Contec FXA3200 取扱説明書


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Contec FXA3200 取扱説明書 | Manualzz
FXA3200 セットアップガイド
IEEE802.11ac/n/a/b/g アクセスポイント(親局) 同時接続タイプ
FXA3200セットアップガイド
本製品は、無線LAN標準規格のIEEE802.11ac/n/a(W52/W53/W56)/b/gに準拠し、ワイド入力電源(5 - 30VDC)
やPoEに対応したアクセスポイントです。
◆構成品リスト
■セキュリティワイヤー取り付け
左右の側面に設けられたセキュリティスロ
ットに市販のセキュリティワイヤーを取り
付けることができます。
セキュリティ
スロット
セキュリティ
スロット
■キーロックを使用しない場合
コネクタカバーに付いているキーロッ
クを使用しない場合は、添付のキーキ
ャップを取り替えることができます。
鍵を水平にした状態(ロックのかかっていない状態)にした後、コの字型の金具を外し、キーロック全体
を取り外してください。キーロックを取り外した穴に、添付のキーキャップを取り付けてください。
セットアップ
ガイド
保証書
×4
XXXXXXXXXXXXX
×4
・本体[FXA3200] …1
・壁面設置パネル…1
・コネクタカバー…1
・セットアップガイド(本書)…1
・キーキャップ…1
XXXXXXXXXXXXX
・キー…2
・マグネット…4
・タッピングネジ…4
・シリアルナンバーラベル…1
■解説書について
本製品の解説書は、当社ホームページにてPDFファイルとして提供しています。解説書ではハードウェア
の設定、外部機器との接続、製品仕様などの情報を記載しておりますので、必要に応じて参照ください。
■お問い合わせ
製品の使い方、初期不良、動作異常、環境対応など製品の技術的なお問い合わせに、専門技術スタッフが
迅速かつ親切丁寧に対応します。
当社ホームページから https://www.contec.com/ お問い合わせください。
他に、E-mail:[email protected]、TEL:050-3736-7861 でも対応しております。納期、価格、故障修理の
ご依頬、寿命部品交換のご依頼は、当社製品取り扱いの販売代理店へお問い合わせください。
◆オプション
:FX-AC053
:POW-CB50AF
□SDカード
:SD-2GB-B
□PoE給電ユニット :POW-CB60AT
5VDC
LAN1
LAN2
WLAN2
POWER
ACT
アースターミナル
(2)
電源ジャック
(3)
LANポート1
(4)
LANポート2
(5)
DIPスイッチ
(6)
SDカード
LAN2
WLAN1
させてください。コネクタカバー中心の凹み部分(図中②)を軽
く押しながらカバー全体をスライド(図中③)させ、コネクタカ
動作/機能
点灯
動作中
本製品を初期化する(設定を出荷時設定に戻
点滅
起動中(電源を投入してから起動完了まで)
す)場合に使用します。このスイッチをON
点滅
LANポート1、LANポート2の識別はできません。
点灯
1
INIT
に、このDIPスイッチをOFFにすると本製
LANポート1にLINK(有線LAN接続)中
時設定に戻ります。
2
点灯
LANポート2にLINK(有線LAN接続)中
LANポート2に有線LAN未接続
点灯
2.4GHz無線LANにステーション(子局)がログイン中
点滅
2.4GHz無線が無線LANデータ送受信中
消灯
2.4GHz無線LANとステーション未接続
未使用
SDカード内の本製品の設定内容を同期させ
3
SD同期
ド内の設定ファイルを同期させます。
SDカード内の本製品の設定内容を同期させ
(W53、W56設定時)
消灯
5GHz無線LANとステーション未接続
消灯
LED
同時点滅
4
5
アップロ
4
ード(ON) /
ダウンロ
ード(OFF)
無線2が無線LANデータ送受信中
無線2がステーション(子局)と無線未接続
る場合に使用します。スイッチ3番がONの
時で、このスイッチがOFFで本製品を起動
3
6
壁面設置パネルの中心にある突起部分(図中④)を押しながら、
5VDC
LAN1
本体をスライド(図中⑤)させてください。そのまま持ち上げ(図
LAN1
LAN2
LAN2
1
ON
2
3
4
SW
1
ON
SD
◆周囲温度
本製品では右図のように複数の測定ポイントの温度を周囲温度と
しています。ご使用の際はその測定ポイントの温度がすべて仕様
温度を超えないように空気の流れを調整してください。
50
3
4
SD
50
注意
周囲温度が使用範囲内であっても、高温発熱する機器が近くにある場合は放射(輻射)の影
響を受け本体の温度が上昇し動作不良を起こす可能性がありますのでご注意ください。ク
したとき、本製品の設定内容をSDカードに
ーラーなどで内部温度の調整が可能な場合を除き、本製品を完全密閉された空間への設置
バックアップします。このスイッチがONで
は避けてください。長時間の使用による温度上昇で製品の動作不良などのトラブルを引き
本製品を起動したとき、SDカード内の設定
起こす可能性があります。
50
内容を本製品に取り込みます。
50
ファームウェア書き込み中
注意
◆出荷時のおもな初期設定
本製品は、Webブラウザ等を使用してネットワー
ク経由で設定を行います。PCと本製品をLANケ
ーブルで有線LAN接続し、Webブラウザで底面
にある筐体シールに記載しているデフォルトIPア
ドレスにアクセスしてください。
2
SW
中⑥)、本体を取り外してください。
17
すべての
して本製品を起動したとき、スイッチ4番の
ON, OFFに応じて、本製品またはSDカー
本製品起動後に行うレーダー波チェック
5GHz無線LANデータ送受信中
る場合に使用します。このスイッチをONに
5GHz無線LANにステーション(子局)がログイン中
点滅
■本体の取り外し
5VDC
品のすべての設定が、次回の起動後に出荷
消灯
点滅
点滅し始めて点灯にかわるまでの間(約3秒)
有線LANデータ未送受信
LANポート1に有線LAN未接続
1
バーを取り外してください。
にするとすべてのLEDが点滅を始めます。
有線LANデータ送受信中
消灯
点灯
WLAN2
添付の鍵を使用し、キーロックを90度時計周りに回転(図中①)
項目
表示内容
2
■コネクタカバーの取り外し
◆DIPスイッチ
状態
消灯
LAN1
取り付けたまま本体をずらすと、塗装面によっては傷付くことがあります。
(5) (6)
(1)
◆LED表示
LED
■マグネットを利用して壁面設置
添付のマグネットを本体裏面に4か所あるマグネット取り付け
位置からマグネットを矢印方向に押し込みながら、取り付け穴
に差し込み取り付けてくさい。パーティションや机などの金属
部分に設置してください。
50
WLAN1
壁面設置パネルを使用してください。
50
LAN2
注意
落下の危険があるため、ネジを利用して天井設置やコネクタ面を下向き・横向きにした設置などはできません。天井設置などが必要な場合は、必ず
障や事故の原因となりますので十分に注意してください。また、マグネットをモニタ等の磁気に弱いものには近付けないでください。マグネットを
SW
(1)(2) (3)(4)
LAN1
[mm]
無線LANでは高く見晴らしが良い位置に設置したほうが電波の届く範囲が広がりますので、できるだけ高い
位置に設置することをお奨めします。また、金属/コンクリート製の壁(鉄骨を含む)に本製品を近づけすぎる
と通信品質の劣化を引き起こす可能性がありますので注意してください。
本体のコネクタ面を上向きまたは下向きにするように設置してください。コネクタ面が横向きになるような設置は、製品内部の温度上昇によって故
SD
12 3 4
ON
ERROR
135.0±0.2
注意
◆各部の名称と機能
POWER
99.0±0.2
50
□ACアダプタ
□PoE給電ユニット
■ネジを利用して壁面設置にする
右図を参考に壁面に添付ネジの頭を約3mm程度残
し、ネジを4つ打ち込んでください。丈夫で垂直な
壁面に取り付け、周囲には換気に必要なスペース
(約5cm)を確保してください。本体裏面の取り付け
穴にネジ頭を引っかけて取り付けてください。本
体の構造上、ネジを利用した壁面設置ではコネク
タ面を上に取り付け時のみ対応です。
設定項目
デフォルト値
本製品に取り付けてられているコネクタカバーは、ケーブルやSD
カードの抜き取り、DIPスイッチの切り替え等のいたずらを抑止す
IPアドレス
192.168.0.1
サブネットマスク
255.255.255.0
ESSID(WLAN1)
LocalGroup1
ESSID(WLAN2)
LocalGroup2
ーは、どのキーでも開閉可能であることをご了承ください。万が
ユーザー名
admin
一、キーを紛失された場合は、キーロック(キー含む)自体を修理扱
パスワード
pass
い(有償)にてご対応をさせて頂きます。
■ケーブル接続
①アース線
アース線は本体のアースターミナルに添付の外歯付きネジを使用し
てアース線を接続してください。壁面設置パネルの固定軸に引っ掛
けた後ケーブル取り出し口より引き出すことで、アース線の抜けを
防止することができます。
②ACアダプタ
ACアダプタを接続します。PoE給電時には併用しないでください。
添付のACケーブルとACアダプタ本体を接続し、ACケーブルをコン
セントに、ACアダプタのDCプラグを本体の電源ジャックに接続し
てください。壁面設置パネルの固定軸に引っ掛けた後ケーブル取り
出し口より引き出すことで、DCジャックの抜けを防止することがで
きます。
る目的で備えております。そのため、キーロック部分の鍵形状
は、全て同一となっておりますので、本製品に添付されているキ
ご購入された代理店、当社営業所またはE-mail ([email protected])
キー
キーロック
コネクタカバー
にてお問い合わせください。
◆VCCI クラスA注意事項
5VDC
LAN
1
LAN
2
1
ON
2
3
4
SD
SW
この装置は、クラスA情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には
使用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。
VCCI-A
◆DFS機能について
LAN
1
LAN
2
1
ON
2
3
4
SD
SW
DFS対応チャネルに設定時は、レーダー波を検出した場合、気象レーダーなどへの電波干渉を避けるために、
自動的にチャネルを変更しますので、以下の点にご注意ください。
注意
DFS対応チャネル (周波数:5GHz)
DFS機能
チャネル
・ 起動後、1分間、当該チャネルにレーダー波がないかの確認を行うため、少なくとも1分以上
の時間が必要となります。
W52:36, 40, 44, 48
・ 起動時もしくは、起動中にレーダー波が検出された場合、設定チャネルとは別のチャネルを
W53:52, 56, 60, 64
使用しなければならないため、別のチャネルで起動する場合があります。
W56:100, 104, 108, 112, 116,
・ 設定DFS対応チャネルで起動後も、運用中にチャネルを変更する場合があります。
・ レーダー波を検出した場合、検出後、30分間電波を停止する必要があるため、30分間は検出 120, 124, 128, 132, 136, 140
チャネルを使用できません。
注意
PoEで電源供給する場合は、ACアダプタと併用しないでください。
③LANケーブル
LANケーブルは最後に接続します。LANポートに接続した後、ケー
ブル取り出し口より引き出してください。
LAN
2
1
ON
2
3
SW
4
SD
■コネクタカバー取り付け
壁面設置パネルにコネクタカバーを取り付けます。取り外した時と逆の手順で取り付けてください。
無効
有効
有効
FXA3200 セットアップガイド
◆機器への接続と設定方法
◆安全情報の表記
本製品は、Webブラウザを使用してネットワーク経由で設定を行います。
本書では、人身事故や機器の破壊をさけるため、次のシンボルで安全に関する情報を提供しています。内容を良く理解し、安全に
■Webブラウザで設定する
Webブラウザを起動し、アドレスバーにhttp://に続けて本製品のIPアドレスを入力してください。初めて接
続する場合は、出荷時設定IPアドレスは192.168.0.1ですので、次のように入力します。
http://192.168.0.1/
本製品に接続すると、「ログイン画面」が表示されます。
表示されない場合は、PCのIPアドレス設定、ブラウザ設
定、またはブラウザのアドレスバーに入力するURLのいず
れかが間違っている可能性があります。ログイン画面では
「ユーザー名」と「パスワード」を入力し、「OK」ボタン
をクリックしてログインしてください。
出荷時設定では「ユーザー名:admin」、「パスワード:
pass」に設定されていますので、初めて接続するときは上記
ログイン画面
を入力し「OK」ボタンをクリックしてください。
また、セキュリティ向上のため、パスワードを変更することをお推めします。
機器を操作してください。
◆Webブラウザで設定する
左側のメニュー(右図中の①)から「設定」を選び、
開いたメニューから設定項目を選んでください。
設定項目の詳細については、「ヘルプ」(同②)を参
照してください。
設定は、それぞれのページで変更後、必ず「確定」
(同③)ボタンをクリックし、本製品に設定を一時的
に記憶させる必要があります。
すべての設定完了後、設定を保存し、本製品を再起
動することで設定が有効になります。
左側メニューの「保存/再起動」(同④)をクリックし
てください。
「保存」だけ行い、必要に応じて後で「再起動」をしても問題ありません。そのとき、保存しただけでは
本製品の設定は変更されないので、必ず後で再起動をするようにしてください。
※ 各機能の説明および設定方法については、当社ホームページ上に公開されている説明書または、「ヘルプ」を参照してくださ
い。
◆本体仕様
項目
仕様
有線LAN部
IEEE802.3(10BASE-T)、IEEE802.3u(100BASE-TX)、
イーサネット規格
IEEE802.3ab(1000BASE-T)、IEEE802.3af *1
データ転送速度 / 通信方式 / ポート数
10/100/1000Mbps / 半二重(Half Duplex)、全二重(Full Duplex) / 2
無線LAN
無線LAN1 (2.4GHz)
対応規格
IEEE802.11n, IEEE802.11g, IEEE802.11b
チャネル
1-14ch (14chはIEEE802.11b のみ)
データ転送
速度 *2
300 - 6.5Mbps[MCS0 - 15, Short/Long GI] (自動)
IEEE802.11g
54, 48, 36, 24, 18, 12, 9, 6Mbps(固定/自動)
IEEE802.11b
11, 5.5, 2, 1Mbps(固定/自動)
無線LAN2 (5GHz)
IEEE802.11ac IEEE802.11n, IEEE802.11a
19ch(36, 40, 44, 48ch[W52], 52, 56, 60, 64ch[W53],100, 104, 108, 112, 116, 120, 124, 128, 132, 136,
チャネル
140ch[W56])
データ転送
速度 *2
IEEE802.11ac
1300 - 7.2Mbps[MCS0 - 9, Short/Long GI] (自動)
IEEE802.11n
450 - 6.5Mbps[MCS0 - 23, Short/Long GI] (自動)
IEEE802.11a
54, 48, 36, 24, 18, 12, 9, 6Mbps(固定/自動)
IEEE802.11ac/n
WPA(AES), WPA2(AES), WPA-PSK(AES), WPA2-PSK(AES),
WSL(上記暗号と併用可)
IEEE802.11a/b/g IEEE802.1X,
WSL(上記暗号と併用可)
アンテナ
5GHz:チップアンテナ×3(内蔵)、2.4GHz:チップアンテナ×2(内蔵)
SDカード
SDカード Slot×1
外形寸法(mm)
本体のみ:180(W)×140(D)×34(H) (突起物を含まず)
質量
本体のみ:360g、 壁面設置パネル取り付け時:520g
入力電圧範囲
5VDC±5% (DCジャック)、36 - 57VDC (PoE)
定格入力電流
1.58A (5VDC入力時), 0.21A(PoE給電48V時)
使用周囲温度
0 - 45℃
使用周囲湿度
10 - 90%RH (ただし、結露しないこと)
浮遊粉塵 / 腐食性ガス
特にひどくないこと / ないこと
許容瞬時停電時間 *3
17ms以内 (100VAC@25℃), 低電圧検出時、自動的にリセットを行う
耐振動性
気中/±8kV (IEC61000-4-2 Level 3、EN61000-4-2 Level 3)
掃引耐久
X、Y、Z方向 各40分(JIS C 60028-2-6準拠、IEC 60068-2-6準拠)
接触/±4kV (IEC61000-4-2 Level 2、EN61000-4-2 Level 2)
10 - 57Hz/片振幅0.035 mm 57 - 150Hz/0.5G
耐衝撃性
10G X、Y、Z方向11ms正弦半波 (JIS C 60068-2-27準拠、IEC 60068-2-27準拠)
規格
電波法 工事設計認証、VCCIクラスA、RoHS準拠
*1 LANポート1のみ
*2 無線LAN規格の理論値であり、実際のデータ転送速度を示すものではありません。
*3 オプションACアダプタ FX-AC053およびオプションPoEユニットPOW-CB60ATの場合。
◆外形寸法図
180
5VDC
LAN1
SW
LAN2
34
10
ON
1 2 3 4
SD
180
34
140
LAN1
LAN2
WLAN1
WLAN2
POWER
本製品は、電波法における「小電力データ通信システムの無線局の無線設備」であり、無線免許は必要ありません。
本製品の内部を改造することは法律で禁止されています。また、本製品は、国内の電波法により認定されたもので、海外ではご使
用になれません。
■セキュリティに関する注意事項
無線LANでは、LANケーブルを使用する代わりに、電波を利用してパソコン等と無線アクセスポイント間で情報のやり取りを行う
ため、電波の届く範囲であれば自由にLAN接続が可能であるという利点があります。その反面、電波はある範囲内であれば障害物
(壁等)を越えてすべての場所に届くため、セキュリティに関する設定を行っていない場合、以下のような問題が発生する可能性があ
ります。
通信内容を盗み見られる
悪意ある第三者が電波を故意に傍受し、IDやパスワードまたはクレジットカード番号等の個人情報、メールの内容等の通信内容を
盗み見られる可能性があります。
不正に侵入される
悪意ある第三者が、無断で個人や会社内のネットワークへアクセスし、
・個人情報や機密情報を取り出す(情報漏洩)
・特定の人物になりすまして通信し、不正な情報を流す(なりすまし)
・傍受した通信内容を書き換えて発信する(改ざん)
・コンピュータウィルスなどを流しデータやシステムを破壊する(破壊)
などの行為をされてしまう可能性があります。
本来、無線LANカードや無線アクセスポイントは、これらの問題に対応するためのセキュリティの仕組みを持っていますので、無
線LAN製品のセキュリティに関する設定を行って製品を使用することで、その問題が発生する可能性は少なくなります。
無線LAN機器は、購入直後の状態においては、セキュリティに関する設定が施されていません。
したがって、お客様がセキュリティ問題発生の可能性を少なくするためには、無線LANカードや無線LANアクセスポイントをご使
用になる前に、必ず無線LAN機器のセキュリティに関するすべての設定をマニュアルにしたがって行ってください。
なお、無線LANの仕様上、特殊な方法によりセキュリティ設定が破られることもあり得ますので、ご理解の上、ご使用ください。
セキュリティの設定などについて、お客様ご自分で対処できない場合には、テクニカルサポートセンターまでお問い合わせくださ
い。
当社では、お客様がセキュリティの設定を行わないで使用した場合の問題を充分理解した上で、お客様自身の判断と責任において
セキュリティに関する設定を行い、製品を使用することをお奨めします。
LAN ACT
本製品が使用する2.4GHz帯域では、電子レンジ等の産業・科学・医療用機器のほか、移動体識別用の構内無線局(免許を要する無線
局)および特定小電力無線局(免許を要しない無線局)ならびにアマチュア無線局(免許を要する無線局)が運用されています。
1. 本製品を使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局および特定小電力無線局ならびにアマチュア無線局が運用されていな
いことを確認してください。
2. 万一、本製品から移動体識別用の構内無線局に対して有害な電波干渉の事例が発生した場合は、速やかに使用周波数を変更する
か電波の発射を停止した上、テクニカルサポートセンターまでご連絡いただき、混信回避のための処置等(例えばパーティショ
ンの設置など)についてご相談ください。
3. 無線端末同士を近くに配置すると、相互干渉のために通信速度が低下することがあります。
目安として、ステーション間は1m、アクセスポイントとステーション間は3m、アクセスポイント間は3m程度の間隔を空けるよ
うにしてください。
4. その他、本製品から移動体識別用の特定小電力無線局あるいはアマチュア無線局に対して有害な電波干渉の事例が発生した場合
など何かお困りのことが起きたときは、テクニカルサポートセンターまでお問い合わせください。
本商品は人の生命に直接関わる装置等(*1)や人の安全に関与し、公共の機能維持に重大な影響を及ぼす装置等(*2)を含むシステムに
使用できるよう開発・製作されたものではありませんので、それらの用途に使用しないようにしてください。
5.2GHz帯および5.3GHz帯での屋外使用は、電波法により禁止されています。
また、日本国外での使用は、当該国の電波関連法令に抵触する恐れがあります。日本国外では使用しないでください。
*1 生命維持装置や手術室用機器などの医療用機器など *2 原子力発電所の主機制御システム、原子力施設の安全保護系システ
ム、その他安全上重要な系統およびシステム、集団輸送システムの運転制御システムおよび航空管制制御システムなど
注意
ACライン/±2kV 、信号ライン/±1kV (IEC61000-4-4 Level 3、EN61000-4-4 Level 3)
ERROR
■無線免許について
危険
静電耐久
POWER
■速度表記について
本書や設定画面等で使用する送信レートのリンク速度の数値は、無線LAN規格の理論上の最大値であり、実際のデータ転送速度を
示すものではありません。
周囲に発火性、腐食性のガスがある場所で使用しないでください。爆発、火災、感電、故障の原因となります。
ラインノイズ *3
180
る内容を示しています。
◆使用上の注意
◆取り扱い上の注意事項
壁面設置パネル取り付け時:180(W)×180(D)×44(H) (突起物を含まず)
耐ノイズ性
注意
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が損害を負う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が想定され
■用途制限
WEP, WPA(AES, TKIP), WPA-PSK(AES,TKIP), WPA2(AES, TKIP), WPA2-PSK(AES,TKIP),
セキュリティ
しています。
■電波干渉に関する注意
IEEE802.11n
対応規格
危険
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う危険が差し迫って生じることが想定される内容を示
LAN1
LAN2
WLAN1
WLAN2
・ 本製品は、精密な電子部品でできていますので、衝撃、振動の加わる場所での使用、保存は避けてください。
誤動作、発熱、故障、破損の原因になります。
・ 高温や低温の場所、また温度変化の激しい場所での使用、保存は避けてください。誤動作、発熱、故障、破損の原因になりま
す。
・ 直射日光のあたる場所や、ストーブなどの発熱する器具の近くでの使用、保存は避けてください。誤動作、発熱、故障、破損の
原因になります。
・ 強い磁界、電波を発生する機器の近くでの使用、保存は避けてください。誤動作、発熱、故障、破損の原因になります。
・ 異常な臭いや過熱に気がつきましたら、ただちに電源ケーブルを抜いてください。
・ 異常や故障が発生しましたら、お買い求めの販売店、またはテクニカルサポートセンターへご連絡ください。
・ 本製品は機能追加、品質向上のため予告なく仕様を変更する場合があります。
継続的にご利用いただく場合でも、必ず当社ホームページの解説書を読み、内容を確認してください。
・ 物を載せるなどして、本製品の通風孔を塞がないでください。
・ 本製品を改造しないでください。改造をしたものに対しては、当社は一切の責任を負いません。
・ 製品を移動・譲渡する場合、本書(セットアップガイド)を必ず添付してください。
・ 本製品の運用を理由とする損失、逸失利益などの請求につきましては、前項にかかわらず、いかなる責任も負いかねますので
あらかじめご了承ください。
・ 本製品の修理・交換は、センドバックとなります。
・ 無線LAN機器は、設置環境・本体の設定・ネットワークシステムの通信負荷などの要因により、無線通信が正常に動作しない
場合があります。お客様の使用用途に合った環境で、事前に検証を行い問題ないことを確認してください。無線LAN機器の
導入/設置については、無線LANのネットワークシステム構築に精通しているシステムインテグレータなどの専門業者に依頼
してください。
・ 別機種の無線LAN機器から本製品へ置き換えて使用される際は、製品仕様や機能などの違いにより、ネットワークシステムの
再構築が必要となる場合があります。本製品をご採用する際は、実際にご使用になる環境において、当社の貸出機を使用して
評価を十分に行って頂くことを推奨いたします。
・ 過電流や過電圧(雷サージ等)の影響を受けるような場所で使用する際には、全ての進入経路(電源線、LAN、アースなど)に
対して適切なサージ保護デバイス(SPD)を選定し使用してください。SPDの選定/導入/設置については、専門の業者で行って
ください。
・ SDカードの挿入、取り外しは、本製品の電源を切った状態で行ってください。
発行 株式会社コンテック
大阪市西淀川区姫里3-9-31 〒555-0025
https://www.contec.com
外形寸法図(本体のみ)
外形寸法図(コネクタカバー装着)
2018年10月改訂
NA03978(LYSK053)
10122018_rev4 [08072015]
本製品および本書は著作権法によって保護されていますので無断で複写、複製、転載、改変することは禁じられています。
Copyright 2015 CONTEC CO., LTD. All Rights Reserved.

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