト・リズムを実行しないときは[F7(Cancel)]を押
します。
Sample Edit 画面に戻ります。
158
複数のサンプルをつなげる
(Combine)
複数のサンプルをつなげて 1 つのサンプルにします。最大 16 個の
サンプルをつなげることができます。サンプル間に無音部分を挟む
こともできます。
1. [SAMPLE EDIT]を押して Sample Edit 画面を表示します。
2. [F3(Sample Modify)]を押して Sample Modify Menu ウィン
ドウを表示します。
3. [F7(Combine)]を押します。
fig.15-023̲50
Fantom-X678_r_j.book 159 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
サンプルを加工する
4.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して値
を設定します。
4. [WRITE]を押します。
Write Menu 画面が表示されます。「Sample」が反転表示に
なっていることを確認します。
• 1 〜 16:つなぐサンプル、または無音部分
fig.15-024̲50
• TYPE
設定値
Sample:サンプル、Time:無音部分(時間指定)、
Beat:無音部分(音符指定)
• BANK(サンプルの含まれるバンク、TYPEに Sample を選んだ
ときのみ表示されます。)
設定値:
U:ユーザー、C:カード
• PRM(サンプル・ナンバー、または無音部分の時間/音符)
音符は、無音部分の直前のサンプルの BPM を基準にした値で
す。無音部分の直前にサンプルが無い場合、現在の BPM を基
準にします。
設定値:
1 〜 10000 ms(TYPE が Time のとき)
、音符:1/
32, 1/16T, 1/16, 1/8T, 1/8, 1/4T, 1/4, 1/2, 1/1,
2/1(TYPE が Beat のとき)
5. [F3(Sample)]または[ENTER]を押します。
fig.15-025̲50
5. [CURSOR]でカーソル位置を変更し、4. を繰り返します。
[F6(Preview)
]を押すと、サンプルを試聴することができま
す
6. [F8(Exec)]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
7.
実行するときは[F8(Exec)]を押します。
※ 中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
複数のサンプルを選んでいる場合は、書き込み確認のメッセー
ジが表示されます。サンプルは、サンプル・リストの各バンク
に対応した、同番号に書き込まれます。サンプルの名前は自動
的につけられます。書き込んでよければ、[F8(Exec)]を押
します。中止するときは、[F7(Cancel)
]を押します。
サンプルを保存する(Write)
6.
サンプリングしたサンプルは一時的なもので、電源を切ると失われ
てしまいます。サンプルを残しておきたい時は、保存操作をしてお
きましょう。
1. [SAMPLE EDIT]を押します。
2. [F1(Sample List)]を押します。
Sample List 画面が表示されます。
「NEW」や「EDIT」 と表示されているサンプルが保存されてい
ないサンプルです。
3.
保存するサンプルを選びます。
複数のサンプルを選びたいときは、[F5(Mark Set)]を押し
て選びたいサンプルにチェック・マーク( ✔)を付けます。
マークを消すときは、[F4(Mark Clear)]を押します。
[SHIFT]を押しながら[F5(Mark Set All)
]を押すと、 選ん
でいるバンクのサンプルすべてにチェック・マークがつきま
す。[SHIFT]を押しながら[F4(Mark Clr All)]を押すと選
んでいるサンプルすべてのチェック・マークがはずれます。
[F8(Preview)
]を押すと、サンプルを試聴することができま
す。
サンプルに名前を付けます。
名前の付けかたについて詳しくは、「名前を付ける」(P.36)を
ご覧ください。
7.
名前を入力し終えたら[F8(Write)]を押します。
書き込み先のサンプルを選ぶ画面が表示されます。
8.
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]
、[F2
(User)]または[F3 (Card)
]を押して、書き込み先とサンプ
ル番号を選びます。
書き込み先は、Fantom-X 本体内のユーザー・メモリー
「User」とメモリー・カード「Card」の 2 つがあります。
9. [F8(Write)]を押します。
書き込み確認のメッセージが表示されます。
書き込み中は、絶対に電源を切らないでください。
10. 書き込んでよければ[F8(Exec)]を押します。
中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
• 他のサンプルに上書き保存することはできません。
• ステレオ・サンプルを保存するには、サンプル番号が 2 つ連続
して確保されている必要があります。
159
Fantom-X678_r_j.book 160 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッドを使う
Fantom-X のパッドはキーボードと同じような働きをします。 さら
に RPS やリズム・パターンの演奏などにも使うことができます。
パッドは、実際に叩く強さや押さえる強さで、音に強弱をつけるこ
ともできます。
ホールド機能を使って音を鳴ら
し続ける
ホールド機能を使うと、パッドから指を離しても音を鳴らし続ける
ことができます。フレーズをループ(繰り返し)させているような
音を鳴らし続けたいときに便利です。
ロール機能を使って鳴らす
ロール機能を使うと、パッドを押している間、細かな連続した音を
鳴らし続けることができます。
1. [ROLL]を押しながらパッドを押します。
※[ROLL]だけ押すと、16 パッド全体のロール機能がオンにな
ります。
fig.16-002
1 つの音を鳴らし続けながら他の音を鳴らすとき
1.
パッドを押しながら[HOLD]を押します。
fig.16-001
これで、パッドを押している間、音が連続して鳴り続けます。
2.
パッドから手を離すと、発音が停止します。
※ ロールの細かさは、
[PAD SETTING]を押して表示される Roll
Resolution パラメーター(P.162)で設定します。
※ 押さえる強さで音に強弱をつけることもできます。
[HOLD]とパッドが点滅します。
ホールド状態になり、パッドから指を離しても音は鳴り続けま
す。この状態で他のパッドを押すと押さえた時だけ音が鳴りま
す。
2.
点滅している[PAD]または[HOLD]を再度押すと、発音が
止まります。
※ Pad Setting の Quick Setup で「Multi Velo」を選んだときは、
その設定に従います。(P.161)
以下の場合には、ロール機能は効きません。
• パッドを押したときにリズム・パターンを鳴らす設定をしてい
るとき
• RPS をオンにしているとき(P.203)
複数の音を鳴らし続けるとき
1. [HOLD]を押してパッドを点灯させます。
2.
パッドを押します。
パッドが点滅して音が鳴り続けます。この状態で他のパッドを
押すと同じように音が鳴り続けます。
3.
点滅しているパッドをもう一度押すと発音が止まります。
[HOLD]を押すと、すべてのパッドの発音が止まります。
以下の場合には、ホールド機能は効きません。
• RPS をオンにしているとき(P.203)
• Tone Env Mode パラメーター(P.87)を「NO-SUS」にして
いるとき
• One Shot Mode パラメーター(P.88)をオンにしているとき
160
V-Link の映像切り替えには使用できません。
Fantom-X678_r_j.book 161 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッドを使う
パッドの設定をする
(Pad Setting)
パッドでどのノート・ナンバーを音源部に送信するか、またパッド
の感度、アフタータッチの感度など、パッドで演奏するための各種
設定を行います。
パッドごとに設定するパラメーター
まず設定するパッドを選びます。パッドを叩くと、そのパッドに設
定されているパラメーターが表示されます。または、画面の「Pad
Number」にカーソルを移動し、設定したいパッドを選びます。
• Note(パッド・ノート)
選んだパッドの送信するノート・ナンバーを設定します。
1. [PAD SETTING]を押します。
Pad Setting 画面が表示されます。
fig.16-003.j
• Velocity(パッド・ベロシティー)
パッドを叩いた時の音の強さを設定します。「COMMON」に設
定すると Pad Common Sens(パッド全体のベロシティー設
定)に従います。「1 〜 127」にするとそのベロシティー値で
音源を鳴らします。
パッチ/リズム・セット・グループ
パッチ/リズム・セット・ナンバー
パッチ/
リズム・セット
・タイプ
設定値:
パッド・パート
COMMON、1 〜 127
パッドに全般に関する設定
クイック・セットアップ
2.
または
を押して、パラメーターにカーソルを移動しま
す。
3.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して
パッドの設定をします。
現在使用している音源の設定
現在の音源モード(パッチ、パフォーマンス)の設定をこの画面か
ら行うことができます。
パッド・セッティングの基本的な設定を行います。クイック・セッ
トアップで使用目的にもっとも近いものを選びます。そこから各
パッドの詳細を設定をしていく方法がいちばん効率がよいでしょ
う。
1.
Quick Setup ウィンドウが開きます。
※ リズム・パターン機能がオンになっているときは、この操作は
できません。設定を行いたいときは、[RHYTHM]を押してリ
ズム・パターン機能をオフにしてください。
2.
• Pad Part(パッド・パート)
パッドで鳴らすパートをどのパートにするのかを設定します。
このパラメーターはパフォーマンス・モードのときのみ設定し
ます。
設定値:
1 〜 16
※ 設定すると Performance Layer、Mixer 画面では、 パート・ナ
ンバーの下に「PAD」と表示されます。
• Patch/Rhythm Set Type(パッチ/リズム・セット・タイプ)
パッド・パートの音源設定を、パッチ / リズム・セットのどち
らにするか決めます。
設定値:
Patch、Rhythm
• Patch/Rhythm Set Group(パッチ/リズム・セット・グルー
プ)
パッチまたはリズム・セットのグループを設定します。
設定値:
USER、PR-A 〜 H、GM、CARD、
(XP-A 〜 D)
• Patch/Rhythm Set Number
(パッチ/リズム・セット・ナンバー)
Pad Setting 画面で[F7 (Quick Setup)
]を押します。
カーソルを移動して設定します。
• Template Set
設定値
Note:
ベース・ノートで設定したノート・ナンバーから順
に 16 ノートがパッドに自動的に割り振られます。
Rhythm: ノート・ナンバーがリズム・セットを演奏するとき
に最適な並びになります。
Multi Velo: マルチ・ベロシティーとは、16 のパッドに、ベロ
シティーのみが異なる同一のノート・ナンバーを割
り当てる特別な設定です。ベロシティーを細かくコ
ントロールして演奏する用途に向いています。
• Base Note(パッド・ベース・ノート)
Template Set で Note または Multi Velo を選択したとき設定し
ます。
Note のときは、ノート番号の並びの始まる(いちばん低音側
の)ところを指定します。
Multi Velo のときは、どのノートナンバーの音を鳴らすかを決
めます。
設定値:
C-1 〜 G9
パッチまたはリズム・セットのナンバーを選びます。
161
Fantom-X678_r_j.book 162 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッドを使う
パッド 16 個一括してベロシティーを設定する
パッド 16 個全体に共通で、ベロシティーの設定をしたいときに使
います。ただしパッド・ベロシティー(パッドごとの設定)を
Common 以外にしていると、そちらの設定に従います。
• Pad Common Velo(パッド・コモン・ベロシティー)
パッドを叩いた時の音の強さを、16 パッド全体に共通で設定
できます。「REAL」に設定するとパッドを叩く強さで音に強弱
をつけられ、「1 〜 127」にするとそのベロシティー値で音源
を鳴らします。
パッド・セッティングを書き込む
パッチ・モード用にはシステム設定として 1 つ保存することができ
ます。[F8(System Write)
]を押すと保存されます。
また、パフォーマンス・モードで設定したときは、パフォーマンス
を保存するとき一緒にパッド・セッティングも保存されます。よっ
て、パフォーマンス・モードではパフォーマンスごとにパッド・
セッティングを持っておくことができます。
パフォーマンスの保存の仕方は、「作ったパフォーマンスを保存す
る(Write)」(P.120)を参照してください。
設定値:REAL、1 〜 127
パッドの感度を調整する
• Pad Sens(パッド・センシティビティー)
パッドを叩く強さと、鳴る音の大きさの関係を設定します。
モード
パフォー
マンス・
モード
パラメーター
Pad Common Velo
Pad Sens
Aftertouch Sens
Roll Resolution
上記以外のパッド・
セッティングの設定
パッチ・
モード
すべてのパッド・
セッティングの設定
設定値
LIGHT:
あまり強く叩かなくても、最大音が出やすい設定で
す。
MEDIUM:パッドを押すタッチ感を標準設定にします。
HEAVY: 強く叩かないと大きな音が出せない設定です。
保存操作
[8 (Sysytem Write)] を
押す
※システム・パラメー
ターとして保存
[WRITE] を押す
※パフォーマンス・パラ
メーターとして保存
[8 (Sysytem Write)] を
押す
※システム・パラメー
ターとして保存
アフタータッチの効き方を設定する
• Aftertouch Sens(アフタータッチ・センシティビティー)
押したパッドをさらに押し込むことをアフタータッチと言いま
す。アフタータッチの感度を設定します。値を大きくするほど
アフタータッチがかかりやすくなります。通常は「100」に設
定しておきます。
設定値:0 〜 100
ロール・ボタンの設定をする
パッドで鳴る音を入れ替える(パッド・
エクスチェンジ)
2 つのパッドを選んで、鳴る音を入れ替えることができます。
※ この設定はパッドが送信するノート・ナンバーを変更します。
よって、この機能で入れ替えを行っても音源側の設定を入れ替
えるものではありません。
1. [F6(Pad Exchg)]を押します。
• Roll Resolution(ロール・レゾリューション)
パッドでロール演奏する時の、連打の早さを設定します。
設定値:
、
、
、
、 、
、
、
2.
入れ替える 2 つのパッドを選びます。
VALUE ダイヤルか、[INC][DEC]を使うか、パッドを叩い
て選択します。
fig.16-004
3. [F8(EXEC)
]を押すと、 入れ替えが実行されます。
162
Fantom-X678_r_j.book 163 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パッドを使う
パターンをパッドに割り当てて
演奏する(RPS 機能)
Fantom-X では、あらかじめ録音したフレーズをパターンとして
パッドに割り当てて演奏することができます。詳しくは、「指 1 本
でフレーズを鳴らす(RPS 機能)
」(P.203)をご覧ください。
パッドでリズム演奏をする
Fantom-X では、パッドにリズム・パターンやリズム音を割り当て
て演奏することができます。詳しくは、「リズムを演奏する」
(P.135)をご覧ください。
163
Fantom-X678_r_j.book 164 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを再生する
ここでは、Fantom-X のシーケンサーを使って ソングを再生すると
きの操作のしかたについて説明します。
ソングを再生するときは、音源をパフォーマンス・モードにす
ることをおすすめします。パフォーマンス・モードでは、16
個までの音色を使ってパートごとに別々の演奏ができるので、
ドラムやベース、ピアノなど複数の楽器を使ったアンサンブル
演奏のソングを再生するのに適しています。
ソングをすぐに再生する
(クイック・プレイ)
Fantom-X では、ユーザー・メモリーやメモリー・ カードに記録さ
れているソングをテンポラリー・エリアに読み込まずに、すぐに再
生することができます。この機能をクイック・プレイと呼びます。
MRC Pro ソング(拡張子:.SVQ)とスタンダード MIDI ファイル
(拡張子:.MID)がクイック・プレイできます。
1. [SONG EDIT]を押します。
Song Play 画面が表示されます。
fig.17-001
2. [F1(Song List)
]を押します。
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して再
生したいソングを選びます。
fig.17-002̲50
]:ユーザー・ メモリーのソング
• [F1(User)
• [F2(Card)]:メモリー・カードのソング
※ 上の画面で
または を押すと、 どのタイプのソングを表示
するか設定できます。特定のソング・タイプだけ表示させるこ
とができるので、いくつかのソング・タイプが混在している時
に、ファイルを見つけやすくなります。
• VIEW ALL:すべてのソングを表示
• SVQ ONLY:SVQ ファイルのみ表示
164
• SMF:スタンダード MIDI ファイルだけ表示
• MRC:MRC ファイルだけ表示
3. [PLAY]を押して再生を始めます。
ソングの再生が終わると自動的に停止します。再生を中断する
ときは[STOP]を押してください。
ソングの再生を中断した場合、小節ナンバーの右側に「+」が
表示されることがあります。これは、ソングが小節の途中で止
まっていることを表します。
ソングに使われているパッチに、ロードされていないサンプル
があると、音が鳴りません。必要なサンプルはあらかじめロー
ドしておく必要があります(P.202)
。
Fantom-X678_r_j.book 165 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを再生する
ソングを連続再生する
(チェーン・プレイ)
ユーザー・メモリーあるいはメモリー・カードに記録されているソ
ングを、順番に再生(クイック・プレイ)する機能をチェーン・プ
レイと呼びます。
1. [MENU]を押します。
2.
または
を押して「Chain Play」を選び、続けて
[ENTER]を押します。
Chain Play 画面が表示されます。
fig.17-003̲50
いろいろな再生のしかた
再生中に早送り、巻き戻しをする
ソングの早送り、巻戻し、ジャンプは、ソングの停止時だけでなく
再生中も行うことができます。それぞれ以下の操作を行います。
早送り:
[FWD]を押します。
連続早送り:
[FWD]を押し続けます。
すばやく早送り: [FWD]を押してから[ BWD]を押します。
巻戻し:
[BWD]を押します。
連続巻戻し:
[BWD]を押し続けます。
すばやく巻戻し: [BWD]を押してから[FWD]を押します。
1 つ前のロケート・ポジションにジャンプ:
[SHIFT]を押しながら[BWD]を押します。
1 つ後のロケート・ポジションにジャンプ:
[SHIFT]を押しながら[FWD]を押します。
ソングの先頭にジャンプ:
3.
ユーザー・メモリーから選ぶ時は[F1(User)]を、メモ
リー・カードから選ぶ時は[F2(Card)]を押します。
[RESET]を押します。
クイック・プレイ中の早送り、巻き戻し、ジャンプには多少時
間がかかることがあります。
• ソングの再生中にソングの先頭や最後にジャンプすると、ソン
グの再生は中断します。
USER と CARD のソングを混在させることはできません。
[SHIFT]を押しながら
または
を押すと、ソング・リ
ストの先頭または最後にジャンプすることができます。
チェーン・プレイを繰り返して行うときは、[F7(Repeat
ALL)]を押して赤く点灯させます。[6(Auto Step)] を押し
て赤く点灯させると 1 曲再生が終わると自動的に次の曲の再生
が始まります。
4. [PLAY]を押してチェーン・プレイを始めます。
再生が始まります。再生を中断するときは[STOP]を押して
ください。
チェーンの途中から再生を始めたいときは
または
を押
してステップを移動してから[PLAY]を押してください。
5.
チェーン・プレイを終わるときは[STOP]を押します。
チェーン・プレイの開始や停止は、外部 MIDI 機器からのス
タート・メッセージやストップ・メッセージで行うことはでき
ません。また、チェーン・プレイ中、コンティニュー・メッ
セージ、ソング・ポジション・ポインター・メッセージ、ソン
グ・セレクト・メッセージ、MIDI クロックも受信しません。
ソングの途中から正しく再生する
(MIDI アップデート)
早送りや巻戻しなどをしてソングの途中から再生した場合、正しい
パッチが選ばれなかったり、ピッチがずれたりすることがありま
す。これは、移動した間の MIDI メッセージが音源に伝わっていな
いからです。このような場合は、MIDI アップデートを行います。
MIDI アップデートを行うと、ソングの先頭から移動した位置までの
ノート以外の MIDI メッセージが音源に送られ、正しく再生できる
ようになります。
1.
ソングの再生が停止していることを確認します。
ソングの再生中に MIDI アップデートを行うことはできません。
2. [SHIFT]を押しながら[PLAY]を押します。
処理中は「MIDI Update...」と表示され、処理が終わると
「Completed !」と表示されます。
特定の楽器の演奏を消して再生する
特定の楽器の演奏を消してソングを再生したいときは、その演奏
データが記録されているフレーズ・トラックをミュートします。
操作方法について詳しくは、「トラックの演奏を消す(ミュー
ト)」(P.178)をご覧ください。
165
Fantom-X678_r_j.book 166 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを再生する
テンポを変えてソングを再生する
ソングを再生するときのテンポはテンポ・トラックの記録にしたが
いますが、ソングの再生時にソング全体のテンポを変えることがで
きます。このような実際にソングを再生させるテンポを演奏テンポ
と呼びます。
一定のテンポでソングを再生する
(テンポ・トラックのミュート)
ソングを再生しているときにテンポが変化するときは、そのテンポ
変化がテンポ・トラックに記録されています。テンポ変化を無効に
して一定のテンポで再生したいときはテンポ・トラックをミュート
します。
演奏テンポは一時的な値です。別のソングに切り替えたり、電
源を切ったりすると、その設定は失われます。常にこの演奏テ
ンポで再生したいときは、ソングを保存し直してください
(P.198)。
1. [TEMPO]を押します。
操作のしかたについては、「トラックの演奏を消す(ミュー
ト)」(P.178)をご覧ください。
S-MRC フォーマットのソングを再生する
Tempo ウィンドウが表示されます。
Fantom-X では MC-50 などで作った S-MRC フォーマットのソング
も MRC Pro ソングやスタンダード MIDI ファイルと同様に再生でき
ます。ただし、S-MRC フォーマットのソングはクイック・ プレイ
はできません。いったんテンポラリー・エリアに読み込んで、MRC
Pro ソング形式に変換してから再生します。
fig.17-004̲50
2.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して演
奏テンポを設定します。
操作のしかたについては、P.202 をご覧ください。
• [F7(Click)]を押して赤く点灯させると、設定したテンポで
クリック音が鳴ります。ボタンを押すたびにオン/オフが切り
替わります。
ソングを繰り返し再生する
(ループ・プレイ)
• [F6(Tap)]を押すと、ボタンを叩くタイミングでテンポを設
3.
定することができます(タップ・テンポ)。再生したいテンポ
の 4 分音符のタイミングで 3 回以上叩いてください。
ソング全体を繰り返して再生したり、指定した区間を繰り返して再
生したいときは、ループ機能を使います。
設定が終わったら、[F8(Close)
]を押します。
1. [SONG EDIT]を押します。
2. [F4(Loop)]を押します。
Loop ウィンドウが表示されます。
コントローラーを使って演奏テンポを変える
Fantom-X のリアルタイム・コントロールつまみにはテンポ・
コントロールが割り当てられているため、ソングを再生すると
きのテンポを簡単に替えることができます。
3. [F7(Loop)]を押して、赤く点灯させます。
Loop スイッチがオンになります。Loop ウィンドウで設定し
た繰り返し区間や回数にしたがって、ループ・プレイができる
状態になります。Loop スイッチをオフにする時は、もう一度
[F7(Loop)]を押します。
fig.11-003
Loop ウィンドウでの設定のしかたについては、「ソングの繰り
返し区間(ループ・ポイント)を設定する」(P.179)をご覧
ください。
Tempo
1.
2.
REALTIME CONTROL のボタンを押して ARP/RHY のイン
ジケーターを点灯させます。
ソングを演奏させて、リアルタイム・コントロールつまみ
を回します。
また、以下のコントローラーにもそれぞれにテンポ・コン
トロールの機能を割り当てることができます。設定方法に
ついて詳しくは、各コントローラーの説明のページをご覧
ください。
• D ビーム・コントローラー(P.122)
166
4.
設定が終わったら[F8(Close)]を押して、Loop ウィンドウ
を閉じます。
Fantom-X678_r_j.book 167 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを再生する
D ビーム・コントローラーで
ソング再生をスタート/ストップする
D ビーム・コントローラーに手をかざして、ソングの再生をスター
ト/ストップさせることができます。
1.
再生するソングを選びます(P.164)
。
2. [SHIFT]を押しながら D BEAM の[ASSIGNABLE]を押しま
す。
D Beam Assignable ウィンドウが表示されます。
fig.17-006̲50
3. [CURSOR]を押して「Type」のところにカーソルを移動しま
す。
4.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して
「Start/Stop」に設定します。
5.
D BEAM の[ASSIGNABLE]を押して D ビーム・ コントロー
ラーをオンにします。
6.
D ビーム・コントローラーに手をかざすと、ソングの再生がス
タートします。もう一度手をかざすと、再生がストップしま
す。
ソング再生のスタート/ストップは、PEDAL CONTROL
ジャックに接続したペダルを使っても行えます(P.226)
。
167
Fantom-X678_r_j.book 168 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを録音する
ここでは、Fantom-X のシーケンサーを使ってソングを録音すると
きの操作のしかたについて説明します。
ソングを録音するときは、音源をあらかじめパフォーマンス・
モードにしておきます。パフォーマンス・モードでは、
Fantom-X の鍵盤やパッドを使って録音をするときは、 指定し
た MIDI チャンネルの音色だけが鳴り、録音したソングを再生
するときは 16 個までの音色を使ってパートごとに別々の演奏
ができるからです。したがって、ドラムやベース、ピアノなど
複数の楽器を使ったアンサンブル演奏のソングを録音したり再
生したりするのに適しています。
パフォーマンスはキーボード・スイッチ(P.101)をオフにし
て、おくことをお勧めします。オンになっていると、カレン
ト・パート以外のパートが鳴ってしまうので、ソング作りには
適していません。
2 つの録音方法
録音にはリアルタイム・レコーディングとステップ・レコーディン
グの 2 つの録音方法があります。それぞれ場面に合った方法を選び
ます。
工場出荷時の設定では、Fantom-X を起動したとき、テンポラ
リー・エリアにデモソングがロードされます。これをロードし
ない(ソングがブランクの状態になる)ようにすることもでき
ます。
1. [MENU]を押します。
2.
または
を押して、「System」を選び、続けて
[ENTER]を押します。
3. [F1(↑)]または[F2(↓)
]を押して「Startup」を選
びます。
4. [CURSOR]を押して「Load Demo Song at Startup」を
選び、VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]
を押して「OFF」に設定します。
録音に使う音色を選ぶ
ソングを録音する前に、録音で使う音色を選んでおきます。以下の
ように、録音の目的に合わせて選んでください。
パフォーマンス
リアルタイム・レコーディング(P.170)
リアルタイム・レコーディングは、鍵盤やパッドでの演奏やコント
ローラーの操作をそのまま録音する方法です。
ステップ・レコーディング(P.174)
ステップ・レコーディングは、音符や休符を 1 つずつ順番に打ち込
んでいく録音方法です。ドラムやベースのようにきっちりしたタイ
ミングで入力したいときなどに利用します。また、音符の他にパ
ターンを組み合わせてソングを作ることもできます。
新しくソングを録音する前に
録音操作の流れ
新しくソングを録音する際の作業の流れは、以下のようになりま
す。
1.
録音に使う音色を選ぶ
2.
テンポラリー・エリアにあるソングを消す
3.
ソングの拍子を設定する(P.169)
4.
テンポを設定する(P.169)
5.
リアルタイム・レコーディング(P.170)
、またはステップ・レ
コーディング(P.174)で録音する
6.
7.
トラック・エディット(P.180)またはマイクロ・エディット
(P.192)でソングを編集する
ソングをユーザー・メモリーまたはメモリー・カードに保存す
る(P.198)
複数の楽器を使ったアンサンブル演奏を録音するときに選びます。
通常、ソングの録音を行うときは、パフォーマンスを選ぶことをお
すすめします。
パッチ/リズム・セット
1 つのパッチやリズム・セットを使った演奏を録音するときに選び
ます。
テンポラリー・エリアにあるソング / パ
ターンを消す(ソング・クリア)
ソングを録音するときは、いったんテンポラリー・エリアに演奏
データを記録します。新たにソングを録音するときは、テンポラ
リー・エリアに記録されている演奏データをすべて消してから行い
ます。
テンポラリー・エリアに大切なソングが記録されているとき
は、あらかじめユーザー・メモリーまたはメモリー・カードに
にそのソングを保存しておいてください(P.198)
。
1. [SONG EDIT]を押して Song Edit 画面を表示します。
2. [F3(Song Clear)
]を押します。
メッセージが表示されます。
3. [F8(Exec)]を押して実行します。
動作が完了すると、「Song Clear Completed !」と一瞬表示さ
れます。
中止する時は[F7(Cancel)]を押します。
168
Fantom-X678_r_j.book 169 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを録音する
パターンの拍子を設定する
拍子を設定する
新しくソングを録音するときは、はじめに拍子を設定します。ただ
し、ソング・クリア後や電源投入時は常に 4 分の 4 拍子に設定され
ますので、これ以外の拍子でソングを新しく録音するときにのみ設
定を行います。
1. [SONG EDIT]を押して、Song Edit 画面を表示します。
2. [F8(Micro Edit)
]を押します。
Microscope 画面が表示されます。
3. [F7(Trk/Ch Select)
]を押します。
Track/Ch Select ウィンドウが表示されます。
4.
または
パターンにはそれぞれのパターンの拍子を管理するパターン・ビー
トがあります。このパターン・ビートはパターンを再生したり、録
音したりするときのガイドとなるもので、ソングの拍子(ビート・
トラックに記録された拍子)とは別に扱います。
パターン・ビートは通常 4 分の 4 拍子に設定されていますので、 ソ
ングの拍子が 4 分の 4 拍子以外に設定されているときやパターンを
ソングとは異なった拍子で録音したいときなどに設定します。
パターン・ビートは、各パターンごとに 1 つだけ設定することがで
きます。したがって、パターンの途中で拍子を変えることはできま
せん。
1. [SONG EDIT]を押して、Song Edit 画面を表示します。
2. [F2(Ptn)]を押して、赤く点灯させます。
を押して、「Track」にカーソルを合わせます。
3.
5. 「Beat」を選びます。
ビート・トラックの Microscope 画面が表示されます。
fig.18-001̲50
VALUE ダイヤルを回すか[INC]または[DEC]を押して、パ
ターンを選びます。
4. [F5(Ptn Beat)
]を押します。
fig.18-002̲50
5.
カーソルを移動して、拍子を設定します。
6. [F8(Close)
]を押して、 もとの画面に戻します。
テンポを設定する
6. 「Beat Change」のところにカーソルを移動して、拍子を設定
します。
ソングを録音するときのテンポを設定します。
1. [TEMPO]を押します。
Tempo ウィンドウが表示されます。
ソングの途中で拍子を変える場合は「ソングの途中から拍子を
変える」(P.196)をご覧ください。
fig.17-004̲50
7. [EXIT]を押すと、もとの画面に戻ります。
フレーズ・トラックに録音する場合は、「演奏をそのまま録音
する (リアルタイム・レコーディング)」(P.170)に進んでく
ださい。
2.
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して演
奏テンポを設定します。
• [F7(Click)]を押して赤く点灯させると、設定したテンポで
クリック音が鳴ります。ボタンを押すたびにオン/オフが切り
替わります。
• [F6(Tap)]を押すと、ボタンを叩くタイミングでテンポを設
定することができます(タップ・テンポ)。再生したいテンポ
の 4 分音符のタイミングで 3 回以上叩いてください。
3.
設定が終わったら、[F8(Close)]を押します。
169
Fantom-X678_r_j.book 170 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを録音する
ていきます。また、ループ・レコーディングと
組み合わせることで、すでに録音されている演
奏を消さずに特定の区間を何度も繰り返して録
音できます。例えば、ドラムの演奏をバス・ド
ラム→スネア・ドラム→ハイハットのように順
番に重ねて録音していくと便利です。
演奏をそのまま録音する
(リアルタイム・レコーディング)
リアルタイム・レコーディングは、鍵盤での演奏やコントローラー
の操作をそのまま録音する方法です。自分の演奏したニュアンスを
残したいときはこの方法で録音します。
REPLACE:
リアルタイム・レコーディングの基本操作
リプレースで録音します。録音先に演奏が記録
されているときは、その演奏を消しながら録音
していきます。録音し直したいときなどに使い
ます。
• Count In(カウント・イン)
1. 「新しくソングを録音する前に」(P.168)を参照して、録音す
る前の準備が行われていることを確認します。
録音の開始方法を選びます。
設定値
すでにあるソングに録音するときは、目的のソングをテンポラ
リー・エリアに読み込みます(P.177)
。このとき、[FWD]ま
たは[BWD]を押して録音を開始する小節を指定することが
できます。録音開始小節は各 PLAY 画面上部の「M=」のとこ
ろで確認できます。
OFF:
[PLAY]を押すと同時に録音が始まります。
1 MEAS:
[PLAY]を押すと録音開始位置の 1 小節前から
カウント(演奏)が始まり、録音開始位置で録
音状態になります。
2 MEAS:
[PLAY]を押すと録音開始位置の 2 小節前から
カウント(演奏)が始まり、録音開始位置で録
音状態になります。
2. [REC]を押します。
WAIT NOTE:[PLAY]を押すほかに、鍵盤を弾く、パッドを
叩くかホールド・ペダルを踏むと録音が始まり
ます。
[REC]のインジケーターが点滅し、Realtime Rec Standby
ウィンドウが表示されます。
fig.18-003̲50
4.
Realtime Rec Standby ウィンドウでの設定が終わったら、
[PLAY]または[F8(Start)]を押します。
Realtime Rec Standby ウィンドウが閉じ、
[REC]のインジ
ケーターが点滅から点灯に変わって、録音が始まります。
録音が始まると、Realtime Recording ウィンドウが表示されま
す。
fig.18-004̲50
このウィンドウでは、リアルタイム・レコーディングに関する
いろいろなパラメーターを設定することができます。
パターンに録音するときは、ソング・エディット画面で[F2
(Ptn)
]を押して赤く点灯させてから[REC]を押します。
3.
基本的な設定としては、以下の 3 つのパラメーターを設定しま
す。[CURSOR]を押してそれぞれのパラメーターのところに
カーソルを移動し、VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または
[DEC]を押して設定してください。
このウィンドウでは、以下の操作が行えます。
• パンチ・イン/アウトのポイント指定(Punch In P.171)
• リアルタイム・イレース(Erase P.173)
• リハーサル機能(Rhsl P.174)
これらの操作について詳しくは、各参照ページをご覧くださ
い。
• Rec Track(レコーディング・トラック)
Realtime Recording ウィンドウを閉じるには[ F8(Close)]
または[PLAY]を押します。もう一度開くには[PLAY]を
押します。
録音先のフレーズ・トラックまたはパターンを指定します。
※ 現在のパートと同じ番号のフレーズ・トラックが、自動的に選
ばれるように設定することもできます。1 トラックに、1 パー
ト分だけレコーディングするときに便利です。設定のしかたに
ついては、P.234 をごらんください。
設定値:
• Rec Mode(レコーディング・モード)
録音のしかたを選びます。
設定値
170
録音が終わったら、[STOP]を押します。
[REC]のインジケーターが消灯します。
TRK 1 〜 TRK 16
PTN001 〜 PTN100(※パターンに録音する場合)
MIX:
5.
ミックスで録音します。通常はこの方法で録音
します。録音先のトラックに演奏が記録されて
いるときは、その演奏を消さずに重ねて録音し
直前のリアルタイム・レコーディングが気に入らなかった場合
は、[MENU]を押して開くメニューから「Undo/Redo」を選
んで、録音前の状態に戻すことができます(アンドゥ / リ
ドゥ)。アンドゥを実行した内容を元の状態に戻すことをリ
ドゥといいます。アンドゥを実行した後に再び同じ操作を行う
とリドゥが実行されます。
Fantom-X678_r_j.book 171 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを録音する
ソングのテンポ変化を記録する
(テンポ・レコーディング)
ソングの途中でテンポを変化させたいときは、そのテンポ変化をテ
ンポ・トラックに記録します。すでにテンポ変化が記録されていた
場合は、新しく書き替えます。
「リアルタイム・レコーディングの基本操作」(P.170)の手順 3 で
の基本的な設定に加え、以下のパラメーターを設定して録音しま
す。
Tempo Rec Sw(テンポ・レコーディング・スイッチ)
テンポ変化を記録するか(ON)、記録しないか(OFF)を設定しま
す。
設定値:OFF, ON
MANUAL PUNCH:マニュアル・パンチ・インで録音します。ペダ
ルまたはボタン操作で指定した区間の演奏だけ
を消しながら録音していきます。複数の間違え
た部分を録音し直すときに便利です。録音を始
めるとソングが再生されます。ペダルを踏むか
ボタンを押すと録音状態になり、もう一度ペダ
ルを踏むかボタンを押すと再生状態に戻ります。
ペダルを踏むかボタンを押すごとに録音、再生
を繰り返すことができます。
Start Point(スタート・ポイント)
ループ・レコーディングまたはオート・パンチ・イン・レコーディ
ングでの録音開始小節と拍を設定します。ティックの指定はできま
せん。
End Point(エンド・ポイント)
リアルタイム・コントロールつまみを操作することで簡単にテ
ンポ・コントロールが行えます(P.166)
。
ループ・レコーディングまたはオート・パンチ・イン・レコーディ
ングでの録音終了小節と拍を設定します。ティックの指定はできま
せん。
ループ・レコーディングと
パンチ・イン・レコーディング
あらかじめ指定した区間を繰り返し録音(ループ・レコーディン
グ)したり、その区間だけを録音(パンチ・イン・レコーディン
グ)することができます。
「リアルタイム・レコーディングの基本操作」(P.170)の手順 3 で
の基本的な設定に加え、以下のパラメーターを設定して録音しま
す。
Loop/Punch(ループ/パンチ)
ループ・レコーディングまたはパンチ・イン・レコーディングのし
かたを設定します。
設定値
OFF:
ループ・レコーディングまたはパンチ・イン・
レコーディングをしません。
LOOP (POINT):
ループ・ポイントの設定にしたがって、繰り返
し録音します。
ループの長さの最小値は、4 分音符 4 つ分です。
オート・パンチ・インで録音する
1.
Realtime Rec Standby ウィンドウで、 Loop/Punch パラメー
ターを「AUTO PUNCH」に設定します。
2.
Start Point / E nd Point パラメーターでパンチ・ポイントを設
定します。
3.
Start Point パラメーターで指定した小節より前の小節に移動
し、[PLAY]を押します。
ソングの再生が始まって、Start Point パラメーターで指定した
位置で録音状態になり、End Point パラメーターで指定した位
置で再生状態に戻ります。
4. [STOP]を押して再生を停止します。
LOOP (1 MEAS): 録音開始小節から 1 小節間を繰り返し録音します。
LOOP (2 MEAS): 録音開始小節から 2 小節間を繰り返し録音します。
LOOP (4 MEAS): 録音開始小節から 4 小節間を繰り返し録音します。
LOOP (8 MEAS): 録音開始小節から 8 小節間を繰り返し録音します。
LOOP (16 MEAS):録音開始小節から 16 小節間を繰り返し録音し
ます。
LOOP SONG ALL:ソングの先頭から最後までを繰り返し録音します。
AUTO PUNCH:
オート・パンチ・インで録音します。あらかじめ
指定した区間(パンチ・ポイント)を録音してい
きます。間違えた部分を録音し直すときに便利で
す。録音を始めるとソングが再生されます。パン
チ・ポイントになると録音状態になります。
171
Fantom-X678_r_j.book 172 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを録音する
マニュアル・パンチ・インで録音する
PEDAL CONTROL ジャックに接続したペダルを使って録音区
間を指定するときは、あらかじめ Pedal Assign パラメーター
を「PUNCH I/O」に設定しておきます(P.226)
。
SHUFFLE:
シャッフル・クォンタイズをしながら録音します。
シャッフルやスイングのようなノリのあるリズムに
変えたいときに使います。
fig.18-006.j
Rate = 75%でシャッフル・クォンタイズ
1.
Realtime Rec Standby ウィンドウで、Loop/Punch パラメー
ターを「MANUAL PUNCH」に設定します。
2. [PLAY]を押します。
ソングの再生が始まり、Realtime Recording ウィンドウが表示
されます。
fig.18-004̲50
Grid Resolution(グリッド・レゾリューション)
グリッド・クォンタイズをするときの設定です。クォンタイズのタ
イミングを音符で設定します。クォンタイズ範囲の音符の中で最も
短いものを選びます。
設定値:
3.
録音を始めたいところで[F5(Punch In)]を押すか、ペダル
を踏みます。
録音状態になります。
4.
録音を終わりたいところでもう一度[F5(PUNCH OUT)]を
押すか、ペダルを踏みます。
再生状態に戻ります。
,
,
,
,
,
,
Strength(グリッド・クォンタイズ・ストレングス)
グリッド・クォンタイズをするときの設定です。Grid Resolution パ
ラメーターで指定した音符に対する補正の度合いを設定します。
「100%」に設定すると、Grid Resolution パラメーターのタイミン
グにきっちり補正されます。値を下げるほど補正される度合いが下
がり、「0%」にすると全く補正されません。
設定値:
0 〜 100 %
5. [STOP]を押して再生を停止します。
Shuffle Resolution(シャッフル・レゾリューション)
シャッフル・クォンタイズをするときの設定です。クォンタイズの
タイミングを音符で設定します。
設定値:
音のタイミングを補正しながら録音する
(レコーディング・クォンタイズ)
鍵盤やパッドでの演奏のタイミングのズレを自動的に直して、正確
なタイミングに修正するための機能がクォンタイズです。リアルタ
イム・レコーディング時にクォンタイズしながら録音することがで
きます。
「リアルタイム・レコーディングの基本操作」(P.170)の手順 3 で
の基本的な設定に加え、以下のパラメーターを設定して録音しま
す。
Input Quantize(クォンタイズ)
クォンタイズをしながら録音するかどうかを設定します。
設定値
OFF:
クォンタイズをしながらの録音はしません。
GRID:
グリッド・クォンタイズをしながら録音します。ド
ラムやベースのように正確なタイミングにしたいと
きに使います。
fig.18-005.j
でグリッド・クォンタイズ
172
,
Rate(シャッフル・クォンタイズ・レイト)
シャッフル・クォンタイズをするときの設定です。Shuffle
Resolution パラメーターで設定した表拍の音符に対して、裏拍をど
れくらいの割合で離すかを設定します。「50%」にしたときは、裏
拍のタイミングが隣り合う表拍と表拍のちょうど真ん中になりま
す。「0%」にしたときは、裏拍のタイミングが前の表拍と同じタイ
ミングになります。「100%」では、裏拍のタイミングが後ろの表拍
と同じタイミングになります。
設定値:
0 〜 100 %
Fantom-X678_r_j.book 173 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを録音する
録音する演奏データを選ぶ
(レコーディング・セレクト)
リアルタイム・レコーディングを行うとき、通常はすべての演奏
データを録音します。特定の演奏データを録音しないときは、その
レコーディング・セレクトの設定を「OFF」にします。
録音中に不要なデータを消す
(リアルタイム・イレース)
リアルタイム・イレースは、リアルタイム・レコーディング中に不
要なデータを消す機能です。特にループ・レコーディングでは、録
音を停止させることなくデータを消去できる便利な機能です。
1. [REC]を押します。
リアルタイム・イレースは、レコーディング・モードが
「MIX」に設定されているときのみ実行できます。
2. [F7(Rec Select)
]を押します。
Recording Select ウィンドウが表示されます。
fig.18-007̲50
チャンネルごとにデータを消すことも可能です。
1.
リアルタイム・レコーディングを開始します(P.170)
。
Realtime Recording ウィンドウが表示されます。
fig.18-004̲50
3.
または
を押して、録音する演奏データ(MIDI メッセー
ジ)を選びます。
Note:
ノート・メッセージ。音符を表
す MIDI メッセージです。
2. [F6(Erase)]を押します。
Realtime Erase ウィンドウが表示されます。
fig.18-008̲50
4.
Poly Aftertouch:
ポリフォニック・アフタータッ
チ。キーごとにアフタータッチ
をかける MIDI メッセージです。
Control Change:
コントロール・チェンジ・メッ
セージ。モジュレーションやエ
クスプレッションなどのさまざ
まな効果をかける MIDI メッ
セージです。
Program Change:
プログラム・チェンジ・メッ
セージ。音色を切り替える MIDI
メッセージです。
Channel Aftertouch:
チャンネル・アフタータッチ・
メッセージ。MIDI チャンネルご
とにアフタータッチをかける
MIDI メッセージです。
Pitch Bend:
ピッチ・ベンド・メッセージ。
ピッチを変える MIDI メッセー
ジです。
System Exclusive:
システム・エクスクルーシブ・
メッセージ。音色や音質など、
Fantom-X 独自の設定をする
MIDI メッセージです。
Value ダイヤル回すか、
[INC][DEC]でチェック・マークを
つけ、録音するか、録音しないかを切り替えます。
チェック・マーク(✔)を付けると録音され、チェック・マー
3.
不要なデータを消します。
すべてのデータ(パターン・コール・メッセージを除く)を消
すときは[F7(Erase All)]を押します。
ボタンを押している間、データは消されます。
特定の鍵盤の音を消すときはそのキーを押します。キーを押し
ている間、データは消されます。
特定の鍵域の音を消すときは、その鍵域の上限と下限のキーを
押します。キーを押している間、データは消されます。
4. [F8(Close)
]を押して Realtime Erase ウィンドウを閉じます。
通常の録音状態に戻ります。
※ チャンネルごとにデータを消すことも可能です。
シーケンサーの小節頭にあわせてアルペ
ジオを録音する
アルペジオをリアルタイム・レコーディングするときに、シーケン
サーのスタート/ストップとアルペジオを同期させることができま
す。
詳しくは「Arp/Rhythm Sync Switch (アルペジオ/リズム・シン
ク・スイッチ)」(P.227)を参照してください。
クを消すと録音されません。
[F6(All Off)]を押すと演奏データは録音されません。
[F7(All On)]を押すとすべての演奏データが録音されます。
5. [F8(Close)]を押して Recording Select ウィンドウを閉じま
す。
173
Fantom-X678_r_j.book 174 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを録音する
録音中に音色やフレーズを確認する
(リハーサル機能)
リハーサル機能は、リアルタイム・レコーディング中に一時的に録
音できない状態にする機能です。ループ・レコーディング中などに
次に演奏する音色を確認したり、次に録音するフレーズの練習をす
るのに便利です。
1.
※ 現在のパートと同じ番号のフレーズ・トラックが、自動的に選
ばれるように設定することもできます。1 トラックに、1 パー
ト分だけレコーディングするときに便利です。設定のしかたに
ついては、P.234 をごらんください。
設定値:
TRK 1 〜 TRK 16
PTN001 〜 PTN100(※パターンに録音する場合)
• Rec Mode(レコーディング・モード)
録音のしかたを選びます。
リアルタイム・レコーディングを開始します(P.170)
。
設定値
Realtime Recording ウィンドウが表示されます。
MIX:
ミックスで録音します。通常はこの方法で録音
します。録音先のトラックに演奏が記録されて
いるときは、その演奏を消さずに重ねて録音し
ていきます。
REPLACE:
リプレースで録音します。録音先に演奏が記録
されているときは、その演奏を消しながら録音
していきます。録音し直したいときなどに使い
ます。
fig.18-004̲50
2. [F7(Rehearsal)](または[REC])を押します。
[REC]のインジケーターが点滅し、リハーサル中であること
を表します。このとき、鍵盤を弾いても録音されません。
3.
• Start Point(スタート・ポイント)
録音状態に戻すには、もう一度[F7(Rehearsal)](または
[REC])を押します。
録音開始位置(小節−拍−ティック)を指定します。
4. [F8(NOTE)](または[PLAY])を押します。
データを打ち込む
(ステップ・レコーディング)
[REC]のインジケーターが点灯し、Step Rec (Note)画面
が表示されます。
fig.18-010̲50
ステップ・レコーディングは、五線譜に楽譜を書き込むように音符
や休符を 1 つずつ記録していきます。また、音符の他にパターンを
組み合わせてソングを作ることもできます。
音符や休符を入力する
1. 「新しくソングを録音する前に」(P.168)を参照して、録音す
る前の準備が行われていることを確認します。
すでにあるソングに録音するときは、目的のソングをテンポラ
リー・エリアに読み込みます(P.177)
。このとき、[FWD]ま
たは[BWD]を押して録音を開始する小節を指定することが
できます。録音開始小節は各 PLAY 画面上部の「M=」のとこ
ろで確認できます。
2. [REC]を押して、続けて[F6(Step Rec)]を押します。
[REC]のインジケーターが点滅し、Step Recording Standby
ウィンドウが表示されます。
fig.18-009̲50
3.
ステップ・レコーディングに関する設定をします。[CURSOR]
を押して目的のパラメーターにカーソルを移動し、VALUE ダ
イヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して設定します。
• Rec Track(トラック)
録音先のフレーズ・トラックまたはパターンを指定します。
5.
入力する音符の設定をします。
パラメーターを選びます。
を押して、目的の
• Note Type(ノート・タイプ)
入力する音符の長さを音符記号で設定します。音符の長さは、
ノート・オンから次のノート・オンまでの長さを表します。
設定値:
,
,
,
,
,
,
,
,
,
,
,
,
,
,
,
,
,
• Gate Time(ゲート・タイム)
ゲート・タイムをノート・タイプに対する割合で設定します。
ゲート・タイムは、ノート・オンからノート・オフまでの時間
を表します。スタッカート気味にするときは値を小さく、テ
ヌートやスラー気味にするときは値を大きくします。通常は
「80%」ぐらいに設定します。
設定値:
1 〜 100 %
• Input Velo(インプット・ベロシティー)
鍵盤/パッドを押す強さを設定します。鍵盤/パッドを押した
ときの強さをそのまま入力したいときは「REAL」にします。
その他は、p(ピアノ)= 60、mf(メゾフォルテ)= 90、f
(フォルテ)= 120 を目安に設定します。
設定値:
174
または
REAL, 1 〜 127
Fantom-X678_r_j.book 175 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを録音する
6.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して値
を設定します。
7. [F7(←)]または[F8( →)
]を押して入力したい位置に移動
し、鍵盤のキーまたはパッドを押します。
キーまたはパッドを押すと、ノート・メッセージがバーで表示
されます。またベロシティーが棒グラフで表示されます。
fig.18-011̲50
和音の入力のしかた
和音を押さえます。すべてのキー/パッドを離すとカーソルが次の
ステップに移動します。
入力位置の移動
• [F8(→)]を押すと、現在のノート・タイプの設定だけ、入力
位置が進みます。
• [F7(←)]を押すと、現在のノート・タイプの設定だけ、入力
位置が戻ります。
• [SHIFT]を押しながら[F7(←)
]を押すと、入力位置が 1 小
節進みます。
• [SHIFT]を押しながら[F8(→)
]を押すと、入力位置が 1 小
節戻ります。
表示領域の移動
ファンクション・ボタン([F1]
[F2]
[F3]
[F4]
[F5]
)で次
の操作ができます。
• Step Back(ステップ・バック)
直前に入力した音符を取り消します。
• Tie(タイ)
直前に入力した音符の長さを現在の設定だけ伸ばします。
または
を押すと、表示される音域が上下に移動します。
音符の長さとゲート・タイムの関係
音符の長さとゲート・タイムの関係は以下のとおりです。
Fantom-X のシーケンサーは、TPQN(分解能)が 480 ですの
で、4 分音符のゲート・タイムは 480 ティックとなります。
• Rest(レスト)
休符を入力します。Note Type を休符と同じ長さのものに設定
しておきます。
• Zoom In(ズーム・イン)
画面に表示される鍵域を狭めます。特定のノートを拡大表示す
る時に使用すると便利です。
• Zoom Out(ズーム・アウト)
画面に表示される鍵域を広めます。どのノートが入力されてい
るかを確認する時に使用すると便利です。
8.
上記の手順を繰り返して入力していきます。
各パラメーターの値は直前に入力した設定を保持しています。
次に入力する音符も同じ設定でよい場合は、変える必要はあり
ません。つまり、Gate Time パラメーターや Input Velocity パ
ラメーターはいったん設定したら、最後まで変える必要はほと
んどないので、Note Type パラメーターと音の高さ(鍵盤、
パッド)を指定するだけになります。
9.
ステップ・レコーディングが終わったら、[STOP]を押しま
す。
音
符
ゲート・タイム
30
40
45
60
80
90
120
160
180
240
320
360
480
640
720
960
1920
3840
[REC]のインジケーターが消灯します。
直前のステップ・レコーディングが気に入らなかった場合は、
[MENU]を押して開くメニューから「Undo/Redo」を選ん
で、録音前の状態に戻すことができます(アンドゥ / リドゥ)
。
アンドゥを実行した内容を元の状態に戻すことをリドゥといい
ます。アンドゥを実行した後に再び同じ操作を行うとリドゥが
実行されます。
ステップ・レコーディングで記録されるゲート・タイム
は、本来のゲート・タイムの値に GATE TIME パラメー
ターの値を掛けたものです。例えば、GATE TIME パラ
メーターを「80%」にしたとき、4 分音符を入力すると
ゲート・タイムは 480 × 0.8 = 384 となります。
175
Fantom-X678_r_j.book 176 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを録音する
5.
パターンをフレーズ・トラックに割り当
てる
あらかじめ録音しておいたパターンを組み合わせてソングを作ると
きは、ステップ・レコーディングでパターンをフレーズ・トラック
に割り当てます。ただし、フレーズ・トラックにはパターンそのも
のが割り当てられるのではなく、どのパターンを再生させるかを指
示するためのパターン・コール・メッセージが記録されます。した
がって、後からパターンの内容を変えると、ソングを再生させたと
きも変わります。
フレーズ・トラックにパターンを割り当てるとパターン・ビー
トは無効になり、ビート・トラックの拍子にしたがいます。パ
ターン・ビートとビート・トラックの設定が異なっている場合
は、小節の長さが合わなくなって演奏がずれてしまうことがあ
ります。このようなときは、ビート・トラックの拍子を設定し
直してください(P.169)
。
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押してフ
レーズ・トラックに割り当てるパターン・ナンバー(1 〜 100)
を選びます。
「Pattern」には選んだパターンのパターン・ネームが表示され
ます。また、「Length」にはパターンの小節数が表示されま
す。
6. [F8(PUT PTN)]を押します。
Pattern パラメーターで選んだパターンのパターン・コール・
メッセージが記録され、そのパターンの小節の長さだけ進んで
次のパターンが入力できる状態になります。
間違えて入力したときは[BWD]または[F1(Step Back)
]
を押して、直前に入力したパターン・コール・メッセージを削
除します。
7.
上記の手順を繰り返してパターンを割り当てていきます。
8.
ステップ・レコーディングが終わったら、[STOP]を押しま
す。
1. 「新しくソングを録音する前に」(P.168)を参照して、録音す
る前の準備が行われていることを確認します。
[REC]のインジケーターが消灯します。
2. [REC]を押して、続けて[F6(Step Rec)]を押します。
直前のステップ・レコーディングが気に入らなかった場合は、
[MENU]を押して開くメニューから「Undo/Redo」を選ん
で、録音前の状態に戻すことができます(アンドゥ / リドゥ)
。
アンドゥを実行した内容を元の状態に戻すことをリドゥといい
ます。アンドゥを実行した後に再び同じ操作を行うとリドゥが
実行されます。
[REC]のインジケーターが点滅し、Step Rec Standby ウィ
ンドウが表示されます。
fig.18-009̲50
3.
ステップ・レコーディングに関する設定をします。[CURSOR]
を押して目的のパラメーターにカーソルを移動し、VALUE ダ
イヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して設定します。
• Rec Track(トラック)
録音先のフレーズ・トラックまたはパターンを指定します。
設定値:
AUTO, TRK 1 〜 TRK 16
• Rec Mode(レコーディング・モード)
録音のしかたを選びます。
設定値
MIX:
ミックスで録音します。通常はこの方法で録音
します。録音先のトラックに演奏が記録されて
いるときは、その演奏を消さずに重ねて録音し
ていきます。
REPLACE:
リプレースで録音します。録音先に演奏が記録
されているときは、その演奏を消しながら録音
していきます。録音し直したいときなどに使い
ます。
• Start Point(スタート・ポイント)
録音開始位置(小節−拍−ティック)を指定します。
]を押します。
4. [F7(Ptn Call)
176
Fantom-X678_r_j.book 177 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
ここでは、ソングを編集するときの操作のしかたについて説明しま
す。
編集するソングを読み込む
ソングを編集するときは、テンポラリー・エリアに記録されている
ソングが対象となります。ユーザー・メモリーやメモリー・カード
に保存されているソングは、テンポラリー・エリアに読み込んでか
ら編集します。
5. [F8(Load)]を押します。
確認の画面が表示されます。
6. [F8(Exec)]を押します。
ソングの読み込みが完了すると、読み込んだソングの演奏デー
タが Song Edit 画面に表示されます。
※[SAVE/LOAD]を押して操作しても、ソングをロードできま
す(P.201)
。
fig.19-002.j
トラック・ナンバー
各トラックの出力先
電源を切ったり、別のソングをテンポラリー・エリアに読み込
むと、テンポラリー・ソングは失われてしまいます。テンポラ
リー・エリアに大切なソングが記録されているときは、あらか
じめユーザー・メモリーまたはメモリー・カードに保存してお
いてください(P.198)
。
各トラックの状態
現在選ばれている
ソングの名前、
小節位置、拍子、
ソングの演奏テンポを
およびシーケンサー
の状態を表示します。 表示します。ループ・
プレイ、ループ・
レコーディング
のオン/オフを表示
します(LOOP)。
小節ナンバー
1. [SONG EDIT]を押します。
Song Edit 画面が表示されます。
演奏データ
がない小節
fig.17-001.eps̲50
演奏データ
がある小節
Song Edit 画面を表示しているときにソングを再生させると、
ソング再生位置にしたがって画面がスクロールします。
2. [F1(Song List)
]を押します。
Song List 画面が表示されます。
fig.19-001̲50
※ 上の画面で
または
を押すと、 どのタイプのソングを表示
するか設定できます。特定のソング・タイプだけ表示させるこ
とができるので、いくつかのソング・タイプが混在している時
に、ファイルを見つけやすくなります。
• VIEW ALL:すべてのソングを表示
• SVQ ONLY:SVQ ファイルのみ表示
• SMF:スタンダード MIDI ファイルだけ表示
• MRC:MRC ファイルだけ表示
]または[ F2(Card)]を押して読み込み先を選び
3. [F1(User)
ます。
4.
または
を押して編集したいソングを選びます。
177
Fantom-X678_r_j.book 178 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
3.
トラック内のデータを表示する
Fantom-X では、1 トラックの中に複数の MIDI チャンネルのデータを
記録することができます。Song Edit 画面で[F6(Track View)]を
押すと、トラック内にどのチャンネルのデータがあるのか確認するこ
とができます。
この画面では、各チャンネルのノート情報をグラフィカルに表示し
ています。バーの高さが音の高さを、バーの長さが音の長さを表し
ています。
元の画面に戻るには、もう一度[F6]を押します。
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して設
定します。
OFF:
鳴らしません。
INT:
Fantom-X の内部音源を鳴らします。
MIDI:
MIDI OUT コネクターに接続した外部音源を鳴らし
ます。
BOTH:
内部音源と外部音源を鳴らします。
ソング・データをトラック/パターン単
位で読み込む
fig.19-002a
ソング・ファイル(拡張子「.SVQ」)およびスタンダード MIDI
ファイル(拡張子「.MID」)を選んだ場合は、フレーズ・トラック
またはパターン単位で読み込むことができます。
1. 「編集するソングを読み込む」の手順 4 の後、
[F7(Load
Track)]を押します。
Load Track ウィンドウが表示されます。
2. 「Source」のところにカーソルを移動して、 読み込むトラック
(TRK 1 〜 16)またはパターン(PTN001 〜 100)を選びます。
※ スタンダード MIDI ファイルから読み込む場合は、パターン
(PTN001 〜 100)は選べません。また、フォーマット 0 のス
タンダード MIDI ファイルから読み込む場合は、
「TRK ALL」
に固定されているので選べません。
どのトラックの中身 各パートにアサイン
を表示しているかを されているパッチが
示します。
表示されます。
3. 「Destination」のところにカーソルを移動して、読み込み先の
トラック(TRK 1 〜 16)またはパターン(PTN001 〜 100)を
選びます。
4. [F8(Exec)]を押して実行します。
各パートのデータが
表示されます。
トラックの演奏を消す(ミュート)
ソングを再生するときに特定のトラックの演奏を消したいときは、
その演奏データが記録されているフレーズ・トラックをミュートし
ます。
トラックごとに鳴らす音源を使い分ける
トラックごとに出力先を設定することにより、いろいろな音源を使
い分けてソングを再生することができます。
1. [SONG EDIT]を押して Song Edit 画面を表示します。
2. [CURSOR]を押して、演奏を消したいトラックのところに
カーソルを移動します。
fig.19-004
1. [SONG EDIT]を押して Song Edit 画面を表示します。
2. [CURSOR]を押して、出力先を設定したいトラックのところ
にカーソルを移動します。
fig.19-003
演奏データが記録されていないトラックは、ここに何も表示さ
れません。
178
Fantom-X678_r_j.book 179 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
3.
VALUE ダイヤルを回すか、
[DEC]を押して「MUTE」に設定
します。
ロケート・ポジションに移動する
ソングの位置をロケート・ポジションに移動するときは、以下の操
作を行います。
フレーズ・トラックをミュートした状態で、ソングをスタン
ダード MIDI ファイル形式で保存すると、そのフレーズ・ト
ラックの情報は記録されませんのでご注意ください。また、
MRC Pro ソング形式で保存すると、ミュートした状態がその
まま記録されます。
1.
Locate ウィンドウを表示します。
2. [F7(Set)]が赤く点灯していたら、ボタンを押して消灯しま
す。
3. [F3(Jump1)]〜[F6(Jump4)
]を押します。
指定したロケート・ポジションに移動します。
テンポ・トラック(Tempo)の「Status」を「MUTE」に設定
すると、テンポ・トラックがミュートされます。テンポ変化が
記録されているソングを一定のテンポで再生したいときなど
は、テンポ・トラックをミュートします。
[SHIFT]を押しながら[BWD]を押すと、1 つ前のロケー
ト・ポジションにジャンプします。
また、[SHIFT]を押しながら[FWD]を押すと、1 つ後のロ
ケート・ポジションにジャンプします。
ソングに印(ロケート・ポジション)を
付ける
ソングの任意の位置に印を付けることができます。これをロケー
ト・ポジションと呼びます。通常、ソングの位置は「小節−拍−
ティック」で表しますが、ロケート・ポジションはその位置に対応
した絶対時間「時:分:秒:フレーム」も表示されます。
ソングの繰り返し区間(ループ・ポイント)
を設定する
ループ・プレイやループ・レコーディングを行うとき、指定した小
節数を繰り返す以外に、ここで設定したループ・ポイントにした
がって繰り返すこともできます。
パターンにロケート・ポジションを設定することはできませ
ん。
ロケート・ポジションを設定する
ロケート・ポジションは、1 つのソングに 4 個まで設定することが
できます。
パターンにループ・ポイントを設定することはできません。
1. [SONG EDIT]を押します。
2. [F5(Loop/Locate )]を押します。
Loop ウィンドウが表示されます。
fig.19-006̲50
1. [SONG EDIT]を押します。
]を押します。
2. [F5(Loop/Locate)
Loop ウィンドウが表示されます。
]を押します。
3. [F2(Locate)
Locate ウィンドウが表示されます。
fig.19-005̲50
3.
目的のパラメーターのところにカーソルを移動し、VALUE ダイ
ヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して設定します。
※ 設定する前にシーケンサーを停止してください。再生中は設定
できません。
• Repeat Times(リピート)
繰り返しの回数(1 〜 99)を選びます。
[STOP]を押すまで
繰り返したいときは「INF」に設定します。
4. [F7(Set)]を押してから[F3(Set1)]〜[F6(Set4)]押す
と、ソングの現在位置がロケート・ポジションとして設定され
ます。
また、ソングの再生中に演奏を聴きながら同じ操作をしても設
定することができます。
※ 設定したいロケート・ナンバーの「小節」または「拍」の値に
カーソルを移動し、VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または
[DEC]を押してそれぞれの値を設定することもできます。
• Start Point(スタート)
繰り返しの開始位置を設定します。
[F5(Set Start)
]を押すと、ソングの現在位置が開始位置と
して設定されます。
• End Point(エンド)
繰り返しの終了位置を設定します。ここで指定した位置は、繰
り返し区間には含まれません。
[F6(Set End)
]を押すと、ソングの現在位置が終了位置とし
て設定されます。
4. [F7(Loop)]を押して赤く点灯させると、 ループがオンに設
定されます。
179
Fantom-X678_r_j.book 180 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
Insert Measure(インサート・メジャー)→ P.185
指定した範囲の演奏データを編
集する(トラック・エディット)
Transpose(トランスポーズ)→ P.185
Change Velocity(チェンジ・ベロシティー)→ P.186
Change Channel(チェンジ・チャンネル)→ P.186
Change Duration(チェンジ・デュレーション)→ P.187
トラック・エディットでは、ソングの指定した範囲の演奏データを
編集します。
Merge(マージ)→ P.188
Extract(エクストラクト) → P.188
トラック・エディットの基本操作
Shift Clock(シフト・クロック)→ P.189
Data Thin(データ・シン)→ P.190
1. [SONG EDIT]を押して Song Edit 画面を表示し、設定したい
ソングを読み込みます(P.177)
。
Exchange(エクスチェンジ)→ P.191
Time Fit( タイム・フィット)→ P.191
fig.19-007.j
現在選ばれている
ソングの名前、
小節位置、拍子、
およびシーケンサー
の状態を表示します。
小節ナンバー
Truncate(トランケート) → P.191
ソングの演奏テン
ポを表示します。
ループ・プレイ、
ループ・レコーデ
ィングのオン/
オフを表示します
(LOOP)。
演奏データ
がない小節
演奏データ
がある小節
現在の位置
トラック・エディット各機能の設定ウィンドウについては、各
機能説明の項で説明しています。
4.
各機能のパラメーターを設定します。[CURSOR]を押して目
的のパラメーターのところにカーソルを移動し、VALUE ダイ
ヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して設定してくださ
い。まずは編集対象となる部分を確認し、変更する場合は修正
してください。
5. [F8(Exec)]を押して実行します。
動作が完了すると、「Completed !」と一瞬表示されます。
実行を中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
• 実行後の結果が気に入らない場合は、[MENU]を押して開く
Song Edit 画面に「QUICK PL:AY」と表示されているときは、
ソングがロードされていません。このソングをエディットした
いときは、[F8(Load)
]を押してソングを読み込みます。
※[F7(Temp Song)
]を押すと、テンポラリー・ソングの表示
に戻ります。
]を押しま
2. [SONG EDIT]を押し、続けて[F8( Track Edit)
す。
Track Edit ウィンドウが表示されます。
fig.19-008̲50
3.
カーソル・ボタンを押して目的の機能を選びます
※ パッドを押して選択することもできます
Quantize(クォンタイズ)→ P.181
Erase(イレース)→ P.183
Delete(デリート)→ P.184
Copy(コピー)→ P.184
180
Menu ウィンドウから「Undo/Redo」を選んで、実行前の状
態に戻すことができます(アンドゥ / リドゥ)
。アンドゥを実
行した内容を元の状態に戻すことをリドゥといいます。アン
ドゥを実行した後に再び同じ操作を行うとリドゥが実行されま
す。
Fantom-X678_r_j.book 181 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
Quantize Type(クォンタイズ・タイプ)
ソングのタイミングを揃える
(Quantize)
クォンタイズのしかたを指定します。
設定値
GRID:
「ソングを録音する」(P.168)の章では、リアルタイム・レコー
ディングをしながらクォンタイズをするレコーディング・クォンタ
イズの説明をしましたが、すでに録音されたソングをクォンタイズ
することもできます。
グリッド・クォンタイズをします。指定した音符の
タイミングに揃えるので、ドラムやベースのように
正確なリズムで演奏したいときに使います。
fig.18-005.j
また、クォンタイズではパラメーターの設定中であっても、クォン
タイズ実行後の結果を確認できるプレビュー機能があります。これ
により、最適なクォンタイズを行うことができます。
クォンタイズは、鍵盤を押したタイミング(ノート・オン)と
離したタイミング(ノート・オフ)だけを補正し、その他の演
奏データは補正しません。そのため、ベンド・レンジやモジュ
レーションなどの演奏データとノートがずれてしまって、思う
ような演奏にならないことがあります。鍵盤以外の演奏データ
については、ミックス・レコーディングなどで後から重ねて録
音するようにしてください。
でグリッド・クォンタイズ
SHUFFLE:
シャッフル・クォンタイズをします。シャッフルや
スイングのようなノリのあるリズムに変えたいとき
に使います。
fig.18-006.j
Rate = 75%でシャッフル・クォンタイズ
fig.19-009̲50
TEMPLATE: テンプレート・クォンタイズを行います。FantomX には 71 種類のクォンタイズ用テンプレートを用
意しています。これらにはさまざまな音楽ジャンル
のリズムで使用できます。この中から好みのテンプ
レートを選んで、クォンタイズします。
設定のしかたについては、「トラック・エディットの基本操作」
(P.180)をご覧ください。
※ タイミングにばらつきのある演奏データにテンプレート・クォ
ンタイズをかけても思ったとおりの効果が得られないことがあ
ります。その場合は、あらかじめ元の演奏データをグリッド・
クォンタイズでタイミングを楽譜どおりに揃えておくとよいで
しょう。
Track / Pattern(トラック/パターン)
クォンタイズするフレーズ・トラックまたはパターンを設定しま
す。
設定値
TRK ALL:
すべてのフレーズ・トラック
TRK 1 〜 TRK 16:
指定したフレーズ・トラック
PTN001 〜 PTN100: 指定したパターン
Ch / Part(MIDI チャンネル/パート)
クォンタイズするノートの MIDI チャンネルを設定します。
ノートをすべてクォンタイズするときは「ALL」にしておきます。
指定した MIDI チャンネルのノートだけをクォンタイズするときは、
その MIDI チャンネルを選びます。
Resolution
(グリッド・クォンタイズ・レゾリューション)
グリッド・クォンタイズをするときの設定です。クォンタイズのタ
イミングを音符で設定します。クォンタイズ範囲の音符の中で最も
短いものを選びます。
設定値:
,
,
,
,
,
,
Strength(グリッド・クォンタイズ・ストレングス)
グリッド・クォンタイズをするときの設定です。Grid Resolution パ
ラメーターで指定した音符に対する補正の度合いを設定します。
「100%」に設定すると、Grid Resolution パラメーターのタイミン
グにきっちり補正されます。値を下げるほど補正される度合いが下
がり、「0%」にすると全く補正されません。
設定値:
0 〜 100 %
設定値:ALL, Ch1 〜 Ch16
Measure、For(編集範囲)
クォンタイズする小節の範囲を設定します。「For」を「ALL」に設
定すると、すべての小節が指定されます。
Resolution
(シャッフル・クォンタイズ・レゾリューション)
シャッフル・クォンタイズをするときの設定です。クォンタイズの
タイミングを音符で設定します。
設定値:
,
181
Fantom-X678_r_j.book 182 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
Rate(シャッフル・クォンタイズ・レイト)
シャッフル・クォンタイズをするときの設定です。Shuffle
Resolution パラメーターで指定した音符の裏の拍にあたる音符を、
表拍からどれくらい離すかを指定します。裏拍の発音タイミングを
ずらすことで、スイング感が出てきます。「50%」にしたときの裏
拍のタイミングは隣り合う表拍と表拍のちょうど真ん中になりま
す。「0%」にすると裏拍のタイミングが表拍と同じになります。
「100%」にすると裏拍のタイミングが後ろの表拍と同じになりま
す。
設定値:
0 〜 100 %
fig.19-010.j
元の演奏データ
Rate= 25%
Rate= 50%
Rate= 75%
Rate=100%
裏拍
裏拍
裏拍
裏拍
Quantize Tmplate(クォンタイズ・テンプレート)
利用するテンプレートを選びます。
以下はテンプレートの一覧です。
001
002
003
004
005
006
007
008
009
010
011
012
013
014
015
016
017
018
019
020
021
022
023
024
025
182
ダイナミクスの小さいダンス
ダイナミクスの大きいダンス
軽くスイングしたダンス
強くスイングしたダンス
後ノリでダイナミクスの小さいダンス
後ノリでダイナミクスの大きいダンス
後ノリで軽くスイングしたダンス
後ノリで強くスイングしたダンス
前ノリでダイナミクスの小さいダンス
前ノリでダイナミクスの大きいダンス
前ノリで軽くスイングしたダンス
前ノリで強くスイングしたダンス
ダイナミクスの小さいフュージョン
ダイナミクスの大きいフュージョン
軽くスイングしたフュージョン
強くスイングしたフュージョン
後ノリでダイナミクスの小さいフュージョン
後ノリでダイナミクスの大きいフュージョン
後ノリで軽くスイングしたフュージョン
後ノリで強くスイングしたフュージョン
前ノリでダイナミクスの小さいフュージョン
前ノリでダイナミクスの大きいフュージョン
前ノリで軽くスイングしたフュージョン
前ノリで強くスイングしたフュージョン
ダイナミクスの小さいレゲエ
026
027
028
029
030
031
032
033
034
035
036
037
038
039
040
041
042
043
044
045
046
047
048
049
050
051
052
053
054
055
056
057
058
059
060
061
062
063
064
065
066
067
068
069
070
071
ダイナミクスの大きいレゲエ
軽くスイングしたレゲエ
強くスイングしたレゲエ
後ノリでダイナミクスの小さいレゲエ
後ノリでダイナミクスの大きいレゲエ
後ノリで軽くスイングしたレゲエ
後ノリで強くスイングしたレゲエ
前ノリでダイナミクスの小さいレゲエ
前ノリでダイナミクスの大きいレゲエ
前ノリで軽くスイングしたレゲエ
前ノリで強くスイングしたレゲエ
ダイナミクスの小さいポップス
ダイナミクスの大きいポップス
軽くスイングしたポップス
強くスイングしたポップス
後ノリでダイナミクスの小さいポップス
後ノリでダイナミクスの大きいポップス
後ノリで軽くスイングしたポップス
後ノリで強くスイングしたポップス
前ノリでダイナミクスの小さいポップス
前ノリでダイナミクスの大きいポップス
前ノリで軽くスイングしたポップス
前ノリで強くスイングしたポップス
ダイナミクスの小さいルンバ
ダイナミクスの大きいルンバ
軽くスイングしたルンバ
強くスイングしたルンバ
後ノリでダイナミクスの小さいルンバ
後ノリでダイナミクスの大きいルンバ
後ノリで軽くスイングしたルンバ
後ノリで強くスイングしたルンバ
前ノリでダイナミクスの小さいルンバ
前ノリでダイナミクスの大きいルンバ
前ノリで軽くスイングしたルンバ
前ノリで強くスイングしたルンバ
サンバ(パンデイロなど用)
サンバ(スルド、ティンバル用)
アシェ(カイシャ用)
アシェ(スルド用)
サルサ(カスカラ用)
サルサ(コンガ用)
3 連符
5 連符
6 連符
2 拍 7 連符
もたりのある 3 連符
※ テンプレートは 4 / 4 拍子に対応しています。異なった拍子の
演奏には効果が得られないことがあります。
※ ジャンル名はあくまでも目安であり、必ずしもそのジャンルで
しか使用できないものではありません。いろいろとお試しくだ
さい。
Timing(クォンタイズ・タイミング)
テンプレートのタイミングにノートをどれだけ近づけるかを設定し
ます。100% でテンプレートのタイミングにきっちり合います。0%
にするとノートは移動しません。
設定値:
0 〜 100%
Fantom-X678_r_j.book 183 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
Range Min、Range Max(レンジ)
Ch / Part(MIDI チャンネル/パート)
クォンタイズする音域を設定します。
消去する演奏データの MIDI チャンネルを設定します。
例えば、C3 から C4 の音域をクォンタイズしたいときは「Note
Min」を「C3」に「Note Max」を「C4」に設定します。鍵盤の
キーを押して指定することもできます。
演奏データをすべて消去するときは「ALL」にしておきますが、指
定した MIDI チャンネルの演奏データだけを消去するときは、その
MIDI チャンネルを選びます。
設定値:ALL, Ch1 〜 Ch16
プレビュー機能
クォンタイズのパラメーターの設定中に、クォンタイズ実行後
の演奏状態を確認することができます。これをプレビュー機能
と呼びます。プレビュー中にパラメーターを変化させると、そ
の値に応じてクォンタイズ実行後の演奏状態も変わります。パ
ラメーターをいろいろ変えて最適な設定を見つけてください。
フレーズ・トラックに割り当てられているパターン・コー
ル・イベントとミュートされているフレーズ・トラックの
演奏は確認できません。
Track Edit (Quantize) ウィンドウが表示されているときに
[PLAY]を押すと、プレビュー状態になります。ソングの現在
位置から 2 小節間が繰り返し再生されます。プレビュー開始位
置は[FWD]または[BWD]を押して指定することもできま
す。プレビューを終えるときは、[STOP]を押してください。
Track パラメーターで「TEMPO」を選んでいるとき、Status パラ
メーターで「Exclusive」
、
「Tune Request」
、
「Pattern Call」のいず
れかを選んでいるときは設定できません。
Measure、For(編集範囲)
消去する小節の範囲を設定します。「For」を「ALL」に設定する
と、すべての小節が指定されます。
Status(ステータス)
消去する演奏データを選びます。
設定値
ALL
NOTE
Poly Aftertouch
Control Change
Program Change
Channel Aftertouch
Pitch Bend
System Exclusive
Tune Request
Pattern Call
不要な演奏データを消去する(Erase)
指定した範囲の演奏データをすべて消去します。消去した演奏デー
タは休符に置き替えられるので、小節はそのまま残ります。
fig.19-011̲50
Track パラメーターで「TEMPO」を選んでいるときは設定で
きません。
Range Min、Range Max(レンジ)
Status パラメーターで「NOTE」
、「P.AFT」、「C.C」、「PROG」の
いずれかを選んだときのみ、その範囲を指定します。「Range Min」
に範囲の最小値、「Range Max」に範囲の最大値を設定します。
設定のしかたについては、「トラック・エディットの基本操作」
(P.180)をご覧ください。
ノートまたはポリフォニック・アフタータッチをすべて消すと
きは、「Range Min」を「C -1」、「Range Max」を「G9」に
設定します。C4 を消すときは「Range Min」と「Range
Max」を「C4」に設定します、C3 から C4 を消すときは
「Range Min」を「C 3」
、「Range Max」を「C4」に設定しま
す。
Track / Pattern(トラック/パターン)
• コントローラー・ナンバーをすべて消すとき「Range Min」を
消去するトラックまたはパターンを設定します。
「0」
、「Range Max」を「127」に設定します。プログラム・
ナンバーをすべて消すときは「Range Min」を「1」
、「Range
Max」を「128」に設定します。ナンバー 4 を消すときは
「Range Min」と「Range Max」を「4」に、ナンバー 3 から
14 を消すときは「Range Min」を「3」
、「Range Max」を
「14」に設定します。
設定値
ALL:
フレーズ・トラック 1 〜 16、ビート・ト
ラック、テンポ・トラック
TRK 1 〜 TRK 16:
指定したフレーズ・トラック
TEMPO:
テンポ・トラック
PTN001 〜 PTN100: 指定したパターン
183
Fantom-X678_r_j.book 184 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
Ch / Part(MIDI チャンネル/パート)
不要な小節を削除する(Delete)
指定した範囲の演奏データを削除し、以降の小節を前に詰めます。
したがって小節の長さがその分短くなります。
fig.19-012̲50
コピーする演奏データの MIDI チャンネルを設定します。
演奏データをすべてコピーするときは「ALL」にしておきますが、
指定した MIDI チャンネルの演奏データだけをコピーしたいときは、
その MIDI チャンネルを選びます。
設定値:
設定のしかたについては、「トラック・エディットの基本操作」
(P.180)をご覧ください。
ALL, Ch1 〜 Ch16
ソース・トラックで「TEMPO」を選んでいるとき、 Status パ
ラメーターで「System Exclusive」
、「Tune Request」
、
「Pattern Call」のいずれかを選んでいるときは設定できませ
ん。
Src Measure、For(編集範囲)
Track / Pattern(トラック/パターン)
削除するトラックまたはパターンを設定します。
設定値
コピー元の小節の範囲を設定します。「For」を「ALL」に設定する
と、すべての小節が指定されます。
Dst Track / Pattern
(デスティネーション・トラック/パターン)
ALL:
フレーズ・トラック 1 〜 16、ビート・ト
ラック、テンポ・トラック
TRK 1 〜 TRK 16:
指定したフレーズ・トラック
コピー先のトラックまたはパターンを設定します。
TEMPO:
テンポ・トラック
設定値
PTN001 〜 PTN100: 指定したパターン
ALL:
フレーズ・トラック 1 〜 16、ビート・ ト
ラック、テンポ・トラック
TRK 1 〜 TRK 16:
指定したフレーズ・トラック
TEMPO:
テンポ・トラック
Measure、For(編集範囲)
削除する小節の範囲を設定します。「For」を「ALL」に設定する
と、すべての小節が指定されます。
フレーズをコピーする(Copy)
指定した範囲の演奏データをコピーします。同じフレーズを何度も
繰り返して使うときに便利です。パターンをフレーズ・トラックに
コピーしたり、その逆にフレーズ・トラックをパターンにコピーし
たりすることもできます。
PTN001 〜 PTN100: 指定したパターン
ソース・トラックで「ALL」を選んだとき、デスティネーショ
ン・トラックには「ALL」または「PTN001 〜 PTN100」の
中から選びます。このとき、デスティネーション・トラックに
「PTN001 〜 PTN100」を選ぶと、16 個のフレーズ・トラッ
クの情報がまとまってコピーされます。
• ソース・トラックで「TEMPO」を選んだとき、 デスティネー
ション・トラックには「TEMPO」のみ設定できます。
fig.19-013̲50
Dst Measure(デスティネーション・メジャー)
コピー先の小節を設定します。
コピー先をソングの最終小節の次にしたいときは「END」に設定し
ます。
Copy Mode(コピー・モード)
コピー先の演奏データを残しておくかどうかを選びます。
設定のしかたについては、「トラック・エディットの基本操作」
(P.180)をご覧ください。
Src Track / Pattern(ソース・トラック/パターン)
コピー元のトラックまたはパターンを設定します。
設定値
設定値
MIX:
コピー先にある演奏データに重ねてコピーします。
REPLACE:
コピー先にある演奏データを消してコピーします。
ただし、Channel パラメーターで指定した MIDI
チャンネルの演奏データのみが対象となり、その他
の MIDI チャンネルの演奏データはそのまま残りま
す。
ALL:
フレーズ・トラック 1 〜 16、ビート・ト
ラック、テンポ・トラック
TRK 1 〜 TRK 16:
指定したフレーズ・トラック
Copy Times(コピー回数)
TEMPO:
テンポ・トラック
コピー先の位置に何度も続けてコピーするときは、その回数を指定
します。
PTN001 〜 PTN100: 指定したパターン
184
Fantom-X678_r_j.book 185 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
Status(ステータス)
Track / Pattern(トラック/パターン)
コピーする演奏データを選びます。
空白小節を挿入するトラックまたはパターンを設定します。
設定値
設定値
ALL
ALL:
フレーズ・トラック 1 〜 16、ビート・ ト
ラック、テンポ・トラック
Poly Aftertouch
TRK 1 〜 TRK 16:
指定したフレーズ・トラック
Control Change
TEMPO:
テンポ・トラック
Program Change
PTN001 〜 PTN100: 指定したパターン
NOTE
Channel Aftertouch
Pitch Bend
Measure、For(編集範囲)
System Exclusive
空白小節を挿入する小節の位置と小節数を設定します。
Tune Request
Pattern Call
ソース・トラックで「TEMPO」を選んでいるときは設定でき
ません。
Range Min、Range Max(レンジ)
Status パラメーターで「NOTE」
、「P.AFT」、「C.C」
、「PROG」の
いずれかを選んだときのみ、その範囲を指定します。「Range Min」
に範囲の最小値、「Range Max」に範囲の最大値を設定します。
ノートまたはポリフォニック・アフタータッチをすべてコピー
するときは「Range Min」を「C-1」、「Range Max」を「G9」
に設定します。C4 をコピーするときは「Range Min」と
「Range Max」を「C4」に、C3 から C4 をコピーするときは
「Range Min」を「C3」、「Range Max」を「C4」に設定しま
す。
Beat(ビート)
通常、挿入する空白小節の拍子は直前の小節の拍子にしたがいま
す。挿入する空白小節の拍子を変えたいときは設定します。
Track パラメーターで「ALL」を選んだときのみ設定できま
す。
移調する(Transpose)
指定した範囲のノートを 127 半音の範囲で移調します。 ソングが途
中から転調するときや、ソング全体を移調するときに使います。
fig.19-015̲50
• コントローラー・ナンバーをすべてコピーするときは「Range
Min」を「0」
、「Range Max」を「127」に、プログラム・ナ
ンバーをすべてコピーするとき「Range Min」を「1」
、
「Range Max」を「128」に設定します。ナンバー 4 をコピー
するときは「Range Min」、「Range Max」を「4」に設定しま
す。ナンバー 3 から 14 をコピーするときは「Range Min」を
「3」
、「Range Max」を「14」に設定します。
設定のしかたについては、「トラック・エディットの基本操作」
(P.180)をご覧ください。
Track / Pattern(トラック/パターン)
移調するフレーズ・トラックまたはパターンを設定します。
空白小節を挿入する(Insert)
指定した位置に新たに空白小節を挿入します。挿入する空白小節は
拍子を設定できるので、ソングの途中に変拍子のフレーズを入れる
ときに使うと便利です。
設定値
ALL:
フレーズ・トラック 1 〜 16
TRK 1 〜 TRK 16:
指定したフレーズ・トラック
PTN001 〜 PTN100: 指定したパターン
fig.19-014̲50
Ch / Part(MIDI チャンネル/パート)
移調するノートの MIDI チャンネルを設定します。
ノートをすべて移調するときは「ALL」にしておきますが、指定し
た MIDI チャンネルのノートだけを移調したいときは、その MIDI
チャンネルを選びます。
設定値:
設定のしかたについては、「トラック・エディットの基本操作」
(P.180)をご覧ください。
ALL, Ch1 〜 Ch16
Measure、For(編集範囲)
移調する小節の範囲を設定します。「For」を「ALL」に設定する
と、すべての小節が指定されます。
185
Fantom-X678_r_j.book 186 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
Range Min、Range Max(レンジ)
Ch / Part(MIDI チャンネル/パート)
移調する音域を指定します。例えば、C3 から C4 の音域を移調し
たいときは「Range Min」を「C3」、「Range Max」を「C4」に設
定します。鍵盤のキーを押して指定することもできます。
ベロシティーを変化させるノートの MIDI チャンネルを設定します。
Bias(バイアス)
設定値:
移調する量を半音単位で設定します。音の高さを上げるときは「+」
の値に、下げるときは「-」の値にします。移調しないときは「0」
にします。
設定値:
-127 〜 +127
ノートのベロシティーをすべて変化させるときは「ALL」にしてお
きますが、指定した MIDI チャンネルのノートのベロシティーだけ
を変化させたいときは、その MIDI チャンネルを選びます。
ALL, Ch1 〜 Ch16
Measure、For(編集範囲)
ベロシティーを変化させる小節の範囲を設定します。「For」を
「ALL」に設定すると、すべての小節が指定されます。
Bias(バイアス)
ベース音を 1 オクターブ下げたいときは.
..
ベースの演奏が楽譜に記載されている音より 1 オクターブ高く
なってしまった場合は、トランスポーズで 1 オクターブ下げま
す。
ベース音を 1 オクターブ下げるには、Range パラメーターを
ベースの楽譜の「最低音−最高音」に、Bias パラメーターを
「-12」に設定します。
打楽器音を変えるには...
全体的に鍵盤を弾く強さを変えるときに設定します。ベロシティー
を 10 大きくしたいときは「+10」にします。
設定値:
Magnify(マグニファイ)
ベロシティーのばらつきを小さくしたり、大きくするときに設定し
ます。ソングの抑揚を抑えたいときは、「99%」以下に設定します。
ソングの抑揚を大きくつけたいときは「101%」以上に設定します。
「100%」に設定すると変化しません。
設定値:
ドラム演奏の中で打楽器音を変えたいときは、トランスポーズ
を利用します。
-99 〜 +99
0 〜 200 %
Range Min、Range Max(レンジ)
例えば、コンガの音をタムの音に変えてみましょう。コンガの
音は D4 キー、タムの音は C3 キーに割り当てられていた場合、
Range パラメーターを「D4 − D4 」に、Bias パラメーターを
「-14」に設定します。
ベロシティー(音量)を変える
(Change Velocity)
指定した範囲の鍵盤を弾く強さ(ベロシティー)を変化させます。
ベロシティーを変化させる音域を指定します。例えば、C3 から C4
の範囲のノートのベロシティーを変化させたいときは「Range
Min」を「C3」、「Range Max」を「C4」に設定します。鍵盤の
キーを押して指定することもできます。
MIDI チャンネルを変える
(Change Channel)
指定した範囲の演奏データの MIDI チャンネルを別の MIDI チャンネ
ルに変えます。
fig.19-017̲50
fig.19-016̲50
設定のしかたについては、「トラック・エディットの基本操作」
(P.180)をご覧ください。
Track / Pattern(トラック/パターン)
ベロシティーを変化させるフレーズ・トラックまたはパターンを設
定します。
設定値
ALL:
TRK 1 〜 TRK 16:
フレーズ・トラック 1 〜 16
指定したフレーズ・トラック
PTN001 〜 PTN100: 指定したパターン
186
設定のしかたについては、「トラック・エディットの基本操作」
(P.180)をご覧ください。
Track / Pattern(トラック/パターン)
MIDI チャンネルを変えるフレーズ・トラックまたはパターンを設定
します。
設定値
ALL:
フレーズ・トラック 1 〜 16
TRK 1 〜 TRK 16:
指定したフレーズ・トラック
PTN001 〜 PTN100: 指定したパターン
Fantom-X678_r_j.book 187 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
Measure、For(編集範囲)
fig.19-018̲50
MIDI チャンネルを変える小節の範囲を設定します。「For」を
「ALL」に設定すると、すべての小節が指定されます。
Status(ステータス)
MIDI チャンネルを変える演奏データを選びます。
設定値
ALL
NOTE
Poly Aftertouch
Control Change
Program Change
Channel Aftertouch
Pitch Bend
Range Min、Range Max(レンジ)
Status パラメーターで「NOTE」
、「P.AFT」、「C.C」
、「PROG」の
いずれかを選んだときのみ、その範囲を指定します。Range Min に
範囲の最小値、Range Max に範囲の最大値を設定します。
ノートまたはポリフォニック・アフタータッチの MIDI チャン
ネルをすべて変更するときは、「Range Min」を「C -1」、
「Range Max」を「G9」に設定します。C4 を変更するときは
「Range Min」と「Range Max」を「C4」に、C3 から C4 を
変更するときは「Range Min」を「C3」、「Range Max」を
「C4」に設定します。
設定のしかたについては、「トラック・エディットの基本操作」
(P.180)をご覧ください。
Track / Pattern(トラック/パターン)
デュレーションを変化させるフレーズ・トラックまたはパターンを
設定します。
設定値
ALL:
フレーズ・トラック 1 〜 16
TRK 1 〜 TRK 16:
指定したフレーズ・トラック
PTN001 〜 PTN100: 指定したパターン
Ch / Part(MIDI チャンネル/パート)
デュレーションを変化させるノートの MIDI チャンネルを設定しま
す。
デュレーションをすべて変化させるときは「ALL」にしておきます
が、指定した MIDI チャンネルのノートのデュレーションだけを変
化させたいときは、その MIDI チャンネルを選びます。
設定値:
ALL, Ch1 〜 Ch16
• コントローラー・ナンバーの MIDI チャンネルをすべて変更する
ときは「Range Min」を「0」
、「Range Max」を「127」に、
プログラム・ナンバーの MIDI チャンネルをすべて変更すると
きは「Range Min」を「1」
、「Range Max」を「128」に設定
します。ナンバー 4 を変更するときは「Range Min」と
「Range Max」を「4」に、ナンバー 3 から 14 を変更すると
きは「Range Min」を「3」
、「Range Max」を「14」に設定し
ます。
Src Channel、Dst Channel(MIDI チャンネル)
Src Channel に変更元の MIDI チャンネルを、Dst Channel に変更
先の MIDI チャンネルを設定します。変更元の MIDI チャンネルを
「ALL」にしたときは、すべての MIDI チャンネルの演奏データが変
更先の MIDI チャンネルにまとまります。
設定値:
ALL, Ch1 〜 Ch16
変更先の MIDI チャンネルに「ALL」を選ぶことはできません。
Measure、For(編集範囲)
デュレーションを変化させる小節の範囲を設定します。「For」を
「ALL」に設定すると、すべての小節が指定されます。
Bias(バイアス)
全体のデュレーションを一定時間長くしたり、短くしたりするとき
に設定します。全体のデュレーションを 10 長くしたいときは
「+10」にします。
設定値:
-4800 〜 +4800
Magnify(マグニファイ)
デュレーションの変化を大きくしたり、小さくしたりするときに設
定します。「100%」では変化がなく、
「101%」以上にすると変化が
大きくなり、「99%」以下にすると変化が小さくなります。例えば、
デュレーションを半分にしたいときは「50%」、2 倍にしたいとき
は「200%」にします。
音符の長さを変える
(Change Duration)
設定値:0 〜 200 %
指定した範囲のノートのノート・オンからノート・オフまでの時間
(デュレーション)を変えます。変換のしかたによってスタッカー
トやテヌート気味に演奏するようにできます。
デュレーションを変化させる音域を指定します。例えば、C3 から
C4 の範囲のデュレーションを変化させたいときは「Range Min」
を「C3」に「Range Min」を「C4」に設定します。鍵盤のキーを
押して指定することもできます。
Range Min、Range Max(レンジ)
187
Fantom-X678_r_j.book 188 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
2 つのフレーズ・トラックやパターンを
1 つにまとめる(Merge)
2 つのフレーズ・トラックまたはパターンの演奏データを片方にま
とめます。
fig.19-019̲50
特定の演奏データを抜き出して移動する
(Extract)
指定した範囲の演奏データを抜き出し、他のフレーズ・トラックやパ
ターンの同じ位置に移動します。また、スタンダード MIDI ファイル
のフォーマット 0 のように、1 つのフレーズ・トラックに複数の MIDI
チャンネルの演奏データが記録されているとき、1 つのフレーズ・ト
ラックに 1 つの MIDI チャンネルを振り分けることもできます。
fig.19-020̲50
設定のしかたについては、「トラック・エディットの基本操作」
(P.180)をご覧ください。
Src Track / Pattern(ソース・トラック/パターン)
マージするフレーズ・トラックまたはパターンを設定します。マー
ジの実行後はこちらのトラックには演奏データが残りません。
設定値
TRK 1 〜 TRK 16:
指定したフレーズ・トラック
PTN001 〜 PTN100: 指定したパターン
Dst Track / Pattern
(デスティネーション・トラック/パターン)
マージ先のフレーズ・トラックまたはパターンを設定します。マー
ジの実行後はこちらのトラックまたはパターンに演奏データがまと
まります。
Src Track / Pattern(ソース・トラック/パターン)
演奏データを抜き出すフレーズ・トラックまたはパターンを設定し
ます。エクストラクトの実行後は抜き出した演奏データはこちらに
は残りません。
設定値
TRK 1 〜 TRK 16:
指定したフレーズ・トラック
PTN001 〜 PTN100: 指定したパターン
設定値
TRK 1 〜 TRK 16:
設定のしかたについては、「トラック・エディットの基本操作」
(P.180)をご覧ください。
指定したフレーズ・トラック
PTN001 〜 PTN100: 指定したパターン
Ch / Part(MIDI チャンネル/パート)
エクストラクトする演奏データの MIDI チャンネルを設定します。
演奏データをすべてエクストラクトするときは「ALL」にしておき
ますが、指定した MIDI チャンネルの演奏データだけをエクストラ
クトするときは、その MIDI チャンネルを選びます。
設定値:
ALL,
Ch1 〜 Ch16
Status パラメーターで「System Exclusive」
、「Tune
Request」
、「Pattern Call 」のいずれかを選んでいるときは設
定できません。
Measure、For(編集範囲)
演奏データを抜き出す小節の範囲を設定します。「For」を「ALL」
に設定すると、すべての小節が指定されます。
Dst Track / Pattern
(デスティネーション・トラック/パターン)
移動先のフレーズ・トラックまたはパターンを設定します。
設定値
ALL:
MIDI チャンネルごとに演奏データをフレー
ズ・トラック 1 〜 16 に振り分けます。
TRK 1 〜 TRK 16:
指定したフレーズ・トラック
PTN001 〜 PTN100: 指定したパターン
188
Fantom-X678_r_j.book 189 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
Extract Mode(エクストラクト・モード)
移動先の演奏データを残しておくかどうかを選びます。
設定値
MIX:
REPLACE:
移動先にある演奏データと、抜き出した演奏データ
をまとめます。
移動先にある演奏データを消して、抜き出した演奏
データに置き替えます。
「REPLACE」を選んだ場合、Channel パラメーターで指定した
MIDI チャンネルの演奏データのみが対象となり、その他の
MIDI チャンネルの演奏データはそのまま残ります。
Status(ステータス)
演奏データを前後に移動する
(Shift Clock)
指定した範囲の演奏データのタイミングをティック単位で前後に移
動します。演奏データを少し移動することでつっこんだ感じや、も
たった感じの演奏にすることができます。
シフト・クロックの結果、ソングの先頭より前に移動される
データがあるときは、ソングの先頭に移動されます。ソングの
終わりよりも後ろに移動されるデータがあるときは、必要な分
だけ小節が追加されます。追加された小節の拍子は、直前の小
節と同じになります。
fig.19-021̲50
エクストラクトする演奏データを選びます。
設定値
ALL
NOTE
Poly Aftertouch
Control Change
Program Change
Channel Aftertouch
設定のしかたについては、「トラック・エディットの基本操作」
(P.180)をご覧ください。
Pitch Bend
System Exclusive
Tune Request
Pattern Call
Track / Pattern(トラック/パターン)
演奏データをティック単位で移動するトラックまたはパターンを設
定します。
設定値
Range Min、Range Max(レンジ)
ALL:
Status パラメーターで「NOTE」
、「P.AFT」、「C.C」
、「PROG」の
いずれかを選んだときのみ、その範囲を指定します。「Range Min」
に範囲の最小値、「Range Max」に範囲の最大値を設定します。
フレーズ・トラック 1 〜 16、ビート・ ト
ラック、テンポ・トラック
TRK 1 〜 TRK 16:
指定したフレーズ・トラック
TEMPO:
テンポ・トラック
PTN001 〜 PTN100: 指定したパターン
ノートまたはポリフォニック・アフタータッチをすべてエクス
トラクトするときは、「Range Min」を「C -1」、「Range
Max」を「G9」に設定します。C4 をエクストラクトするとき
は「Range Min」と「Range Max」を「C4」に、C3 から C4
をエクストラクトするときは「Range Min」を「C3」、
「Range Max」を「C4」に設定します。
• コントローラー・ナンバーをすべてエクストラクトするときは
「Range Min」を「0」
、「Range Max」を「127」に、プログ
ラム・ナンバーをすべてエクストラクトするときは「Range
Min」を「1」
、「Range Max」を「128」に設定します。ナン
バー 4 をエクストラクトするときは「Range Min」と「Range
Max」を「4」に、ナンバー 3 から 14 をエクストラクトする
ときは「Range Min」を「3」
、「Range Max」を「14」に設定
します。
Ch / Part(MIDI チャンネル/パート)
移動する演奏データの MIDI チャンネルを設定します。
演奏データのティックをすべて移動するときは「ALL」にしておき
ますが、指定した MIDI チャンネルの演奏データのティックだけを
移動するときは、その MIDI チャンネルを選びます。
設定値:
ALL, Ch1 〜 Ch16
Track パラメーターで「TEMPO」を選んでいるとき、Status
パラメーターで「System Exclusive」
、「Tune Request」
、
「Pattern Call」のいずれかを選んでいるときは設定できませ
ん。
Measure、For(編集範囲)
演奏データをティック単位で移動する小節の範囲を設定します。
「For」を「ALL」に設定すると、すべての小節が指定されます。
189
Fantom-X678_r_j.book 190 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
Bias(バイアス)
演奏データの移動量(ティック)を設定します。
設定値:
-4800 〜 +4800
Status(ステータス)
移動する演奏データを選びます。
設定値
ALL
NOTE
演奏データの間引きをする
(Data Thin)
アフタータッチ、ピッチ・ベンド、エクスプレッションなどのデー
タは連続的に値を変化させるため、思った以上にデータ量が多くな
ります。データ・シンではこのようなデータを聴感上では気になら
ない程度に間引くことによってデータ量を減らし、シーケンサーで
扱えるメモリー量を増やします。
fig.19-022̲50
Poly Aftertouch
Control Change
Program Change
Channel Aftertouch
Pitch Bend
System Exclusive
Tune Request
Pattern Call
Track パラメーターで「TEMPO」を選んでいるときは設定で
きません。
Range Min、Range Max(レンジ)
Status パラメーターで「NOTE」
、「P.AFT」、「C.C」
、「PROG」の
いずれかを選んだときのみ、その範囲を指定します。「Range Min」
に範囲の最小値、「Range Max」に範囲の最大値を設定します。
ノートまたはポリフォニック・アフタータッチをすべて移動す
るときは、「Range Min」を「C -1」、「Range Max」を「G9」
に設定します。C4 を移動するときは「Range Min」と
「Range Max」を「C4」に、C3 から C4 を移動するときは
「Range Min」を「C3」、「Range Max」を「C4」に設定しま
す。
• コントローラー・ナンバーをすべて移動するときは「Range
Min」を「0」
、「Range Max」を「127」に、プログラム・ナ
ンバーをすべて移動するときは「Range Min」を「1」
、
「Range Max」を「128」に設定します。ナンバー 4 を移動す
るときは「Range Min」と「Range Max」を「4」に、ナン
バー 3 から 14 を移動するときは「Range Min」を「3」
、
「Range Max」を「14」に設定します。
設定のしかたについては、「トラック・エディットの基本操作」
(P.180)をご覧ください。
Track / Pattern(トラック/パターン)
演奏データを間引くトラックまたはパターンを設定します。
設定値
ALL:
フレーズ・トラック 1 〜 16、ビート・ ト
ラック、テンポ・トラック
TRK 1 〜 TRK 16:
指定したフレーズ・トラック
PTN001 〜 PTN100: 指定したパターン
Ch / Part(MIDI チャンネル/パート)
間引きをする演奏データの MIDI チャンネルを設定します。
演奏データをすべて間引くときは「ALL」にしておきますが、指定
した MIDI チャンネルの演奏データだけを間引くときは、その MIDI
チャンネルを選びます。
設定値:
ALL, Ch1 〜 Ch16
Measure、For(編集範囲)
演奏データを間引く小節の範囲を設定します。「For」を「ALL」に
設定すると、すべての小節が指定されます。
Data Thin Value(バリュー)
変化の激しい演奏データを間引くときは大きな値に設定します。変
化の激しい演奏データでもあまり間引きたくないときは小さな値に
します。
Data Thin Time(タイム)
ゆっくり変化する演奏データを間引きたいときは大きな値に設定し
ます。ゆっくり変化する演奏データであってもあまり間引きたくな
いときは小さな値にします。
190
Fantom-X678_r_j.book 191 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
Status(ステータス)
間引きをする演奏データを選びます。
設定値
ALL
ソングの再生時間を調節する
(Time Fit)
ソングの再生時間を計測したり、指定した時間でソングを再生でき
るようにテンポ・トラックのデータを変更したりします。
Poly Aftertouch
fig.19-024̲50
Control Change
Channel Aftertouch
Pitch Bend
Range Min、Range Max(レンジ)
Status パラメーターで「P.AFT」または「C.C」のいずれかを選ん
だときのみ、その範囲を指定します。「Range Min」に範囲の最小
値、「Range Max」に範囲の最大値を設定します。
設定のしかたについては、「トラック・エディットの基本操作」
(P.180)をご覧ください。
Measure、For(編集範囲)
ポリフォニック・アフタータッチをすべて間引くときは、
「Range Min」を「C -1」、「Range Max」を「G9」に設定し
ます。C4 を間引くときは「Range Min」と「Range Max」を
「C4」に、C3 から C4 を間引くときは「Range Min」を
「C3」、「Range Max」を「C4」に設定します。
• コントローラー・ナンバーをすべて間引くときは「Range
Min」を「0」
、「Range Max」を「127」にに設定します。ナ
ンバー 4 を間引くときは「Range Min」と「Range Max」を
「4」
、ナンバー 3 から 14 を間引くときは「Range Min」を
「3」
、「Range Max」を「14」に設定します。
再生時間を計測したり、調節する小節の範囲を設定します。「For」
を「ALL」に設定すると、すべての小節が指定されます。
Time H/M/S(タイム)
再生時間の設定をします。時間表示は左から順に「時:分:秒」と
なります。
Time Original H/M/S(オリジナル・タイム)
現時点での再生時間が表示されます。
空白小節を削除する(Truncate)
2 つのフレーズ・トラックやパターンを
入れ替える(Exchange)
フレーズ・トラックまたはパターンをまるごと入れ替えます。
設定値
TRK 1 〜 TRK 16:
指定したフレーズ・トラック
PTN001 〜 PTN100: 指定したパターン
fig.19-023̲50
設定のしかたについては、「トラック・エディットの基本操作」
(P.180)をご覧ください。
コピーやマージなどを行っているうちに、フレーズ・トラックやパ
ターンの先頭に不要な空白小節ができてしまうことがあります。ト
ランケートでは、指定したフレーズ・トラックまたはパターンの先
頭から最初のノート・オンまでの無音部分を削除します。
指定したフレーズ・トラックまたはパターンの先頭から最初の
ノート・オンまでの間に、プログラム・チェンジやコントロー
ル・チェンジなどの他の演奏データが記録されていた場合は、
種類ごとに最後のものだけがノート・オンの前におかれます。
fig.19-025̲50
設定のしかたについては、「トラック・エディットの基本操作」
(P.180)をご覧ください。
Track / Pattern(トラック/パターン)
空白小節を削除するフレーズ・トラックまたはパターンを設定しま
す。
設定値
TRK 1 〜 TRK 16:
指定したフレーズ・トラック
PTN001 〜 PTN100: 指定したパターン
Track パラメーターの下には、指定したトラックの先頭の位置と最
初のノート・オンの位置が表示されます。。
191
Fantom-X678_r_j.book 192 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
すべての MIDI チャンネルの演奏データを表示したいときは、
「ALL」に設定します。
演奏データを 1 つずつ編集する
(マイクロ・エディット)
マイクロ・エディットでは、ソングに記録されている MIDI メッ
セージやテンポ情報などの演奏データを 1 つずつ編集します。
演奏データを変更する
(Microscope ウィンドウの基本操作)
特定の演奏データだけを表示したいときは、「1 〜 16」 で指定
します。
6.
7.
8.
9.
ソングに記録されている演奏データを確認するには、Microscope
画面を表示します。一行ごとに演奏データが記録されている位置
(小節−拍−ティック)と、その位置に記録されている演奏データ
が表示されます。
1.
または
または
を押して変更する演奏データを選びます。
を押して変更するパラメーターを選びます。
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して値
を変更します。
ノートまたはポリフォニック・アフタータッチの音名(Note
Number)、およびノートのオン・ベロシティー(On Velocity)
またはオフ・ベロシティー(Off Velocity)を変更するときは、
鍵盤のキーを押して指定することもできます。
演奏データを確認/編集したいソングを読み込みます
(P.177)
。
2. [F8 (Micro Edit)]を押します。
[ENTER]を押すと、現在「
Microscope 画面が表示されます。
または
設定が終わったら[F8(Close)]を押します。
」の表示されている演奏データ
を MIDIOUT コネクターから送信します。 ノート・メッセージ
の場合は、[ENTER]を押すと、音が鳴ります。
を押すと演奏データが確認できます。
fig.19-026.j
トラックまたはパターンを選びます
システム・エクスクルーシブ・メッセージを変更するときは、
次の「システム・エクスクルーシブ・メッセージを変更する」
をご覧ください。
カーソル位置のパラメーター情報を表示します
MIDIチャンネル
10. 3. 〜 6. の手順を繰り返して、修正します。
11. Microscope 画面を閉じるには[EXIT]を押します。
システム・エクスクルーシブ・メッセー
ジを変更する
1.
演奏データ
または
を押して、変更するシステム・エクスクルーシ
ブ・メッセージのある位置にカーソルを移動します。
演奏データの位置(小節(Mears)−拍(Beat)−ティック(Tick))
3. [F6]を押すと、画面を切り替えることができます。
4. [F7(Trk/Ch Select)
]を押して「Track」のところにカーソル
を移動して、演奏データを確認/編集したいトラックまたはパ
ターンを選びます。
TRK 1 〜 TRK 16:
指定したフレーズ・トラック
TEMPO:
テンポ・トラック
BEAT:
ビート・トラック
PTN001 〜 PTN100: 指定したパターン(パターン・モード
の時)
画面の表示スペースを有効に使うために、演奏データの記録さ
れていない位置の表示は通常省略されます。
各演奏データについての説明は、次の「フレーズ・トラック/
パターンで扱う演奏データ」をご覧ください。
5. 「Ch/Part」のところにカーソルを移動し、表示する演奏データ
の MIDI チャン ネルを選びます。
192
2.
を押します。
System Exclusive Edit ウィンドウが表示されます。
fig.19-027̲50
3.
または
を押して、変更するデータのところにカーソルを
移動します。
4.
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して値
を変更します。
「F0:」〜「:F7」の間にデータを追加するときは、その位置に
カーソルを移動してから[F3(Insert)]を押します。「00」が
挿入されるので、入力したい値に変更してください。
データを削除するときは、その位置にカーソルを移動してから
[F2(Delete)]を押します。
Fantom-X678_r_j.book 193 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
5.
変更を終えたら[F8(Exec)]を押してシステム・エクスク
ルーシブ・メッセージの値を確定します。
中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
システム・エクスクルーシブ・メッセージの変更を中止して、
Microscope ウィンドウに戻したいときは[EXIT]を押しま
す。
• ローランドのタイプ IV のシステム・エクスクルーシブ・メッ
Channel Aftertouch(チャンネル・アフタータッチ)
MIDI チャンネルごとにアフタータッチをかける MIDI メッセージで
す。バリュー(Value)でアフタータッチのかけ具合を設定します。
System Exclusive
(システム・エクスクルーシブ・メッセージ)
音色や音質など、Fantom-X 独自の設定をする MIDI メッセージで
す。「F0」と「F7」の間にデータを入力します。
セージであれば、値を確定するときに自動的にチェックサムを
計算することができます。チェックサムを自動計算させたくな
いときは、[F1(Auto Sum)]を押して消灯します。
システム・エクスクルーシブ・メッセージについて詳しくは、
「MIDI インプリメンテーション」(P.294)をご覧ください。
]を押すと、修正中のシステム・エクスクルーシ
• [F4(Test)
ブ・メッセージを MIDI OUT コネクターから送信します。
フレーズ・トラック/パターンで扱う演
奏データ
フレーズ・トラックまたはパターンには、以下の 9 種類の演奏デー
タが記録されます。各演奏データの一番左には演奏データが記録さ
れている位置(小節−拍−ティック)が表示され、そのとなりには
MIDI チャンネル・ナンバーが表示されます。
Tune Request(チューン・リクエスト)
アナログ・シンセサイザーをチューニングする MIDI メッセージで
す。
Ptn(パターン・コール・メッセージ)
パターンを再生させるためのデータです。ナンバー(Number)で
パターン・ナンバーを選びます。( )にはパターン・ネームが表
示され、「→」の右側にはパターンの再生が終了する位置が表示さ
れます。
Note(ノート)
パターン・コール・メッセージで記録したパターンがソングの
最終小節より長いときは、パターンの再生は途中で中断されま
す。
音符を表す MIDI メッセージです。パラメーターは左から順に、音
名を表すノート・ナンバー(Note Number)、鍵盤を押したときの
強さを決めるオン・ベロシティー(On Velocity)、音符の長さを決
めるデュレーション(Duration)
、鍵盤を離したときの強さを決め
るオフ・ベロシティー(Off Velocity)となります。
• 1 つのフレーズ・トラックからパターン・コール・メッセージ
によって同時に再生できるパターンは 1 つです。したがって、
パターンの最後まで再生される前に次のパターン・コール・
メッセージが記録されていた場合、今まで再生されていたパ
ターンは中断され、次のパターンが再生されます。また、同じ
位置に複数のパターン・コール・メッセージを記録したとき
は、Microscope ウィンドウで最後に表示されているものが再
生されます。
Program Change(プログラム・チェンジ)
音色を切り替える MIDI メッセージです。プログラム・ナンバー
(PC#)で音色を選びます。
• パターンにパターン・コール・メッセージを記録することがで
Control Change(コントロール・チェンジ)
きますが、再生されません。パターンに別のパターンのデータ
を記録したいときは、トラック・エディットでコピーを行って
ください。
モジュレーションやエクスプレッションなどのさまざまな効果をか
ける MIDI メッセージです。コントローラー・ナンバー(CC#)で
機能を選び、その効かせ具合(Value)も設定できます。
テンポ・トラックで扱うデータ
各コントローラー・ナンバーに対応する機能については、
「MIDI インプリメンテーション 」
(P.294)をご覧ください。
テンポ・トラックにはソングのテンポ情報が記録されています。
Tempo Change(テンポ・チェンジ)
Pitch Bend(ピッチ・ベンド)
ピッチを変える MIDI メッセージです。バリュー(Value)でピッチ
の変化幅を設定します。
Poly Aftertouch(ポリフォニック・アフタータッチ)
キーごとにアフタータッチをかける MIDI メッセージです。パラ
メーターは左から順に、キーを指定するノート・ナンバー(Note
Number)、アフタータッチのかけ具合を設定するバリュー(Value)
となります。
テンポを決めます。ソングはこのテンポ・チェンジの値「Value」
にしたがって再生されます。
「
=**」に表示されている値は、実際にソングを再生するテンポ
(演奏テンポ)で、各モードの PLAY 画面でのみ変更することがで
きます。
テンポ・チェンジの値と演奏テンポが異なるときは、一時的に演奏
テンポが変えられたことを表します。つまり、テンポ・チェンジの
値は書き替えられていないので、別のソングに切り替えたり、電源
を切ったりすると、この設定は失われてしまいます。次回もこのテ
ンポで再生するときは、ソングをディスクに保存し直してくださ
い。これによって、テンポ・チェンジの値が演奏テンポと等しくな
るように書き替えられます。
193
Fantom-X678_r_j.book 194 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
ビート・トラックで扱うデータ
4. [INC]または[DEC]を押して切り替えます。
チェック・マーク( ✔)を付けると表示され、チェック・マー
ビート・トラックには拍子が記録されています。
クを消すと表示されません。
[F6(ALL OFF)]を押すと、すべての演奏データは表示され
ません。
Beat Change(ビート・チェンジ)
拍子(Beat)を決めます。
[F7(ALL ON)]を押すと、すべての演奏データが表示されま
す。
5. [F8(Close)
]を押して View Select ウィンドウを閉じます。
演奏データを整理して表示する(View)
フレーズ・トラックやパターンにはたくさんの演奏データが記録さ
れているので、ディスプレイが見にくくなります。そこで、指定し
た演奏データだけをディスプレイに表示することができます。特定
の演奏データだけを確認したり、変更したりするときにこの機能を
使うと便利です。
1.
Microscope ウィンドウを表示します(P.192)
。
演奏データを挿入する(Create)
フレーズ・トラック/パターンの任意の位置に、新しく演奏データ
を挿入します。
挿入する演奏データについて詳しくは、「フレーズ・トラック
/パターンで扱う演奏データ」(P.193)をご覧ください。
1.
演奏データを挿入したいトラックまたはパターンの
Microscope ウィンドウを表示します(P.192)
。
2. [F8(View)]を押します。
View Select ウィンドウが表示されます。
2. [F1(Create)]を押します。
Create Event ウィンドウが表示されます。
fig.19-028̲50
fig.19-029̲50
3.
または
を押して、表示させる演奏データを選びます。
Note:
ノート・メッセージ。音符を表す MIDI
メッセージです。
Poly Aftertouch:
ポリフォニック・アフタータッチ。
キーごとにアフタータッチをかける
MIDI メッセージです。
Control Change:
コントロール・チェンジ・メッセージ。
モジュレーションやエクスプレッショ
ンなどのさまざまな効果をかける MIDI
メッセージです。
Program Change:
プログラム・チェンジ・メッセージ。音
色を切り替える MIDI メッセージです。
Channel Aftertouch: チャンネル・アフタータッチ・メッセー
ジ。MIDI チャンネルごとにアフター
タッチをかける MIDI メッセージです。
Pitch Bend:
ピッチ・ベンド・メッセージ。ピッチ
を変える MIDI メッセージです。
System Exclusive:
システム・エクスクルーシブ・メッ
セージ。音色や音質など、Fantom-X 独
自の設定をする MIDI メッセージです。
Pattern Call:
パターン・コール・メッセージ。パ
ターンを再生させるためのデータです。
Tune Request:
アナログ・シンセサイザーをチューニ
ングする MIDI メッセージです。
194
3.
または
を押して、挿入する演奏データを選びます。
4. [F8(Exec)]を押して演奏データを挿入します。
5.
挿入された演奏データのパラメーターには初期値が設定されて
いるので、必要に応じて変更します。
実行後の結果が気に入らない場合は、Song Edit 画面から
[MENU]を押して開く Menu ウィンドウから「 Undo/Redo」
を選ぶと、実行前の状態に戻すことができます(アンドゥ / リ
ドゥ)。アンドゥを実行した内容を元の状態に戻すことをリ
ドゥといいます。アンドゥを実行した後に再び同じ操作を行う
とリドゥが実行されます。
Fantom-X678_r_j.book 195 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
4.
演奏データを消去する(Erase)
演奏データが存在している位置から、その演奏データだけを消去し
ます。また、テンポ・トラックやビート・トラックに記録されてい
るデータも同様の操作で消去できます。
5.
演奏データを消去したいトラックまたはパターンの
Microscope ウィンドウを表示します(P.192)
。
2.
または
を押して、消去したい演奏データのところに
カーソルを移動します。
複数の演奏データを消去する場合は、[SHIFT]を押しながら
または
を押して選んでください。
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して移
動先の位置を指定します。
6. [F8(Exec)]を押して演奏データを移動します。
テンポ・トラックの先頭にあるテンポ・チェンジ、ビート・ト
ラックの先頭にあるビート・チェンジとパターン・ビートは消
去できません。
1.
または
を押してカーソルを「小節(Meas)
」、「拍
(Beat)
」、「ティック(Tick)」のそれぞれに移動します。
実行後の結果が気に入らない場合は、Song Edit 画面から
[MENU]を押して開く Menu ウィンドウから「 Undo/Redo」
を選んで、実行前の状態に戻すことができます(アンドゥ)。
アンドゥを実行した内容を元の状態に戻すことをリドゥといい
ます。アンドゥを実行した後に再び同じ操作を行うとリドゥが
実行されます。
演奏データをコピーする(Copy)
演奏データを指定した位置にコピーします。同じ演奏データを何度
も使用するときに便利です。また、テンポ・トラックやビート・ト
ラックに記録されているデータも同様の操作でコピーできます。
3. [F2(Erase)]を押して演奏データを消去します。
実行後の結果が気に入らない場合は、Song Edit 画面から
[MENU]を押して開く Menu ウィンドウから「Undo/Redo」
を選ぶと、実行前の状態に戻すことができます(アンドゥ / リ
ドゥ)。アンドゥを実行した内容を元の状態に戻すことをリ
ドゥといいます。アンドゥを実行した後に再び同じ操作を行う
とリドゥが実行されます。
1.
演奏データをコピーしたいトラックまたはパターンの
Microscope ウィンドウを表示します(P.192)
。
2.
または
を押して、コピーしたい演奏データの位置に
カーソルを移動します。
3. [F3(Copy)]を押します。
4. [F4(Place)]を押します。
Place Event ウィンドウが表示されます。
演奏データを移動する(Move)
fig.19-031̲50
演奏データが存在している位置から、その演奏データだけを移動し
ます。また、テンポ・トラックやビート・トラックに記録されてい
るデータも同様の操作で移動できます。
5.
テンポ・トラックの先頭にあるテンポ・チェンジ、ビート・ト
ラックの先頭にあるビート・チェンジとキー・シグネチャー、
パターン・ビートは移動できません。
1.
演奏データを移動したいトラックまたはパターンの
Microscope ウィンドウを表示します(P.192)
。
2.
または
を押して、移動したい演奏データの位置にカー
ソルを移動します。
複数の演奏データを移動する場合は、[SHIFT]を押しながら
または
を押して選んでください。
6.
または
を押してカーソルを「小節(Meas)
」、「拍
(Beat)
」、「ティック(Tick)」のそれぞれに移動します。
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押してコ
ピー先の位置を指定します。
7. [F8(Exec)]を押して演奏データをコピーします。
実行後の結果が気に入らない場合は、Song Edit 画面から
[MENU]を押して開く Menu ウィンドウから「 Undo/Redo」
を選ぶと、実行前の状態に戻すことができます(アンドゥ / リ
ドゥ)。アンドゥを実行した内容を元の状態に戻すことをリ
ドゥといいます。アンドゥを実行した後に再び同じ操作を行う
とリドゥが実行されます。
3. [F3(Move)]を押します。
Move Event ウィンドウが表示されます。
fig.19-030̲50
195
Fantom-X678_r_j.book 196 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
ソングの途中からテンポを変える
ソングの途中でテンポを変えるときは、テンポ・トラックに新しく
テンポ・チェンジを挿入します。テンポ・チェンジを挿入した位置
以降は、そのテンポでソングが再生されます。ただし、リタルダン
ドやアッチェレランドのようにテンポを少しずつ変えたいときは、
テンポ・レコーディングを行うと便利です(P.171)
。
ソング全体を速くしたり、遅くしたいときは、各 PLAY 画面で
演奏テンポを変更します。
1.
ソングの途中から拍子を変える
ソングの途中で拍子を変えるときは、新しくビート・チェンジを挿
入します。ビート・チェンジを挿入した小節以降はその拍子でソン
グが再生されます。
小節の途中で拍子を変えることはできません。必ず小節の先頭
で拍子を変えるようにしてください。
• ビート・トラックの拍子と、パターン・ビート(P.169)の設
定が異なるときはビート・トラックの設定にしたがいます。例
えば、4 分の 4 拍子のソングの途中に 4 分の 3 拍子のパターン
が割り当てられた場合、パターンは他のフレーズ・トラックと
ずれてしまいます。正しく再生するには、ビート・トラックに
4 分の 3 拍子のビート・チェンジを挿入します。拍子を 4 分の
4 拍子に戻すときは、パターンの最終小節の次の小節に 4 分の
4 拍子のビート・チェンジを挿入します。
Microscope ウィンドウを表示し(P.192)
、[F7(Trk/Ch
Select)
]を押して「Track」に「Tempo」を選びます。
2. [F1(Create)]を押します。
Create Event ウィンドウが表示されます。ウィンドウに
「Tempo Change」が選ばれています。
fig.19-032̲50
ソングの最終より後の小節から拍子を変えたいときや、ソング
の長さを変えてもよいときは、トラック・エディットのイン
サート・メジャー機能を使うと便利です(P.185)
。
1.
Microscope ウィンドウを表示し(P.192)
、[F7(Trk/Ch
Select)
]を押して「Track」に「BEAT」を選びます。
2. [F1(Create)]を押します。
Create Event ウィンドウが表示されます。ウィンドウに
「Beat Change」が選ばれています。
3. [F8(Exec)]を押します。
Create Position ウィンドウが表示されます。
4.
5.
fig.19-033̲50
または を押してカーソルを「 小節(Meas)
」、「拍
(Beat)
」、「ティック(Tick)」のそれぞれに移動します。
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して挿
入先の位置を指定します。
6. [F8(Exec)]を押してテンポ・チェンジを挿入します。
7.
挿入されたテンポ・チェンジには初期値が設定されているの
で、値を変更します。
3. [F8(Exec)]を押します。
Create Position ウィンドウが表示されます。
実行後の結果が気に入らない場合は、Song Edit 画面から
[MENU]を押して開く Menu ウィンドウから「Undo/Redo」
を選ぶと、実行前の状態に戻すことができます(アンドゥ / リ
ドゥ)。アンドゥを実行した内容を元の状態に戻すことをリ
ドゥといいます。アンドゥを実行した後に再び同じ操作を行う
とリドゥが実行されます。
4.
5.
または
を押してカーソルを「小節(Meas)
」、「拍
(Beat)
」、「ティック(Tick)」のそれぞれに移動します。
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して挿
入先の位置を指定します。
6. [F8(Exec)]を押してビート・チェンジを挿入します。
7.
挿入されたビート・チェンジには初期値が設定されているの
で、値を変更します。
実行後の結果が気に入らない場合は Song Edit 画面から、
[MENU]を押して開く Menu ウィンドウから「 Undo/Redo」
を選ぶと、実行前の状態に戻すことができます(アンドゥ / リ
ドゥ)。アンドゥを実行した内容を元の状態に戻すことをリ
ドゥといいます。アンドゥを実行した後に再び同じ操作を行う
とリドゥが実行されます。
196
Fantom-X678_r_j.book 197 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを編集する
ソングに名前を付ける
(ソング・ネーム)
ソングにソング・ネームをつけたり、変更したりします。このソン
グ・ネームはソングをユーザー・メモリーやメモリー・カードに保
存するときにつけるファイル・ネームとは別のものです。必ずしも
付ける必要はありませんが、ソング・ネームは 15 文字まで設定で
きるので、タイトルや覚え書きなどを記録しておくとソングを整理
するときに便利です。
市販のスタンダード MIDI ファイルの中にはコピーライト(著
作権)が記録されているものがあります。このようなソングに
ソング・ネームを付けたり、変更したりすることはできませ
ん。
1.
ソング・ネームを付けたいソングを読み込みます(P.177)
。
2. [F4(Song Name)
]を押します。
Song Name 画面が表示されます。
fig.19-034̲50
3.
ソング・ネームを付けます(15 文字以内)
。
名前の付けかたについて詳しくは、「名前を付ける」(P.36)を
ご覧ください。
4.
名前を付けたら、[Write]を押します。
中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
197
Fantom-X678_r_j.book 198 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを保存する/読み込む(Save/Load)
録音したソングはいったんテンポラリー・エリアに記録されます。
テンポラリー・エリアにあるソングは電源を切ったり、別のソング
を読み込んだりすると失われます。このソングを残しておくために
は、ユーザー・メモリーまたはメモリー・カードに保存する必要が
あります。
また逆に、ソングを編集(P.177)する時は、ソングをテンポラ
リー・エリアに読み込んでから編集します。
ソングと一緒に保存される内容
シーケンサーのデータと一緒に、その時使用しているパフォーマン
ス / パッチ / システム・セットアップの内容も保存します。
ソングと一緒に保存されるパフォーマンス / パッチはソングを再現
するための専用データで、ユーザー・パフォーマンスやユーザー・
パッチとは別のものです。
ソングを保存する(Save)
※ もし、ほかのソングで使ったり、ソングとは関係なく単独で使
用したいときは、いったんユーザー・エリアに保存してくださ
い。
基本操作
※ マスタリング・エフェクトの設定は、ソングの保存内容に含ま
れません。ソング保存時の演奏を完全に再現するには、マスタ
リングの設定を別途確認してください。
1. [SAVE/LOAD]を押します。
Save/Load Menu 画面が表示されます。
fig.20-001̲50
システム・セットアップに含まれるパラメーター
• 音源のモード(パッチ / パフォーマンス)とパッチ / パフォーマ
ンス番号
• MFX1 〜 3、コーラス、リバーブのスイッチ
• パッチ・モードのコーラス / リバーブが、鍵盤 / パッドのどちら
の音色設定を使うかの選択
• トランスポーズとオクターブ・シフト値
• D Beam で使う機能の選択
• Arpeggiator 画面の全設定とアルペジオのオン・ オフ
]〜[F3(Save AllSmpl)]を押してソング
2. [F1(Save S+S)
の保存形式を選びます。
Save Song+Samples: テンポラリー・ソングを MRC Pro ソン
グ形式で保存します。ソングには拡張子
「.SVQ」が自動的に付きます。また、ソ
ングにはテンポラリー・エリアのデータ
が含まれています。サンプル・メモリー
にあるすべてのサンプルを保存します。
Save Song:
テンポラリー・ソングを MRC Pro ソン
グ形式で保存します。拡張子「.SVQ」
が自動的に付きます。また、ソングには
テンポラリー・エリアのデータが含まれ
ています。
Save all Samples:
サンプル・メモリーにあるすべてのサン
プルを保存します。
パラメーター
Save
Song+Samples
Save Song
Save all
Samples
198
ファンクション・
ボタン
[F1]
ソング
全
サンプル
○
○
[F2]
[F3]
○
--
-○
• Rhythm Group 画面の全設定
• Chord Memory 画面の全設定とコード・メモリー機能のオン・
オフ
• ベンダー、モジュレーション、D Beam、つまみを鍵盤 / パッド
のどちらで使うかの選択
Fantom-X678_r_j.book 199 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを保存する/読み込む(Save/Load)
ソングとサンプルを保存する
(Save Song+Samples)
ファイル・ネームとソング・ネーム
MRC Pro ソングまたはスタンダード MIDI ファイルには、ファ
イル・ネームの他にソング・ネームがあります。ファイル・
ネームはファイルを認識するための名前なので、保存するとき
に必ず付けなければなりません。ファイル・ネームでソングの
種類を分類するような名前を付け、ソング・ネームでタイトル
を付ける。というように使い分けると、ソングを整理するとき
に便利です。
テンポラリー・ソング、サンプル・メモリーにあるすべてのサンプ
ル、現在の音源の設定を保存します。
1.
Save/Load Menu 画面から、
[F1(Save S+S)
]を押します。
Song File Name 画面が表示されます。
fig.20-002̲50
ソング・ネームは Song Name 画面(P.197)で付けます。
2.
ソングにファイル・ネームをつけます(8 文字以内)
。ソングに
は拡張子「.SVQ」が自動的に付きます。
ユーザー・エリアやメモリー・カードにすでにあるファイル・
ネームと同じファイル・ネームを付けて保存しようとすると、
「File "****" Already Exists! Over Write Sure?」
(ファイル
「****」はすでに存在しています。上書きしてもよいですか?)
と確認を求めるメッセージが表示されます。上書きして保存し
てもよいときは[F8(OK)
]を押します。保存を中止するとき
は[F7(Cancel)
]を押します。
Fantom-X でフォーマットしていないメモリー・カードにデー
タを保存しようとすると、「Unformatted!」
(フォーマットされ
ていないメモリー・カードです)というメッセージが表示され
ます。Fantom-X でフォーマットしてください(P.224)
。
名前の付けかたについて詳しくは、「名前を付ける」(P.36)を
ご覧ください。
ソング・ファイルの名前には、小文字と一部の記号(空白、" *
+ , . / : ; < = > ? [ \ ] |)は使えません。
3.
名前をつけたら、[F8(Write)]を押します。
fig.20-003̲50
ソングを保存する(Save Song)
テンポラリー・ソングと現在の音源の設定を保存します。
1.
Save/Load Menu 画面から、
[F2(Save Song)
]を押します。
Song File Name 画面が表示されます。
2.
ソングにファイル・ネームをつけます(8 文字以内)
。ソングに
は拡張子「.SVQ」が自動的に付きます。
名前の付けかたについて詳しくは、「名前を付ける」(P.36)を
ご覧ください。
4. [F1(User)
](ユーザー・ メモリー)または[F2(Card)](メ
モリー・カード)を押して保存先を選びます。
中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
ソング・ファイルの名前には、小文字と一部の記号(空白、" *
+ , . / : ; < = > ? [ \ ] |)は使えません。
3.
名前をつけたら、[F8(Write)]を押します。
fig.20-004̲50
5. [F8(Save)]を押します。
確認の画面が表示されます。
6. [F8(Exec)]を押して実行します。
※ サンプルは、サンプル・リスト内の同バンクに対応した同番号
に自動的に上書き保存されます。また、ユーザー・メモリーと
メモリー・カードの各「ROLAND/SMPL フォルダー」に
「SMPL****.WAV (AIF)」というファイル名で保存されます。
ファイル名の番号は、サンプル・リストの番号に対応していま
す。
199
Fantom-X678_r_j.book 200 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを保存する/読み込む(Save/Load)
4. [F1(User)
](ユーザー・ メモリー)または[F2(Card)](メ
モリー・カード)を押して保存先を選びます。
中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
5. [F8(Save)]を押します。
確認の画面が表示されます。
中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
SMF ファイルとして保存する
(Save as SMF)
テンポラリー・ソングを SMF ファイルに変換して保存します。
1.
Save As SMF 画面が表示されます。
6. [F8(Exec)]を押して実行します。
2.
「Save」で保存しても、Fantom-X 以外のシーケンサーでは再
生できません。
ソングにファイル名をつけます。
名前の付けかたについて詳しくは、「名前を付ける」(P.36)を
ご覧ください。
Fantom-X 以外のシーケンサーで再生させるには、ソングを
SMF ファイルとして保存してください。またそのとき、正し
い音色で再生させるには、対応したバンク・セレクトとプログ
ラム・ナンバーを記録してください。
パフォーマンスの設定はセーブ実行時の状態で保存されます。
したがってソングの途中でパフォーマンスを変えた場合、録音
を終えた状態でそのまま保存すると録音開始時の状態が記録さ
れません。つまり、ソングを最初から再生してもセーブ実行時
パフォーマンスの音色で始まります。ソングの途中でパフォー
マンスを変えたときは、曲の先頭に録音開始時のパフォーマン
スに対応したバンク・セレクトとプログラム・ナンバーを記録
してください(P.192)
。
Save/Load Menu 画面から、
[F4(Save as SMF)]を押します。
ソング・ファイルの名前には、小文字と一部の記号(空白、" *
+ , . / : ; < = > ? [ \ ] |)は使えません。
3.
名前をつけたら、[F8(Write)]を押します。
4. [F1(User)](ユーザー・メモリー)または[F2(Card)](メ
モリー・カード)を押して保存先を選びます。
fig.20-005̲50
サンプルを保存する
(Save All Samples)
サンプル・メモリー上のすべてのサンプルをユーザー・メモリーや
メモリー・カードに保存します。
1.
Save/Load Menu 画面から、
[F3(Save AllSmpl)]を押します。
確認の画面が表示されます。
中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
2. [F8(Exec)]を押して実行します。
※ サンプルは、サンプル・リスト内の同バンクに対応した同番号
に自動的に上書き保存されます。
]または[ F6(Format 1)]を押して、保存形
5. [F5(Format 0)
式を選びます。
Format 0:フォーマット 0 のスタンダード MIDI ファイル(1
つのフレーズ・トラックにすべての演奏データを保
存する)に変換してディスクに保存します。拡張子
「.MID」が自動的に付きます。
Format 1:フォーマット 1 のスタンダード MIDI ファイル(複
数のフレーズ・トラックに演奏データを保存する)
に変換してディスクに保存します。拡張子「.MID」
が自動的に付きます。
]を押します。
6. [F8(Save As SMF)
確認の画面が表示されます。
7. [F8(Exec)]を押して実行します。
※「Save SMF (Format 0)」または「Save SMF (Format 1)」の
どちらで保存しても拡張子は「.MID」になります。2 つを区別
することはできません。
SMF 形式で保存するときは、音色のセットアップ情報は保存さ
れません。正しい音色で再生させるためには、対応したバンク・
セレクトとプログラム・ナンバーを記録してください(P.192)。
200
Fantom-X678_r_j.book 201 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを保存する/読み込む(Save/Load)
ユーザー・エリアやメモリー・カードにすでにあるファイル・
ネームと同じファイル・ネームを付けて保存しようとすると、
「File "****" Already Exists! Over Write Sure?」
(ファイル
「****」はすでに存在しています。上書きしてもよいですか?)
と確認を求めるメッセージが表示されます。上書きして保存し
てもよいときは[F8(OK)
]を押します。保存を中止するとき
は[F7(Cancel)
]を押します。
ソングとサンプルを読み込む
(Load Song+ Samples)
ソングをテンポラリー・エリアに、すべてのサンプルをサンプル・
メモリーに読み込みます。
1.
Save /Load Menu 画面から[F5(Load S+S)
] を押します。
fig.20-006̲50
Fantom-X でフォーマットしていないメモリー・カードにデー
タを保存しようとすると、「Unformatted!」
(フォーマットされ
ていないメモリー・カードです)というメッセージが表示され
ます。Fantom-X でフォーマットしてください(P.224)
。
ソングを読み込む(Load)
基本操作
※ 上の画面で
または
を押すと、どのタイプのソングを表示
するか設定できます。特定のソング・タイプだけ表示させるこ
とができるので、いくつかのソング・タイプが混在している時
に、ファイルを見つけやすくなります。
1. [SAVE/LOAD]を押します。
Save/Load Menu 画面が表示されます。
fig.20-001̲50
• VIEW ALL:すべてのソングを表示
• SVQ ONLY:SVQ ファイルのみ表示
• SMF:スタンダード MIDI ファイルだけ表示
• MRC:MRC ファイルだけ表示
2. [F1(User)]または[F2(Card)]を押して読み込み先を選
び、
または
を押してソングを選びます。
中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
3. [F8(Load)]を押します。
確認の画面が表示されます。
]〜[F7( Load AllSmpl)
]を押して読み込
2. [F5(Load S+S)
む形式を選びます。
4. [F8(Exec)]を押して実行します。
Load Song+Samples:ソングをテンポラリー・エリアに読み
込みます。すべてのサンプルをサンプ
ル・メモリーに読み込みます。
Load Song:
ソングをテンポラリー・エリアに読み込
みます。
Load all Samples:
すべてのサンプルをサンプル・メモリー
に読み込みます。
パラメーター
Load
Song+Samples
Load Song
Load all
Samples
ファンクション・
ボタン
[F5]
ソング
○
全
サンプル
○
[F6]
[F7]
○
--
-○
※ Fantom-X で保存したソング(.SVQ)には、音源のテンポラ
リー・エリアの情報も含まれています。
201
Fantom-X678_r_j.book 202 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ソングを保存する/読み込む(Save/Load)
ソングを読み込む(Load Song)
ソングをテンポラリー・エリアに読み込みます。
1.
Save/Load Menu 画面から、
[F6(Load Song)
]を押します。
fig.20-007̲50
オーディオ・ファイルをイン
ポートする(Import Audio)
オーディオ・ファイル(WAV/AIFF)をサンプルとしてサンプル・
メモリーに読み込みます。
インポートするには、オーディオ・ファイルが(WAV /
AIFF)がユーザー/メモリーまたはメモリー・カード上の以下
の場所にあることが必要です。
/ TMP / AUDIO̲IMPORT フォルダ
※「/」はディレクトリであることを表しています。
USB 通信(P.218)により、コンピューターからファイルを上
記場所に置いてください。メモリー・カードにデータを置く場
合は、カード・リーダーを使用することもできます。
※ 上の画面で
または を押すと、 どのタイプのソングを表示
するか設定できます。特定のソング・タイプだけ表示させるこ
とができるので、いくつかのソング・タイプが混在している時
に、ファイルを見つけやすくなります。
1. [SAVE/LOAD]を押します。
2. [F8(Import Audio)
]を押します。
• VIEW ALL:すべてのソングを表示
• SVQ ONLY:SVQ ファイルのみ表示
• SMF:スタンダード MIDI ファイルだけ表示
3. [F1(User)]または[F2(Card)]を押して、インポート先の
エリアを選択します。
[F1(User)]:ユーザー・メモリーからインポートします。
• MRC:MRC ファイルだけ表示
]または[ F2(Card)]を押して読み込み先を選
2. [F1(User)
び、
または
を押してソングを選びます。
中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
3. [F8(Load)]を押します。
確認の画面が表示されます。
4. [F8(Exec)]を押して実行します。
サンプルを読み込む
(Load All Samples)
ユーザー・メモリーやメモリー・カードに保存しているすべてのサ
ンプルをサンプル・メモリーに読み込みます。
1.
Save/Load Menu 画面から、
[F7(Load AllSmpl)
]を押しま
す。
確認の画面が表示されます。
中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
[F2(Card)]:メモリー・カードからインポートします。
4.
または
を押して、インポートしたいファイルを選びま
す。
複数のファイルを選びたいときは、[F5(Mark Set)]を押し
て選びたいファイルにチェック・マーク( ✔)を付けます。
マークを消すときは、[F4(Mark Clear)]を押します。
[SHIFT]を押しながら[F5(Mark Set All)]を押すと、選ん
でいるバンクのファイルすべてにチェック・マークがつきま
す。[SHIFT]を押しながら[F4(Mark Clr All)]を押すと選
んでいるファイルすべてのチェック・マークがはずれます。
5. [F8(Import)]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
※ 中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
6. [F8(Exec)]を押します。
ファイルがインポートされ、サンプル・リスト画面になりま
す。
※ 中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
2. [F8(Exec)]を押して実行します。
インポートされたファイルはサンプルとしてサンプル・リスト
に追加されます。このサンプルは一時的なもので、電源を切る
と失われてしまいます。保存しておきたい時は、[WRITE]を
押して保存操作をしておきましょう(P.159)
。
202
Fantom-X678_r_j.book 203 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
指 1 本でフレーズを鳴らす(RPS 機能)
パターンを自由に鍵盤やパッドに割り当て、指 1 本でそのパターン
を呼び出すという機能を RPS(リアルタイム・フレーズ・シーケン
ス)と呼びます。
例えば、ライブでは手弾きできないような複雑なフレーズをあらか
じめ鍵盤のキーに割り当てておき、タイミングに合わせて指一本で
演奏できます。
また、一度に 8 つまでのパターンを再生させることができるので、
ドラム、ベース、キーボードなど楽器ごとにパターンを作り、それ
らを組み合わせて新たなソングを作ることができます。さらに、こ
の演奏を録音することもできるので、フレーズ・サンプリング的な
使いかたもできます。
fig.21-001.j
RPS 機能の設定をする
鍵盤の各キーにパターンを割り当てたり、パターンの再生のしかた
などを設定します。これらはソングごとに設定でき、MRC Pro ソ
ング形式で保存すると同時に記録されます。
RPS 機能の設定をするためには、あらかじめソングをテンポ
ラリー・エリアに読み込んでおく必要があります。
1. [SHIFT]を押しながら[RPS]を押します。
RPS Setup 画面が表示されます。
フレーズ・トラック16
フレーズ・トラック15
Song
fig.21-002̲50
フレーズ・トラック2
フレーズ・トラック1
パターン・トラック
パターン
1
パターン
2
パターン パターン
99
100
この画面では、RPS 機能に関するいろいろなパラメーターを
設定することができます。
RPS 機能を使う前に
パターンを録音する
RPS 機能を使う前に、まず必要なフレーズをパターンに録音してお
きます。
録音のしかたについては、「演奏をそのまま録音する (リアルタイ
ム・レコーディング)」(P.170)または「データを打ち込む (ス
テップ・レコーディング)」(P.174)をご覧ください。
2. [CURSOR]を押してそれぞれのパラメーターのところにカー
ソルを移動し、VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または
[DEC]を押して設定します。
Pattern パラメーター、Playback Mode パラメーター、Mute
Group パラメーターは各キーごとの設定です。Fantom-X6 は
61 鍵、Fantom-X7 は 76 鍵ですが、E0 から G9 のキーにも設
定することができます。また、Trigger Quantize パラメーター
はソングごとの設定です。
• Trigger Quantize(トリガー・クォンタイズ)
ソングの再生または録音中にキーが押されたとき、パターンの
再生の始まりかたを設定します。
設定値
パターンにはノート・メッセージだけを録音するようにしてく
ださい。RPS でパターンを再生させるとき、大量の MIDI メッ
セージが記録されていると、発音が遅れることがあります。
ノート・メッセージ以外の MIDI メッセージは、フレーズ・ト
ラックに記録してください。
REAL:
キーを押すと同時にパターンが再生されます。
BEAT:
ソングの再生/録音中、拍の途中でキーを押す
と次の拍からパターンが再生されます。
MEASURE: ソングの再生/録音中、小節の途中でキーを押
すと次の小節の先頭からパターンが再生されま
す。
• Velocity Sens(ベロシティー・センス)
パターンに記録された音量のままで再生するときは「OFF」に
します。
キーを押した強さによってパターンを再生させる音量を変化さ
せるときは、「LOW」(小)、「MID」(中)、「HIGH」(大)のい
ずれかに設定します。
設定値:
OFF、LOW、MID、HIGH
203
Fantom-X678_r_j.book 204 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
指 1 本でフレーズを鳴らす(RPS 機能)
• KBD Note(ノート)
パターンを割り当てるノートを設定します。鍵盤のキーを押し
て指定することもできます。
• PAD Number(パッド・ナンバー)
パターンを割り当てるパッド・ナンバーを設定します。
パッドを押して指定することもできます。
• PAD/KBD Pattern(パターン)
キー又はパッドに割り当てるパターン・ナンバーを選びます。
パターン・ナンバーの下には、選んだパターンのパターン・
ネームが表示されます。
パターンを割り当てないキー又はパッドは「OFF」にします。
「STOP」に設定すると再生しているパターンを止めるための
キー又はパッド(ストップ・トリガー)になります。パッドに
ナンバーを割り当てたいときは、PAD を押すと簡単に
「Pattern」にカーソルが移動します。
設定値:
RPS 機能を使って演奏する
通常、パターンを単独で再生させるときは、パターンが記録されて
いるソングをテンポラリー・エリアに読み込む必要があります。し
かし、RPS 機能を使ってパターンを再生するときはクイック・プレ
イができます。
1.
RPS 機能の準備が正しく行われていることを確認します。
2.
演奏したいモードの PLAY 画面を表示します。
3. [RPS]を押してボタンを点灯させます。
RPS 機能がオンになり、RPS を使った演奏ができる状態にな
ります。
fig.21-003
STOP、OFF、PTN001 〜 PTN100
• PAD/KBD Playback Mode(プレイバック・モード)
パターンをどのように再生させるかを設定します。
4. [PLAY]を押してソングを再生します。
設定値
LOOP1: キーを押している間は繰り返してパターンを再生さ
せます。
ソングに合わせてパターンを再生するときや、複数のパターン
を同期して再生するときは、必ずソングを再生してください。
LOOP2: パターンを繰り返して再生させます。停止させると
きはストップ・トリガーのキーを押すか、もう一度
同じキーを押します。
• ソングを再生していない状態では、Trigger Quantize パラメー
ONCE:
• パターンはソングの拍子(ビート・トラック)に合わせて再生
パターンを一度だけ再生させます。
ターの設定に関わらず、キーを押すと同時にパターンの再生が
始まります。
されます。したがって、フレーズ・トラックに演奏データが何
も記録されていないとソングが再生されないので、パターンを
同期して再生させることができません。このようなときはフ
レーズ・トラックに空白の小節を何小節か挿入し、それをルー
プ・プレイさせます。
• PAD/KBD Mute Group(ミュート・グループ)
同じグループのパターンを同時に鳴らさないようにする機能で
す。例えば、実際の演奏でフィル・インとブリッジが同時に演
奏されることはありません。このような状況を再現するために
フィル・インとブリッジは同じミュート・グループのナンバー
に設定します。
ミュート・グループは 31 個まで設定できます。設定しないと
きは「OFF」にします。
設定値:
3.
OFF、1 〜 31
設定が終わったら、[F8(Exit)]を押して Song Play 画面に戻
します。
5.
パターンを割り当てたキー又はパッドを押してパターンを再生
します。
パターンの再生を途中で止めたいときは、ストップ・トリガー
のキーを押します。また、Playback Mode パラメーターを
「LOOP2」に設定してある場合は、同じキーを押してパターン
の再生を止めることもできます。
パターンは同時に 8 つまで再生させることができます。
204
Fantom-X678_r_j.book 205 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
指 1 本でフレーズを鳴らす(RPS 機能)
RPS 機能を使った演奏を録音する
RPS 機能を使った演奏も、通常の演奏のようにリアルタイム・レ
コーディングできます。これにより、手軽にパターンをリミックス
してソングを作ることができます。
RPS 機能を使ってリアルタイム・レコーディングした場合、
パターンの演奏はそのまま録音されます。
1.
RPS 機能の準備が正しく行われていることを確認します。
2.
演奏したいモードの PLAY 画面を表示します。
3. [RPS]を押して、RPS 機能をオンにします。
4. [REC]を押します。
[REC]のインジケーターが点滅し、Realtime Rec Standby
ウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、リアルタイ
ム・レコーディングに関するいろいろな設定ができます。
fig.18-003̲50
5.
録音のしかたを設定します。
設定方法について詳しくは、「演奏をそのまま録音する (リア
ルタイム・レコーディング)」(P.170)をご覧ください。
6. [PLAY]を押します。
Recording Standby ウィンドウが閉じ、
[REC]のインジケー
ターが点滅から点灯に変わって録音が始まります。
7.
パターンが割り当てられているキー又はパッドを押します。
押さえたキー又はパッドにしたがって、割り当てられているパ
ターンが再生され、その演奏が録音されます。
Recording Standby ウィンドウで、Count In パラメーターが
「WAIT NOTE」に設定されている場合、パターンを割り当てた
キーやストップ・トリガーのキーを押しても録音は始まりませ
ん。
8.
録音が終わったら、[STOP]を押します。
[REC]のインジケーターが消灯します。
205
Fantom-X678_r_j.book 206 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクトをかける
各モードでエフェクトをかける場合の操作と設定のしかたについて
説明します。
4.
設定が終わったら、[F8(Close)]を押して、もとの画面に戻
します。
Play 画面に戻ると以下の部分に設定が表示されています。
fig.22-003
Fantom-X に内蔵されているエフェクトについて詳しくは、「内
蔵エフェクトについて」(P.29)をご覧ください。
エフェクトをオン/オフする
Fantom-X に内蔵されている各エフェクトは、 全体で使う(オン)
/使わない(オフ)が切り替えられます。原音を聴きながら音作り
をするときや、内蔵エフェクトを使わずに外部エフェクトを使うと
きは、ここでの設定をオフにするとよいでしょう。
エフェクトのオン/オフの設定は、Fantom-X 全体の設定です。
パッチやパフォーマンスごとの設定ではありません。
1. [EFFECTS]を押して Effects 画面を表示します。
fig.22-001̲50
エフェクトの設定のしかた
1.
各モードから、エフェクトをかけたい音色を選びます。
2. [EFFECTS]を押して Effects 画面を表示します。
]タブを押して、 設定す
3. [F1(Routing)]〜[F7( Mastering)
るエフェクトを選びます。
※ Effect 画面から[MENU]を押して操作することもできます。
fig.22-001̲50
2. [F8(Effect Sw)]を押します。
Effect Sw ウィンドウが表示されます。
fig.22-002̲50
パフォーマンス・モードでは[F3(MFX1/2/3)]を押すたび
に 1、2、3 と切り替わります。パッチ・モードでは、[F3
(MFX1/2)]を押すたびに 1、2 と切り替わります。
4. [CURSOR]を押してパラメーターを選びます。
3. [F1(MFX1)]〜[F6(Master)]を押して各エフェクト・ス
イッチのオン/オフを切り替えます。ボタンを押すたびにオン
/オフが切り替わります。
206
5.
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して値
を設定します。
6.
設定が終わったら[EXIT]を押して、 もとの画面に戻します。
GM グループのパッチのエフェクトの設定を変えることはでき
ません。
Fantom-X678_r_j.book 207 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクトをかける
1
パッチ・モードでエフェクトを
かける
パッチ・モードでは、2 つのマルチエフェクト(MFX1、MFX2)
とそれぞれ 1 つのコーラス、リバーブを使用することができます。
マルチエフェクト 1(MFX1)は、キーボード・パートに割り当て
ているパッチ/リズム・セットのエフェクトの設定にしたがって動
作します。マルチエフェクト 2(MFX2)は、パッド・パートに割
り当てているパッチ/リズム・セットのエフェクト設定にしたがっ
て動作します。コーラスおよびリバーブは、それぞれ、キーボー
ド・パートあるいはパッド・パートのいずれか一方のパートに割り
当てているパッチ/リズム・セットの設定にしたがって動作しま
す。
Tone Select(トーン・セレクト)
設定したいトーンを選びます。
設定値:
リズム・セットを選んでいるときは Rhythm Key Select( リズ
ム・キー・セレクト)となり、設定したいリズム・トーン
(A0 〜 C8)を選びます。
2 Patch Output Assign
(パッチ・アウトプット・アサイン)
パッチごとに原音の出力のしかたを設定します。
設定値
MFX:
マルチエフェクトを通して、ステレオで出力しま
す。また、マルチエフェクトを通した音にコーラス
やリバーブをかけることもできます。
A, B:
マルチエフェクトを通さずに、ステレオで
OUTPUT A (MIX) ジャック、または OUTPUT B
ジャックに出力します。
1 〜 4:
マルチエフェクトを通さずに、モノで INDIVIDUAL
1 〜 4 ジャックに出力します。
TONE:
トーンごとの設定にしたがって出力します。
出力のしかたを設定する(Routing)
各信号の出力先やレベル、エフェクトに関する全体的な設定を行い
ます。
1〜4
fig.22-004̲50
INDIVIDUAL 1 ジャックと INDIVIDUAL 2 ジャックに振り分け
て出力するような設定にしたとき、INDIVIDUAL 2 ジャックに
プラグがささっていないと、INDIVIDUAL 1 と 2 の音が混ざっ
て INDIVIDUAL 1 ジャックから出力されてしまいます。これ
は、INDIVIDUAL 1 と 2 のジャックの構造によるものです。
設定のしかたについては、「エフェクトの設定のしかた」
(P.206)をご覧ください。
Mix/Parallel パラメーターが「MIX」に設定されていると、す
べての音が OUTPUT A (MIX) ジャックからステレオで出力さ
れます(P.230)
。
• リズム・セットを選んでいるときは Rhythm Output Assign
信号の流れ図とパラメーター
(リズム・セット・アウトプット・アサイン)となり、リズム・
セットごとに原音の出力のしかたを設定します。
fig.22-005
1
19
20
2
11
8
3
9
7
10
4
5
12
16
6
1
14 15
17
13
18
Part Select(パート・セレクト)
設定したいパートを選びます。
設定値:
KBD、PAD
207
Fantom-X678_r_j.book 208 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクトをかける
3 Tone Output Assign
6
Tone Reverb Send Level
(トーン・リバーブ・センド・レベル)
(トーン・アウトプット・アサイン)
トーンごとに、原音の出力のしかたを設定します。
トーンごとに、リバーブへ送る信号のレベルを設定します。
設定値
設定値:
MFX:
マルチエフェクトを通して、ステレオで出力しま
す。また、マルチエフェクトを通した音にコーラス
やリバーブをかけることもできます。
A, B:
マルチエフェクトを通さずに、ステレオで
OUTPUT A (MIX) ジャック、または OUTPUT B
ジャックに出力します。
1 〜 4:
マルチエフェクトを通さずに、モノで INDIVIDUAL
1 〜 4 ジャックに出力します。
MFX Type(マルチエフェクト・タイプ)
7
78 種類の中から使用するマルチエフェクトを選びます。 各マルチ
エフェクトについて詳しくは、「マルチエフェクト・パラメーター」
(P.266)をご覧ください。
設定値:
• Structure Type パラメーターの設定を「 2」〜「10」のいずれ
かにしているとき、トーン 1 と 2 の出力はトーン 2 に、トー
ン 3 と 4 の出力はトーン 4 にまとめられます。そのため、
トーン 1 はトーン 2 の設定、トーン 3 はトーン 4 の設定にし
たがいます(P.63)
。
• INDIVIDUAL 1ジャックと INDIVIDUAL 2 ジャックに振り分けて
出力するような設定にしたとき、INDIVIDUAL 2 ジャックにプ
ラグがささっていないと、INDIVIDUAL 1 と 2 の音が混ざって
INDIVIDUAL 1 ジャックから出力されてしまいます。これは、
INDIVIDUAL 1 と 2 のジャックの構造によるものです。
Mix/Parallel パラメーターが「MIX」に設定されていると、す
べての音が OUTPUT A (MIX) ジャックからステレオで出力さ
れます(P.230)
。
マルチエフェクトを通した音の音量を設定します。
設定値:
9
• コーラスとリバーブへは常にモノで出力されます。
• コーラスを通した後の出力先は、Chorus Output Select
( 13 )および Chorus Output Assign( 15 )で設定します。
0 〜 127
MFX Chorus Send Level
(マルチエフェクト・コーラス・センド・レベル)
マルチエフェクトを通した音に対するコーラスのかかり具合を設定
します。コーラスをかけないときは 0 に設定します。
設定値:
10
0 〜 127
MFX Reverb Send Level
(マルチエフェクト・リバーブ・センド・レベル)
マルチエフェクトを通した音に対するリバーブのかかり具合を設定
します。リバーブをかけないときは「0」に設定します。
設定値:
11
「MFX」に設定した場合は、MFX Output Assign( 11 )で、
マルチエフェクトを通した後の出力先を設定します。
0(Through)〜 78
MFX Output Level
(マルチエフェクト・アウトプット・レベル)
8
Patch Output Assign( 2 ) が「TONE」以外に設定されて
いる場合、ここでの設定は無効になります。
0 〜 127
0 〜 127
MFX Output Assign
(マルチエフェクト・アウトプット・アサイン)
マルチエフェクトを通した音の出力先を設定します。
設定値
A:
ステレオで OUTPUT A (MIX) ジャックに出力します。
B:
ステレオで OUTPUT B ジャックに出力します。
• リバーブを通した後の出力先は、Reverb Output Assign
( 18 )で設定します。
4
Tone Output Level
(トーン・アウトプット・レベル)
トーンごとに、アウトプット・アサイン( 2 、 3 )で設定した
出力先へ送る信号のレベルを設定します。
設定値:
5
0 〜 127
Tone Chorus Send Level
(トーン・コーラス・センド・レベル)
トーンごとに、コーラスへ送る信号のレベルを設定します。
設定値:
208
0 〜 127
Mix/Parallel パラメーターが「MIX」に設定されていると、す
べての音が OUTPUT A (MIX) ジャックからステレオで出力さ
れます(P.230)
。
12
Chorus Type(コーラス・タイプ)
コーラスとして使うか、ディレイとして使うかを設定します。
設定値」
0(Off)
:
コーラス/ディレイを使いません。
1(Chorus)
:
コーラスを使います。
2(Delay)
:
ディレイを使います。
3(GM2 Chorus)
:
GM2 コーラスを使います。
Fantom-X678_r_j.book 209 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクトをかける
13
Chorus Output Select
(コーラス・アウトプット・セレクト)
18
Reverb Output Assign
(リバーブ・アウトプット・アサイン)
コーラスを通した音の出力先を設定します。
リバーブを通した音の出力先を設定します。
設定値
設定値
MAIN:
ステレオで OUTPUT ジャックに出力します。
A:
ステレオで OUTPUT A (MIX) ジャックに出力します。
REV:
モノでリバーブに出力します。
B:
ステレオで OUTPUT B ジャックに出力します。
M+R:
ステレオで OUTPUT ジャックに、モノでリバーブに出
力します。
Mix/Parallel パラメーターが「MIX」に設定されていると、す
べての音が OUTPUT A (MIX) ジャックからステレオで出力さ
れます(P.230)
。
「MAIN」または「M+R」に設定した場合、どの OUTPUT
ジャックに出力するかは、Chorus Output Assign( 15 )で
設定します。
Chorus Level(コーラス・レベル)
14
コーラスを通した音の音量を設定します。
設定値:
15
0 〜 127
Chorus Output Assign
(コーラス・アウトプット・アサイン)
Chorus Output Select( 13 )で、「MAIN」または「M+R」に設定
したときのコーラス音を出力する OUTPUT ジャックを設定します。
設定値
A:
ステレオで OUTPUT A (MIX) ジャックに出力します。
B:
ステレオで OUTPUT B ジャックに出力します。
19
Chorus Source(コーラス・ソース)
コーラス・パラメーターの設定を選びます。キーボード・パートに
割り当てているパッチ / リズム・セットの設定を使うときは
「KBD」を選びます。パッド・パートに割り当てているパッチ / リ
ズム・セットの設定を使うときは「PAD」を選びます。
設定値:
20
KBD, PAD
Reverb Source(リバーブ・ソース)
リバーブ・パラメーターの設定を選びます。キーボード・パートに
割り当てているパッチ / リズム・セットの設定を使うときは
「KBD」を選びます。パッド・パートに割り当てているパッチ / リ
ズム・セットの設定を使うときは「PAD」を選びます。
設定値:KBD, PAD
Chorus Output Select( 13 )が「REV」に設定されている
場合、ここでの設定は無効になります。
Mix/Parallel パラメーターが「MIX」に設定されていると、す
べての音が OUTPUT A (MIX) ジャックからステレオで出力さ
れます(P.230)
。
16
Reverb Type(リバーブ・タイプ)
リバーブの種類を選びます。
設定値
0(Off)
:
リバーブを使いません。
1(Reverb)
:
基本的なリバーブです。
2(SRV Room):
ROOM の残響音をより細かくシミュレート
したリバーブです。
3(SRV Hall):
HALL の残響音をより細かくシミュレート
したリバーブです。
4(SRV Plate):
プレート・エコー(金属板を利用したリ
バーブ)をシミュレーションしたリバーブ
です。金属的な響きが得られます。
5(GM2 Reverb):
GM2 リバーブです。
17
Reverb Level(リバーブ・レベル)
リバーブを通した音の音量を設定します。
設定値:
0 〜 127
209
Fantom-X678_r_j.book 210 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクトをかける
2
パフォーマンス・モードで
エフェクトをかける
Part Output Assign
(パート・アウトプット・アサイン)
パートごとに、原音の出力のしかたを設定します。
設定値
パフォーマンス・モードでは、3 つのマルチエフェクト(MFX1、
MFX2、MFX3)とそれぞれ 1 つのコーラス、リバーブを使用すること
ができます。3 つのマルチエフェクト、コーラス、リバーブは、それぞ
れパフォーマンスのエフェクト設定か、あるいは指定されたパートに割
り当てているパッチ/リズム・セットのエフェクト設定にしたがって動
作します。さらに 3 つのマルチエフェクトは、それぞれ独立して使用す
るだけでなく、2 つあるいは 3 つを直列に接続して使用することもでき
ます。
MFX:
マルチエフェクトを通して、ステレオで出力しま
す。また、マルチエフェクトを通した音にコーラス
やリバーブをかけることもできます。
A, B:
マルチエフェクトを通さずに、ステレオで
OUTPUT A (MIX) ジャック、または OUTPUT B
ジャックに出力します。
1 〜 4:
マルチエフェクトを通さずに、モノで INDIVIDUAL
1 〜 4 ジャックに出力します。
PAT:
パートに割り当てているパッチ/リズム・セットの
設定にしたがって出力します。
出力のしかたを設定する(Routing)
各信号の出力先やレベル、エフェクトに関する全体的な設定を行います。
INDIVIDUAL 1 ジャックと INDIVIDUAL 2 ジャックに振り分け
て出力するような設定にしたとき、INDIVIDUAL 2 ジャックに
プラグがささっていないと、INDIVIDUAL 1 と 2 の音が混ざっ
て INDIVIDUAL 1 ジャックから出力されてしまいます。これ
は、INDIVIDUAL 1 と 2 のジャックの構造によるものです。
fig.22-006.eps̲50
Mix/Parallel パラメーターが「MIX」に設定されていると、す
べての音が OUTPUT A (MIX) ジャックからステレオで出力さ
れます(P.230)
。
設定のしかたについては、「エフェクトの設定のしかた」
(P.206)をご覧ください。
「MFX」に設定した場合は、MFX Output Assign( 11 )で、
マルチエフェクトを通した後の出力先を設定します。
• コーラスとリバーブへは常にモノで出力されます。
• コーラスを通した後の出力先は、Chorus Output Select
信号の流れ図とパラメーター
( 13 )および Chorus Output Assign( 15 )で設定します。
• リバーブを通した後の出力先は、Reverb Output Assign
fig.22-007
( 18 )で設定します。
19
1
8
2
11
20
21
3
9
3
10
7
8
11
9
10
7
8
4
11
9
10
7
14
3 系統のマルチエフェクトの中から、どのマルチエフェクトを使う
かを設定します。
設定値:
15
4
12
13
5
17
Part Output MFX Select
(パート・アウトプット・MFX セレクト)
18
16
6
Part Output Level
(パート・アウトプット・レベル)
Part Output Assign( 2 )で設定した出力先へ送る信号のレベル
を設定します。
設定値:
1
Part Select(パート・セレクト)
設定したいパートを選びます。
設定値:
1 〜 16
5
0 〜 127
Part Chorus Send Level
(パート・コーラス・センド・レベル)
パートごとに、コーラスへ送る信号のレベルを設定します。
設定値:
210
1 〜 3(MFX-1 〜 MFX-3)
0 〜 127
Fantom-X678_r_j.book 211 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクトをかける
6
Part Reverb Send Level
(パート・リバーブ・センド・レベル)
12
Chorus Type(コーラス・タイプ)
コーラスとして使うか、ディレイとして使うかを設定します。
パートごとに、リバーブへ送る信号のレベルを設定します。
設定値
設定値:
0(Off)
:
コーラス/ディレイを使いません。
1(Chorus)
:
コーラスを使います。
2(Delay)
:
ディレイを使います。
0 〜 127
以下の 7 〜 11 のパラメーターについては、 3 系統のマルチ
エフェクト(MFX-1 〜 MFX-3)ごとに設定することができま
す。
3(GM2 Chorus)
:GM2 コーラスを使います。
Chorus Output Select
(コーラス・アウトプット・セレクト)
13
MFX Type(マルチエフェクト・タイプ)
7
78 種類の中から使用するマルチエフェクトを選びます。各マルチ
エフェクトについて詳しくは、「マルチエフェクト・パラメーター」
(P.266)をご覧ください。
設定値:0(Through)〜 78
8
コーラスを通した音の出力先を設定します。
設定値
MAIN:
ステレオで OUTPUT ジャックに出力します。
REV:
モノでリバーブに出力します。
M+R:
ステレオで OUTPUT ジャックに、モノでリバーブに出
力します。
MFX Output Level
(マルチエフェクト・アウトプット・レベル)
マルチエフェクトを通した音の音量を設定します。
設定値:
「MAIN」または「M+R」に設定した場合、どの OUTPUT
ジャックに出力するかは、Chorus Output Assign( 15 )で
0 〜 127
設定します。
9
MFX Chorus Send Level
(マルチエフェクト・コーラス・センド・レベル)
マルチエフェクトを通した音に対するコーラスのかかり具合を設定
します。コーラスをかけないときは 0 に設定します。
設定値:
14
Chorus Level(コーラス・レベル)
コーラスを通した音の音量を設定します。
設定値:
Chorus Output Assign
(コーラス・アウトプット・アサイン)
15
10
MFX Reverb Send Level
(マルチエフェクト・リバーブ・センド・レベル)
マルチエフェクトを通した音に対するリバーブのかかり具合を設定
します。リバーブをかけないときは「0」に設定します。
設定値:
11
0 〜 127
0 〜 127
0 〜 127
MFX Output Assign
(マルチエフェクト・アウトプット・アサイン)
Chorus Output Select( 13 )で、「MAIN」または「M+R」に設
定したときのコーラス音を出力する OUTPUT ジャックを設定しま
す。
設定値
A:
ステレオで OUTPUT A (MIX) ジャックに出力します。
B:
ステレオで OUTPUT B ジャックに出力します。
マルチエフェクトを通した音の出力先を設定します。
設定値
A:
ステレオで OUTPUT A (MIX) ジャックに出力します。
B:
ステレオで OUTPUT B ジャックに出力します。
Mix/Parallel パラメーターが「MIX」に設定されていると、す
べての音が OUTPUT A (MIX) ジャックからステレオで出力さ
れます(P.230)
。
Chorus Output Select( 13 )が「REV」に設定されている
場合、ここでの設定は無効になります。
Mix/Parallel パラメーターが「MIX」に設定されていると、す
べての音が OUTPUT A (MIX) ジャックからステレオで出力さ
れます(P.230)
。
MFX Structure の設定によっては、マルチエフェクトを通した
音の出力先が別系統のマルチエフェクトとなり、MFX Output
Assign の設定は無効になります。
211
Fantom-X678_r_j.book 212 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクトをかける
16
Reverb Type(リバーブ・タイプ)
リバーブの種類を選びます。
設定値
0(Off)
:
リバーブを使いません。
1(Reverb)
:
基本的なリバーブです。
2(SRV Room): ROOM の残響音をより細かくシミュレートした
リバーブです。
3(SRV Hall):
HALL の残響音をより細かくシミュレートした
リバーブです。
4(SRV Plate):
プレート・エコー(金属板を利用したリバーブ)
をシミュレーションしたリバーブです。金属的
な響きが得られます。
5(GM2 Reverb):GM2 リバーブです。
Reverb Level(リバーブ・レベル)
17
20
Chorus Source(コーラス・ソース)
パフォーマンスで使うコーラス・パラメーターの設定を選びます。
パフォーマンスの設定を使うときは「PRF」 を選びます。いずれか
のパートに割り当てているパッチ/リズム・セットの設定を使うと
きは、そのパート・ナンバーを選びます。
設定値:PRF, P1 〜 P16
パッチ/リズム・セットの設定を選んだ場合
パッチ/リズム・セットのコーラス・パラメーターの設定を選
んだ場合、その設定がパフォーマンスのコーラス設定画面に表
示され、設定も変更できるようになります。変更したパッチ/
リズム・セットのコーラス・パラメーターの設定は、他のパッ
チ/リズム・セットを選ぶと失われてしまいます。変更した設
定を残しておきたいときは、パッチ/リズム・セットの設定を
保存してください(P.59, P.86)
。
リバーブを通した音の音量を設定します。
設定値:
0 〜 127
21
18
Reverb Output Assign
(リバーブ・アウトプット・アサイン)
リバーブを通した音の出力先を設定します。
設定値
A:
ステレオで OUTPUT A (MIX) ジャックに出力します。
B:
ステレオで OUTPUT B ジャックに出力します。
Reverb Source(リバーブ・ソース)
パフォーマンスで使うリバーブ・パラメーターの設定を選びます。
パフォーマンスの設定を使うときは「PRF」 を選びます。いずれか
のパートに割り当てているパッチ/リズム・セットの設定を使うと
きは、そのパート・ナンバーを選びます。
設定値:PRF, P1 〜 P16
パッチ/リズム・セットの設定を選んだ場合
Mix/Parallel パラメーターが「MIX」に設定されていると、す
べての音が OUTPUT A (MIX) ジャックからステレオで出力さ
れます(P.230)
。
19
MFX1 〜 3 Source
(マルチエフェクト 1 〜 3 ソース)
パフォーマンスで使うマルチエフェクト・パラメーターの設定を選
びます。パフォーマンスの設定を使うときは「PRF」を選びます。
いずれかのパートに割り当てているパッチ/リズム・セットの設定
を使うときは、そのパート・ナンバーを選びます。
設定値:
PRF, P1 〜 P16
パッチ/リズム・セットの設定を選んだ場合
パッチ/リズム・セットのマルチエフェクト・パラメーターの
設定を選んだ場合、その設定がパフォーマンスのマルチエフェ
クト設定画面に表示され、設定も変更できるようになります。
変更したパッチ/リズム・セットのマルチエフェクト・パラ
メーターの設定は、他のパッチ/リズム・セットを選ぶと失わ
れてしまいます。変更した設定を残しておきたいときは、パッ
チ/リズム・セットの設定を保存してください(P.59, P.86)
。
212
パッチ/リズム・セットのリバーブ・パラメーターの設定を選
んだ場合、その設定がパフォーマンスのリバーブ設定画面に表
示され、設定も変更できるようになります。変更したパッチ/
リズム・セットのリバーブ・パラメーターの設定は、他のパッ
チ/リズム・セットを選ぶと失われてしまいます。変更した設
定を残しておきたいときは、パッチ/リズム・セットの設定を
保存してください(P.59, P.86)
。
Fantom-X678_r_j.book 213 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクトをかける
マルチエフェクトの設定をする
(MFX1 〜 3)
fig.22-008̲50
[F3(MFX1/2/3)]はボタンを押すたびに 1、2、3 と切り替わり
ます。
設定のしかたについては、「エフェクトの設定のしかた」
(P.206)をご覧ください。
MFX1 〜 3(マルチエフェクト 1 〜 3)
Type(マルチエフェクト・タイプ)
78 種類の中から使用するマルチエフェクトを選びます。各マルチ
エフェクトについて詳しくは、「マルチエフェクト・パラメーター」
(P.266)をご覧ください。
マルチエフェクトの設定をする
(MFX Control)
fig.22-009̲50
設定のしかたについては、「エフェクトの設定のしかた」
(P.206)をご覧ください。
Source 1 〜 4(マルチエフェクト・コントロール・
ソース 1 〜 4)
マルチエフェクト・コントロールを使うとき、どの MIDI メッセー
ジでマルチエフェクトのパラメーターを変えるかを設定します。
設定値
OFF:
マルチエフェクト・コントロールを
使いません。
CC01 〜 31, 33 〜 95:
コントローラー・ナンバー 1 〜 31、
33 〜 95
設定値:00 THROUGH 〜 78 SYMPATHETIC RESONANCE
この設定画面では、マルチエフェクト・タイプで選んだ各マルチエ
フェクトに対応するパラメーターの設定を変更します。設定できる
パラメーターについて詳しくは、「マルチエフェクト・パラメー
ター」(P.266)をご覧ください。
マルチエフェクトの設定では、マルチエフェクトのタイプごと
にあらかじめ決められた最大 4 つのパラメータを、Realtime
Control つまみで設定することができます。画面のつまみは
Realtime Control つまみに対応しています。MFX1 〜 3 画面に
入ると、Realtime Control つまみの右側のインジケーターが消
灯し、Realtime Control つまみは、MFX のパラメーターの設
定に使われることになります。Realtime Control つまみの右に
あるボタンを押して再度インジケーターを点灯させると、本来
の用途に使うことができます。また、MFX1 〜 3 画面から抜け
ると、自動的にもとの点灯状態に戻ります。
がついているパラメーターは、マルチエフェクト・コント
ロール・デスティネーション・パラメーター(P.214)として
選択できるパラメーターであることを表しています。
パッチ・モードでは、キーボード・パートで MFX1 をパッド・
パートで MFX2 を使うことができます。
コントロール・チェンジ・メッセージについて詳しくは、
「MIDI インプリメンテーション」(P.294)をご覧ください。
PITCH BEND:
ピッチ・ベンド
AFTERTOUCH:
アフタータッチ
SYS CTRL1 〜 SYS CTRL4: 共通のマルチエフェクト・コント
ロールとして使うときの MIDI メッ
セージ
Fantom-X 全体で共通のコントローラーを使いたいときは、
「SYS CTRL 1」〜「SYS CTRL 4」を選びます。システム・
コントロール 1 〜 4 として使う MIDI メッセージは、Sys Ctrl
1 〜 4 Source パラメーター(SYSTEM/Control)で設定しま
す(P.233)
。
パッチ/リズム・セットでは、トーン/リズム・トーンごとに
ピッチ・ベンド、コントローラー・ナンバー 11(エクスプ
レッション)、コントローラー・ナンバー 64(ホールド 1)を
受信するかどうかを決めるパラメーターがあります(P.79)
。
これらの設定が「ON」になっていると、その MIDI メッセージ
を受信したときに、目的のパラメーターの設定を変えると同時
にピッチ・ベンド/エクスプレッション/ホールド 1 の効果も
かかってしまいます。マルチエフェクトのパラメーターの設定
だけを変えたいときは「OFF」に設定してください。
213
Fantom-X678_r_j.book 214 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクトをかける
• パフォーマンスでは、MIDI チャンネルごとに特定の MIDI メッ
セージを受信するかどうかを決めるパラメーターがあります
(P.79)。マルチエフェクト・コントロールを使うときは、使用
する MIDI メッセージが受信できる状態であることを確認して
ください。MIDI メッセージが受信できない状態のときは、マ
ルチエフェクト・コントロールは動作しません。
Destination 1 〜 4
(マルチエフェクト・コントロール・デスティネー
ション 1 〜 4)
マルチエフェクト・コントロールを使って、マルチエフェクトのど
のパラメーターをコントロールするかを設定します。コントロール
できるパラメーターは、マルチエフェクト・タイプによって異なり
ます。詳しくは、「マルチエフェクト・パラメーター」(P.266)を
ご覧ください。
Sens 1 〜 4
(マルチエフェクト・コントロール・センス 1 〜 4)
マルチエフェクト・コントロールの効果のかかり具合を設定しま
す。現在の値からプラス方向(大きい値、右方向、速いなど)に変
化させるときは「+」の値に、マイナス方向(小さい値、左方向、
遅いなど)に変化させるときは「-」の値に設定します。
「+」、「-」
共に数値が大きいほど変化は大きくなります。効果をかけないとき
は「0」にします。
設定値:
-63 〜 +63
MFX Control Channel
(マルチエフェクト・コントロール・チャンネル)
MFX1 〜 3 Source パラメーター( P.212)が「PRF」に設定され
ている場合に、マルチエフェクト・コントロールを使ってマルチエ
フェクトのパラメーターをリアルタイムに変化させるときの受信
チャンネルを設定します。マルチエフェクト・コントロールを使わ
ないときは「OFF」にします。
設定値:
1 〜 16, OFF
パッチ・モードではこのパラメータはありません。
214
マルチエフェクト・コントロール
外部 MIDI 機器からマルチエフェクト音の音量やディレイの遅
延時間などを変えたいとき、通常はシステム・エクスクルーシ
ブ・メッセージと呼ばれる Fantom-X 特有の MIDI メッセージ
を送信しなければなりません。しかし、システム・エクスク
ルーシブ・メッセージは設定が煩雑であるだけでなく、転送す
るデータ量が多くなってしまいます。
そこで、Fantom-X ではマルチエフェクトのパラメーターのう
ち、代表的なものをコントロール・チェンジ・メッセージなど
の MIDI メッセージで変更できるようになっています。例えば、
ピッチ・ベンド・レバーを使ってディストーションの歪み具合
をかえたり、鍵盤タッチによってディレイの遅延時間を変えた
りすることもできます。変更できるパラメーターは、マルチエ
フェクトのタイプごとにあらかじめ決まっており、「マルチエ
フェクト・パラメーター」(P.266)で説明しているパラメー
ターのうち「#」マークが付いている項目です。マルチエフェ
クトの設定画面では、パラメーターの左側に「c」マークがつ
いています
このように、MIDI メッセージを使ってマルチエフェクトのパ
ラメーターをリアルタイムに変化させる機能をマルチエフェク
ト・コントロールと呼びます。マルチエフェクト・コントロー
ルは、1 つのパッチ/リズム・セット/パフォーマンスで 4 つ
まで使うことができます。
マルチエフェクト・コントロールを使うときは、どの MIDI
メッセージ(Source パラメーター)で、どのパラメーター
(Destination パラメーター)を、どれくらいコントロール
(Sens パラメーター)するのかを設定します。
マルチエフェクト・コントロールの代わりにマトリック
ス・コントロールを使って、代表的なマルチエフェクトの
パラメーターをリアルタイムに変えることもできます
(P.80)
。
Fantom-X678_r_j.book 215 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクトをかける
マルチエフェクトのストラク
チャーの設定をする(MFX
Structure)
MFX の 1 〜 3 をどのように組み合わせるかを設定します。
コーラスの設定をする
(Chorus)
ここでは、パフォーマンス・モードでコーラスの設定をする場合の
設定のしかたについて説明します。パッチ・モードで設定する場合
も操作は同じです。
パッチ・モードでは、このパラメーターはありません。
Chorus(コーラス)
fig.22-010̲50
fig.22-011̲50
設定のしかたについては、「エフェクトの設定のしかた」
(P.206)をご覧ください。
設定のしかたについては、「エフェクトの設定のしかた」
(P.206)をご覧ください。
Structure Type(ストラクチャー・タイプ)
MFX1 〜 3 の組み合わせかたを設定します。
Type(コーラス・タイプ)
設定値:
コーラスとして使うか、ディレイとして使うかを設定します。
Type 01 〜 Type 16
設定値
MFX1 〜 3 TYPE(マルチエフェクト 1 〜 3 タイプ)
0 OFF:
コーラス/ディレイを使いません。
MFX1 〜 3 それぞれのマルチエフェクト・タイプを設定します。
1 CHORUS:
コーラスを使います。
設定値:
2 DELAY:
ディレイを使います。
3 GM2 CHORUS:
GM2 コーラスを使います。
0(Through)〜 78
※ この設定画面では、コーラス・タイプで選んだコーラス/ディ
レイに対応するパラメーターの設定を変更します。設定できる
パラメーターについて詳しくは、「」(P.289)をご覧くださ
い。
画面上のパラメーターに番号( 〜 )が表示されている場
合、そのパラメーターの値を Realtime Control つまみ(つまみ
左端が 〜右端が )で設定することができます。Chorus
画面に入ると、Realtime Control つまみの右側のインジケー
ターが消灯し、Realtime Control つまみは、 Chorus のパラ
メーターの設定に使われることになります。Realtime Control
つまみの右にあるボタンを押して再度インジケーターを点灯さ
せると、本来の用途に使うことができます。また、Chorus 画
面から抜けると、自動的にもとの点灯状態に戻ります。
215
Fantom-X678_r_j.book 216 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクトをかける
リバーブの設定をする
(Reverb)
ここでは、パフォーマンス・モードでリバーブの設定をする場合の
設定のしかたについて説明します。パッチ・モードで設定する場合
も操作は同じです。
Reverb(リバーブ)
fig.22-012̲50
設定のしかたについては、「エフェクトの設定のしかた」
(P.206)をご覧ください。
Type(リバーブ・タイプ)
リバーブの種類を選びます。
設定値
0 OFF:
リバーブを使いません。
1 REVERB:
基本的なリバーブです。
2 SRV ROOM:ROOM の残響音をより細かくシミュレートしたリ
バーブです。
3 SRV HALL: HALL の残響音をより細かくシミュレートしたリ
バーブです。
4 SRV PLATE:プレート・エコー(金属板を利用したリバーブ)を
シミュレーションしたリバーブです。金属的な響き
が得られます。この設定画面では、リバーブ・タイ
プで選んだ各リバーブに対応するパラメーターの設
定を変更します。設定できるパラメーターについて
詳しくは、「リバーブ・パラメーター」(P.290)を
ご覧ください。
5 GM2 REVERB:
GM2 リバーブです。
※ この設定画面では、リバーブ・タイプで選んだリバーブ/ディ
レイに対応するパラメーターの設定を変更します。設定できる
パラメーターについて詳しくは、「リバーブ・パラメーター」
(P.290)をご覧ください。
216
画面上のパラメーターに番号( 〜 )が表示されている場
合、そのパラメーターの値を Realtime Control つまみ(つまみ
左端が 〜右端が )で設定することができます。Reverb
画面に入ると、Realtime Control つまみの右側のインジケー
ターが消灯し、Realtime Control つまみは、 Reverb のパラ
メーターの設定に使われることになります。Realtime Control
つまみの右にあるボタンを押して再度インジケーターを点灯さ
せると、本来の用途に使うことができます。また、Reverb 画
面から抜けると、自動的にもとの点灯状態に戻ります。
Fantom-X678_r_j.book 217 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクトをかける
ATTACK(アタック)
マスタリング・エフェクト
(Mastering Effect)
Fantom-X の最終出力にかけるステレオ・ コンプレッサー(リミッ
ター)です。高域/中域/低域ごとに独立して、指定した音量レベ
ルよりも大きな音を圧縮し、音量のばらつきを抑えます。MD や
DAT へミックス・ダウンしたり、オーディオ CD を制作するときな
どに、最適化されたレベルでマスタリングができます。
※ マスタリング・エフェクトの設定は、Fantom-X 全体の設定で
す。パッチやパフォーマンスごとの設定ではありません。
※ マスタリング・エフェクトは OUTPUT A(MIX)ジャックに
出力される音に対して効果がかかります。OUTPUT B ジャッ
クに出力される音には効果がかかりません。
THRESHOLD を超える入力があった時に、音量を圧縮するまでの
時間
設定値:
0 〜 100 ms
RELEASE(リリース)
圧縮がかかっている状態から、入力が THRESHOLD より小さく
なった時に、圧縮をやめるまでの時間
設定値:
50 〜 5000 ms
THRESHOLD(スレッショルド)
圧縮を始める音量レベル
設定値:
-36 〜 0 dB
fig.22-013̲50
RATIO(レシオ)
圧縮比
設定値:
1.00:1 〜 INF:1(INF:無限大)
LEVEL(レベル)
出力音量
設定値:
0 〜 24 dB
Split Frequency High
(スプリット・フリーケンシー・ハイ)
設定のしかたについては、「エフェクトの設定のしかた」
(P.206)をご覧ください。
高域(HI)と中域(MID)の帯域分割周波数
設定値:
Split Frequency Low
(スプリット・フリーケンシー・ロー)
低域(LO)と中域(MID)の帯域分割周波数
設定値:
200 〜 800 Hz
THRESHOLD と RATIO について
下図のように、音量の圧縮のしかたを設定します。
fig.22-014.j
1:1
RATIO
出力音量
パラメーターの説明
それぞれのタイプに応じたプリ
セットの設定を呼び出します。
[F6(User)]
保存してあるユーザー・セッティ
ングを呼び出します。
[F7(System Write)] 現在の設定をユーザー・セッティ
ングとして保存します。ユー
ザー・セッティングは 1 種類のみ
保存可能です。
[8 (Effect Sw)]
これを押して、Effect Sw ウィン
ドウを開くと、各エフェクトをオ
ン/オフすることができます。
[F6(Mastering Sw)
]をオン/
オフして、マスタリング・エフェ
クトの効果を確認してみましょ
う。
ファンクション・ボタン
[F1]〜[F5]
2000 〜 8000 Hz
2:1
4:1
INF:1
THRESHOLD
入力音量
217
Fantom-X678_r_j.book 218 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
USB を使ってコンピューターと接続する(USB モード)
MIDI モードにする
USB 機能について
USB モード(ストレージ・モード/ MIDI モード)の切り替え
は、Fantom-X とコンピューターを接続する前に行う必要があ
ります。
Fantom-X で使える USB の機能は、ファイル転送するときのスト
レージ・モードと、MIDI 通信するときの MIDI モードの 2 つのモー
ドがあります。これらのモードを使う場合は Fantom-X で設定を切
り替える必要があり、同時に使用することはできません。
USB モード(ストレージ・モード/ MIDI モード)の切り替え
は、Fantom-X とコンピューターを接続する前に行う必要があ
ります。
1. [MENU]を押します。
2.
各モードでの対応 OS は以下の通りです。
対応 OS
Windows XP/2000/Me
以降
Windows 98/98SE
Mac OS 9(9.04 以降)
Mac OS X
USB MIDI モードに設定すると、MIDI IN 端子からの受信はで
きません。
ストレージ・モード
○
MIDI モード
○
×
○
○
○
○
○
USB 画面が表示されます。
4.
5.
ストレージ・モードと MIDI
モードを切り替える
8.
または
を押して「System」を選び、続けて[ENTER]
を押します。
3. [F1(↑)]または[F2( ↓)
]を押して「USB」を選びます。
USB 画面が表示されます。
5.
または
を押して「USB Mode 」を選びます。
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して、
「STORAGE」を選びます。
確認のダイアログが表示されます。
6.
切り替える場合は[F8(OK)]、中止する場合は[F7
(Cancel)]を押します。
USB ストレージ・モードになります。
7.
次回 Fantom-X の起動時も USB ストレージ・モードで起動した
い場合は、[F8(System Write)]を押して、システム機能の設
定に保存します。
USB ストレージ・モードでの操作方法については「コン
ピューターとファイルのやりとりをする(ストレージ・モー
ド)」(P.219)をご覧ください。
218
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して、
「MIDI」を選びます。
切り替える場合は[F8(OK)]、中止する場合は[F7
(Cancel)]を押します。
または
を押して「USB MIDI-Thru 」を選びます。
VALUE ダイヤルを回すか、[INC]または[DEC]を押して、
USB-MIDI スルー・スイッチの設定を行います。
USB コネクター/ MIDI IN コネクターから入ってきた MIDI 信
号を、そのまま MIDI OUT コネクター/ USB コネクターから
送信するか(ON)、送信しないか(OFF)を設定します。
USB モード(ストレージ・モード/ MIDI モード)の切り替え
は、Fantom-X とコンピューターを接続する前に行う必要があ
ります。
1. [MENU]を押します。
を押して「USB Mode 」を選びます。
MIDI モードになります。
7.
USB ストレージ・モードにする
または
確認のダイアログが表示されます。
6.
4.
を押して「System」を選び、続けて[ENTER]
]を押して「USB」を選びます。
3. [F1(↑)]または[F2( ↓)
※ コンピューターの機種によっては、正しく動作しないことがあ
ります。
2.
または
を押します。
9.
次回 Fantom-X の起動時も MIDI モードで起動したい場合は、
[F8(System Write)]を押して、システム機能の設定に保存し
ます。
MIDI モードでの操作方法については「コンピューターと MIDI
情報のやりとりをする(MIDI モード)
」(P.222)をご覧くださ
い。
Fantom-X678_r_j.book 219 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
USB を使ってコンピューターと接続する(USB モード)
コンピューターとファイルのやり
とりをする(ストレージ・モード)
Fantom-X と、お持ちのコンピューターを USB ケーブルで接続する
と、本体のユーザー・メモリーまたはメモリー・カードにあるファ
イルを、コンピューターのハード・ディスクや各種メディアに保存
(バックアップ)することができます。
また、Fantom-X で作成した WAV/AIFF ファイルをコンピューター上
のソフトで使用したり、逆にコンピューターのソフトで作成した
WAV/AIFF ファイルを Fantom-X で使用することもできます。
このように USB ストレージ・モードでは、Fantom-X をコンピュー
ターと接続して、パッチやウェーブなどのファイルのやりとりをしま
す。
USB ケーブルの抜き差しは、Fantom-X 本体の電源を切った状
態で行ってください。また、USB モードに入っているときや
データの通信中は、絶対に USB ケーブルの抜き差しをしたり、
電源を切ったりしないでください。
接続先を決める
Fantom-X とコンピューターを接続した時に、 Fantom-X 側の接続
先を、本体のユーザー・メモリーにするのか、メモリー・カードに
するのかを選択します。
1. [MENU]を押します。
2.
または
を押して「USB Storage」 を選び、続けて
[ENTER]を押します。
USB Storage 画面が表示されます。
※ USB 設定でストレージ・モードに設定されていないとき、手
順 2 で[ENTER]を押すと「The USB is in MIDI Mode!!」と
警告が表示されます。USB ストレージモードに切り替えたい
ときは[F8(Exec)
]を押します。(USB 設定画面が開きま
す)キャンセルするときは[F7(Cancel)
]を押します。
fig.23-001̲50
接続のしかた
1.
Fantom-X を接続していない状態で、コンピューターを起動し
ます。
2.
Fantom-X とコンピューターを USB ケーブルで接続します。
3.
Fantom-X の電源(POWER スイッチ)をオンにします。
3. [F3(Internal)]または[F6(Memory Card)]を押して、接
続します。
[F3(Internal)]:
ユーザー・メモリーを接続します。
[F6(Memory Card)]:
メモリー・カードを接続します。
※ 接続を中止するときは EXIT を押します。
4.
お使いのコンピューターによって、以下のように表示されま
す。
• Windows Me/2000 でお使いの場合
マイコンピュータの中に「リムーバブルディスク」というドラ
イブが表示されます。
そのドライブの下に「ROLAND」と「TMP」フォルダがあり
ます。
• Windows XP でお使いの場合
マイコンピュータの中に「FANX USER」というドライブが表
示されます。メモリー・カードに接続したときは、メモリー・
カードのボリューム名が表示されます。
そのドライブの下に「ROLAND」と「TMP」フォルダがあり
ます。
• Macintosh でお使いの場合
デスクトップに「FANX USER」というドライブアイコンが表
示されます。メモリー・カードに接続したときは、メモリー・
カードのボリューム名が表示されます。
その下に「ROLAND」と「TMP」フォルダがあります。
219
Fantom-X678_r_j.book 220 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
USB を使ってコンピューターと接続する(USB モード)
フォルダおよびファイルについての注意点
Fantom-X とコンピューターを USB 接続した場合、以下の点にご注
意ください。
• コンピューター側から、Fantom-X のフォルダの移動や削除は
行わないでください。
• コンピューター側から、Fantom-X のユーザー・ メモリーやメ
モリー・カードのフォーマットや最適化、スキャンディスクな
どを行わないでください。
USB 通信の解除
Fantom-X とコンピューターをストレージ・ モードで接続した状態
で Fantom-X の電源を切る場合、先にコンピューターを操作して
USB 接続を解除する必要があります。
Windows Me/2000/XP でお使いの場合
1.
コンピューターの画面右下のタスクバーに表示されているデバ
イスの取り外しで、Fantom-X との接続を解除します。
• Fantom-X で扱うことのできるファイル名は半角英数字のみです。
Macintosh でお使いの場合
• Fantom-X とコンピューター間で扱えるファイルは、 以下の
1.
ファイルのみです。
デスクトップ上に、Fantom-X のドライブアイコンがないこと
を確認します。
ソング・ファイル(.SVQ)(MRC PRO ソング)
スタンダード MIDI ファイル
オーディオ・ファイル( .WAV/AIFF)
ビットマップ・ファイル (.BMP)
(320 × 240 ピクセル)
テキスト・ファイル(.TXT)
• ファイルを扱うときは、以下の方法で行ってください。
ソング・ファイル、
スタンダード MIDI
ファイル
以下のフォルダにファイルを置いてくだ
さい。
ROLAND/SEQ/SNG
オーディオ・
ファイル
コンピューターから Fantom-X の以下の
フォルダにファイルを置いてください。
TMP/AUDIO̲IMPORT フォルダ
その後、オーディオ・ファイルをイン
ポートしてください。
Fantom-X でライトしたサンプルをコン
ピューターに読み出す場合は、ROLAN D/
SMPL フォルダのファイルを、コン
ピューターで読み込んでください。
ビットマップ・
ファイル
コンピューターから Fantom-X の以下の
フォルダにファイルを置いてください。
TMP/BMP フォルダ
テキスト・
ファイル
コンピューターから Fantom-X の以下の
フォルダにファイルを置いてください。
TMP/TEXT フォルダ
その後、テキスト・ファイルをインポー
トしてください。
• ROLAND/SND フォルダに置いてあるファイルは USB 接続した
コンピューター側で削除したり書き換えたりしないでくださ
い。
ストレージ・モードを終了する
Windows Me/2000/XP でお使いの場合
1.
マイコンピューターの「リムーバブルディスク」のアイコンを
右クリックして、「取り外し」を実行します。
Macintosh でお使いの場合
1.
Fantom-X のドライブアイコンをゴミ箱に捨てます。
ストレージ・モードの応用例
オーディオ・ファイルをインポートする
WAV/AIFF 形式のオーディオ・ファイルを Fantom-X にインポート
します。
インポートするには、オーディオ・ファイルが、コンピュー
ター上で見えるフォルダの以下の場所にあることが必要です。
• Windows Me/2000 でお使いの場合
リムーバブルディスク/ TMP / AUDIO̲IMPORT フォルダ
• Macintosh、Windows XP でお使いの場合
FANX USER / TMP / AUDIO̲IMPORT フォルダ
※「/」はディレクトリであることを表しています。
1. [SAVE/LOAD]を押します。
2. [F8(Import Audio)
]を押します。
3. [F1(User)]または[F2(Card)]を押して、インポート先の
エリアを選択します。
4.
[F1(User)]:
ユーザー・メモリーからインポートします。
[F2(Card)]:
メモリー・カードからインポートします。
または
を押して、インポートしたいファイルを選びます。
複数のファイルを選びたいときは、[F5(Mark Set)]を押し
て選びたいファイルにチェック・マーク( ✔)を付けます。
マークを消すときは、[F4(Mark Clear)]を押します。
[SHIFT]を押しながら[F5(Mark Set All)]を押すと、選ん
でいるバンクのファイルすべてにチェック・マークがつきま
す。[SHIFT]を押しながら[F4(Mark Clr All)]を押すと選
んでいるファイルすべてのチェック・マークがはずれます。
5. [F8(Import Audio)
]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
※ 中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
220
Fantom-X678_r_j.book 221 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
USB を使ってコンピューターと接続する(USB モード)
6. [F8(Exec)]を押します。
ファイルがインポートされ、サンプル・リスト画面になります。
※ 中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
5. [F1(User)]または[F2(Card)]を押して、インポート先の
エリア(ユーザー・メモリーまたはカード)を選択します。
6.
または
を押して、インポートしたいファイルを選びます。
7. [F8(Import BMP)
]を押します。
インポートされたファイルはサンプルとしてサンプル・リスト
に追加されます。このサンプルは一時的なもので、電源を切る
と失われてしまいます。保存しておきたい時は、[WRITE]を
押して保存操作をしておきましょう(P.159)
。
インポートしたいファイルが表示されています。
※ 中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
8. [F8(Exec)]を押します。
ファイルがインポートされます。
ビットマップ・ファイルを画面の背景と
して使う
※ 中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
9. [EXIT]を押します。
例えば、お気に入りのビットマップ・ファイルを Fantom-X にイン
ポートして、Fantom-X の画面の背景として使うことができます。
※ 扱えるビットマップは、320 × 240 ピクセルのデータです。
インポートするには、ビットマップ・ファイルが、コンピュー
ター上にあるフォルダの以下の場所にあることが必要です。
• Windows Me/2000 でお使いの場合
リムーバブルディスク/ TMP / BMP フォルダ
ライブ・セッティング画面にメモを書き
込む(Import Text)
コンピューター上で作成したテキストを、ライブ・セッティング画
面(P.42)に表示させることができます。バンクごとにメモを書き
込めるため、それぞれの画面の説明を書いておくなどの補助機能と
して便利に使うことができます。
1.
コンピューター上で、テキスト・ファイルを作成します。拡張
子を「.TXT」で保存してください。
2.
手順 1. で作成したテキスト・ファイルを Fantom-X の以下の場
所に置きます。
• Macintosh、Windows XP でお使いの場合
FANX USER / TMP / BMP フォルダ
※「/」はディレクトリであることを表しています。
• Windows Me/2000/XP でお使いの場合
ビットマップ・ファイルをインポートする
(Import BMP)
コピーしたファイルをインポートして、Fantom-X の画面の背景と
して使えるようにすることができます。
1. [MENU]を押します。
2.
または
を押して「System」を選び、続けて[ENTER]
を押します。
リムーバブルディスク/ TMP / TEXT
• Macintosh でお使いの場合
FANX USER / TMP / TEXT
※「/」はディレクトリであることを表しています。
※ 表示できるテキストは、半角英数字のみです。
3. 「Import TEXT」を実行して、テキスト・ファイルを読み込みま
す。→「テキスト・ファイルをインポートする(Import Text)
」
(P.43)
3. [F1(↑)]または[F2( ↓)
]を押して「Background」を選
びます。
fig.23-002̲50
Fantom-X では、背景に表示する画面は 16 種類あります。イン
ポートしたファイルは現在選んでいる画面に上書きされます。
4. [F7(Import BMP)
]を押します。
221
Fantom-X678_r_j.book 222 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
USB を使ってコンピューターと接続する(USB モード)
コンピューターと MIDI 情報の
やりとりをする(MIDI モード)
ドライバのインストールと設定
Fantom-X をコンピューターから USB MIDI 機器として使用するた
めには、まず最初に USB MIDI ドライバをインストールする必要が
あります。USB MIDI ドライバは付属の「Fantom-X Driver CDROM」に入っています。
USB を MIDI モードで使用するときは、付属の CD-ROM に収録さ
れているドライバを、コンピューターにインストールする必要があ
ります。
ドライバは、ご使用の環境によってインストールするプログラム、
手順が異なりますので、CD-ROM に収録されている以下の
Readme をよく読んだ上でお使いください。
Windows XP/2000 をお使いの場合
USB MIDI ドライバとは?
コンピューターと Fantom-X が USB ケーブルで接続されてい
るとき、コンピューター上のアプリケーション(シーケンス・
ソフトウェア等)と Fantom-X との間でデータの仲介役をする
ソフトウェアです。
USB MIDI ドライバは、アプリケーションからのデータを
Fantom-X に送ったり、逆に Fantom-X からの情報をアプリ
ケーションに渡したりします。
fig.23-005
アプリケーション
USB
ドライバ
USBコネクター
→ ¥Win2kXP¥Readme̲j.htm
Windows Me/98 をお使いの場合
→ ¥Win98Me¥Readme̲j.htm
USBケーブル
コンピューター
Macintosh で Mac OS9 をお使いの場合
→ ¥Fantom-X Driver OS9(J)¥Readme̲J.htm
Macintosh で Mac OSX をお使いの場合
USBコネクター
→ ¥Fantom-X Driver OSX(J)¥Readme̲J.htm
Fantom-X
USB ケーブルを抜くときのご注意
必ず、コンピューターを終了してから USB ケーブルを抜
いてください。電源を入れた状態でケーブルを抜くと、コ
ンピューターが不安定になることがあります。
222
Fantom-X678_r_j.book 223 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ファイルに関する機能(File Utility)
本体のユーザー・メモリーとメモリー・カードに保存されている
ファイルに関する操作を行います。ファイルのコピーや削除、移動
などの操作や、メモリー・カードをフォーマットをしたりします。
ユーザー・エリア(User)とメモリー・カード(Card)のフォルダ
構成は、以下のようになっています。
fig.24-000
基本操作
1. [MENU]を押します。
2.
(User, Card)
ROLAND
または
を押して「File Utility」を選び、続けて
[ENTER]を押します。
ファイル・ユーティリティー画面が表示されます。
PNL
SEQ
fig.24-001̲50
SNG
SMPL
SND
TMP
AUDIO_IMPORT
BMP
TEXT
Fantom-X とコンピューターを USB 接続してファイルを操作
する場合、以下の点にご注意ください。
• コンピューターから、Fantom-X 内のフォルダの移動や削除
は行わないでください。
• コンピューターから、Fantom-X のユーザー・メモリーやメ
モリー・カードのフォーマットや最適化、 スキャンディス
クなどを行わないでください。
• Fantom-X で扱うことのできるファイル名は半角英数字のみ
です。
• ROLAND/SND フォルダに置いてあるファイルを、コン
ピューターから削除したり書き換えたりしないでください。
3.
ファンクション・ボタンを押して、実行する操作を選びます。
[F1(User)]:
ユーザー・メモリーのファイルを選びます。
[F2(Card)]:
メモリー・カードのファイルを選びます。
[F3(Card Format)]: メモリー・カードを初期化します。
[F4(Mark Clear)]: ファイルのチェック・マークをはずしま
す。[SHIFT]を押しながら[F4
(Mark Clr All)]を押すと、すべての
チェック・マークがはずれます。
[F5(Mark Set)]:
コンピューターから Fantom-X のユーザー・ エリアまたはメモ
リー・カードにファイルを置く場合は、以下の各フォルダに置いて
ください。
コンピューター
ソング・ファイル(.SVQ)
(MRC PRO ソング)
スタンダード MIDI ファイル
(SMF フォーマット 0、1)
オーディオ・ファイル
(WAV/AIFF)
ビットマップ・ファイル
(320X240 ピクセル)
テキスト・ファイル
(.TXT)
Fantom-X
ROLAND/SEQ/SNG
ROLAND/SEQ/SNG
TMP/AUDIO̲IMPORT フォルダ
ながら[F5(Mark Set All)]を押すと、
すべてのファイルにマークをつけます。
[F6(Delete)]:
現在選んでいるファイル、 またはマーク
のついたファイルを削除します。
[F7(Move)
]:
現在選んでいるファイル、 またはマーク
のついたファイルを別のフォルダに移動
させます。
[F8(Copy)]:
現在選んでいるファイル、 またはマーク
のついたファイルを別のフォルダにコ
ピーします。
TMP/BMP
TMP/TEXT
複数のサンプルを選びたいときに押し
て、選びたいファイルにチェック・ マー
ク( ✔)を付けます。[SHIFT]を押し
、
、 :
:
フォルダを選択します。
フォルダ間の階層を移動します。
他の形式のファイルをユーザー・メモリーやメモリー・カードに置
かないでください。
223
Fantom-X678_r_j.book 224 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ファイルに関する機能(File Utility)
ファイルをコピーする(Copy)
ファイルを移動する(Move)
ファイルを別のフォルダにコピーします。
ファイルを別のフォルダに移動させます。
1.
1.
基本操作に沿って、移動するファイルを選びます。
[F1(User)][F2(Card)
]:メモリーの選択
、
:
、 :
[F1(User)][F2(Card)]:メモリーの選択
フォルダの選択
、
フォルダ間の階層の移動
2. [F8(Copy)]を押します。
コピー先のフォルダの内容を表示させます。
:
、 :
4.
3.
ファイルを削除する(Delete)
不要なファイルをフォルダから削除します。
1.
基本操作に沿って、削除するファイルを選びます。
[F1(User)][F2(Card)
]:メモリーの選択
、
、 :
:
フォルダの選択
確認のメッセージが表示されます。
3.
削除してよければ[F8(Exec)]を押します。
※ 中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
224
、
:
、 :
4.
フォルダの選択
フォルダ間の階層の移動
移動してよければ[F8(Exec)]を押します。
※ 中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
メモリー・カードを初期化する
(Card Format)
初期化を実行すると、メモリー・カードの内容はすべて消去されま
す、
1.
フォルダ間の階層の移動
2. [F6(Delete)]を押します。
移動先のフォルダの内容を表示させます。
[F1(User)][F2(Card)]:コピー先の選択
フォルダ間の階層の移動
※ 中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
フォルダ間の階層の移動
移動先のフォルダを選択する画面が表示されます。
フォルダの選択
コピーしてよければ[F8(Exec)]を押します。
フォルダの選択
2. [F7(Move)]を押します。
[F1(User)][F2(Card)
]:メモリーの選択
、
:
、 :
コピー先のフォルダを選択する画面が表示されます。
3.
基本操作に沿って、移動するファイルを選びます。
File Utility 画面から[F3(Card Format)
]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
2.
初期化してよければ[F8(Exec)]を押します。
※ 中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
Fantom-X678_r_j.book 225 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
各モードに共通の設定をする(システム機能)
チューニングや MIDI メッセージの受信のしかたなど、Fantom-X 全
体の動作環境に関する機能をシステム機能といいます。ここでは、
システム機能を設定するときの操作とシステム・パラメーターの働
きを説明します。
システム機能の設定のしかた
システム機能の設定を保存する
(System Write)
内容を変更したシステム機能の設定は一時的なもので、電源を切る
と失われてしまいます。変更したシステム機能の設定を残しておき
たいときは、本体のシステム・メモリーに保存します。
1. [MENU]を押して Menu ウィンドウを表示します。
2.
保存操作をすると、保存先に記憶されていたデータは上書きさ
れて失われてしまいます。ただし、工場出荷時に内蔵されてい
たデータは、ファクトリー・リセット操作をすることで復活さ
せることができます。
または
を押して「System」を選び、続けて[ENTER]
を押します。
System Setup 画面が表示されます。
fig.25-001̲50
1.
各画面でシステム機能の設定を変更した後、[F8( System
Write)]を押します。
fig.25-002̲50
3.
ファンクション・ボタン[F3]
、[F4] を押して、エディット・
グループのタブを選びます。
• [F3(Setup)]
システム・パラメーターの設定をします(P.226)
。
• [F4(Info)
]
「System Write Completed!」と表示されて保存が実行され、
System Setup 画面に戻ります。
システム情報の確認をします(P.234)
。
4.
パラメーターはいくつかのエディット・グループに分けて整理
されています。[F1(↑)][F2( ↓)]を押してタブを切り替え
ます。
5. [CURSOR]を押して、エディットするパラメーターにカーソ
ルを移動します。
パラメーターの値にカーソルがあるときに[ENTER]を押す
と、値を設定するウィンドウが表示されます。
• 1 つの設定画面の中でパラメーターが表示しきれない場合は、
画面の右側にスクロール・バーが表示されます。このようなと
きは、
を押して画面を下側にスクロールさせてください。
6.
VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または[DEC]を押して値
を変更します。
7.
手順 4 〜 6 を繰り返してシステム機能を設定します。
8.
変更した設定を保存する場合は、[F8(System Write)]を押し
て保存操作をします。保存しない場合は、[EXIT]を押して元
の画面に戻します。
225
Fantom-X678_r_j.book 226 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
各モードに共通の設定をする(システム機能)
システム・パラメーターの働き
ここでは、システム・パラメーターの働きを、パラメーターの構成
に合わせて説明しています。
設定のしかたについては、「システム機能の設定のしかた」
(P.225)をご覧ください。
Pedal/D Beam
D Beam Sens(D ビーム・センシティビティー)
D ビーム・コントローラーの感度を設定します。値を大きくするほ
ど D ビーム・コントローラーが効きやすくなります。
設定値:
0 〜 127
Control Pedal Assign
(コントロール・ペダル・アサイン)
PEDAL CONTROL ジャックに接続したペダルでコントロールする
機能を設定します。
設定値
CC01 〜 31, 33 〜 95: コントローラー・ナンバー 1 〜 31、33 〜
95
コントロール・チェンジ・メッセージについて詳しくは、
「MIDI インプリメンテーション 」
(P.294)をご覧ください。
BEND UP:
ピッチが半音単位(最大 4 オクターブ)で上
がります。
BEND DOWN:
ピッチが半音単位(最大 4 オクターブ)で下
がります。
AFTERTOUCH:
アフタータッチ
OCT UP:
鍵域がオクターブ単位(最大 3 オクターブ)
で上がります。
OCT DOWN:
鍵域がオクターブ単位(最大 3 オクターブ)
で下がります。
START/STOP:
シーケンサーをスタート/ストップします。
PUNCH IN/OUT:
マニュアル・パンチ・イン・レコーディング
をスタート/ストップします。
TAP TEMPO:
ペダルを踏む間隔でテンポ値を設定します
(タップ・テンポ)。
LIVE SET UP:
ライブ・セッティング内の次のステップに
切り替えます。
LIVE SET DOWN:
ライブ・セッティング内の前のステップに
切り替えます。
LOOP:
ループ演奏のオン/オフ
Control Pedal Polarity
(コントロール・ペダル・ポラリティー)
ペダルの極性を切り替えます。ペダルによっては、ペダルを踏んだ
ときと離しているときの動作が逆になるものがあります。動作が逆
になるペダルを使うときは「REVERSE」にしてください。ローラ
ンドのペダル(ポラリティー・スイッチが付いていない)を使うと
きは「STANDARD」にします。
設定値:
STANDARD, REVERSE
Hold Pedal Polarity
(ホールド・ペダル・ポラリティー)
ホールド・ペダルの極性を切り替えます。ペダルによっては、ペダ
ルを踏んだときと離しているときの動作が逆になるものがありま
す。動作が逆になるペダルを使うときは「REVERSE」にしてくだ
さい。ローランドのペダル(ポラリティー・スイッチが付いていな
い)を使うときは「STANDARD」にします。
設定値:
STANDARD, REVERSE
Continuous Hold Pedal
(コンティニュアス・ホールド・ペダル・スイッチ)
HOLD PEDAL ジャックをハーフ・ペダル対応にするか(ON)、し
ないか(OFF)を設定します。ハーフ・ペダル対応にすると、エク
スプレッション・ペダル(別売:DP-8 など)を接続して、 ピアノ
音色を使った演奏での微妙なペダル・ワークによるコントロールが
できます。
設定値:
OFF, ON
Keyboard
Keyboard Velocity(キーボード・ベロシティー)
鍵盤を弾いたときに送信されるベロシティー値を設定します。キー
を押さえる強さに応じたベロシティー値を送信するときは「REAL」
にします。キーを押さえる強さに関係なく、常に一定のベロシ
ティー値を送信したいときは、その値(1 〜 127) を設定します。
設定値:
REAL, 1 〜 127
PROG UP:
次の音色ナンバーに切り替えます。
Keyboard Sens(キーボード・センス)
PROG DOWN:
直前の音色ナンバーに切り替えます。
鍵盤タッチを設定します。
FAVORITE UP:
次のナンバーまたはバンクのフェイバリッ
ト・パッチ(パフォーマンス)に切り替えま
す。
設定値
FAVORITE DOWN:
直前のナンバーまたはバンクのフェイバリッ
ト・パッチ(パフォーマンス)に切り替えま
す。
ARP SW:
アルペジオ/リズム機能のオン/オフを切り
替えます。
RHY START/STOP:
リズム・パターンのスタート/ストップ
アフタータッチの感度を設定します。値を大きくするほど、アフ
タータッチがかかりやすくなります。通常は「100」 に設定してお
きます。
CHORD SW:
コード機能のオン/オフ
設定値:
226
LIGHT:
軽めのシンセサイザー
MEDIUM:
標準
HEAVY:
アコースティック・ピアノ
Aftertouch Sens(アフタータッチ・センス)
0 〜 100
Fantom-X678_r_j.book 227 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
各モードに共通の設定をする(システム機能)
Sync/Tempo
Sync Mode(シンク・モード)
Fantom-X のシーケンサーがどの同期信号にしたがって動作するか
を設定します。
設定値
MASTER:
Fantom-X がマスターになります。他の機器を同期さ
せないで Fantom-X 単体で使用する場合や、
Fantom-X の動作にしたがって他の MIDI 機器を同期
させる場合に設定します。
SLAVE-MIDI: Fantom-X がスレーブになります。外部機器の MIDI
クロックを受信して、Fantom-X が動作する場合に設
定します。
SLAVE-MTC: Fantom-X がスレーブになります。外部機器の MTC
(MIDI タイム・コード)を受信して、Fantom-X が動
作する場合に設定します。
REMOTE:
Arp/Rhythm Sync Switch
(アルペジオ/リズム・シンク・スイッチ)
アルペジオ/リズム・パターンのスタート/ストップをシーケン
サーと同期させるかしないかを設定します。
設定値
OFF:
スタート/ストップはシーケンサーと同期しません。
ON:
シーケンサー動作中、次の小節の頭のタイミングでアル
ペジオがスタートします。シーケンサーを停止させると
アルペジオも停止します。
MMC Mode(MMC モード)
ローランド VS シリーズなどのハード・ ディスク・レコーダーと同
期させる場合、Fantom-X のシーケンサーがどの同期信号にした
がって動作するかを設定します。
設定値
MASTER: Fantom-X がマスターになります。Fantom-X の動作に
したがって他の機器を同期させる場合に設定します。
SLAVE:
外部機器からの再生開始、中断、停止の MIDI メッ
セージにはしたがいますが、テンポは Fantom-X の
テンポ設定で再生します。
MMC(MIDI マシーン・コントロール) は、MIDI メッセージを
使ってテープレコーダーや VTR、デジタル・レコーディング・
システムなどの機器をコントロールするための規格です。ス
トップ、プレイなどのコマンドが 37 種類用意されています。
MIDI クロックと MTC
MIDI クロックも MTC(MIDI タイム・コード)も、同期タイミ
ングをとるのに使用できる信号です。目的に合わせてどちらか
を使います。
MIDI クロックはシーケンサーの演奏テンポを伝えて同期する
ことができ、MTC は機器間の動作を絶対時間で同期できます。
ローランド VS シリーズはハード・ディスク・レコーダーなの
で、MIDI クロックを送信しません。 したがって、ハード・
ディスク・レコーダーと Fantom-X の同期は、通常 MTC を使
います。しかし、VS シリーズには MIDI クロックを録音するた
めの専用トラックがありますから、ここに Fantom-X の MIDI
クロックを録音することで、あたかも VS シリーズが MIDI ク
ロックを送信しているようにして(実際は MIDI クロックを録
音したトラックを再生している)、Fantom-X と同期する方法も
あります。ただし、あらかじめ VS シリーズのシンク・トラッ
クにデータを録音しておく必要があるため、大量のテンポ・
データを持つソングでない限りは、MTC での同期が便利です。
Fantom-X がスレーブになります。外部機器の MMC
(MIDI マシーン・コントロール)を受信して、FantomX が動作する場合に設定します。
MMC Output(MMC アウトプット・スイッチ)
ローランド VS シリーズなどのハード・ ディスク・レコーダーと同
期させるときに「ON」にします。
「ON」のときは MMC(MIDI マ
シーン・コントロール)に関するコマンド(プレイ、ストップ、ロ
ケート)が送信されます。
設定値:
OFF, ON
MTC Sync Output
(MTC シンク・アウトプット・スイッチ)
MTC(MIDI タイム・コード)を外部 MIDI 機器に送信するか
(ON)、送信しないか(OFF)を設定します。
設定値:
OFF, ON
MTC Frame Rate(MTC フレーム・レイト)
MTC のフレーム・レイトを設定します。マスターとスレーブが同
じ設定値になるようにしてください。
Sync Output(シンク・アウトプット・スイッチ)
同期に関する MIDI メッセージ(MIDI クロック、スタート、コン
ティニュー、ストップ、ソング・ポジション・ポインター、ソン
グ・セレクト)を外部 MIDI 機器に送信するか(ON)、送信しない
か(OFF)を設定します。
設定値:
OFF, ON
Tempo Override(テンポ・オーバーライド)
パフォーマンスを切り替えたときにパフォーマンスのテンポ設定で
シーケンサーのテンポを変更するか(ON)しないか(OFF)を設
定します。
設定値:
ON, OFF
設定値:
24:
毎秒 24 フレームの設定です。
25:
毎秒 25 フレームの設定です。
29N:
毎秒 29 フレームの設定です。
29D:
毎秒 29 フレームの設定です。
30:
毎秒 30 フレームの設定です。
ローランド VS シリーズなどのハード・ディスク・レコーダー
と同期する場合は、Fantom-X とフレーム・レイトを一致させ
ていれば、特にどの値を設定してもかまいません。ただし、ビ
デオ・デッキなどの映像機器と同期する場合は、映像機器側で
フレーム・レイトが固定されていますので、Fantom-X 側での
設定を変更します。
227
Fantom-X678_r_j.book 228 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
各モードに共通の設定をする(システム機能)
MTC の種類
Fantom-X で選択できる MTC の種類は以下のとおりです。 外
部機器と同じフレーム・レイトを選択します。ビデオ機器を使
わない場合、同期する機器間で同じフレーム・レイトを選べ
ば、どのフレーム・レイトでもかまいません。
30:
29N:
29D:
1 秒間あたり 30 フレームのノン・ドロップ・
フォーマットです。アナログ・テープ・レコーダー
などのオーディオ機器、NTSC 方式の白黒ビデオ
(日本やアメリカで採用)に使われています。
1 秒間あたり 29.97 フレームのノン・ドロップ・
フォーマットです。NTSC 方式のカラー・ビデオ
(日本やアメリカで採用)に使われています。
1 秒間あたり 29.97 フレームのドロップ・フォー
マットです。NTSC 方式のカラー・ビデオ(日本
やアメリカで採用)に使われています。
25:
1 秒間あたり 25 フレームのフレーム・レイトで
す。SECAM/PAL 方式のビデオ( ヨーロッパなど
で採用)、オーディオ機器、映画で使われています。
24:
1 秒間あたり 24 フレームのフレーム・レイトで
MTC Offset Time Frame
(MTC オフセット・タイム・フレーム)
Fantom-X での再生時刻と外部機器の再生時刻の調整をフレーム単
位で行います。
設定値:
0 〜 29 フレーム(フレーム・レートの設定で、最
大値が変わります。)
MTC Error Level(MTC エラー・レベル)
外部機器からの MTC を受信する際、その受信状態をチェックする
間隔を設定します。そのチェックで問題が発生すると、同期を停止
します。
設定値:
0 〜 10(値が大きいほどチェックする間隔が長い)
厳密には数値が小さいほど正確なチェックが行えます。しかし、あ
まり厳しいチェックだと、再生が頻繁に停止して不便な場合があり
ます。エラー・レベルの間隔を長くすることで、MTC の受信に多
少問題があっても実用上問題のないレベルであれば、同期を続ける
ことができます。
Metronome
す。アメリカの映画で使われています。
Metronome Mode(メトロノーム・モード)
ノン・ドロップ・フォーマットと
ドロップ・フォーマット
NTSC 方式の VCR には、ノン・ ドロップとドロップの 2 種類
のフォーマットがあります。ノン・ドロップ・フォーマットは
フレームが連続しています。一方、ドロップ・フォーマットは
NTSC 方式のカラー・ビデオに対応するために、10 分単位の
分を除く各分の最初でフレームを 2 つずつとばしています。一
般のビデオ制作や音楽制作では、フレームが連続している方が
扱いやすいので、ノン・ドロップ・フォーマットが多用されま
す。しかし、タイム・コードを実際の時間と一致させなければ
ならない放送局などでは、ドロップ・フォーマットが多用され
ています。
メトロノームの鳴らしかたを設定します。
※[TEMPO]を押して表示する Tempo ウィンドウの[F7
(Click)]が赤く点灯していると、常にメトロノームが鳴りま
す。
設定値
OFF:
鳴らしません。
PLAY-ONLY: 再生時にだけ鳴らします。
REC-ONLY: 録音時にだけ鳴らします。
PLAY&REC: 再生と録音時に鳴らします。
ALWAYS:
常に鳴らします。
Metronome Level(メトロノーム・レベル)
メトロノームの音量を調節します。
MTC Offset Time Hour
(MTC オフセット・タイム・アワー)
Fantom-X での再生時刻と外部機器の再生時刻の調整を時単位で行
います。
設定値:
0 〜 23 時
設定値:
0 〜 10
Metronome Sound(メトロノーム・サウンド)
メトロノームの音色を選びます。
設定値
MTC Offset Time Minute
(MTC オフセット・タイム・ミニット)
Fantom-X での再生時刻と外部機器の再生時刻の調整を分単位で行
います。
設定値:
0 〜 59 分
MTC Offset Time Second
(MTC オフセット・タイム・セコンド)
Fantom-X での再生時刻と外部機器の再生時刻の調整を秒単位で行
います。
設定値:
228
0 〜 59 秒
TYPE 1:
通常のメトロノームの音が鳴ります。1 拍目はベル
音が鳴ります。
TYPE 2:
クリック音が鳴ります。
TYPE 3:
ビープ音が鳴ります。
TYPE 4:
カウベル音が鳴ります。
Beat Indicator Mode
(ビート・インジケーター・モード)
パネル上のビート・インジケーターの表示について設定できます。
設定値:
ALWAYS(常に設定されたテンポで点滅。
)
PLAY&REC(再生 / レコーディング時だけ点滅。
)
Fantom-X678_r_j.book 229 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
各モードに共通の設定をする(システム機能)
Sound
音量を調整するには?
Local Switch(ローカル・スイッチ)
コントローラー部(鍵盤、パッド、ピッチ・ベンド/モジュレー
ション・レバー、パネル上のつまみやボタン、D ビーム・コント
ローラー、ペダルなど)と内部音源を切り離すか(OFF)、切り離
さないか(ON)を設定します。通常は「ON」にしておきますが、
Fantom-X の操作で外部音源だけをコントロールしたいときは
「OFF」にします。
設定値:
MASTER LEVEL は OUTPUT A 端子、DIGITAL OUT 端子両
方の音量を調整できます。パネル上の VOLUME つまみは
OUTPUT A 端子の音量だけを調整できます。ここでは、使用
するアウトプット端子によって、何を調整すればよいかを説明
します。
fig.25-003̲50
音源
(Routing画面のOUTPUT A)
OFF, ON
Master Level
Volumeつまみ
ローカル・スイッチの使い方
外部のシーケンス・ソフトと、Fantom-X の鍵盤やコントロー
ラーと音源部を合わせて使う場合は、ローカル・スイッチをオ
フにします。その方法について説明します。
Fantom-X と外部シーケンサーの接続方法
Fantom-X
鍵盤
切断
(ローカル・オフ)
Fantom-X
音源
DIGITAL OUT
OUTPUT A (MIX)/PHONES
OUTPUT A 端子を使用:VOLUME つまみで調整
OUTPUT A 端子の音量は、パネル上の VOLUME つまみでコン
トロールすることができます。よって OUTPUT A 端子で出力
しているときは、Master Level は 127( 初期設定値)のまま
に固定しておき、VOLUME つまみで音量をコントロールする
のがいちばん簡単です。
DIGITAL OUT 端子を使用:Master Level で調整
(外部)
シーケンサー
「Fantom-X の鍵盤 → 外部シーケンス・ソフト → FantomX の音源部」の順に接続することを考えます。しかし、
Fantom-X の鍵盤部と音源部は通常内部で接続されている
ので、通常はこのような接続は不可能です。そこで、これ
を可能にするためにローカル・スイッチが搭載されていま
す。ローカル・スイッチをオフにすれば、Fantom-X の鍵
盤部と音源部は独立して扱うことができるので、上の図の
ような接続で外部シーケンス・ソフトと合わせて使うこと
ができます。
Master Level は OUTPUT A 端子と DIGITAL OUT 端子の両方
をコントロールします。よって、DIGITAL OUT で出力すると
きは、Master Level で音量を調整します。
マスター・レベルを調整する方法 1
1.
Patch および Performance 画面で、
[SHIFT]を押しなが
ら[F3(Master Level)
]を押します。
Master Level ウィンドウが表示されます。
2.
VALUE ダイヤルを回すか、[DEC]または[INC]を押し
て、マスター・レベルを調整します。
マスター・レベルを調整する方法 2
Master Tune(マスター・チューン)
Fantom-X 全体のチューニングをします。 表示の値は A4 キー(中
央のラ)の周波数です。
設定値:
415.3 〜 466.2 Hz
Master Level(マスター・レベル)
Fantom-X 全体の音量を設定します。
設定値:
Master Level は、工場出荷時の設定で REALTIME CONTROL
「ASSIGNABLE」(P.125)の 1 番のつまみでコントロールで
きるように設定されています。これを使えばつまみによって簡
単に調節することができます。
※ 設定を変更することで「ASSIGNABLE」の 1 〜 4 番のど
れにでも Master Level をアサインすることができます。
(P.125)
0 〜 127
Master Level の設定は一時的なもので、電源を切ると失
われてしまいます。変更した設定を残しておきたいとき
は、マスター・レベルを本体のシステム・メモリーに保存
します。→「システム機能の設定を保存する(System
Write)
」(P.225)
229
Fantom-X678_r_j.book 230 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
各モードに共通の設定をする(システム機能)
Output Gain(アウトプット・ゲイン)
Fantom-X のアナログ・アウトとデジタル・ アウトの出力ゲインを
調整します。発音するボイス数が少ない場合などは「+」方向に出
力ゲインをブーストすることで、外部機器への録音時などに最適な
出力レベルを得ることができます。
設定値:
-12 〜 +12 dB
Mix/Parallel(ミックス/パラレル)
Fantom-X 全体の音の出力のしかたを設定します。
設定値
MIX:
すべての音を OUTPUT A (MIX) ジャックからまと
めてステレオで出力します。最終的に出力される音
を全体で確認したいときなどに設定します。
各アウトプット・アサインで、出力先が INDIVIDUAL 3 ジャッ
クに設定されている音は、OUTPUT A (MIX) ジャックの L 側
から、INDIVIDUAL 4 ジャックに設定されている音は、
OUTPUT A (MIX) ジャックの R 側からそれぞれ出力されます。
PHONES ジャックから出力される音は、OUTPUT A (MIX)
ジャックから出力される音と同じになります。そのため、各ア
ウトプット・アサインで、出力先が OUTPUT B ジャックに設
定されている音は PHONES ジャックからは出力されません。
ヘッドホンで音を聴くときは、「MIX」に設定するとよいで
しょう。
PARALLEL:
各アウトプット・アサインの設定にしたがって出力
します。
Master Key Shift(マスター・キー・シフト)
Fantom-X 全体の音域を半音単位で移動します。
設定値:
-24 〜 +24
MIDI
Device ID(デバイス ID ナンバー)
システム・エクスクルーシブ・メッセージを送受信するときは、相
互の機器のデバイス ID ナンバーを合わせます。
設定値:
17 〜 32
Performance Control Channel
(パフォーマンス・コントロール・チャンネル)
外部 MIDI 機器から MIDI メッセージ(プログラム・チェンジ/バン
ク・セレクト)を送信して、パフォーマンスを切り替えるときの
MIDI 受信チャンネルを設定します。接続している MIDI 機器からパ
フォーマンスを切り替えないときは「OFF」に設定します。
設定値:
1 〜 16, OFF
プログラム・チェンジのみを受信した場合、Performance Ctrl
Ch パラメーターの設定がパートの MIDI 受信チャンネルと重
なったときは、パフォーマンスの切り替えが優先されます。
Kbd Patch Rx/Tx Channel
(キーボード/パッチ送受信チャンネル)
パッチ・モードでのキーボード・パートの MIDI メッセージの送受
信チャンネルを設定します。
設定値:
1 〜 16
Pad Patch Rx/Tx Channel
(パッド/パッチ送受信チャンネル)
パッチ・モードでのパッド・パートの MIDI メッセージの送受信
チャンネルを設定します。
設定値:
1 〜 16
Patch Remain(パッチ・リメイン・スイッチ)
他のパッチやリズム・セットを選んだときに、発音中の音を残すか
(ON)、残さないか(OFF)を設定します。
また、「ON」のときは MIDI から受信した Volume や Pan 等の情報
(CC 5, 7, 10, 65, 68, 71 〜 74, RPN 0, 1, 2, MONO ON, POLY
ON)、および各コントローラーによる音質や音量の変化を引き継ぎ
ます。
設定値:
OFF, ON
エフェクトの設定は、パッチ・リメイン・スイッチの設定にか
かわらず、パッチやリズム・セットの切り替えと同時に切り替
わります。したがって、パッチ・リメイン・スイッチをオンに
設定していても、エフェクトの設定によっては発音中の音が残
らない場合があります。
Transmit Program Change
(トランスミット・プログラム・チェンジ・スイッチ)
プログラム・チェンジ・メッセージを送信するか(ON)、送信しな
いか(OFF)を設定します。
設定値:
OFF, ON
Transmit Bank Select
(トランスミット・バンク・セレクト・スイッチ)
バンク・セレクト・メッセージを送信するか(ON)、送信しないか
(OFF)を設定します。
設定値:
OFF, ON
Transmit Active Sensing
(トランスミット・アクティブ・センシング・スイッチ)
アクティブ・センシング・メッセージを送信するか(ON)、送信し
ないか(OFF)を設定します。
設定値:
230
OFF, ON
Fantom-X678_r_j.book 231 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
各モードに共通の設定をする(システム機能)
Transmit Edit Data
(トランスミット・エディット・データ・スイッチ)
パッチ、パフォーマンスの設定を変更した場合、その設定をシステ
ム・エクスクルーシブ・メッセージとして送信するか(ON)、送信
しないか(OFF)を設定します。
設定値:
OFF, ON
Receive GS Reset(レシーブ・GS リセット・スイッチ)
GS リセット・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか
(OFF)を設定します。
設定値:
OFF, ON
USB
Soft Through(ソフト・スルー・スイッチ)
スルー機能とは、MIDI IN コネクターから入力された MIDI メッセー
ジを MIDI OUT コネクターへそのまま出力させる機能です。
設定値:
OFF, ON
Remote Keyboard Switch
(リモート・キーボード・スイッチ)
外部 MIDI キーボードの鍵盤を Fantom-X の鍵盤の代用として使い
たいときは「ON」にします。この場合、外部 MIDI キーボードの
MIDI 送信チャンネルは何チャンネルでもかまいません。通常は
「OFF」にしておきます。
設定値:
OFF, ON
アルペジオや RPS 機能を使った演奏を、外部 MIDI 機器からコ
ントロールする場合は「ON」にします。
Receive Program Change
(レシーブ・プログラム・チェンジ・スイッチ)
プログラム・チェンジ・メッセージを受信するか(ON)、受信しな
いか(OFF)を設定します。
設定値:
OFF, ON
Receive Bank Select
(レシーブ・バンク・セレクト・スイッチ)
USB Mode(USB モード)
USB コネクターの使用モードを選びます。
設定値
STORAGE:
ストレージ・モード。ファイルを転送するときに選
びます。
MIDI:
MIDI モード。シーケンサーなどと MIDI 通信すると
きに選びます。
USB モードの切り替えは、必ず Fantom-X とコンピューター
を USB ケーブルで接続する前に行ってください。接続したま
ま切り替えを行った場合、コンピューター側で正しく認識され
ないことがあります。
各 USB モードでのコンピューターとの接続方法については、
「接続のしかた」(P.219)をご覧ください。
USB-MIDI Thru Sw(USB-MIDI スルー・スイッチ)
USB モードが「MIDI」のときに、USB コネクター/ MIDI IN コネ
クターから入ってきた MIDI 信号をそのまま MIDI OUT コネクター
/ USB コネクターから送信するか(ON)、送信しないか(OFF)
を設定します。
設定値:
OFF, ON
バンク・セレクト・メッセージを受信するか(ON)、受信しないか
(OFF)を設定します。
設定値:
OFF, ON
Receive Exclusive
(レシーブ・システム・エクスクルーシブ・スイッチ)
システム・エクスクルーシブ・メッセージを受信するか(ON)、受
信しないか(OFF)を設定します。
設定値:
OFF, ON
Receive GM System On
(レシーブ・GM システム・オン・スイッチ)
GM システム・オン・メッセージを受信するか( ON)
、受信しない
か(OFF)を設定します。
設定値:
OFF, ON
Receive GM2 System On
(レシーブ・GM2 システム・オン・スイッチ)
GM2 システム・オン・ メッセージを受信するか(ON)
、 受信しな
いか(OFF)を設定します。
設定値:
OFF, ON
231
Fantom-X678_r_j.book 232 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
各モードに共通の設定をする(システム機能)
Patch Scale Tune for C 〜 B
(パッチ・スケール・チューン C 〜 B)
Scale Tune
パッチ・モードでのスケール・チューンを設定します。
Scale Tune Switch(スケール・チューン・スイッチ)
設定値:
-64 〜 +63
平均律以外の音律で鍵盤を演奏したいときは「ON」にします。
設定値:
OFF, ON
スケール・チューンの設定は、パッチ・モードではすべてのパッチ
に共通で 1 つです。パフォーマンス・モードでは、各パフォーマン
スのパートごとに設定できます(P.111)
。
パッチ・モードではキーボード・パートのみに有効です。
Fantom-X は、平均律以外のさまざまな音律で鍵盤を演奏すること
ができます。音律は、平均律のピッチに対してどのくらいピッチを
ずらすかを、1 セント単位で設定します。
Preview
Preview Mode(プレビュー・モード)
SINGLE:
Note Number 1 〜 4 パラメーターで設定した音を 1
つずつ順番に鳴らします。
CHORD:
Note Number 1 〜 4 パラメーターで設定した音を
同時に鳴らします。
PHRASE:
パッチの種類(カテゴリー)ごとに用意されたフ
レーズを鳴らします。
1 セント=半音の 100 分の 1
• 設定した音律は、外部 MIDI 機器から受信した MIDI メッセージに
ついても有効です。
Preview 1 〜 4 Note Number
(プレビュー 1 〜 4・ノート・ナンバー)
Preview Mode パラメーターで、「SINGLE」や「CHORD」を選ん
だときに鳴らす 4 つの音のピッチを設定します。
平均律
設定値:
1 オクターブを 12 等分した音律で、現在、西洋音楽を中心に
最も広く使われています。Fantom-X では、スケール・チュー
ン・スイッチを「OFF」にすると平均律になります。
純正律(主音が C)
平均律と比べると、主要 3 和音がとても美しく響きます。しか
し 1 つの調でしかその効果は得られず、転調すると和音が濁っ
てしまいます。
平均律と比べて、E、B は 1/2 半音低く、C #、F #、G #は
1/2 半音高い音階です。G 〜 B、C 〜 E、F 〜 G #、Bb 〜 C
#、Eb 〜 F #の音程に中立三度(長三度と短三度の間の音程)
を持っています。Fantom-X では、G、C、F の 3 つの調でアラ
ビア風の音階を楽しめます。
<例>
232
平均律
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
Preview Mode パラメーターで「PHRASE」を選んだときは、
この設定は無効になります。
Preview 1 〜 4 Velocity
(プレビュー 1 〜 4・ベロシティー)
Preview Mode パラメーターで、「SINGLE」や「CHORD」を選ん
だときに鳴らす 4 つの音のベロシティーを設定します。
設定値:OFF, 1 〜 127
アラビア風音階
音名
C
C#
D
Eb
E
F
F#
G
G#
A
Bb
B
C-1 〜 G9
純正律(主音 C)
0
-8
+4
+16
-14
-2
-10
+2
+14
-16
+14
-12
アラビア風音階
-6
+45
-2
-12
-51
-8
+43
-4
+47
0
-10
-49
Preview Mode パラメーターで「PHRASE」を選んだときは、
この設定は無効になります。
Fantom-X678_r_j.book 233 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
各モードに共通の設定をする(システム機能)
Screen Saver Time(スクリーン・セーバー・タイム)
System Ctrl
Sys Control
スクリーン・セーバーが作動するまでの時間(分)を設定します。
OFF にすると、スクリーン・セーバーは作動しません。
設定値:
Sys Ctrl 1 〜 4 Source
(システム・コントロール 1 〜 4・ソース)
システム・コントロールとして使う MIDI メッセージを設定します。
OFF, 5 〜 60 min
Sampling
Default File Type(デフォルト・ファイル・タイプ)
サンプルを保存するときのファイル形式を設定します。
システム・コントロール
MIDI メッセージなどを本来とは異なる働きをさせて、 トーン
の設定をリアルタイムに変化させる機能をマトリックス・コン
トロールと呼びます(P.80)
。同様に、MIDI メッセージでマル
チエフェクトの設定をリアルタイムに変化させる機能をマルチ
エフェクト・コントロールと呼びます(P.214)
。
通常、マトリックス・コントロールはパッチごと、マルチエ
フェクト・コントロールはパッチ/リズム・セット/パフォー
マンスごとに設定します。ただし、パッチ/リズム・セット/
パフォーマンスごとに、マトリックス・コントロール/マルチ
エフェクト・コントロールとして使う MIDI メッセージを変える
必要がないときや、特定の MIDI メッセージをマトリックス・コ
ントロール/マルチエフェクト・コントロールとして使いたい
ときは、システム・コントロールを設定します。つまり、シス
テム・コントロールは、Fantom-X 全体で共通のマトリックス・
コントロール/マルチエフェクト・コントロールといえます。
システム・コントロールは、4 つまで使うことができます。
設定値
OFF:
システム・コントロールを使いません。
CC01 〜 31, 33 〜 95: コントローラー・ナンバー 1 〜 31、33 〜
95
コントロール・チェンジ・メッセージについて詳しくは、
「MIDI インプリメンテーション 」
(P.294)をご覧ください。
設定値:
WAV, AIFF
Pre Sample Time(プリ・サンプル・タイム)
サンプリング操作や音の入力タイミングよりさかのぼってサンプリ
ングを開始する時間を設定します。サンプル音の立ち上がり部分が
欠落するのを防ぐことができます。
設定値:
0 〜 1000 ms
Trigger Level(トリガー・レベル)
Auto Trig が ON のときの、サンプリングを開始する音量を設定し
ます。「0」で最小となります。
設定値:
0〜7
Gap Time(ギャップ・タイム)
サンプルが分割される対象となる無音部分の長さを設定します。設
定した時間以上の無音部分があると、その部分を境目としてサンプ
ルを分割し、それ以降を次のサンプル・ナンバーに割り当てます。
オート・ディバイド・サンプリング時のみ有効なパラメーターで
す。
設定値:
500, 1000, 1500, 2000 ms
Input Select
(インプット・セレクト)
サンプリングする音の入力元を設定します。
PITCH BEND:
ピッチ・ベンド
設定値
AFTERTOUCH:
アフタータッチ
DIGITAL IN:
DIGITAL IN ジャック
LINE-L-R:
INPUT ジャック L/R(ステレオ)
LINE-L:
INPUT ジャック L(モノ)
MIC:
INPUT ジャック(モノ、マイク・レベル)
Background
Background Picture
(バックグラウンド・ピクチャー)
画面の背景として表示するファイルを選びます。
設定値:
1 〜 16
Screen Saver
Trimming Switch(トリミング・スイッチ)
「ON」にすると、サンプリングした音の先端や末尾に無音部分が
あった場合、サンプリング後にスタート・ポイントとエンド・ポイ
ントが信号のある区間に自動設定されます。
設定値:
OFF, ON
Skip Back Time(スキップ・バック・タイム)
Screen Saver Type(スクリーン・セーバー・タイプ)
スクリーン・セーバーの種類を選びます。
設定値:
1 〜 16
スキップ・バック・サンプリングの際に、どのくらいさかのぼって
サンプリングするのか時間を設定します。OFF に設定するとスキッ
プ・バック・サンプリングをおこないません。
設定値:
OFF, 5s 〜 40s
233
Fantom-X678_r_j.book 234 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
各モードに共通の設定をする(システム機能)
システム情報の表示
Startup
Load Preset Samples at Startup
(ロード・プリセットサンプル・アット・スタートアップ)
電源投入時にプリセット・サンプルをメモリ上に読み込むか
(ON)、読み込まないか(OFF)を設定します。
設定値:
OFF, ON
表示のしかたについては、「システム機能の設定のしかた」
(P.225)をご覧ください。
Features
Fantom-X の主な特長を表示します。
Load User Samples at Startup
(ロード・ユーザー・サンプル・アット・スタートアップ)
電源投入時にユーザー・エリアとメモリー・カードのサンプルをメ
モリ上に読み込むか(ON)、読み込まないか(OFF)を設定しま
す。
設定値:
OFF, ON
Load Demo Song at Startup
(ロード・デモソング・アット・スタートアップ)
電源投入時にデモ・ソングをテンポラリー・エリアに読み込むか
(ON)、読み込まないか(OFF)を設定します。
Rec Track Select(レコーディング・トラック・セレクト)
シーケンサーでレコーディングするとき、トラック選択の自動/手
動を決めます。
設定値
Manual:
トラック番号を手動で選択します。1 トラック内
に、複数のチャンネルの演奏をレコーディングする
のに便利です。
Auto:
現在のパートと同じ番号のフレーズ・トラックが自
動的に選ばれます。1 トラックに 1 チャンネル分だ
けレコーディングするときに便利です。
Power Up Mode(パワー・アップ・モード)
電源を入れたときの Fantom-X の状態を設定します。
設定値
PATCH:
電源を入れるとパッチ・モードになります。
PERFORMANCE:
電源を入れるとパフォーマンス・モードに
なります。
234
Memory Info(メモリー・インフォメーション)
実装しているメモリーの容量を表示します。
SRX Info(SRX インフォメーション)
装着しているウェーブ・エクスパンション・ボードの名前を表示し
ます。
Version Info(バージョン・インフォメーション)
Fantom-X のバージョンを表示します。
Fantom-X678_r_j.book 235 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
各種データに関する機能
工場出荷時の設定に戻す(Factory Reset)
ユーティリティーの基本操作
Fantom-X のバックアップ・データを、Fantom-X シリーズの他
機種(Fantom-X6/X7/X8 以外)にリストアしないでください。
1. [MENU]を押します。
2.
または
を押して、「Utility」 を選びます。
3. [ENTER]を押します。
ユーティリティー・メニュー画面が表示されます。
fig.26-001̲50
バックアップしたユーザー・データ
を復元する(ユーザー・リストア)
ユーザー・バックアップでメモリー・カードに保存したユーザー・
データを、Fantom-X 本体のユーザー・エリアに復元します。
ユーザー・リストアを実行すると、現在のユーザー・エリアの内容
はすべて消去されます。
1.
ユーザー・データが保存されているメモリー・カードをスロッ
トに差し込みます。
2.
ユーティリティー画面で[F2( User Restre)
]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
3.
4. [F1(User Backup)
]〜[F4(Librarian)
]を押して、実行す
る操作を選びます。
• [F1(User Backup)
](ユーザー・バックアップ)
リストアを実行してよければ、[F8( Exec)
]を押します。
中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
4. 「Please Power Off.」と表示されたら、Fantom-X の電源を入れ
なおしてください。
ユーザー・データをメモリー・カードに保存します。
• [F2(User Restre)
](ユーザー・リストア)
ユーザー・バックアップ実行後に、Fantom-X の内部メモリー
(TMP フォルダなど)にファイルを追加すると、ユーザー・リ
ストア時に「User Area Full!!」というメッセージが表示され、
正しくリストアできなくなる場合があります。このような場合
は、バックアップ後に追加したファイルを削除(P.224)して
から、再度リストアを実行してください。
メモリー・カードに保存したユーザー・データを読み込みます。
• [F3(Factry Reset)
](ファクトリー・リセット)
製品出荷時の設定に戻します。
• [F4(Librarian)](ライブラリアン)
付属ソフトウェアの Fantom-X ライブラリアンを使うときや、
外部機器からシステム・エクスクルーシブ・メッセージを受信
してユーザー・エリアを書き換えるとき、[F4(Librarian)
]を
押してライブラリアン・モードにしておきます。
※ Fantom-X ライブラリアンの使いかたについては、「Fantom-X
ライブラリアンを使う」(P.236)を参照してください。
工場出荷時の設定に戻す
(ファクトリー・リセット)
Fantom-X に記録されているすべてのデータを工場出荷時の設定に
戻します。
ユーザー・データをバックアップ
する(ユーザー・バックアップ)
すでに作った大切なデータが Fantom-X 本体内に保存されてい
る場合、ファクトリー・リセットの操作を行うと、それらの
データがすべて失われてしまいます(本体のユーザー・メモ
リーのデータも失われます)。データを残しておきたいときは、
メモリー・カードに保存するか(P.235)
、USB 経由でコン
ピューターにデータを保存(→「Fantom-X ライブラリアンを
使う」(P.236))してください。
ユーザー・エリアにあるすべてのユーザー・データを、メモリー・
カードに保存します。
保存されるユーザー・データは以下のとおりです。
• パフォーマンス
• パッチ
• リズム・セット
• リズム・パターン
• リズム・グループ • アルペジオ・スタイル
• マルチサンプル
• コード・フォーム
• ソング
• システム設定
• サンプル
※ ユーザー・バックアップを実行するには、メモリー・カードに
最大で約 64MB の空き容量が必要となる場合があります。
1.
メモリー・カードをスロットに差し込みます。
2.
ユーティリティー画面で[F1(User Backup)
]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
3.
バックアップを実行してよければ、[F8(Exec)]を押します。
中止するときは[F7(Cancel)]を押します。
1. [MENU]を押して Menu ウィンドウを表示します。
2.
または
を押して「Utility」を選び、続けて[ENTER]
を押します。
3. [F3(Factry Reset)
]を押します。
確認のメッセージが表示されます。
4. [F8(Exec)]を押してファクトリー・リセットを実行します。
※ 中止するときは、[F7(Cancel)]を押します。
5. 「Please Power Off.」と表示されたら、Fantom-X の電源を入れ
なおしてください。
235
Fantom-X678_r_j.book 236 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
Fantom-X エディターを使う
Fantom-X をさらにご活用いただくために、 Fantom-X エディター
が付属されています。Fantom-X エディターはパラメーターをコン
ピュータの画面上のスライダーやつまみに割り当てることで、グラ
フィカルに確認しながら効率的にエディットすることができます。
Fantom-X エディターをコン
ピューターにインストールする
Fantom-X に同梱の「Fantom-X Editor」CD-ROMに収録されてい
るオンライン・マニュアルに、詳しい説明が記載されています。
• Windows をお使いの場合
Fantom-X ライブラリアンを使う
Fantom-X ライブラリアンは Fantom-X の各パラメーターの設定を
パソコン上でライブラリーとして管理するためのソフトウェアで、
パッチ、リズム・セット、パフォーマンスなどを効率良く管理する
ことができます。
「Fantom-X Editor」CD-ROMに同梱のライブラリアンを使用する時
には、Fantom-X をライブラリアン・モードにする必要があります。
※ 別売のライブラリアンを使用するときも同様です。
1. [MENU]を押します。
「Fantom-X Editor」CD-ROMの「Readme̲J.txt」をご覧くだ
さい。
• Macintosh をお使いの場合
「Fantom-X Editor」CD-ROMの「Readme(Japanese)」をご
覧ください。
2.
または
を押します。
を押して、「Utlitity」を選び、続けて[ENTER]
3. [F4(Librarian)
]を押します。
fig.28-002̲50
接続のしかた
1.
SYSTEM の USB 設定が、MIDI になっているか確認します。
→「MIDI モードにする」(P.218)
※ STORAGE になっていると、USB 接続でエディターを使用で
きません。
2.
USB ケーブル(別売)を使って、Fantom-X とコンピューター
を接続します。
fig.28-001
Fantom-X
ライブラリアン・モードになります。ライブラリアン・モード
では、外部 MIDI 機器から送信されるシステム・エクスクルー
シブ・メッセージでユーザー・メモリーの設定を書き替えるこ
とができます。パネル上で操作することはできなくなります。
4. [EXIT]または[F8( Exit)]を押すと、ライブラリアン・モー
ドから抜け、通常の状態に戻ります。
USB
USB
Windows
236
Macintosh
Fantom-X678_r_j.book 237 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
Fantom-X エディターを使う
Fantom-X エディター動作条件
動作条件(Mac OS)
• 対応 OS
動作条件(Windows)
• 対応 OS
Microsoft® Windows® XP 日本語版 / 英語版
Microsoft® Windows® Me 日本語版 / 英語版
Microsoft® Windows® 2000 Professional 日本語版 / 英語版
Microsoft® Windows® 98 日本語版 / 英語版
• CPU
Pentium®/Celeron ™ または互換プロセッサ 400 MHz 以上
Pentium® III 500 MHz 以上を推奨
※ 互換プロセッサそのものの互換性に関しては保証いたしかねま
す。
• RAM
128M バイト以上
256M バイト以上を推奨
• 必要なハードディスク空き容量
120 MB 以上
• 画面解像度/色数
800 × 600 ドット 65,536 色(High Color 16 ビット)以上
Mac OS (Classic) 8.6 以上日本語版 / 英語版
Mac OS (X) 10.2 以上
• CPU
PowerPC G3 233 MHz 以上 (Classic 版 )
PowerPC G3 500 MHz 以上 (Mac OS X 版 )
• RAM
128M バイト以上
256M バイト以上を推奨
• 必要なハードディスク空き容量
120 MB 以上
• 画面解像度 / 色数
800 × 600 ドット以上 32,000 色以上
1024 × 768 ドット以上を推奨
• その他
OMS 2.0 以上 (Classic 版 )
※ Apple、Macintosh は、米国 Apple Computer, Inc. の米国及び
その他の国における登録商標です。
※ MacOS は、米国 Apple Computer, Inc. の登録商標です。
※ OMS は、米国 Opcode Systems, Inc. の登録商標です。
1024 × 768 ドット以上を推奨
※ Microsoft、Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国
及びその他の国における登録商標です。
※ Windows® の正式名称は、 Microsoft® Windows ® operating
system です。
※ Pentium は、米国 Intel Corporation の登録商標です。
237
Fantom-X678_r_j.book 238 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
V-LINK について
V-LINK とは?
V-LINK をオン/オフする
V-LINK(
)は、音楽と映像を同時に演奏するため
の機能です。V-LINK に対応した機器同士を MIDI で接続することに
より、演奏表現に連動したさまざまな映像効果を簡単に楽しむこと
ができます。
1. [V-LINK]を押して、インジケーターを点灯させます。
V-LINK の設定がオンになります。
V-LINK ボタンを点灯させて、Fantom-X を操作すると、
Fantom-X の演奏に合わせて映像をコントロールすることがで
きます。
(例)
Fantom-X と Edirol DV-7PR との組み合わせでは、
• Fantom-X から、Edirol DV-7PR の演奏に必要な情報を遠隔設定
V-LINK をオンにしていても、各モードは通常と同じように動
きます。
できます。
• Fantom-X のシーケンサーで、音楽と映像の同期演奏が楽しめ
ます。
2.
もう一度[V-LINK]を押します。
V-LINK ボタンが消灯し、V-LINK の設定がオフになります。
• Fantom-X から、Edirol DV-7PR の映像(クリップ/パレット)
の切り替えができます。
• Fantom-X の各つまみで、映像の明るさや色合いをコントロー
ルできます。
※ Fantom-X と Edirol DV-7PR で V-LINK を楽しむには、接続に
Edirol UM-1/UM-1S(別売)が必要です。
接続例
Fantom-X の MIDI OUT コネクターと Edirol DV-7PR のリモート端
子を Edirol UM-1 で接続します。
接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ず
すべての機器の音量を絞り、電源を切った状態で行ってください。
fig.29-001.j
Fantom-X
V-LINK の設定
1. [SHIFT]を押しながら[V-LINK]を押して V-LINK 設定画面を
表示させます。
2. [CURSOR]を押してそれぞれのパラメーターのところにカー
ソルを移動し、VALUE ダイヤルを回すか、
[INC]または
[DEC]を押して設定します。
fig.29-002̲50
MIDI OUT
Edirol UM-1
※ Pad Mode は、[F1(Clip)][F2(Palett)
]を押してモードを
設定します。
REMOTE
3.
設定を保存しておきたい時は、[F8( System Write)]を押しま
す。
4. [F7(Exit)]または[EXIT] を押します。
Edirol DV-7PR
プロジェクター
238
ディスプレイ
元の画面に戻ります。
Fantom-X678_r_j.book 239 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
V-LINK について
Fade Ctrl
パラメーターの働き
Note Tx Ch
アウトプット・フェードをコントロールするコントロール・チェン
ジ・ナンバー
設定値:
OFF, CC1, CC5, CC7, CC10, CC11,
CC71 〜 74, CC91 〜 93, Channel Aftertouch
Edirol DV-7PR のクリップ/パレットの切り替えと、ディゾルブ・
タイムをコントロールする MIDI チャンネル
設定値:
1 〜 16
Clip 1 Note No.
パッド 1 〜 16 が、Edirol DV-7PR のクリップ(またはパレット)
に対応しています。[PAD SETTING]を押して表示される Pad
setting 画面で Quick Setup(P.161)を使って「Note」にし、
「Pad Base Note」の設定値と同じ値を、Clip1 Note No. に設定する
ことをおすすめします。
設定値:
0(C-1)〜 1 27(G9)
Dissolve Time
PAD MODE
パッドでクリップ/パレットのどちらを切り替えるかを選びます。
設定値:
CLIP, PALETT
[F1(Clip)]を押す:クリップの切り替え
[F2(Palett)]を押す:パレットの切り替え
Local Sw
パッドを押したときに、カレント・パートの音が鳴るか鳴らないか
を設定します。
操作:
[F5(Local Sw)
]を押します。
ディゾルブ・タイム(映像の切替時間)をコントロールするコント
ロール・チェンジ・ナンバー
設定値:
設定値:
CLIP FILTER
OFF, CC1, CC5, CC7, CC10, CC11, CC71 〜 74,
CC91 〜 93, Channel Aftertouch
OFF, ON
(1 〜 32 のチェック・ボックス)
Ctrl Tx Ch
Edirol DV-7PR のカラー Cb/Cr、明るさ、ビデオ・エフェクト切り
替えをコントロールする MIDI チャンネル
設定値:
設定値:
OFF, ON
1 〜 16
Play Speed Ctrl
映像の再生速度の範囲
3 つの数値は、それぞれピッチ・ベンダーの左側−中央−右側での
再生速度(標準速に対する倍率)です。
設定値:
各クリップの切り替えオン/オフ・スイッチです。チェックされて
いるクリップは切り替え可能です。
0.0-1.0-2.0, 0.5-1.0-2.0, 0.0-1.0-4.0, 0.5-1.0-4.0,
0.0-1.0-8.0, 0.5-1.0-8.0, 0.0-1.0-16.0, 0.5-1.0-16.0,
0.0-1.0-32.0, 0.5-1.0-32.0, 0.0-2.0-4.0, 0.0-4.0-8.0,
0.0 8.0-16.0, 0.0-16.0-32.0, -2.0-1.0-4.0, -6.0-1.0-8.0
Color Cb Ctrl
映像のカラー Cb をコントロールするコントロール・チェンジ・ナ
ンバー
クリップ・フィルターの使いかた
例えば、V-LINK 用のパート(Note Tx Ch と同じ番号のパー
ト)に入力したリズム・セットのうち、キックとスネアでのみ
クリップを切り替えるとします。この場合、キックとスネアの
ノート・ナンバーに対応するクリップのみに「✔」を表示させ
ます。キックとスネアが鳴るのに合わせてクリップが切り替わ
ります。
映像のリセット
Clip Reset(クリップ・リセット)
映像を OFF(真っ黒な状態)にします。
Color Cr Ctrl
映像のカラー Cr をコントロールするコントロール・チェンジ・ナ
ンバー
Brightness Ctrl
映像の明るさをコントロールするコントロール・チェンジ・ナン
バー
VFX1 〜 4 Ctrl
ビデオ・エフェクトをコントロールするコントロール・チェンジ・
ナンバー
※ VFX2 〜 4 は Edirol DV-7PR では対応していません。
操作:[F3(Clip Reset)]を押します。
All Reset(オール・リセット)
映像にかけた効果がリセットされ、明るさや色差などがすべて初期
値に戻ります。
操作:[F4(All Reset)]を押します。
※ クリップ/パレットやディゾルブ・タイム、色差信号(Cb/
Cr)などについては、Edirol DV-7PR の取扱説明書をご覧くだ
さい。
Fantom-X は、Edirol DV-7PR のデュアル・ストリーム・モー
ドには対応していません。
239
Fantom-X678_r_j.book 240 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付ける
Fantom-X は、別売のウェーブ・エクスパンション・ ボードを 4 枚
(SRX シリーズ:別売)まで取り付けることができます。
ウェーブ・エクスパンション・ボードには、ウェーブ(波形)デー
タ、パッチ、リズム・セットが記録されており、Fantom-X に取り
付けることによって音色を増やすことができます。
ウェーブ・エクスパンション・
ボードを取り付けるときの注意
901
●
この基板は、静電気により部品が破壊される恐れがあります。
基板を取り扱うときは、次の点に注意してください。
ウェーブ・エクスパンション・
ボードの取り付けかた
ウェーブ・エクスパンション・ボードは底面のカバーを外して取り
付けます。ボードの取り付け場所は、EXP A スロット〜 EXP D ス
ロットです。これらのスロットは、ウェーブ・エクスパンション・
ボードのウェーブ/パッチ/リズム・セットを使うときのグループ
(XP-A 〜 XP-D)を示しています。
1.
ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付ける前に、
Fantom-X と接続機器の電源を切り、電源コードおよび接続し
ているケーブルをすべて外します。
2.
Fantom-X の、次の図で指定されたネジだけを外して、カバー
を取り外します。Fantom-X6/X7 は裏面、Fantom-X8 はフロン
ト・パネルの以下のカバーを取り外してください。
1
○ 基板を持つときは、あらかじめ何らかの金属に触れて、 体
や衣類にたまっている静電気を放電してください。
2
○ 基板を持つときは、基板の縁を持ち、 部品やコネクターの
部分に直接手を触れないでください。
5
○ 基板を保管するとき、または輸送するときなどは、 購入時
に基板が入っていた袋( 導電袋)に入れてください。
● 使用するプラス・ドライバーは、ネジの頭に合ったものを使っ
てください(No.2 のドライバー , Fantom-X6/X7 のみ)
。ネジ
の頭に合っていないと、ネジの頭をつぶしてしまうことがあり
ます。
●
※ Fantom-X8 には、六角レンチが同梱されています。ネジを取
り外す際には、必ず六角レンチをご使用ください。
fig.30-002.j
Fantom-X6/X7:底面
取り外すネジ
ネジを外すときは、反時計方向にドライバーを回してくださ
い。ネジを締めるときは、時計方向にドライバーを回してくだ
さい。
fig.30-001.j
ゆるむ
締まる
●
ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付けるときは、指
定されたネジだけを外してください。
●
外したネジは、Fantom-X 内部に落とさないように注意してく
ださい。
●
外した本体裏のカバーをそのまま放置しておくことはおやめく
ださい。ウェーブ・エクスパンション・ボードの取り付けが終
わったら、必ず元通りに取り付けてください。
fig.30-003.j
Fantom-X8:前面
取り外すネジ
911
● 回路部やコネクター部には手を触れないでください。
● 取り付け開口部で手を切らないように注意してください。
5mm 6角レンチ
912
● 基板を無理に押し込まないでください。装着しにくい場合、
いったん基板を外してやり直してください。
913
● 取り付けを終えたら、正しく取り付けられていることを再度確
認してください。
928
本体を裏返す際は、ボタン、つまみなどを破損しないように、
新聞や雑誌などを重ねて本体の四隅や両端に敷いてください。
また、その際、ボタン、つまみなどが破損しないような位置に
配置してください。
本体を裏返す際は、落下や転倒を引き起こさないよう取扱いに
ご注意ください。
240
Fantom-X678_r_j.book 241 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付ける
fig.30-004
取り付けたウェーブ・エクスパ
ンション・ボードを確認する
ウェーブ・エクスパンション・ボードの取り付けが終わったら、次
に、取り付けたウェーブ・エクスパンション・ボードが正しく認識
されるかを確認しましょう。
1. 「電源を入れる」(P.21)にしたがって電源を入れます。
2. [MENU]を押して Menu ウィンドウを表示します。
3.
内部には 4 つのスロットがあります。次の図のように、それぞ
れのスロットのコネクターにウェーブ・エクスパンション・
ボードのコネクターを差し込み、同時に基板ホルダーをウェー
ブ・エクスパンション・ボードの穴にはめ込みます。
fig.30-005.j
ウェーブ・エクスパンション・ボード
(SRXシリーズ)
3.
または
を押します。
を押して「System」を選び、続けて[ENTER]
4. [F4(System Info)
]を押します。
5. [F1(↑)]または[F2( ↓)
]を押して「SRX Info」を選びま
す。
取り付けたウェーブ・エクスパンション・ボードの型番が表示
されていることを確認してください。
fig.30-007̲50
基板ホルダー
取り付ける前に
図のような向きに合わせます
コネクター
同じ種類のエクスパンション・ボードを取り付けた場合は、一
つのボードだけが認識されます。
4.
ウェーブ・エクスパンション・ボードに付属の固定用具で基板
ホルダーを LOCK 方向に回し、ウェーブ・エクスパンション・
ボードを固定します。
装着したスロットに「NOT INSTALLED」と表示された場合
は、ウェーブ・エクスパンション・ボードが正しく認識されて
いない可能性があります。ウェーブ・エクスパンション・ボー
ドを正しく取り付け直してください。
6. [EXIT]を押して、System 画面から抜けます。
fig.30-006.j
LOCK
固定用具
5.
手順 2 で外したネジで、カバーを元通りに取り付けます。
241
Fantom-X678_r_j.book 242 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
メモリーを増設する
Fantom-X には、音の素材(オーディオ・ サンプル)を本体に読み
込むために、32MB のメモリーを内蔵しています。しかし、大きな
データを読み込むときなど、32MB のメモリーではメモリーが不足
することがあります。このようなときは、別売のメモリー(DIMM)
を増設してください。64/128/256/512MB のメモリーを増設する
ことができます。
メモリー(DIMM)の増設に関しては、Fantom-X をお買い上げの販
売店、またはお近くのローランド・サービスまでご相談ください。
メモリーを増設するときの注意
●
指定のメモリー(DIMM)だけを取り付け、指定されたネジだ
けを外してください。
メモリーを増設する
メモリーは、底面のカバーを外して取り付けます。
1.
メモリーを増設する前に、Fantom-X と接続機器の電源を切り、
電源コードおよび接続しているケーブルをすべて外します。
2.
Fantom-X の、次の図で指定されたネジだけを外して、カバー
を取り外します。Fantom-X6/X7 は裏面、Fantom-X8 はフロン
ト・パネルの以下のカバーを取り外してください。
※ Fantom-X8 には、六角レンチが同梱されています。ネジを取
り外す際には、必ず六角レンチをご使用ください。
fig.30-002.j
Fantom-X6/X7:底面
901
●
取り外すネジ
この基板は、静電気により部品が破壊される恐れがあります。
基板を取り扱うときは、次の点に注意してください。
1
○
基板を持つときは、あらかじめ何らかの金属に触れて、体や衣
類にたまっている静電気を放電してください。
2
○
基板を持つときは、基板の縁を持ち、部品やコネクターの部分
に直接手を触れないでください。
5
○
基板を保管するとき、または輸送するときなどは、購入時に基
板が入っていた袋(導電袋)に入れてください。
●
使用するプラス・ドライバーは、ネジの頭に合ったものをお使
いください(No.2 のドライバー , Fantom-X6/X7 のみ)
。ネジ
の頭に合っていないと、ネジの頭をつぶしてしまうことがあり
ます。
●
fig.30-003.j
Fantom-X8:前面
ネジを外すときは、反時計方向にドライバーを回してくださ
い。ネジを締めるときは、時計方向にドライバーを回してくだ
さい。
取り外すネジ
5mm 6角レンチ
fig.31-001.j
ゆるむ
●
●
締まる
外したネジは、Fantom-X 内部に落とさないように注意してく
ださい。
fig.31-002
カバーの側面やカバーを外した開口部で手を切らないように注
意してください。
911
●
回路部やコネクター部には手を触れないでください。
912
●
基板を無理に押し込まないでください。装着しにくい場合、
いったん基板を外してやり直してください。
913
●
取り付けを終えたら、正しく取り付けられていることを再度確
認してください。
928
●
本体を裏返す際は、ボタン、つまみなどを破損しないように、
新聞や雑誌などを重ねて本体の四隅や両端に敷いてください。
また、その際、ボタン、つまみなどが破損しないような位置に
配置してください。
929
●
本体を裏返す際は、落下や転倒を引き起こさないよう取扱いに
ご注意ください。
●
外したカバーをそのまま放置しないでください。メモリーの増
設が終わったら、必ず元どおりに取り付けてください。
242
3.
ソケットの両端に付いている白い固定用クリップを押して、外
側に広げます。
fig.31-003
Fantom-X678_r_j.book 243 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
メモリーを増設する
4.
メモリーの切り欠きの位置や向きを確認し、ソケットの両端の
ガイドに沿って、垂直に差し込みます。
fig.31-004
メモリーが正しく認識されるか
確認する
1. 「電源を入れる」(P.21)にしたがって電源を入れます。
2. [MENU]を押して Menu ウィンドウを表示します。
3.
または
を押します。
を押して「System」を選び、続けて[ENTER]
4. [F4(System Info)
]を選びます。
5. [F1(↑)]または[F2( ↓)
]を押して「Memory Info」を選
びます。
取り付けたメモリーの容量が表示されることを確認します。
fig.31-007̲50
差しにくいときは、少し斜めにして片方ずつ差し込むようにす
ると、差しやすくなります。
5.
白い固定用クリップが起き上がり、メモリーがロックされるま
で押し込みます。
fig.31-005
6. [EXIT]を押して、System 画面から抜けます。
6.
手順 2 で外したネジで、カバーを元通りに取り付けます。
メモリーを取り外す
増設時とは逆の順にメモリーを取り外します。
1.
ソケットの両端に付いている白い固定用クリップを、同時に外
側に押します。
fig.31-006
※ メモリーの容量が表示されない場合、メモリーが正しく認識さ
れていない可能性があります。「電源を切るときは」(P.5)に
したがって電源を切り、メモリーを正しく取り付け直してくだ
さい。
使用できる増設メモリー(DIMM)の仕様について
ピン数:
168 ピン
周波数:
100MHz(PC100 CL=2)
133MHz(PC133 CL=3)
電圧:
3.3V
容量:
64/128/256/512MB
基板高さ:
38mm 以下
本機は上記仕様を満たす標準的なメモリーで動作を確認してお
りますが、この仕様のメモリーすべてでの動作を保証するもの
ではありません。同一仕様でもメモリー固有の設計仕様や使用
環境の違いにより使用できないことがあることをご了承願いま
す。
2.
メモリーをソケットから抜き取ります。
243
Fantom-X678_r_j.book 244 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
メモリー・カードの使いかた
Fantom-X は PC カード・スロットを装備しています。PC カード型
メモリー・カードはもちろんのこと、PC カード・ アダプタを介し
て、コンパクト・フラッシュ、スマートメディアなどいろいろな記
憶メディアが使用できます。
PC カード・プロテクターの使いかた
Fantom-X にはメモリー・カードの盗難防止用に、PC カード・プ
ロテクターが付属しています。PC カード・プロテクターは次のよ
うにして装着します。
メモリー・カードの取り扱いかた
1.
カードの上下を確認して、Fantom-X の PC カード・スロットに挿
入します。取り出す時には、カード横のボタンを押します。
PC カード・スロットの下側にあるネジを、2 本ともドライ
バーで外します。
2.
PC カード・スロットにメモリー・カードを差し込みます。
3.
下の図のように PC カード・プロテクターをネジで固定します。
fig.31a-001̲50
イジェクト・ボタン
fig.31a-002.j
メモリー・カード
Fa
nto
m-
Xリ
ア
・
パ
ネ
memory
card
ル
PCカード・プロテクター
カードにデータを書き込む
パッチ、リズム・セット、パフォーマンス、サンプル、ソング・
データをカードに書き込むことができます。詳しい書き込み手順に
ついては、各パラメーターの説明をご覧ください。
244
Fantom-X678_r_j.book 245 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
故障かな?と思ったら
思ったように動作しないときは、まず以下の点をチェックしてくだ
さい。チェックしても原因がわからないときは、お買い上げ店また
は最寄りのローランド・サービス・ステーションにお問い合わせく
ださい。
※ 操作中、何らかのメッセージが画面に表示されたときは、「エ
ラー・メッセージ一覧」(P.292)をご覧ください。
全体に共通の内容
• ペダルの操作や外部 MIDI 機器から受信した MIDI メッセージ
(ボ
リューム・メッセージとエクスプレッション・ メッセージ)に
よって、音量が下がっていませんか?
パフォーマンス・モードの場合は、Part Information ウィンド
ウでボリューム・メッセージ(Volume)とエクスプレッショ
ン・メッセージ(Expression) の値を確認することができます
(P.106)
。
• サンプルが正しくロードされていますか?( P.201)
電源が入らないのですが ...
Fantom-X の AC コードがコンセントや本体に正しく接続され
ていることを確認してください(P.19)
。
音に関する内容
Volume つまみをまわしても、音量が変わりません。
DIGITAL OUT を使用している時は、Volume つまみでは音量
を変更できません。「Master Level」
(P.229)を使用します。
音が鳴らないのですが ...
次の点を確認してください。
• 接続しているアンプやスピーカーの電源が入っていますか?音
量が下がっていませんか?
• VOLUME つまみで音量レベルを絞っていませんか?
• 正しく接続されていますか?
• ヘッドホンを接続して音が聞こえますか?
ヘッドホンから音が出るようであれば、接続しているケーブル
が断線していたり、アンプやミキサーが故障している場合が考
えられます。もう一度、接続ケーブルや機器を確認してくださ
い。
• 鍵盤を押さえて音が鳴らない場合、ローカル・スイッチがオフ
に設定されていませんか?
Local Switch パラメーターでローカル・スイッチをオンに設定
してください(P.229)
。
• パッチのトーンがオフに設定されてませんか?
「Tone Switch」をオンにしてください→ Patch Play 画面から
[F6(Tone Sw/Sel)]を押す。
• パートのレベルの設定が小さくなっていませんか?
パートのレベルをそれぞれ確認してください (P.108)。
• エフェクトの設定は正しいですか?
エフェクトのオン/オフ、エフェクト・バランスやレベルなど
の設定を確認してください。(P.206)
• 出力先の設定は正しいですか?
各アウトプット・アサインの設定を確認してください
(P.108)
。
• ウェーブ・エクスパンション・ボードが正しく取り付けられて
いますか?
EXP-A 〜 D のウェーブ、 パッチまたはリズム・セットを使用
した設定を選んでいるとき、指定のスロットに指定のウェー
ブ・エクスパンション・ボードが正しく取り付けられているこ
とを確認してください(P.240)
。
特定のパートの音が鳴らないのですが ...
次の点を確認してください。
• パートの音量レベルが下がっていませんか?
音が出ないパートの Level パラメーターを設定して音量を上げ
てください(P.108)
。
• パートをミュートしていませんか?
Mute Switch パラメーターを「OFF」に設定してください
(P.107)
。
特定の音域の音が出ないのですが ...
発音域が設定されていませんか?
特定の鍵域の音が鳴らないときは、パッチのトーンとパフォー
マンスのパートのキー・レンジの設定を確認してください。
• トーンのキー・レンジ
Key Range Lower/Upper パラメーター( P.65)
• パートのキー・レンジ
Key Range パラメーター(P.111)
音が歪むのですが ...
次の点を確認してください。
• 音が歪むようなエフェクトをかけていませんか?
特定のパッチやパートの音が歪むときは、 そのパッチやパート
の音量レベルを下げてください。
• 全体の音が歪むときは、VOLUME つまみで音量レベルを下げ
てください。
• Output Gain を上げすぎていませんか?
System の Sound パラメーターを確認してください。
ピッチがずれているのですが ...
次の点を確認してください。
• Fantom-X のチューニングがずれていませんか?
Master Tune パラメーターの設定を確認してください
(P.229)
。
• ペダルの操作や外部 MIDI 機器から受信したピッチ・ベンド・
メッセージによって、ピッチがずれていませんか?
パフォーマンス・モードの場合は、Part Information ウィンド
ウでピッチ・ベンド・メッセージ(Pitch Bend)の値を確認す
ることができます(P.106)
。
245
Fantom-X678_r_j.book 246 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
故障かな?と思ったら
• 特定のパートにコース・チューンやファイン・チューンを設定
パッチのパンを片チャンネルいっぱいに振っても、反対側の
していませんか?
チャンネルからも音が出ているのですが ...
Coarse Tune パラメーターや Fine Tune パラメーターの設定
を確認してください(P.109)
。
Fantom-X の内蔵エフェクトはステレオ仕様のため、内蔵エ
同時に使用しているボイスの数が、128 を越えると音が途切れ
フェクトをかけた場合は、エフェクト成分がパンを片チャンネ
ルいっぱいに振っても、反対側のチャンネルから音が聞こえま
す。
ます。
レガート演奏中にピッチが上がらないことがあるのですが ...
音が途切れるのですが ...
• 使用しているトーンの数を減らしてください。
Legato Switch パラメーター( P.77)
「ON」、Legato
• 音抜けさせたくないパートのボイス・リザーブを多めに設定し
Retrigger パラメーター(P.77)
「OFF」で、低い鍵を押さえた
まま、高い鍵を押さえてレガート発音させるとき、ウェーブの
ピッチの上限を越えていると意図したピッチまで上がりきら
ず、ピッチの上昇が一定のピッチで止まる場合があります。ま
た、複数のトーンを使っているパッチで、使用しているウェー
ブのピッチの上限がそれぞれ異なる場合は、モノに聞こえなく
なることがあります。大きくピッチ変化をさせたい場合は、
Legato Retrigger パラメーターを「ON」にしてください。
てください(P.111)
。
鍵盤を押さえると音が鳴りっぱなしになるのですが ...
ホールド・ペダルの極性(ペダル・ポラリティー)が逆になっ
ていませんか?
Hold Pedal Polarity パラメーターの設定を確認してください
(P.226)。
高い鍵域を演奏すると鳴りかたがおかしくなるのですが ...
パッドを押さえると音が鳴りっぱなしになるのですが ...
Fantom-X で高い方の鍵域を演奏すると、鳴らなくなったり、
[HOLD]のパッドが点灯していませんか?
ピッチが上がらなくなったり、弾く鍵によって聞こえかたの変
わるノイズ(ポヨンポヨン、ピュルピュル、シュルシュル、
キュルキュル、ボー、ポー、ピー、ビャー、ザーなど)が聞こ
えることがあります。これは主に、Fantom-X の発音できる音
高の限界を越えたことによるもので、通常は使うことのない鍵
域で発生しますが、故障ではありません。
もう一度[HOLD]パッドを押して、パッドを消灯させてくだ
さい。
パッチ・モードでパッチを切り替えると音が消えてしまうので
すが ...
Fantom-X は、マルチエフェクトによってさまざまなエフェク
同じパッチなのにパフォーマンスで聴くと音が違って聞こえる
トをかけることができますが、パッチを切り替えると、パッチ
に設定されているマルチエフェクトのタイプも切り替わりま
す。
のですが ...
パフォーマンス・モードでは、パッチで設定した音に対してさ
このときに発音している音とマルチエフェクトのタイプの食い
違いが起こり、意図しない音が出るため、工場出荷時の設定で
は、パッチ切り替えのときに発音している音を消す設定になっ
ています。音に大きな影響を与えるマルチエフェクトを使って
いない場合など、お客さまが意図してお使いになられる場合
は、Patch Remain パラメーター(P.230)を「ON」にする
と、音を消さずにパッチを切り替えることができます。
らにパフォーマンスの各パートのパラメーターで、パンやオク
ターブの設定、フィルターのカットオフなどで音色のモディ
ファイができます。そのため、パッチ・モードで聴いたときと
違う場合があります。これらの設定を初期状態にするには、
ファクトリー・リセット(P.235)を行った状態で、目的の
パッチを選んでみてください。
また、パッチではマルチエフェクトを使用して音作りをした音
色がありますが、パフォーマンスで使用するマルチエフェクト
とパッチで設定したマルチエフェクトの設定が異なる場合があ
ります。パフォーマンスのマルチエフェクトの設定を確認して
ください。コーラスやリバーブの設定に関しても同様です。
パッチ・モードでパッチを切り替えると、コントロール・チェ
ンジで設定したボリューム等がリセットされてしまうのですが
...
Patch Remain パラメーター(P.230)を「ON」に設定してく
ださい。受信したコントロール・チェンジ情報はパッチを切り
替えても引き継がれ、コントロール・チェンジのボリューム情
報でレベルを絞ったままパッチを切り替えても、レベルは変化
しません。
トーン・ディレイのタイム値を音符に設定した場合、テンポを
遅くするとディレイ・タイムが一定の長さ以上変わらなくなり
ますが ...
Delay Time パラメーター(P.75)には上限値があり、 タイム
値を音符に設定してテンポを遅くすると、この上限を越えてし
まい、それ以上の値にはなりません。それぞれの上限の時間
は、音符以外の数値で設定できる最大値です。
246
926b
Fantom-X に接続した機器の音量が小さいのですが ...
抵抗入りの接続ケーブルを使用していませんか?
抵抗の入っていない接続ケーブル(ローランド:PCS シリー
ズなど)をご使用ください。
Fantom-X678_r_j.book 247 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
故障かな?と思ったら
マトリックス・コントロールなどで、LFO をコントロール・
エフェクトに関する内容
エフェクトがかからないのですが ...
次の点を確認してください。
• PLAY 画面上部にある、「MFX」
、「CHO」、「REV」「MASTER」
の各エフェクトの設定がオフになっていませんか?
[EFFECTS]/[F8(Effect Sw)]を押してエフェクト画面を
表示し ON に設定してください。
• エフェクトの各設定は正しいですか?(P.206)
• 各エフェクトへのセンド・レベルが 0 になっているとエフェク
トはかかりません。各設定を確認してください。
• 各エフェクトへのセンド・レベルが 0 以外に設定されていても、
マルチエフェクト・アウトプット・レベル、コーラス・レベ
ル、リバーブ・レベルが 0 になっているとエフェクトはかかり
ません。各設定を確認してください。
• アウトプット・アサインが「MFX」以外に設定されているとき
は、マルチエフェクトの音は出力されません。
• パフォーマンスの各パートのアウトプット・アサインを
「PATCH」に設定すると、そのパートに割り当てられている
パッチ(トーンごと)のアウトプット・アサインの設定にした
がって出力されます。したがって、パッチ(トーンごと)のア
ウトプット・アサインが「MFX」以外に設定されていると、マ
ルチエフェクトの音は出力されません。
モジュレーション等のコントローラーがかかりっぱなしになる
のですが ...
マトリックス・コントロールの設定を確認してください
(P.80)。
Fantom-X には、マトリックス・コントロールを利用してパッ
チをリアルタイムにコントロールする機能があります。マト
リックス・コントロールは、受信した MIDI のコントロール・
チェンジ等の MIDI 情報をコントロールのソースとし、これに
よりパッチの各パラメーターを変化させます。
この設定によって、外部 MIDI 機器から送られた MIDI 情報で
Fantom-X が反応し、パッチがお客さまの意図しない状態と
なっている場合があります。
パフォーマンスの各パートのコーラスやリバーブのセンド・レ
ベルを上げても効果がかかりにくいのですが ...
パフォーマンスでは、各パートごとにコーラスやリバーブへの
センド・レベルを設定できますが、この値は使用しているパッ
チのコーラス、リバーブのセンド・レベルを上限として、どの
くらいに設定するかといったものです。したがって、この値を
最大値の 127 にしても、使用しているパッチでセンド・レベ
ルが下がっている場合は効果があまりありません。効果を深く
かけたい場合は、パッチの設定を変更してください。また、
パッチのコーラスやリバーブへのセンド・レベルを、マルチエ
フェクトを使う場合と使わない場合とで別々に設定できます。
ソースにし、パンを急激に変化させるとノイズが出るのですが
...
変化のスピード(LFO のレイト)を落としてください。
パンは特殊な処理により、左右のそれぞれの音のレベルを変化
させています。急激にパンを動かすと、これらのレベルを急速
に変化させるため音量の変化が大きくなり、結果としてノイズ
として聞こえてしまいます。
マルチエフェクトの 43: DELAY などのディレイ・タイムの値
を音符に設定した場合、テンポを遅くするとディレイ・タイム
が一定の長さ以上変わらなくなりますが ...
ディレイ・タイムなどには上限値があり、タイム値を音符に設
定してテンポを遅くすると、この上限を越えてしまい、それ以
上の値にはなりません。それぞれの上限の時間は、音符以外の
数値で設定できる最大値です。
データの保存に関する内容
パフォーマンスの音が保存(ライト)したときと違うのですが
...
次の点を確認してください。
• パフォーマンスで使用しているパッチの設定を変更したとき
や、外部 MIDI 機器からパフォーマンスのテンポラリー・パッ
チが書き替えられた場合は、これらのパッチも保存する必要が
あります。Fantom-X では、パフォーマンスのライト操作時に
パフォーマンスで使われているパッチがエディットされている
場合は、これらのパッチを捨ててもよいかどうかの確認メッ
セージが表示されます。このような場合は、一旦パッチやリズ
ム・セットを保存してから(P.59、P.86)改めてパフォーマ
ンスを保存してください(P.120)
。
• マスタリング・エフェクトの設定が変わっている可能性があり
ます。(この設定はパフォーマンスには保存されません。)
パッチの音が保存(ライト)したときと違うのですが ...
次の点を確認してください。
• パッチ・モードで、外部 MIDI 機器からコントロール・チェンジ
を使って音色を変えた場合は、ライト操作ではその状態を保存
することはできません。
Fantom-X が受信できるコントロール・チェンジについては、
「MIDI インプリメンテーション」(P.294)をご覧ください。
• マスタリング・エフェクトの設定が変わっている可能性があり
ます。(この設定はパッチには保存されません。)
パフォーマンス・モードでアルペジオや D ビーム・コントロー
ラーの設定がパフォーマンスで異なるのですが ...
パフォーマンスでは、アルペジオや D ビーム・コントローラー
の設定をパフォーマンスごとに記憶できますので、それぞれに
設定されたアルペジオや D ビーム・コントローラーの設定で動
作します。
247
Fantom-X678_r_j.book 248 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
故障かな?と思ったら
あるはずのデータがマイクロスコープに表示されないのですが
シーケンサーに関する内容
曲データが正しく再生できないのですが ...
...
次の点を確認してください。
• トラックの選択を間違えていませんか?
次の点を確認してください。
• レシーブ・GM / GM2 システム・オン・スイッチはオンになっ
ていますか?
Receive GM System On / Receive GM2 System ON パラ
メーターを「ON」に設定してください(P.231)
。
• 曲の途中から再生していませんか?
GM スコアの曲の頭には、GM / GM2 システム・オン・メッ
セージが書き込まれています。このメッセージを受信しない
と、GM スコアが正しく再生できない場合があります。
• GS フォーマットの曲データを再生していませんか?
Fantom-X は GS リセット・メッセージを受信すると、GS
フォーマットに対応できるようになります。これにより、GS
マークが付いたミュージックデータ(GS ミュージックデータ)
を再生することができますが、当社のサウンド・キャンバス・
シリーズ専用に作成されたミュージックデータは、正しく再生
できないことがあります。
• ビュー・セレクト(P.194)で特定のデータを表示しない設定
にしていませんか?
シーケンサーで曲を鳴らした後、音が鳴らなくなった、またプ
ログラム・チェンジを送っても音が鳴らないのですが ...
曲データの中に、Fantom-X で規定されていないバンク・セレ
クトが含まれていたと考えられます。Fantom-X ではバンク・
セレクト MSB/LSB で指定された音色のグループがない場合
は音は鳴りません。また、バンク・セレクトを送らずにプログ
ラム・チェンジだけを送った場合は、現在選ばれているグルー
プ内のプログラム・チェンジで指定された番号の音色になりま
す。パネルからの操作で音色を選び直してください。また、外
部 MIDI 機器から音色選択を行う場合は、正確な再現性のため、
バンク・セレクト MSB および LSB とプログラム・チェンジ
を必ず 1 つのセットとして送信してください。送信の順番は、
バンク・セレクト MSB/LSB を送り(MSB/LSB の順はどち
らでもよい)、次にプログラム・チェンジを送ります。
レコーディング後、ソングを再生しても鳴らないのですが ...
トラックをミュートしていませんか?
ミュートを解除してください(P.107)
。
前回ソングを再生したときと、テンポが違うのですが ...
Fantom-X は、テンポを変更して再生したあと、 ユーザー・メ
モリーまたはメモリー・カードに保存しないと、そのテンポが
保存されません。逆に、ソングを保存すると前回のテンポは消
去されます。ソングを保存するときは、現在のテンポをよく確
認してください。
バンク・セレクト MSB/LSB と対応する音色のグループの関
係は、「<音色とバンク・セレクト、プログラム・チェンジ対
応表>」(P.326)をご覧ください。
最後にフェード・アウトする曲を鳴らした後に音が鳴らなくな
ることがあります。この場合は、ボリューム・メッセージある
いはエクスプレッション・メッセージによって音量が下がって
いると考えられます。それぞれの値を確認し、適当な値に設定
してください。
演奏がもたる、途切れることがあるのですが ...
ソングにつけたロケート・ポジションが消えてしまったのです
演奏がもたったり、とぎれたりする現象は、シーケンサーや音
が ...
源に大きな負荷がかかっている状況で起こりやすくなります。
次の点を確認してください。
• MRC-Pro 形式以外の形式(SMF0 または 1)でディスクに保存
していませんか?ロケート・ポジションは MRC-Pro 形式で保
存したときのみ一緒に保存されます。
• クイック・プレイ中ではありませんか?ロケート・ポジション
を使用するには、Fantom-X にソングを読み込む必要がありま
す。
勝手に音色が切り替わるのですが ...
マイクロスコープ(P.192)で次の点を確認してください。
• 不要なプログラム・チェンジが入力されていませんか?また
は、プログラム・チェンジが重複していませんか?
• プログラム・チェンジを入力したときにデータの MIDI チャンネ
ルを間違えていませんか?
248
主な原因とその回避策としては、以下のものが考えられます。
• 同時発音数が 128 を越えていませんか?
発音数を減らしてみてください。パッチの構成によっては 8 個
のウェーブを使ったものもあります。このようなパッチを使っ
た場合は、1 音発音させても実際には同時に 8 音を重ねて鳴ら
していることになります。また、リリースの長い持続音などは
実際に耳で聞こえなくなったときでも発音のための処理が行わ
れていることがあり、この場合にも演奏データと実際に発音し
ている発音数は異なることがあります。
実際に発音処理を行っている音の数は、Part Information ウィ
ンドウで確認することができます(P.106)
。
• LFO を多用したパッチを使っていませんか?
使用しているパッチを他のパッチに変更してみてください。
LFO の処理はどうしても負荷がかかるため、多用すると
Fantom-X 全体の処理が重くなり、発音自体にも影響が出るこ
とがあります。
Fantom-X678_r_j.book 249 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
故障かな?と思ったら
• シーケンス・データの拍の頭のタイミングにデータが集中して
いませんか?
データが同じタイミングに重ならないように、1 〜 2 ティック
ずらしてみてください。ステップ・レコーディングで曲データ
を入力した場合や、キーボードからリアルタイム入力を行った
後にクォンタイズをかけた場合などは、曲データの拍の頭に
データが集中しやすくなります。そのため、一度に多くのデー
タが Fantom-X に送られ、発音処理が遅れることもあります。
• プログラム・チェンジが曲の演奏のもたる箇所にありません
か?
プログラム・チェンジのデータ位置を変更してみてください。
プログラム・チェンジを曲中に入れた場合、パッチの切り替え
に処理時間がかかり、演奏がもたることがあります。
• システム・エクスクルーシブが演奏のもたる箇所にありません
か?
システム・エクスクルーシブのデータ位置を変更してみてくだ
さい。システム・エクスクルーシブはデータ量が多いので、
シーケンサーや音源モジュールに大きな負荷がかかります。
データの位置を変更するか、コントロール・チェンジで代用で
きるものはコントロール・チェンジに変更してください。
• 大量のアフタータッチ等のコントロール・チェンジが演奏のも
たる箇所にありませんか?
データの位置を変更してみてください。不要なデータの場合
は、そのデータを消去してください。アフタータッチ付きの鍵
盤を利用してデータ入力を行った場合、気付かないうちに大量
のアフタータッチ・データが入っている場合があります。この
ような大量のデータは、シーケンサーや音源モジュールに余分
な負荷を与える原因となります。
Track Edit の Data Thin(P.190)で不要なメッセージを間引
くことができます。
MIDI や外部機器に関する内容
接続している MIDI 機器の音が鳴らないのですが ...
• 送信側のデバイス ID ナンバーと、Fantom-X のデバイス ID ナン
バーが合っていますか?
Device ID パラメーター(P.230)を確認してください。
• ユーザー・エリアに書き込もうとしていませんか?
ユーザー・エリアへの書き込みはライブラリアン・モードでの
み可能です。
外部シーケンサーや MIDI キーボードを MIDI IN コネクターに
接続して、Fantom-X のリズム・セットを鳴らそうとしたので
すが、まったく鳴らないのはなぜですか?
外部 MIDI 機器の MIDI 送信チャンネルと Fantom-X の MIDI 受
信チャンネルが一致しているかを確認してください。FantomX のパッチ・モードでの MIDI メッセージの受信チャンネルは、
Kbd Patch Rx/Tx Channel パラメーター(キーボード・パー
ト)、Pad Patch Rx/Tx Channel パラメーター(パッド・パー
ト)で設定します。リズム・セットの演奏情報は MIDI チャン
ネル 10 で送受信されることが一般的です。
MIDI IN からのメッセージを受信していません。
MIDI IN 端子を使用するときは、 USB モード(P.218)が MIDI
になっていると使用できません。USB モードを Storage にし
て使用してください。
シーケンス・ソフトウェア使用時につまみなどを操作しても音
に反映されないのですが ...
シーケンス・ソフトウェアによっては、システム・エクスク
ルーシブ・メッセージをソフト・スルーしていないものがあり
ます。このようなシーケンス・ソフトウェアを使って、システ
ム・エクスクルーシブ・メッセージを録音する場合は、以下の
パラメーターをオンに設定してください。
• パッチ・モードのとき
Local Switch パラメーター(P.229)
• パフォーマンス・モードのとき
KBD スイッチ(P.101)
パッチのベンド・レンジを大きくする(48)と MIDI からピッ
次の点を確認してください。
• MIDI メッセージが送受信できる状態になっていますか?
チ・ベンド・メッセージを受けてもピッチが上がりきらないの
ですが ...
• パッチ・モード
パッチのベンド・レンジは 0 〜 48 まで設定することができま
Kbd Patch Rx/Tx Channel パラメーター(キーボード・パー
ト)(P.230)
Pad Patch Rx/Tx Channel パラメーター(パッド・パート)
(P.230)
すが、使用するウェーブによってはピッチが上がりきらず、
ピッチの上昇が一定のピッチで止まる場合があります。ピッチ
を上げる上限は 12 までは保証しておりますが、それ以上のベ
ンド・レンジを設定される場合はご注意ください。
• パフォーマンス・モード
KBD スイッチ→ Performance Layer、Mixer 画面 /KBD
エクスクルーシブ・メッセージを受信しないのですが ...
次の点を確認してください。
• エクスクルーシブ・メッセージが受信できる状態になっていま
すか?
Receive Exclusive パラメーター(P.231)を「ON」に設定し
てください。
249
Fantom-X678_r_j.book 250 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
故障かな?と思ったら
サンプリングできないのですが ...
サンプリングに関する内容
外部入力の音が出ない/小さいのですが ...
次の点を確認してください。
• [MIX IN]が消灯していませんか?
[MIX IN]を押して点灯させてください。
• 外部入力のレベルが下がって設定されていませんか?
サンプリング時に、EXT SOURCE の VOLUME つまみを操作
して適正なレベルに調整してください。
[SHIFT]を押しながら[MIX IN]を押して表示される Input
Setting 画面で、Level の値を確認してください。
• AUDIO INPUT に接続された機器のボリュームが下がっていま
せんか?
適正なレベルに調節してください。
• オーディオ・ケーブルは正しく接続されていますか?
接続を確認してください。
• オーディオ・ケーブルは断線していませんか?
• 抵抗入りのオーディオ・ケーブルを使用していませんか?
抵抗の入っていない接続ケーブル(ローランド:PCS シリー
ズなど)をご使用ください。
外部入力の音がステレオ(モノラル)にならないのですが ...
次の点を確認してください。
• Stereo Switch パラメーター(P.143)が MONO(STEREO)
になっていませんか?
• [SHIFT]を押しながら[MIX IN]を押して表示される Input
Setting 画面で、Input Select が LINE IN L か Microphone に
なっていませんか?
次の点を確認してください。
• メモリーの容量は不足していませんか?
サンプル・メモリーが不足している場合、サンプリングしよう
とすると Sample Memory Full! と表示されます。不要なサ
ンプルを消して、空き容量を増やしてください(P.147)
。
それでも不足している場合は、メモリー(DIMM)を増設して
ください(P.242)
。
サンプリングした音に雑音や歪みが多いのですが ...
次の点を確認してください。
• 入力レベルは適切ですか?
入力レベルが高すぎるとサンプリングした音が歪み、逆にレベ
ルが低すぎると雑音が目立つようになります。サンプリングの
際にサンプリング・スタンバイ画面(P.142)で、LEVEL つま
みを回してディスプレイ上部に表示されるレベル・メーターを
見ながらレベルを調整してください。ディスプレイ右上の
「CLIP」の文字が点灯しないように調整してください。
• エフェクトの設定は適切ですか?
エフェクトの種類によっては、元のサンプルよりもレベルを大
きくしたり、音そのものを歪ませる効果を持つものがありま
す。また、ノイズを強調する効果を持つものもあります。
一度エフェクトをオフにし、元のサンプル自体には雑音や歪み
がないことを確認してからエフェクトの設定を適切なものに変
更してください。
• 同時に複数のサンプルを鳴らしていませんか?
1 つ 1 つのサンプルのレベルが適切であっても、同時に複数の
サンプルを鳴らした場合には全体のレベルが上がりすぎて歪む
ことがあります。それぞれのサンプルのレベルを下げて、歪ま
ないようにしてください。
LINE IN L/R にしてください。
マイクの音が出ない/小さいのですが ...
次の点を確認してください。
• マイクのケーブルが正しく接続されていますか?
接続を確認してください。
• マイクのケーブルが断線していませんか?
• 入力ソースがマイク以外になっていませんか?
[SHIFT]を押しながら[MIX IN]を押して表示される Input
Setting 画面の Input Select を「Microphone」に設定してくだ
さい。
• マイク・レベルが下がっていませんか?
サンプリングの際に EXT SOURCE の LEVEL つまみを操作し
て適正なレベルに調節してください。
メモリーカードに関する内容
メモリー・カードのデータが選べないのですが ...
次の点を確認してください。
• メモリー・カードは正しく差し込まれていますか?
電源を切り、一度メモリー・カードを抜いて再度メモリー・
カードを確実に差し込んでください。
• メモリー・カードの種類は合っていますか?
メモリー・カードには、PC カード型メモリー・カード、また
は PC カード・ アダプタを介したメモリー・カードをご使用く
ださい。
メモリー・カードが使えないのですが ...
次の点を確認してください。
• メモリー・カードはフォーマットされていますか?
フォーマットされていないメモリー・カードは使えません。
フォーマットの操作を行ってください(P.224)
。
250
Fantom-X678_r_j.book 251 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パラメーター一覧
パッチ・パラメーター
General グループ(P.60)
パラメーター
設定値
Patch Name
パッチ・ネーム
※ Write 時に設定
空白 , A 〜 Z, a 〜 z, 0 〜 9, ! " # $ % & ( ) * + , - . / : ; <
= >? @[ \] ^̲ ̀ {|}
Patch Category
Patch Level
Patch Pan
Patch Priority
Octave Shift
Patch Coarse Tune
Patch Fine Tune
Stretch Tune Depth
Analog Feel
Cutoff Offset
Resonance Offset
Attack Time Offset
Release Time Offset
Velocity Sens Offset
パッチ・カテゴリー
パッチ・レベル
パッチ・パン
パッチ・プライオリティー
オクターブ・シフト
パッチ・コース・チューン
パッチ・ファイン・チューン
ストレッチ・チューン・デプス
アナログ・フィール・デプス
カットオフ・オフセット
レゾナンス・オフセット
アタック・タイム・オフセット
リリース・タイム・オフセット
ベロシティー・センス・オフセット
0 〜 127
L64 〜 0 〜 63R
LAST, LOUDEST
-3 〜 + 3
-48 〜 +48
-50 〜 +50
OFF, 1 〜 3
0 〜 127
-63 〜 +63
-63 〜 +63
-63 〜 +63
-63 〜 +63
-63 〜 +63
Wave グループ(P.62)
パラメーター
設定値
Wave Group
Wave Bank
ウェーブ・グループ
ウェーブ・バンク
Wave No. L(Mono)
ウェーブ・ナンバー L ( モノ )
Wave No. R
ウェーブ・ナンバー R
Wave Gain
Wave Tempo Sync
FXM Switch
FXM Color
FXM Depth
ウェーブ・ゲイン
ウェーブ・テンポ・シンク
FXM スイッチ
FXM カラー
FXM デプス
INT, EXP, SAMP, MSAM
ウェーブ・グループが INT のとき : A または B、EXP のと
き:A 〜 D, ウェーブ・グループが SAMP のとき:PRST,
USER, CARD, ウェーブ・グループが MSAM のとき:
USER, CARD
----, 1 〜 1228
(上限はウェーブ・グループによって異なります)
----, 1 〜 1228
(上限はウェーブ・グループによって異なります)
-6, 0, +6, +12
OFF, ON
OFF, ON
1〜4
0 〜 16
TMT グループ(P.63)
パラメーター
Structure Type 1 & 2, 3 & 4
Booster 1 & 2, 3 & 4
Key Fade Lower
Key Range Lower
Key Range Upper
Key Fade Upper
TMT Velocity Control
Velo Fade Lower
Velo Range Lower
Velo Range Upper
Velo Fade Upper
TMT Control Switch
設定値
ストラクチャー・タイプ 1 & 2、3 & 4
ブースター・ゲイン 1 & 2、3 & 4
キーボード・フェード・ウィズ・ロワー
キーボード・レンジ・ロワー
キーボード・レンジ・アッパー 7
キーボード・フェード・ウィズ・アッパー
TMT ベロシティー・コントロール・スイッチ
ベロシティー・フェード・ウィズ・ロワー
ベロシティー・レンジ・ロワー
ベロシティー・レンジ・アッパー
ベロシティー・フェード・ウィズ・アッパー
TMT コントロール・スイッチ
1 〜 10
0, +6, +12, +18
0 〜 127
C-1 〜 U PPER
LOWER 〜 G9
0 〜 127
OFF, ON, RANDOM, CYCLE
0 〜 127
1 〜 UPPER
LOWER 〜 127
0 〜 127
OFF, ON
251
Fantom-X678_r_j.book 252 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パラメーター一覧
Pitch グループ(P.67)
パラメーター
設定値
Tone Coarse Tune
Tone Fine Tune
Random Pitch Depth
トーン・コース・チューン
トーン・ファイン・チューン
ランダム・ピッチ・デプス
Pitch Key Follow
ピッチ・キーフォロー
Pitch Bend Range Up
Pitch Bend Range Down
P-Env V-Sens
P-Env T1 V-Sens
P-Env T4 V-Sens
P-Env Time KF
ピッチ・ベンド・レンジ・アップ
ピッチ・ベンド・レンジ・ダウン
ピッチ・エンベロープ・ベロシティー・センス
ピッチ・エンベロープ・タイム 1・ベロシティー・センス
ピッチ・エンベロープ・タイム 4・ベロシティー・センス
ピッチ・エンベロープ・タイム・キーフォロー
-48 〜 +48
-50 〜 +50
0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 20, 30, 40, 50, 60, 70, 80,
90, 100, 200, 300, 400, 500, 600, 700, 800, 900,
1000, 1100, 1200
-200, -190, -180, -170, -160, -150, -140, -130,
-120, -110, -100, -90, -80, -70, -60, -50, -40, -30,
-20, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +60, +70, +80,
+90, +100, +110, +120, +130, +140, +150, +160, +170,
+180, +190, +200
0 〜 +48
-48 〜 0
-63 〜 +63
-63 〜 +63
-63 〜 +63
-100, -90, -80, -70, -60, -50, -40, -30, -20, -10, 0, +10,
+20, +30, +40, +50, +60, +70, +80, +90, +100
Pitch Env グループ(P.68)
パラメーター
P-Env Depth
P-Env Time1 〜 4
P-Env Level0 〜 4
設定値
ピッチ・エンベロープ・デプス
ピッチ・エンベロープ・タイム 1 〜 4
ピッチ・エンベロープ・レベル 0 〜 4
-12 〜 +12
0 〜 127
-63 〜 +63
TVF グループ(P.69)
パラメーター
設定値
Filter Type
Cutoff Frequency
Resonance
Cutoff Key Follow
フィルター・タイプ
カットオフ・フリケンシー
レゾナンス
カットオフ・フリケンシー・キーフォロー
Cutoff V-Curve
Cutoff V-Sens
Resonance V-Sens
F-Env V-Curve
F-Env V-Sens
F-Env T1 V-Sens
F-Env T4 V-Sens
カットオフ・フリケンシー・ベロシティー・カーブ
カットオフ・フリケンシー・ベロシティー・センス
レゾナンス・ベロシティー・センス
TVF エンベロープ・ベロシティー・カーブ
TVF エンベロープ・ベロシティー・センス
TVF エンベロープ・タイム 1・ベロシティー・センス
TVF エンベロープ・タイム 4・ベロシティー・センス
OFF, LPF BPF, HPF, PKG, LPF2, LPF3
0 〜 127
0 〜 127
-200, -190, -180, -170, -160, -150, -140, -130,
-120, -110, -100, -90, -80, -70, -60, -50, -40, -30,
-20, -10, 0, +10, +20, +30, +40, +50, +60, +70, +80,
+90, +100, +110, +120, +130, +140, +150, +160, +170,
+180, +190, +200
FIXED, 1 〜 7
-63 〜 +63
-63 〜 +63
FIXED, 1 〜 7
-63 〜 +63
-63 〜 +63
-63 〜 +63
TVF Env グループ(P.71)
パラメーター
設定値
F-Env Depth
F-Env Time KF
TVF エンベロープ・デプス
TVF エンベロープ・タイム・キーフォロー
F-Env Time1 〜 4
F-Env Level 0 〜 4
TVF エンベロープ・タイム 1 〜 4
TVF エンベロープ・レベル 0 〜 4
-63 〜 +63
-100, -90, -80, -70, -60, -50, -40, -30, -20, -10, 0, +10,
+20, +30, +40, +50, +60, +70, +80, +90, +100
0 〜 127
0 〜 127
TVA グループ(P.71)
パラメーター
設定値
Tone Level
Level V-Curve
Level V-Sens
Bias Level
トーン・レベル
TVA レベル・ベロシティー・カーブ
TVA レベル・ベロシティー・センス
バイアス・レベル
Bias Position
Bias Direction
Tone Pan
Pan Key F ollow
Random Pan Depth
Alter Pan Depth
バイアス・ポジション
バイアス・ディレクション
トーン・パン
パン・キーフォロー
ランダム・パン・デプス
オルタネイト・パン・デプス
252
0 〜 127
FIXED, 1 〜 7
-63 〜 +63
-100, -90, -80, -70, -60, -50, -40, -30, -20, -10, 0, +10,
+20, +30, +40, +50, +60, +70, +80, +90, +100
C-1 〜 G9
LOWER, UPPER, LO & UP, ALL
L64 〜 0 〜 63R
-100 〜 +100
0 〜 63
L63 〜 0 〜 63R
Fantom-X678_r_j.book 253 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パラメーター一覧
TVA Env グループ(P.72)
パラメーター
設定値
A-Env T1 V-Sens
A-Env T4 V-Sens
A-Env Time KF
TVA エンベロープ・タイム 1・ベロシティー・センス
TVA エンベロープ・タイム 4・ベロシティー・センス
TVA エンベロープ・タイム・キーフォロー
A-Env Time1 〜 4
A-Env Level1 〜 3
TVA エンベロープ・タイム 1 〜 4
TVA エンベロープ・レベル 1 〜 3
-63 〜 +63
-63 〜 +63
-100, -90, -80, -70, -60, -50, -40, -30, -20, -10, 0, +10,
+20, +30, +40, +50, +60, +70, +80, +90, +100
0 〜 127
0 〜 127
Output グループ(P.73)
パラメーター
Patch Out Assign
Tone Out Assign
Tone Out Level
Tone Chorus Send(Send
(Output=MFX))
Tone Reverb Send(Send
(Output=MFX))
Tone Chorus Send(Send
(Output=non MFX))
Tone Reverb Send(Send
(Output=non MFX))
設定値
パッチ・アウトプット・アサイン
トーン・アウトプット・アサイン
トーン・アウトプット・レベル
Level トーン・コーラス・センド・レベル
MFX, A, B, 1 〜 4, TONE
MFX, A, B, 1 〜 4
0 〜 127
0 〜 127
Level トーン・リバーブ・センド・レベル
0 〜 127
Level トーン・コーラス・センド・レベル
0 〜 127
Level トーン・リバーブ・センド・レベル
0 〜 127
LFO1/2 グループ(P.74)
パラメーター
設定値
Waveform
LFO1/LFO2 ウェーブフォーム
Rate
Rate Detune
Offset
Delay Time
Delay Time KF
LFO1/LFO2 レイト
LFO1/LFO2 レイト・デチューン
LFO1/LFO2 オフセット
LFO1/LFO2 ディレイ・タイム
LFO1/LFO2 ディレイ・タイム・キーフォロー
Fade Mode
Fade Time
Key Trigger
Pitch Depth
TVF Depth
TVA Depth
Pan Depth
LFO1/LFO2 フェード・モード
LFO1/LFO2 フェード・タイム
LFO1/LFO2 キー・トリガー
LFO1/LFO2 ピッチ・デプス
LFO1/LFO2 TVF デプス
LFO1/LFO2 TVA デプス
LFO1/LFO2 Pan デプス
SIN, TRI, SAW-U, SAW-D, SQR, RND, BND-U, BND-D,
TRP S&H, CHAOS, VSIN, STEP
0 〜 127, 音符
0 〜 127
-100, -50, 0, +50, +100
0 〜 127
-100, -90, -80, -70, -60, -50, -40, -30, -20, -10, 0, +10,
+20, +30, +40, +50, +60, +70, +80, +90, +100
ON <, ON >, OFF <, OFF >
0 〜 127
OFF, ON
-63 〜 +63
-63 〜 +63
-63 〜 +63
-63 〜 +63
Step LFO グループ(P.76)
パラメーター
Step Type
Step 1 〜 16
設定値
LFO ステップ・タイプ
LFO ステップ 1 〜 16
TYPE 1, TYPE 2
-36 〜 +36
Solo/Porta グループ(P.77)
パラメーター
Mono(Solo)/Poly
Legato Switch
Legato Retrigger
Portamento Switch
Portamento Mode
Portamento Type
Portamento Start
Portamento Time
設定値
モノ(ソロ)/ポリ
レガート・スイッチ
レガート・リトリガー・スイッチ
ポルタメント・スイッチ
ポルタメント・モード
ポルタメント・タイプ
ポルタメント・スタート
ポルタメント・タイム
MONO(SOLO), POLY
OFF, ON
OFF, ON
OFF, ON
NORMAL, LEGATO
RATE, TIME
PITCH, NOTE
0 〜 127
253
Fantom-X678_r_j.book 254 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パラメーター一覧
Misc グループ(P.78)
パラメーター
Tone
Tone
Tone
Tone
Tone
Tone
Tone
Tone
Delay Mode
Delay Time
Env Mode
Rx Bender
Rx Expression
Rx Hold-1
Rx Pan Mode
Redamper Sw
設定値
トーン・ディレイ・モード
トーン・ディレイ・タイム
トーン・エンベロープ・モード
トーン・レシーブ・ピッチ・ベンド・スイッチ
トーン・レシーブ・エクスプレッション・スイッチ
トーン・レシーブ・ホールド・スイッチ
トーン・レシーブ・パン・モード
トーン・リダンパー・スイッチ
NORM, HOLD, OFF-N, OFF-D
0 〜 127, 音符
NO SUS, SUST
OFF, ON
OFF, ON
OFF, ON
CONT, K-ON
OFF, ON
CTRL 1 〜 4 グループ(P.81)
パラメーター
設定値
Matrix Control 1 〜 4 Source
マトリックス・コントロール 1 〜 4・ソース
CTRL Destination 1 〜 4
マトリックス・コントロール・デスティネーション 1 〜 4
CTRL Sens 1 〜 4
CTRL Switch 1 〜 4
マトリックス・コントロール・センス 1 〜 4
トーン・コントロール・スイッチ 1 〜 4
OFF, CC01 〜 31, 33 〜 95, PITCH BEND,
AFTERTOUCH, SYS CTRL1 〜 SYS CTRL4, VELOCITY,
KEYFOLLOW, TEMPO, LFO1, LFO2, PITCH ENV, TVF
ENV, TVA ENV
OFF, PITCH, CUTOFF, RESONANCE, LEVEL, PAN,
OUTPUT LEVEL, CHORUS SEND, REVERB SEND,
LFO1 PITCH DEPTH, LFO2 PITCH DEPTH, LFO1 TVF
DEPTH, LFO2 TVF DEPTH, LFO1 TVA DEPTH, LFO2
TVA DEPTH, LFO1 PAN DEPTH, LFO2 PAN DEPTH,
LFO1 RATE, LFO2 RATE, PIT ENV A-TIME, PIT ENV DTIME, PIT ENV R-TIME, TVF ENV A-TIME, TVF ENV DTIME, TVF ENV R-TIME, TVA ENV A-TIME, TVA ENV DTIME, TVA ENV R-TIME, TMT, FXM DEPTH, MFX
CTRL1, MFX CTRL2, MFX CTRL3, MFX CTRL4, TIME
-63 〜 +63
OFF, ON, REVERSE
Effect グループ(P.207)
パラメーター
MFX
Type
MFX Output Level
MFX Chorus Send Level
MFX Reverb Send Level
MFX Output Assign
Source 1 〜 4
設定値
マルチエフェクト・タイプ
マルチエフェクト・アウトプット・レベル
マルチエフェクト・コーラス・センド・レベル
マルチエフェクト・リバーブ・センド・レベル
マルチエフェクト・アウトプット・アサイン
マルチエフェクト・コントロール・ソース 1 〜 4
00 THROUGH 〜 78 SYMPATHETIC RESONANCE
0 〜 127
0 〜 127
0 〜 127
A, B
OFF, CC01 〜 31, 33 〜 95, PITCH BEND,
AFTERTOUCH, SYS CTRL1 〜 SYS CTRL4
Destination 1 〜 4
Sens 1 〜 4
Chorus
Chorus Type
Chorus Output Select
Chorus Level
Chorus Output Assign
Reverb
Reverb Type
マルチエフェクト・コントロール・デスティネーション 1 〜 4
マルチエフェクト・コントロール・センス 1 〜 4
-63 〜 +63
コーラス・タイプ
コーラス・アウトプット・セレクト
コーラス・レベル
コーラス・アウトプット・アサイン
0(Off), 1(Chorus), 2(Delay), 3(GM2 Chorus)
MAIN, REV, M+R
0 〜 127
A, B
リバーブ・タイプ
Reverb Level
Reverb Output Assign
リバーブ・レベル
リバーブ・アウトプット・アサイン
0(Off), 1(Reverb), 2(SRV Room), 3(SRV Hall),
4(SRV Plate), 5(GM2 Reverb)
0 〜 127
A, B
254
Fantom-X678_r_j.book 255 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パラメーター一覧
リズム・セット・パラメーター
General グループ(P.87)
パラメーター
設定値
Rhythm Set Name
リズム・セット・ネーム
※ Write 時に設定
空白 , A 〜 Z, a 〜 z, 0 〜 9, ! " # $ % & ( ) * + , - . /
: ; < => ? @[ \ ] ^̲ ̀ {|}
Rhythm Tone Name
リズム・トーン・ネーム
空白 , A 〜 Z, a 〜 z, 0 〜 9, ! " # $ % & ( ) * + , - . /
: ; < => ? @[ \ ] ^̲ ̀ {|}
Rhythm Level
Assign Type
Mute Group
Tone Env Mode
Tone Pitch Bend Range
Tone Receive Expression
Tone Receive Hold-1
Tone Receive Pan Mode
One Shot Mode
Aftertouch Time Ctrl Sens
リズム・セット・レベル
アサイン・タイプ
ミュート・グループ
リズム・トーン・エンベロープ・モード
リズム・トーン・ピッチ・ベンド・レンジ
リズム・トーン・レシーブ・エクスプレッション・スイッチ
リズム・トーン・レシーブ・ホールド 1・スイッチ
リズム・トーン・レシーブ・パン・モード
ワン・ショット・モード
アフタータッチ・タイム・コントロール・センシティビティー
0 〜 127
MULTI, SINGLE
OFF, 1 〜 31
NO-SUS, SUSTAIN
0 〜 48
OFF, ON
OFF, ON
CONTINUOUS, KEY-ON
OFF, ON
-63 〜 +63
Wave グループ(P.88)
パラメーター
設定値
Wave Group
Wave Bank
ウェーブ・グループ
ウェーブ・バンク
Wave No. L(Mono)
ウェーブ・ナンバー L ( モノ )
Wave No. R
ウェーブ・ナンバー R
Wave Gain
Wave Tempo Sync
FXM Switch
FXM Color
FXM Depth
ウェーブ・ゲイン
ウェーブ・テンポ・シンク
FXM スイッチ
FXM カラー
FXM デプス
INT, EXP, SAMP, MSAM
ウェーブ・グループが INT のとき : A または B、EXP
のとき:A 〜 D, ウェーブ・グループが SAMP のと
き:PRST, USER, CARD, ウェーブ・グループが
MSAM のとき:USER, CARD
----, 1 〜 1228(上限はウェーブ・グループによって
異なります)
----, 1 〜 1228(上限はウェーブ・グループによって
異なります)
-6, 0, +6, +12
OFF, ON
OFF, ON
1〜4
0 〜 16
WMT グループ(P.89)
パラメーター
Wave Coarse Tune
Wave Fine Tune
Wave Level
Wave Pan
Wave Rnd Pan Sw
Wave Alter Pan Sw
WMT Velocity Control
Velo Fade Lower
Velo Range Lower
Velo Range Upper
Velo Fade Upper
設定値
ウェーブ・コース・チューン
ウェーブ・ファイン・チューン
ウェーブ・レベル
ウェーブ・パン
ランダム・パン・スイッチ
オルタネイト・パン・スイッチ
ベロシティー・コントロール・スイッチ
ベロシティー・フェード・ウィズ・ロワー
ベロシティー・レンジ・ロワー
ベロシティー・レンジ・アッパー
ベロシティー・フェード・ウィズ・アッパー
-48 〜 +48
-50 〜 +50
0 〜 127
L64 〜 0 〜 63R
OFF, ON
OFF, ON, REVS
OFF, ON, RANDOM
0 〜 127
1 〜 UPPER
LOWER 〜 127
0 〜 127
255
Fantom-X678_r_j.book 256 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パラメーター一覧
Pitch グループ(P.91)
パラメーター
Tone Coarse Tune
Tone Fine Tune
Tone Random Pitch Depth
設定値
リズム・トーン・コース・チューン
リズム・トーン・ファイン・チューン
ランダム・ピッチ・デプス
C-1 〜 G9
-50 〜 +50
0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 20, 30, 40, 50, 60, 70,
80, 90, 100, 200, 300, 400, 500, 600, 700, 800,
900, 1000, 1100, 1200
Pitch Env グループ(P.91)
パラメーター
P-Env
P-Env
P-Env
P-Env
P-Env
P-Env
Depth
V-Sens
T1 V-Sens
T4 V-Sens
Time1 〜 4
Level0 〜 4
設定値
ピッチ・エンベロープ・デプス
ピッチ・エンベロープ・ベロシティー・センス
ピッチ・エンベロープ・タイム 1・ベロシティー・センス
ピッチ・エンベロープ・タイム 4・ベロシティー・センス
ピッチ・エンベロープ・タイム 1 〜 4
ピッチ・エンベロープ・レベル 0 〜 4
-12 〜 +12
-63 〜 +63
-63 〜 +63
-63 〜 +63
0 〜 127
-63 〜 +63
TVF グループ(P.92)
パラメーター
Filter Type
Cutoff Frequency
Resonance
Cutoff V-Curve
Cutoff V-Sens
Resonance V-Sens
設定値
フィルター・タイプ
カットオフ・フリケンシー
レゾナンス
カットオフ・フリケンシー・ベロシティー・カーブ
カットオフ・フリケンシー・ベロシティー・センス
レゾナンス・ベロシティー・センス
OFF, LPF BPF, HPF, PKG, LPF2, LPF3
0 〜 127
0 〜 127
FIXED, 1 〜 7
-63 〜 +63
-63 〜 +63
TVF Env グループ(P.93)
パラメーター
F-Env
F-Env
F-Env
F-Env
F-Env
F-Env
F-Env
Depth
V-Curve
V-Sens
T1 V-Sens
T4 V-Sens
Time1 〜 4
Level0 〜 4
設定値
TVF エンベロープ・デプス
TVF エンベロープ・ベロシティー・カーブ・タイプ
TVF エンベロープ・ベロシティー・センス
TVF エンベロープ・タイム 1・ベロシティー・センス
TVF エンベロープ・タイム 4・ベロシティー・センス
TVF エンベロープ・タイム 1 〜 4
TVF エンベロープ・レベル 0 〜 4
-63 〜 +63
FIX, 1 〜 7
-63 〜 +63
-63 〜 +63
-63 〜 +63
0 〜 127
0 〜 127
TVA グループ(P.94)
パラメーター
Tone Level
Level V-Curve
Level V-Sens
Tone Pan
Random Pan Depth
Alternate Pan Depth
設定値
リズム・トーン・レベル
レベル・ベロシティー・カーブ
レベル・ベロシティー・センス
リズム・トーン・パン
ランダム・パン・デプス
オルタネイト・パン・デプス
0 〜 127
FIXED, 1 〜 7
-63 〜 +63
L64 〜 0 〜 63R
0 〜 63
L63 〜 0 〜 63R
TVA Env グループ(P.94)
パラメーター
A-Env T1 V-Sens
A-Env T4 V-Sens
A-Env Time1 〜 4
A-Env Level1 〜 3
256
設定値
TVA エンベロープ・タイム 1・ベロシティー・センス
TVA エンベロープ・タイム 4・ベロシティー・センス
TVA エンベロープ・タイム 1 〜 4
TVA エンベロープ・レベル 1 〜 3
-63 〜 +63
-63 〜 +63
0 〜 127
0 〜 127
Fantom-X678_r_j.book 257 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パラメーター一覧
Output グループ(P.95)
パラメーター
Rhythm Out Assign
Tone Out Assign
Tone Out Level
Tone Chorus Send(Send
(Output=MFX))
Tone Reverb Send(Send
(Output=MFX))
Tone Chorus Send(Send
(Output=non MFX))
Tone Reverb Send(Send
(Output=non MFX))
設定値
リズム・アウトプット・アサイン
トーン・アウトプット・アサイン
トーン・アウトプット・レベル
Level トーン・コーラス・センド・レベル
MFX, A, B, 1 〜 4, TONE
MFX, A, B, 1 〜 4
0 〜 127
0 〜 127
Level トーン・リバーブ・センド・レベル
0 〜 127
Level トーン・コーラス・センド・レベル
0 〜 127
Level トーン・リバーブ・センド・レベル
0 〜 127
Effect グループ(P.207)
パラメーター
MFX
Type
MFX Output Level
MFX Chorus Send Level
MFX Reverb Send Level
MFX Output Assign
Source 1 〜 4
設定値
マルチエフェクト・タイプ
マルチエフェクト・アウトプット・レベル
マルチエフェクト・コーラス・センド・レベル
マルチエフェクト・リバーブ・センド・レベル
マルチエフェクト・アウトプット・アサイン
マルチエフェクト・コントロール・ソース 1 〜 4
Destination 1 〜 4
Sens 1 〜 4
Chorus
Chorus Type
マルチエフェクト・コントロール・デスティネーション 1 〜 4
マルチエフェクト・コントロール・センス 1 〜 4
Chorus Output Select
Chorus Level
Chorus Output Assign
Reverb
Reverb Type
コーラス・アウトプット・セレクト
コーラス・レベル
コーラス・アウトプット・アサイン
Reverb Level
Reverb Output Assign
リバーブ・レベル
リバーブ・アウトプット・アサイン
コーラス・タイプ
リバーブ・タイプ
00 THROUGH 〜 78 SYMPATHETIC RESONANCE
0 〜 127
0 〜 127
0 〜 127
A, B
OFF, CC01 〜 31, 33 〜 95, PITCH BEND,
AFTERTOUCH, SYS CTRL1 〜 SYS CTRL4
-63 〜 +63
0(Off), 1(Chorus), 2(Delay), 3(GM2
Chorus)
MAIN, REV, M+R
0 〜 127
A, B
0(Off), 1(Reverb), 2(SRV Room), 3(SRV
Hall), 4(SRV Plate), 5(GM2 Reverb)
0 〜 127
A, B
257
Fantom-X678_r_j.book 258 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パラメーター一覧
パフォーマンス・パラメーター
General グループ(P.120)
パラメーター
Performance Name
設定値
パフォーマンス・ネーム
※ Write 時に設定
空白 , A 〜 Z, a 〜 z, 0 〜 9, ! " # $ % & ( ) * + , - . /
: ; < => ? @[ \ ] ^̲ ̀ {|}
Part View グループ(P.107)
パラメーター
[F1(Level/Pan)
]
Patch Type
Patch Bank
Patch Number
Keyboard Switch
Solo Switch
Mute Switch
Part Level
Part Pan
[F2(Output Effect)
]
Part Output Assign
Part Output MFX Select
Part Output Level
Part Chorus Send Level
Part Reverb Send Level
MFX1 〜 3 Source
Chorus Source
Reverb Source
[F3(Pitch)
]
Part Octave Shift
Part Coarse Tune
Part Fine Tune
Part Mono/Poly
Part Legato Switch
Part Pitch Bend Range
Part Portamento Switch
Part Portamento Time
[F4(Offset)
]
Part Cutoff Offset
Part Resonance Offset
Part Attack Time Offset
Part Release Time Offset
Part Decay Time Offset
[F5(Key Range)
]
Keyboard Switch
Keyboard Range Lower
Keyboard Range Upper
Part Sens Offset
Part Vibrato Rate
Part Vibrato Depth
Part Vibrato Delay
Voice Reserve
[F6(Scale Tune)]
C〜B
[F7(External)]
Receive Switch
Receive Channel
External Bank Select MSB
External Bank Select LSB
External Program Number
External Level
External Pan
258
設定値
パッチ・タイプ
パッチ・バンク
パッチ・ナンバー
キーボード・スイッチ
ソロ・スイッチ
ミュート・スイッチ
パート・レベル
パート・パン
Patch, Rhythm
USER, PRST, GM, CARD, XP-A 〜 D
001 〜
OFF, ON
OFF, ON
OFF, ON
0 〜 127
L64 〜 0 〜 63R
パート・アウトプット・アサイン
パート・アウトプット・MFX セレクト
パート・アウトプット・レベル
パート・コーラス・センド・レベル
パート・リバーブ・センド・レベル
MFX1 〜 3 ソース
コーラス・ソース
リバーブ・ソース
MFX, A, B, 1 〜 4, PATCH
1 〜 3(MFX-1 〜 MFX-3)
0 〜 127
0 〜 127
0 〜 127
OFF, ON
OFF, ON
OFF, ON
パート・オクターブ・シフト
パート・コース・チューン
パート・ファイン・チューン
パート・モノ/ポリ
パート・レガート・スイッチ
パート・ピッチ・ベンド・レンジ
パート・ポルタメント・スイッチ
パート・ポルタメント・タイム
-3 〜 +3
-48 〜 +48
-50 〜 +50
MONO, POLY, PATCH
OFF, ON, PATCH
0 〜 24, PATCH
OFF, ON, PATCH
0 〜 127, PATCH
パート・カットオフ・オフセット
パート・レゾナンス・オフセット
パート・アタック・タイム・オフセット
パート・リリース・タイム・オフセット
パート・ディケイ・タイム・オフセット
-64 〜 +63
-64 〜 +63
-64 〜 +63
-64 〜 +63
-64 〜 +63
キーボード・スイッチ
パート・キーボード・レンジ・ロワー
パート・キーボード・レンジ・アッパー
パート・ベロシティー・センス・オフセット
パート・ビブラート・レイト
パート・ビブラート・デプス
パート・ビブラート・ディレイ
ボイス・リザーブ
OFF, ON
C-1 〜 UPPER
LOWER 〜 G9
-63 〜 +63
-64 〜 +63
-64 〜 +63
-64 〜 +63
0 〜 63, FULL
パート・スケール・チューン C 〜 B
-64 〜 +63
レシーブ・スイッチ
レシーブ・チャンネル
エクスターナル・バンク・セレクト MSB
エクスターナル・バンク・セレクト LSB
エクスターナル・プログラム・チェンジ・ナンバー
エクスターナル・レベル
エクスターナル・パン
OFF, ON
1 〜 16
0 〜 127, OFF
0 〜 127
1 〜 128, OFF
0 〜 127, OFF
L64 〜 0 〜 63R, OFF
Fantom-X678_r_j.book 259 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パラメーター一覧
パラメーター
[F8(MIDI Filter)
]
Program Change
Bank Select
Pitch Bend
Polyphonic Key Pressure
Channel Pressure
Modulation
Volume
Pan
Expression
Hold-1
Phase Lock
Velocity Curve
設定値
レシーブ・プログラム・チェンジ・スイッチ
レシーブ・バンク・セレクト・スイッチ
レシーブ・ピッチ・ベンド・スイッチ
レシーブ・ポリフォニック・キー・プレッシャー・スイッチ
レシーブ・チャンネル・プレッシャー・スイッチ
レシーブ・モジュレーション・スイッチ
レシーブ・ボリューム・スイッチ
レシーブ・パン・スイッチ
レシーブ・エクスプレッション・スイッチ
レシーブ・ホールド 1・スイッチ
フェイズ・ロック・スイッチ
ベロシティー・カーブ
OFF,
OFF,
OFF,
OFF,
OFF,
OFF,
OFF,
OFF,
OFF,
OFF,
OFF,
OFF,
ON
ON
ON
ON
ON
ON
ON
ON
ON
ON
ON
1〜4
Control Setting グループ(P.114)
パラメーター
Ctrl Switch
Control Bender
Control Aftertouch
Control Modulation
Control Hold Pedal
Control Pedal
Control D Beam
Control Knob 1 〜 4
D Beam(Pad Trigger)
Pad Number
Pad Velocity
Pad Control Mode
D Beam(Assignable)
Type
Range Min
Range Max
Knob
Knob 1 〜 4 Assign
Switch
Switch 1/2 Assign
Tempo
Recommended Tempo
MFX Ctrl Ch
MFX1 〜 3 Control Channel
設定値
コントロール・ピッチ・ベンド・スイッチ
コントロール・アフタータッチ・スイッチ
コントロール・モジュレーション・スイッチ
コントロール・ホールド・ペダル・スイッチ
コントロール・ペダル・スイッチ
コントロール・D ビーム・スイッチ
コントロール・ノブ・スイッチ
OFF,
OFF,
OFF,
OFF,
OFF,
OFF,
OFF,
パッド・ナンバー
パッド・ベロシティー
パッド・コントロール・モード
1 〜 16
1 〜 127
MOMENTARY, LATCH
アサイナブル・タイプ
CC01 〜 31, 33 〜 95, Bend Up, Bend Down,
Start/Stop, Tap Tempo, Arp Grid, Arp Duration,
Arp Motif, Arp Octave Up, Arp Octave Down,
Arp Step, Aftertouch
0 〜 127
0 〜 127
レンジ・ミニマム
レンジ・マキシマム
ON
ON
ON
ON
ON
ON
ON
リアルタイム・コントロールつまみ・アサイン 1 〜 4
CC01 〜 31, 33 〜 95, Pitch Bend, Aftertouch,
Arp Style, Arp Grid, Arp Duration, Arp Motif,
Chord Form, Master Level , Arp Step, Digital In
アサイナブル・スイッチ 1/2
Transpose Down, Transpose Up, Tap Tempo,
Mono(Solo)/Poly, Portamento, Hold,
MFX1 〜 3 Sw, Chorus Sw, Reverb Sw,
Mastering Sw, Loop, Rhythm Start/Stop
リコメンデッド・テンポ
20 〜 250
MFX1 〜 3 コントロール・チャンネル
1 〜 16, OFF
Pad Setting グループ(P.161)
パラメーター
設定値
Note
Velocity
パッド・ノート
パッド・ベロシティー
C-1 〜 G9
COMMON, 1 〜 127
Pad Common Velo
Pad Sens
Aftertouch Sens
Roll Resolution
パッド・コモン・ベロシティー
パッド・センス
アフタータッチ・センス
ロール・レゾリューション
Real, 1 〜 127
LIGHT, MEDIUM, HEAVY
1 〜 100
1/4 ( ), 1/6 (
1/24 (
Quick Setup
Template Set
Base Note
テンプレート・セット
ベース・ノート
), 1/8 (
), 1/32 (
), 1/12 (
), 1/48 (
), 1/16 (
),
)
Note, Rhythm, Multi Velo
C-1 〜 G9
259
Fantom-X678_r_j.book 260 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パラメーター一覧
Arpeggio グループ(P.128)
パラメーター
Arp Switch
Arp Grid
設定値
アルペジオ・スイッチ
アルペジオ・グリッド
OFF, ON
1/4 ( ), 1/8 (
1/12 (
1/24 (
Arp Duration
Arpeggio Switch
Arpeggio Hold
Arpeggio Style
Arpeggio Motif
アルペジオ・デュレーション
アルペジオ・スイッチ
アルペジオ・ホールド
アルペジオ・スタイル
アルペジオ・モチーフ
Arpeggio
Arpeggio
Arpeggio
Arpeggio
アルペジオ・ベロシティー
アルペジオ・パート
アルペジオ・オクターブ・レンジ
アルペジオ・アクセント・レイト
Velocity
Part
Octave Range
Accent Rate
), 1/8 (
), 1/16 (
)
) L, 1/8 (
), 1/16 (
) H,
) L, 1/16 (
) H,
30, 40, 50, 60, 70, 80, 90,100, 120, FULL
OFF, ON
OFF, ON
U001 〜 U128, P001 〜 P128
Up (L), Up (L&H), Up (̲), Down (L), Down (L&H), Down
(̲), Up&Down, Up&Down (L&H),
Up&Down (̲), Random (L), Random (̲), Phrase
REAL, 1 〜 127
1 〜 16
-3 〜 + 3
0 〜 100
Rhythm グループ(P.135)
パラメーター
Rhy Switch
Rhythm Pattern Grid
設定値
リズム・スイッチ
リズム・パターン・グリッド
OFF, ON
1/4 ( ), 1/8 (
1/12 (
1/24 (
Rhythm
Rhythm
Rhythm
Rhythm
Rhythm
Pattern Duration
Pattern Switch
Pattern Velocity
Pattern Accent Rate
Group Number
リズム・パターン・デュレーション
リズム・パターン・スイッチ
リズム・パターン・ベロシティー
リズム・パターン・アクセント・レイト
リズム・グループ・ナンバー
), 1/8 (
), 1/16 (
)
) L, 1/8 (
), 1/16 (
) H,
) L, 1/16 (
) H,
30, 40, 50, 60, 70, 80, 90, 100, 120, FULL
OFF, ON
REAL, 1 〜 127
0 〜 100
U01 〜 U32, P01 〜 P32
Chord Memory グループ(P.133)
パラメーター
Chord Switch
Chord Form
Rolled Chord Switch
Rolled Chord Type
設定値
コード・スイッチ
コード・フォーム
ロールド・コード・スイッチ
ロールド・コード・タイプ
OFF, ON
U01 〜 U64, P01 〜 P64
OFF, ON
UP, DOWN, ALTERNATE
Effect グループ(P.210)
パラメーター
MFX
Structure Type
MFX Type
MFX Output Level
MFX Chorus Send Level
MFX Reverb Send Level
MFX Output Assign
Source 1 〜 4
設定値
ストラクチャー・タイプ
マルチエフェクト・タイプ
マルチエフェクト・アウトプット・レベル
マルチエフェクト・コーラス・センド・レベル
マルチエフェクト・リバーブ・センド・レベル
マルチエフェクト・アウトプット・アサイン
マルチエフェクト・コントロール・ソース 1 〜 4
1 〜 16
0 〜 78
0 〜 127
0 〜 127
0 〜 127
A, B
OFF, CC01 〜 31, 33 〜 95, PITCH BEND,
AFTERTOUCH, SYS CTRL1 〜 SYS CTRL4
Destination 1 〜 4
Sens 1 〜 4
MFX Control Channel
MFX-1 〜 3 Source
Chorus
Chorus Type
Chorus Output Select
Chorus Level
Chorus Output Assign
Chorus Source
Reverb
Reverb Type
マルチエフェクト・コントロール・デスティネーション 1 〜 4
マルチエフェクト・コントロール・センス 1 〜 4
マルチエフェクト・コントロール・チャンネル
マルチエフェクト 1 〜 3・ソース
-63 〜 +63
1 〜 16, OFF
PRF, P1 〜 P16
コーラス・タイプ
コーラス・アウトプット・セレクト
コーラス・レベル
コーラス・アウトプット・アサイン
コーラス・ソース
0(Off), 1(Chorus), 2(Delay), 3(GM2 Chorus)
MAIN, REV, MAIN+REV
0 〜 127
A, B
PRF, P1 〜 P16
Reverb Level
Reverb Output Assign
Reverb Source
リバーブ・レベル
リバーブ・アウトプット・アサイン
リバーブ・ソース
260
リバーブ・タイプ
0(Off), 1(Reverb)2(SRV Room), 3(SRV Hall)4
(SRV Plate), 5(GM2 Reverb)
0 〜 127
A, B
PRF, P1 〜 P16
Fantom-X678_r_j.book 261 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パラメーター一覧
リズム・グループ・パラメーター
Rhythm Group グループ(P.139)
パラメーター
Recommended Rhy
Pad Mode
Rhy Ptn Number
Rhy Ptn Velocity
Pad Note
Pad Velocity
設定値
リコメンディッド・リズム・セット
パッド・モード
リズム・パターン・ナンバー
リズム・パターン・ベロシティー
パッド・ノート
パッド・ベロシティー
USER, PRST, GM, CARD, XP-A 〜 D
OFF, NOTE, PATTERN
U001 〜 U256, P001 〜 P256
REAL、1 〜 127
C-1 〜 G9
REAL、1 〜 127
サンプル・パラメーター
Sample グループ(P.150)
パラメーター
設定値
Sample Name
サンプル・ネーム
※ Write 時に設定
空白 , A 〜 Z, a 〜 z, 0 〜 9, ! " # $ % & ( ) * + , - . /
: ; < => ? @[ \ ] ^̲ ̀ {|}
Loop Mode
Loop Tune
Original Key
BPM
Time Stretch Type
Start Fine
Loop Start Fine
Loop End Fine
ループ・モード
ループ・チューン
オリジナル・キー
テンポ
タイム・ストレッチ・タイプ
スタート・ファイン
ループ・スタート・ファイン
ループ・エンド・ファイン
FWD, ONE-SHOT, REV, REV-ONE
-50 〜 +50
0(C-1)〜 127(G9)
5.00 〜 300.00
TYPE01 〜 TYPE10
0 〜 255
0 〜 255
0 〜 255
261
Fantom-X678_r_j.book 262 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パラメーター一覧
システム・パラメーター
Pedal/D Beam グループ(P.226)
パラメーター
設定値
D Beam Sens
Control Pedal Assign
D ビーム・センシティビティー
コントロール・ペダル・アサイン
Control Pedal Polarity
Hold Pedal Polarity
Continuous Hold Pedal
コントロール・ペダル・ポラリティー
ホールド・ペダル・ポラリティー
コンティニュアス・ホールド・ペダル・スイッチ
0 〜 127
CC01 〜 31, 33 〜 95, BEND-UP, BEND-DOWN,
AFTERTOUCH, OCT UP, OCT DOWN, START/
STOP, PUNCH IN/OUT, TAP TEMPO, PROG UP,
PROG DOWN, FAVORITE UP, FAVORITE DOWN,
ARP /RHY SW, RHY START/STOP, CHORD SW,
LIVE SET UP, LIVE SET DOWN, LOOP
STANDARD, REVERSE
STANDARD, REVERSE
OFF, ON
Keyboard グループ(P.226)
パラメーター
Keyboard Velocity
Keyboard Sens
Aftertouch Sens
設定値
キーボード・ベロシティー
キーボード・センス
アフタータッチ・センス
REAL, 1 〜 127
LIGHT, MEDIUM, HEAVY
0 〜 100
Sync/Tempo グループ(P.227)
パラメーター
Sync Mode
Sync Output
Tempo Override
Arp/Rhythm Sync Switch
MMC Mode
MMC Output
MTC Sync Output
MTC Frame Rate
MTC Offset Time Hour
MTC Offset Time Minute
MTC Offset Time Second
MTC Offset Time Frame
MTC Error Level
設定値
シンク・モード
シンク・アウトプット・スイッチ
テンポ・オーバーライド
アルペジオ/リズム・シンク・スイッチ
MMC モード
MMC アウトプット・スイッチ
MTC シンク・アウトプット・スイッチ
MTC フレーム・レイト
MTC オフセット・タイム・アワー
MTC オフセット・タイム・ミィニット
MTC オフセット・タイム・セコンド
MTC オフセット・タイム・フレーム
MTC エラー・レベル
MASTER, SLAVE-MIDI, SLAVE-MTC, REMOTE
OFF, ON
OFF, ON
OFF, ON
MASTER, SLAVE
OFF, ON
OFF, ON
24, 25, 29N, 29D, 30 フレーム
0 〜 23 時
0 〜 59 分
0 〜 59 秒
0 〜 29 フレーム
0 〜 10
Metronome グループ(P.228)
パラメーター
設定値
Metronome Mode
メトロノーム・モード
Metronome Level
Metronome Sound
Beat Indicator Mode
メトロノーム・レベル
メトロノーム・サウンド
ビート・インジケーター・モード
OFF, PLAY-ONLY, REC-ONLY, PLAY&REC,
ALWAYS
0 〜 10
TYPE 1, TYPE 2, TYPE 3, TYPE 4
REC&PLAY, ALWAYS
Sound グループ(P.229)
パラメーター
Local Switch
Master Tune
Master Level
Output Gain
Mix/Parallel
Master Key Shift
Patch Remain
262
設定値
ローカル・スイッチ
マスター・チューン
マスター・レベル
アウトプット・ゲイン
ミックス/パラレル
マスター・キー・シフト
パッチ・リメイン・スイッチ
OFF, ON
415.3 〜 466.2 Hz
0 〜 127
-12 〜 +12 dB
MIX, PARALLEL
-24 〜 +24
OFF, ON
Fantom-X678_r_j.book 263 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パラメーター一覧
MIDI グループ(P.230)
パラメーター
Device ID
Performance Control Channel
Kbd Patch Rx/Tx Channel
Pad Patch Rx/Tx Channel
Transmit Program Change
Transmit Bank Select
Transmit Active Sensing
Transmit Edit Data
Soft Through
Remote Keyboard Switch
Receive Program Change
Receive Bank Select
Receive Exclusive
Receive GM System On
Receive GM2 System On
Receive GS Reset
設定値
デバイス ID ナンバー
パフォーマンス・コントロール・チャンネル
キーボード/パッチ送受信チャンネル
パッド/パッチ送受信チャンネル
トランスミット・プログラム・チェンジ・スイッチ
トランスミット・バンク・セレクト・スイッチ
トランスミット・アクティブ・センシング・スイッチ
トランスミット・エディット・データ・スイッチ
ソフト・スルー・スイッチ
リモート・キーボード・スイッチ
レシーブ・プログラム・チェンジ・スイッチ
レシーブ・バンク・セレクト・スイッチ
レシーブ・システム・エクスクルーシブ・スイッチ
レシーブ・GM システム・オン・スイッチ
レシーブ・GM2 システム・オン・スイッチ
レシーブ・GS リセット・スイッチ
17 〜 32
1 〜 16, OFF
1 〜 16
1 〜 16
OFF, ON
OFF, ON
OFF, ON
OFF, ON
OFF, ON
OFF, ON
OFF, ON
OFF, ON
OFF, ON
OFF, ON
OFF, ON
OFF, ON
USB グループ(P.231)
パラメーター
USB Mode
USB-MIDI Thru
設定値
USB モード
USB-MIDI スルー
MIDI, STORAGE
OFF, ON
Scale Tune グループ(P.232)
パラメーター
Scale Tune Switch
Patch Scale Tune for C 〜 B
設定値
スケール・チューン・スイッチ
パッチ・スケール・チューン C 〜 B
OFF, ON
-64 〜 +63
Preview グループ(P.232)
パラメーター
Preview Mode
Preview 1 〜 4 Note Number
Preview 1 〜 4 Velocity
設定値
プレビュー・モード
プレビュー 1 〜 4・ノート・ナンバー
プレビュー 1 〜 4・ベロシティー
SINGLE, CHORD, PHRASE
C-1 〜 G9
OFF, 1 〜 127
System Ctrl グループ(P.233)
パラメーター
Sys Ctrl 1 〜 4 Source
設定値
システム・コントロール 1 〜 4・ソース
OFF, CC01 〜 31, 33 〜 95, BEND, AFT
Background グループ(P.233)
パラメーター
Background Picture
設定値
バックグラウンド・ピクチャー
1 〜 16
Screen Saver グループ(P.233)
パラメーター
Screen Saver Type
Screen Saver Time
設定値
スクリーン・セーバー・タイプ
スクリーン・セーバー・タイム
1 〜 16
OFF, 5 〜 60 min
Sampling グループ(P.233)
パラメーター
Default File Type
Pre Sample Time
Trigger Level
Gap Time
Input Select
Trimming Switch
Skip Back Time
設定値
デフォルト・ファイル・タイプ
プリ・サンプル・タイム
トリガー・レベル
ギャップ・タイム
インプット・セレクト
トリミング・スイッチ
スキップ・バック・タイム
WAV, AIFF
0 〜 1000 ms
0〜7
500, 1000, 1500, 2000 ms
DIGITAL IN, LINE-L-R, LINE-L, MIC
OFF, ON
5s 〜 40s
263
Fantom-X678_r_j.book 264 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パラメーター一覧
Startup グループ(P.234)
パラメーター
Load Preset Samples at Startup
Load User Samples at Startup
Load Demo Song at Startup
Rec Track Select
Power Up Mode
設定値
ロード・プリセット・サンプル・アット・スタートアップ
ロード・ユーザー・サンプル・アット・スタートアップ
ロード・デモ・ソング・アット・スタートアップ
レコーディング・トラック・セレクト
パワーアップ・モード
OFF, ON
OFF, ON
OFF, ON
Manual, Auto
PATCH, PERFORMANCE
System Information グループ(P.234)
パラメーター
Features
Memory Info
SRX Info
Version Info
Fantom-X の主な特長
メモリー・インフォメーション
SRX インフォメーション
バージョン・インフォメーション
D Beam (Solo Synth)グループ(P.123)
パラメーター
OSC1/2 Waveform
OSC1/2 Pulse Width
OSC1/2 Coarse Tune
OSC1/2 Fine Tune
OSC2 Level
OSC Sync Switch
Filter Type
Cutoff
Resonance
Level
Chorus Send Level
Reverb Send Level
LFO Rate
LFO Osc 1 Pitch Depth
LFO Osc 2 Pitch Depth
LFO Osc 1 Pulse Width Depth
LFO Osc 2 Pulse Width Depth
Range
設定値
OSC1/2 ウェーブフォーム
OSC1/2 パルス・ウィズ
OSC1/2 コース・チューン
OSC1/2 ファイン・チューン
OSC2 レベル
OSC シンク・スイッチ
フィルター・タイプ
カットオフ
レゾナンス
レベル
コーラス・センド・レベル
リバーブ・センド・レベル
LFO レイト
LFO OSC1 ピッチ・デプス
LFO OSC2 ピッチ・デプス
LFO OSC1 パルス・ウィズ・デプス
LFO OSC2 パルス・ウィズ・デプス
ソロ・シンセ・レンジ
SAW, SQR
0 〜 127
-48 〜 +48
-50 〜 +50
0 〜 127
OFF, ON
OFF, LPF, BPF, HPF, PKG
0 〜 127
0 〜 127
0 〜 127
0 〜 127
0 〜 127
0 〜 127
-63 〜 +63
-63 〜 +63
-63 〜 +63
-63 〜 +63
2 OCTAVE, 4 OCTAVE, 8 OCTAVE
Mastering Effect グループ(P.217)
パラメーター
HIGH/MID/LOW ATTACK
HIGH/MID/LOW RELEASE
HIGH/MID/LOW THRESHOLD
HIGH/MID/LOW RATIO
HIGH/MID/LOW LEVEL
Split Frequency High
Split Frequency Low
設定値
ハイ/ミッド/ロー・アタック
ハイ/ミッド/ロー・リリース
ハイ/ミッド/ロー・スレッショルド
ハイ/ミッド/ロー・レシオ
ハイ/ミッド/ロー・レベル
スプリット・フリーケンシー・ハイ
スプリット・フリーケンシー・ロー
0 〜 100 ms
50 〜 5000 ms
-36 〜 0 dB
1.00:1 〜 INF:1(INF:無限大)
0 〜 24 dB
2000 〜 8000 Hz
200 〜 800 Hz
Input Setting グループ(P.141)
パラメーター
Input Select
Mix-In
Mix In Output Assign
Mix In Output Level
Mix In Chorus Send Level
Mix In Reverb Send Level
Input Effect Switch
Input Effect Type
264
設定値
インプット・セレクト
ミックス・イン
ミックス・イン・アウトプット・アサイン
ミックス・イン・アウトプット・レベル
ミックス・イン・コーラス・センド・レベル
ミックス・イン・リバーブ・センド・レベル
インプット・エフェクト・スイッチ
インプット・エフェクト・タイプ
DIGITAL IN, LINE IN L/R, LINE IN L, MICROPHONE
OFF, ON
DRY, MFX
0 〜 127
0 〜 127
0 〜 127
ON, OFF
EQ, ENHANCER, COMPRESSOR, LIMITER, NOISE
SUP, C CANCELER
Fantom-X678_r_j.book 265 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
パラメーター一覧
V-LINK グループ(P.239)
パラメーター
設定値
Note Tx Ch
Clip 1 Note No.
Play Speed Ctrl
ノート・トランスミット・チャンネル
クリップ 1・ノート・ナンバー
プレイ・スピード・コントロール
Dissolve Time
ディゾルブ・タイム
Ctrl Tx Ch
Color Cb Ctrl
コントロール・トランスミット・チャンネル
カラー・Cb・コントロール
Color Cr Ctrl
カラー・Cr・コントロール
Brightness Ctrl
ブライトネス・コントロール
VFX Ctrl
VFX コントロール
PAD MODE
Local Sw
CLIP FILTER 1 〜 32
パッド・モード
ローカル・スイッチ
クリップ・フィルター 1 〜 32
1 〜 16
0(C-1)〜 127(G9)
0.0-1.0-2.0, 0.5-1.0-2.0, 0.0-1.0-4.0, 0.5-1.0-4.0,
0.0-1.0-8.0, 0.5-1.0-8.0, 0.0-1.0-16.0, 0.5-1.0-16.0,
0.0-1.0-32.0, 0.5-1.0-32.0, 0.0-2.0-4.0, 0.0-4.0-8.0,
0.0 8.0-16.0, 0.0-16.0-32.0, -2.0-1.0-4.0, -6.0-1.08.0
OFF, CC1, CC5, CC7, CC10, CC11, CC71 〜 74,
CC91 〜 93, Channel Aftertouch
1 〜 16
OFF, CC1, CC5, CC7, CC10, CC11, CC71 〜 74,
CC91 〜 93, Channel Aftertouch
OFF, CC1, CC5, CC7, CC10, CC11, CC71 〜 74,
CC91 〜 93, Channel Aftertouch
OFF, CC1, CC5, CC7, CC10, CC11, CC71 〜 74,
CC91 〜 93, Channel Aftertouch
OFF, CC1, CC5, CC7, CC10, CC11, CC71 〜 74,
CC91 〜 93, Channel Aftertouch
CLIP, PALLET
OFF, ON
OFF, ON
D Beam (Assignable)グループ(パッチ・モードのときのみ)(P.50)
パラメーター
設定値
Type
アサイナブル・タイプ
Range Min
Range Max
レンジ・ミニマム
レンジ・マキシマム
CC01 〜 31, 33 〜 95, Bend Up, Bend Down, Start/
Stop, Tap Tempo, Arp Grid, Arp Duration, Arp Motif,
Arp Octave Up, Arp Octave Down
0 〜 127
0 〜 127
Knob グループ(パッチ・モードのときのみ)
(P.51)
パラメーター
Knob 1 〜 4 Assign
設定値
リアルタイム・コントロールつまみ・アサイン 1 〜 4
CC01 〜 31, 33 〜 95, Pitch Bend, Aftertouch, Arp
Style, Arp Grid, Arp Duration, Arp Motif, Chord
Form, Master Level
Switch グループ(パッチ・モードのときのみ)
(P.51)
パラメーター
Switch 1/2 Assign
設定値
アサイナブル・スイッチ 1/2
Transpose Down, Transpose Up, Tap Tempo,
Mono(Solo)/Poly, Portamento, Hold, MFX1 〜 3
Sw, Chorus Sw, Reverb Sw, Mastering Sw, Loop,
Rhythm Start/Stop
Pad Setting グループ(P.161)
パラメーター
Pad Common Velo
Pad Sens
Aftertouch Sens
Roll Resolution
設定値
パッド・コモン・ベロシティー
パッド・センシティビティー
アフタータッチ・センシティビティー
ロール・レゾリューション
REAL, 1 〜 127
LIGHT, MEDIUM, HEAVY
0 〜 100
1/4 ( ), 1/6 (
1/24 (
), 1/8 (
), 1/32 (
), 1/12 (
), 1/48 (
), 1/16 (
),
)
※ パッチ・モードのときのみ
パラメーター
Pad Set
Base
Note
Velocity
設定値
パッド・セット
パッド・ベース・ノート
パッド・ノート
パッド・ベロシティー
User, Note, Rhythm
C-1 〜 G9
C-1 〜 G9
REAL, 1 〜 127
265
Fantom-X678_r_j.book 266 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
マルチエフェクト・パラメーター
マルチエフェクトには 78 種類のエフェクト・タイプがあります。
エフェクト・タイプの中には 2 種類以上のエフェクトを直列に接続
したものもあります。
「#」記号の付いているパラメーターは、特定のコントローラーを
使って値を変化させることができます(#1、#2 は 2 つの設定項目
が同時に変化します)。
EQUALIZER
SPECTRUM
ISOLATOR
LOW BOOST
SUPER FILTER
STEP FILTER
ENHANCER
AUTO WAH
HUMANIZER
SPEAKER SIMULATOR
P.267
P.267
P.267
P.267
P.268
P.268
P.268
P.269
P.269
P.269
モジュレーション系(12 種類)
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
PHASER
STEP PHASER
MULTI STAGE PHASER
INFINITE PHASER
RING MODULATOR
STEP RING MODULATOR
TREMOLO
AUTO PAN
STEP PAN
SLICER
ROTARY
VK ROTARY
P.270
P.270
P.270
P.270
P.271
P.271
P.271
P.271
P.271
P.272
P.272
P.272
コーラス系(12 種類)
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
CHORUS
FLANGER
STEP FLANGER
HEXA-CHORUS
TREMOLO CHORUS
SPACE-D
3D CHORUS
3D FLANGER
3D STEP FLANGER
2BAND CHORUS
2BAND FLANGER
2BAND STEP FLANGER
P.273
P.273
P.273
P.274
P.274
P.274
P.274
P.275
P.275
P.275
P.276
P.276
ダイナミクス系(8 種類)
35
36
37
38
39
40
41
42
OVERDRIVE
DISTORTION
VS OVERDRIVE
VS DISTORTION
GUITAR AMP SIMULATOR
COMPRESSOR
LIMITER
GATE
P.276
P.277
P.277
P.277
P.277
P.278
P.278
P.278
ディレイ系(13 種類)
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
266
DELAY
LONG DELAY
SERIAL DELAY
MODULATION DELAY
3TAP PAN DELAY
4TAP PAN DELAY
MULTI TAP DELAY
REVERSE DELAY
SHUFFLE DELAY
3D DELAY
TIME CTRL DELAY
LONG TIME CTRL DELAY
TAPE ECHO
56
57
58
59
60
P.278
P.279
P.279
P.279
P.280
P.280
P.280
P.280
P.281
P.281
P.281
P.282
P.282
LOFI NOISE
LOFI COMPRESS
LOFI RADIO
TELEPHONE
PHONOGRAPH
P.282
P.283
P.283
P.283
P.283
ピッチ系(3 種類)
61
62
63
PITCH SHIFTER
2VOICE PITCH SHIFTER
STEP PITCH SHIFTER
P.284
P.284
P.284
リバーブ系(2 種類)
64
65
フィルター系(10 種類)
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
ローファイ系(5 種類)
REVERB
GATED REVERB
P.284
P.285
コンビネーション系(12 種類)
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
OVERDRIVE → CHORUS
OVERDRIVE → FLANGER
OVERDRIVE → DELAY
DISTORTION → CHORUS
DISTORTION → FLANGER
DISTORTION → DELAY
ENHANCER → CHORUS
ENHANCER → FLANGER
ENHANCER → DELAY
CHORUS → DELAY
FLANGER → DELAY
CHORUS → FLANGER
P.285
P.285
P.285
P.286
P.286
P.286
P.286
P.286
P.287
P.287
P.287
P.287
ピアノ系(1 種類)
78
SYMPATHETIC RESONANCE
P.288
音符について
エフェクトのパラメーターの中には、音符が設定できるものがあり
ます(Rate や Delay Time といったパラメーターが該当します)。
このようなパラメーターには、値を音符で設定するか、あるいは数
値で設定するかを切り替える num/note スイッチがついています。
Rate(Delay Time)を数値で設定するときには、 num/note スイッ
チを Hz ( msec )にします。 また、音符で設定するときには、
num/note スイッチを NOTE にします。
num/noteスイッチ
num/note スイッチが NOTE になっているパラメーターを、
マルチエフェクト・コントロールのデスティネーションとして
設定した場合、マルチエフェクト・コントロールを使ってその
パラメーターを変化させることはできません。
Fantom-X678_r_j.book 267 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
01:EQUALIZER(イコライザー)
03:ISOLATOR(アイソレーター)
低域、中域× 2、高域の音質を調節します。
音量をカットする度合いが非常に大きなイコライザーで、各音域の
音量をカットすることにより特殊な効果が得られます。
fig.MFX-01
L in
R in
L out
4-Band EQ
設定値
説明
Low Freq
Low Gain #
Mid1 Freq
Mid1 Gain
Mid1 Q
200, 400 Hz
-15 〜 +15 dB
200 〜 8000 Hz
-15 〜 +15 dB
0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0
低域の基準周波数
低域の増幅/減衰量
中域 1 の基準周波数
中域 1 の増幅/減衰量
中域 1 の幅
値を大きくするほど幅が
狭くなります。
中域 2 の基準周波数
中域 2 の増幅/減衰量
中域 2 の幅
値を大きくするほど幅が
狭くなります。
高域の基準周波数
高域の増幅/減衰量
出力音量
High Freq
High Gain #
Level #
200 〜 8000 Hz
-15 〜 +15 dB
0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0
2000, 4000, 8000 Hz
-15 〜 +15 dB
0 〜 127
L in
Isolator
Low Boost
L out
R in
Isolator
Low Boost
R out
R out
4-Band EQ
パラメーター
Mid2 Freq
Mid2 Gain
Mid2 Q
fig.MFX-03
02:SPECTRUM(スペクトラム)
ステレオ仕様のスペクトラムです。特定の周波数のレベルを増減さ
せて音色を変えます。
パラメーター
設定値
説明
Boost/Cut Low #
Boost/Cut Mid #
Boost/Cut High #
-60 〜 +4 dB
Anti Phase Low
Sw
OFF, ON
Anti Phase Low
Level
0 〜 127
Anti Phase Mid Sw
Anti Phase Mid
Level
OFF, ON
0 〜 127
Low Boost Sw
OFF, ON
Low Boost Level
0 〜 127
Level
0 〜 127
低域/中域/高域の増幅/減衰量
-60dB にすると、その帯域は
聴こえなくなります。0dB で
入力音と同じレベルです。
低域(Low)の帯域別アンチ・
フェイズ機能のオン/オフ
オンにすると、ステレオの反
対チャンネルの音が位相反転
されて加えられます。
低域(Low)の帯域別アンチ・
フェイズ機能のレベル
レベルの設定によって、特定
のパートだけを抽出するよう
な効果が得られます。(ステレ
オ入力のみ有効)
中域(Middle)の帯域別アンチ・
フェイズ機能の設定
設定項目は低域(Low)と同
じです。
ロー・ブースターのオン/オフ
低域を増強して重低音を作り
出します。
ブースト量
※ アイソレーターやフィルター
の設定によっては、効果がわ
かりにくい場合があります。
出力音量
fig.MFX-02
L in
Spectrum
L out
R in
Spectrum
R out
パラメーター
設定値
説明
04:LOW BOOST(ロー・ブースト)
Band1 (250Hz)
Band2 (500Hz)
Band3 (1000Hz)
Band4 (1250Hz)
Band5 (2000Hz)
Band6 (3150Hz)
Band7 (4000Hz)
Band8 (8000Hz)
Q
-15 〜 +15 dB
各周波数帯の増幅/減衰量
低域の音量を増幅させ、重低音を作り出します。
Level #
fig.MFX-04
0.5, 1.0, 2.0, 4.0,
8.0
0 〜 127
周波数帯の幅(各バンド共通)
出力音量
L in
Low Boost
2-Band EQ
L out
R in
Low Boost
2-Band EQ
R out
パラメーター
設定値
説明
Boost
Frequency #
Boost Gain #
Boost Width
50 〜 125 Hz
増幅する低域の基準周波数
0 〜 +12 dB
WIDE, MID,
NARROW
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
0 〜 127
増幅する低域の増幅量
増幅する低域の幅
Low Gain
High Gain
Level
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
出力音量
267
Fantom-X678_r_j.book 268 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
05:SUPER FILTER
(スーパー・フィルター)
06:STEP FILTER(ステップ・フィルター)
非常に急峻な傾き(減衰特性)を持つフィルターです。カットオフ
周波数を周期的に変化させることもできます。
fig.MFX-05
L in
R in
Super Filter
Super Filter
説明
Filter Type
LPF, BPF,
HPF,
NOTCH
フィルターの種類
各フィルターを通過する周波数
LPF:Cutoff 以下の周波数
BPF:Cutoff 付近の周波数
HPF:Cutoff 以上の周波数
NOTCH:Cutoff 付近以外の周波数
フィルターの傾き(減衰特性、
1 オクターブあたりの減衰量)
-36dB:非常に急峻
-24dB:急峻
-12dB:緩やか
フィルターのカットオフ周波数
値を大きくするほど高い周波数になり
ます。
フィルターの共振レベル
値を大きくするほどカットオフ周波数
付近が強調されます。
フィルター出力の増幅量
Filter Cutoff
#
0 〜 127
Filter
Resonance
#
Filter Gain
0 〜 127
Modulation
Sw
Modulation
Wave
0 〜 +12
dB
OFF,ON
TRI, SQ R,
SIN,
SAW1,
SAW2
周期的な変化のオン/オフ
カットオフ周波数の変化のしかた
TRI:三角波
SQR:矩形波
SIN:正弦波
SAW1:のこぎり波(上昇)
SAW2:のこぎり波(下降)
SAW1
L in
Step Filter
L out
R in
Step Filter
R out
R out
設定値
-12, -24,
-36 dB
fig.MFX-06
L out
パラメーター
Filter Slope
カットオフ周波数を段階的に変化させるフィルターです。変化のパ
ターンを任意に設定することができます。
SAW2
パラメーター
設定値
説明
Step
01 〜 16
Rate #
0 〜 127
各ステップにおけるカットオフ周波数
0.05 〜
10.00 Hz,
音符
0 〜 127
揺れの周期
Attack #
Filter Type
LPF, BPF,
HPF,
NOTCH
Filter Slope
-12, -24,
-36 dB
Filter
Resonance #
0 〜 127
Filter Gain
0 〜 +12
dB
0 〜 127
Level
カットオフ周波数がステップ間で変化
する速さ
フィルターの種類
各フィルターを通過する周波数
LPF:Cutoff 以下の周波数
BPF:Cutoff 付近の周波数
HPF:Cutoff 以上の周波数
NOTCH:Cutoff 付近以外の周波数
フィルターの傾き(減衰特性、1 オク
ターブあたりの減衰量)
-12dB:緩やか
-24dB:急峻
-36dB:非常に急峻
フィルターの共振レベル
値を大きくするほどカットオフ周波
数付近が強調されます。
フィルター出力の増幅量
出力音量
07:ENHANCER(エンハンサー)
高域の倍音成分をコントロールすることで、音にメリハリをつけ、
音ヌケをよくします。
fig.MFX-07
L in
Rate #
Depth
Attack #
0.05 〜
10.00 Hz,
音符
0 〜 127
0 〜 127
Level
0 〜 127
268
揺れの周期
揺れの深さ
カットオフ周波数の変化の速さ
Modulation Wave が SQR、SAW1、
SAW2 の場合に効果があります。
出力音量
R in
2-Band
EQ
L out
Mix
2-Band
EQ
R out
Mix
Enhancer
Enhancer
パラメーター
設定値
説明
Sens #
Mix #
Low Gain
High Gain
Level
0 〜 127
0 〜 127
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
0 〜 127
エンハンサーのかかり具合
生成された倍音の音量
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
出力音量
Fantom-X678_r_j.book 269 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
08:AUTO WAH(オート・ワウ)
フィルターを周期的に動かすことで、ワウ効果(音色が周期的に変
化する効果)を得るエフェクターです。
fig.MFX-08
L in
R in
Auto Wah
Auto Wah
L out
2-Band EQ
fig.MFX-10
パラメーター
設定値
説明
Filter Type
LPF, BPF
フィルターの種類
LPF:広い周波数範囲でワウ
効果が得られます。
BPF:狭い周波数範囲でワウ
効果が得られます。
ワウ効果を与える基準周波数
ワウ効果のかかる周波数帯の幅
値を大きくするほど周波数帯
の幅が狭くなります。
フィルターを変化させる感度
フィルターの動く方向
UP:高い周波数方向
DOWN:低い周波数方向
ワウ効果の揺れの周期
0 〜 127
0 〜 127
Sens #
Polarity
0 〜 127
UP, DOWN
Rate #
Depth #
Phase #
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
0 〜 127
0 〜 180 deg
Low Gain
High Gain
Level
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
0 〜 127
ワウ効果の揺れの深さ
左右の音でワウ効果の揺れをず
らすときの割合
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
出力音量
09:HUMANIZER(ヒューマナイザー)
人間の声のように、音に母音をつけることができます。
fig.MFX-09
L in
L out
Overdrive
Formant
R in
2-Band
EQ
Pan L
Pan R
R out
パラメーター
設定値
説明
Drive Sw
Drive #
OFF, ON
0 〜 127
Vowel1
Vowel2
Rate #
a, e, i, o, u
a, e, i, o, u
0.05 〜 10.00
Hz,
音符
0 〜 127
OFF, ON
オーバードライブのオン/オフ
歪み具合
音量も変化します。
母音 1
母音 2
母音 1/2 の切り替え周期
Depth #
Input Sync Sw
Input Sync
Threshold
Manual #
0 〜 127
Low Gain
High Gain
Pan #
Level
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
L64 〜 63R
0 〜 127
0 〜 100
スピーカーのタイプとスピーカーの音を録るマイクのセッティング
をシミュレートします。
L in
Speaker
L out
R in
Speaker
R out
R out
2-Band EQ
Manual #
Peak
10:SPEAKER SIMULATOR
(スピーカー・シミュレーター)
パラメーター
Speaker Type
Mic Setting
Mic Level #
Direct Level #
Level #
設定値
(右表タイプ参照)
1, 2, 3
0 〜 127
0 〜 127
0 〜 127
説明
スピーカーのタイプ
スピーカーの音を収録するマイ
クの位置
1/2/3 の順でマイクの位置が
遠ざかります。
マイクの音量
ダイレクト音の音量
出力音量
スピーカー各タイプの仕様
スピーカーの項は、スピーカーの径(インチ)と個数を示していま
す。
タイプ
キャビネット
スピーカー
SMALL 1
SMALL 2
MIDDLE
JC-120
BUILT-IN 1
BUILT-IN 2
BUILT-IN 3
BUILT-IN 4
BUILT-IN 5
BG STACK 1
BG STACK 2
MS STACK 1
MS STACK 2
METAL STACK
2-STACK
3-STACK
小型後面開放型
小型後面開放型
後面開放型
後面開放型
後面開放型
後面開放型
後面開放型
後面開放型
後面開放型
密閉型
大型密閉型
大型密閉型
大型密閉型
大型 2 段重ね
大型 2 段重ね
大型 3 段重ね
10
10
12
12
12
12
12
12
12
12
12
12
12
12
12
12
x1
x2
x2
x2
x2
x2
x2
x2
x2
x4
x4
x4
x4
x4
マイク
ダイナミック
ダイナミック
ダイナミック
ダイナミック
ダイナミック
コンデンサー
コンデンサー
コンデンサー
コンデンサー
コンデンサー
コンデンサー
コンデンサー
コンデンサー
コンデンサー
コンデンサー
コンデンサー
効果の深さ
LFO リセットのオン/オフ
ON にすると、母音を切り替
えるための LFO が入力音に
よってリセットされます。
リセットをかける音量レベル
母音 1/2 の切り替えポイント
〜 49:Vowel 1 の時間が長く
なります。
50:Vowel 1 と 2 が同じ時間
で切り替わります。
51 〜:Vowel 2 の時間が長く
なります。
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
出力音の定位
出力音量
269
Fantom-X678_r_j.book 270 ページ 2007年1月22日
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エフェクト一覧
11:PHASER(フェイザー)
ステレオ仕様のフェイザーです。原音に位相をずらした音を加えて
うねらせます。
パラメーター
設定値
説明
Low Gain
High Gain
Level
-15 〜 + 15 dB
-15 〜 + 15 dB
0 〜 127
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
出力音量
fig.MFX-11
L in
2-Band
EQ
Phaser
Mix
Mix
R in
2-Band
EQ
Phaser
L out
位相のずれを非常に大きくすることにより、深いフェイザー効果が
得られます。
R out
パラメーター
設定値
説明
4-STAGE, 8-STAGE,
12-STAGE
0 〜 127
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
0 〜 127
INVERSE, SYNCHRO
フェイザーの段数
Depth
Polarity
Resonance
#
Cross
Feedback
Mix #
Low Gain
High Gain
Level
0 〜 127
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
0 〜 127
L in
L out
2-Band
EQ
Mix
R in
うねりの深さ
モジュレーションの左右の位相
INVERSE:左右逆相
モノ・ソースを使用したとき
に音の広がりがでます。
SYNCHRO:左右同相
ステレオ・ソースを使用する
ときに選びます。
フィードバック量
フェイザー音を入力に戻す割合
(マイナス:逆相)
位相をずらした音の音量
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
出力音量
パラメーター
設定値
説明
Mode
4-STAGE, 8-STAGE,
12-STAGE, 16-STAGE,
20-STAGE, 24-STAGE
0 〜 127
0.05 〜 10.00 Hz, 音符
0 〜 127
0 〜 127
0 〜 127
L64 〜 63R
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
0 〜 127
フェイザーの段数
Manual #
Rate #
Depth
Resonance #
Mix #
Pan #
Low Gain
High Gain
Level
音をうねらせる基準周波数
うねりの周期
うねりの深さ
フィードバック量
位相をずらした音の音量
出力音の定位
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
出力音量
14:INFINITE PHASER
(インフィニット・フェイザー)
fig.MFX-14
ステレオ仕様のフェイザーです。フェイザー効果が段階的に変化し
ます。
L in
L out
Pan L
Infinite Phaser
2-Band EQ
fig.MFX-12
Pan R
R in
2-Band
EQ
Step Phaser
Mix
Mix
R in
2-Band
EQ
Step Phaser
パラメーター
設定値
説明
Mode
4-STAGE, 8STAGE, 12-STAGE
0 〜 127
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
0 〜 127
INVERSE,
SYNCHRO
フェイザーの段数
Manual #
Rate #
Depth
Polarity
Resonance
#
Cross
Feedback
Step Rate #
Mix #
270
Pan R
音がうねる周波数を上昇/下降させ続けることのできるフェイザー
です。
12:STEP PHASER
(ステップ・フェイザー)
L in
Pan L
R out
Resonance
音をうねらせる基準周波数
うねりの周期
0 〜 127
-98 〜 +98 %
fig.MFX-13
Multi Stage
Phaser
Mode
Manual #
Rate #
13:MULTI STAGE PHASER
(マルチ・ステージ・フェイザー)
0 〜 127
-98 〜 +98 %
0.10 - 20.00 Hz,
音符
0 〜 127
L out
R out
パラメーター
設定値
説明
Mode
1, 2, 3, 4
Speed #
-100 〜 +100
Resonance #
Mix #
Pan #
Low Gain
High Gain
Level
0 〜 127
0 〜 127
L64 〜 63R
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
0 〜 127
値が大きいほどフェーザーの
効果が深くなります。
音がうねる周波数が上昇/下
降する速度(+:上昇/−:
下降)
フィードバック量
位相をずらした音の音量
出力音の定位
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
出力音量
R out
音をうねらせる基準周波数
うねりの周期
うねりの深さ
モジュレーションの左右の位相
INVERSE:左右逆相
モノ・ソースを使用したとき
に音の広がりがでます。
SYNCHRO:左右同相
ステレオ・ソースを使用する
ときに選びます。
フィードバック量
フェイザー音を入力に戻す割合
(マイナス:逆相)
フェイザー効果の段階的変化の
周期
位相をずらした音の音量
Fantom-X678_r_j.book 271 ページ 2007年1月22日
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午前9時5分
エフェクト一覧
15:RING MODULATOR
(リング・モジュレーター)
入力信号に振幅変調(AM 変調)をかけることによりベルのような
音を出すことができます。入力音の音量により、変調周波数を変化
させることもできます。
パラメーター
設定値
説明
Rate #
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
0 〜 127
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
0 〜 127
エフェクトのかかる周期
Depth #
Low Gain
High Gain
Level
エフェクトのかかる深さ
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
出力音量
fig.MFX-15
L in
Ring Mod
L out
2-Band EQ
18:AUTO PAN(オート・パン)
音の定位を周期的に変化させます。
R in
Ring Mod
R out
2-Band EQ
パラメーター
設定値
説明
Frequency #
Sens #
Polarity
0 〜 127
0 〜 127
UP, DOWN
変調をかける周波数
周波数の変調のかかり具合
周波数の変調を動かす方向
UP:高い周波数方向
DOWN:低い周波数方向
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とエフェクト音(W)
の音量バランス
出力音量
Low Gain
High Gain
Balance #
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
Level
fig.MFX-18a
L in
Auto Pan
2-Band EQ
L out
R in
Auto Pan
2-Band EQ
R out
パラメーター
設定値
説明
Mod Wave
TRI, SQR, SIN,
SAW1, SAW2
定位の変化のしかた
TRI:三角波
SQR:矩形波
SIN:正弦波
SAW1/2:のこぎり波
SAW1
R
SAW2
R
L
L
16:STEP RING MODULATOR
(ステップ・リング・モジュレーター)
変調をかける周波数を 16 ステップのシーケンスに従って変化させ
るリング・モジュレーターです。
fig.MFX-16
L in
Step Ring Mod
2-Band EQ
L out
R in
Step Ring Mod
2-Band EQ
R out
Rate #
Depth #
Low Gain
High Gain
Level
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
0 〜 127
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
0 〜 127
エフェクトのかかる周期
エフェクトのかかる深さ
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
出力音量
19:STEP PAN(ステップ・パン)
パラメーター
設定値
説明
Step
01 〜 16
Rate #
0 〜 127
各ステップにおけるリング変調
の周波数
16 ステップのシーケンスを繰
り返す周期
変調の周波数がステップ間で変
化する速さ
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音 (D) とエフェクト音 (W) と
の音量バランス
出力音量
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
0 〜 127
Attack #
Low Gain
High Gain
Balance #
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
Level
17:TREMOLO(トレモロ)
fig.MFX-19
L in
Step Pan
L out
R in
Step Pan
R out
パラメーター
設定値
説明
Step
01 〜 16
Rate #
L64 〜 63R
各ステップにおける音の定位
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
0 〜 127
Input Sync
Sw
OFF, ON
Input Sync
Threshold
Level
0 〜 127
16 ステップのシーケンスを繰
り返す周期
音の定位がステップ間で変化す
る速さ
入力音の発生に応じてステップ
のシーケンスを先頭から再開す
る(ON)かしないか(OFF)
を選択
入力音の発生を検出する音量
0 〜 127
出力音量
Attack #
音量を周期的に動かします。
fig.MFX-17a
L in
Tremolo
2-Band EQ
L out
R in
Tremolo
2-Band EQ
R out
パラメーター
設定値
説明
Mod Wave
TRI, SQR, SIN,
SAW1, SAW2
音量の揺れかた
TRI:三角波
SQR:矩形波
SIN:正弦波
SAW1/2:のこぎり波
SAW1
音の定位を 16 ステップのシーケンスに従って変化させます。
SAW2
271
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月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
20:SLICER(スライサー)
音を連続的にカットすることで、普通に音を鳴らしているだけで、
バッキング・フレーズを刻んでいるような効果を作り出します。特
に持続音にかけると効果的です。
fig.MFX-20
L in
Slicer
L out
R in
Slicer
R out
パラメーター
設定値
説明
Step
01 〜 16
Rate #
L64 〜 63R
各ステップにおける音のレベル
16 ステップのシーケンスを繰り返す
周期
Attack #
0.05 〜
10.00 Hz,
音符
0 〜 127
Input Sync Sw
OFF, ON
Input Sync
Threshold
Mode
0 〜 127
Shuffle #
Level
LEGATO,
SLASH
0 〜 127
0 〜 127
音のレベルがステップ間で変化する速
さ
入力音の発生に応じてステップのシー
ケンスを先頭から再開する(ON)か
しないか(OFF)を選択
入力音の発生を検出する音量
次の Step に移行するときの音量変化
のしかた
LEGATO:ある Step のレベルから
次の Step のレベルへ、音量がその
まま変化します。次の Step のレベ
ルが前の Step のレベルと同じであ
る場合は、音量変化は起きません。
SLASH:次の Step のレベルへ移行
する前に、一旦レベルが 0 になり
ます。次の Step のレベルが前の
Step のレベルと同じである場合で
あっても、この変化は起きます。
偶数番目の Step(Step 2, Step 4,
Step 6 ...)のレベルへの音量変化のタ
イミング
値が大きいほど移行のタイミングが
遅くなります。
出力音量
パラメーター
設定値
説明
Tweeter Slow
Speed
Tweeter Fast
Speed
Tweeter
Acceleration
Tweeter Level
Separation
Level #
0.05 〜 10.00 Hz,
高域ローターの設定
設定項目は低域ローターと同
じです。
0.05 〜 10.00 Hz,
0 〜 15
0 〜 127
0 〜 127
0 〜 127
22:VK ROTARY(VK ロータリー)
ロータリーのスピーカー特性を変えたタイプで、低域がより強調さ
れています。
VK-7 に搭載されているロータリーと同じ仕様のエフェクトです。
fig.MFX-22
L in
高域と低域のローターの動作をそれぞれ独立して設定できるので、
独特のうねり感をリアルに再現できます。オルガンのパッチに最も
効果的です。
fig.MFX-21
L in
L out
Rotary
R in
R out
パラメーター
設定値
Speed #
SLOW, FAST
Woofer Slow
Speed
Woofer Fast
Speed
Woofer
Acceleration
Woofer Level
0.05 〜 10.00 Hz,
272
0.05 〜 10.00 Hz,
0 〜 15
0 〜 127
説明
低域と高域のローターの回転速
度(周期)
SLOW:低速(Slow Rate)
FAST:高速(Fast Rate)
低域ローターの低速回転時
(SLOW)の周期
低域ローターの高速回転時
(FAST)の周期
回転速度の切替時、低域ロー
ターの回転周期が変化する速度
低域ローターの音量
2-Band EQ
L out
2-Band EQ
R out
Rotary
R in
パラメーター
設定値
説明
Speed #
SLOW, FAST
Brake #
OFF, ON
Woofer Slow
Speed
Woofer Fast
Speed
Woofer Trans Up
0.05 〜 10.00 Hz,
Woofer Trans
Down
0 〜 127
Woofer Level
Tweeter Slow
Speed
Tweeter Fast
Speed
Tweeter Trans Up
Tweeter Trans
Down
Tweeter Level
Spread
Low Gain
High Gain
Level #
0 〜 127
0.05 〜 10.00 Hz,
スピーカーの回転速度(周
期)
SLOW:低速
FAST:高速
スピーカーの回転のオン/オ
フ
オンにするとスピーカーの
回転は徐々に止まり、オフ
にすると回転を始めます。
ウーファーの低速回転時の回
転速度
ウーファーの高速回転時の回
転速度
Speed を SLOW から FAST
に切り替えたときに、ウー
ファーの回転速度が変化する
速さ
Speed を FAST から SLOW
に切り替えたときに、ウー
ファーの回転速度が変化する
速さ
ウーファーの音量
ツイーターの設定
設定項目はウーファーと同
じです。
0.05 〜 10.00 Hz,
0 〜 127
21:ROTARY(ロータリー)
往年の回転スピーカー・サウンドをシミュレートします。
音の広がり具合
出力音量
0.05 〜 10.00 Hz,
0 〜 127
0 〜 127
0 〜 127
0 〜 10
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
0 〜 127
回転スピーカーの音の広がり
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
出力音量
Fantom-X678_r_j.book 273 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
23:CHORUS(コーラス)
ステレオ仕様のコーラスです。フィルターを使ってコーラス音の音
質を調節できます。
fig.MFX-23
Balance D
2-Band
EQ
L in
Chorus
Balance W
Chorus
Balance W
R in
Balance D
L out
2-Band
EQ
説明
OFF, LPF, HPF
フィルターの種類
OFF:フィルター未使用
LPF:高域をカット
HPF:低域をカット
フィルターで特定の周波数帯
をカットする場合の基準周波
数
原音が鳴ってからコーラス音
が鳴るまでの遅延時間
揺れの周期
揺れの深さ
コーラス音の広がり具合
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とコーラス音(W)
の音量バランス
出力音量
0.0 〜 100.0 ms
Rate #
Depth
Phase
Low Gain
High Gain
Balance #
0.05 〜 10.00 Hz, 音符
0 〜 127
0 〜 180 deg
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜 D0:100W
Level
0 〜 127
Balance D
R out
設定値
Pre Delay
fig.MFX-25
Step Flanger
パラメーター
200 〜 8000 Hz
フランジャー音のピッチが段階的に変化します。ピッチ変化の周期
は、特定のテンポに対する音符の長さで設定することもできます。
L in
Filter Type
Cutoff Freq
25:STEP FLANGER
(ステップ・フランジャー)
R in
Balance D
説明
Cutoff Freq
200 〜 8000 Hz
Pre Delay
0.0 〜 100.0 ms
Rate #
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
0 〜 127
0 〜 180 deg
-98 〜 + 98 %
フィルターの種類
OFF:フィルター未使用
LPF:高域をカット
HPF:低域をカット
フィルターで特定の周波数帯を
カットする場合の基準周波数
原音が鳴ってからフランジャー
音が鳴るまでの遅延時間
揺れの周期
Depth
Phase
Feedback #
Level
Flanger
R out
OFF, LPF, HPF
Low Gain
High Gain
Balance #
2-Band
EQ
2-Band
EQ
設定値
ステレオ仕様のフランジャーです(LFO は左右同相)
。
L in
Balance W
パラメーター
Step Rate #
Balance D
Balance W
Filter Type
24:FLANGER(フランジャー)
fig.MFX-24
L out
Feedback
Feedback
Step Flanger
ジェット機の上昇音/下降音のような金属的な響きが得られます。
フィルターを使ってフランジャー音の音質を調節できます。
2-Band
EQ
0.10 〜 20.00 Hz,
音符
-15 〜 + 15 dB
-15 〜 + 15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
揺れの深さ
フランジャー音の広がり具合
フランジャー音を入力に戻す割
合(マイナス:逆相)
ピッチ変化の周期
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とフランジャー音
(W)の音量バランス
出力音量
L out
Balance W
Feedback
Feedback
Flanger
R in
Balance D
Balance W
2-Band
EQ
R out
パラメーター
設定値
説明
Filter Type
OFF, LPF, HPF
Cutoff Freq
200 〜 8000 Hz
Pre Delay
0.0 〜 100.0 ms
Rate #
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
0 〜 127
0 〜 180 deg
-98 〜 +98 %
フィルターの種類
OFF:フィルター未使用
LPF:高域をカット
HPF:低域をカット
フィルターで特定の周波数帯を
カットする場合の基準周波数
原音が鳴ってからフランジャー
音が鳴るまでの遅延時間
揺れの周期
Depth
Phase
Feedback #
Low Gain
High Gain
Balance #
Level
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
揺れの深さ
フランジャー音の広がり具合
フランジャー音を入力に戻す割
合(マイナス:逆相)
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とフランジャー音
(W)の音量バランス
出力音量
273
Fantom-X678_r_j.book 274 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
26:HEXA-CHORUS(ヘキサ・コーラス)
28:SPACE-D(スペース D)
音に厚みと広がりを与える 6 相コーラス(ディレイ・タイムの異な
る 6 つのコーラス音が重なる)です。
2 相のモジュレーションをステレオでかける多重コーラスです。 変
調感はありませんが、透明感のあるコーラス効果が得られます。
fig.MFX-26
fig.MFX-28
L in
Balance D
L out
2-Band
EQ
L in
Balance D
Balance W
Hexa Chorus
Balance W
R in
Space D
Balance W
Space D
Balance W
R out
R in
Balance D
Balance D
パラメーター
設定値
説明
Pre Delay
0.0 〜 100.0 ms
原音が鳴ってからコーラス音
が鳴るまでの遅延時間
揺れの周期
揺れの深さ
各コーラス音の発音のずれ
Rate #
Depth
Pre Delay
Deviation
Depth
Deviation
Pan
Deviation
0.05 〜 10.00 Hz, 音符
0 〜 127
0 〜 20
-20 〜 +20
各コーラス音の揺れの深さの
偏差
各コーラス音の定位の偏差
0:すべて中央に定位
20:中央を基準に各コーラ
ス音が 60 度間隔で定位
原音(D)とコーラス音(W)
の音量バランス
出力音量
0 〜 20
Balance #
D100:0W 〜 D0:100W
Level
0 〜 127
2-Band
EQ
L out
R out
パラメーター
設定値
説明
Pre Delay
0.0 〜 100.0 ms
Rate #
Depth
Phase
Low Gain
High Gain
Balance #
0.05 〜 10.00 Hz, 音符
0 〜 127
0 〜 180 deg
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜 D0:100W
Level
0 〜 127
原音が鳴ってからコーラス音
が鳴るまでの遅延時間
揺れの周期
揺れの深さ
コーラス音の広がり具合
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とコーラス音(W)
の音量バランス
出力音量
29:3D CHORUS(3D コーラス)
コーラス音に 3D 効果(立体感)がかかります。コーラス音が 90
度左と 90 度右に定位します。
27:TREMOLO CHORUS
(トレモロ・コーラス)
fig.MFX-29
トレモロ効果(音量を周期的に揺らす)のかかったコーラスです。
L
2-Band
EQ
L out
2-Band
EQ
R out
3D Chorus
fig.MFX-27
L in
L out
Balance D
R
Balance W
Tremolo Chorus
Balance W
R in
R out
パラメーター
設定値
説明
Filter Type
OFF, LPF, HPF
フィルターの種類
OFF:フィルター未使用
LPF:高域をカット
HPF:低域をカット
フィルターで特定の周波数を
カットする場合の基準周波数
原音が鳴ってからコーラス音
が鳴るまでの遅延時間
コーラス音の揺れの周期
コーラス音の揺れの深さ
コーラス音の広がり具合
OUTPUT ジャックから出力
させる音を再生する方法
SPEAKER:スピーカー
PHONES:ヘッドホン
それぞれに最適な 3D 効果
が得られます。
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とコーラス音(W)
の音量バランス
出力音量
Balance D
パラメーター
設定値
説明
Cutoff Freq
200 〜 8000 Hz
Pre Delay
0.0 〜 100.0 ms
Pre Delay
0.0 〜 100.0 ms
Chorus
Rate #
Chorus
Depth
Tremolo
Rate #
Tremolo
Separation
Tremolo
Phase
Balance #
0.05 〜 10.00 Hz, 音符
原音が鳴ってからコーラス音
が鳴るまでの遅延時間
コーラス音の揺れの周期
0 〜 127
コーラス音の揺れの深さ
0.05 〜 10.00 Hz, 音符
トレモロ効果の揺れの周期
Rate #
Depth
Phase
Output Mode
0.05 〜 10.00 Hz, 音符
0 〜 127
0 〜 180 deg
SPEAKER, PHONES
0 〜 127
トレモロ効果の広がり具合
0 〜 180 deg
トレモロ効果の広がり具合
D100:0W 〜 D0:100W
Level
0 〜 127
原音(D)とトレモロ・コー
ラス音(W)の音量バランス
出力音量
Low Gain
High Gain
Balance #
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜 D 0:100W
Level
0 〜 127
274
Fantom-X678_r_j.book 275 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
30:3D FLANGER(3D フランジャー)
フランジャー音に 3D 効果(立体感)がかかります。フランジャー
音が 90 度左と 90 度右に定位します。
パラメーター
設定値
Output Mode
SPEAKER, PHONES
説明
Low Gain
High Gain
Balance #
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
fig.MFX-30
L
2-Band
EQ
L out
2-Band
EQ
R out
3D Flanger
R
パラメーター
設定値
説明
Filter Type
OFF, LPF, HPF
Cutoff Freq
200 〜 8000 Hz
Pre Delay
0.0 〜 100.0 ms
Rate #
Depth
Phase
Feedback #
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
0 〜 127
0 〜 180 deg
-98 〜 +98 %
フィルターの種類
OFF:フィルター未使用
LPF:高域をカット
HPF:低域をカット
フィルターで特定の周波数を
カットする場合の基準周波数
原音が鳴ってからフランジャー
音が鳴るまでの遅延時間
フランジャー音の揺れの周期
Output Mode
SPEAKER, PHONES
Low Gain
High Gain
Balance #
Level
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
フランジャー音の揺れの深さ
フランジャー音の広がり具合
フランジャー音を入力に戻す割
合(マイナス:逆相)
OUTPUT ジャックから出力さ
せる音を再生する方法
SPEAKER:スピーカー
PHONES:ヘッドホン
それぞれに最適な 3D 効果が
得られます。
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とフランジャー音
(W)の音量バランス
出力音量
31:3D STEP FLANGER
(3D ステップ・フランジャー)
Level
32:2 BAND CHORUS
(2 バンド・コーラス)
低音域と高音域のそれぞれに独立して効果をかけることができる
コーラスです。
fig.MFX-32
L in
L out
High Band Chorus
Split
Low Band Chorus
High Band Chorus
Split
Low Band Chorus
R in
R out
パラメーター
設定値
説明
Split Freq
Low Pre
Delay
Low Rate #
200 〜 8000 Hz
0.0 〜 100.0 ms
低域と高域とを分ける周波数
原音が鳴ってから低域のコーラ
ス音が鳴るまでの遅延時間
低域のコーラス音の揺れの周期
Low Depth
Low Phase
High Pre
Delay
High Rate #
High Depth
High Phase
Balance #
ステップ・フランジャー音に 3D 効果(立体感)がかかります。フ
ランジャー音が 90 度左と 90 度右に定位します。
OUTPUT ジャックから出力さ
せる音を再生する方法
SPEAKER:スピーカー
PHONES:ヘッドホン
それぞれに最適な 3D 効果が
得られます。
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とフランジャー音
(W)の音量バランス
出力音量
Level
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
0 〜 127
0 〜 180 deg
0.0 〜 100.0 ms
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
0 〜 127
0 〜 180 deg
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
低域のコーラス音の揺れの深さ
低域のコーラス音の広がり具合
原音が鳴ってから高域のコーラ
ス音が鳴るまでの遅延時間
高域のコーラス音の揺れの周期
高域のコーラス音の揺れの深さ
高域のコーラス音の広がり具合
原音 (D) とコーラス音 (W) と
の音量バランス
出力音量
fig.MFX-31
L
2-Band
EQ
L out
2-Band
EQ
R out
3D Step Flanger
R
パラメーター
設定値
説明
Filter Type
OFF, LPF, HPF
Cutoff Freq
200 〜 8000 Hz
Pre Delay
0.0 〜 100.0 ms
Rate #
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
0 〜 127
0 〜 180 deg
-98 〜 +98 %
フィルターの種類
OFF:フィルター未使用
LPF:高域をカット
HPF:低域をカット
フィルターで特定の周波数を
カットする場合の基準周波数
原音が鳴ってからフランジャー
音が鳴るまでの遅延時間
フランジャー音の揺れの周期
Depth
Phase
Feedback #
Step Rate #
0.10 〜 20.00 Hz,
音符
フランジャー音の揺れの深さ
フランジャー音の広がり具合
フランジャー音を入力に戻す割
合(マイナス:逆相)
ピッチ変化の周期
275
Fantom-X678_r_j.book 276 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
33:2 BAND FLANGER
(2 バンド・フランジャー)
34:2 BAND STEP FLANGER
(2 バンド・ステップ・フランジャー)
低音域と高音域のそれぞれに独立して効果をかけることができるフ
ランジャーです。
低音域と高音域のそれぞれに独立して効果をかけることができるス
テップ・フランジャーです。
fig.MFX-33
fig.MFX-34
L in
L out
L in
L out
High Band Flanger
Split
High Band Step Flanger
Split
High Band Feedback
High Band Feedback
Low Band Flanger
Low Band Step Flanger
Low Band Feedback
High Band Feedback
Low Band Feedback
High Band Feedback
High Band Flanger
High Band Step Flanger
Low Band Feedback
Split
Low Band Feedback
Split
Low Band Flanger
R in
Low Band Step Flanger
R out
R in
R out
パラメーター
設定値
説明
パラメーター
設定値
説明
Split Freq
Low Pre
Delay
Low Rate #
200 〜 8000 Hz
0.0 〜 100.0 ms
低域と高域とを分ける周波数
原音が鳴ってから低域のフラン
ジャー音が鳴るまでの遅延時間
低域のフランジャー音の揺れの
周期
低域のフランジャー音の揺れの
深さ
低域のフランジャー音の広がり
具合
低域のフランジャー音を入力に
戻す割合 ( マイナス:逆相 )
原音が鳴ってから高域のフラン
ジャー音が鳴るまでの遅延時間
高域のフランジャー音の揺れの
周期
高域のフランジャー音の揺れの
深さ
高域のフランジャー音の広がり
具合
高域のフランジャー音を入力に
戻す割合 ( マイナス:逆相 )
原音 (D) とフランジャー音 (W)
との音量バランス
出力音量
Split Freq
Low Pre
Delay
Low Rate #
200 〜 8000 Hz
0.0 〜 100.0 ms
低域と高域とを分ける周波数
原音が鳴ってから低域のフラン
ジャー音が鳴るまでの遅延時間
低域のフランジャー音の揺れの
周期
低域のフランジャー音の揺れの
深さ
低域のフランジャー音の広がり
具合
低域のフランジャー音を入力に
戻す割合 ( マイナス:逆相 )
低域のフランジャー音のステッ
プ変化の周期
原音が鳴ってから高域のフラン
ジャー音が鳴るまでの遅延時間
高域のフランジャー音の揺れの
周期
高域のフランジャー音の揺れの
深さ
高域のフランジャー音の広がり
具合
高域のフランジャー音を入力に
戻す割合 ( マイナス:逆相 )
高域のフランジャー音のステッ
プ変化の周期
原音 (D) とフランジャー音 (W)
との音量バランス
出力音量
Low Depth
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
0 〜 127
Low Phase
0 〜 180 deg
Low
Feedback #
High Pre
Delay
High Rate #
-98 〜 +98 %
0.0 〜 100.0 ms
High Depth
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
0 〜 127
High Phase
0 〜 180 deg
High
Feedback #
Balance #
-98 〜 +98 %
Level
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
Low Depth
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
0 〜 127
Low Phase
0 〜 180 deg
Low
Feedback #
Low Step
Rate #
High Pre
Delay
High Rate #
-98 〜 +98 %
0.10 〜 20.00 Hz,
音符
0.0 〜 100.0 ms
High Depth
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
0 〜 127
High Phase
0 〜 180 deg
High
Feedback #
High Step
Rate #
Balance #
-98 〜 +98 %
Level
0.10 〜 20.00 Hz,
音符
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
35:OVERDRIVE(オーバードライブ)
真空管アンプで歪ませたような、自然な歪みが得られます。
fig.MFX-35
L in
L out
Over
drive
Amp
Simulator
R in
276
2-Band
EQ
Pan L
Pan R
R out
パラメーター
設定値
説明
Drive #
0 〜 127
Amp Type
SMALL,
BUILT-IN,
2-STACK,
3-STACK
Low Gain
High Gain
Pan #
Level
-15 〜 + 15 dB
-15 〜 + 15 dB
L64 〜 63R
0 〜 127
歪み具合
音量も変化します。
ギター・アンプの種類
SMALL:小型アンプ
BUILT-IN:ビルト・イン・タイプ
2-STACK:大型 2 段積みアンプ
3-STACK:大型 3 段積みアンプ
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
出力音の定位
出力音量
Fantom-X678_r_j.book 277 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
36:DISTORTION(ディストーション)
ディストーションはオーバードライブよりも激しい歪みが得られま
す。設定項目は「35:OVERDRIVE」と同じです。
fig.MFX-36
39:GUITAR AMP SIMULATOR
(ギター・アンプ・シミュレーター)
ギター・アンプをシミュレートします。
fig.MFX-39
L in
L out
Distortion
Amp
Simulator
2-Band
EQ
R in
L in
L out
Pan L
Pan L
Pre Amp
R out
37:VS OVERDRIVE(VS オーバードライブ)
強い歪みが得られるオーバードライブです。
Pan R
R in
R out
パラメーター
設定値
説明
Pre Amp Sw
Pre Amp Type
OFF, ON
JC-120,
CLEAN TWIN,
MATCH DRIVE,
BG LEAD, MS1959I,
MS1959II,
MS1959I+II,
SLDN LEAD,
METAL5150,
METAL LEAD,
OD-1, OD-2 TURBO,
DISTORTION, FUZZ
0 〜 127
アンプのスイッチ
ギター・アンプの種類
0 〜 127
LOW, MIDDLE, HIGH
0 〜 127
プリ・アンプ全体の音量
プリ・アンプの歪み具合
低域/中域/高域の音質
※ Pre Amp Type が
「Match Drive」のとき、
Middle は無効です。
超高域の音質
fig.MFX-37
L in
L out
Overdrive
Amp
Simulator
2-Band
EQ
R in
Pan L
Pan R
R out
パラメーター
設定値
説明
Drive #
0 〜 127
Tone #
Amp Sw
0 〜 127
OFF, ON
Amp Type
SMALL,
BUILT-IN,
2-STACK,
3-STACK
歪み具合
音量も変化します。
音質
アンプ・シミュレーターのオン /
オフ
ギター・アンプの種類
SMALL:小型アンプ
BUILT-IN:ビルト・イン・タイプ
2-STACK:大型 2 段積みアンプ
3-STACK:大型 3 段積みアンプ
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
出力音の定位
出力音量
Low Gain
High Gain
Pan #
Level
-15 〜 + 15 dB
-15 〜 + 15 dB
L64 〜 63R
0 〜 127
Speaker
Pan R
38:VS DISTORTION
(VS ディストーション)
強い歪みが得られるディストーションです。設定項目は「37:VS
Pre
#
Pre
Pre
Pre
Pre
Pre
Amp Volume
Amp
Amp
Amp
Amp
Amp
Master #
Gain
Bass
Middle
Treble
Pre Amp
Presence
Pre Amp Bright
0 〜 127
(MATCH DRIVE:
-127 〜 0)
OFF, ON
Speaker Sw
OFF, ON
Speaker Type
Mic Setting
「ON」にすると、歯切れの
良い明るい音になります。
※ プリ・アンプ・タイプ
が「JC-120」「Clean
Twin」「BG Lead」のと
きのみ有効です。
スピーカーを通すか(オ
ン)/通さないか(オフ)
を選択
スピーカーのタイプ
スピーカーの音を収録する
マイクの位置
1/2/3 の順でマイクの
位置が遠ざかります。
マイクの音量
ダイレクト音の音量
出力音の定位
出力音量
(別表タイプ参照)
1, 2, 3
OVERDRIVE」と同じです。
fig.MFX-38
L in
L out
Distortion
R in
Amp
Simulator
2-Band
EQ
Pan L
Pan R
R out
Mic Level
Direct Level
Pan #
Level #
アンプの音量と歪み具合
0 〜 127
0 〜 127
L64 〜 63R
0 〜 127
スピーカー各タイプの仕様
スピーカーの項は、スピーカーの径(インチ)と個数を示していま
す。
タイプ
キャビネット
スピーカー
マイク
SMALL 1
SMALL 2
MIDDLE
JC-120
BUILT-IN 1
BUILT-IN 2
BUILT-IN 3
BUILT-IN 4
BUILT-IN 5
BG STACK 1
BG STACK 2
MS STACK 1
MS STACK 2
METAL STACK
2-STACK
3-STACK
小型後面開放型
小型後面開放型
後面開放型
後面開放型
後面開放型
後面開放型
後面開放型
後面開放型
後面開放型
密閉型
大型密閉型
大型密閉型
大型密閉型
大型 2 段重ね
大型 2 段重ね
大型 3 段重ね
10
10
12
12
12
12
12
12
12
12
12
12
12
12
12
12
ダイナミック
ダイナミック
ダイナミック
ダイナミック
ダイナミック
コンデンサー
コンデンサー
コンデンサー
コンデンサー
コンデンサー
コンデンサー
コンデンサー
コンデンサー
コンデンサー
コンデンサー
コンデンサー
x
x
x
x
x
x
x
x
x
x
x
x
x
x
1
2
2
2
2
2
2
2
2
4
4
4
4
4
277
Fantom-X678_r_j.book 278 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
40:COMPRESSOR(コンプレッサー)
43:DELAY(ディレイ)
大きなレベルの音を抑え、小さなレベルの音を持ち上げることで、
全体の音量のバラツキを抑えます。
ステレオ仕様のディレイです。
fig.MFX-40
fig.MFX-43a
L in
Compressor
Feedback Mode が NORMAL のとき
L out
2-Band EQ
Balance D
L in
R in
Compressor
Delay
R out
2-Band EQ
2-Band
EQ
L out
Balance W
Feedback
Feedback
パラメーター
設定値
説明
Attack #
0 〜 127
Threshold #
Post Gain
Low Gain
High Gain
Level #
0 〜 127
0 〜 +18 dB
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
0 〜 127
Threshold を超える入力があった
時に、音量を圧縮するまでの時間
圧縮を始める音量レベル
出力する音のレベル
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
出力音量
Delay
R in
Balance D
Balance W
2-Band
EQ
R out
2-Band
EQ
L out
Feedback Mode が CROSS のとき
fig.MFX-43b
Balance D
41:LIMITER(リミッター)
L in
指定の音量より大きな音を圧縮し、音の歪みを抑えます。
Delay
Balance W
fig.MFX-41
L in
Limiter
2-Band EQ
L out
R in
Limiter
2-Band EQ
R out
Feedback
Feedback
Delay
R in
Balance D
パラメーター
設定値
説明
Release #
0 〜 127
圧縮がかかっている状態か
ら、入力が Threshold より
小さくなった時に、圧縮を
やめるまでの時間
圧縮を始める音量レベル
圧縮比
出力する音のレベル
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
出力音量
Threshold #
Ratio
Post Gain
Low Gain
High Gain
Level #
0 〜 127
1.5:1, 2:1, 4:1, 100:1
0 〜 +18 dB
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
0 〜 127
パラメーター
設定値
Delay Left
Delay Right
Phase Left
Phase Right
0 〜 1300 ms,
音符
NORMAL,
INVERSE
Feedback
Mode
Feedback #
NORMAL,
CROSS
-98 〜 + 98 %
HF Damp
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
Low Gain
High Gain
Balance #
-15 〜 + 15 dB
-15 〜 + 15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
42:GATE(ゲート)
エフェクターへの入力音の音量によって、残響音の余韻をカットし
ます。音の余韻を強制的に短くするときなどに使います。
fig.MFX-42
L in
Gate
L out
R in
Gate
R out
パラメーター
設定値
説明
Threshold #
Mode
0 〜 127
GATE, DUCK
Attack
0 〜 127
Hold
0 〜 127
Release
0 〜 127
Balance #
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
ゲートを閉じ始める音量レベル
ゲートの種類
GATE(ゲート)
:原音の音量が小
さくなるとゲートが閉じ、原音が
カットされます。
DUCK(ダッキング)
:原音の音量
が大きくなるとゲートが閉じ、原
音がカットされます。
ゲートが開き始めてから、開ききる
までの所要時間
原音がスレッショルド・レベルを下
回った瞬間から、ゲートが閉じ始め
るまでの時間
ホールド・タイム経過後、ゲートが
閉じ始めてから閉じ終わるまでの所
要時間
原音(D)とエフェクト音(W)の音
量バランス
出力音量
Level
278
Level
Balance W
2-Band
EQ
R out
説明
原音が鳴ってから左右のディレ
イ音が鳴るまでの遅延時間
左右のディレイ音の位相
NORMAL:非反転
INVERT:反転
ディレイ音を戻す入力先
(アルゴリズム図参照)
ディレイ音を入力に戻す割合
(マイナス:逆相)
入力に戻すディレイ音の高域成
分をカットする基準周波数
(BYPASS:カットしない)
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とディレイ音(W)
の音量バランス
出力音量
Fantom-X678_r_j.book 279 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
44:LONG DELAY(ロング・ディレイ)
46:MODULATION DELAY
(モジュレーション・ディレイ)
長いディレイ・タイムが得られるディレイです。
fig.MFX-44
ディレイ音に揺れが加えられます。
2-Band
EQ
L in
L out
Feedback Mode が NORMAL のとき
fig.MFX-46a
Pan L
Balance D
Long Delay
L in
Pan R
Feedback
2-Band
EQ
R in
パラメーター
設定値
Delay Time
0 〜 2600 ms,
音符
NORMAL,
INVER SE
-98 〜 +98 %
Phase
Feedback #
HF Damp
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
Pan #
Low Gain
High Gain
Balance #
L64 〜 63R
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
Level
Delay
R out
原音が鳴ってからディレイ音が
鳴るまでの遅延時間
ディレイ音の位相(NORMAL:
非反転 INVERT:反転)
ディレイ音を入力に戻す割合
(マイナス:逆相)
ディレイ音の高域成分をカット
する基準周波数(BYPASS:
カットしない)
ディレイ音の定位
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音 (D) とディレイ音 (W) との
音量バランス
出力音量
Delay
2 つのディレイ・ユニットを直列に接続したディレイです。各々の
ディレイ・ユニットには独立してフィードバックをかけることがで
きるので、複雑なディレイ音を得ることができます。
fig.MFX-45
L in
L out
Pan L
Delay 1
Delay 2
Feedback 1
Feedback 2
R in
0 〜 1300 ms, 音符
Delay1 Feedback #
-98 〜 +98 %
Delay1 HF Damp
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
Delay2 Time
0 〜 1300 ms, 音符
Delay2 Feedback #
-98 〜 +98 %
Delay2 HF Damp
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
Pan #
Low Gain
High Gain
Balance #
L64 〜 63R
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
Level
Modulation
Balance W
Balance D
説明
ディレイ1に音が入力
されてからディレイ音
が鳴るまでの遅延時間
ディレイ音をディレイ
1の入力に戻す割合
(マイナス:逆相)
ディレイ1のディレイ
音の高域成分をカット
する基準周波数
(BYPASS:カットし
ない)
ディレイ2に音が入力
されてからディレイ音
が鳴るまでの遅延時間
ディレイ音をディレイ
2の入力に戻す割合
(マイナス:逆相)
ディレイ2のディレイ
音の高域成分をカット
する基準周波数
(BYPASS:カットし
ない)
ディレイ音の定位
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音 (D) とディレイ音
(W) との音量バランス
出力音量
2-Band
EQ
R out
2-Band
EQ
L out
Feedback Mode が CROSS のとき
fig.MFX-46b
Balance D
L in
Delay
Modulation
Balance W
Modulation
Balance W
Feedback
Feedback
Delay
R in
Balance D
パラメーター
設定値
Delay Left
Delay Right
Feedback
Mode
Feedback #
0 〜 1300 ms,
音符
NORMAL,
CROSS
-98 〜 + 98 %
HF Damp
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
Rate #
0.05 〜 10.00
Hz, 音符
0 〜 127
0 〜 180 deg
-15 〜 + 15 dB
-15 〜 + 15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
Pan R
R out
設定値
Balance W
R in
45:SERIAL DELAY(シリアル・ディレイ)
Delay1 Time
Modulation
L out
Feedback
Feedback
説明
パラメーター
2-Band
EQ
Depth
Phase
Low Gain
High Gain
Balance #
Level
2-Band
EQ
R out
説明
原音が鳴ってから左右のディレ
イ音が鳴るまでの遅延時間
ディレイ音を戻す入力先
(アルゴリズム図参照)
ディレイ音を入力に戻す割合
(マイナス:逆相)
入力に戻すディレイ音の高域成
分をカットする基準周波数
(BYPASS:カットしない)
モジュレーションの周期
モジュレーションの深さ
モジュレーションの広がり
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とディレイ音(W)
の音量バランス
出力音量
279
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午前9時5分
エフェクト一覧
47:3TAP PAN DELAY
(3 タップ・パン・ディレイ)
49:MULTI TAP DELAY
(マルチ・タップ・ディレイ)
中央、左、右の 3 方向にディレイ音が鳴らせます。
4 つのディレイ音を鳴らせます。ディレイ・タイムは指定のテンポ
に対する音符の長さで設定することもできます。また、各ディレイ
音の定位やレベルを設定することができます。
fig.MFX-47
Balance D
L in
2-Band
EQ
L out
fig.MFX-49
Balance D
Balance W
Left Tap
L in
Triple Tap Delay
Delay 1
Feed
back
Center Tap
Balance D
パラメーター
設定値
Delay Left/
Right/Center
0 〜 2600 ms, 音符
Center
Feedback #
HF Damp
-98 〜 +98 %
Left/Right/
Center Level
Low Gain
High Gain
Balance #
0 〜 127
2-Band
EQ
R out
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
Delay 2
原音が鳴ってから左/右/中
央のディレイ音が鳴るまでの
遅延時間
ディレイ音を入力に戻す割合
(マイナス:逆相)
入力に戻すディレイ音の高域
成分をカットする基準周波数
(BYPASS:カットしない)
左/右/中央のディレイ音の
音量
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とディレイ音(W)
の音量バランス
出力音量
48:4TAP PAN DELAY
(4 タップ・パン・ディレイ)
Balance D
L out
Balance W
Feedback
パラメーター
設定値
Delay 1 〜 4
Time
Delay 1
Feedback #
HF Damp
0 〜 2600 ms,
音符
-98 〜 + 98 %
Delay 1 〜 4
Pan
Delay 1 〜 4
Level
Low Gain
High Gain
Balance #
L64 〜 63R
Delay 2
Quadruple Tap Delay
説明
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
0 〜 127
ディレイ 1 〜 4 の音量
-15 〜 + 15 dB
-15 〜 + 15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とエフェクト音(W)
の音量バランス
出力音量
L in
Delay 4
Feedback
Rev
Rev. Delay
Balance D
D3
各ディレイ音の定位
R
設定値
Delay 1 〜 4
Time
0 〜 2600 ms, 音符
Delay 1
Feedback #
HF Damp
-98 〜 +98 %
Delay 1 〜 4
Level
Low Gain
High Gain
Balance #
0 〜 127
280
2-Band
EQ
R out
D2
R in
4
パラメーター
Level
L out
Delay
fig.MFX-48b
L
2-Band
EQ
D1
R out
1
原音が鳴ってからディレイ 1 〜
4 の音が鳴るまでの遅延時間
ディレイ音を入力に戻す割合
(マイナス:逆相)
入力に戻すディレイ音の高域成
分をカットする基準周波数
(BYPASS:カットしない)
ディレイ 1 〜 4 の定位
入力された音のリバース音をディレイ音として付加するリバース・
ディレイです。リバース・ディレイの直後にはタップ・ディレイが
接続されています。
Balance W
R in
3
R out
fig.MFX-50
Delay 3
2
2-Band
EQ
50:REVERSE DELAY
(リバース・ディレイ)
fig.MFX-48a
Delay 1
Balance D
Level
4 つのディレイ音を鳴らせます。
L in
Balance W
Delay 4
R in
説明
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
Level
Multi Tap Delay
Balance W
Right Tap
R in
L out
Balance W
Delay 3
Feedback
2-Band
EQ
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
説明
原音が鳴ってから、ディレイ
1 〜 4 の音が鳴るまでの遅延
時間
ディレイ音を入力に戻す割合
(マイナス:逆相)
入力に戻すディレイ音の高域
成分をカットする基準周波数
(BYPASS:カットしない)
ディレイ 1 〜 4 の音量
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とディレイ音(W)
の音量バランス
出力音量
パラメーター
設定値
Threshold
0 〜 127
Rev Delay Time
0 〜 1300 ms,
音符
Rev Delay
Feedback #
-98 〜 + 98 %
Rev Delay HF
Damp
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
Rev Delay Pan
Rev Delay Level
Delay 1 〜 3
Time
L64 〜 63R
0 〜 127
0 〜 1300 ms,
音符
Delay 3
Feedback #
-98 〜 + 98 %
説明
リバース・ディレイがかかり始
める音量
リバース・ディレイに音が入力
されてからディレイ音が鳴るま
での遅延時間
ディレイ音をリバース・ディレ
イの入力に戻す割合(マイナ
ス:逆相)
リバース・ディレイ音の高域成
分をカットする基準周波数
(BYPASS:カットしない)
リバース・ディレイ音の定位
リバース・ディレイ音の音量
タップ・ディレイに音が入力さ
れてからディレイ音が鳴るまで
の遅延時間
ディレイ音をタップ・ディレイ
の入力に戻す割合(マイナス:
逆相)
Fantom-X678_r_j.book 281 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
パラメーター
設定値
Delay HF Damp
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
Delay 1 Pan,
Delay 2 Pan
Delay 1 Level,
Delay 2 Level
Low Gain
High Gain
Balance #
L64 〜 63R
Level
説明
タップ・ディレイ音の高域成分
をカットする基準周波数
(BYPASS:カットしない)
タップ・ディレイ音の定位
0 〜 127
タップ・ディレイ音の音量
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
52:3D DELAY(3D ディレイ)
ディレイ音に 3D 効果(立体感)がかかります。 ディレイ音が 90
度左と 90 度右に定位します。
fig.MFX-52
L
Level
2-Band
EQ
L out
2-Band
EQ
R out
3D Delay L
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音 (D) とディレイ音 (W) との
音量バランス
出力音量
3D Delay C
Feedback
3D Delay R
51:SHUFFLE DELAY(シャッフル・ディレイ)
ディレイ音をシャッフルさせる事ができ、スイング感のある弾むよ
うなディレイ効果が得られます。
fig.MFX-51
2-Band
EQ
L in
Feedback
Delay A
L out
A
R
パラメーター
設定値
Delay Left
Delay Right
Delay Center
Center
Feedback #
HF Damp
0 〜 2600 ms,
音符
Left Level
Right Level
Center Level
Output Mode
0 〜 127
Low Gain
High Gain
Balance #
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
Delay
Delay B
B
2-Band
EQ
R in
パラメーター
設定値
Delay Time #
Shuffle Rate #
0 〜 2600 ms,
音符
0 〜 100 %
Acceleration
0 〜 15
Feedback #
-98 〜 +98 %
HF Damp
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
Pan A/B
Level A/B
Low Gain
High Gain
Balance #
L64 〜 63R
0 〜 127
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
Level
R out
-98 〜 +98 %
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
SPEAKER, PHONES
説明
原音が鳴ってからディレイ音が
鳴るまでの遅延時間
ディレイ A の遅延時間に対する
ディレイ B の遅延時間の割合
100 で同じ長さです。
ディレイ・タイムを変化させた
場合、現在のディレイ・タイム
から指定のディレイ・タイムに
達するまでの時間
ディレイ音を入力に戻す割合
(マイナス:逆相)
入力に戻すディレイ音の高域成
分をカットする基準周波数
(BYPASS:カットしない)
ディレイ A/B の定位
ディレイ A/B の音量
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とエフェクト音(W)
の音量バランス
出力音量
Level
説明
原音が鳴ってから中央/左/
右のディレイ音が鳴るまでの
遅延時間
ディレイ音を入力に戻す割合
(マイナス:逆相)
入力に戻すディレイ音の、高
域成分をカットする基準周波
数(BYPASS:カットしない)
中央/左/右のディレイ音の
音量
OUTPUT ジャックから出力さ
せる音を再生する方法
SPEAKER:スピーカー
PHONES:ヘッドホン
それぞれに最適な 3D 効果
が得られます。
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とエフェクト音
(W)の音量バランス
出力音量
53:TIME CONTROL DELAY
(タイム・コントロール・ディレイ)
ディレイ・タイムを滑らかに変化させることができるディレイです。
fig.MFX-53
L in
2-Band EQ
Time Ctrl Delay
L out
Pan L
Feedback
Feedback
Time Ctrl Delay
Pan R
R in
2-Band EQ
パラメーター
設定値
Delay Time #
Acceleration
0 〜 1300 ms,
音符
0 〜 15
Feedback #
-98 〜 +98 %
HF Damp
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
Low Gain
High Gain
Balance #
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
Level
R out
説明
原音が鳴ってからディレイ音が
鳴るまでの遅延時間
ディレイ・タイムを変化させた
場合、現在のディレイ・タイム
から指定のディレイ・タイムに
達するまでの時間。ディレイ・
タイムと同時にピッチ変化の速
さも変わります。
ディレイ音を入力に戻す割合
(マイナス:逆相)
入力に戻すディレイ音の高域成
分をカットする基準周波数
(BYPASS:カットしない)
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とディレイ音(W)
の音量バランス
出力音量
281
Fantom-X678_r_j.book 282 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
54:LONG TIME CTRL DELAY
(ロング・タイム・コントロール・ディレイ)
ディレイ・タイムを滑らかに変化させることができるディレイで、
長いディレイ・タイムが得られます。
パラメーター
設定値
説明
Wow/Flutter
Depth
Echo Level #
Direct Level #
Level
0 〜 127
ワウ・フラッターの深さ
0 〜 127
0 〜 127
0 〜 127
エコー音の音量
原音の音量
出力音量
fig.MFX-54
L in
Balance D
2-Band
EQ
L out
Balance W
ローファイ効果に加えて、ホワイト・ノイズ、ディスク・ノイズな
どのノイズを発生させます。
Time Control Delay
Balance W
Feedback
R in
Balance D
パラメーター
設定値
Delay Time #
0 〜 2600 ms,
音符
0 〜 15
Acceleration
Feedback #
-98 〜 +98 %
HF Damp
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
Pan #
Low Gain
High Gain
Balance #
L64 〜 63R
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
Level
2-Band
EQ
56:LOFI NOISE(ローファイ・ノイズ)
fig.MFX-56
R out
L in
原音が鳴ってからディレイ音が
鳴るまでの遅延時間
ディレイ・タイムを変化させた
場合、現在のディレイ・タイム
から指定のディレイ・タイムに
達するまでの時間
ディレイ・タイムと同時にピッ
チ変化の速さも変わります。
ディレイ音を入力に戻す割合
(マイナス:逆相)
入力に戻すディレイ音の高域成
分をカットする基準周波数
(BYPASS:カットしない)
ディレイ音の定位
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とディレイ音(W)の
音量バランス
出力音量
55:TAPE ECHO(テープ・エコー)
リアルなテープ・ディレイ・サウンドが得られる、バーチャル・
テープ・エコーです。ローランド RE-201 スペース・エコーの、
テープ・エコー部のシミュレートです。
fig.MFX-55
L out
Direct Level
Echo Level
Tape Echo
R out
Direct Level
パラメーター
設定値
説明
Mode
S, M, L, S+M,
S+L, M+L,
S+M+L
使用する再生ヘッドの組み合わせ
遅れ時間の異なる 3 個のヘッド
の中から選びます。
S:ショート
M:ミドル
L:ロング
テープ・スピード
値を大きくすると、ディレイ音
の間隔が短くなります。
ディレイ音の繰り返し量
エコー音の低域の増幅/減衰量
エコー音の高域の増幅/減衰量
ショート/ミドル/ロングの再生
ヘッドごとの定位
Repeat Rate #
0 〜 127
Intensity #
Bass
Treble
Head S Pan
Head M Pan
Head L Pan
Tape
Distortion
0 〜 127
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
L64 〜 63R
Wow/Flutter
Rate
0 〜 127
282
0〜5
2-Band
EQ
R out
Noise Gen.
Lo-Fi
R in
パラメーター
設定値
LoFi Type
1〜9
Post Filter
Type
OFF, LPF, HPF
Post Filter
Cutoff
W/P Noise
Type
W/P Noise
LPF
200 〜 8000 Hz
W/P Noise
Level #
Disc Noise
Type
0 〜 127
Disc Noise
LPF
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
Disc Noise
Level #
Hum Noise
Type
Hum Noise
LPF
0 〜 127
Hum Noise
Level #
Low Gain
High Gain
Balance #
0 〜 127
WHITE, PINK
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
LP, EP, SP, RND
Echo Level
R in
L out
Lo-Fi
説明
L in
2-Band
EQ
テープ独特の歪みを付加する量
測定器で測るとわかるような微
妙な音色変化を再現します。値
を大きくすると、歪みが深くな
ります。
ワウ・フラッター(テープの劣化
や回転ムラによる、複雑なピッチ
の揺れ)の速さ
Level
説明
音質を粗くします。値が大き
いほど音質が粗くなります。
LoFi を通った後のフィルター
の種類
OFF:フィルター未使用
LPF:高域をカット
HPF:低域をカット
フィルターで特定の周波数を
カットする場合の基準周波数
ホワイト・ノイズとピンク・
ノイズの切り替え
ホワイト/ピンク・ノイズに
かけるロー・パス・フィル
ターの基準周波数
(BYPASS:カットしない)
ホワイト/ピンク・ノイズの
音量
レコード・ノイズの種類
タイプによってノイズの出
る頻度が変わります。
レコード・ノイズにかける
ロー・パス・フィルターの基
準周波数(BYPASS:カット
しない)
レコード・ノイズの音量
50Hz, 60Hz
ハム・ノイズの周波数
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
ハム・ノイズにかけるロー・
パス・フィルターの基準周波
数(BYPASS:カットしな
い)
ハム・ノイズの音量
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とエフェクト音
(W)の音量バランス
出力音量
Fantom-X678_r_j.book 283 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
57:LOFI COMPRESS
(ローファイ・コンプレス)
59:TELEPHONE(テレフォン)
電話機を通じて聴こえるような、こもった音が得られます。
fig.MFX-59
音質を荒くします。
fig.MFX-57
L in
R in
Compressor
Lo-Fi
2-Band
EQ
Compressor
Lo-Fi
2-Band
EQ
L out
R out
パラメーター
設定値
説明
Pre Filter Type
1〜6
LoFi Type
1〜9
Post Filter
Type
OFF, LPF, HPF
200 〜 8000 Hz
LoFi を通る前のフィルターの種
類
音質を粗くします。値が大きいほ
ど音質が粗くなります。
LoFi を通った後のフィルターの
種類
OFF:フィルター未使用
LPF:高域をカット
HPF:低域をカット
Post Filter の基準周波数
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とエフェクト音(W)
の音量バランス
出力音量
Post Filter
Cutoff
Low Gain
High Gain
Balance #
Level #
L in
Telephone
L out
R in
Telephone
R out
パラメーター
設定値
Voice Quality #
Treble
Balance #
0 〜 15
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
Level
説明
通話音の音質
通話音の高域
原音(D)とエフェクト音
(W)の音量バランス
出力音量
60:PHONOGRAPH(フォノグラフ)
レコード・プレーヤーでアナログ・レコード盤を鳴らしているよう
な音を再現します。レコード独特の様々な雑音や、古いターンテー
ブルの回転ムラまで表現できます。
fig.MFX-60
58:LOFI RADIO(ローファイ・ラジオ)
Balance D
L in
L out
Phonograph
Balance W
Phonograph
Balance W
R in
R out
Balance D
ローファイ効果に加えて、ラジオ・ノイズを発生させます。
fig.MFX-58
2-Band
EQ
L in
L out
Lo-Fi
Radio
Lo-Fi
2-Band
EQ
R in
R out
パラメーター
設定値
説明
LoFi Type
1〜9
Post Filter
Type
OFF, LPF, HPF
Post Filter
Cutoff
Radio
Detune #
200 〜 8000 Hz
音質を粗くします。値が大きいほ
ど音質が粗くなります。
LoFi を通った後のフィルターの
種類
OFF:フィルター未使用
LPF:高域をカット
HPF:低域をカット
Post Filter の基準周波数
Radio Noise
Level #
Balance #
0 〜 127
ラジオのチューニングのノイズを
シミュレートします。値が大きく
なるほどチューニングがずれま
す。
ラジオ・ノイズの音量
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
原音(D)とエフェクト音(W)
の音量バランス
出力音量
Level
0 〜 127
パラメーター
設定値
Signal Distortion
Frequency
Range
0 〜 127
0 〜 127
Disc Type
LP, EP, SP
Scratch Noise
Level
Dust Noise Level
0 〜 127
Hiss Noise Level
0 〜 127
Total Noise
Level #
Wow
Flutter
Random
0 〜 127
Total Wow/
Flutter #
Balance #
0 〜 127
長い周期の回転ムラの度合い
短い周期の回転ムラの度合い
周期の定まらない回転ムラの度
合い
全体の回転ムラの量
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
原音(D)とエフェクト音(W)
の音量バランス
出力音量
Level
0 〜 127
0 〜 127
0 〜 127
0 〜 127
説明
歪み具合
再生システムの周波数特性
値を小さくすると、周波数特
性の悪い、古いシステムの雰
囲気になります。
ターンテーブルの回転速度
Scratch Noise の周期に影響
します。
レコード盤の傷による雑音の音
量
レコード盤の埃による雑音の音
量
「サーッ」という連続した雑音の
音量
全体の雑音量
283
Fantom-X678_r_j.book 284 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
61:PITCH SHIFTER(ピッチ・シフター)
ステレオ仕様のピッチ・シフターです。
fig.MFX-61
L in
2-Band EQ
L out
63:STEP PITCH SHIFTER
(ステップ・ピッチ・シフター)
ピッチ・シフト音のシフト量を 16 ステップのシーケンスに従って
変化させるピッチ・シフターです。
fig.MFX-63
Pitch Shifter
L in
Pitch Shifter
R in
2-Band EQ
2-Band
EQ
L out
2-Band
EQ
R out
Step Pitch Shifter
R out
Step Pitch Shifter
パラメーター
設定値
Coarse #1
Fine #1
-24 〜 +12 semi
-100 〜 +100 cent
Delay Time
0 〜 1300 ms,
音符
-98 〜 +98 %
Feedback #
Low Gain
High Gain
Balance #
説明
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
Level
ピッチ・シフト量(半音単位)
ピッチ・シフト量(2 セント単
位)
原音が鳴ってからピッチ・シフト
音が鳴るまでの遅延時間
ピッチ・シフト音を入力に戻す割
合(マイナス:逆相)
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とピッチ・シフト音
(W)の音量バランス
出力音量
62:2VOICE PITCH SHIFTER
(2 ボイス・ピッチ・シフター)
R in
パラメーター
設定値
説明
Step 01 〜 16
-24 〜 + 12 semi
Rate #
Attack #
0.05 〜 10.0 Hz,
音符
0 〜 127
Gate Time #
0 〜 127
Fine
-100 〜 +100 cent
Delay Time
0 〜 1300 ms,
音符
-98 〜 + 98 %
各ステップにおけるピッチ・シ
フト量(半音単位)
16 ステップのシーケンスを繰
り返す周期
ピッチ・シフト量がステップ間
で変化する速さ
各ステップでのピッチ・シフト
音の発音時間
各ステップで共通のピッチ・シ
フト量(2 セント単位)
原音が鳴ってからピッチ・シフ
ト音が鳴るまでの遅延時間
ピッチ・シフト音を入力に戻す
割合(マイナス:逆相)
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音 (D) とピッチ・シフト音
(W) との音量バランス
出力音量
Feedback #
原音のピッチをずらします。ピッチをずらした 2 つの音を原音に重
ねて鳴らすことができます。
Low Gain
High Gain
Balance #
fig.MFX-62
Level
Balance D
L in
-15 〜 + 15 dB
-15 〜 + 15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
L out
Level 1
2Voice Pitch Shifter
Pan 1 L
Balance W
64:REVERB(リバーブ)
Pan 1 R
原音に残響を加え、空間の広さなどをシミュレートします。
Pan 2 L
fig.MFX-64
Level 1
Pan 2 R
R in
Balance W
L in
2-Band
EQ
Balance D
R out
L out
Balance W
Balance D
Reverb
Balance W
パラメーター
設定値
説明
Pitch1:Coarse #1
-24 〜 +12 semi
R in
Pitch1:Fine #1
-100 〜 +100 cent
Pitch1:Delay
0 〜 1300 ms,
音符
Pitch1:Feedback
#
Pitch1:Pan #
Pitch1:Level
Pitch2:Coarse #2
Pitch2:Fine #2
Pitch2:Delay
-98 〜 +98 %
ピッチ・シフト 1 のピッチ・
シフト量(半音単位)
ピッチ・シフト 1 のピッチ・
シフト量(2 セント単位)
原音が鳴ってからピッチ・シ
フト 1 の音が鳴るまでの遅延
時間
ピッチ・シフト音を入力に戻
す割合(マイナス:逆相)
ピッチ・シフト 1 の音の定位
ピッチ・シフト 1 の音量
ピッチ・シフト 2 の設定
設定項目はピッチ・シフト 1
と同じです。
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とピッチ・シフト
音(W)の音量バランス
出力音量
Pitch2:Feedback
#
Pitch2:Pan #
Pitch2:Level
Low Gain
High Gain
Balance #
Level
284
L64 〜 63R
0 〜 127
-24 〜 +12 semi
-100 〜 +100 cent
0 〜 1300 ms,
音符
-98 〜 +98 %
L64 〜 63R
0 〜 127
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
Balance D
2-Band
EQ
R out
パラメーター
設定値
説明
Type
ROOM1, ROOM2,
STAGE1, STAGE2,
HALL1, HALL2
Pre Delay
0.0 〜 100.0 ms
Time #
HF Damp
0 〜 127
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
Low Gain
High Gain
Balance #
-15 〜 + 15 dB
-15 〜 + 15 dB
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
リバーブの種類
ROOM1:余韻が短く高密度
ROOM2:余韻が短く低密度
STAGE1:後部残響音多め
STAGE2:初期反射強め
HALL1:澄んだ響き
HALL2:豊かな響き
原音が鳴ってからリバーブ音が
鳴るまでの遅延時間
リバーブ音の余韻の長さ
リバーブ音の高域成分をカット
する周波数
周波数を低くするほどやわら
かなリバーブ音になります。
(BYPASS:カットしない)
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とリバーブ音(W)
の音量バランス
出力音量
Level
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月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
65:GATED REVERB(ゲート・リバーブ)
リバーブ音を途中でカットするリバーブです。
fig.MFX-65
67:OVERDRIVE → FLANGER
(オーバードライブ→フランジャー)
fig.MFX-67
L in
2-Band
EQ
Balance D
L out
Balance D
L out
L in
Feedback
Balance W
Gated Reverb
Overdrive
Balance W
2-Band
EQ
R in
Balance D
Balance W
Flanger
Balance W
R out
R out
R in
Balance D
パラメーター
設定値
Type
NORMAL, REVERSE,
SWEEP1, SWEEP2
説明
Pre Delay
0.0 〜 100.0 ms
Gate Time
Low Gain
High Gain
Balance #
5 〜 500 ms
-15 〜 +15 dB
-15 〜 +15 dB
D100:0W 〜 D0:100W
Level #
0 〜 127
リバーブの種類
NORMAL:通常のゲー
ト・リバーブ
REVERSE:音量が次第
に増大するリバーブ
SWEEP1:リバーブ音が
右から左へ移動
SWEEP2:リバーブ音が
左から右へ移動
原音が鳴ってからリバーブ
音が鳴るまでの遅延時間
リバーブ音の余韻の長さ
低域の増幅/減衰量
高域の増幅/減衰量
原音(D)とリバーブ音
(W)の音量バランス
出力音量
66:OVERDRIVE → CHORUS
(オーバードライブ→コーラス)
パラメーター
設定値
説明
Overdrive
Drive #
Overdrive
Pan #
Flanger Pre
Delay
Flanger
Rate #
Flanger
Depth
Flanger
Feedback #
Flanger
Balance #
0 〜 127
歪み具合
音量も変化します。
歪ませた音の定位
Level
0 〜 127
L64 〜 63R
0.0 〜 100.0 ms
原音が鳴ってからフランジャー
音が鳴るまでの遅延時間
揺れの周期
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
0 〜 127
揺れの深さ
-98 〜 + 98 %
フランジャー音を入力に戻す割
合(マイナス:逆相)
フランジャーを通した音(W)
と通さない音(D)の音量バラ
ンス
出力音量
D100:0W 〜
D0:100W
68:OVERDRIVE → DELAY
(オーバードライブ→ディレイ)
fig.MFX-66
fig.MFX-68
L out
L in
Balance D
L out
L in
Balance D
Balance W
Overdrive
Balance W
Chorus
Overdrive
Balance W
R out
R in
Balance D
Delay
Balance W
Feedback
R out
R in
Balance D
パラメーター
設定値
説明
Overdrive
Drive #
Overdrive
Pan #
Chorus Pre
Delay
Chorus
Rate #
Chorus
Depth
Chorus
Balance #
Level
0 〜 127
歪み具合
音量も変化します。
歪ませた音の定位
L64 〜 63R
0.0 〜 100.0 ms
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
0 〜 127
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
原音が鳴ってからコーラス音が
鳴るまでの遅延時間
揺れの周期
揺れの深さ
コーラスを通した音(W)と通
さない音(D)の音量バランス
出力音量
パラメーター
設定値
説明
Overdrive
Drive #
Overdrive
Pan #
Delay Time
0 〜 127
歪み具合
音量も変化します。
歪ませた音の定位
Delay
Feedback #
Delay HF
Damp
-98 〜 + 98 %
Delay
Balance #
Level
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
L64 〜 63R
0 〜 2600 ms , 音符
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
原音が鳴ってからディレイ音が
鳴るまでの遅延時間
ディレイ音を入力に戻す割合
(マイナス:逆相)
入力に戻すディレイ音の、高域
成分をカットする周波数
(BYPASS:カットしない)
ディレイを通した音(W)と通
さない音(D)の音量バランス
出力音量
285
Fantom-X678_r_j.book 286 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
69:DISTORTION → CHORUS
(ディストーション→コーラス)
72:ENHANCER → CHORUS
(エンハンサー→コーラス)
設定項目は「66:OVERDRIVE → CHORUS」とほぼ同じで、以下
の 2 カ所だけ異なります。
fig.MFX-72
L in
L out
Enhancer
Mix
Overdrive Drive → Distortion Drive、
Overdrive Pan → Distortion Pan
Balance D
Balance W
Chorus
Balance W
fig.MFX-69
L out
L in
Balance D
R in
R out
Enhancer
Mix
Balance D
Balance W
Distortion
Chorus
Balance W
R out
R in
Balance D
70:DISTORTION → FLANGER
(ディストーション→フランジャー)
設定項目は「67:OVERDRIVE → FLANGER」とほぼ同じで、以下
の 2 カ所だけ異なります。
Overdrive Drive → Distortion Drive、
Overdrive Pan → Distortion Pan
fig.MFX-70
Balance D
L out
L in
Feedback
Distortion
Balance W
パラメーター
設定値
説明
Enhancer
Sens #
Enhancer
Mix #
Chorus Pre
Delay
Chorus
Rate #
Chorus
Depth
Chorus
Balance #
Level
0 〜 127
エンハンサーのかかり具合
0 〜 127
生成された倍音の音量
0.0 〜 100.0 ms
原音が鳴ってからコーラス音が
鳴るまでの遅延時間
揺れの周期
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
0 〜 127
D100:0W 〜
D0:100W
0 〜 127
揺れの深さ
コーラスを通した音(W)と通
さない音(D)の音量バランス
出力音量
73:ENHANCER → FLANGER
(エンハンサー→フランジャー)
fig.MFX-73
Balance D
Flanger
Balance W
L in
L out
Enhancer
Mix
Feedback
Balance W
R out
R in
Flanger
Balance D
Balance W
R in
R out
Enhancer
Mix
71:DISTORTION → DELAY
(ディストーション→ディレイ)
設定項目は「68:OVERDRIVE → DELAY」とほぼ同じで、以下の
2 カ所だけ異なります。
Overdrive Drive → Distortion Drive、
Overdrive Pan → Distortion Pan
パラメーター
設定値
説明
Enhancer
Sens #
Enhancer
Mix #
Flanger Pre
Delay
0 〜 127
エンハンサーのかかり具合
0 〜 127
生成された倍音の音量
0.0 〜 100.0 ms
Flanger
Rate #
Flanger
Depth
Flanger
Feedback #
Flanger
Balance #
0.05 〜 10.00 Hz, 音符
原音が鳴ってからフラン
ジャー音が鳴るまでの遅延時
間
揺れの周期
0 〜 127
揺れの深さ
-98 〜 + 98 %
Level
0 〜 127
フランジャー音を入力に戻す
割合(マイナス:逆相)
フランジャーを通した音(W)
と通さない音(D)の音量バラ
ンス
出力音量
fig.MFX-71
L out
L in
Balance D
Balance W
Distortion
Delay
Balance W
Feedback
R out
R in
Balance D
286
Balance D
D100:0W 〜 D0:100W
Fantom-X678_r_j.book 287 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
74:ENHANCER → DELAY
(エンハンサー→ディレイ)
76:FLANGER → DELAY
(フランジャー→ディレイ)
fig.MFX-74
L in
fig.MFX-76
Balance D
L out
Enhancer
Mix
L in
Balance D
L out
Balance W
Feedback
Balance W
Flanger
Delay
Feedback
R in
Mix
Balance D
パラメーター
設定値
説明
Enhancer
Sens #
Enhancer
Mix #
Delay Time
0 〜 127
エンハンサーのかかり具合
0 〜 127
生成された倍音の音量
Delay
Feedback #
Delay HF
Damp
-98 〜 +98 %
Delay
Balance #
D100:0W 〜 D0:100W
Level
0 〜 127
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
原音が鳴ってからディレイ音
が鳴るまでの遅延時間
ディレイ音を入力に戻す割合
(マイナス:逆相)
入力に戻すディレイ音の、高
域成分をカットする周波数
(BYPASS:カットしない)
ディレイを通した音(W)と
通さない音(D)の音量バラン
ス
出力音量
75:CHORUS → DELAY
(コーラス→ディレイ)
Balance W
Feedback
R out
Balance D
Balance D
パラメーター
設定値
説明
Flanger Pre
Delay
0.0 〜 100.0 ms
Flanger
Rate #
Flanger
Depth
Flanger
Feedback #
Flanger
Balance #
Delay Time
0.05 〜 10.00 Hz, 音符
原音が鳴ってからフラン
ジャー音が鳴るまでの遅延時
間
揺れの周期
0 〜 127
揺れの深さ
Delay
Feedback #
Delay HF
Damp
-98 〜 + 98 %
Delay
Balance #
D100:0W 〜 D0:100W
Level
0 〜 127
-98 〜 + 98 %
D100:0W 〜 D0:100W
0 〜 2600 ms , 音符
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
fig.MFX-75
L in
Delay
R in
Balance D
0 〜 2600 ms , 音符
Balance W
Balance W
Balance W
R out
Enhancer
Balance D
フランジャー音を入力に戻す
割合(マイナス:逆相)
原音(D)とフランジャー音
(W)の音量バランス
原音が鳴ってからディレイ音
が鳴るまでの遅延時間
ディレイ音を入力に戻す割合
(マイナス:逆相)
入力に戻すディレイ音の、高
域成分をカットする周波数
(BYPASS:カットしない)
ディレイを通した音(W)と
通さない音(D)の音量バラン
ス
出力音量
L out
Balance D
Balance W
Chorus
Balance W
Balance W
Delay
Balance W
Feedback
R in
R out
Balance D
77:CHORUS → FLANGER
(コーラス→フランジャー)
fig.MFX-77
Balance D
Balance D
Balance D
L in
パラメーター
設定値
説明
Chorus Pre
Delay
Chorus
Rate #
Chorus
Depth
Chorus
Balance #
Delay Time
0.0 〜 100.0 ms
0.05 〜 10.00 Hz, 音符
原音が鳴ってからコーラス音
が鳴るまでの遅延時間
揺れの周期
0 〜 127
揺れの深さ
Delay
Feedback #
Delay HF
Damp
-98 〜 +98 %
Delay
Balance #
D100:0W 〜 D0:100W
Level
0 〜 127
D100:0W 〜 D0:100W
0 〜 2600 ms , 音符
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
原音(D)とコーラス音(W)
の音量バランス
原音が鳴ってからディレイ音
が鳴るまでの遅延時間
ディレイ音を入力に戻す割合
(マイナス:逆相)
入力に戻すディレイ音の、高
域成分をカットする周波数
(BYPASS:カットしない)
ディレイを通した音(W)と
通さない音(D)の音量バラン
ス
出力音量
L out
Balance W
Chorus
Feedback
Balance W
Flanger
Balance W
Balance W
R in
R out
Balance D
Balance D
パラメーター
設定値
説明
Chorus Pre
Delay
Chorus
Rate #
Chorus
Depth
Chorus
Balance #
Flanger Pre
Delay
0.0 〜 100.0 ms
0.05 〜 10.00 Hz, 音符
原音が鳴ってからコーラス音
が鳴るまでの遅延時間
コーラス音の揺れの周期
0 〜 127
コーラス音の揺れの深さ
D100:0W 〜 D0:100W
Flanger
Rate #
Flanger
Depth
Flanger
Feedback #
Flanger
Balance #
0.05 〜 10.00 Hz, 音符
原音(D)とコーラス音(W)
の音量バランス
原音が鳴ってからフラン
ジャー音が鳴るまでの遅延時
間
フランジャー音の揺れの周期
0 〜 127
フランジャー音の揺れの深さ
-98 〜 + 98 %
Level
0 〜 127
フランジャー音を入力に戻す
割合(マイナス:逆相)
フランジャーを通した音(W)
と通さない音(D)の音量バラ
ンス
出力音量
0.0 〜 100.0 ms
D100:0W 〜 D0:100W
287
Fantom-X678_r_j.book 288 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
78:SYMPATHETIC RESONANCE
(シンパセティック・レゾナンス)
3D エフェクトを使うとき
アコースティック・ピアノでは、ダンパー・ペダルを踏んだとき
に、弾いた鍵盤の音が他の弦に共鳴して、豊かな響きと広がりが加
わります。この共鳴音(シンパセティック・レゾナンス)をシミュ
レートしています。
fig.MFX-78
3-Band
EQ
L in
L out
次の 4 つの 3D エフェクトでは、RSS(ローランド・サウン
ド・スペース)で培われたノウハウを生かし、ディレイ、リ
バーブやコーラスなどでは表現できない広がりを出していま
す。
52:3D DELAY(3D ディレイ)
29:3D CHORUS(3D コーラス)
30:3D FLANGER(3D フランジャー)
Syn. Resonance
31:3D STEP FLANGER(3D ステップ・フランジャー)
3-Band
EQ
R in
パラメーター
設定値
Depth #
Damper #
0 〜 127
0 〜 127
Pre LPF
16 〜 15000 Hz,
BYPASS
Pre HPF
BYPASS,
16 〜 15000 Hz
Peaking Freq
200 〜 8000 Hz
Peaking Gain
-15 〜 +15 dB
Peaking Q
0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0
HF Damp
16 〜 15000 Hz,
BYPASS
LF Damp
BYPASS,
16 〜 15000 Hz
Lid
1〜6
EQ
EQ
EQ
EQ
EQ
Low Freq
Low Gain
Mid Freq
Mid Gain
Mid Q
EQ High Freq
EQ High Gain
Level
288
200, 400 Hz
-15 〜 +15 dB
200 〜 8000 Hz
-15 〜 +15 dB
0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0
2000, 4000, 8000 Hz
-15 〜 +15 dB
0 〜 127
R out
説明
効果の深さ
ダンパーペダルの踏み込み量
(レゾナンス音を制御します)
入力音の高域成分をカットす
るフィルターの基準周波数
(BYPASS:カットしない)
入力音の低域成分をカットす
るフィルターの基準周波数
(BYPASS:カットしない)
入力音の特定の周波数帯を増
減するフィルターの基準周波
数
入力音の特定の周波数帯を増
減するフィルターの増幅/減
衰量
Peaking Gain で増幅/減衰す
る周波数帯の幅(値が大きい
ほど幅は狭くなります)
レゾナンス音の高域成分を
カットする基準周波数
(BYPASS:カットしない)
レゾナンス音の低域成分を
カットする基準周波数
(BYPASS:カットしない)
グランド・ピアノの大屋根の
開き具合による音の変化を再
現
低域の基準周波数
低域の増幅/減衰量
中域の基準周波数
中域の増幅/減衰量
中域の幅(値が大きいほど幅
は狭くなります)
高域の基準周波数
高域の増幅/減衰量
出力音量
これらのエフェクトを使うときは、スピーカーを以下のように
設置されることをおすすめします。また、スピーカーは、側面
の壁から十分離してください。
fig.32-002
30˚
30˚
左右のスピーカーの距離が離れすぎている場合や、残響が多す
ぎる部屋では、3D の効果が十分現れないことがあります。
また、これらのエフェクトには「Out(アウトプット・モー
ド)」というパラメーターがあります。OUTPUT 端子から出力
される音をスピーカーで鳴らすときは「Speaker」に、ヘッド
ホンで鳴らすときは「Phones」に設定すると、最適な 3D 効
果が得られます。このパラメーターが正しく設定されていない
と、3D の効果が十分現れないことがあります。
Fantom-X678_r_j.book 289 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
コーラス・パラメーター
STEP RESET 機能について
06 : STEP FILTER
Fantom-X では、 コーラス部をディレイとしても使うことができま
す。
16 : STEP RING MODULATOR
コーラスかディレイの選択、コーラス/ディレイ音の鳴らしかたな
どを設定します。
19 : STEP PAN
20 : SLICER
63 : STEP PITCH SHIFTER
の 5 つのタイプは、16 ステップのシーケンスを持っています。
パラメーター
設定値
説明
Chorus Type
0
1
2
3
コーラス/ディレイの選択
0 (OFF):コーラス/ディレ
イ未使用
1 (CHORUS):コーラス
2 (DELAY):ディレイ
3 (GM2 CHORUS):GM2
コーラス
これらのタイプでは、マルチエフェクト・コントロールを使っ
て、ステップのシーケンスを先頭から再開させる ( リセットす
る ) ことができます。
この場合、マルチエフェクト・コントロールの Destination を
"Step Reset" に設定してください。
例えば、モジュレーション・レバーでコントロールする場合に
は、以下のように設定します。
Source
: CC01:MODULATION
(OFF),
(CHORUS),
(DELAY),
(GM2 CHORUS)
Type:1(CHORUS)
Rate
0.05 〜 10.00 Hz,
音符
Depth
0 〜 127
Pre Delay
0.0 〜 100.0 ms
Feedback
0 〜 127
Filter Type
OFF, LPF, HPF
Cutoff Freq
200 〜 8000 Hz
コーラス音の揺れの周期
コーラス音の揺れの深さ
原音が鳴ってからコーラス音が
鳴るまでの遅延時間
コーラスを通した音を再びコー
ラスの入力に戻す量
フィルターの種類
OFF:フィルター未使用
LPF:高域をカット
HPF:低域をカット
フィルターで特定の周波数帯を
カットする場合の基準周波数
コーラス音の広がり具合
Destination : Step Reset
Sens
: +63
このようにすることで、モジュレーション・レバーを操作する
度に、ステップのシーケンスは先頭から再開されるようになり
ます。
音符 :
fig.MFX̲note2.j
(3連64分音符)、
(64分音符)、
(3連16分音符)、
(付点32分音符)、
(付点16分音符)、
(4分音符)、
(3連全音符)、
(付点全音符)、
(8分音符)、
(3連2分音符)、
(付点2分音符)、
(倍全音符)
(3連32分音符)、
(32分音符)、
(16分音符)、
(3連4分音符)、
(付点4分音符)、
(全音符)、
(3連8分音符)、
Phase
0 〜 180°
Type:2(DELAY)
Delay Left
0 〜 1000 ms, 音符
Delay Right
Delay Center
Center
-98 〜 +98 %
Feedback
HF Damp
200 〜 8000 Hz,
BYPASS
原音が鳴ってから左/右/中央
のディレイ音が鳴るまでの遅延
時間
ディレイ音を入力に戻す割合
(マイナス:逆相)
入力に戻すディレイ音の、高域
成分をカットする周波数
(BYPASS:カットしない)
中央/左/右のディレイ音の音
量
(付点8分音符)、
(2分音符)、
(3連倍全音符)、
Left Level
0 〜 127
Right Level
Center Level
Type:3(GM2 CHORUS)
Pre-LPF
0〜7
Level
Feedback
Delay
0 〜 127
0 〜 127
0 〜 127
Rate
Depth
Send Level
To Reverb
0 〜 127
0 〜 127
0 〜 127
コーラスに入力する音の、高域
成分の減衰量
コーラス音の音量
コーラス音を入力に戻す量
原音が鳴ってからコーラス音が
鳴るまでの遅延時間
揺れの周期
揺れの深さ
コーラス音をリバーブへ送る量
音符:
fig.MFX̲note2.j
(3連64分音符)、
(64分音符)、
(3連16分音符)、
(付点32分音符)、
(付点16分音符)、
(4分音符)、
(3連全音符)、
(付点全音符)、
(8分音符)、
(3連2分音符)、
(付点2分音符)、
(3連32分音符)、
(32分音符)、
(16分音符)、
(3連4分音符)、
(付点4分音符)、
(全音符)、
(3連8分音符)、
(付点8分音符)、
(2分音符)、
(3連倍全音符)、
(倍全音符)
289
Fantom-X678_r_j.book 290 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
リバーブ・パラメーター
リバーブまたはディレイの種類、リバーブ音の鳴らしかたなどを設
定します。
パラメーター
設定値
説明
Reverb Type
0
1
2
3
4
5
リバーブの種類
0 (OFF):リバーブ未使用
1 (REVERB):基本的なリ
バーブ
2 (SRV ROOM):ROOM の
残響音のより細かいシミュ
レーション
3 (SRV HALL):HALL の残
響音のより細かいシミュレー
ション
4 (SRV PLATE):プレート・
エコー(金属板を利用したリ
バーブ)のシミュレーション
5 (GM2 REVERB):GM2 リ
バーブ
(OFF),
(REVERB),
(SRV ROOM),
(SRV HALL),
(SRV PLATE),
(GM2 REVERB)
Type:1(REVERB)
Type
ROOM1, ROOM2,
STAGE1, STAGE2,
HALL1, HALL2,
DELAY, PAN-DELAY
リバーブ/ディレイの種類
ROOM1:余韻が短く高密度
ROOM2:余韻が短く低密度
STAGE1:後部残響音多め
STAGE2:初期反射強め
HALL1:澄んだ響き
HALL2:豊かな響き
DELAY:一般的なディレイ
PAN-DELAY:反射音が左右
に移動するディレイ
Time
0 〜 127
リバーブ音の余韻の長さ
(Type:ROOM1 〜 HALL2)
遅延時間
(Type:DELAY, PAN-DELAY)
HF Damp
200 〜 8000 Hz,
リバーブ音の高域成分をカット
BYPASS
する基準周波数
(BYPASS:カットしない)
Delay
0 〜 127
ディレイ音を入力に戻す量
Feedback
(Type が DELAY と PANDELAY のときのみ設定可
Type:2(SRV ROOM)/ 3(SRV HALL)/ 4(SRV PLATE)
Pre Delay
0.0 〜 100.0 ms
原音が鳴ってからリバーブ音が
鳴るまでの遅延時間
Time
0 〜 127
リバーブ音の余韻の長さ
Size
1〜8
部屋/ホールの大きさ
High Cut
160 Hz 〜 12.5 kHz,
最終出力音の高域成分をカット
BYPASS
する基準周波数
(BYPASS:カットしない)
Density
0 〜 127
リバーブ音の密度
Diffusion
0 〜 127
リバーブ音の密度の時間変化
値が大きいほど時間が経つに
従って、濃密な音になりま
す。
(リバーブタイムを長く
した場合に効果がよくあらわ
れます。
)
LF Damp
50 〜 4000 Hz
リバーブ音の低域成分をカット
Freq
する基準周波数
LF Damp
-36 〜 0 dB
LF ダンプの減衰量
Gain
(0:効果なし)
HF Damp
4000 Hz 〜 12.5 kHz
リバーブ音の高域成分をカット
Freq
する基準周波数
HF Damp
-36 〜 0 dB
HF ダンプの減衰量
Gain
(0:効果なし)
Type:5(GM2 REVERB)
Character
0〜7
リバーブの種類
0 〜 5:リバーブ系
6, 7:ディレイ系
Pre-LPF
0〜7
リバーブに入力する音の、高域
成分の減衰量
Level
0 〜 127
リバーブ音の音量
Time
0 〜 127
リバーブ音の余韻の長さ
Delay
0 〜 127
ディレイ音を入力に戻す量
Feedback
(Reverb Character が 6、7 の
場合のみ設定可)
290
インプット・エフェクト・パラ
メーター
外部入力音に対するエフェクターの種類を選びます。
01:EQUALIZER(イコライザー)
低域、高域の音質を調節します。
パラメーター
設定値
説明
Low Freq
Low Gain
High Freq
200, 400 Hz
-15 - +15 dB
2000, 4000, 8000
Hz
-15 - +15 dB
低域の基準周波数
低域の増幅/減衰量
高域の基準周波数
High Gain
高域の増幅/減衰量
02:ENHANCER(エンハンサー)
高域の倍音成分をコントロールし、音にメリハリをつけます。
パラメーター
設定値
説明
Sens
Mix
0 - 127
0 - 127
エンハンサーのかかり具合
生成された倍音の音量
03:COMPRESSOR(コンプレッサー)
大きなレベルの音を抑え、小さなレベルの音を持ち上げることで、
全体の音量のバラツキを抑えます。
パラメーター
設定値
説明
Attack
0 - 127
Threshold
Post Gain
0 - 127
0 - +18 dB
Threshold を超える入力があっ
た時に、音量の圧縮をするまで
の時間
圧縮を始める音量レベル
出力する音のレベル
04:LIMITER(リミッター)
指定の音量より大きな音を圧縮し、音の歪みを抑えます。
パラメーター
設定値
説明
Release
0 - 127
Threshold
Post Gain
0 - 127
0 - +18 dB
圧縮がかかっている状態から、
入力が Threshold より小さく
なった時に、圧縮をやめるまで
の時間
圧縮を始める音量レベル
出力する音のレベル
05:NOISE SUPPRESSOR(ノイズ・サプ
レッサー)
無音時のノイズを抑えます。
パラメーター
設定値
説明
Threshold
Release
0 - 127
0 - 127
ノイズを抑え始める音量
ノイズを抑え始めてから、音量
が 0 になるまでの時間
Fantom-X678_r_j.book 291 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エフェクト一覧
06:CENTER CANCELER(センター・キャ
ンセラー)
ステレオ入力の中央に定位している音を消します。ボーカル音を消
すのに有効です。
パラメーター
設定値
説明
Ch Balance
-50 〜 +50
Range Low
Range High
16 〜 15000 Hz
16 〜 15000 Hz
音を消すための L ( 左 ) と R (
右 ) との音量バランス
音を消す帯域の下限周波数
音を消す帯域の上限周波数
291
Fantom-X678_r_j.book 292 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
エラー・メッセージ一覧
操作に誤りがあったり、操作どおりに正しく処理できなかったときは、エラー・メッセージが表示されます。
表示されたエラー・メッセージの指示に従って対応してください。
メッセージ
意味
対応
Cannot Edit Preset Sample!
Card Not Ready!
Data not found
Empty Pattern
ー
スロットにメモリー・カードを挿入してください。
ー
ー
Empty Sample!
Empty Song!
File Name Duplicate
プリセット・サンプルのため、エディットできません。
メモリー・カードがスロットに挿入されていません。
プレースするデータが指定されていません。
パターンが空なので、パターン・コール・メッセージを
ステップ・レコーディングできません。
サンプルにデータが入っていません。
ソングが録音されていないため再生できません。
同じ名前のファイルがすでにあります。
Illegal File!
Memory Damaged!
Fantom-X では扱えないファイルです。
メモリーの内容が壊れている可能性があります。
Memory Full!
ユーザー・エリアあるいはメモリー・カードの容量が不
足しているため、保存できません。
MIDI ケーブルの接続に問題があります。
ビート・チェンジ・イベントは小節線上にしか置けませ
ん。
アルペジオ/リズム機能の 1 つのスタイルの中で使える
ノート・ナンバーは、最大 16 種類です。
これ以上サンプルを分割できません。
連続して空いているサンプル・ナンバーが 256 未満のた
め、これ以上サンプリングできません。
これ以上ソングを保存することができません。同時に扱
えるソング数は、ユーザー・バンク、カード・バンク共
に最大 256 曲までです。
演奏中のため、その操作は実行できません。
ファイル/フォルダにプロテクトがかかっています。
テンポ値の限界を越えたため、実行可能な範囲で指定の
時間に最も近いデータを作成しました。
ループ区間よりあとでレコーディングを開始しようとし
ています。
一度にたくさんの録音データが入力されたので、正しく
処理できませんでした。
サンプルが短過ぎて、正しく編集できません。
MIDI Offline!
Movable onto Bar Line Only
No More Note Numbers!
No More Sample Numbers!
No More Song Numbers!
Now Playing!
Permission Denied!
Playback Tempo Range Over
Recording Parameter Error
Rec Over Flow
Sample Length Too Short!
Sample Memory Full!
Song Format Error
Song Full
Song Not Found
Too Many Sample Selected!
Unformatted!
You Cannot Assign
You Cannot Erase This Message
You Cannot Move This Message
You Cannot Quick Play S-MRC
Song
Rhythm Note Range Over!
292
サンプル・メモリーの容量が不足しているため、これ以
上サンプリングあるいはサンプル・エディットすること
ができません。
このソングは壊れています。
ソングあるいはパターンに記憶できる最大音数をこえた
ため、これ以上、録音/編集することができません。
実行対象のソングが見つかりません。
複数のサンプルにマークがついているので実行できませ
ん。
メモリー・カードが未対応のフォーマットです。
サンプルをパッドにアサインすることができません。
消去できないメッセージです。
移動できないメッセージです。
Super-MRC のソングなので、クイック・プレイはでき
ません。
アサイン・トゥ・パッドで選んたパッドが、リズム・
セットの範囲外です。
データの入っているサンプルを選んでください。
データの入っているソングを選んでください。
ディスク上の同じ名前のファイルを消して、上書き保存する
場合はそのまま実行してください。ディスク上の同じ名前の
ファイルを消したくない場合は、別のファイル名で保存して
ください。
ー
ファクトリー・リセットを行ってください。
それでもなおらないときは、お買い上げ店または最寄りの
ローランド・サービスにお問い合わせください。
不要なデータを削除してください。
MIDI ケーブルの抜けや断線がないことを確認してください。
ー
不要なノートを消してください。
不要なサンプルを消去して、256 以上の連続したサンプル・
ナンバーを確保してください。
不要なソングを消去してください。
演奏を停止してから操作を行ってください。
ー
ー
ループ区間内、あるいはループ区間より前でレコーディング
を開始してください。
録音データを少なくしてください。
極端に短いサンプルは、思いどおりの編集効果が得られない
ことがあります。
不要なサンプルを消去してください。
このソングは使用できません。
録音/編集中のソング/パターンの不要なデータを、トラッ
ク・エディットのデリート、イレースなどで消去してくださ
い。
ー
マークをクリアするか、1 つだけマークをつけてください。
メモリー・カードをフォーマットしてください。
アサイン・トゥ・パッドは、すべてのパッドがリズム・セッ
トを鳴らす状態にある必要があります。
パッド・パートにリズム・セットを割り当ててください。
RPS 機能をオフにしてください。
リズム・スイッチをオフにしてください。
ARPEGGIO/RHYTHM 機能をオフにしてください。
ー
ー
MRC Pro ソング形式で保存し直してください。
リズム・セットの範囲内のパッドを選んでください。
Fantom-X678_r_j.book 293 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI について
MIDI(ミディ:Musical Instruments Digital Interface)とは、電子
楽器やコンピューターの間で演奏などの情報をやりとりできる統一
規格です。MIDI コネクターを持つ機器同士を MIDI ケーブルで接続
すると、1 台の MIDI キーボードで複数の楽器を鳴らす、複数の
MIDI 楽器をアンサンブルで演奏する、曲の演奏の進行に合わせて自
動的に設定を変える、などができるようになります。
Fantom-X を鍵盤での演奏だけで使う場合、 MIDI について詳しい知
識がなくても簡単に使えるようになっていますが、外部 MIDI 機器
を使って Fantom-X を鳴らすなど、より使いこなしていきたい方の
ために、以下に MIDI に関する説明をします。
MIDI チャンネルには 1 から 16 までのチャンネルがあります。通常
は、送信側の MIDI チャンネルの中で必要なチャンネルだけを使う
ように受信側で設定しておきます。
例:
送信側は 1 チャンネルと 2 チャンネルを送信し、音源 A は 1 チャ
ンネルだけを、音源 B は 2 チャンネルだけを受信するように設定し
ておきます。こうすることにより、音源 A はギター、音源 B は
ベースといったアンサンブル演奏ができるようになります。
fig.32-005.j
MIDI OUT
MIDI IN
送信チャンネル:1、2
受信チャンネル:1
音源A
MIDI コネクターについて
Fantom-X の MIDI コネクターには次の 3 種類があり、それぞれ働
きが異なります。
fig.32-003
MIDI THRU
MIDIキーボード
受信チャンネル:2
MIDI IN
音源B
Fantom-X を音源モジュールとして使うとき、 最大 16 チャンネル
分使えます。Fantom-X のように 1 台で複数のチャンネルを受信し、
それぞれ演奏できる音源モジュールのことをマルチティンバー音源
といいます。
MIDI IN コネクター
外部の MIDI 機器から送られてくる MIDI 情報を受信します。MIDI
情報を受信した Fantom-X は、音を出す、 音色を切り替えるなどの
動作をします。
MIDI OUT コネクター
外部の MIDI 機器に対して MIDI 情報を送信します。Fantom-X は、MIDI
OUT から鍵盤コントローラー部の演奏情報を送信する、いろいろな設
定の内容を保存するための情報を送信するときなどに使います。
MIDI THRU コネクター
MIDI IN で受信したメッセージを、そのまま外部 MIDI 機器へ送信し
ます。複数の MIDI 機器を同時に使用するときなどに使います。
MIDI チャンネルとマルチティンバー音
源について
MIDI では、多くの演奏情報を 1 本の MIDI ケーブルでやりとりでき
ます。これを可能にしているのが MIDI チャンネルです。MIDI チャ
ンネルを使うことで、多くの情報の中から必要とする情報を選ぶこ
とができます。MIDI チャンネルはテレビのチャンネルと似ていま
す。テレビでチャンネルを変えると、いろいろな放送局の番組を見
ることができます。これは、送られてきたいくつかの放送局の情報
をテレビで選んでいるためです。MIDI でも同様に、送られてきた情
報の中からその機種に必要な情報を選んで使います。
fig.32-004.j
アンテナからのケーブルには、いろいろな
放送局のテレビ情報が通っています。
放送局 A
放送局 B
放送局 C
見たい放送局のチャンネルに合わせます。
GM
GM(General MIDI)とは、音源の MIDI 機能の仕様を、メー
カーを越えて標準化することを目的とした推奨規定です。GM
に合致した音源やミュージックデータには GM マーク
(
)が付いており、GM マークの付いたミュージックデー
タは、GM マーク付きの音源であればどれでもほぼ同じ演奏表
現ができます。
GM2
GM2(
)は、より高度な演奏表現と互換性を実現させ
るために決められた、GM の上位互換の推奨規定です。従来の
GM で規定されていなかった音色のエディットやエフェクトな
どの動作仕様が細かく規定され、音色も拡張されています。
GM2 に対応する音源は、GM、GM2 のどちらのマークの付い
たミュージックデータも、正しく再生できます。
なお、GM2 の追加規定を含まない従来の GM を「GM1」と呼
んで、両者を区別することがあります。
293
Fantom-X678_r_j.book 294 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
1. 受信データ(音源セクション)
■チャンネル・ボイス・メッセージ
※ パフォーマンス・モードでは、Receive Switch パラメーター(PERFORM/MIDI)が OFF
のときには受信しません。
●ノート・オフ
ステータス
第 2 バイト
8nH
kkH
9nH
kkH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H kk =ノート・ナンバー:
00H
vv =ノート・オフ・ベロシティー: 00H
第 3 バイト
vvH
00H
FH(ch.1 - ch.16)
- 7FH(0 - 127)
- 7FH(0 - 127)
※ Envelope Mode パラメーター(PATCH/MISC または RHYTHM/GENERAL)が NOSUS のときには受信しません。
●ノート・オン
ステータス
第 2 バイト
9nH
kkH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H kk =ノート・ナンバー:
00H
vv =ノート・オン・ベロシティー: 01H
第 3 バイト
vvH
FH(ch.1 - ch.16)
- 7FH(0 - 127)
- 7FH(1 - 127)
●ポリフォニック・キー・プレッシャー
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
AnH
kkH
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
0H - FH(ch.1 - ch.16)
kk =ノート・ナンバー:
00H - 7FH(0 - 127)
vv =ポリフォニック・キー・プレッシャー: 00H - 7FH(0 - 127)
※ パフォーマンス・モードでは、Receive Poly Key Pressure パラメーター(PERFORM/
MIDI)が OFF のときには受信しません。
●コントロール・チェンジ
※ Patch Control Source 1, 2, 3, 4 パラメーター(PATCH/CTRL1-4)に該当するコント
ローラー・ナンバーを選んだ場合、設定に応じてそれぞれの効果がかかります。
※ System Control Source 1, 2, 3, 4 パラメーター(SYSTEM/SYSTEM CONTROL)に
該当するコントローラー・ナンバーを選び、Patch Control Source 1, 2, 3, 4 パラメー
ター(PATCH/CTRL1-4)のいずれかに SYS-CTRL1, SYS-CTRL2, SYS-CTRL3, SYSCTRL4 のいずれかを選んだ場合、設定に応じてそれぞれの効果がかかります。
○バンク・セレクト(コントローラー・ナンバー 0, 32)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
00H
mmH
BnH
20H
llH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
mm, ll =バンク・ナンバー:
00 00H - 7F 7FH (bank.1 - bank.16384)
※ パフォーマンス・モードでは、Receive Bank Select パラメーター(PERFORM/MIDI)
が OFF のときには受信しません。
※ 各バンクセレクトとパフォーマンス、パッチ、リズムの対応は以下のとおりです。
※ SRX シリーズのバンク・セレクトの対応は、SRX シリーズの取扱説明書をご覧ください。
BANK SELECT
| PROGRAM
| GROUP
| NUMBER
MSB | LSB
| NUMBER
|
|
-----+-----------+-----------+----------------------+----------000 |
| 001 - 128 | GM Patch
| 001 - 256
: |
|
|
|
063 |
| 001 - 128 | GM Patch
| 001 - 256
085 | 000
| 001 - 064 | User Performance
| 001 - 064
| 032
| 001 - 064 | Card Performance
| 001 - 064
| 064
| 001 - 064 | Preset Performance
| 001 - 064
086 | 000
| 001 - 032 | User Rhythm
| 001 - 032
| 032
| 001 - 032 | Card Rhythm
| 001 - 032
| 064
| 001 - 032 | Preset Rhythm
| 001 - 032
087 | 000
| 001 - 128 | User Patch
| 001 - 128
| 001
| 001 - 128 | User Patch
| 129 - 256
| 032
| 001 - 128 | Card Patch
| 001 - 128
| 033
| 001 - 128 | Card Patch
| 129 - 256
| 064
| 001 - 128 | Preset Patch A
| 001 - 128
| 065
| 001 - 128 | Preset Patch B
| 001 - 128
| :
|
| :
|
092 | 000 | 001 | SRX Rhythm
| 001 | :
|
| :
|
093 | 000 | 001 | SRX Patch
| 001 | :
|
| :
|
120 |
| 001 - 057 | GM Rhythm
| 001 - 009
121 | 000 | 001 - 128 | GM Patch
| 001 - 256
294
○モジュレーション(コントローラー・ナンバー 1)
第 2 バイト
第 3 バイト
ステータス
BnH
01H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
vv =モジュレーション・デプス: 00H - 7FH(0 - 127)
※ パフォーマンス・モードでは、Receive Modulation パラメーター(PERFORM/MIDI)
が OFF のときには受信しません。
○ブレス・タイプ(コントローラー・ナンバー 2)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
02H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =コントロール値:
00H - 7FH (0 - 127)
○フット・タイプ(コントローラー・ナンバー 4)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
04H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =コントロール値:
00H - 7FH (0 - 127)
○ポルタメント・タイム(コントローラー・ナンバー 5)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
05H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
vv =ポルタメント・タイム:
00H - 7FH(0 - 127)
※ パフォーマンス・モードでは、Part Portamento Time パラメーター(PERFORM/PART)
が変化します。
○データ・エントリー(コントローラー・ナンバー 6, 38)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
06H
mmH
BnH
26H
llH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)
mm, ll = RPN / NRPN で指定されたパラメーターに対する値
mm =上位バイト(MSB), ll =下位バイト(LSB)
○ボリューム(コントローラー・ナンバー 7)
第 2 バイト
第 3 バイト
ステータス
BnH
07H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
vv =ボリューム:
00H - 7FH(0 - 127)
※ パフォーマンス・モードでは、Receive Volume パラメーター(PERFORM/MIDI)が
OFF のときには受信しません。
※ パフォーマンス・モードでは、Part Level パラメーター(PERFORM/PART)が変化し
ます。
○バランス(コントローラー・ナンバー 8)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
08H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
vv =バランス:
00H - 7FH(0 - 127)
○パンポット(コントローラー・ナンバー 10)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
0AH
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
vv =パンポット:
00H - 40H - 7FH(左 - 中央 - 右)
※ パフォーマンス・モードでは、Receive Pan パラメーター(PERFORM/MIDI)が OFF
のときには受信しません。
※ パフォーマンス・モードでは、Part Pan パラメーター
(PERFORM/PART)が変化します。
○エクスプレッション(コントローラー・ナンバー 11)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
0BH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
vv =エクスプレッション:
vvH
0H - FH(ch.1 - ch.16)
00H - 7FH(0 - 127)
※ Tone Receive Expression パラメーター(PATCH/MISC または RHYTHM/GENERAL)
が OFF のときには受信しません。
※ パフォーマンス・モードでは、Receive Expression パラメーター(PERFORM/MIDI)
が OFF のときには受信しません。
Fantom-X678_r_j.book 295 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
○ホールド 1(コントローラー・ナンバー 64)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
40H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
vv =コントロール値:
00H - 7FH(0 - 127)0-63 = OFF, 64-127 = ON
○カットオフ(コントローラー・ナンバー 74)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
4AH
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =カットオフ値(相対変化)
:
00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)
※ Tone Receive Hold-1 パラメーター
(PATCH/CONTROL またはRHYTHM/CONTROL)
が OFF のときには受信しません。
※ パフォーマンス・モードでは、Receive Hold-1 パラメーター(PERFORM/MIDI)が OFF
のときには受信しません。
※ Tone Redamper Switch パラメーター(PATCH/MISC)が ON のときは、128 段階の
値を受信します。
※ パフォーマンス・モードでは、Part Cutoff Offset パラメーター(PERFORM/PART)
が変化します。
○ポルタメント(コントローラー・ナンバー 65)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
41H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
vv =コントロール値:
00H - 7FH(0 - 127)0-63 = OFF, 64-127 = ON
※ パフォーマンス・モードでは、Part Portamento Switch パラメーター(PERFORM/
PART)が変化します。
○ソステヌート(コントローラー・ナンバー 66)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
42H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
vv =コントロール値:
00H - 7FH(0 - 127)0-63 = OFF, 64-127 = ON
○ディケイ・タイム(コントローラー・ナンバー 75)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
4BH
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =ディケイ・タイム値(相対変化)
:
00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)
※ パフォーマンス・モードでは、Part Decay Time Offset パラメーター(PERFORM/
PART)が変化します。
○ビブラート・レイト(コントローラー・ナンバー 76)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
4CH
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =ビブラート・レイト値(相対変化)
:
00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)
※ パフォーマンス・モードでは、Part Vibrato Rate パラメーター(PERFORM/PART)が
変化します。
○ソフト(コントローラー・ナンバー 67)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
43H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
vv =コントロール値:
00H - 7FH(0 - 127)0-63 = OFF, 64-127 = ON
○ビブラート・デプス(コントローラー・ナンバー 77)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
4DH
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =ビブラート・デプス値(相対変化)
:
00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)
○レガート・フットスイッチ(コントローラー・ナンバー 68)
第 2 バイト
第 3 バイト
ステータス
BnH
44H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
vv =コントロール値:
00H - 7FH(0 - 127)0-63 = OFF, 64-127 = ON
※ パフォーマンス・モードでは、Part Vibrato Depth パラメーター(PERFORM/PART)
が変化します。
※ パフォーマンス・モードでは、Part Legato Switch パラメーター(PERFORM/PART)
が変化します。
○ホールド 2(コントローラー・ナンバー 69)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
45H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =コントロール値:
00H - 7FH (0 - 127)
※ ホールド動作はしません。
○レゾナンス(コントローラー・ナンバー 71)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
47H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =レゾナンス値(相対変化):
00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)
※ パフォーマンス・モードでは、Part Resonance Offset パラメーター(PERFORM/
PART)が変化します。
○リリース・タイム(コントローラー・ナンバー 72)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
48H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =リリース・タイム値(相対変化):
00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)
※ パフォーマンス・モードでは、Part Release Time Offset パラメーター(PERFORM/
PART)が変化します。
○アタック・タイム(コントローラー・ナンバー 73)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
49H
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
vv =アタック・タイム値(相対変化):
vvH
0H - FH (ch.1 - ch.16)
00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)
※ パフォーマンス・モードでは、Part Attack Time Offset パラメーター(PERFORM/
PART)が変化します。
○ビブラート・ディレイ(コントローラー・ナンバー 78)
第 2 バイト
第 3 バイト
ステータス
BnH
4EH
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =ビブラート・ディレイ値(相対変化)
:
00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)
※ パフォーマンス・モードでは、Part Vibrato Delay パラメーター(PERFORM/PART)
が変化します。
○汎用操作子 5(コントローラー・ナンバー 80)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
50H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =コントロール値:
00H - 7FH(0 - 127)
※ トーン 1 の Tone Level パラメーター(PATCH/TVA)が変化します。
○汎用操作子 6(コントローラー・ナンバー 81)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
51H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =コントロール値:
00H - 7FH(0 - 127)
※ トーン 2 の Tone Level パラメーター(PATCH/TVA)が変化します。
○汎用操作子 7(コントローラー・ナンバー 82)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
52H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =コントロール値:
00H - 7FH(0 - 127)
※ トーン 3 の Tone Level パラメーター(PATCH/TVA)が変化します。
○汎用操作子 8(コントローラー・ナンバー 83)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
53H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =コントロール値:
00H - 7FH(0 - 127)
※ トーン 4 の Tone Level パラメーター(PATCH/TVA)が変化します。
295
Fantom-X678_r_j.book 296 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
○ポルタメント・コントロール(コントローラー・ナンバー 84)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
54H
kkH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
kk =ソース・ノート・ナンバー: 00H - 7FH(0 - 127)
※ ポルタメント・コントロール直後に受信したノート・オンは、ソース・ノート・ナンバー
のピッチから連続的にピッチが変化して発音します。
※ ソース・ノート・ナンバーと等しいノート・ナンバーですでに発音 しているボイスがあ
る場合、このボイスはポルタメント・コントロール直後に受信 したノート・オンで新た
な音程にピッチが変化して発音が継続され(レガート演奏が行われ)ます。
※ ポルタメント・コントロールによるピッチ変化の速さは、ポル タメント・タイムの設定
値で決まります。
○エフェクト 1(リバーブ・センド・レベル)
(コントローラー・ナンバー 91)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
5BH
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
vv =リバーブ・センド・レベル: 00H - 7FH(0 - 127)
※ パフォーマンス・モードでは、Part Reverb Send Level パラメーター(PERFORM
PART)が変化します。
○エフェクト 3(コーラス・センド・レベル)
(コントローラー・ナンバー 93)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
5DH
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
vv =コーラス・センド・レベル: 00H - 7FH(0 - 127)
※ パフォーマンス・モードでは、Part Chorus Send Level パラメーター(PERFORM
PART)が変化します。
○ RPN MSB / LSB(コントローラー・ナンバー 100, 101)
第 2 バイト
第 3 バイト
ステータス
BnH
65H
mmH
BnH
64H
llH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)
mm = RPN で指定するパラメーター・ナンバーの上位バイト(MSB)
ll = R PN で指定するパラメーター・ナンバーの下位バイト(LSB)
<<< RPN >>>
コントロール・チェンジには、RPN(レジスタード・パラメーター・ナンバー)、すなわち
MIDI 規格で機能が定義されている拡張パラメーターがあります。
実際の使用にあたっては、まず RPN(コントローラー・ナンバー 100 および 101、順番は
どちらか らでもよい)を送信して 制御するパラメータ ーを指定し、その後デー タ・エント
リー(コントローラー・ナンバー 6, 38)で指定パラメーターの値を設定します。いったん
RPN のパラメーターが指定されると、その後同一チャンネルで受信するデータ・エントリー
はすべてそのパラメーターに対する値の変更とみなされます。誤動作を防止するために、必
要なパラメーターとその値の設定が終わったら、RPN ヌルを設定することをおすすめしま
す。
本機は、以下に示す RPN を受信します。
RPN
MSB, LSB
00H, 00H
Data entry
MSB, LSB
mmH, llH
00H, 01H
mmH, llH
00H, 02H
mmH, llH
解説
ピッチ・ベンド・センシティビティー
mm:00H - 18H(0 - 24 半音)
ll:無視します(00H として処理します)
半音ステップで 2 オクターブまで指定可能です。
※ パフォーマンス・モードでは、Part Pitch Bend Range パラメーター(PERFORM/
PART)が変化します。
チャンネル・ファイン・チューニング
mm, ll:20 00H - 40 00H - 60 00H
( -4096 x 100 / 8192 - 0 - +4096 x 100 /
8192 cent )
※ パフォーマンス・モードでは、Part Fine Tune パラメーター(PERFORM/PART)が変
化します。
チャンネル・コース・チューニング
mm:10H - 40H - 70H(-48 - 0 - +48 半音)
ll:無視します(00H として処理します)
※ パフォーマンス・モードでは、Part Coarse Tune パラメーター(PERFORM/PART)
が変化します。
296
00H, 05H
mmH, llH
モジュレーション・デプス・レンジ
mm, ll:00 00H - 06H
(0 - 16384 * 600 / 16384 cent)
※ パッチ・モードでは受信しません。
7FH, 7FH
---, ---
RPN ヌル
RPN および NRPN が指定されていない状態にし
ます。RPN ヌルに設定後受信したデータ・エン
トリーは無視します。(RPN ヌルの設定には
データ・エントリーの送信は不要です。)
すでに設定済みの設定値は変化しません。
mm, ll:無視します。
●プログラム・チェンジ
ステータス
第 2 バイト
CnH
ppH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
pp =プログラム・ナンバー:
0H - FH(ch.1 - ch.16)
00H - 7FH(prog.1 - prog.128)
※ パフォーマンス・モードでは、Receive Program Change パラメーター(PERFORM/
MIDI)が OFF のときには受信しません。
●チャンネル・プレッシャー
ステータス
第 2 バイト
DnH
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
vv =チャンネル・プレッシャー:
0H - FH(ch.1 - ch.16)
00H - 7FH(0 - 127)
※ パフォーマンス・モードでは、Receive Channel Pressure パラメーター(PERFORM/
MIDI)が OFF のときには受信しません。
●ピッチ・ベンド・チェンジ
ステータス
第 2 バイト
EnH
llH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
mm, ll =ピッチ・ベンド値:
第 3 バイト
mmH
0H - FH(ch.1 - ch.16)
00 00H - 40 00H - 7F 7FH(-8192 - 0 - +8191)
※ Tone Receive Bender パラメーター(PATCH/GENERAL)が OFF のときには受信し
ません。
※ パフォーマンス・モードでは、Receive Pitch Bend パラメーター(PERFORM/MIDI)
が OFF のときには受信しません。
Fantom-X678_r_j.book 297 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
■チャンネル・モード・メッセージ
■システム・リアルタイム・メッセージ
※ パフォーマンス・モードでは、Receive Switch パラメーター(PERFORM/MIDI)が OFF
のときには受信しません。
●アクティブ・センシング
●オール・サウンド・オフ
ステータス
FEH
(コントローラー・ナンバー 120)
第 2 バイト
第 3 バイト
ステータス
BnH
78H
00H
n = MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)
※ このメッセージを受信すると、該当チャンネルの発音中の音をすべて消音します。
●リセット・オール・コントローラー
(コントローラー・ナンバー 121)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
79H
00H
n = MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)
※ このメッセージを受信すると、以下のコントローラーがリセット値に設定されます。
コントローラー
ピッチ・ベンド・チェンジ
ポリフォニック・キー・プレッシャー
チャンネル・プレッシャー
モジュレーション
ブレス・タイプ
エクスプレッション
ホールド 1
ソステヌート
ソフト
ホールド 2
RPN
NRPN
リセット値
± 0(中点)
0(オフ)
0(オフ)
0(オフ)
0(最小)
127(最大)
ただしコントローラーは最小になります。
0(オフ)
0(オフ)
0(オフ)
0(オフ)
未設定状態、設定済みのデータは変化しません
未設定状態、設定済みのデータは変化しません
●オール・ノート・オフ(コントローラー・ナンバー 123)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
7BH
00H
n = MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)
※ オール・ノート・オフを受信すると、該当チャンネルのオンになっ ているノートをすべ
てオフします。ただし、ホールド 1 またはソステヌートがオンの場合は、それらがオフ
になるまで発音は終了しません。
●オムニ・オフ(コントローラー・ナンバー 124)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
7CH
00H
n = MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)
※ オール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行います。
●オムニ・オン(コントローラー・ナンバー 125)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
7DH
00H
n = MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)
※ オール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行います。OMNI ON にはなりません。
●モノ(コントローラー・ナンバー 126)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
7EH
mmH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)
mm =モノ数:
00H - 10H(0 - 16)
※ オール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行います。
※ パフォーマンス・モードでは、Part Mono/Poly パラメーター(PERFORM/PART)が
変化します。
●ポリ(コントローラー・ナンバー 127)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
7FH
00H
n = MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)
※ オール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行います。
※ パフォーマンス・モードでは、Part Mono/Poly パラメーター(PERFORM/PART)が
変化します。
※ アクティブ・センシングを受信すると、それ以降のすべて のメッセージ間隔を監視する
状態になります。監視している状態では、メッセージ間隔が 420ms を越えると、オー
ル・サウンド・オフ/オール・ノート・オフ/リセット・オ ール・コントローラーを受
信したときと同じ処理をして、メッセージ間隔を監視しない状態に戻ります。
■システム・エクスクルーシブ・メッセージ
ステータス
F0H
データ・バイト
iiH, ddH, ......, eeH
ステータス
F7H
F0H:
ii = ID ナンバー:
システム・エクスクルーシブ・メッセージのステータス
どのメーカーのエクスクルーシブ・メッセ ージであるかの識別をする
ための ID ナンバー(マニファクチャラー ID)です。ローランドのマニ
ファクチャラー ID は 41H です。7EH と 7FH の ID ナンバーは、ユニ
バーサル・ノンリアルタイム・メッセージ(7EH)、ユニバーサル・リ
アルタイム・メッセージ(7FH)として MIDI 規格の拡張として使用さ
れます。
dd,..., ee =データ: 00H - 7FH(0 - 127)
F7H:
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
本機が受信するシステム・エクスクルーシブ・メッセージには、ユニバーサル・ノンリアル
タイム・システム・エクスクルーシブ・メッセージ、ユニバーサル・リアルタイム・システ
ム・エクスクルーシブ・メッセージ、データ要求(RQ1)
、データ・セット(DT1)があります。
●ユニバーサル・ノンリアルタイム・システム・エクスクルー
シブ・メッセージ
○アイデンティティー・リクエスト・メッセージ
ステータス
データ・バイト
F0H
7EH, dev, 06H, 01H
バイト
F0H
7EH
dev
06H
01H
F7H
ステータス
F7H
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ID ナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)
デバイス ID(dev: 10H - 1FH, 7FH)
サブ ID # 1(General Information)
サブ ID # 2(Identity Request)
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
※ このメッセージを受信すると、本機は所定のアイデ ンティティー・リプライ・メッセー
ジ(P.302)を送信します。
○ GM1 システム・オン
データ・バイト
ステータス
F0H
7EH, 7FH, 09H, 01H
バイト
F0H
7EH
7FH
09H
01H
F7H
ステータス
F7H
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ID ナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)
デバイス ID(Broadcast)
サブ ID#1(General MIDI Message)
サブ ID#2(General MIDI1 On)
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
※ このメッセージを受信すると、パフォーマンス・モードになります。
※ Receive GM1 System On パラメーター(SYSTEM/MIDI)が OFF のときには受信しま
せん。
○ GM2 システム・オン
データ・バイト
ステータス
F0H
7EH, 7FH, 09H, 03H
ステータス
F7H
解説
バイト
F0H
エクスクルーシブ・ステータス
7EH
ID ナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)
7FH
デバイス ID(Broadcast)
09H
サブ ID#1(General MIDI Message)
03H
サブ ID#2(General MIDI 2 On)
F7H
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
※ このメッセージを受信すると、パフォーマンス・モードになります。
※ Receive GM2 System On パラメーター(SYSTEM/MIDI)が OFF のときには受信しま
せん。
297
Fantom-X678_r_j.book 298 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
○ GM システム・オフ
ステータス
データ・バイト
F0H
7EH, 7FH, 09H, 02H
バイト
F0H
7EH
7FH
09H
02H
F7H
●グローバル・パラメーター・コントロール
ステータス
F7H
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ID ナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)
デバイス ID(Broadcast)
サブ ID#1(General MIDI Message)
サブ ID#2(General MIDI Off)
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
※ このメッセージを受信すると、パフォーマンス・モードになります。
●ユニバーサル・リアルタイム・シ ステム・エクスクルーシ
ブ・メッセージ
○マスター・ボリューム
ステータス
データ・バイト
F0H
7FH, 7FH, 04H, 01H, llH, mmH
バイト
F0H
7FH
7FH
04H
01H
llH
mmH
F7H
ステータス
F7H
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ID ナンバー(ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ)
デバイス ID(Broadcast)
サブ ID # 1(Device Control)
サブ ID # 2(Master Volume)
マスター・ボリュームの下位バイト
マスター・ボリュームの上位バイト
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
※ マスター・ボリュームの下位バイト(llH)は、00Hとして処理します。
※ Master Level パラメーター(SYSTEM/SOUND)が変化します。
○マスター・ファイン・チューニング
データ・バイト
ステータス
F0H
7FH, 7FH, 04H, 03H, llH, mmH
バイト
F0H
7FH
7FH
04H
03H
llH
mmH
F7H
ステータス
F7H
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ID ナンバー(ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ)
デバイス ID(Broadcast)
サブ ID#1(Device Control)
サブ ID#2(Master Fine Tuning)
マスター・ファイン・チューニングの下位バイト
マスター・ファイン・チューニングの上位バイト
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
mm, ll:00 00H - 40 00H - 7F 7FH(-100 - 0 - +99.9 セント)
※ パッチ・モードおよびピアノ・モードでは受信しません。
○リバーブ・パラメーター
ステータス
データ・バイト
F0H
7FH, 7FH, 04H, 05H, 01H, 01H,
01H, 01H, 01H, ppH, vvH
バイト
F0H
7FH
7FH
04H
05H
01H
01H
01H
01H
01H
ppH
vvH
F7H
※ Master Tune パラメーター(SYSTEM/SOUND)が変化します。
○マスター・コース・チューニング
ステータス
F0H
データ・バイト
7FH, 7FH, 04H, 04H, llH, mmH
バイト
F0H
7FH
7FH
04H
04H
llH
mmH
F7H
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ID ナンバー(ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ)
デバイス ID(Broadcast)
サブ ID#1(Device Control)
サブ ID#2(Master Coarse Tuning)
マスター・コース・チューニングの下位バイト
マスター・コース・チューニングの上位バイト
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
mmH:
llH:
28H - 40H - 58H(-24 - 0 - +24 半音)
無視します。(00H として処理します。)
ステータス
F7
※ Master Key Shift パラメーター(SYSTEM/SOUND)が変化します。
298
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ID ナンバー(ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ)
デバイス ID(Broadcast)
サブ ID#1(Device Control)
サブ ID#2(Global Parameter Control)
スロット・パス・レングス
パラメーター ID ウィドゥス
バリュー・ウィドゥス
スロット・パスの上位バイト
スロット・パスの下位バイト(Effect 0101: Reverb)
パラメーター
バリュー
pp=0 Reverb Type
vv = 00H Small Room
vv = 01H Medium Room
vv = 02H Large Room
vv = 03H Medium Hall
vv = 04H Large Hall
vv = 08H Plate
pp=1 Reverb Time
vv = 00H - 7FH 0 - 127
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
○コーラス・パラメーター
データ・バイト
ステータス
F0H
7FH, 7FH, 04H, 05H, 01H, 01H,
01H, 01H, 02H, ppH, vvH
バイト
F0H
7FH
7FH
04H
05H
01H
01H
01H
01H
02H
ppH
vvH
F7H
ステータス
F7H
ステータス
F7H
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ID ナンバー(ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ)
デバイス ID(Broadcast)
サブ ID#1(Device Control)
サブ ID#2(Global Parameter Control)
スロット・パス・レングス
パラメーター ID ウィドゥス
バリュー・ウィドゥス
スロット・パスの上位バイト
スロット・パスの下位バイト(Effect 0102: Chorus)
パラメーター
バリュー
pp=0 Chorus Type
vv=0 Chorus1
vv=1 Chorus2
vv=2 Chorus3
vv=3 Chorus4
vv=4 FB Chorus
vv=5 Flanger
pp=1 Mod Rate
vv= 00H - 7FH 0 - 127
pp=2 Mod Depth
vv = 00H - 7FH 0 - 127
pp=3 Feedback
vv = 00H - 7FH 0 - 127
pp=4 Send To Reverb
vv = 00H - 7FH 0 - 127
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
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午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
○チャンネル・プレッシャー
ステータス
データ・バイト
F0H
7FH, 7FH, 09H, 01H, 0nH, ppH, rrH
バイト
F0H
7FH
7FH
09H
01H
0nH
ppH
rrH
ステータス
F7H
F7H
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ID ナンバー(ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ)
デバイス ID(Broadcast)
サブ ID#1(Controller Destination Setting)
サブ ID#2(Channel Pressure)
MIDI チャンネル(00-0F)
パラメーター
レンジ
pp=0 Pitch Control
rr = 28H - 58H -24 - +24 半音
pp=1 Filter Cutoff Control
rr = 00H - 7FH -9600 - +9450 セント
pp=2 Amplitude Control
rr = 00H - 7FH 0 - 200%
pp=3 LFO Pitch Depth
rr = 00H - 7FH 0 - 600 セント
pp=4 LFO Filter Depth
rr = 00H - 7FH 0 - 2400 セント
pp=5 LFO Amplitude Depth
rr = 00H - 7FH 0 - 100%
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
○コントローラー
ステータス
F0H
データ・バイト
7FH, 7FH, 09H, 03H, 0nH, ccH, ppH, rrH
バイト
F0H
7FH
7FH
09H
03H
0nH
ccH
ppH
rrH
F7H
ggH
hhH
ssH
F7H
F0H
バイト
F0H
7FH
7FH
0AH
01H
0nH
kkH
nnH
vvH
:
F7H
7FH, 7FH, 0AH, 01H, 0nH, kkH, nnH, vvH
ステータス
F7H
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ID ナンバー(ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ)
デバイス ID(Broadcast)
サブ ID#1(Key-Based Instrument Control)
サブ ID#2(Controller)
MIDI チャンネル(00 - 0FH)
キー・ナンバー
コントロール・ナンバー
バリュー
nn=07H Level
vv = 00H - 7FH 0 - 200%(相対値)
nn=0AH Pan
vv = 00H - 7FH Left - Right(絶対値)
nn=5BH Reverb Send
vv = 00H - 7FH 0 - 127(絶対値)
nn=5D Chorus Send
vv = 00H - 7FH 0 - 127(絶対値)
:
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
※ ドラム・インストゥルメントのみに有効なメッセージです。
●データ転送
ステータス
F7H
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ID ナンバー(ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ)
デバイス ID(Broadcast)
サブ ID#1(Controller Destination Setting)
サブ ID#2(Conrol Change)
MIDI チャンネル(00-0FH)
コントローラー(01-1FH, 40-5FH)
パラメーター
レンジ
pp=0 Pitch Control
rr = 28H - 58H -24 - +24 半音
pp=1 Filter Cutoff Control
rr = 00H - 7FH -9600 - +9450 セント
pp=2 Amplitude Control
rr = 00H - 7FH 0 - 200%
pp=3 LFO Pitch Depth
rr = 00H - 7FH 0 - 600 セント
pp=4 LFO Filter Depth
rr = 00H - 7FH 0 - 2400 セント
pp=5 LFO Amplitude Depth
rr = 00H - 7FH 0 - 100 %
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
○スケール/オクターブ・チューニング
データ・バイト
ステータス
ステータス
F0H
7EH, 7FH, 08H, 08H, ffH, ggH, hhH, ssH... F7
バイト
F0H
7EH
7FH
08H
08H
ffH
○キー・ベースド・インスト・コントローラー
ステータス
データ・バイト
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ID ナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)
デバイス ID(Broadcast)
サブ ID#1(MIDI Tuning Standard)
サブ ID#2(scale/octave tuning 1-byte form)
チャンネル/オプション・バイト 1
bits 0 to 1 = channel 15 to 16
bit 2 to 6 = 未定義
チャンネル・バイト 2
bits 0 to 6 = channel 8 to 14
チャンネル・バイト 3
bits 0 to 6 = channel 1 to 7
12 byte tuning offset of 12 semitones from C to B
00H = -64 セント
40H = 0 セント(平均律)
7FH = +63 セント
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
本機は、エクスクルーシブ・メッセージを使用して、機器内部のさまざまな設定や機器間の
データ転送を行うことができます。
本機のデータ転送に使用するエクスクルーシブ・メッセージのモデル ID は 00H 6BH です。
○データ要求 1(RQ1)
相手の機器に対して「データを送れ」という要求をするメッセージです。アドレスとサイズ
で要求するデータの種類や量を指示します。
データ要求メッセージを受信した場 合、その機器がデータを送ることのできる状態にあり、
アドレスとサイズが適当なものであれば、要求されたデータを「データ・セット 1(DT1)
」
メッセージで送信します。そうでない場合は何も送信しません。
ステータス
F0H
データ・バイト
41H, dev, 00H, 6BH, 11H, aaH, bbH,
ccH, ddH, ssH, ttH, uuH, vvH, sum
ステータス
F7H
バイト
F0H
41H
dev
00H
6BH
11H
aaH
bbH
ccH
ddH
ssH
ttH
uuH
vvH
sum
F7H
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ID ナンバー(Roland)
デバイス ID(dev: 10H - 1FH, 7FH)
モデル ID # 1(Fantom-X6/X7/X8)
モデル ID # 2(Fantom-X6/X7/X8)
コマンド ID(RQ1)
アドレス上位バイト
アドレス
アドレス
アドレス下位バイト
サイズ上位バイト
サイズ
サイズ
サイズ下位バイト
チェックサム
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
※ データの種類により一度に転送するデータの量は決ま っており、決められた先頭アドレ
スとサイ ズでデー タ要求を する必要 がありま す。
「パラメータ ー・アドレス・マ ップ」
(P.307)に記載されたアドレスとサイズを参照してください。
※ チェックサムについては P.325 を参照してください。
※ Receive Exclusive パラメーター(SYSTEM/MIDI)が OFF のときには受信しません。
299
Fantom-X678_r_j.book 300 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
○データ・セット 1(DT1)
実際のデータの転送を行うメッセージで、機器に対してデータを設定したい場合に使用しま
す。
ステータス
F0H
バイト
F0H
41H
dev
00H
6BH
12H
aaH
bbH
ccH
ddH
eeH
:
ffH
sum
F7H
データ・バイト
41H, dev, 00H, 6BH, 12H, aaH, bbH,
ccH, ddH, eeH, ... ffH, sum
ステータス
F7H
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ID ナンバー(Roland)
デバイス ID(dev: 10H - 1FH, 7FH)
モデル ID # 1(Fantom-X6/X7/X8)
モデル ID # 2(Fantom-X6/X7/X8)
コマンド ID(DT1)
アドレス上位バイト
アドレス
アドレス
アドレス下位バイト
データ: 送信するデータの本体。複数バイトのデータはアドレス順
に送信します
:
データ
チェックサム
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
※ データの種類により一度に転送するデータの量は決まってお り、決められた先頭アドレ
スとサイズのデータ以外は受信しません。
「パラメーター・アドレス・マップ」(P.307)
に記載されたアドレスとサイズを参照してください。
※ 256 バイトを越えるサイズのデータは 256 バイト以下のパケットに区切って送信してく
ださい。
「データ・セット 1」を続けて送る場合、パケット間は 20ms 以上の時間間隔を
あけてください。
※ チェックサムについては P.325 を参照してください。
※ Receive Exclusive パラメーター(SYSTEM/MIDI)が OFF のときには受信しません。
○データ・セット 1(DT1)
実際のデータの転送を行うメッセージで、機器に対してデータを設定したい場合に使用しま
す。
ステータス
F0H
バイト
F0H
41H
dev
42H
12H
aaH
bbH
ccH
ddH
:
eeH
sum
F7H
データ・バイト
41H, dev, 42H, 12H, aaH, bbH,
ccH, ddH, ... eeH, sum
ステータス
F7H
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ID ナンバー(Roland)
デバイス ID(dev: 10H - 1FH, 7FH)
モデル ID(GS)
コマンド ID(DT1)
アドレス上位バイト
アドレス中位バイト
アドレス下位バイト
データ: 送信するデータの本体。複数バイトのデータはアドレス順
に送信します
:
データ
チェックサム
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
※ データの種類により一度に転送するデータの量は決まってお り、決められた先頭アドレ
スとサイズのデータ以外は受信しません。
「パラメーター・アドレス・マップ」(P.307)
に記載されたアドレスとサイズを参照してください。
※ 256 バイトを越えるサイズのデータは 256 バイト以下のパケットに区切って送信してく
ださい。
「データ・セット 1」を続けて送る場合、パケット間は 20ms 以上の時間間隔を
あけてください。
※ チェックサムについては P.325 を参照してください。
※ Receive Exclusive パラメーター(SYSTEM/MIDI)が OFF のときには受信しません。
2. 送信データ(音源セクション)
■チャンネル・ボイス・メッセージ
●ノート・オフ
ステータス
第 2 バイト
8nH
kkH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H kk =ノート・ナンバー:
00H
vv =ノート・オフ・ベロシティー: 00H
第 3 バイト
vvH
FH(ch.1 - ch.16)
- 7FH(0 - 127)
- 7FH(0 - 127)
●ノート・オン
ステータス
第 2 バイト
9nH
kkH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H kk =ノート・ナンバー:
00H
vv =ノート・オン・ベロシティー: 01H
第 3 バイト
vvH
FH(ch.1 - ch.16)
- 7FH(0 - 127)
- 7FH(1 - 127)
●ポリフォニック・キー・プレッシャー
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
AnH
kkH
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
0H - FH(ch.1 - ch.16)
kk =ノート・ナンバー:
00H - 7FH(0 - 127)
vv =ポリフォニック・キー・プレッシャー: 00H - 7FH(0 - 127)
●コントロール・チェンジ
※ 各種コントローラー(REALTIME CONTROL つまみなど)
に C C# に該当するコントロー
ル・チェンジ・ナンバーを割り当てることにより、任意の コントロール・チェンジ情報
を送信することができます。
○バンク・セレクト(コントローラー・ナンバー 0, 32)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
00H
mmH
BnH
20H
llH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
mm, ll =バンク・ナンバー:
00 00H - 7F 7FH (bank.1 - bank.16384)
※ コントロール・パネルよりパッチ、リズム・セット、パフォー マンスを切り替えたとき
に送信しますが、Transmit Program Change パラメーターまたは Transmit Bank Select
パラメーター(SYSTEM/MIDI)が OFF の場合には送信しません。
※ パフォーマンス・モードでは、External Bank Select MSB パラメーターまたは External
PC Number パラメーター(PERFORMANCE/PART)が OFF のときには送信しません。
※ 本機は任意のバンク・セレクト情報を送信すること ができますが、本機がパッチ、リズ
ム・セット、パフォー マンスを選択した ときに送信する バンク・セレクトと の対応は、
P.326 のプログラム・チェンジ・マップをご覧ください。
※ SRX シリーズのバンク・セレクトの対応は、SRX シリーズの取扱説明書をご覧ください。
○モジュレーション(コントローラー・ナンバー 1)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
01H
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
vv =モジュレーション・デプス:
vvH
0H - FH(ch.1 - ch.16)
00H - 7FH(0 - 127)
○ブレス・タイプ(コントローラー・ナンバー 2)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
02H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =コントロール値:
00H - 7FH (0 - 127)
○ポルタメント・タイム(コントローラー・ナンバー 5)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
05H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
vv =ポルタメント・タイム:
00H - 7FH(0 - 127)
○データ・エントリー(コントローラー・ナンバー 6, 38)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
06H
mmH
BnH
26H
llH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)
mm, ll = RPN / NRPN で指定されたパラメーターに対する値
mm =上位バイト(MSB), ll =下位バイト(LSB)
300
Fantom-X678_r_j.book 301 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
○ボリューム(コントローラー・ナンバー 7)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
07H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
vv =ボリューム:
00H - 7FH(0 - 127)
○汎用操作子 7(コントローラー・ナンバー 82)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
52H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =コントロール値:
00H - 7FH(0 - 127)
※ パフォーマンス・モードでは、External Level パラメーター(PERFORMANCE/PART)
が OFF のときには送信しません。
○汎用操作子 8(コントローラー・ナンバー 83)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
53H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =コントロール値:
00H - 7FH(0 - 127)
○パンポット(コントローラー・ナンバー 10)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
0AH
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
vv =パンポット:
00H - 40H - 7FH(左 - 中央 - 右)
※ パフォーマンス・モードでは、External Pan パラメーター(PERFORMANCE/PART)
が OFF のときには送信しません。
○ポルタメント・コントロール(コントローラー・ナンバー 84)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
54H
kkH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
kk =ソース・ノート・ナンバー: 00H - 7FH(0 - 127)
○エクスプレッション(コントローラー・ナンバー 11)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
0BH
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
vv =エクスプレッション:
00H - 7FH(0 - 127)
●プログラム・チェンジ
○ホールド 1(コントローラー・ナンバー 64)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
40H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
vv =コントロール値:
00H - 7FH(0 - 127)0-63 = OFF, 64-127 = ON
※ コントロール・パネルよりパッチ、リズム・セット、パフォー マンスを切り替えたとき
に送信しますが、Transmit Program Change パラメーター(SYSTEM/MIDI)が OFF
の場合には送信しません。
※ パフォーマンス・モードでは、External PC Num パラメーター
(PERFORMANCE/PART)
が OFF のときには送信しません。
※ Continuous Hold Pedal パラメーター(SYSTEM/PEDAL)がOFF のときには、コント
ロール値は 00H(OFF)と 7FH(ON)しか送信しません。
●チャンネル・プレッシャー
○ポルタメント(コントローラー・ナンバー 65)
第 2 バイト
第 3 バイト
ステータス
BnH
41H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
vv =コントロール値:
00H - 7FH(0 - 127)0-63 = OFF, 64-127 = ON
○レゾナンス(コントローラー・ナンバー 71)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
47H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =レゾナンス値(相対変化):
00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)
○リリース・タイム(コントローラー・ナンバー 72)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
48H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =リリース・タイム値(相対変化):00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)
○アタック・タイム(コントローラー・ナンバー 73)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
49H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =アタック・タイム値(相対変化):00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)
○カットオフ(コントローラー・ナンバー 74)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
4AH
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =カットオフ値(相対変化):
00H - 40H - 7FH(-64 - 0 - +63)
○汎用操作子 5(コントローラー・ナンバー 80)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
50H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =コントロール値:
00H - 7FH(0 - 127)
ステータス
第 2 バイト
CnH
ppH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
pp =プログラム・ナンバー:
ステータス
第 2 バイト
DnH
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
vv =チャンネル・プレッシャー:
0H - FH(ch.1 - ch.16)
00H - 7FH(prog.1 - prog.128)
0H - FH(ch.1 - ch.16)
00H - 7FH(0 - 127)
●ピッチ・ベンド・チェンジ
ステータス
第 2 バイト
EnH
llH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
mm, ll =ピッチ・ベンド値:
第 3 バイト
mmH
0H - FH(ch.1 - ch.16)
00 00H - 40 00H - 7F 7FH(-8192 - 0 - +8191)
■チャンネル・モード・メッセージ
●モノ(コントローラー・ナンバー 126)
ステータス
第 2 バイト
BnH
7EH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H mm =モノ数:
00H
第 3 バイト
mmH
FH(ch.1 - ch.16)
- 10H(0 - 16)
●ポリ(コントローラー・ナンバー 127)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
7FH
00H
n = MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)
■システム・リアルタイム・メッセージ
●アクティブ・センシング
ステータス
FEH
※ 約 250msec 間隔で送信します。
※ Transmit Active Sensing パラメーター
(SYSTEM/MIDI)
が OFF のときは送信しません。
○汎用操作子 6(コントローラー・ナンバー 81)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
51H
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH (ch.1 - ch.16)
vv =コントロール値:
00H - 7FH(0 - 127)
301
Fantom-X678_r_j.book 302 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
■システム・エクスクルーシブ・メッセージ
●データ転送
本機が送信するシステム・エクスクルーシブ・メッセージには、ユニバーサル・ノンリアル
タイム・システム・エクスクルーシブ・メッセージ、データ・セット(DT1)があります。
○データ・セット 1(DT1)
●ユニバーサル・ノンリアルタイム・システム・エクスクルー
シブ・メッセージ
○アイデンティティー・リプライ・メッセージ(Fantom-X6)
Fantom-X6 がアイデンティティー・リクエスト・メッセージを受信した場合、このメッセー
ジを送信します。
ステータス
F0H
データ・バイト
7EH, dev, 06H, 02H, 41H, 6BH, 01H,
00H, 01H, 00H, 03H, 00H, 00H
ステータス
F7H
バイト
解説
F0H
エクスクルーシブ・ステータス
7EH
ID ナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)
dev
デバイス ID(dev: 10H - 1FH)
06H
サブ ID # 1(General Information)
02H
サブ ID # 2(Identity Reply)
41H
ID ナンバー(Roland)
6BH 01H
デバイス・ファミリー・コード
00H 01H
デバイス・ファミリー・ナンバー・コード
00H 03H 00H 00H ソフトウェアー・リビジョン・レベル
F7H
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
○アイデンティティー・リプライ・メッセージ(Fantom-X7)
Fantom-X7 がアイデンティティー・リクエスト・メッセージを受信した場合、このメッセー
ジを送信します。
ステータス
F0H
データ・バイト
7EH, dev, 06H, 02H, 41H, 6BH, 01H,
00H, 01H, 01H, 03H, 00H, 00H
ステータス
F7H
バイト
解説
F0H
エクスクルーシブ・ステータス
7EH
ID ナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)
dev
デバイス ID(dev: 10H - 1FH)
06H
サブ ID # 1(General Information)
02H
サブ ID # 2(Identity Reply)
41H
ID ナンバー(Roland)
6BH 01H
デバイス・ファミリー・コード
00H 01H
デバイス・ファミリー・ナンバー・コード
01H 03H 00H 00H ソフトウェアー・リビジョン・レベル
F7H
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
○アイデンティティー・リプライ・メッセージ(Fantom-X8)
Fantom-X8 がアイデンティティー・リクエスト・メッセージを受信した場合、このメッセー
ジを送信します。
ステータス
F0H
データ・バイト
7EH, dev, 06H, 02H, 41H, 6BH, 01H,
00H, 01H, 02H, 03H, 00H, 00H
ステータス
F7H
バイト
解説
F0H
エクスクルーシブ・ステータス
7EH
ID ナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)
dev
デバイス ID(dev: 10H - 1FH)
06H
サブ ID # 1(General Information)
02H
サブ ID # 2(Identity Reply)
41H
ID ナンバー(Roland)
6BH 01H
デバイス・ファミリー・コード
00H 01H
デバイス・ファミリー・ナンバー・コード
02H 03H 00H 00H ソフトウェアー・リビジョン・レベル
F7H
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
302
ステータス
F0H
バイト
F0H
41H
dev
00H
6BH
12H
aaH
bbH
ccH
ddH
eeH
:
ffH
sum
F7H
データ・バイト
41H, dev, 00H, 6BH, 12H, aaH, bbH,
ccH, ddH, eeH, ... ffH, sum
ステータス
F7H
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ID ナンバー(Roland)
デバイス ID(dev: 10H - 1FH, 7FH)
モデル ID # 1(Fantom-X6/X7/X8)
モデル ID # 2(Fantom-X6/X7/X8)
コマンド ID(DT1)
アドレス上位バイト
アドレス
アドレス
アドレス下位バイト
データ: 送信するデータの本体。複数バイトのデータはアドレス順
に送信します。
:
データ
チェックサム
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
※ データの種類により一度に転送するデータの量は決ま っており、決められた先頭アドレ
スとサイ ズでデー タ要求を する必要 がありま す。
「パラメータ ー・アドレス・マ ップ」
(P.307)に記載されたアドレスとサイズを参照してください。
※ サイズの大きなデータは 256 バイト以下のパケットに区切り、約 20ms の時間間隔をあ
けて送信します。
Fantom-X678_r_j.book 303 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
3. 受信データ(シーケンサー・セクション)
■チャンネル・モード・メッセージ
3.1 録音時に記憶されるメッセージ
●オール・サウンド・オフ(コントローラー・ナンバー
■チャンネル・ボイス・メッセージ
●ノート・オフ
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
8nH
kkH
vvH
9nH
kkH
00H
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
0H - FH(ch.1 - ch.16)
kk =ノート・ナンバー:
00H - 7FH(0 - 127)
vv =ノート・オフ・ベロシティー: 00H - 7FH(0 - 127)
※ Noteパラメーター(Recording Select ウィンドウ)が OFF のときには受信しません。
●ノート・オン
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
9nH
kkH
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
0H - FH(ch.1 - ch.16)
kk =ノート・ナンバー:
00H - 7FH(0 - 127)
vv =ノート・オン・ベロシティー: 01H - 7FH(1 - 127)
120)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
78H
00H
n = MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)
●リセット・オール・コン トローラー(コントローラー・ナ
ンバー 121)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
79H
00H
n = MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)
●オムニ・オフ(コントローラー・ナンバー
124)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
7CH
00H
n = MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)
※ オール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行ないます。
●オムニ・オン(コントローラー・ナンバー
125)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
7DH
00H
n = MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)
※ Noteパラメーター(Recording Select ウィンドウ)が OFF のときには受信しません。
※ オール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行ないます。
●ポリフォニック・アフタータッチ
ステータス
第 2 バイト
AnH
kkH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
kk =ノート・ナンバー:
vv =ポリフォニック・アフタータッチ:
第 3 バイト
vvH
0H - FH(ch.1 - ch.16)
00H - 7FH(0 - 127)
00H - 7FH(0 - 127)
※ Poly Aftertouch パラメーター(Recording Select ウィンドウ)が OFF のときには受信
しません。
●コントロール・チェンジ
ステータス
第 2 バイト
BnH
kkH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
kk =コントロール・ナンバー:
vv =バリュー:
第 3 バイト
vvH
0H - FH(ch.1 - ch.16)
00H - 78H(0 - 120)
00H - 7FH(0 - 127)
●モノ(コントローラー・ナンバー
ステータス
第 2 バイト
BnH
7EH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H mm =モノ数:
00H
126)
第 3 バイト
mmH
FH(ch.1 - ch.16)
- 10H(0 - 16)
※ オール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行ないます。
●ポリ(コントローラー・ナンバー
127)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
7FH
00H
n = MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)
※ オール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行ないます。
※ Control Change パラメーター(Recording Select ウィンドウ)が OFF のときには受信
しません。
●プログラム・チェンジ
ステータス
第 2 バイト
CnH
ppH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
pp =プログラム・ナンバー:
0H - FH(ch.1 - ch.16)
00H - 7FH(prog.1 - prog.128)
※ Program Change パラメーター(Recording Select ウィンドウ)が OFF のときには受
信しません。
●チャンネル・アフタータッチ
ステータス
第 2 バイト
DnH
vvH
n = MIDI チャンネル・ナンバー: 0H - FH(ch.1 - ch.16)
vv =チャンネル・アフタータッチ: 00H - 7FH(0 - 127)
※ Channel Aftoutouch パラメーター(Recording Select ウィンドウ)が OFF のときには
受信しません。
●ピッチ・ベンド・チェンジ
ステータス
第 2 バイト
EnH
llH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
mm, ll =ピッチ・ベンド値:
第 3 バイト
mmH
0H - FH(ch.1 - ch.16)
00 00H - 40 00H - 7F 7FH(-8192 - 0 - +8191)
※ Pitch Bend パラメーター(Recording Select ウィンドウ)が OFF のときには受信しま
せん。
303
Fantom-X678_r_j.book 304 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
■システム・エクスクルーシブ・メッセージ
ステータス
F0H
データ・バイト
iiH, ddH, ......, eeH
ステータス
F7H
F0H:
ii = ID ナンバー:
システム・エクスクルーシブ・メッセージのステータス
どのメーカーのエクスクルーシブ・メッセージで あるかの識別をする
ための ID ナンバー(マニファクチャラー ID)です。ローランドのマニ
ファクチャラー ID は 41H です。7EH と 7FH の ID ナンバーは、ユニ
バーサル・ノンリアルタイム・メッセージ(7EH)、ユニバーサル・リ
アルタイム・メッセージ(7FH)として MIDI 規格の拡張として使用さ
れます。
dd,..., ee = データ:00H - 7FH(0 - 127)
F7H:
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
※ System Exclusive パラメーター(Recording Select ウィンドウ)が OFF のときには受
信しません。
※ MIDI マシン・コントロール、MIDI タイム・コードは録音しません。(「3.3 同期のため
認識するメッセージ」を参照してください。)
3.2 録音時に記憶されないメッセージ
■チャンネル・モード・メッセージ
●ローカル・オン/オフ(コントローラー・ナンバー
ステータス
第 2 バイト
BnH
7AH
n = MIDI チャンネル・ナンバー:
vv =バリュー:
122)
第 3 バイト
vvH
0H - FH(ch.1 - ch.16)
00H, 7FH(ローカル・オフ , ローカル・オン)
●オール・ノート・オフ(コントローラー・ナンバー
123)
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
BnH
7BH
00H
n = MIDI チャンネル・ナンバー:0H - FH(ch.1 - ch.16)
※ オール・ノート・オフを受信すると、該当チャンネルのオン になっているノートに対し
てノート・オフを生成し、その生成したノート・オフを記憶します。
3.3 同期のために認識するメッセージ
■システム・コモン・メッセージ
●チューン・リクエスト
ステータス
F6H
●クォーター・フレーム
Sync Mode パラメーター(System/Sync/Tempo)が MASTER、MTC Sync Output パ
ラメーター(System/Sync/Tempo)がON の場合には、シーケンサーが走行状態 ( 録音ま
たは再生 ) の時に MTC Frame Rate パラメーター(System/Sync/Tempo)で設定したタ
イムコードタイプでクオーター・フレーム・メッセージを送信します。送信される時刻カウ
ン トは、ソン グの先 頭を「00h00m00s00f00」として MTC Offset Time パ ラメー ター
(System/Sync/Tempo)を加算した時刻になります。
Sync Mode パラメーター(System/Sync/Tempo)が SLAVE (MTC) の場合には、クオー
ター・フ レーム・メ ッセー ジを受信 して、ソン グの先 頭を「00h00m00s00f00」として
MTC Offset Time パラメーター(System/Sync/Tempo)を加算した時刻に同期しながら
シーケンサーは走行します。
第2バイト
ステータス
F1H
mmH (= 0nnndddd)
nnn = メッセージ・タイプ :
0 = Frame count LS nibble
1 = Frame count MS nibble
2 = Seconds count LS nibble
3 = Seconds count MS nibble
4 = Minutes count LS nibble
5 = Minutes count MS nibble
6 = Hours count LS nibble
7 = Hours count MS nibble
dddd = 4ビット・ニブル・データ : 0H - FH (0 - 15)
前記カウントの下位および上位 4 ビットが組み合わせられると、これらのビット・フィー
ルドは、次のように割り当てられます。
フレーム・カウント xxxyyyyy
xxx 未定義 (000)
yyyyy フレーム番号 (0-29)
秒カウント xxyyyyyy
xx 未定義 (00)
yyyyyy 秒カウント (0-59)
分カウント xxyyyyyy
xx 未定義 (00)
yyyyyy 分カウント (0-59)
時カウント xyyzzzzz
x 未定義 (0)
yy タイムコードタイプ
0 = 24フレーム/秒
1 = 25フレーム/秒
2 = 30フレーム/秒 ( ドロップ・フレーム )
3 = 30フレーム/秒 ( ノンドロップ )
zzzzz 時カウント
304
Fantom-X678_r_j.book 305 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
●ソング・ポジション・ポインター
■システム・エクスクルーシブ・メッセージ
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
F2H
mmH
llH
mm, ll =バリュー:00 00H - 7F 7FH(0 - 16383)
● MIDI マシン・コントロール (MMC)
■システム・リアルタイム・メッセージ
●タイミング・クロック
ステータス
F8H
※ Sync Mode パラメーター
(System/Sync/Tempo)
が SLAVE-MIDI のときに受信します。
●スタート
ステータス
FAH
※ Sync Mode パラメーター(System/Sync/Tempo)が SLAVE-MIDI または REMOTE
のときに受信します。
●コンティニュー
ステータス
FBH
※ Sync Mode パラメーター(System/Sync/Tempo)が SLAVE-MIDI または REMOTE
のときに受信します。
●ストップ
ステータス
FCH
※ Sync Mode パラメーター(System/Sync/Tempo)が SLAVE-MIDI または REMOTE
のときに受信します。
※ MMC Mode パラメーター(System/Sync/Tempo)が SLAVE のときに受信します。
○ STOP(MCS)
ステータス
F0H
データ・バイト
7FH, dev, 06H, 01H
バイト
F0H
7FH
7FH
06H
01H
F7H
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ユニバーサル・システム・エクスクルーシブ・リアルタイム・ヘッダー
デバイス ID
MMC コマンド・メッセージ
STOP(MCS)
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
○ DEFERRED PLAY(MCS)
ステータス
データ・バイト
F0H
7FH, dev, 06H, 03H
バイト
F0H
7FH
7FH
06H
03H
F7H
F0H
7FH
7FH
06H
44H
06H
01H
hrH
mnH
scH
frH
ffH
F7H
ステータス
F7H
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ユニバーサル・システム・エクスクルーシブ・リアルタイム・ヘッダー
デバイス ID
MMC コマンド・メッセージ
DEFERRED PLAY(MCS)
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
○ LOCATE(MCP)
◇フォーマット2− LOCATE[TARGET]
ステータス
データ・バイト
F0H
7FH, dev, 06H, 44H, 06H, 01H, hrH,
mnH, scH, frH, ffH
バイト
ステータス
F7H
ステータス
F7H
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ユニバーサル・システム・エクスクルーシブ・リアルタイム・ヘッダー
デバイス ID
MMC コマンド・メッセージ
LOCATE(MCP)
バイト数
TARGET サブ・コマンド
サブフレーム付き標準時刻仕様
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
305
Fantom-X678_r_j.book 306 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
4. 送信データ(シーケンサー・セクション)
■システム・エクスクルーシブ・メッセージ
4.1 再生時に送信するメッセージ
● MIDI タイム・コード
レコーディングしたメッセージを再生時に送信します。
4.2 Soft Thru
Soft Thru パラメーター(System/Sync/Tempo)がON の時、受信したメッセージ(シス
テム・コモン・メッセージ、システム・リアルタイム・メッセージを除く)を送信します。
4.3 生成して送信するメッセージ
4.3.1 他の機器との同期のために生成するメッセージ
■システム・コモン・メッセージ
※ Sync Output パラメーター(System/Sync/Tempo)が ON のときに送信します。
●ソング・ポジション・ポインター
ステータス
第 2 バイト
第 3 バイト
F2H
mmH
llH
mm, ll =バリュー:00 00H - 7F 7FH(0 - 16383)
○フル・メッセージ
クォーター・フレーム・メッセージの基本動作を扱います。
ソング・ポジションを移動したとき、このメッセージを送信します。
データ・バイト
ステータス
ステータス
F0H, 7FH
xxH, 01H, 01H, hrH, mnH, scH, frH
F7H
F0H, 7FH:
リアルタイム・ユニバーサル・システム・エクスクルーシブ・ヘッダー
xxH:
7F(デバイス ID)
01H:
sub-ID #1(MIDI タイム・コード)
01H:
sub-ID #2(フル・メッセージ)
hrH:
時とタイプ 0 yy zzzzz
yy タイプ
00 = 24 フレーム / 秒
01 = 25 フレーム / 秒
10 = 30 フレーム / 秒
11 = 30 フレーム / 秒
zzzzz 時(00 〜 23)
mnH:
分(00 〜 59)
scH:
秒(00 〜 59)
frH:
フレーム(00 〜 29)
F7H:
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
● MIDI マシン・コントロール (MMC)
※ MMC Mode パラメーター(System/Sync/Tempo)が MASTER のときに送信します。
■システム・リアルタイム・メッセージ
※ Sync Output パラメーター(System/Sync/Tempo)が ON のときに送信します。
●タイミング・クロック
ステータス
F8H
●スタート
ステータス
FAH
●コンティニュー
ステータス
FBH
●ストップ
ステータス
FCH
●クォーター・フレーム
ステータス
F1H
第 2 バイト
mmH (= 0nnndddd)
※ Sync Mode パラメーター(System/Sync/Tempo)がMASTER で、かつ、MTC Sync
Output パラメーター(System/Sync/Tempo)が ON のときに送信します。なお、送信
するクォーター・フレーム・メッセージは、ソングの先頭を「00h00m00s00f00」とし
て、MTC Offset Timeパラメーター
(System/Sync/Tempo)を加算した時刻になります。
○ STOP(MCS)
ステータス
F0H
データ・バイト
7FH, dev, 06H, 01H
バイト
F0H
7FH
7FH
06H
01H
F7H
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ユニバーサル・システム・エクスクルーシブ・リアルタイム・ヘッダー
デバイス ID
MMC コマンド・メッセージ
STOP(MCS)
EOX (エンド・オブ・エクスクルーシブ)
○ DEFFERRED PLAY(MCS)
ステータス
データ・バイト
ステータス
F7H
F0H
7FH, dev, 06H, 03H
バイト
F0H
7FH
7FH
06H
03H
F7H
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ユニバーサル・システム・エクスクルーシブ・リアルタイム・ヘッダー
デバイス ID
MMC コマンド・メッセージ
DEFERRED PLAY(MCS)
EOX (エンド・オブ・エクスクルーシブ)
○ LOCATE(MCP)
◇フォーマット2− LOCATE[TARGET]
ステータス
データ・バイト
F0H
7FH, dev, 06H, 44H, 06H, 01H, hrH,
mnH, scH, frH, ffH
バイト
F0H
7FH
7FH
06H
44H
06H
01H
hrH
mnH
scH
frH
ffH
F7H
306
ステータス
F7H
ステータス
F7H
解説
エクスクルーシブ・ステータス
ユニバーサル・システム・エクスクルーシブ・リアルタイム・ヘッダー
デバイス ID
MMC コマンド・メッセージ
LOCATE(MCP)
バイト数
"TARGET" サブ・コマンド
サブフレーム付き標準時刻仕様
EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
Fantom-X678_r_j.book 307 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
5. パラメーター・アドレス・マップ
※ # の付いているアドレスは、データを複数に分けて転送します。例えば、16 進数で ABH
というデータであれば、0AH、0BH と分けられ、この順序で送受信が行われます。
※ <*> の付いているアドレスおよびパラメーターは Fantom-X6/X7/X8 で受信しても無効
となります。
1. Fantom-X6/X7/X8 (ModelID = 00H 6BH)
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Start
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 01 00 00 00 | Setup
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 02 00 00 00 | System
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 10 00 00 00 | Temporary Performance
|
| 11 00 00 00 | Temporary Patch/Rhythm (Performance Mode Part 1)
|
| 11 20 00 00 | Temporary Patch/Rhythm (Performance Mode Part 2)
|
|
: |
|
| 14 60 00 00 | Temporary Patch/Rhythm (Performance Mode Part 16)
|
| 1E 00 00 00 | Temporary Rhythm Pattern
|
| 1E 01 00 00 | Temporary Arpeggio (Performance Mode)
|
| 1E 02 00 00 | Temporary Chord (Performance Mode)
|
| 1E 03 00 00 | Temporary Rhythm Group (Performance Mode)
|
| 1E 11 00 00 | Temporary Arpeggio (Patch Mode)
|
| 1E 12 00 00 | Temporary Chord (Patch Mode)
|
| 1E 13 00 00 | Temporary Rhythm Group (Patch Mode)
|
| 1F 00 00 00 | Temporary Patch/Rhythm (Patch Mode Part 1)
|
| 1F 20 00 00 | Temporary Patch/Rhythm (Patch Mode Part 2)
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ System
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 00 | System Common
|
|
00 02 00 | System Mastering
|
|
00 03 00 | System External Input
|
|
00 40 00 | System Controller
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Temporary Patch/Rhythm
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 00 | Temporary Patch
|
|
10 00 00 | Temporary Rhythm
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Performance
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 00 | Performance Common
|
|
00 02 00 | Performance Common MFX1
|
|
00 04 00 | Performance Common Chorus
|
|
00 06 00 | Performance Common Reverb
|
|
00 08 00 | Performance Common MFX2
|
|
00 0A 00 | Performance Common MFX3
|
|
00 10 00 | Performance MIDI (Channel 1)
|
|
00 11 00 | Performance MIDI (Channel 2)
|
|
: |
|
|
00 1F 00 | Performance MIDI (Channel 16)
|
|
00 20 00 | Performance Part (Part 1)
|
|
00 21 00 | Performance Part (Part 2)
|
|
: |
|
|
00 2F 00 | Performance Part (Part 16)
|
|
00 50 00 | Performance Zone (Channel 1)
|
|
00 51 00 | Performance Zone (Channel 2)
|
|
: |
|
|
00 5F 00 | Performance Zone (Channel 16)
|
|
00 60 00 | Performance Controller
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Patch
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 00 | Patch Common
|
|
00 02 00 | Patch Common MFX
|
|
00 04 00 | Patch Common Chorus
|
|
00 06 00 | Patch Common Reverb
|
|
00 10 00 | Patch TMT (Tone Mix Table)
|
|
00 20 00 | Patch Tone (Tone 1)
|
|
00 22 00 | Patch Tone (Tone 2)
|
|
00 24 00 | Patch Tone (Tone 3)
|
|
00 26 00 | Patch Tone (Tone 4)
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Rhythm
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 00 | Rhythm Common
|
|
00 02 00 | Rhythm Common MFX
|
|
00 04 00 | Rhythm Common Chorus
|
|
00 06 00 | Rhythm Common Reverb
|
|
00 10 00 | Rhythm Tone (Key # 21)
|
|
00 12 00 | Rhythm Tone (Key # 22)
|
|
: |
|
|
01 3E 00 | Rhythm Tone (Key # 108)
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Arpeggio
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 00 | Arpeggio Common
|
|
00 10 00 | Arpeggio Pattern (Note 1)
|
|
00 11 00 | Arpeggio Pattern (Note 2)
|
|
: |
|
|
00 1F 00 | Arpeggio Pattern (Note 16)
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Chord
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 00 | Chord Pattern
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Rhythm Group
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 00 | Rhythm Group
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Setup
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0000 0aaa | Sound Mode
(0 - 5) |
|
|
|
PATCH, PERFORM, GM1, GM2, GS, PIANO<*> |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 01 | 0aaa aaaa | Performance Bank Select MSB (CC# 0)
(0 - 127) |
|
00 02 | 0aaa aaaa | Performance Bank Select LSB (CC# 32)
(0 - 127) |
|
00 03 | 0aaa aaaa | Performance Program Number (PC)
(0 - 127) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 04 | 0aaa aaaa | Kbd Patch Bank Select MSB (CC# 0)
(0 - 127) |
|
00 05 | 0aaa aaaa | Kbd Patch Bank Select LSB (CC# 32)
(0 - 127) |
|
00 06 | 0aaa aaaa | Kbd Patch Program Number (PC)
(0 - 127) |
|
00 07 | 0aaa aaaa | Pad Patch Bank Select MSB (CC# 0)
(0 - 127) |
|
00 08 | 0aaa aaaa | Pad Patch Bank Select LSB (CC# 32)
(0 - 127) |
|
00 09 | 0aaa aaaa | Pad Patch Program Number (PC)
(0 - 127) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 0A | 0000 000a | MFX1 Switch
(0 - 1) |
|
|
|
BYPASS, ON |
|
00 0B | 0000 000a | MFX2 Switch
(0 - 1) |
|
|
|
BYPASS, ON |
|
00 0C | 0000 000a | MFX3 Switch
(0 - 1) |
|
|
|
BYPASS, ON |
|
00 0D | 0000 000a | Chorus Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 0E | 0000 000a | Reverb Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 0F | 0000 000a | Input Effect Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 10 | 0000 000a | Patch Mode Chorus Source
(0 - 1) |
|
|
|
KBD, PAD |
|
00 11 | 0000 000a | Patch Mode Reverb Source
(0 - 1) |
|
|
|
KBD, PAD |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 12 | 0000 aaaa | Transpose Value
(59 - 70) |
|
|
|
-5 - +6 |
|
00 13 | 0000 0aaa | Octave Shift
(61 - 67) |
|
|
|
-3 - +3 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 14 | 0000 0aaa | D Beam Select
(0 - 3) |
|
|
|
OFF, PAD-TRIG, SOLO-SYN, ASGN |
|
00 15 | 0000 00aa | Knob Select
(0 - 3) |
|
|
|
OFF, FLT-ENV, ARP-RHY, ASGN |
|
00 16 | 0000 000a | (reserve) <*>
|
|
00 17 | 0aaa aaaa | Arp/Ptn Grid
(0 - 8) |
|
|
|
04_, 08_, 08L, 08H, 08t, |
|
|
|
16_, 16L, 16H, 16t |
|
00 18 | 0aaa aaaa | Arp/Ptn Duration
(0 - 9) |
|
|
|
30, 40, 50, 60, 70, 80, 90, |
|
|
|
100, 120, FUL |
|
00 19 | 0000 000a | Arpeggio Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 1A | 0aaa aaaa | Arpeggio Bank
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|
00 1B | 0aaa aaaa | Arpeggio Style
(0 - 127) |
|
|
|
1 - 128 |
|
00 1C | 0aaa aaaa | Arpeggio Motif
(0 - 11) |
|
|
|
UP/L, UP/H, UP/_, dn/L, dn/H, |
|
|
|
dn/_, Ud/L, Ud/H, Ud/_, rn/L, |
|
|
|
rn/_, PHRASE |
|
00 1D | 0000 0aaa | Arpeggio Octave Range
(61 - 67) |
|
|
|
-3 - +3 |
|
00 1E | 0000 000a | Arpeggio Hold
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 1F | 0aaa aaaa | Arpeggio Accent Rate
(0 - 100) |
|
00 20 | 0aaa aaaa | Arpeggio Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 21 | 0000 000a | Rhythm Pattern Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 22 | 0aaa aaaa | Rhythm Pattern Bank
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|#
00 23 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Rhythm Pattern Style
(0 - 255) |
|
|
|
1 - 256 |
|
00 25 | 0000 000a | Rhythm Pattern Group Bank
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|
00 26 | 0aaa aaaa | Rhythm Pattern Group Number
(0 - 31) |
|
|
|
1 - 32 |
|
00 27 | 0aaa aaaa | Rhythm Pattern Accent Rate
(0 - 100) |
|
00 28 | 0aaa aaaa | Rhythm Pattern Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 29 | 0000 000a | Chord Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 2A | 0aaa aaaa | Chord Bank
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|
00 2B | 00aa aaaa | Chord Form
(0 - 63) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 2C | 0000 000a | Bender and Modulation Part Select
(0 - 1) |
|
|
|
KBD, PAD |
|
00 2D | 0000 000a | Beam Part Select
(0 - 1) |
|
|
|
KBD, PAD |
|
00 2E | 0000 000a | Knob Part Select
(0 - 1) |
|
|
|
KBD, PAD |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 2F | 0000 000a | (reserve) <*>
|
|
|
|
|
|
00 30 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
|
|
|
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 31 | 0000 000a | Rolled Chord
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 32 | 0000 00aa | Rolled Chord Type
(0 - 2) |
|
|
|
UP, DOWN, ALTERNATE |
|
00 33 | 00aa aaaa | Arpeggio Step
(0 - 32) |
|
|
|
AUTO, 1 - 32 |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 34 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ System Common
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|#
00 00 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Master Tune
(24 - 2024) |
|
|
|
-100.0 - 100.0 [cent] |
|
00 04 | 00aa aaaa | Master Key Shift
(40 - 88) |
|
|
|
-24 - +24 |
307
Fantom-X678_r_j.book 308 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
|
00 05 | 0aaa aaaa | Master Level
(0 - 127) |
|
00 06 | 0000 000a | Scale Tune Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 07 | 0000 000a | Patch Remain
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 08 | 0000 000a | Mix/Parallel
(0 - 1) |
|
|
|
MIX, PARALLEL |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 09 | 000a aaaa | Performance Control Channel
(0 - 16) |
|
|
|
1 - 16, OFF |
|
00 0A | 0000 aaaa | Kbd Patch Rx/Tx Channel
(0 - 15) |
|
|
|
1 - 16 |
|
00 0B | 0000 aaaa | Pad Patch Rx/Tx Channel
(0 - 15) |
|
|
|
1 - 16 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 0C | 0aaa aaaa | Patch Scale Tune for C
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 0D | 0aaa aaaa | Patch Scale Tune for C#
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 0E | 0aaa aaaa | Patch Scale Tune for D
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 0F | 0aaa aaaa | Patch Scale Tune for D#
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 10 | 0aaa aaaa | Patch Scale Tune for E
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 11 | 0aaa aaaa | Patch Scale Tune for F
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 12 | 0aaa aaaa | Patch Scale Tune for F#
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 13 | 0aaa aaaa | Patch Scale Tune for G
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 14 | 0aaa aaaa | Patch Scale Tune for G#
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 15 | 0aaa aaaa | Patch Scale Tune for A
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 16 | 0aaa aaaa | Patch Scale Tune for A#
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 17 | 0aaa aaaa | Patch Scale Tune for B
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 18 | 0aaa aaaa | System Control 1 Source
(0 - 97) |
|
|
|
OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT |
|
00 19 | 0aaa aaaa | System Control 2 Source
(0 - 97) |
|
|
|
OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT |
|
00 1A | 0aaa aaaa | System Control 3 Source
(0 - 97) |
|
|
|
OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT |
|
00 1B | 0aaa aaaa | System Control 4 Source
(0 - 97) |
|
|
|
OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 1C | 0000 000a | Receive Program Change
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 1D | 0000 000a | Receive Bank Select
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 1E | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ System Mastering
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0000 000a | Mastering Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 01 | 0aaa aaaa | Low band Attack time
(0 - 100) |
|
00 02 | 0aaa aaaa | Low band Release time
(0 - 100) |
|
00 03 | 00aa aaaa | Low band Threshold
(0 - 36) |
|
|
|
-36, -35, -34, -33, -32, -31, |
|
|
|
-30, -29, -28, -27, -26, -25, |
|
|
|
-24, -23, -22, -21, -20, -19, |
|
|
|
-18, -17, -16, -15, -14, -13, |
|
|
|
-12, -11, -10, -9, -8, -7, |
|
|
|
-6, -5, -4, -3, -2, -1, 0 [dB] |
|
00 04 | 0000 aaaa | Low band Ratio
(0 - 13) |
|
|
|
1:1.0, 1:1.1, 1:1.2, 1:1.4, |
|
|
|
1:1.6, 1:1.8, 1:2.0, 1:2.5, |
|
|
|
1:3.2, 1:4.0, 1:5.6, 1:8.0, |
|
|
|
1:16, 1:INF |
|
00 05 | 000a aaaa | Low band Level
(0 - 24) |
|
|
|
0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, |
|
|
|
9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, |
|
|
|
16, 17, 18, 19, 20, 21, 22, |
|
|
|
23, 24 [dB] |
|
00 06 | 0aaa aaaa | Mid band Attack time
(0 - 100) |
|
00 07 | 0aaa aaaa | Mid band Release time
(0 - 100) |
|
00 08 | 00aa aaaa | Mid band Threshold
(0 - 36) |
|
|
|
-36, -35, -34, -33, -32, -31, |
|
|
|
-30, -29, -28, -27, -26, -25, |
|
|
|
-24, -23, -22, -21, -20, -19, |
|
|
|
-18, -17, -16, -15, -14, -13, |
|
|
|
-12, -11, -10, -9, -8, -7, |
|
|
|
-6, -5, -4, -3, -2, -1, 0 [dB] |
|
00 09 | 0000 aaaa | Mid band Ratio
(0 - 13) |
|
|
|
1:1.0, 1:1.1, 1:1.2, 1:1.4, |
|
|
|
1:1.6, 1:1.8, 1:2.0, 1:2.5, |
|
|
|
1:3.2, 1:4.0, 1:5.6, 1:8.0, |
|
|
|
1:16, 1:INF |
|
00 0A | 000a aaaa | Mid band Level
(0 - 24) |
|
|
|
0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, |
|
|
|
9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, |
|
|
|
16, 17, 18, 19, 20, 21, 22, |
|
|
|
23, 24 [dB] |
|
00 0B | 0aaa aaaa | High band Attack time
(0 - 100) |
|
00 0C | 0aaa aaaa | High band Release time
(0 - 100) |
|
00 0D | 00aa aaaa | High band Threshold
(0 - 36) |
|
|
|
-36, -35, -34, -33, -32, -31, |
|
|
|
-30, -29, -28, -27, -26, -25, |
|
|
|
-24, -23, -22, -21, -20, -19, |
|
|
|
-18, -17, -16, -15, -14, -13, |
|
|
|
-12, -11, -10, -9, -8, -7, |
|
|
|
-6, -5, -4, -3, -2, -1, 0 [dB] |
|
00 0E | 0000 aaaa | High band Ratio
(0 - 13) |
|
|
|
1:1.0, 1:1.1, 1:1.2, 1:1.4, |
|
|
|
1:1.6, 1:1.8, 1:2.0, 1:2.5, |
|
|
|
1:3.2, 1:4.0, 1:5.6, 1:8.0, |
|
|
|
1:16, 1:INF |
|
00 0F | 000a aaaa | High band Level
(0 - 24) |
|
|
|
0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, |
|
|
|
9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, |
|
|
|
16, 17, 18, 19, 20, 21, 22, |
|
|
|
23, 24 [dB] |
|
00 10 | 0000 0aaa | Split Freq Low
(0 - 6) |
|
|
|
200, 250, 315, 400, 500, |
|
|
|
630, 800 [Hz] |
|
00 11 | 0000 0aaa | Split Freq High
(0 - 6) |
|
|
|
2000, 2500, 3150, 4000, 5000, |
|
|
|
6300, 8000 [Hz] |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 12 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ System External Input
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
308
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0aaa aaaa | External Dry Send Level
(0 - 127) |
|
00 01 | 0aaa aaaa | External Chorus Send Level
(0 - 127) |
|
00 02 | 0aaa aaaa | External Reverb Send Level
(0 - 127) |
|
00 03 | 0000 aaaa | External Output Assign
(0 - 1) |
|
|
|
MFX, DRY |
|
00 04 | 0000 00aa | External Output MFX Select
(0 - 2) |
|
|
|
MFX1, MFX2, MFX3 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 05 | 0000 aaaa | Input Effect Type
(1 - 6) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|#
00 06 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Input Effect Parameter 1
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 0A | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Input Effect Parameter 2
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 0E | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Input Effect Parameter 3
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 12 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Input Effect Parameter 4
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 16 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Input Effect Parameter 5
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 1A | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Input Effect Parameter 6
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 1E | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Input Effect Parameter 7
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 22 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Input Effect Parameter 8
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 26 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Input Effect Parameter 9
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 2A | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Input Effect Parameter 10
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 2E | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Input Effect Parameter 11
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 32 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Input Effect Parameter 12
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 36 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Input Effect Parameter 13
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 3A | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Input Effect Parameter 14
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 3E | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Input Effect Parameter 15
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 42 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Input Effect Parameter 16
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 46 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Input Effect Parameter 17
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 4A | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Input Effect Parameter 18
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 4E | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Input Effect Parameter 19
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 52 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Input Effect Parameter 20
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 56 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ System Controller
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0000 000a | Transmit Program Change
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 01 | 0000 000a | Transmit Bank Select
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 02 | 0aaa aaaa | Keyboard Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 03 | 0000 00aa | Keyboard Sens
(0 - 2) |
|
|
|
LIGHT, MEDIUM, HEAVY |
|
00 04 | 0aaa aaaa | Aftertouch Sens
(0 - 100) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 05 | 0000 0aaa | Hold Pedal Polarity
(0 - 1) |
|
|
|
STANDARD, REVERSE |
|
00 06 | 0000 000a | Continuous Hold Pedal
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 07 | 0aaa aaaa | Pedal Assign
(0 - 111) |
Fantom-X678_r_j.book 309 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
|
|
|
CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND-UP, BEND-DOWN, AFT, |
|
|
|
OCT-UP, OCT-DOWN, |
|
|
|
START/STOP, PUNCH-I/O, TAP-TEMPO, |
|
|
|
PROG-UP, PROG-DOWN, |
|
|
|
FAV-UP, FAV-DOWN, ARP-SW, |
|
|
|
RHY-START/STOP, CHD-SW, |
|
|
|
AFAV-UP, AFAV-DOWN, SEQ-LOOP |
|
00 08 | 0000 0aaa | Pedal Polarity
(0 - 1) |
|
|
|
STANDARD, REVERSE |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 09 | 0000 aaaa | Beam Sens
(1 - 10) |
|
00 0A | 0aaa aaaa | Beam Assign
(0 - 104) |
|
|
|
CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND-UP, BEND-DOWN, |
|
|
|
START/STOP, TAP-TEMPO, |
|
|
|
ARP-GRID, ARP-DUR, ARP-MOTIF, |
|
|
|
ARP-OCT-UP, ARP-OCT-DW, ARP-STEP, |
|
|
|
AFT |
|
00 0B | 0aaa aaaa | Beam Range Lower
(0 - 127) |
|
|
|
|
|
00 0C | 0aaa aaaa | Beam Range Upper
(0 - 127) |
|
00 0D | 0000 aaaa | Beam Trigger Pad
(0 - 15) |
|
|
|
1 - 16 |
|
00 0E | 0aaa aaaa | Beam Trigger Velo
(1 - 127) |
|
00 0F | 0aaa aaaa | Beam Trigger Mode
(0 - 1) |
|
|
|
MOMENTARY, LATCH |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 10 | 0aaa aaaa | Knob 1 Assign
(0 - 103) |
|
|
|
CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, ARP-STYLE, ARP-GRID, |
|
|
|
ARP-DUR, ARP-MOTIF, CHORD-FORM, |
|
|
|
MASTER-LEVEL, ARP-STEP, DIGI-IN |
|
00 11 | 0aaa aaaa | Knob 2 Assign
(0 - 103) |
|
|
|
CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, ARP-STYLE, ARP-GRID, |
|
|
|
ARP-DUR, ARP-MOTIF, CHORD-FORM, |
|
|
|
MASTER-LEVEL, ARP-STEP, DIGI-IN |
|
00 12 | 0aaa aaaa | Knob 3 Assign
(0 - 103) |
|
|
|
CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, ARP-STYLE, ARP-GRID, |
|
|
|
ARP-DUR, ARP-MOTIF, CHORD-FORM, |
|
|
|
MASTER-LEVEL, ARP-STEP, DIGI-IN |
|
00 13 | 0aaa aaaa | Knob 4 Assign
(0 - 103) |
|
|
|
CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, ARP-STYLE, ARP-GRID, |
|
|
|
ARP-DUR, ARP-MOTIF, CHORD-FORM, |
|
|
|
MASTER-LEVEL, ARP-STEP, DIGI-IN |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 14 | 0aaa aaaa | Switch 1 Assign
(0 - 13) |
|
|
|
TRNS-DW, TRNS-UP, TAP-TEMPO, |
|
|
|
MONO/POLY, PORTAMENTO, HOLD1, |
|
|
|
MFX1-SW, MFX2-SW, MFX3-SW, |
|
|
|
CHO-SW, REV-SW, MAS-SW, |
|
|
|
SEQ-LOOP, RHY-START/STOP |
|
00 15 | 0aaa aaaa | Switch 2 Assign
(0 - 13) |
|
|
|
TRNS-DW, TRNS-UP, TAP-TEMPO, |
|
|
|
MONO/POLY, PORTAMENTO, HOLD1, |
|
|
|
MFX1-SW, MFX2-SW, MFX3-SW, |
|
|
|
CHO-SW, REV-SW, MAS-SW, |
|
|
|
SEQ-LOOP, RHY-START/STOP |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 16 | 0aaa aaaa | Pad Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 17 | 0000 00aa | Pad Sens
(0 - 2) |
|
|
|
LIGHT, MEDIUM, HEAVY |
|
00 18 | 0aaa aaaa | Pad Aftertouch Sens
(0 - 100) |
|
00 19 | 0000 aaaa | Pad Roll Resolution
(0 - 7) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 1A | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 1B | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 1C | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 1D | 0aaa aaaa | Pad 1 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 1E | 0aaa aaaa | Pad 1 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 1F | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 20 | 0aaa aaaa | Pad 2 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 21 | 0aaa aaaa | Pad 2 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 22 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 23 | 0aaa aaaa | Pad 3 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 24 | 0aaa aaaa | Pad 3 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 25 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 26 | 0aaa aaaa | Pad 4 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 27 | 0aaa aaaa | Pad 4 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 28 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 29 | 0aaa aaaa | Pad 5 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 2A | 0aaa aaaa | Pad 5 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 2B | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 2C | 0aaa aaaa | Pad 6 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 2D | 0aaa aaaa | Pad 6 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 2E | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 2F | 0aaa aaaa | Pad 7 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 30 | 0aaa aaaa | Pad 7 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 31 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 32 | 0aaa aaaa | Pad 8 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 33 | 0aaa aaaa | Pad 8 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 34 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 35 | 0aaa aaaa | Pad 9 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 36 | 0aaa aaaa | Pad 9 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 37 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 38 | 0aaa aaaa | Pad 10 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 39 | 0aaa aaaa | Pad 10 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 3A | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 3B | 0aaa aaaa | Pad 11 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 3C | 0aaa aaaa | Pad 11 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 3D | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 3E | 0aaa aaaa | Pad 12 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 3F | 0aaa aaaa | Pad 12 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 40 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 41 | 0aaa aaaa | Pad 13 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 42 | 0aaa aaaa | Pad 13 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 43 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 44 | 0aaa aaaa | Pad 14 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 45 | 0aaa aaaa | Pad 14 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 46 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 47 | 0aaa aaaa | Pad 15 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 48 | 0aaa aaaa | Pad 15 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 49 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 4A | 0aaa aaaa | Pad 16 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 4B | 0aaa aaaa | Pad 16 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 4C | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Performance Common
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0aaa aaaa | Performance Name 1
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 01 | 0aaa aaaa | Performance Name 2
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 02 | 0aaa aaaa | Performance Name 3
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 03 | 0aaa aaaa | Performance Name 4
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 04 | 0aaa aaaa | Performance Name 5
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 05 | 0aaa aaaa | Performance Name 6
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 06 | 0aaa aaaa | Performance Name 7
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 07 | 0aaa aaaa | Performance Name 8
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 08 | 0aaa aaaa | Performance Name 9
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 09 | 0aaa aaaa | Performance Name 10
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 0A | 0aaa aaaa | Performance Name 11
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 0B | 0aaa aaaa | Performance Name 12
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 0C | 00aa aaaa | Solo Part Select
(0 - 16) |
|
|
|
OFF, 1 - 16 |
|
00 0D | 000a aaaa | MFX1 Control Channel
(0 - 16) |
|
|
|
1 - 16, OFF |
|
00 0E | 0000 000a | (reserve) <*>
(1 - 0) |
|
|
|
|
|
00 0F | 0000 000a | (reserve) <*>
(1 - 0) |
|
|
|
|
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 10 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 1
(0 - 64) |
|
|
|
0 - 63, FULL |
|
00 11 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 2
(0 - 64) |
|
|
|
0 - 63, FULL |
|
00 12 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 3
(0 - 64) |
|
|
|
0 - 63, FULL |
|
00 13 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 4
(0 - 64) |
|
|
|
0 - 63, FULL |
|
00 14 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 5
(0 - 64) |
|
|
|
0 - 63, FULL |
|
00 15 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 6
(0 - 64) |
|
|
|
0 - 63, FULL |
|
00 16 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 7
(0 - 64) |
|
|
|
0 - 63, FULL |
|
00 17 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 8
(0 - 64) |
|
|
|
0 - 63, FULL |
|
00 18 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 9
(0 - 64) |
|
|
|
0 - 63, FULL |
|
00 19 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 10
(0 - 64) |
|
|
|
0 - 63, FULL |
|
00 1A | 0aaa aaaa | Voice Reserve 11
(0 - 64) |
|
|
|
0 - 63, FULL |
|
00 1B | 0aaa aaaa | Voice Reserve 12
(0 - 64) |
|
|
|
0 - 63, FULL |
|
00 1C | 0aaa aaaa | Voice Reserve 13
(0 - 64) |
|
|
|
0 - 63, FULL |
|
00 1D | 0aaa aaaa | Voice Reserve 14
(0 - 64) |
|
|
|
0 - 63, FULL |
|
00 1E | 0aaa aaaa | Voice Reserve 15
(0 - 64) |
|
|
|
0 - 63, FULL |
|
00 1F | 0aaa aaaa | Voice Reserve 16
(0 - 64) |
|
|
|
0 - 63, FULL |
|
00 20 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
(0 - 64) |
|
|
|
|
|
00 21 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
(0 - 64) |
|
|
|
|
|
00 22 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
(0 - 64) |
|
|
|
|
|
00 23 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
(0 - 64) |
|
|
|
|
|
00 24 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
(0 - 64) |
|
|
|
|
|
00 25 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
(0 - 64) |
|
|
|
|
|
00 26 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
(0 - 64) |
|
|
|
|
|
00 27 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
(0 - 64) |
|
|
|
|
|
00 28 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
(0 - 64) |
|
|
|
|
|
00 29 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
(0 - 64) |
|
|
|
|
|
00 2A | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
(0 - 64) |
|
|
|
|
|
00 2B | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
(0 - 64) |
|
|
|
|
|
00 2C | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
(0 - 64) |
|
|
|
|
|
00 2D | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
(0 - 64) |
|
|
|
|
|
00 2E | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
(0 - 64) |
|
|
|
|
|
00 2F | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
(0 - 64) |
|
|
|
|
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 30 | 00aa aaaa | MFX1 Source
(0 - 16) |
|
|
|
PERFORM, 1 - 16 |
|
00 31 | 00aa aaaa | MFX2 Source
(0 - 16) |
|
|
|
PERFORM, 1 - 16 |
|
00 32 | 00aa aaaa | MFX3 Source
(0 - 16) |
|
|
|
PERFORM, 1 - 16 |
|
00 33 | 00aa aaaa | Chorus Source
(0 - 16) |
|
|
|
PERFORM, 1 - 16 |
|
00 34 | 00aa aaaa | Reverb Source
(0 - 16) |
|
|
|
PERFORM, 1 - 16 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 35 | 00aa aaaa | MFX2 Control Channel
(0 - 16) |
|
|
|
1 - 16, OFF |
|
00 36 | 00aa aaaa | MFX3 Control Channel
(0 - 16) |
|
|
|
1 - 16, OFF |
|
00 37 | 0000 aaaa | MFX Structure
(0 - 15) |
|
|
|
1 - 16 |
309
Fantom-X678_r_j.book 310 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 38 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Performance Common MFX
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0aaa aaaa | MFX Type
(0 - 78) |
|
|
|
0 - 127 |
|
00 01 | 0aaa aaaa | MFX Dry Send Level
(0 - 127) |
|
00 02 | 0aaa aaaa | MFX Chorus Send Level
(0 - 127) |
|
00 03 | 0aaa aaaa | MFX Reverb Send Level
(0 - 127) |
|
00 04 | 0000 00aa | MFX Output Assign
(0 - 3) |
|
|
|
A, B, ---, --- |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 05 | 0aaa aaaa | MFX Control 1 Source
(0 - 101) |
|
|
|
OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, SYS1 - SYS4 |
|
00 06 | 0aaa aaaa | MFX Control 1 Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 07 | 0aaa aaaa | MFX Control 2 Source
(0 - 101) |
|
|
|
OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, SYS1 - SYS4 |
|
00 08 | 0aaa aaaa | MFX Control 2 Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 09 | 0aaa aaaa | MFX Control 3 Source
(0 - 101) |
|
|
|
OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, SYS1 - SYS4 |
|
00 0A | 0aaa aaaa | MFX Control 3 Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 0B | 0aaa aaaa | MFX Control 4 Source
(0 - 101) |
|
|
|
OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, SYS1 - SYS4 |
|
00 0C | 0aaa aaaa | MFX Control 4 Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 0D | 000a aaaa | MFX Control Assign 1
(0 - 16) |
|
|
|
OFF, 1 - 16 |
|
00 0E | 000a aaaa | MFX Control Assign 2
(0 - 16) |
|
|
|
OFF, 1 - 16 |
|
00 0F | 000a aaaa | MFX Control Assign 3
(0 - 16) |
|
|
|
OFF, 1 - 16 |
|
00 10 | 000a aaaa | MFX Control Assign 4
(0 - 16) |
|
|
|
OFF, 1 - 16 |
|#
00 11 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 1
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 15 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 2
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 19 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 3
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 1D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 4
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 21 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 5
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 25 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 6
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 29 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 7
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 2D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 8
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 31 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 9
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 35 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 10
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 39 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 11
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 3D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 12
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 41 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 13
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 45 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 14
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 49 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 15
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 4D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 16
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 51 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 17
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 55 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 18
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 59 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
310
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 19
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 5D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 20
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 61 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 21
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 65 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 22
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 69 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 23
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 6D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 24
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 71 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 25
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 75 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 26
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 79 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 27
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 7D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 28
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
01 01 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 29
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
01 05 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 30
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
01 09 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 31
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
01 0D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 32
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 01 11 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Performance Common Chorus
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0000 aaaa | Chorus Type
(0 - 3) |
|
00 01 | 0aaa aaaa | Chorus Level
(0 - 127) |
|
00 02 | 0000 00aa | Chorus Output Assign
(0 - 3) |
|
|
|
A, B, ---, --- |
|
00 03 | 0000 00aa | Chorus Output Select
(0 - 2) |
|
|
|
MAIN, REV, MAIN+REV |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|#
00 04 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 1
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 08 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 2
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 0C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 3
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 10 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 4
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 14 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 5
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 18 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 6
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 1C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 7
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 20 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 8
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 24 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 9
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 28 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 10
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 2C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 11
(12768 - 52768) |
Fantom-X678_r_j.book 311 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 30 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 12
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 34 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 13
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 38 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 14
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 3C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 15
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 40 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 16
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 44 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 17
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 48 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 18
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 4C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 19
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 50 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 20
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 54 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Performance Common Reverb
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0000 aaaa | Reverb Type
(0 - 5) |
|
00 01 | 0aaa aaaa | Reverb Level
(0 - 127) |
|
00 02 | 0000 00aa | Reverb Output Assign
(0 - 3) |
|
|
|
A, B, ---, --- |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|#
00 03 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 1
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 07 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 2
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 0B | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 3
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 0F | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 4
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 13 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 5
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 17 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 6
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 1B | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 7
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 1F | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 8
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 23 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 9
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 27 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 10
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 2B | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 11
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 2F | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 12
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 33 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 13
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 37 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 14
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 3B | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 15
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 3F | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 16
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 43 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 17
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 47 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 18
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 4B | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 19
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 4F | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 20
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 53 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Performance MIDI
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0000 000a | Receive Program Change
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 01 | 0000 000a | Receive Bank Select
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 02 | 0000 000a | Receive Bender
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 03 | 0000 000a | Receive Polyphonic Key Pressure
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 04 | 0000 000a | Receive Channel Pressure
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 05 | 0000 000a | Receive Modulation
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 06 | 0000 000a | Receive Volume
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 07 | 0000 000a | Receive Pan
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 08 | 0000 000a | Receive Expression
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 09 | 0000 000a | Receive Hold-1
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 0A | 0000 000a | Phase Lock
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 0B | 0000 0aaa | Velocity Curve Type
(0 - 4) |
|
|
|
OFF, 1 - 4 |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 0C | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Performance Part
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0000 aaaa | Receive Channel
(0 - 15) |
|
|
|
1 - 16 |
|
00 01 | 0000 000a | Receive Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 02 | 0000 0000 | (reserve) <*>
(1 - 0) |
|
|
|
|
|
00 03 | 0000 0000 | (reserve) <*>
(1 - 0) |
|
|
|
|
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 04 | 0aaa aaaa | Patch Bank Select MSB (CC# 0)
(0 - 127) |
|
00 05 | 0aaa aaaa | Patch Bank Select LSB (CC# 32)
(0 - 127) |
|
00 06 | 0aaa aaaa | Patch Program Number (PC)
(0 - 127) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 07 | 0aaa aaaa | Part Level (CC# 7)
(0 - 127) |
|
00 08 | 0aaa aaaa | Part Pan (CC# 10)
(0 - 127) |
|
|
|
L64 - 63R |
|
00 09 | 0aaa aaaa | Part Coarse Tune (RPN# 2)
(16 - 112) |
|
|
|
-48 - +48 |
|
00 0A | 0aaa aaaa | Part Fine Tune (RPN# 1)
(14 - 114) |
|
|
|
-50 - +50 |
|
00 0B | 0000 00aa | Part Mono/Poly (MONO ON/POLY ON)
(0 - 2) |
|
|
|
MONO, POLY, PATCH |
|
00 0C | 0000 00aa | Part Legato Switch (CC# 68)
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, ON, PATCH |
|
00 0D | 000a aaaa | Part Pitch Bend Range (RPN# 0)
(0 - 25) |
|
|
|
0 - 24, PATCH |
|
00 0E | 0000 00aa | Part Portamento Switch (CC# 65)
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, ON, PATCH |
|#
00 0F | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Part Portamento Time (CC# 5)
(0 - 128) |
|
|
|
0 - 127, PATCH |
|
00 11 | 0aaa aaaa | Part Cutoff Offset (CC# 74)
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 12 | 0aaa aaaa | Part Resonance Offset (CC# 71)
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 13 | 0aaa aaaa | Part Attack Time Offset (CC# 73)
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 14 | 0aaa aaaa | Part Release Time Offset (CC# 72)
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 15 | 0000 0aaa | Part Octave Shift
(61 - 67) |
|
|
|
-3 - +3 |
|
00 16 | 0aaa aaaa | Part Velocity Sens Offset
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 17 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 18 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 19 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 1A | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 1B | 0000 000a | Mute Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, MUTE |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 1C | 0aaa aaaa | Part Dry Send Level
(0 - 127) |
|
00 1D | 0aaa aaaa | Part Chorus Send Level (CC# 93)
(0 - 127) |
|
00 1E | 0aaa aaaa | Part Reverb Send Level (CC# 91)
(0 - 127) |
|
00 1F | 0000 aaaa | Part Output Assign
(0 - 13) |
|
|
|
MFX, A, B, ---, ---, |
|
|
|
1, 2, 3, 4, ---, ---, ---, ---, |
|
|
|
PATCH |
|
00 20 | 0000 00aa | Part Output MFX Select
(0 - 2) |
|
|
|
MFX1, MFX2, MFX3 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 21 | 0aaa aaaa | Part Decay Time Offset (CC# 75)
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 22 | 0aaa aaaa | Part Vibrato Rate (CC# 76)
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 23 | 0aaa aaaa | Part Vibrato Depth (CC# 77)
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 24 | 0aaa aaaa | Part Vibrato Delay (CC# 78)
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 25 | 0aaa aaaa | Part Scale Tune for C
(0 - 127) |
311
Fantom-X678_r_j.book 312 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 26 | 0aaa aaaa | Part Scale Tune for C#
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 27 | 0aaa aaaa | Part Scale Tune for D
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 28 | 0aaa aaaa | Part Scale Tune for D#
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 29 | 0aaa aaaa | Part Scale Tune for E
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 2A | 0aaa aaaa | Part Scale Tune for F
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 2B | 0aaa aaaa | Part Scale Tune for F#
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 2C | 0aaa aaaa | Part Scale Tune for G
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 2D | 0aaa aaaa | Part Scale Tune for G#
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 2E | 0aaa aaaa | Part Scale Tune for A
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 2F | 0aaa aaaa | Part Scale Tune for A#
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
00 30 | 0aaa aaaa | Part Scale Tune for B
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 31 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Performance Zone
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 000a aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 01 | 0000 000a | Zone Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 02 | 0000 000a | (reserve) <*>
|
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|#
00 03 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | External Bank Select MSB (CC# 0)
(0 - 128) |
|
|
|
0 - 127, NO-SEND |
|
00 05 | 0aaa aaaa | External Bank Select LSB (CC# 32)
(0 - 127) |
|#
00 06 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | External Program Number (PC)
(0 - 128) |
|
|
|
0 - 127, NO-SEND |
|#
00 08 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | External Level (CC# 7)
(0 - 128) |
|
|
|
0 - 127, NO-SEND |
|#
00 0A | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | External Pan (CC# 10)
(0 - 128) |
|
|
|
L64 - 63R, NO-SEND |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 0C | 0aaa aaaa | Keyboard Range Lower
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - UPPER |
|
00 0D | 0aaa aaaa | Keyboard Range Upper
(0 - 127) |
|
|
|
LOWER - G9 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 0E | 0000 000a | Control Bender
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 0F | 0000 000a | Control Aftertouch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 10 | 0000 000a | Control Modulation
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 11 | 0000 000a | Control Hold Pedal
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 12 | 0000 000a | Control Pedal
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 13 | 0000 000a | (reserve) <*>
|
|
00 14 | 0000 000a | Control D Beam
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 15 | 0000 000a | Control Knob 1
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 16 | 0000 000a | Control Knob 2
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 17 | 0000 000a | Control Knob 3
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 18 | 0000 000a | Control Knob 4
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 19 | 0000 000a | (reserve) <*>
|
|
00 1A | 0000 000a | (reserve) <*>
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 1B | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Performance Controller
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0000 000a | (reserve) <*>
|
|
00 01 | 0aaa aaaa | Beam Assign
(0 - 104) |
|
|
|
CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND-UP, BEND-DOWN, |
|
|
|
START/STOP, TAP-TEMPO, |
|
|
|
ARP-GRID, ARP-DUR, ARP-MOTIF, |
|
|
|
ARP-OCT-UP, ARP-OCT-DW, ARP_STEP, |
|
|
|
AFT |
|
00 02 | 0aaa aaaa | Beam Range Lower
(0 - 127) |
|
00 03 | 0aaa aaaa | Beam Range Upper
(0 - 127) |
|
00 04 | 0000 aaaa | Beam Trigger Pad
(0 - 15) |
|
|
|
1 - 15 |
|
00 05 | 0aaa aaaa | Beam Trigger Velo
(1 - 127) |
|
00 06 | 0aaa aaaa | Beam Trigger Mode
(0 - 1) |
|
|
|
MOMENTARY, LATCH |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 07 | 0aaa aaaa | Knob 1 Assign
(0 - 103) |
|
|
|
CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, ARP-STYLE, ARP-GRID, |
|
|
|
ARP-DUR, ARP-MOTIF, CHORD-FORM, |
|
|
|
MASTER-LEVEL, ARP-STEP, DIGI-IN |
|
00 08 | 0aaa aaaa | Knob 2 Assign
(0 - 103) |
|
|
|
CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, ARP-STYLE, ARP-GRID, |
|
|
|
ARP-DUR, ARP-MOTIF, CHORD-FORM, |
|
|
|
MASTER-LEVEL, ARP-STEP, DIGI-IN |
|
00 09 | 0aaa aaaa | Knob 3 Assign
(0 - 103) |
|
|
|
CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, ARP-STYLE, ARP-GRID, |
|
|
|
ARP-DUR, ARP-MOTIF, CHORD-FORM, |
|
|
|
MASTER-LEVEL, ARP-STEP, DIGI-IN |
|
00 0A | 0aaa aaaa | Knob 4 Assign
(0 - 103) |
|
|
|
CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, ARP-STYLE, ARP-GRID, |
|
|
|
ARP-DUR, ARP-MOTIF, CHORD-FORM, |
|
|
|
MASTER-LEVEL, ARP-STEP, DIGI-IN |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 0B | 0aaa aaaa | Switch 1 Assign
(0 - 13) |
|
|
|
TRNS-DW, TRNS-UP, TAP-TEMPO, |
|
|
|
MONO/POLY, PORTAMENTO, HOLD1, |
|
|
|
MFX1-SW, MFX2-SW, MFX3-SW, |
|
|
|
CHO-SW, REV-SW, MAS-SW, |
|
|
|
SEQ-LOOP, RHY-START/STOP |
|
00 0C | 0aaa aaaa | Switch 2 Assign
(0 - 13) |
|
|
|
TRNS-DW, TRNS-UP, TAP-TEMPO, |
|
|
|
MONO/POLY, PORTAMENTO, HOLD1, |
|
|
|
MFX1-SW, MFX2-SW, MFX3-SW, |
|
|
|
CHO-SW, REV-SW, MAS-SW, |
|
|
|
SEQ-LOOP, RHY-START/STOP |
312
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 0D | 0000 000a | (reserve) <*>
|
|
00 0E | 0aaa aaaa | Arp/Ptn Grid
(0 - 8) |
|
|
|
04_, 08_, 08L, 08H, 08t, |
|
|
|
16_, 16L, 16H, 16t |
|
00 0F | 0aaa aaaa | Arp/Ptn Duration
(0 - 9) |
|
|
|
30, 40, 50, 60, 70, 80, 90, |
|
|
|
100, 120, FUL |
|
00 10 | 0000 000a | Arpeggio Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 11 | 0aaa aaaa | Arpeggio Bank
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|
00 12 | 0aaa aaaa | Arpeggio Style
(0 - 127) |
|
|
|
1 - 128 |
|
00 13 | 0aaa aaaa | Arpeggio Motif
(0 - 11) |
|
|
|
UP/L, UP/H, UP/_, dn/L, dn/H, |
|
|
|
dn/_, Ud/L, Ud/H, Ud/_, rn/L, |
|
|
|
rn/_, PHRASE |
|
00 14 | 0000 0aaa | Arpeggio Octave Range
(61 - 67) |
|
|
|
-3 - +3 |
|
00 15 | 0000 000a | Arpeggio Hold
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 16 | 0aaa aaaa | Arpeggio Accent Rate
(0 - 100) |
|
00 17 | 0aaa aaaa | Arpeggio Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 18 | 0000 aaaa | Arpeggio Zone Number
(0 - 15) |
|
|
|
ZONE1 - ZONE16 |
|
00 19 | 0000 000a | Rhythm Pattern Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 1A | 0aaa aaaa | Rhythm Pattern Group Bank
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|
00 1B | 0aaa aaaa | Rhythm Pattern Group Number
(0 - 31) |
|
|
|
1 - 32 |
|
00 1C | 0aaa aaaa | Rhythm Pattern Accent Rate
(0 - 100) |
|
00 1D | 0aaa aaaa | Rhythm Pattern Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 1E | 0000 000a | Chord Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 1F | 0aaa aaaa | Chord Group
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|
00 20 | 00aa aaaa | Chord Form
(0 - 63) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 21 | 0aaa aaaa |(reserve) <*>
|
|
00 22 | 0aaa aaaa |(reserve) <*>
|
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 23 | 000a aaaa | Pad Transmit Channel
(0 - 15) |
|
|
|
1 - 16 |
|
00 24 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 25 | 0aaa aaaa | Pad 1 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 26 | 0aaa aaaa | Pad 1 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 27 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 28 | 0aaa aaaa | Pad 2 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 29 | 0aaa aaaa | Pad 2 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 2A | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 2B | 0aaa aaaa | Pad 3 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 2C | 0aaa aaaa | Pad 3 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 2D | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 2E | 0aaa aaaa | Pad 4 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 2F | 0aaa aaaa | Pad 4 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 30 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 31 | 0aaa aaaa | Pad 5 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 32 | 0aaa aaaa | Pad 5 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 33 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 34 | 0aaa aaaa | Pad 6 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 35 | 0aaa aaaa | Pad 6 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 36 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 37 | 0aaa aaaa | Pad 7 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 38 | 0aaa aaaa | Pad 7 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 39 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 3A | 0aaa aaaa | Pad 8 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 3B | 0aaa aaaa | Pad 8 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 3C | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 3D | 0aaa aaaa | Pad 9 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 3E | 0aaa aaaa | Pad 9 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 3F | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 40 | 0aaa aaaa | Pad 10 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 41 | 0aaa aaaa | Pad 10 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 42 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 43 | 0aaa aaaa | Pad 11 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 44 | 0aaa aaaa | Pad 11 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 45 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 46 | 0aaa aaaa | Pad 12 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 47 | 0aaa aaaa | Pad 12 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 48 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 49 | 0aaa aaaa | Pad 13 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 4A | 0aaa aaaa | Pad 13 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 4B | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 4C | 0aaa aaaa | Pad 14 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 4D | 0aaa aaaa | Pad 14 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 4E | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 4F | 0aaa aaaa | Pad 15 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 50 | 0aaa aaaa | Pad 15 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 51 | 0aaa aaaa | (reserve) <*>
|
|
00 52 | 0aaa aaaa | Pad 16 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 53 | 0aaa aaaa | Pad 16 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|#
00 54 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Recommended Tempo
(20 - 250) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 56 | 0000 000a | Rolled Chord
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 57 | 0000 00aa | Rolled Chord Type
(0 - 2) |
|
|
|
UP, DOWN, ALTERNATE |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 58 | Total Size
|
Fantom-X678_r_j.book 313 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Arpeggio Common
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|#
00 00 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | End Step
(1 - 32) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 02 | 0aaa aaaa | Arpeggio Name 1
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 03 | 0aaa aaaa | Arpeggio Name 2
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 04 | 0aaa aaaa | Arpeggio Name 3
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 05 | 0aaa aaaa | Arpeggio Name 4
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 06 | 0aaa aaaa | Arpeggio Name 5
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 07 | 0aaa aaaa | Arpeggio Name 6
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 08 | 0aaa aaaa | Arpeggio Name 7
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 09 | 0aaa aaaa | Arpeggio Name 8
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 0A | 0aaa aaaa | Arpeggio Name 9
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 0B | 0aaa aaaa | Arpeggio Name 10
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 0C | 0aaa aaaa | Arpeggio Name 11
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 0D | 0aaa aaaa | Arpeggio Name 12
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 0E | 0aaa aaaa | Arpeggio Name 13
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 0F | 0aaa aaaa | Arpeggio Name 14
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 10 | 0aaa aaaa | Arpeggio Name 15
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 11 | 0aaa aaaa | Arpeggio Name 16
(32 - 127) |
|
|
|
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 12 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Arpeggio Pattern
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|#
00 00 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Original Note
(0 - 128) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|#
00 02 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step1 Data
(0 - 128) |
|#
00 04 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step2 Data
(0 - 128) |
|#
00 06 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step3 Data
(0 - 128) |
|#
00 08 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step4 Data
(0 - 128) |
|#
00 0A | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step5 Data
(0 - 128) |
|#
00 0C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step6 Data
(0 - 128) |
|#
00 0E | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step7 Data
(0 - 128) |
|#
00 10 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step8 Data
(0 - 128) |
|#
00 12 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step9 Data
(0 - 128) |
|#
00 14 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step10 Data
(0 - 128) |
|#
00 16 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step11 Data
(0 - 128) |
|#
00 18 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step12 Data
(0 - 128) |
|#
00 1A | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step13 Data
(0 - 128) |
|#
00 1C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step14 Data
(0 - 128) |
|#
00 1E | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step15 Data
(0 - 128) |
|#
00 20 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step16 Data
(0 - 128) |
|#
00 22 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step17 Data
(0 - 128) |
|#
00 24 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step18 Data
(0 - 128) |
|#
00 26 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step19 Data
(0 - 128) |
|#
00 28 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step20 Data
(0 - 128) |
|#
00 2A | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step21 Data
(0 - 128) |
|#
00 2C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step22 Data
(0 - 128) |
|#
00 2E | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step23 Data
(0 - 128) |
|#
00 30 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step24 Data
(0 - 128) |
|#
00 32 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step25 Data
(0 - 128) |
|#
00 34 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step26 Data
(0 - 128) |
|#
00 36 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step27 Data
(0 - 128) |
|#
00 38 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step28 Data
(0 - 128) |
|#
00 3A | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step29 Data
(0 - 128) |
|#
00 3C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step30 Data
(0 - 128) |
|#
00 3E | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step31 Data
(0 - 128) |
|#
00 40 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Step32 Data
(0 - 128) |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 42 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Chord Pattern
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0000 000a | Chord Note1
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 01 | 0000 000a | Chord Note2
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 02 | 0000 000a | Chord Note3
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 03 | 0000 000a | Chord Note4
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 04 | 0000 000a | Chord Note5
(0 - 1) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
00 05 |
|
00 06 |
|
00 07 |
|
00 08 |
|
00 09 |
|
00 0A |
|
00 0B |
|
00 0C |
|
00 0D |
|
00 0E |
|
00 0F |
|
00 10 |
|
00 11 |
|
00 12 |
|
00 13 |
|
00 14 |
|
00 15 |
|
00 16 |
|
00 17 |
|
00 18 |
|
00 19 |
|
00 1A |
|
00 1B |
|
00 1C |
|
00 1D |
|
00 1E |
|
00 1F |
|
00 20 |
|
00 21 |
|
00 22 |
|
00 23 |
|
00 24 |
|
00 25 |
|
00 26 |
|
00 27 |
|
00 28 |
|
00 29 |
|
00 2A |
|
00 2B |
|
00 2C |
|
00 2D |
|
00 2E |
|
00 2F |
|
00 30 |
|
00 31 |
|
00 32 |
|
00 33 |
|
00 34 |
|
00 35 |
|
00 36 |
|
00 37 |
|
00 38 |
|
00 39 |
|
00 3A |
|
00 3B |
|
00 3C |
|
00 3D |
|
00 3E |
|
00 3F |
|
00 40 |
|
00 41 |
|
00 42 |
|
00 43 |
|
00 44 |
|
00 45 |
|
00 46 |
|
00 47 |
|
00 48 |
|
00 49 |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
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|
0000 000a |
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0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
|
0000 000a |
Chord Note6
Chord Note7
Chord Note8
Chord Note9
Chord Note10
Chord Note11
Chord Note12
Chord Note13
Chord Note14
Chord Note15
Chord Note16
Chord Note17
Chord Note18
Chord Note19
Chord Note20
Chord Note21
Chord Note22
Chord Note23
Chord Note24
Chord Note25
Chord Note26
Chord Note27
Chord Note28
Chord Note29
Chord Note30
Chord Note31
Chord Note32
Chord Note33
Chord Note34
Chord Note35
Chord Note36
Chord Note37
Chord Note38
Chord Note39
Chord Note40
Chord Note41
Chord Note42
Chord Note43
Chord Note44
Chord Note45
Chord Note46
Chord Note47
Chord Note48
Chord Note49
Chord Note50
Chord Note51
Chord Note52
Chord Note53
Chord Note54
Chord Note55
Chord Note56
Chord Note57
Chord Note58
Chord Note59
Chord Note60
Chord Note61
Chord Note62
Chord Note63
Chord Note64
Chord Note65
Chord Note66
Chord Note67
Chord Note68
Chord Note69
Chord Note70
Chord Note71
Chord Note72
Chord Note73
Chord Note74
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
OFF, ON
(0 - 1)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
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313
Fantom-X678_r_j.book 314 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
|
|
|
OFF, ON |
|
00 4A | 0000 000a | Chord Note75
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 4B | 0000 000a | Chord Note76
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 4C | 0000 000a | Chord Note77
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 4D | 0000 000a | Chord Note78
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 4E | 0000 000a | Chord Note79
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 4F | 0000 000a | Chord Note80
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 50 | 0000 000a | Chord Note81
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 51 | 0000 000a | Chord Note82
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 52 | 0000 000a | Chord Note83
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 53 | 0000 000a | Chord Note84
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 54 | 0000 000a | Chord Note85
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 55 | 0000 000a | Chord Note86
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 56 | 0000 000a | Chord Note87
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 57 | 0000 000a | Chord Note88
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 58 | 0000 000a | Chord Note89
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 59 | 0000 000a | Chord Note90
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 5A | 0000 000a | Chord Note91
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 5B | 0000 000a | Chord Note92
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 5C | 0000 000a | Chord Note93
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 5D | 0000 000a | Chord Note94
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 5E | 0000 000a | Chord Note95
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 5F | 0000 000a | Chord Note96
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 60 | 0000 000a | Chord Note97
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 61 | 0000 000a | Chord Note98
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 62 | 0000 000a | Chord Note99
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 63 | 0000 000a | Chord Note100
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 64 | 0000 000a | Chord Note101
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 65 | 0000 000a | Chord Note102
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 66 | 0000 000a | Chord Note103
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 67 | 0000 000a | Chord Note104
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 68 | 0000 000a | Chord Note105
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 69 | 0000 000a | Chord Note106
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 6A | 0000 000a | Chord Note107
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 6B | 0000 000a | Chord Note108
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 6C | 0000 000a | Chord Note109
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 6D | 0000 000a | Chord Note110
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 6E | 0000 000a | Chord Note111
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 6F | 0000 000a | Chord Note112
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 70 | 0000 000a | Chord Note113
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 71 | 0000 000a | Chord Note114
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 72 | 0000 000a | Chord Note115
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 73 | 0000 000a | Chord Note116
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 74 | 0000 000a | Chord Note117
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 75 | 0000 000a | Chord Note118
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 76 | 0000 000a | Chord Note119
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 77 | 0000 000a | Chord Note120
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 78 | 0000 000a | Chord Note121
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 79 | 0000 000a | Chord Note122
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 7A | 0000 000a | Chord Note123
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 7B | 0000 000a | Chord Note124
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 7C | 0000 000a | Chord Note125
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 7D | 0000 000a | Chord Note126
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 7E | 0000 000a | Chord Note127
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 7F | 0000 000a | Chord Note128
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
01 00 | 0aaa aaaa | Chord Pattern Name 1
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
01 01 | 0aaa aaaa | Chord Pattern Name 2
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
01 02 | 0aaa aaaa | Chord Pattern Name 3
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
01 03 | 0aaa aaaa | Chord Pattern Name 4
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
01 04 | 0aaa aaaa | Chord Pattern Name 5
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
01 05 | 0aaa aaaa | Chord Pattern Name 6
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
01 06 | 0aaa aaaa | Chord Pattern Name 7
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
01 07 | 0aaa aaaa | Chord Pattern Name 8
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
01 08 | 0aaa aaaa | Chord Pattern Name 9
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
01 09 | 0aaa aaaa | Chord Pattern Name 10
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
01 0A | 0aaa aaaa | Chord Pattern Name 11
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
01 0B | 0aaa aaaa | Chord Pattern Name 12
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
01 0C | 0aaa aaaa | Chord Pattern Name 13
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
01 0D | 0aaa aaaa | Chord Pattern Name 14
(32 - 127) |
|
|
|
|
314
|
01 0E | 0aaa aaaa | Chord Pattern Name 15
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
01 0F | 0aaa aaaa | Chord Pattern Name 16
(32 - 127) |
|
|
|
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 01 10 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Rhythm Group
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0aaa aaaa | Rhythm Group Name 1
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 01 | 0aaa aaaa | Rhythm Group Name 2
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 02 | 0aaa aaaa | Rhythm Group Name 3
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 03 | 0aaa aaaa | Rhythm Group Name 4
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 04 | 0aaa aaaa | Rhythm Group Name 5
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 05 | 0aaa aaaa | Rhythm Group Name 6
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 06 | 0aaa aaaa | Rhythm Group Name 7
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 07 | 0aaa aaaa | Rhythm Group Name 8
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 08 | 0aaa aaaa | Rhythm Group Name 9
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 09 | 0aaa aaaa | Rhythm Group Name 10
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 0A | 0aaa aaaa | Rhythm Group Name 11
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 0B | 0aaa aaaa | Rhythm Group Name 12
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 0C | 0aaa aaaa | Rhythm Group Name 13
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 0D | 0aaa aaaa | Rhythm Group Name 14
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 0E | 0aaa aaaa | Rhythm Group Name 15
(32 - 127) |
|
|
|
|
|
00 0F | 0aaa aaaa | Rhythm Group Name 16
(32 - 127) |
|
|
|
|
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 10 | 0aaa aaaa | Recommended Rhythm Bank Select MSB
(0 - 127) |
|
00 11 | 0aaa aaaa | Recommended Rhythm Bank Select LSB
(0 - 127) |
|
00 12 | 0aaa aaaa | Recommended Rhythm Program Number
(0 - 127) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 13 | 0aaa aaaa | Pad 1 Mode
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, NOTE, PTN |
|
00 14 | 0aaa aaaa | Pad 1 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 15 | 0aaa aaaa | Pad 1 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 16 | 0000 000a | Pad 1 Rhythm Pattern Group
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|#
00 17 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Pad 1 Rhythm Pattern Number
(0 - 255) |
|
00 19 | 0aaa aaaa | Pad 2 Mode
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, NOTE, PTN |
|
00 1A | 0aaa aaaa | Pad 2 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 1B | 0aaa aaaa | Pad 2 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 1C | 0000 000a | Pad 2 Rhythm Pattern Group
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|#
00 1D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Pad 2 Rhythm Pattern Number
(0 - 255) |
|
00 1F | 0aaa aaaa | Pad 3 Mode
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, NOTE, PTN |
|
00 20 | 0aaa aaaa | Pad 3 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 21 | 0aaa aaaa | Pad 3 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 22 | 0000 000a | Pad 3 Rhythm Pattern Group
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|#
00 23 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Pad 3 Rhythm Pattern Number
(0 - 255) |
|
00 25 | 0aaa aaaa | Pad 4 Mode
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, NOTE, PTN |
|
00 26 | 0aaa aaaa | Pad 4 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 27 | 0aaa aaaa | Pad 4 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 28 | 0000 000a | Pad 4 Rhythm Pattern Group
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|#
00 29 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Pad 4 Rhythm Pattern Number
(0 - 255) |
|
00 2B | 0aaa aaaa | Pad 5 Mode
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, NOTE, PTN |
|
00 2C | 0aaa aaaa | Pad 5 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 2D | 0aaa aaaa | Pad 5 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 2E | 0000 000a | Pad 5 Rhythm Pattern Group
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|#
00 2F | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Pad 5 Rhythm Pattern Number
(0 - 255) |
|
00 31 | 0aaa aaaa | Pad 6 Mode
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, NOTE, PTN |
|
00 32 | 0aaa aaaa | Pad 6 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 33 | 0aaa aaaa | Pad 6 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 34 | 0000 000a | Pad 6 Rhythm Pattern Group
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|#
00 35 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Pad 6 Rhythm Pattern Number
(0 - 255) |
|
00 37 | 0aaa aaaa | Pad 7 Mode
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, NOTE, PTN |
|
00 38 | 0aaa aaaa | Pad 7 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 39 | 0aaa aaaa | Pad 7 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 3A | 0000 000a | Pad 7 Rhythm Pattern Group
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|#
00 3B | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Pad 7 Rhythm Pattern Number
(0 - 255) |
|
00 3D | 0aaa aaaa | Pad 8 Mode
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, NOTE, PTN |
|
00 3E | 0aaa aaaa | Pad 8 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 3F | 0aaa aaaa | Pad 8 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 40 | 0000 000a | Pad 8 Rhythm Pattern Group
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|#
00 41 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Pad 8 Rhythm Pattern Number
(0 - 255) |
|
00 43 | 0aaa aaaa | Pad 9 Mode
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, NOTE, PTN |
|
00 44 | 0aaa aaaa | Pad 9 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 45 | 0aaa aaaa | Pad 9 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 46 | 0000 000a | Pad 9 Rhythm Pattern Group
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
Fantom-X678_r_j.book 315 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
|#
00 47 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Pad 9 Rhythm Pattern Number
(0 - 255) |
|
00 49 | 0aaa aaaa | Pad 10 Mode
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, NOTE, PTN |
|
00 4A | 0aaa aaaa | Pad 10 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 4B | 0aaa aaaa | Pad 10 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 4C | 0000 000a | Pad 10 Rhythm Pattern Group
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|#
00 4D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Pad 10 Rhythm Pattern Number
(0 - 255) |
|
00 4F | 0aaa aaaa | Pad 11 Mode
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, NOTE, PTN |
|
00 50 | 0aaa aaaa | Pad 11 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 51 | 0aaa aaaa | Pad 11 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 52 | 0000 000a | Pad 11 Rhythm Pattern Group
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|#
00 53 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Pad 11 Rhythm Pattern Number
(0 - 255) |
|
00 55 | 0aaa aaaa | Pad 12 Mode
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, NOTE, PTN |
|
00 56 | 0aaa aaaa | Pad 12 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 57 | 0aaa aaaa | Pad 12 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 58 | 0000 000a | Pad 12 Rhythm Pattern Group
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|#
00 59 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Pad 12 Rhythm Pattern Number
(0 - 255) |
|
00 5B | 0aaa aaaa | Pad 13 Mode
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, NOTE, PTN |
|
00 5C | 0aaa aaaa | Pad 13 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 5D | 0aaa aaaa | Pad 13 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 5E | 0000 000a | Pad 13 Rhythm Pattern Group
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|#
00 5F | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Pad 13 Rhythm Pattern Number
(0 - 255) |
|
00 61 | 0aaa aaaa | Pad 14 Mode
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, NOTE, PTN |
|
00 62 | 0aaa aaaa | Pad 14 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 63 | 0aaa aaaa | Pad 14 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 64 | 0000 000a | Pad 14 Rhythm Pattern Group
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|#
00 65 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Pad 14 Rhythm Pattern Number
(0 - 255) |
|
00 67 | 0aaa aaaa | Pad 15 Mode
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, NOTE, PTN |
|
00 68 | 0aaa aaaa | Pad 15 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 69 | 0aaa aaaa | Pad 15 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 6A | 0000 000a | Pad 15 Rhythm Pattern Group
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|#
00 6B | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Pad 15 Rhythm Pattern Number
(0 - 255) |
|
00 6D | 0aaa aaaa | Pad 16 Mode
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, NOTE, PTN |
|
00 6E | 0aaa aaaa | Pad 16 Note Number
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 6F | 0aaa aaaa | Pad 16 Velocity
(0 - 127) |
|
|
|
REAL, 1 - 127 |
|
00 70 | 0000 000a | Pad 16 Rhythm Pattern Group
(0 - 1) |
|
|
|
USER, PRESET |
|#
00 71 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Pad 16 Rhythm Pattern Number
(0 - 255) |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 73 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Patch Common
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0aaa aaaa | Patch Name 1
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 01 | 0aaa aaaa | Patch Name 2
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 02 | 0aaa aaaa | Patch Name 3
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 03 | 0aaa aaaa | Patch Name 4
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 04 | 0aaa aaaa | Patch Name 5
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 05 | 0aaa aaaa | Patch Name 6
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 06 | 0aaa aaaa | Patch Name 7
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 07 | 0aaa aaaa | Patch Name 8
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 08 | 0aaa aaaa | Patch Name 9
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 09 | 0aaa aaaa | Patch Name 10
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 0A | 0aaa aaaa | Patch Name 11
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 0B | 0aaa aaaa | Patch Name 12
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 0C | 0aaa aaaa | Patch Category
(0 - 127) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 0D | 0000 000a | (reserve) <*>
|
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 0E | 0aaa aaaa | Patch Level
(0 - 127) |
|
00 0F | 0aaa aaaa | Patch Pan
(0 - 127) |
|
|
|
L64 - 63R |
|
00 10 | 0000 000a | Patch Priority
(0 - 1) |
|
|
|
LAST, LOUDEST |
|
00 11 | 0aaa aaaa | Patch Coarse Tune
(16 - 112) |
|
|
|
-48 - +48 |
|
00 12 | 0aaa aaaa | Patch Fine Tune
(14 - 114) |
|
|
|
-50 - +50 |
|
00 13 | 0000 0aaa | Octave Shift
(61 - 67) |
|
|
|
-3 - +3 |
|
00 14 | 0000 00aa | Stretch Tune Depth
(0 - 3) |
|
|
|
OFF, 1 - 3 |
|
00 15 | 0aaa aaaa | Analog Feel
(0 - 127) |
|
00 16 | 0000 000a | Mono/Poly
(0 - 1) |
|
|
|
MONO, POLY |
|
00 17 | 0000 000a | Legato Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 18 | 0000 000a | Legato Retrigger
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 19 | 0000 000a | Portamento Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 1A | 0000 000a | Portamento Mode
(0 - 1) |
|
|
|
NORMAL, LEGATO |
|
00 1B | 0000 000a | Portamento Type
(0 - 1) |
|
|
|
RATE, TIME |
|
00 1C | 0000 000a | Portamento Start
(0 - 1) |
|
|
|
PITCH, NOTE |
|
00 1D | 0aaa aaaa | Portamento Time
(0 - 127) |
|
00 1E | 0000 000a | (reserve) <*>
|
|#
00 1F | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | (reserve) <*>
|
|
00 21 | 0000 000a | (reserve) <*>
|
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 22 | 0aaa aaaa | Cutoff Offset
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 23 | 0aaa aaaa | Resonance Offset
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 24 | 0aaa aaaa | Attack Time Offset
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 25 | 0aaa aaaa | Release Time Offset
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 26 | 0aaa aaaa | Velocity Sens Offset
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 27 | 0000 aaaa | Patch Output Assign
(0 - 13) |
|
|
|
MFX, A, B, ---, ---, |
|
|
|
1, 2, 3, 4, ---, ---, ---, ---, |
|
|
|
TONE |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 28 | 0000 000a | TMT Control Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 29 | 00aa aaaa | Pitch Bend Range Up
(0 - 48) |
|
00 2A | 00aa aaaa | Pitch Bend Range Down
(0 - 48) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 2B | 0aaa aaaa | Matrix Control 1 Source
(0 - 109) |
|
|
|
OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, SYS1 - SYS4, VELOCITY, |
|
|
|
KEYFOLLOW, TEMPO, LFO1, LFO2, |
|
|
|
PIT-ENV, TVF-ENV, TVA-ENV |
|
00 2C | 00aa aaaa | Matrix Control 1 Destination 1
(0 - 34) |
|
|
|
OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, |
|
|
|
DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, |
|
|
|
PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, |
|
|
|
TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, |
|
|
|
PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, |
|
|
|
PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, |
|
|
|
TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, |
|
|
|
TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, |
|
|
|
TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4, |
|
|
|
TIME |
|
00 2D | 0aaa aaaa | Matrix Control 1 Sens 1
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 2E | 00aa aaaa | Matrix Control 1 Destination 2
(0 - 34) |
|
|
|
OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, |
|
|
|
DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, |
|
|
|
PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, |
|
|
|
TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, |
|
|
|
PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, |
|
|
|
PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, |
|
|
|
TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, |
|
|
|
TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, |
|
|
|
TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4, |
|
|
|
TIME |
|
00 2F | 0aaa aaaa | Matrix Control 1 Sens 2
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 30 | 00aa aaaa | Matrix Control 1 Destination 3
(0 - 34) |
|
|
|
OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, |
|
|
|
DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, |
|
|
|
PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, |
|
|
|
TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, |
|
|
|
PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, |
|
|
|
PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, |
|
|
|
TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, |
|
|
|
TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, |
|
|
|
TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4, |
|
|
|
TIME |
|
00 31 | 0aaa aaaa | Matrix Control 1 Sens 3
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 32 | 00aa aaaa | Matrix Control 1 Destination 4
(0 - 34) |
|
|
|
OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, |
|
|
|
DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, |
|
|
|
PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, |
|
|
|
TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, |
|
|
|
PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, |
|
|
|
PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, |
|
|
|
TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, |
|
|
|
TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, |
|
|
|
TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4, |
|
|
|
TIME |
|
00 33 | 0aaa aaaa | Matrix Control 1 Sens 4
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 34 | 0aaa aaaa | Matrix Control 2 Source
(0 - 109) |
|
|
|
OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, SYS1 - SYS4, VELOCITY, |
|
|
|
KEYFOLLOW, TEMPO, LFO1, LFO2, |
|
|
|
PIT-ENV, TVF-ENV, TVA-ENV |
|
00 35 | 00aa aaaa | Matrix Control 2 Destination 1
(0 - 34) |
|
|
|
OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, |
|
|
|
DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, |
|
|
|
PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, |
|
|
|
TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, |
|
|
|
PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, |
|
|
|
PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, |
|
|
|
TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, |
|
|
|
TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, |
|
|
|
TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4, |
|
|
|
TIME |
|
00 36 | 0aaa aaaa | Matrix Control 2 Sens 1
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 37 | 00aa aaaa | Matrix Control 2 Destination 2
(0 - 34) |
|
|
|
OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, |
|
|
|
DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, |
|
|
|
PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, |
|
|
|
TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, |
|
|
|
PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, |
|
|
|
PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, |
|
|
|
TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, |
|
|
|
TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, |
|
|
|
TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4, |
|
|
|
TIME |
|
00 38 | 0aaa aaaa | Matrix Control 2 Sens 2
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 39 | 00aa aaaa | Matrix Control 2 Destination 3
(0 - 34) |
|
|
|
OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, |
|
|
|
DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, |
|
|
|
PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, |
|
|
|
TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, |
|
|
|
PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, |
|
|
|
PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, |
|
|
|
TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, |
|
|
|
TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, |
|
|
|
TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4, |
|
|
|
TIME |
|
00 3A | 0aaa aaaa | Matrix Control 2 Sens 3
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 3B | 00aa aaaa | Matrix Control 2 Destination 4
(0 - 34) |
|
|
|
OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, |
|
|
|
DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, |
|
|
|
PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, |
|
|
|
TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, |
|
|
|
PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, |
|
|
|
PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, |
|
|
|
TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, |
|
|
|
TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, |
|
|
|
TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4, |
315
Fantom-X678_r_j.book 316 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
|
|
|
TIME |
|
00 3C | 0aaa aaaa | Matrix Control 2 Sens 4
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 3D | 0aaa aaaa | Matrix Control 3 Source
(0 - 109) |
|
|
|
OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, SYS1 - SYS4, VELOCITY, |
|
|
|
KEYFOLLOW, TEMPO, LFO1, LFO2, |
|
|
|
PIT-ENV, TVF-ENV, TVA-ENV |
|
00 3E | 00aa aaaa | Matrix Control 3 Destination 1
(0 - 34) |
|
|
|
OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, |
|
|
|
DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, |
|
|
|
PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, |
|
|
|
TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, |
|
|
|
PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, |
|
|
|
PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, |
|
|
|
TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, |
|
|
|
TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, |
|
|
|
TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4, |
|
|
|
TIME |
|
00 3F | 0aaa aaaa | Matrix Control 3 Sens 1
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 40 | 00aa aaaa | Matrix Control 3 Destination 2
(0 - 34) |
|
|
|
OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, |
|
|
|
DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, |
|
|
|
PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, |
|
|
|
TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, |
|
|
|
PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, |
|
|
|
PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, |
|
|
|
TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, |
|
|
|
TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, |
|
|
|
TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4, |
|
|
|
TIME |
|
00 41 | 0aaa aaaa | Matrix Control 3 Sens 2
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 42 | 00aa aaaa | Matrix Control 3 Destination 3
(0 - 34) |
|
|
|
OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, |
|
|
|
DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, |
|
|
|
PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, |
|
|
|
TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, |
|
|
|
PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, |
|
|
|
PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, |
|
|
|
TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, |
|
|
|
TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, |
|
|
|
TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4, |
|
|
|
TIME |
|
00 43 | 0aaa aaaa | Matrix Control 3 Sens 3
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 44 | 00aa aaaa | Matrix Control 3 Destination 4
(0 - 34) |
|
|
|
OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, |
|
|
|
DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, |
|
|
|
PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, |
|
|
|
TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, |
|
|
|
PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, |
|
|
|
PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, |
|
|
|
TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, |
|
|
|
TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, |
|
|
|
TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4, |
|
|
|
TIME |
|
00 45 | 0aaa aaaa | Matrix Control 3 Sens 4
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 46 | 0aaa aaaa | Matrix Control 4 Source
(0 - 109) |
|
|
|
OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, SYS1 - SYS4, VELOCITY, |
|
|
|
KEYFOLLOW, TEMPO, LFO1, LFO2, |
|
|
|
PIT-ENV, TVF-ENV, TVA-ENV |
|
00 47 | 00aa aaaa | Matrix Control 4 Destination 1
(0 - 34) |
|
|
|
OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, |
|
|
|
DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, |
|
|
|
PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, |
|
|
|
TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, |
|
|
|
PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, |
|
|
|
PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, |
|
|
|
TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, |
|
|
|
TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, |
|
|
|
TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4, |
|
|
|
TIME |
|
00 48 | 0aaa aaaa | Matrix Control 4 Sens 1
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 49 | 00aa aaaa | Matrix Control 4 Destination 2
(0 - 34) |
|
|
|
OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, |
|
|
|
DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, |
|
|
|
PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, |
|
|
|
TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, |
|
|
|
PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, |
|
|
|
PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, |
|
|
|
TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, |
|
|
|
TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, |
|
|
|
TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4, |
|
|
|
TIME |
|
00 4A | 0aaa aaaa | Matrix Control 4 Sens 2
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 4B | 00aa aaaa | Matrix Control 4 Destination 3
(0 - 34) |
|
|
|
OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, |
|
|
|
DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, |
|
|
|
PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, |
|
|
|
TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, |
|
|
|
PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, |
|
|
|
PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, |
|
|
|
TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, |
|
|
|
TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, |
|
|
|
TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4, |
|
|
|
TIME |
|
00 4C | 0aaa aaaa | Matrix Control 4 Sens 3
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 4D | 00aa aaaa | Matrix Control 4 Destination 4
(0 - 34) |
|
|
|
OFF, PCH, CUT, RES, LEV, PAN, |
|
|
|
DRY, CHO, REV, PIT-LFO1, |
|
|
|
PIT-LFO2, TVF-LFO1, TVF-LFO2, |
|
|
|
TVA-LFO1, TVA-LFO2, PAN-LFO1, |
|
|
|
PAN-LFO2, LFO1-RATE, LFO2-RATE, |
|
|
|
PIT-ATK, PIT-DCY, PIT-REL, |
|
|
|
TVF-ATK, TVF-DCY, TVF-REL, |
|
|
|
TVA-ATK, TVA-DCY, TVA-REL, |
|
|
|
TMT, FXM, MFX1, MFX2, MFX3, MFX4, |
|
|
|
TIME |
|
00 4E | 0aaa aaaa | Matrix Control 4 Sens 4
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 4F | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Patch Common MFX
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0aaa aaaa | MFX Type
(0 - 127) |
|
00 01 | 0aaa aaaa | MFX Dry Send Level
(0 - 127) |
|
00 02 | 0aaa aaaa | MFX Chorus Send Level
(0 - 127) |
|
00 03 | 0aaa aaaa | MFX Reverb Send Level
(0 - 127) |
|
00 04 | 0000 00aa | MFX Output Assign
(0 - 3) |
|
|
|
A, B, ---, --- |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 05 | 0aaa aaaa | MFX Control 1 Source
(0 - 101) |
|
|
|
OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, SYS1 - SYS4 |
316
|
00 06 | 0aaa aaaa | MFX Control 1 Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 07 | 0aaa aaaa | MFX Control 2 Source
(0 - 101) |
|
|
|
OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, SYS1 - SYS4 |
|
00 08 | 0aaa aaaa | MFX Control 2 Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 09 | 0aaa aaaa | MFX Control 3 Source
(0 - 101) |
|
|
|
OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, SYS1 - SYS4 |
|
00 0A | 0aaa aaaa | MFX Control 3 Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 0B | 0aaa aaaa | MFX Control 4 Source
(0 - 101) |
|
|
|
OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, SYS1 - SYS4 |
|
00 0C | 0aaa aaaa | MFX Control 4 Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 0D | 000a aaaa | MFX Control Assign 1
(0 - 16) |
|
|
|
OFF, 1 - 16 |
|
00 0E | 000a aaaa | MFX Control Assign 2
(0 - 16) |
|
|
|
OFF, 1 - 16 |
|
00 0F | 000a aaaa | MFX Control Assign 3
(0 - 16) |
|
|
|
OFF, 1 - 16 |
|
00 10 | 000a aaaa | MFX Control Assign 4
(0 - 16) |
|
|
|
OFF, 1 - 16 |
|#
00 11 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 1
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 15 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 2
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 19 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 3
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 1D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 4
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 21 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 5
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 25 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 6
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 29 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 7
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 2D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 8
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 31 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 9
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 35 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 10
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 39 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 11
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 3D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 12
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 41 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 13
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 45 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 14
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 49 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 15
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 4D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 16
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 51 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 17
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 55 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 18
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 59 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 19
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 5D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 20
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 61 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 21
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 65 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 22
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 69 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
Fantom-X678_r_j.book 317 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 23
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 6D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 24
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 71 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 25
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 75 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 26
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 79 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 27
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 7D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 28
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
01 01 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 29
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
01 05 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 30
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
01 09 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 31
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
01 0D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 32
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 01 11 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Patch Common Chorus
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0000 aaaa | Chorus Type
(0 - 3) |
|
00 01 | 0aaa aaaa | Chorus Level
(0 - 127) |
|
00 02 | 0000 00aa | Chorus Output Assign
(0 - 3) |
|
|
|
A, B, ---, --- |
|
00 03 | 0000 00aa | Chorus Output Select
(0 - 2) |
|
|
|
MAIN, REV, MAIN+REV |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|#
00 04 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 1
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 08 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 2
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 0C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 3
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 10 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 4
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 14 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 5
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 18 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 6
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 1C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 7
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 20 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 8
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 24 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 9
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 28 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 10
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 2C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 11
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 30 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 12
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 34 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 13
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 38 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 14
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 3C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 15
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 40 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 16
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 44 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 17
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 48 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 18
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 4C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 19
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 50 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 20
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 54 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Patch Common Reverb
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0000 aaaa | Reverb Type
(0 - 5) |
|
00 01 | 0aaa aaaa | Reverb Level
(0 - 127) |
|
00 02 | 0000 00aa | Reverb Output Assign
(0 - 3) |
|
|
|
A, B, ---, --- |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|#
00 03 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 1
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 07 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 2
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 0B | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 3
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 0F | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 4
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 13 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 5
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 17 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 6
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 1B | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 7
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 1F | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 8
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 23 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 9
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 27 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 10
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 2B | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 11
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 2F | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 12
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 33 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 13
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 37 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 14
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 3B | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 15
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 3F | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 16
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 43 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 17
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 47 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 18
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 4B | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 19
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 4F | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
317
Fantom-X678_r_j.book 318 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 20
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 53 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Patch TMT (Tone Mix Table)
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0000 aaaa | Structure Type 1 & 2
(0 - 9) |
|
|
|
1 - 10 |
|
00 01 | 0000 00aa | Booster 1 & 2
(0 - 3) |
|
|
|
0, +6, +12, +18 [dB] |
|
00 02 | 0000 aaaa | Structure Type 3 & 4
(0 - 9) |
|
|
|
1 - 10 |
|
00 03 | 0000 00aa | Booster 3 & 4
(0 - 3) |
|
|
|
0, +6, +12, +18 [dB] |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 04 | 0000 00aa | TMT Velocity Control
(0 - 3) |
|
|
|
OFF, ON, RANDOM, CYCLE |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 05 | 0000 000a | TMT1 Tone Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 06 | 0aaa aaaa | TMT1 Keyboard Range Lower
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - UPPER |
|
00 07 | 0aaa aaaa | TMT1 Keyboard Range Upper
(0 - 127) |
|
|
|
LOWER - G9 |
|
00 08 | 0aaa aaaa | TMT1 Keyboard Fade Width Lower
(0 - 127) |
|
00 09 | 0aaa aaaa | TMT1 Keyboard Fade Width Upper
(0 - 127) |
|
00 0A | 0aaa aaaa | TMT1 Velocity Range Lower
(1 - 127) |
|
|
|
1 - UPPER |
|
00 0B | 0aaa aaaa | TMT1 Velocity Range Upper
(1 - 127) |
|
|
|
LOWER - 127 |
|
00 0C | 0aaa aaaa | TMT1 Velocity Fade Width Lower
(0 - 127) |
|
00 0D | 0aaa aaaa | TMT1 Velocity Fade Width Upper
(0 - 127) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 0E | 0000 000a | TMT2 Tone Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 0F | 0aaa aaaa | TMT2 Keyboard Range Lower
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - UPPER |
|
00 10 | 0aaa aaaa | TMT2 Keyboard Range Upper
(0 - 127) |
|
|
|
LOWER - G9 |
|
00 11 | 0aaa aaaa | TMT2 Keyboard Fade Width Lower
(0 - 127) |
|
00 12 | 0aaa aaaa | TMT2 Keyboard Fade Width Upper
(0 - 127) |
|
00 13 | 0aaa aaaa | TMT2 Velocity Range Lower
(1 - 127) |
|
|
|
1 - UPPER |
|
00 14 | 0aaa aaaa | TMT2 Velocity Range Upper
(1 - 127) |
|
|
|
LOWER - 127 |
|
00 15 | 0aaa aaaa | TMT2 Velocity Fade Width Lower
(0 - 127) |
|
00 16 | 0aaa aaaa | TMT2 Velocity Fade Width Upper
(0 - 127) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 17 | 0000 000a | TMT3 Tone Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 18 | 0aaa aaaa | TMT3 Keyboard Range Lower
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - UPPER |
|
00 19 | 0aaa aaaa | TMT3 Keyboard Range Upper
(0 - 127) |
|
|
|
LOWER - G9 |
|
00 1A | 0aaa aaaa | TMT3 Keyboard Fade Width Lower
(0 - 127) |
|
00 1B | 0aaa aaaa | TMT3 Keyboard Fade Width Upper
(0 - 127) |
|
00 1C | 0aaa aaaa | TMT3 Velocity Range Lower
(1 - 127) |
|
|
|
1 - UPPER |
|
00 1D | 0aaa aaaa | TMT3 Velocity Range Upper
(1 - 127) |
|
|
|
LOWER - 127 |
|
00 1E | 0aaa aaaa | TMT3 Velocity Fade Width Lower
(0 - 127) |
|
00 1F | 0aaa aaaa | TMT3 Velocity Fade Width Upper
(0 - 127) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 20 | 0000 000a | TMT4 Tone Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 21 | 0aaa aaaa | TMT4 Keyboard Range Lower
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - UPPER |
|
00 22 | 0aaa aaaa | TMT4 Keyboard Range Upper
(0 - 127) |
|
|
|
LOWER - G9 |
|
00 23 | 0aaa aaaa | TMT4 Keyboard Fade Width Lower
(0 - 127) |
|
00 24 | 0aaa aaaa | TMT4 Keyboard Fade Width Upper
(0 - 127) |
|
00 25 | 0aaa aaaa | TMT4 Velocity Range Lower
(1 - 127) |
|
|
|
1 - UPPER |
|
00 26 | 0aaa aaaa | TMT4 Velocity Range Upper
(1 - 127) |
|
|
|
LOWER - 127 |
|
00 27 | 0aaa aaaa | TMT4 Velocity Fade Width Lower
(0 - 127) |
|
00 28 | 0aaa aaaa | TMT4 Velocity Fade Width Upper
(0 - 127) |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 29 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Patch Tone
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0aaa aaaa | Tone Level
(0 - 127) |
|
00 01 | 0aaa aaaa | Tone Coarse Tune
(16 - 112) |
|
|
|
-48 - +48 |
|
00 02 | 0aaa aaaa | Tone Fine Tune
(14 - 114) |
|
|
|
-50 - +50 |
|
00 03 | 000a aaaa | Tone Random Pitch Depth
(0 - 30) |
|
|
|
0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, |
|
|
|
10, 20, 30, 40, 50, 60, 70, 80, |
|
|
|
90, 100, 200, 300, 400, 500, |
|
|
|
600, 700, 800, 900, 1000, 1100, |
|
|
|
1200 |
|
00 04 | 0aaa aaaa | Tone Pan
(0 - 127) |
|
|
|
L64 - 63R |
|
00 05 | 000a aaaa | Tone Pan Keyfollow
(54 - 74) |
|
|
|
-100 - +100 |
|
00 06 | 00aa aaaa | Tone Random Pan Depth
(0 - 63) |
|
00 07 | 0aaa aaaa | Tone Alternate Pan Depth
(1 - 127) |
|
|
|
L63 - 63R |
|
00 08 | 0000 000a | Tone Env Mode
(0 - 1) |
|
|
|
NO-SUS, SUSTAIN |
|
00 09 | 0000 00aa | Tone Delay Mode
(0 - 3) |
|
|
|
NORMAL, HOLD, KEY-OFF-NORMAL, |
|
|
|
KEY-OFF-DECAY |
|#
00 0A | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Tone Delay Time
(0 - 149) |
|
|
|
0 - 127, MUSICAL-NOTES |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 0C | 0aaa aaaa | Tone Dry Send Level
(0 - 127) |
|
00 0D | 0aaa aaaa | Tone Chorus Send Level (MFX)
(0 - 127) |
|
00 0E | 0aaa aaaa | Tone Reverb Send Level (MFX)
(0 - 127) |
|
00 0F | 0aaa aaaa | Tone Chorus Send Level (non MFX)
(0 - 127) |
|
00 10 | 0aaa aaaa | Tone Reverb Send Level (non MFX)
(0 - 127) |
|
00 11 | 0000 aaaa | Tone Output Assign
(0 - 12) |
|
|
|
MFX, A, B, ---, ---, |
|
|
|
1, 2, 3, 4, ---, ---, ---, --- |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 12 | 0000 000a | Tone Receive Bender
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 13 | 0000 000a | Tone Receive Expression
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 14 | 0000 000a | Tone Receive Hold-1
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 15 | 0000 000a | Tone Receive Pan Mode
(0 - 1) |
|
|
|
CONTINUOUS, KEY-ON |
|
00 16 | 0000 000a | Tone Redamper Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
318
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 17 | 0000 00aa | Tone Control 1 Switch 1
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, ON, REVERSE |
|
00 18 | 0000 00aa | Tone Control 1 Switch 2
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, ON, REVERSE |
|
00 19 | 0000 00aa | Tone Control 1 Switch 3
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, ON, REVERSE |
|
00 1A | 0000 00aa | Tone Control 1 Switch 4
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, ON, REVERSE |
|
00 1B | 0000 00aa | Tone Control 2 Switch 1
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, ON, REVERSE |
|
00 1C | 0000 00aa | Tone Control 2 Switch 2
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, ON, REVERSE |
|
00 1D | 0000 00aa | Tone Control 2 Switch 3
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, ON, REVERSE |
|
00 1E | 0000 00aa | Tone Control 2 Switch 4
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, ON, REVERSE |
|
00 1F | 0000 00aa | Tone Control 3 Switch 1
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, ON, REVERSE |
|
00 20 | 0000 00aa | Tone Control 3 Switch 2
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, ON, REVERSE |
|
00 21 | 0000 00aa | Tone Control 3 Switch 3
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, ON, REVERSE |
|
00 22 | 0000 00aa | Tone Control 3 Switch 4
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, ON, REVERSE |
|
00 23 | 0000 00aa | Tone Control 4 Switch 1
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, ON, REVERSE |
|
00 24 | 0000 00aa | Tone Control 4 Switch 2
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, ON, REVERSE |
|
00 25 | 0000 00aa | Tone Control 4 Switch 3
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, ON, REVERSE |
|
00 26 | 0000 00aa | Tone Control 4 Switch 4
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, ON, REVERSE |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 27 | 0000 00aa | Wave Group Type
(0 - 3) |
|
|
|
INT, SRX, SAMPLE, MULTISAMPLE |
|#
00 28 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Wave Group ID
(0 - 16384) |
|
|
|
OFF, 1 - 16384 |
|#
00 2C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Wave Number L (Mono)
(0 - 16384) |
|
|
|
OFF, 1 - 16384 |
|#
00 30 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Wave Number R
(0 - 16384) |
|
|
|
OFF, 1 - 16384 |
|
00 34 | 0000 00aa | Wave Gain
(0 - 3) |
|
|
|
-6, 0, +6, +12 [dB] |
|
00 35 | 0000 000a | Wave FXM Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 36 | 0000 00aa | Wave FXM Color
(0 - 3) |
|
|
|
1 - 4 |
|
00 37 | 000a aaaa | Wave FXM Depth
(0 - 16) |
|
00 38 | 0000 000a | Wave Tempo Sync
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 39 | 00aa aaaa | Wave Pitch Keyfollow
(44 - 84) |
|
|
|
-200 - +200 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 3A | 000a aaaa | Pitch Env Depth
(52 - 76) |
|
|
|
-12 - +12 |
|
00 3B | 0aaa aaaa | Pitch Env Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 3C | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 1 Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 3D | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 4 Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 3E | 000a aaaa | Pitch Env Time Keyfollow
(54 - 74) |
|
|
|
-100 - +100 |
|
00 3F | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 1
(0 - 127) |
|
00 40 | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 2
(0 - 127) |
|
00 41 | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 3
(0 - 127) |
|
00 42 | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 4
(0 - 127) |
|
00 43 | 0aaa aaaa | Pitch Env Level 0
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 44 | 0aaa aaaa | Pitch Env Level 1
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 45 | 0aaa aaaa | Pitch Env Level 2
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 46 | 0aaa aaaa | Pitch Env Level 3
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 47 | 0aaa aaaa | Pitch Env Level 4
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 48 | 0000 0aaa | TVF Filter Type
(0 - 6) |
|
|
|
OFF, LPF, BPF, HPF, PKG, LPF2, |
|
|
|
LPF3 |
|
00 49 | 0aaa aaaa | TVF Cutoff Frequency
(0 - 127) |
|
00 4A | 00aa aaaa | TVF Cutoff Keyfollow
(44 - 84) |
|
|
|
-200 - +200 |
|
00 4B | 0000 0aaa | TVF Cutoff Velocity Curve
(0 - 7) |
|
|
|
FIXED, 1 - 7 |
|
00 4C | 0aaa aaaa | TVF Cutoff Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 4D | 0aaa aaaa | TVF Resonance
(0 - 127) |
|
00 4E | 0aaa aaaa | TVF Resonance Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 4F | 0aaa aaaa | TVF Env Depth
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 50 | 0000 0aaa | TVF Env Velocity Curve
(0 - 7) |
|
|
|
FIXED, 1 - 7 |
|
00 51 | 0aaa aaaa | TVF Env Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 52 | 0aaa aaaa | TVF Env Time 1 Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 53 | 0aaa aaaa | TVF Env Time 4 Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 54 | 000a aaaa | TVF Env Time Keyfollow
(54 - 74) |
|
|
|
-100 - +100 |
|
00 55 | 0aaa aaaa | TVF Env Time 1
(0 - 127) |
|
00 56 | 0aaa aaaa | TVF Env Time 2
(0 - 127) |
|
00 57 | 0aaa aaaa | TVF Env Time 3
(0 - 127) |
|
00 58 | 0aaa aaaa | TVF Env Time 4
(0 - 127) |
|
00 59 | 0aaa aaaa | TVF Env Level 0
(0 - 127) |
|
00 5A | 0aaa aaaa | TVF Env Level 1
(0 - 127) |
|
00 5B | 0aaa aaaa | TVF Env Level 2
(0 - 127) |
|
00 5C | 0aaa aaaa | TVF Env Level 3
(0 - 127) |
|
00 5D | 0aaa aaaa | TVF Env Level 4
(0 - 127) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 5E | 000a aaaa | Bias Level
(54 - 74) |
|
|
|
-100 - +100 |
|
00 5F | 0aaa aaaa | Bias Position
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 60 | 0000 00aa | Bias Direction
(0 - 3) |
|
|
|
LOWER, UPPER, LOWER&UPPER, ALL |
|
00 61 | 0000 0aaa | TVA Level Velocity Curve
(0 - 7) |
|
|
|
FIXED, 1 - 7 |
|
00 62 | 0aaa aaaa | TVA Level Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 63 | 0aaa aaaa | TVA Env Time 1 Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 64 | 0aaa aaaa | TVA Env Time 4 Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 65 | 000a aaaa | TVA Env Time Keyfollow
(54 - 74) |
Fantom-X678_r_j.book 319 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
|
|
|
-100 - +100 |
|
00 66 | 0aaa aaaa | TVA Env Time 1
(0 - 127) |
|
00 67 | 0aaa aaaa | TVA Env Time 2
(0 - 127) |
|
00 68 | 0aaa aaaa | TVA Env Time 3
(0 - 127) |
|
00 69 | 0aaa aaaa | TVA Env Time 4
(0 - 127) |
|
00 6A | 0aaa aaaa | TVA Env Level 1
(0 - 127) |
|
00 6B | 0aaa aaaa | TVA Env Level 2
(0 - 127) |
|
00 6C | 0aaa aaaa | TVA Env Level 3
(0 - 127) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 6D | 0000 aaaa | LFO1 Waveform
(0 - 12) |
|
|
|
SIN, TRI, SAW-UP, SAW-DW, SQR, |
|
|
|
RND, BEND-UP, BEND-DW, TRP, S&H, |
|
|
|
CHS, VSIN, STEP |
|#
00 6E | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | LFO1 Rate
(0 - 149) |
|
|
|
0 - 127, MUSICAL-NOTES |
|
00 70 | 0000 0aaa | LFO1 Offset
(0 - 4) |
|
|
|
-100, -50, 0, +50, +100 |
|
00 71 | 0aaa aaaa | LFO1 Rate Detune
(0 - 127) |
|
00 72 | 0aaa aaaa | LFO1 Delay Time
(0 - 127) |
|
00 73 | 000a aaaa | LFO1 Delay Time Keyfollow
(54 - 74) |
|
|
|
-100 - +100 |
|
00 74 | 0000 00aa | LFO1 Fade Mode
(0 - 3) |
|
|
|
ON-IN, ON-OUT, OFF-IN, OFF-OUT |
|
00 75 | 0aaa aaaa | LFO1 Fade Time
(0 - 127) |
|
00 76 | 0000 000a | LFO1 Key Trigger
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 77 | 0aaa aaaa | LFO1 Pitch Depth
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 78 | 0aaa aaaa | LFO1 TVF Depth
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 79 | 0aaa aaaa | LFO1 TVA Depth
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 7A | 0aaa aaaa | LFO1 Pan Depth
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 7B | 0000 aaaa | LFO2 Waveform
(0 - 12) |
|
|
|
SIN, TRI, SAW-UP, SAW-DW, SQR, |
|
|
|
RND, BEND-UP, BEND-DW, TRP, S&H, |
|
|
|
CHS, VSIN, STEP |
|#
00 7C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | LFO2 Rate
(0 - 149) |
|
|
|
0 - 127, MUSICAL-NOTES |
|
00 7E | 0000 0aaa | LFO2 Offset
(0 - 4) |
|
|
|
-100, -50, 0, +50, +100 |
|
00 7F | 0aaa aaaa | LFO2 Rate Detune
(0 - 127) |
|
01 00 | 0aaa aaaa | LFO2 Delay Time
(0 - 127) |
|
01 01 | 000a aaaa | LFO2 Delay Time Keyfollow
(54 - 74) |
|
|
|
-100 - +100 |
|
01 02 | 0000 00aa | LFO2 Fade Mode
(0 - 3) |
|
|
|
ON-IN, ON-OUT, OFF-IN, OFF-OUT |
|
01 03 | 0aaa aaaa | LFO2 Fade Time
(0 - 127) |
|
01 04 | 0000 000a | LFO2 Key Trigger
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
01 05 | 0aaa aaaa | LFO2 Pitch Depth
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
01 06 | 0aaa aaaa | LFO2 TVF Depth
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
01 07 | 0aaa aaaa | LFO2 TVA Depth
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
01 08 | 0aaa aaaa | LFO2 Pan Depth
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
01 09 | 0000 aaaa | LFO Step Type
(0 - 1) |
|
01 0A | 0aaa aaaa | LFO Step1
(28 - 100) |
|
|
|
-36 - +36 |
|
01 0B | 0aaa aaaa | LFO Step2
(28 - 100) |
|
|
|
-36 - +36 |
|
01 0C | 0aaa aaaa | LFO Step3
(28 - 100) |
|
|
|
-36 - +36 |
|
01 0D | 0aaa aaaa | LFO Step4
(28 - 100) |
|
|
|
-36 - +36 |
|
01 0E | 0aaa aaaa | LFO Step5
(28 - 100) |
|
|
|
-36 - +36 |
|
01 0F | 0aaa aaaa | LFO Step6
(28 - 100) |
|
|
|
-36 - +36 |
|
01 10 | 0aaa aaaa | LFO Step7
(28 - 100) |
|
|
|
-36 - +36 |
|
01 11 | 0aaa aaaa | LFO Step8
(28 - 100) |
|
|
|
-36 - +36 |
|
01 12 | 0aaa aaaa | LFO Step9
(28 - 100) |
|
|
|
-36 - +36 |
|
01 13 | 0aaa aaaa | LFO Step10
(28 - 100) |
|
|
|
-36 - +36 |
|
01 14 | 0aaa aaaa | LFO Step11
(28 - 100) |
|
|
|
-36 - +36 |
|
01 15 | 0aaa aaaa | LFO Step12
(28 - 100) |
|
|
|
-36 - +36 |
|
01 16 | 0aaa aaaa | LFO Step13
(28 - 100) |
|
|
|
-36 - +36 |
|
01 17 | 0aaa aaaa | LFO Step14
(28 - 100) |
|
|
|
-36 - +36 |
|
01 18 | 0aaa aaaa | LFO Step15
(28 - 100) |
|
|
|
-36 - +36 |
|
01 19 | 0aaa aaaa | LFO Step16
(28 - 100) |
|
|
|
-36 - +36 |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 01 1A | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Rhythm Common
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 1
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 01 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 2
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 02 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 3
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 03 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 4
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 04 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 5
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 05 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 6
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 06 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 7
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 07 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 8
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 08 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 9
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 09 | 0aaa aaaa | Rhythm Name 10
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 0A | 0aaa aaaa | Rhythm Name 11
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 0B | 0aaa aaaa | Rhythm Name 12
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 0C | 0aaa aaaa | Rhythm Level
(0 - 127) |
|
00 0D | 0000 000a | (reserve) <*>
|
|#
00 0E | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | (reserve) <*>
|
|
00 10 | 0000 000a | (reserve) <*>
|
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 11 | 0000 aaaa | Rhythm Output Assign
(0 - 13) |
|
|
|
MFX, A, B, ---, ---, |
|
|
|
1, 2, 3, 4, ---, ---, ---, ---, |
|
|
|
TONE |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 12 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Rhythm Common MFX
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0aaa aaaa | MFX Type
(0 - 127) |
|
00 01 | 0aaa aaaa | MFX Dry Send Level
(0 - 127) |
|
00 02 | 0aaa aaaa | MFX Chorus Send Level
(0 - 127) |
|
00 03 | 0aaa aaaa | MFX Reverb Send Level
(0 - 127) |
|
00 04 | 0000 00aa | MFX Output Assign
(0 - 3) |
|
|
|
A, B, ---, --- |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 05 | 0aaa aaaa | MFX Control 1 Source
(0 - 101) |
|
|
|
OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, SYS1 - SYS4 |
|
00 06 | 0aaa aaaa | MFX Control 1 Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 07 | 0aaa aaaa | MFX Control 2 Source
(0 - 101) |
|
|
|
OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, SYS1 - SYS4 |
|
00 08 | 0aaa aaaa | MFX Control 2 Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 09 | 0aaa aaaa | MFX Control 3 Source
(0 - 101) |
|
|
|
OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, SYS1 - SYS4 |
|
00 0A | 0aaa aaaa | MFX Control 3 Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
00 0B | 0aaa aaaa | MFX Control 4 Source
(0 - 101) |
|
|
|
OFF, CC01 - CC31, CC33 - CC95, |
|
|
|
BEND, AFT, SYS1 - SYS4 |
|
00 0C | 0aaa aaaa | MFX Control 4 Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 0D | 000a aaaa | MFX Control Assign 1
(0 - 16) |
|
|
|
OFF, 1 - 16 |
|
00 0E | 000a aaaa | MFX Control Assign 2
(0 - 16) |
|
|
|
OFF, 1 - 16 |
|
00 0F | 000a aaaa | MFX Control Assign 3
(0 - 16) |
|
|
|
OFF, 1 - 16 |
|
00 10 | 000a aaaa | MFX Control Assign 4
(0 - 16) |
|
|
|
OFF, 1 - 16 |
|#
00 11 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 1
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 15 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 2
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 19 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 3
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 1D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 4
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 21 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 5
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 25 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 6
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 29 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 7
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 2D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 8
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 31 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 9
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 35 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 10
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 39 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 11
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 3D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 12
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 41 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 13
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 45 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 14
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 49 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 15
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 4D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 16
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 51 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 17
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 55 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 18
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 59 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
319
Fantom-X678_r_j.book 320 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 19
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 5D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 20
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 61 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 21
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 65 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 22
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 69 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 23
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 6D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 24
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 71 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 25
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 75 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 26
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 79 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 27
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 7D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 28
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
01 01 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 29
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
01 05 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 30
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
01 09 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 31
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
01 0D | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | MFX Parameter 32
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 01 11 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Rhythm Common Chorus
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0000 aaaa | Chorus Type
(0 - 3) |
|
00 01 | 0aaa aaaa | Chorus Level
(0 - 127) |
|
00 02 | 0000 00aa | Chorus Output Assign
(0 - 3) |
|
|
|
A, B, ---, --- |
|
00 03 | 0000 00aa | Chorus Output Select
(0 - 2) |
|
|
|
MAIN, REV, MAIN+REV |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|#
00 04 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 1
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 08 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 2
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 0C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 3
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 10 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 4
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 14 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 5
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 18 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 6
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 1C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 7
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 20 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 8
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 24 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 9
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 28 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 10
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 2C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 11
(12768 - 52768) |
320
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 30 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 12
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 34 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 13
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 38 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 14
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 3C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 15
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 40 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 16
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 44 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 17
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 48 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 18
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 4C | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 19
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 50 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Chorus Parameter 20
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 54 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Rhythm Common Reverb
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0000 aaaa | Reverb Type
(0 - 5) |
|
00 01 | 0aaa aaaa | Reverb Level
(0 - 127) |
|
00 02 | 0000 00aa | Reverb Output Assign
(0 - 3) |
|
|
|
A, B, ---, --- |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|#
00 03 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 1
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 07 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 2
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 0B | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 3
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 0F | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 4
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 13 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 5
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 17 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 6
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 1B | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 7
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 1F | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 8
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 23 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 9
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 27 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 10
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 2B | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 11
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 2F | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 12
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 33 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 13
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 37 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 14
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 3B | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 15
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 3F | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
Fantom-X678_r_j.book 321 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 16
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 43 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 17
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 47 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 18
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 4B | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 19
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|#
00 4F | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Reverb Parameter 20
(12768 - 52768) |
|
|
|
-20000 - +20000 |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 00 53 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
○ Rhythm Tone
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Offset
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
00 00 | 0aaa aaaa | Tone Name 1
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 01 | 0aaa aaaa | Tone Name 2
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 02 | 0aaa aaaa | Tone Name 3
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 03 | 0aaa aaaa | Tone Name 4
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 04 | 0aaa aaaa | Tone Name 5
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 05 | 0aaa aaaa | Tone Name 6
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 06 | 0aaa aaaa | Tone Name 7
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 07 | 0aaa aaaa | Tone Name 8
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 08 | 0aaa aaaa | Tone Name 9
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 09 | 0aaa aaaa | Tone Name 10
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 0A | 0aaa aaaa | Tone Name 11
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
00 0B | 0aaa aaaa | Tone Name 12
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 0C | 0000 000a | Assign Type
(0 - 1) |
|
|
|
MULTI, SINGLE |
|
00 0D | 000a aaaa | Mute Group
(0 - 31) |
|
|
|
OFF, 1 - 31 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 0E | 0aaa aaaa | Tone Level
(0 - 127) |
|
00 0F | 0aaa aaaa | Tone Coarse Tune
(0 - 127) |
|
|
|
C-1 - G9 |
|
00 10 | 0aaa aaaa | Tone Fine Tune
(14 - 114) |
|
|
|
-50 - +50 |
|
00 11 | 000a aaaa | Tone Random Pitch Depth
(0 - 30) |
|
|
|
0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, |
|
|
|
10, 20, 30, 40, 50, 60, 70, 80, |
|
|
|
90, 100, 200, 300, 400, 500, |
|
|
|
600, 700, 800, 900, 1000, 1100, |
|
|
|
1200 |
|
00 12 | 0aaa aaaa | Tone Pan
(0 - 127) |
|
|
|
L64 - 63R |
|
00 13 | 00aa aaaa | Tone Random Pan Depth
(0 - 63) |
|
00 14 | 0aaa aaaa | Tone Alternate Pan Depth
(1 - 127) |
|
|
|
L63 - 63R |
|
00 15 | 0000 000a | Tone Env Mode
(0 - 1) |
|
|
|
NO-SUS, SUSTAIN |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 16 | 0aaa aaaa | Tone Dry Send Level
(0 - 127) |
|
00 17 | 0aaa aaaa | Tone Chorus Send Level
(0 - 127) |
|
00 18 | 0aaa aaaa | Tone Reverb Send Level
(0 - 127) |
|
00 19 | 0aaa aaaa | Tone Chorus Send Level (non MFX)
(0 - 127) |
|
00 1A | 0aaa aaaa | Tone Reverb Send Level (non MFX)
(0 - 127) |
|
00 1B | 0000 aaaa | Tone Output Assign
(0 - 12) |
|
|
|
MFX, A, B, ---, ---, |
|
|
|
1, 2, 3, 4, ---, ---, ---, --- |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 1C | 00aa aaaa | Tone Pitch Bend Range
(0 - 48) |
|
00 1D | 0000 000a | Tone Receive Expression
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 1E | 0000 000a | Tone Receive Hold-1
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 1F | 0000 000a | Tone Receive Pan Mode
(0 - 1) |
|
|
|
CONTINUOUS, KEY-ON |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 20 | 0000 00aa | WMT Velocity Control
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, ON, RANDOM |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
00 21 | 0000 000a | WMT1 Wave Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 22 | 0000 00aa | WMT1 Wave Group Type
(0 - 3) |
|
|
|
INT, SRX, SAMPLE, MULTISAMPLE |
|#
00 23 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | WMT1 Wave Group ID
(0 - 16384) |
|
|
|
OFF, 1 - 16384 |
|#
00 27 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | WMT1 Wave Number L (Mono)
(0 - 16384) |
|
|
|
OFF, 1 - 16384 |
|#
00 2B | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | WMT1 Wave Number R
(0 - 16384) |
|
|
|
OFF, 1 - 16384 |
|
00 2F | 0000 00aa | WMT1 Wave Gain
(0 - 3) |
|
|
|
-6, 0, +6, +12 [dB] |
|
00 30 | 0000 000a | WMT1 Wave FXM Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 31 | 0000 00aa | WMT1 Wave FXM Color
(0 - 3) |
|
|
|
1 - 4 |
|
00 32 | 000a aaaa | WMT1 Wave FXM Depth
(0 - 16) |
|
00 33 | 0000 000a | WMT1 Wave Tempo Sync
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 34 | 0aaa aaaa | WMT1 Wave Coarse Tune
(16 - 112) |
|
|
|
-48 - +48 |
|
00 35 | 0aaa aaaa | WMT1 Wave Fine Tune
(14 - 114) |
|
|
|
-50 - +50 |
|
00 36 | 0aaa aaaa | WMT1 Wave Pan
(0 - 127) |
|
|
|
L64 - 63R |
|
00 37 | 0000 000a | WMT1 Wave Random Pan Switch
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
00 38 | 0000 00aa | WMT1 Wave Alternate Pan Switch
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, ON, REVERSE |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|#
|
|
|
|
|#
|
|
|
|
|#
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|#
|
|
|
|
|#
|
|
|
|
|#
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|#
|
|
|
|
|#
|
|
|
|
|#
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
00 39 |
00 3A |
|
00 3B |
|
00 3C |
00 3D |
00 3E |
|
00 3F |
|
00 40 |
|
|
|
|
00 44 |
|
|
|
|
00 48 |
|
|
|
|
00 4C |
|
00 4D |
|
00 4E |
|
00 4F |
00 50 |
|
00 51 |
|
00 52 |
|
00 53 |
|
00 54 |
|
00 55 |
|
00 56 |
00 57 |
|
00 58 |
|
00 59 |
00 5A |
00 5B |
|
00 5C |
|
00 5D |
|
|
|
|
00 61 |
|
|
|
|
00 65 |
|
|
|
|
00 69 |
|
00 6A |
|
00 6B |
|
00 6C |
00 6D |
|
00 6E |
|
00 6F |
|
00 70 |
|
00 71 |
|
00 72 |
|
00 73 |
00 74 |
|
00 75 |
|
00 76 |
00 77 |
00 78 |
|
00 79 |
|
00 7A |
|
|
|
|
00 7E |
|
|
|
|
01 02 |
|
|
|
|
01 06 |
|
01 07 |
|
01 08 |
|
01 09 |
01 0A |
|
01 0B |
|
01 0C |
|
01 0D |
|
01 0E |
|
01 0F |
|
01 10 |
01 11 |
|
0aaa aaaa |
0aaa aaaa |
|
0aaa aaaa |
|
0aaa aaaa |
0aaa aaaa |
0000 000a |
|
0000 00aa |
|
0000 aaaa |
0000 bbbb |
0000 cccc |
0000 dddd |
|
0000 aaaa |
0000 bbbb |
0000 cccc |
0000 dddd |
|
0000 aaaa |
0000 bbbb |
0000 cccc |
0000 dddd |
|
0000 00aa |
|
0000 000a |
|
0000 00aa |
|
000a aaaa |
0000 000a |
|
0aaa aaaa |
|
0aaa aaaa |
|
0aaa aaaa |
|
0000 000a |
|
0000 00aa |
|
0aaa aaaa |
0aaa aaaa |
|
0aaa aaaa |
|
0aaa aaaa |
0aaa aaaa |
0000 000a |
|
0000 00aa |
|
0000 aaaa |
0000 bbbb |
0000 cccc |
0000 dddd |
|
0000 aaaa |
0000 bbbb |
0000 cccc |
0000 dddd |
|
0000 aaaa |
0000 bbbb |
0000 cccc |
0000 dddd |
|
0000 00aa |
|
0000 000a |
|
0000 00aa |
|
000a aaaa |
0000 000a |
|
0aaa aaaa |
|
0aaa aaaa |
|
0aaa aaaa |
|
0000 000a |
|
0000 00aa |
|
0aaa aaaa |
0aaa aaaa |
|
0aaa aaaa |
|
0aaa aaaa |
0aaa aaaa |
0000 000a |
|
0000 00aa |
|
0000 aaaa |
0000 bbbb |
0000 cccc |
0000 dddd |
|
0000 aaaa |
0000 bbbb |
0000 cccc |
0000 dddd |
|
0000 aaaa |
0000 bbbb |
0000 cccc |
0000 dddd |
|
0000 00aa |
|
0000 000a |
|
0000 00aa |
|
000a aaaa |
0000 000a |
|
0aaa aaaa |
|
0aaa aaaa |
|
0aaa aaaa |
|
0000 000a |
|
0000 00aa |
|
0aaa aaaa |
0aaa aaaa |
|
WMT1 Wave Level
WMT1 Velocity Range Lower
WMT1
WMT1
WMT1
WMT2
WMT2
(0
(1
1 (1
LOWER
(0
(0
- 127)
- 127)
UPPER
Velocity Range Upper
- 127)
- 127
Velocity Fade Width Lower
- 127)
Velocity Fade Width Upper
- 127)
Wave Switch
(0 - 1)
OFF, ON
Wave Group Type
(0 - 3)
INT, SRX, SAMPLE, MULTISAMPLE
WMT2 Wave Group ID
(0 - 16384)
OFF, 1 - 16384
WMT2 Wave Number L (Mono)
(0 - 16384)
OFF, 1 - 16384
WMT2 Wave Number R
(0 - 16384)
OFF, 1 - 16384
(0 - 3)
-6, 0, +6, +12 [dB]
Wave FXM Switch
(0 - 1)
OFF, ON
Wave FXM Color
(0 - 3)
1 - 4
Wave FXM Depth
(0 - 16)
Wave Tempo Sync
(0 - 1)
OFF, ON
Wave Coarse Tune
(16 - 112)
-48 - +48
Wave Fine Tune
(14 - 114)
-50 - +50
Wave Pan
(0 - 127)
L64 - 63R
Wave Random Pan Switch
(0 - 1)
OFF, ON
Wave Alternate Pan Switch
(0 - 2)
OFF, ON, REVERSE
Wave Level
(0 - 127)
Velocity Range Lower
(1 - 127)
1 - UPPER
Velocity Range Upper
(1 - 127)
LOWER - 127
Velocity Fade Width Lower
(0 - 127)
Velocity Fade Width Upper
(0 - 127)
Wave Switch
(0 - 1)
OFF, ON
Wave Group Type
(0 - 3)
INT, SRX, SAMPLE, MULTISAMPLE
WMT2 Wave Gain
WMT2
WMT2
WMT2
WMT2
WMT2
WMT2
WMT2
WMT2
WMT2
WMT2
WMT2
WMT2
WMT2
WMT2
WMT3
WMT3
WMT3 Wave Group ID
(0 - 16384)
OFF, 1 - 16384
WMT3 Wave Number L (Mono)
(0 - 16384)
OFF, 1 - 16384
WMT3 Wave Number R
(0 - 16384)
OFF, 1 - 16384
(0 - 3)
-6, 0, +6, +12 [dB]
Wave FXM Switch
(0 - 1)
OFF, ON
Wave FXM Color
(0 - 3)
1 - 4
Wave FXM Depth
(0 - 16)
Wave Tempo Sync
(0 - 1)
OFF, ON
Wave Coarse Tune
(16 - 112)
-48 - +48
Wave Fine Tune
(14 - 114)
-50 - +50
Wave Pan
(0 - 127)
L64 - 63R
Wave Random Pan Switch
(0 - 1)
OFF, ON
Wave Alternate Pan Switch
(0 - 2)
OFF, ON, REVERSE
Wave Level
(0 - 127)
Velocity Range Lower
(1 - 127)
1 - UPPER
Velocity Range Upper
(1 - 127)
LOWER - 127
Velocity Fade Width Lower
(0 - 127)
Velocity Fade Width Upper
(0 - 127)
Wave Switch
(0 - 1)
OFF, ON
Wave Group Type
(0 - 3)
INT, SRX, SAMPLE, MULTISAMPLE
WMT3 Wave Gain
WMT3
WMT3
WMT3
WMT3
WMT3
WMT3
WMT3
WMT3
WMT3
WMT3
WMT3
WMT3
WMT3
WMT3
WMT4
WMT4
WMT4 Wave Group ID
(0 - 16384)
OFF, 1 - 16384
WMT4 Wave Number L (Mono)
(0 - 16384)
OFF, 1 - 16384
WMT4 Wave Number R
(0 - 16384)
OFF, 1 - 16384
(0 - 3)
-6, 0, +6, +12 [dB]
Wave FXM Switch
(0 - 1)
OFF, ON
Wave FXM Color
(0 - 3)
1 - 4
Wave FXM Depth
(0 - 16)
Wave Tempo Sync
(0 - 1)
OFF, ON
Wave Coarse Tune
(16 - 112)
-48 - +48
Wave Fine Tune
(14 - 114)
-50 - +50
Wave Pan
(0 - 127)
L64 - 63R
Wave Random Pan Switch
(0 - 1)
OFF, ON
Wave Alternate Pan Switch
(0 - 2)
OFF, ON, REVERSE
Wave Level
(0 - 127)
Velocity Range Lower
(1 - 127)
1 - UPPER
WMT4 Wave Gain
WMT4
WMT4
WMT4
WMT4
WMT4
WMT4
WMT4
WMT4
WMT4
WMT4
WMT4
|
|
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321
Fantom-X678_r_j.book 322 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
|
01 12 | 0aaa aaaa | WMT4 Velocity Range Upper
(1 - 127) |
|
|
|
LOWER - 127 |
|
01 13 | 0aaa aaaa | WMT4 Velocity Fade Width Lower
(0 - 127) |
|
01 14 | 0aaa aaaa | WMT4 Velocity Fade Width Upper
(0 - 127) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
01 15 | 000a aaaa | Pitch Env Depth
(52 - 76) |
|
|
|
-12 - +12 |
|
01 16 | 0aaa aaaa | Pitch Env Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
01 17 | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 1 Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
01 18 | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 4 Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
01 19 | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 1
(0 - 127) |
|
01 1A | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 2
(0 - 127) |
|
01 1B | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 3
(0 - 127) |
|
01 1C | 0aaa aaaa | Pitch Env Time 4
(0 - 127) |
|
01 1D | 0aaa aaaa | Pitch Env Level 0
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
01 1E | 0aaa aaaa | Pitch Env Level 1
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
01 1F | 0aaa aaaa | Pitch Env Level 2
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
01 20 | 0aaa aaaa | Pitch Env Level 3
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
01 21 | 0aaa aaaa | Pitch Env Level 4
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
01 22 | 0000 0aaa | TVF Filter Type
(0 - 6) |
|
|
|
OFF, LPF, BPF, HPF, PKG, LPF2, |
|
|
|
LPF3 |
|
01 23 | 0aaa aaaa | TVF Cutoff Frequency
(0 - 127) |
|
01 24 | 0000 0aaa | TVF Cutoff Velocity Curve
(0 - 7) |
|
|
|
FIXED, 1 - 7 |
|
01 25 | 0aaa aaaa | TVF Cutoff Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
01 26 | 0aaa aaaa | TVF Resonance
(0 - 127) |
|
01 27 | 0aaa aaaa | TVF Resonance Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
01 28 | 0aaa aaaa | TVF Env Depth
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
01 29 | 0000 0aaa | TVF Env Velocity Curve Type
(0 - 7) |
|
|
|
FIXED, 1 - 7 |
|
01 2A | 0aaa aaaa | TVF Env Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
01 2B | 0aaa aaaa | TVF Env Time 1 Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
01 2C | 0aaa aaaa | TVF Env Time 4 Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
01 2D | 0aaa aaaa | TVF Env Time 1
(0 - 127) |
|
01 2E | 0aaa aaaa | TVF Env Time 2
(0 - 127) |
|
01 2F | 0aaa aaaa | TVF Env Time 3
(0 - 127) |
|
01 30 | 0aaa aaaa | TVF Env Time 4
(0 - 127) |
|
01 31 | 0aaa aaaa | TVF Env Level 0
(0 - 127) |
|
01 32 | 0aaa aaaa | TVF Env Level 1
(0 - 127) |
|
01 33 | 0aaa aaaa | TVF Env Level 2
(0 - 127) |
|
01 34 | 0aaa aaaa | TVF Env Level 3
(0 - 127) |
|
01 35 | 0aaa aaaa | TVF Env Level 4
(0 - 127) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
01 36 | 0000 0aaa | TVA Level Velocity Curve
(0 - 7) |
|
|
|
FIXED, 1 - 7 |
|
01 37 | 0aaa aaaa | TVA Level Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
01 38 | 0aaa aaaa | TVA Env Time 1 Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
01 39 | 0aaa aaaa | TVA Env Time 4 Velocity Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|
01 3A | 0aaa aaaa | TVA Env Time 1
(0 - 127) |
|
01 3B | 0aaa aaaa | TVA Env Time 2
(0 - 127) |
|
01 3C | 0aaa aaaa | TVA Env Time 3
(0 - 127) |
|
01 3D | 0aaa aaaa | TVA Env Time 4
(0 - 127) |
|
01 3E | 0aaa aaaa | TVA Env Level 1
(0 - 127) |
|
01 3F | 0aaa aaaa | TVA Env Level 2
(0 - 127) |
|
01 40 | 0aaa aaaa | TVA Env Level 3
(0 - 127) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
01 41 | 0000 000a | One Shot Mode
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
01 42 | 0aaa aaaa | Aftertouch Time Ctrl Sens
(1 - 127) |
|
|
|
-63 - +63 |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
| 00 00 01 43 | Total Size
|
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
2. GS (Model ID = 42H)
○ System Parameter
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Start
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|#
40 00 00 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb |
|
|
| 0000 cccc |
|
|
| 0000 dddd | Master Tune
(24 - 2024) |
|
|
|
-100.0 - 100.0 [cent] |
|
40 00 04 | 0aaa aaaa | Master Volume
(0 - 127) |
|
40 00 05 | 0aaa aaaa | Master Key Shift
(40 - 88) |
|
|
|
-24 - +24 [semitone] |
|
40 00 06 | 0aaa aaaa | Master Pan
(1 - 127) |
|
|
|
L63 - 63R |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
40 00 7F | 0aaa aaaa | Mode Set
(0, 127) |
|
|
|
GS-RESET, GS-EXIT |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
○ Common Parameter
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Start
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
40 01 10 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 1
(0 - 24) |
|
40 01 11 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 2
(0 - 24) |
|
40 01 12 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 3
(0 - 24) |
|
40 01 13 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 4
(0 - 24) |
|
40 01 14 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 5
(0 - 24) |
|
40 01 15 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 6
(0 - 24) |
|
40 01 16 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 7
(0 - 24) |
|
40 01 17 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 8
(0 - 24) |
|
40 01 18 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 9
(0 - 24) |
|
40 01 19 | 0aaa aaaa | Voice Reserve 10
(0 - 24) |
|
40 01 1A | 0aaa aaaa | Voice Reserve 11
(0 - 24) |
|
40 01 1B | 0aaa aaaa | Voice Reserve 12
(0 - 24) |
|
40 01 1C | 0aaa aaaa | Voice Reserve 13
(0 - 24) |
|
40 01 1D | 0aaa aaaa | Voice Reserve 14
(0 - 24) |
|
40 01 1E | 0aaa aaaa | Voice Reserve 15
(0 - 24) |
|
40 01 1F | 0aaa aaaa | Voice Reserve 16
(0 - 24) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
40 01 30 | 0aaa aaaa | Reverb Macro
(0 - 7) |
|
40 01 31 | 0aaa aaaa | Reverb Character
(0 - 7) |
|
40 01 32 | 0aaa aaaa | Reverb Pre-LPF
(0 - 7) |
|
40 01 33 | 0aaa aaaa | Reverb Level
(0 - 127) |
|
40 01 34 | 0aaa aaaa | Reverb Time
(0 - 127) |
|
40 01 35 | 0aaa aaaa | Reverb Delay Feedback
(0 - 127) |
322
|
40 01 36 | 0aaa aaaa | Reverb Send Level to Chorus<*>
(0 - 127) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
40 01 38 | 0aaa aaaa | Chorus Macro
(0 - 7) |
|
40 01 39 | 0aaa aaaa | Chorus Pre-LPF
(0 - 7) |
|
40 01 3A | 0aaa aaaa | Chorus Level
(0 - 127) |
|
40 01 3B | 0aaa aaaa | Chorus Feedback
(0 - 127) |
|
40 01 3C | 0aaa aaaa | Chorus Delay
(0 - 127) |
|
40 01 3D | 0aaa aaaa | Chorus Rate
(0 - 127) |
|
40 01 3E | 0aaa aaaa | Chorus Depth
(0 - 127) |
|
40 01 3F | 0aaa aaaa | Chorus Send Level to Reverb
(0 - 127) |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
○ Part Parameter
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Start
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|#
40 1x 00 | 0aaa aaaa | Tone Number CC#00 Value
(0 - 127) |
|
| 0aaa aaaa | Tone Number PC Value
(0 - 127) |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
40 1x 02 | 0aaa aaaa | Rx. Channel
(0 - 16) |
|
|
|
1 - 16, OFF |
|
40 1x 03 | 0000 000a | Rx. Pitch Bend
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
40 1x 04 | 0000 000a | Rx. Channel Pressure
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
40 1x 05 | 0000 000a | Rx. Program Change
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
40 1x 06 | 0000 000a | Rx. Control Change
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
40 1x 07 | 0000 000a | Rx. Poly Pressure
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
40 1x 08 | 0000 000a | Rx. Note Message
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
40 1x 09 | 0000 000a | Rx. RPN
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
40 1x 0A | 0000 000a | Rx. NRPN
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
40 1x 0B | 0000 000a | Rx. Modulation
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
40 1x 0C | 0000 000a | Rx. Volume
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
40 1x 0D | 0000 000a | Rx. Panpot
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
40 1x 0E | 0000 000a | Rx. Expression
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
40 1x 0F | 0000 000a | Rx. Hold-1
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
40 1x 10 | 0000 000a | Rx. Portamento
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
40 1x 11 | 0000 000a | Rx. Sostenuto
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
40 1x 12 | 0000 000a | Rx. Soft
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
40 1x 13 | 0aaa aaaa | Mono / Poly Mode
(0 - 1) |
|
|
|
MODE, POLY |
|
40 1x 14 | 0aaa aaaa | Assign Mode<*>
(0 - 2) |
|
|
|
SINGLE, LIMITED-MULTI, |
|
|
|
FULL-MULTI |
|
40 1x 15 | 0aaa aaaa | Use for Rhythm Part
(0 - 2) |
|
|
|
OFF, MAP1, MAP2 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
40 1x 16 | 0aaa aaaa | Pitch Key Shift
(40 - 88) |
|
|
|
-24 - +24 [semitone] |
|#
40 1x 17 | 0000 aaaa |
|
|
| 0000 bbbb | Pitch Offset Fine
(8 - 248) |
|
|
|
-12.0 - +12.0 [Hz] |
|
40 1x 19 | 0aaa aaaa | Part Level (CC# 7)
(0 - 127) |
|
40 1x 1A | 0aaa aaaa | Velocity Sens Depth
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
40 1x 1B | 0aaa aaaa | Velocity Sens Offset
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
40 1x 1C | 0aaa aaaa | Part Panpot (CC# 10)
(0 - 127) |
|
|
|
RANDOM, L63 - 63R |
|
40 1x 1D | 0aaa aaaa | Keyboard Range Low
(0 - 127) |
|
40 1x 1E | 0aaa aaaa | Keyboard Range High
(0 - 127) |
|
40 1x 1F | 0aaa aaaa | CC1 Controller Number
(0 - 95) |
|
40 1x 20 | 0aaa aaaa | CC2 Controller Number
(0 - 95) |
|
40 1x 21 | 0aaa aaaa | Chorus Send Level (CC# 93)
(0 - 127) |
|
40 1x 22 | 0aaa aaaa | Reverb Send Level (CC# 93)
(0 - 127) |
|
40 1x 23 | 0000 000a | Rx. Bank Select<*>
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
40 1x 24 | 0000 000a | Rx. Bank Select LSB<*>
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
40 1x 30 | 0aaa aaaa | Tone Modify 1 (Vibrato Rate)
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
40 1x 31 | 0aaa aaaa | Tone Modify 2 (Vibrato Depth)
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
40 1x 32 | 0aaa aaaa | Tone Modify 3 (TVF Cutoff Freq.)
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
40 1x 33 | 0aaa aaaa | Tone Modify 4 (TVF Resonance)
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
40 1x 34 | 0aaa aaaa | Tone Modify 5 (TVF&TVA Env. Attack)
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
40 1x 35 | 0aaa aaaa | Tone Modify 6 (TVF&TVA Env. Decay)
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
40 1x 36 | 0aaa aaaa | Tone Modify 7 (TVF&TVA ENv. Release)
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|
40 1x 37 | 0aaa aaaa | Tone Modify 8 (Vibrato Delay)
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
40 1x 40 | 0aaa aaaa | Scale Tuning C
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 [cent] |
|
40 1x 41 | 0aaa aaaa | Scale Tuning C#
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 [cent] |
|
40 1x 42 | 0aaa aaaa | Scale Tuning D
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 [cent] |
|
40 1x 43 | 0aaa aaaa | Scale Tuning D#
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 [cent] |
|
40 1x 44 | 0aaa aaaa | Scale Tuning E
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 [cent] |
|
40 1x 45 | 0aaa aaaa | Scale Tuning F
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 [cent] |
|
40 1x 46 | 0aaa aaaa | Scale Tuning F#
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 [cent] |
|
40 1x 47 | 0aaa aaaa | Scale Tuning G
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 [cent] |
|
40 1x 48 | 0aaa aaaa | Scale Tuning G#
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 [cent] |
|
40 1x 49 | 0aaa aaaa | Scale Tuning A
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 [cent] |
|
40 1x 4A | 0aaa aaaa | Scale Tuning A#
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 [cent] |
|
40 1x 4B | 0aaa aaaa | Scale Tuning B
(0 - 127) |
|
|
|
-64 - +63 [cent] |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
40 2x 00 | 0aaa aaaa | Mod Pitch Control
(40 - 88) |
|
|
|
-24 - +24 [semitone] |
|
40 2x 01 | 0aaa aaaa | Mod TVF Cutoff Control
(0 - 127) |
|
|
|
-9600 - +9600 [cent] |
|
40 2x 02 | 0aaa aaaa | Mod Amplitude Control
(0 - 127) |
|
|
|
-100.0 - +100.0 [%] |
|
40 2x 03 | 0aaa aaaa | Mod LFO1 Rate Control
(0 - 127) |
|
|
|
-10.0 - +10.0 [Hz] |
|
40 2x 04 | 0aaa aaaa | Mod LFO1 Pitch Control
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 600 [cent] |
Fantom-X678_r_j.book 323 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
|
40 2x 05 | 0aaa aaaa | Mod LFO1 TVF Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 2400 [cent] |
|
40 2x 06 | 0aaa aaaa | Mod LFO1 TVA Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 100.0 [%] |
|
40 2x 07 | 0aaa aaaa | Mod LFO2 Rate Control
(0 - 127) |
|
|
|
-10.0 - +10.0 [Hz] |
|
40 2x 08 | 0aaa aaaa | Mod LFO2 Pitch Control
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 600 [cent] |
|
40 2x 09 | 0aaa aaaa | Mod LFO2 TVF Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 2400 [cent] |
|
40 2x 0A | 0aaa aaaa | Mod LFO2 TVA Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 100.0 [%] |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
40 2x 10 | 0aaa aaaa | Bend Pitch Control
(64 - 88) |
|
|
|
0 - 24 [semitone] |
|
40 2x 11 | 0aaa aaaa | Bend TVF Cutoff Control
(0 - 127) |
|
|
|
-9600 - +9600 [cent] |
|
40 2x 12 | 0aaa aaaa | Bend Amplitude Control
(0 - 127) |
|
|
|
-100.0 - +100.0 [%] |
|
40 2x 13 | 0aaa aaaa | Bend LFO1 Rate Control
(0 - 127) |
|
|
|
-10.0 - +10.0 [Hz] |
|
40 2x 14 | 0aaa aaaa | Bend LFO1 Pitch Control
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 600 [cent] |
|
40 2x 15 | 0aaa aaaa | Bend LFO1 TVF Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 2400 [cent] |
|
40 2x 16 | 0aaa aaaa | Bend LFO1 TVA Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 100.0 [%] |
|
40 2x 17 | 0aaa aaaa | Bend LFO2 Rate Control
(0 - 127) |
|
|
|
-10.0 - +10.0 [Hz] |
|
40 2x 18 | 0aaa aaaa | Bend LFO2 Pitch Control
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 600 [cent] |
|
40 2x 19 | 0aaa aaaa | Bend LFO2 TVF Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 2400 [cent] |
|
40 2x 1A | 0aaa aaaa | Bend LFO2 TVA Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 100.0 [%] |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
40 2x 20 | 0aaa aaaa | CAf Pitch Control
(40 - 88) |
|
|
|
-24 - +24 [semitone] |
|
40 2x 21 | 0aaa aaaa | CAf TVF Cutoff Control
(0 - 127) |
|
|
|
-9600 - +9600 [cent] |
|
40 2x 22 | 0aaa aaaa | CAf Amplitude Control
(0 - 127) |
|
|
|
-100.0 - +100.0 [%] |
|
40 2x 23 | 0aaa aaaa | CAf LFO1 Rate Control
(0 - 127) |
|
|
|
-10.0 - +10.0 [Hz] |
|
40 2x 24 | 0aaa aaaa | CAf LFO1 Pitch Control
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 600 [cent] |
|
40 2x 25 | 0aaa aaaa | CAf LFO1 TVF Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 2400 [cent] |
|
40 2x 26 | 0aaa aaaa | CAf LFO1 TVA Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 100.0 [%] |
|
40 2x 27 | 0aaa aaaa | CAf LFO2 Rate Control
(0 - 127) |
|
|
|
-10.0 - +10.0 [Hz] |
|
40 2x 28 | 0aaa aaaa | CAf LFO2 Pitch Control
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 600 [cent] |
|
40 2x 29 | 0aaa aaaa | CAf LFO2 TVF Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 2400 [cent] |
|
40 2x 2A | 0aaa aaaa | CAf LFO2 TVA Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 100.0 [%] |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
40 2x 30 | 0aaa aaaa | PAf Pitch Control
(40 - 88) |
|
|
|
-24 - +24 [semitone] |
|
40 2x 31 | 0aaa aaaa | PAf TVF Cutoff Control
(0 - 127) |
|
|
|
-9600 - +9600 [cent] |
|
40 2x 32 | 0aaa aaaa | PAf Amplitude Control
(0 - 127) |
|
|
|
-100.0 - +100.0 [%] |
|
40 2x 33 | 0aaa aaaa | PAf LFO1 Rate Control
(0 - 127) |
|
|
|
-10.0 - +10.0 [Hz] |
|
40 2x 34 | 0aaa aaaa | PAf LFO1 Pitch Control
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 600 [cent] |
|
40 2x 35 | 0aaa aaaa | PAf LFO1 TVF Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 2400 [cent] |
|
40 2x 36 | 0aaa aaaa | PAf LFO1 TVA Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 100.0 [%] |
|
40 2x 37 | 0aaa aaaa | PAf LFO2 Rate Control
(0 - 127) |
|
|
|
-10.0 - +10.0 [Hz] |
|
40 2x 38 | 0aaa aaaa | PAf LFO2 Pitch Control
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 600 [cent] |
|
40 2x 39 | 0aaa aaaa | PAf LFO2 TVF Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 2400 [cent] |
|
40 2x 3A | 0aaa aaaa | PAf LFO2 TVA Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 100.0 [%] |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
40 2x 40 | 0aaa aaaa | CC1 Pitch Control
(40 - 88) |
|
|
|
-24 - +24 [semitone] |
|
40 2x 41 | 0aaa aaaa | CC1 TVF Cutoff Control
(0 - 127) |
|
|
|
-9600 - +9600 [cent] |
|
40 2x 42 | 0aaa aaaa | CC1 Amplitude Control
(0 - 127) |
|
|
|
-100.0 - +100.0 [%] |
|
40 2x 43 | 0aaa aaaa | CC1 LFO1 Rate Control
(0 - 127) |
|
|
|
-10.0 - +10.0 [Hz] |
|
40 2x 44 | 0aaa aaaa | CC1 LFO1 Pitch Control
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 600 [cent] |
|
40 2x 45 | 0aaa aaaa | CC1 LFO1 TVF Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 2400 [cent] |
|
40 2x 46 | 0aaa aaaa | CC1 LFO1 TVA Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 100.0 [%] |
|
40 2x 47 | 0aaa aaaa | CC1 LFO2 Rate Control
(0 - 127) |
|
|
|
-10.0 - +10.0 [Hz] |
|
40 2x 48 | 0aaa aaaa | CC1 LFO2 Pitch Control
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 600 [cent] |
|
40 2x 49 | 0aaa aaaa | CC1 LFO2 TVF Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 2400 [cent] |
|
40 2x 4A | 0aaa aaaa | CC1 LFO2 TVA Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 100.0 [%] |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
40 2x 50 | 0aaa aaaa | CC2 Pitch Control
(40 - 88) |
|
|
|
-24 - +24 [semitone] |
|
40 2x 51 | 0aaa aaaa | CC2 TVF Cutoff Control
(0 - 127) |
|
|
|
-9600 - +9600 [cent] |
|
40 2x 52 | 0aaa aaaa | CC2 Amplitude Control
(0 - 127) |
|
|
|
-100.0 - +100.0 [%] |
|
40 2x 53 | 0aaa aaaa | CC2 LFO1 Rate Control
(0 - 127) |
|
|
|
-10.0 - +10.0 [Hz] |
|
40 2x 54 | 0aaa aaaa | CC2 LFO1 Pitch Control
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 600 [cent] |
|
40 2x 55 | 0aaa aaaa | CC2 LFO1 TVF Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 2400 [cent] |
|
40 2x 56 | 0aaa aaaa | CC2 LFO1 TVA Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 100.0 [%] |
|
40 2x 57 | 0aaa aaaa | CC2 LFO2 Rate Control
(0 - 127) |
|
|
|
-10.0 - +10.0 [Hz] |
|
40 2x 58 | 0aaa aaaa | CC2 LFO2 Pitch Control
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 600 [cent] |
|
40 2x 59 | 0aaa aaaa | CC2 LFO2 TVF Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 2400 [cent] |
|
40 2x 5A | 0aaa aaaa | CC2 LFO2 TVA Depth
(0 - 127) |
|
|
|
0 - 100.0 [%] |
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
x: BLOCK NUMBER (0-F)
Part 1 (MIDI ch = 1) x = 1
Part 2 (MIDI ch = 2) x = 2
:
:
:
Part 9 (MIDI ch = 9) x = 9
Part10 (MIDI ch = 10) x = 0
Part11 (MIDI ch = 11) x = A
Part12 (MIDI ch = 12) x = B
:
:
:
Part16 (MIDI ch = 16) x = F
○ Drum Setup Parameter
+——————————————————————————————————————————————————————————————————————————————+
| Start
|
|
|
Address |
Description
|
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
|
41 m0 00 | 0aaa aaaa | Drum Map Name 1
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
41 m0 01 | 0aaa aaaa | Drum Map Name 2
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
41 m0 02 | 0aaa aaaa | Drum Map Name 3
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
41 m0 03 | 0aaa aaaa | Drum Map Name 4
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
41 m0 04 | 0aaa aaaa | Drum Map Name 5
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
41 m0 05 | 0aaa aaaa | Drum Map Name 6
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
41 m0 06 | 0aaa aaaa | Drum Map Name 7
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
41 m0 07 | 0aaa aaaa | Drum Map Name 8
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
41 m0 08 | 0aaa aaaa | Drum Map Name 9
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
41 m0 09 | 0aaa aaaa | Drum Map Name 10
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
41 m0 0A | 0aaa aaaa | Drum Map Name 11
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|
41 m0 0B | 0aaa aaaa | Drum Map Name 12
(32 - 127) |
|
|
|
32 - 127 [ASCII] |
|—————————————+———————————+————————————————————————————————————————————————————|
|
41 m1 rr | 0aaa aaaa | Play Note Number
(0 - 127) |
|
41 m2 rr | 0aaa aaaa | Level
(0 - 127) |
|
41 m3 rr | 0aaa aaaa | Assign Group Number
(0 - 127) |
|
|
|
NON, 1 - 127 |
|
41 m4 rr | 0aaa aaaa | Panpot
(0 - 127) |
|
|
|
RAMDOM, L63 - 63R |
|
41 m5 rr | 0aaa aaaa | Reverb Send Level
(0 - 127) |
|
|
|
0.0 - 1.0 |
|
41 m6 rr | 0aaa aaaa | Chorus Send Level
(0 - 127) |
|
|
|
0.0 - 1.0 |
|
41 m7 rr | 0000 000a | Rx. Note Off
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|
41 m8 rr | 0000 000a | Rx. Note On
(0 - 1) |
|
|
|
OFF, ON |
|—————————————+————————————————————————————————————————————————————————————————|
m: Map number (0 = MAP1, 1 = MAP2)
rr: drum part note number (00H-7FH)
323
Fantom-X678_r_j.book 324 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
6. 参考資料
■実際の MIDI メッセージの例
■ 10 進数と 16 進数の対応表
<例 1 > 92 3E 5F
9n はノート・オンのステータスで、n は MIDI チャンネル・ナンバーです。2H = 2, 3EH =
62, 5FH = 95 ですから、これは MIDI CH = 3、ノート・ナンバー 62(音名は D4)
、ベロ
シティー 95 のノート・オン・メッセージです。
(16 進数表記の数字の後ろには H を付けています。
)
MIDI では、データ値や、エクスクルーシブ・メッセージのアドレスやサイズには、7 ビッ
トごとの 16 進表記が使用されます。10 進表記との対応表は次のとおりです。
+——————+——————++——————+——————++——————+——————++——————+——————+
| D
| H
|| D
| H
|| D
| H
|| D
| H
|
+——————+——————++——————+——————++——————+——————++——————+——————+
|
0 | 00H ||
32 | 20H ||
64 | 40H ||
96 | 60H |
|
1 | 01H ||
33 | 21H ||
65 | 41H ||
97 | 61H |
|
2 | 02H ||
34 | 22H ||
66 | 42H ||
98 | 62H |
|
3 | 03H ||
35 | 23H ||
67 | 43H ||
99 | 63H |
|
4 | 04H ||
36 | 24H ||
68 | 44H || 100 | 64H |
|
5 | 05H ||
37 | 25H ||
69 | 45H || 101 | 65H |
|
6 | 06H ||
38 | 26H ||
70 | 46H || 102 | 66H |
|
7 | 07H ||
39 | 27H ||
71 | 47H || 103 | 67H |
|
8 | 08H ||
40 | 28H ||
72 | 48H || 104 | 68H |
|
9 | 09H ||
41 | 29H ||
73 | 49H || 105 | 69H |
|
10 | 0AH ||
42 | 2AH ||
74 | 4AH || 106 | 6AH |
|
11 | 0BH ||
43 | 2BH ||
75 | 4BH || 107 | 6BH |
|
12 | 0CH ||
44 | 2CH ||
76 | 4CH || 108 | 6CH |
|
13 | 0DH ||
45 | 2DH ||
77 | 4DH || 109 | 6DH |
|
14 | 0EH ||
46 | 2EH ||
78 | 4EH || 110 | 6EH |
|
15 | 0FH ||
47 | 2FH ||
79 | 4FH || 111 | 6FH |
|
16 | 10H ||
48 | 30H ||
80 | 50H || 112 | 70H |
|
17 | 11H ||
49 | 31H ||
81 | 51H || 113 | 71H |
|
18 | 12H ||
50 | 32H ||
82 | 52H || 114 | 72H |
|
19 | 13H ||
51 | 33H ||
83 | 53H || 115 | 73H |
|
20 | 14H ||
52 | 34H ||
84 | 54H || 116 | 74H |
|
21 | 15H ||
53 | 35H ||
85 | 55H || 117 | 75H |
|
22 | 16H ||
54 | 36H ||
86 | 56H || 118 | 76H |
|
23 | 17H ||
55 | 37H ||
87 | 57H || 119 | 77H |
|
24 | 18H ||
56 | 38H ||
88 | 58H || 120 | 78H |
|
25 | 19H ||
57 | 39H ||
89 | 59H || 121 | 79H |
|
26 | 1AH ||
58 | 3AH ||
90 | 5AH || 122 | 7AH |
|
27 | 1BH ||
59 | 3BH ||
91 | 5BH || 123 | 7BH |
|
28 | 1CH ||
60 | 3CH ||
92 | 5CH || 124 | 7CH |
|
29 | 1DH ||
61 | 3DH ||
93 | 5DH || 125 | 7DH |
|
30 | 1EH ||
62 | 3EH ||
94 | 5EH || 126 | 7EH |
|
31 | 1FH ||
63 | 3FH ||
95 | 5FH || 127 | 7FH |
+——————+——————++——————+——————++——————+——————++——————+——————+
D:decimal
H:hexadecimal
※ MIDI チャンネル、バンク・セレクト、プログラム・チェンジなどの 10 進表記は、前表
の 10 進数に 1 を足した値になっています。
※ 7 ビットごとの 16 進表記では、1 バイトのデータで表せる値は最大 128 段階です。そ
れ以上の分解能のデータは複数のバイトを使います。例えば、aa bbH と 2 バイトの 7
ビットごとの 16 進表記された値は、aa x 128 + bb となります。
※ ±の符号のある値は、00H = -64, 40H =± 0, 7FH = +63 となり、10 進表記には上表
の 10 進数から 64 引いた値を使います。2 バイトの場合は、00 00H = -8192, 40 00H
=± 0, 7F 7FH = +8191 となり、例えば、aa bbH を 10 進表記すると aa bbH - 40
00H = a a x 128 + bb - 64 x 128 となります。
※「nibbled」と書かれたデータの場合は、4 ビットごとの 16 進表記が使用されます。0a
0bH と 2 バイトのニブル表記された値は、a x 16 + b となります。
<例 1 > 5AH の 10 進表記は?
前表より 5AH= 90 となります。
<例 2 > 7 ビットごとの 16 進表記された値 12 34H の 10 進表記は?
前表より 12H = 18, 34H = 52 ですから
18 x 128 + 52 = 2356
となります。
<例 3 > 0A 03 09 0D とニブル表記された値の 10 進表記は?
前表より 0AH= 10, 03H = 3, 09H = 9, 0DH = 13 ですから
((10 x 16 + 3)x 16 + 9)x 16 + 13 = 41885
となります。
<例 4 > 10 進数表記の 1258 をニブル表記すると?
16 ) 1258
16 )
78 ...10
16 )
4 ...14
0 ... 4
前表より 0 = 00H, 4 = 04H, 14 = 0EH, 10 = 0AH ですから
00 04 0E 0AH
となります。
324
<例 2 > C E 49
CnH はプログラム・チェンジのステータスで、n は MIDI チャンネル・ナンバーです。EH
= 14, 49H = 73 ですから、これは MIDI CH = 15、プログラム・ナンバー 74 のプログラ
ム・チェンジ・メッセージです。
<例 3 > EA 00 28
EnH はピッチ・ベンド・チェンジのステータスで、n は MIDI チャンネル・ナンバーです。
第 2 バイト(00H = 0)がピッチ・ベンド値の下位バイト、第 3 バイト(28H = 40)が上
位バイトですが、ピッチ・ベンド値は 40 00H(= 64 x 128 + 0 = 8192)を 0 とする符
号のある値ですから、この場合のピッチ・ベンド値は、
28 00H - 40 00H = 40 x 128 + 0 -(64 x 128 + 0)= 5120 - 8192 = -3072
ピッチ・ベンド・センシティビティーが 2 半音になっているとすると、-8192(00 00H)
で -200 セントだけピッチを変化させますから、この場合は -200 x(-3072)÷(-8192)
= -75 セントのピッチ・ベンドを MIDI CH = 11 に指示していることになります。
<例 4 > B 3 64 00 65 00 06 0C 26 00 64 7F 65 7F
BnH はコントロール・チェンジのステータスで、n は MIDI チャンネル・ナンバーです。コ
ントロール・チェンジは、第 2 バイトがコントローラー・ナンバー、第 3 バイトはそのパ
ラメーターの値です。MIDI では、ランニング・ステータスといって、同じステータスのメッ
セージが連続する場合は、2 つめ以降のステータスを省略してもよいことになっていますか
ら、このメッセージは以下の情報が順番に送られています。
B3 64
(B3)65
(B3)06
(B3)26
(B3)64
(B3)65
00
00
0C
00
7F
7F
MIDI
MIDI
MIDI
MIDI
MIDI
MIDI
CH = 4 に RPN パラメーター・ナンバーの下位バイト:
CH = 4 に RPN パラメーター・ナンバーの上位バイト:
CH = 4 にパラメーター値の上位バイト:
CH = 4 にパラメーター値の下位バイト:
CH = 4 に RPN パラメーター・ナンバーの下位バイト:
CH = 4 に RPN パラメーター・ナンバーの上位バイト:
00H
00H
0CH
00H
7FH
7FH
つまり、MIDI CH = 4 の RPN パラメーター・ナンバー 00 00H に 0C 00H のパラメーター
値を送り、その後 RPN パラメーター・ナンバー 7F 7FH に設定するメッセージです。
RPN パラメーター・ナンバー 00 00H の機能はピ ッチ・ベンド・センシティビティーで、
パラメーター値の上位バイトが半音単位を示しています。この例ではパラメーター値の上位
バイトは 0CH = 12 ですから、ピッチ・ベンドの最大変化幅を± 12 半音(1 オクターブ)
に設定しています。(GS 音源ではピッチ・ベンド・センシテ ィビティーの下位バイトは無
視されますが、どの機器でも正しく動作させるために下位バイト(パラメーター値は 0)も
いっしょに送りましょう。)
RPN や NRPN は一度パラメーター・ナンバーを設定すると、その後同一チャンネルに送ら
れたデータ・エントリーがすべて有効になってしまうため、必要なパラメーター値を送った
後でパラメーター・ナンバーを 7F 7FH に設定して誤動作を防止することが推奨されていま
す。最後の(B3)64 7F(B3)65 7F はそのためのものです。
曲データ(例えばスタンダード MIDI ファイルのデータ)中では<例 4 >のように多くのイ
ベントをランニング・ステータスで記述することは好ましくありません。曲中で、ポーズ/
早送り/巻き戻し、などの操作を行った場合に、シーケンサーが正しいステータスを出力で
きず、音源が 誤った解釈をしてし まう可能性がありま す。すべてのイベントに それぞれス
テータスを付けるようにしてください。
また、RPN や NRPN はパラメーター・ナンバーの設定とパラメーター値の送信が正しい順
序で行われなければなりません。シーケンサーによっては、同一(または近接した)クロッ
クに記述 されたイベントの送信 順序がデータに記載され ている順序と変わって しまうもの
もありますから、各イベントの時刻を(TPQN = 96 で 1-Tick, TPQN = 480 なら 5-Ticks
程度)ずらして記述するのがよいでしょう。
※ TPQN:Ticks Per Quarter Note(4 分音符あたりのティック数)
Fantom-X678_r_j.book 325 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
■エクスクルーシブ・メ ッセージの 例とチェック サム
の計算
ローランドのエクスクルーシブ・メッセージ(RQ1, DT1)では、メッセージが正しく受信
できているかどうかのチェックを行うために、データの後ろ(F7 の前)にチェックサムを
付けてメッセージを送ります。チェックサムの値は、送られるエクスクルーシブ・メッセー
ジのアドレス、データ(またはサイズ)によって決まります。
●チェックサムの計算のしかた
(16 進表記の数字の後ろには H を付けています。
)
チェックサムは、アドレス、サイズ、およびチェックサム自身を加算した値の下位 7 ビッ
トがゼロになる値です。
具体的な計算は、送りたいエクスクルーシブ・メッセージのアドレスは aa bb cc ddH、デー
タまたはサイズが ee ffH とすると、以下のようになります。
aa + bb + cc + dd + ee + ff =合計
合計÷ 128 =商 … 余り
128 - 余り=チェックサム
<例>パフォーマンス・コモン・コーラスの CHORUS TYPE を D ELAY に設定する(DT1)
場合
「パラメ ーター・アドレ ス・マップ」
(P.307)より、テン ポラリー・パフ ォーマンス のス
タート・アドレスは 10 00 00 00H、パフォーマンス・コモン・コーラスのオフセット・ア
ドレスは 04 00H、CHORUS TYPE のアドレスは 00 00H ですからアドレスは
+)
10 00 00
04
00
10 00 04
00H
00H
00H
00H
DELAY はパラメーター値 02H ですから
F0
(1)
41
(2)
10 00 6B
(3)
(4)
12
(5)
10 00 04 00
アドレス
02
データ
??
チェックサム
F7
(6)
(1)エクスクルーシブ・ステータス (2)ID ナンバー(Roland)(3)デバイス ID(17)
(4)モデル ID( Fantom-X6/X7/X8)(5)コマンド ID(DT1)(6)EOX
次にチェックサムの計算をします。
10H + 00H + 04H + 00H + 02H = 16 + 0 + 4 + 0 + 2 = 22(sum)
22(合計)÷ 128 = 0(商)… 22(余り)
チェックサム= 128 - 22(余り)= 106 = 6AH
したがって、F0 41 10 00 6B 12 10 00 04 00 02 6A F7 が送信するメッセージです。
■スケール・チューン機能
(Model ID : 42H (GS)
、アドレス: 40 1x 40H)
スケール・チューンは、C 〜 B それぞれのピッチを微調整する機能です。1 オクターブ分の
設定ですべてのオクターブのピッチが微調整されます。スケール・チューンを設定すること
で、平均律以外のさまざまな音律で演奏することができます。ここでは、例として 3 種類
の設定を説明します。
※ パッチ・モードおよびピアノ・モードでは、パート 1 で受信したスケール・チューンが
反映されます。
○平均律
1 オクターブを 12 等分した音律で、現在、西洋音楽を中心に最も広く使われています。本
機のスケール・チューン機能の初期設定は平均律になっています。
○純正律(主音が C)
平均律と比べると、主要 3 和音がとても美しく響きます。しかし 1 つの調でしかその効果
は得られず、転調すると和音が濁ってしまいます。ここでは主音を C とする調の設定を紹
介します。
○アラビア風音階
スケール・チューン機能を使うことで、さまざまな民族音楽のチューニングができます。こ
こでは、代表的なアラビア風音階のデータを紹介します。
設定例
音名
C
C#
D
Eb
E
F
F#
G
G#
A
Bb
B
平均律
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
純正律(主音が C)
0
-8
+4
+16
-14
-2
-10
+2
+14
-16
+14
-12
アラビア風音階
-6
+45
-2
-12
-51
-8
+43
-4
+47
0
-10
-49
表の値の単位はセントです。16 進数に変換し、エクスクルーシブ・データとして送信して
ください。
例えば、パート 1 のスケール・チューンをアラビア風にするには、以下のデータを送って
ください。
F0 41 10 42 12 40 11 40 3A 6D 3E 34 0D 38 6B 3C 6F 40 36 0F 76 F7
■ ASCII コード対応表
Fantom では、パッチ・ネームやパフォーマンス・ネーム等のデータを扱うとき、以下に示
すような ASCII コードを用います。
+——————+——————+——————++——————+——————+——————++——————+——————+——————+
| D
| H
| Char || D
| H
| Char || D
| H
| Char |
+——————+——————+——————++——————+——————+——————++——————+——————+——————+
|
32 | 20H | SP ||
64 | 40H |
@ ||
96 | 60H |
` |
|
33 | 21H |
! ||
65 | 41H |
A ||
97 | 61H |
a |
|
34 | 22H |
" ||
66 | 42H |
B ||
98 | 62H |
b |
|
35 | 23H |
# ||
67 | 43H |
C ||
99 | 63H |
c |
|
36 | 24H |
$ ||
68 | 44H |
D || 100 | 64H |
d |
|
37 | 25H |
% ||
69 | 45H |
E || 101 | 65H |
e |
|
38 | 26H |
& ||
70 | 46H |
F || 102 | 66H |
f |
|
39 | 27H |
` ||
71 | 47H |
G || 103 | 67H |
g |
|
40 | 28H |
( ||
72 | 48H |
H || 104 | 68H |
h |
|
41 | 29H |
) ||
73 | 49H |
I || 105 | 69H |
i |
|
42 | 2AH |
* ||
74 | 4AH |
J || 106 | 6AH |
j |
|
43 | 2BH |
+ ||
75 | 4BH |
K || 107 | 6BH |
k |
|
44 | 2CH |
, ||
76 | 4CH |
L || 108 | 6CH |
l |
|
45 | 2DH |
— ||
77 | 4DH |
M || 109 | 6DH |
m |
|
46 | 2EH |
. ||
78 | 4EH |
N || 110 | 6EH |
n |
|
47 | 2FH |
/ ||
79 | 4FH |
O || 111 | 6FH |
o |
|
48 | 30H |
0 ||
80 | 50H |
P || 112 | 70H |
p |
|
49 | 31H |
1 ||
81 | 51H |
Q || 113 | 71H |
q |
|
50 | 32H |
2 ||
82 | 52H |
R || 114 | 72H |
r |
|
51 | 33H |
3 ||
83 | 53H |
S || 115 | 73H |
s |
|
52 | 34H |
4 ||
84 | 54H |
T || 116 | 74H |
t |
|
53 | 35H |
5 ||
85 | 55H |
U || 117 | 75H |
u |
|
54 | 36H |
6 ||
86 | 56H |
V || 118 | 76H |
v |
|
55 | 37H |
7 ||
87 | 57H |
W || 119 | 77H |
w |
|
56 | 38H |
8 ||
88 | 58H |
X || 120 | 78H |
x |
|
57 | 39H |
9 ||
89 | 59H |
Y || 121 | 79H |
y |
|
58 | 3AH |
: ||
90 | 5AH |
Z || 122 | 7AH |
z |
|
59 | 3BH |
; ||
91 | 5BH |
[ || 123 | 7BH |
{ |
|
60 | 3CH |
< ||
92 | 5CH |
\ || 124 | 7CH |
| |
|
61 | 3DH |
= ||
93 | 5DH |
] || 125 | 7DH |
} |
|
62 | 3EH |
> ||
94 | 5EH |
^ ||——————+——————+——————+
|
63 | 3FH |
? ||
95 | 5FH |
_ |
+——————+——————+——————++——————+——————+——————+
D:decimal
H:hexadecimal
※ SP はスペースです。
325
Fantom-X678_r_j.book 326 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MIDI インプリメンテーション
<音色とバンク・セレクト、プログラム・チェンジ対応表>
パッチ
グループ
ナンバー
USER
001 〜 128
129 〜 256
001 〜 128
129 〜 256
001 〜 128
001 〜 128
001 〜 128
001 〜 128
001 〜 128
001 〜 128
001 〜 128
001 〜 128
001 〜 256
001 〜
001 〜
:
001 〜
001 〜
:
001 〜
001 〜
:
001 〜
001 〜
:
CARD
PR-A
PR-B
PR-C
PR-D
PR-E
PR-F
PR-G
PR-H
GM(2)
XP-A
XP-B
XP-C
XP-D
(SRX-01)
(SRX-02)
:
(SRX-01)
(SRX-02)
:
(SRX-01)
(SRX-02)
:
(SRX-01)
(SRX-02)
:
バンク・セレクト
MSB
LSB
87
87
87
87
87
87
87
87
87
87
87
87
121
93
93
:
93
93
:
93
93
:
93
93
:
0
1
32
33
64
65
66
67
68
69
70
71
0〜
0
1
:
0
1
:
0
1
:
0
1
:
プログラム・
ナンバー
1 〜 128
1 〜 128
1 〜 128
1 〜 128
1 〜 128
1 〜 128
1 〜 128
1 〜 128
1 〜 128
1 〜 128
1 〜 128
1 〜 128
1 〜 128
1〜
1〜
:
1〜
1〜
:
1〜
1〜
:
1〜
1〜
:
※ XP グループは、 装着しているウェーブ・エクスパンション・ボードに
よって異なります。SRX シリーズについては、SRX の取扱説明書をご
覧ください。
リズム・セット
グループ
ナンバー
バンク・セレクト
MSB
LSB
プログラム・
ナンバー
USER
CARD
PRST
GM(2)
XP-A
001 〜 032
001 〜 032
001 〜 040
001 〜 009
001 〜
001 〜
:
001 〜
001 〜
:
001 〜
001 〜
:
001 〜
001 〜
:
86
86
86
120
92
92
:
92
92
:
92
92
:
92
92
:
1 〜 32
1 〜 32
1 〜 40
1 〜 57
1〜
1〜
:
1〜
1〜
:
1〜
1〜
:
1〜
1〜
:
XP-B
XP-C
XP-D
(SRX-01)
(SRX-02)
:
(SRX-01)
(SRX-02)
:
(SRX-01)
(SRX-02)
:
(SRX-01)
(SRX-02)
:
0
32
64
--0
1
:
0
1
:
0
1
:
0
1
:
※ XP グループは、 装着しているウェーブ・エクスパンション・ボードに
よって異なります。SRX シリーズについては、SRX の取扱説明書をご
覧ください。
パフォーマンス
グループ
ナンバー
バンク・セレクト
MSB
LSB
プログラム・
ナンバー
USER
CARD
PRST
01 〜 64
01 〜 64
01 〜 64
85
85
85
1 〜 64
1 〜 64
1 〜 64
0
32
64
※ パフォーマンスを切り替えるには、外部 MIDI 機器の送信チャンネルと
Fantom-X のパフォーマンス・コントロール・チャンネルを合わせる必
要があります。(P.230)
326
Fantom-X678_r_j.book 327 ページ 2007年1月22日
(音源セクション)
Model Fantom-X6/X7/X8
月曜日
ベーシック 電源ON時
チャンネル 設定可能
ノート
ナンバー
電源ON時
メッセージ
代用
送
信
受
信
備
1〜16
1〜16
1〜16
1〜16
記憶可能
モード3
モノ、ポリ
モード3
モード3, 4(M=1)
*2
0〜127
0〜127
ベロシティ ノート・オフ
ノート・オン
○
○
○
○
アフター
タッチ
キー別
チャンネル別
○
○
○
○
*1
*1
○
○
*1
○
○
○
○
○
○
○
×
○
○
×
×
×
×
○
○
○
○
○
○
×
○
○
○
○
○
○
○
○
○ (Tone 1 Level)
○ (Tone 2 Level)
○ (Tone 3 Level)
○ (Tone 4 Level)
○
○ (Reverb)
×
○ (Chorus)
×
×
○
×
○
*1
*1
○
0〜127
*1
*1
ピッチ・ベンド
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
×
×
*1
プログラム
:設定可能範囲
チェンジ
○
**************
*1
エクスクルーシブ
○
○
×
×
×
×
×
×
:クロック
:コマンド
×
×
×
×
:オール・サウンド・オフ
:リセット・オール・コントローラー
×
○
×
○
○
×
0, 32
1
2
4
5
6, 38
7
8
10
11
16
17
18
19
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
80
81
82
83
84
91
92
93
94
95
1〜31, 64〜95
98, 99
100, 101
:ソング・ポジション
コモン:ソング・セレクト
:チューン
リアル
タイム
その他:ローカルON/OFF
:オール・ノート・オフ
:アクティブ・センシング
:システム・リセット
備考
モード 1 : オムニ・オン、ポリ
モード 3 : オムニ・オフ、ポリ
考
**************
0〜127
**************
:音域
コントロール
チェンジ
Date : Feb. 2, 2004
Version : 1.00
MIDIインプリメンテーション・チャート
ファンクション...
モード
午前9時5分
*1
*2
*3
*3
*1
*1
*1
*1
プログラム・ナンバー1〜128
○
○
×
○(123〜127)
○
×
○×切り換え可能
M≠1の場合もM=1として扱う
モード 2 : オムニ・オン、モノ
モード 4 : オムニ・オフ、モノ
*1
バンク・セレクト
モジュレーション
ブレス・タイプ
フット・タイプ
ポルタメント・タイム
データ・エントリー
ボリューム
バランス
パンポット
エクスプレッション
汎用操作子1
汎用操作子2
汎用操作子3
汎用操作子4
ホールド1
ポルタメント
ソステヌート
ソフト
レガート・フットスイッチ
ホールド2
サウンド・バリエーション
レゾナンス
リリース・タイム
アタック・タイム
カットオフ
ディケイ・タイム
ビブラート・レイト
ビブラート・デプス
ビブラート・ディレイ
汎用操作子5
汎用操作子6
汎用操作子7
汎用操作子8
ポルタメント・コントロール
汎用エフェクト1
トレモロ
汎用エフェクト3
セレステ
フェーザー
Pedal, Knob, D Beam
NRPN LSB, MSB
RPN LSB, MSB
*3
V-LINKオン時のみ送信可能
O : あり
X : なし
327
Fantom-X678_r_j.book 328 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
(シーケンサー・セクション)
Model Fantom-X6/X7/X8
Date : Feb. 2, 2004
MIDIインプリメンテーション・チャート
送
ファンクション...
ベーシック 電源ON時
チャンネル 設定可能
モード
ノート
ナンバー
電源ON時
メッセージ
代用
信
受
全チャンネル
×
全チャンネル
1〜16
×
×
×
×
信
備
**************
0〜127
0〜127
ベロシティ ノート・オフ
ノート・オン
○
○
○
○
アフター
タッチ
キー別
チャンネル別
○
○
○
○
*1
*1
○
○
*1
○
○
*1
プログラム
:設定可能範囲
チェンジ
○
**************
○
0〜127
*1
エクスクルーシブ
○
○
*1
:クォーター・フレーム
:ソング・ポジション
コモン:ソング・セレクト
:チューン
○
○
×
○
*1
*1
○
○
×
○
*2
*1
リアル
タイム
○
○
*1
*1
○
○
*1
*1
*2
*3
○
○
×
○ (123〜127)
○
×
*3
ピッチ・ベンド
0〜119
考
ベーシック・チャンネル
を持たない
0〜127
**************
:音域
Version : 1.00
コントロール
チェンジ
:クロック
:コマンド
:オール・サウンド・オフ
:リセット・オール・コントローラー
その他:ローカルON/OFF
:オール・ノート・オフ
:アクティブ・センシング
:システム・リセット
備考
モード 1 : オムニ・オン、ポリ
モード 3 : オムニ・オフ、ポリ
328
○
○
×
○
○
×
*1 ○×切り換え可能。
*2 受信しても記憶/送信はしないが、マイクロスコープで作成して送信することは可能。
*3 モード・メッセージ(123〜127)は、オール・ノート・オフの処理をしたうえで、記憶/送信する。
オール・ノート・オフ自体は記憶/送信しないが、マイクロスコープで作成して送信することは可能。
モード 2 : オムニ・オン、モノ
モード 4 : オムニ・オフ、モノ
O : あり
X : なし
Fantom-X678_r_j.book 329 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
主な仕様
Fantom-X6/X7/X8:
シンセサイザー・キーボード(GM2 システム対応)
■サンプリング部
● サンプリング方式
● 鍵盤
[X6]61 鍵
(ベロシティー対応、チャンネル・アフタータッチ付)
[X7]76 鍵
(ベロシティー対応、チャンネル・アフタータッチ付)
[X8]88 鍵(プログレッシブ・ハンマー・アクション鍵盤、
チャンネル・アフタータッチ付)
■音源部
● 最大同時発音数
128 音(サンプリング部と共通)
● パート数
16 パート
16 ビット・リニア(ファイル形式:.WAV/.AIFF)
● サンプリング周波数
44.1kHz 固定
● 最大サンプリング時間
• DIMM 拡張していないとき( 32M バイト)
モノ:約 360 秒、ステレオ:約 180 秒
• DIMM 最大拡張時(544M バイト)
モノ:約 107 分、ステレオ約 53 分
● サンプル数
ユーザー・メモリー:2,000(合計約 32M バイトまで)
カード・メモリー:7,000(メモリー・カード使用時)
● 波形メモリー
128M バイト(16 ビット・リニア換算時)
● ウエーブフォーム
1,480 種類
● プリセット・メモリー
パッチ:1,024 + 256(GM2)
リズム・セット:40+9(GM2)
パフォーマンス:64
● ユーザー・メモリー
パッチ:256
リズム・セット:32
パフォーマンス:64
● カード・メモリー(PC カード)
パッチ:256
リズム・セット:32
パフォーマンス:64
● エフェクト
マルチエフェクト:3 系統、78 種類
コーラス:3 種類
リバーブ:5 種類
インプット・エフェクト:6 種類
マスタリング・エフェクト:3 バンド・コンプレッサー
■シーケンサー部
● トラック数
フレーズ・トラック(16 MIDI チャンネル/トラック)
:16
テンポ・トラック:1
ビート・トラック:1
● パターン
100
※ 1 ソングには、100 個までのパターンを作成可能
● 分解能
480 ティック/ 4 分音符
● テンポ
5 〜 300
● 最大記憶音数
約 400,000 音
● ソング長
9,998 小節
● レコーディング方式
リアルタイム・レコーディング、ステップ・レコーディング
■その他
● アルペジエーター
プリセット:128
ユーザー:128
● リズム・パターン
プリセット:256(32 グループ)
ユーザー:256(32 グループ)
● コード・メモリー
プリセット:64
ユーザー:64
329
Fantom-X678_r_j.book 330 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
主な仕様
● ディスプレイ
● 付属品
グラフィック LCD
カラー 320 × 240 ドット(バックライト付き)
ハンドブック
取扱説明書
サンプル・データ(オーディオ)CD
CD-ROM(専用エディター、USB MIDI ドライバー)
PC カード・プロテクター
電源コード
保証書
ユーザー登録カード
● パッド
16 個、ベロシティ、アフタータッチ付
● コントローラー
ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバー
コントロールつまみ× 4
アサイナブル・スイッチ× 2
D BEAM コントローラー
● 別売品
ウエーブ・エクスパンション・ボード:SRX シリーズ
キーボード・スタンド:[X6][X7]KS-12 /[X8]KS-17
ペダル・スイッチ:DP シリーズ
フット・スイッチ:BOSS FS-5U
エクスプレッション・ペダル:EV-5
● 接続端子
ヘッドホン・ジャック
A(MIX)アウトプット・ジャック(L/MONO、R):TRS 標
準タイプ
B アウトプット・ジャック(L、R):標準タイプ
インプット・ジャック(L/MONO/MIC、R):標準タイプ
ホールド・ペダル・ジャック(ハーフ・ペダル対応)
コントロール・ペダル・ジャック(アサイナブル)
MIDI コネクター(IN、OUT、THRU)
USB コネクター(ファイル転送(マス・ストレージ・クラス)
および MIDI に対応)
デジタル・オーディオ・インターフェース(COAXIAL INPUT/
OUTPUT)
AC インレット
● 拡張スロット
• 内蔵音源波形拡張/パッチ拡張
SRX エクスパンション・ボード:4 スロット
• サンプリング・メモリー拡張
DIMM:1 スロット(128M バイト、256M バイト、512M バ
イト(3.3V)に対応)
● 外部メモリー
PC カード:1 スロット(スマートメディア、 コンパクトフ
ラッシュの PC カード・アダプターに対応)
● 電源
AC 100V(50/60Hz)
● 消費電力
17W
● 外形寸法
[X6]1,050(幅)× 358( 奥行)× 125(高さ)mm
[X7]1,262(幅)× 358( 奥行)× 125(高さ)mm
[X8]1,408(幅)× 455( 奥行)× 165(高さ)mm
● 質量
[X6]12.5kg
[X7]14.5kg
[X8]29.5kg
330
962a
※ 製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することが
あります。
Fantom-X678_r_j.book 331 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
索引
記号
+OCT / -OCT ....................................................................................... 24
.BMP ....................................................................................................... 220
.MID ........................................................................................................... 31
.SVQ ................................................................................................ 31, 223
.TXT ............................................................................................. 220, 223
.WAV ........................................................................ 148, 202, 220, 223
Bias Direction ......................................................................................... 72
Bias Level ................................................................................................ 72
Bias Position .......................................................................................... 72
BMP ........................................................................................................ 220
Booster 1 & 2, 3 & 4 ......................................................................... 65
BPM
サンプル .......................................................................................... 150
Brightness Ctrl .................................................................................... 239
A
C
A-Env Level1 〜 3
パッチ ................................................................................................ 73
リズム・セット ............................................................................... 95
A-Env T1 V-Sens
パッチ ................................................................................................ 72
リズム・セット ............................................................................... 94
A-Env T4 V-Sens
パッチ ................................................................................................ 73
リズム・セット ............................................................................... 94
A-Env Time KF ....................................................................................... 73
A-Env Time1 〜 4
パッチ ................................................................................................ 73
リズム・セット ............................................................................... 94
Aftertouch Sens ...................................................................... 162, 226
Aftertouch Time Ctrl Sens ................................................................. 88
AIFF ......................................................................... 148, 202, 220, 223
All Reset ................................................................................................ 239
Alternate Pan Depth
パッチ ................................................................................................ 72
リズム・セット ............................................................................... 94
Amp ......................................................................................................... 156
Analog Feel ............................................................................................. 61
Arp Accent ................................................................................ 124, 130
Arp Motif ............................................................................................... 130
Arp Part ................................................................................................. 130
Arp Range ............................................................................................. 124
Arp Velocity .......................................................................................... 130
Arp/Rhythm Duration ........................................................................ 130
Arp/Rhythm Grid ................................................................................ 129
Arp/Rhythm Sync Switch ................................................................ 227
Arpeggio ................................................................................................ 128
Arpeggio Style ..................................................................................... 129
Arpeggio Style Edit ............................................................................ 131
Assign Type ........................................................................................... 87
ASSIGNABLE ......................................................................................... 50
Control Setting ............................................................................. 114
D Beam ................................................................................ 116, 122
トランスポーズ ............................................................................... 46
Assignable
D Beam ............................................................................................. 50
Assignable Sw ....................................................................................... 51
ATTACK ................................................................................................ 217
Attack ..................................................................................................... 124
Attack Time Offset ............................................................................... 62
Auto Chop ............................................................................................ 158
Auto Trig ............................................................................................... 143
Auto Trigger Level ............................................................................. 143
CARD
サンプル .......................................................................................... 146
ストレージ ..................................................................................... 219
ソング .............................................................................................. 199
パッチ ................................................................................................ 39
パフォーマンス ............................................................................... 99
ファイル .......................................................................................... 223
フォーマット ................................................................................. 223
リズム・セット ............................................................................... 52
Card Format ......................................................................................... 224
Category .................................................................................................. 61
Ch/Part
Change Duration ......................................................................... 187
Change Velocity .......................................................................... 186
Copy ................................................................................................ 184
Data Thin ....................................................................................... 190
Erase ............................................................................................... 183
Extract ............................................................................................. 188
Quantize ......................................................................................... 181
Shift Clock ..................................................................................... 189
Transpose ..................................................................................... 185
Change Channel ................................................................................. 186
Change Duration ................................................................................ 187
Change Velocity ................................................................................. 186
Chop ....................................................................................................... 157
Chop Type ............................................................................................ 158
CHORD MEMORY .............................................................................. 133
Chorus ........................................................................................... 29, 215
Chorus Level .............................................................................. 209, 211
Chorus Output Assign ........................................................... 209, 211
Chorus Output Select ............................................................. 209, 211
Chorus Send Level .......................................................... 49, 115, 124
Chorus Source ............................................................... 108, 209, 212
Chorus Type .............................................................................. 208, 211
Clip 1 Note No. .................................................................................... 239
CLIP FILTER ........................................................................................ 239
Clip Reset .............................................................................................. 239
Color Cb Ctrl ........................................................................................ 239
Color Cr Ctrl ......................................................................................... 239
Combine ................................................................................................. 158
Compare .................................................................................................. 58
パッチ ................................................................................................ 60
リズム・セット ............................................................................... 86
Continuous Hold Pedal .......................................................... 127, 226
Control 1 〜 4 Source ......................................................................... 81
Control Aftertouch ............................................................................. 118
Control Bender .................................................................................... 118
Control D Beam ................................................................................... 119
Control Hold Pedal ............................................................................. 118
Control Knob 1 〜 4 ........................................................................... 119
Control Modulation ............................................................................ 118
Control Pedal ....................................................................................... 119
Control Pedal Assign .............................................................. 126, 226
Control Pedal Polarity ............................................................. 126, 226
Control Setting ............................................................................ 47, 114
Copy ............................................................................................. 195, 224
パッチ(トーン)の設定 ............................................................... 58
フレーズ .......................................................................................... 184
リズム・トーンの設定 ................................................................... 84
B
Background .......................................................................................... 233
Background Picture .......................................................................... 233
Base ........................................................................................................ 161
Beat
オート・チョップ ......................................................................... 158
トラック・エディット ................................................................. 185
Bias
トラック・エディット ........................................ 186 〜 187, 190
パッチ ................................................................................................ 72
331
Fantom-X678_r_j.book 332 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
索引
Copy Mode ........................................................................................... 184
Copy Times .......................................................................................... 184
Count In ................................................................................................. 170
Create ..................................................................................................... 194
CTRL 1 〜 4 ........................................................................................... 81
CTRL Destination 1 〜 4 .................................................................... 81
CTRL Sens 1 〜 4 ................................................................................ 82
Ctrl Setting ............................................................................................ 114
Ctrl Switch ............................................................................................ 118
CTRL Switch 1 〜 4 ............................................................................. 82
Ctrl Tx Ch .............................................................................................. 239
Cutoff ..................................................................... 49, 115, 123 〜 124
Cutoff Frequency
パッチ ................................................................................................ 69
リズム・セット ............................................................................... 92
Cutoff Key Follow ................................................................................. 70
Cutoff Offset .......................................................................................... 61
Cutoff V-Curve
パッチ ................................................................................................ 70
リズム・セット ............................................................................... 92
Cutoff V-Sens
パッチ ................................................................................................ 70
リズム・セット ............................................................................... 93
D
D Beam
アサイナブル ......................................................................... 50, 116
ソロ・シンセ ......................................................................... 49, 115
パッド・トリガー ................................................................. 48, 114
D Beam Sens ....................................................................................... 226
Data Thin .............................................................................................. 190
Data Thin Time .................................................................................... 190
Data Thin Value .................................................................................. 190
DEC ........................................................................................................... 35
Default File Type ................................................................................. 233
Delay Time .............................................................................................. 75
Delay Time KF ........................................................................................ 75
Delete .......................................................................................... 184, 224
Destination 1 〜 4 ............................................................................... 214
Device ID ............................................................................................... 230
Digital Input Level ............................................................................... 141
Dissolve Time ....................................................................................... 239
Dst Measure ........................................................................................ 184
Dst Track / Pattern
トラック・エディット ...................................................... 184, 188
Duration ................................................................................................. 137
D ビーム・コントローラー ................................................................ 121
E
Effects .................................................................................................... 206
Emphasis ............................................................................................... 155
End Point
サンプリング ................................................................................. 149
パンチ・イン・レコーディング ................................................ 171
ループ・ポイント ......................................................................... 179
Envelope .................................................................................................. 26
Erase
ソング ................................................................................... 183, 195
Exchange .............................................................................................. 191
Ext Pan .................................................................................................. 113
External Bank Select LSB ............................................................... 112
External Bank Select MSB .............................................................. 112
External Level ....................................................................................... 112
External Program Number ................................................................ 112
Extract .................................................................................................... 188
332
F
Fade Ctrl ................................................................................................ 239
Fade Mode ............................................................................................. 75
Fade Time ............................................................................................... 75
Fantom-X エディター ......................................................................... 236
Fantom-X ライブラリアン ................................................................. 236
Features ................................................................................................ 234
F-Env Depth
パッチ ................................................................................................ 71
リズム・セット ............................................................................... 93
F-Env Level 0 〜 4
パッチ ................................................................................................ 71
リズム・セット ............................................................................... 93
F-Env T1 V-Sens
パッチ ................................................................................................ 70
リズム・セット ............................................................................... 93
F-Env T4 V-Sens
パッチ ................................................................................................ 70
リズム・セット ............................................................................... 93
F-Env Time KF ....................................................................................... 71
F-Env Time1 〜 4
パッチ ................................................................................................ 71
リズム・セット ............................................................................... 93
F-Env V-Curve
パッチ ................................................................................................ 70
リズム・セット ............................................................................... 93
F-Env V-Sens
パッチ ................................................................................................ 70
リズム・セット ............................................................................... 93
File Utility ............................................................................................... 223
Filter Type ........................................................................... 49, 115, 123
パッチ ................................................................................................ 69
リズム・セット ............................................................................... 92
FXM ................................................................................................... 63, 89
FXM Color
パッチ ................................................................................................ 63
リズム・セット ............................................................................... 89
FXM Depth
パッチ ................................................................................................ 63
リズム・セット ............................................................................... 89
FXM Switch
パッチ ................................................................................................ 63
リズム・セット ............................................................................... 89
FXM スイッチ ......................................................................................... 89
G
Gap Time ..................................................................................... 143, 233
Gate Time .............................................................................................. 174
General
パッチ ................................................................................................ 61
リズム・セット ............................................................................... 87
GM
パッチ ................................................................................................ 39
リズム・セット ............................................................................... 52
GM2
パッチ ................................................................................................ 39
リズム・セット ............................................................................... 52
Grid .......................................................................................................... 137
Grid Resolution ................................................................................... 172
H
Hold Pedal Polarity
コントロール・ペダル ................................................................. 126
システム・パラメーター ............................................................. 226
Fantom-X678_r_j.book 333 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
索引
I
Import Audio .................................................................... 148, 202, 220
Import BMP .................................................................................. 43, 221
Import Text ........................................................................................... 221
INC ............................................................................................................. 35
Init
パッチの設定 ................................................................................... 57
パフォーマンスの設定 ................................................................. 119
リズム・セットの設定 ................................................................... 84
Input Effect Setup .............................................................................. 142
Input Effect Switch ............................................................................ 141
Input Effect Type ............................................................................... 141
Input Quantize ..................................................................................... 172
Input Select ..................................................................... 141, 143, 233
Input Setting ............................................................................. 141, 143
Input Velo .............................................................................................. 174
Insert ...................................................................................................... 185
K
KBD Note .............................................................................................. 204
Kbd Patch Rx/Tx Channel .............................................................. 230
Key Fade Lower .................................................................................... 65
Key Fade Upper .................................................................................... 66
Key Range Lower ................................................................................. 65
Key Range Upper ................................................................................. 65
Key Touch .............................................................................................. 54
Key Trigger ............................................................................................. 75
Keyboard ............................................................................................... 226
Keyboard Range Lower ................................................................... 110
Keyboard Range Upper ................................................................... 111
Keyboard Sens ................................................................................... 226
Keyboard Switch ..................................................................... 107, 110
Keyboard Velocity .............................................................................. 226
Knob ............................................................................................... 51, 117
Knob 1 〜 4 Assign ................................................................... 51, 125
L
Layer ....................................................................................... 33, 97, 101
LCD コントラスト ................................................................................. 22
Legato Retrigger ................................................................................... 77
Legato Switch ....................................................................................... 77
LEVEL .................................................................................................... 217
Level
Auto Chop ..................................................................................... 158
D Beam ................................................................................... 49, 115
Level V-Curve
パッチ ................................................................................................ 71
リズム・セット ............................................................................... 94
Level V-Sens
パッチ ................................................................................................ 71
リズム・セット ............................................................................... 94
LFO ........................................................................................................... 27
LFO Osc 1 Pitch Depth .................................................. 50, 115, 124
LFO Osc 1 Pulth Width Depth ..................................... 50, 116, 124
LFO Osc 2 Pitch Depth .................................................. 50, 116, 124
LFO Osc 2 Pulth Width Depth ..................................... 50, 116, 124
LFO Rate ............................................................................. 49, 115, 124
LFO1/2 .................................................................................................... 74
Load ........................................................................................................ 201
Load All Samples ................................................................................ 202
Load Demo Song at Startup .......................................................... 234
Load Preset Samples at Startup ................................................... 234
Load Song ............................................................................................ 202
Load Song+ Samples ........................................................................ 201
Load User Samples at Startup ...................................................... 234
Local Sw ................................................................................................ 239
Local Switch ......................................................................................... 229
Loop End Fine .....................................................................................
Loop Mode ...........................................................................................
Loop Start ............................................................................................
Loop Start Fine ...................................................................................
Loop Tune ............................................................................................
Loop/Punch .........................................................................................
150
150
149
150
150
171
M
Magnify .................................................................................... 186 〜 187
Master Key Shift ................................................................................. 230
Master Level ........................................................................................ 229
Master Tune ........................................................................................ 229
Mastering Effect ................................................................................. 217
Measure、For
Change Channel .......................................................................... 187
Change Duration ......................................................................... 187
Change Velocity .......................................................................... 186
Data Thin ....................................................................................... 190
Delete .............................................................................................. 184
Erase ............................................................................................... 183
Extract ............................................................................................. 188
Insert ............................................................................................... 185
Quantize ......................................................................................... 181
Shift Clock ..................................................................................... 189
Time Fit ........................................................................................... 191
Transpose ..................................................................................... 185
Memory Card
パッチ ................................................................................................ 39
リズム・セット ............................................................................... 52
Memory Info ......................................................................................... 234
Merge ..................................................................................................... 188
Metronome ........................................................................................... 228
Metronome Level ................................................................................ 228
Metronome Mode ............................................................................... 228
Metronome Sound ............................................................................. 228
MFX .......................................................................................................... 29
MFX Chorus Send Level ....................................................... 208, 211
MFX Control ......................................................................................... 213
MFX Control Channel ....................................................................... 214
MFX Ctrl Ch ......................................................................................... 118
MFX Output Assign ................................................................. 208, 211
MFX Output Level .................................................................... 208, 211
MFX Reverb Send Level ........................................................ 208, 211
MFX Structure ..................................................................................... 215
MFX Type ................................................................................... 208, 211
MFX1 〜 3 ............................................................................................. 213
MFX1 〜 3 Control Channel ............................................................ 118
MFX1 〜 3 Source .................................................................... 108, 212
MFX1 〜 3 TYPE ................................................................................ 215
MFX1 〜 3 コントロール・チャンネル .......................................... 118
MFX1 〜 3 ソース ............................................................................... 108
MIDI ......................................................................................................... 230
MIDI Channel
Change Duration ......................................................................... 187
Change Velocity .......................................................................... 186
Copy ................................................................................................ 184
Data Thin ....................................................................................... 190
Erase ............................................................................................... 183
Extract ............................................................................................. 188
Quantize ......................................................................................... 181
Shift Clock ..................................................................................... 189
Transpose ..................................................................................... 185
MIDI モード ........................................................................................... 222
MIDI アップデート ............................................................................... 165
MIDI クロック ....................................................................................... 227
MIDI チャンネル ................................................................................... 186
MIDI モード ........................................................................................... 218
Misc .......................................................................................................... 78
Mix In Chorus Send Level ............................................................... 141
333
Fantom-X678_r_j.book 334 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
索引
Mix In Output Asgn ........................................................................... 141
Mix In Output Level ........................................................................... 141
Mix In Reverb Send Level ................................................................ 141
Mix/Parallel ........................................................................................... 230
Mixer ....................................................................................... 33, 97, 103
MMC Mode ........................................................................................... 227
MMC Output ........................................................................................ 227
Mono/Poly .............................................................................................. 77
Move ............................................................................................ 195, 224
MTC .......................................................................................... 227 〜 228
MTC Error Level .................................................................................. 228
MTC Frame Rate ................................................................................ 227
MTC Offset Time Frame ................................................................... 228
MTC Offset Time Hour ..................................................................... 228
MTC Offset Time Minute ................................................................. 228
MTC Offset Time Second ................................................................ 228
MTC Sync Output .............................................................................. 227
Mute Group ............................................................................................ 87
Mute Switch ......................................................................................... 107
N
Normalize ............................................................................................... 156
Note Tx Ch ........................................................................................... 239
Note Type ............................................................................................. 174
O
Oct ............................................................................................................. 24
Oct Range ............................................................................................. 131
Octave Shift ........................................................................................... 61
Offset ....................................................................................................... 75
One Shot Mode .................................................................................... 88
Open/Close ............................................................................................ 55
Original Key .......................................................................................... 150
OSC Sync Switch ............................................................. 49, 115, 123
OSC1/2 Coarse Tune .................................................... 49, 115, 123
OSC1/2 Fine Tune .......................................................... 49, 115, 123
OSC1/2 Pulse Width ...................................................... 49, 115, 123
OSC1/2 Waveform .......................................................... 49, 115, 123
OSC2 Level ........................................................................ 49, 115, 123
Output ...................................................................................................... 73
Output Gain .......................................................................................... 230
P
Pad
RPS .................................................................................................. 203
サンプル .......................................................................................... 151
パート・ミュート ......................................................................... 105
リズム・パターン ......................................................................... 135
Pad Common Velo .............................................................................. 162
Pad Control Mode ............................................................ 48, 114, 123
PAD MODE ........................................................................................... 239
PAD Number ........................................................................................ 204
Pad Number ........................................................................ 48, 114, 122
Pad Part ................................................................................................ 161
Pad Patch Rx/Tx Channel .............................................................. 230
Pad Sens .............................................................................................. 162
Pad Set .................................................................................................. 161
Pad Setting ........................................................................................... 161
PAD Trigger ......................................................................................... 122
Pad Velocity ....................................................................... 48, 114, 122
PAD/KBD Mute Group ..................................................................... 204
PAD/KBD Pattern .............................................................................. 204
PAD/KBD Playback Mode .............................................................. 204
Pan Depth ............................................................................................... 76
Pan Key Follow ..................................................................................... 72
Part Attack Time Offset ................................................................... 110
Part Chorus Send Level ........................................................ 108, 210
Part Coarse Tune ............................................................................... 109
334
Part Cutoff Offset .............................................................................. 110
Part Decay Time Offset .................................................................... 110
Part Fine Tune .................................................................................... 109
Part Legato Switch ............................................................................ 109
Part Level .............................................................................................. 108
Part Mono/Poly .................................................................................. 109
Part Octave Shift ................................................................................ 109
Part Output Assign .................................................................. 108, 210
Part Output Level ..................................................................... 108, 210
Part Output MFX Select ......................................................... 108, 210
Part Pan ................................................................................................ 108
Part Pitch Bend Range .................................................................... 109
Part Portamento Switch ................................................................... 109
Part Portamento Time ....................................................................... 109
Part Release Time Offset ................................................................. 110
Part Resonance Offset .................................................................... 110
Part Reverb Send Level ......................................................... 108, 211
Part Select .................................................................................. 207, 210
Part Velocity Sens Offset ................................................................ 111
Part Vibrato Delay .............................................................................. 111
Part Vibrato Depth ............................................................................. 111
Part Vibrato Rate ................................................................................ 111
Patch Bank ........................................................................................... 107
Patch Category ..................................................................................... 61
Patch Coarse Tune ............................................................................. 61
Patch Fine Tune ................................................................................... 61
Patch Level ............................................................................................ 61
Patch Number ...................................................................................... 107
Patch Out Assign ................................................................................. 73
Patch Output Assign ........................................................................ 207
Patch Pan ............................................................................................... 61
Patch Play 画面 ..................................................................................... 38
Patch Priority ......................................................................................... 61
Patch Remain ....................................................................................... 230
Patch Scale Tune for C 〜 B .......................................................... 232
Patch Type ........................................................................................... 107
Patch/Rhythm Set Group ............................................................... 161
Patch/Rhythm Set Number ............................................................. 161
Patch/Rhythm Set Type .................................................................. 161
PC カード・スロット ......................................................................... 244
PC カード・プロテクター ................................................................. 244
Pedal/D Beam ...................................................................................... 226
P-Env Depth
パッチ ................................................................................................ 68
リズム・セット ............................................................................... 91
P-Env Level 0 〜 4
パッチ ................................................................................................ 68
リズム・セット ............................................................................... 91
P-Env T1 V-Sens
パッチ ................................................................................................ 67
リズム・セット ............................................................................... 91
P-Env T4 V-Sens
パッチ ................................................................................................ 68
リズム・セット ............................................................................... 91
P-Env Time KF ....................................................................................... 68
P-Env Time1 〜 4
パッチ ................................................................................................ 68
リズム・セット ............................................................................... 91
P-Env V-Sens
パッチ ................................................................................................ 67
リズム・セット ............................................................................... 91
Performance Control Channel ........................................................ 230
Performance Layer 画面 .......................................................... 97 〜 98
Performance Mixer 画面 ........................................................... 97 〜 98
Performance Part View ....................................................... 106 〜 107
Phase Lock .......................................................................................... 113
Pitch
パッチ ................................................................................................ 67
リズム・セット ............................................................................... 91
Fantom-X678_r_j.book 335 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
索引
Pitch Bend Range Down ................................................................... 67
Pitch Bend Range Up ......................................................................... 67
Pitch Depth ............................................................................................ 75
Pitch Env
パッチ ................................................................................................ 68
リズム・セット ............................................................................... 91
Pitch Key Follow ................................................................................... 67
Play Speed Ctrl ................................................................................... 239
Portamento Mode ................................................................................ 77
Portamento Start .................................................................................. 78
Portamento Switch ............................................................................... 77
Portamento Time ................................................................................... 78
Portamento Type .................................................................................. 77
Power Up Mode .................................................................................. 234
PR-A 〜 H ................................................................................................ 39
Pre Sample Time ...................................................................... 143, 233
Preview .................................................................................................. 232
Preview 1 〜 4 Note Number ........................................................... 232
Preview 1 〜 4 Velocity ..................................................................... 232
Preview Mode ...................................................................................... 232
PRST
USER ................................................................................................. 52
パフォーマンス ............................................................................... 99
Q
Quantize ................................................................................................ 181
Quantize Tmplate ................................................................................ 182
Quantize Type ..................................................................................... 181
R
Random Pan Depth
パッチ ................................................................................................ 72
リズム・セット ............................................................................... 94
Random Pitch Depth ........................................................................... 67
Range ................................................................................... 50, 116, 124
Range Max ......................................................................... 50, 116, 122
Range Min .......................................................................... 50, 116, 122
Range Min、Range Max ................. 183, 185 〜 187, 189 〜 191
Rate ...................................................................................... 74, 172, 182
Rate Detune ........................................................................................... 75
RATIO ..................................................................................................... 217
REALTIME CONTROL つまみ ................................................. 47, 125
アサイナブル ................................................................................. 125
アルペジエーター ......................................................................... 131
エフェクト ..................................................................................... 213
サンプリング ................................................................................. 149
ミキサー .......................................................................................... 104
リズム・パターン ......................................................................... 136
Rec Mode
ステップ・レコーディング ............................................. 174, 176
リアルタイム・レコーディング ................................................ 170
Rec Track
ステップ・レコーディング ............................................. 174, 176
リアルタイム・レコーディング ................................................ 170
Rec Track Select ................................................................................ 234
Receive Bank Select
MIDI Filter ....................................................................................... 113
システム機能 ................................................................................. 231
Receive Bender ................................................................................... 113
Receive Channel ................................................................................. 112
Receive Channel Pressure .............................................................. 113
Receive Exclusive ............................................................................... 231
Receive Expression ............................................................................ 113
Receive GM System On ................................................................... 231
Receive GM2 System On ................................................................. 231
Receive GS Reset .............................................................................. 231
Receive Hold-1 .................................................................................... 113
Receive Modulation ........................................................................... 113
Receive Pan ......................................................................................... 113
Receive Polyphonic Key Pressure ............................................... 113
Receive Program Change ...................................................... 113, 231
Receive Switch .................................................................................... 112
Receive Volume ................................................................................... 113
Recommended Tempo ...................................................................... 118
RELEASE ............................................................................................... 217
Release .................................................................................................. 124
Release Time Offset ............................................................................ 62
Remote Keyboard Switch ................................................................ 231
Repeat .................................................................................................... 179
Resolution ............................................................................................. 181
Resonance ........................................................................................... 124
D Beam ......................................................................... 49, 115, 124
パッチ ................................................................................................ 69
ピアノ・モード ............................................................................... 55
リズム・セット ............................................................................... 92
Resonance Offset ................................................................................ 61
Resonance V-Sens
パッチ ................................................................................................ 70
リズム・セット ............................................................................... 93
Rest ........................................................................................................ 175
Reverb ............................................................................................ 29, 216
Reverb Level .............................................................................. 209, 212
Reverb Output Assign ............................................................ 209, 212
Reverb Send Level .......................................................... 49, 115, 124
Reverb Source ............................................................... 108, 209, 212
Reverb Type .............................................................................. 209, 212
Rhy Accent .......................................................................................... 124
Rhythm Accent ................................................................................... 137
Rhythm Group Edit ............................................................................ 139
Rhythm Level ......................................................................................... 87
Rhythm Out Assign ............................................................................. 95
Rhythm Pattern ................................................................................... 135
Rhythm Pattern Edit .......................................................................... 138
Rhythm Pattern Velocity .................................................................. 137
Roll Resolution .................................................................................... 162
Rolled Chord ........................................................................................ 134
Routing ........................................................................................ 207, 210
RPS 機能 ................................................................................................ 203
S
Sample ...................................................................................................... 32
Sample List ........................................................................................... 146
Sample Parameter ............................................................................... 150
Sampling ........................................................................................ 32, 141
加工 .................................................................................................. 146
システム .......................................................................................... 233
Sampling Length ................................................................................. 143
Save ........................................................................................................ 198
Save All Samples ................................................................................ 200
Save as SMF ....................................................................................... 200
Save Song ............................................................................................ 199
Save Song+Samples ......................................................................... 199
Scale Tune ................................................................................. 111, 232
Scale Tune Switch ............................................................................. 232
Screen Saver ....................................................................................... 233
Screen Saver Time ............................................................................. 233
Screen Saver Type ............................................................................ 233
Sens 1 〜 4 ........................................................................................... 214
Shift Clock ............................................................................................ 189
Shuffle Resolution ............................................................................. 172
Skip Back Sampling ........................................................................... 145
Skip Back Time ................................................................................... 233
S-MRC フォーマット .......................................................................... 166
Soft Through ....................................................................................... 231
Solo Switch .......................................................................................... 107
SOLO SYNTH ...................................................................................... 123
Solo/Portamento .................................................................................. 77
335
Fantom-X678_r_j.book 336 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
索引
Source 1 〜 4 ....................................................................................... 213
Split .................................................................................................... 33, 97
Split Frequency High ......................................................................... 217
Split Frequency Low ......................................................................... 217
Src Channel、Dst Channel ............................................................. 187
Src Measure、For .............................................................................. 184
Src Track / Pattern
Copy ................................................................................................ 184
Extract ............................................................................................. 188
Merge .............................................................................................. 188
SRX Info ................................................................................................ 234
SRX シリーズ ......................................................................................... 29
Start Fine .............................................................................................. 150
Start Point .............................................................. 149, 171, 176, 179
ステップ・レコーディング ........................................................ 174
Startup ................................................................................................... 234
Status
Change Channel .......................................................................... 187
Copy ................................................................................................ 185
Data Thin ....................................................................................... 191
Erase ............................................................................................... 183
Extract ............................................................................................. 189
Shift Clock ..................................................................................... 190
Step 1 〜 16 ........................................................................................... 76
Step Back ............................................................................................. 175
Step LFO ................................................................................................. 76
Step Type ............................................................................................... 76
Stereo Switch ...................................................................................... 143
Stop Trigger ......................................................................................... 143
Strength
Quantize ......................................................................................... 181
レコーディング・クォンタイズ ................................................ 172
Stretch Tune Depth ............................................................................ 61
Structure 1 & 2, 3 & 4 ....................................................................... 63
Structure Type .................................................................................... 215
SVQ ................................................................................................. 31, 223
Switch
パッチ ................................................................................................ 51
パフォーマンス ............................................................................. 117
Switch 1/2 Assign ............................................................................. 117
Switch1/2 Assign .............................................................................. 125
パッチ ................................................................................................ 51
Sync Mode ........................................................................................... 227
Sync Output ......................................................................................... 227
Sync/Tempo ........................................................................................ 227
Sys Ctrl 1 〜 4 Source ...................................................................... 233
System Ctrl ........................................................................................... 233
System Write ........................................................................................ 225
T
Tap Tempo
アルペジオ .....................................................................................
ソング ................................................................................... 166,
リズム・パターン .........................................................................
Tempo ....................................................................................................
アルペジオ .....................................................................................
ソング ..............................................................................................
リズム・パターン .............................................................. 124,
Tempo Override ...................................................................................
Tempo Rec Sw ....................................................................................
THRESHOLD ........................................................................................
Tie ............................................................................................................
Time Fit ..................................................................................................
Time H/M/S .........................................................................................
Time Original H/M/S ..........................................................................
Time Stretch .........................................................................................
Time Stretch Type .............................................................................
Times ......................................................................................................
Timing .....................................................................................................
336
128
169
135
118
128
166
135
227
171
217
175
191
191
191
156
150
158
182
TMT .......................................................................................................... 63
TMT Control Switch ............................................................................ 66
TMT Velocity Control .......................................................................... 66
Tone Chorus Send
パッチ ................................................................................................ 74
リズム・セット .................................................................... 95 〜 96
Tone Chorus Send Level ................................................................ 208
Tone Coarse Tune
パッチ ................................................................................................ 67
リズム・セット ............................................................................... 91
Tone Delay Mode ................................................................................. 78
Tone Delay Time ................................................................................... 79
Tone Env Mode
パッチ ................................................................................................ 79
リズム・セット ............................................................................... 87
Tone Fine Tune
パッチ ................................................................................................ 67
リズム・セット ............................................................................... 91
Tone Level
パッチ ................................................................................................ 71
リズム・セット ............................................................................... 94
Tone Name ............................................................................................. 87
Tone Out Assign
パッチ ................................................................................................ 73
リズム・セット ............................................................................... 95
Tone Out Level
パッチ ................................................................................................ 74
リズム・セット ............................................................................... 95
Tone Output Assign ......................................................................... 208
Tone Output Level ............................................................................. 208
Tone Pan
パッチ ................................................................................................ 72
リズム・セット ............................................................................... 94
Tone Pitch Bend Range .................................................................... 88
Tone Random Pitch Depth ............................................................... 91
Tone Receive Expression .................................................................. 88
Tone Receive Hold-1 .......................................................................... 88
Tone Receive Pan Mode ................................................................... 88
Tone Redamper Sw ............................................................................. 80
Tone Reverb Send
パッチ ................................................................................................ 74
リズム・セット .................................................................... 95 〜 96
Tone Reverb Send Level ................................................................. 208
Tone Rx Bender ................................................................................... 79
Tone Rx Expression ............................................................................ 79
Tone Rx Hold-1 ..................................................................................... 79
Tone Rx Pan Mode ............................................................................. 80
Tone Select .......................................................................................... 207
Track / Pattern
Change Channel .......................................................................... 186
Change Duration ......................................................................... 187
Change Velocity .......................................................................... 186
Data Thin ....................................................................................... 190
Delete .............................................................................................. 184
Erase ............................................................................................... 183
Insert ............................................................................................... 185
Quantize ......................................................................................... 181
Shift Clock ..................................................................................... 189
Transpose ..................................................................................... 185
Truncate ........................................................................................ 191
Trans ........................................................................................................ 25
Transmit Active Sensing .................................................................. 230
Transmit Bank Select ........................................................................ 230
Transmit Edit Data .............................................................................. 231
Transmit Program Change .............................................................. 230
Transpose ............................................................................................ 185
Trigger Level ........................................................................................ 233
Trigger Quantize ................................................................................. 203
Trim Sw .................................................................................................. 143
Fantom-X678_r_j.book 337 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
索引
Trimming Switch .................................................................................. 233
Truncate ..................................................................................... 155, 191
TVA ........................................................................................................... 26
パッチ ................................................................................................ 71
リズム・セット ............................................................................... 94
TVA Depth .............................................................................................. 75
TVA Env
パッチ ................................................................................................ 72
リズム・セット ............................................................................... 94
TVA エンベロープ ................................................................................. 72
TVF ........................................................................................................... 26
パッチ ................................................................................................ 69
リズム・セット ............................................................................... 92
TVF Depth .............................................................................................. 75
TVF Env
パッチ ................................................................................................ 71
リズム・セット ............................................................................... 93
TVF エンベロープ ................................................................................. 71
TXT .............................................................................................. 220, 223
Type
D Beam ......................................................................... 50, 116, 122
インプット・エフェクト ............................................................. 142
コーラス .......................................................................................... 215
マルチエフェクト ......................................................................... 213
リバーブ .......................................................................................... 216
W
Unload .................................................................................................... 155
USB .............................................................................................. 218, 231
Fantom-X エディター ................................................................. 236
USB Mode ............................................................................................ 231
USB ストレージ・モード .................................................................. 218
USB-MIDI Thru Sw ............................................................................ 231
USER
PRST ................................................................................................. 52
パッチ ................................................................................................ 39
パフォーマンス ............................................................................... 99
リズム・セット ............................................................................... 52
WAV ......................................................................... 148, 202, 220, 223
Wave
パッチ ................................................................................................ 62
リズム・セット ............................................................................... 88
Wave Alter Pan Sw .............................................................................. 90
Wave Bank
パッチ ................................................................................................ 62
リズム・セット ............................................................................... 88
Wave Coarse Tune .............................................................................. 89
Wave Fine Tune ................................................................................... 90
Wave Form .............................................................................................. 74
Wave Gain
パッチ ................................................................................................ 63
リズム・セット ............................................................................... 89
Wave Group
パッチ ................................................................................................ 62
リズム・セット ............................................................................... 88
Wave Level ............................................................................................. 90
Wave No. L(Mono)
パッチ ................................................................................................ 62
リズム・セット ............................................................................... 89
Wave No. R
パッチ ................................................................................................ 62
リズム・セット ............................................................................... 89
Wave Pan ................................................................................................ 90
Wave Rnd Pan Sw ............................................................................... 90
Wave Tempo Sync
パッチ ................................................................................................ 63
リズム・セット ............................................................................... 89
WG ............................................................................................................ 26
WMT ......................................................................................................... 89
WMT Velocity Control ........................................................................ 90
Write
サンプル .......................................................................................... 159
パッチ ................................................................................................ 59
パフォーマンス ............................................................................. 120
リズム・セット ............................................................................... 86
V
X
VALUE ダイヤル .................................................................................... 35
Velo Fade Lower
パッチ ................................................................................................ 66
リズム・セット ............................................................................... 90
Velo Fade Upper
パッチ ................................................................................................ 66
リズム・セット ............................................................................... 90
Velo Range Lower
パッチ ................................................................................................ 66
リズム・セット ............................................................................... 90
Velo Range Upper
パッチ ................................................................................................ 66
リズム・セット ............................................................................... 90
Velocity .................................................................................................. 161
Velocity Curve ..................................................................................... 113
Velocity Sens ....................................................................................... 203
Velocity Sens Offset ........................................................................... 62
Version Info .......................................................................................... 234
VFX1 〜 4 Ctrl ..................................................................................... 239
View ........................................................................................................ 194
V-LINK .................................................................................................... 238
Voice Reserve ..................................................................................... 111
XP-A 〜 D
パッチ ................................................................................................ 39
リズム・セット ............................................................................... 52
U
Z
Zoom Edit
パッチ ................................................................................................ 57
リズム・セット ............................................................................... 84
Zoom In .................................................................................................. 175
Zoom In/Out ........................................................................................ 148
Zoom Out .............................................................................................. 175
337
Fantom-X678_r_j.book 338 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
索引
あ
か
アサイナブル ................................................................................. 50, 122
Control Setting ............................................................................. 114
D Beam ......................................................................... 50, 116, 122
トランスポーズ ............................................................................... 46
アサイン・トゥ・キーボード ............................................................ 152
アサイン・トゥ・パッド .................................................................... 151
アフタータッチ ...................................................................................... 24
アラビア風音階
システム機能 ................................................................................. 232
パフォーマンス ............................................................................. 112
アルペジオ ............................................................................................. 128
オン/オフ ..................................................................................... 128
ホールド .......................................................................................... 128
アンプ ..................................................................................................... 156
アンロード
サンプル ............................................................................... 147, 155
カーソル ................................................................................................... 34
カード
サンプル .......................................................................................... 146
ストレージ ..................................................................................... 219
ソング .............................................................................................. 199
ファイル .......................................................................................... 223
フォーマット ................................................................................. 223
カテゴリー ............................................................................................... 61
カレント・パート ................................................................................ 101
い
移調する ................................................................................................. 185
移動
分割ポイント ................................................................................. 158
移動する
ファイル .......................................................................................... 224
イニシャライズ
パッチの設定 ................................................................................... 57
パフォーマンスの設定 ................................................................. 119
リズム・セットの設定 ................................................................... 84
インプット・エフェクト .................................................................... 142
インポート
オーディオ・ファイル ............................................ 148, 202, 220
テキスト・ファイル ..................................................................... 221
ビットマップ・ファイル ............................................................. 221
う
ウィンドウ ............................................................................................... 34
ウェーブ・エクスパンション・ボード ................................... 29, 240
パッチ ................................................................................................ 39
リズム・セット ............................................................................... 52
ウェーブ・ジェネレーター .................................................................. 26
え
エディター ............................................................................................. 236
エフェクト ..................................................................................... 29, 206
パッチ・モード ............................................................................. 207
パフォーマンス・モード ............................................................. 210
選ぶ
サンプル .......................................................................................... 146
トーン ................................................................................................ 46
パッチ ............................................................................. 39 〜 41, 44
パフォーマンス ............................................................................... 99
リズム・グループ ......................................................................... 136
リズム・セット ............................................................................... 52
リズム・パターン ......................................................................... 136
エンベロープ ........................................................................................... 26
お
オート・ディバイド・サンプリング ............................................... 143
オート・パンチ・イン ........................................................................ 171
オクターブ・シフト ....................................................................... 24, 45
音源 ........................................................................................................... 26
オン/オフする
V-LINK ............................................................................................ 238
エフェクト ..................................................................................... 206
コード・メモリー ......................................................................... 133
リズム機能 ..................................................................................... 135
外部入力 .......................................................................................... 141
338
き
キーボード・スイッチ ......................................... 101, 103, 107, 110
く
クイック・プレイ ................................................................................
クリエイト・マルチサンプル ............................................................
クリエイト・リズム ............................................................................
クリップ・フィルター ........................................................................
164
153
152
239
こ
コード・フォーム ................................................................................ 133
コード・メモリー ................................................................................ 133
コーラス ......................................................................................... 29, 215
コーラス・アウトプット・アサイン ..................................... 209, 211
コーラス・アウトプット・セレクト ..................................... 209, 211
コーラス・センド・レベル ........................................................ 49, 115
コーラス・ソース ........................................................... 108, 209, 212
コーラス・タイプ ...................................................................... 208, 211
コーラス・レベル ...................................................................... 209, 211
コピーする
パッチ(トーン)の設定 ............................................................... 58
リズム・トーンの設定 ................................................................... 84
ファイル .......................................................................................... 224
フレーズ .......................................................................................... 184
コントローラー ...................................................................................... 26
コントロール・ペダル ................................................................ 25, 126
コンペア機能
パッチ ................................................................................................ 58
リズム・セット ............................................................................... 85
さ
再生する
ソング .............................................................................................. 164
デモ・ソング ................................................................................... 23
削除する
サンプル .......................................................................................... 147
小節 .................................................................................................. 184
ファイル .......................................................................................... 224
サンプラー ............................................................................................... 26
サンプリング ................................................................................. 32, 141
システム .......................................................................................... 233
加工 .................................................................................................. 146
サンプリング・モード ........................................................................ 142
サンプル ................................................................................................... 32
サンプル・エディット画面 ................................................................ 148
Fantom-X678_r_j.book 339 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
索引
し
つ
シーケンサー .................................................................................... 26, 30
システム・エクスクルーシブ・メッセージ ................................... 192
システム・コントロール .................................................................... 233
システム・パラメーター .................................................................... 226
システム・メモリー .............................................................................. 29
システム機能 ......................................................................................... 225
システム情報 ......................................................................................... 234
試聴する
パッチ ................................................................................................ 42
純正律 ..................................................................................................... 112
システム機能 ................................................................................. 232
消去する
分割ポイント ................................................................................. 158
初期化する
パッチの設定 ................................................................................... 57
パフォーマンスの設定 ................................................................. 119
ファクトリー・リセット ............................................................. 235
メモリー・カード ......................................................................... 224
リズム・セットの設定 ................................................................... 84
つまみ ............................................................................... 47, 124 〜 125
アサイナブル ................................................................................. 125
アルペジエーター ......................................................................... 131
エフェクト ..................................................................................... 213
サンプリング ................................................................................. 149
ミキサー .......................................................................................... 104
リズム・パターン ......................................................................... 136
す
スイッチ ......................................................................................... 51, 117
スキップ・バック・サンプリング ................................................... 145
スケール・チューン ................................................................. 111, 232
スタンダード MIDI ファイル ............................................................... 31
スタンド ................................................................................................... 21
ステップ・レコーディング ................................................................ 174
ストレージ・モード ............................................................................ 219
スプリット ............................................................................. 33, 97, 102
せ
接続する
アンプやスピーカー ....................................................................... 20
電源コード ....................................................................................... 19
そ
増設する
メモリー .......................................................................................... 242
ソロ ......................................................................................................... 105
ソロ・サンプリング ............................................................................ 143
ソロ・シンセ ......................................................................................... 123
ソロ・スイッチ .................................................................................... 107
ソング ....................................................................................................... 30
再生する .......................................................................................... 164
ソング・クリア .................................................................................... 168
ソング・ネーム ......................................................................... 197, 199
ソング・ファイル .................................................................................. 31
て
デモ・ソング ........................................................................................... 23
デリート
サンプル .......................................................................................... 147
電源 ........................................................................................................... 21
テンポ
アルペジオ ..................................................................................... 128
ソング ......................................................................... 166, 169, 196
リズム・パターン ......................................................................... 135
テンポラリー・エリア ................................................................... 29, 31
テンポ・トラック .................................................................................. 31
テンポ・レコーディング .................................................................... 171
テン・キー ............................................................................................... 35
と
トーン ....................................................................................................... 26
トーン・ディレイ .................................................................................. 79
トラック ................................................................................................... 30
トランスポーズ ............................................................................... 25, 46
ドロップ・フォーマット .................................................................... 228
な
名前を付ける ........................................................................................... 36
ソング・ネーム ............................................................................. 197
ファイル・ネーム ......................................................................... 199
リズム・トーン・ネーム ............................................................... 87
に
入力する
ステップ・レコーディング ........................................................ 174
入力ソース ............................................................................................. 141
の
ノブ ................................................................................................. 51, 117
ノン・ドロップ・フォーマット ....................................................... 228
た
タイ ......................................................................................................... 175
タイム・バリアント・アンプリファイアー ..................................... 26
タイム・バリアント・フィルター ..................................................... 26
タップ・テンポ
アルペジオ ..................................................................................... 128
ソング ................................................................................... 166, 169
リズム・パターン ......................................................................... 135
ち
チェーン・プレイ ................................................................................ 165
339
Fantom-X678_r_j.book 340 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
索引
は
ふ
パート ....................................................................................................... 27
パート・アウトプット・アサイン ................................................... 108
パート・インフォメーション ............................................................ 106
パート・オクターブ・シフト ............................................................ 109
パート・パン ......................................................................................... 108
パート・ミュート ................................................................................ 105
パート・レベル .................................................................................... 108
パターン ................................................................................................... 31
発音数 ............................................................................................. 28, 111
バックアップする
ユーザー・データ ......................................................................... 235
パッチ ....................................................................................................... 27
CARD ................................................................................................ 39
GM ..................................................................................................... 39
GM2 ................................................................................................... 39
Memory Card .................................................................................. 39
PR-A 〜 H ......................................................................................... 39
USER ................................................................................................. 39
XP-A 〜 D ......................................................................................... 39
ウェーブ・エクスパンション・ボード ...................................... 39
プリセット A 〜 H .......................................................................... 39
ユーザー ............................................................................................ 39
パッチ・タイプ .................................................................................... 107
パッチ・ナンバー ................................................................................ 107
パッチ・パラメーター .......................................................................... 60
パッチ・バンク .................................................................................... 107
パッチ・ファインダー .......................................................................... 40
パッチ・モード ...................................................................................... 33
パッド .......................................................................................... 122, 160
RPS .................................................................................................. 203
サンプル .......................................................................................... 151
パート・ミュート ......................................................................... 105
リズム・パターン ......................................................................... 135
パフォーマンス ...................................................................................... 27
CARD ................................................................................................ 99
PRST ................................................................................................. 99
USER ................................................................................................. 99
プリセット ....................................................................................... 99
メモリー・カード ........................................................................... 99
ユーザー ............................................................................................ 99
パフォーマンス・モード ...................................................................... 33
パンチ・イン・レコーディング ....................................................... 171
ファイル ................................................................................................. 223
ファイル・ネーム ................................................................................ 199
ファクトリー・リセット .................................................................... 235
ファンクション・ボタン ...................................................................... 34
フィルター ............................................................................................... 69
ブースター ............................................................................................... 65
フェイバリット・パッチ ...................................................................... 44
フェイバリット・パフォーマンス ................................................... 100
ブックマーク機能 .................................................................................. 37
プリセット ............................................................................................... 52
パフォーマンス ............................................................................... 99
プリセット A 〜 H
パッチ ................................................................................................ 39
プリセット・メモリー .......................................................................... 29
フレーズ・トラック .............................................................................. 30
フレーズ・プレビュー .......................................................................... 42
フレーズ・ループ ........................................................................... 63, 89
プレビュー機能 .................................................................................... 183
ひ
ピアノ・モード ...................................................................................... 54
ビート・トラック .................................................................................. 31
ピッチ
パッチ ................................................................................................ 67
リズム・セット ............................................................................... 91
ピッチ・エンベロープ .......................................................................... 68
ピッチ・ベンド・レバー ...................................................................... 24
ビットマップ・ファイル .................................................................... 221
拍子 .............................................................................................. 169, 196
340
へ
平均律
システム機能 ................................................................................. 232
パフォーマンス ............................................................................. 112
ヘルプ機能 ............................................................................................... 37
ベロシティー ................................................................................. 24, 186
編集する
サンプル .......................................................................................... 146
ソング .............................................................................................. 177
トラック・エディット ................................................................. 180
パッチ ................................................................................................ 56
パフォーマンス ............................................................................. 107
マイクロ・エディット ................................................................. 192
リズム・グループ ......................................................................... 139
リズム・セット ............................................................................... 83
ほ
ボイス・モニター機能 .......................................................................... 37
ボイス・リザーブ .................................................................................. 28
ホールド ................................................................................................. 160
ホールド・ペダル .................................................................................. 24
保存する
SMF ファイル ............................................................................... 200
アルペジオ・スタイル ................................................................. 132
コード・フォーム ......................................................................... 134
サンプル ................................................................................ 159, 200
システム機能 ................................................................................. 225
ソング ................................................................................ 198 〜 199
パッチ ................................................................................................ 59
パフォーマンス ............................................................................. 120
ピアノ・モード ............................................................................... 55
リズム・グループ ......................................................................... 140
リズム・セット ............................................................................... 86
リズム・パターン ......................................................................... 139
ポルタメント .................................................................................... 47, 77
Fantom-X678_r_j.book 341 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
索引
ま
り
マイクロ・エディット ........................................................................ 192
マスター・レベル ................................................................................ 229
マスタリング・エフェクト ........................................................ 29, 217
マトリックス・コントロール .............................................................. 80
マトリックス・コントロール 1 〜 4 ................................................. 81
マニュアル・パンチ・イン ................................................................ 172
マルチエフェクト ........................................................................ 29, 213
マルチエフェクト 1 〜 3 .................................................................... 213
マルチエフェクト 1 〜 3 ソース ...................................................... 212
マルチエフェクト 1 〜 3 タイプ ...................................................... 215
マルチエフェクト・アウトプット・アサイン .................... 208, 211
マルチエフェクト・アウトプット・レベル ........................ 208, 211
マルチエフェクト・コーラス・センド・レベル ............... 208, 211
マルチエフェクト・コントロール ..................................... 213 〜 214
マルチエフェクト・コントロール・チャンネル ............... 118, 214
マルチエフェクト・ストラクチャー ............................................... 215
マルチエフェクト・タイプ ..................................................... 208, 211
マルチエフェクト・リバーブ・センド・レベル ............... 208, 211
マルチサンプル ............................................................................ 32, 153
マルチ・ベロシティー ........................................................................ 162
リアルタイム・イレース .................................................................... 173
リアルタイム・コントローラー ....................................................... 124
リアルタイム・コントロールつまみ ....................................... 47, 125
アサイナブル ................................................................................. 125
アルペジエーター ......................................................................... 131
エフェクト ..................................................................................... 213
サンプリング ................................................................................. 149
ミキサー .......................................................................................... 104
リズム・パターン ......................................................................... 136
リアルタイム・タイム・ストレッチ .......................................... 63, 89
リアルタイム・レコーディング ....................................................... 170
リサンプリング .................................................................................... 143
リズム・グループ ................................................................................ 135
リズム・セット ...................................................................................... 27
CARD ................................................................................................ 52
GM ..................................................................................................... 52
USER ................................................................................................. 52
XP-A 〜 D ......................................................................................... 52
ウェーブ・エクスパンション・ボード ...................................... 52
リズム・セット・パラメーター ......................................................... 87
リズム・パターン ................................................................................ 135
リセット・グリッド機能 .................................................................... 149
リハーサル機能 .................................................................................... 174
リバーブ ......................................................................................... 29, 216
リバーブ・アウトプット・アサイン ............................................... 209
リバーブ・センド・レベル ........................................................ 49, 115
リバーブ・ソース ........................................................... 108, 209, 212
リバーブ・タイプ ...................................................................... 209, 212
リバーブ・レベル ................................................................................ 209
リング・モジュレーター ...................................................................... 65
み
ミキサー ................................................................................. 33, 97,
ミックス・サンプリング ....................................................................
ミュート .................................................................................................
ソング ..............................................................................................
テンポ・トラック .........................................................................
ミュート・スイッチ ............................................................................
103
143
105
178
166
107
め
メトロノーム ......................................................................................... 228
メモ
ライブ・セッティング画面 ........................................................ 221
メモリー ......................................................................................... 28, 242
メモリー・カード ................................................................ 29, 31, 244
パフォーマンス ............................................................................... 99
る
も
レイヤー ................................................................... 33, 97, 101 〜 102
レコーディング・クォンタイズ ....................................................... 172
レコーディング・セレクト ................................................................ 173
レスト ..................................................................................................... 175
モード ....................................................................................................... 33
モジュレーション・レバー .................................................................. 24
モノ ........................................................................................................... 46
ゆ
ユーザー ................................................................................................... 52
パッチ ................................................................................................ 39
パフォーマンス ............................................................................... 99
ユーザー・バックアップ .................................................................... 235
ユーザー・メモリー ....................................................................... 29, 31
ユーザー・リストア ............................................................................ 235
ユーティリティー ................................................................................ 235
よ
読み込む
サンプル ............................................................................... 146, 202
ソング ..................................................................... 177, 201 〜 202
ソングとサンプル ......................................................................... 201
ら
ループ・プレイ .................................................................................... 166
ループ・ポイント ................................................................................ 179
ループ・レコーディング .................................................................... 171
れ
ろ
ロード
サンプル ................................................................................ 146, 202
ソング ..................................................................... 177, 201 〜 202
ソングとサンプル ......................................................................... 201
ロールド・コード機能 ........................................................................ 134
ロール機能 ............................................................................................. 160
ロー・フリケンシー・オシレーター ................................................. 27
録音する
RPS .................................................................................................. 203
ソング .............................................................................................. 168
ロケート・ポジション ........................................................................ 179
わ
和音
ステップ・レコーディング ........................................................ 175
ライブ・セッティング機能 ........................................................... 42, 99
ライブラリアン .................................................................................... 236
341
Fantom-X678_r_j.book 342 ページ 2007年1月22日
月曜日
午前9時5分
MEMO
背の厚さに合わせて、表 1 全体とセンター・トンボを左右へ移動
安全上のご注意
安全上のご注意
マークについて
この機器に表示されているマークには、次のような意味があります。
注意
このマークは、機器の内部に絶縁されていない「危
険な電圧」が存在し、感電の危険があることを警
告しています。
感電の恐れがあります。
キャビネットをあけないでください。
注意: 感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。
この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品
はありません。
修理は、お買い上げ店またはローランド・サービスに
依頼してください。
このマークは、注意喚起シンボルです。取扱説明書
などに、一般的な注意、警告、危険の説明が記載さ
れていることを表わしています。
火災・感電・傷害を防止するには
警告と
図記号の例
注意の意味について
警告
注意
は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま
す。
具体的な注意内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を
表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が
死亡または重傷を負う可能性が想
定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が
傷害を負う危険が想定される場合
および物的損害のみの発生が想定
される内容を表わしています。
は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい
ます。
具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大
損害を表わしています。
● は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、● の中に描かれています。
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜
くこと」を表わしています。
以下の指示を必ず守ってください
警告
警告
001
005
● この機器を使用する前に、以下の 指示と取扱説明書を
よく読んでください。
● この機器の設置には、ロ ーランドが推奨するスタンド
KS-12(Fantom-X6、Fantom-X7)
、KS-17(FantomX8)を使用してください(P.21)
。
..............................................................................................................
002b
● この機器を分解したり(取扱説明 書に記載されている
指示(P.240, P.242)を除く)、改造したりしないで
ください。
..............................................................................................................
003
● 修理/部品の交換などで、取扱説 明書に書かれていな
いことは、絶対にしないでくだ さい。必ずお買い上げ
店またはローランド・サービスに相談してください。
..............................................................................................................
004
● 次のような場所での使用や保存はしないでください。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖
房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気 の近く(風呂場、洗 面台、濡れた床 など)や
湿度の高い場所
○ 雨に濡れる場所
○ ホコリの多い場所
○ 振動の多い場所
..............................................................................................................
..............................................................................................................
006
● この機器の 設置にスタンド(KS-12、KS-17)を使用
する場合、ぐらつくよう な所や傾いた所にスタンドを
設置しないでください 。安定した水平な所に設置して
ください。機器を単独 で設置する場合も、同様に安定
した水平な所に設置してください。
..............................................................................................................
008a
● 電源プラグは、必ず AC100V の電源コンセントに差し
込んでください。
..............................................................................................................
008e
● 電源 コードは、必 ず付属の ものを使 用してくだ さい。
また、付属の電源コード を他の製品に使用しないでく
ださい。
..............................................................................................................
009
● 電源コードを無理に曲 げたり、電源コードの上に重い
ものを載せたりしない でください。電源コードに傷が
つき、ショートや断線 の結果、火災や感電の恐れがあ
ります。
..............................................................................................................
2
背の厚さに合わせて、表 1 全体とセンター・トンボを左右へ移動
取扱説明書
取扱説明書
このたびは、ローランド Fantom-X6 / X7 / X8 をお買い上げいただき、まことにありが
とうございます。
この機器を 正しくお使いいただくために、ご 使用前に「安全上のご注意」
(P.2 〜 3)
と「使用上の ご注意」
(P.4)をよくお読みく ださい。また、この機器の優れ た機能を
十分ご理解いただくためにも、ハンドブッ クと取扱説明書をよくお読 みください。ハ
ンドブック と取扱説明書は必要なときに すぐに見ることができるよう、手 元に置いて
ください。
この取扱説明書は Fantom-X6、Fantom-X7、Fantom-X8 の共通の取扱説明書です。説
明書内の表記は、「Fantom-X」と表記されています。それぞれ、お使いの 機種に置き
替えてお読みください。
デモ・ソングを聞いてみよう
[PLAY]を押すと、デモ・ソングが再生されます。
演奏を中止するときは、[STOP]を押します。
巻き戻し
停止
再生
※この操作では、デモ・ソングが1曲再生されます。
Fantom-Xには、この他にもデモ・ソングが用意されており、
Fantom-Xの素晴らしい音色を楽しめるようになっています。
その他のデモ・ソングを聞くには、P.23をご覧ください。
*
0
03569878
3
5
6
9
8
7
8
-
1
0
*
08-08-AN
215a
※ MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
202
© 2004 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。

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