12 使用上の注意. Analog way NeXtage 16, NeXtage 08, Ascender 48 LE, Ascender 32 LE, Ascender 32, Ascender 16 LE, Ascender 16
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Analog Way LiveCore™ Unit
12 使用上の注意
12.1 HDCP
User Manual Version V04.02.20 (J)
HDCP は保護されたコンテンツが適合していない機材に供給されるのを防止するために暗号化を用いるコンテンツ保護の仕組みで
す.例えば Blu-ray プレーヤーは HDMI 出力がデジタル方式の記録装置に接続できないようにその HDMI 出力に HDCP を使っています.
本機は HDCP 適合ですので,HDCP 保護されたソースを受信してそれを HDCP 保護された出力に接続するのに本機を使うことがで
きます.Analog Way は HDCP を正しく使用していますので,本機は HDCP 非適合の出力上に HDCP 保護されたイメージを表示す
ることを防止するようになっています (ライセンスを持つ HDCP 適合機材はすべてそのようになっています)
HDCP は DVI,HDMI,DisplayPort を含む接続フォーマットでのみ使用可能です.接続は DVI,HDMI,DisplayPort 接続を使いますので,
その接続された機材がアクティブな HDCP 接続を必ず保つとは言えない点を忘れないでください.例えば HDMI 入力を備えたビデ
オ録画または取り込み機材の場合,HDCP ライセンシングはそのような機材が HDCP 保護されたコンテンツを取り込むことを禁止
しています.
HDCP はコンポジット,コンポーネント,S ビデオ,SD-SDI,HD-SDI,3G-SDI,VGA 等の接続フォーマットではサポートされていません.
これは HDCP によって保護されたソースはこれらのフォーマットに変換することができないことを意味します.例えばコンポジッ
トビデオ信号を直接出力できる Blu-ray プレーヤーの場合,HDCP ライセンシングは HDCP 保護された HDMI 信号をコンポジットま
たはその他の保護されていないフォーマットに変換することを禁止しています.
設置内での HDCP の問題解決に役立てるために,本機は便利な HDCP マップと HDCP ステータス情報を提供します.HDCP マップ
にアクセスするには Web RCS を使って SETUP → CONTROL → HDCP Map ページへ移動してください.各入力および出力ページに
も HDCP 暗号化が使われていることをリアルタイムで示す HDCP ステータス情報があります.
Mac のような一部の機材は本機のような HDCP 適合のプレゼンテーションスイッチャーと組み合わせて使う場合,特殊な設定を必
要とすることがあります.というのも Mac のようなデバイスは HDCP 保護されたコンテンツ (iTunes からダウンロードしたムービー等)
だけではなく HDCP 保護されていないコンテンツ (Keynote によるプレゼンテーションやデスクトップ) も出力するのに使用できるから
です.コンピューターが本機のような HDCP 適合デバイスに初めて接続すると,EDID 接続を介してそのデバイスの仕様を認識しま
す.接続された本機の HDCP 互換性を認識すると,Mac のようなデバイスはコンピューターの画面に現在表示されているコンテン
ツとは無関係にいつでもすぐに HDCP 暗号化を使おうと試みます.このときこのソースは HDCP 保護されたソースだと見なされま
すので,VGA または SDI 出力上にそれが表示されないようにして,HDCP によって保護されている出力上にのみ表示を許すように
することが本機には求められます.この問題を回避するために,本機は特定の入力 HDCP 認証機能を停止して HDCP を使うことを
避けるように Mac に伝えますので,この入力は HDCP 保護を使わなくなり,Mac で使用する Keynote などのコンテンツが表示で
きるようになります.入力の HDCP 認証機能を停止することは HDCP 保護を回避することではなく,この保護を必要とするコンテ
ンツを見ることができるようにするものではない点にご注意ください.
HDCP について詳しくは Analog Way の HDCP 白書を参照するか,HDCP foundation のウェブサイトを参照してください.
© 2017 Analog Way 111 Japanese Translation © 2017 Mix Wave, Inc.
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* Your assessment is very important for improving the workof artificial intelligence, which forms the content of this project
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Table of contents
- 4 2 はじめに
- 5 3 用語と定義
- 6 4 ハードウェア仕様
- 6 4.1 安全に関する注意事項
- 7 4.2 開梱と検査
- 7 4.3 ラック取付に関する情報
- 7 4.4 ケーブルとアダプターに関する情報
- 8 4.5 ハードウェア仕様
- 8 4.5.1 信号仕様
- 9 4.5.2 サポートするビデオフォーマット
- 9 4.5.3 コンピューターのフォーマット
- 9 4.5.4 入力コンピューターフォーマット
- 10 4.5.5 出力コンピューターフォーマット
- 11 4.6 入力仕様
- 14 4.7 出力仕様
- 14 4.7.1 標準出力
- 15 4.7.2 モニタリング出力
- 16 4.8 通信仕様
- 16 4.8.1 シリアルインターフェイス
- 16 4.8.2 LAN インターフェイス
- 16 4.8.3 プロトコル
- 16 4.8.4 IP アドレス
- 16 4.8.5 USB ホストインターフェイス
- 17 4.8.6 コンプライアンス
- 18 4.9 環境仕様
- 19 4.10 HDCP 管理
- 19 4.10.1 入力 HDCP 検出
- 19 4.10.2 出力 HDCP 検出
- 19 4.10.3 キーのチェック
- 19 4.10.4 出力管理
- 19 4.10.5 HDCP の分類
- 19 4.10.6 ステータス
- 20 5 LiveCore™ ユニットを接続する
- 20 5.1 ハードウェア解説
- 20 5.1.1 4U LiveCore™ ユニットのリアパネル
- 21 5.1.2 4U LiveCore™ ユニットのリアパネル - 4K オプション
- 22 5.1.3 3U LiveCore™ ユニットのリアパネル - 4K
- 23 5.1.4 LiveCore™ Output Expander のリアパネル
- 24 5.1.5 Ascender 48-4K-PL のフロントパネル
- 25 5.1.6 Ascender 32-4K-PL のフロントパネル
- 26 5.1.7 Ascender 16-4K のフロントパネル
- 27 5.1.8 SmartMatriX Ultra のフロントパネル
- 28 5.1.9 NeXtage 16-4K のフロントパネル
- 29 5.1.10 NeXtage 08-4K のフロントパネル
- 30 5.1.11 LiveCore™ Output Expander のフロントパネル
- 31 6 LiveCore™ ユニットを制御する
- 31 6.1 Web RCS のシステム要件
- 32 6.2 Web RCS と接続する
- 33 6.3 Web RCS のトップメニュー
- 33 6.3.1 Setup
- 33 6.3.2 Edit
- 33 6.3.3 Live
- 34 7 Web RCS から LiveCore™ ユニットを操作する
- 34 7.1 動作モード
- 34 7.2 ディスプレイの構成
- 34 7.2.1 1 台使用時の表示構成
- 36 7.3 Setup
- 36 7.3.1 Internal Rate セクション
- 37 7.3.2 Link セクション
- 38 7.3.3 Outputs セクション
- 40 7.3.4 Screens
- 43 7.3.5 Inputs セクション
- 43 7.3.6 Logos
- 44 7.3.7 Native-Bkg セクション
- 45 7.3.8 Misc セクション
- 46 7.3.9 出力管理
- 49 7.3.10 入力管理
- 57 7.3.11 ライブラリー管理
- 60 7.3.12 ロゴ管理
- 61 7.3.13 モニタリング出力管理
- 62 7.3.14 ブレンディング管理
- 63 7.3.15 サービス管理
- 65 7.3.16 コントロール管理
- 69 7.4 Edit
- 69 7.4.1 レイヤー管理
- 71 7.4.2 レイヤーのプロパティ
- 73 7.4.3 Layer settings
- 75 7.4.4 レイヤー選択とネイティブバックグラウンド
- 81 7.4.5 プリセットのロードとセーブの管理
- 82 7.4.6 ロゴとフレームの管理
- 82 7.4.7 入力管理
- 83 7.4.8 モニタリング管理
- 84 7.4.9 コンフィデンス管理
- 85 7.5 Live
- 89 Perspective Layers 機能の操作方法
- 90 7.6.2 Perspective Layers 機能使用時のメモリーと AUTOSCALE
- 91 8 フロントパネルでの操作
- 91 8.1 フロントパネル
- 91 8.1.1 フロントパネルのアップデート
- 92 8.1.2 LCD スクリーン
- 93 8.1.3 フロントパネルのボタン
- 94 8.2 メニューツリー
- 105 9 追加のリモートコントロールシステム
- 106 10 システム構築と機材の接続
- 107 10.1 Additive Modularity Linked モード
- 108 10.2 Associative Modularity モード
- 109 11 メンテナンスとサポート
- 109 11.1 自動キャリブレーション
- 110 11.2 Dashboard(Web RCS
- 111 12 使用上の注意
- 111 12.1 HDCP
- 112 13 保証
- 112 13.1 保証条件
- 112 13.2 修理および返送手続き
- 112 13.3 返送の条件
- 113 14 連絡先情報
- 114 15 付録