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主な特長 バラエティー豊かなサウンド HD-3 は、さまざまな音楽スタイルで使えるように厳選さ れた 20 のドラムキットを内蔵しています。 参照 『ドラム・キット音色一覧』(P.17) 一人でも演奏を楽しめる ヘッドホンを使えば、演奏音が聴こえているのは自分だけ です。 アコースティック・ドラムのような大音量を伴わないので、 周囲を気にすることなく、思う存分に演奏を楽しむことが できます。 MIX IN 端子にオーディオ・プレーヤーを接続すると、音楽 と一緒に演奏を楽しむことができます。 コンパクトなドラム HD-3 はシンプル&コンパクトなドラムです。どこでも気 軽に設置できます。 叩きたいときにすぐ叩ける HD-3 は電源を入れてドラム音を選ぶだけで、すぐに演奏 できます。 この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」と「使用上のご注意」(別紙 『組み立てガイド』裏面)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただく ためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書および『組み立てガイド』は必要なときに すぐに見ることができるよう、手元に置いてください。 © 2011 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。 Roland、V-Drums、V-Drums Lite は、日本国およびその他の国におけるローランド株式会社の商標または 登録商標です。 目次 主な特長. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 HD-3 音源の名称とはたらき. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 フロント・パネル. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 サイド・パネル. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 ドラム・セットの基礎知識. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6 ドラム・セットの構成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6 ドラム奏法の基本. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8 ドラム譜の見かた. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10 演奏する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 電源を入れる/切る . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 ドラム・キットを選ぶ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 演奏例(パターン)を聴く . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 メトロノームに合わせて演奏する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 いろいろな設定をする(エディット画面). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14 エディット画面の基本操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14 設定項目一覧. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15 メトロノームの音色を変える . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15 メトロノームの音量を調節する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15 ディスプレイの文字の濃さを調節する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15 電源を自動的に切る(オート・オフ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15 左利き用にパッドの設定を入れ替える. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15 パッドの感度を調節する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15 パッドのノート・ナンバーを変更する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16 クロス・スティックのノート・ナンバーを設定する . . . . . . . . . 16 工場出荷時の設定に戻す. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16 資料. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17 ドラム・キット音色一覧. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17 MIDI について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18 故障かな?と思ったら. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20 HD-3 を左利き用にセッティングする. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21 主な仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22 3 HD-3 音源の名称とはたらき フロント・パネル ディスプレイ ドラム・キットやメトロノームのテンポ情報、エ ディット時の設定値などを表示します。 ドラム・キット名 テンポ表示 [POWER]スイッチ 数秒間押し続けて電源のオン/オフを切り替 えます。 ※ 本機は演奏や操作をやめてから 30 分経過 すると、自動的に電源が切れます(工場出 荷時の設定)。 再び電源を入れるときは、[POWER](電 源)スイッチを入れ直してください。 自動で電源を切る必要がない場合は、『電 源を自動的に切る(オート・オフ)』 (P.15) に記載の手順で「OFF」に設定してくだ さい。 [VOLUME]つまみ 音量を調節します。 右に回すと音が大きくなり、左 に回すと音が小さくなります。 キット・ボタン( [1]〜[10] ) ドラム・キットを選びます(P.11)。 数秒間押し続けると各ドラム・キットの演奏 例(パターン)を聴くことができます(P.12)。 また、設定を変更するときに項目を選びます (P.14)。 [VARIATION] . (バリエーション)ボタン 各ドラム・キットのバリエーショ ンを選びます。 また、[VARIATION]ボタンを押 しながらキット・ボタンを押すと HD-3 のいろいろな設定を変更する 画面に入ります。『いろいろな設定 をする(エディット画面)』(P.14) 4 [ ] (メトロノーム)ボタン メトロノームを再生/停止します(P.12)。 [ ] [ ]ボタン メトロノームやパターンを再生する速さを調 節します。また、設定を変更するときに選ん だ項目の設定値を変更します(P.14)。 HD-3 音源の名称とはたらき サイド・パネル MIDI OUT 端子 外部 MIDI 機器を接続します(P.18)。 左側 MIX IN 端子 オーディオ・プレーヤーなどを接続します。 この端子に入力された音は、OUTPUT 端子と PHONES 端子から出力されます。 OUTPUT 端子 別売のドラム・モニター(PM-03)や他 の外部機器を接続します。 また、ヘッドホンを接続することもでき ます(別紙『組み立てガイド』参照)。 右側 ヘッドホン端子 ヘッドホンを接続します。ヘッドホンを 接続しても、OUTPUT 端子からは音が出 力されます(別紙『組み立てガイド』参照)。 DC IN 端子 付属の AC アダプターを接続します (別紙『組み立てガイド』参照)。 ※ 他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ず すべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。 音楽に合わせて演奏する(MIX IN 端子) オーディオ・プレーヤーを MIX IN 端子に接続すると、オーディ オ・プレーヤーの音はドラム音とミックスされて一緒に出力さ れます。お気に入りの音楽に合わせて、ドラム演奏を楽しみま しょう。 ※ オーディオ・プレーヤーの音量はプレーヤーのボリュームで 調整します。 5 ドラム・セットの基礎知識 ドラムは叩けば音が出る、誰にでも簡単に始められる楽しい楽器です。ドラムは音楽の基 礎となるリズムを創ります。バンド全体のリズム・キープやグルーブ感といった大事な役 割を担います。 ドラム・セットの構成 ドラム・セットの基本的な用語を説明します。 ※( )内は HD-3 での呼称を示しています。 ベース・ドラム/キック・ペダル ベース・ドラムはドラム・セットの中でもっとも大きなドラムです。キック・ペダルを踏 んで演奏します。 スネア ドラム・セットの中で音の中心となるドラムです。 ハイハット/ハイハット・ペダル 2 枚のシンバルが上下対になっています。 ハイハット・ペダルを踏むことで、ハイハットのオープンやクローズが可能です。 ※ HD-3 では、シンバル・パッド 1 枚です。 タム(タム 1、タム 2) 通常、ベース・ドラムの上に設置します。 フロア・タム(タム 3) バス・タムと呼ばれることもあります。 床に設置します。 ライド リズムの基本的なビートを刻みます。 通常右側に設置します。 クラッシュ ライドより小さなシンバルで、強いアクセントをつけるときに使います。 6 ドラム・セットの基礎知識 アコースティック・ドラム タム クラッシュ ライド ハイハット スネア ハイハット・ペダル フロア・タム ベース・ドラム キック・ペダル HD-3 タム 1(T1) クラッシュ(CR) タム 2(T2) ライド(RD) ハイハット(HH) スネア(SNR) ハイハット・ペダル(HHC) タム 3(T3) キック・ペダル(KIK) ※( )内のアルファベットは、ケーブル先端のシールに書かれた文字です。 HHC 7 ドラム・セットの基礎知識 ドラム奏法の基本 ドラム・セットは両手、両足を使って演 奏します。ここではスティックの持ち かたやペダルの踏みかたなどを紹介しま す。 スティックの持ちかた もっとも一般的な「マッチド・グリップ」 を紹介します。 左手 キック・ペダルの踏みかた キック・ペダルには「ヒール・アップ奏法」 と「ヒール・ダウン奏法」の 2 種類の踏 みかたがあります。 ヒール・ダウン奏法 かかとからつま先までペダルにべったり とつけて踏む奏法です。くるぶしの関 節を使ってつま先でペダルを踏みます。 繊細な音量のコントロールがしやすく、 ジャズやボサノバなどで多用されます。 ヒール・アップ奏法 右手 8 かかとを浮かせてペダルを踏む奏法で す。かかとをあげた状態から脚全体を落 とすようにペダルを踏みます。脚全体の 重みをペダルに掛けることができるので ヒール・ダウンより強い音が出しやすく なります。ロックやポップスで多用され ます。 ドラム・セットの基礎知識 ハイハットの使いかた アコースティック・ドラムのハイハット は 2 枚のシンバルが上下対になってスタ ンドにセットされています。ペダルを操 作して 2 枚のシンバルを開閉できます。 ペダルを踏んだり、スティックで叩いた りいろいろな奏法ができます。 ペダルを踏み込むと 2 枚のシンバルが密 着した状態(クローズ)になります。ペ ダルを離すと 2 枚のシンバルが離れた状 態(オープン)になります。 HD-3 では 5 種類のハイハット奏法が表 現できます。 オープン ハイハット・ペダルから完全に足を離し た状態でパッドをスティックで叩きま す。叩くとハーフ・オープンよりさらに 長い音になります。 クローズ ハイハット・ペダルを強く踏み込んだ 状態でパッドをスティックで叩きます。 「チッ」と短い音になります。 ハーフ・オープン ハイハット・ペダルを弱く踏んだ状態で パッドをスティックで叩きます。「チー」 と少し長い音になります。 フット・クローズ スティックを使わずペダルだけを踏み込 みます。クローズより柔らかな短い音に なります。タイトな音で、リズム・キー プに有用です。 フット・スプラッシュ スティックを使わずペダルを蹴る要領で 踏み込まずにすぐに足を離します。 アコースティックのハイハットで 2 枚の シンバルを瞬間的にぶつける状態です。 オープンより柔らかな音で長い音になり ます。 9 ドラム・セットの基礎知識 ドラム譜の見かた ドラム・セットの一般的な記譜法の例を紹介します。ここでは、ロック、ポップスなどで 多様されるもっとも基本的な 8 ビートを例にします。 クラッシュ/ライド ハイハット スネア R:右手 L:左手 キック・ペダル ※ クラッシュとライドは楽譜上では同じ位置に表記されます。アクセント記号「 」が ついた音符はクラッシュ、アクセント記号がない音符はライドというように区別します。 ※ ハイハットの部分をライドに置き換えて演奏することもできます。 10 演奏する 電源を入れる/切る HD-3 音源の接続方法については別紙『組 み立てガイド』をご覧ください。 ※ 正しく接続したら、必ず次の手順で 電源を投入してください。手順を間 違えると、誤動作をしたりスピーカー などが破損する恐れがあります。 1. HD-3 音源の[VOLUME]つまみ や、接続したドラム・モニターの音 量が最小になっていることを確認し ます。 ドラム・キットを選ぶ 「ドラム・キット」とは、「音色を集めた セット」のことです。それぞれのパッド に音色が割り当てられています。 パッドによっては、叩く強さで音色が変 わるものもあります。 1. キット・ボタン([1]〜[10])の いずれかを押します。 押したボタンに対応したドラム・キット が選ばれます。 2. HD-3 音源の[POWER]スイッチ を数秒押して続けて電源をオンにし ます。オフにするときは[POWER] スイッチを再度数秒押し続けます。 2.[VARIATION]ボタンを押します。 各キットにはそれぞれバリエーション・ キットがあります。[VARIATION]ボ タンを押すと、選んでいるドラム・キッ トのバリエーション・キットに変わりま す。 ※ 電源を入れる/切るときは、音量を 絞ってください。音量を絞っても電源 を入れる/切るときに音がすることが ありますが、故障ではありません。 3. 接続したドラム・モニターの電源を 入れます。 4. HD-3 音源やドラム・モニターの音 量を上げます。 ※ この機器は回路保護のため、電源をオ ンしてからしばらくは動作しません。 ※ 使い終わったら電源を入れる手順と 逆の手順で電源を切ります。 バリエーション・キットを選んでい るときは[VARIATION]ボタンが点 灯します。 11 演奏する 演奏例(パターン)を聴 く ドラム・キットを使った演奏例(パター ン)を聴くことができます。 ※ パターンを再生するときは、あらか じめ、[VOLUME]つまみを左に回 して音量を小さくし、再生しながら 適当な音量に調節してください。 パッドを叩いたときの音量のままで パターンを再生すると、急に大きな 音が鳴り、耳を痛めたりスピーカー を破損させたりすることがあります。 メトロノームに合わせて 演奏する メトロノームを鳴らしながらパッドを叩 くことができます。 一定の速度で演奏するための練習に便利 です。 1.[ ]ボタンを押します。 1. キット・ボタン([1]〜[10])の いずれかを数秒押し続けます。 押したボタンのドラム・キットを使った パターンが再生されます。 [VARIATION]ボタンを押すと、ノー マル・キットのパターンとバリエーショ ン・キットのパターンが切り替わります。 メモ • 各パターンに適したテンポで再生さ れます。テンポを変えたいときは、 パターンを再生してから[ ]、 [ ]ボタンでテンポを変更してくだ さい。 • パターンの再生中は、パッドを叩い ても音は鳴りません。 • パターンの演奏データは MIDI OUT 端子からは出力されません。 2. パターンの再生を止めるときはキッ ト・ボタン([1]〜[10])を押し ます。 12 [ ]ボタンが点灯し、メトロノーム が鳴ります。 演奏する 2.[ ]、[ ]ボタンを押して、メト ロノームの速さを調節します。 ディスプレイにテンポが表示されます。 設定範囲:40 〜 250 メモ メトロノームの音色や音量を変える ことができます。詳しくは『メトロ ノームの音色を変える』 (P.15)をご覧 ください。 ヒント [ ]ボタンを押しながら[ ]、 [ ]ボタンを押すとすばやくメトロ ノームの音量を調節できます。 13 いろいろな設定をする(エディット画面) 「エディット画面」では本機の設定がで きます。 2.[ ]、[ ]ボタンで設定値を変更 します。 エディット画面の基本操 作 エディット画面では、以下の手順で設定 することができます。 1.[VARIATION]ボタンを押しなが らキット・ボタン([1]〜[10]) のいずれかを押して変更したい設定 項目を選びます。 [ ]、[ ]を同時に押すと初期値にな ります。 3.[VARIATION]ボタン、またはキッ ト・ボタン([1]〜[10])のいず れかを押してエディット画面を終了 します。 押したまま 選んだ設定項目の現在の設定値が表示さ れます。 設定項目がパッドの感度(Pad Sens)、 およびパッドのノート・ナンバー(MIDI Note)の場合は、さらにパッドを叩い たり、ペダルを踏んだりして設定する パッドを選びます。 参照 各設定項目について詳しくは『設定 項目一覧』(P.15)をご覧ください。 ※[VARIATION]ボタンをしばらく 押し続けると設定項目を選ぶために キット・ボタン([1]〜[10])の いずれかを押すようにメッセージが 表示されます。 14 いろいろな設定をする(エディット画面) 設定項目一覧 設定項目 設定値 説明 メトロノームの音色を変える 1 Metronome Sound CLICK(初期値) メトロノームの音色を変えることができます。クリック、 カウベル、マラカスの三種類から選びます。 クリック COWBELL カウベル MARACAS マラカス 2 Metronome 1 〜 10 Volume (初期値:5) 3 LCD Contrast 1 〜 10 (初期値:5) メトロノームの音量を調節する メトロノームの音量を調節します。 通常画面でも[ ]ボタンを押しながら[ ]、[ ンを押すとメトロノームの音量を調整できます。 ]ボタ ディスプレイの文字の濃さを調節する ディスプレイの文字の濃さ(コントラスト)を調節します。 電源を自動的に切る(オート・オフ) 4 Auto Off 本機は演奏や操作をやめてから 30 分経過すると、自動的に 電源が切れます(工場出荷時の設定)。 OFF 10min、30min、 240min (初期値:30min) 常に電源をオンにします。 設定した時間、操作をしないと、自動で電源をオフにします。 左利き用にパッドの設定を入れ替える 5 L-R Exchange OFF、ON (初期値:OFF) HD-3 を左利き用の設定に変更します。 「ON」に設定すると以下のパッドが左右入れ替わります。 • クラッシュとライド • タム 1 とタム 2 • ハイハット・ペダルとキック・ペダル ※ タム 3 とハイハットのパッドは取り外して入れ替えてく ださい『HD-3 を左利き用にセッティングする』(P.21)。 パッドの感度を調節する 6 Pad Sens -5 〜 +5 (初期値:0) パッドごとに感度を調節できます。たとえばパッドの感度 の値を大きくすると、力の弱いお子様でも最大音量を出し やすくすることができます。 『エディット画面の基本操作』 (P.14)の手順 2 で変更したい パッドを叩いて選びます。パッドを選んだら[ ]、[ ] で値を変更します。 15 いろいろな設定をする(エディット画面) 設定項目 設定値 説明 パッドのノート・ナンバーを変更する 7 HD-3 の各パッドのノート・ナンバーを変更することができ ます。 『エディット画面の基本操作』 (P.14)の手順 2 で変更したい パッドを叩いて選びます。パッドを選んだら[ ]、[ ] で値を変更します。 MIDI Note No. OFF ノート・ナンバーを割り当てません 0 〜 127 選んだノート・ナンバーを割り当てます。 各パッドの初期値は 『MIDI について』 (P.18) をご覧ください。 クロス・スティックのノート・ナンバーを 設定する 8 クロス・スティック音色の発音時に SNARE Rim で設定さ れたノート・ナンバーを出力するか、ノート・ナンバー 37 を出力するかを選びます。 MIDI X-Stick OFF パソコンのソフトやゲーム等、リム・ショットの演奏情報 だけが必要なときに設定します。(SNARE Rim で設定され たノート・ナンバーを常に出力します。) ON(初期値) 外部のドラム音源を発音させるときに設定します。(クロス スティック音色の発音時はノート・ナンバー 37 を出力しま す。) 工場出荷時の設定に戻す Factory 10 Reset 16 HD-3 を工場出荷時の設定に戻します。 「Factory Reset =OK」と表示されたら[ ]を押します。 「Sure?」と表示されたらもう一度[ ]を押します。キャ ンセルするときは[ ]を押します。 資料 ドラム・キット音色一覧 No. 1 2 3 キット名 スネア タム 1 タム 2 タム 3 ハイハット クラッシュ ライド Bright ノーマル Standard-V Solid Kick Snare Wood Tom1 Wood Tom3 Wood Tom4 Medium Hi-Hat バリエー Lite Pop ション Bright Snare Wood Tom1 Cowbell Wood Tom2 Tambourine Splash/ Hi-Hat Crash Bright Ride/Crash ノーマル Hard Rock Heavy Kick Metal Snare Wood Tom2 Wood Tom3 Wood Tom4 Heavy HiHat Medium Crash Heavy Ride/Crash バリエー Stage ション Solid Kick Metal Snare Wood Tom2 Wood Tom3 Wood Tom4 Heavy HiHat Power Crash Heavy Ride/China ノーマル Vintage Vintage Kick Wood Snare Vintage Tom1 Vintage Tom2 Vintage Tom3 Dark HiHat Sizzle Ride Bright Ride バリエー Brushes ション Vintage Kick Brush S Brush Tom1 Brush Tom2 Brush Tom3 Brush HiHat Brush Brush Ride Sizzle Ride Blast Kick Heavy Snare Solid Tom1 Solid Tom2 Solid Tom3 Medium Hi-Hat Effect Cymbal/ Crash Heavy Ride/China バリエー Power ション Heavy Kick Heavy Snare Wood Tom4 Wood Tom4 Wood Tom4 Medium Hi-Hat Power Crash Heavy Ride/Crash ノーマル Funky Jam Slap Bass & Kick Vintage Snare Dry Tom1 Slap Bass Dry Tom3 Cutting Cutting Distortion Gt.&Hi-Hat Gt./Crash Gt. バリエー Bright ション Dry Kick Vintage Snare Dry Tom1 Dry Tom2 Dry Tom3 Medium Hi-Hat Splash/ Crash Bright Ride/ Crash ノーマル Compact Compact Kick Wood Snare Fiber Tom1 Fiber Tom2 Fiber Tom3 Light HiHat Paper Crash Bright Ride/Crash バリエー Jungle ション Compact Kick Wood Snare Frame Tom Hard Comp S Fiber Tom3 Effect Tambourine Cymbal/ Hi-Hat Splash Bright Ride/Effect Cymbal Heavy Kick Wood Snare Bongo Conga Timbale Medium Hi-Hat Splash Bright Ride/China Surdo Pandeiro Bongo Conga Timbale Jingle HiHat Guiro Agogo ノーマル World Perc Cajon Cajon Tabla Baya Djembe Tambourine Crotale / Hi-Hat Rain Stick Effect Cymbal バリエー Africa ション Heavy Kick Wood Snare Pot Drum Djembe Bendir Tambourine African Hi-Hat Jingle Effect Cymbal Dance Kick Clap Snare Dense Click Radio Tom Super Low Scratch/ Dance HiSweep Hat Cymbal Dance Cymbal バリエー Electronic ション TR-808 Kick TR-808 Snare CR-78 Bongo TR-808 Tom1 TR-808 Tom2 TR-808 Elec Hi-Hat Cowbell/ Crash Elec Cymbal ノーマル Beat Box Voice Kick Snap/Clap Voice-Dat VoiceDoot Heart Beat Voice HiHat VoiceAhaaa/ Cymbal バリエー Toy Box ション Elephant Kick Droid Voice Jet Stream Industrial Hi-Hat Twinkle Toy Bell/ Bell/Hand Nantoka! Cymbal ノーマル 4 5 6 ノーマル 7 8 10 Latin Groove バリエー Latin Perc ション ノーマル 9 Double Bass Dance Beat キック Solid Kick Toy Snare Hoo… Thin Crash Bright Ride VoiceTun/Haaa 17 資料 MIDI について HD-3 の MIDI OUT 端子に、MIDI 音源やシーケンサーなどを接続することができます。 MIDI 音源機器と接続すると、HD-3 を叩いて MIDI 音源機器の音色を鳴らすことができます。 また、シーケンサーと接続すると、HD-3 の演奏をシーケンサーに記録することができます。 また、MIDI に対応したゲームのコントローラーとしてお使いいただくこともできます。 MIDI OUT端子 MIDI IN端子 外部MIDI音源 項目 設定 MIDI 送信チャンネル 10 ハイハット・ペダル コントロール・チェンジ番号 4(foot controller)で位置情 報を送信します。 パッド ノート・ナンバー スネア・ヘッド 38 スネア・リム 40 タム 1 48 タム 2 45 タム 3 43 クラッシュ・ボウ 49 パッドを叩いたときのノート・ナンバー クラッシュ・エッジ (初期値) ライド・ボウ 18 55 51 ライド・エッジ 53 ハイハット・オープン・ボウ 46 ハイハット・オープン・エッジ 26 ハイハット・クローズ・ボウ 42 ハイハット・クローズ・エッジ 22 ハイハット・フット・クローズ 44 キック・ペダル 36 資料 項目 設定 ドラム・キットを変更したときに、以下のプログラム・ナンバー を送信します。 ドラム・キット 1 2 3 4 プログラム・チェンジ 5 6 7 8 9 10 プログラム・ナンバー ノーマル 1 バリエーション 11 ノーマル 2 バリエーション 12 ノーマル 3 バリエーション 13 ノーマル 4 バリエーション 14 ノーマル 5 バリエーション 15 ノーマル 6 バリエーション 16 ノーマル 7 バリエーション 17 ノーマル 8 バリエーション 18 ノーマル 9 バリエーション 19 ノーマル 10 バリエーション 20 19 資料 故障かな?と思ったら 症状 確認事項 電源が入らない AC アダプターが正しく接続され AC アダプターを正しく接続してください ていますか? (P.5)。 対処 [VOLUME]つまみを左いっぱい [VOLUME]つまみを右に回してください に回しきっていませんか? (P.4)。 パッドを正しく接続しています か? 音が鳴らない プラグが抜けかかっていないか、差し込む端子 を間違えていないかを確認してください(別紙 『組み立てガイド』参照)。 ヘッドホンをヘッドホン端子また 接続を間違えていないか確認してください は OUTPUT 端子に接続していま (P.5)。 すか? 接続した機器の入力端子を間違え お使いの機器の取扱説明書をご覧になり、接続 ていませんか? 端子を確認してください。 接続した機器の入力切り替えは正 お使いの機器の取扱説明書をご覧になり、入力 しいですか? 切り替えの設定を確認してください。 音が小さい/大き パッドの感度の設定が弱すぎたり パッドの感度を調節してください(P.15)。 い 強すぎたりしていませんか? ケーブルがパッドに触れないように、ケーブ ケーブルがパッドに触れていませ ル・タイでケーブルを固定してください。その んか? 際、叩いたときの揺れでケーブルが引っ張られ ないように注意してください。 1 回叩いても 2 度 鳴ってしまう シンバル・ノブやシンバル・フェルトがぐらつ シンバル・ノブ、シンバル・フェ いていると 2 度鳴りすることがあります。ド ルトを正しく取り付けています ラム・キーでしっかりと取り付けてください か? (別紙『組み立てガイド』参照)。 抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、MIX 抵抗入りの接続ケーブルを使用し IN 端子に接続した機器の音量が小さくなるこ ていませんか? とがあります。このときは、抵抗の入っていな い接続ケーブルをご使用ください。 MIX IN 端子に接 続した機器の音が 接続したケーブルが断線している ケーブルを交換してください。 鳴らない/音が小 可能性があります。 さい 接続した機器の電源は入っていま 接続した機器の電源を確認してください。 すか? 接続した機器の音量を最小にして お使いの機器の取扱説明書をご覧になり、音量 いませんか? を設定してください。 ヘッドホンの出力は大きめに設定 ヘッドホンの音が されているため、使用している音 [VOLUME]つまみで音量を小さくしてくだ 歪む 色によっては多少の歪みが感じら さい(P.4)。 れる場合があります。 アウトプットの音 音量が大きすぎませんか? が歪む 20 [VOLUME]つまみで音量を小さくしてくだ さい。または、接続しているアンプ内蔵スピー カーなどの入力ボリュームを下げてください。 資料 HD-3 を左利き用にセッティングする HD-3 はタム 3 とハイハットの位置を入れ替えることで左利き用のセッティングに変更で きます。 1. ハイハットとタム 3 のケーブルをはずし、ハイハットとタム 3 をアームから取 り外します。 ※ パッドの取り外しかた、取り付けかたは別紙『組み立てガイド』をご覧ください。 2. ハイハットとタム 3 を入れ替えてアームに取り付けます。 ※ タム 3 を取り付けるときは、角度にご注意ください。 3. ハイハットとタム 3 のケーブルを接続し直します。 • ハイハット(HH) • タム 3(T3) 4. ハイハットとタム 3 のアームの高さを調節します。 5. 各パッドの設定を左利き用に変更します。 『エディット画面の基本操作』 (P.14) の手順に従って、 「L-R Exchange」 を 「ON」 に設定します。 参照 『左利き用にパッドの設定を入れ替える』(P.15) 21 主な仕様 ローランド HD-3:V-Drums Lite キット構成 スネア、タム ×3、クラッシュ、ライド、ハイハット、ハイハット・ペダル、 キック・ペダル ドラム・キット数 20 パターン(演奏例) 20 メトロノーム テンポ 40 〜 250 音色 3 種類 レベル 10 段階 [POWER]ボタン キット・ボタン ×10 [VARIATION]ボタン コントロール メトロノーム・ボタン [ ]ボタン [ ]ボタン [VOLUME]つまみ ディスプレイ 16 文字 2 行(バックライト付 LCD) OUTPUT 端子(ステレオ・ミニ・タイプ) ヘッドホン端子(ステレオ・ミニ・タイプ) 接続端子 MIX IN 端子(ステレオ・ミニ・タイプ) MIDI OUT 端子 トリガー・ケーブル端子(25 ピン D-sub タイプ) ※ OUTPUT 端子にヘッドホン接続可 消費電流 500mA 外形寸法 950(幅)×560(奥行)×1170(高さ)mm 質量 14.5kg(AC アダプターを除く) 付属品 取扱説明書、組み立てガイド、ドラム・キー、音源取り付け用サム・スクリュー ×2、フット・パイプ固定用ネジ ×4、ケーブル・タイ、トリガー・ケー ブル(スタンドに装着済)、AC アダプター、保証書、オーディオ・ケーブル 別売品 パーソナル・ドラム・モニター PM-03 V-Drums アクセサリー・パッケージ DAP-1 V-Drums マット TDM-1 ※ 製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。 22 別売品 PM-03 パーソナル・ドラム・モニター DAP-1 TDM-1 V-Drums アクセサリー・パッケージ V-Drums マット • ドラム・スローン • ドラム・スティック • インナー・イヤホン • オーディオ・ケーブル お問い合わせの窓口 製品に関するお問い合わせ先 ローランドお客様相談センター 電話受付時間: 月曜日〜土曜日 050-3101-2555 10:00〜17:30(年末年始を除く) ※IP電話からおかけになって繋がらない場合には、お手数ですが、電話番号の前に 0000 (ゼロ4回)をつけてNTTの一般回線からおかけいただくか、携帯電話をご利用ください。 ※上記窓口の名称、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。 最新サポート情報 製品情報、イベント/キャンペーン情報、サポートに関する情報など ローランド・ホームページ http://www.roland.co.jp/ '07. 10. 01 現在(Roland) * 5 1 0 0 0 2 3 4 9 0 - 0 2 *
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